K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

原 英喜
人間開発学部 健康体育学科
教授
Last Updated :2019/05/07

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    原 英喜, ハラ ヒデキ

所属・職名

  • 人間開発学部 健康体育学科, 教授

学位

  • 1999年03月, 博士(医学), 昭和大学, 乙第1892号

本学就任年月日

  • 1985年04月01日

研究分野

  • 運動生理学、健康科学、発育発達

研究活動

論文

  • シュミレーション泳における呼吸経路の切り替えに関する生理学的分析, 原 英喜, XIIIth International Symposium on Biomechanics and Medicine in Swimming Proceedings, 260, 263, 2018年09月17日, 日本水泳・水中運動学会, 本間俊之、和田拓真、齋藤辰哉、玉里祐太郎、吉田升、濱田大幹、吉岡哲、小野寺昇, 平泳ぎで泳ぐことを想定して、鼻から口へと呼気経路の変更の様子を、鼻腔内圧と口腔内圧の変化から生理学的に分析した。熟練者は平泳ぎで泳ぐときは、最初は水中で鼻から呼息し、顔を上げるときに口からの呼息に気道を変える。本研究では、プールサイドから上半身を水中に入れ、鼻から口、口から鼻へと呼息経路変更するときの時間と圧の変化を12名の被験者で測定した。平均値で観ると、鼻から口では258.1msec、口から鼻では307.3msecと鼻から口へと変更する方が速やかに行われ、鼻腔の圧変化も鼻から口の時は0.25mmH2O、口から鼻の時は0.52mmH2Oと鼻から口への変化が少ない圧で行われていた。鼻から口への呼息経路の変更が、口から鼻の変更よりスムーズに行われており、鼻からの呼息の優位性が示された。
  • 水泳中の息継ぎの指導法に向けての基礎的研究(1) ―呼息経路の変更に要する時間について―, 原 英喜, 川崎医療福祉学会誌, 27, 2, 377, 384, 2018年06月17日, 川崎医療福祉学会, 和田拓真、斎藤辰哉、玉里裕太郎、吉田升、濱田大幹、吉岡哲、小野寺昇, 水泳の初心者指導に重要と考えられる呼吸方法の指導に,生理学的な根拠を与える資料を求めることを目的として本研究を行った.鼻腔と口腔に圧センサーを装着し,顔を水に浸けた状態で,鼻から口へ,または口から鼻へと呼気経路を変えるときに要する時間を測定した.その結果,鼻から口への移行も口から鼻への移行も著しい違いは認められなかったが,口から鼻へ経路を変える場合は,鼻から口へ変化させる時より時間がかかることが分かった.さらに経路を変更するのに個人差があり,鼻からの呼息に慣れているかということと,切り替えに慣れているかの二つの要素が関わっていると考えられた.また,呼息圧からと映像から,口や鼻の一方だけからの呼気ができずに両方から呼息をしてしまうものがいることも判明した.
  • 「運動中の生体反応測定のシステム化についての検討」, 『國學院大學体育学研究室紀要』, 第18巻, 61, 67, 1986年03月01日, 國學院大學体育学研究室, 原 英喜、大森俊夫, 國學院大學の保健体育学研究室に導入されている実験装置のうち,呼吸循環系の生体負担度を測定するための,トレッドミル,医用心電計テレメータシステム及び呼気ガス分析システムのコンピュータオンラインシステムの検討を行った。健康な成人男子を対象に,特にコンピュータソフトプログラムが正常に作動していることや,得られたデータのグラフ化や集計に誤りがなく,生体の運動への対応の手段としての妥当性が確認された。
  • 「日本人の生活様式に関する科学的一考察」, 『國學院大學体育学研究室紀要』, 第18巻, 19, 28, 1986年03月01日, 國學院大學体育学研究室, 増永正幸、海老沢礼司、川村自行、上口孝文、加藤 寛、北本 拓、原 英喜、一 正孝、長浜尚史, 歩行を中心に,文献による調査と実験的な研究の合体させたものである。歩行について江戸時代の文献に基づき,着衣や履物の種類をa.スポーツシューズとスポーツウエア,b.足袋に草履,柔道の稽古着と剣道の下袴を着て約2㎏の大刀と小刀を持つ,c.Bの上に鎧を想定して8㎏のウエイトジャケットを装着する3種類の実験を行った。実験室内のトレッドミル歩行を行い,心拍数や呼気ガス分析を行い生理学的な生体負担度を比較した。
  • 「最小負荷による呼吸心拍応答の評価」, 『デサントスポーツ科学』, 第8巻, 285, 291, 1987年06月01日, 財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団 , 原 英喜、大森俊夫、長浜尚史, 健康な成人男子を対象にトレッドミル走を行ったときの,呼吸心拍応答について検討した。被検者がトレッドミルのリモートコントロールスウィッチを用いて自ら走り易いペースを選択しながら負荷を漸増した場合は,運動中の心拍数や酸素摂取量が安定し易く,酸素摂取率との相関が最も高いことが分かった。検者から規定された負荷法の場合は,心拍数は定常状態を示しても酸素摂取率では細かな変動があるという生体の特徴が示唆された。
  • 「創作舞踊作品にみられる運動特性について」, 『山陰体育学研究』, 第3号, 1, 8, 1987年10月01日, 加藤朋子、加藤敏明、原 英喜, 中学校や高等学校の体育教材などで女性に多く利用され,表現力を養うためにも行われる創作舞踊について検討した。実際に演技される創作舞踊の作品中の心拍数と,ランニング中の心拍数とを同じ軸として,ランニング中には呼気ガス分析により最大酸素摂取量も測定して,舞踊作品と比較した。さらに,実際の作品を撮影し,重心の動揺度や移動度によって運動量を検討した結果,トレーニング効果を十分に期待できることが確認された。
  • 「水球ゲーム中の運動強度についての基礎的研究」, 『東京体育学研究』, 第15号, 93, 96, 1988年03月01日, 入沢雅典、柴田義晴、原 英喜、高山 誠、岩見鉄夫, 団体で行うゲームの面白さは,種種のプレーによって不確定な要素を生み出し,勝敗が確定していないところにある。このようなゲームの要素の一つ一つを分析するところに練習の課題があり,技術やゲームの質の向上につながるので,水球を題材にしておもしろさの検討を行った。また,同一チームでありながら,ポジションの違いがあり,体力差をどのように配慮するのが適切かについて検討した。
  • 「水中歩行は陸上の歩行にまさるか」, 『デサントスポーツ科学』, 第13巻, 193, 199, 1992年06月01日, 財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団 , 仁平律子、原 英喜、山田佳弘、柴田義晴, 人の生活空間のなかで,水中での運動が注目され始めており,運動としての妥当性や利用の仕方に検討を加えた。特に,陸上での歩行と水中歩行は,人間の環境への適応度を観るのに最も比較し易く,日常においても多く用いられるようになっている。主観的な快適観に惑わされず,心拍数や酸素摂取量などの客観的な指標により比較検討した。その結果,同様な動作でも異なる環境においては,十分な配慮が不可欠なことが判明した。
  • Difference of physiological Responses to Swim.& Run., The Ann.Physiol.Anthro., 295, 299, 1992年06月01日, 原 英喜、田中弘之、湊久美子, 運動をすることの生体への影響は,その運動に対する適応力によって,それぞれの個体によって異なった反応を示す。物理的には同じ運動量や強さであっても,個人によって引き起こされる反応が異なるのである。同一の対象者に対して,走行と水泳をそれぞれ行わせたときの反応の違いを,主に血液性状の変化を指標として,比較分析した。そして,生体内のエネルギー源となる物質の変化が,水泳でも走行と似た反応を示すことが示唆された。
  • 「水の粘性抵抗が水中トレッドミル歩行中の心拍数と酸素摂取量に与える影響」, 『宇宙航空環境医学』, No.29, 67, 72, 1992年09月01日, 日本宇宙航空環境医学会, 小野寺昇、木村一彦、宮地元彦、米谷正造、原 英喜, 生体から取り出せる生理的な指標で,運動中にも測定が可能なものが心拍数と酸素摂取量であり,運動の厳しさを反映していると考えられる。水の中に糊様の物質を溶かして粘性抵抗を増加させたときに,浮力は水と同じでありながら,水中歩行とは異なった効果が得られることを利用して,運動の幅広い利用を検討した。通常の水中歩行と対比させており,最近の健康指向の運動処方に有効であると考えられよう。
  • 「最大酸素摂取量を快適に発揮する自己選択負荷法」, 『デサントスポーツ科学』, 第14巻, 260, 266, 1993年06月01日, 財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団 , 原 英喜、大森俊夫、山田佳弘、仁平律子, 運動を行うときの最終的な決定は,個人の主観によるところが最も重要である。これまで多くの運動負荷テストや呼吸循環系の負荷テストでは,一律に規定された負荷をかけており,運動実施者の最も大切にすべき感覚を度外視してきた。本研究はここに焦点を当てて,持久的な運動能力の最も重要な指標とされる最大酸素摂取量を測定するときに被検者の感覚を最も大切に考えた測定の有効性を示し,生体反応の個人差について検討した。
  • The Visual and Physiological Data Over Lapping System for Using prescription, ICHPER 36th World Congress, Proceedings, 162, 166, 1994年08月01日, The organizing committee for ICHPER world congress. Department of Health and Sport Science, Tokyo Gakugei University, 原 英喜、山田佳弘、片居木栄一、吉田健一, 客観的に人の動作を捉える方法は,呼吸曲線や心電図,筋電図といった生体からの生理学的な情報と,動作を映像として捉える二通りがある。この双方をVTRに録画してしまうことを開発した。弓道の射の動作を題材に,映像を録画するための機器に生体アンプからのアナログ情報を重ね合わせ,映像としてVTRに録画し,瞬間的な動作を分析した。弓道に関しては,世界で初めて記録されたもので,動作分析の新しい手段として報告した。
  • 「個々人の現在生活(健康)状況と生活履歴〔1〕」, 『小野スポーツ科学』, 197, 227, 1994年12月01日, 財団法人小野スポーツ体力研究財団, 春日規克、森本 茂、原 英喜, 現在個人が営んでいる生活における健康状況に関する調査を行った。胎児期における母胎状況を含み、出産直後からその時点までの各ライフスパンにおける健康状況、運動実施状況、食生活状況の履歴を調査対象者個人別に検討し、如何なる因子が現在の健康状況に関与しているかをまとめた。中年者155名を対象に独自のアンケート項目を設定しクロス集計、重回帰分析などにより検討を加えた。
  • 「ストレッチコードを用いた水泳トレーニング法の有用性」, 『トレーニング科学』, 23, 32, 1996年07月01日, トレーニング科学研究会, 柴田義晴、原 英喜、北川幸夫、高橋宗良, 伸縮性に富むストレッチコードを用いた牽引水泳と50mプールでの往復泳について比較検討した。その結果インターバル方式で行わせた牽引泳でも、牽引する重量負荷をおおよそ7kgに設定すると、心拍数や静脈血中乳酸濃度などを指標にした場合は往復泳と同程度の負荷が得られ、ストローク率などに悪い影響をもたらすことなく効果が得られる練習であることが判明した。
  • 「着衣泳はいかに危険か」, 『デサントスポーツ科学』, 第18巻, 175, 184, 1997年06月01日, 財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団, 柴田義晴、北川幸夫, 救助の最終手段として用いられる泳いで救助をすることについて、シュミレーションをしながら生体負担度を測定した。救助法の中のクロスチェストキャリーとヘッドキャリーを行った場合に、救助者と被救助者の着衣と水着の条件の違いによる4条件下で比較した結果、救助者が着衣の場合は、心拍数、血中乳酸濃度などの項目において、極めて生体負担度が高いことが明らかとなった。
  • 「水の粘性と水中運動」, 『水泳水中運動科学』, No.1, 36, 39, 1998年06月01日, 日本水泳・水中運動学会, 小野寺 昇、宮地元彦、矢野博己、西村正広、山元健太、松井 健、原 英喜、渡辺律子, 水の中に、繊維素カルボキシメチルセルロースを溶かした濃度の異なる粘性水を2種類つくり、これと通常のプール水の中での水中歩行を行わせ、酸素摂取量や心拍数、血圧などの生理学的な反応の違いを検討した。水中歩行は、一般の運動としてもリハビリテーションとしても利用されているが、運動負荷形態を変化させる要因として、粘性抵抗も有効であることが実証された。
  • The Development of Measuring Nasal Pressure in Water, BIOMECHANICS AND MEDICINE IN SWIMMING , Ⅷ, 135, 139, 1999年12月01日, Department of Biology of Physical Activity, University of Jyväskylä, Hideki Hara, Shou Onodera, Yoshiharu Shibata, 水泳においては、適切に息継ぎを行うことが、一つの運動技術であり、さらに安全を維持するためにも重要なことともいえる。水中での呼息や止息の状態を水中VTRで観察し、水中における止息時の鼻腔内圧を測定する方法の開発を試みた。測定実験は、スイムミルにおいて、水流を止めて行った。結果から、水深と水圧と鼻腔内圧とを比較すると高い相関を示し、水圧に対して鼻腔内圧を調整していることを伺わせた。
  • 「弓射動作中における呼吸特性について」, 『國學院大學スポーツ・身体文化研究室紀要』, 第32巻, 37, 42, 2000年02月01日, 國學院大學スポーツ・身体文化研究室, 原英喜, 弓射動作中の呼吸については、スムーズな筋力発揮を実現させるためにも動作との協応が重要視されている。ところが、多くの者が自身の呼吸について意識できているとは言い難い。大半が弓射フォームのバランス維持や動作進行に伴う弓の復元力に対する筋感覚に意識を集中する傾向が強く、呼吸に対する意識は低い。また同一人物の中においても呼吸のパターンが乱れることもあり、その原因は定かではない。そこで射術的な善し悪しの比較や弓射中の呼吸の違和感から呼吸と弓射動作の協応状態について検討した。
  • 「ぎこちない子どもの動きを探る」, 『教育研究情報』, 104, 109, 2000年07月01日, 日本教育科学研究所, 原英喜、内田雄三、小原晃、笠原悦夫、嶋崎博嗣、高橋弥生、根岸雅美、藤井喜一、村越晃, 体育の授業時やクラブ活動など活動中や日常生活の動作中の「滑らかではない」「ぎくしゃくしている」と感じる「ぎこちなさ」を、足の運び具合に注目してVTRに録画し、膝や足首などを中心に歩行と走行を観察した。運動の基本的な動きとなる歩行や走行時には、腕の振りにもぎこちなさが見受けられた。さらに、足部の未発達や使い方の不慣れが影響していることをも考慮して、足指調べをも試みた。幼稚園児から中学生までを対象に、走り方と足指調べの関連を調査し、それぞれの成長段階におけるぎこちなさを探り、生活履歴との関連を検証した。
  • 「弓道の離れにおける呼吸の測定法について」, 『國學院大學スポーツ・身体文化研究室紀要』, 第34巻, 15, 25, 2002年03月01日, 國學院大學スポーツ・身体文化研究室, 山田佳弘、原英喜
  • 「鼻腔内圧の変化から見た背泳ぎの呼吸法」, 『水泳水中運動科学』, No.5, 5, 10, 2002年10月30日, 日本水泳・水中運動学会, これまでは、水中への呼気が泡となって現れない背泳ぎの呼吸法は、具体的に確認することが容易ではなかった。そこで独自に開発した鼻腔内圧をモニターすることと、VTR撮影の映像によって、大学水泳部員を対象に背泳ぎの際の呼吸法について分析した。両手をそれぞれ一掻きする間に一回呼吸するタイプと、二回呼吸するタイプの二つのタイプがあることが明らかになった。さらに、熟練度が高いほど鼻腔内圧が高くなり、鼻からの呼気時間は吸気時間より長くなることも判明した。
  • A Study on Nasal Pressure Influenced by Swimming Speed in Breaststroke, The Biomechanics and Medicine in Swimming, No.IX, 63, 67, 2003年05月01日, Publications de I'Universite de Saint-Etienne, Ritsuko Watanabe, Atsushi Hanaki, Yoshiharu Shibata, Shou Onodera, 水泳における平泳ぎの息継ぎは、呼吸という運動技術の中では、正面を向いて左右対称な動作なので比較的習得しやすいと考えられる。これまでに開発した水中での鼻腔内圧を測定する方法を用いて、3種類の泳速における鼻腔内圧の変化を測定した。泳速が遅いとグライディング中に深く潜行するため鼻腔内圧は高くなるが、泳速が最も速いときは水深とは関係なく高い鼻腔内圧を示し、水深だけの影響で調整しているのではないことを伺わせた。また、泳速が遅いと水深による水圧と鼻腔内圧の差が小さく、調節が巧みに行われていることが示唆された。
  • 「「ぎこちない子どもの動き」に関する調査研究」, 『身体運動文化研究』, 11巻1号, 57, 70, 2004年09月01日, 身体運動文化学会, 内田雄三、小原晃、笠原悦夫、嶋崎博嗣、高橋弥生、根岸雅美、藤井喜一、村越晃、深沢寿美枝, 幼稚園児から中学校2年生までの176名を対象に、実際に走ったところを観察したり、足指調査や生育歴に関するアンケート調査を行い、それぞれの項目に於ける関連性を検討した。走るスピードにはこだわらずに、あしの運びやバランスの取り方に焦点を当てた。その結果、走るときのフォームと足指調査の関連を示唆するものは明らかにならなかった。発育履歴に複数の遅れがあった者のランニングフォームにぎこちなさは見られたが、ランニングフォームのぎこちなさは、発育履歴の2,3の特定の項目と結びつくものではなかった。
  • 「プールにおける視覚障害者に対する音の利用について」, 『第8回日本水泳科学研究会講演論文集』, 12, 13, 2004年12月01日, 日本水泳・水中運動学会, 寺西真人, 視覚障害者を対象とした水泳指導において、安全を図ることや泳力の向上を目指して練習するときに、指示を伝える有効な手段は聴覚からの音に頼る割合は大きいので、水中において音を発信するアクアホイッスル™を用いて、音の有効性を検討した。健常者か視覚障害者かを問わず、水中に耳をつけているときの合図として、アクアホイッスル™は聞き取りやすく有効であることが判った。競泳におけるクイックターンを想定して、音がなったら回転を始めるなど、日常的に練習しておくことで、利用範囲の拡大の可能性が示唆された。
  • 「息継ぎはどのように指導しますか?」, 『2005年日本水泳・水中運動学会大会論文集』, 58, 59, 2005年12月01日, 日本水泳・水中運動学会, 原英喜、渡辺律子、山本陽子、川上哲、河口雅史、花木敦、柴田義晴, 水泳における息継ぎは、習得してしまえばあまりこだわらなくなるのだが、初歩の段階で身につけるときには苦労する場合がある。習得した者にとってみれば、その後継続した課題となることは少ない。しかし、息継ぎがうまく行かないことは、単に苦しいだけではなく、水を飲んで咽せたり、水に入ることへの恐怖につながってしまう重大な問題である。本来生きるための自律的な機能である呼吸を思うがままにコントロールして、意図的な行動にして、さらに全身運動中に反射的なものにしてしまうという、最も人間的な適応を改めて考えた。
  • 「國學院大學学生における適切な『生活習慣改善サポートシステムの開発』-平成16年度学部研究費による共同研究 第1報-」, 『國學院大學スポーツ・身体文化研究室紀要』, 第38巻, 31, 36, 2006年03月01日, 國學院大學スポーツ・身体文化研究室, 馬渕博行、山田佳弘、植原吉朗、原英喜, 本研究は、本学学生の生活習慣を見直すための基礎的データを確認するために、本研究室が昭和39年より実施している運動能力テストの結果を経時的に分析し、運動能力テスト、形態計測、生活習慣関連アンケート調査をもとに本学学生の特徴を明らかにし、授業などを利用してフィードバックする方法の検討を行った。その結果、BMI・握力・立位体前屈において顕著な変化が示唆された。学生がこのようなデータベースに自らアクセスして健康管理するシステムの可能性が示唆された。
  • The function of nasal pressure for breathing in the breaststroke, The Biomechanics and Medicine in Swimming, , No.X , 137, 139, 2006年06月01日, Faculdade de Desporto Universidade do Port, Ritsuko Watanabe, Atsushi Hanaki, Yoshiharu Shibata, Yoko Yamamoto, Shou Onodera, 水泳時の息継ぎの生理学的メカニズムを解明し、初心者指導に役立てることを目的に実験を行った。平泳ぎ中の息継ぎに影響を与える要因として、鼻周辺の皮膚感覚と鼻腔内圧の役割を考え、フィルムで、頬や鼻周辺を覆って泳ぐ場合と、鼻孔を覆い塞いで泳ぐ場合、また通常の状態で泳いだときの3条件で泳ぎ方を比較した。泳法への影響を判断するために鼻腔内圧と鼻腔出口の水深圧を測定した。その結果、頬周辺の皮膚感覚は泳ぎに変化を生じさせなかったが、鼻腔を塞ぐと泳いでいるときの鼻腔の深さは統計的に有意に浅くなったので、鼻腔内圧の関与が示唆された。
  • 「國學院大學学生における適切な生活習慣改善サポートシステムの開発(その2)」, 『國學院大學スポーツ・身体文化研究室紀要』, 第39巻, 35, 51, 2007年03月01日, 國學院大學スポーツ・身体文化研究室, 原英喜、宮本英美子、園部豊、山田佳弘、植原吉朗、馬渕博行, 國學院大學の正課授業であるスポーツ・身体文化ⅠAにおいて最初の2週にわたって全ての1年生に対して形態計測と体力テストを実施し、生活・運動・食習慣などについてアンケート方式の調査を実施した。2006年度のデータについて、形態・体力測定項目は、性、年齢別に、アンケートについては全体で集計した。そのうち、特に体脂肪率と食習慣・運動習慣についてクロス分析を行った結果、女性において、体脂肪率が肥満と判定されない値であるにもかかわらず自分では肥満と思い込んでいるものがおり、踏み台昇降運動の指数とも関連があることが判った。
  • The effect of touching a dolphin on respiration and brain activity in children, The International Journal of Healing and Caring, Vol.8,No.1, 2008年01月01日, Wholistic healing publications, 本間亜矢子、原英喜、松嵜くみ子、政岡ゆり、本間生夫, , 6歳から10歳の健常児を対象として、イルカに触る前・最中・後の呼吸数の変化、脳波を記録し、ダイポールトレーシング法による脳内活動部位を検討した。触れ合い後には陰性波は認められなかった。イルカ触れ合い活動後の変化は、①状態不安度のスコアが低下、②呼吸数が減少、③脳波のスローウェーブが増加、④扁桃体の活動が弱まることが分かった。イルカと触れ合う活動は、不安度を低下させリラックスした状態を作り出し落ち着かせることに有効であるといえる.
  • 「人間開発学部学生の体力測定結果と主観的健康感や運動頻度との関連」, 『人間開発学研究』, 第1号, 10, 16, 2010年02月28日, 國學院大學人間開発学会, 上口 孝文、木村 一彦、原 英喜、山田 佳弘、伊藤 英之, 本研究は、本学人間開発学部学生の行動体力や健康に関する特徴の把握、行動体力と主観的健康感や運動習慣との関連を検討することを目的とした。本研究では、行動体力と主観的健康感や運動習慣との有意な相関関係が認められ、体力の測定・向上の意義が示唆された。2学科(初等教育、健康体育)間の比較では、健康体育学科生の方が行動体力も日頃の運動頻度も主観的健康感も有意に高かった。本学部生の行動体力には、敏捷性や瞬発力は優れているが、平衡性が乏しいという特徴がみられた。今後は、追跡的・追加的に研究を進めていく。
  • Analyses of Instruction for Breath Control While Swimming the Breaststroke , Biomechanics and Medicine in Swimming , XI, 319, 320, 2010年06月01日, Norwegian School of Sport Science, Yoshioka, A., Matsumoto, N., Nose, Y., Watanabe, R., Shibata, Y., Onodera, S., 水泳中の呼吸時における鼻腔内や口腔内の空気圧の変動と、顔を水に沈めたときの水圧の変化を利用して、平泳ぎにおける呼吸法を独自の手段を用いて分析した。その結果から、科学的な根拠を伴った指導として、初心者に対して言葉の発言を利用した具体的な息継ぎの指導法を提案した。
  • Relation between heart rate and water depth in the standing position, Biomechanics and Medicine in Swimming , XI, 213, 214, 2010年06月01日, Norwegian School of Sport Science , Onodera S.,Yoshioka A., Matsumoto N., Takahara T.,Nose Y., Hirano M., Seki K., Nishimura K.,Baik W.,Murakawa T., 水中に立位姿勢をとったときに、心拍数と水深の関係を明らかにすることを目的に実験を行った。9段階に別けた水深について、水位上がることにより心拍数は有意に減少し、水位が下がると心拍数は有意に増加した。これらは、水圧の影響と自律神経の影響と考えられた。
  • 運動の苦手な子どもへの対応の工夫, 子どもの健康科学, 13巻 1号, 2012年12月25日, 日本子ども健康科学会, 指導の場で運動能力が未開発な子どもに出会ったときの指導方法について、どのように対処することが望ましいのかを検討した。水泳の息継ぎがうまくできない子どもを指導することを考え、息継ぎのために水面が下がってくることを認識させることや、呼息圧が変化することを認識させるなどの目標を設定することを提案した。陸上においても多様な動きを身に着けるために、自然により近い環境での遊びが経験できることの良さをも提案した。
  • Water exercise and health promotion, The jounal of physical fitness and sports medicine、, Vol.2, No.4, p.393-400, 2013年11月25日, 日本体力医学会, Sho Onodera, Akira Yoshioka, Kazuki Nishimura, Hiroshi Kawano, Kumiko Ono, Takeshi Matsui, Futoshi Ogita and Hideki Hara, 水中運動への生体の呼吸循環応答について、心拍数、血圧、酸素消費量、大動・静脈血管径などにを計測した。静脈還流量やその他の生理学的指標との相関関係を考察し、生体の水中環境に対する反応の概要をレビューとしてまとめた。
  • Observation of the soft palate while breathing in a simulated swimming situation, Biomechanics and Medicine in Swimming, XII, 421, 426, 2014年04月28日, Australian Institute of Sport, Youichi Hanaoka, Morio Tonogi, Tsuneya Nakajima, 水泳中の呼吸方法の生理学的根拠を明確にするために、実験室において鼻腔から内視鏡を挿入し、泳ぐときと同じような呼吸法を行った時の軟口蓋の動きを撮影し、同時に口腔内圧を測定した。特に水泳の初心者に呼吸法を指導するとき、随意的に動かせない軟口蓋の動きを生じさせる方法として、「ンー、パッ」と言わせることが、適切な呼吸方法を習得させるときに合理的であることが明らかとなった。
  • Changes in heart rate during headstand in water, Biomechanics and Medicine in Swimming, XII, 458, 462, 2014年04月28日, Australia Institute of Sport, Sho Onodera, Hideki Hara, 他15名, 陸上と水中で倒立を行ったとき、心拍数の変動を比較した。心拍数と共に大静脈の血管径を超音波法で測定した。水中では、スキューバダイビング用のレギュレータを用いて呼吸を継続した。その結果、倒立時の心拍数は、陸上では低下後回復が見られて一定となったが、水中倒立時には、ある程度低下した後安静時より少ない値で一定となった。水中の倒立時でも呼吸を止めないことが静脈還流に影響して心拍数が大きく下がらなかったのではないかということが示唆された。
  • A proposal of active after school activities for children in the natural environment in urban area (2), Proceedings of the 20th Anniversary international symposium of the Society for Studies of Physical Arts, 5, 6, 2015年07月04日, The Society for Studies of Physical Arts, Fumiko Nakamura, Hidefusa Natsuaki, Hiroo Abe, Sekiyama Ryuichi, Kiichi Fujii , 横浜市の都市部に残された自然環境で、元気に遊ぶ子どもたちを新たに観察し、多種多様な活動的な遊び方が可能であること、そして平坦で安全に見える学校のグラウンドだけではなく、斜面や草木、木々に囲まれた環境での遊びを促す方策を提案することを目的とした。対象は7~8歳の小学生12名、活動量計を装着し、1人の児童に対し1人の観察者を付けて活動時間中の遊びを記録した。被験児12名の平均歩数は3413.7歩、平均活動強度は4.78Metsであった。総歩数と活動強度の最高値との相関は高かった。遊ぶ場所が平坦ではなく、遊びを子どもが選択することができる状況において、限界に挑戦する態度やより高い運動能力(協調運動や平衡感覚)が身に付くことが可能となろう。
  • 思春期における運動習慣と骨密度の関係について, 文教大学教育学部紀要, 50巻, 2016年12月20日, 文教大学, 渡辺律子, 中学生・高校生という思春期における運動習慣の有無と骨梁面積率には有意な差がある.しかし,中学校・高等学校時代に週5日の部活動を行い,筋肉量もあるにもかかわらず,骨密度が低い学生もいることが分かった. また,非運動群の骨密度が低値だったことから, 学校における体育時間の運動だけは,十分な骨量を獲得することは出来ないこと事が推測された.最大骨量を増やすためには,1日の1/3を過ごす学校を中心とした生活の中で,いかに重力負荷のかかる運動量を確保するかも重要であることが,今回の調査で示唆された. 同時に,栄養バランスの取れた食習慣は勿論であるが,特にカルシウム,ビタミンD及ビタミンKの摂取,阻害要因と言えるリン酸類の過剰摂取の弊害,無理なダイエットの弊害などを,しっかりと教育する必要があると考える.
  • 293.運動時の呼吸調節と呼気圧の関係について : 呼吸,循環, 原 英喜;山田 佳弘;仁平 律子, 体力科學, 39, 6, 1990年12月01日, 日本体力医学会
  • 07発−26−口−14 海浜活動の前後に観るgo/no-go課題への反応の変化, 原 英喜;藤井 喜一, 日本体育学会大会予稿集, 67, 0, 206_2, 206_2, 2016年, 一般社団法人 日本体育学会,

     子どもが遊ぶ意味は、単に運動能力の獲得や上達だけではなく、認知機能や感覚の発達と関わることになる。バーチャルゲームで遊んだり写真で見るのではなく、実物に触れたり、その場所へ行って実体験することの意義は非常に大きいと考えられる。近年子どもたちの遊ぶ場所が、自然環境から離れてきていることが指摘されているが、今回は自然環境の中でも海浜の活動を行った前後で、go/no-go課題に現れた変化を報告する。子どもたちが通学する小学校の担任教員から呼びかけて、まずは保護者にも文書で説明をし、保護者と本人の同意を得られた小学校4、5年生の男女18名について、当日も口頭による説明をしてから調査を行った。対象児は沖縄県石垣市に住み、日常における遊びや生活時間などのアンケート調査も行った。子どもたちは、潮の退いた海辺へ行き、ダイビングのインストラクターから生物や海に関する説明を受けて、その後周辺の観察を行った。結果は、活動の前後でgo/no-go課題への誤反応の数が減少するなど、類型からは「おっとり」型から「活発」型へとより発達した類型への変化が認められ、海浜活動の有効性が示唆された。

  • 90.トレッドミル走におけるランニングペースと呼吸循環器系の反応 : 運動生理学的研究I : 第41回日本体力医学会大会, 原 英喜;大森 俊夫, 体力科學, 35, 6, 1986年12月01日, 日本体力医学会

Misc

  • 子どもの特徴ある動きから 運動能力の発達過程を探る ―移動速度の測定からー, 原 英喜, The Journal of Physical Fitness and Sports Medicine, 7, 6, 392, 392, 2018年11月25日, 日本体力医学会, 目的】自発的な動きの中で出現する特徴を捉えて運動能力の発達過程を探るために、GPSセンサを用いて、移動の速さと移動距離を測定することを目的とした。【方法】GPSセンサを装備した腕時計形の装置と活動量計を用いて、幼稚園の保育時間中の子ども(男子4名、女子4名)の動きを記録した。活動量計はGPS装置と反対側のポケットに入れて同時に記録した。【結果】保育時間中の平均移動距離は男子4117.8m、女児3165.0mであり、平均歩数は男児6982.0歩、女児7340.0歩であった。距離と歩数の相関は男子(r=0.93)、女子(r=0.77)となり男子が高い値を示した。移動の平均最速値は、男子3.9m/sec、女子3.2m/secで、最速値と移動距離や歩数との相関は低かった。【考察】子どもの運動能力や活動の実態を知る方法の一つとしてGPSセンサを利用すると、体力測定や活動量計とは異なった側面を知ることができる可能性が示唆された。
  • 『楽しいウォーターエクササイズ』, 1993年12月01日, 大修館書店, アメリカにおいても,肥満や高脂血症が社会問題として大きく取り上げられているが,日本の現状に対しても当てはまるところがある。この事を考えて,水治療的な運動療法の一つに取り上げられているウォーターエクササイズを大きな全人格的にとらえて解説したものを訳した。担当部分は,運動を一般の人が取り入れるときのメディカルチェックの部分と,運動処方として用いるときの注意点について述べられているところである。

著書等出版物

  • 『現代人の保健体育理論』, 共栄出版株式会社, 1990年11月01日, 鈴木 明、和田雅史、玉井 朗、服部英一、山崎秀夫、原 英喜、内海二郎、加藤 渡, 一般の大学生を主な対象として,健康教育全般とスポーツ科学について概観した教科書的なものである。担当部分については,主に基礎生理学を述べて,人体における生命の営みを理解した上で,運動生理学について説明している。健康に対するバランスを考慮し,さらに読者が自ら適切な運動処方が出来るようになることを念頭においている。従って,生体の運動に対する反応を解釈し易いように記述したものである。
  • 『新水泳指導教本』, 大修館書店, 1994年10月01日, 青山宏子、荒川 汪、荒木昭好、内山四郎、大久保健一、笠原一也、勝岡幸雄、金戸俊介、鎌田勝男、菊地 章、北川幸夫、小林徳太郎、笹島恒輔、佐藤幸男、柴田義晴、高木弘毅、中野成章、原 英喜、広沢義夫、福西孝允、増田善和、松岡壽々子、松本高明、萬治伸一、三井俊介、山口和夫、山本 浩、横山正司, 水泳の指導者を志すものが知らなくてはならない事柄について,専門的に偏らないように述べた教科書ともいえる。分担した一つは,水泳に限らず運動全般に関わる生理学的な根拠を解説した。さらに,特に水泳に限って指導者が理解して欲しいことを述べている。もう一つの部分は,運動のトレーニング理論全般について,特に筋力や呼吸循環系の2つの面からの切り口で述べている。
  • 『安全水泳』, 大修館書店, 1997年10月01日, 青山宏子、荒川 汪、荒木昭好、大久保健一、勝岡幸雄、加藤慈子、鎌田勝男、北川幸夫、柴田義晴、島田宏二、原 英喜、広沢義夫、藤生利夫、増田善和、萬治伸一、三井俊介、三星靖興、宮本憲二、横山正司, 水泳の普及と共に、安全性の確保は重要な課題である。従来は文部省が安全指導のテキストを作成していたが、最近には特に安全という観点から書かれたものがないので、一般の水泳愛好者から指導者までの参考となるテキストを日本水泳連盟地域指導者委員会の委員として編集に当たった。特に、疾病傷害への予防と対処について、生理学的な部分を分担執筆した。
  • 『小児アレルギー疾患・・・最新の診療』, 中外医学社, 2001年10月01日, 岩田力(編集)、他19名, 小児アレルギー疾患の中の、気管支喘息の子どもを対象とした水泳に関する知見を臨床医向けに述べている。運動誘発性の発作に対して水泳が有効である環境的な特性を踏まえ、臨床医が知っていて欲しい水泳の運動処方作成のための練習プログラムについて、呼吸コントロール、運動強度や運動の種類の多様性といった面を記述した。また、水泳教室を企画運営する際の、呼吸機能の評価法や必要なスタッフについて実施例を参考にしながら解説した。
  • 『アクアフィットネス教本』, 大修館書店, 2003年07月01日, 柴田義晴、小野寺昇、藤枝賢晴、小西薫、北川幸夫, アクアフィットネスは、水を利用した水中運動であるが、この本では水泳の部分を除いた身体活動について、生理学的な根拠に基づいて解説し、指導法や実践方法について解説した。海外での実践例や、これからはじめようとする人を対象に、事前のメディカルチェックや体力測定方法にも触れている。多くの写真を用いて動作を説明し、身体の各部位毎の動作、対象者の性、年齢などに配慮したプログラム例を提示した。さらに、用具や実践するときの時間や強度設定など、運動処方という考え方で編集した。
  • 『教養としてのスポーツ・身体文化』, 大修館書店, 2007年03月01日, 上口孝文、植原吉朗、海老沢礼司、大森俊夫、北本拓、一正孝、増永正幸、山田佳弘、榊淳一、馬渕博行, 日常生活習慣の中で運動を行うことの大切さを解説。運動強度をハートレートリザーブ法で算出可能とし、歩行などのエネルギー量の目安を例示した。睡眠の生理学的な解説と快適な睡眠をとる条件を提示し、単なる休息ではなく大切な要素であることを述べた。バスケットボールについては、歴史的な背景、ルールの変遷、授業時に適応するルール、基本的な技術について解説した。安全に運動を楽しむために、水分摂取の方法について体温を指標としたデータを用いて解説し、準備運動や整理運動としてのストレッチングについて図を用い説明した。
  • 遠泳学事始 今こそ、子どもたちに遠泳を!, フリースペース, 2013年02月23日, 木村一彦、矢野博己、入澤雅典、田島誠、藤原有子、松井健、吉岡哲、米谷正造, 遠泳は長時間、或いは長距離を泳ぐというだけではなく、泳ぐ能力の低い者を思いやること、自然と対峙すること、自分自身を見つめることなど生きることを学ぶ場面でもある。その遠泳を計画立案することや、実施場所を選定すること、人的な環境づくりをすることや実践する時の注意点などを、実際に足を運んで調査した内容や具体的な事例を織り込みながら解説した、遠泳のテキストともいえる内容である。

講演・発表

  • The Development of Measuring Nasal Pressure in Water, 1998年07月01日, VIIIth World Symposium BIOMECHANICS AND MEDICINE IN SWIMMING
  • Effects of water depth on abdominal aorta and inferior vena cave during standing in water(「水中立位時の腹部大動脈と下方大静脈に対する水深の影響」), 2001年04月01日, 22nd Annual International Gravitational Physiology Meeting, 水中に身体を浸した場合に、水圧の影響を受けることにより1回拍出量が陸上より増加することは一般的に知られていることであるが、Bモード超音波方によりこれを明らかにした。腹部大動脈の横断面積は、水浸により変化は無かったが、下方大静脈の横断面積は著しく増加した。これらより、水中における下方大静脈の横断面積の増加は水圧の影響による増加と推測された。
  • 「鼻腔内圧の変化から見た背泳ぎの呼吸法」, 第5回日本水泳科学研究会, 2001年11月17日, 日本水泳・水中運動学会, 背泳中の呼吸方法について、熟練者と未熟練者の比較から指導法の根拠を探った研究である。水泳中の呼吸を明らかにすることは、これまで殆ど行われていなかったが、圧センサーを鼻腔に装着することにより、呼吸曲線として捉えることを可能にした。手の動作と呼吸曲線を総合的に分析することによって、適切な呼吸リズムを利用することが有効であることが明らかとなった。
  • A Study on Nasal Pressure Influenced by Speed in the Breaststroke, 2002年06月21日, IXth World Symposium BIOMECHANICS AND MEDICINE IN SWIMMING (Saint-Etienne, France)
  • 「水泳の息継ぎを探る」, 第6回日本水泳科学研究会, 2002年12月01日, 日本水泳・水中運動学会
  • The function of nasal pressure for breathing in the breaststroke, 2006年06月01日, Xth International Symposium Biomechanics and Medicine in Swimming, 水泳時の息継ぎの生理学的メカニズムを解明し、初心者指導に役立てることを目的に実験を行った。平泳ぎ中の息継ぎに影響を与える要因として、鼻周辺の皮膚感覚と鼻腔内圧の役割を考え、フィルムで、頬や鼻周辺を覆って泳ぐ場合と、鼻孔を覆い塞いで泳ぐ場合、また通常の状態で泳いだときの3条件で泳ぎ方を比較した。泳法への影響を判断するために鼻腔内圧と鼻腔出口の水深圧を測定した。その結果、頬周辺の皮膚感覚は泳ぎに変化を生じさせなかったが、鼻腔を塞ぐと泳いでいるときの鼻腔の深さは統計的に有意に浅くなったので、鼻腔内圧の関与が示唆された。
  • 「水泳の息継ぎ指導における生理学的根拠を探る-水中で呼息する意味」, 2006年08月01日, 日本体育学会第57回大会, 水泳の息継ぎ指導の際に、安全で無理のない指導をする生理学的な根拠を探るため、水底に足をつけたまま連続して息継ぎを行なわせ、どのように呼吸調節しているかを鼻腔内圧の変化やVTR撮影から検討した。鼻が水面上か水中にあるのかを明確に区別できるようにして、顔が水面を切る時間も特定できるようにした。その結果、水中から顔を上げて息継ぎをする際に、水面上だけで呼吸する場合と、水中に顔がある時点から鼻や口を通して呼息しながら顔を上げて呼吸する場合があり、水面上に顔を上げている時間などに違いがあることが明らかとなった。
  • 「東京都台東区における小児気管支喘息児水泳教室の効果についての検討(第2報)」, 2006年11月01日, 第43回日本小児アレルギー学会, 台東区の衛生行政の一環で行われている、喘息児を対象にした水泳教室に参加する児童生徒について、3年間の呼吸機能データをもとに水泳教室の有効性を検討した。測定項目は、4月と12月に行われる検診時のスパイロメーターを用いて測定した努力性肺活量などの呼吸機能に関するものと、年間延べ18回に及ぶ水泳教室の各回の前後のピークフロー(PEF)メーターによるPEFの値などであった。3年間にわたって追跡した結果、水泳教室のない期間では呼吸機能の発達はあまり見られず、開催期間における発達が著しいことから、水泳の有効性が示唆された。
  • 「水の物理的特性と水中運動に関する最新知見」, 『体力科学』, 2007年09月15日, 第62回日本体力医学会大会
  • The relationship between swimming speed and exhalation pattern in the breast stroke, 1999年11月04日, FIFTH IOC WORLD CONGRESS
  • 「息継ぎ指導につながる口呼息と鼻呼息の使い方に関する分析」, 2007年日本水泳・水中運動学会年次大会, 2007年11月17日, 日本水泳・水中運動学会
  • The dolphin assisted activity effects relaxation and healing, 1st International Scientific Conference of Aquatic Space Activities , 2008年03月26日
  • ドルフィンスイムプログラムに参加した障がいを持った子どもたちへの影響観察, 日本水泳・水中運動学会 2010年次大会 論文集 , 2010年11月20日, 日本水泳・水中運動学会, 12年間に亘って静岡県伊東市で実践してきた、障がいを持った子どもたちが行ったイルカ介在活動について、その影響を分析した。イルカトレーナやボランティアなどのスタッフの目で観察した影響と、体験者の家族から介在活動前後の様子の変化について聞き取ったアンケート調査や感想などが中心である。「言葉の発言の増加や積極的な行動」などコミュニケーショに関する好ましい影響が認められた。
  • 仰臥位浸水時の心拍数、血圧及び腹部大静脈横断面積の変化, 日本運動生理学会, 2010年07月31日, 仰臥位浸水時の心拍数、血圧及び腹部大静脈横断面積の変化を明らかにした。仰臥位浸水時の心拍数は、陸上仰臥位姿勢より有意に低値を示した。血圧と脈波伝播速度は有意な差は認められなかった。腹部大静脈横断面積は浸水時に有意な高値を示すことがわかった。
  • 泳力および体脂肪率と遠泳時の直腸温変化の関係, 日本運動生理学会, 2010年07月31日, 泳力および体脂肪率と、海での遠泳中の直腸温変化の関係を明らかにすることを目的に、16名の健康な成人男性を対象に測定を行った。遠泳終了直後の直腸温と体脂肪率および泳力指標との間に有意な相関が観察された。一方、ステップワイズ回帰分析からは、遠泳中の直腸温の低下には体脂肪より泳力の寄与が高いことが示唆された。
  • The comparison of two predictive formulae for the spirometric parameters in Japanese children., 29th Congress of the European Academy of Allergy and Clinical Immunology, 2010年06月05日, The British Society for Allergy & Clinical Immunology, 日本人の6-12歳の健康な児童339名の呼吸機能を測定し、詳細に分析した。これまでの日本の標準値と合わせて検討し、年齢、身長を代入することにより、対象児の呼吸機能の予測が可能な式を作成することができ、実測値と非常に近似した値であることが確認できた。
  • 子どもの放課後活動における 都市部自然環境の活用事例報告, 日本発育発達学会第10回記念大会, 2012年03月18日, 日本発育発達学会, 都市部においても、残された林や急な斜面のある自然環境で放課後の時間に遊びまわることは、動きの種類が増え、運動強度も幅が広がり、活用する身体部位も多くなる。これらの結果、実質的に子どもの視点が多様化することで、思考能力の広がりが期待できる。異年齢と一緒に遊ぶことで、コミュニケーションも増え、人間関係の発育発達にも有効であると考えられた。
  • イルカとの触れ合い活動 ー生理・心理的変化ー, 第13回日本子ども健康科学会学術大会, 2011年12月18日, 日本子ども健康科学会, イルカ触れ合い後の呼吸数は触れ合い前に比べ有意に減少しており、STATEの有意な減少と共に、被験者は触れ合い後に安静の状態になったことがいえる。脳波上も触れ合い後にはΘ波、α波が増加していることからも落ち着いた状態になっているといえる。脳内活動部位もネガティブな情動の時は記録されやすく、触れ合い前に扁桃体など情動を司る中枢に出現しているが、触れ合い後には出現していない。イルカと触れ合う活動は、不安度を低下させリラックスした状態を作り出し落ち着かせることに有効であるといえる。
  • 潜水中の呼吸における鼻腔内圧の変化について, 第21回 日本運動生理学会大会, 2013年07月28日, 日本運動生理学会, 水中においてスキューバ用のレギュレーターを用いて呼吸をするとき、鼻腔内圧の変化を伴うか否かを明らかにすることを目的として実験を行った。鼻腔がマスク内に覆われる場合でも、口からの呼吸によって鼻腔内の圧変動を生じるものと、鼻腔内圧が変動しないものがいた。マスク装着と鼻腔を覆わないゴーグル装着を比べてみると一定の傾向は見られず、個人の特性と考えられた。
  • 発達性協調運動障害児に対する指導の実践, 日本発育発達学会第11回大会, 2013年03月17日, 日本発育発達学会, 発達性協調運動障害と診断された女児(10歳)に対して、2週間に1回の間隔で長期休暇を除く約1年間、20回にわたり、本人の興味を尊重しながら、課題と関連付けた動きを改善させる個別の運動指導へと柔軟なプログラムの展開を行った。発育にともなう筋力増加とも相まって、不得意だった運動もできるようになり、うまくできるようになった運動に対しては積極的に取り組むようになった。集中力に欠け、空間認知などの発達が不十分な点が残ってはいるものの、自尊感情も改善されてきている。
  • 無酸素性作業閾値(AT)からみた「学校ダンス」の運動強度 , 比較舞踊学会第24回大会, 2013年11月30日, 比較舞踊学会,  これまでの研究では、主として心拍数と主観的運動強度(RPE)を中心に「学校ダンス」の運動強度を計測してきたが、本研究では、ATを測定することによって「学校ダンス」の運動強度がATに対してどのレベルの強度であるかを検証した。その結果、全被験者において、いずれのダンス作品でもATを下回ることは無かった。スロージョギングに代表されるATレベルの息の弾まない程度の運動が注目されているが、「学校ダンス」は運動強度としてはより強く、ソフトエアロビクスの水準にあることが示唆された。運動の有効性と安全性の2条件を満たすことを考慮すると、「学校ダンス」は運動刺激としては十分であり、効果が期待できる運動であるが、対象者の体力水準によっては安全性への考慮も必要となる運動である。連続して踊り続ける場合はインターバルに十分な時間をとり、運動強度の上昇に注意しなければならないことが示唆された。。
  • Effects of breathing rhythms on backstroke swimming, 第1回アジア太平洋コーチング学会, 2014年07月13日, アジアコーチング科学協会(AACS)、アジア・太平洋コーチング学会組織委員会(OC-APCOCS-2013), 水泳の背泳で泳いでいるときの呼吸法を変えたとき、ストローク長やストローク頻度、水泳記録、泳者の泳ぎやすさといった感覚などに顕れる変化を分析した。水泳中の呼吸リズムを観察することが一つの課題であるが、独自に開発した鼻腔内圧測定方法を用いることで、呼吸曲線を描くことができ、他の項目と合わせて客観的に比較することができるようになった。その結果、競泳の豊かな経験がある被験者では、泳速やストローク率には変化があるものの、ストローク長や鼻腔内圧にはあまり差が生じないことが判明した。
  • 自由なスピードでのトレッドミルランニング中の呼吸調節に関する研究, 日本体育学会第38回大会号, 1987年09月11日, 日本体育学会, 走者がリモートコントローラーを持ち、走りながら、快適に走れるスピードを選択して、15分間のトレッドミルランニングを行った。心拍数や呼吸回数や酸素摂取量、二酸化炭素排出量などを測定した。呼吸関連の分析は、ブレスバイブレスの測定機器で行った。被験者は大学の陸上競技部に所属する男子学生10名であった。呼吸数が1分間以上一定するという被験者が5名いたが、二酸化炭素の変動の大きいことが明らかとなった。
  • 境界領域の子どもに運動指導をする大切さ, 身体運動文化学会大会 第19回大会, 2014年12月20日, 身体運動文化学会, 運動能力に発達の遅れを示す場合、学校体育の授業では個別の指導プログラムに限界がある。例えば、発達性協調運動障害と診断されるような子どもでは、体育授業における一斉指導に馴染むこと(ついていくこと)ができず、課題となるパフォーマンスを行うことが嫌なために実践を拒否するので、その動作の習得の更なる妨げとなる。また、障がいとは言えなくとも、発育の差による運動能力の差が大きく影響する子どもの場合は、一般的な発育をしてきている子どもとは異なる配慮が必要と思われる。このような子どもに個別指導を行った事例から、対象児の発達に合わせた適切な課題を見つけることの大切さについて検討を行った。幼稚園ではあまり大きな運動能力の差を感じていなかった子どもが、小学校の体育の授業で、周囲の子どもとの能力の差を感じて、実践の場から逃げてしまいがちになるので、より丁寧で個人の発達段階に適した指導が必要であり、身体運動を行う機会を多く設けることが大切だと考えた。
  • 園庭における 移動方法の観察から 幼児の自然な動きを探る, 日本発育発達学会 第13回大会, 2015年03月15日, 日本発育発達学会 , 幼児の自然な動きを探るとき、日常生活の中で現れる子どもの運動(動き)の特徴を捉えることは大切である。自発的に動き回るときの動き方を捉えることを試みた。幼稚園において、年少児を対象に、園庭における保育時間中の行動の観察と録画した映像によって、歩行や走行を分析した。園児からは見えない場所にVTRカメラを設置して撮影した。30分間の園庭での保育中は、ブランコ、砂場あそび、水溜りでの土いじりなどの遊びがほとんどであった。特定の場所における遊びの中での移動や、遊びを変えるために場所そのものを移動するときの方法(動き)を分析した。2日間計1時間の中で、歩いての移動は延べ244回、小走りでの移動は延べ409回であった。家庭における保護者の気付きや、幼稚園・保育園等における保育時間の観察から判る子どもの発達度合いと、それを指導していくプログラミングに寄与できる視点を提供した。
  • 緩やかな泳速度と心拍数の関係, 第69回日本体力医学会大会体力科学, 2014年09月19日, 日本体力医学会, 水泳については、これまでの多くの研究が競泳を想定し、水の抵抗を考えて、生体負担は歩行以上に速さに影響され、泳速と生体負担度は比例すると考えられてきた。そこで、泳者が快適に泳げる速さから泳速を遅くして行ったときに、どのような生体負担になるかを、心拍数を中心に測定することを目的とした。心拍数から考えると、水泳も歩行と同じように、泳速を遅くしていくとある遅い泳速までは心拍数が低下するが、それ以上遅くすると心拍数は上昇する傾向にあり、水中を推進することだけではない要素の生体負担が必要になることが推測された。
  • 小学生の放課後の活動の提案~都市部における自然環境の活用事例を通して~, 第16回身体運動文化学会, 2011年10月16日, 身体運動文化学会, 都市部における自然を活用した保育・教育の活動が、子どもの身体面での活動の質と量にどのような影響を及ぼすのかを実証的に明らかにすることを目的に、活発な活動を日常に組み入れて、遊びの経験が豊かな子育てを提案した。横浜市都筑区の新興開発地域において実施している保育活動を対象とした。参加児5名に一人ずつ観察者と3次元活動量計を持たせ全体の行動をVTR録画し個人ごとの成育歴調査と合わせて分析し、電子ゲームなどで遊ばずに活動的な放課後活動を行っていることが大切であることを提示した。
  • 都市部における自然環境の中での子どもの活発な放課後活動の提案(2), 身体運動文化学会創立20周年記念国際大会, 2015年07月05日, 身体運動文化学会, 横浜市の都市部に残された自然環境で、元気に遊ぶ子どもたちを新たに観察し、多種多様な活動的な遊び方が可能であること、斜面や草木、木々に囲まれた環境での遊びを促す方策を提案することが目的であった。対象は7~8歳の小学生12名(男子10名、女子2名)に活動量計を装着し、1人の児童に対し1人の観察者を付けて活動時間中の遊びを記録した。歩数や活動強度にはかなりの個人差が見られ、興味の持ち方や運動能力の違いに合わせて、自分で斜面の角度を選んだり、上り下りする速さや跳び下りる高さを選び、活動強度と歩数から見る活動量とはかなり高い相関を示しながら遊んでいることが明らかになった。
  • 幼児における自発的な動きの特徴を如何にとらえるか~鉄棒とブランコについて~, 日本発育発達学会第14回大会, 2016年03月06日, 日本発育発達学会, 本研究の目的は、子どもの自発的な運動や遊びにおける特徴ある動きを観察し、日常の動作の中の特徴を捉える視点を紹介することであった。横浜市にある幼稚園において、VTRカメラを設置し、ブランコと鉄棒を利用して遊ぶ場面を録画し、分析した。日常の遊びの中に存在している運動能力の獲得過程を観察する際には、一人から複数人へ、一方向から多方向へ、速さや運動の幅の変化を、という過程を見つけ出す視点を持つことが重要であることを提言した。
  • 幼児の3年間の発達過程の追跡的研究, 第71回日本体力医学会大会, 2016年09月24日, 日本体力医学会, 年少から年長までの3年間16(男8,女8)名の幼稚園児を追跡調査した。発育量(身長・体重)、保育時間内の活動量、運動能力(3種目)に一貫した関係は見られなかった。5日間の保育時間内での総歩数は、男子の増加が大きかった。総歩数の増加は、女子が年少から年中にかけて、男子が年中から年長にかけて大きかった。5日間の総歩数のばらつきは男子が大きかった。体支持時間の伸びは女子が大きかった。体重の伸びと、歩数や運動能力の特別な伸びの関連は認められなかったが、個人によって運動能力の伸び方は特徴が見られた。
  • 海浜活動の前後に観る go/no-go課題への反応の変化, 日本体育学会第67回大会, 2016年08月26日, 日本体育学会, 近年子どもたちの遊ぶ場所が、自然環境から離れてきていることが指摘されているが、今回は自然環境の中でも海浜の活動を行った前後で、go/no-go課題に現れた変化を報告する。子どもたちが通学する小学校の担任教員から呼びかけて、まずは保護者にも文書で説明をし、保護者と本人の同意を得られた小学校4,5年生の男女18名について、当日も口頭による説明をしてから調査を行った。対象児は沖縄県石垣市に住み、日常における遊びや生活時間などのアンケート調査も行った。子どもたちは、潮の退いた海辺へ行き、ダイビングのインストラクターから生物や海に関する説明を受けて、その後周辺の観察を行った。結果は、活動の前後でgo/no-go課題への誤反応の数が減少するなど、類型からは「おっとり」型から「活発」型へとより発達した類型への変化が認められ、海浜活動の有効性が示唆された。
  • Effect on backstroke swimming performance by using two types of breathing rhythm in recreational swimmers, The 2nd Asia – Pacific Conference on Coaching Science, 2016年11月12日, Asia Association of Coaching Science, 背泳を競技志向ではない人を対象に指導するとき、1ストローク1回呼吸と1ストローク2回呼吸でどちらが適しているかを検討した。20mの泳速、ストローク率、ストローク長などに顕著な違いは認められず、個人がやりやすいタイプの呼吸をすることが好ましいという結果になった。
  • 持久系アスリートにおける運動中の酸素摂取量と心拍出量との関係, 第27回日本臨床スポーツ医学会学術集会, 2016年11月05日, 日本臨床スポーツ医学会, 大学駅伝選手46名(男性、年齢19.2±1.1[SD]歳)を対象に、トレッドミルを使った症候限界性運動負荷試験を行い、呼気ガス測定と、心拍出量測定計(Physioflow)を用いCOを連続的に測定した。動静脈酸素較差、一回拍出量および心拍数(HR)の安静時から最大運動時の変化量との相関、およびΔCO/ΔVO2と安静時のCO、C(a-v)O2との相関を検討した。COはVO2に対して直線的に増加した。ΔCO/ΔVO2は安静時のCO、C(a-v)O2とは相関を認めず、また運動中のHRの変化量とも相関を認めなかったが、ΔCO/ΔVO2は運動中のCO, SVの変化量とは正の相関(SV; r=0.77,p<0.001)、C(a-v)O2の変化量とは負の相関を認めた。
  • 幼児の3年間の発達過程の追跡的研究(2)個々人の追跡, 第72回日本体力医学会大会, 2017年09月24日, 日本体力医学会, The purpose of this survey is to insist on that the importance of individual data is as important as statistical data. The individual measured data shows how to develop exercise abilities of children in particular. Eighteen subjects were three and four years old children in a kindergarten and they have been measured for three years. Height and weight, daily walking and running steps of children were measured by accelerometer while they were in the kindergarten for five days on weekdays. As for the motor skills, two-legged hop (TLH), body support time (BST) and bar-gripping reaction (BGR) times were measured. Physique grew smoothly and the average of motor skill tests also developed. In analyzing step counts and three kinds of motor skill data, there were not strong co-relations. Not only these three subjects, some of them were developed respectively. These analyses indicate the importance of corresponding to each child at every age.
  • 水泳の息継ぎにおける呼吸方法の分析と指導 -鼻呼息から口呼息、そして口呼吸ー, 第56回日本鼻科学会学術講演会, 2017年09月30日, 日本鼻科学会, 水泳における息継ぎは、初歩の段階で身につけるときには水を飲んで咽せたり、水に入ることへの恐怖につながってしまう重大な問題である。本来生きるための自律的な機能である呼吸を、思うがままにコントロールして、全身運動中に反射的なものにしてしまうという、最も人間的な適応を考察した。水中では細く鼻から呼息し、水面から口があがったタイミングを認識して口からの呼気と吸気に結びつけるメカニズムを探った。鼻腔内に圧センサーをテープで固定し、顔を水に浸けたときの水深による水圧との差を測定した結果、静止立位でも平泳ぎ中でも、僅かに水深圧より低い圧で、鼻腔への水の浸入をコントロールしていることが判った。鼻からの呼息を意図的に引き出すために「ムー」と言わせ、口から大きく呼息させるために「パッ」と言わせることで、鼻呼息から口呼息へ切り替えることがスムーズになる。この時の軟口蓋の動きを、鼻腔から内視鏡を入れて観察し、軟口蓋の切り替の動きを確認することができ、指導方法に結びつける根拠を示すことができた。さらに、口呼気終了時に口吸気へと切り替えることが容易になると考えている。

その他

  • 「長期練習が弓射動作中における呼吸様相に与える影響」(研究資料), 『身体運動文化研究』, 第8巻第1号, 身体運動文化学会, 2001年03月01日, 39, 53, 山田佳弘、原英喜, 各種スポーツにおいて呼吸が重要な働きをしていることは周知の事実で、弓道においても弓射動作中の呼吸については重要視されている。そこで、本研究では中級者から初級者に当たる大学弓道部員を対象に、約2年にわたる継続的な長期練習によって、弓射動作中の呼吸様相がどのように変化してゆくのかをサーミスタ法並びに圧センサー法によって測定し検討を行った。測定結果から、2名の被験者において弓射動作に協応した呼吸様相を示す呼吸パターンの変化を捕らえることができた。

競争的資金

  • 16K01885, 自発的な運動における特徴的な動きから観る発達過程の追跡的研究, 本研究の目的である「発育期の運動能力の獲得」のために、特定の幼稚園内において、「動き」の実態を把握する目的で、GPSセンサーを内蔵した時計を子どもたちに装着した。「自発的な動き」が重要となるために、装着方法の検討も行った。幼児が遊ぶ時にGPS装置を気にしないようベルトを外し、着衣のポケットに入れてポケットをテープで塞ぎ、園内で保育時間中の動きを追跡した。また、園庭内のどこで遊ぶ傾向が強いかを把握するために、移動軌跡を地図上に記録し、頻繁に利用する場所を探った。園児の中で、比較的活発に動きまわる男女5名ずつを担当教員に抽出してもらい分析した。併せて、これまでにも行った活動量計を利用して、歩数も測定した。その結果、10名中2名はポケットの中で誤作動してしまい途中で記録が停止して、装着方法に工夫が必要なことが分かった。データが取得できた8名の結果から、園舎近くの平らな前庭で多く遊ぶ子が2名、園舎から離れたグランドで多く遊ぶ子が4名、園舎から離れた森の中やウッドデッキで多く遊ぶ子が2名であった。グランドへ出る子たちの平均移動距離は4364m、平均歩数は8645歩と全体の平均より約1000m多く、歩数も約1000歩多かった。一方、移動中の最高スピードは移動距離や歩数との関連は見られなかった。子どもの動きを観察するための場所の特定はできたと思われた。;認知機能の指標とするgo/no-go検査については、自然が豊かな石垣島で約40名を測定した。併せて心理的な不安状態を検査するSTAI-Cを実施した。;フィンランドの小中学校を視察することができ、自然環境を日常の学習の中にうまく取り込み、教科ごとに囚われない科目横断型の授業実践を観ることができた。さらに、教員養成課程の大学の教育実習にも立ち会うことができ、自然環境をうまく利用する実践能力の養成に力が入っていることを確認してきた。;今年度は、2016年度に行った位置情報が測定できるGPS機能を持った小型の時計(AMBIT3)を用いて、実際に子どもを対象にして測定することができ、幼稚園の敷地でGPSにより得られたデータからマッピング方法も確立して、移動軌跡が記録できることも確認できた。しかしながら、ベルトなしでポケットに入れテープで塞ぐことだけではAMBIT3のキーロック操作が不完全な場合に誤作動することも判明し、多くのデータを収集することができなかったことが、やや遅れている理由である。;運動能力の一端を示す活動量と移動距離や走速度についてのデータ解析方法を確定したことは、研究を進める上で方法論が確立できたことになり、「自発的な特徴ある動き」を捉える場所も特定して、最終年度の行動観察の最終段階を迎えることとなった。;本科研費の基礎となった研究の分析を進めて、平成29年9月18日に「幼児の3年間の発達過程の追跡的研究(2)個々人の追跡」として第72回日本体力医学会で発表した。英文抄録が「A longitudinal study of the developmental process of children for three years.No.2-personal follow-up study-」として体力医学会の機関誌「The Journal of Physical Fitness and Sports Medicine」Vol.6、No.6に掲載された。;フィンランドへ視察に行き、認知機能の発達に自然環境の取り込みが大切であろうという仮説を裏付ける実践を感じ取ることができ、本研究の目的である「遊びや運動の環境を整備する要素を提示する」と、「子どもの動きが発達しやすい環境の提案」に盛り込む内容を得ることができた。;環境が子どもの認知機能や運動能力の獲得に及ぼす影響が大きく、都市部と比較する場所として、沖縄県竹富町の所管する数校と連携を取る可能性が出てきた。;これまでに確立することができた方法を総合的に用いて、例数を増やすことや子どものいる環境が発育発達段階にどのように影響を及ぼしているかをまとめ、子どもたちが自発的に動くことによって運動能力の獲得や発達を得て、さらには認知機能をよりよく発達させるのにも好ましい環境の提案に繋げていきたい。;そこで、まずはGPSセンサー付きのAMBIT3と活動量計を誤作動しないように確実にセットし、協力していただける幼稚園や団体と連携を取り、頻繁に利用する遊び場所に、子どもたちから見えないようにVTRカメラを設置する。そこで、自発的な動きを録画して観察し、分析してその場所や環境の適切性を抽出する。録画時間には機器的に制限もあり、運動に関わる分析を中心とするので、教室や園舎内での活動は対象から除いて、分析に要する時間を短縮する計画である。;自然環境との兼ね合いについては、自然環境が豊かで、子どもたちの認知機能が適切に発達していると思われる沖縄県八重山地方の協力校にて、①認知機能の客観的な指標となるgo/no-go検査、②運動能力、③心理的な不安検査(STAI―C)、④日常生活の遊び場や遊び方のアンケート調査などのデータを採取して、環境と発達度合を総合的に評価し、好ましい発育環境の提案に繋げて行きたい。;時間的な制約はあるが、山梨県や山形県内にも協力を申し出てくれる保育園などの候補となる施設があるので、森林や山といった自然環境の場合についても調査を行いたい。
  • 09680124, 水泳の初心者に安心して呼吸方法を指導するための生理学的な裏付けとプログラム作成, 水泳中の呼吸に関する諸機能を客観的に測定し、生理学的な根拠を得ることは、一つの運動技術でもある水泳における息継ぎを、安全に指導する上で重要なことである。水中での呼吸を定量的に測定することの困難さを克服する一つの方法として、本研究では圧センサを用いることで呼吸の実態把握を試みた。われわれは、水泳の熟練者が、水泳に口からの呼気に先立って、鼻が水中にあるときから鼻より呼気を開始することに注目し、水中での呼息や呼吸停止の状態を水中VTRで観察し、口や鼻からの呼息が目安になりやすいと推測した。そこで、呼急の強さを定量することを目的として、水中における鼻や口からの呼気の強さの測定方法の開発を試みた。;呼気圧の測定実験は、スイムミルにおいて行った。対象は、健康な男子大学生で、事前に目的や方法を十分に説明し、被検者の了解を得て実験を行った。呼息の強さは呼気圧を用いて測定した。得られた結果から、水圧と鼻腔内圧を比較すると高い相関を示し、水圧に対して鼻腔内圧を調整していることを伺わせた。また、鼻腔内圧は水圧より少しずつ高い値を示し、その差は統計上5%水準で有意な違いであった。口腔内圧については、コンパウンドの利用によってセンサの固定はできることが判ったが、口腔内の唾液や水の侵入により、信頼性のある値が必ずしも得られないことも判明した。;水泳時の気管内吸水を防ぐなど幼児期以降の安全のためや、運動技術としての呼吸調節機構を明らかにすることは、水泳指導にとって極めて重要である。今回の実験により、水中での鼻腔内圧を測定できたことによって、鼻の周辺の水圧よりやや大きな鼻腔内圧により、鼻腔内に水が進入することを避けていることが明らかにされた。以上より、鼻からの呼息に意識を払い、動作との協調や吸気のタイミングの取り方を指導することが、安全性や効率的な指導に役立つと考えられた。

教育活動

担当授業

  • 運動方法基礎実習表現系III(水泳・水中運動), 2019, 自分のからだを水中でコントロールする理論と実践を修得することを目的とする。競泳4泳法、日本泳法、リズム水泳、シンクロナイズドスイミング、水中運動(アクアエクササイズ)など、水環境だからできる運動特性を、体験しながら科学的にも考察する。|自らの技能を高め、他の人に指導する能力をも身に付ける。|授業内容は、螺旋のように反復練習することで総合的な修得を目指す。|
  • 運動方法基礎実習表現系III(水泳・水中運動), 2019, 自分のからだを水中でコントロールする理論と実践を修得することを目的とする。競泳4泳法、日本泳法、リズム水泳、シンクロナイズドスイミング、水中運動(アクアエクササイズ)など、水環境だからできる運動特性を、体験しながら科学的にも考察する。|自らの技能を高め、他の人に指導する能力をも身に付ける。|授業内容は、螺旋のように反復練習することで総合的な修得を目指す。|
  • 生理学, 2019, 生命の大切さを理解する。人体の骨格・筋・神経などの臓器・組織について、解剖学的な基礎知識を習得し、健康で生理的な状態における人体の生きるメカニズムを理解することを目的とする。さらに、ヒトが生活を営む時、また運動するとき、諸器官が恒常性を維持するために行っている生理的な仕組みを理解する。体全体を捉えて、各器官が連携して調和をとるための中心となる脳の役割などを、標本模型などを手に取りながら体系づけて理解する。
  • 運動生理学, 2019, ヒトは、運動を適切に継続することによって、形態は変化し、体力は向上するが、これらは身体の内分泌系や自律神経系の変動によってもたらされる部分がある。つまり、運動というストレッサーに対し、身体の諸機能は適応・変化するが、その変化は運動の方法や外部環境などによって異なる。現代社会では、交通機関の発達やそれに伴う生活習慣の変化から、運動することは、健康に生活する上で特に重要な活動となっている。本講義では、運動を行ったときの生体の適応現象や、健康管理に関する基礎的知識について学習することで、健康・体力を総合的にとらえる能力を身につけ、健康増進のための運動プログラム作成に役立てられる能力を得ることを目標とする。
  • 生理学, 2019, 生命の大切さを理解する。人体の骨格・筋・神経などの臓器・組織について、解剖学的な基礎知識を習得し、健康で生理的な状態における人体の生きるメカニズムを理解することを目的とする。さらに、ヒトが生活を営む時、また運動するとき、諸器官が恒常性を維持するために行っている生理的な仕組みを理解する。体全体を捉えて、各器官が連携して調和をとるための中心となる脳の役割などを、標本模型などを手に取りながら体系づけて理解する。
  • 演習(人間開発学部), 2019, 健康の維持増進という目的や、競技力の向上を目指して運動を指導するときに活用する能力を身に付けることを目標とします。それぞれの個人が目的とする運動能力を獲得するための合理的な方法とは何かを生理学を中心に探ります。人の動きを分析し、得られた知見を有効に利用できるようになることが狙いです。特に水中環境(水泳・水中運動)については、学外の施設を利用することも計画しています。
  • 専門基礎演習, 2019, スポーツ・健康科学の学問を人文・社会科学系と自然科学系の研究分野に分け、2~3年次の専門的な授業科目の土台となるような「科学の方法(作法)」について学ぶ。また、本演習では、4年間の集大成である卒業論文に向けた基本的な内容を取り扱うこととする。| 人文・社会科学系の研究分野では、テーマの選定、リサーチ・クエスチョンの設定、方法論の検討、アウトラインの作成(章立て)、資料・データの収集、考察などについて学ぶ。| 自然科学系の研究分野では、さまざまな実験を通してデータを収集し、データ処理の方法を学ぶ。そして、統計学を用いることで測定評価の基本を学び、研究の面白さを体験できるような演習を目指す。
  • 運動技能未開発者の指導, 2019, 運動技能未開発者とは、いわゆる「運動音痴」と言われる人や運動機能に障害がある人を含んだ広い考え方で捉える。外から見られる運動表現だから人に知られてしまうので、このような人は、無器用なことを屈辱と思ってしまい、隠しようがなく、グランドや体育館、プールの授業などでは見学してごまかしてしまうことがしばしばである。しかし、体育の授業に限らず、スポーツを楽しめるようになることは大切なことで、個人個人が成長したときに、例えば親になったとき、あるいは教師として、さらには、社会参加の一つとして子どもを育てるとき、少しでも自信を持って運動を指導できることが有益となる。そこで、教職を目指す者で、特に幼稚園や保育園、小・中学校での教職を希望する者が、運動に対する考え方を好意的に捉えられるようにする方法を探る。運動技能に得意、不得意、巧い下手はあるものだ。VTRによる撮影を有効に使って、動作を観察する視点、そこから遡って、巧く使えていないからだの使い方を探し出して、自信を付ける出発点を見出す方法について、実践とディスカッションを通して理解する。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2019, 健康の維持増進という目的や、競技力の向上を目指して運動を指導するときに活用する能力を身に付けることを目標とします。「それぞれの個人が目的とする運動能力を獲得するための合理的な方法とは何か」ということを、生理学を中心に探ります。人の動きや活動を分析し、得られた知見を、文献や著書にまとめられている知識を参考に、科学的な解釈を試み、これらを組み立てて自分なりの考え方を確立します。
  • 指導法実習表現系III(1)(水泳・水中運動), 2019, 自分のからだを水中でコントロールする理論と実践を習得し、安全な指導を行う能力を習得することを目的とする。競泳4泳法、日本泳法、リズム水泳、シンクロナイズドスイミング、水中運動(アクアエクササイズ)、救助法など、水環境だからできる運動特性を、体験しながら科学的な理解をした上で、指導を実践することを経験する。|授業内容は、回数ごとに限定されて習得できるわけではなく、相互に関連して総合的な指導法を修得する。|

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • 日本体力医学会, 1981年04月01日
  • 日本体育学会, 1981年04月01日
  • 身体運動文化学会, 1996年04月
  • 日本水泳・水中運動学会, 1998年10月
  • 日本運動生理学会, 1993年04月01日
  • 日本発育発達学会, 2003年04月
  • 小児アレルギー学会
  • 日本宇宙航空環境医学会, 1991年10月
  • 日本温泉気候物理医学会, 1990年04月

学外委員等活動

  • 1994年10月01日, 日本体力医学会, 評議員
  • 2017年04月01日, 身体運動文化学会, 副会長
  • 1994年10月01日, 日本運動生理学会, 評議員
  • 2006年04月01日, 日本赤十字社医療センター治験審査委員
  • 1991年04月, 2015年03月, 東京都台東区喘息児水泳教室主任指導員
  • 1991年04月, 1997年03月, 日本水泳連盟地域指導者委員会委員
  • 1991年04月, 2015年03月, 東京体育館健康体力相談室相談員
  • 2004年04月, 2007年03月, 神奈川県山北町水中運動教室指導
  • 1998年04月, 2001年03月31日, (財)教育科学研究所プロジェクト委嘱