Communication with the Dead in Postwar Japan: How Itakos’ Kuchiyose Has Changed under the Phenomenon of Delocalization, 大道晴香, Alternative Spirituality and Religion Review, Volume 12, Issue 2, 175, 186, 2022年04月12日, Philosophy Documentation Center
一九八〇年代の「こっくりさん」―降霊の恐怖を払拭する「キューピッドさん」の戦略, 大道晴香, 怪異と遊ぶ, 2022年04月27日, 青弓社
〈怪異〉からみる二・二六事件―北一輝と対馬勝雄におけるオカルト的想像力, 茂木謙之介、大道晴香, 〈怪異〉とナショナリズム, 2021年11月29日, 青弓社
「願望成就本」の中の神社と祭神-「引き寄せの法則」との接合, 大道晴香, 神道宗教, 262, 53, 85, 2021年04月25日, 神道宗教学会
「よい遺影」言説から浮かび上がる〈死者〉への希求-デジタル技術の「創造力」と遺影の変化を念頭に, 大道晴香, 葬送文化, 21, 32, 46, 2020年02月
一九六〇年代の大衆文化に見る「非合理」への欲望(Ⅱ) 「〈秘境〉ブーム」をめぐって, 大道 晴香, 蓮花寺佛教研究所紀要, 11, 255, 284, 2018年03月
一九六〇年代の大衆文化に見る「非合理」への欲望―「飢餓海峡」と「恐山の女」における《恐山》と《イタコ》をめぐって―, 大道 晴香, 蓮花寺佛教研究所紀要, 10, 314, 342, 2017年03月
恐山の脱地域化と口寄せの変容, 大道 晴香, 蓮花寺佛教研究所紀要, 9, 237, 271, 2016年04月
霊場恐山の近代化―大正期の「観光化」をめぐって―, 大道 晴香, 文化/批評, 7, 22, 45, 2016年03月01日, 国際日本学研究会
マス・メディアのまなざしと自己表象の再編―「自文化」としての〈恐山信仰〉をめぐって―, 大道 晴香, 國學院雑誌, 1303, 188, 210, 2015年11月, 國學院大學
マス・メディアを介した宗教表象の受容実態―「イタコ」に関するアンケート調査を例に―, 大道 晴香, 國學院大學大学院紀要, 46, 99, 127, 2015年03月
「イベント型口寄せ」を考える―八戸観光コンベンション協会とまかど温泉ホテルの取り組みを例に―, 大道 晴香, 都市民俗研究, 19, 60, 76, 2014年02月
表象の消費と霊場恐山の変容―『東奥日報』『デーリー東北』の「恐山大祭」関連記事を手掛かりとして―, 大道 晴香, 文化/批評, 5, 38, 70, 2013年12月28日, 国際日本学研究会
大衆文化としての〈イタコ〉― 一九七〇~八〇年代の「オカルト」ブームをめぐって―, 大道 晴香, 宗教研究, 376, 105, 129, 2013年06月, 日本宗教学会, イタコは青森県から秋田県・岩手県に分布する民間巫者であり、マス・メディアによって、今やその存在は全国に知れわたっている。しかし、そうした認知度の高さとは裏腹に、民俗文化としてのイタコと、マス・メディアによって形成される大衆文化としての〈イタコ〉との間には、少なからず隔たりが存在している。
本稿は活字メディアによって作られた言説を分析することで、一九七〇年代~八〇年代における〈イタコ〉の実相について、特にオカルトブームとの関連から論じている。七〇年代に始まる日本のオカルトブームは、それまで「他者」の領域に追いやられてきた〈イタコ〉の宗教性を「オカルト」として再発見することで、「我々」の領域へと編入した。これは価値の転換であると同時に、〈イタコ〉の宗教性が大衆の消費対象化したことを意味する。こうした宗教性の大衆化こそが、大衆文化としての〈イタコ〉の定着において非常に重要な役割を果たしたと考えられる。
近代期におけるイナリサゲの実態, 大道 晴香, 朱, 56, 160, 177, 2013年03月
恐山菩提寺を〈イタコ寺〉にしたのは誰か マス・メディアの"共犯者"としての地方自治体, 大道 晴香, 蓮花寺佛教研究所紀要, 5, 1, 27, 2012年03月
「〈イタコ〉以前の〈恐山〉―活字メディアにみる〈恐山〉像の変容―, 大道 晴香, 世間話研究, 20, 13, 31, 2011年03月
大衆文化における〈イタコ〉の登場―一九五〇年代から六〇年代の活字メディアをめぐって―, 大道 晴香, 横浜国大 国語研究, 29, 26, 45, 2011年03月
民間巫者の死後における「祭壇」の継承―青森県八戸市の事例から―, 大道 晴香, 東北文化研究室紀要, 51, 107, 126, 2010年03月30日, 東北大学大学院文学研究科東北文化研究室
宗教者から非宗教者へ―〈宗教性を有するモノ〉の継承と意味の創出―, 大道 晴香, 東北宗教学, 4, 7, 30, 2008年12月, 東北大学大学院文学研究科宗教学研究室
触れ得ない存在となった現代のイタコ:失われた「死者の声を聞く日常」, 大道晴香, 中央公論, 136, 5, 120, 127, 2022年04月10日, 中央公論新社
「電話」と「死者」, 大道晴香, 國學院雑誌, 122, 6, 2021年06月15日, 國學院大學
【書評】栗田英彦・塚田穂高・吉永進一編『近現代日本の民間精神療法―不可視なエネルギーの諸相』, 大道晴香, 近代仏教, 28, 2021年05月31日, 日本近代仏教史研究会
【書評】天田顕徳著『現代修験道の宗教社会学』, 大道晴香, 宗教研究, 95, 1, 2021年06月30日, 日本宗教学会
「AI美空ひばり」とイタコ, 大道晴香, 大法輪, 87, 6, 2020年05月08日, 大法輪閣
〈オカルト〉という鏡のなかに逝きし世の姿を望む―「非合理」を消費する社会の自己像―, 大道晴香, 怪と幽, 2, 42, 45, 2019年08月
「雑誌『世界の秘境シリーズ』記事目録(Ⅱ)―第三一集~第六〇集―」, 大道 晴香, 世間話研究, 27, 2019年06月
【書評】松崎憲三・山田直巳編『霊山信仰の地域的展開—死者供養の山と都市近郊の霊山』, 大道晴香, 山岳修験, 63, 2019年03月
「非合理への欲望—〈秘境〉から〈オカルト〉へ—」, 大道 晴香, 『怪談専門誌 幽』, 30, 2018年12月
「雑誌『世界の秘境シリーズ』記事目録(Ⅰ)―創刊~第三〇集―」, 大道 晴香, 世間話研究, 26, 2018年06月
躍動するオシラサマ─ヒトガタという身体について─, 大道 晴香, 幽, 25, 52, 55, 2016年06月
2014年度恐山大祭・恐山秋詣りにおける「イタコの口寄せ」の実施状況に関する調査報告, 大道 晴香, 神道研究集録, 29, 67, 102, 2015年03月
青森県南部地方のイタコに関する資料, 大道 晴香, 世間話研究, 21, 51, 66, 2013年03月
オシラサマと馬娘婚姻譚, 大道 晴香, 怪, 35, 284, 285, 2012年03月
「こっくりさん」は生き続ける, 大道 晴香, 怪, 34, 184, 186, 2011年11月
怪異と遊ぶ, 怪異怪談研究会(監修), 一柳廣孝(編著), 大道晴香(編著), 青弓社, 2022年04月27日, 大道晴香/伊藤龍平/斎藤 喬/一柳廣孝/永島大輝/構 大樹/今藤晃裕/橋本順光/橋迫瑞穂/市川寛也/川奈まり子
〈怪異〉とナショナリズム, 怪異怪談研究会(監修)/茂木謙之介、小松史生子、副田賢二、松下浩幸(編), 青弓社, 2021年11月29日, 茂木謙之介
ゆるレポー卒論・レポートに役立つ「現代社会」と「メディア・コンテンツ」に関する40の研究ー, 岡本健 、松井広志、松本健太郎(編), 人文書院, 2021年11月30日
モノとメディアの人類学, 藤野陽平、奈良雅史、近藤祉秋(編), ナカニシヤ出版, 2021年03月10日
知っておきたい日本の宗教, 岩田文昭、碧海寿広(編), ミネルヴァ書房, 2020年10月20日
現代宗教とスピリチュアル・マーケット, 山中弘(編), 弘文堂, 2020年08月15日
メディア・コンテンツ・スタディーズ ―分析・考察・創造のための方法論, 岡本健・田島悠来(編), ナカニシヤ出版, 2020年07月30日
メディアのなかの仏教:近現代の仏教的人間像, 森覚(編), 勉誠出版, 2020年05月
この世のキワ : 「自然」の内と外, 山中, 由里子; 山田, 仁史, 勉誠出版, 2019年10月
「イタコ」の誕生: マスメディアと宗教文化, 大道 晴香, 弘文堂, 2017年03月01日
怪異を歩く (怪異の時空), 今井 秀和; 大道 晴香; 一柳 廣孝, 青弓社, 2016年09月
ライトノベル・スタディーズ, 一柳 廣孝; 久米 依子, 青弓社, 2013年10月
「商品」としての口寄せー恐山のイタコを中心にー, 大道晴香, 國學院大學伝承文化学会 秋季シンポジウム, 2021年11月13日, 國學院大學伝承文化学会
「「願望成就本」の中の神社と祭神:「引き寄せの法則」との接合」, 大道晴香, 日本宗教学会 第79回学術大会, 2020年09月19日
「「キューピッドさん」は怖くない?:降霊遊戯を考える」, 大道晴香, シンポジウム「地域文化としての怪異怪談」, 2020年09月05日, 怪異怪談研究会(主催)
東北大学文学部・文学研究科
現代日本学研究室・日本文学研究室(共催)
日本学研究会(後援)
「雑誌『世界の秘境シリーズ』の中の「呪術」
:〈オカルト〉ブーム前史としての〈秘境〉ブーム」, 大道晴香, 神道宗教学会 第73回学術大会, 2019年12月08日, 神道宗教学会
「〈秘境〉の時代―「オカルトブーム」前夜としての60年代―」, 大道 晴香, ワークショップ「余白の宗教雑誌:宗教と宗教ならざるものの間」(科研「日本新宗教史像の再構築:アーカイブと研究者ネットワーク整備による基盤形成」(科研番号18H00614)、科研「雑誌メディアによる戦後日本の秘教運動の宗教史的研究」(科研番号17K02244)), 2019年01月26日
「1960年代の〈イタコ〉と〈東北〉—戦後社会の糾弾者として―」, 大道 晴香, 「宗教と社会」学会第26回学術大会テーマセッション「戦後の日本の政治とオカルト」, 2018年06月10日
「戦後社会と〈東北〉―1960年代の〈イタコ〉表象をめぐって」, 大道 晴香, 日本秘教研究ネットワーク第3回ワークショップ「戦後オカルト再考 ―政治的背景をさぐる―」, 2018年05月26日
ワークショップ「出版研究と大宅壮一文庫――ネット時代の雑誌専門図書館のあり方」(問題提起者), 大道 晴香, 日本出版学会2018年度春季大会, 2018年05月12日
「電話、その宗教的なるもの ―近代メディア機器をめぐる宗教的リアリティーについて―」, 大道 晴香, 神道宗教学会第71回学術大会, 2017年12月03日
「マスメディアと宗教的リアリティ‐恐山とイタコをめぐって‐」, 大道 晴香, シンポジウム「メディアが生み出すもの/残そうとするもの‐メディア人類学のフィールドから」(院内科研プロジェクト「メディアと社会のエスノグラフィーメディア人類学の基礎研究」主催、於北海道大学), 2017年09月24日
「近代的ツーリズムの成立と聖地構造の変容」, 大道 晴香, 平成28年度科研費基盤研究B(16H03329)「ツーリズムにおける「スピリチュアル・マーケット」の展開の比較研究(研究代表者:山中弘)」「『宗教とツーリズム』研究会」合同公開研究会、於駒澤大学, 2017年06月10日