K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

大道 晴香
神道文化学部 神道文化学科
准教授
Last Updated :2024/04/12

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    大道 晴香, オオミチ ハルカ

所属・職名

  • 神道文化学部 神道文化学科, 准教授

学歴

  • 2012年04月, 2016年03月, 修了, 國學院大學, 大学院文学研究科神道学・宗教学専攻博士課程後期
  • 2008年04月, 2010年03月, 修了, 東北大学, 大学院文学研究科人間科学専攻宗教学専攻分野博士課程前期2年の課程
  • 2004年04月, 2008年03月, 卒業, 横浜国立大学, 教育人間科学部学校教育課程

学位

  • 2016年03月18日, 博士(宗教学), 國學院大學, 文学関係, 文甲第196号, マス・メディアによる≪イタコ≫像の形成と民俗文化の変容

職歴

  • 2020年04月, 9999年, 國學院大學, 神道文化学部, 助教
  • 2011年04月, 9999年, 蓮花寺佛教研究所, 共同研究員
  • 2019年04月, 2020年03月, 江戸川大学, 非常勤講師
  • 2015年12月, 2020年03月, 株式会社冠婚葬祭総合研究所, 研究員助手
  • 2019年04月, 2019年09月, 東京成徳大学, 非常勤講師
  • 2018年04月, 2019年09月, 國學院大學, 兼任講師
  • 2016年05月, 2019年03月, 國學院大學大学院, 大学院特定課題研究PD研究員
  • 2016年04月, 2019年03月, 國學院大學大学院, 大学院特別研究員
  • 2012年04月, 2015年03月, 日本学術振興会, 特別研究員(DC1)

本学就任年月日

  • 2020年04月01日

研究活動

論文

  • 江戸川乱歩と交霊術-神秘か、はたまたトリックか, 大道晴香, 怪異〉とミステリ:近代日本文学は何を「謎」としてきたか, 2022年12月22日, 青弓社
  • 神道系スピリチュアリティにおける神社参拝を通じた自己変容-神社の神様に「愛される」人間の在り方をめぐって-, 大道晴香, 神道宗教, 267・268, 149, 179, 2022年10月25日, 神道宗教学会
  • 願いを叶えるには「どこの神社に行くべきか」:神道系スピリチュアリティにおける神社選びの基準について, 大道晴香, 國學院雑誌, 123, 12, 127, 147, 2022年12月15日, 國學院大學
  • Communication with the Dead in Postwar Japan: How Itakos’ Kuchiyose Has Changed under the Phenomenon of Delocalization, 大道晴香, Alternative Spirituality and Religion Review, Volume 12, Issue 2, 175, 186, 2022年04月12日, Philosophy Documentation Center
  • 一九八〇年代の「こっくりさん」―降霊の恐怖を払拭する「キューピッドさん」の戦略, 大道晴香, 怪異と遊ぶ, 2022年04月27日, 青弓社
  • 〈怪異〉からみる二・二六事件―北一輝と対馬勝雄におけるオカルト的想像力, 茂木謙之介、大道晴香, 〈怪異〉とナショナリズム, 2021年11月29日, 青弓社
  • 「願望成就本」の中の神社と祭神-「引き寄せの法則」との接合, 大道晴香, 神道宗教, 262, 53, 85, 2021年04月25日, 神道宗教学会
  • 「よい遺影」言説から浮かび上がる〈死者〉への希求-デジタル技術の「創造力」と遺影の変化を念頭に, 大道晴香, 葬送文化, 21, 32, 46, 2020年02月
  • 一九六〇年代の大衆文化に見る「非合理」への欲望(Ⅱ) 「〈秘境〉ブーム」をめぐって, 大道 晴香, 蓮花寺佛教研究所紀要, 11, 255, 284, 2018年03月
  • 一九六〇年代の大衆文化に見る「非合理」への欲望―「飢餓海峡」と「恐山の女」における《恐山》と《イタコ》をめぐって―, 大道 晴香, 蓮花寺佛教研究所紀要, 10, 314, 342, 2017年03月
  • 恐山の脱地域化と口寄せの変容, 大道 晴香, 蓮花寺佛教研究所紀要, 9, 237, 271, 2016年04月
  • 霊場恐山の近代化―大正期の「観光化」をめぐって―, 大道 晴香, 文化/批評, 7, 22, 45, 2016年03月01日, 国際日本学研究会
  • マス・メディアのまなざしと自己表象の再編―「自文化」としての〈恐山信仰〉をめぐって―, 大道 晴香, 國學院雑誌, 1303, 188, 210, 2015年11月, 國學院大學
  • マス・メディアを介した宗教表象の受容実態―「イタコ」に関するアンケート調査を例に―, 大道 晴香, 國學院大學大学院紀要, 46, 99, 127, 2015年03月
  • 「イベント型口寄せ」を考える―八戸観光コンベンション協会とまかど温泉ホテルの取り組みを例に―, 大道 晴香, 都市民俗研究, 19, 60, 76, 2014年02月
  • 表象の消費と霊場恐山の変容―『東奥日報』『デーリー東北』の「恐山大祭」関連記事を手掛かりとして―, 大道 晴香, 文化/批評, 5, 38, 70, 2013年12月28日, 国際日本学研究会
  • 大衆文化としての〈イタコ〉― 一九七〇~八〇年代の「オカルト」ブームをめぐって―, 大道 晴香, 宗教研究, 376, 105, 129, 2013年06月, 日本宗教学会,  イタコは青森県から秋田県・岩手県に分布する民間巫者であり、マス・メディアによって、今やその存在は全国に知れわたっている。しかし、そうした認知度の高さとは裏腹に、民俗文化としてのイタコと、マス・メディアによって形成される大衆文化としての〈イタコ〉との間には、少なからず隔たりが存在している。  本稿は活字メディアによって作られた言説を分析することで、一九七〇年代~八〇年代における〈イタコ〉の実相について、特にオカルトブームとの関連から論じている。七〇年代に始まる日本のオカルトブームは、それまで「他者」の領域に追いやられてきた〈イタコ〉の宗教性を「オカルト」として再発見することで、「我々」の領域へと編入した。これは価値の転換であると同時に、〈イタコ〉の宗教性が大衆の消費対象化したことを意味する。こうした宗教性の大衆化こそが、大衆文化としての〈イタコ〉の定着において非常に重要な役割を果たしたと考えられる。
  • 近代期におけるイナリサゲの実態, 大道 晴香, 朱, 56, 160, 177, 2013年03月
  • 恐山菩提寺を〈イタコ寺〉にしたのは誰か マス・メディアの"共犯者"としての地方自治体, 大道 晴香, 蓮花寺佛教研究所紀要, 5, 1, 27, 2012年03月
  • 「〈イタコ〉以前の〈恐山〉―活字メディアにみる〈恐山〉像の変容―, 大道 晴香, 世間話研究, 20, 13, 31, 2011年03月
  • 大衆文化における〈イタコ〉の登場―一九五〇年代から六〇年代の活字メディアをめぐって―, 大道 晴香, 横浜国大 国語研究, 29, 26, 45, 2011年03月
  • 民間巫者の死後における「祭壇」の継承―青森県八戸市の事例から―, 大道 晴香, 東北文化研究室紀要, 51, 107, 126, 2010年03月30日, 東北大学大学院文学研究科東北文化研究室
  • 宗教者から非宗教者へ―〈宗教性を有するモノ〉の継承と意味の創出―, 大道 晴香, 東北宗教学, 4, 7, 30, 2008年12月, 東北大学大学院文学研究科宗教学研究室
  • 2.1960年代の〈イタコ〉と〈東北〉―戦後社会の糾弾者として―(テーマセッション1 戦後日本の政治とオカルト), 大道 晴香, 宗教と社会, 25, 0, 213, 215, 2019年, 「宗教と社会」学会

Misc

  • 【新刊紹介】村上紀夫『怪異と妖怪のメディア史-情報社会としての近世』, 大道晴香, 神社新報, 2023年12月11日付, 2023年12月11日, 神社新報社
  • 【新刊紹介】髙田知紀編『地域防災と時間性』, 大道晴香, 神社新報, 2023年6月5日付, 2023年06月05日, 神社新報社
  • 【資料紹介】対馬勝雄関連資料目録 -二・二六事件陸軍青年将校の遺品群-, 茂木謙之介, 大道晴香, 学際日本研究, 2, 67, 83, 2023年03月31日, 東北大学 日本学研究会
  • 恐怖を教育する-七〇年代オカルトブーム、大切なことは全て中岡俊哉が教えてくれた, 大道晴香, 中央評論, 74, 4, 41, 49, 2023年01月30日, 中央評論編集部
  • 【書評】『TALKING TO THE DEAD』(蛙企画), 大道晴香, デーリー東北, 27369(2022年9月1日付), 2022年09月01日, デーリー東北新聞社
  • 触れ得ない存在となった現代のイタコ:失われた「死者の声を聞く日常」, 大道晴香, 中央公論, 136, 5, 120, 127, 2022年04月10日, 中央公論新社
  • 「電話」と「死者」, 大道晴香, 國學院雑誌, 122, 6, 2021年06月15日, 國學院大學
  • 【書評】栗田英彦・塚田穂高・吉永進一編『近現代日本の民間精神療法―不可視なエネルギーの諸相』, 大道晴香, 近代仏教, 28, 2021年05月31日, 日本近代仏教史研究会
  • 【書評】天田顕徳著『現代修験道の宗教社会学』, 大道晴香, 宗教研究, 95, 1, 2021年06月30日, 日本宗教学会
  • 「AI美空ひばり」とイタコ, 大道晴香, 大法輪, 87, 6, 2020年05月08日, 大法輪閣
  • 〈オカルト〉という鏡のなかに逝きし世の姿を望む―「非合理」を消費する社会の自己像―, 大道晴香, 怪と幽, 2, 42, 45, 2019年08月
  • 「雑誌『世界の秘境シリーズ』記事目録(Ⅱ)―第三一集~第六〇集―」, 大道 晴香, 世間話研究, 27, 2019年06月
  • 【書評】松崎憲三・山田直巳編『霊山信仰の地域的展開—死者供養の山と都市近郊の霊山』, 大道晴香, 山岳修験, 63, 2019年03月
  • 「非合理への欲望—〈秘境〉から〈オカルト〉へ—」, 大道 晴香, 『怪談専門誌 幽』, 30, 2018年12月
  • 「雑誌『世界の秘境シリーズ』記事目録(Ⅰ)―創刊~第三〇集―」, 大道 晴香, 世間話研究, 26, 2018年06月
  • 躍動するオシラサマ─ヒトガタという身体について─, 大道 晴香, 幽, 25, 52, 55, 2016年06月
  • 2014年度恐山大祭・恐山秋詣りにおける「イタコの口寄せ」の実施状況に関する調査報告, 大道 晴香, 神道研究集録, 29, 67, 102, 2015年03月
  • 青森県南部地方のイタコに関する資料, 大道 晴香, 世間話研究, 21, 51, 66, 2013年03月
  • オシラサマと馬娘婚姻譚, 大道 晴香, 怪, 35, 284, 285, 2012年03月
  • 「こっくりさん」は生き続ける, 大道 晴香, 怪, 34, 184, 186, 2011年11月

著書等出版物

  • プレステップ神道学〈第2版〉, 國學院大學神道文化学部(編), 弘文堂, 2023年02月22日, 柏木亨介, 大道晴香
  • 〈怪異〉とミステリ:近代日本文学は何を「謎」としてきたか, 怪異怪談研究会(監修)、乾英治郎・小松史生子・鈴木優作・谷口基(編), 青弓社, 2022年12月22日
  • 怪異と遊ぶ, 怪異怪談研究会(監修)、一柳廣孝・大道晴香(編), 青弓社, 2022年04月27日, 大道晴香/伊藤龍平/斎藤 喬/一柳廣孝/永島大輝/構 大樹/今藤晃裕/橋本順光/橋迫瑞穂/市川寛也/川奈まり子
  • 〈怪異〉とナショナリズム, 怪異怪談研究会(監修)、茂木謙之介、小松史生子、副田賢二、松下浩幸(編), 青弓社, 2021年11月29日, 茂木謙之介
  • ゆるレポー卒論・レポートに役立つ「現代社会」と「メディア・コンテンツ」に関する40の研究ー, 岡本健 、松井広志、松本健太郎(編), 人文書院, 2021年11月30日
  • モノとメディアの人類学, 藤野陽平、奈良雅史、近藤祉秋(編), ナカニシヤ出版, 2021年03月10日
  • 知っておきたい日本の宗教, 岩田文昭、碧海寿広(編), ミネルヴァ書房, 2020年10月20日
  • 現代宗教とスピリチュアル・マーケット, 山中弘(編), 弘文堂, 2020年08月15日
  • メディア・コンテンツ・スタディーズ ―分析・考察・創造のための方法論, 岡本健・田島悠来(編), ナカニシヤ出版, 2020年07月30日
  • メディアのなかの仏教:近現代の仏教的人間像, 森覚(編), 勉誠出版, 2020年05月
  • この世のキワ : 「自然」の内と外, 山中, 由里子; 山田, 仁史, 勉誠出版, 2019年10月
  • 「イタコ」の誕生: マスメディアと宗教文化, 大道 晴香, 弘文堂, 2017年03月01日
  • 怪異を歩く (怪異の時空), 今井 秀和; 大道 晴香; 一柳 廣孝, 青弓社, 2016年09月
  • ライトノベル・スタディーズ, 一柳 廣孝; 久米 依子, 青弓社, 2013年10月

講演・発表

  • コメント, 大道晴香, 2023年度 第5回日本文化研究所研究会「近代日本における儀礼空間の形成過程―昭和初期東京における天皇儀礼と仏教儀礼の比較を通じて―」, 2024年03月12日
  • 鶴岡の巫女・長南年恵にみる霊的次元の近代‐民俗宗教とオカルトの間, 大道晴香, 2023年度 東北文化研究室シンポジウム「東北×オカルト‐不可視の想像力をめぐって‐」, 2024年01月06日, 東北大学文学部 東北文化研究室, 東北大学川内南キャンパス 文学部第一講義室(宮城県仙台市), 本発表では、山形県鶴岡市に根差した民間巫者にして、心霊研究の文脈で霊媒として名を馳せてきた長南年恵を対象に、 「オカルト(脱ローカル志向/心霊研究)」と 「郷土(ローカル志向/民俗宗教)」 という二つの言説空間の相互交渉に焦点を当てることで、近代以降の日本における霊的次元の在り方の一端を「郷土」との関係から明らかにしようと試みた。
  • 怪異・怪談研究の可能性~「来るもの拒まず」みんなでやろうよ怪異・怪談研究~, 大道晴香, 怪異怪談研究会10周年シンポジウム「怪異怪談研究の最前線から」, 2023年08月27日, 主催:怪異怪談研究会、協賛:KADOKAWA、協力:有限会社荒蝦夷, 仙台フォーラス7階 BASE sendaiパーク(宮城県仙台市)
  • 「宗教儀礼」と「遊び」のあいだ‐降霊遊戯から浮かび上がる〈怪異〉というまなざし‐, 大道晴香, 『怪異と遊ぶ』合評会 ―怪異と宗教について考える―, 2022年12月12日, 南山宗教文化研究所, オンライン開催
  • 2000年代以降のメディア環境と恐山-情報の“欠落”から民俗文化を考えるー, 大道晴香, 日本民俗学会 第922回談話会「地域社会における民俗文化とメディアのあいだ」, 2022年11月26日, 日本民俗学会, オンライン
  • 日本の〈秘境〉を求めてー雑誌『世界の秘境シリーズ』から1960年代の「日本再発見」を考えるー, 大道晴香, 観光文学研究会(科研費基盤(C)研究会), 2022年11月24日, 科研費JP19K12588「複合現実体験としての聖地巡礼:ルルドをはじめとする19世紀西欧における虚実の融合」(代表者:石橋正孝), 立教大学新座キャンパス
  • 中岡俊哉の初期テクストに見る〈オカルト〉ブームへの道筋 ―『狐狗狸さんの秘密』以前の著作を対象に―, 大道晴香, 神道宗教学会 第75回学術大会, 2021年12月04日, 神道宗教学会
  • 「商品」としての口寄せー恐山のイタコを中心にー, 大道晴香, 國學院大學伝承文化学会 秋季シンポジウム, 2021年11月13日, 國學院大學伝承文化学会
  • 「「願望成就本」の中の神社と祭神:「引き寄せの法則」との接合」, 大道晴香, 日本宗教学会 第79回学術大会, 2020年09月19日
  • 「「キューピッドさん」は怖くない?:降霊遊戯を考える」, 大道晴香, シンポジウム「地域文化としての怪異怪談」, 2020年09月05日, 怪異怪談研究会(主催) 東北大学文学部・文学研究科 現代日本学研究室・日本文学研究室(共催) 日本学研究会(後援)
  • 「雑誌『世界の秘境シリーズ』の中の「呪術」 :〈オカルト〉ブーム前史としての〈秘境〉ブーム」, 大道晴香, 神道宗教学会 第73回学術大会, 2019年12月08日, 神道宗教学会
  • 「〈秘境〉の時代―「オカルトブーム」前夜としての60年代―」, 大道 晴香, ワークショップ「余白の宗教雑誌:宗教と宗教ならざるものの間」(科研「日本新宗教史像の再構築:アーカイブと研究者ネットワーク整備による基盤形成」(科研番号18H00614)、科研「雑誌メディアによる戦後日本の秘教運動の宗教史的研究」(科研番号17K02244)), 2019年01月26日
  • 「1960年代の〈イタコ〉と〈東北〉—戦後社会の糾弾者として―」, 大道 晴香, 「宗教と社会」学会第26回学術大会テーマセッション「戦後の日本の政治とオカルト」, 2018年06月10日
  • 「戦後社会と〈東北〉―1960年代の〈イタコ〉表象をめぐって」, 大道 晴香, 日本秘教研究ネットワーク第3回ワークショップ「戦後オカルト再考 ―政治的背景をさぐる―」, 2018年05月26日
  • ワークショップ「出版研究と大宅壮一文庫――ネット時代の雑誌専門図書館のあり方」(問題提起者), 大道 晴香, 日本出版学会2018年度春季大会, 2018年05月12日
  • 「電話、その宗教的なるもの ―近代メディア機器をめぐる宗教的リアリティーについて―」, 大道 晴香, 神道宗教学会第71回学術大会, 2017年12月03日
  • 「マスメディアと宗教的リアリティ‐恐山とイタコをめぐって‐」, 大道 晴香, シンポジウム「メディアが生み出すもの/残そうとするもの‐メディア人類学のフィールドから」(院内科研プロジェクト「メディアと社会のエスノグラフィーメディア人類学の基礎研究」主催、於北海道大学), 2017年09月24日
  • 「近代的ツーリズムの成立と聖地構造の変容」, 大道 晴香, 平成28年度科研費基盤研究B(16H03329)「ツーリズムにおける「スピリチュアル・マーケット」の展開の比較研究(研究代表者:山中弘)」「『宗教とツーリズム』研究会」合同公開研究会、於駒澤大学, 2017年06月10日

受賞

  • 印度学宗教学会, 印度学宗教学会学会賞, 『「イタコ」の誕生—マスメディアと宗教文化』
  • 日本宗教学会, 日本宗教学会賞, 『「イタコ」の誕生—マスメディアと宗教文化』
  • 神道宗教学会, 神道宗教学会賞, 『「イタコ」の誕生—マスメディアと宗教文化』
  • 日本山岳修験学会, 奨励賞, 『「イタコ」の誕生—マスメディアと宗教文化』

競争的資金

  • 20K00090, 神智学運動の戦後 : 日本におけるオカルティズムの展開と神智学, 本研究では、第一に、終戦直後から1960年代までを中心として、インド、アディヤールにある神智学協会本部所蔵の資料や、戦後日本の神智学系の運動の調査を行い、神智学思想の伝播と流布についての通史を記述する。第二に、同時期の出版メディアの調査を通じて、神智学以外の西洋秘教思想の一般への流布を調べる。第三に、それら1960年代までの動きが、1970年代のオカルト流行とその後のニューエイジへの発展へどう発展し、あるいは断絶したかを検証する。;本科研期間中はコロナ禍に見舞われたことで資料収集や対面研究会に大幅な制限がかかった。さらに研究代表者が令和3年度末にご逝去されたため、当初予定した課題を完全には遂行きなかったことは否めない。しかし、研究代表者および分担者の尽力により、限られた条件のなかでも重要な成果を収めることができた。なかでも特筆すべきは、吉永の単著『神智学と仏教』および莊千慧編(岡本佳子共編)『神智学とアジア(仮題)』の刊行である。前者は神智学運動が近代仏教に及ぼした影響を、後者はそれがアジアの近代に及ぼした影響を検討し、従来は好事家的対象または断片的研究にとどまっていた神智学運動を近代宗教史・アジア史に学術的かつ主題的に位置づけた。これらによって日本の神智学研究は重要な一歩を踏み出したと言える。;こうした進展を補完するべく、個別の研究も進められた。大澤絢子によって日本の神智学運動のキーパーソンである三浦関造の伝記的研究が、また栗田英彦とヤニス・ガイタニディスによって戦後オカルティズムの先駆的雑誌『日本神学』の研究が進められ、研究発表が行われた。これらについては今後の論文化が課題である。さらにガイタニディスは、オカルティズムの展開としての戦後スピリチュアリティの研究を精力的に進め、国内外の学会で発表、論文化を行った。大道晴香は大衆文化・大衆小説の領域におけるオカルティズムの展開について、積極的に学会発表や論文執筆を行った。さらに現代社会情勢に応答し、吉永と栗田は『現代思想』の陰謀論特集に寄稿、近現代オカルティズム史に陰謀論を位置づけた。;また全体として、国際共著1件を含む4件の英語論文の発表、3冊の英文論文集への寄稿、1冊の英文単著の刊行、5件の国際学会発表が行われ、本科研の成果は十分に国際的に公表することができたと言えよう。本科研によって着実に戦後オカルティズム史・戦後宗教史が刷新されつつあり、分担研究者を含む後続の研究者が引き継ぐべき基礎的な成果を収めることができた。
  • 22K00132, 1920年代から70年代におけるヒーロー/ヒロイン表象についての研究, 本研究は、探偵小説、SF小説、特撮などに登場するヒーロー/ヒロイン表象が、1920~70年代それぞれにおける同時代の社会的価値観をどのように反映しているのかについて国内外のテクストを対象に分析することを通じ、表象文化の分析に用いられてきた理論的枠組みを検証し、より有効な理論的アプローチの開拓をめざすものである。;研究は年4回の定例研究会、およびヒーロー/ヒロイン表象に関する資料の調査・収集が中心となる。調査結果についてはデータベース化するとともに、研究会での研究成果は、年度ごとに国内学会、国際学会、シンポジウム開催によって口頭発表を行い、最終的に論集としてまとめていくことをめざす。;研究プロジェクト1年目である2022年度は、新型コロナウィルスの感染状況をみながら、プロジェクト全体に関わる調査は延期し、北海道・東北・関東・東海・関西・中国の各ブロックで各自に資料の調査・収集を行った。また、「多言語の文化圏におけるヒーロー/ヒロイン表象に関するWG」については、研究代表者である大橋が、ロサンゼルスのアカデミー映画博物館、ハリウッド博物館、南カリフォルニア大学について映画関係資料について調査を行った。;プロジェクトに係る研究会は2022年8月21日、2023年3月27日にZoomを用いたオンライン形式によって開催し、特に「ヒーロー/ヒロイン表象と社会的価値観との関係に関するWG」が中心となった。第1回研究会では村松まりあによる手塚治虫「アドルフに告ぐ」について、第2回研究会では研究協力者である花岡敬太郎が「時代劇ヒーローと70年代」について研究発表を行っている。また、第2回では2024年度に計画している「メディア横断型コンテンツの分析理論構築に関するWG」の事前検討として、研究分担者である茂木謙之介が80年代コンテンツ文化に係る研究発表を行っている。;また、2023年2月には2023年度の研究計画についてメール会議による研究打ち合わせを行い、2023年9月1~2日に開催される国際研究フォーラム「第11回 東アジアと同時代日本語文学フォーラム 2023 バリ大会」に応募することが決定した。当該フォーラムについては2023年5月12日に採用通知があり、パネル発表を行う予定である。;研究成果としては、研究代表者の大橋崇行が本研究プロジェクトの成果を含む単著1点を刊行し、論文2点を公刊した他、研究分担者の小松史生子が単著論文1点、共著論文1点、柳瀬善治が共著2点、論文3点を公刊している。以上のことから、研究プロジェクトは順調に進行していると言える。;2022年度は、新型コロナウィルスの感染状況を踏まえながらプロジェクトを進めることとなった。そのため、特に国外で調査を予定していた文献資料の調査や、国内でも小学館資料室、集英社アーカイブなど、特に交渉や日数、移動が必要となる調査を控えることとなった。一方で、ロサンゼルスで予定していたアカデミー映画博物館の他、当初は想定していなかった南カリフォルニア大学について映画関係資料についてリスト化を行い、複写等を入手することができた。これらの調査については、新型コロナウィルス感染症の感染症法上の位置付けが変更となる2023年5月8日以降、より広く進めていくことができるよう検討したい。;一方で、各ブロックでの資料の調査・収集については予定通り進められている。また、研究会、研究打ち合わせは随時開催することができており、2022年度は「ヒーロー/ヒロイン表象と社会的価値観との関係に関するWG」を中心に進めることができた。特に2023年度は国際研究フォーラムでの発表、2024年度はシンポジウム開催等を予定している。したがってこれらについては、着実に準備を進めることができていると言える。最終的にはプロジェクト全体の成果を書籍としてまとめる方向に進んでいることから、2022年度の研究発表の成果を踏まえながら、2023年度はこの準備を本格的に行っていくこととなる。この点については、予定通り進めることができている。;また、2022年度の研究成果についても、研究代表者、研究分担者が著書、共著を含め、学術論文を公にすることができている。特に英語論文を含めた成果を公刊できていることから、本研究プロジェクトの成果を国際的に発信し、社会に還元することができていると言える。この点については当初目標を大きく上回っていることから、2023年度、2024年度においても継続的に行っていきたい。;2023年度においては、特に5月8日以降に資料調査を2022年度より国外、国内ともに拡張し、当初の予定を着実に進めていくことを目指す。一方で、すべての調査予定箇所で実施することは難しくなってきていることから、より研究の進行に不可欠な調査箇所、調査資料を選別し、優先順位をつけて調査を進めていきたい。;また、2023年度の国際研究フォーラム「第11回 東アジアと同時代日本語文学フォーラム 2023 バリ大会」での発表は、研究代表者の大橋崇行、研究分担者の小松史生子、光石亜由美、茂木謙之介でパネル発表を行う予定である。当該年度は「多言語の文化圏におけるヒーロー/ヒロイン表象に関するWG」が中心となって研究を進める予定であることから、研究会の開催とリンクさせていく形で進めていきたい。また、2024年度は「メディア横断型コンテンツの分析理論構築に関するWG」が中心となって研究プロジェクトを進めていく予定となっている。この点についても、2023年度内に準備を進め、研究会等で事前に発表、打ち合わせを行う予定である。研究会については2023年度は3回の開催を予定しており、このほか研究打ち合わせを1回別に実施することとしている。;その上で、2024年度にシンポジウムを開催し、研究プロジェクト完成年度の後に研究会全体の成果を1冊にまとめる共著を刊行する予定となっている。このことから、これらの企画についても2023年度中に進めていくこととする。シンポジウムの会場、開催方式等について検討、決定し、共著については出版社との交渉、企画検討を当該年度中に終え、順次作業を進めていく予定である。;この他、研究代表者、研究分担者、研究協力者による各ブロックでの資料調査については予定通り進められていることから、2023年度以降も継続的に行っていくものとする。

教育活動

担当授業

  • 神道と文化, 2020, ※この授業はオンライン(双方向型)、或はオンデマンド(録画配信型)で実施される。||神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で看過できない。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典、歴史および祭祀・有職故実についての基礎知識を学ぶ。神道を知ることは、自己認識を深めることにとどまらず、国際交流・理解の基準作りにもなる。
  • 神道と文化, 2020, ※この授業はオンライン(双方向型)、或はオンデマンド(録画配信型)で実施される。||神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で看過できない。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典、歴史および祭祀・有職故実についての基礎知識を学ぶ。神道を知ることは、自己認識を深めることにとどまらず、国際交流・理解の基準作りにもなる。
  • 日本文化を知る(現代日本社会の「宗教」), 2020, テレビ、パソコン、携帯電話、雑誌、新聞、カメラなど、私たちの身の回りには様々な「メディア」が溢れており、これを抜きに社会を語ることは難しい状況となっている。|この授業では、「メディア」という観点から、今日の日本社会に存在する宗教に関連した文化現象を広く取り上げ、現代における宗教の在り方、また現代社会の特徴について考える。||【遠隔授業の実施形態】|本授業は、Zoom を利用したオンデマンド型授業と PowerPoint を利用した遠隔授業を|組合せて実施する。
  • 宗教社会学I, 2020, 「宗教」は決して個人の心の問題のみに限定されるものでもなければ、私たちの日常世界と無関係に存在するものでもない。国内の動向から国際情勢にいたるまで、宗教は社会の様々なレベルに深く関与しているのであり、これを抜きに今日の社会を理解することは難しい。|この授業では、宗教社会学の基礎的な視座・理論・方法を学び、宗教文化ならびに現代社会について考えるための手立てを獲得する。||【遠隔授業の実施形態】|本授業は、Zoom を利用したオンデマンド型授業と PowerPoint を利用した遠隔授業を|組合せて実施する。
  • 宗教社会学II, 2020, ※本授業は、主に Zoomを利用したオンデマンド型オンライン授業(録画配信)とし|て実施する。|「宗教」は決して個人の心の問題のみに限定されるものでもなければ、私たちの日常世界と無関係に存在するものでもない。国内の動向から国際情勢にいたるまで、宗教は社会の様々なレベルに深く関与しているのであり、これを抜きに今日の社会を理解することは難しい。|この授業では、今日の宗教と社会を考えるにあたって欠かすことのできない個別のテーマを通じて、これまで宗教社会学の領域で蓄積されてきた宗教現象についての知識を獲得し、宗教・社会・人間についての理解を深める。
  • 宗教学演習I, 2020, ※本授業は、主に Zoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実|施する。||中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で具体的なテーマを選び、個人発表を行う。一連の取り組みを通じて、宗教とメディアについての基礎知識と共に、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルを身につけることを目的とする。
  • 宗教学演習II, 2020, ※本授業は、主に Zoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実|施する。||中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で具体的なテーマを選び、個人発表を行う。一連の取り組みを通じて、宗教とメディアについての基礎知識と共に、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルを身につけることを目的とする。
  • 神道文化演習, 2020, 神道文化や宗教学の基本的な文献や論文を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの読み方、それに基づく自らの考えの発表方法を身につける。|また、担当教員が自らの研究と論文の紹介を行い、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表・論文の作成方法)についても学ぶ。||【授業形態】|主に Zoom を利用した双方向型授業として実施する。
  • 神道文化基礎演習, 2020, ※本授業は、Zoomを利用した双方向型授業とPowerPointや講義資料を利用した遠隔授業を組合せて実施する。||神道の基本的な知識を修得することをはじめ、読後リポートや発表シート・レジュメを作成するなど、以下の作業を通じて、これからの大学生活において神道文化・宗教文化を学んでいく上で必要となる基礎力を身につける。|1. 『國學院大學の歴史』のテキストを用いて、母校となる國學院大學の建学の精神や歴史について理解する。|2. 『プレステップ神道学』・『神道事典』を用いた小テストを実施することにより、神道に関する基礎知識を修得する。|3. 國學院大學博物館に展示されている神道資料を通じて、神道文化を学修する。|4. 神道・宗教に関する課題図書(課題論文)を読んでリポートを作成し、これから神道文化・宗教文化を専門的に学ぶ上での基礎学力を身につける。|5. 神道文化・宗教文化に関する調査・研究テーマを設定して発表シート・レジュメを作成し、これからの学修・研究の指針を得る。
  • 神道文化演習, 2020, 主に、Zoomを利用した遠隔授業の形式でおこなう。||神道文化や宗教学の基本的な文献や論文を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの読み方、それに基づく自らの考えの発表方法を身につける。|また、担当教員が自らの研究と論文の紹介を行い、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表・論文の作成方法)についても学ぶ。
  • 宗教学演習I, 2020, ※本授業は、主に Zoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実|施する。||中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で具体的なテーマを選び、個人発表を行う。一連の取り組みを通じて、宗教とメディアについての基礎知識と共に、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルを身につけることを目的とする。
  • 宗教社会学, 2020, ※本授業は、主に Zoom を利用したオンデマンド型オンライン授業(録画配信)として|実施する。||「宗教」は決して個人の心の問題のみに限定されるものでもなければ、私たちの日常世界と無関係に存在するものでもない。国内の動向から国際情勢にいたるまで、宗教は社会の様々なレベルに深く関与しているのであり、これを抜きに今日の社会を理解することは難しい。|この授業では、宗教社会学の基礎的な視座・理論・方法を学んだうえで、現代社会を捉える時に欠かせない個別のテーマを通じて学知の拡充を図り、宗教・社会・人間についての理解を深める。
  • 日本文化を知る(現代日本社会の「宗教」), 2021, ※本授業は、遠隔授業(オンデマンド型)として実施する。|テレビ、パソコン、携帯電話、雑誌、新聞、カメラなど、私たちの身の回りには様々な「メディア」が溢れており、これを抜きに社会を語ることは難しい状況となっている。|この授業では、「メディア」という観点から、今日の日本社会に存在する宗教に関連した文化現象を広く取り上げ、現代における宗教の在り方、また現代社会の特徴について考える。
  • 宗教社会学I, 2021, ※本授業は、遠隔授業(オンデマンド型)として実施する。|「宗教」は決して個人の心の問題のみに限定されるものでもなければ、私たちの日常世界と無関係に存在するものでもない。国内の動向から国際情勢にいたるまで、宗教は社会の様々なレベルに深く関与しているのであり、これを抜きに今日の社会を理解することは難しい。|この授業では、宗教社会学の基礎的な視座・理論・方法を学び、宗教文化ならびに現代社会について考えるための手立てを獲得する。
  • 宗教社会学II, 2021, ※本授業は、遠隔授業(オンデマンド型)として実施する。|「宗教」は決して個人の心の問題のみに限定されるものでもなければ、私たちの日常世界と無関係に存在するものでもない。国内の動向から国際情勢にいたるまで、宗教は社会の様々なレベルに深く関与しているのであり、これを抜きに今日の社会を理解することは難しい。|この授業では、今日の宗教と社会を考えるにあたって欠かすことのできない個別のテーマを通じて、これまで宗教社会学の領域で蓄積されてきた宗教現象についての知識を獲得し、宗教・社会・人間についての理解を深める。
  • 神道文化演習, 2021, 神道文化や宗教学の基本的な文献や論文を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの読み方、それに基づく自らの考えの発表方法を身につける。| また、担当教員が自らの研究と論文の紹介を行い、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表・論文の作成方法)についても学ぶ。
  • 神道文化演習, 2021, 神道文化や宗教学の基本的な文献や論文を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの読み方、それに基づく自らの考えの発表方法を身につける。| また、担当教員が自らの研究と論文の紹介を行い、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表・論文の作成方法)についても学ぶ。
  • 日本文化を知る(儀礼文化研究), 2021, ※本授業は、遠隔授業(オンデマンド型)として実施する。|この授業では、今日の日本社会に根付いている人生儀礼(人生の節目に行われる儀礼)と年中行事(一年の節目に行われる儀礼)を通じて、儀礼文化の基礎的な知識と現状を理解すると共に、現代の日本社会の在り方や人々の精神性について考えを深めていく。
  • 日本文化を知る(現代の儀礼文化から見る一生), 2021, 本授業は遠隔授業(オンデマンド型)として実施する。本講義は、人生百年時代の人生を儀礼文化の考察を通して考察する。伝統的な儀礼ではなく、現在実際に行われている儀礼を中心に理解することを目的とする。
  • 神道文化基礎演習, 2021, 神道の基本的な知識を修得することをはじめ、読後リポートの作成や発表を行うなど、以下の作業を通じて、これからの大学生活において神道文化・宗教文化を学んでいく上で必要となる基礎力を身につける。|1. 『國學院大學の歴史』のテキストを用いて、母校となる國學院大學の建学の精神や歴史について理解する。|2. 『プレステップ神道学』・『神道事典』を用いた小テストを実施することにより、神道に関する基礎知識を修得する。|3. 國學院大學博物館に展示されている神道資料を通じて、神道文化を学修する。|4. 神道・宗教に関する課題図書(課題論文)を読んでリポートを作成し、これから神道文化・宗教文化を専門的に学ぶ上での基礎学力を身につける。|5. 神道文化・宗教文化に関する発表テーマを設定して調査・研究を進め、最終的に成果をまとめた発表を行うことで、これからの大学での学修・研究の指針を得る。
  • 宗教学演習I, 2021, ※本授業は、対面授業として実施する。||授業テーマに関連する文献の精読を通じて、宗教学の研究に必要な基礎知識について学びつつ、自分の研究テーマを具体化していく。また、中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で研究テーマを設定し、個人発表を行う。|一連の取り組みを通じて、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルの習得を目指す。
  • 宗教学演習II, 2021, ※本授業は、対面授業として実施する。||授業テーマに関連する文献の精読を通じて、宗教学の研究に必要な基礎知識について学びつつ、自分の研究テーマを具体化していく。また、中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で研究テーマを設定し、個人発表を行う。|一連の取り組みを通じて、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルの習得を目指す。
  • 宗教学演習I, 2021, ※本授業は、対面授業として実施する。||授業テーマに関連する文献の精読を通じて、宗教学の研究に必要な基礎知識について学びつつ、自分の研究テーマを具体化していく。また、中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で研究テーマを設定し、個人発表を行う。|一連の取り組みを通じて、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルの習得を目指す。
  • 宗教学演習II, 2021, ※本授業は、対面授業として実施する。||授業テーマに関連する文献の精読を通じて、宗教学の研究に必要な基礎知識について学びつつ、自分の研究テーマを具体化していく。また、中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で研究テーマを設定し、個人発表を行う。|一連の取り組みを通じて、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルの習得を目指す。
  • 宗教社会学, 2021, 「宗教」は決して個人の心の問題のみに限定されるものでもなければ、私たちの日常世界と無関係に存在するものでもない。国内の動向から国際情勢にいたるまで、宗教は社会の様々なレベルに深く関与しているのであり、これを抜きに今日の社会を理解することは難しい。|この授業では、宗教社会学の基礎的な視座・理論・方法を学んだうえで、現代社会を捉える時に欠かせない個別のテーマを通じて学知の拡充を図り、宗教・社会・人間についての理解を深める。
  • 神道と文化, 2022, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で必須なものである。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典・歴史・祭りについての基礎知識を学ぶ。
  • 神道文化基礎演習, 2022, 以下の作業を通じて、神道文化・宗教文化の基本的な知識を修得するとともに、これからの大学生活において必要となる学修方法と学修習慣を身につける。|1.『國學院大學の歴史』のテキストを用いて、母校となる國學院大學の建学の精神や歴史について学ぶ。|2. 『プレステップ神道学』・『神道事典』を用いて、神道に関する基礎知識を得る。|3. 國學院大學図書館および國學院大學博物館の利用を通じて、神道文化・宗教文化の自主的な学修方法を身につける。|4. 神道・宗教に関する課題図書・課題論文を読んでリポートを作成し、これから神道文化・宗教文化を専門的に学修する上での基礎学力を身につける。|5. 神道文化・宗教文化に関する発表テーマを設定して調査・研究を進め、自らの考えを整理して、成果発表を行う。
  • 神道学演習I, 2022, ※【重要】本授業は、主に基幹演習Ⅰ(事情・条件により基幹演習Ⅱ)を再履修となった学生のために開講される。各々の問題関心は多岐にわたると考えられるため、「神道文化学部での学びの集大成」という以上に、扱うべきテーマは指定しない。上記の「〈聖なるもの〉とメディア」というテーマは、授業目的を達成するための模範事例として仮に定めたものである。授業計画もこの事例に基づくものとなっているが、受講生の関心や養うべき能力に応じて、適宜、授業内容や方向性は変更可能である。||論文の精読を通じて、宗教学の研究に必要な基礎知識について学びつつ、自分の研究テーマを具体化していく。また、中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で研究テーマを設定し、個人発表を行う。|一連の取り組みを通じて、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルの習得を目指す。
  • 神道学演習I, 2022, ※【重要】本授業は、主に基幹演習Ⅰ(事情・条件により基幹演習Ⅱ)を再履修となった学生のために開講される。各々の問題関心は多岐にわたると考えられるため、「神道文化学部での学びの集大成」という以上に、扱うべきテーマは指定しない。上記の「〈聖なるもの〉とメディア」というテーマは、授業目的を達成するための模範事例として仮に定めたものである。授業計画もこの事例に基づくものとなっているが、受講生の関心や養うべき能力に応じて、適宜、授業内容や方向性は変更可能である。||論文の精読を通じて、宗教学の研究に必要な基礎知識について学びつつ、自分の研究テーマを具体化していく。また、中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で研究テーマを設定し、個人発表を行う。|一連の取り組みを通じて、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルの習得を目指す。
  • 神道文化演習, 2022, 神道文化や宗教学に関する文献や論文を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの読み方、それに基づく自らの考えの発表方法を身につける。| また、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表・論文の作成方法)についても学ぶ。
  • 宗教社会学I, 2022, ※本授業は、第1回・第2回と第15回をオンデマンド型、第3~14回を対面型で実施する。||「宗教」は決して個人の心の問題のみに限定されるものでもなければ、私たちの日常世界と無関係に存在するものでもない。国内の動向から国際情勢にいたるまで、宗教は社会の様々なレベルに深く関与しているのであり、これを抜きに今日の社会を理解することは難しい。|この授業では、宗教社会学の基礎的な視座・理論・方法を学び、宗教文化ならびに現代社会について考えるための手立てを獲得する。
  • 宗教社会学II, 2022, ※本授業は、第1回・第2回と第15回をオンデマンド型、第3~14回を対面型で実施する。||「宗教」は決して個人の心の問題のみに限定されるものでもなければ、私たちの日常世界と無関係に存在するものでもない。国内の動向から国際情勢にいたるまで、宗教は社会の様々なレベルに深く関与しているのであり、これを抜きに今日の社会を理解することは難しい。|この授業では、今日の宗教と社会を考えるにあたって欠かすことのできない個別のテーマを通じて、これまで宗教社会学の領域で蓄積されてきた宗教現象についての知識を獲得し、宗教・社会・人間についての理解を深める。
  • 宗教社会学, 2022, 「宗教」は決して個人の心の問題のみに限定されるものでもなければ、私たちの日常世界と無関係に存在するものでもない。国内の動向から国際情勢にいたるまで、宗教は社会の様々なレベルに深く関与しているのであり、これを抜きに今日の社会を理解することは難しい。|この授業では、宗教社会学の基礎的な視座・理論・方法を学んだうえで、現代社会を捉える時に欠かせない個別のテーマを通じて学知の拡充を図り、宗教・社会・人間についての理解を深める。
  • 日本文化を知る(現代日本社会の「宗教」), 2022, ※本授業は、遠隔授業(オンデマンド型)として実施する。|テレビ、パソコン、携帯電話、雑誌、新聞、カメラなど、私たちの身の回りには様々な「メディア」が溢れており、これを抜きに社会を語ることは難しい状況となっている。|この授業では、「メディア」という観点から、今日の日本社会に存在する宗教に関連した文化現象を広く取り上げ、現代における宗教の在り方、また現代社会の特徴について考える。
  • 神道文化基礎演習, 2022, 以下の作業を通じて、神道文化・宗教文化の基本的な知識を修得するとともに、これからの大学生活において必要となる学修方法と学修習慣を身につける。|1.『國學院大學の歴史』のテキストを用いて、母校となる國學院大學の建学の精神や歴史について学ぶ。|2. 『プレステップ神道学』・『神道事典』を用いて、神道に関する基礎知識を得る。|3. 國學院大學図書館および國學院大學博物館の利用を通じて、神道文化・宗教文化の自主的な学修方法を身につける。|4. 神道・宗教に関する課題図書・課題論文を読んでリポートを作成し、これから神道文化・宗教文化を専門的に学修する上での基礎学力を身につける。|5. 神道文化・宗教文化に関する発表テーマを設定して調査・研究を進め、自らの考えを整理して、成果発表を行う。
  • 神道文化演習, 2022, 神道文化や宗教学に関する文献や論文を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの読み方、それに基づく自らの考えの発表方法を身につける。| また、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表・論文の作成方法)についても学ぶ。
  • 宗教学演習I, 2022, 授業テーマに関連する論文の精読を通じて、宗教学の研究に必要な基礎知識について学びつつ、自分の研究テーマを具体化していく。また、中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で研究テーマを設定し、個人発表を行う。|一連の取り組みを通じて、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルの習得を目指す。
  • 宗教学演習II, 2022, 授業テーマに関連する論文の精読を通じて、宗教学の研究に必要な基礎知識について学びつつ、自分の研究テーマを具体化していく。また、中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で研究テーマを設定し、個人発表を行う。|一連の取り組みを通じて、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルの習得を目指す。
  • 神道と文化, 2023
  • 神社ネットワーク論I, 2023
  • 神道文化基礎演習, 2023
  • 神道文化演習, 2023
  • 神道文化演習, 2023
  • 宗教社会学I, 2023
  • 宗教社会学II, 2023
  • 日本文化を知る(現代日本社会の「宗教」), 2023
  • 宗教学演習I, 2023
  • 宗教学演習II, 2023
  • 神道と情報化社会I, 2023
  • 神道と情報化社会II, 2023
  • 神道と文化, 2023, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で必須なものである。|この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典・歴史・祭りについての基礎知識を学ぶ。
  • 神社ネットワーク論I, 2023, ※本授業は、オンデマンド型授業として実施する。動画は基本的に、毎週火曜3限(12:50~)の時間帯から約1週間の期間で配信予定。|| 人と人とを結びつける原動力の一つに、信仰やそれに関わる儀礼の力がある。神社は祭りや年中行事・人生儀礼などを通じて、家族から地域社会ひいては国家に至るまで、様々な人間同士の結びつきを創出してきた。とは言え、戦後に生じた社会の変化と共に、そうした神社の結ぶ社会的なつながりの在り様は、大きく変わりつつある。| 現代の日本社会において、神社はいかなる人と人との社会的なつながりを生み出しているのか、また生み出していけるのか。その諸相と可能性を事例を踏まえながら探っていく。
  • 神道文化基礎演習, 2023, 以下の作業を通じて、神道文化・宗教文化の基本的な知識を修得するとともに、これからの大学生活において必要となる学修方法と学修習慣を身につける。|1.『國學院大學の歴史』のテキストを用いて、國學院大學の建学の精神、歴史、学問の特色を学ぶ。|2. 『プレステップ神道学』・『神道事典』を用いて、神道に関する基礎知識を得る。|3. 國學院大學図書館および國學院大學博物館の利用を通じて、神道文化・宗教文化の自主的な学修方法を身につける。|4. 神道・宗教に関する課題図書・課題論文を読んでリポートを作成し、これから神道文化・宗教文化を専門的に学修する上での基礎学力を身につける。|5. 神道文化・宗教文化に関する発表を通して、クラス内で意見交換を行う。
  • 神道文化演習, 2023, 神道文化や宗教学に関する文献を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表や論文の作成方法)を身につける。
  • 神道文化演習, 2023, 神道文化や宗教学に関する文献を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表や論文の作成方法)を身につける。
  • 宗教社会学I, 2023, ※本授業は、第1回と第15回をオンデマンド型、第2~14回を対面型で実施する。||「宗教」は決して個人の心の問題のみに限定されるものでもなければ、私たちの日常世界と無関係に存在するものでもない。国内の動向から国際情勢にいたるまで、宗教は社会の様々なレベルに深く関与しているのであり、これを抜きに今日の社会を理解することは難しい。|この授業では、宗教社会学の基礎的な視座・理論・方法を学び、宗教文化ならびに現代社会について考えるための手立てを獲得する。
  • 宗教社会学II, 2023, ※本授業は、第1回と第15回をオンデマンド型、第2~14回を対面型で実施する。||「宗教」は決して個人の心の問題のみに限定されるものでもなければ、私たちの日常世界と無関係に存在するものでもない。国内の動向から国際情勢にいたるまで、宗教は社会の様々なレベルに深く関与しているのであり、これを抜きに今日の社会を理解することは難しい。|この授業では、今日の宗教と社会を考えるにあたって欠かすことのできない個別のテーマを通じて、これまで宗教社会学の領域で蓄積されてきた宗教現象についての知識を獲得し、宗教・社会・人間についての理解を深める。
  • 日本文化を知る(現代日本社会の「宗教」), 2023, ※本授業は、オンデマンド型授業として実施する。動画は基本的に、毎週金曜3限(12:50~)の時間帯から約1週間の期間で配信予定。||テレビ、パソコン、携帯電話、雑誌、新聞、カメラなど、私たちの身の回りには様々な「メディア」が溢れており、これを抜きに社会を語ることは難しい状況となっている。|この授業では、「メディア」という観点から、今日の日本社会に存在する宗教に関連した文化現象を広く取り上げ、現代における宗教の在り方、また現代社会の特徴について考える。
  • 宗教学演習I, 2023, 授業テーマに関連する論文の精読を通じて、宗教学の研究に必要な基礎知識について学びつつ、自分の研究テーマを具体化していく。また、中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で研究テーマを設定し、個人発表を行う。|一連の取り組みを通じて、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルの習得を目指す。
  • 宗教学演習II, 2023, 授業テーマに関連する論文の精読を通じて、宗教学の研究に必要な基礎知識について学びつつ、自分の研究テーマを具体化していく。また、中間レポート・演習論文の作成に向けて、各自で研究テーマを設定し、個人発表を行う。|一連の取り組みを通じて、論理的な思考法・文章作成法・議論の仕方などのアカデミックスキルの習得を目指す。
  • 神道と情報化社会I, 2023, メディアをめぐる技術の発展と多様化を背景に、情報が高いを持つようになった社会のことを「情報化社会」と呼んでいる。こうした社会状況の中で、神道文化に生じている新たな展開について、自分なりに探究していく。課題への取り組みを通じて、インターネットを通じた適切な情報収集と分析の方法、PowerPointによるプレゼンテーション作成の基礎スキルを身につける。
  • 神道と情報化社会II, 2023, メディアをめぐる技術の発展と多様化を背景に、情報が高いを持つようになった社会のことを「情報化社会」と呼んでいる。こうした社会状況の中で、神道文化に関していかなる情報発信がなされているのかについて調べ、自分なりに分析していく。|課題への取り組みを通じて、インターネットを通じた適切な情報収集と分析の方法、エクセルの基礎スキルを身につける。

学外活動

学協会活動

  • 伝承文化学会, 2023年12月
  • 日本山岳修験学会, 2018年
  • 神道宗教学会
  • 印度学宗教学会
  • 日本民俗学会
  • 日本宗教学会
  • 日本出版学会

学外委員等活動

  • 2023年12月, 伝承文化学会, 常任委員
  • 2022年03月14日, 日本山岳修験学会, 評議員
  • 2019年05月, 神道宗教学会, 広報委員
  • 2012年09月, 2016年03月, 神道宗教学会, 広報委員

社会貢献活動

  • めぐろシティカレッジ講座「東北の民族誌~イタコ・恐山・オシラサマ~」, めぐろシティカレッジ振興会, 2022年05月14日