K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

吉永 安里
人間開発学部 子ども支援学科
教授
Last Updated :2024/04/17

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    吉永 安里, ヨシナガ アサト

所属・職名

  • 人間開発学部 子ども支援学科, 教授

学位

  • 2022年03月15日, 博士(子ども学), 白梅学園大学, 甲第17号, 幼児教育と小学校教育における言葉の指導の接続ー読むことの指導の差異と連続性からー
  • 修士(教育学)

本学就任年月日

  • 2013年04月01日

研究分野

  • 幼児期のことばの発達、小学校国語科教育

研究活動

論文

  • 『おおきなかぶ』における幼小の指導の連続性ー読みの環境構成と指導内容の観点から―, 吉永安里, 読書科学62(3・4), 175, 195, 2021年05月10日, 日本読書学会
  • 幼児期の教育から小学校教育への言語指導の円滑な接続に関する一考察 : ベルギー・フランダースのフレネ教育の実践から, 吉永安里, 國學院大學人間開発学研究 (11), 57, 77, 2020年02月, 國學院大學人間開発学会, 岡本拡子
  • ドイツおよびベルギーの多文化教育実践, 岡本拡子、吉永安里, 健康福祉研究, 16, 1, 13, 20, 2019年09月, 高崎健康福祉大学総合福祉研究所紀要
  • 社会的行為としての絵本読み聞かせ, 藤森裕治、吉永安里, 読書科学, 61, 2, 64, 76, 2019年07月22日, 日本読書学会, 吉永安里
  • 幼小の読みの指導の差異性と共通性 ―日本,アメリカ,ベルギーの事例検討から―, 吉永安里, 読書科学60(3), 138, 155, 2018年09月14日, 日本読書学会
  • 幼稚園と小学校の読むことの指導場面における教師の関わりの比較研究―日本とアメリカの事例から―, 吉永安里, 國學院大學人間開発学研究第8号, 2017年02月28日, 國學院大學人間開発学会
  • 保育者養成校における「幼小接続」に関する授業の実態―保育者養成課程の関連科目や生活科のシラバス分析から―, 掘越紀香、松嵜洋子、吉永安里、佐久間路子、福田洋子、横山真貴子, 保育教諭養成課程研究第2号, 3, 16, 2016年11月01日, 保育教諭養成課程研究会
  • 保育者養成校における「幼小接続」に対する学生理解の実態, 掘越 紀香 , 白川 佳子 , 原 孝成 , 松嵜 洋子 , 塩野谷 祐子 , 吉永 安里 , 福田 洋子 , 今井 康晴 , 鈴木 美枝子 , 横山 真貴子, 保育教諭養成課程研究, 1, 13, 26, 2016年02月01日, 保育教諭養成課程研究会
  • 保育表現技術の自己教育プログロム構築―絵本の読み聞かせの技能向上を目指して―, 國學院大學人間開発学研究, 6, 111, 120, 2015年02月01日, 國學院大學人間開発学部, 結城孝治・山瀬範子・廣井雄一
  • 保育表現技術の習得における評価方法の影響―絵本の読み聞かせ技術を題材にした聞き手との相互作用への気づき―, 國學院大學紀要, 53, 159, 178, 2015年01月01日, 結城孝治・山瀬範子・廣井雄一
  • 「特集論文/日々の育ちをとらえてつながりのある指導をつくる」, 『月刊国語教育研究』, 3月号, 10, 15, 2012年03月01日, 「指導と評価の一体化」をめざすために、最も大切なのは評価のための指導、評価のための評価にならないよう、児童の日々の育ちを捉えて単元を構想し、形成的評価をしながら常に反省的に指導を改善していくことが大切である。また、一単元指導後の総括的評価を次の単元の事前評価とし、単元と単元のつながりを児童が自然に意識でき、一単元の児童の育ちを次の単元の指導に生かすことができるように、教師が常に指導のつながりを強く意識する姿勢をもって、日々児童と関わることが大切である。5年最初の文学教材「五月になれば」と続く「大造じいさんとガン」の実践から、子どもの実態や育ち、単元間等のつながりを大切にした指導と評価の一体化を訴える論文である。
  • 「私の学習室/読む力・表現力を高める読みの新聞作り-「ごん中山かわらばんを作ろう!」の実践-」, 『月刊国語教育研究』, 8月号No460, 42, 43, 2010年08月01日, 読んだことを表現に生かせるような単元を構想し、読みの力を高めるとともに、表現力を高めようと試みた『一つの花』の壁新聞の実践から出た課題をもとに、新聞としての形式を重視し、児童同士の記事の交流から生まれる学び合いに重点をおいた実践である。『ごんぎつね(作:新美南吉)』の場面ごとの読みを壁新聞とし、トップ記事を何にしたらよいか、見出しをどのようにつけるかなど、新聞の形式を考えることで、再度読みに立ち戻り、読みを深めることができ、学習効果が高まった。また、記事を交流する時間をとり、交流の観点を示すことで、互いの読みを評価し合い、読みを高め合うことができた。
  • コロナ禍における幼小接続の取り組み, 吉永安里, 月刊国語教育研究, 2021年3月号, 587, 2, 3, 2021年03月10日, 日本国語教育学会
  • 「どうして?」「やってみたい!」があふれる幼児期の学び, 吉永安里, 月間国語教育研究, 595, 56, 57, 2021年11月10日, 日本国語教育学会
  • 「言葉と向き合い、愉しむ子の育成―活用につながる説明的文章の学習―」, 『東京学芸大学教育学部附属小金井小学校研究紀要』, 31, 15, 24, 2009年02月01日, 大塚健太郎・細川太輔・吉永安里・片山順也・片山守道・川端秀成, 東京学芸大学附属小金井小学校国語部では、平成20年度「言葉と向き合い、愉しむ子の育成―活用につながる説明的文章の学習―」について研究、実践を行ってきた。説明的文章の学習でつけた力を日常生活や他教科・他領域に活用していくことで、言葉の力を実感し、将来にわたって言葉を楽しみ続ける言葉の学び手を育てることをねらい、理論構築を行なった。
  • 「表現に活きる読みの力を育てる―第3学年「広い言葉、せまい言葉」の実践―」, 東京学芸大学教育学部附属小金井小学校研究紀要』, 31, 39, 44, 2009年02月01日, 東京学芸大学附属小金井小学校国語部「言葉と向き合い、愉しむ子の育成-活用につながる説明的文章の学習」の理論を受け、活用の視点から、「読むこと」の学習で育んだ力を他領域の「書くこと」の表現につなげることで「読むこと」の学習効果を上げられるという仮説をもち、実践を試みた。テキストを理解・評価しながら読み、読み取ったことを書くことに活用する意識をもたせることで、読みの力の伸長を図り、また児童が目的意識や相手意識をもって、意欲的に学習に取り組むことができた。この成果を、児童のプロトコル等に基づいて、実証的に論述した論文である。読解力を高めることに主眼をおいた新たな「読み書き関連」の授業設計を提案することができた。
  • 「求めあい、つなげ合い、学び合う子―吟味のある授業を求めて―(研究総論)」, 『東京学芸大学教育学部附属小金井小学校研究紀要』, 33, 5, 14, 2010年03月01日, 片山守道・高橋丈夫・青山尚司・上嶋玲子・齊藤和貴・松岡仁・三井寿哉・吉永安里, 東京学芸大学附属小金井小学校では、平成20年度の研究「求めあい、つなげあう子~受容から広がる学びの姿~」で、学習対象や仲間、自分自身をまず受容する中で、それぞれが求め合ったり、つなげ合ったりする学び合いが成立するという研究結果を得た。しかし、受容するだけでは学びの高まりが十分でなかったため、ただつなげ合うのではなく、学習対象や仲間、自分に対して十分吟味した上でつなげ合うという「質の高いつなげ合い」に注目して研究を行うこととした。平成21年度はこの質の高いつなげ合いを成立させるための「吟味」に注目し、受容・吟味・表現のプロセスを学習過程に想定することで、児童の学び合いの質的向上をめざした。平成21年度研究部員として、本研究の理論構築、実践データ収集・分析に貢献した。
  • 「言葉と向き合い、愉しむ子の育成―活用につながる「読むこと」の学習(国語科)」, 『東京学芸大学附属小金井小学校研究紀要』, 32, 15, 20, 2010年03月01日, 片山順也・大塚健太郎・川畑秀成・吉永安里・細川太輔・片山守道, 東京学芸大学附属小金井小学校国語部では、平成20年度「言葉と向き合い、愉しむ子の育成―活用につながる説明的文章の学習―」の研究を行い、活用を意識した単元構想を行うことで、説明的文章の読みの学習効果を上げることができるという研究知見を得た。これを平成21年度「言葉と向き合い、愉しむ子の育成―活用につながる「読むこと」の学習―」において、説明的文章だけでなく文学的文章も含めた「読むこと」の学習へさらに研究対象を広げて、実践データを収集・分析を行うこととした。読みの学習でつけた力を日常生活や他教科・他領域に活用していくことで、言葉の力を実感し、将来にわたって言葉を楽しみ続ける言葉の学び手を育てることをねらい、理論構築と実践の提案を行なった。結果、説明的文章だけでなく、文学的文章においても、活用の視点が学習効果を高めること、また本校研究テーマである質の高いつなげ合いもさらに学習効果を高めていることを実証した。
  • 「つなげ合って学びが生まれる授業づくり―第4学年「一つの花」実践―」, 『東京学芸大学附属小金井小学校研究紀要』, 32, 37, 40, 2010年03月01日, 本校国語部「活用につながる読みの学習」の研究と、新学習指導要領において求められる思考力・判断力・表現力の向上について、国語科の読みの学習において、読んだことを表現に活用することで、読みの力も表現力も高められるような単元を構想した。本単元では読んだことを壁新聞の記事に表現することで、読むことの目的意識を高め、また読んだことを表現に整理し直す中で、読みの力そのものも磨くことをめざした。また、壁新聞というクラスで一枚の作品を仕上げることを目的とすることで、互いの表現を交流し合い、高め合うことの目的意識をもたせることもねらった。学習過程は、『一つの花(作:今西佑行)』をクラスで読み取り、そこでの読みをもとに、児童一人一人が記者として一場面一本ずつ記事を書き、クラス全体で各場面ごとに一枚ずつ壁新聞をつくるという流れである。登場人物に同化した読みの表現である日記やつぶやき形式、異化した読みの表現である登場人物へのインタビュー形式や記者・専門家になりきって場面や登場人物を客観的に分析した論説形式のものなど、場面ごとに児童それぞれの読みに適した形式を工夫させながら、一授業の中で、様々な読みと表現の力を高めていけるような授業設計を行い、学習意欲の向上とともに、文学的文章の学習にも活用の視点が大きな学習効果をもたらすことを実証した。
  • 「活用につながる読むことの授業づくりに関する研究:「読みのフレーム」による教科書教材の特性の分析(共同研究)」, 『東京学芸大学附属学校研究紀要』, 38, 69, 82, 2011年08月01日, 川畑秀成・大塚健太郎・片山守道・細川太輔・吉永安里, 本校国語部平成22年度「活用につながる読むことの学習」で得られた知見をもとに、説明的文章では「読みの観点」、文学的文章では「読みの技術」という文章を読む際の視点を、「読む」という行為に鑑みて、「読みのフレーム」にまとめた。また、活用につなげるための教材の分析に役立つ各社平成23年度版教科書の特性分析を行い、教材の特性にあった指導事項を特性分析表にまとめた。
  • 「求めあい、つなげ合い、学び合う子―吟味のある授業をつくる―(研究総論)」, 『東京学芸大学教育学部附属小金井小学校研究紀要』, 33, 5, 11, 2011年02月01日, 片山守道・高橋丈夫・青山尚司・上嶋玲子・河野希代子・前田良子・三井寿哉・吉永安里, 東京学芸大学附属小金井小学校では、平成21年度の研究「求め合い、つなげ合い、学び合う子―吟味のある授業を求めて―」で、「質の高いつなげ合い」に注目して研究を行った。質の高いつなげ合いを成立させるための「吟味」に注目して、授業構想し、授業分析を行った結果、受容・吟味・表現のプロセスを学習過程に想定することで、児童の学び合いの質的向上を図ることができた。この研究成果を受けて、平成23年度「求めあい、つなげ合い、学び合う子―吟味のある授業をつくる―」として、吟味のある授業づくりの視点として、「教材研究」、「学習者理解」、「授業構想」、「教師の役割」が不可欠であると考え、この4つの視点から授業を評価することした。「他者の表現したものを受け入れて、既習事項・経験と照らし合わせて吟味し、それを生かそうとする力」を高めるための教師のかかわりに関する研究として、教師のあり方が吟味のある授業には欠かせない存在であり、「復唱」をはじめとした、教師の出について質の高い授業を成立させる要素を抽出し、まとめることができた。平成22年度研究部員として、本研究の理論構築、実践データ収集・分析に貢献した。
  • 「言葉と向き合い、愉しむ子の育成―活用につながる「読むこと」の学習(国語科), 『東京学芸大学附属小金井小学校研究紀要』, 33, 14, 19, 2011年02月01日, 片山順也・大塚健太郎・川畑秀成・吉永安里・細川太輔・片山守道, 東京学芸大学附属小金井小学校国語部では、平成20年度「言葉と向き合い、愉しむ子の育成―活用につながる説明的文章の学習―」の研究を行い、活用を意識した単元構想を行うことで、説明的文章の読みの学習効果を上げることができるという研究知見を得た。これを平成21年度「言葉と向き合い、愉しむ子の育成―活用につながる「読むこと」の学習―」において、説明的文章だけでなく文学的文章も含めた「読むこと」の学習へさらに研究対象を広げて、実践データを収集・分析を行うこととした。読みの学習でつけた力を日常生活や他教科・他領域に活用していくことで、言葉の力を実感し、将来にわたって言葉を楽しみ続ける言葉の学び手を育てることをねらい、理論構築と実践の提案を行なった。結果、説明的文章だけでなく、文学的文章においても、活用の視点が学習効果を高めることに貢献していること、また本校研究テーマである質の高いつなげ合いがさらに学習効果を高めていることを実証した。
  • 「幼稚園における「言葉」の教授スタイルの研究-グラウンデッド・セオリー・アプローチで「おおきなかぶ」の実践を分析する―」, 『学芸国語教育研究』, 30, 55, 66, 2012年12月25日, 東京学芸大学国語科教育学研究室
  • 「子どもの生活に根ざした読書単元の開発―「1年1くみ え本の森へようこそ!」の実践―」, 東京学芸大学附属小金井小学校研究紀要, 35, 19, 24, 2013年03月19日, 東京学芸大学附属小金井小学校
  • 幼稚園・小学校における「おおきなかぶ」の教授スタイルの様相:「自覚的な学び」の視点から, 國學院大學 人間開発学研究, 5, 159, 178, 2014年03月01日
  • 幼小の読みの指導の差異性と共通性:日本,アメリカ,ベルギーの事例検討から, 吉永 安里, 読書科学, 60, 3, 138, 155, 2018年, 日本読書学会,

    The purpose of this research is to identify differences and commonalities in reading instruction between Early Childhood Education (ECE) and Primary School Education (PSE),and to examine how teachers can assist their

    children smoothly transit from ECE to PSE. Two ECE and PSE teachers respectively participated in Japan,the U.S.

    and Belgium.In total twelve classes were audio-recorded and field notes were taken under natural observation. There were differences and commonalities in strategies of each country and they displayed various transition issues. For example,in the U.S.,there were more commonalities between ECE and PSE than in the other countries. However,there were differences in learning content,it was suggested that there was sequence and stepwise from ECE to PSE. PSE teachers taught higher reading skills than in the other countries by using the same learning style and type of language as in ECE. In Belgium,the learning content,style,and type of language was similar to the U.S.in ECE,however,PSE seemed to encourage their children to read a textbook by themselves,then they tended to prepare much easier content than those in ECE. In Japan,there were the big differences in type of language and learning style between ECE and PSE teachers seemed to adjust learning content to the same level as in ECE and demand desirable classroom behavior.

    The outcome of this research suggests that there are pros and cons in school transition of each country,and incorporating the other countriesʼ"good"practices will be one clue of achievement of smoother transition.

  • 幼稚園・小学校における「おおきなかぶ」の教授スタイルの様相 : 言語性を促す教師の関わりに着目して(自由研究発表), 吉永 安里, 全国大学国語教育学会発表要旨集, 128, 19, 22, 2015年05月30日, 全国大学国語教育学会
  • 幼稚園・小学校における「おおきなかぶ」の教授スタイルの様相 : 「自覚的な学び」の視点から(自由研究発表), 吉永 安里, 全国大学国語教育学会発表要旨集, 125, 361, 364, 2013年10月26日, 全国大学国語教育学会
  • 幼小接続におけることばの教育 日・英の事例研究を通して, 藤森 裕治;吉永 安里, 全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集, 134, 0, 47, 50, 2018年, 全国大学国語教育学会
  • 幼稚園・小学校における「おおきなかぶ」の教授スタイルの様相 : 言語性を促す教師の関わりに着目して(自由研究発表), 吉永 安里, 全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集, 128, 0, 19, 22, 2015年05月30日, 全国大学国語教育学会
  • 幼小接続におけることばの教育 日・英の事例研究を通して, 藤森 裕治;吉永 安里, 全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集, 134, 0, 47, 50, 2018年05月26日, 全国大学国語教育学会
  • 幼小の読みの指導の差異性と共通性, 吉永 安里, 読書科学, 60, 3, 138, 155, 2018年09月14日, 日本読書学会,

    The purpose of this research is to identify differences and commonalities in reading instruction between Early Childhood Education (ECE) and Primary School Education (PSE),and to examine how teachers can assist their

    children smoothly transit from ECE to PSE. Two ECE and PSE teachers respectively participated in Japan,the U.S.

    and Belgium.In total twelve classes were audio-recorded and field notes were taken under natural observation. There were differences and commonalities in strategies of each country and they displayed various transition issues. For example,in the U.S.,there were more commonalities between ECE and PSE than in the other countries. However,there were differences in learning content,it was suggested that there was sequence and stepwise from ECE to PSE. PSE teachers taught higher reading skills than in the other countries by using the same learning style and type of language as in ECE. In Belgium,the learning content,style,and type of language was similar to the U.S.in ECE,however,PSE seemed to encourage their children to read a textbook by themselves,then they tended to prepare much easier content than those in ECE. In Japan,there were the big differences in type of language and learning style between ECE and PSE teachers seemed to adjust learning content to the same level as in ECE and demand desirable classroom behavior.

    The outcome of this research suggests that there are pros and cons in school transition of each country,and incorporating the other countriesʼ“good”practices will be one clue of achievement of smoother transition.

  • 社会的行為としての絵本読み聞かせ, 藤森 裕治;吉永 安里, 読書科学, 61, 2, 64, 76, 2019年07月22日, 日本読書学会,

    The purpose of this research is to clarify what characteristics picture book reading activities in Kindergarten have regarding the development of children’s social personality. The research adopted is a discourse analysis methodology, through the social system theory of ‘Self Organization’.

    Main findings are as follows;

    (1) The reading of a picture book as a group activity in a kindergarten is experienced as a self-organized social act in which the following two reading actions are integrated;

    ・Emergent and interactive reading activities through the presentation of illustrations and recitation of texts.

    ・Reflective and autonomous reading behavior of children through the reading texts as participation in a social group activity.

    (2) Emergent and interactive reading activities are functionally in phase with interpersonal communication in real society.

    Reflective and autonomous reading practices are in phase with grasping, consciousness, and planning done autonomously in individual minds. Reading a picture book is an activity of spirally linking these two reading activities, and is an effective language activity for children to acquire the ability to cope with an unpredictable society.

    Conclusions are as follows;

    Even though a picture book reading activity is a one-time, interpersonal oral communication, picture books as an intermediary maintains consistency and universality. Children reflectively repeat experiences of autonomous reading of texts while following the rules of the reading activity and predicting or summarizing the structure and content of the story of the picture book. As a result, each reading experience is renewed and connected to the next reading of picture books.

    Through those activities, children will develop their social being, stimulate their meta-cognition, and will be more inclined to display meaningful self-expression.

  • 幼稚園・小学校における「おおきなかぶ」の教授スタイルの様相 : 「自覚的な学び」の視点から(自由研究発表), 吉永 安里, 全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集, 125, 0, 361, 364, 2013年10月26日, 全国大学国語教育学会
  • 『おおきなかぶ』における幼小の指導の連続性, 吉永 安里, 読書科学, 62, 3-4, 175, 195, 2021年05月10日, 日本読書学会,   This research analyses situations during reading classes in kindergartens and elementary schools with the aim to highlight differences and commonalities and to elaborate on instruction measures that enable continuity between the two stages. Reading classes of “The Giant Turnip” at seven kindergartens and eight elementary schools were studied by natural observation, and semistructured interviews with the teachers followed. The study was focused on the differences and commonalities of physical environments and instruction contents at the two stages. As an example for the physical environment, in kindergartens, the typical class consisted of teachers reading aloud only picture books once without repeating. On contrary, in elementary schools, students and teachers were physically more distant. Students were instructed to be seated at their desk and read individually. Textbooks were read repeatedly and diverse learning materials were used. For instruction contents, in kindergartens, children’s reaction was taken into consideration by teachers as the classes proceeded, and instructions contents on scenes and characters, the peritexts such as the link between the front and back cover and guessing plots were typically observed. On the other hand, in elementary schools, classes were more controlled and initiated by teachers. Children were instructed to learn a broader range of aspects on the contents which not only limited to the ones taught at kindergartens but also feelings of characters and authors’intention of expression. The research indicates that for a smoother transitioning, (1) in elementary schools, creating a safe environment where children can learn to read voluntarily and be initiative to ask questions by having a physical intimacy between the teacher and students to share a picture book, and (2) in kindergartens, instruction contents need to be flexibly adjusted accordingly to each child’s reactions and literacy level.

Misc

  • 「どうして?」「やってみたい!」があふれる遊びと学び, 吉永安里, 真宗, 七月号, 45, 45, 2021年07月01日, 東本願寺出版
  • あそびの中で育まれる力, 吉永安里, 真宗6月号, 1407, 47, 47, 2021年06月01日, 東本願寺出版
  • 今、求められる保育とは, 吉永安里, 真宗5月号, 1406, 41, 41, 2021年05月01日, 東本願寺出版

著書等出版物

  • 幼児教育と小学校教育における言葉の指導の接続 読むことの指導の差異と連続性から, 吉永安里, 風間書房, 2023年02月28日
  • あそびの中の学びが未来を開く 幼児教育から小学校教育への接続, 田澤里喜・吉永安里, 世界文化社, 2020年04月
  • 小学校国語科教育研究, 吉永安里, 東洋館出版社, 2019年09月26日
  • 新・基本保育シリーズ9子ども家庭支援の心理学, 吉永安里, 中央法規, 2019年03月01日
  • 幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿, 吉永安里, 東洋館出版社, 2018年04月13日
  • 育てたい子どもの姿とこれからの保育, 吉永安里, ぎょうせい, 2018年03月23日
  • 言語活動中心 国語概説, 吉永安里, 学文社, 2018年09月15日
  • 保育・幼児教育・子ども家庭福祉辞典, 吉永安里, ミネルヴァ書房, 2021年06月01日
  • 板書で見る全単元の授業のすべて 国語 小学校5年下, 中村 和弘 (監修)、井上 陽童・小木 和美 (編著),吉永安里(著), 東洋館出版社, 2020年08月11日
  • 保育・教職実践演習 学びの軌跡の集大成を目指して, 編著:神長美津子、田代幸代 著:宮里暁美、中野圭祐、岸千夏、廣井雄一、守隨香、望月文代、河合優子、島田由紀子、吉永安里、津金美智子、夏秋 英房, 光生館, 2021年02月26日
  • 小学生実用BOOKS5分でわかる友だち術, 監修:上條正義・菅原徹、指導:吉永安里、神田裕子, 学研プラス, 2021年03月02日
  • 板書で見る全単元の授業のすべて 国語 小学校5年上, 中村和弘・井上陽童・小木和美, 東洋館出版社, 2020年04月
  • 保育内容総論, 渡邉英則・大豆生田啓友, ミネルヴァ書房, 2020年04月
  • 保育内容「表現」, 岡本拡子・花原幹夫・汐見稔幸, ミネルヴァ書房, 2020年04月
  • 『小学校言語活動の授業をつくる1・2年』, 学事出版, 2009年05月01日, 神野雅博・齋藤裕吉・則岡小織・高橋正純・片桐純子・吉永安里・内田佐代子・増山亜紀子・吉原純子・久保田千恵・金子慶子・大塚健太郎, 言語活動を取り入れた授業設計を行うことで、児童の読みを深め、学習意欲を向上させた2つの実践を紹介した。1年生説明的文章『じどうしゃくらべ』では、自分の紹介したい乗り物を一人一ページ、絵と文で紹介し、それをクラスで一冊の乗り物図鑑にまとめるという言語活動を取り入れた。児童は、自分の紹介したい乗り物についてどんなことを、どの順番で書くか考えながら『じどうしゃくらべ』を読み、乗り物には「はたらき」とそれにあった「つくり」があることに気づき、図鑑を作りに生かすことができた。また、2年生文学的文章『アレキサンダとぜんまいねずみ』では、劇をすることを学習の目的とし、登場人物の台詞を、叙述から想像をふくらませながらつけ足していき、劇での表現に生かしていった実践である。文章からただ漠然と気持ちを読み取るのではなく、劇で自分たちの考えた台詞を表現できる楽しさを味わいながら、意欲的に学習に取り組むことができた。言語活動が読みの深化と学習意欲向上に有効に働いたことを実証的に記述した。
  • 『新版 教えて考えさせる授業 小学校』, 図書出版, 2009年11月01日, 紺谷静子・赤塚佳子・與儀里未・山口由美子・鷲見辰美・森田和良・佐々木昭弘・落合節子・嶋田雄一・吉永安里・吉原美和子・浅香泰江・鈴木司郎・伊藤孝行・川畑徹大, 『春のうた(作:草野心平)』を教材とし、何を教師が教え、どこを児童に考えさせるか、「教えて考えさせる」の学習方法を具現化した実践報告である。これまで音読では注目されていなかった目線、『春のうた』の語りの視点であるカエルの目線に注目して詩を読むことを教え、目線がどこにあるか児童に考えさせることで読みを深め、音読表現に生かす授業を、児童の実際の表現をもとに実証的に論じた。
  • デジタル教科書『新しい国語/書写』, 東京書籍, 2009年12月01日, 小学校国語科デジタル教科書制作委員として、5年生の国語デジタル教科書の物語文を担当した。
  • 『啐啄同機 求め合い、つなげ合い、学び合う子-吟味のある授業をつくる』, 東洋館出版, 2011年08月01日, 長野秀章・飯田秀利・関田義博・塚本博則・片山守道・吉永安里・青山尚司・高橋丈夫・三井寿哉・齊藤和貴・上島玲子 他多数, 東京学芸大学小金井小学校では、平成21・22年度「求め合い、つなげ合い、学び合う子-吟味のある授業をつくる」について研究を行ってきた。これは、児童が互いの意見を尊重し、まずは聞き、理解すること、その上で、自分の考えとの相違を吟味しながらよりよい考えをつくっていくという質の高い学び合いをめざした研究である。本書の全体の構成としては、各教科の理論と実践、本校の特色である教育実習や宿泊生活などのコラムをまとめた学校研究著書となっている。本人は、児童が質の高い学び合いを実現する上で必要な、テキスト、人などとの関わらせ方について国語部としての理論をまとめた。国語部の理論、教育実習についてのコラムを執筆した。教育実習のコラムでは、児童にとっての教育実習の意義、教育実習生の存在の大きさについて、児童の姿を交えながらまとめた。本校研究部として、執筆だけでなく、本著書の企画・編集も担当した。
  • 『教科別・単元展開の可能性に挑戦する5 「大造じいさんとガン」の授業』, 東洋館出版, 2011年08月01日, 吉永安里・石上佐和子・黒田英津子・齊藤真子・谷亮子・河合啓志, 『大造じいさんとガン』を読んで書評を書くことを学習の目的とし、書評を書く観点を明確化する手立てとした読みのレーダーチャート、ダイヤモンドチャートの指導法を開発した。作品から作者の書き方の工夫を読み取り、その工夫されている点を項目としたレーダーチャートに表し、作品のよさを数値化、可視化するとともに、質的な記述による書評を書かせることで、単なる作品全体を通した感想ではなく、多様な観点からの分析の伴う書評を書くことができた。ダイヤモンドチャートの指導法については、学習におけるその効果が出版社から評価され、ダイヤモンドチャートの多様な可能性を紹介する著書を単著にて執筆中である。
  • 『ダイヤモンドチャート法―読みを可視化する方略』, 東洋館出版社 , 2013年08月05日
  • 小学校 子どもが生きる国語科学習用語 授業実践と用語解説, 東洋館出版社, 2013年02月16日
  • 新版 小学校国語 板書で見る 全単元の授業のすべて 6年上, 吉永安里, 東洋館出版社, 2012年03月14日, 植松雅美、泉宜宏、景山恵美、宇賀村康子、浜崎秀教、岡﨑智子、小木和美、勝山みどり、井上陽童、西川義浩、清水良、柴田紀子、釼持勉
  • 「書くこと」の言語活動 25の方略, 吉永安里, 教育出版, 2014年02月16日
  • 基本保育シリーズ⑧『保育の心理学Ⅰ』, 吉永安里, 中央法規出版, 2015年11月25日
  • 教科教育学シリーズ第1巻 国語科教育, 吉永安里, 一藝社, 2015年12月08日
  • 改訂新版 小学校国語 板書で見る 全単元の授業のすべて 6年上, 吉永安里, 東洋館出版社, 2016年03月12日
  • 平成29年改訂 小学校教育課程実践講座 国語, 吉永安里, ぎょうせい, 2017年10月30日

講演・発表

  • A Smooth Transition from Early Childhood Education(ECE) to Primary School Education (PSE) Focused on Literacy Education : Through a Comparative Case Study of Japan and the UK Through A Comparative Case Study of Japan and the UK, Asato Yoshinaga, Yuji Fujimori, The 21st European Conference on Literacy, 2019年08月06日
  • How can we achieve smooth transition from ECE to CSE? An international comparative study of language education and the assessment, Asato Yoshinaga, 29th EECERA ANNUAL CONFERENCE, 2019年08月23日, European Early CHildhood Education Research Association
  • A smooth transition from ECE to elementary school education (ESE) focused on literacy education: Through a comparative case study between Japan and the UK, 藤森裕治、吉永安里, 28th EECERA ANNUAL CONFERENCE, 2018年08月30日, Yuji Fujimori
  • A cross-cultural study on language education practices for smooth transition from ECE to CSE: Comparison between Belgium, US, and Japan, Asato Yoshinaga, EECERA 27th Conference, 2017年08月29日, European Early childhood Education research Association
  • Comparison of teaching strategies in reading instruction: An examination of the transition from ECE to CSE in Japan, Belgium and the U.S., Asato Yoshinaga, 20th European conference on literacy, 2017年07月03日, International Literacy Associatoion
  • A cross-cultural study on educational practice for smooth transition from ECE to CSE: Comparison between Japan and US, Asato Yoshinaga, The 26th European Early Childhood Education Research Association conference, 2016年09月01日, Ireland Dublin
  • A cross-cultural study on educational practice for smooth transition from ECEC to primary school education : Comparison of Japan, Belgium, and US, Asato Yoshinaga, The 25th European Early Childhood Education Research Association conference , 2015年09月01日, Spain Barcelona
  • The Impact of the Pandemic on the Characteristics of ARMY in Japan: A Case Study Focusing on Attitudes towards Web Contents, OSADA Eri, YOSHINAGA Asato, BTS: A Global Interdisciplinary Conference, 2022年07月15日
  • 幼稚園・小学校の言葉の指導場面における教師の関わりの比較研究     ―日本、ベルギー、アメリカの事例から―, 吉永安里, 第130回 全国大学国語教育学会新潟大会 , 2016年05月29日, 全国大学国語教育学会, 新潟
  • 幼小連携に関する国際比較―日本・ベルギー・アメリカの事例から, 吉永安里, 日本保育学会, 2016年05月08日, 日本保育学会, 東京
  • イギリスの幼小接続の取り組み―言葉の教育とその評価―, 吉永安里, 第71回日本保育学会大会, 2018年05月12日, 日本保育学会, 仙台
  • 幼小接続におけることばの教育日・英の事例研究を通して, 藤森裕治、吉永安里, 第134回全国大学国語教育学会大阪大会, 2018年05月26日, 全国大学国語教育学会, 大坂
  • 保育者養成校における「幼小接続」に関する授業の実態, 保育教諭養成課程研究会第3回研究大会抄録集, 2016年06月01日
  • 教師保幼こ・小の接続期を担う教師の力量形成ー養成と研修ならびに資格制度の課題ースタートカリキュラムの実際とカリキュラムマネジメント, 吉永安里, 日本教師教育学会第31回大会大会企画若手研究者育成支援部企画話題提供③, 2021年10月03日
  • ベルギーにおける言語指導の幼小接続の課題と取り組み:フレネ学校の取り組みに着目して, 吉永安里, 日本保育学会第74回大会, 2021年05月15日, 岡本拡子, 日本
  • 国語科教育と神話・伝承, 吉永安里, 国際シンポジウム「いにしへの「心」を伝える」, 2019年10月18日, 古事記学センター, 東京
  • 幼小連携 幼児教育で大切にしたいこと, 吉永安里, 2019年度 第2回教諭研修会, 2019年09月11日, 東京都私立幼稚園連合会, 東京
  • 子どもの育ちと学びをつなぐために ~接続期カリキュラムの考え方~, 吉永安里, 第2回幼保小関連研修会, 2019年07月30日, 習志野市, 習志野
  • 幼保小連携 幼児教育で大切にしたいこと, 吉永安里, 2019年度 市川市研修会, 2019年10月25日, 市川市, 市川
  • 幼児期の豊かな学びを小学校につなぐ ー10の姿を核に―, 吉永安里, 2019年度教研大会 , 2019年07月25日, 東京都私立幼稚園連合会, 東京
  • 絵本の読み聞かせの自己学習支援システムの構築と学習効果Ⅱ, 結城 孝治、廣井 雄一、山瀬 範子、吉永 安里, 第67回日本保育学会大会, 2014年05月17日, 大阪
  • 絵本の読み聞かせの自己学習支援システムの構築と学習効果Ⅰ, 吉永 安里、山瀬 範子、廣井 雄一、結城 孝治, 第67回日本保育学会, 2014年05月17日, 日本保育学会, 大阪
  • 幼稚園・小学校における  「おおきなかぶ」の教授スタイルの様相    ―言語性を促す教師の関わりに着目して―, 吉永安里, 第128回 全国大学国語教育学会兵庫大会, 2015年05月30日, 兵庫
  • 社会的行為としての絵本読み聞かせ, 藤森裕治、吉永安里, 日本読書学会, 2017年07月30日, 日本読書学会, 東京
  • 幼小連携の国際比較―ベルギー・アメリカの実践から―, 吉永安里, 第70回日本保育学会大会, 2017年05月21日, 日本保育学会, 岡山
  • 絵本の読み聞かせの自己学習支援システムの構築, 日本保育学会大阪大会, 2014年05月17日
  • 「幼稚園・小学校における「おおきなかぶ」の教授スタイルの様相:「自覚的な学び」の観点から」, 第125回広島大会研究発表要旨集 , 2013年10月26日, 全国大学国語教育学会

その他

  • 「コモシル」(保育評価ツール)作成及びアドバイザー, ユニファ株式会社
  • まなびきっず(指導のポイント) , 2016年04月, 2017年03月
  • 国語科指導技術シリーズ4『言語活動を活かす読むことの授業 第5学年『注文の多い料理店』 宮沢賢治』(DVD), ジャパンライム, 2011年11月01日
  • 「公開授業 3年「虫」の毛筆指導」, 第49回全日本書道研究教育研究会東京大会, 2008年10月01日, 全日本書道研究教育研究会東京大会にて、3年生の毛筆指導の公開授業を行なった。右上払いのある漢字を探したり、右上払いの始筆と終筆の筆圧の変化を体感しながら、「虫」の字を整えて書けるような指導の工夫をおこなった。筆圧変化を体感することで、「虫」の右上払いの運筆がスムーズになり、字形が整った。また日常生活での変化としては、他の右上払いのある漢字の硬筆での意識が向上したことと、字形が整ったという成果が上がった。
  • 公開授業 3年「自然のかくし絵」, 東京学芸大学附属合同研究会国語部, 2008年11月01日, 東京学芸大学附属合同研究会国語部の全体会において、『自然のかくし絵(東京書籍3年上)』の公開授業を行なった。児童の身近なこん虫や植物について解説文を書きたいという思いを実現するため、筆者の書き方の工夫を読み取り、それを書くことに生かす読み書き関連を図った単元の開発を行なった。本時は、あえて反論を入れてそれを否定する筆者の書き方に注目し、文章に説得力をもたせる工夫を考えさせることができた。説明的文章を書いた際にも、本時の読みの経験が生き、反論をうまく取り入れた説明文を書くことができた。
  • 公開授業 3年「すがたをかえる大豆」, 東京学芸大学附属小金井小学校研究発表会, 2009年02月01日, 東京学芸大学附属小金井小学校の研究発表会において、『すがたをかえる大豆(光村図書3年上)』の公開授業を行なった。本時は大豆とダイズの書き分けについて、筆者の書き方の工夫を読み取った。カタカタで書くものは外来語だけでなく、植物や動物の学名、また特に印象づけたいものなどもあることに気づき、どうして筆者が書き分けたのか、その意図に気づくことができた。単元を通しては、読んだことを生かして、食品に関する説明文を書く活動につなげる読み書き関連を図った。書くことが読みの深化に効果をもたらすという新しい読み書き関連指導と、児童が目的をもって読むことで生き生きと学習していた点が協議会で評価された。
  • 公開授業 4年「ごんぎつね」, KOGANEI授業セミナー, 2010年02月01日, 国語科の読みの学習において、読んだことを表現に生かせるような単元『ごん中山かわらばんを作ろう!』の実践を公開した。『ごんぎつね(作:新美南吉)』をクラスで読み取り、その読みをもとに、児童一人一人が記者として一場面一本ずつ記事を書き、クラス全体で場面ごとに一枚ずつ壁新聞をつくる言語活動を取り入れた実践である。本時は、主人公ごんの兵十に対する思いを、動作化や地図法を使いながら読み取らせ、言葉を読むおもしろさを実感させることができた。また、壁新聞のよさとして、記事の形式が場面によって使い分けられることによりその場面にどんな意味があるのか視覚的・客観的に児童にも教師にも理解されることと、児童の読みと表現の多様性を評価する分かりやすい評価資料となることなど、協議会でも多数の評価を得た。
  • 公開授業 3年「わすれられないおくりもの」, 東京都小学校国語研究大会, 2010年02月01日, 東京都の教員を対象とし、『わすれられないおくりもの(作:スーザン・バーレイ、教育出版3年)』の公開授業を行なった。場面ごとの人物相関図の変遷を俯瞰することで、「わすれられないおくりもの」とは何か、児童に読み取らせる実践である。本時は登場人物たちの様子を児童に実際に演じさせることで叙述を具体化、可視化し、実感の伴った叙述の読み取りの指導を提案した。児童が登場人物に同化して生き生きと語り合いの場面を表現し、語り合いからどのようなことを感じたか、人物と自分の体験をすりあわせながら、読みを深めることができたと、高い評価を得ることができた。
  • 公開授業 5年「みすゝさがしの旅」, 東京学芸大学附属小金井小学校研究発表会, 2011年02月01日, 『みすゞさがしの旅(著:矢崎節夫、教育出版5年下)』から金子みすゞの詩への関心を高め、ブックトークの手法で好きな詩をテーマに沿って集め聞き手参加型のトークを行うポエムトークの実践についての公開授業を行なった。全国からの参観者を対象に、詩の読ませ方、詩の学習における言語活動の可能性を提案した。詩の読み取りに、これまでの物語文や説明文で蓄積した学びの履歴が見えたこと、ポエムトークの検討の際に用いた手立ての有効性、ポエムトークという言語活動のおもしろさに、参観者から高い評価を得ることができた。

受賞

  • 2022年09月19日, 日本読書学会, 読書科学研究奨励賞, 『おおきなかぶ』における幼小の指導の連続性 読みの環境構成と指導内容の観点から

競争的資金

  • 20H01660, 2020, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 外国人児童の幼児期の言語習得と幼小接続を促す評価方法及び教育実践プログラムの開発, わが国においては,外国人児童への教育は今後さらに大きな社会問題となることが予想されるものの,既に多くの移民や難民を受け入れている諸外国に比べ,複言語環境にある児童に対する幼児期からの言語教育の実践方法は確立されていないのが現状である。  そこで本研究では,あらゆる学習の基礎となる言語力の育成をめざし,幼児期において保育者が日常生活の中で観察を通して言語習得状況の把握と評価を行う指標を作成し,評価と
  • 17H02705, 言葉の教育における円滑な幼小接続を実現する系統的かつ互恵的な実践モデルの開発, 本研究では、幼稚園と小学校における教師の言葉の指導を、同一教材、長期的変容、文化差の3つの観点から多面的に分析し、言葉の指導に関する円滑な幼小接続の指導方略を検討した。その結果、幼児期と小学校期の言葉の指導には、物的環境などの非言語的言語的指導にも、教師の発問などの言語的指導においても差異と共通性が見られ、発達に応じた連続性のある指導がなされていることが明らかとなった。また、文化によってその連続性のあり方には差異があり、それぞれの長短があることが明らかとなった。;近年、幼小接続が世界各国で注目を浴びているが、OECD(2017)は各国の幼小の教育の間には教育課程の連続性、互いの教育への理解,教育方法の連続性などに課題があり,改善されはいるものの依然として問題があると指摘する。また日本における幼小接続研究や実践は,小学校教育への適応を目的とした実践報告や幼小どちらか一方を取り上げた研究が多いことが指摘されている。このため、幼小双方を研究対象とし,それぞれの特徴を明らかにした上でその接続の方略を検討し、幼小の系統性と双方の互恵性を重視した幼小接続の方略を明らかにし,国内外に論文・書籍・学会発表・教育現場への発信を行った本研究の学術的、社会的意義は大きい。
  • 25885070, 2013, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 小学校国語科の読みと幼稚園領域ことばの教師の教授スタイルに関する研究, 幼小移行の円滑な移行を促す幼小の教師の教授スタイルを検討した。日本、アメリカ、ベルギーとの国際比較も行った。日本では、幼小とも集団活動であるが、幼では自己発揮が求められ、小では学習規律、自己抑制を求める傾向にあった、また、小で文字指導が行われる他、言語性の促しレベルは幼小とも変わらなかった。アメリカでは、ともに文字指導が行われ、高度な言語性の促しがなされていた。幼小とも個別活動が多く、自己抑制を求める傾向が強かった。ベルギーも幼小とも集団活動で、幼では自己発揮、小で自己抑制を求めていた。文字指導は小から行われ、言語性の促しは幼稚園は日本の幼より低く、小は同程度であった。
  • 20H01660, 外国人児童の幼児期の言語習得と幼小接続を促す評価方法及び教育実践プログラムの開発, 本研究では,あらゆる学習の基礎となる言語力の育成をめざし,幼児期において保育者が日常生活の中で観察を通して言語習得状況の把握と評価を行う指標を作成し,評価と指導を一体的に行う外国人児童に対する日本語教育の実践方法を開発する。;また,ヨーロッパを中心とする諸外国の幼小における言語習得に関する評価と指導の実際について現地にて調査をおこなう。;さらに,わが国における外国人集住地域の幼小の保育者・教師らと協働した課題解決に向けた実践的アプローチと,外国人児童のための幼小接続における円滑な言語教育実践プログラムの開発をおこなう。;本研究では,あらゆる学習の基礎となる言語力の育成をめざし,幼児期において保育者が日常生活の中で観察を通して言語習得状況の把握と評価を行う指標を作成し,評価と指導を一体的に行う外国人児童に対する日本語教育の実践方法を開発することを目的とする。;本年度は,諸外国で既に効果が実証されている言語習得に関する評価と指導の方法を調査するため,ニュージーランドの幼児教育施設と学校,およびベルギーのフレネ学校において現地調査をおこなった。;また,日本国内においては多文化共生保育において実績を上げている福井県越前市における現地調査をおこなった。越前市役所において,多文化共生に関する行政的な支援の取り組みの聴き取り調査をおこない,さらに在籍児童の約半数が外国人児童である保育園において観察と保育者へのインタビューをおこない,多文化共生保育の実践の実際について知ることができた。;さらに本研究の主たるフィールドである群馬県大泉町において,公立保育園と小学校での観察と保育者・日本語教師へのインタビューをおこない,外国人児童の就学に向けての課題を明らかにすることができた。;諸外国の複言語環境にある外国人児童に対する言語教育と幼小接続期カリキュラムの実際を知ることができた。また,国内においても幼児教育施設および小学校での観察をおこなうことができた。;当初の研究計画を概ね進行させることができている。今後はこれまでの研究で蓄積してきた内容を学会発表や論文として成果報告し,さらに本研究の目的である,外国人児童のための幼小接続における円滑な言語教育実践プログラムの開発をめざす。
  • 24K05804, 乳幼児期の子ども・保護者・保育者のための多文化理解教育プログラムの開発, 本研究は、子ども・保護者・保育者のための多文化理解教育プログラムの開発を目的とするものである。これまで明らかにしてきた、外国人児童とその保護者が抱える様々な課題を踏まえ、外国人人口比率の高い群馬県大泉町を対象として、外国人および日本人保護者ならびに保育者へのアンケート調査を実施して課題の抽出をおこなう。;その結果を踏まえて、①日本人および外国人を対象とした多文化理解促進のための親子サロンの設置、②保育者のための研修プログラムを作成・実施し、それらの効果検証をおこなう。この成果から汎用性のある多文化理解教育プログラムを開発し、保育現場と連携して実践することを目指す。

教育活動

担当授業

  • 教職実践演習, 2019, 授業は、各クラスの学修計画に沿って学ぶことを基本とする。学修計画の作成に当たっては、授業の内容として、幼稚園教員として求められる、①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項、②社会性や対人関係能力に関する事項、③幼児理解や学級経営等に関する事項、④保育内容等の指導力に関する事項から構成する。
  • 保育表現技術(言語表現), 2019, 保育所保育指針のねらいと内容を理解した上で、子どもの遊びを豊かに展開するために必要な言語表現に関する理解を深める。また、言語表現活動に関わる教材(絵本、紙芝居、人形劇、ストーリーテリング等)の活用や作成を行い、保育の環境構成やその具体的展開のための技術を習得することをめざす。
  • 教育の方法と技術(幼), 2019, 幼児期の特性を踏まえた環境を通しての教育、遊びを通しての指導といった幼児教育の方法的特質を、これまでの実習経験をもとに、実践の映像視聴や話し合いを通して考えを深め、自らの子ども観、指導観、教師観を明らかにする。
  • 演習(人間開発学部), 2019, 文献購読、保育参観、授業参観を通して、どのような教師や学校・園側の対応が必要か、履修生同士のディスカッションを通して考えを深めていきます。|また、授業研究については、実際の授業場面の映像を通して、教師が子どもとどのように関わっているか、どのように教科指導を行っているか観察することで、文献から描いた理想論ではない教師のあり方について、受講生の同士、議論を重ね、考察を深めていってほしいと考えています。| 最終的には、卒論へ向けて、実際の授業場面から観察された課題の中から、履修生自身が独自の視点で「リサーチ・クエスチョン」を見いだし、分析・考察して、レポートにまとめます。|
  • 保育内容(環境), 2019, 領域環境のねらいと内容について理解を深め、内容の取り扱いについて把握する。乳幼児期の子どもは、周囲の身近な環境に自主的主体的に興味や関心、好奇心や探求心をもってかかわり、それらを生活に取り入れることで発達が促される。乳幼児は、身近な自然や動植物、物や玩具・遊具に関心を持ってかかわり、多様な発見を楽しんだり、考えたり、試したり、工夫したりして遊ぶ。その中で、感動したり、共感したり、法則性に気付いたり、自ら考えようとする気持ちが起きたりして、探求心や公共心なども養われる。このような乳幼児期の子どもと環境とのかかわりの特性について理解を深めるために、身近な自然や身近な素材とのかかわりを体験したり、実際の保育場面を想定したロールプレイを経験したりすることを通して考察し、理解する。また、数量や文字について、生活の中で子どもの必要感に基づいて興味関心を養う指導方法の工夫を学ぶ。
  • 保育内容(言葉), 2019, 乳幼児の言葉に関する現状や課題を踏まえた上で、保育所保育指針及び幼稚園教育要領に示された、乳児保育の3つの視点と領域「言葉」のねらい及び内容について背景となる専門領域と関連させて理解を深める。その上で、幼児の発達に即して、主体的・対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定して保育を展開していくための方法・技術を身に付け、子どもの実態や状況に即した援助や関わりについて具体的に学ぶ。
  • 幼児と言葉, 2019, 人間にとっての言葉の意義や機能を理解し、言葉に対する感覚を豊かにする実践について理解する。また、子どもの心身の発達や子どもを取り巻く環境等と、保育所保育指針・幼稚園教育要領に示される保育の内容を踏まえて、乳幼児期の言葉を育む児童文化財に親しむ体験と保育の環境を捉え、保育者や他の子との関係や集団の中での育ちの理解と援助に関わる知識及び技術、イメージを豊かにし、感性を養うための環境の構成と保育の展開に必要となる知識及び技術、様々な児童文化財の特性の理解と、それらの活用や作成に必要となる知識及び技術を学ぶ。
  • 専門基礎演習, 2019, 本授業では、導入基礎演習において修得した基礎的なアカデミックスキルを活用し、2年次以降の専門科目を受講していくために必要とされる、調査・討議・発表に関する応用力を培います。具体的には、授業の前半では、子どもや家庭を巡る社会的問題をトピックとして取り上げ、小グループ編成にて、文献調査からその実態を明らかにし、改善策を討議・発表を行うものです。授業の後半では、各自、関心のあるトピックを探索し、文献調査をしながら、各自の進路に見合った専門性と将来像を構築できる力を養います。||
  • 教育実習IA(事前指導), 2019, 本科目は「教育実習Ⅱ」の事前指導である。教育実習の意義と目的の理解、実習内容の確認と自らの課題の明確化を目的とする。実習を具体的にイメージできるよう、幼稚園に関する予備的学習を始め、幼稚園教育要領の再確認、子ども理解の方法や記録のとり方に関する学習、保育教材の研究等を行う。また、人権擁護、守秘義務について学び、実習生としての心構えを持つ。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2019, 国語科教育・幼小連携に関連した各自のテーマについて、調査、報告、発表討議ならびに論文執筆を行う。
  • 教育実習II(参観実習)(幼), 2019, 大学での学びを基礎に教育実習受け入れ園で幼稚園教育の実際を学ぶ。そのことにより教職の自覚を深める。大学教員のサポートを受けながら、実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の指導を通して臨床的に幼稚園を理解することが本科目の目的である。
  • 教育実習III(教壇実習)(幼), 2019, 大学での学びを離れ、実習受け入れ園における参観実習に引き続いての実践的な教育力を形成する教壇実習の場であり、教職としての技量を高める場でもある。実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の具体的な指導を通して実践的な活動を行うことが本科目の主たる目的である。
  • 教育実習IB(事後指導), 2019, 大学で学んだ教育理論と幼稚園での教育臨床場面とを結びつける場となった教育実習Ⅱ(参観実習)およびⅢ(教壇実習)を省察し、今後研鑽すべき自己課題を確認していくことは、教職に就く上で不可欠なことである。また、実習中の自分の言動が社会人としてどうあったのかを内省したり、教師としての子ども理解、教材研究、環境設定等がどうあったのかを省察したりして今後の自己課題を明確にできるようにする。そして、教職を目指す者として今後も実践的教育力形成に向けて臨もうとする意欲喚起の機会となるよう体系的な事後指導を行う。
  • 保育実習II(保育所), 2019, 観察や子どもとのかかわりを通して、保育についての理解を深めるとともに、全日実習や部分実習の責任実習において、指導計画の作成、実践、観察、記録、評価を重ねて、保育実践力をつける。また、既習の教科内容と保育実習Ⅰの経験を踏まえて、子どもの保育及び保護者・家庭への支援と地域社会等との連携について総合的に学ぶ。さらには、保育士としての業務と職業倫理についての理解を深め、自己の課題の明確化を図る。
  • 保育実習III(施設), 2019, 観察や子ども(利用者)とのかかわりを通して子どもの発達(利用者)の特性や必要な援助と生活の様子に関心を持ち、既習の教科内容と実習体験を結びつける視点から、保育環境や養護内容について総合的に学ぶ。また、施設における実習全体を通して子ども(利用者)・家庭・地域への理解を深化し、児童福祉施設で働く保育士としての職業倫理を涵養する。
  • 教職実践演習, 2020, 授業は、各クラスの学修計画に沿って学ぶことを基本とする。学修計画の作成に当たっては、授業の内容として、幼稚園教員として求められる、①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項、②社会性や対人関係能力に関する事項、③幼児理解や学級経営等に関する事項、④保育内容等の指導力に関する事項から構成する。
  • 保育内容(言葉), 2020, ※本授業はZoomを利用した双方向型授業(ライブ配信)と講義資料を利用した遠隔授業を組み合わせて実施する。|乳幼児の言葉に関する現状や課題を踏まえた上で、保育所保育指針及び幼稚園教育要領に示された、乳児保育の3つの視点と領域「言葉」のねらい及び内容について背景となる専門領域と関連させて理解を深める。その上で、幼児の発達に即して、主体的・対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定して保育を展開していくための方法・技術を身に付け、子どもの実態や状況に即した援助や関わりについて具体的に学ぶ。
  • 教育の方法と技術(幼), 2020, ※本授業は、zoomを利用した双方向型授業(ライブ配信)とPowerpoint等資料を利用した遠隔授業を組み合わせて実施する。|幼児期の特性を踏まえた環境を通しての教育、遊びを通しての指導といった幼児教育の方法的特質を、これまでの実習経験をもとに、実践の映像視聴や話し合いを通して考えを深め、自らの子ども観、指導観、教師観を明らかにする。
  • 演習(人間開発学部), 2020, ※本授業は、zoomを利用した双方向型授業とPowerpoint等資料を利用した遠隔授業を組み合わせて実施する。|文献購読、保育参観、授業参観を通して、保育や教育のあり方について、履修生同士がディスカッションを通して考えを深める。最終的には、卒論へ向けて、文献購読や実際の保育・授業場面から観察された課題の中から、履修生自身が独自の視点で「リサーチ・クエスチョン」を見いだし、分析・考察して、卒業論文の問題の所在を書き上げる。
  • 保育内容(環境), 2020, ※本授業はZoomを利用した双方向型授業と講義資料を利用した遠隔授業を組み合わせて実施する。|領域環境のねらいと内容について理解を深め、内容の取り扱いについて把握する。乳幼児期の子どもは、周囲の身近な環境に自主的主体的に興味や関心、好奇心や探求心をもってかかわり、それらを生活に取り入れることで発達が促される。乳幼児は、身近な自然や動植物、物や玩具・遊具に関心を持ってかかわり、多様な発見を楽しんだり、考えたり、試したり、工夫したりして遊ぶ。その中で、感動したり、共感したり、法則性に気付いたり、自ら考えようとする気持ちが起きたりして、探求心や公共心なども養われる。このような乳幼児期の子どもと環境とのかかわりの特性について理解を深めるために、身近な自然や身近な素材とのかかわりを体験したり、実際の保育場面を想定したロールプレイを経験したりすることを通して考察し、理解する。また、数量や文字について、生活の中で子どもの必要感に基づいて興味関心を養う指導方法の工夫を学ぶ。
  • 専門基礎演習, 2020, ※本授業はZoomを利用した双方向型授業(ライブ配信)と講義資料を利用した遠隔授業を組み合わせて実施する。|本授業では、導入基礎演習において修得した基礎的なアカデミックスキルを活用し、2年次以降の専門科目を受講していくために必要とされる、調査・発表・討議に関する応用力を培う。具体的には、現代の子どもや家庭、保育を巡る社会的問題をトピックとして取り上げ、小グループ編成にて、文献調査からその実態を明らかにし、発表・討議を行い、各自の進路に見合った専門性と将来像を構築できる力を養う。もう一つの授業の柱は、保育者として求められる、絵本に対する基礎的な知識を身に付け、2年次以降の教育インターンシップや保育実習、幼稚園実習等で活用できる力を養うことである。本授業を通して、絵本についての関心や知識を広げたり、深めたりできるようにする。
  • 国語概説, 2020, ※本授業はZoomを利用した双方向型授業と講義資料を利用した遠隔授業を組み合わせて実施する。|小学校学習指導要領「国語」と幼稚園教育要領・保育所保育指針の「言葉」の目標や内容について学び、幼稚園・保育所と小学校の「言葉」の学びの接続を考える。|絵本の教材分析を行う中で、絵本の価値について考える。また、自分の好きな絵本についても教材分析の方法を援用して分析し、他の学生とそれぞれの作品の魅力を伝え合う。現場での絵本の読み聞かせ等に本講義で学んだ教材分析の観点が生きることをねらいとする。
  • 幼児と言葉, 2020, ※本授業は、zoomを利用した双方向型授業(ライブ配信)とPowerpoint等資料を利用した遠隔授業を組み合わせて実施する。|人間にとっての言葉の意義や機能を理解し、言葉に対する感覚を豊かにする実践について理解する。また、子どもの心身の発達や子どもを取り巻く環境等と、保育所保育指針・幼稚園教育要領に示される保育の内容を踏まえて、乳幼児期の言葉を育む児童文化財に親しむ体験と保育の環境を捉え、保育者や他の子との関係や集団の中での育ちの理解と援助に関わる知識及び技術、イメージを豊かにし、感性を養うための環境の構成と保育の展開に必要となる知識及び技術、様々な児童文化財の特性の理解と、それらの活用や作成に必要となる知識及び技術を学ぶ。
  • 教育実習IA(事前指導), 2020, ※本授業は、zoomを利用した双方向型授業(ライブ配信)とPowerpoint等資料を利用した遠隔授業を組み合わせて実施する。|本科目は「教育実習Ⅱ」の事前指導である。教育実習の意義と目的の理解、実習内容の確認と自らの課題の明確化を目的とする。実習を具体的にイメージできるよう、幼稚園に関する予備的学習を始め、幼稚園教育要領の再確認、子ども理解の方法や記録のとり方に関する学習、保育教材の研究等を行う。また、人権擁護、守秘義務について学び、実習生としての心構えを持つ。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2020, ※本授業は、zoomを利用した双方向型授業とPowerpoint等資料を利用した遠隔授業を組み合わせて実施する。||国語科教育・幼小連携に関連した各自のテーマについて、調査、報告、発表討議ならびに論文執筆を行う。
  • 教育実習IB(事後指導), 2020, ※本授業は、zoomを利用した双方向型授業(ライブ配信)とPowerpoint等資料を利用した遠隔授業を組み合わせて実施する。|大学で学んだ教育理論と幼稚園での教育臨床場面とを結びつける場となった教育実習Ⅱ(参観実習)およびⅢ(教壇実習)を省察し、今後研鑽すべき自己課題を確認していくことは、教職に就く上で不可欠なことである。また、実習中の自分の言動が社会人としてどうあったのかを内省したり、教師としての子ども理解、教材研究、環境設定等がどうあったのかを省察したりして今後の自己課題を明確にできるようにする。そして、教職を目指す者として今後も実践的教育力形成に向けて臨もうとする意欲喚起の機会となるよう体系的な事後指導を行う。
  • 教育実習II(参観実習)(幼), 2020, 大学での学びを基礎に教育実習受け入れ園で幼稚園教育の実際を学ぶ。そのことにより教職の自覚を深める。大学教員のサポートを受けながら、実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の指導を通して臨床的に幼稚園を理解することが本科目の目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。
  • 教育実習III(教壇実習)(幼), 2020, 大学での学びを離れ、実習受け入れ園における参観実習に引き続いての実践的な教育力を形成する教壇実習の場であり、教職としての技量を高める場でもある。実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の具体的な指導を通して実践的な活動を行うことが本科目の主たる目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。
  • 保育実習II(保育所), 2020, 観察や子どもとのかかわりを通して、保育についての理解を深めるとともに、全日実習や部分実習の責任実習において、指導計画の作成、実践、観察、記録、評価を重ねて、保育実践力をつける。また、既習の教科内容と保育実習Ⅰの経験を踏まえて、子どもの保育及び保護者・家庭への支援と地域社会等との連携について総合的に学ぶ。さらには、保育士としての業務と職業倫理についての理解を深め、自己の課題の明確化を図る。
  • 保育実習III(施設), 2020, 観察や子ども(利用者)とのかかわりを通して子どもの発達(利用者)の特性や必要な援助と生活の様子に関心を持ち、既習の教科内容と実習体験を結びつける視点から、保育環境や養護内容について総合的に学ぶ。また、施設における実習全体を通して子ども(利用者)・家庭・地域への理解を深化し、児童福祉施設で働く保育士としての職業倫理を涵養する。
  • 保育内容(言葉), 2020, ※本授業はZoomを利用した双方向型授業(ライブ配信)と講義資料を利用した遠隔授業を組み合わせて実施する。|乳幼児の言葉に関する現状や課題を踏まえた上で、保育所保育指針及び幼稚園教育要領に示された、乳児保育の3つの視点と領域「言葉」のねらい及び内容について背景となる専門領域と関連させて理解を深める。その上で、幼児の発達に即して、主体的・対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定して保育を展開していくための方法・技術を身に付け、子どもの実態や状況に即した援助や関わりについて具体的に学ぶ。
  • 保育内容(言葉), 2021, 乳幼児の言葉に関する現状や課題を踏まえた上で、保育所保育指針及び幼稚園教育要領に示された、乳児保育の3つの視点と領域「言葉」のねらい及び内容について背景となる専門領域と関連させて理解を深める。その上で、幼児の発達に即して、主体的・対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定して保育を展開していくための方法・技術を身に付け、子どもの実態や状況に即した援助や関わりについて具体的に学ぶ。
  • 絵本とことば, 2021, 児童文化財である絵本の特色を、絵とテキストの詳細な分析とその解釈を通して理解する。また、絵本が子供に与える影響について考察する。さらに、絵本の制作過程について知識を深め、絵本制作の方法や技術を学ぶ。
  • 教職実践演習, 2021, 授業は、各クラスの学修計画に沿って学ぶことを基本とする。学修計画の作成に当たっては、授業の内容として、幼稚園教員として求められる、①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項、②社会性や対人関係能力に関する事項、③幼児理解や学級経営等に関する事項、④保育内容等の指導力に関する事項から構成する。
  • 教育の方法と技術(幼), 2021, 幼児期の特性を踏まえた環境を通しての教育、遊びを通しての指導といった幼児教育の方法的特質を、これまでの実習経験をもとに、実践の映像視聴や話し合いを通して考えを深め、自らの子ども観、指導観、教師観を明らかにする。
  • 演習(人間開発学部), 2021, 文献購読、保育参観、授業参観を通して、保育や教育のあり方について、履修生同士がディスカッションを通して考えを深める。最終的には、卒論へ向けて、文献購読や実際の保育・授業場面から観察された課題の中から、履修生自身が独自の視点で「リサーチ・クエスチョン」を見いだし、分析・考察して、卒業論文の問題の所在を書き上げる。
  • 保育内容(環境), 2021, 領域環境のねらいと内容について理解を深め、内容の取り扱いについて把握する。乳幼児期の子どもは、周囲の身近な環境に自主的主体的に興味や関心、好奇心や探求心をもってかかわり、それらを生活に取り入れることで発達が促される。乳幼児は、身近な自然や動植物、物や玩具・遊具に関心を持ってかかわり、多様な発見を楽しんだり、考えたり、試したり、工夫したりして遊ぶ。その中で、感動したり、共感したり、法則性に気付いたり、自ら考えようとする気持ちが起きたりして、探求心や公共心なども養われる。このような乳幼児期の子どもと環境とのかかわりの特性について理解を深めるために、身近な自然や身近な素材とのかかわりを体験したり、実際の保育場面を想定したロールプレイを経験したりすることを通して考察し、理解する。また、数量や文字について、生活の中で子どもの必要感に基づいて興味関心を養う指導方法の工夫を学ぶ。
  • 導入基礎演習, 2021, 導入基礎演習では、新しい人間関係を形成しながら、大学での修学方法の基礎を学びます。大学で学問を進めるため重要な手順の一つとして、課題を決めて調査研究を行い、その成果を報告および発表し、議論または討論をするという一連の過程があります。本演習では、これらの各過程に関係した技術を体験的に学び、知識・技能の活用力、論理的科学的思考能力、課題解決探求能力および自己表現力といったコア・コンピテンシーを獲得するための基礎力を培います。| 具体的には、最初に國學院大學の「建学の精神」と人間開発学部の理念と特色について理解を深めます。次に、ルーム制を利用した少人数教育で、文章作成や口頭発表などに必要な基礎的技術を養います。
  • 幼児と言葉, 2021, 人間にとっての言葉の意義や機能を理解し、言葉に対する感覚を豊かにする実践について理解する。また、子どもの心身の発達や子どもを取り巻く環境等と、保育所保育指針・幼稚園教育要領に示される保育の内容を踏まえて、乳幼児期の言葉を育む児童文化財に親しむ体験と保育の環境を捉え、保育者や他の子との関係や集団の中での育ちの理解と援助に関わる知識及び技術、イメージを豊かにし、感性を養うための環境の構成と保育の展開に必要となる知識及び技術、様々な児童文化財の特性の理解と、それらの活用や作成に必要となる知識及び技術を学ぶ。
  • 教育実習IA(事前指導), 2021, 本科目は「教育実習Ⅱ」の事前指導である。教育実習の意義と目的の理解、実習内容の確認と自らの課題の明確化を目的とする。実習を具体的にイメージできるよう、幼稚園に関する予備的学習を始め、幼稚園教育要領の再確認、子ども理解の方法や記録のとり方に関する学習、保育教材の研究等を行う。また、人権擁護、守秘義務について学び、実習生としての心構えを持つ。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2021, 国語科教育・幼小連携に関連した各自のテーマについて、調査、報告、発表討議ならびに論文執筆を行う。
  • 教育実習IB(事後指導), 2021, ”大学で学んだ教育理論と幼稚園での教育臨床場面とを結びつける場となった教育実習Ⅱ(参観実習)およびⅢ(教壇実習)を省察し、今後研鑽すべき自己課題を確認していくことは、教職に就く上で不可欠なことである。また、実習中の自分の言動が社会人としてどうあったのかを内省したり、教師としての子ども理解、教材研究、環境設定等がどうあったのかを省察したりして今後の自己課題を明確にできるようにする。そして、教職を目指す者として今後も実践的教育力形成に向けて臨もうとする意欲喚起の機会となるよう体系的な事後指導を行う。”””
  • 教育実習II(参観実習)(幼), 2021, 大学での学びを基礎に教育実習受け入れ園で幼稚園教育の実際を学ぶ。そのことにより教職の自覚を深める。大学教員のサポートを受けながら、実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の指導を通して臨床的に幼稚園を理解することが本科目の目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。
  • 教育実習III(教壇実習)(幼), 2021, 大学での学びを離れ、実習受け入れ園における参観実習に引き続いての実践的な教育力を形成する教壇実習の場であり、教職としての技量を高める場でもある。実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の具体的な指導を通して実践的な活動を行うことが本科目の主たる目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。
  • 保育実習II(保育所), 2021, 観察や子どもとのかかわりを通して、保育についての理解を深めるとともに、全日実習や部分実習の責任実習において、指導計画の作成、実践、観察、記録、評価を重ねて、保育実践力をつける。また、既習の教科内容と保育実習Ⅰの経験を踏まえて、子どもの保育及び保護者・家庭への支援と地域社会等の連携について総合的に学ぶ。さらには保育士としての業務と職業倫理についての理解を深め、自己の課題の明確化を図る。
  • 保育実習III(施設), 2021, 観察や子ども(利用者)とのかかわりを通して子どもの発達(利用者)の特性や必要な援助と生活の様子に関心を持ち、既習の教科内容と実習体験を結びつける視点から、保育環境や養護内容について総合的に学ぶ。また、施設における実習全体を通して子ども(利用者)・家庭・地域への理解を深化し、児童福祉施設で働く保育士としての職業倫理を涵養する。
  • 保育内容(言葉), 2022, 乳幼児の言葉に関する現状や課題を踏まえた上で、保育所保育指針及び幼稚園教育要領に示された、乳児保育の3つの視点と領域「言葉」のねらい及び内容について背景となる専門領域と関連させて理解を深める。その上で、幼児の発達に即して、主体的・対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定して保育を展開していくための方法・技術を身に付け、子どもの実態や状況に即した援助や関わりについて具体的に学ぶ。
  • 保育内容(言葉), 2022, 乳幼児の言葉に関する現状や課題を踏まえた上で、保育所保育指針及び幼稚園教育要領に示された、乳児保育の3つの視点と領域「言葉」のねらい及び内容について背景となる専門領域と関連させて理解を深める。その上で、幼児の発達に即して、主体的・対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定して保育を展開していくための方法・技術を身に付け、子どもの実態や状況に即した援助や関わりについて具体的に学ぶ。
  • 教育の方法と技術(幼), 2022, 幼児期の特性を踏まえた環境を通しての教育、遊びを通しての指導といった幼児教育の方法的特質を、これまでの実習経験をもとに、実践の映像視聴や話し合いを通して考えを深め、自らの子ども観、指導観、教師観を明らかにする。
  • 演習(人間開発学部), 2022, 文献購読、保育参観、授業参観を通して、保育や教育のあり方について、履修生同士がディスカッションを通して考えを深める。最終的には、卒論へ向けて、文献購読や実際の保育・授業場面から観察された課題の中から、履修生自身が独自の視点で「リサーチ・クエスチョン」を見いだし、分析・考察して、卒業論文の問題の所在を書き上げる。
  • 教職実践演習, 2022, 授業は、各クラスの学修計画に沿って学ぶことを基本とする。学修計画の作成に当たっては、授業の内容として、幼稚園教員として求められる、①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項、②社会性や対人関係能力に関する事項、③幼児理解や学級経営等に関する事項、④保育内容等の指導力に関する事項から構成する。
  • 保育内容(環境), 2022, 領域環境のねらいと内容について理解を深め、内容の取り扱いについて把握する。乳幼児期の子どもは、周囲の身近な環境に自主的主体的に興味や関心、好奇心や探求心をもってかかわり、それらを生活に取り入れることで発達が促される。乳幼児は、身近な自然や動植物、物や玩具・遊具に関心を持ってかかわり、多様な発見を楽しんだり、考えたり、試したり、工夫したりして遊ぶ。その中で、感動したり、共感したり、法則性に気付いたり、自ら考えようとする気持ちが起きたりして、探求心や公共心なども養われる。このような乳幼児期の子どもと環境とのかかわりの特性について理解を深めるために、身近な自然や身近な素材とのかかわりを体験したり、実際の保育場面を想定したロールプレイを経験したりすることを通して考察し、理解する。また、数量や文字について、生活の中で子どもの必要感に基づいて興味関心を養う指導方法の工夫を学ぶ。
  • 導入基礎演習, 2022, 導入基礎演習では、新しい人間関係を形成しながら、大学での修学方法の基礎を学びます。大学で学問を進めるため重要な手順の一つとして、課題を決めて調査研究を行い、その成果を報告および発表し、議論または討論をするという一連の過程があります。本演習では、これらの各過程に関係した技術を体験的に学び、知識・技能の活用力、論理的科学的思考能力、課題解決探求能力および自己表現力といったコア・コンピテンシーを獲得するための基礎力を培います。
  • 幼児と言葉, 2022, 人間にとっての言葉の意義や機能を理解し、言葉に対する感覚を豊かにする実践について理解する。また、子どもの心身の発達や子どもを取り巻く環境等と、保育所保育指針・幼稚園教育要領に示される保育の内容を踏まえて、乳幼児期の言葉を育む児童文化財に親しむ体験と保育の環境を捉え、保育者や他の子との関係や集団の中での育ちの理解と援助に関わる知識及び技術、イメージを豊かにし、感性を養うための環境の構成と保育の展開に必要となる知識及び技術、様々な児童文化財の特性の理解と、それらの活用や作成に必要となる知識及び技術を学ぶ。
  • 絵本とことば, 2022, 児童文化財である絵本の特色を、絵とテキストの詳細な分析とその解釈を通して理解する。また、絵本が子供に与える影響について考察する。さらに、絵本の制作過程について知識を深め、絵本制作の方法や技術を学ぶ。
  • 教育実習IA(事前指導)(幼), 2022, 本科目は「教育実習Ⅱ」の事前指導である。教育実習の意義と目的の理解、実習内容の確認と自らの課題の明確化を目的とする。実習を具体的にイメージできるよう、幼稚園に関する予備的学習を始め、幼稚園教育要領の再確認、子ども理解の方法や記録のとり方に関する学習、保育教材の研究等を行う。また、人権擁護、守秘義務について学び、実習生としての心構えを持つ。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2022, 国語科教育・幼小連携に関連した各自のテーマについて、調査、報告、発表討議ならびに論文執筆を行う。
  • 教育実習IB(事後指導)(幼), 2022, 大学で学んだ教育理論と幼稚園での教育臨床場面とを結びつける場となった教育実習Ⅱ(参観実習)およびⅢ(教壇実習)を省察し、今後研鑽すべき自己課題を確認していくことは、教職に就く上で不可欠なことである。また、実習中の自分の言動が社会人としてどうあったのかを内省したり、教師としての子ども理解、教材研究、環境設定等がどうあったのかを省察したりして今後の自己課題を明確にできるようにする。そして、教職を目指す者として今後も実践的教育力形成に向けて臨もうとする意欲喚起の機会となるよう体系的な事後指導を行う。
  • 教育実習II(参観実習)(幼), 2022, 大学での学びを基礎に教育実習受け入れ園で幼稚園教育の実際を学ぶ。そのことにより教職の自覚を深める。大学教員のサポートを受けながら、実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の指導を通して臨床的に幼稚園を理解することが本科目の目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。
  • 教育実習III(教壇実習)(幼), 2022, 大学での学びを離れ、実習受け入れ園における参観実習に引き続いての実践的な教育力を形成する教壇実習の場であり、教職としての技量を高める場でもある。実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の具体的な指導を通して実践的な活動を行うことが本科目の主たる目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。
  • 保育内容(言葉), 2023
  • 保育内容(言葉), 2023
  • 教育の方法と技術(幼), 2023
  • 演習(人間開発学部), 2023
  • 保育内容(環境), 2023
  • 導入基礎演習, 2023
  • 幼児と言葉, 2023
  • 絵本とことば, 2023
  • 教職実践演習, 2023
  • 教育実習IA(事前指導)(幼), 2023
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2023
  • 教育実習IB(事後指導)(幼), 2023
  • 教育実習II(参観実習)(幼), 2023
  • 教育実習III(教壇実習)(幼), 2023
  • 保育内容(言葉), 2023, 乳幼児の言葉に関する現状や課題を踏まえた上で、保育所保育指針及び幼稚園教育要領に示された、乳児保育の3つの視点と領域「言葉」のねらい及び内容について背景となる専門領域と関連させて理解を深める。その上で、幼児の発達に即して、主体的・対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定して保育を展開していくための方法・技術を身に付け、子どもの実態や状況に即した援助や関わりについて具体的に学ぶ。
  • 保育内容(言葉), 2023, 乳幼児の言葉に関する現状や課題を踏まえた上で、保育所保育指針及び幼稚園教育要領に示された、乳児保育の3つの視点と領域「言葉」のねらい及び内容について背景となる専門領域と関連させて理解を深める。その上で、幼児の発達に即して、主体的・対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定して保育を展開していくための方法・技術を身に付け、子どもの実態や状況に即した援助や関わりについて具体的に学ぶ。
  • 教育の方法と技術(幼), 2023, 幼児期の特性を踏まえた環境を通しての教育、遊びを通しての指導といった幼児教育の方法的特質を、これまでの実習経験をもとに、実践の映像視聴や話し合いを通して考えを深め、自らの子ども観、指導観、教師観を明らかにする。
  • 演習(人間開発学部), 2023, 文献購読、保育参観、授業参観を通して、保育や教育のあり方について、履修生同士がディスカッションを通して考えを深める。最終的には、卒論へ向けて、文献購読や実際の保育・授業場面から観察された課題の中から、履修生自身が独自の視点で「リサーチ・クエスチョン」を見いだし、分析・考察して、卒業論文の問題の所在を書き上げる。
  • 保育内容(環境), 2023, 領域環境のねらいと内容について理解を深め、内容の取り扱いについて把握する。乳幼児期の子どもは、周囲の身近な環境に自主的主体的に興味や関心、好奇心や探求心をもってかかわり、それらを生活に取り入れることで発達が促される。乳幼児は、身近な自然や動植物、物や玩具・遊具に関心を持ってかかわり、多様な発見を楽しんだり、考えたり、試したり、工夫したりして遊ぶ。その中で、感動したり、共感したり、法則性に気付いたり、自ら考えようとする気持ちが起きたりして、探求心や公共心なども養われる。このような乳幼児期の子どもと環境とのかかわりの特性について理解を深めるために、身近な自然や身近な素材とのかかわりを体験したり、実際の保育場面を想定したロールプレイを経験したりすることを通して考察し、理解する。また、数量や文字について、生活の中で子どもの必要感に基づいて興味関心を養う指導方法の工夫を学ぶ。
  • 導入基礎演習, 2023, 導入基礎演習では、新しい人間関係を形成しながら、大学での修学方法の基礎を学びます。大学で学問を進めるため重要な手順の一つとして、課題を決めて調査研究を行い、その成果を報告および発表し、議論または討論をするという一連の過程があります。本演習では、これらの各過程に関係した技術を体験的に学び、知識・技能の活用力、論理的科学的思考能力、課題解決探求能力および自己表現力といったコア・コンピテンシーを獲得するための基礎力を培います。
  • 幼児と言葉, 2023, 人間にとっての言葉の意義や機能を理解し、言葉に対する感覚を豊かにする実践について理解する。また、子どもの心身の発達や子どもを取り巻く環境等と、保育所保育指針・幼稚園教育要領に示される保育の内容を踏まえて、乳幼児期の言葉を育む児童文化財に親しむ体験と保育の環境を捉え、保育者や他の子との関係や集団の中での育ちの理解と援助に関わる知識及び技術、イメージを豊かにし、感性を養うための環境の構成と保育の展開に必要となる知識及び技術、様々な児童文化財の特性の理解と、それらの活用や作成に必要となる知識及び技術を学ぶ。
  • 絵本とことば, 2023, 児童文化財である絵本の特色を、絵とテキストの詳細な分析とその解釈を通して理解する。また、絵本が子供に与える影響について考察する。さらに、絵本の制作過程について知識を深め、絵本制作の方法や技術を学ぶ。
  • 教職実践演習, 2023, 授業は、各クラスの学修計画に沿って学ぶことを基本とする。学修計画の作成に当たっては、授業の内容として、幼稚園教員として求められる、①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項、②社会性や対人関係能力に関する事項、③幼児理解や学級経営等に関する事項、④保育内容等の指導力に関する事項から構成する。
  • 教育実習IA(事前指導)(幼), 2023, 本科目は「教育実習Ⅱ」の事前指導である。教育実習の意義と目的の理解、実習内容の確認と自らの課題の明確化を目的とする。実習を具体的にイメージできるよう、幼稚園に関する予備的学習を始め、幼稚園教育要領の再確認、子ども理解の方法や記録のとり方に関する学習、保育教材の研究等を行う。また、人権擁護、守秘義務について学び、実習生としての心構えを持つ。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2023, 国語科教育・幼小連携に関連した各自のテーマについて、調査、報告、発表討議ならびに論文執筆を行う。
  • 教育実習IB(事後指導)(幼), 2023, 大学で学んだ教育理論と幼稚園での教育臨床場面とを結びつける場となった教育実習Ⅱ(参観実習)およびⅢ(教壇実習)を省察し、今後研鑽すべき自己課題を確認していくことは、教職に就く上で不可欠なことである。また、実習中の自分の言動が社会人としてどうあったのかを内省したり、教師としての子ども理解、教材研究、環境設定等がどうあったのかを省察したりして今後の自己課題を明確にできるようにする。そして、教職を目指す者として今後も実践的教育力形成に向けて臨もうとする意欲喚起の機会となるよう体系的な事後指導を行う。
  • 教育実習II(参観実習)(幼), 2023, 大学での学びを基礎に教育実習受け入れ園で幼稚園教育の実際を学ぶ。そのことにより教職の自覚を深める。大学教員のサポートを受けながら、実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の指導を通して臨床的に幼稚園を理解することが本科目の目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。
  • 教育実習III(教壇実習)(幼), 2023, 大学での学びを離れ、実習受け入れ園における参観実習に引き続いての実践的な教育力を形成する教壇実習の場であり、教職としての技量を高める場でもある。実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の具体的な指導を通して実践的な活動を行うことが本科目の主たる目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • 日本発達心理学会, 2021年10月11日
  • 日本子育て学会, 2021年04月27日
  • 日本読書学会, 2017年04月01日
  • 東京学芸大学国語教育学会, 2008年05月
  • 日本国語教育学会, 2008年08月
  • 全国大学国語教育学会, 2010年05月

学外委員等活動

  • 2019年04月01日, 美しが丘西小学校, 学校運営協議会委員

社会貢献活動

  • 横浜市カリキュラム研究推進地区連絡会指導, 横浜市こども青少年局, 2019年04月01日, カリキュラム研究推進地区連絡会での指導助言、接続期カリキュラム実践事例集の監修
  • ABEMA Prime N②「”小1プロブレム”という大問題解消へ」?, 2021年07月07日
  • 富山県幼小接続研修会, 2021年05月13日
  • 茨城県幼小接続研修会, 2021年05月13日
  • 公益社団法人全国認定こども園研修研究機構ステップアップ研修会, 2021年10月25日
  • 青葉区要録研修, 2021年10月18日
  • 調布市東部公民館講演会, 調布市東部公民館, 2021年10月02日, 2021年10月16日
  • 日本保育協会キャリアアップ研修, 2021年06月08日
  • 日本私立小学校連合会東京地区教員研修会, 2021年06月04日
  • 杉並区幼小接続研修会, 2021年06月01日
  • 横浜市恩田小学校スタートカリキュラム校内研究会, 2021年05月25日
  • 横浜市浜小学校スタートカリキュラム公開研究会, 2021年05月11日
  • 柴胡の会幼小接続研修, 2021年05月08日
  • 社会福祉法人夢工房園内研修, 2021年02月24日
  • 町田市キャリアアップ研修, 2021年02月18日
  • 横浜市幼小接続研修, 2021年02月18日
  • NHKすくすく子育て, 2021年02月06日
  • 就学前の準備についての助言・指導, NHK Eテレ, NHK Eテレ すくすく子育て, 2021年02月06日, 2021年02月13日
  • 幼小接続研修会, 2020年04月01日
  • 保育士キャリアアップ研修, 2019年04月01日
  • 幼保小接続研修会, 横浜市, 2019年04月01日
  • 小学校公開研究会, 横浜市立池上小学校, 2019年04月16日, 2019年04月16日
  • 保育所園内研修, 高輪夢保育園, 2019年04月01日, 2020年03月31日