K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

吉見 俊哉
観光まちづくり学部 観光まちづくり学科
教授
Last Updated :2023/12/21

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    吉見 俊哉, ヨシミ シュンヤ

所属・職名

  • 観光まちづくり学部 観光まちづくり学科, 教授

学位

  • 1984年03月, 社会学修士, 「現代都市の意味空間」

本学就任年月日

  • 2023年04月01日

研究活動

論文

  • #「長い崩壊の時代 : 21世紀の歴史を書く(第9回)3 「中世の秋」のなかで : 崩壊と生成(3)もし、新大陸が発見されなかったら」, 吉見 俊哉, 青春と読書, 58, 1, 80, 85, 2023年01月, 集英社
  • #「大学の危機とメディアの地殻変動:知識のデジタル化がもたらした成果と課題」, 吉見 俊哉, 學鐙, 107, 2, 26, 29, 2010年, 丸善
  • #「長い崩壊の時代 : 21世紀の歴史を書く(第8回)3 「中世の秋」のなかで : 崩壊と生成(2)「中世の春」と「ヨーロッパ」の誕生」, 吉見 俊哉, 青春と読書, 57, 12, 80, 85, 2022年12月, 集英社
  • #「長い崩壊の時代 : 21世紀の歴史を書く(第7回)3 「中世の秋」のなかで : 崩壊と生成(1)「十四世紀の危機」とは何か」, 吉見 俊哉, 青春と読書, 57, 11, 78, 84, 2022年11月, 集英社
  • #「長い崩壊の時代 : 21世紀の歴史を書く(第6回)2 ローマはなぜ滅んだか : 衰亡史から古代末期へ(3)」, 吉見 俊哉, 青春と読書, 57, 10, 70, 76, 2022年01月, 集英社
  • #「長い崩壊の時代 : 21世紀の歴史を書く(第5回)2 ローマはなぜ滅んだか : 衰亡史から古代末期へ(2)」, 吉見 俊哉, 青春と読書, 57, 9, 50, 55, 2022年09月, 集英社
  • #「空爆するメディア論」, 吉見 俊哉, 図書, 885, 2, 5, 2022年09月, 岩波書店
  • #「長い崩壊の時代 : 21世紀の歴史を書く(第4回)2 ローマはなぜ滅んだか : 衰亡史から古代末期へ(1)」, 吉見 俊哉, 青春と読書, 57, 8, 42, 47, 2022年08月, 集英社
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(14)原風景の向こう側 : 新宿・渋谷の裏返し」, 吉見 俊哉, ちくま, 616, 48, 54, 2022年07月, 筑摩書房
  • #「長い崩壊の時代 : 21世紀の歴史を書く(第3回)1 ニッポン国の終わり : 平成令和時代を書く(3)」, 吉見 俊哉, 青春と読書, 57, 7, 78, 83, 2022年07月, 集英社
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(13)「造花」の女学校と水中花の謎」, 吉見 俊哉, ちくま, 615, 58, 63, 2022年06月, 筑摩書房
  • #「長い崩壊の時代 : 21世紀の歴史を書く(第2回)1 ニッポン国の終わり : 平成令和時代を書く(2)」, 吉見 俊哉, 青春と読書, 57, 6, 18, 23, 2022年06月, 集英社
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(12)学生ヤクザと戦後闇市(2)」, 吉見 俊哉, ちくま, 614, 56, 63, 2022年05月, 筑摩書房
  • #「長い崩壊の時代 : 21世紀の歴史を書く(1)ニッポン国の終わり : 平成令和時代を書く(1)」, 吉見 俊哉, 青春と読書, 57, 5, 18, 23, 2022年05月, 集英社
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(11)学生ヤクザと戦後闇市(1)」, 吉見 俊哉, ちくま, 613, 57, 63, 2022年04月, 筑摩書房
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(10)ニューヨーク、ソウル、東京」, 吉見 俊哉, ちくま, 612, 56, 63, 2022年03月, 筑摩書房
  • #「持続可能な社会のためのシェアリングエコノミー: シェアリングエコノミーおよびSDGs に関するアンケート調査」, 吉見 俊哉, 愛媛大学社会共創学部紀要, 6, 1, 1, 12, 2022年03月, 愛媛大学社会共創学部, 折戸洋子・吉見俊哉ほか
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(9)女工たちは語ることができるか(2)」, 吉見 俊哉, ちくま, 611, 57, 63, 2022年02月, 筑摩書房
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(8)女工たちは語ることができるか(1)」, 吉見 俊哉, ちくま, 610, 60, 65, 2022年01月, 筑摩書房
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(7)最暗黒の東京は語ることができるか」, 吉見 俊哉, ちくま, 609, 58, 63, 2021年12月, 筑摩書房
  • #「パンデミックと移動の自由 : 「越境」「接触」「対話」がつくる広場の学び」, 吉見 俊哉, はらっぱ, 399, 5, 9, 2021年12月, 子ども情報研究センター
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(6)占領軍と貧民窟の不穏」, 吉見 俊哉, ちくま, 608, 58, 63, 2021年11月, 筑摩書房
  • #「二〇二一年夏、何が破綻したのか」, 吉見 俊哉, 文藝, 60, 4, 335, 342, 2021年11月, 河出書房新社
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(5)博徒と流民 : 清水次郎長と敗者の記憶」, 吉見 俊哉, ちくま, 607, 57, 63, 2021年01月, 筑摩書房
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(4)彰義隊の怨念と博覧都市」, 吉見 俊哉, ちくま, 606, 58, 63, 2021年09月, 筑摩書房
  • #「東京が打破すべき成長主義の呪縛」, 吉見 俊哉, Voice, 525, 50, 59, 2021年09月, PHP研究所
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(3)死者の江戸、荘厳化する外縁」, 吉見 俊哉, ちくま, 605, 42, 48, 2021年08月, 筑摩書房
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(2)クレオール的在地秩序の征服」, 吉見 俊哉, ちくま, 604, 46, 51, 2021年07月, 筑摩書房
  • #「敗者としての東京 : 巨大都市の「隠れた地層」を読む(1)勝者の東京/敗者の東京」, 吉見 俊哉, ちくま, 603, 24, 29, 2021年06月, 筑摩書房
  • #「東京は復興したのか : 挫折の戦後史の果てに」, 吉見 俊哉, 中央公論, 135, 6, 18, 27, 2021年06月, 中央公論新社
  • #「デジタルアーカイヴという歴史認識」, 吉見 俊哉, Assembly, 6, 22, 25, 2021年03月, ロームシアター京都
  • #「教育 大学改革は「自由」の奪回から」, 吉見 俊哉, Voice, 508, 68, 75, 2020年04月, PHP研究所
  • #「東京をやりなおす : 社会学的東京都心街歩きガイド(最終回)」, 吉見 俊哉, すばる, 42, 1, 244, 255, 2020年01月, 集英社
  • #「東京をやりなおす : 社会学的東京都心街歩きガイド(第5回)」, 吉見 俊哉 , すばる, 41, 12, 228, 242, 2019年12月, 集英社
  • #「総論:映像で書かれる歴史とデジタルアーカイブ」, 吉見 俊哉, デジタルアーカイブ学会誌, 3, 4, 368, 369, 2019年12月, デジタルアーカイブ学会
  • #「東京をやりなおす : 社会学的東京都心街歩きガイド(第4回)」, 吉見 俊哉, すばる, 41, 11, 270, 283, 2019年11月, 集英社
  • #「東京をやりなおす : 社会学的東京都心街歩きガイド(第3回)」, 吉見 俊哉, すばる, 41, 10, 262, 275, 2019年01月, 集英社
  • #「東京をやりなおす : 社会学的東京都心街歩きガイド(第2回)」, 吉見 俊哉, すばる, 41, 9, 224, 236, 2019年09月, 集英社
  • #「東京をやりなおす : 社会学的東京都心街歩きガイド」, 吉見 俊哉, すばる, 41, 8, 240, 253, 2019年08月, 集英社
  • #「米国トップ大学に劣る構造的要因 「蹴られない東大」を実現する方法」, 吉見 俊哉, 中央公論, 133, 3, 60, 67, 2019年03月, 中央公論新社
  • #「偉大なる反面教師・アメリカ : トランプ誕生は「突然変異」ではない。レーガノミクスがアメリカ分裂の出発点だ」, 吉見 俊哉, Voice, 495, 70, 77, 2019年03月, PHP研究所
  • #「大学の不条理と未来 : 単線から複線へ」, 吉見 俊哉, 現代思想, 46, 15, 8, 17, 2018年01月, 青土社
  • #「トランプのアメリカに住む(第6回・最終回)アメリカの鏡・北朝鮮」, 吉見 俊哉, 世界, 910, 92, 105, 2018年07月, 岩波書店
  • #「トランプのアメリカに住む(第5回)労働者階級文化のゆくえ」, 吉見 俊哉, 世界, 909, 176, 189, 2018年06月, 岩波書店
  • #「文系の知とは何か?:長く広い歴史のなかで未来を見通す」, 吉見 俊哉, 香川大学教育研究, 15, 29, 45, 2018年03月, 香川大学大学教育基盤センター紀要編集委員会
  • #「文系の知とは何か?」, 吉見 俊哉, 科学技術振興機構社会技術研究開発センター編『科学技術と知の精神文化VII顕在化する課題と新たな挑戦』, 2018年01月, 丸善出版
  • #「災害とメディア」, 吉見 俊哉, 保立道久ほか監修『日本列島地震の2000年史 : 津波・噴火… 』, 2013年02月, 朝日新聞出版
  • #「グローバル化するメディア社会と文化的市民権」, 吉見 俊哉, 学術の動向, 16, 1, 55, 55, 2011年01月, 公益財団法人 日本学術協力財団
  • #「アメリカ・占領・ホームドラマ」, 吉見 俊哉, 岩崎稔ほか編『戦後日本スタディーズ.1「40・50」年代』, 2008年12月, 紀伊國屋書店
  • #「現代文化研究の最近の動向:Cultural Typhoon会議を例にして」, 吉見 俊哉, 学術の動向, 13, 4, 58, 60, 2008年04月, 公益財団法人 日本学術協力財団
  • #「メディア環境のなかの子ども文化」, 吉見 俊哉, 北田暁大・大多和直樹編『リーディングス日本の教育と社会:子どもとニューメディア 』, 2007年06月, 日本図書センター
  • #「フレームワークプレゼンテーション(〈特集〉都市のクリエイティビティ)」, 吉見 俊哉, デザイン学研究特集号, 14, 4, 5, 10, 2007年01月, 一般社団法人 日本デザイン学会
  • #「新百学連環 : エンサイクロペディアの思想と知のデジタル・シフト」, 吉見 俊哉, 知のデジタル・シフト:誰が知を支配するのか?, 2006年12月, 弘文堂
  • #「都市の死文化の場所」, 吉見 俊哉, 植田和弘ほか編『岩波講座都市の再生を考える:都市とは何か』, 2005年03月, 岩波書店
  • #「座談会 戦争プロパガンダと記憶:ポスターからデジタル・アーカイヴまで」, 吉見 俊哉, Inter communication, 14, 4, 13, 34, 2005年01月, NTT出版, 西谷修・港千尋・吉見俊哉
  • #「日本の中の「アメリカ」(戦前・戦後)」, 吉見 俊哉, 『事典 現代のアメリカ』, 1167, 1186, 2004年01月, 大修館
  • #「メディアの世紀 メディアの知」, 吉見 俊哉, 伊藤守ほか編『シリーズ社会情報学への接近:パラダイムとしての社会情報学』, 2003年, 早稲田大学出版部
  • #「冷戦体制と「アメリカ」の消費」, 吉見 俊哉, 小森陽一ほか編『岩波講座近代日本の文化史:冷戦体制と資本の文化』, 2002年12月, 岩波書店
  • #「メディアとしての天皇制」, 吉見 俊哉, 網野善彦ほか編『岩波講座天皇と王権を考える:王を巡る視線』, 2002年11月, 岩波書店
  • #「岐路に立つカルチュラル・スタディーズ」, 吉見 俊哉, 神奈川大学評論編集専門委員会編神奈川大学評論叢書『ポストコロニアルと非西欧世界』, 2002年09月, 御茶の水書房
  • #「帝都東京とモダニティの文化政治 : 一九二〇・三〇年代への視座」, 吉見 俊哉, 小森陽一ほか編『岩波講座近代日本の文化史:拡大するモダニティ』, 2002年06月, 岩波書店
  • #「メディア・イベントとしての「御成婚」」, 吉見 俊哉, 津金沢聡広編『戦後日本のメディア・イベント:1945-1960年』, 2002年03月, 世界思想社
  • #「グローバル化と脱-配置される空間」, 吉見 俊哉, 思想, 933, 45, 70, 2002年01月, 岩波書店
  • #「内川芳美先生に聞く」, 吉見 俊哉, 東京大学社会情報研究所紀要, 58, 1, 15, 1999年01月, 東京大学, 内川芳美・濱田純一・吉見俊哉
  • #「分野別書評(社会)明治期出版文化の変容をトレース:永嶺重敏著『雑誌と読者の近代』」, 吉見 俊哉, 季刊アステイオン, 47, 246, 247, 1998年01月, TBSブリタニカ
  • #「アメリカナイゼーションの政治学」, 吉見 俊哉, 岩波講座現代社会学, 1997年06月, 岩波書店
  • #「シンポジウム テレビジョン,テクノロジー,日常生活:ロジャー・シルバーストーン「テレビと日常生活」へのコメント」, 吉見 俊哉, 東京大学社会情報研究所紀要, 54, 35, 40, 1997年04月, 東京大学
  • #「カルチュラル・スタディーズとメディア研究のフロンティア(1996年度春季研究発表会 ワークショップ報告)」, 吉見 俊哉, マス・コミュニケーション研究, 50, 0, 208, 209, 1997年01月, 日本マス・コミュニケーション学会, 藤田真文・伊藤守・吉見俊哉
  • #「都市の空間都市の身体 (21世紀の都市社会学 ;第4巻)」, 吉見 俊哉, 21世紀の都市社会学, 1996年05月, 勁草書房
  • #「メディアと情報化の社会学」, 吉見 俊哉, 井上俊ほか編『岩波講座現代社会学:メディアと情報化の社会学』, 1996年04月, 岩波書店
  • #「デパートという文化(15)消費社会論とデパート文化(下)」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 28, 4, 32, 38, 1996年04月, 流通経済研究所
  • #「近代文化と都市のテクノロジー」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 28, 3, 1996年03月, 流通経済研究所, 片木篤・吉見俊哉
  • #「消費社会論の系譜と現在」, 吉見 俊哉, 井上俊ほか編『岩波講座現代社会学:デザイン・モード・ファッション』, 1996年01月, 岩波書店
  • #「デパートという文化(14)消費社会論とデパート文化(中)」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 27, 12, 38, 43, 1995年12月, 流通経済研究所
  • #「デパートという文化(13)消費社会論とデパート文化(上)」, 吉見 俊哉 , RIRI流通産業, 27, 10, 25, 31, 1995年01月, 流通経済研究所
  • #「電子メディア社会のリアリティ(シンポジウム 電子メディア時代の子どもと若者)」, 吉見 俊哉, 日本教育社会学会大会発表要旨集録, 267, 270, 1995年09月, 日本教育社会学会大会
  • #「デパートという文化(12)デパートガールたちの世界(下)」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 27, 8, 32, 38, 1995年08月, 流通経済研究所
  • #「デパートという文化(11)デパートガールたちの世界(上)」, 吉見 俊哉 , RIRI流通産業, 27, 4, 30, 35, 1995年04月, 流通経済研究所
  • #「デパートという文化(10)デパート文化研究の現在(下)」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 27, 1, 22, 28, 1995年01月, 流通経済研究所
  • #「デパートという文化(9)デパート文化研究の現在(中)」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 26, 9, 36, 41, 1994年09月, 流通経済研究所
  • #「デパートという文化(8)デパート文化研究の現在(上)」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 26, 6, 28, 33, 1994年06月, 流通経済研究所
  • #「テーマ部会II: 都市論と都市社会学」, 吉見 俊哉, 日本都市社会学会年報, 1993, 11, 40, 41, 1993年11月, 日本都市社会学会
  • #「デパートという文化(7)デパートを遊歩する人びと」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 25, 8, 23, 30, 1993年08月, 流通経済研究所
  • #「デパートという文化(6)デパートが演出するポスター文化」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 25, 6, 36, 42, 1993年06月, 流通経済研究所
  • #「デパートという文化(5)市中音楽隊からデパート音楽隊へ(5)デパートという文化」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 25, 4, 36, 42, 1993年04月, 流通経済研究所
  • #「デパートという文化(4)大正文化としてのデパート」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 25, 2, 26, 30, 1993年02月, 流通経済研究所
  • #「第1セッション 電子テクノロジーと文化の変容」, 吉見 俊哉, 東京大学社会情報研究所紀要, 46, 105, 153, 1993年01月, 東京大学
  • #「メディア変容と電子の文化」, 吉見 俊哉, 東京大学社会情報研究所紀要, 46, 106, 113, 1993年01月, 東京大学
  • #「デパートという文化(3)児童博覧会とデパート文化」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 24, 12, 28, 34, 1992年12月, 流通経済研究所
  • #「ジャポニスム・帝国主義・万国博覧会」, 吉見 俊哉, 文藝, 31, 4, 434, 441, 1992年11月, 河出書房新社
  • #「デパートという文化(2)博覧会、勧工場、そして百貨店」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 24, 10, 32, 37, 1992年01月, 流通経済研究所
  • #「デパートという文化(1)万国博覧会とデパートの誕生」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 24, 8, 25, 30, 1992年08月, 流通経済研究所
  • #「イデオロギーとしてのディズニーランド:「ディズニーランド都市」をめぐる覚書」, 吉見 俊哉, 地域開発, 333, 31, 37, 1992年06月, 日本地域開発センター
  • #「ジャポニスム・帝国主義・万国博覧会」, 吉見 俊哉, 文藝, 31, 4, 434, 441, 1992年01月, 河出書房新社
  • #「境界としての伊勢」, 吉見 俊哉, 赤坂憲雄編『史層を掘る1:方法としての境界』, 1, 62, 1991年12月, 新曜社
  • #「東京市社会局調査の研究」, 吉見 俊哉, 住宅総合研究財団研究年報, 18, 289, 298, 1992年, 一般財団法人 住総研, 佐藤健二・吉見俊哉ほか
  • #「空間の実践-都市社会学における空間概念の革新にむけて」, 吉見 俊哉, 倉沢進・町村敬志編『都市社会学のフロンティア1:構造 空間 方法』, 111, 139, 1992年, 日本評論社
  • #「個室のネットワーク-電話コミュニケーションと生活空間の変容」, 吉見 俊哉, 東京大学新聞研究所紀要, 43, 1991年, 東京大学
  • #「空間創造――サンリオとディズニー-テーマパーク現象をめぐるひとつの視点」, 吉見 俊哉, RIRI流通産業, 23, 1, 24, 25, 1991年01月, 流通経済研究所
  • #「都市としての盛り場」, 吉見 俊哉, 地域社会学年報, 4, 83, 113, 1987年01月, 地域社会学会編、時潮社
  • #「「都市空間=上演」の記号学へ」, 吉見 俊哉, 記号学研究, 5, 115, 127, 1985年,       
  • #「Consuming America, Producing Japan」, 吉見 俊哉, Ambivalent Consumer: Questioning Consumption in East Asia and the West, 63, 84, 2006年01月,       
  • #「'America' as desire and violence」, 吉見 俊哉, The Inter-Asia Cultural Studies Reader, Kuan-Hsing Chen, Beng Huat Chua eds., Routledge, 224, 244, 2006年01月,       
  • #「The Evolution of Mass Events in Prewar Japan」, 吉見 俊哉, Senri Ethnological Studies, 40, 85, 99, 1995年, 国立民族学博物館
  • #「Urbanization and Cultural Change in Modern Japan--The Case of Tokyo」, 吉見 俊哉, 東京大学社会情報研究所紀要, 48, 139, 155, 1994年01月, 東京大学
  • 「Online University, Pandemics and the long history of Globalization」 (オンライン大学、パンデミック、グローバリゼーションの長い歴史), 吉見 俊哉, 『Inter-Asia Cultural Studies』 (『インター・アジア・カルチュラル・スタディーズ』, 21, 4, 636, 644, 2020年12月,       , コロナ・パンデミックと大学が基礎として移動の自由との関係を長い歴史の中で捉え返し、ポストコロナ期の大学の姿とそこでのオンラインの役割について論じた。
  • 「大学の第二の死が見えてきた」, 吉見 俊哉, 『世界』, 11月号, 244, 255, 2020年11月, 岩波書店, コロナ時代の大学の危機と未来について論じた短期連載の最終回。
  • 「なぜ、移動の自由が大学の本源なのか」, 吉見 俊哉, 『世界』, 10月, 256, 268, 2020年10月, 岩波書店, コロナ時代の大学の危機と未来について論じた短期連載の第3回。
  • 「キャンパスは本当に必要なのか」, 吉見 俊哉, 『世界』, 9月号, 221, 233, 2020年09月, 岩波書店, コロナ時代の大学の危機と未来について論じた短期連載の第2回。
  • 「九月入学は危機打開への切り札か」, 吉見 俊哉, 『世界』, 8月号, 138, 151, 2020年08月, 岩波書店, コロナ時代の大学の危機と未来について論じた短期連載の第1回。
  • 「マスの知 メディアの知」, 吉見 俊哉, 『マス・コミュニケーション研究』, 97, 3, 16, 2020年, 日本マス・コミュニケーション学会, 大衆社会論、マス・コミュニケーション論の時代からビッグデータやネットメディアの時代への転換の意味を、20世紀を通じた「マス」概念の変容の中で跡づけた論文。
  • 「1964 Tkyo Olympic as Post-War (東京五輪と戦後)」, 吉見 俊哉, 『International Journal of Japanese Sociology』(『国際日本社会学雑誌』), 28, 80, 95, 2019年03月,       , 1964年の東京五輪について、それが戦前からいかに連続的なものとして演じられていったかを論じ、それにもかかわらずいかに「平和の祭典」として五輪が戦後日本人に受容されていったかを検討した。
  • 「トランプのアメリカに住む(第4回)性と銃の多角形」, 吉見 俊哉, 『世界』, 908, 184, 197, 2018年05月, 岩波書店, エドウィン・O・ライシャワー日本研究所客員教授としてハーバード大学で教えていた際の滞在記の4回目。多発する銃乱射事件とセクシャルハラスメント事件に焦点を当てた。
  • 「トランプのアメリカに住む(第3回)ハーバードで教える : 東大が追いつけない理由」, 吉見 俊哉, 『世界』, 905, 270, 283, 2018年03月, 岩波書店, エドウィン・O・ライシャワー日本研究所客員教授としてハーバード大学で教えていた際の滞在記の3回目。ハーバード大学での教育の実際を東京大学でのそれと比較し、日本の大学教育の根本的な問題を示した。
  • 「トランプのアメリカに住む(第2回)星条旗とスポーツのあいだ : NFL選手の抵抗」, 吉見 俊哉, 『世界』, 904, 230, 242, 2018年02月, 岩波書店, エドウィン・O・ライシャワー日本研究所客員教授としてハーバード大学で教えていた際の滞在記の2回目。今日の米国におけるナショナリズムと人種差別主義の問題を考察した。
  • 「トランプのアメリカに住む(第1回)ポスト真実の地政学 : ロシア疑惑と虚構のメディア」, 吉見 俊哉, 『世界』, 903, 38, 51, 2018年01月, 岩波書店, エドウィン・O・ライシャワー日本研究所客員教授としてハーバード大学で教えていた際の滞在記の1回目。アメリカ大統領選をめぐるポスト真実とネットメディア状況について論じた。
  • 「デジタルアーカイブは日本の危機を救えるか?」, 吉見 俊哉, 『デジタルアーカイブ学会誌』, 2, 4, 309, 309, 2018年, デジタルアーカイブ学会, デジタルアーカイブ学会での会長代行としての基調講演を基礎にした論考。
  • 「なぜ、デジタルアーカイブなのか? ―知識循環型社会の歴史意識」, 吉見 俊哉, 『デジタルアーカイブ学会誌』, 1, 1, 11, 20, 2017年, デジタルアーカイブ学会, デジタルアーカイブ学会の設立に当たり、会長代行として行った基調講演を基礎にまとめた論考。
  • 「アメリカの終わりと日本の末路 : 21世紀はどんな時代か (特集 アメリカ)」, 吉見 俊哉, 『年報カルチュラルスタディーズ』, 5, 5, 23, 2017年, カルチュラル・スタディーズ学会, カルチュラル・スタディーズの学会誌に寄稿した現代アメリカ論。
  • 「公共空間を考える:戦後日本と〈文化〉国家/都市の挫折」, 吉見 俊哉, 『法学セミナー』, 61, 9, 110, 113, 2016年09月, 日本評論社, 戦後日本の文化国家論と文化概念の変容を憲法、基本法などでの文化イメージとも結びつけながら論じた。
  • 「「人文社会系は役に立たない」は本当か? : 「通知」批判から考える 」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 43, 17, 80, 96, 2015年11月, 青土社, 「国立大学文系廃止」をめぐる騒動に絡めて、「文系」とは何かをめぐってなされたインタビューへの応答を基礎にした論考。
  • 「皇居前から国会前へ : 戦後日本と〈街頭の政治〉の転回」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 43, 14, 132, 137, 2015年10月, 青土社, 1960年安保闘争についての都市論的視座からの分析。運動の舞台が、どのようにして皇居前から国会前に動いていったのかを分析している。
  • 「グローバル化/デジタル化と大学の未来 : 通過儀礼からキャリア/ビジョンの転轍機へ」, 吉見 俊哉, 『大学教育学会誌』, 37, 1, 2, 11, 2015年05月, 大学教育学会, 大学教育学会大会での基調講演の基づいて執筆した論考。
  • 「ポスト戦争としてのオリンピック : 1964年東京大会を再考する」, 吉見 俊哉, 『マス・コミュニケーション研究』, 86, 19, 37, 2015年, 日本マス・コミュニケーション学会, 1964年の東京五輪の神話から私たちが抜け出すためには、それがいったい何であったのかを批判的に明らかにしなければならない。そのような分析のための見取図を、この論文では特に空間的次元に焦点を当てて分析していった。そのことによって、五輪の戦中期からの連続性が明らかにされる。
  • 「知識循環型社会とアーカイブ:知のデジタルターンとは何か」, 吉見 俊哉, 『社会学評論』, 65, 4, 557, 573, 2015年, 日本社会学会, 消費社会から循環型社会への転換は、モノの世界だけでなく、知識においても進行することを示し、そこで鍵となるのがデジタルアーカイブの整備であることを示していった。日本社会学会の『社会学評論』が組んだ特集のために寄稿した。
  • 「近代の〈入口〉と〈出口〉 : 五百年の歳月を隔てて」, 吉見 俊哉, 『神奈川大学評論』, 80, 68, 73, 2015年, 神奈川大学広報委員会, 近代化を15世紀末からの500年以上のプロセスとして捉え、この長期の歴史を捉える視座をデッサン的に示した論考。
  • 「広告化する戦後と自己像の再定義」, 吉見 俊哉, 長谷部恭男編『「この国のかたち」を考える』, 101, 136, 2014年11月, 岩波書店, 戦後日本の広告表象の分析を通じたナショナル・アイデンティティの変化についての考察。
  • 「思想の言葉 「カルスタ」の逆襲? 」, 吉見 俊哉, 『思想』, 1081, 3, 6, 2014年05月, 岩波書店, 1990年代からのカルチュラル・スタディーズの日本における展開を振り返り、今、何がなされなければならないかを論じた。
  • 「カルチュラル・スタディーズの旅は続く : スチュアート・ホールを追悼する」, 吉見 俊哉, 『思想』, 1081, 39, 42, 2014年05月, 岩波書店, 20世紀後半のカルチュラル・スタディーズを牽引してきた巨人スチュアート・ホールの死を追悼して書かれた論考。
  • 「〈近代〉の入口と出口のあいだ : 異なる回路へ 」, 吉見 俊哉, 『書斎の窓』, 632, 25, 29, 2014年03月, 有斐閣, ポスト近代社会において、新しい記憶庫としてのデジタルアーカイブがいかなる役割を果たしうるのかを論じた小論。
  • 「都市の変貌、空から見えるものと見えないもの 」, 吉見 俊哉, 『東京人』, 28, 1, 60, 67, 2013年01月, 都市出版, 東京の航空写真と米軍の東京空爆の関係について考えてきたことを素描的にしめし、空からの目が持つ意味について考察した。
  • 「メディアとしての大学 : 大学の危機を思想史から問う」, 吉見 俊哉, 『近代教育フォーラム』, 22, 121, 133, 2013年, 教育思想史学会, 教育思想史学会で行った招待講演の基づきまとめた論考。思想史の視座から大学の過去と未来を論じた。
  • 「デジタル時代における知識循環型社会の価値創造基盤」, 吉見 俊哉, 『情報管理』, 56, 8, 491, 497, 2013年, 国立研究開発法人科学技術振興機構, 知識循環型社会の価値創造にデジタルアーカイブがどれほど重要な役割を果たすかを示した小論。
  • 「文化颱風の翼に乗って」, 吉見 俊哉, 『年報カルチュラルスタディーズ = The annual review of cultural studies』, 1, 5, 10, 2013年, カルチュラル・スタディーズ学会, 2002年から続いてきたCultural Typhoon の延長線上でカルチュラル・スタディーズ学会が発足するにあたり、その向かうべき方向を示した巻頭論文。
  • 「Radioactive Rain and American Umbrella (Translated by Shi-Lin Loh)」 (放射能の雨とアメリカの傘), 吉見 俊哉, 『The Journal of Asian Studies』(『アジア研究雑誌』), 71, 2, 319, 331, 2012年,       , 福島第一原発事故と戦後日本社会の原子力受容の歴史過程のなかで捉え返し、それが占領期、ポスト占領期のアメリカの冷戦戦力とどのように絡まり合っていたのか、また日本人は原子力をどのようにあ心理的機制によって受け入れていったのかを明らかにした英語論文。米国のアジア学会のジャーナルに掲載された。
  • 「大学院教育の未来形はどこにあるのか」, 吉見 俊哉, 『中央公論』, 126, 2, 44, 51, 2011年02月, 中央公論新社, 大学院重点化に焦点を据え、1990年代以降の大学改革の問題点について論じた論考。
  • 「The Market of Ruins, or the destruction of the cultural City」 (廃墟の市場:文化都市の崩壊), 吉見 俊哉, 『Japan Forum』 (『ジャパン・フォーラム』), 23, 2, 287, 300, 2011年,       , バブル期とポストバブル期を通じ、東京の文化空間がどのように変容していったのかを分析した論考の英語版。
  • 「The Seto Inland Sea: An Asian Archipelago」 (瀬戸内海:アジアの多島海), 吉見 俊哉, Lars Muller and Akiko Miki eds.,『Insular Insight: Where Art and Architecture Conspire with nature』 (ラース・ミュラー、アキコ・ミキ編『島からの発想』), 239, 253, 2011年, ラース・ミュラー出版, 文化空間としての瀬戸内海について、その歴史的変遷と近代の開発プロジェクトの中での破壊、破壊からの再生の過程を歴史的に捉え返し、瀬戸内海と東シナ海を連続的に捉える視点を示した英語論文。
  • 「〈課題検証〉アーカイブと著作権 文化のフローから創造的リサイクルへ」, 吉見 俊哉, 『ぎゃらく』, 491, 24, 27, 2010年05月, 放送批評懇談会, デジタルアーカイブをテーマに、文化のフローから創造的循環への転換について論じた小論。
  • 「それでも,大学が必要だ--爆発と危機の中で」, 吉見 俊哉, 『社会志林』, 56, 4, 271, 279, 2010年03月, 法政大学社会学部学会, 困難な時代の中で、大学の価値と再生について論じた小論。
  • 「爆発の時代に大学の再定義は可能か (特集 大学の敗北)」, 吉見 俊哉, 『中央公論』, 125, 2, 66, 77, 2010年02月, 中央公論新社, 新自由主義的政策による規制緩和と民営化の波のなかで変質してきた大学が、どれほど危機的な状況に陥っているかを示し、その再定義の必要性を強調した論文。
  • 「メディアの公共性とアーカイブの未来 」, 吉見 俊哉, 『マスコミ市民』, 493, 22, 32, 2010年02月, マスコミ市民フォーラム, メディアの公共性について論じ、その中でのアーカイブの役割を強調した。
  • 「The historical development and future of cultural studies in Japan (translated by David C. Buist)」 (日本におけけるカルチュラル・スタディーズの歴史的発展), 吉見 俊哉, 『Inter-Asia Cultural Studies』 (『インター・アジア・カルチュラル・スタディーズ』), 11, 2, 275, 283, 2010年,       , 現代日本のカルチュラル・スタディーズの展開、とりわけ2001年から始まって広がっていった Cultural Typhoon の知的ムーブメントについて解説した論考の英語版。
  • 「アジアからのカルチュラル・スタディーズ : 他者=表象としての「アメリカ」と戦後日本」, 吉見 俊哉, 『ヒューマン・コミュニケーション研究』, 38, 5, 17, 2010年, 日本コミュニケーション学会, 第39回日本コミュニケーション学会年次大会シンポジウムに招かれて行った基調講演に基づく論考。
  • 「ポストテレビ時代の住空間」, 吉見 俊哉, 『都市住宅学』, 68, 67, 70, 2010年, 都市住宅学会, テレビの時代は終わりつつあり、それが支配していた住空間のあり方が根本から変化しつつある。その中で、メディアと住空間がどのように結びついてきたのかを再検討し、ポストテレビ時代について考察した。
  • 「メディアの公共性とは何か 」, 吉見 俊哉, 『マスコミ市民』, 490, 3, 13, 2009年11月, マスコミ市民フォーラム, 1990年代末の女性国際戦犯法廷に関するNHK番組の改ざん問題をめぐり、メディアの公共性とは何かを論考していったものの一部。
  • 「大衆天皇制の終わり--ミッチー・ブーム以後の半世紀」, 吉見 俊哉, 『中央公論』, 124, 4, 162, 169, 2009年04月, 中央公論新社, 1954年の皇太子成婚からちょうど半世紀を経たのに際し、この半世紀に日本の天皇制と大衆意識との結びつきがどのように変化してきたかを論じた論考。
  • 「Tokyo: Between Global Flux and Neo-Nationalism 」 (東京:グローバルなフローとネオ・ナショナリズム), 吉見 俊哉, 『Electronic Elsewheres, Media, Technology, and the Experience of Social Space』, Chris Berry, Soyoung Kim, and Lynn Spigel, eds., University of Minnesota Press (クリス・ベリー、キム・ソヨン、リン・スピーゲル編『電子的な無場所:社会空間におけるメディア、技術、経験』), 245, 260, 2009年, University of Minnesota Press(ミネソタ大学出版局), 東京の変容を、グローバル化とナショナリズムがせめぎ合う構造の中で捉え返した英語論文。
  • 「What Does "American" Mean in Postwar Japan?」 (戦後日本におけるアメリカ的なものの意味), 吉見 俊哉, 『Nanzan review of American studies』 : a journal of Center for American Studies, Nanzan University (『南山大学アメリカ研究レビュー』), 30, 83, 87, 2008年, Center for American Studies, Nanzan University (南山大学アメリカ研究所), 戦後日本のおける「アメリカ」がいかなる意味を帯びてきたかを、アメリカ学会において基調講演した。その報告に基づきまとめた論考。
  • 「A Drifting World Fair: Cultural Politics of Environment in the Local/Global Context of Contemporary Japan」 (漂流する万博:現代日本のローカル/グローバルな文脈における環境の文化政治), 吉見 俊哉, 『Japan After Japan:Social and Cultural Life from the Recessionary 1990s to the Present』, Tomiko Yoda and Harry Harootunian, eds.,, 395, 414, 2006年, Duke University Press (デューク大学出版局), 愛知万博開催までの紆余曲折を辿り、インターネット時代の市民運動と国家プロジェクト、それに国際機関の関係構造の変化を社会学的に分析した研究の英語版。デューク大学出版会から出された現代日本についての論文集に収録された。
  • 「新百学連環論序説:エンサイクロペディアとCMSのあいだで」, 吉見 俊哉, 『情報学研究』, 70, 65, 87, 2006年, 東京大学, 2000年代以降、吉見研究室を中心に英国の研究チームと連携して進めつつあったエンサイクロペディアプロジェクトを理論的に基礎づける論文。
  • 「鶴見良行とアメリカ―もうひとつのカルチュラル・スタディーズ」, 吉見 俊哉, 『思想』, 980, 201, 222, 2005年12月, 岩波書店, アジアを旅するフィールドワーカーとしての鶴見良行が、アメリカでの生活、鶴見俊輔との関係やベ平連での活動からどのように生まれてきたのか、その人生にいかなるアジアとのつきあい方が示唆されているのかを考察した論文。
  • 「両大戦期プロパガンダ資料のデジタル・アーカイブ構築と学際連携」, 吉見 俊哉, 『じんもんこん2005論文集』, 137, 141, 2005年12月,       , 吉見俊哉、山本拓司、小泉智佐子, 1990年代以来、吉見研究室で進めたきた第一次大戦期プロパガンダポスターコレクションのデジタルアーカイブ化プロジェクトについての報告。
  • 「思想の言葉 「アメリカの世紀」の終わり」, 吉見 俊哉, 『思想』, 975, 2, 5, 2005年07月, 岩波書店, 米国のブッシュ政権が起こしたイラク戦争について、アメリカのグローバルな覇権が衰退し始めていることを示した巻頭言。
  • 「市民とつながり公共性をとり戻せ (続・NHKはジャーナリズムか)」, 吉見 俊哉, 『論座』, 121, 214, 221, 2005年06月, 朝日新聞社, 国際女性戦犯法廷に関するNHK番組改ざん問題をめぐって、メディアの公共性とは何かを論じた公共メディア論。
  • 「愛知万博計画の転変と主体の複合」, 吉見 俊哉, 『都市計画』, 54, 2, 5, 10, 2005年04月, 日本都市計画学会, 愛知万博開催までの紆余曲折を辿り、インターネット時代の市民運動と国家プロジェクト、それに国際機関の関係構造の変化を論じた論考。
  • 「「アメリカ」 を語ること」, 吉見 俊哉, 『アメリカ研究』, 39, 85, 103, 2005年, アメリカ学会, 戦後日本のアメリカニゼーションを文化社会学的に問うことが、日本のアメリカ研究にとってどのような意味があるのかについて論じた論文。
  • 「リビングルームのなかの「和風」:戦後日本と家電/家族のミクロ政治学」, 吉見 俊哉, 『住宅総合研究財団研究論文集』, 31, 33, 53, 2005年, 一般財団法人住総研, 戦後日本のアメリカニゼーションとそのフレイムの中での「和風」の構築について、住空間に焦点を当てながら、家具のデザインや家庭電化の文化政治的意味について論じた論文。
  • 「今、NHKは何を為すべきか--転位するジャーナリズムの場所」, 吉見 俊哉, 『ピープルズ・プラン』, 30, 67, 77, 2005年, ピープルズ・プラン研究所, 国際女性戦犯法廷に関するNHK番組改ざん問題をめぐって、メディアの公共性とは何かを論じた公共メディア論。
  • 「「アメリカ」を語ることから<文化>を問う (特集 文化の社会学の挑戦)」, 吉見 俊哉, 『年報社会学論集』, 18, 2, 15, 2005年, 関東社会学会, 戦後日本のアメリカニゼーションがいかなる仕方で社会学的テーマであるのかを語った関東社会学会での講演をもとにしてまとめた論文。
  • 「現代日本のアメリカ化における「基地」と「消費」」, 吉見 俊哉, 庄司興吉編『情報社会変動のなかのアメリカとアジア』(変貌するアメリカ太平洋世界5), 107, 136, 2004年11月,       , 戦後日本のアメリカ化を米軍基地と消費文化の両面から相互連関的に捉える視点を示す。
  • 「戦後日本とアメリカニズム(シンポジウム基調報告)」, 吉見 俊哉, 『日本近代文学』, 71, 173, 185, 2004年10月, 日本近代文学会, 日本近代文学会の大会シンポジウムに招かれて、近代日本の知と文化において「アメリカ」とは何であったのかについて論じた基調講演をベースにした論文。
  • 「遷都と巡幸--明治国家形成期における天皇身体と表象の権力工学」, 吉見 俊哉, 『東京大学社会情報研究所紀要』, 66, 1, 26, 2004年, 東京大学, 明治天皇の地方巡行について、まなざしの文化政治学の観点から分析を行った論文。
  • 「テレビが家にやって来た--テレビの空間 テレビの時間 (テレビジョン再考)」, 吉見 俊哉, 『思想』, 956, 26, 48, 2003年12月, 岩波書店, 戦後日本で街頭テレビの時代から家庭空間にテレビが導入されていくまでのプロセスを、住空間の文化政治学として実証的に読み解く分析をした論文。メディア研究がテレビを番組=テクストのレベルでも、テクノロジーのレベルでもなく、日常空間のレベルでどう扱えるのかを具体的に示した。
  • 「‘America’as Desire and Violence: Americanization in Postwar Japan and Asia during the Cold War」 (欲望としてのアメリカ 暴力としてのアメリカ:冷戦期アジアと日本におけるアメリカ化), 吉見 俊哉, 『Inter-Asia Cultural Studies』(『インター・アジア・カルチュラル・スタディーズ』), 4, 3, 433, 450, 2003年12月,       , 戦後日本における「アメリカ」とは何かという問いに、その暴力としての側面と欲望としての側面の関係から文化政治学的歴史分析として答えた研究の英語版。アジアのカルチュラル・スタディーズを駆動するジャーナルの特集に掲載された。
  • 「Television and Nationalism: Historical Change in the National Domestic TV Formation in Postwar Japan」 (テレビとナショナリズム:戦後日本におけるテレビ放送空間の歴史的編制), 吉見 俊哉, 『European Journal of Cultural Studies』(『ヨーロッパ・カルチュラル・スタディーズ雑誌』), 6, 4, 459, 487, 2003年,       , 戦後日本の家庭電化をテレビの普及による生活世界の変容を、文化政治学的視座から分析した研究の英語版。英語圏のカルチュラル・スタディーズを代表する英文ジャーナルに掲載された。
  • 「9・11以降と「アメリカ」を問題化する視点 」, 吉見 俊哉, 『ピープルズ・プラン』, 20, 30, 34, 2002年10月, ピープルズ・プラン研究所, 米国同時多発テロから1年を経て、世界の中でアメリカの位置がどのように変化したのかを考察。我々が「アメリカ」をどのように問うてきたのかを検討した。
  • 「グローバル化と脱-配置される空間―グローバル/ローカルな空間の論理」, 吉見 俊哉, 『思想』, 933, 45, 70, 2002年01月, 岩波書店, グローバリゼーションを空間の文化政治学として論じた論文。グローバリゼーションに関する1990年代までの議論の理論的な地平を総括した。
  • 「日本のなかの「アメリカ」について考える」, 吉見 俊哉 , 『環』, 8, 131, 143, 2002年, 藤原書店, 戦後日本のアメリカニゼーションをどのように理論的に扱えるのかの視座を示し、その具体的な歴史分析を行った論文。
  • 「The Development of ‘Newspaper Studies’ as an Academic Discipline in the Discursive Space of 1930s Japan」 (1930年代日本の言説空間における新聞学の発展), 吉見 俊哉, 『Social Science Japan Journal』(『日本社会科学雑誌』), 5, 2, 199, 214, 2002年, 『Oxford University Press』(オックスフォード大学出版局), 1910~30年代の日本における新聞学の誕生について、同時代の世界の知的変動と結びつつ、当時の日本のアカデミズムの構造の中で、その複雑な様相を浮かび上がらせた研究の英語版。近代日本のメディア研究についてのある種の知の考古学的作業。
  • 「欲望/忘却 「美國」的日本戦後:「基地」與「消費文化」的錯綜関係』」 (「アメリカ」を欲望/忘却する戦後--「基地」と「消費」の屈折をめぐって」), 吉見 俊哉, 『中外文学』, 31, 7, 2002年, 台湾大学外文系, 戦後日本のアメリカニゼーションと米軍基地文化に関する研究の中国語版。国立台湾大学からの論文集に掲載された。
  • 「「法廷」とナショナル・メディアの沈黙」, 吉見 俊哉, 西野瑠美子、金富子編著『裁かれた戦時性暴力』, 176, 193, 2001年10月, 白澤社, 慰安婦問題と戦時性暴力に関する日本のメディアの報道についての分析。
  • 「「アメリカ」を欲望/忘却する戦後--「基地」と「消費」の屈折をめぐって」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 29, 9, 44, 63, 2001年07月, 青土社, 戦後日本のアメリカニゼーションを米軍基地との関係、及びアメリカ文化の消費に焦点を当てながら歴史社会学的に分析した論文。暴力としてのアメリカと欲望としてのアメリカの両面性が解析されていく。
  • 「愛知万博 市民参加型社会が始まっている(下)愛知万博の「迷走」に〈未来〉を見る」, 吉見 俊哉, 『世界』, 683, 269, 278, 2001年01月, 岩波書店, 愛知万博における市民参加をめぐる問題について社会学的視座から考察した論文。
  • 「Urbanization and Cultural Change in Modern Japan: The Case of Tokyo」 (近代日本における都市化と文化変容), 吉見 俊哉, Cultural Studies and Japan, Steffi Richter ed.(シュティフィー・リヒター編『日本と文化研究』), 41, 49, 2001年, Leipziger Universitatsverlag(ライプチヒ大学出版局), 近代日本の都市化と文化変容について、都市の盛り場に焦点を当てて分析した研究の英語論文。ドイツの出版社から出版された論文集のなかに収録された。
  • 「America in Japan / Japan in Disneyfication: The Disney Image and the Transformation of ‘America’in Contemporary Japan」 (日本のなかのアメリカ/アメリカのなかの日本), 吉見 俊哉 , Dazzeled by Disney?, J.Wasko et.al.eds.(ジャネット・ワスコ他編『ディズニーに幻惑されて』, 160, 181, 2001年, レスター大学出版局, 戦後日本のアメリカニゼーションをディズニー化という視点から捉え、そこにおける文化の変容と自己の変容を文化史的に捉え返した英語論文。「ディズニー」のグローバル化に関するグローバルな研究をまとめた論文集のなかに収録された。
  • 「愛知万博 市民参加型社会が始まっている(上)二一世紀の扉を開けるのは市民自身だ。愛知万博の「迷走」に、日本社会の未来を見る」, 吉見 俊哉, 『世界』, 682, 209, 218, 2000年12月, 岩波書店, 愛知万博における市民参加をめぐる問題について社会学的視座から考察した論文。
  • 「グローバルシティの変貌」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 28, 11, 54, 61, 2000年10月, 青土社, 諸々のグローバリゼーション論に基づきながら、グローバルシティとしての東京を分析した論文。
  • 「テレビを読む」, 吉見 俊哉, 小林康夫、松浦寿輝編『メディア』(表象のディスクール5), 249, 270, 2000年07月,       , テレビ研究の視点から、表象分析とメディア分析をつなぐ試論。
  • 「変容する空間 空間の政治、あるいは都市研究とメディア研究の対話をめぐって(下)」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 28, 7, 238, 251, 2000年06月, 青土社, 地理学と社会学を接合し、空間の文化政治学についての理論的展望を素描した論文。
  • 「混成化社会への挑戦--グローバル化のなかの公共空間を求めて(最終回)―さざめく新たな公的空間・沖縄の問い」, 吉見 俊哉, 『世界』, 674, 160, 175, 2000年05月, 岩波書店, 姜尚中、吉見俊哉, グローバル化する世界をどう捉えるかをテーマに姜尚中氏と共同執筆してきた『世界』の連載論文の最終回。
  • 「変容する空間 空間の政治、あるいは都市研究とメディア研究の対話をめぐって(中)」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 28, 2, 28, 38, 2000年02月, 青土社, 地理学と社会学を接合し、空間の文化政治学についての理論的展望を素描した論文。
  • 「混成化社会への挑戦(5)―ナショナル・メディアのゆらぎ」, 吉見 俊哉, 『世界』, 671, 273, 286, 2000年02月, 岩波書店, 姜尚中、吉見俊哉, グローバル化する世界をどう捉えるかをテーマに姜尚中氏と共同執筆してきた『世界』の連載論文の第5回。
  • 「The Cultural Politics of the Mass-mediated Emperor System in Japan」 (日本におけるマスメディア天皇制の文化政治), 吉見 俊哉, Without Guarantees, P. Gilroy, L. Grossberg & A. McRobbie eds., Verso (ポール・ギルロイ、ローレンス・グロスバーグ、アンジェラ・マクロビー『ウィズアウト・ギャランティー』, 395, 415, 2000年, バーソ社, カルチュラル・スタディーズの世界的な指導者であったスチュアート・ホールを記念する論文集に寄稿した日本のメディア天皇制に関する英語論文。ポール・ギルロイらが編集し、Verso社から出版された。
  • 「Consuming‘America’」 (アメリカを消費する), 吉見 俊哉, Consumption in Asia, Chua Beng-Huat ed., Routledge       (チュア・ベン・ファット編『アジアにおける消費』), 202, 224, 2000年, ルートレッジ社, 戦後日本のアメリカニゼーションの帰結としての東京ディズニーランドの空間政治学についての分析。アジアの消費社会をテーマにしたルートレッジ社からの論文集に収録された。
  • 「グローバル化と文化研究の視座」, 吉見 俊哉, 吉見俊哉他編『メディア空間の変容と多文化社会』, 11, 46, 1999年12月, 青弓社, アメリカニゼーションに焦点を当てたグローバルな文化変容についての社会学的考察。
  • 「空間の政治、あるいは都市研究とメディア研究の対話をめぐって(上), 吉見 俊哉, 『現代思想』, 27, 13, 62, 71, 1999年12月, 青土社, 地理学と社会学を接合し、空間の文化政治学についての理論的展望を素描した論文。
  • 「混成化社会への挑戦(4)―国家の「退場」と「過剰」」, 吉見 俊哉, 『世界』, 669, 287, 300, 1999年12月, 岩波書店, 姜尚中、吉見俊哉, グローバル化する世界をどう捉えるかをテーマに姜尚中氏と共同執筆してきた『世界』の連載論文の第4回。
  • 「ナショナリズムとスポーツ」, 吉見 俊哉, 井上俊、亀山佳明編『スポーツ文化を学ぶ人のために』, 41, 56, 1999年10月, 世界思想社, ナショナリズムとスポーツの入り組んだ関係を儀礼論やファシズム論を取り上げながら考察。
  • 「混成化社会への挑戦(3)―グローバル・シティの逆説」, 吉見 俊哉, 『世界』, 666, 219, 231, 1999年10月, 岩波書店, 姜尚中、吉見俊哉, グローバル化する世界をどう捉えるかをテーマに姜尚中氏と共同執筆してきた『世界』の連載論文の第3回。
  • 「混成化社会への挑戦(2)―ナショナリティの彼方へ」, 吉見 俊哉, 『世界』, 664, 285, 298, 1999年08月, 岩波書店, 姜尚中、吉見俊哉, グローバル化する世界をどう捉えるかをテーマに姜尚中氏と共同執筆してきた『世界』の連載論文の第2回。
  • 「メディア研究、パブリックな知をめぐる覚え書き 」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 27, 7, 222, 229, 1999年06月, 青土社, メディア研究と大学、そしてパブリックな知の関係についての覚書的論文。
  • 「混成化社会への挑戦(1)―グローバル化のなかの公共空間をもとめて」, 吉見 俊哉, 『世界』, 662, 148, 170, 1999年06月, 岩波書店, 姜尚中、吉見俊哉, グローバル化する世界をどう捉えるかをテーマに姜尚中氏と共同執筆してきた『世界』の連載論文の第1回。
  • 「東京帝大新聞研究室と初期新聞学的知の形成をめぐって」, 吉見 俊哉, 『東京大学社会情報研究所紀要』, 58, 45, 71, 1999年, 東京大学, 近代日本における初期メディア研究としての新聞学の誕生をめぐる思想史的考察。
  • 「Made in Japan': the cultural politics of 'home electrification' in postwar Japan」 (メイド・イン ジャパン:家庭電化の文化政治学), 吉見 俊哉, 『MEDIA, CULTURE AND SOCIETY』(『メディア・文化・社会』), 21, 2, 149, 171, 1999年,       , 戦後日本における家庭電化で作動していた主体構築の文化政治学を、広告表象に焦点を当てながら実証的に分析した研究の英語版。メディア研究で代表的な英文ジャーナル『MEDIA, CULTURE AND SOCIETY』に掲載された。
  • 「30年代日本における唯物論的メディア論の射程--長谷川如是閑と戸坂潤 (特集 マルクスの考古学)」, 吉見 俊哉, 『大航海』, 25, 147, 159, 1998年12月, 新書館, 近代日本における初期メディア研究としての新聞学の誕生をめぐる思想史的考察。とりわけ長谷川如是閑と戸坂潤の議論に注目して考察した論文。
  • 「雑誌メディアとナショナリズムの消費」, 吉見 俊哉, 小森陽一、高橋哲哉編著『ナショナル・ヒストリーを超えて』, 195, 214, 1998年05月, 東京大学出版会, 戦後日本のナショナリズムと象徴天皇制に関するメディア論的分析。
  • 「カルチュラル・スタディーズとサブカルチャーへのまなざし」, 吉見 俊哉, 山田富秋、好井裕明編『エスノメソドロジーの想像力』, 121, 140, 1998年02月, せりか書房, カルチュラル・スタディーズのサブカルチャーに対するエスノグラフィックな研究と都市社会学を結ぶ試み。
  • 「メディア・リテラシーと学びの実践」, 吉見 俊哉, 佐藤学他編『いま教育を問う』(岩波講座 現代の教育1), 237, 262, 1998年01月, 岩波書店, 教育論としてみたメディア・リテラシーの実践についての序論的考察。
  • 「The Condition of Cultural Studies in Japan」 (日本のにおけるカルチュラル・スタディーズの歴史的展開), 吉見 俊哉, 『日本研究』, 18, 1, 1998年,       , 1990年代の日本の文化研究の状況について日本研究の英文ジャーナルに紹介した英語論文。
  • 「Body, festivity and modernity : the development of field dayin the modern Japan」 (身体、祝祭、近代:近代日本における運動会の発展), 吉見 俊哉, 『メディア・情報・社会』, 3, 93, 108, 1998年, 東京大学, 近代日本社会における運動会の発展を天皇制との結びつきに焦点を当てながら考察し、村落レベルの祝祭性と学校儀礼、国家的な権力システムがどのように結びついてきたかを明らかにした。
  • 「戦後日本の広告に見るアメリカナイゼ-ション--イメ-ジのなかの家電--主体化される「主婦」と日本」, 吉見 俊哉, 『美術手帖』, 740, 62, 77, 1997年04月, 美術出版社, 現代日本におけるアメリカニゼーションと家庭電化に関する広告図像の分析。
  • 「都市としてのデパ-ト (特集 都市の魅力と交流), 吉見 俊哉, 『都市問題研究』, 49, 2, 36, 53, 1997年02月, 都市問題研究会, 百貨店空間についての文化政治史的分析。
  • 「日本のスポーツと身体」, 吉見 俊哉, 『スポーツ社会学研究』, 5, 26, 32, 1997年, 日本スポーツ社会学会, スポーツ社会学会大会に招かれてした基調講演に基づいた論文。近代日本における運動会の誕生とその文化政治学について論じている。
  • 「アメリカナイゼ-ションとモダン日本(デパ-トという文化・第17回)」, 吉見 俊哉, 『RIRI流通産業』, 28, 10, 36, 40, 1996年10月, 流通産業研究所, 百貨店空間についての文化政治史的分析の連載の第17回。
  • 「電子メディアとリアリティ変容 (特集 教育と市場)」, 吉見 俊哉, 『教育学年報』, 5, 285, 308, 1996年09月, 世織書房, 電子メディア時代の社会的リアリティについて、メディア文化や大衆文化のイメージ消費に焦点を当てながら分析した。
  • 「連載/デパ-トという文化・第16回デパ-ト,映画館,群衆」, 吉見 俊哉, 『RIRI流通産業』, 28, 8, 29, 33, 1996年08月, 流通産業研究所, 百貨店空間についての文化政治史的分析の連載の第16回。
  • 「スタイルの政治性をめぐって--ディック・ヘブディッジ論ノ-ト (特集 ロラン・バルト)」, 吉見 俊哉, 『ユリイカ』, 28, 7, 186, 194, 1996年06月, 青土社, カルチュラル・スタディーズのサブカルチャー研究について、これまでの研究を概観し、その論点について検討した。
  • 「ロンドン万国博覧会」, 吉見 俊哉, 松村昌家他編『女王陛下の時代』, 27, 52, 1996年03月, 研究社出版, 1851年のロンドン万博についての文化政治史的分析。
  • 「Urbanization and Cultural Change in Modern Japan : The Case of Tokyo」 (近代日本における都市化と文化変容), 吉見 俊哉, 『Review of media, information and society』(『メディア・情報・社会』), 1, 131, 147, 1996年, 東京大学, 20世紀日本の都市化と文化変容について、とりわけ東京の盛り場を対象にしたがら行った分析の英語版。
  • 「情報テクノロジ-と社会変容 (特集「情報・空間・モダニティ」)」, 吉見 俊哉, 『社会学年報』, 25, 55, 79, 1996年, 東北社会学会, 東北社会学会に招かれて行った基調講演を基礎にした論文。情報テクノロジーの高度化と進行による社会変容を論じた。
  • 「メディア環境のなかの子ども文化」, 吉見 俊哉, 藤田英典他編『共生する社会』(シリーズ 学びと文化4), 1, 34, 1995年10月, 東京大学出版会, メディア環境のなかのこども文化のついての社会学的考察。
  • 「「彼ら」と「我ら」の2分法を超えて (オウム・サリン・メディア)」, 吉見 俊哉, 『新聞研究』, 528, 44, 46, 1995年07月, 日本新聞協会, オウム真理教事件について、とりわけメディアとの関係に焦点を当てて行った文化社会学的分析。
  • 「われわれ自身のなかのオウム」, 吉見 俊哉, 『世界』, 610, 48, 59, 1995年07月, 岩波書店, オウム真理教事件についての文化社会学的分析。
  • 「Les rituels politiques du Japon moderne: Tournees imperiales et strategies du regard dans le Japon de Meiji 」(政治的儀礼とししての日本近代:明治日本における天皇巡幸), 吉見 俊哉, 『アナール』, 50, 2, 1995年,       , 明治天皇の地方巡行について、まなざしの 文化政治学の観点から、実証的に分析を行った日本語論文をフランス語に翻訳してもらい、世界的に社会史研究の中枢を担ってきた『アナール』誌に掲載された。
  • 「電子メディア社会のリアリティ(シンポジウム 電子メディア時代の子どもと若者)」, 吉見 俊哉, 『日本教育社会学会大会発表要旨』, 47, 267, 270, 1995年, 日本教育社会学会, 教育社会学会において、電子メディア時代の子どもたちのリアリティについて論じるシンポジウム講演を行った。
  • 「速度の都市--漱石のなかの東京・研究ノ-ト (特集 漱石と明治) -- (漱石とメディア)」, 吉見 俊哉, 『漱石研究』, 5, 111, 122, 1995年, 翰林書房, 都市の速度論。夏目漱石の作品を検討しつつ、その中に都市のモビリティがどのように描かれているかを考えた。
  • 「運動会の思想--明治日本と祝祭文化」, 吉見 俊哉, 『思想』, 845, 137, 162, 1994年11月, 岩波書店, 近代日本の天皇制システムと小学校における運動会の発明、及び浸透を、文化政治的視点から分析していった。『現代思想』の拙稿をされに発展させた。
  • 「メキシコ・シティ1993/94」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 22, 10, 32, 51, 1994年09月, 青土社, メキシコのエル・コレヒヨ・デ・メヒコで1年間、客員教授として教えた経験を基礎にしたメキシコシティ論。
  • 「運動会という近代--祝祭の政治学」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 21, 7, 55, 73, 1993年07月, 青土社, 近代日本の天皇制システムと小学校における運動会の発明、及び浸透を、文化政治的視点から分析していった。
  • 「メディア天皇制の射程」, 吉見 俊哉, 『世界』, 584, 228, 235, 1993年07月, 岩波書店, 戦後日本の大衆ナショナリズムをメディア天皇制という視点からとらえた分析。皇太子成婚とメディアの関係を精密に分析している。
  • 「歴史のなかのメディア変容 : 草創期の音響メディアを事例として」, 吉見 俊哉, 『マス・コミュニケーション研究』, 42, 80, 99, 1993年, 日本マス・コミュニケーション学会, 初期の音響メディアとしての電話とラジオ、蓄音機の入り組んだ関係を解きほぐしながら、メディア変容を歴史の文脈のなかで捉える視座を示した論文。
  • 「メディア変容と電子の文化 (情報化と文化変容) -- (電子テクノロジ-と文化の変容)」, 吉見 俊哉, 『思想』, 817, 16, 30, 1992年07月, 岩波書店, マクルーハン、イニス、オングなどの議論を基礎にしながら、メディア変容の長い歴史を構造的に捉え、現代に起きている電子的なメディア文化の構造的な位置づけを行った論文。
  • 「イデオロギ-としてのディズニ-ランド--「ディズニ-ランド都市」をめぐる覚書」, 吉見 俊哉, 『地域開発』, 333, 31, 37, 1992年06月, 日本地域開発センター, 1980年代の東京ディズニーランド現象に焦点を当て、そこに作動している空間の文化政治学を明らかにし、都市全体のディズニーランド化が何を意味するか考察した。
  • 「ジャポニスム・帝国主義・万国博覧会」, 吉見 俊哉, 『文芸』, 31, 4, 434, 441, 1992年, 河出書房新社, 万国博覧会の文化を帝国主義、植民地主義やオリエンタリズムの文脈で捉え返し、ジャポニスム論に対する批判的視座を示した論文。
  • 「境界としての伊勢」, 吉見 俊哉, 赤坂憲雄編『方法としての境界』(史層を掘る1), 1, 62, 1991年12月, 新曜社, 伊勢参りと伊勢観光についての社会史的分析。
  • 「電話コミュニケ-ションの研究」, 吉見 俊哉, 『東京大学新聞研究所紀要』, 43, 67, 116, 1991年, 東京大学, 吉見俊哉、水越伸、若林幹夫, 90年代以降のメディア社会を見通す上で、ケーブルテレビや衛星放送以上に注目しなければならないのは電話である考えた著者たちは、「メディアとしての電話」についての調査分析を1980年代後半から行ってきた。その中間的報告。
  • 「6400万人の幻影--再考・大阪万博 」, 吉見 俊哉, 『思想の科学 第7次』, 134, 20, 29, 1990年11月, 思想の科学社, 大阪万博成功神話の再検討。大阪万博とは何であったのか? 60年代の高度成長期を総括する大阪万博についての批判的分析。
  • 「消費社会における都市空間の変容--都市としてのディズニ-ランド(地域開発研究懇談会から)」, 吉見 俊哉, 『地域開発』, 308, 47, 53, 1990年05月, 日本地域開発センター, 1980年代の東京ディズニーランド現象に焦点を当て、そこに作動している空間の文化政治学を明らかにし、都市全体のディズニーランド化が何を意味するか考察した。
  • 「博覧会の歴史的変容--明治末〜大正期日本における博覧会文化 (イベントと都市の活性化<特集>)」, 吉見 俊哉, 『都市問題研究』, 42, 3, 43, 59, 1990年03月, 都市問題研究会, 明治大正期の都市の中で博覧会イベントが果たしていた作用、とりわけ消費文化を浸透させていった作用について分析した。
  • 「コミュニケーションとしての大衆文化(<特集>マス・コミュニケーション研究の系譜)」, 吉見 俊哉, 『新聞学評論』, 39, 78, 105, 1990年, 日本マス・コミュニケーション学会, 戦前期及び戦後期の大衆文化研究について再検討し、「大衆文化」ということで近現代日本では何が問われてきていたのかをコミュニケーション論的視座から考察した。
  • 「大正期におけるメディア・イベントの形成と中産階級のユ-トピアとしての郊外 (近代日本におけるユ-トピア運動とジャ-ナリズム)」, 吉見 俊哉, 『東京大学新聞研究所紀要』, 41, 141, 152, 1990年, 東京大学新聞研究所, 明治大正期の都市の中で博覧会イベントが果たしていた作用、とりわけ消費文化を浸透させていった作用について分析した。
  • 「近代日本におけるユ-トピア運動とジャ-ナリズム」, 吉見 俊哉, 『東京大学新聞研究所紀要』, 41, 89, 152, 1990年, 東京大学, 杉山光信、大畑裕嗣、金子明雄、吉見俊哉, 近代日本におけるユートピア志向の社会運動について、とりわけ江渡狄嶺と新井奥邃 に焦点を当てながら分析した論文。
  • 「博覧会都市の現代的変貌--研究のための準備ノ-ト」, 吉見 俊哉, 『早稲田文学〔第8次〕』, 160, 42, 47, 1989年09月, 早稲田文学会, 近代日本における博覧会を、「都市空間」としていかに捉え、その文化政治学をどう分析できるかを検討した論文。
  • 「遊園地のユ-トピア--80年代日本の都市戦略 (自閉する消費社会)」, 吉見 俊哉, 『世界』, 528, 293, 306, 1989年06月, 岩波書店, 東京ディズニーランドで作動している空間の文化政治に焦点を当て、記号論、ポスト構造主義などの理論を踏まえながら分析を進めた。同時代の学問的な東京ディスに―ランド論としては最も早かった論文。
  • 「博覧会の政治--明治国家形成と内国勧業博覧会 (自治体と地域イベント<主集>)」, 吉見 俊哉, 『都市問題』, 79, 11, 39, 54, 1988年11月, 東京市政調査会, 明治国家と内国勧業博覧会の文化政治についての序論的な分析。
  • 「<出来事>としての盛り場」, 吉見 俊哉, 『現代社会学』, 23, 112, 119, 1987年, アカデミア出版会, 盛り場がいかに社会学的な分析対象になり得るかを解説した論文。
  • 「第1次ベビ-ブ-ム世代における都市の風景 (第1次ベビ-ブ-ム世代<特集>)」, 吉見 俊哉, 『地域開発』, 264, 30, 40, 1986年09月, 日本地域開発センター, ベビーブーム世代と都市空間の関係を分析しようとした論文。
  • 「現代都市の意味空間--浅草・銀座・新宿・渋谷」, 吉見 俊哉, 『思想』, 728, 69, 84, 1985年02月, 岩波書店, 修士論文の後半を論文化したもの。大手出版社の雑誌で活字化された最初の論文であり、いわばデビュー作といえる。この論文が話題になったのをきっかけに、様々な執筆依頼が来るようになった。

Misc

  • #「見田宗介さんを悼む 吉見俊哉(寄稿)」, 吉見 俊哉, 読売新聞, 2022年04月13日, 読売新聞社
  • #「コロナ世代、どう励ます――東京大学大学院教授吉見俊哉氏」, 吉見 俊哉, 日本経済新聞, 2021年11月29日, 日本経済新聞社
  • #「サブカルはここから、若者文化生んだ50年、社会学者吉見俊哉氏」, 吉見 俊哉, 日経MJ, 2021年09月24日, 日本経済新聞社
  • #「論説委員が聞く 五輪後の東京社会学者、東京大教授 吉見俊哉さん」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2021年08月23日, 東京新聞社
  • #「(インタビュー)東京五輪、国家の思惑 東京大学大学院情報学環教授・吉見俊哉さん」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2021年08月03日, 朝日新聞社
  • #「  TOKYO2020を問う:64年五輪神話の呪縛、いまだ=東京大大学院教授・吉見俊哉 」, 吉見 俊哉, 毎日新聞, 2021年08月02日, 毎日新聞社
  • #「Moment:密着 被災地落胆の復興五輪 「失敗」受け止めよ 吉見俊哉・東京大大学院教授 」, 吉見 俊哉, 毎日新聞, 2021年07月22日, 毎日新聞社
  • #「論点:2021年にのぞんで 持続可能なグローバル化 インタビュー 東京大教授・吉見俊哉 」, 吉見 俊哉, 毎日新聞, 2021年01月13日, 毎日新聞社
  • #「東京五輪と都市の未来 吉見俊哉×三浦展」, 吉見 俊哉, 読売新聞, 2020年09月16日, 読売新聞社
  • #「万博誘致の方程式 識者に聞く(下)東大院教授・吉見俊哉さん 」, 吉見 俊哉, 産経新聞, 2020年06月21日, 産経新聞社
  • #「「輝かしい時代」五輪はもう招かない 寄稿、吉見俊哉・東京大学大学院教授」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2020年04月02日, 朝日新聞社
  • #「平成の記憶:東大教授(社会学)・吉見俊哉さん」, 吉見 俊哉, 毎日新聞, 2019年02月09日, 毎日新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 「災後」の未来のために 原発の記憶と向き合え」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2018年03月22日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 仮想通貨がつくる未来 希少性の確保が鍵に」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2018年03月01日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 大学の2018年問題 生き残る鍵は授業の質」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2018年01月23日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 「ロシアゲート」深刻化 米社会の分断と対立映す」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2017年11月21日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 劇場政治に「現実」の反旗」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2017年10月19日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 JASRAC裁判 音楽文化の基盤が揺れる」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2017年09月21日, 東京新聞社
  • #「東京大学教授(社会学)吉見俊哉――五輪へ市民の1万1111回開会式を(私見卓見)」, 吉見 俊哉, 日本経済新聞, 2017年08月25日, 日本経済新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 対「北」 軍事行動を示唆 日韓の視点を欠く米国」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2017年08月17日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 日本新党ブームの影 失敗できない小池知事」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2017年07月20日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 政治主導のリスク 行政は公正性保つ仕組み」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2017年06月22日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 米仏韓 3人の大統領 成熟度で見極める国力」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2017年05月23日, 東京新聞社
  • #「新刊「大予言」 吉見俊哉・東大教授 長い目で歴史捉える大切さ」, 吉見 俊哉, 読売新聞, 2017年05月22日, 読売新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 東芝の末路は日本の末路 現実を見ず原発に固執」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2017年04月13日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 原発事故で「戦後」終焉 「災後」の未来を示せ」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2017年03月22日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 ポスト真実化社会 「虚言」慣れの民衆を危惧」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2017年02月21日, 東京新聞社
  • #「25年万博大阪誘致こう思う(3)東大大学院教授吉見俊哉氏」, 吉見 俊哉, 日本経済新聞, 2017年02月16日, 日本経済新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 拡張と収縮 時代は巡る 排他への欲望にどう対処」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2017年01月17日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 16年の十大ニュース 開かれる地球 閉じる地域」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年12月22日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 トランプ政権 どうする日本 日米同盟の相対化を」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年11月14日, 東京新聞社
  • #「国境なき研究者、吉見俊哉(交遊抄)」, 吉見 俊哉, 日本経済新聞, 2016年11月12日, 日本経済新聞社
  • #「  大阪万博:構想案 財政圧迫生むだけ 吉見俊哉・東大院教授 」, 吉見 俊哉, 毎日新聞, 2016年10月29日, 毎日新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 豊洲問題が映す病理 部署で孤立、全体を見ず」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年10月25日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 未来が抱える無数のゴジラ」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年09月20日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 ポケモンGOが変える現実 風景の仮想化に可能性」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年08月25日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 都知事選と時代の流れ 「持続可能性」への転換を」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年07月21日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 オバマ大統領の広島演説 理想を語る言葉の力」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年06月23日, 東京新聞社
  • #「(ひもとく)2020東京五輪 地域つなぐ文化力へ価値転換を 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2016年06月05日, 朝日新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 「パナマ文書」解析 国を超える調査報道の力」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年05月17日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 民主党の挫折越えて 目標を達成する力量を」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年04月19日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 トランプ現象のなぜ メディア戦略と分衆化の果て」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年03月17日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 大震災5年を前に 復興 長い時間軸で考えよ」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年02月18日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 「水爆」実験と牡丹峰楽団 50年代を演じる金正恩氏」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2016年01月19日, 東京新聞社
  • #「 1966/TOKYO/2016そして未来へ:番外編 持続可能社会へ準備を 吉見俊哉・東大教授に聞く」, 吉見 俊哉, 毎日新聞, 2016年01月10日, 毎日新聞社
  • #「東京五輪、別の価値軸見いだそう 文化ができることは 日比野克彦さん×吉見俊哉さん」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2016年01月06日, 朝日新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 テロを生む絶望 欧米内部の対話重ねて」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年12月17日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 日本が目指すべき社会 「成長」から「成熟」に転換を」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年11月12日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 翁長・沖縄知事の覚悟 正義とは何か 世界に問う」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年10月22日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 東京五輪のあるべき理念 「賢く、長く、愉快に」示せ」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年09月17日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 国会前抗議行動 街頭、ネットも政治の場に」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年08月13日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 新国立競技場計画の迷走 大事なのは「筋の良さ」」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年07月16日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 対話封じる安倍政権 言葉の背後見極めよ」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年06月18日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 安倍首相の米議会演説 同盟超える視点が欠落」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年05月19日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 「竹島・尖閣」の教科書記述 他者を理解する力育たぬ」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年04月16日, 東京新聞社
  • #「[戦後70年 想う]米国の支え 揺らぐ時代 東大教授 吉見俊哉さん」, 吉見 俊哉, 読売新聞, 2015年04月08日, 読売新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 震災の記憶 地球の時間と共に生きる」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年03月19日, 東京新聞社
  • #「科学博の遺産:Look back'85/7 東京大教授・吉見俊哉さんに聞く /茨城 」, 吉見 俊哉, 毎日新聞, 2015年02月28日, 毎日新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 「イスラム国」の本質 米が生んだ虚像 実体化」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年02月19日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 仏テロにみる「自由」と「尊厳」 瞬時性の現代 正面衝突危機」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2015年01月15日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 自民党の勝利 科目もない抜き打ち試験」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年12月18日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 オバマ政権と「イスラム国」 勧善懲悪主義 継承の果て」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年11月20日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 五輪開催が残すもの 東京の価値問い直そう」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年10月20日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 地方創生 東京の質的転換も必要」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年09月18日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 マレーシア航空機撃墜 縮む「戦争」と「日常」の距離」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年08月18日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 ヤジを飛ばして半世紀 ムラ社会の「非常識」露呈」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年07月15日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 「集団的自衛権」という言葉 方便でうさんくささ増幅」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年06月16日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 東アジア 膠着の20年 中国、韓国と全力で話そう」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年05月20日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 怒濤のSTAP細胞報道 「手続き」「結果」めぐる距離」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年04月15日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 震災・原発事故から3年 風化防ぐ「記憶庫」創設を」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年03月18日, 東京新聞社
  • #「知の最前線に立った教師、スチュアート・ホールを悼む 東大教授・吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2014年03月11日, 朝日新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 NHK会長 驚愕の暴言 政権のプロパガンダ機関?」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年02月18日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 辺野古承認と「お金の力」 続くねじれ 未来ふさぐ」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2014年01月16日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 海自いじめ訴訟に見た現状 記録秘匿 蔓延させるな」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2013年12月19日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 秘密保護法案 国の暴走止めるには 公的情報の保存体制強化を」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2013年11月14日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 著作権保護の延長論 知的財産の死蔵 時代遅れ」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2013年10月17日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 2020年東京五輪の課題 文化成熟示す試金石」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2013年09月17日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 踏み込んだ広島、長崎の平和宣言 「絶対悪」廃絶 国に注文」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2013年08月20日, 東京新聞社
  • #「グローブ117号〈図書館へ行こう〉図書館が開く知の未来 東大教授・吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2013年08月18日, 朝日新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 情報監視と市民的自由 国家に対抗する基盤構築を」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2013年07月16日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 かき消される脱原発の声 事故の教訓手放さない」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2013年06月18日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 96条先行改憲の動きに思う 世界の潮流に逆行」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2013年05月21日, 東京新聞社
  • #「社会時評 吉見俊哉 感覚麻痺に異議唱えよ 経済効果のうねりに脱原発も呑み込まれ」, 吉見 俊哉, 東京新聞, 2013年04月16日, 東京新聞社
  • #「特集ワイド:原発の呪縛・日本よ! 社会学者・吉見俊哉さん 」, 吉見 俊哉, 毎日新聞, 2012年11月02日, 毎日新聞社
  • #「(インタビュー)高度成長とアメリカ 東京大教授・吉見俊哉さん」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2012年09月04日, 朝日新聞社
  • #「(私の視点)情報社会と大学 見えぬ壁越える若者育てよ 吉見俊哉 」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2012年01月05日, 朝日新聞社
  • #「語る:吉見俊哉さん 評論『大学とは何か』を刊行 」, 吉見 俊哉, 毎日新聞, 2011年09月15日, 毎日新聞社
  • #「大学に「第二の死」の恐れ 吉見俊哉・東大教授が新著」, 吉見 俊哉, 読売新聞, 2011年08月22日, 読売新聞社
  • #「[日本の知力]識者に聞く 東大教授・吉見俊哉氏」, 吉見 俊哉, 読売新聞, 2008年01月09日, 読売新聞社
  • #「情報とどう向き合うか大学は教えるべき、東大大学院情報学環長吉見俊哉氏」, 吉見 俊哉, 日本経済新聞, 2006年11月29日, 日本経済新聞社
  • #「私の万博見聞録(7)市民 社会学者・吉見俊哉さん」, 吉見 俊哉, 中日新聞, 2005年08月24日, 中日新聞社
  • #「戦争とメディア 剥奪された映像の「意味」 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2002年04月26日, 朝日新聞社
  • #「吉見俊哉 身体・技術・社会 「声」の文化をめぐって」, 吉見 俊哉, 産経新聞, 2000年10月14日, 産経新聞社
  • #「無境界家族 森巣博著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2000年03月26日, 朝日新聞社
  • #「ポストモダニティの条件 デヴィッド・ハーヴェイ著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2000年03月19日, 朝日新聞社
  • #「セックス「産業」 リン・リーン・リム編著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2000年03月05日, 朝日新聞社
  • #「国民国家と暴力 アンソニー・ギデンズ著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2000年02月06日, 朝日新聞社
  • #「揺れる愛知万博 環境と開発の矛盾あらわに 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 2000年02月03日, 朝日新聞社
  • #「書評委員が選んだ今年の3点」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年12月19日, 朝日新聞社
  • #「電子図書館の可能性は? 吉見俊哉(書棚から)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年12月12日, 朝日新聞社
  • #「タクシー/モダン東京民俗誌 重信幸彦著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年12月05日, 朝日新聞社
  • #「「住宅」という考え方 松村秀一著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年11月14日, 朝日新聞社
  • #「ヒバクシャ・シネマ ミック・ブロデリック編著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年10月10日, 朝日新聞社
  • #「現代演劇のフィールドワーク 佐藤郁哉著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年09月19日, 朝日新聞社
  • #「マクドナルド化する社会 ジョージ・リッツア著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年08月29日, 朝日新聞社
  • #「語る現在、語られる過去 東京国立文化財研究所編(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年08月01日, 朝日新聞社
  • #「活動広げる越境者たち 吉見俊哉(書棚から)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年07月11日, 朝日新聞社
  • #「グラモフォン・フィルム・タイプライター キットラー著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年07月04日, 朝日新聞社
  • #「官を生きる 鈴木俊一著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年06月20日, 朝日新聞社
  • #「障害学への招待 石川准、長瀬修編著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年06月06日, 朝日新聞社
  • #「都市のアレゴリー 若林幹夫著 数多くの都市論へ再考迫る(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年05月16日, 朝日新聞社
  • #「靖国 坪内祐三著 祝祭の空間、九段 「強兵」軸の博覧場(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年04月25日, 朝日新聞社
  • #「フィールドワークの物語 ジョン・ヴァン=マーネン著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年04月18日, 朝日新聞社
  • #「ファッションの文化社会学 フィンケルシュタイン著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年02月28日, 朝日新聞社
  • #「20世紀の全体像に挑む 吉見俊哉(書棚から)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年02月21日, 朝日新聞社
  • #「ダダの性と身体 エルンスト・グロス・ヘーヒ 香川檀著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年02月14日, 朝日新聞社
  • #「人形の誘惑 井上章一著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年01月31日, 朝日新聞社
  • #「中野重治とモダン・マルクス主義 シルババーグ著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1999年01月17日, 朝日新聞社
  • #「有名性という文化装置 石田佐恵子著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年12月06日, 朝日新聞社
  • #「山谷ブルース エドワード・ファウラー著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年11月15日, 朝日新聞社
  • #「素晴らしきラジオ体操 高橋秀実著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年10月25日, 朝日新聞社
  • #「カフカ、映画に行く ハンス・ツィシュラー著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年10月11日, 朝日新聞社
  • #「半世紀経て輝く現代性 吉見俊哉(書棚から)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年09月27日, 朝日新聞社
  • #「抵抗の快楽 ジョン・フィスク著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年09月20日, 朝日新聞社
  • #「〈日本人〉の境界 小熊英二著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年09月06日, 朝日新聞社
  • #「ヴァルター・ベンヤミンの教育思想 今井康雄著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年08月16日, 朝日新聞社
  • #「セクシュアル・ストーリーの時代 ケン・プラマー著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年07月19日, 朝日新聞社
  • #「トランスポジションの思想 文化人類学の再想像 太田好信著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年07月05日, 朝日新聞社
  • #「ぼくは始祖鳥になりたい 上・下 宮内勝典著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年06月14日, 朝日新聞社
  • #「ディアスポラの知識人 レイ・チョウ著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年05月31日, 朝日新聞社
  • #「視線と差異 グリゼルダ・ポロック著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年05月10日, 朝日新聞社
  • #「新宿という現在 吉見俊哉(味読・乱読)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年04月26日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年03月31日, 朝日新聞社
  • #「大江戸視覚革命 タイモン・スクリーチ著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年03月22日, 朝日新聞社
  • #「「21世紀も万博」ですか 吉見俊哉さん・隈研吾さん(対論)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年03月21日, 朝日新聞社
  • #「ゴールド・コーストとスラム ハーベイ・W・ゾーボー著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年02月15日, 朝日新聞社
  • #「催眠術の日本近代 一柳廣孝著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年02月01日, 朝日新聞社
  • #「観察者の系譜 ジョナサン・クレーリー著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1998年01月11日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年12月25日, 朝日新聞社
  • #「メディアを読み解くには 吉見俊哉(味読・乱読)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年11月16日, 朝日新聞社
  • #「バルカン・ブルース ドゥブラヴカ・ウグレシィチ著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年11月09日, 朝日新聞社
  • #「現在に生きる遊牧民 アルベルト・メルッチ著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年10月19日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年09月30日, 朝日新聞社
  • #「音楽機械劇場 渡辺裕著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年09月28日, 朝日新聞社
  • #「シジフォスの笑い 多木浩二著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年08月31日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年08月28日, 朝日新聞社
  • #「メディア・表象・イデオロギー 小森陽一、紅野謙介、高橋修(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年08月24日, 朝日新聞社
  • #「ピグマリオン・コンプレックス 小野俊太郎著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年07月20日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年06月30日, 朝日新聞社
  • #「ペルー日本大使公邸人質事件 共同通信社ペルー特別取材班編(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年06月29日, 朝日新聞社
  • #「歴史と表象 近代フランスの歴史小説を読む 小倉孝誠著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年06月22日, 朝日新聞社
  • #「ナショナリズムを巡って 吉見俊哉(味読・乱読)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年06月08日, 朝日新聞社
  • #「日本思想という問題 酒井直樹著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年05月25日, 朝日新聞社
  • #「富国強兵の遺産 リチャード・J・サミュエルズ著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年05月11日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年04月30日, 朝日新聞社
  • #「アートフル・サイエンス バーバラ・M・スタフォード著(書評)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年04月06日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1997年03月31日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1996年12月26日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1996年11月28日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1996年09月30日, 朝日新聞社
  • #「東京ディズニーランド 吉見俊哉さんと行く(ニッポン現場紀行)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1996年09月27日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1996年08月29日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1996年06月27日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1996年04月30日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1996年02月28日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1995年12月26日, 朝日新聞社
  • #「吉見俊哉さん(愛知万博を考える 7人に聞く:6)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1995年12月16日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1995年11月29日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞 , 1995年09月27日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1995年07月26日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮) 」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1995年06月28日, 朝日新聞社
  • #「使命終えた「博覧会」 文化史から見た「都市博中止」問題 吉見俊哉」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1995年05月15日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1995年04月26日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1995年03月29日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1995年01月30日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1994年11月29日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1994年09月28日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1994年08月30日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1994年07月27日, 朝日新聞社
  • #「私が選んだ3点 吉見俊哉(ウオッチ論潮)」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1994年05月30日, 朝日新聞社
  • #「欲望と権力の空間 セビリア万博と資本主義の現在」, 吉見 俊哉, 朝日新聞, 1992年10月06日, 朝日新聞社
  • #「100年前の「ダイヤルQ2」吉見俊哉(寄稿)」, 吉見 俊哉, 読売新聞, 1991年08月16日, 読売新聞社
  • #「ドキュメンタリーがいま、物語ること『東京自転車節』」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1867, 134, 137, 2021年06月, キネマ旬報社
  • #「出版社PR誌は何処へ : 通巻六〇〇号に寄せて」, 吉見 俊哉, UP, 51, 10, 1, 5, 2022年01月, 東京大学出版会
  • #「『水俣曼荼羅』」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1880, 44, 57, 2021年12月, キネマ旬報社
  • #「創造のためのアーカイブ クリエイティビティの遺伝子を秘めた未来のアーカイブとは? 東京大学大学院情報学環、吉見俊哉教授インタビュー」, 吉見 俊哉, Axis, 190, 16, 17, 2017年12月, アクシス, 吉見俊哉・岸上雅由子
  • #「理工系優位がもたらす大学教育の知の劣化(マル激トーク・オン・ディマンド)」, 吉見 俊哉, サイゾー, 17, 12, 108, 113, 2017年01月, サイゾー, 吉見俊哉・神保哲生・宮台真司
  • #「コメントとディスカッションの記録」, 吉見 俊哉, 関東都市学会年報, 18, 33, 43, 2017年03月, 関東都市学会, 野坂真・吉見俊哉・近森高明・杉平敦・松橋達矢・中島直人
  • #「まなざしの檻 見ることの権利 : 見田社会学と可視性の政治」, 吉見 俊哉, 現代思想, 43, 19, 132, 147, 2016年01月, 青土社
  • #「21世紀・東京の価値創造に向けリノベーションを「学術、文芸など江戸の遺産を受け継ぐ東京を世界的文化都市に」」, 吉見 俊哉, 財界, 63, 5, 2015年02月, 財界研究所
  • #「読む、映画『アクト・オブ・キリング』「愚連隊」から「殺人者」へ」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1664, 92, 92, 2014年05月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『ジャック・ケルアック キング・オブ・ザ・ビート』破壊で消耗した若者たち」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1660, 96, 96, 2014年04月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『シネマパラダイス★ピョンヤン』北朝鮮というアミューズメントパーク」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1658, 80, 80, 2014年03月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『キューティー&ボクサー』家庭という闘牛場 ※篠原有司男・乃り子夫妻のドキュメンタリー」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1654, 81, 81, 2014年01月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『ある精肉店のはなし』文化に最も近い自然」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1652, 99, 99, 2013年12月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『アンダーグラウンド・オーケストラ』聴覚都市パリ」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1650, 101, 101, 2013年11月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『椿姫ができるまで』声の重なり、目の交錯」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1648, 105, 105, 2013年01月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『アイス』革命的暴力としての「映画」」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1646, 83, 83, 2013年09月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『ヴィック・ムニーズ ごみアートの奇跡』階級社会を壊乱する」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1640, 89, 89, 2013年08月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『アイアム ブルース・リー』ハリウッドの見たアジア」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1638, 83, 83, 2013年07月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『三姉妹~雲南の子』カメラの外にいる少女」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1636, 95, 95, 2013年06月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『孤独な天使たち』置き去りにしてきたもの」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1634, 81, 81, 2013年05月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『ザ・マスター』これは戦争映画なのだ」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1632, 85, 85, 2013年04月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『故郷よ』忘却への抵抗」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1630, 85, 85, 2013年03月, キネマ旬報社
  • #「カルチュラル・タイフーンが施風するアジア」, 吉見 俊哉, NARASIA Q, 2, 2013年02月, 奈良県
  • #「読む、映画『ニッポンの、みせものやさん』女たちの小屋 ※大寅興行社」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1628, 85, 85, 2013年01月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『危険なメソッド』近代が壊れる瞬間」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1626, 91, 91, 2012年12月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『フタバから遠く離れて Nuclear Nation』豊かさの傲慢」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1624, 85, 85, 2012年11月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『スケッチ・オブ・ミャーク』神々の唄」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1622, 85, 85, 2012年01月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『ニッポンの嘘~報道写真家 福島菊次郎90歳~』出来事の中へ」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1620, 81, 81, 2012年09月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『少年は残酷な弓を射る』母から自由になるために」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1618, 85, 85, 2012年08月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『オロ』旅の記憶」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1615, 85, 85, 2012年07月, キネマ旬報社
  • #「読む、映画『ファウスト』」, 吉見 俊哉, キネマ旬報, 1613, 85, 85, 2012年06月, キネマ旬報社
  • #「「秋入学」私はこう考える 3回 東京大副学長・吉見俊哉「国際化したら東大が得するとは限らない」」, 吉見 俊哉, サンデー毎日, 91, 16, 2012年04月, 毎日新聞社
  • #「連続インタビュー 「秋入学」私はこう考える(3)東京大副学長・吉見俊哉 国際化したら東大が得するとは限らな連続い」, 吉見 俊哉, サンデー毎日, 91, 16, 150, 152, 2012年04月, 毎日新聞社
  • #「対談 佐野眞一×吉見俊哉 「戦後」を繋ぎ止めるために」, 吉見 俊哉, 文藝別冊 本田靖春, 2010年07月, 文藝春秋, 佐野眞一・吉見俊哉
  • #「座談会 思想の100年をたどる 4・最終回 1985-2007年 ポスト近代の到来」, 吉見 俊哉, 思想, 1008, 2008年04月, 岩波書店, 荻野美穂・金森修・杉田敦・吉見俊哉
  • #「シンポジウム「反米:その歴史と構造」コメント」, 吉見 俊哉, アメリカ太平洋研究, 8, 49, 52, 2008年03月, 東京大学大学院総合文化研究科附属アメリカ太平洋地域研究センター
  • #「第32回「グローバル・システムと文明」研究会 戦後日本にとって「アメリカ」とは:生活文化の中のアメリカ・イメージ」, 吉見 俊哉, 21世紀フォーラム, 108, 82, 91, 2007年11月, 政策科学研究所, 吉見俊哉・小宮山宏・佐和隆光他
  • #「特集 アメリカを読み解く 『事典現代のアメリカ』発刊記念シンポジウム アメリカを通して現代を読む ※司会・松尾弌之」, 吉見 俊哉, 言語, 2005年02月, 大修館書店, 小田隆裕・巽孝之・能登路雅子・吉見俊哉
  • #「メディア・イベントの社会文化史(ワークショップ・3)(二〇〇二年度春季研究発表会 ワークショップ報告)」, 吉見 俊哉, マス・コミュニケーション研究, 62, 0, 194, 195, 2003年01月, 日本マス・コミュニケーション学会
  • #「シンポジウム 情報とネットワーク社会(6)市民がネットワーク社会を変えていく〔含 質疑応答〕」, 吉見 俊哉, FINIPED:情報処理教育研修助成財団機関誌, 97, 5, 31, 2002年01月, 情報処理教育研修助成財団, 柏木博・吉見俊哉・広瀬洋子
  • #「本のかわりに、何が文化的公共圏を支えるのか?」, 吉見 俊哉, 別冊・本とコンピュータ, 4, 11, 16, 2000年11月, 大日本印刷ICC本部/トランスアート市谷分室
  • #「竹内郁郎先生に聞く」, 吉見 俊哉, 東京大学社会情報研究所紀要, 58, 16, 31, 1999年01月, 東京大学, 竹内郁郎・杉山光信・吉見俊哉
  • #「読書室」, 吉見 俊哉, 新建築, 73, 7, 263, 265, 1998年07月, 新建築社, 香山寿夫・吉見俊哉
  • #「エリック・A・ハヴロック『プラトン序説』」, 吉見 俊哉, 季刊・本とコンピュータ, 5, 153, 155, 1998年07月, 大日本印刷ICC本部
  • #「ヴィジュアリティの近代 : 近代日本における視覚メディアと文化をめぐる政治(一九九七年度春季研究発表会 ワークショップ報告)」, 吉見 俊哉 , マス・コミュニケーション研究, 52, 182, 183, 1998年01月, 日本マス・コミュニケーション学会, 木下直之・吉見俊哉・北村日出夫
  • #「ワークショップⅡ:国民国家の成立と祝祭 基調報告 近代権力のテクノロジーと運動会」, 吉見 俊哉, 体育史研究, 15, 61, 70, 1998年01月, 体育史学会
  • #「消費社会の時代:世界を読むキーワード」, 吉見 俊哉, 世界, 634, 64, 67, 1997年04月, 岩波書店
  • #「人文科学の諸分野を網羅的に読む(私の“中毒書”日記)」, 吉見 俊哉, 週刊現代, 38, 49, 1996年12月, 講談社
  • #「博覧会から見えるもの : 展示資料目録」, 吉見 俊哉,       , 0000年, 東京大学附属図書館
  • #「都市の変貌、空から見えるものと見えないもの。」, 吉見 俊哉, 東京人, 28, 1, 60, 67, 2012年12月, 都市出版
  • #「倫理」, 吉見 俊哉,      , 2008年, 東京書籍
  • #「人間学」, 吉見 俊哉, コミュニティスクール, 2006年, 日本放送協会学園
  • #「長尾真前会長追悼座談会:長尾先生と私たち」, 吉見 俊哉, デジタルアーカイブ学会誌, 6, 8, 20, 2022年06月, デジタルアーカイブ学会, 岡本真・黒橋禎夫・土佐尚子・柳与志夫・吉見俊哉
  • #「長尾真先生をしのぶ」, 吉見 俊哉, デジタルアーカイブ学会誌, 6, 7, 7, 2022年06月, デジタルアーカイブ学会
  • #「日本学術会議協力学術研究団体の指定を受けて」, 吉見 俊哉, デジタルアーカイブ学会誌, 6, 2, 73, 73, 2022年05月, デジタルアーカイブ学会
  • #「インタビュー 多様性のある共同体の実現が創造的な学びや持続的な大学経営の学びの鍵になる」, 吉見 俊哉, リクルートカレッジマネジメント, 40, 1, 36, 41, 2022年01月, リクルート, 吉見俊哉・乾喜一郎
  • #「わが人生最高の10冊 吉見俊哉 東京という都市を「演劇」として捉える」, 吉見 俊哉, 週刊現代, 63, 29, 118, 119, 2021年01月, 講談社
  • #「対談 敗者の街から近代を裏返す。」, 吉見 俊哉, 東京人, 36, 12, 22, 29, 2021年01月, 都市出版, 中島京子・吉見俊哉・矢部智子
  • #「吉見俊哉・東京大学大学院教授にきく 日本の大学に足りない創造的共同体=カレッジ」, 吉見 俊哉, AERA, 34, 40, 27, 27, 2021年09月, 朝日新聞出版
  • #「長尾真先生のご逝去を悼む」, 吉見 俊哉, デジタルアーカイブ学会誌, 5, 3, 137, 137, 2021年07月, デジタルアーカイブ学会
  • #「対談 災後の時代を迎えて:東日本大震災から10年」, 吉見 俊哉, デジタルアーカイブ学会誌, 5, 3, 160, 165, 2021年07月, デジタルアーカイブ学会, 吉見俊哉・御厨貴
  • #「新会長に就任して」, 吉見 俊哉, デジタルアーカイブ学会誌, 5, 3, 138, 139, 2021年07月, デジタルアーカイブ学会
  • #「みんなで異見交論(第4回)Webセミナー 大学教育は「役に立つ」か(下)」, 吉見 俊哉, 文部科学教育通信, 507, 2021年05月, ジアース教育新社, 長谷川眞理子・吉見俊哉・松本美奈
  • #「みんなで異見交論(第4回)Webセミナー 大学教育は「役に立つ」か(上)」, 吉見 俊哉, 文部科学教育通信, 505, 2021年04月, ジアース教育新社, 長谷川眞理子・吉見俊哉・松本美奈
  • #「東京は3度占領されている」, 吉見 俊哉, 潮, 746, 26, 27, 2021年04月, 潮出版社
  • #「七〇周年を迎えて : 大学出版の新たなる飛躍へ」, 吉見 俊哉, UP, 50, 3, 2, 7, 2021年03月, 東京大学出版会
  • #「書評に応えて」, 吉見 俊哉, スポーツ社会学研究, 29, 2, 70, 72, 2021年01月, 日本スポーツ社会学会
  • #「異見交論(第11回)東京大学教授 吉見俊哉氏 「自由な地球人」を育てる学びの場へ」, 吉見 俊哉, 文部科学教育通信, 499, 8, 13, 2021年01月, ジアース教育新社, 吉見俊哉・松本美奈
  • #「知が越境し、交流し続けるために : 大学から始める学び方改革・遊び方改革・働き方改革」, 吉見 俊哉, 現代思想, 48, 14, 2020年01月, 青土社, 佐藤郁哉・吉見俊哉
  • #「ニッポンの問題点(33)大学は「二十一世紀の宮本武蔵」を輩出せよ。」, 吉見 俊哉, 潮, 739, 146, 153, 2020年09月, 潮出版社, 田原総一朗・吉見俊哉
  • #「ナショナルイベントが問う、デザインとは何か」, 吉見 俊哉, Axis, 203, 30, 35, 2020年02月, アクシス, 野老朝雄・吉見俊哉
  • #「講演を視聴して」, 吉見 俊哉, 都市創造学研究, 5, 126, 129, 2020年01月, 亜細亜大学都市創造学部
  • #「第3回研究大会を振り返って」, 吉見 俊哉, デジタルアーカイブ学会誌, 3, 3, 273, 273, 2019年06月, デジタルアーカイブ学会
  • #「文理の二刀流が未来をつくる : AIには「日本百年の計」は設計できない」, 吉見 俊哉, Voice, 493, 70, 77, 2019年01月, PHP研究所
  • #「「いま」を考えるトークシリーズ(Vol.6)帝国のまなざし「人間の展示」と博覧会」, 吉見 俊哉, Assembly, 3, 30, 32, 2019年01月, ロームシアター京都
  • #「長尾真会長の文化勲章受章を祝して」, 吉見 俊哉, デジタルアーカイブ学会誌, 3, 1, 2, 2, 2019年01月, デジタルアーカイブ学会
  • #「BOOKS & TRENDS 『トランプのアメリカに住む』を書いた 東京大学大学院情報学環教授 吉見俊哉氏に聞く」, 吉見 俊哉, 週刊東洋経済, 6823, 96, 97, 2018年11月, 東洋経済新報社
  • #「ハーバードの教室から」, 吉見 俊哉, 文藝春秋, 96, 2, 90, 91, 2018年02月, 文藝春秋
  • #「パネルディスカッション 広告アーカイブスの可能性」, 吉見 俊哉, 消費者行動研究, 23, 2, 138, 141, 2017年01月, 日本消費者行動研究学会, 久保田進彦・岸志津江・佐藤達郎・高野明彦・吉見俊哉
  • #「講演 デジタルアーカイブスと消費文化研究の未来」, 吉見 俊哉, 消費者行動研究, 23, 2, 135, 138, 2017年01月, 日本消費者行動研究学会
  • #「デジタルアーカイブ学会設立の背景と趣旨」, 吉見 俊哉, デジタルアーカイブ学会誌, 1, 1, 6, 7, 2017年01月, デジタルアーカイブ学会
  • #「「デジタルアーカイブ学会誌」創刊にあたって」, 吉見 俊哉, デジタルアーカイブ学会誌, 1, 1, 2, 2, 2017年01月, デジタルアーカイブ学会
  • #「座談会:2020年への東京の都市環境と国際都市間競争力/伊藤滋+尾島俊雄+吉見俊哉(東京大学教授)」, 吉見 俊哉, エコまち塾 / 伊藤滋 ほか 著 ; エコまちフォーラム編, 2016年05月, 鹿島出版会
  • #「特集 「アーカイブサミット2015」を総括する ; 特別再録「アーカイブサミット2015」シンポジウムミーティングの議論まとめ」, 吉見 俊哉, LRG, 11, 85, 92, 2015年01月, アカデミック・リソース・ガイド
  • #「特集 「アーカイブサミット2015」を総括する ; 特別再録「アーカイブサミット2015」シンポジウムパネルディスカッション」, 吉見 俊哉, LRG, 11, 93, 103, 2015年01月, アカデミック・リソース・ガイド, 吉見俊哉・アンドルーゴードン・高野明彦
  • #「座談会 知識のアーカイブ / 植村八潮, 高野明彦, 西野嘉章, 吉見俊哉述」, 吉見 俊哉, NPO知的資源イニシアティブ編『アーカイブのつくりかた:構築と活用入門』, 2012年11月, 勉誠出版
  • #「コミュニケーション学とカルチュラル・スタディーズ(第39回日本コミュニケーション学会年次大会シンポジウム)」, 吉見 俊哉, ヒューマン・コミュニケーション研究, 38, 0, 19, 42, 2010年01月, 日本コミュニケーション学会, 北本晃治・青沼智・吉見俊哉・奥田博子
  • #「学術講演会 東京大学総合防災情報研究センター設立準備シンポジウム開会の挨拶」, 吉見 俊哉, 生産研究, 60, 4, 297, 298, 2008年08月, 東京大学生産技術研究所
  • #「モード・オブ・ザ・ウォー : 東京大学大学院情報学環所蔵第一次世界大戦期プロパガンダ・ポスターコレクションより」, 吉見 俊哉, 企画展図録, 2007年01月, 印刷博物館, 吉見俊哉ほか
  • #「対談「まち川」が多様な人びとを結びつける」, 吉見 俊哉, 鳥越皓之ほか編『里川の可能性:利水・治水・守水を共有する』, 2006年01月, 新曜社, 陣内秀信・吉見俊哉
  • #「第六巻読者のために」, 吉見 俊哉, アジア新世紀:メディア・言論と表象の地政学, 2003年04月, 岩波書店
  • #「書評 永嶺重敏著『モダン都市の読書空間』」, 吉見 俊哉, 學鐙, 98, 9, 46, 49, 2001年09月, 丸善
  • #「栗原 彬・吉見 俊哉「プロムナード・地球化の中の文化」」, 吉見 俊哉, 栗原彬ほか編『越境する知:交通する』, 2001年05月, 東京大学出版会
  • #「錦絵新聞は写真週刊誌か?」, 吉見 俊哉, 明治のメディア師たち : 錦絵新聞の世界, 2001年01月, ニュースパーク(日本新聞博物館)
  • #「小森 陽一・吉見 俊哉「プロムナード・言説をめぐる断章」」, 吉見 俊哉, 栗原彬ほか編『越境する知:言説・切り裂く』, 2000年09月, 東京大学出版会
  • #「映像情報メディアに期待する」, 吉見 俊哉, 映像情報メディア学会誌, 51, 1, 17, 17, 1997年01月, 一般社団法人 映像情報メディア学会
  • #「BOOK著者から著者へ 吉見俊哉さんから若林幹夫さんへ 地図を通して知覚する世界を想像する楽しさ ※若林幹夫『地図の想像力』講談社選書メチエ」, 吉見 俊哉, 自由時間, 6, 17, 1995年09月, マガジンハウス
  • #「奥田道大・田嶋淳子編著「新宿のアジア系外国人」」, 吉見 俊哉, 社会学評論, 45, 1, 119, 121, 1994年01月, 日本社会学会
  • #「本のエッセンス リレー書評対談 吉見俊哉vs川本三郎 新しい概念で「東京」を読み解く 『江戸から東京へ』『江戸の娘がたり』『記憶の形象』」, 吉見 俊哉, 現代, 27, 1, 1993年01月, 講談社, 吉見俊哉・川本三郎
  • #「座談会 虚構都市の正体」, 吉見 俊哉, 東京人, 64, 1993年01月, 都市出版株式会社, 隈研吾・島田雅彦・吉見俊哉
  • #「人びとはどこへ消えてしまったのか 幻影の都市 街そのものの「劇場化」」, 吉見 俊哉, サンデー毎日, 70, 1, 1991年01月, 毎日新聞社
  • #「イミテーション・ゴールド80’S 22回 電話を伝って侵入する外界 情報通信網に潜む落とし穴」, 吉見 俊哉, 朝日ジャーナル, 32, 26, 1990年06月, 朝日新聞社
  • #「花博 見世物としての自然 日常生活の博覧会化の果てに」, 吉見 俊哉, 朝日ジャーナル, 32, 23, 1990年06月, 朝日新聞社
  • #「プラ・バトゥール:バリ島,インドネシア(NICE SPACE)」, 吉見 俊哉, SD, 250, 93, 96, 1985年07月, 鹿島出版会, 吉見俊哉・小嶋一浩
  • 「近代という祝祭の行方」, 吉見 俊哉, 『唯物論研究年誌』, 25, 8, 31, 2020年10月, 唯物論研究協会、大月書店, コロナ時代のオリンピック、万博が何を意味するのかについて、より長期の歴史的展望の中で論じた。
  • 「破壊と復興の都市を生きる」, 吉見 俊哉, 『東京人』, 429, 112, 118, 2020年09月, 都市出版, 森川嘉一郎、吉見俊哉, 新国立東京美術館で開催された展覧会に際し、マンガやアニメの中の東京イメージとその変容について論じた座談会。
  • 「まちは巨大なデータベースになっていく」, 吉見 俊哉, 『東京人』, 407, 22, 29, 2019年02月, 都市出版, 青山佾、泉麻人、吉見俊哉, 東京を舞台に、都市空間のメディア化について論じた座談会。 
  • 「吉見俊哉教授と考える 宗教改革500年と21世紀」, 吉見 俊哉, 『金曜日』, 25, 41, 38, 49, 2017年10月, 金曜日, 大学の現在を長い歴史のなかで捉えたインタビューを基礎にした論考。
  • 「『大予言 : 「歴史の尺度」が示す未来』を書いた 東京大学大学教授 吉見俊哉氏に聞く」, 吉見 俊哉, 『週刊東洋経済』, 6731, 108, 109, 2017年06月, 東洋経済新報社, 「歴史の尺度」の著者の議論に関するインタビュー。
  • 「アーカイブが実現する、"知のストック"形成 (特集 ナショナルアーカイブ)」, 吉見 俊哉, 『時評』, 59, 5, 62, 67, 2017年05月, 時評社, デジタルアーカイブに関するインタビュー。
  • 「浮かれていられた最後の時代 (特集 最後の証言 バブル全史)」, 吉見 俊哉, 『週刊東洋経済』, 6725, 53, 2017年05月, 東洋経済新報社, 「失われた平成時代」に関するインタビュー。
  • 「アメリカ覇権の終わり? 二〇七〇年 2070年、「長い20世紀」が終わる」, 吉見 俊哉, 『文藝春秋Special』, 11, 4, 193, 198, 2017年, 文藝春秋, 「歴史の尺度」に関する著者のインタビュー。
  • 「座談会 デジタル・スタディーズからの道(後篇)」, 吉見 俊哉, 『UP』, 45, 7, 1, 13, 2016年07月, 東京大学出版, 石田英敬、スタインバーグ マーク、中路武士、吉見俊哉, 『UP』誌上で行われたデジタル・スタディーズに関する座談会記録。
  • 「座談会 デジタル・スタディーズへの道(前篇)」, 吉見 俊哉, 『UP』, 45, 6, 1, 12, 2016年06月, 東京大学出版会, 石田英敬、スタインバーグ マーク、中路武士、吉見俊哉, 『UP』誌上で行われたデジタル・スタディーズに関する座談会記録。
  • 「IAMCR and Japan Society for Studies in Journalism and Mass Communication (IAMCRとマスコミ学会)」, 吉見 俊哉, 『マスコミュニケーション研究』, 88, 218, 219, 2016年, 日本マスコミュニケーション学会, ヨーロッパを代表するメディア研究の国際学会であるIAMCRの学会長を招いて日本のマス・コミュニケーション学会で開催されたシンポジウムについての報告。
  • 「座談会 追悼 鶴見俊輔 : 「ひとびとの哲学」と戦後日本」, 吉見 俊哉, 『思想』, 1100, 7, 33, 2015年12月, 岩波書店, 栗原彬、見田宗介、吉見俊哉, 戦後日本の思想史を代表する鶴見俊輔氏の死を悼み、3人の社会学者によってなされた鼎談。共著者の栗原、見田の両氏は吉見の師であり、師弟の鼎談でもある。
  • 「自由、解放だけではない 占領下、混沌の中で生まれたエネルギー」, 吉見 俊哉, 『東京人』, 30, 11, 74, 83, 2015年09月, 都市出版, 吉見俊哉、初田香成、髙木継夫, 戦後東京の闇市について論じた鼎談。
  • 「大学は国に奉仕しているわけではない。「人類的な価値」に奉仕しているんです。」, 吉見 俊哉, 『金曜日』, 23, 31, 24, 27, 2015年08月, 金曜日, 「国立大学文系廃止」をめぐる騒動についての雑誌インタビューへの応答。
  • 「東京文化資源区構想」, 吉見 俊哉, 『都市計画』, 64, 2, 22, 25, 2015年04月, 日本都市計画学会, 都市計画学会学会誌に発表した東京文化資源区構想についての解説。
  • 「世代をつなぐ、都市の記憶の海を守りたい : 宝の山が消えてしまう」, 吉見 俊哉, 『東京人』, 30, 4, 30, 37, 2015年03月, 都市出版, 吉見俊哉、森まゆみ、岩田真治, 記録映像のアーカイブ化について行われた座談会の記録。ここで語られた議論や実践を背景に、NHKテレビで大変話題になった白黒映像に色をつけていく動きが広がっていった。
  • 「新春対談 成熟した都市を目指して : 東京と地方を結ぶ創造性とは」, 吉見 俊哉, 『再開発コーディネーター』, 173, 13, 23, 2015年, 再開発コーディネーター学会, 伊藤滋、吉見俊哉, 東京文化資源区プロジェクトが目指していることについて、会長の伊藤滋氏と行った対談。
  • 「対談 二〇二〇年オリンピックに向けて 東京は何をすればいいのか」, 吉見 俊哉, 『東京人』, 29, 12, 42, 49, 2014年11月, 都市出版, 市川宏雄、吉見俊哉, 2020年の東京と東京五輪について、世界都市東京をより未来に向けていこうする視点を東京が見失ってきた過去を再生させていこうとする視点が議論をたたかわせた。東京はいかにあるべきかが論じられる。
  • 「座談会 世界で広まるMOOC(Massive Open Online Course) : わが国の高等教育への展開」, 吉見 俊哉 , 『大学時報』, 63, 358, 14, 29, 2014年09月, 日本私立大学連盟, 白井克彦、吉見俊哉、美馬のゆり, 大学教育で急速な広がりをみせつつあったオンライン授業について、MOOC(大規模オンライン授業)に焦点を当てながら論じた座談会。
  • 「未来の国の連想エンジン:街の記憶を刺激する技術」, 吉見 俊哉, 『DHjp:digital humanities jp』, 4, 70, 82, 2014年07月, 勉学出版, 吉見俊哉、高野明彦, 連想エンジンに焦点を当てて行ったデジタルアーカイブの未来についての対談。
  • 「宗教と軍事が交錯する時の権力に寄り添う史層 」, 吉見 俊哉, 『東京人』, 29, 7, 14, 19, 2014年06月, 都市出版, 東京の武家屋敷の明治以降の変遷に焦点を当ててまとめられたエッセイ。
  • 「対談 来るべきカルチュラル・スタディーズのために」, 吉見 俊哉, 『思想』, 1081, 7, 37, 2014年05月, 岩波書店, 吉見俊哉、北野圭介, インターネットと新自由主義的グローバル化の時代の中でのカルチュラル・スタディーズとメディア・スタディーズの未来をめぐってなされた対談。
  • 「歴史の歴史 : コーディネートする知」, 吉見 俊哉, 『DHjp:digital humanities jp』, 3, 59, 71, 2014年05月, 勉学出版, 小野俊太郎、吉見俊哉, デジタル・ヒューマニティーズの未来についてなされた対談。
  • 「対談 全著作物の半分以上が該当する オーファンワークスを考える」, 吉見 俊哉, 『ず・ぼん:図書館とメディアの本』, 19, 52, 81, 2014年04月, ポット出版, 吉見俊哉、福井健策、植村八潮, デジタルアーカイブの活用における孤児著作物問題をめぐってなされた鼎談。
  • 「東京大学フューチャーファカルティプログラムの意義と展望 (FDの反省と課題)」, 吉見 俊哉, 『IDE:現代の高等教育』, 559, 46, 50, 2014年04月, IDE大学協会, 栗田佳代子、吉見俊哉、中原淳, 東京大学で展開した若手研究者のためのプレFDプロジェクトの意義についての鼎談。
  • 「セゾン文化とは何だったのか。 (追悼 堤清二/辻井喬)」, 吉見 俊哉, 『東京人』, 29, 4, 129, 132, 2014年03月, 都市出版, 1970年代のセゾン文化、先端的な都市文化の演出家でもあった実業家堤清二氏を追悼するために書かれた論考。
  • 「Talk Session : 「記憶」の危機の時代 : 著作権という壁と保存 (DHの最先端を知る)」, 吉見 俊哉, 『DHjp:digital humanities jp』, 2, 11, 23, 2014年03月, 勉学出版, 吉見俊哉、時実象一, インターネット時代に於いて、デジタル情報がいかにアーカイブ化されていくべきなのかをめぐってなされた対談。
  • 「対談 文化 : 資本の〈場〉としての渋谷 (特集 堤清二/辻井喬 : 西武百貨店からセゾングループへ : 詩人経営者の戦後史)」, 吉見 俊哉, 『ユリイカ』, 28, 12, 58, 70, 2014年02月, 青土社, 吉見俊哉、北田暁大, 1970年代のセゾン文化、先端的な都市文化の演出家でもあった実業家堤清二氏を追悼する対談。
  • 「Talk Session : DHがもたらすブレイクスルー (新しい知の創造)」, 吉見 俊哉, 『DHjp:digital humanities jp』, 1, 15, 27, 2014年02月, 勉学出版, 吉見俊哉、長尾真, デジタルアーカイブ、デジタル人文学をテーマにした雑誌の創刊号での対談。
  • 「2020年の東京オリンピックに注文する。 埋もれた文化的資産をリサイクルさせる。」, 吉見 俊哉, 『東京人』, 28, 12, 120, 123, 2013年11月, 都市出版, 2020年東京五輪が1964年の東京五輪の延長線上にあるものであってはならず、都市のなかに文化資源を循環させる仕組みを作らなければならないことを示したエッセイ。
  • 「基調講演 知識循環型社会における現代日本文化資産のデジタル化:ビジネスアーカイブズへの提言のために ー (第1回ビジネスアーカイブズの日 記念シンポジウム)」, 吉見 俊哉, 『企業と史料』, 8, 44, 59, 2013年05月, 企業史料協議会, 企業アーカイブの課題と可能性をめぐって開催されたシンポジウムでの基調講演の記録。
  • 「デジタル化のもつ可能性と課題 壁を越えるアーカイブズの力 (第1回ビジネスアーカイブズの日 記念シンポジウム)」, 吉見 俊哉, 『企業と史料』, 8, 69, 87, 2013年05月, 企業史料協議会, 吉見俊哉、磯田篤、関冬樹, 企業アーカイブの課題と可能性をめぐって開催されたシンポジウムの記録。
  • 「アメリカの覇権と親米日本国家 --ラウンドテーブル:現代世界はどこへ行くか : 米国の覇権の凋落と東アジア」, 吉見 俊哉, 『ピープルズ・プラン』, 60, 110, 115, 2013年02月, ピープルズ・プラン研究所, アメリカの派遣の衰退についてピープルズ・プラン研究所で行ったレクチャーの記録。
  • 「3.11をめぐるマス・メディアとソーシャル・メディアの語り」, 吉見 俊哉, 『学術の動向』, 18, 1, 56, 57, 2013年, 公益財団法人日本学術協力財団, 東日本大震災と福島第一原発事故についてのメディアでの語りをめぐってなされた日本学術会議でのシンポジウムでの成果をまとめた論考。
  • 「特別対談 安藤忠雄×吉見俊哉 :「具体」の時代から見つめる現在(いま) 」, 吉見 俊哉, 『美術の窓』, 31, 8, 25, 28, 2012年08月, 生活の友社, 安藤忠雄、吉見俊哉, 建築家安藤忠雄氏との戦後日本の美術と建築の歴史をめぐる対談。
  • 「座談会 メディアの変化のなかで大学図書館はどこへ向かうか」, 吉見 俊哉, 『三田評論』, 1157, 10, 27, 2012年06月, 慶應義塾, 吉見俊哉、安達淳、竹内比呂也, デジタルアーカイブの時代における大学図書館の未来についての鼎談。
  • 「対談 日本の大学の何が問題か」, 吉見 俊哉, 『中央公論』, 127, 3, 22, 33, 2012年02月, 中央公論新社, 青木保、吉見俊哉, 日本の大学が抱えるの根本的な問題点についての前文化庁長官青木保氏との対談。
  • 「ゴジラと基地の戦後 親米・反米をどう越えるか (戦後日本再見 アメリカ)」, 吉見 俊哉, 『中央公論』, 126, 11, 192, 203, 2011年10月, 中央公論新社, 加藤典洋、吉見俊哉, 戦後日本とアメリカニズムをめぐる文芸批評家の加藤典洋氏との対談。米軍基地、ゴジラ、戦争の記憶、日本の帝国主義とアメリカの覇権について論じた。
  • 「「親米」と「反米」--帝国主義からアメリカニズムへの連続を再考する」, 吉見 俊哉, 『ピープルズ・プラン』, 53, 125, 129, 2011年03月, ピープルズ・プラン研究所, 戦後日本の親米と反米についてのシンポジウムでの報告の記録。
  • 「対談 アメリカ占領の記憶と沖縄の戦後 (徹底討論 あの敗戦を語りつくそう)」, 吉見 俊哉, 『中央公論』, 125, 9, 58, 67, 2010年09月, 中央公論新社, 吉見俊哉、マイク・モラスキー, 戦後、ポスト占領期におけるアメリカの影と沖縄の戦後をめぐって、マイク・モラスキー氏と行った対談。
  • 「文化のサスティナビリティのために: メディア文化財の保全と再活用」, 吉見 俊哉, 『学術の動向』, 15, 7, 68, 70, 2010年, 公益財団法人日本学術協力財団, 日本学術会議での世界のグーグル化とメディア文化財の公共的保全・活用において行った報告の要旨。
  • 「世界のグーグル化とメディア文化財の公共的保全・活用」, 吉見 俊哉, 『学術の動向』, 15, 7, 67, 67, 2010年, 公益財団法人日本学術協力財団, 日本学術会議での世界のグーグル化とメディア文化財の公共的保全・活用に関するシンポジウムのまとめ。
  • 「大学の危機とメディアの地殻変動--知識のデジタル化がもたらした成果と課題」, 吉見 俊哉, 『學鐙』, 107, 2, 26, 29, 2010年, 丸善, メディアのデジタル化、脱マス・メディア化と大学の危機が相互に結びついた現象であることを指摘し、知の地殻変動についての考察を促した小論。
  • 「内なるアメリカと戦後の記憶 」, 吉見 俊哉, 『中央公論』, 124, 9, 136, 147, 2009年09月, 中央公論新社, 片岡義男、吉見俊哉, 戦後日本のアメリカニゼーション、日本人にとっての「内なるアメリカ」とは何かについて、片岡義男氏と行った対談。
  • 「岐路に立つ大学と学問の未来」, 吉見 俊哉, 『情報学研究 : 学環 : 東京大学大学院情報学環紀要』, 77, 1, 3, 2009年08月, 東京大学, 21世紀初頭、大学は危機に直面し、再定義を求められていることを論じた巻頭言。
  • 「『ほつれゆく文化』の刊行によせて」, 吉見 俊哉, マイク・フェザーストン『ほつれゆく文化』, 5, 31, 2009年02月, 法政大学出版局, フェザーストンの文化社会学について、日本語版の発刊に寄せて解説した。
  • 「座談会 占領期雑誌と戦後日本人の心象風景」, 吉見 俊哉, 『図書』, 714, 2, 11, 2008年09月, 岩波書店, 御厨貴、山本武利、吉見俊哉, プランゲ文庫コレクションと占領期資料をテーマに、御厨、山本というお2人の歴史研究者と行った鼎談。
  • 「『文化の社会学』をめぐって(下)」, 吉見 俊哉, 『書斎の窓』, 569, 2007年11月, 有斐閣, 佐藤健二、吉見俊哉、長谷正人, 「文化の社会学」をめぐる3人の社会学者の鼎談。
  • 「『文化の社会学』をめぐって(上)」, 吉見 俊哉, 『書斎の窓』, 568, 2, 10, 2007年10月, 有斐閣, 佐藤健二、吉見俊哉、長谷正人, 「文化の社会学」をめぐる3人の社会学者の鼎談。
  • 「デジタル化時代の大学とポピュラーカルチャー研究」, 吉見 俊哉, 『表現』, 1, 1, 14, 2007年07月, 京都精華大学表現研究機構, 大衆文化研究の未来について語った小論。
  • 「第10回AJフォーラム 親米と反米―戦後日本の政治的無意識とアジア」, 吉見 俊哉, 『Asia Japan Journal』, 3, 123, 126, 2008年, 国士舘大学アジア・日本研究センター, 戦後日本の親米意識について論じた講演の記録。
  • 「Cultural Studies in Japan: An Interview with Shunya Yoshimi (interviewed by Tomoko Tamari)」 (日本のカルチュラル・スタディーズ:吉見俊哉氏に聞く),       , 『Theory, Culture & Society』, December 2006 (『セオリー、カルチャー、ソサエティ』第23巻), 23, 7-8, 305, 314, 2006年12月,       , 日本の文化研究の現在と未来についての英文ジャーナルによるインタビュー。
  • 「討議 日米同盟再編に抗して」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 34, 10, 44, 66, 2006年09月, 青土社, 梅林宏道、新城郁夫、吉見俊哉, 戦後日本とアメリカの軍事・政治・文化的覇権について論じた座談会。
  • 「Information」(情報), 吉見 俊哉, 『Theory, Culture & Society』(『セオリー・カルチャー・ソサエティ』), 23, 271, 278, 2006年05月,           , 21世紀のグローバルなエンサイクロペディアを成していくことを目指した本での「情報」概念についての解説。
  • 「討議 戦後史と放送の公共性」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 34, 4, 46, 71, 2006年03月, 青土社, 松田浩、吉見俊哉, 国際女性戦犯法廷に関するNHK番組改ざん問題をめぐって開かれたメディアの公共性をめぐる座談会。
  • 「東京大学大学院情報学環所蔵大戦期プロパガンダ資料のデジタル・アーカイブ化」, 吉見 俊哉, 『情報学研究』, 71, 143, 150, 2006年, 東京大学, 吉見俊哉、山本拓司、小泉智佐子, 1990年代以来、吉見研究室で進めたきた第一次大戦期プロパガンダポスターコレクションのデジタルアーカイブ化プロジェクトについての報告。
  • 「2005年の今、文学部英文科で"アメリカ文学・文化"をどう教えるか」, 吉見 俊哉, 『英文学研究』, 82, 315, 316, 2005年12月, 一般財団法人日本英文学会, 上岡伸雄、佐々木隆、吉見俊哉、遠藤泰生, 米国ブッシュ政権によるイラク戦争とアメリカの覇権衰退を前に、大学教育の中で「アメリカ」をいかに扱うべきかを論じた座談会。
  • 「座談会 歴史家、小木新造が示した都市の見方 「江戸東京学」の真髄」, 吉見 俊哉, 『東京人』, 20, 11, 88, 95, 2005年11月, 都市出版, 竹内誠、陣内秀信、吉見俊哉, 歴史家小木新造と江戸東京学について、その死を追悼しつつ論じた鼎談。
  • 「市民参加型社会と愛知万博」, 吉見 俊哉, 『Front』, 17, 9, 22, 24, 2005年06月, リバーフロント整備センター, 愛知万博における市民参加をめぐる問題について語った小論。
  • 「〔東京大学大学院〕情報学環「戦争とメディア」デジタル・アーカイヴの公開迫る」, 吉見 俊哉, 『東京大学大学院情報学環社会情報研究資料センターニュース』, 17, 209, 211, 2005年03月, 東京大学大学院情報学環, 吉見俊哉、山本拓司、小泉智佐子, 1990年代以来、吉見研究室で進めたきた第一次大戦期プロパガンダポスターコレクションのデジタルアーカイブ化プロジェクトについての報告。
  • 「ブルース・カミングス著「戦争とテレビ」みすず書房 2004年」, 吉見 俊哉, 『情報学研究 : 学環 : 東京大学大学院情報学環紀要』, 69, 228, 230, 2005年03月, 東京大学, 米国のブッシュ政権が起こしたイラク戦争について、テレビとの関係を考える上で状うような文献であるカミングスの著書について紹介した。
  • 「座談会 戦争プロパガンダと記憶--ポスターからデジタル・アーカイヴまで 」, 吉見 俊哉, 『インターコミュニケーション』No.54 2005Autumu, 14, 4, 13, 34, 2005年, NTT出版, 西谷修、港千尋、吉見俊哉, 1990年代以来、吉見研究室で進めたきた第一次大戦期プロパガンダポスターコレクションのデジタルアーカイブ化プロジェクトについての座談会。
  • 「『メディア文化論』の刊行に際して」, 吉見 俊哉, 『書斎の窓』, 538, 41, 45, 2004年10月, 有斐閣, 拙著『メディア文化論』の刊行に際し、日本の大学におけるメディア研究についての教育研究の未来について語った小論。
  • 「現代都市と文化研究」, 吉見 俊哉, 園部雅久・和田清美編著『都市社会学入門』, 169, 197, 2004年07月, 文化書房博文社, 都市社会学と文化研究についての入門的概説。
  • 「解説 グローバル化の多元的な解析のために」, 吉見 俊哉, アルジュン・アパデュライ『さまよえる近代』, 369, 383, 2004年06月, 平凡社, アパデュライのグローバリゼーション論についての解説。
  • 「座談会 ネットワーク知の創造--『社会情報学ハンドブック』の刊行に寄せて」, 吉見 俊哉, 『UP』, 33, 6, 1, 18, 2004年06月, 東京大学出版会, 吉見俊哉、原島博、港千尋, 東大社会情報研究所の知を結集した『社会情報学ハンドブック』の刊行に際し、同研究所と大学院情報学環が今後、どのように連携していくかを視野に入れた座談会。
  • 「鼎談 ユビキタスな社会そしてユビキタスなすまい (特集 ユビキタス社会とすまい)」, 吉見 俊哉, 『すまいろん』(2004年冬号), 69, 6, 21, 2004年01月, 住宅総合研究財団, 坂村健、吉見俊哉、野城智也, コンピュータと人間の生活環境の関係について語った座談会の記録。
  • 「座談会 メディアとしてのテレビジョンを問い直す」, 吉見 俊哉, 『思想』, 956, 154, 173, 2003年12月, 岩波書店, 野中章弘、森達也、吉見俊哉, テレビの過去と今について、映画監督の森達也、テレビプロデューサーの野中章弘とともに座談会で語り合った記録。
  • 「盛り場と都市文化」, 吉見 俊哉, 竹内誠編著『現代に生きる江戸談義十番』, 24, 39, 2003年11月, 小学館, 江戸東京博物館館長・竹内誠が、江戸文化に造詣の深い10人(杉浦日向子、山本一力、田中優子、童門冬二ほか)と、江戸の知恵や心や技を現代的視点から縦横に語り合う 森谷尅久(江戸と上方)対談、吉見俊哉(盛り場と都市文化)対談、清水谷孝尚(江戸文化の台座浅草寺) 対談, 江戸の盛り場についての竹内誠江戸東京博物館長との対談。
  • 「討議 サッセンをどう読むか (特集 サスキア・サッセン--グローバリゼーションの最新局面)」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 31, 6, 40, 57, 2003年05月, 青土社, 伊豫谷登士翁、町村敬志、吉見俊哉, サスキア・サッセンのグローバルシティ論について都市とグローバリゼーションの社会学者3人が論じ合った座談会。
  • 「巻頭座談会 「有名する」ってなに? (特集 "有名する"ひとびと--21世紀のメディアと表現)」, 吉見 俊哉, 『木野評論』, 34, 8, 30, 2003年03月, 京都精華大学, 吉見俊哉、石田佐恵子、西研, メディア研究において「有名性」はどのように分析可能かを、国内外のセレブリティ研究などを参照して論じた座談会。
  • 「討議 戦争とメディア」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 30, 9, 46, 69, 2002年07月, 青土社, 岩崎稔、成田龍一、吉見俊哉, 日仏会館で開催したシンポジウム「戦争とメディア」を受けて、その成果をまとめた『現代思想』特集号において座談会を行なった。
  • 「マス・コミュニケーション研究の起源を問い直す : ドイツ、アメリカ、日本におけるメディア研究の二〇世紀」, 吉見 俊哉, 『マス・コミュニケーション研究』, 60, 166, 169, 2002年01月, 日本マス・コミュニケーション学会, 土屋礼子、佐藤卓己、藤田真文、高橋直之、成田龍一、津金澤聡廣、吉見俊哉, 日仏会館で開催したシンポジウム「戦争とメディア」の成果をまとめた。
  • 「シンポジウム「戦争とメディア」が問いかけたこと」, 吉見 俊哉, 『インターコミュニケーション』, 11, 3, 70, 75, 2002年, NTT出版, 日仏会館で開催したシンポジウム「戦争とメディア」の成果をまとめた。
  • 「メディアの身体性―文化とアイデンティティを読む」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 29, 15, 11, 15, 2001年11月, 青土社, メディア概念について、その身体との結びつきについて検討した小論。
  • 「座談会 9・11から未来社会へ--「失われた一〇年」と日本社会 (特集・未来社会へのマニフェスト)」, 吉見 俊哉, 『神奈川大学評論』, 40, 2, 31, 2001年11月, 神奈川大学広報委員会, 岩崎稔、吉見俊哉、永野善子, 2001年の米国同時多発テロ事件と日本の「失われた10年」の双方から現代世界を展望した座談会。
  • 「カルチュラル・スタディーズという交叉路と文化の消費」, 吉見 俊哉, 『本』, 26, 5, 22, 24, 2001年05月, 講談社, カルチュラル・スタディーズについての著書で明らかにしようとしたことについての解説。
  • 「「才能ってのは執念だよ」」, 吉見 俊哉, 講談社メチエ編集部『学問はおもしろい』, 155, 164, 2001年03月, 講談社, 社会学的な知についての方法論を体験的にまとめた。
  • 「座談会 グローバル化と多層な「公共圏」」, 吉見 俊哉, 『思想』, 915, 88, 112, 2000年09月, 岩波書店, 栗原彬、Morris-Suzuki Tessa I.S.、吉見俊哉, 新自由主義的にグローバル化する世界の中で、記憶や身体、共同性、公共性の問題を我々はどのように考えるべきなのかを論じた座談会。
  • 「都市 (この本を読もう!--現代を読み解くための古典ガイド)」, 吉見 俊哉, 『世界』, 675, 120, 123, 2000年05月, 岩波書店, 都市論についての基本的なブックガイド。
  • 「座談会 エリートだけが本を読む時代になるぞ」, 吉見 俊哉, 『季刊・本とコンピュータ』, 12, 52, 62, 2000年04月, 大日本印刷CC本部, 池内紀、佐伯胖、吉見俊哉, ネット化する社会のなかでの本の未来について論じあった座談会。
  • 「インタビュー カルチュラル・スタディーズと現代日本文化」, 吉見 俊哉, 『言語』, 29, 3, 22, 29, 2000年03月, 大修館書店, カルチュラル・スタディーズの現代的意味についてのインタビューの記録。
  • 「対談 個人旅行の時代、そしてポストツーリズムへ--安松清×吉見俊哉 (特集 ポスト観光社会への模索)」, 吉見 俊哉, 『国際交流』, 23, 1, 70, 78, 2000年, 国際交流基金, 安松清、吉見俊哉, 観光・ツーリズムの未来について、『地球の歩き方』の創立者である安松清氏と行った対談。
  • 「巻頭対談 観光を超える「観光」--山下晋司×吉見俊哉 (特集 ポスト観光社会への模索)」, 吉見 俊哉, 『国際交流』, 23, 1, 2, 11, 2000年, 国際交流基金, 山下晋司、吉見俊哉, 観光・ツーリズムの未来について、観光人類学者の山下晋司氏との対談。
  • 「パブリックの陥穽--「公共」による〈公共〉の喪失をめぐって (特集 都市のパブリック)」, 吉見 俊哉, 『建築と社会』, 80, 925, 22, 25, 1999年04月, 日本建築協会, メディアと都市の双方におけるパブリックの危機についての覚書。
  • 「瓦版・錦絵新聞資料の画像データーベース化--社会情報研究所小野秀雄コレクションに関する作業の記録」, 吉見 俊哉, 『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』, 13, 97, 116, 1999年, 東京大学, 吉見俊哉、富沢達三, 1990年代に吉見研究室で進めた瓦版と錦絵新聞に関するデジタルアーカイブ化プロジェクトについての記録。
  • 「都市文化としての現代文化」, 吉見 俊哉, 井上俊編『現代文化を学ぶ人のために』, 21, 44, 1998年11月, 世界思想社, 都市文化研究についての社会学的入門ガイド。
  • 「カルチュラル・スタディ-ズを読み解く10冊」, 吉見 俊哉, 『論座』, 37, 272, 277, 1998年05月, 朝日新聞社, カルチュラル・スタディーズについての初学者のための基本的なブックガイド。
  • 「「アメリカ」--文化の地政学--20世紀の思想風景(3)」, 吉見 俊哉, 『思想』, 884, 99, 136, 1998年02月, 岩波書店, 吉見俊哉、多木浩二、内田隆三、大澤真幸, 現代世界における「アメリカ」の文化政治学的意味について論じた座談会。冒頭のプレゼンテーションを吉見から行い、それをめぐって討論が行われた。
  • 「対話 インタ-ネットは国家を変えるか--電子メディアの発展によって,世界地図のリアリティは失われつつある 」, 吉見 俊哉, 『大航海』, 20, 57, 69, 1998年02月, 新書館, 西垣通、吉見俊哉, インターネット社会の未来を展望した対談。
  • 「消費社会の時代―世界を読むキ-ワ-ド」, 吉見 俊哉, 『世界』, 634, 64, 67, 1997年04月, 岩波書店, 消費社会論についての初歩的な解説。
  • 「鼎談 都市はどこへ向かうのか (特集/都市空間の未来形)」, 吉見 俊哉, 『無限大』, 100, 12~19,22~27,30~35,38~43, 1996年11月, 日本アイ・ビー・エム, 柏木博、吉見俊哉、若林幹夫, 1990年代のポストバブル期の都市空間をめぐる鼎談。
  • 「カルチュラル・スタディ-ズへの招待 (特集=カルチュラル・スタディ-ズ)」, 吉見 俊哉, 『現代思想』, 24, 3, 62, 90, 1996年03月, 青土社, 姜尚中、成田龍一、吉見俊哉, 東京大学で開催したカルチュラル・スタディーズのシンポジウムを踏まえ、カルチュラル・スタディーズの未来について行った座談会。
  • 「解題 メディア・イベント」, 吉見 俊哉, ダニエル・ダヤーン、エリユ・カッツ『メディア・イベント』, 387, 408, 1996年02月, 青弓社, ダヤーンらの影響力ある「メディア・イベント論」についての解説論文。
  • 「都市空間の感性」, 吉見 俊哉,       , 41, 66, 1992年01月, TBSブリタニカ, 柏木博、いとうせいこう、多木浩二、保井登久子、吉見俊哉、陣内秀信、伊奈英次, 1980年代の都市とメディアと消費社会についての共同研究プロジェクトと討論についてのまとめ。
  • 「電話コミュニケーションの再検討」, 吉見 俊哉, 『新聞学評論』, 40, 325, 326, 1991年04月, 日本マス・コミュニケーション学会, 吉見俊哉、水越伸、若林幹夫, 90年代以降のメディア社会を見通す上で、ケーブルテレビや衛星放送以上に注目しなければならないのは電話である考えた著者たちは、「メディアとしての電話」についての調査分析を1980年代後半から行ってきた。その中間的報告の概要。
  • 「演じる(全3巻)」, 吉見 俊哉,      , 1991年, ポーラ文化研究所, 陣内秀信、吉見俊哉、小松和彦、多田道太郎、本田和子、井上章一、竹田青嗣、栗原彬, 「演じる」をテーマにしたレクチャーシリーズの成果出版。全体のコーディネートを担当。  (平成3年1月、7月、12月出版)

著書等出版物

  • #『メディア論(改訂版)』, 吉見 俊哉, 放送大学教育振興会, 2001年03月, 吉見俊哉、水越 伸
  • #『敗者としての東京:巨大都市の隠れた地層を読む』, 吉見 俊哉, 筑摩書房, 2023年
  • #『空爆論:メディアと戦争』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2022年
  • #『東京復興ならず』, 吉見 俊哉, 中央公論新社, 2021年
  • #『大学は何処へ : 未来への設計』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2021年
  • 『戦後日本憲政史講義――もうひとつの戦後史』, 吉見 俊哉, 法律文化社, 2020年11月, 駒村圭吾、山崎友也、新井誠、西村裕一、吉見俊哉ほか, 私たちにとって「戦後」とは何か。「戦後」はいつ始まったのか、そしていつ終わるのか。憲法の視点から戦後日本政治史を眺め直し、憲法典の下で展開してきた政治実践、法制度、法解釈の膨大な集積を、時代を象徴する文化とともに読み解き、「戦後」とは何かという問いに答える。戦後日本政治史のひだに分け入り、「立憲政治の動向」「歴史」「文化表象」の観点から戦後憲法の解釈・運用の実践をつぶさに検証。憲法以外の視点(社会史、韓国)から戦後憲法の歴史的意味合いについて、総括的なコメントを付す。憲法調査会報告書をはじめ改憲論議をフォロー。
  • 『社寺会堂から探る 江戸東京の精神文化』, 吉見 俊哉, 勁草書房, 2020年10月, 吉見俊哉、中島隆博、末木文美士、伊藤聡、山内志朗, 東京都心北部に集中する多宗教の社寺会堂に焦点を当て、それらの宗教者たちと共同で、東京という都市が内在させている多文化、多宗教的な知の可能性について探る。参加したのは、寛永寺(仏教)、湯島天神(神道)、神田明神(神道)、湯島聖堂(儒教)、ニコライ堂(東方正教会)、アッサラーム・ファンデーション(イスラム教)の6施設。なぜ東京は、このような多宗教が共存する都市であり続けられるのかを、対談形式を中心に考察した。
  • 『大学という理念―絶望のその先へ』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 2020年09月, 著者が2000年代から書いてきた大学論を1冊にまとめたもの。本書を通じて示されるのは、「日本にはユニバーシティが存在しない」という事実である。日本で「大学」と呼ばれて800近くにまで膨れ上がった高等教育機関は、実は「大学」ではない。これを直視せずして大学改革はあり得ない。では「大学」とは何か? 1990年代以降の大学改革がなぜ失敗していったのかを様々な視点から考察しつつ、大学のおける専門知とリベラルな知の関係を明らかにする。
  • 『東大という思想 ―群像としての近代知』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 2020年08月, 森本祥子、吉見俊哉 , 東大は思想たり得るのか?権威の中心、官僚養成、学歴のシンボル...、東大に貼られてきた数々のレッテルを超える知の営みは、どこに存在したのか?医学、工学、物理学、建築学、経済学、社会学、歴史学、政治学等、日本の学知の中心を担い続けた特異な場の、知られざる思想史的ルーツを探索する。東大の姿は、国家の学を担わされながら、欧米の近代知と日本・アジアという足元の間で格闘してきた群像によって描かれざるを得ない。諸分野の一線の研究者が自らの始祖たちの像の素描に取り組んだ論文・エッセイ集。
  • 『東京裏返し』, 吉見 俊哉, 集英社, 2020年08月, 東京都心北部を7日間かけて街歩きするスタイルをとりながら、都市の各所に露出している異なる歴史的時間を浮かび上がらせる。都市論をまなざし論として展開してきた著者が、時間としての都市に挑む。街歩きは時間旅行との考えから、近世権力や近代権力による「占領」が都市風景をいかに切断してきたかを検証し、「速さ」ばかりを追求してきた1960年代以降の東京を、愉しさや持続可能性を追求するスローモビリティの都市に変える方法を探る。
  • 『知的創造の条件』, 吉見 俊哉, 筑摩書房, 2020年05月, 大学院修士課程のレベルの学生に対し、研究論文を書くには、問題意識、研究対象、先行研究、分析枠組、仮説、実証、結論等をどのように組み立てていかなければならないかを示した。また、その基盤となる学術アーカイブについても、記録知と集合知の関係を焦点に据えながら歴史的に展望していった。さらに、人間の知的創造がAIとどのように異なるのかも論じている。
  • 『五輪と戦後』, 吉見 俊哉, 河出書房新社, 2020年04月, 1964年の東京オリンピックと都市東京の変容に関する本格的な歴史社会学的分析。著者の研究を一貫して貫いてきた上演論的パースペクティブに基づき、64年東京五輪を舞台、演出、演技、繰り返されるシナリオの4つの視点から実証的に分析した。その中で、軍用地が米軍の接収を経てオリンピック会場になっていく過程や五輪の聖火をめぐる演出の中にあった戦前からの連続性、そして選手たちの身体がいかに殖産興業や富国強兵を結びついていたかが示される。こうして64年五輪が、どれほど戦時期日本の延長線上に位置づけられるかが明らかにされていった。
  • 『大学はもう死んでいる?』, 吉見 俊哉, 集英社, 2020年01月, 吉見俊哉、苅谷剛彦, 今、大学は歴史的に見ても大きな変革期にある。世界の多くの大学が、いわば瀕死の状態に陥っており、とりわけ日本の大学が抱える問題は根が深い。幾度となく改革が試みられるものの、ほとんど成果が上がらないのはなぜなのか。本書では、オックスフォード大学教授の苅谷剛彦と、ハーバード大学でも教えた経験のある東京大学大学院教授の吉見俊哉が、それぞれの大学を比較し、日本のトップレベルの大学が抜け出せずにいる問題の根幹を、対論を通じて浮かび上がらせる。
  • 『アフター・カルチュラル・スタディーズ』, 吉見 俊哉, 青土社, 2019年07月, 著者が2000年代から書いてきた文化論を1冊にまとめた。本書が照準するのは、新自由主義的グローバル化とカルチュラル・スタディーズの関係である。1980年代以降、世界は福祉国家体制からグローバル資本主義の自体に構造転換した。カルチュラル・スタディーズは、この新体制における文化生産・消費への有効な文脈的批判の方法を見出さなければならない。本書は「越境」「抗争」「共振」をキーワードとしつつ、そうした文脈的批判の方法を探る。
  • 『平成時代』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2019年05月, 1980年代末から2010年代末までの「平成時代」を「失敗とショック」の30年として捉え、これを経済、政治、社会、文化の4つの次元で横断的に分析した。それぞれの次元で、日本はいかに失敗し、ショックにどう反応していったのかを、いわば博物館の展示のように考えることで、この危機と衰退の時代がどこまで続くのかを見定めた。
  • 『平成史講義』, 吉見 俊哉, 筑摩書房, 2019年02月, 吉見俊哉、野中尚人、金井利之、石水喜夫、本田由紀、音 好宏、北田暁大、新倉貴仁、佐道明広 , 平成の30年間は、グローバリゼーションの進展の中で、戦後に形成された日本的システムが崩壊していく時代だった。政治、経済、雇用、教育、メディア、防衛。昭和の時代にはうまく回っていたものがすべて機能不全に陥り、そこから立ち直ろうとする挑戦の失敗と挫折の繰り返しが、平成史を特徴づけている。「平成」という時代を過去に葬り去ることなく、失敗の歴史を総括し、未来への指針を示すために。各分野の第一人者が10のテーマで見通す平成史。
  • 『現代文化論』, 吉見 俊哉, 有斐閣, 2018年11月, 『メディア文化論』の続編として現代文化研究の教科書として書かれ、各地の大学で現代文化を教える学部等での教科書として採用され始めている。全体は14の章にとって構成され、文化とは何かを理論的に考えるところから始め、近代日本や現代社会における文化の諸相に迫っている。
  • 『トランプのアメリカに住む』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2018年09月, ハーバード大学客員教授として一年間、ライシャワー日本研究所に滞在した著者が、アメリカ社会を中心近くの崖っぷちから観察した記録。非日常が日常化した異様な政権下、この国が抱える深い暗部とそれに対抗する人々の動きをリアルタイムで追う。黄昏の「アメリカの世紀」の現実とその未来について考察する。
  • 『戦後史の切断面: 公害・若者たちの叛乱・大阪万博 (記録映画アーカイブ3)』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 2018年07月, 坂口 康、友田義行、友田義行、暮沢剛巳、吉見俊哉, 戦後日本を写し続けた記録映画からその当時の社会を明らかにするシリーズの第3巻。本巻では、高度経済成長の裏で起こった公害や大学闘争を捉えた記録映画を読み解きつつ、映像メディアが氾濫する現在の社会の萌芽となった大阪万博とは何かを考察することで、戦後日本の転換点を浮かび上がらせる。
  • 『戦後と災後の間―融解するメディアと社会』, 吉見 俊哉, 集英社, 2018年06月, フクシマ、トランプ、東京五輪問題に、パナマ文書、ポケモンGOのブーム、公文書管理の闇、そして日常に迫るテロリズム。近年起きた無数の出来事が示すのは、メディアと社会の溶融である。本書では、東日本大震災後という意味での「災後」の2010年代に足場を置き、安倍政権とほぼ重なる「災後」の近景、それを1990年代半ばからの変化として捉える中景、さらに戦後日本、なかでも70年代頃からの歴史に位置づける遠景の三重の焦点距離を通して戦後と災後の間を考察。未来への展望を示す。
  • 『大予言―「歴史の尺度」が示す未来』, 吉見 俊哉, 集英社, 2017年04月, アベノミクスと莫大な国家債務、加えて格差拡大や終わりなき少子超高齢化、さらにはイギリスのEU脱退やアメリカのトランプ政権誕生など、先行きに不透明さが増す中、人々が底知れぬ不安を抱えながら暮らしている。著者は、混迷を極める時代に未来を見通すには「歴史の尺度」が必要と主張する。本書は25年単位を核として、150年、500年といった長期の尺度も用いながら、歴史を構造的に捉えていく。
  • 『社会学講義』, 吉見 俊哉, 筑摩書房, 2016年09月, 橋爪大三郎、大澤真幸、若林幹夫、吉見俊哉、野田潤、佐藤郁哉, 社会学とはどういう学問なの? 社会学の魅力はどこにあるの?そんな初学者の関心に、第一線で活躍する社会学者が、まっすぐに応えます。社会学の主要なテーマについて、基本的な視点から説き起こし、テーマの見つけ方・深め方、フィールドワークの手法までを、講義形式でわかりやすく解説した。
  • 『視覚都市の地政学』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2016年03月, 「まなざしとしての近代」は、19世紀末から1950年代までの盛り場・百貨店・映画館でどのような広がりを見せたのか。高度成長期から80年代までに、そうした公共空間からどのように家庭の中へと引きこもっていたのか。街頭テレビ、テレビのある茶の間、家電のある家庭、テレビCM、ディズニーランドの空間から考察する。都市に対する「まなざし」の系譜についての批判的に検討する。『都市のドラマトゥルギー』以降の著者の都市論研究の集大成。
  • 『「文系学部廃止」の衝撃』, 吉見 俊哉, 集英社, 2016年02月, 2015年6月、文科省が出した通知をメディアは「国が文系学部を廃止しようとしている」と報じ、騒動となった。これは事の経緯を見誤った報道ではあったが、大学教育における「理系」偏重と「文系」軽視の傾向は否定できない。本書は、大学論、メディア論、文化研究を牽引してきた著者が、錯綜する議論を整理しつつ、社会の歴史的変化に対応するためには、短期的な答えを出す「理系的な知」より、目的や価値の新たな軸を発見・創造する「文系的な知」こそが役に立つ論拠を提示。実効的な大学改革への道筋を提言する。
  • 『万博と沖縄返還――1970年前後 (ひとびとの精神史 第5巻)』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2015年11月, 吉見俊哉、鈴木邦男、最首 悟、椹木野衣, 戦後復興と高度経済成長のピークを象徴した大阪万博。本土に返還された沖縄では、米軍基地の固定化が決定づけられ、本土とは別の「戦後」を歩むこととなった。矛盾と差別が周縁に押し付けられる中、それに抗う声が立ち上がる。山本義隆、岡本太郎、三島由紀夫、比嘉康雄と東松照明、川本輝夫、田中美津ほかを取り上げる。
  • 『メディア都市(デジタル・スタディーズ3)』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 2015年10月, (第1巻)石田英敬、蓮實重彦、大宮勘一郎ほか、(第2巻)中路武士、研谷紀夫ほか、(第3巻)吉見俊哉、ルシアナ・パリジ/戸田 穣訳、田中 純ほか, 21世紀の世界においてデジタルメディアと人文学的知がどのように切り結び、存在していくのか。フリードリヒ・キットラー、蓮實重彦、ベルナール・スティグレール、バーバラ・マリア・スタフォード、マーク・ハンセン、N・キャサリン・ヘイルズ、藤幡正樹などの世界の最先端を行く論者が一堂に会し、2007年に東京大学大学院情報学環、東京大学大学院総合文化研究科、ノッティンガム=トレント大学セオリー・カルチャー&ソサエティセンターの主催で行われた国際会議「ユビキタス・メディア:アジアからのパラダイム創生」をもとに構成した。広義のデジタル・ヒューマニティーズの視点を意識しながら、メディアをより根源的に考察する第1巻、記号・文字・言語などといったシンボルならびにアートやアニメなどの視覚表象とメディアの相関を描く第2巻、都市や公共空間、受容者、ポリティクスなどメディアを取り巻く外部要因との交錯を論じる第3巻でシリーズを構成した。
  • 『建築の際』, 吉見 俊哉, 平凡社, 2015年08月, 吉見俊哉、南後由和、隈研吾+藤森照信+姜尚中ほか, 安藤忠雄設計の東京大学情報学環・福武ホールを舞台に、日本を代表する建築家たちと建築史家・音楽家・劇作家・数学者・生物学者・映画監督、そして大学院生たちが対話し、21世紀の建築の道すじを照らし出す。諸学やテクノロジーが交差する建築という「際」を巡って、磯崎新、青木淳、菊地成孔、黒沢清、福岡伸一らアクチュアルな知性が縦横に論じる。東京大学での同名シンポジウム待望の書籍化。
  • 『敗戦と占領――1940年代 (ひとびとの精神史 第1巻)』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2015年07月, 吉見俊哉、比屋根照夫、五十嵐惠邦、野上 元ほか, 1945年8月15日という大転換で、何が変わり、何が変わらなかったのか。北と南の戦場、沖縄、広島、植民地朝鮮、そして本土で、ひとびとは何を経験したのか。社会の変化にどう向き合おうとしたのか。12の物語が、「あなたはどのように生きるか」という問いを私たちに突きつける。時代の転換期に岩波書店が同時代に問うたシリーズの第1巻。本巻では、大田昌秀、水木しげる、大田洋子、黒澤明、花森安治、堀越二郎、北村サヨ、茨木のり子、若月俊一、中野重治といったひとびとを取り上げた。
  • #『社会学文献事典(縮刷版)』, 吉見 俊哉, 弘文堂, 2014年, 見田宗介・吉見俊哉ほか編
  • 『アーカイブ立国宣言: 日本の文化資源を活かすために必要なこと 』, 吉見 俊哉, ポット出版, 2014年11月, 青柳正規、御厨 貴、吉見俊哉、森川嘉一郎、細井浩一、長坂俊成ほか, 日本のデジタルアーカイブはどこを目指すべきか? ナショナルアーカイブ設立へ向けた4つの提言と、青柳正規・御厨貴・吉見俊哉による鼎談や、日本のアーカイブの現状報告、世界のデジタルアーカイブの実践例、デジタルアーカイブ振興法制定の意義と今後の方向性などを収録。
  • 『文化社会学の条件』, 吉見 俊哉, 日本図書センター, 2014年10月, 新倉貴仁、林三博、周東美材、柴野京子、鄭佳月、金成玟、吉見俊哉, 「文化社会学」の原点を見極める。現代文化の諸様態に対峙する知の系譜、その淵源への遡行。第一次大戦から敗戦、高度経済成長、そして現代に至る、社会学的現代知の誕生の瞬間についての多面的探究。
  • 『戦後復興から高度成長へ: 民主教育・東京オリンピック・原子力発電 (記録映画アーカイブ2)』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 2014年07月, (第4部)羽田澄子、藤本陽一、吉見俊哉, 戦後日本の時代背景を記録映画から明らかにするシリーズ、第2弾。戦後復興から高度経済成長にいたる日本の歩みにともなって構築される都市インフラ・原発、変化する地域の産業や風景などを記録映画からたどり、そこに写された日本社会の動態とその実相を浮かび上がらせる。
  • #『グローバル化の遠近法 : 新しい公共空間を求めて』(岩波人文書セレクション), 吉見 俊哉, 岩波書店, 2013年02月, 吉見俊哉、姜尚中
  • 『教育する大学――何が求められているのか (シリーズ 大学 第5巻)』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2013年11月, 広田照幸、田中毎実、小方直幸、吉田文、後藤昭、木村定雄、亀山俊朗、吉見俊哉、小林傳司、上山隆大、濱中淳子, 大学教育のあるべき姿とは何か。近代大学の成立以来、学術自体の価値という面から、また国家や社会が抱えるニーズへの対応、そして「消費者」としての学生への対応など、大学教育のあり方は、大学の役割の多面性を背景に多様に論じられてきた。現代の社会・世界の変化が大学教育に何をもたらし、大学教育に何を求めているのかを考察する。
  • #『メディア文化論 : メディアを学ぶ人のための15話 (改訂版)』, 吉見 俊哉, 有斐閣, 2012年
  • #『「声」の資本主義 : 電話・ラジオ・蓄音機の社会史 』(文庫版), 吉見 俊哉, 河出書房新社, 2012年
  • 『現代社会学事典』, 吉見 俊哉, 弘文堂, 2012年12月, 現代の知を代表する851人、3500項目, 見田宗介、栗原彬、田中義久の3人によってかつて編まれた『社会学事典』を引き継ぎ、それを21世紀的状況のなかでバージョンアップすることを目指した事典。見田宗介を顧問とし、かつての事典編者の下で編集の実作業をしていたコアメンバーを含む監修チームとなった。  
  • 『アメリカの越え方』, 吉見 俊哉, 弘文堂, 2012年10月, いずれもアメリカと深くかかわってきた鶴見家の3人、和子、俊輔、良行。その3人それぞれの思想と行動をてがかりに、戦後日本人の精神史を探究する。日本の内側から「アメリカ」を越えていく方法を、戦後を代表する思想家やフィールドワーカーの思想に寄り添うことで、構想する。
  • 『夢の原子力―Atoms for Dream』, 吉見 俊哉, 筑摩書房, 2012年08月, 2011年3月11日の原発事故で、日本の「豊かな戦後」の終焉は決定的となった。この事件は、私たちが求めてきた経済成長の帰結として生じた事件である。戦後日本において、原子力はいつしか被爆の「恐怖」から成長の「希望」の対象へと変容し、夢と平和の象徴として受け入れられていく。大衆の日常と社会意識は、いかにしてこの明るい未来のスペクタクルを欲望し、受容したのか? 戦後日本の核受容を、「原子力的な陽光」の冷戦期から「放射能の雨」のポスト冷戦期への変遷の中にさぐる。
  • 『311情報学――メディアは何をどう伝えたか (叢書 震災と社会)』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2012年08月, 高野明彦、吉見俊哉、三浦伸也, 被災者にとって必要な情報は適切に伝えられたのか。震災後6カ月の地震・津波・原発事故関連のテレビ・ラジオ・ネットなど諸メディアのニュース報道を数量分析。報道・被災地・視聴者の観点から、報道の中身の地域的偏差と視点の推移を明らかにする。デジタルアーカイブ化を目指した新たな情報学・メディア学を提唱する。
  • 『占領する眼・占領する声―CIE/USIS映画とVOAラジオ』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 2012年07月, ケネス・オズグッド、小林聡明、許殷、メアリー・ティン・イー・ルー、谷川建司、身崎とめこ、中村秀之、原田健一、吉見俊哉、とちぎあきら, 世界を覆い尽くすグローバルスタンダードとしてのアメリカ化(親米化)は冷戦期の日本を含めた東アジアでさまざまなメディアを駆使してどのように展開されたのか。本書ではCIE/USIS映画とVOAラジオを取り上げ、アメリカのメディア戦略と東アジア地域での受容から実相を明らかにする。
  • 『岩波映画の1億フレーム (記録映画アーカイブ1) 』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 2012年06月, (第4部)羽田澄子、時枝俊江、斉藤綾子、吉見俊哉, 戦後日本を写し続けた記録映画とは何かを明らかにする新シリーズの第1巻。「岩波映画」を題材に、開発映画・科学映画・社会教育映画を取り上げ、制作者のインタビューや最新の研究成果も交え、付属のDVD映像とともにその実像を読み解く。
  • 『3・11に問われて――ひとびとの経験をめぐる考察』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2012年02月, 栗原彬、テッサ・モーリス-スズキ、苅谷剛彦、吉見俊哉、杉田敦、葉上太郎, 「3・11」という経験は、何を問いかけているのか。ひとびとにとっての経験の複数性をどう考えるか。いくつもの経験を記憶し続けていくために何が必要か。現在進行形の問題を、歴史的な視座と国内外を貫く問題意識から思想的に掘り下げる。第一線の研究者の座談会と論考、ジャーナリストのルポから、今後の思考や行動へのヒントを探る試み。
  • 『万博と戦後日本』, 吉見 俊哉, 講談社, 2011年07月, 戦後日本を画した五つの万博。高度成長の熱狂と「大阪万博」、沖縄返還と「海洋博」、研究学園都市と「科学博」、環境問題と「愛・地球博」。大衆の夢=「成長」と国家政策=「開発」は、所得倍増計画の下に癒着、そして乖離し、開発主義政策システムは破綻する。万博の裏で蠢く国家、官僚、地方、知識人、産業界、市民運動家の葛藤に、戦後政治の限界を看破する。(2005年にちくま新書で出した本の講談社学術文庫版)
  • 『大学とは何か』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2011年07月, いま、大学はかつてない困難な時代にある。その危機は何に起因しているのか。これから大学はどの方向へ踏み出すべきなのか。知のメディアとしての大学を、中世ヨーロッパにおける誕生から、近代国家による再生、明治日本への移植と戦後の再編という歴史のなかで捉え直し、大学の理念を再定義する画期的論考。
  • 『カルチュラル・スタディーズで読み解くアジア』, 吉見 俊哉, せりか書房, 2011年07月, 岩崎稔、吉見俊哉、陳光興(橋本良一訳、本橋哲也、毛利嘉孝ほか, 本書は、2009年に東京外国語大学で開催されたカルチュラル・タイフーン、INTER‐ASIA CULTURAL TYPHOONから生まれ出たアジア最新論集である。吉見俊哉、陳光興、ミーガン・モリス、毛利嘉孝、岩渕功一、本橋哲也ら実力派の論客の考察から、若い研究者たちの渾身の問題提起までも収めて、いま文化でアジアを考える営みのもつ深度を測る探針の書。
  • 『文化社会学基本文献集』 (第III期 高度経済成長期編 全10巻・別巻1), 吉見 俊哉, 日本図書センター, 2014年01月, (解説共著):吉見俊哉、新倉貴仁、鄭佳月、柴野京子、周東美材、林三博、金成玟, 社会学的知の淵源を1920年代に辿り、戦後、そして1970年代にかけて展開された文化論・文化研究の名著を、社会学はもとより、ジャーナリズム、芸術論、大衆文化、消費社会、コミュニケーション論など多彩な視点から立体的に収録する。
  • 『文化社会学基本文献集』 (第II期 戦後編 全10巻), 吉見 俊哉, 日本図書センター, 2012年05月, (解説共著):吉見俊哉、新倉貴仁、鄭佳月、柴野京子、周東美材、林三博、金成玟, 社会学的知の淵源を1920年代に辿り、戦後、そして1970年代にかけて展開された文化論・文化研究の名著を、社会学はもとより、ジャーナリズム、芸術論、大衆文化、消費社会、コミュニケーション論など多彩な視点から立体的に収録する。
  • 『文化社会学基本文献集』  (第Ⅰ期 戦前編 全10巻), 吉見 俊哉, 日本図書センター, 2011年06月, (解説共著)吉見俊哉、新倉貴仁、鄭佳月、柴野京子、周東美材、林三博、金成玟, 社会学的知の淵源を1920年代に辿り、戦後、そして1970年代にかけて展開された文化論・文化研究の名著を、社会学はもとより、ジャーナリズム、芸術論、大衆文化、消費社会、コミュニケーション論など多彩な視点から立体的に収録する。 
  • 『つながる図書館・博物館・文書館―デジタル化時代の知の基盤づくりへ』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 2011年05月, 根本 彰、西野嘉章、横山伊徳、吉見俊哉ほか, デジタル技術の進展により新たな形で浮上してきた「館」の共通性。デジタルコンテンツの共有、公共的な知識インフラ整備、そしてその基盤となる人材の育成など、「館」連携の重要性が高まる現在、私たちは何をすべきなのか。大学から発信する具体的提言。
  • 『書物と映像の未来』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2010年11月, 長尾 真、柴野京子、龍澤 武、名和小太郎、上野千鶴子、岡島尚志、大路幹生、テッサ・モーリス-スズキ、伊藤 守、遠藤 薫、吉見俊哉, Google Books、電子書籍、YouTube……。情報環境の激変のなかで、学術書を含めた書籍や、映画、ドキュメンタリー等のメディア文化財をいかに保存・継承していくか。市場原理とは異なる視点に立ったそれらの保存や公開、活用のあり方とは具体的にどのようなものか。書物と映像の現場と研究を先導する論者たちが考える
  • 『観る人、作る人、掛ける人 (日本映画は生きている 第3巻)』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2010年09月, 黒沢清、吉見俊哉、四方田犬彦、李鳳宇, 日本映画はどのように変貌し、どこへ向かおうとしているのか。グローバル化と映像メディアの発達により、日本映画の制作、配給、消費の環境は激変し、映画と人間の新しい関わりが問われている。映画史や内外の最新の研究成果をふまえ、根源的に問い直す、日本映画の現在。
  • 『大衆文化とメディア (叢書 現代のメディアとジャーナリズム)』, 吉見 俊哉, ミネルヴァ書房, 2010年08月, 永嶺重敏、土屋礼子、長谷正人、真鍋昌賢、山口 誠、谷川建司、吉見俊哉ほか, 多様なメディアが交錯する中で、さまざまに社会的な位置を異にする我々の中にどのような読者=オーディエンスとしての実践が育まれていったのか、またそれらは相互に連関するメディアの歴史をどのような軌跡を描きながら生きてきたのかについて、経験される歴史の厚みの中で考察する。
  • 『博覧会の政治学』, 吉見 俊哉, 講談社, 2010年05月, 18世紀末にフランスに誕生した資本主義の祭典=展示会は、19~20世紀、各国の万国博覧会へと発展する。国家は「帝国」と「商品」をディスプレイし、博物学的まなざしは、日常生活領域へと浸透すると同時に、大衆の欲望=娯楽・見世物性を満足させる。博覧会という場が孕む微視的な権力の作用を明らかにし、スペクタクルの社会理論を提示する。(1992年に中公新書で出した本の講談社学術文庫版)
  • 『天皇とアメリカ』, 吉見 俊哉, 集英社, 2010年02月, 吉見俊哉、Tessa Morris-Suzuki, 日本の近現代史を振り返ったとき、天皇は、 伝統、宗教、土着、愛国心などを表象し、アメリカは、近代、合理主義、外来文化などの代名詞であったことがわかる。しかし、両極端であるはずのこれら二つ のキーワード―「日本的なものの象徴・天皇」と「帝国・アメリカ」は、複合的に絡み合いながら日本と東アジアの二〇世紀に関与し続けてきた。時に、天皇こそ近代であり、アメリカこそ宗教であるという矛盾の中から、果たしてどのような歴史像が浮かび上がってくるのか?二つの奇妙な力の場を拠点に、歴史的想像力の可能性を切り開く。
  • 『ポスト戦後社会』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2009年01月, バブルとその後の長期不況、深まる政治不信、そして高まる社会不安。列島が酔いしれた高度成長の夢のあと、何が待ち受けていたのか。崩れゆく冷戦構造のなかで、この国は次第に周回遅れのランナーとなっていったのではないか。六〇年代半ばから現在まで、政治・経済・社会・家族…すべてが変容し崩壊していく過程をたどる。
  • #『都市のドラマトゥルギー : 東京・盛り場の社会史 』(文庫版), 吉見 俊哉, 河出書房新社, 2008年
  • 『路上のエスノグラフィ―』, 吉見 俊哉, せりか書房, 2007年04月, 吉見俊哉、北田暁大, 路上のパフォーマーたちは、単に都市空間の日々の変化と交渉しながら活動するばらばらな存在ではない。彼らの活動を、都市とメディアの交わる場所として、そこから生まれる多面的で重層的な営みとして理解することで、新たなパフォーマー研究の可能性を探る。
  • 『親米と反米―戦後日本の政治的無意識』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2007年04月, 戦後日本社会は、基本的に深く親米的であり続けたのではないか。その感覚は、「反米」世論が高まったときすら、通奏低音として流れ続けていたのではないか。戦前戦後にわたる、大衆的なレベルでの親米感覚に焦点をあて、日本の近代や戦後天皇制、ナショナリズムの構造との不可分な関係について考察し、それを超えていく視座を模索する。
  • 『文化の社会学』, 吉見 俊哉, 有斐閣, 2007年02月, 佐藤健二、吉見俊哉、祐成保志、成実弘至、岡田宏介、高野光平、金田淳子、澁川修一、田仲康博, カルチュラル・スタディーズと並行し、社会学の側から文化の研究がいかに行われてきたのかを総合的に検討し、文化の社会学の基礎を示した。
  • 『市民参加型社会とは―愛知万博計画過程と公共圏の再創造』, 吉見 俊哉, 有斐閣, 2005年07月, 吉見俊哉、町村敬志, 愛知万博開催に至る歴史的経過に多様な角度から光を当て、様々に異なる立場からの対話的実践を読み解く。市民参加型社会の扉を開くためにこの挑戦から学ぶことができる知恵とはなんだろうか。来るべき社会における、行政と専門家と市民の間の新しい関係を模索する。
  • 『東京スタディーズ』, 吉見 俊哉, 紀伊国屋書店, 2005年04月, 吉見俊哉、若林幹夫, バブル崩壊後の東京に照準しつつ、巨大再開発、臨海副都心、皇居、エスニック・スポット、郊外、米軍基地、ホームレス、建築、文学、映画、サブカルチャー…複数のルートから都市の現在に迫る、クリティカルな視座からの新東京ガイドブック。
  • 『万博幻想―戦後政治の呪縛』, 吉見 俊哉, 筑摩書房, 2005年03月, 高度成長の頂点を象徴する大阪万博から数え、二〇〇五年の愛知万博は日本で開催される五度目の万国博覧会である。その間、万博は一貫して、豊かさへの大衆的な欲望と国家の開発主義政策との癒着を可能にする仕掛け―万博幻想―として機能してきた。本書は、こうした「幻想」を広く長く作用させてきた「政治」の場としての万博の内実とその行く末を、国家と地方行政、財界、知識人そして大衆の間に繰り広げられるせめぎ合いに焦点を当てることで浮き彫りにする試みである。
  • 『グローバリゼーションの文化政治(グローバリゼーション・スタディーズ2)』, 吉見 俊哉, 平凡社, 2004年11月, テッサ・モーリス-スズキ、吉見俊哉, 1990年代から急スピードで進んだグローバル化に照準し、文化ヘゲモニーと対抗的実践、混成化とディアスポラ、アイデンティティ・ポリティクスの3つの視点から、批判理論で世界の最前線にいる論者たちに参加していただきながら、新たな理論的展望を示していった。
  • 『事典 現代のアメリカ』, 吉見 俊哉, 大修館書店, 2004年10月, 小田隆裕、柏木博、巽孝之、能登路雅子、松尾弌之、吉見俊哉, アメリカ研究の基礎をなすことを目指して編まれた事典。近代から現代までのアメリカに関する総合的事典。
  • 『メディア文化論』, 吉見 俊哉, 有斐閣, 2004年04月, メディアって何だろう?―メディアやコミュニケーションについて勉強を始めようとしている大学生や大学院生、社会人の方々に最適。方法、歴史、実践という3つの視角から、メディアと私たちの生きる社会との関わりについて、多面的に読み解いていく。真の意味でのメディア・リテラシーを身につけたい人に必携の一冊。
  • 『社会情報学ハンドブック』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 2004年03月, 吉見俊哉、花田達朗, デジタル時代の社会科学への道案内。アクチュアルなテーマ、気鋭の研究者がコンパクトに解説。メディア時代を生きる学生・社会人必携のガイドブック。
  • 『メディア・プラクティス―媒体を創って世界を変える』, 吉見 俊哉, せりか書房, 2003年10月, 長谷川一、 安斎利洋、中村理恵子、アスケ・ダム [著] ; 小川明子訳、バリー・ダンカン [著] ; 坂田邦子訳・解題、呉翠珍、 劉雪雁ほか, 実践としてのメディアについての多面的な考察。グローバル情報化の下で精緻に体系化・管理され、巧妙に環境化したメディアを人々はどう活用していくのか。慣習化したメディアとの関わり方を振り返り、組み替えていくと共に、理論と実践、歴史と現在を連結させた新たなメディア論。
  • 『カルチュラル・ターン、文化の政治学へ』, 吉見 俊哉, 人文書院, 2003年05月, カルチュラル・スタディーズの地平から、消費文化とサブカルチャー、グローバル化とメディア・ナショナリズム、新しい空間論と文化的公共圏等々の問題を広く深く論じ、現代社会を批判的に読み解く豊饒な理論の集成。
  • #『メディア : 言論と表象の地政学 (アジア新世紀 ; 6)』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2003年
  • 『情報学事典』, 吉見 俊哉, 弘文堂, 2002年06月, 西垣通、北川高嗣、須藤修、浜田純一、吉見俊哉、米本昌平 , 情報学、メディア研究、コミュニケーション学についての文理越境的な事典。新しい学問分野の確立を目指した。
  • 『一九三〇年代のメディアと身体』, 吉見 俊哉, 青弓社, 2002年03月, 吉見俊哉、野上 元、難波功士、高 媛、横光利一、中井正一、北田暁大、真鍋昌賢、山口 誠, 危機の時代に繰り返されてきた1930年代への関心。さまざまな知が戦争に向けた動員体制にのみこまれていったファシズムの時代として、この時代標識は「歴史は繰り返す」式の問題設定を引き出してきた。しかし、この時代の言説とメディアに堆積した生きた経験のなかに分け入っていくとき、どのような地平が開かれていくのだろうか。30年代のメディアと身体のありようについて、「総力戦の思想」「宣伝の思想」「観光の思想」「メディアの思想」「口演の思想」「放送の思想」という6つのテーマに 焦点をあてて、われわれ自身の経験や実践、社会的リアリティの変容を考察し、現在を歴史的・立体的に把握する手がかりを探り出す。
  • 『20世紀日本の思想(思想読本5)』, 吉見 俊哉, 作品社, 2002年02月, 成田龍一、吉見俊哉, 20世紀日本はいかに、どのようにして思想的成果を生み出してきたのか。それはいかなる歴史的文脈において生じたのか。現代の知を論じるに当たっての概念そのものの歴史性を問い、その起源あるいは基準をおき、その概念の解釈の変遷史として著作を取り上げた20世紀日本の知的創造を広範に対象としたブックガイドとして編まれた。
  • 『アジア新世紀』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2002年, (編集委員)青木保、小杉泰、莫邦富、吉見俊哉、姜尚中、坂元ひろ子、山室信一、四方田犬彦, グローバル化はアジアと西洋の地政学的な2項対立をつきくずし、アジアの存在意義さえも溶解させようとしている。アジア観の相克を歴史的,文化的に根底から問い、アジア認識から交通、都市空間まで現代アジアの多層的、ネットワーク的空間を概観する、変貌するアジアのアジア化と脱アジア化の位相を解明する。 
  • #『冷戦体制と資本の文化 (岩波講座近代日本の文化史 ; 9)』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2002年12月
  • #『拡大するモダニティ (岩波講座近代日本の文化史 ; 6)』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2002年, 小森陽一、千野香織、酒井直樹、成田龍一、島薗 進、吉見俊哉
  • 『グローバル化の遠近法―新しい公共空間を求めて』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2001年02月, 吉見俊哉、姜尚中, 脱政治の動きに胚胎する「政治」の危険性と可能性、グローバル都市東京に登場した石原慎太郎、ネットワーク型メディアの普及がもたらしたもの、消費社会に見え隠れするナショナリズムと新しい市民運動―グローバル化がつきつける、さまざまなレベルでの変化を読み解きつつ、今この国に起きている地殻変動の意味、そして「新しい公共空間」のありようを探る。
  • 『カルチュラル・スタディーズ 』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 2000年07月, 文化を、すでにそこに在り、固有の内容を含むものとする我々のまなざしの背後には、いかなる政治学が内包されているのか。単なる実証主義的な文化研究を超えて、それ自体を「問題化」することとは、何を意味するのか。「対象」としての文化から、「問題」としての文化へ。カルチュラル・スタディーズの問題構制を歴史的に位置づけなおし、近代における文化概念の存立そのものを問い返す。
  • 『社会学文献事典』, 吉見 俊哉, 弘文堂, 1998年, 見田宗介、上野千鶴子、内田隆三 、佐藤健二、吉見俊哉、大澤真幸, 社会学の基礎となる膨大な文献についての事典。社会学的知への手引きとなる。
  • 『メディア・スタディーズ』, 吉見 俊哉, せりか書房, 2000年04月, 吉見俊哉、レイモンド・ウィリアムズ/小野 俊彦訳、ロジャー・シルバーバストーン/土橋 臣吾・伊藤 守訳、北田 暁大、伊藤 守、石田 佐恵子、瓜生 吉則、中村 秀之、デビッド・モーレー/成実 弘至訳、イエン・アング/山口 誠訳、難波 功士、毛利 嘉孝ほか, 既存のマス・コミュニケーション研究やメディア論のパラダイムを内側から喰い破っていく試みとして、ここにメディア・スタディーズを構想。文学的なメディアや映画、ポピュラー音楽などがこの構想 の射程に含まれるのはいうまでもないが、同時にテレビや新聞、雑誌、広告、マンガなどがメディア・スタディーズにとって中核的な探究のフィールドとして焦点化されなければならない。マクルーハン風にいうならば、概して「冷たい」メディアに属するこれらは日常生活と切れ目なくつながっており、テクスト論的なアプローチには限界がある。メディアを作者の意図や意味が結晶化されている媒体としてではなく、その前にたむろし、往来する散漫なまなざしが作用していく集合的な身体力学の場として捉え直していかなければならない。
  • 『内破する知―身体・言葉・権力を編みなおす』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 2000年04月, 栗原彬、佐藤学、小森陽一、吉見俊哉, 近代の知を「内破」し、蠢動し、胎動しつつある新たな知の姿。政治、社会、教育、思想、メディアの研究者が、みずからの学問を問いなおし、苦闘し、知の境界線を越境する。
  • 『メディア空間の変容と多文化社会』, 吉見 俊哉, 青弓社, 1999年12月, 吉見俊哉、大澤真幸、小森陽一、田嶋淳子、山中速人, グローバル化とボーダーレス化が急速に進む現代。都市やメディアの持つ意味と役割を文化や社会との関係の中で捉え直していく視点が、ますます重要になっている。地球規模での文化の混合状況をふまえ、文化研究、社会学、文学、エスニシティ研究など、様々な分野の第一線で活躍する研究者が独自の斬新なメディア論を展開する。都市やメディアの発展と、それに伴う文化の異種混交の問題を見通す論考集。
  • 『運動会と日本近代』, 吉見 俊哉, 青弓社, 1999年12月, 吉見俊哉、平田宗史、入江克己、白幡洋三郎、木村吉次、紙透雅子, 近代国家日本のイデオロギーと伝統的な民俗的祝祭・儀礼が接合された近代の祭りとしての側面をもつ運動会。近代社会システム構築の礎とされたその歴史を検証し、日本人の集合的無意識が顕現する場としての運動会を多角的に考察する。
  • 『ニュースの誕生-かわら版と新聞錦絵の情報世界』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 1999年11月, 吉見俊哉、木下直之、佐藤健二、北原糸子、岩崎均史、田中葉子、延廣眞治、土屋礼子、山本拓司、富沢達三、平田由美、森 洋久、宮本大人、村上直之, 本書は、東京大学総合研究博物館の企画「東 京大学コレクション4」として、東京大学社会情報研究所創立五十周年を記念し、1999年10月8日から12月12日まで開催される展覧会「ニュースの誕 生―かわら版と新聞錦絵の情報世界」の図録である。展示された資料の主要なものに、若干の展示されない参考資料を加え、その図版を掲載した。巻末に、社会情報研究所が所蔵する小野秀雄コレクションのうち、かわら版・新聞錦絵の全リストを掲げた。
  • 『カルチュラル・スタディーズとの対話』, 吉見 俊哉, 新曜社, 1999年05月, 花田達朗、吉見俊哉、コリン・スパークス, 文化のナショナルな境界線を問い直し、アカデミズムの知とその外の知との境界線を問い直し、学問を分割する境界線を問い直すカルチュラル・スタディーズ。その中心人物スチュアート・ホールほかイギリスの研究者を招いて開かれたシンポジウムの全記録。
  • 『デザイン・テクノロジー・市場(情報社会の文化3)』, 吉見 俊哉, 東京大学出版会, 1998年06月, 嶋田厚、柏木博、吉見俊哉, 1990年代に東京大学社会情報研究所を中核に展開された大規模研究プロジェクトの成果として、グローバルに展開する情報技術と、日常生活の中でのモノのデザインや映像的なイメージの変容、マクロな視点とミクロの視点を交差させ、情報化社会に生きる私たちの美意識とメディア観、文化の創造と消費の間にある入り組んだ関係を照射した。テクノロジーとデザインの接点を高度情報社会の文化状況において探った。
  • 『メディア論』, 吉見 俊哉, 放送大学, 1997年04月, 吉見俊哉、水越伸, メディア論の基本的教科書。内容は、メディアに気づく・メディアを学ぶ、メディア論の視座、19世紀の電気情報爆発、20世紀メディアの生成、20世紀型メディアの確立、21世紀デジタル情報化の混沌、メディア論の系譜、メディアの生態系をデザインする、メディア・リテラシーの覚醒等。
  • 『コンピュータのある教室―創造的メディアと授業 』, 吉見 俊哉, 岩波書店, 1996年12月, 苅宿俊文、佐伯胖、佐藤学、吉見俊哉、鵜飼正樹、西澤晃彦、難波功士, コンピュータの教室導入後、教師の努力によって、コンピュータが学びや成長を促すかけがえのない役割を果たしたときにはじめて、授業は変わる。そのような創造するメディアとしてのコンピュータのあり方を実現するために、実践を紹介しつつコンピュータ教育の現状と問題点を考える。
  • 『都市の空間 都市の身体』, 吉見 俊哉 , 勁草書房, 1996年05月, 若林幹夫、成田龍一、中筋直哉、ジェフリー・E・ヘインズ/遠藤知巳訳、吉見俊哉、鵜飼正樹、西澤晃彦、難波功士, 「空間」と「身体」をキーワードに、近代日本の都市に生きる人々についての新しい認識のパースペクティヴを開拓する気鋭の都市社会学者たちの論文集。
  • 『リアリティ・トランジット』, 吉見 俊哉, 紀伊国屋書店, 1996年02月, 東京ディズニーランド、オウム真理教、マスコミ、天皇制、都市、TVアニメ、ファミコン(RPG)、テレフォン、メキシコ・シティ、ジャン・ボードリヤール、孤独な群衆…80年代後半~90年代の事件・現象を見つめ、人びとのリアリティの変容を水平・鉛直の両軸から測定する同時代論。
  • 『「声」の資本主義』, 吉見 俊哉, 講談社, 1995年05月, 「声」がブルジョア的記号として、流通しはじめる一九世紀。電気的テクノロジーが、つぎつぎに新たなネットワークを生み出した。大衆の想像力…。資本の欲望…。国家の戦略…。混沌たる草創期のメディア状況と消費社会のダイナミクスを解明する。
  • 『メディア時代の文化社会学』, 吉見 俊哉, 新曜社, 1994年12月, 電話、テレビ、パソコン、メディア、イベントなどメディアは日常的な親近性をもってわれわれの感覚のレベルに浸透している。生活意識や感覚を無意識に変容させるメディアの多元的な様相と、その諸層へ個々人がインターフェイスする情報空間のドラマを描き出す。
  • 『メディアの現在形』, 吉見 俊哉, 新曜社, 1993年05月, 香内三郎、山本武利、林利隆、田村穣生、真鍋一史、古賀豊、花田達朗、広瀬英彦、小玉美意子、安川一、吉見俊哉, 本書は、ヴァーチャル・リアリティ、パソコン通信、伝言ダイヤル、氾濫するコミックなどの最前線のメディア状況から、マイノリティとメディア、法とメディアなどの切実な問題まで、メディアをめぐっていま考えるべきことを最新のデータを駆使して論じきる。
  • 『メディアとしての電話』, 吉見 俊哉, 弘文堂, 1992年11月, 吉見俊哉、若林幹夫、水越伸, 若者の日常意識や時代をつつむ感覚を捉える必須のメディアとしての電話をコミュニケーション論・メディア論として論じ、近代急速に高まった電話への知的関心に社会・文化的側面から応える先駆的な作品。
  • 『博覧会の政治学―まなざしの近代』, 吉見 俊哉, 中央公論社, 1992年09月, 帝国主義のプロパガンダ装置、消費社会の広告装置、見世物としての娯楽装置、博覧会は大衆の欲望や感覚をどのように動員し、再編したのか?18世紀末にフランスに誕生した資本主義の祭典=展示会は、19~20世紀、各国の万国博覧会へと発展する。国家は「帝国」と「商品」をディスプレイし、博物学的まなざしは、日常生活領域へと浸透すると同時に、大衆の欲望=娯楽・見世物性を満足させる。博覧会という場が孕む微視的な権力の作用を明らかにし、スペクタクルの社会理論を提示する。
  • 『記録・天皇の死』, 吉見 俊哉, 筑摩書房, 1992年03月, 栗原彬、杉山光信、吉見俊哉, 〈自粛〉という天皇制をめぐる空洞化現象、戦争体験をもつ人びとの天皇観、若い世代のイヴェント的受容、世界各国の反響―。〈天皇の死〉をめぐる人びとの心性と表情を多面的に分析。昭和天皇の発病から大喪の礼まで―。昭和の終焉の時代精神を正確に記録。〈天皇の死〉という裂け目から日本をみる。
  • 『大衆文化事典』, 吉見 俊哉, 弘文堂, 1991年02月, (編集委員)石川弘義、津金澤聡廣、有末賢、佐藤健二、島崎征介、薗田硯哉、鷹橋信夫、田村穣生、寺出浩司、吉見俊哉, 近現代日本の大衆文化全体をテーマにした初の総合的事典
  • 『都市のドラマトゥルギー:東京・盛り場の社会史』, 吉見 俊哉, 弘文堂, 1987年, 盛り場を「出来事」として捉える独自の手法によって都市論の可能性を押し広げ、近年の文化研究にも影響を与え続けている新しき古典。「浅草」から「銀座」へ「新宿」から「渋谷」へ-東京における盛り場の変遷を軸に、そこに群れ集う人々がドラマを織りなす劇場としての都市のダイナミズムを活写する。

競争的資金

  • 23H00057, 上演する地域:〈まちづくり型〉芸術祭と〈自己‐空間‐時間〉意識の変容
  • 18H03646, プレ-ポストオリンピック期東京における世界創造都市の積層と接続に関する比較社会学, 令和元年度以来、若手研究者チームと分担研究者チームの2つが並行して研究会と議論を重ねてきた。特に若手研究者は、「ポスト2020の東京をいかに考えるか」という問題意識から、上野・秋葉原・神保町という都心北部地域における都市の変容を探究してきた。しかし、2020年3月に新型コロナウィルス感染症の拡大が深刻化し、実際の都市のフィールドでの調査研究や対面での研究会開催がきわめて困難になった。コロナ禍は2021年も収まらず、2020年から1年延期されて21年7月に開催された東京オリンピックは、日本社会が抱え込んできた様々な問題点を一挙に露呈させるような困難極まる開催となった。本研究は、まさにこのコロナ禍でのオリンピックの強行的な開催自体に、現代日本が抱えている諸問題を考える重要な鍵があるとの認識に達し、2021年4月から若手研究者チームにおいて東京オリンピック2021の開催過程とその国内外メディア報道についての集中的な分析を進めた。社会全体が紛糾しながらオリンピック開催に向かっていく過程を詳細に記録しつつ、それを同時代的に分析したわけである。この記録と分析の作業は大きな成果を生み、報告書のほか、河出書房新社から2021年度の研究の成果として吉見俊哉編著『検証 コロナと五輪:変われぬ日本の失敗連鎖』(河出新書、2021年)を出版することができ、反響を呼んだ。同書は、2021年の東京オリンピックがどのように延期の末、無理筋の開催となり、この過程においてどのようなメディア報道や世論、海外の視点が絡まりあっていったのかを総合的に検証した数少ない本格的研究書であり、今後、日本でのオリンピックの歴史について研究する者が必ず踏まえなければならない貴重な先行研究となると自負している。;2020年3月から深刻化した新型コロナウィルス感染症の感染拡大と、それに伴って行われた様々な感染予防のための社会的行動の制限が2021年度も続いたことにより、本プロジェクトも大きな打撃を受けた。まず、若手研究者を中心に組織しようとしていた対面での研究会やフィールドワークはほとんど実施不能になってしまった。すべてをオンラインに切り替えざるを得ず、現地での調査や対話が重要な意味を持つ部分の研究では、大きな進捗を示すことができなかった。その反面、2021年に開催された東京オリンピックをめぐる様々な社会過程やメディア言説については、こうした困難な状況を逆手に取る仕方で集中的かつ総合的な分析を進め、大きな成果を得ることができた。本プロジェクトが2021年度に進めた東京オリンピック2021についての研究は、このオリンピック開催をめぐってなされた社会学やメディア研究の分野からの批判的検証のなかでも最も価値ある共同研究になったと自負している。したがって、東京オリンピックについての研究という面では、本研究はすでに十分な成果をあげている。残されている課題は、表題に掲げてきた「ポスト・オリンピック期の東京における世界創造都市」の形成に関する研究の部分である。この点に関しては、すでに2020年11月に、オンラインで国際シンポジウム「東亰新論:オリンピックの後にあったもの」を開催したわけだが、イベントとしての東京オリンピックの分析と並行して進めるはずだった、1960年代の都市改造とその後の開発、近年のジェントリフィケーションの中で変容してきた東京都心の諸都市空間についての批判的分析が十分な形でまとめられていない。今後は、東京オリンピック自体についての分析はすでに成果が出たので、むしろその外側にあった東京の都市空間の変容についての考察を深めていく必要がある。;2020年3月から深刻化した新型コロナウィルス感染症の感染拡大と、それに伴う社会行動の制限が2021年度も続いたことにより、本プロジェクトも大きな打撃を受けた。しかし、2021年に開催された東京オリンピックをめぐる様々な社会過程やメディア言説については、こうした困難な状況を逆手に取る仕方で集中的かつ総合的な分析を進め、大きな成果を得ることができた。したがって、本研究はイベントとしての東京オリンピックに関する研究という面ではすでに十分な成果をあげている。その一方、「東京における世界創造都市」の形成に関する研究という面では課題を残していることになる。すでに本研究では、コロナ禍の最中にオンラインで東京都心北部の都市空間の変容をテーマにした国際シンポジウムを開いているが、その成果を十分には深められていない。したがって、今後の研究課題は、21世紀の東京における東京の都心空間の変容についての調査分析を深めていくこととなる。すでに説明してきたように、本研究のこの側面は、とりわけ東京文化資源会議の東京都心北部をめぐるプロジェクトと連携して進められてきており、今後は一層、そうした連携を強化する仕方でこの方面での研究を推進していくつもりである。
  • 17H02598, 「脚本クロニクル」サイト構築とその教育活用および国際発信, 研究公開促進費(データベース)を利用した脚本データベース構築作業と並行して、第一次資料の脚本を収集し、その分析研究を日本大学芸術学部、東京大学大学院情報学環等と連携し行った。国立情報学研究所の高野明彦研究室と連携して、放送研究またはその他の人文・社会科学分野の研究にとって有用なデータベースの仕様について検討した。;また、脚本研究の対象となる脚本家のオーラルヒストリーをインタビュー調査により収集し、脚本家の情報を深める「個別アーカイブ」を作成した。講師に脚本家を迎えた小学生・中学生向けの脚本講座を実施し、教育活用のあり方を検討した。年度末にシンポジウムを実施し、当該年度の活動報告を行った。;放送脚本とは番組制作時に使用され一般に公開されない内部資料であり、近年、文化関係資料としてその価値が見直されている。本研究では脚本を収集するとともに、脚本家に焦点をあてたオーラルヒストリーを実施し、インタビューや脚本を公開するWeb版「脚本クロニクル」を作成した。;脚本の体系化により①放送史を読み解き、②当時の社会・家族関係をとらえ、③言語学の見地より言葉の変遷も可視化できることがわかった。また④映像と脚本の対比研究、創作やセリフ実演等を教育現場で試行し、国語やコミュニケーション教育での実用化を検討した。さらに「脚本クロニクル」を多言語化し日本の放送文化アーカイブとして国際発信を目指した。
  • 26243004, 東アジアにおけるアメリカ認識の相克--日中韓比較による総合的研究, 本研究では、現代の東アジア国際関係に、日本、中国、韓国各国の対米認識の相違がいかなる影響を及ぼしてきたのかを、歴史と国際関係の現状との両面から解明してきた。;米国がこの地域で超大国として登場した第二次世界大戦以後現在まで、日中韓三国は、相互の対立と協調の諸局面で、自国の国益のために、米国の影響力を利用する必要に迫られてきた。本研究により、米国の歴史、社会、政治、経済、対外関係をいかに理解するかが、各国の内外諸政策の不可欠の決定要因であったことが明らかとなった。トランプ大統領登場以後の東アジア政治の展開も、それがアメリカ政治の変容と連動することを示すもう一つの事例であったといえよう。
  • 25245058, 矢内原忠雄学生問題研究所未発掘資料から見る1950年代の学生運動と若者意識の分析, 本研究は未発掘であった「矢内原忠雄学生問題研究所資料」の整理から始まり、そこから同研究所の活動や晩年の矢内原忠雄の最大の関心事であった1950年代の若者意識の変化や学生運動の様相を多角的に分析した。それにより、同時代の学生たちの雑誌サークル活動や同研究所の米国アジア財団との繋がり、大学の自治のあり方などの重層的な厚みを戦後日本社会のなかに見出した。また、これらの資料群の本格的な目録作成、デジタル・データベース化を行うことで、本資料の詳細な内容と学術的価値を示した。さらに、その資料のパブリック・ドメインによる一般公開を行うことで、後続の研究が自由に資料を活用でき、日本の学術への発展に寄与した。;本研究の意義はこれまで知られていなかった「矢内原忠雄学生問題研究所」の活動内容を詳細に明らかにし、その膨大な資料をデジタル・アーカイブ化して公開することによって、戦後日本社会の若者意識や学生運動、知識人と学生の関係史、矢内原忠雄の影響圏など、本資料の文政を通して可能になる多くの研究に新たな地平を開くことができた。また1960年の日米安保闘争という戦後日本最大の転換点で若者たちが何を考え、どのように行動していたかを膨大な資料群と各領域の専門家によってその重層性が明らかにされた。本研究は未発掘資料に光を当てただけでなく、1950-60年代の新たな学生像を描き出した点で、戦後日本社会研究に貢献した。
  • 25240053, 歴史写真に基づく1860~1930年代の日独関係史の再構築, 本課題では、明治維新期から日独防共協定締結期、すなわち、1860年代から1930年代を対象に、日独交流の歴史を3期に分けて、日独関係史の再構築を行った。従来の日独交流史研究は、主として両国の政治家や学者の文献資料を基に描かれて来た。それに対して、本課題では、ドイツと日本の両国において歴史写真をはじめとするメディア資料と関連文献資料の調査・収集・分析を行い、日本とドイツ両国の国民の視点を重視した。ドイツにおける調査では、とくに、トラウツ・アーカイブ(ボン大学所蔵)、グラウ・アーカイブ(ヘルムート・グラウ氏所蔵)に重点を置おいて、写真資料・映像資料と関連する文献資料の調査を行った。
  • 12F02313, 「帝国」日本と戦後におけるラジオ放送及び主体の政治学, 今年度行った具体的な作業は以下の1~2であり、その成果は3~5のようになる。;1.日本・韓国での資料調査:去年につづいて「帝国」日本の放送に焦点を当て、植民地での放送、東亜放送、そして海外放送に対する資料収集と分析に集中した。日本では東京大学、NHK放送博物館、早稲田大學演劇博物館、国立公文書館、国会図書館などで、韓国ではソウル大學、国会図書館などで資料を収集した。2.新しい資料を取り入れ、博士論文を修正・加筆した。3.「帝国」日本の東亜放送網を技術・施設の側面から批判的に再考した内容の論文を韓国の学術雑誌に投稿した結果、査読を通って2014年の5月に出版された。4.平成25年Asian Studies Conference in Japanで発表した論文(米軍占領期北海道で米軍の許可を得ずに行われたラジオ共同聴取が朝鮮戦争の際に起こした冷戦的パニックに対する批判的研究)を修正・加筆して日本語でメディア史研究会第240回月例研究会で発表した。この論文は終戦直後に北海道の農山村を中心に急速に広がったラジオ共同聴取施設が1950年に入ってアメリカ占領軍の北海道地区民事部(Hokkaido Civil Affairs Region)をパニックに陥らせ、それを規制・監視するための法案を成立させた一連の事件を批判的に検討する内容である。;5.共同研究プロジェクト「The Affect of Difference」の共編書の出版(出版社と交渉中)のため、平成25年に初稿を執筆した論文を加筆・修正し、編者に提出した。「帝国」であった日本放送の聴取者の多様な民族構成に焦点を当てた研究である。;26年度が最終年度であるため、記入しない。;26年度が最終年度であるため、記入しない。
  • 23300092, テレビ・コンテンツ分析の情報記号論的研究とハイパー・アーカイブの制作, テレビ番組に関する「意味の知」を構造化して「TVアーカイブ学」を体系化し、番組デジタル・アーカイブの理想的な構想と構築に役立てる研究である。情報技術(IT)をメディア研究に組み込むことをめざす<情報記号論Information Semiotics>の新しい展開であり、研究成果は次の三つの次元からなる。(1)情報記号論にもとづく「テレビ・アーカイブ学」の体系化; (2) TV番組のハイパー・アーカイブ・プラットフォーム「Hyper PLATEAU」の制作; (3) 日本のテレビの第一世代をつくった「放送人」たちの証言ビデオを使った、TVアーカイブ研究と日本テレビ史の実証研究。
  • 22330146, 記録映画アーカイブに見る戦後日本イメージの形成と変容, 岩波映画製作所が製作した約4千本のフィルム原版をはじめ、合計で約1万本の記録映画を収集・保存した。このうち約6千本分のデータベース化を行い、検索システムをウェブ上で公開した。また収集・保存した記録映画を活用して、戦後日本イメージについて討論する全10回のシンポジウムやワークショップ(研究上映会)を開催した。その成果は『記録映画アーカイブ』シリーズとして東京大学出版会より出版した。さらに、収集した記録映画を活用して長編記録映画『夢と憂鬱~吉野馨治と岩波映画~』を製作・公開した。同映画は平成23年度文化庁文化記録映画賞優秀賞を受賞したほか、各地の映画祭で上映された。
  • 22320131, 東アジアにおける前期冷戦文化の多角的考察, 「戦後」といわれる時期は、世界史的な視野では冷戦体制となる。この認識のもとで、これまで「戦後文化」として、一国史的に考察されてきた思想史、文化史を「冷戦文化」として、あらためて把握しなおした。東アジアのなかで、「日本」の思想史を点検し再文脈化をおこなったが、「戦争経験」が大きな軸となった。アジア・太平洋戦争の「戦争経験」が、朝鮮戦争とベトナム戦争の影響のもとで、いかなる総括がなされたか、の解明を試み、とくに、沖縄での営みの考察には、力を入れた。また、冷戦文化は、映画や大衆小説として展開されることが多く、その点から映画の分析をおこなった。この過程を通じて、冷戦文化という概念を鍛えていった。
  • 21310163, 占領~ポスト占領期のアメリカ広報宣伝/メディア政策-映像とラジオを中心に, 2011年3月と2012年3月の2回、研究代表者・分担者および海外研究協力者による国際シンポジウムを東京大学で開催し、研究成果を公表するとともに貴重なフィードバックを得た。2012年のシンポジウムの内容は、同時に論文集(共著書)にまとめられ、2012年6月末に刊行される予定である。3年間の共同研究を通して、冷戦初期アメリカの海外向け視聴覚メディアに関する研究が、政策と受容の両側面において大きな進展を見た。
  • 21240023, 歴史情報学に基づく明治期社会モデルの研究-写真資料を用いた華族社会構造の解析-, 国内外の名刺判写真の悉皆的な所蔵調査を行ってデジタルデータ化し、デジタルデータを活用した調査研究結果を通じた名刺判写真の生産・流通・消費・保存プロセスの分析と印刷媒体への接続、それによるパブリックな視覚的イメージの生産に注目し、それらが指し示す明治期の社会的高位に属する人々のコミュニケーションモデル、社会モデルの再構築を試みた。これらを通じ、写真資料という、従来歴史資料としての活用が不十分であった資料から読み解くことのできる「歴史情報」とそれに基づいた新たな歴史像、社会像を構築するための基礎を築いた。
  • 20320033, プロパガンダと芸術-「冷戦期/冷戦後」の<芸術>変容, 従来プロパガンダと芸術は、全体主義下のキッチュ対自律的芸術としてのモダニズムの対比図式のもとに考えられがちであった。しかし本研究は、両者の関係について以下の様な新たな認識を多面的に開いた:プロパガンダは、「ホワイト・プロパガンダ」をも視野に入れるならば、冷戦期以降の文化システムの中に東西問わず深く位置付いていき、芸術そのもののありようをも変容させる一要因となるに至った;より具体的に言えば、一方における世界各地の大型国際美術展に示されるグローバルなアートワールドと他方におけるクリエイティブ産業としてのコンテンツ産業振興に見られるように、現代社会の中で芸術/アートはプロパガンダ的要因と分かち難い形で展開している;それに対する対抗性格をも帯びた対抗プロパガンダ、アートプロジェクト、参加型アートなどをも含め、芸術・アートは、プロパガンダとの関係において深部からする変容を遂げつつあるのである。
  • 20300091, テレビ・コンテンツ分析の情報記号論的研究と批評プラットフォームの制作, 本研究では、IT環境上に批評プラットフォーム「Critical PLATEAU」の制作を行うことで大規模なテレビ番組アーカイブと結びついた実証研究を行い、テレビ・コンテンツの「意味批判の知」(=「批評の知」)を構造化してアーカイブ学と結びつけ、テレビ番組デジタル・アーカイブの理想的な構想と構築のための「情報の組織化」に役立てる研究である。情報技術(IT)が生み出すセミオーシス(記号過程)を認識論的モーメントとして学問体系に組み込むことをめざす<情報記号論Information Semiotics>の新しい展開であり、その成果は次の三つの次元からなる。;(1)情報記号論にもとづく「テレビ・アーカイブ学」の定式化;フーコーの「知のアーカイブ学」の枠組みを情報記号論の基礎理論に適用して、情報記号論にもとづく「テレビ・アーカイブ学」の理論パラダイムを生み出す研究が行われた。テレビ記号論に、「通時態的研究」への道が開かれた。;(2)TVアーカイブ分析のための批評プラットフォーム「Critical PLATEAU」の制作;1)ハイパーメディア型理論事典「テレビ分析の知恵の樹」、2)映像分析アノテーション・ツール「Lignes de temps」、3)トピックマップ技術による概念ネットワーク共有システム「知のコンシェルジェ」をテレビ・コンテンツ分析のための「批評の道具(Critical Devices)」と位置づけ、これらをモジュールとしたIT上の統合的な分析環境である批評プラットフォーム「Critical PLATEAU」を設計し制作した。;(3)TV放送アーカイブと結びついたTV分析の実証研究;この批評プラットフォーム「Critical PLATEAU」を使用してフランスINAおよびNHKアーカイブスの協力のもとに、ドキュメンタリー番組を対象にアーカイブ番組分析の実証研究を行った。
  • 19201050, アメリカの世界戦略と文化外交に関する学際的研究, 本研究は冷戦期を中心にアメリカの文化外交の実態を学際的に解明することを目的とし、特に1940年代から70年代にかけて米国国務省が民間人や民間機関、ハリウッド映画産業や航空機産業などの企業と緊密な連携を保ちつつ、日本を含むアジア地域で積極的な文化外交を展開した実態を3年間を通じて明らかにした。本研究が特に注目したのは文化外交の政策的内容よりも実践レベルにおける当事者の意識・行動とその調整・抵抗といった変容のプロセスである。第二次大戦後、戦略的重要性を高めたアラスカ・ハワイの州昇格の際にアメリカ政府が製作した広報映画の分析も研究成果のひとつであるが、太平洋地域における植民地統治と文化的影響に関する幅広い研究を進めたことも本プロジェクトの学術的貢献としてあげられる。特にサイパンとパラオ共和国における実地調査を通じて、スペイン・ドイツ・日本・アメリカによる統治が現地に残した文化とアイデンティティにおける多層な影響力をポストコロニアルの視点から理解し、文化外交が一国の国益を超えた文化混淆をもたらす実態を長い歴史的スパンで、またローカルな文化実践との関連で捉えることができた。
  • 18330111, テレビジョン映像アーカイブ分析と戦後60年の記憶に関する研究, アジア太平洋戦争終結後60年を経過して、テレビがこの戦争をどのように記録し、何を現代社会に残そうとしているか-対象番組群の編成、形式、内容的特性の分析を通じ、それらを覆うジャンルの混淆とアーカイブの実現を先取りしたかのような企図を見出した。さらにテレビの将来とアーカイブの不可避的関係を実証すべくドキュメンタリー制作を追体験し、戦時記憶が社会化・歴史化していく過程における、ポスト証言者の時代のメディアの役割を、「アーカイブが媒介する新しい公共圏の形成」という観点から考察するに至った。
  • 17300080, テレビ・コンテンツ分析の情報記号論的研究とハイパーメディア型事典の作成, 本研究では、IT環境上にハイパーメディア型理論ツール「テレビ分析の知恵の樹」という知識創出のためのコラボレーション・システムを構築することによって、現代日本のテレビ文化の主要ジャンルに関して情報記号論の立場からのテレビ・コンテンツ分析の知識の構造化を行うことがめざされた。情報技術(IT)が生み出すセミオーシス(記号過程)を認識論的モーメントとして学問体系に組み込むことをめざす<情報記号論Information Semiotics>の新しい研究の実現である。;1)基礎理論研究:「テレビ記号論の概念ネットワーク」の実装;日立システムアンドサービス社が開発したトピックマップの技術による知識マネージメントシステム「知のコンシェルジェ」を活用して、「情報記号論」の概念ネットワーク、および「テレビ記号論の原理」の概念ネットワークをコンピュータサーバー上に構築実装し、東京大学のサーバーからアクセス可能とした。;2)システム開発:「テレビ分析の知恵の樹」システムの設計を完成させるとともに、フランスの国立文化機関ポンピドゥーセンターのリサーチ・イノヴェーション研究所と研究協働を実現して、映像アノテーションとメタデータ付与の分析ツール「Lignes de temps」をテレビ・コンテンツ分析に応用する方法を開発した。;3)テレビ番組分析:;「テレビ分析の知恵の樹」を使用したテレビ番組分析の事例の蓄積を踏まえて、フランスINA(国立視聴覚研究所)およびNHKアーカイブス、NHK放送文化研究所との研究協働体制を立ち上げ、「アーカイヴ研究」への展望をひらいた。
  • 16330097, 20世紀後半の東アジアの都市大衆文化における「アメリカ」の受容と反発, 第一に、戦後日本のアメリカによる占領期から60年代までの日本におけるアメリカニズムの重層的な作用について明らかにした。戦後日本のまなざしの重層的変容において切断され、忘却されてきたものが、どうポスト帝国的秩序を、戦前から連続的な仕方で支えたのか。こうした分析を進めることで、20世紀のグローバルな軍事-政治的な地政学と、人びとが日々の生活のなかで経験している意味や欲望、感情を、けっして下部構造と上部構造、ミクロとマクロ、テクストとコンテクストというような二元論ではないかたちで結びつけることができた。;第二に、東アジアにおけるアメリカの文化政策を研究するため、近年桐生市図書館で発見され、現在東京フィルムセンターに所蔵されているCIE映画フィルム(占領期日本で教化・指導政策に携わった、GHQ/SCAPの機関である民間情報教育局Civil Information and Education Section=CIEによる映画作品)のデジタル・アーカイブ化を進めた。老朽化したフィルム映像・音声のデジタル化およびメタデータのデジタル化を進め、デジタル・アーカイブとしてまとめた(http://kirokueiga-hozon.jp/cie/著作権の問題から、限定公開中)。さらにCIE映画を素材とする研究会を開催し、あわせて上映会を開催することができた。;また、この東アジアにおける「アメリカ」を考える際、戦前日本の帝国主義からの連続性を視野に入れて検証し直されなければならない。本研究プロジェクトにおいては、戦前・戦中の日本の帝国主義と東アジアの情報空間を研究するため、複数の大学に存在する「戦争とメディア」をテーマとするデジタル・アーカイブを統合する試みを行った。(戦争とメディア:http://media-portal.iii.u-tokyo.ac.jp/)
  • 13410047, 20世紀における戦争とメディア -両世界大戦期の情報文化に関する歴史社会学的研究-, 本研究では、満州事変から第2次大戦にかけての時期の戦争プロパガンダとメディアの表象、情報・宣伝の理論とシステムに関し、社会学、歴史学、メディア研究、美術史映画史、デザイン史、写真史などの研究者が協力して調査と分析を進めてきた。とくに、研究代表者の吉見が属している東京大学社会情報研究所が所蔵する大量の戦時プロパガンダ関係の資料について、画像データベースの作成と分析の作業を進めた。これらの資料類には、昭和初期に外務省情報部が集めたとされる第1次大戦時の米国など海外諸国の戦争宣伝ポスター約600枚、及び内閣情報部が昭和14〜16年頃に製作した満州及びフィリピンにおける数百枚の宣伝資料が含まれる。データベース作成は、作業スタッフの努力によって順調に進み、第一次世界大戦時の宣伝ポスターについて、基礎データの入力と英語、フランス語、ロシア語などを含む多数の言語からなる資料のテキスト部分についての翻訳作業を終えた。内閣情報部関連の資料に関しても、中国語資料についての翻訳と基礎データの入力作業が完了した。また、これらの社会情報研究所所蔵資料との関係において、国内外の戦時プロパガンダ関係資料の所蔵機関についての調査を進め、このテーマに関連して開かれた展覧会やコレクション資料、研究資料の収集も進めた。以上の研究成果を踏まえて現在は、今回のプロジェクトで作成したデータベースをより大規模なデジタル・アーカイブのシステムのなかに組み込むかたちで発展させるべく基礎的な作業を進めている。
  • 12490014, グローバル・プロジェクトの比較研究-グローバル資本の政治経済とグローバル文化-, 本研究プロジェクトの目的は、グローバルな越境空間を作り出す装置や機構を、グローバリゼーションのポリティカル・エコノミー研究とグローバル・メディアや文化の生産と消費に関わる研究との接点を明らかにすることにあった。グローバリゼーションをキーワードとする問題領域は多義的であり、プロジェクトでは、政治学、経済学、社会学など他分野の参加者を得て、海外からの研究者を含めたワークショップや国内での研究会を各年度に開催した。これらを通して、プロジェクトは、国内の諸領域の研究者との交流を拡大するとともに、海外研究者とのネットワークを構築し、情報の交換につとめた。3年間のプロジェクトを通じて、「グローバリゼーション・スタディーズ」という新しい研究領域の立ち上げを企図するとともに、近代における社会科学や人文科学の知の枠組みの再検討を試みてきた。これらは、均衡、定住、合理性、平和、人権、市民権あるいは監視、強制、暴力といった近代の基礎的な概念構成の転換を模索したものである。プロジェクトの研究成果は、伊豫谷登士翁『グローバリゼーションとは何か』(平凡社)、同編『グローバリゼーション』(作品社)、さらに「グローバリゼーション・スタディーズ」(平凡社)として公刊することになり、すでに第1巻として、山之内靖・酒井直樹編『総力戦体制からグローバリゼーションへ』(平凡社)を出版し、引き続き、伊豫谷登士翁・姜 尚中編『グローバリゼーションの政治経済』(仮題)、吉見俊哉・テッサモーリス-スズキ編『グローバルカルチャーの生産と消費』(仮題)として出版することになっている。プロジェクトは、今後、越境空間の具体化に取り組むことになっている。

教育活動

担当授業

  • 都市とメディアの社会学, 2023
  • グローバリゼーション論, 2023
  • 都市とメディアの社会学, 2023, この授業では、前半では都市の社会学を、後半ではメディアの社会学を学んでいく。都市の社会学では、東京都心を街歩きすることから始め、いつも何気なく見過ごしている都市の風景に、どのように歴史や社会の断層や接触点が溢れているかを実感してもらう。その上で、盛り場、ディズニーランド、オリンピックシティ、都市のアメリカ化などについてアプローチする具体的で批判的な作業を行う。次にメディアの社会学では、拙著『メディア文化論』を主要なテキストに、それを学生たちが批判するという授業方法を通じて、出版と新聞、電話とインターネット、映画、テレビなどのメディアに文脈的にアプローチしていく批判的方法を学んでいく。
  • グローバリゼーション論, 2023, 1~3回は、コロナ・パンデミックから東京ディズニーランドまで、現代日本で起きていることがいかにグローバル化と結びついているかを考える。5~7回は、戦前・戦後のアメリカ化を中心に、西洋化、アメリカ化、グローバル化の関係を考える。9~11回は、より長期の世界史的変化の中にグローバル化を位置づける。4、8、12回は、中間総括的な討論を進める。最後の数回で理論的な展望を学ぶ。