K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

楊 惠亘
観光まちづくり学部 観光まちづくり学科
専任講師
Last Updated :2023/12/21

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    楊 惠亘, ヨウ ケイセン

所属・職名

  • 観光まちづくり学部 観光まちづくり学科, 専任講師

学位

  • 2003年06月, 学士(農学), 国立台湾大学, 農学関係
  • 2007年03月22日, 修士(工学), 東京大学, 工学関係, 修工第22242号, 台北市による歴史的建造物の再利用方策に関する研究
  • 2013年09月12日, 博士(工学), 東京大学, 工学関係, 博士第8075号, 台北市における文化・芸術を主軸にした都市空間施策による都市再生に関する研究

本学就任年月日

  • 2022年04月01日

研究活動

競争的資金

  • 26420613, アジア大都市の歴史文化による都市再生―社会経済組織と文化遺産の保全に着目して―, アジアにおける都市保全においては、有形・無形の遺産に加え、その界隈を特徴づける固有の職業構成や人口構成等の「社会経済組織(social tissues)」が都市において果たしてきた役割を評価し、それらを一体として捉えることが不可欠である。そのような認識のもと、台北・ハノイ・ペナン・バンコクのアジアの4都市の歴史地区を対象に調査を行った。その結果、①地域の社会経済状況の変遷、社会経済組織の変遷、および両者の相関、②有形・無形の遺産の保全状況、③社会経済組織を組み込んだ都市保全のための制度設計にかかる重要要因と各地域で講じられているそれら重要要因に対する多様なアプローチ方法を明らかにした。
  • 24860052, アジア大都市の歴史的街並み保全のまちづくりにおける多主体連携プロセスに関する研究, アジア大都市の4つの歴史地区(台北市大稲埕地区、ハノイ市36通り地区、横浜市山手地区、ペナン市ジョージタウン世界遺産地区)で取り組まれている保全型まちづくりについて、歴史的環境保全の仕組みと取組、市民活動支援の仕組みと取組、ステークホルダーの役割に着目して分析した。その結果、保全型まちづくりの展開における重要要因を抽出するとともに、関係者が担う重要な役割を類型化した。また、各地区の比較から、多主体連携により進める保全型まちづくりのための重要要因の抽出、および住民・市民らの参加意向の発展に応じた住民参加制度の整備の必要性を指摘した。

教育活動

担当授業

  • 導入ゼミナール, 2022, 1年次前期の必修となる本科目では、観光まちづくり学部での学習を始めるにあたり、大学における主体的な学修の方法を理解し、基礎的な学修能力を身につけることを目的とする。|具体的には、初歩的なアカデミックスキルとして、文献検索・引用の作法や、論理的な記述方法に基づいたレポートの作成方法を修得する。また、 他者と協働して課題に取り組むためのディスカッションやプレゼンテーシ ョンの作法について、観光やまちづくりにかかわる課題を通して実践的に身につける。
  • 観光まちづくり演習Ⅱ(地域分析), 2023
  • 導入ゼミナール, 2023
  • 観光まちづくり演習Ⅱ(地域分析), 2023, 2年次後期の必修となる本科目では、2年次前期の「観光まちづくり演習Ⅰ」で修得した調査手法を活用して、具体的な地域を対象とした総合的な分析と、複数地域との比較分析等を通じて、対象地域の特性と課題を実践的に把握できるようになることを目的とする。また、グループで課題に取組むことから、目標に向かって他者と議論し、協働する姿勢を身につけることを目指す。最終段階では、総合的な分析を通して把握した地域の特性・課題について発表を行う。
  • 導入ゼミナール, 2023, 1年次前期の必修となる本科目では、観光まちづくり学部での学習を始めるにあたり、大学における主体的な学修の方法を理解し、基礎的な学修能力を身につけることを目的とする。|具体的には、初歩的なアカデミックスキルとして、文献検索・引用の作法や、論理的な記述方法に基づいたレポートの作成方法を修得する。また、他者と協働して課題に取り組むためのディスカッションやプレゼンテーシ ョンの作法について、観光やまちづくりにかかわる課題を通して実践的に身につける。