K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

Yuta TEZUKA
Department of History
Associate Professor
Last Updated :2023/12/21

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    Yuta TEZUKA

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所属・職名

  • Department of History, Associate Professor

学位

  • Mar. 2016, 博士(歴史学), 國學院大學, 文甲第203号

本学就任年月日

  • 01 Apr. 2017

研究分野

  • Modern Japanese history, 日本近代・現代の政治史、及び地域史
  • Japanese political history, 政党及び議会政治家の支持基盤

研究活動

論文

  • Party organisation and support bases of the two major political parties in the pre-war and wartime periods, 153, 19, 34, 23 Aug. 2019
  • Conditions of the First General Election Campaign in Japan: A Case Study of the Home Affairs Bureaucrat and Colonial Bureaucrat Eifu Moriya, Tezuka Yuta, The Journal of history, 84, 81, 104, Dec. 2018, This paper clarifies the actual conditions of the election in Japan’s first universal male suffrage campaign in 1928, using the Home Affairs Bureaucrat and Colonial Bureaucrat Eifu Moriya’s campaign in that election as a case study. Previous research related to the first universal male suffrage campaign in Japan exists. However, there is not much information regarding how individual candidates conducted their campaigns. That is, the research does not often consider the actual conditions of the campaign and the formation of an electoral base of power from a micro perspective. Furthermore, few studies are based on the historical materials left by the candidates themselves, and therefore, the actual conditions are not presented clearly. By considering Eifu Moriya, who left abundant materials about his election campaign activity, including letters and diaries, we have been able to depict the specific interaction of the candidates, his supporters, and the voters from the first general election. As a result, we have clarified that Moriya and his core supporters approached third parties for support, who in turn found other supporters, and in this way, he personally established a vote-gathering route that directly connected him to the electorate. We have also clarified how he used the personal connections he had cultivated in the colonial bureaucracy to assist his campaign. This paper reveals that similar to the Liberal Democratic Party (LDP) politicians in the 1955 political system of postwar Japan, in that first general election conducted before the Pacific War, an electoral power base was set up with members of the Diet placed at the top level.
  • Party Organization and "Koenkai", Yuta Tezuka, Historical Journal(REKISHI HYŌRON), 817, 01 May 2018
  • 177, 212, 09 Mar. 2018
  • 119-1, 01 Jan. 2018
  • 153, 187, 01 Feb. 2017
  • 220号, 69, 106, 01 Oct. 2016
  • 第29号, 53, 86, 01 Mar. 2016
  • 01 Sep. 2015
  • 205号, 65, 102, 01 Dec. 2011
  • 120編6号, 1, 38, 01 Jun. 2011
  • 279, 311, 01 Mar. 2011
  • 739号, 58, 76, 01 Dec. 2009
  • INOUE Keisuke, Studies in the history of political parties in prewar Hokkaido : Policy issues regarding the Island's reclamation and development, Sapporo, 2019, 129, 4, 461, 469, Apr. 2020
  • 9, 128, 131, 2019
  • ;;;, 45, 23, 29, May 2018

Misc

  • 870, 107, 109, 01 Nov. 2020
  • 129, 4, 461, 469, 01 Apr. 2020
  • 01 Jun. 2019
  • 7, 31, 36, 01 Jun. 2017
  • 10, 64, 67, 01 Jul. 2018
  • 01 Oct. 2015
  • 第66号, 84, 86, 01 May 2015
  • 191, 218, 01 Feb. 2013
  • 第62巻第4号, 78, 80, 01 Aug. 2012
  • 01 Mar. 2011
  • 第201号, 126, 129, 01 Jun. 2010

著書等出版物

  • A History of Modern Japan; the people's will and political party, Yoshiya Suetake, Kaoru Iokibe, Hiroyuki Matsumoto, Yuta Tezuka, Tomoki Takeda, 20 Mar. 2021, 季武, 嘉也, 五百旗頭 薫, 松本 洋幸, 手塚 雄太, 武田知己
  • The formation and development of political party support bases in modern and contemporary Japan : from "Normal Practice of Constitutional Government" to "the 1955 Regime", Yuta Tezuka, 01 Mar. 2017
  • 31 Mar. 2017

講演・発表

  • 16 Nov. 2020
  • 22 Jun. 2019
  • 15 Mar. 2019
  • 20 Nov. 2018
  • 12 Aug. 2018
  • 12 May 2018
  • 09 Mar. 2018
  • 30 Jul. 2017
  • 16 Jul. 2016
  • 01 May 2016
  • 01 May 2015
  • 01 Oct. 2014
  • 01 Jun. 2013
  • 01 Jun. 2010
  • 01 Nov. 2008
  • 01 May 2008

競争的資金

  • 20H01315, 2020
  • 20H01455, 2020
  • 18K12506, A Basic Study of "Koenkai(personal supporters' association)" in Modern Japan, In this research project, I examined the history of " Koenkai (personal supporters' association)," which supports politicians' political activities today, before and after World War II. First, using documents from the Ministry of Home Affairs, which handled election affairs in the prewar period, I quantitatively examined the nationwide distribution of "Koenkai" in the prewar period. I published the results in one academic paper. Second, I published three academic papers that clarified the situation of politicians' support bases, "Koenkai," and election campaigns in the prewar period. Third, based on the results of my research, I wrote a textbook for the Open University of Japan, "Modern and Contemporary History of Japan," and also presented a rough sketch of "Koenkai" and political parties from the prewar to the postwar period. Although I obtained many research results, the analysis of the postwar period remains an issue for the future.
  • 20H01455, A joint research project on the Policy Research Council (Seimuchosa-kai) within conservative parties in Japan: from Meiji to Heisei era, This joint research project started to clarify the history of the Policy Research Council within conservative political parties in Japan.In the research, we divided the research team into a pre-war group and a post-war group. Then we aimed to seamlessly reveal how the councils have developed historically, analyzing the structure and function of the council in each era. As for our research results, we first comprehensively collected meeting records from the "House of Representatives Gazette" and completed a data set that could be used for quantitative analysis. Based on this, Hamamoto and Oku did presentation at the 2022 Japan Comparative Politics Conference. In 2023, Sueki, Tezuka, and Sasabe each reported their studies at the conference of the Japan Electoral Studies Association. Finally, our research results will be shown in the academic book, "Seimu Kenkyukai and Japanese Party Politics", in early 2024.
  • 20H01315
  • 23K12279, Campaigns and Political Families in Prewar Japan

教育活動

担当授業

  • 2019, 日本近現代史の史料は膨大かつ多種多様だが、そのなかでも当事者の行動記録である日記は極めて重要な史料である。とはいえ、日記を読みこなすためには、その他の史料の読解や同時代への理解が必要不可欠となる。本演習では、日記の内容を詳しく調べた上で、他の参加者が理解できる形で発表してもらうことを通じて、日本近現代史の研究方法を学ぶ。| 受講者は、こちらが指定した史料について、その内容・背景などを調べて報告する。平成31年度は前年度に引き続き、戦前日本を代表する政治家の一人である原敬(1856-1921)が残した『原敬日記』を中心的に扱うことで、「平民宰相」と呼ばれた原の実像に迫りたい。なお、史料は報告終了後、全員で音読するので、予習は不可欠である。| 史料報告を通じて、近現代史研究の基礎を学ぶとともに、3年生からの卒業論文に関わる演習を選択するための判断材料の一助として欲しい。
  • 2019, この演習は、日本近現代史を題材に卒業論文を執筆したいという学生が対象である。具体的に前後期を通じて各自が行う内容は、次の通りである。| 第一に各自が関心の持てるテーマに関する学術論文複数を選択し、研究史上の位置づけや、それぞれの関連性を踏まえながら各論文を紹介する。この作業を通じて、卒業論文のテーマ・論点を具体的に設定できるようにする。第二に各自が設定した卒業論文のテーマに関わる史料について、自分自身で史料を博捜した上で、興味深い史料について歴史的な背景・意味などを調べて報告する。この作業を通じて、近現代史研究のために不可欠な知識・認識、及び史料の適切な読解力を身につける。あわせて、自身のテーマを論じるためにはどのような史料があるのか、という点も確認する。第三に各自が設定した卒業論文のテーマに即してレポートを作成する。前期末は自身の研究に関わる先行研究と史料がどの程度存在するのかリスト化してもらう。| 以上の作業を通じて、卒業論文執筆に不可欠となる課題設定力、課題解決力、文章力、プレゼンテーション能力等を段階的に磨いてほしい。| なお、関連する博物館の展示等を見学・閲覧する機会も設けるので、積極的に参加してほしい。
  • 2019, この演習は、日本近現代史を題材に卒業論文を執筆したいという学生が対象である。具体的に前後期を通じて各自が行う内容は、次の通りである。| 第一に各自が関心の持てるテーマに関する学術論文複数を選択し、研究史上の位置づけや、それぞれの関連性を踏まえながら各論文を紹介する。この作業を通じて、卒業論文のテーマ・論点を具体的に設定できるようにする。第二に各自が設定した卒業論文のテーマに関わる史料について、自分自身で史料を博捜した上で、興味深い史料について歴史的な背景・意味などを調べて報告する。この作業を通じて、近現代史研究のために不可欠な知識・認識、及び史料の適切な読解力を身につける。あわせて、自身のテーマを論じるためにはどのような史料があるのか、という点も確認する。第三に各自が設定した卒業論文のテーマに即してレポートを作成する。| 以上の作業を通じて、卒業論文執筆に不可欠となる課題設定力、課題解決力、文章力、プレゼンテーション能力等を段階的に磨いて欲しい。| なお、関連する博物館の展示等を見学・閲覧する機会も設けるので、積極的に参加してほしい。
  • 2019, この授業では、第一に自分の住んでいる場所、関わりが深い場所の「自治体史」(都道府県、市区町村などの地方自治体が発行した歴史の書籍のこと)に掲載されている近現代史料について、調べ報告してもらいます。史料は音読しますから、読みもきちんと調べましょう。第二に、自分の住んでいる場所、関わりが深い場所の地域に遺された金石文(金属や石に刻まれた銘文)や石碑を探し、それについての報告もしてもらいます。地域に遺された金石文・碑文を通じて、地域の歴史を詳細に調べてもらいますこうした二つの報告を通じて、身近な地域の歴史から、日本の近現代史を考えます。| ところで、地域活性化、地方創生、日本遺産など、地域を主な対象とした国の施策は2020年の東京オリンピックを前にたくさんありますが、地域を主な対象にするからには、地域のことを正確に理解している必要があります。観光振興のために地域の歴史を歪めたり、独りよがりな歴史像で集客することは、少なくとも史学科出身者のやることではありません。また、地域の歪んだ歴史像を他者に伝えることは、長期的にはその地域への信頼感さえ損ないかねません。| 史学科の学生諸君は、歴史そのものを直接的に扱う専門的職業に就く人もいれば、地方公務員などその他の分野で活躍する人もいます。しかし、専門家だけでなく、その他の分野で活躍する人が、地域の歴史を主題とした施策に直接・間接を問わず関わることは少なくありません。だからこそ、地域の歴史を冷静なまなざしで見られるようになることが重要です。
  • 2019, 1889年(明治22年)に大日本帝国憲法が発布されて議会制度が導入された。とはいえ、政党の存在は自明ではなく、明治から大正にかけての政党は様々な形で政権への浸透、社会への定着を目指した。昭和期に入ると二大政党が交互に政権に就く「憲政常道」と呼ばれる慣習が生まれ、政党は権力の絶頂を迎えた。しかし、世界恐慌と満洲事変という危機のなかで政権を失い、その後の政党は凋落をたどり、太平洋戦争後の日本国憲法制定まで復活を待つこととなる。敗戦直後に生まれた多数の政党は離合集散を重ねるなかで、自由民主党と日本社会党の2政党に整理され、「55年体制」と称される構図が固まり、両党を中心に戦後政治が展開されていく。| 戦前から戦後の政党の歩みを、ごく簡単に要約すれば以上の様になるだろう。それでは、戦前の「憲政常道」期の政党と、戦後の「55年体制」期の政党には、政策や支持基盤といった面から連続性を見いだせるのであろうか。それとも戦前と戦後の憲法の違いは、戦前・戦後の政党に大きな断絶をもたらしたのであろうか。この授業では戦前と戦後の連続と断絶という古くて新しい課題について、政党と社会との関わりという側面から特に国内政治を中心に論じ、連続と断絶の多様性を説明する。| なお、当該期の政治史は、一部の有力政治家やエリート軍人・官僚を対象とする政治過程が中心的に論じられることが多い。これに対してこの授業では、当時の経済と社会のあり方についても解説を加えることで、より多様な視角から当時の政治を考察したい。
  • 2019, この授業での報告を基礎にして、卒業論文を作成する。まずは自分のテーマに即した研究史の整理を批判的に行い、研究史のなかで自らがいかなる視点に立って卒業論文を作成するか、なぜそのテーマを選ぶのか、その問題意識を突き詰めて報告する。その後、史料を集めて読み込み、報告を重ねて卒業論文の作成につなげる。|
  • 2019, 本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける||本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースでどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。|
  • 2019, 1889年(明治22年)大日本帝国憲法が発布され、帝国議会に衆議院が設けられた。日本において、近代憲法とともに議会制度が、そして議会を構成する議員を選出するための選挙制度が国政レベルで導入されたのである。選挙制度の導入によって国民は新たな政治参加の機会を得ることとなったが、そもそも議会、あるいは選挙という新しい制度は、どのように日本社会に受容・定着したのであろうか。近年の「アラブの春」と呼ばれた民主化運動の展開と挫折を想起すれば、選挙という制度の受容と定着は、日本においても決して自明のことではなかったといえよう。| 本講義では、日本社会において選挙制度が受容され、選挙によって選ばれた議員が政党を組織して政治を運営するというあり方が定着するまでの歴史を通じて、近現代日本の政治・政党と社会との関わりについて考える。
  • 2019, 君たちが学生生活を過ごしている渋谷は今、100年に1度ともいわれる再開発が進んでいます。あるアイドルグループは、1964年から2013年まで渋谷のシンボルだった東急東横線渋谷駅「かまぼこ屋根」旧駅舎の跡地で、「渋谷ヒカリエ」を背にプロモーションビデオを撮影しています。しかし、同じ風景はすでになく、2018年には跡地に「渋谷ストリーム」が建設されました。| 皆さんが通学路とする渋谷駅から明治通りの脇には、源流が童謡「春の小川」のモデルともいわれることもある「渋谷川」があります。江戸時代から明治の末まではたくさんの水車が置かれていましたが、戦前に都市化が進むなかで水車は消えました。戦後の高度成長期の都市化により渋谷川は汚れ、下水道を流すために源流は暗渠となり、今は水もあまり流れないどぶ川のようになっています。この渋谷川は100年に1度の再開発によって、都心の憩いの場として再生され、再開発の中心的な役割を担うこととなります。川の持つ意味・役割も時代により変わっているのです。| このように、変化が多い街であるからこそ、過去に学ぶ必要があります。現在の変貌も、地理や過去の歴史に規定される側面が大きいからです。このリレー式講義では、渋谷の地理、先史・原始時代から、中世・近世・近代の各時代、また震災・戦災を経て、1964年に開催された前回東京オリンピックによる渋谷の変化まで、東京・日本を代表するといっても過言ではない渋谷が、どのような地理的特質と歴史的変遷により生成・展開してきたのか、さまざまな視点から明らかにします。
  • 2019
  • 2020, 【本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する】||日本近現代史の史料は膨大かつ多種多様だが、そのなかでも当事者の行動記録である日記は極めて重要な史料である。とはいえ、日記を読みこなすためには、その他の史料の読解や同時代への理解が必要不可欠となる。本演習では、日記の内容を詳しく調べた上で、他の参加者が理解できる形で発表してもらうことを通じて、日本近現代史の研究方法を学ぶ。| 受講者は、こちらが指定した史料について、その内容・背景などを調べて報告する。前年度に引き続き、戦前日本を代表する政治家の一人である原敬(1856−1921)が残した『原敬日記』を中心的に扱うことで、「平民宰相」と呼ばれた原の実像に迫りたい。なお、史料は報告終了後、全員で音読するので、予習は不可欠である。| 史料報告を通じて、近現代史研究の基礎を学ぶとともに、3年生からの卒業論文に関わる演習を選択するための判断材料の一助として欲しい。| また、履修者数に応じて、論文講読も交える。この場合も予習は不可欠である。
  • 2020, この演習は、日本近現代史を題材に卒業論文を執筆したいという学生が対象である。具体的に前後期を通じて各自が行う内容は、次の通りである。| 第一に各自が関心の持てるテーマに関する学術論文複数を選択し、研究史上の位置づけや、それぞれの関連性を踏まえながら各論文を紹介する。この作業を通じて、卒業論文のテーマ・論点を具体的に設定できるようにする。第二に各自が設定した卒業論文のテーマに関わる史料について、自分自身で史料を博捜した上で、興味深い史料について歴史的な背景・意味などを調べて報告する。この作業を通じて、近現代史研究のために不可欠な知識・認識、及び史料の適切な読解力を身につける。あわせて、自身のテーマを論じるためにはどのような史料があるのか、という点も確認する。第三に各自が設定した卒業論文のテーマに即してレポートを作成する。前期末は自身の研究に関わる先行研究と史料がどの程度存在するのかリスト化してもらう。| 以上の作業を通じて、卒業論文執筆に不可欠となる課題設定力、課題解決力、文章力、プレゼンテーション能力等を段階的に磨いてほしい。| なお、関連する博物館の展示等を見学・閲覧する機会も設けるので、積極的に参加してほしい。|【本授業は、新型コロナウイルス感染拡大が終息するまでのあいだ、主にZoomを利用した双方向型授業として実施する】
  • 2020, 【本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する】||この演習は、日本近現代史を題材に卒業論文を執筆したいという学生が対象である。具体的に前後期を通じて各自が行う内容は、次の通りである。| 第一に各自が関心の持てるテーマに関する学術論文複数を選択し、研究史上の位置づけや、それぞれの関連性を踏まえながら各論文を紹介する。この作業を通じて、卒業論文のテーマ・論点を具体的に設定できるようにする。第二に各自が設定した卒業論文のテーマに関わる史料について、自分自身で史料を博捜した上で、興味深い史料について歴史的な背景・意味などを調べて報告する。この作業を通じて、近現代史研究のために不可欠な知識・認識、及び史料の適切な読解力を身につける。あわせて、自身のテーマを論じるためにはどのような史料があるのか、という点も確認する。第三に各自が設定した卒業論文のテーマに即してレポートを作成する。| 以上の作業を通じて、卒業論文執筆に不可欠となる課題設定力、課題解決力、文章力、プレゼンテーション能力等を段階的に磨いてほしい。| なお、関連する博物館の展示等を見学・閲覧する機会も設けるので、積極的に参加してほしい。
  • 2020, この授業での報告を基礎にして、卒業論文を作成する。まずは自分のテーマに即した研究史の整理を批判的に行い、研究史のなかで自らがいかなる視点に立って卒業論文を作成するか、なぜそのテーマを選ぶのか、その問題意識を突き詰めて報告する。その後、史料を集めて読み込み、報告を重ねて卒業論文の作成につなげる。|【本授業は、新型コロナウイルス感染拡大が終息するまでのあいだ、主にZoomを利用した双方向型授業として実施する】
  • 2020, 1889年(明治22年)大日本帝国憲法が発布され、帝国議会に衆議院が設けられた。日本において、近代憲法とともに議会制度が、そして議会を構成する議員を選出するための選挙制度が国政レベルで導入されたのである。選挙制度の導入によって国民は新たな政治参加の機会を得ることとなったが、そもそも議会、あるいは選挙という新しい制度は、どのように日本社会に受容・定着したのであろうか。近年の「アラブの春」と呼ばれた民主化運動の展開と挫折を想起すれば、選挙という制度の受容と定着は、日本においても決して自明のことではなかったといえよう。| 本講義では、日本社会において選挙制度が受容され、選挙によって選ばれた議員が政党を組織して政治を運営するというあり方が定着するまでの歴史を通じて、近現代日本の政治・政党と社会との関わりについて考える。|【本授業は、Zoom を利用した双方向・オンデマンド型授業と講義資料を利用した遠隔授業を組合せて実施する。】
  • 2020, 近現代においても、前近代と同様に草書体(くずし字)で記された史料、文語文(候文)で記された史料を読解する能力は大きな力を発揮する。一方で、活字で作成された新聞・雑誌等や、音声・映像といった多様な史料の読解方法を学ぶ必要もある。この授業では日本近現代史研究を進めるうえで必要不可欠な史料(公文書・日記・書簡・オーラルヒストリー・映像・写真)の読解方法を学ぶとともに、史料の探し方も学ぶ。|なお、字面だけを読んでも史料を読んだことにはならない。歴史研究を進める上では史料の作成された背景・特徴・性格を捉え、他の史料と付き合わせながら批判的に読解する必要もある。こうした史料批判の方法についてもあわせて講ずる。|【本授業は、Zoom を利用した双方向型授業と講義資料を利用した遠隔授業を組合せ|て実施する。】
  • 2020, -
  • 2020, 【本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する】|近現代においても、前近代と同様に草書体(くずし字)で記された史料、文語文(候文)で記された史料を読解する能力は大きな力を発揮する。一方で、活字で作成された新聞・雑誌等や、音声・映像といった多様な史料の読解方法を学ぶ必要もある。この授業では日本近現代史研究を進めるうえで必要不可欠な史料(公文書・日記・書簡・オーラルヒストリー・映像・写真)の読解方法を学ぶとともに、史料の探し方も学ぶ。|なお、字面だけを読んでも史料を読んだことにはならない。歴史研究を進める上では史料の作成された背景・特徴・性格を捉え、他の史料と付き合わせながら批判的に読解する必要もある。こうした史料批判の方法についてもあわせて講ずる。
  • 2020, 本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける|| 本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースでどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
  • 2020, この授業では、文学部史学科の新入生を対象として、各コースの特色、専門分野のそれぞれの特色を概説するとともに、歴史の研究に必要な基礎知識を分かりやすく講義する。歴史学とは何か、どのような専門分野があるかを知り、歴史学の研究に必要な基礎知識を身につけることが授業の目的である。|【本授業は、Zoom を利用した双方向型授業、オンデマンド授業、PowerPoint ・講義資料などを利用した遠隔授業を組合せて実施する】
  • 2020, 【本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。】|史学科生として、これから歴史学を学ぼうとする受講生に対して、歴史研究の方法、研究の対象になる史料について講義する。新史料の発見、新しい解釈によって歴史は書き換えられる。歴史学の魅力や課題を理解してもらうことが講義の目的である。授業は前期の史学入門と同じく、史学科の専任教員によるオムニバス形式で行われる。| 受講生には、授業を通して各専門分野の特性を理解するとともに、歴史学の可能性、役割について自ら考え、3年次のコース選択の参考にしてもらいたい。
  • 2022, 本授業は対面授業として実施する。|本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する。|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける。|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る。|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける。|| 本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースはどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
  • 2022, 日本近現代史の史料は膨大かつ多種多様だが、そのなかでも当事者の行動記録である日記は極めて重要な史料である。とはいえ、日記を読みこなすためには、その他の史料の読解や同時代への理解が必要不可欠となる。本演習では、日記の内容を詳しく調べた上で、他の参加者が理解できる形で発表してもらうことを通じて、日本近現代史の研究方法を学ぶ。| 本演習では、戦前日本を代表する政治家の一人である原敬(1856-1921)が残した『原敬日記』を中心的に扱う。「平民宰相」と呼ばれた原の実像に迫るとともに、原の生きた時代について、政治はもちろん経済・社会・文化の動向も含めて理解を深めたい。なお、史料は報告終了後、全員で音読するので、予習は不可欠である。| このほか、日本近現代史に関する学術論文を読むことを通じて、近現代史研究における最新の論点も学ぶ。履修者の希望によっては、海外での日本研究に関する論文なども講読の対象とする。| 本演習を通じて、近現代史研究の基礎を学ぶとともに、3年生からの卒業論文に関わる演習を選択するための判断材料の一助として欲しい。
  • 2022, この授業での報告を基礎にして、卒業論文を作成する。まずは自分のテーマに即した研究史の整理を批判的に行い、研究史のなかで自らがいかなる視点に立って卒業論文を作成するか、なぜそのテーマを選ぶのか、その問題意識を突き詰めて報告する。その後、史料を集めて読み込み、報告を重ねて卒業論文の作成につなげる。
  • 2022, この授業での報告を基礎にして、卒業論文を作成する。まずは自分のテーマに即した研究史の整理を批判的に行い、研究史のなかで自らがいかなる視点に立って卒業論文を作成するか、なぜそのテーマを選ぶのか、その問題意識を突き詰めて報告する。その後、史料を集めて読み込み、報告を重ねて卒業論文の作成につなげる。
  • 2022, この授業での報告を基礎にして、卒業論文を作成する。まずは自分のテーマに即した研究史の整理を批判的に行い、研究史のなかで自らがいかなる視点に立って卒業論文を作成するか、なぜそのテーマを選ぶのか、その問題意識を突き詰めて報告する。その後、史料を集めて読み込み、報告を重ねて卒業論文の作成につなげる。
  • 2022, 1889年(明治22年)大日本帝国憲法が発布され、帝国議会に衆議院が設けられた。日本において、近代憲法とともに議会制度が、そして議会を構成する議員を選出するための選挙制度が国政レベルで導入されたのである。選挙制度の導入によって国民は新たな政治参加の機会を得ることとなったが、そもそも議会、あるいは選挙という新しい制度は、どのように日本社会に受容・定着したのであろうか。近年の「アラブの春」と呼ばれた民主化運動の展開と挫折を想起すれば、選挙という制度の受容と定着は、日本においても決して自明のことではなかったといえよう。| 本講義では、日本社会において選挙制度が受容され、選挙によって選ばれた議員が政党を組織して政治を運営するというあり方が定着するまでの歴史を通じて、近現代日本の政治・政党と社会との関わりについて考える。|【本授業は、Zoom を利用した双方向・オンデマンド型授業と講義資料を利用した遠隔授業を組合せて実施する。】
  • 2022, みなさんが学生生活を過ごしている渋谷は、現在、駅前を中心に百年に一度ともいわれる大規模な再開発が進み、激しく変化しています。| 大規模な再開発事業は、渋谷が2005年末に都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域に指定されたことで始まります。皆さんが通学の時にも見かける渋谷ヒカリエ(2012年に)、渋谷キャスト(2017年)、渋谷ストリームと渋谷ブリッジ(2018年)、渋谷ソラスタ(2019年)、渋谷スクランブルエリア(I期)、渋谷フクラスなどの大型ビルは、すべてこの再開発事業のなかで作られたものです。| こうした開発はまだ終わっていません。渋谷駅桜丘口地区(2023年)、渋谷二丁目17地区市街地再開発事業(2024年)、渋谷スクランブルスクエア(II期・中央棟・⻄棟、2027年)なども建設中です。また、駅周辺だけでなく、その周辺部でも渋谷区役所新庁舎(2019年)、渋谷パルコ(2019年)、宮下公園の立体化(2020年)、渋谷区神宮前六丁目ホテル計画(2020年)、宮益坂ビルディング建替(2020年)、渋谷道玄坂二丁目開発計画(2022年)の大規模プロジェクトが進められています。一方、再開発にともない、それまで渋谷の街を代表してきた東京文化会館や東急百貨店、東急プラザ渋谷などが次々に閉店・解体されて、町の姿は一変しました。| また、交通面でも東急東横線渋谷駅の地下化と副都心線との直通運転、メトロ銀座線渋谷駅の移動、JR山手線と埼京線・湘南新宿ラインのホーム並列化、相鉄線の乗り入れなど変化が続いています。| このように、変化を続けている渋谷について、受講生諸君に変化を続ける渋谷を多面的に理解し、また地域学のあり方を知ってもらうため、リレー式で様々な分野の専門家にそれぞれの専門分野の視座から渋谷を考えるのがこの講義です。| 渋谷を学ぶことにはいくつかの意義があります。まず、自分たちが学び、暮らすまちを知ることができます。渋谷を知ることは、みなさんが海外の人々に世界的にも著名となった渋谷を紹介する際にも役に立つでしょう。しかし、何より重要なことは、リレー式で行われるこの授業からは、民俗学・歴史学・地理学・神道学・宗教学・経済学など、多様な学問のあり方、あるいは方法論を知ることができるということです。学問の多様性に触れることの重要性は、みなさんが幅広い視野を持つことに大きく寄与します。また近年、みなさんも良く耳にするようになったであろう「持続可能な開発目標(SDGs)」について、渋谷に即して考えてみることもできるでしょう。| 本講義を通じて、ぜひ学びの視野を広げてください。
  • 2022, みなさんが学生生活を過ごしている渋谷は、現在、駅前を中心に百年に一度ともいわれる大規模な再開発が進み、激しく変化しています。| 大規模な再開発事業は、渋谷が2005年末に都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域に指定されたことで始まります。皆さんが通学の時にも見かける渋谷ヒカリエ(2012年に)、渋谷キャスト(2017年)、渋谷ストリームと渋谷ブリッジ(2018年)、渋谷ソラスタ(2019年)、渋谷スクランブルエリア(I期)、渋谷フクラスなどの大型ビルは、すべてこの再開発事業のなかで作られたものです。| こうした開発はまだ終わっていません。渋谷駅桜丘口地区(2023年)、渋谷二丁目17地区市街地再開発事業(2024年)、渋谷スクランブルスクエア(II期・中央棟・⻄棟、2027年)なども建設中です。また、駅周辺だけでなく、その周辺部でも渋谷区役所新庁舎(2019年)、渋谷パルコ(2019年)、宮下公園の立体化(2020年)、渋谷区神宮前六丁目ホテル計画(2020年)、宮益坂ビルディング建替(2020年)、渋谷道玄坂二丁目開発計画(2022年)の大規模プロジェクトが進められています。一方、再開発にともない、それまで渋谷の街を代表してきた東京文化会館や東急百貨店、東急プラザ渋谷などが次々に閉店・解体されて、町の姿は一変しました。| また、交通面でも東急東横線渋谷駅の地下化と副都心線との直通運転、メトロ銀座線渋谷駅の移動、JR山手線と埼京線・湘南新宿ラインのホーム並列化、相鉄線の乗り入れなど変化が続いています。| このように、変化を続けている渋谷について、受講生諸君に変化を続ける渋谷を多面的に理解し、また地域学のあり方を知ってもらうため、リレー式で様々な分野の専門家にそれぞれの専門分野の視座から渋谷を考えるのがこの講義です。| 渋谷を学ぶことにはいくつかの意義があります。まず、自分たちが学び、暮らすまちを知ることができます。渋谷を知ることは、みなさんが海外の人々に世界的にも著名となった渋谷を紹介する際にも役に立つでしょう。しかし、何より重要なことは、リレー式で行われるこの授業からは、民俗学・歴史学・地理学・神道学・宗教学・経済学など、多様な学問のあり方、あるいは方法論を知ることができるということです。学問の多様性に触れることの重要性は、みなさんが幅広い視野を持つことに大きく寄与します。また近年、みなさんも良く耳にするようになったであろう「持続可能な開発目標(SDGs)」について、渋谷に即して考えてみることもできるでしょう。| 本講義を通じて、ぜひ学びの視野を広げてください。
  • 2022, この演習は、日本近現代史を題材に卒業論文を執筆したいという学生が対象である。具体的に前後期を通じて各自が行う内容は、次の通りである。| 第一に各自が関心の持てるテーマに関する学術論文複数を選択し、研究史上の位置づけや、それぞれの関連性を踏まえながら各論文を紹介する。この作業を通じて、卒業論文のテーマ・論点を具体的に設定できるようにする。第二に各自が設定した卒業論文のテーマに関わる史料について、自分自身で史料を博捜した上で、興味深い史料について歴史的な背景・意味などを調べて報告する。この作業を通じて、近現代史研究のために不可欠な知識・認識、及び史料の適切な読解力を身につける。あわせて、自身のテーマを論じるためにはどのような史料があるのか、という点も確認する。第三に各自が設定した卒業論文のテーマに即してレポートを作成する。前期末は自身の研究に関わる先行研究と史料がどの程度存在するのかリスト化してもらう。| 以上の作業を通じて、卒業論文執筆に不可欠となる課題設定力、課題解決力、文章力、プレゼンテーション能力等を段階的に磨いてほしい。| なお、関連する博物館の展示等を見学・閲覧する機会も設けるので、積極的に参加してほしい。|【本授業は、新型コロナウイルス感染拡大が終息するまでのあいだ、主にZoomを利用した双方向型授業として実施する】
  • 2022, この演習は、日本近現代史を題材に卒業論文を執筆したいという学生が対象である。具体的に前後期を通じて各自が行う内容は、次の通りである。| 第一に各自が関心の持てるテーマに関する学術論文複数を選択し、研究史上の位置づけや、それぞれの関連性を踏まえながら各論文を紹介する。この作業を通じて、卒業論文のテーマ・論点を具体的に設定できるようにする。第二に各自が設定した卒業論文のテーマに関わる史料について、自分自身で史料を博捜した上で、興味深い史料について歴史的な背景・意味などを調べて報告する。この作業を通じて、近現代史研究のために不可欠な知識・認識、及び史料の適切な読解力を身につける。あわせて、自身のテーマを論じるためにはどのような史料があるのか、という点も確認する。第三に各自が設定した卒業論文のテーマに即してレポートを作成する。| 以上の作業を通じて、卒業論文執筆に不可欠となる課題設定力、課題解決力、文章力、プレゼンテーション能力等を段階的に磨いてほしい。| なお、関連する博物館の展示等を見学・閲覧する機会も設けるので、積極的に参加してほしい。
  • 2022, 近現代においても、前近代と同様に草書体(くずし字)で記された史料、文語文(候文)で記された史料を読解する能力は大きな力を発揮する。一方で、活字で作成された新聞・雑誌等や、音声・映像といった多様な史料の読解方法を学ぶ必要もある。この授業では日本近現代史研究を進めるうえで必要不可欠な史料(公文書・日記・書簡・オーラルヒストリー・映像・写真)の読解方法を学ぶとともに、史料の探し方も学ぶ。| なお、字面だけを読んでも史料を読んだことにはならない。歴史研究を進める上では史料の作成された背景・特徴・性格を捉え、他の史料と付き合わせながら批判的に読解する必要もある。こうした史料批判の方法についてもあわせて講ずる。
  • 2022, 前期の内容については、(史料講読Ⅰ 渋谷 手塚 雄太 木曜2限)を参照してください。後期の内容については、(史料講読Ⅱ 渋谷 手塚 雄太 木曜2限)を参照してください。
  • 2022, 近現代においても、前近代と同様に草書体(くずし字)で記された史料、文語文(候文)で記された史料を読解する能力は大きな力を発揮する。一方で、活字で作成された新聞・雑誌等や、音声・映像といった多様な史料の読解方法を学ぶ必要もある。この授業では日本近現代史研究を進めるうえで必要不可欠な史料(公文書・日記・書簡・オーラルヒストリー・映像・写真)の読解方法を学ぶとともに、史料の探し方も学ぶ。| なお、字面だけを読んでも史料を読んだことにはならない。歴史研究を進める上では史料の作成された背景・特徴・性格を捉え、他の史料と付き合わせながら批判的に読解する必要もある。こうした史料批判の方法についてもあわせて講ずる。
  • 2023
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  • 2023, 本授業は対面授業として実施する。|本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する。|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける。|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る。|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける。| 本授業の後半では各自が専攻しようとするコースはどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
  • 2023, この授業での報告を基礎にして、卒業論文を作成する。まずは自分のテーマに即した研究史の整理を批判的に行い、研究史のなかで自らがいかなる視点に立って卒業論文を作成するか、なぜそのテーマを選ぶのか、その問題意識を突き詰めて報告する。その後、史料を集めて読み込み、報告を重ねて卒業論文の作成につなげる。
  • 2023, この授業での報告を基礎にして、卒業論文を作成する。まずは自分のテーマに即した研究史の整理を批判的に行い、研究史のなかで自らがいかなる視点に立って卒業論文を作成するか、なぜそのテーマを選ぶのか、その問題意識を突き詰めて報告する。その後、史料を集めて読み込み、報告を重ねて卒業論文の作成につなげる。
  • 2023, この授業での報告を基礎にして、卒業論文を作成する。まずは自分のテーマに即した研究史の整理を批判的に行い、研究史のなかで自らがいかなる視点に立って卒業論文を作成するか、なぜそのテーマを選ぶのか、その問題意識を突き詰めて報告する。その後、史料を集めて読み込み、報告を重ねて卒業論文の作成につなげる。
  • 2023, 前期の内容については(史料講読Ⅰ 渋谷 手塚 雄太 火曜2限)を参照してください。後期の内容については(史料講読Ⅱ 渋谷 手塚 雄太 火曜2限)を参照してください。
  • 2023, 近現代においても、前近代と同様に草書体(くずし字)で記された史料、文語文(候文)で記された史料を読解する能力は大きな力を発揮する。一方で、活字で作成された新聞・雑誌等や、音声・映像といった多様な史料の読解方法を学ぶ必要もある。この授業では日本近現代史研究を進めるうえで必要不可欠な史料(公文書・日記・書簡・オーラルヒストリー・映像・写真)の読解方法を学ぶとともに、史料の探し方も学ぶ。| なお、字面だけを読んでも史料を読んだことにはならない。歴史研究を進める上では史料の作成された背景・特徴・性格を捉え、他の史料と付き合わせながら批判的に読解する必要もある。こうした史料批判の方法についてもあわせて講ずる。
  • 2023, 近現代においても、前近代と同様に草書体(くずし字)で記された史料、文語文(候文)で記された史料を読解する能力は大きな力を発揮する。一方で、活字で作成された新聞・雑誌等や、音声・映像といった多様な史料の読解方法を学ぶ必要もある。この授業では日本近現代史研究を進めるうえで必要不可欠な史料(公文書・日記・書簡・オーラルヒストリー・映像・写真)の読解方法を学ぶとともに、史料の探し方も学ぶ。| なお、字面だけを読んでも史料を読んだことにはならない。歴史研究を進める上では史料の作成された背景・特徴・性格を捉え、他の史料と付き合わせながら批判的に読解する必要もある。こうした史料批判の方法についてもあわせて講ずる。
  • 2023, みなさんが学生生活を過ごしている渋谷は、現在、駅前を中心に百年に一度ともいわれる大規模な再開発が進み、激しく変化しています。| 大規模な再開発事業は、渋谷が2005年末に都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域に指定されたことで始まります。皆さんが通学の時にも見かける渋谷ヒカリエ(2012年)、渋谷キャスト(2017年)、渋谷ストリーム・渋谷ブリッジ(2018年)、渋谷ソラスタ・渋谷スクランブルエリアI期・渋谷フクラス(2019年)などの大型ビルは、すべてこの再開発事業のなかで作られたものです。| こうした開発はまだ終わっていません。渋谷駅桜丘口地区(2023年)、渋谷二丁目17地区市街地再開発事業(2024年)、渋谷スクランブルスクエア(II期・中央棟・⻄棟、2027年)なども建設中です。また、駅周辺だけでなく、その周辺部でも渋谷区役所新庁舎・渋谷パルコ(2019年)、宮下公園立体化・渋谷区神宮前六丁目ホテル計画・宮益坂ビルディング建替(2020年)、渋谷道玄坂二丁目開発計画(2022年)の大規模プロジェクトが進められています。一方、再開発にともない、それまで渋谷の街を代表してきた東京文化会館や東急百貨店東横店・本店、東急プラザ渋谷などが次々に閉店・解体されて、町の姿は一変しました。| また、交通面でも東急東横線渋谷駅の地下化と副都心線との直通運転、メトロ銀座線渋谷駅の移動、JR山手線と埼京線・湘南新宿ラインのホーム並列化、相鉄線の乗り入れなど変化が続いています。| このように変化を続けている渋谷について、受講生諸君に多面的に理解してもらうため、また地域学のあり方を知ってもらうため、様々な分野の専門家によるオムニバス形式で行うのが本講義です。| 渋谷を学ぶことにはいくつかの意義があります。まず、自分たちが学び、暮らすまちを知ることができます。渋谷を知ることは、世界的にも著名となった渋谷を、国内外の人々に紹介する際に役に立つでしょう。しかし、何より重要なことは、リレー式で行われるこの授業からは、民俗学・歴史学・地理学・社会学・神道学・宗教学・経済学など、多様な学問のあり方、あるいは方法論を知ることができる、ということにあります。近年、みなさんも良く耳にするようになった「持続可能な開発目標(SDGs)」についても、渋谷に即して考えてみることができます。| 学問の多様性に触れることは、みなさんが幅広い視野を持つことに大きく寄与します。多様な視座への理解は、共生社会の第一歩ともいえるでしょう。| 本講義を通じて、ぜひ学びの視野を広げてください。
  • 2023, みなさんが学生生活を過ごしている渋谷は、現在、駅前を中心に百年に一度ともいわれる大規模な再開発が進み、激しく変化しています。| 大規模な再開発事業は、渋谷が2005年末に都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域に指定されたことで始まります。皆さんが通学の時にも見かける渋谷ヒカリエ(2012年)、渋谷キャスト(2017年)、渋谷ストリーム・渋谷ブリッジ(2018年)、渋谷ソラスタ・渋谷スクランブルエリアI期・渋谷フクラス(2019年)などの大型ビルは、すべてこの再開発事業のなかで作られたものです。| こうした開発はまだ終わっていません。渋谷駅桜丘口地区(2023年)、渋谷二丁目17地区市街地再開発事業(2024年)、渋谷スクランブルスクエア(II期・中央棟・⻄棟、2027年)なども建設中です。また、駅周辺だけでなく、その周辺部でも渋谷区役所新庁舎・渋谷パルコ(2019年)、宮下公園立体化・渋谷区神宮前六丁目ホテル計画・宮益坂ビルディング建替(2020年)、渋谷道玄坂二丁目開発計画(2022年)の大規模プロジェクトが進められています。一方、再開発にともない、それまで渋谷の街を代表してきた東京文化会館や東急百貨店東横店・本店、東急プラザ渋谷などが次々に閉店・解体されて、町の姿は一変しました。| また、交通面でも東急東横線渋谷駅の地下化と副都心線との直通運転、メトロ銀座線渋谷駅の移動、JR山手線と埼京線・湘南新宿ラインのホーム並列化、相鉄線の乗り入れなど変化が続いています。| このように変化を続けている渋谷について、受講生諸君に多面的に理解してもらうため、また地域学のあり方を知ってもらうため、様々な分野の専門家によるオムニバス形式で行うのが本講義です。| 渋谷を学ぶことにはいくつかの意義があります。まず、自分たちが学び、暮らすまちを知ることができます。渋谷を知ることは、世界的にも著名となった渋谷を、国内外の人々に紹介する際に役に立つでしょう。しかし、何より重要なことは、リレー式で行われるこの授業からは、民俗学・歴史学・地理学・社会学・神道学・宗教学・経済学など、多様な学問のあり方、あるいは方法論を知ることができる、ということにあります。近年、みなさんも良く耳にするようになった「持続可能な開発目標(SDGs)」についても、渋谷に即して考えてみることができます。| 学問の多様性に触れることは、みなさんが幅広い視野を持つことに大きく寄与します。多様な視座への理解は、共生社会の第一歩ともいえるでしょう。| 本講義を通じて、ぜひ学びの視野を広げてください。
  • 2023, この演習は、日本近現代史を題材に卒業論文を執筆したいという学生が対象である。具体的に前後期を通じて各自が行う内容は、次の通りである。| 第一に各自が関心の持てるテーマに関する学術論文複数を選択し、研究史上の位置づけや、それぞれの関連性を踏まえながら各論文を紹介する。この作業を通じて、卒業論文のテーマ・論点を具体的に設定できるようにする。第二に各自が設定した卒業論文のテーマに関わる史料について、自分自身で史料を博捜した上で、興味深い史料について歴史的な背景・意味などを調べて報告する。この作業を通じて、近現代史研究のために不可欠な知識・認識、及び史料の適切な読解力を身につける。あわせて、自身のテーマを論じるためにはどのような史料があるのか、という点も確認する。第三に各自が設定した卒業論文のテーマに即してレポートを作成する。前期末は自身の研究に関わる先行研究と史料がどの程度存在するのかリスト化してもらう。| 以上の作業を通じて、卒業論文執筆に不可欠となる課題設定力、課題解決力、文章力、プレゼンテーション能力等を段階的に磨いてほしい。| なお、関連する博物館の展示等を見学・閲覧する機会も設けるので、積極的に参加してほしい。|【本授業は、新型コロナウイルス感染拡大が終息するまでのあいだ、主にZoomを利用した双方向型授業として実施する】
  • 2023, この演習は、日本近現代史を題材に卒業論文を執筆したいという学生が対象である。具体的に前後期を通じて各自が行う内容は、次の通りである。| 第一に各自が関心の持てるテーマに関する学術論文複数を選択し、研究史上の位置づけや、それぞれの関連性を踏まえながら各論文を紹介する。この作業を通じて、卒業論文のテーマ・論点を具体的に設定できるようにする。第二に各自が設定した卒業論文のテーマに関わる史料について、自分自身で史料を博捜した上で、興味深い史料について歴史的な背景・意味などを調べて報告する。この作業を通じて、近現代史研究のために不可欠な知識・認識、及び史料の適切な読解力を身につける。あわせて、自身のテーマを論じるためにはどのような史料があるのか、という点も確認する。第三に各自が設定した卒業論文のテーマに即してレポートを作成する。| 以上の作業を通じて、卒業論文執筆に不可欠となる課題設定力、課題解決力、文章力、プレゼンテーション能力等を段階的に磨いてほしい。| なお、関連する博物館の展示等を見学・閲覧する機会も設けるので、積極的に参加してほしい。

教育活動に関する特記事項

  • 2021, 史学科史学導入演習共通テキストの作成, 史学科の1年次必修科目である史学導入演習Ⅰの共通テキスト『史学科の学び』の編集担当、原稿執筆を行った。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • The Japan Society for Archival Science, 01 Feb. 2022
  • 2018
  • 2008
  • 2008
  • May 2009
  • May 2009
  • 2008

学外委員等活動

  • 23 Apr. 2022, 日本アーカイブズ学会, 役員, 役員

社会貢献活動

  • 委員, 01 Oct. 2020
  • 01 Oct. 2019
  • 01 Nov. 2018


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