K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

Toshihiro YOSHIDA
Department of History
Professor
Last Updated :2023/12/21

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    Toshihiro YOSHIDA

所属・職名

  • Department of History, Professor

学位

  • 文学修士

本学就任年月日

  • 01 Apr. 1992

研究分野

  • Human geography, Historical geography, History of cartography

研究活動

論文

  • Dr. Rein and another Museum in Tokyo, 1874. Diary as the Historical Evidence, Toshihiro Yoshida, JAPAN 1873-1875: DIE TAGEBÜCHER DES BONNER GEOGRAPHIEPROFESSORS JOHANNES JUSTUS REIN BAND 2, COLLOQUIUM GEOGRAPHICUM Band 38, 42, 54, Dec. 2021, Geographisches Institut der Universität Bonn, The diary of Johannes Justus Rein, who visited Japan from 1873 to 1875 on behalf of the Prussian government and conducted research on traditional Japanese industries, was reprinted. According to this, the German East Asia Society (OAG) rented a building in Tenkoin, Shiba, and set up an academic museum to display their collections there, which was opened on 15 February 1874, and a commemorative lecture was held on the same day. The museum continued to expand its displays, but the project came to an end the following year and the collection was sent back to its home country in Germany. Rein had a variety of experiences on and around Shiba region, and described in his diary the Ainu people who frequented the native education centres established by the Hokkaido Kaitakushi (Hokkaido Development Office). Rein's diary can be judged to be of high academic value as a contemporaneous historical document containing a great deal of unknown information about Japan during the 'age of the exposition', which was triggered by the Vienna World Exposition.
  • Kulturlandschaftspflege und Geographie – Wege zu einem bewussten Umgang mit der Kulturlandschaft in Japan, Toshihiro Yoshida and Marie Kubota, Siedlungsforschung. Archäologie – Geschichte – Geographie, 27, 251, 260, 2010, Arbeitskreis für historische Kulturlandschaftsforschung in Mitteleuropa e.V., Marie Kubota
  • The Development of Soson 惣村 and the Use of its Land, Toshihiro Yoshida, THE SHIRIN or the JOURNAL OF HISTORY (Kyoto Unbiversity), 61, 1, 122, 149, 01 Jan. 1978, The Society of Historical Research, Kyoto University
  • 192, 205, 01 Nov. 1982
  • The Changing Structure of rural communities in Medieval Japan - An historico-geographical reexamination of "Hasmlet-Farmstead Community" model, Toshihiro Yoshida, THE SHIRIN or the JOURNAL OF HISTORY (Kyoto University), 66, 3, 80, 146, 01 May 1983, The Society of Historical Research, Kyoto University, http://hdl.handle.net/2433/238723
  • 97, 121, 01 Sep. 1983
  • 233, 244, 01 Apr. 1986
  • 149, 172, 01 Jun. 1987
  • 48, 109, 01 Mar. 1988, 下坂守、長谷川孝治
  • ON SHIISHI-BOU]I EZU, OR THE BOUNDARY-l¥1AKING SYSTEM AND SPATIAL COGNITION IN EARLY MEDIEVAL JAPAN, Toshihiro Yoshida, Historical geography, 144号, 21, 43, 10 Mar. 1989, The Association of Historical Geographers in Japan, http://hist-geo.jp/img/archive/144_021.pdf
  • 26, 53, 01 Jul. 1989
  • 第95巻第4号, 1, 21, 01 Apr. 1994
  • 49, 77, 01 Mar. 1995
  • 第98巻第3号, 6, 19, 01 Mar. 1997
  • 298号, 3, 24, 01 Mar. 1997, 松原誠司
  • 29, 56, 01 Oct. 1997
  • 288, 309, 01 Jan. 2000
  • 32号, 4, 14, 01 Dec. 2000
  • 202号, 82, 85, 01 Jan. 2001
  • The Development of Agriculture and the Settlements in Medieval Japan, 01 Dec. 2004
  • 第36輯, 43, 63, 01 Mar. 2005
  • 202号, 79, 92, 01 Nov. 2006
  • 499号, 1, 4, 01 May 2007
  • 111, 124, 01 Aug. 2009
  • Chusonji-Temple and the Pictorial Maps of Honedera Village in the 1590's , The Journal of Kokugakuin University, 112-2, 15 Feb. 2011, Kokugakuin University, Sibuya, Tokyo, Japan
  • 84, 87, 19 Jul. 2014
  • 118(5), 01 May 2017
  • 47, 01 Feb. 2015
  • Map, Journal of the Japan Cartographers Association, 38, 0, 34, 35, 2000, Japan Cartographers Association
  • Map, Journal of the Japan Cartographers Association, 37, 0, 10, 11, 1999, Japan Cartographers Association

Misc

  • 97, 4, 36, 37, 15 Apr. 1997
  • 115-6, 32, 33, 15 Jun. 2014

著書等出版物

  • 31 Mar. 1992
  • 30 Mar. 2017
  • 12 Mar. 2021
  • 01 Dec. 1983
  • 01 Mar. 1985
  • 01 Mar. 1990
  • 01 May 1997
  • 01 May 2001
  • 01 Mar. 1992
  • 12 Oct. 2008
  • 31 Mar. 2008, 赤井孝史ほか25名
  • 01 Jul. 2009, 9
  • 01 Feb. 2011
  • 01 Mar. 2012
  • 01 Dec. 2012
  • 31 Mar. 2005
  • 28 Feb. 2018, 下坂守・岡崎裕子・田中健司・田中友貴・林利久・関良子・稲松朋子・早川泰弘・城野誠治・犬塚将英

その他

  • 29巻1号, 01 Jan. 1984, 小林致広
  • 257号, 01 Feb. 1984, 小松和彦、他, 『絵画の発見』平凡社イメージリーディングシリーズ(1986年)に再録
  • 01 Mar. 1986, 足利健亮、井戸庄三
  • 01 Apr. 1989, 128, 131
  • 01 Mar. 1992, 藤田裕嗣
  • 5号, 01 Mar. 1992, 79, 103
  • 01 Mar. 1993, 105, 111
  • 31 Mar. 1993
  • 6号, 01 Mar. 1993, 17, 71
  • 172号, 01 Jan. 1995, 36, 38
  • 01 Jan. 1992
  • 01 Mar. 1995

競争的資金

  • 19500878, Fundamental Research on the methodology for the evaluation and the conservation of the cuIturaI Landscape
  • 11680069, Changes of environment and landscape from the latter half 17th century to 1900 by image processing of Kuni-ezu in the Thohoku district, Kuni-Ezu is one of old pictorial maps in the Tokugawa goverment. Kuni-Ezu is not realistic pictures of old natural environment and cultural landscapes. The cultural landscapes and paleoenvironment drawn in Kuni-Ezu were either the figures selected out of a number of realistic landscape by the map-makers. But we could investigate old river, roads, villages and towns by attempt tranceformation of figure of Kuni-Ezu.;1. Research of map-making process of Dewa-no-kuni-ezu and Mutsu-no-kuni-ezu (The Tohoku district). We confirmed existances of 160 maps of Dewa-no-kuni-ezu, and 164 maps of Mutsu-no-kuni-ezu..;2. Data base of Dewa-no-kuni-ezu and Mutsu-no-kuni-ezu drawn under the Tokugawa government. Furthermore, we are making an image data base of provincial maps drawn under the Tokugawa government.;3. Research of joining of figure by map-making of Dewa-no-kuni-ezu and Mutsu-no-kuni-ezu by image processing. By this research, we presumed old rivers, roads, villages and towns in the latter half of the 17th century.

教育活動

担当授業

  • 2019, 次第に失われつつある伝統的な景観は、過去における社会生活や文化を追体験することができる貴重な歴史遺産です。これらを後世に伝えるために推進されているユネスコ世界遺産や文化庁の伝統的建造物群保存地区・文化的景観など、世界や日本で取り組みが進められている景観保全の事例について、その選定に際して作成された報告書類、研究論文や絵図などの史料、現状を記録した精密な地図類などを駆使して、その景観の価値を明らかにし、後世に伝えるためのさまざまな取り組みについて学びます。受講生は必ず景観保全地区一つを選び、その景観に関するさまざまな資料を収集し、調査した内容についてパワーポイントを用いた発表を行います。発表までの調査については、授業外での個人指導を行います。文献検索法や文献の読解力を身につけるとともに、絵図・古地図や地形図・空中写真、風景画や景観写真などの活用法についても指導します。また、希望者には、岩手での小区画水田保全活動(田植・稲刈ツアー)に参加し、景観保全を実践してもらいます。
  • 2019, 絵図・古地図には、単なる「地図」の域を越えたさまざまな情報が描き込まれている。それらを一つ一つ丁寧に読み解いてゆくうちに、過去の社会の世界認識や生活の場のしくみなどが鮮やかに浮かび上がってくる。| このゼミでは、古今東西のさまざまな絵図や古地図を素材として、絵図研究のための基礎知識や研究・分析の方法を学ぶとともに、受講生が自ら絵図・古地図の研究成果を発表し、研究の深化をめざしたい。同じ前期に開講する「絵図古地図研究」(金5)も受講してほしい。| 地域文化や景観の研究には、教室を離れ、さまざまな地域で調査を行う事が不可欠だ。当ゼミでは、年に二度、岩手県一関市京津畑地区を訪問し、山村の歴史と伝統的生活文化の調査を実施するとともに、神楽を通じて都市農村交流を行う。また、不定期で、荘園絵図が伝わる和歌山県紀の川市粉河荘・井上荘地域の現地調査を実施を予定している。受講生諸君にはこれらの現地調査にもぜひ積極的に参加してもらいたい。|
  • 2019, 「地域文化と景観」コースは、風土と歴史にはぐくまれた地域固有の有形・無形の文化の特質と意義を明らかにし、それを後世に伝えることをめざす分野である。このゼミでは、基礎演習Cの取り組みを発展させ、主として歴史地理学の観点から、地域の景観や生業文化、生活民俗や祭礼・芸能などを詳細に研究し、受講生がそれぞれに卒業論文のテーマを発見し、研究へむけて調査・研究の方法を修得できるようにしていきたい。| なお、岩手県一関市京津畑地区に設定した国学院学習田にて、6月初旬、10月末に農作業体験学習と都市農村交流・現地調査実習を実施する。また2月には和歌山県紀の川市の農村調査を継続的に実施している。受講生はぜひ参加してもらいたい。
  • 2019, 歴史研究の基礎となる絵図・地図情報処理の方法や、現地調査における景観観察・記録の方法について学ぶ実習の授業です。| 近年では、地形図や空中写真などがインターネットを介して自由に閲覧できるようになりました。この授業ではこうしたデジタル化された地図や空中写真を主たる素材に取り上げ、パソコンを駆使してこれらの活用を目指します。|まず、地図や写真の画像処理・編集にはフリーソフトのGIMP2を用い、スキャンした絵図古地図画像の解析と分析を行います。| さらに、地図製作の大手企業・株式会社八州のご協力を得て、地理情報システム(GIS)を用い、デジタル地図の作成や加工、主題図作成を実習します。渋谷キャンパスPC5教室には、GISのビジネスソフトであるSISが導入されています。この作業では、表計算ソフトEXCELも駆使して、データベースと地図のリンクを行います。リンクができると、データベースの様々な情報を地図上に主題表現することができます。| これらの処理法の基礎を学んだ後、応用課題として、明治期の地割を描いた地籍図を現在の都市計画図に重ね合わせ、都市計画図上に過去の景観を復元します。この作業を通じて、伝統的景観がいかなるものであり、その景観がどのように変化していったかを分析します。| これらの作業をわかりやすく実習しますが、受講生は日頃からパソコンの取り扱いに習熟しておくことが重要です。| これらとは別に、絵図調査と現地調査の実習を行います。絵図調査は國學院大學図書館蔵の「比叡山絵図」を手に取って調査し、原本調査での着眼点を指導します。 また6月初旬、10月末に岩手県一関市京津畑地区を訪問して、國學院学習田の田植え・稲刈りなどの農業体験を行い、併せて、景観観察や資料収集など現地調査で必要とされる様々な研究方法を指導します。| なお授業はPC5教室で実施します。
  • 2019, 本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける||本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースでどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。|
  • 2019, 農村景観に関する歴史地理学的諸問題のうち、今年度は日本中世に照準を当てて、さまざまな問題を講述する。| わが国の農村地域において、現在もなお継承されている伝統的な村落構造は、基本的には中世における農村空間のさまざまな変容を通じて形成されたものである。人口増加や活発な農地開発、それに伴う農業技術の発展や社会的分業の展開など、農村空間の変容は多岐にわたっているが、こうした変容はすべて何らかの形で景観に反映されているはずである。とりわけ、大和盆地などにみられる集村化現象は、中世農村の変容のひとつの帰結であるが、それとともに、集村化をみなかった「小村=散居型」村落においても、その景観には小さからぬ変化がきざしていた。さらには、その両極の間にはさまざまな農村景観の変容コースがあったと思われる。| この講義では各地の中世農村関係史料や絵図などを駆使しつつ、中世農村景観の変容過程を検討することとしたい。
  • 2019, 絵図や古地図は、過去における世界・国土・地域といった空間的な情報を伝える貴重な歴史資料であるが、その本格的な研究が開始されたのは1980年代のことである。そこに表現された空間情報は、現代の目から見ると非科学的で、正確とはいえないが、そうした歪こそが、その図を作成し共有した社会の地域像や国土観、コスモロジーを読み解く鍵となるのである。| この講義では、こうした絵図や古地図から、様々な情報を引き出すための読解方法について、古今東西の事例をもとにわかりやすく講述したい。
  • 2019, 主として日本を対象とする歴史地理学のさまざまな研究テーマについて、その研究史上の問題点や今後の研究課題を明らかにすると共に、具体的な事例研究を通じて、その研究課題に対する認識の深化を目指す。またデスクワークによる文献処理法や地図・空中写真の解析、絵図・古地図の分析と読解、現地調査によって得られたデーターの処理と分析、などについても随時指導したい。これとともに、受講生はそれぞれの卒業論文作成の各段階における成果を随時報告し、各自の今後の研究方針をゼミ全体で確認してゆきたい。
  • 2019, 前近代日本は、民衆の大多数が農村に居住し、農業を生業としていた社会であった。したがって、前近代の歴史を考えるためには、かつての農業や農村に関する知識が不可欠である。しかし、われわれの抱く農業・農村像は概ね近代以降作り上げられてきた様々なイメージが集積したものであり、それを直ちに前近代に持ち込むことは、逆に大きな誤解を生むもととなる。| この講義では、こうしたわれわれの農業・農村像を再点検し、前近代における農業の発展過程を特徴づけるいくつかの問題を取り上げて、最新の研究成果を紹介するとともに、それぞれの時代の農村景観の在り方を探り、現在の農村景観との対比を試みる中から、農村景観の変遷過程を追跡することを目的としている。特殊講義は学生が重複履修できる科目なので、これを前提として、当面、数年間連続してこのテーマの講義を続ける予定であり、日本の伝統的農村像に関心を寄せる学生の継続受講を期待したい。| 今年度は、これまでの年度の授業内容を整理/体系化し、日本農業の歩みと農村景観の変遷を概観するととtもに、戦国期畿内地方における農村と農業について、いくつかの事例に基づき講述したい。この時期の畿内農村では、惣村結合や集村化など、社会と景観が大きく変化し、来るべき近世農村の秩序が形成されつつある変革期であった。こうした変革期をリードし、それを支えた「農業革命」について考察する。今回取り上げる紀ノ川流域平野と和泉国日根郡は、いずれも荘園絵図によって中世前・中期の景観を知ることができる貴重な事例である。
  • 2019
  • 2020, 本授業は、主に Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施|する。| 次第に失われつつある伝統的な景観は、過去における社会生活や文化を追体験することができる貴重な歴史遺産です。これらを後世に伝えるために推進されているユネスコ世界遺産や文化庁の伝統的建造物群保存地区・文化的景観など、世界や日本で取り組みが進められている景観保全の事例について、その選定に際して作成された報告書類、研究論文や絵図などの史料、現状を記録した精密な地図類などを駆使して、その景観の価値を明らかにし、後世に伝えるためのさまざまな取り組みについて学びます。| 受講生は必ず景観保全地区一つを選び、その景観に関するさまざまな資料を収集し、調査した内容についてパワーポイントを用いた発表を行います。発表までの調査については、授業外での個人指導を行います。文献検索法や文献の読解力を身につけるとともに、絵図・古地図や地形図・空中写真、風景画や景観写真などの活用法についても指導します。
  • 2020, 絵図・古地図には、単なる「地図」の域を越えたさまざまな情報が描き込まれている。それらを一つ一つ丁寧に読み解いてゆくうちに、過去の社会の世界認識や生活の場のしくみなどが鮮やかに浮かび上がってくる。| このゼミでは、古今東西のさまざまな絵図や古地図を素材として、絵図研究のための基礎知識や研究・分析の方法を学ぶとともに、受講生が自ら絵図・古地図の研究成果を発表し、研究の深化をめざしたい。|
  • 2020, 本授業は、主に Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施|する。| 「地域文化と景観」コースは、風土と歴史にはぐくまれた地域固有の有形・無形の文化の特質と意義を明らかにし、それを後世に伝えることをめざす分野である。| このゼミでは、基礎演習Cの取り組みを発展させ、主として歴史地理学の観点から、地域の景観や生業文化、生活民俗や祭礼・芸能などを詳細に研究し、受講生がそれぞれに卒業論文のテーマを発見し、研究へむけて調査・研究の方法を修得できるようにしていきたい。
  • 2020, 本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける|| 本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースでどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
  • 2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。|主として日本を対象とする歴史地理学のさまざまな研究テーマについて、その研究史上の問題点や今後の研究課題を明らかにすると共に、具体的な事例研究を通じて、その研究課題に対する認識の深化を目指す。またデスクワークによる文献処理法や地図・空中写真の解析、絵図・古地図の分析と読解、現地調査によって得られたデーターの処理と分析、などについても随時指導したい。これとともに、受講生はそれぞれの卒業論文作成の各段階における成果を随時報告し、各自の今後の研究方針をゼミ全体で確認してゆきたい。
  • 2020, 本授業は、主に Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施|する。| 農村景観に関する歴史地理学的諸問題のうち、今年度は日本中世に照準を当てて、さまざまな問題を講述する。| わが国の農村地域において、現在もなお継承されている伝統的な村落構造は、基本的には中世における農村空間のさまざまな変容を通じて形成されたものである。人口増加や活発な農地開発、それに伴う農業技術の発展や社会的分業の展開など、農村空間の変容は多岐にわたっているが、こうした変容はすべて何らかの形で景観に反映されているはずである。とりわけ、大和盆地などにみられる集村化現象は、中世農村の変容のひとつの帰結であるが、それとともに、集村化をみなかった「小村=散居型」村落においても、その景観には小さからぬ変化がきざしていた。さらには、その両極の間にはさまざまな農村景観の変容コースがあったと思われる。| この講義では各地の中世農村関係史料や絵図などを駆使しつつ、中世農村景観の変容過程を検討することとしたい。
  • 2020, 歴史研究の基礎となる絵図・地図情報処理の方法や、現地調査における景観観察・記録の方法について学ぶ実習の授業の基礎編です。残念ながら、今年度前期はPC教室で授業を行うことができない見込みです。このため、受講生が自宅でできる作業を中心に、内容を改めています。今回は国土地理院が提供する国土地理情報WEBサイト「地理院地図」を徹底的に使いこなすことを目標に定めます。| 近年では、地形図や空中写真などがインターネットを介して自由に閲覧できるようになりました。この授業では「地理院地図」で提供されているデジタル地図・空中写真を主たる素材に取り上げ、パソコンを駆使してこれらの活用を目指します。併せて地図や写真の画像処理・編集方法にも触れ、スキャンした絵図古地図画像の解析や分析を行います。| 授業では、地図製作の大手企業・株式会社八州の全面的なご協力を得て、最新の地図作製技術なども解説、さらに「地理院地図」に付属する簡易GIS(地理情報システム)の機能を用いて、GIS入門も解説したいと思います。| 今年度前期は、例年実施しているの業体験・現地調査実習を実施できない見込みであることを付言します。
  • 2020, -
  • 2020, 本授業は、主に Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施|する。| 歴史研究の基礎となる絵図・地図情報処理の方法や、現地調査における景観観察・記録の方法について学ぶ実習の授業の応用編です。| 歴史研究の基礎となる絵図・地図情報処理の方法や、現地調査における景観観察・記録の方法について学ぶ実習の授業の基礎編です。残念ながら、今年度前期はPC教室で授業を行うことができない見込みです。このため、受講生が自宅でできる作業を中心に、内容を改めています。今回は国土地理院が提供する国土地理情報WEBサイト「地理院地図」を徹底的に使いこなすことを目標に定めます。| 近年では、地形図や空中写真などがインターネットを介して自由に閲覧できるようになりました。この授業では「地理院地図」で提供されているデジタル地図・空中写真を主たる素材に取り上げ、パソコンを駆使してこれらの活用を目指します。併せて地図や写真の画像処理・編集方法にも触れ、スキャンした絵図古地図画像の解析や分析を行います。| 授業では、地図製作の大手企業・株式会社八州の全面的なご協力を得て、最新の地図作製技術なども解説、さらに「地理院地図」に付属する簡易GIS(地理情報システム)の機能を用いて、GIS入門も解説したいと思います。| 今年度前期は、例年実施しているの業体験・現地調査実習を実施できない見込みであることを付言します。
  • 2020, 絵図や古地図は、過去における世界・国土・地域といった空間的な情報を伝える貴重な歴史資料であるが、その本格的な研究が開始されたのは1980年代のことである。そこに表現された空間情報は、現代の目から見ると非科学的で、正確とはいえないが、そうした歪こそが、その図を作成し共有した社会の地域像や国土観、コスモロジーを読み解く鍵となるのである。| この講義では、こうした絵図や古地図から、様々な情報を引き出すための読解方法について、古今東西の事例をもとにわかりやすく講述したい。
  • 2020, 本授業は、主に Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施|する。| 前近代日本は、民衆の大多数が農村に居住し、農業を生業とする社会であった。したがって、前近代の社会を考えるためには、かつての農業や農村に関する知識が不可欠である。しかし、われわれの抱く農業・農村像は概ね近代以降作り上げられてきたイメージが集積したものであり、それを直ちに前近代に持ち込むことは、逆に大きな誤解を生むもととなる。| この講義では、こうしたわれわれの農業・農村像を再点検し、前近代における農業の発展過程を特徴づけるいくつかの問題を取り上げて、最新の研究成果を紹介するとともに、それぞれの時代の農村景観の在り方を探り、現在の農村景観との対比を試みる中から、農村景観の変遷過程を追跡することを目的としている。特殊講義は学生が重複履修できる科目なので、これを前提として、当面、数年間連続してこのテーマの講義を続ける予定であり、日本の伝統的農村像に関心を寄せる学生の継続受講を期待したい。| 今年度は、これまでの年度の授業内容を整理/体系化し、日本農業の歩みと農村景観の変遷を概観するととtもに、残された問題の考察を試みる。まず第一に東北地方における中世農業の評価に関する問題。次いで、和泉・紀伊における溜池灌漑の形成と変容。さらに、いわゆる「中世集村化現象」を支えた「農業革命」について考察する。とりわけ綿作の開始と普及過程に関する問題について、深く掘り下げることができれば幸いである。
  • 2021, 本授業は対面授業として実施する。|本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する。|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける。|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る。|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける。|| 本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースはどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
  • 2021, 本授業は、支障ない限り教室を利用した対面形式で実施するが、支障が生じた場合は Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)に切り替えることがある。| 次第に失われつつある伝統的な景観は、過去における社会生活や文化を追体験することができる貴重な歴史遺産です。これらを後世に伝えるために推進されているユネスコ世界遺産や文化庁の伝統的建造物群保存地区・文化的景観など、世界や日本で取り組みが進められている景観保全の事例について、その選定に際して作成された報告書類、研究論文や絵図などの史料、現状を記録した精密な地図類などを駆使して、その景観の価値を明らかにし、後世に伝えるためのさまざまな取り組みについて学びます。| 受講生は必ず景観保全地区一つを選び、その景観に関するさまざまな資料を収集し、調査した内容についてパワーポイントを用いた発表を行います。発表までの調査については、授業外での個人指導を行います。文献検索法や文献の読解力を身につけるとともに、絵図・古地図や地形図・空中写真、風景画や景観写真などの活用法についても指導します。
  • 2021, 本授業は、とくに支障のない限り、対面形式で実施する。支障が生じた場合には、受講生と相談のうえ、ZOOMによる双方向ライブ形式に変更することがある。|主として日本を対象とする歴史地理学のさまざまな研究テーマについて、その研究史上の問題点や今後の研究課題を明らかにすると共に、具体的な事例研究を通じて、その研究課題に対する認識の深化を目指す。またデスクワークによる文献処理法や地図・空中写真の解析、絵図・古地図の分析と読解、現地調査によって得られたデーターの処理と分析、などについても随時指導したい。これとともに、受講生はそれぞれの卒業論文作成の各段階における成果を随時報告し、各自の今後の研究方針をゼミ全体で確認してゆきたい。
  • 2021, 本授業は、基本的に Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)で実施し、授業後一週間は録画を提供する。| この講義では、日本中世を中心とする農村景観の展開に関する歴史地理学的諸問題を講述する。| わが国の農村地域において、現在もなお継承されている伝統的な村落構造は、基本的には中世における農村空間のさまざまな変容を通じて形成されたものである。人口増加や活発な農地開発、それに伴う農業技術の発展や社会的分業の展開など、農村空間の変容は多岐にわたっているが、こうした変容はすべて何らかの形で景観に反映されているはずである。とりわけ、大和盆地などにみられる集村化現象は、中世農村の変容のひとつの帰結であるが、それとともに、集村化をみなかった「小村=散居型」村落においても、その景観には小さからぬ変化がきざしていた。さらには、その両極の間にはさまざまな農村景観の変容コースがあったと思われる。| この講義では各地の中世農村関係史料や絵図などを駆使しつつ、考古学的、民俗学的研究成果をも援用して、中世農村景観の変容過程を検討することとしたい。
  • 2021, 歴史研究の基礎となる絵図・地図情報処理の方法や、現地調査における景観観察・記録の方法について学ぶ実習の授業の基礎編です。| 今年度前期は、ZOOMによる双方向オンライン・ライブ形式で実施し、授業後一週間は反復学習をも兼ねて、録画を提供する予定です。| 授業は、国土地理院が提供する国土地理情報WEBサイト「地理院地図」を徹底的に使いこなすことを目標に定めます。| 近年では、地形図や空中写真などがインターネットを介して自由に閲覧できるようになりました。この授業では「地理院地図」で提供されているデジタル地図・空中写真を主たる素材に取り上げ、パソコンを駆使してこれらの活用を目指します。併せて地図や写真の画像処理・編集方法にも触れ、スキャンした絵図古地図画像の解析や分析を行います。| 授業では、地図製作の大手企業・株式会社八州の全面的なご協力を得て、最新の地図作製技術なども解説、さらに「地理院地図」に付属する簡易GIS(地理情報システム)の機能を用いて、GIS入門も解説したいと思います。| 例年岩手県一関市骨寺村荘園遺跡で実施している農業体験・現地調査実習は、出来る限り実施したいのですが、コロナウィルス感染状況によって実施できない可能性があることを付言します。
  • 2021, 前期の内容については、(地域・景観調査法Ⅰ 渋谷 吉田 敏弘 火曜5限)を参照してください。後期の内容については、(地域・景観調査法Ⅱ 渋谷 吉田 敏弘 火曜5限)を参照してください。
  • 2021, 歴史研究の基礎となる絵図・地図情報処理の方法や、現地調査における景観観察・記録の方法について学ぶ実習です。近年では地図のデジタル化が急速に進められており、デジタル地図をベースに、様々な情報データベースを統合した地理情報システムGISが普及するようになりました。| 地理院地図をベースに作業した前期に引き続き、後期でも地図制作の大手企業、株式会社八州の協力を得て、本格的なGISソフトであるSISを用いて、地理情報システムの仕組みとデジタル地図の作成、活用の実践を指導します。地理情報システムは様々な方面で活用されているので、この習得は、調査研究のみならず、受講生の職業訓練上のスキルアップにも貢献します。|  GISソフト・SISはPC5教室にのみ装備されているので、この授業は同教室における対面形式で実施します。もし、これに支障が生じた場合は、受講生に説明した上で、内容を大幅に変更することがあります。| この授業では、SISのほか、表計算アプリEXCELや画像処理アプリGIMP2を使用しますので、これらの操作に慣れておくことが重要です。|  例年、岩手県一関市骨寺村荘園遺跡において、農業体験を兼ねた現地調査実習を実施しておりますが、今年度は、コロナ・ウィルスの感染状況により、実施できない場合もあることを付言します。
  • 2021, 本授業は、支障ない限り教室での対面形式で実施するが、支障が生じた場合は Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)に切り替えることもある。| 前近代日本は、民衆の大多数が農村に居住し、農業を生業とする社会であった。したがって、前近代の社会を考えるためには、かつての農業や農村に関する知識が不可欠である。しかし、われわれの抱く農業・農村像は概ね近代以降作り上げられてきたイメージが集積したものであり、それを直ちに前近代に持ち込むことは、逆に大きな誤解を生むもととなる。| この講義では、こうしたわれわれの農業・農村像を再点検し、前近代における農業の発展過程を特徴づけるいくつかの問題を取り上げて、最新の研究成果を紹介するとともに、それぞれの時代の農村景観の在り方を探り、現在の農村景観との対比を試みる中から、農村景観の変遷過程を追跡することを目的としている。史学専門講義は学生が重複履修できる科目なので、これを前提として、当面、数年間連続してこのテーマの講義を続ける予定であり、日本の伝統的農村像に関心を寄せる学生の継続受講を期待したい。| 今年度は、これまでの年度の授業内容を整理/体系化し、日本農業の歩みと農村景観の変遷を概観するととtもに、残された問題の考察を試みる。まず、中部山岳地方における焼畑農業をつうじて、日本における畑作文化の地域的展開を考察する。次いで、和泉・紀伊における溜池灌漑の形成と変容を取り上げ、当地域における中世農業から近世農業への展開過程を考察したい。
  • 2021, この授業はPC教室での対面方式で実施するが、支障が生じた場合は、受講生と相談のうえで、ZOOMによる双方向オンライン形式(ライブ)に切り替えることがある。| 絵図・古地図には、単なる「地図」の域を越えたさまざまな情報が描き込まれている。それらを一つ一つ丁寧に読み解いてゆくうちに、過去の社会の世界認識や生活の場のしくみなどが鮮やかに浮かび上がってくる。| このゼミでは、古今東西のさまざまな絵図や古地図を素材として、絵図研究のための基礎知識や研究・分析の方法を学ぶとともに、受講生が自ら絵図・古地図の研究成果を発表し、研究の深化をめざしたい。|
  • 2021, 本授業は、支障ない限りPC教室を用いた対面形式で実施するが、支障が生じた場合には、受講生と相談のうえ、Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)に切り替えることがある。| 「地域文化と景観」コースは、風土と歴史にはぐくまれた地域固有の有形・無形の文化の特質と意義を明らかにし、それを後世に伝えることをめざす分野である。| このゼミでは、基礎演習Cの取り組みを発展させ、主として歴史地理学の観点から、地域の景観や生業文化、生活民俗や祭礼・芸能などを詳細に研究し、受講生がそれぞれに卒業論文のテーマを発見し、研究へむけて調査・研究の方法を修得できるようにしていきたい。
  • 2022, 本授業は対面授業として実施する。|本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する。|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける。|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る。|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける。|| 本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースはどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
  • 2022, 本授業は、支障ない限り教室を利用した対面形式で実施する。| 次第に失われつつある伝統的な景観は、過去における社会生活や文化を追体験することができる貴重な歴史遺産です。これらを後世に伝えるために推進されているユネスコ世界遺産や文化庁の伝統的建造物群保存地区・文化的景観など、世界や日本で取り組みが進められている景観保全の事例について、その選定に際して作成された報告書類、研究論文や絵図などの史料、現状を記録した精密な地図類などを駆使して、その景観の価値を明らかにし、後世に伝えるためのさまざまな取り組みについて学びます。| 受講生は必ず景観保全地区一つを選び、その景観に関するさまざまな資料を収集し、調査した内容についてパワーポイントを用いた発表を行います。発表までの調査については、授業外での個人指導を行います。文献検索法や文献の読解力を身につけるとともに、絵図・古地図や地形図・空中写真、風景画や景観写真などの活用法についても指導します。
  • 2022, 本授業は対面形式で実施する。| この講義では、日本中世を中心とする農村景観の展開に関する歴史地理学的諸問題を講述する。| わが国の農村地域において、現在もなお継承されている伝統的な村落構造は、基本的には中世における農村空間のさまざまな変容を通じて形成されたものである。人口増加や活発な農地開発、それに伴う農業技術の発展や社会的分業の展開など、農村空間の変容は多岐にわたっているが、こうした変容はすべて何らかの形で景観に反映されているはずである。とりわけ、大和盆地などにみられる集村化現象は、中世農村の変容のひとつの帰結であるが、それとともに、集村化をみなかった「小村=散居型」村落においても、その景観には小さからぬ変化がきざしていた。さらには、その両極の間にはさまざまな農村景観の変容コースがあったと思われる。| この講義では各地の中世農村関係史料や絵図などを駆使しつつ、考古学的、民俗学的研究成果をも援用して、中世農村景観の変容過程を検討することとしたい。
  • 2022, この授業はPC05教室を用いて実施する対面型授業です。| 歴史研究の基礎となる絵図・地図情報処理の方法や、現地調査における景観観察・記録の方法について学ぶ実習の授業の基礎編です。前期は、国土地理院が提供する国土地理情報WEBサイト「地理院地図」を徹底的に使いこなすことを目標に定めます。| 近年では、地形図や空中写真などがインターネットを介して自由に閲覧できるようになりました。この授業では「地理院地図」で提供されているデジタル地図・空中写真を主たる素材に取り上げ、パソコンを駆使してこれらの活用を目指します。併せて地図や写真の画像処理・編集方法にも触れ、スキャンした絵図古地図画像の解析や分析を行います。| 授業では、地図製作の大手企業・株式会社八州の全面的なご協力を得て、最新の地図作製技術なども解説、さらに「地理院地図」に付属する簡易GIS(地理情報システム)の機能を用いて、GIS入門も解説したいと思います。| 例年、岩手県一関市骨寺村荘園遺跡において、農業体験を兼ねた現地調査実習を実施しています。前期は第7回授業をこれに充てますが、コロナウィルス感染状況により実施できないときは東京周辺での調査体験に代替します。
  • 2022, 前期の内容については、(地域・景観調査法Ⅰ 渋谷 吉田 敏弘 火曜5限)を参照してください。後期の内容については、(地域・景観調査法Ⅱ 渋谷 吉田 敏弘 火曜5限)を参照してください。
  • 2022, 歴史研究の基礎となる絵図・地図情報処理の方法や、現地調査における景観観察・記録の方法について学ぶ実習です。| 近年では地図のデジタル化が急速に進められており、デジタル地図をベースに、様々な情報データベースを統合した地理情報システムGISが普及するようになりました。地理院地図をベースに作業した前期に引き続き、後期でも地図制作の大手企業、株式会社八州の協力を得て、本格的なGISソフトであるSISを用いて、地理情報システムの仕組みとデジタル地図の作成、活用の実践を指導します。地理情報システムは様々な方面で活用されているので、この習得は、調査研究のみならず、受講生の職業訓練上のスキルアップにも貢献します。|  GISソフト・SISはPC5教室にのみ装備されているので、この授業は同教室における対面形式で実施します。また、SISのほか、EXCELやGIMP2を使用しますので、これらの操作に慣れておくことが重要です。|  例年、岩手県一関市骨寺村荘園遺跡において、農業体験を兼ねた現地調査実習を実施しています。後期は第7回授業をこれに充てますが、コロナウィルス感染状況により実施できないときは、東京周辺での調査体験に代替します。
  • 2022, この授業はPC05教室での対面方式で実施する。| 絵図・古地図には、単なる「地図」の域を越えたさまざまな情報が描き込まれている。それらを一つ一つ丁寧に読み解いてゆくうちに、過去の社会の世界認識や生活の場のしくみなどが鮮やかに浮かび上がってくる。| このゼミでは、古今東西のさまざまな絵図や古地図を素材として、絵図研究のための基礎知識や研究・分析の方法を学ぶとともに、受講生が自ら絵図・古地図の研究成果を発表し、研究の深化をめざしたい。|
  • 2022, 本授業はPC05教室を用いた対面形式で実施する。| 「地域文化と景観」コースは、風土と歴史にはぐくまれた地域固有の有形・無形の文化の特質と意義を明らかにし、それを後世に伝えることをめざす分野である。| このゼミでは、基礎演習Cの取り組みを発展させ、主として歴史地理学の観点から、地域の景観や生業文化、生活民俗や祭礼・芸能などを詳細に研究し、受講生がそれぞれに卒業論文のテーマを発見し、研究へむけて調査・研究の方法を修得できるようにしていきたい。
  • 2022, 本授業は対面形式で実施する。|主として日本を対象とする歴史地理学のさまざまな研究テーマについて、その研究史上の問題点や今後の研究課題を明らかにすると共に、具体的な事例研究を通じて、その研究課題に対する認識の深化を目指す。またデスクワークによる文献処理法や地図・空中写真の解析、絵図・古地図の分析と読解、現地調査によって得られたデーターの処理と分析、などについても随時指導したい。これとともに、受講生はそれぞれの卒業論文作成の各段階における成果を随時報告し、各自の今後の研究方針をゼミ全体で確認してゆきたい。
  • 2022, 本授業は対面形式で実施する。|主として日本を対象とする歴史地理学のさまざまな研究テーマについて、その研究史上の問題点や今後の研究課題を明らかにすると共に、具体的な事例研究を通じて、その研究課題に対する認識の深化を目指す。またデスクワークによる文献処理法や地図・空中写真の解析、絵図・古地図の分析と読解、現地調査によって得られたデーターの処理と分析、などについても随時指導したい。これとともに、受講生はそれぞれの卒業論文作成の各段階における成果を随時報告し、各自の今後の研究方針をゼミ全体で確認してゆきたい。
  • 2022, 本授業は対面形式で実施する。|主として日本を対象とする歴史地理学のさまざまな研究テーマについて、その研究史上の問題点や今後の研究課題を明らかにすると共に、具体的な事例研究を通じて、その研究課題に対する認識の深化を目指す。またデスクワークによる文献処理法や地図・空中写真の解析、絵図・古地図の分析と読解、現地調査によって得られたデーターの処理と分析、などについても随時指導したい。これとともに、受講生はそれぞれの卒業論文作成の各段階における成果を随時報告し、各自の今後の研究方針をゼミ全体で確認してゆきたい。
  • 2022, 本授業は教室での対面形式で実施する。| 前近代日本は、民衆の大多数が農村に居住し、農業を生業とする社会であった。したがって、前近代の社会を考えるためには、かつての農業や農村に関する知識が不可欠である。しかし、われわれの抱く農業・農村像は概ね近代以降作り上げられてきたイメージが集積したものであり、それを直ちに前近代に持ち込むことは、逆に大きな誤解を生むもととなる。| この講義では、こうしたわれわれの農業・農村像を再点検し、前近代における農業の発展過程を特徴づけるいくつかの問題を取り上げて、最新の研究成果を紹介するとともに、それぞれの時代の農村景観の在り方を探り、現在の農村景観との対比を試みる中から、農村景観の変遷過程を追跡することを目的としている。史学専門講義は学生が重複履修できる科目なので、これを前提として、当面、数年間連続してこのテーマの講義を続ける予定であり、日本の伝統的農村像に関心を寄せる学生の継続受講を期待したい。| 今年度は、これまでの年度の授業内容を整理/体系化し、日本農業の歩みと農村景観の変遷を概観するととtもに、昨年度講述できなかった問題の考察を試みる。まず、中部山岳地方における焼畑農業をつうじて、日本における畑作文化の地域的展開を考察する。次いで、和泉・紀伊における溜池灌漑の形成と変容を取り上げ、当地域における中世農業から近世農業への展開過程を考察したい。
  • 2023
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  • 2023, 本授業は対面授業として実施する。|本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する。|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける。|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る。|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける。| 本授業の後半では各自が専攻しようとするコースはどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
  • 2023, 本授業は、支障ない限り教室を利用した対面形式で実施する。| 次第に失われつつある伝統的な景観は、過去における社会生活や文化を追体験することができる貴重な歴史遺産です。これらを後世に伝えるために推進されているユネスコ世界遺産や文化庁の伝統的建造物群保存地区・文化的景観など、世界や日本で取り組みが進められている景観保全の事例について、その選定に際して作成された報告書類、研究論文や絵図などの史料、現状を記録した精密な地図類などを駆使して、その景観の価値を明らかにし、後世に伝えるためのさまざまな取り組みについて学びます。| 受講生は必ず景観保全地区一つを選び、その景観に関するさまざまな資料を収集し、調査した内容についてパワーポイントを用いた発表を行います。発表までの調査については、授業外での個人指導を行います。文献検索法や文献の読解力を身につけるとともに、絵図・古地図や地形図・空中写真、風景画や景観写真などの活用法についても指導します。
  • 2023, 本授業は対面形式で実施する。| この講義では、日本中世を中心とする農村景観の展開に関する歴史地理学的諸問題を講述する。| わが国の農村地域において、現在もなお継承されている伝統的な村落構造は、基本的には中世における農村空間のさまざまな変容を通じて形成されたものである。人口増加や活発な農地開発、それに伴う農業技術の発展や社会的分業の展開など、農村空間の変容は多岐にわたっているが、こうした変容はすべて何らかの形で景観に反映されているはずである。とりわけ、大和盆地などにみられる集村化現象は、中世農村の変容のひとつの帰結であるが、それとともに、集村化をみなかった「小村=散居型」村落においても、その景観には小さからぬ変化がきざしていた。さらには、その両極の間にはさまざまな農村景観の変容コースがあったと思われる。| この講義では各地の中世農村関係史料や絵図などを駆使しつつ、考古学的、民俗学的研究成果をも援用して、中世農村景観の変容過程を検討することとしたい。
  • 2023, この授業はPC05教室を用いて実施する対面型授業です。| 歴史研究の基礎となる絵図・地図情報処理の方法や、現地調査における景観観察・記録の方法について学ぶ実習の授業の基礎編です。前期は、国土地理院が提供する国土地理情報WEBサイト「地理院地図」を徹底的に使いこなすことを目標に定めます。| 近年では、地形図や空中写真などがインターネットを介して自由に閲覧できるようになりました。この授業では「地理院地図」で提供されているデジタル地図・空中写真を主たる素材に取り上げ、パソコンを駆使してこれらの活用を目指します。併せて地図や写真の画像処理・編集方法にも触れ、スキャンした絵図古地図画像の解析や分析を行います。| 授業では、地図製作の大手企業・株式会社八州の全面的なご協力を得て、最新の地図作製技術なども解説、さらに「地理院地図」に付属する簡易GIS(地理情報システム)の機能を用いて、GIS入門も解説したいと思います。| 例年、岩手県一関市骨寺村荘園遺跡において、農業体験を兼ねた現地調査実習を実施しています。前期は第7回授業をこれに充てますが、コロナウィルス感染状況により実施できないときは東京周辺での調査体験に代替します。
  • 2023, 前期の内容については(地域・景観調査法Ⅰ 渋谷 吉田 敏弘 火曜5限)を参照してください。後期の内容については(地域・景観調査法Ⅱ 渋谷 吉田 敏弘 火曜5限)を参照してください。
  • 2023, 歴史研究の基礎となる絵図・地図情報処理の方法や、現地調査における景観観察・記録の方法について学ぶ実習です。近年では地図のデジタル化が急速に進められており、デジタル地図をベースに、様々な情報データベースを統合した地理情報システムGISが普及するようになりました。| 地理院地図をベースに作業した前期に引き続き、後期でも地図制作の大手企業、株式会社八州の協力を得て、本格的なGISソフトであるSISを用いて、地理情報システムの仕組みとデジタル地図の作成、活用の実践を指導します。地理情報システムは様々な方面で活用されているので、この習得は、調査研究のみならず、受講生の職業訓練上のスキルアップにも貢献します。|  GISソフト・SISはPC5教室にのみ装備されているので、この授業は同教室における対面形式で実施します。もし、これに支障が生じた場合は、受講生に説明した上で、内容を大幅に変更することがあります。| この授業では、SISのほか、表計算アプリEXCELや画像処理アプリGIMP2を使用しますので、これらの操作に慣れておくことが重要です。|  例年、岩手県一関市骨寺村荘園遺跡において、農業体験を兼ねた現地調査実習を実施しておりますが、今年度は、コロナ・ウィルスの感染状況により、実施できない場合もあることを付言します。
  • 2023, 本授業は教室での対面形式で実施する。| 前近代日本は、民衆の大多数が農村に居住し、農業を生業とする社会であった。したがって、前近代の社会を考えるためには、かつての農業や農村に関する知識が不可欠である。しかし、われわれの抱く農業・農村像は概ね近代以降作り上げられてきたイメージが集積したものであり、それを直ちに前近代に持ち込むことは、逆に大きな誤解を生むもととなる。| この講義では、こうしたわれわれの農業・農村像を再点検し、前近代における農業の発展過程を特徴づけるいくつかの問題を取り上げて、最新の研究成果を紹介するとともに、それぞれの時代の農村景観の在り方を探り、現在の農村景観との対比を試みる中から、農村景観の変遷過程を追跡することを目的としている。史学専門講義は学生が重複履修できる科目なので、これを前提として、当面、数年間連続してこのテーマの講義を続ける予定であり、日本の伝統的農村像に関心を寄せる学生の継続受講を期待したい。| 今年度は、これまでの年度の授業内容を整理/体系化し、日本農業の歩みと農村景観の変遷を概観するととtもに、昨年度講述できなかった問題として、中部山岳地方における焼畑農業の多様性をつうじて、日本における畑作文化の地域的展開を考察する。
  • 2023, この授業はPC05教室での対面方式で実施する。| 絵図・古地図には、単なる「地図」の域を越えたさまざまな情報が描き込まれている。それらを一つ一つ丁寧に読み解いてゆくうちに、過去の社会の世界認識や生活の場のしくみなどが鮮やかに浮かび上がってくる。| このゼミでは、古今東西のさまざまな絵図や古地図を素材として、絵図研究のための基礎知識や研究・分析の方法を学ぶとともに、受講生が自ら絵図・古地図の研究成果を発表し、研究の深化をめざしたい。|
  • 2023, 本授業はPC05教室を用いた対面形式で実施する。| 「地域文化と景観」コースは、風土と歴史にはぐくまれた地域固有の有形・無形の文化の特質と意義を明らかにし、それを後世に伝えることをめざす分野である。| このゼミでは、基礎演習Cの取り組みを発展させ、主として歴史地理学の観点から、地域の景観や生業文化、生活民俗や祭礼・芸能などを詳細に研究し、受講生がそれぞれに卒業論文のテーマを発見し、研究へむけて調査・研究の方法を修得できるようにしていきたい。
  • 2023, 本授業は対面形式で実施する。|主として日本を対象とする歴史地理学のさまざまな研究テーマについて、その研究史上の問題点や今後の研究課題を明らかにすると共に、具体的な事例研究を通じて、その研究課題に対する認識の深化を目指す。またデスクワークによる文献処理法や地図・空中写真の解析、絵図・古地図の分析と読解、現地調査によって得られたデーターの処理と分析、などについても随時指導したい。これとともに、受講生はそれぞれの卒業論文作成の各段階における成果を随時報告し、各自の今後の研究方針をゼミ全体で確認してゆきたい。
  • 2023, 本授業は対面形式で実施する。|主として日本を対象とする歴史地理学のさまざまな研究テーマについて、その研究史上の問題点や今後の研究課題を明らかにすると共に、具体的な事例研究を通じて、その研究課題に対する認識の深化を目指す。またデスクワークによる文献処理法や地図・空中写真の解析、絵図・古地図の分析と読解、現地調査によって得られたデーターの処理と分析、などについても随時指導したい。これとともに、受講生はそれぞれの卒業論文作成の各段階における成果を随時報告し、各自の今後の研究方針をゼミ全体で確認してゆきたい。
  • 2023, 本授業は対面形式で実施する。|主として日本を対象とする歴史地理学のさまざまな研究テーマについて、その研究史上の問題点や今後の研究課題を明らかにすると共に、具体的な事例研究を通じて、その研究課題に対する認識の深化を目指す。またデスクワークによる文献処理法や地図・空中写真の解析、絵図・古地図の分析と読解、現地調査によって得られたデーターの処理と分析、などについても随時指導したい。これとともに、受講生はそれぞれの卒業論文作成の各段階における成果を随時報告し、各自の今後の研究方針をゼミ全体で確認してゆきたい。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018, 随時、地理学実習室(AMC1F)にて担当者、ないし歴史地理専攻の大学院生がアドバイスします。

学外活動

学協会活動

  • Apr. 1980
  • Apr. 1986
  • Apr. 1992
  • 1981
  • Apr. 1977


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