2020, 【本授業(後期)は、主にK-SMAPYⅡを利用した講義資料・課題提示による遠隔授業として実施する】|日本の古典文学には、しばしば書に関する記述が見られる。|書論を「広く書に関する言説」(杉村邦彦編『中国書法史を学ぶ人のために』世界思想社)と定義するならば、それらも書論であると言える。|本授業では中世文学、なかでも『徒然草』『古今著聞集』に見られる書論(特に額に関するもの)を取り上げ、関連する『夜鶴庭訓抄』などの書論書、さらに伝来する書跡とあわせて検討を加える。|それらを通して、書論・書道史研究の方法を実践的に学んでいきたい。|なお『徒然草』の作者・兼好については、近年再検討が進んでいる。この点についても及びたい。
2020, 【本授業(後期)は、対面授業として実施する】|書道史上の名品に基づいて、前期は硬筆を、後期は毛筆を学修する。|楷書は、主に中国・隋の「蘇孝慈墓誌銘」により、その基礎知識と技法を学ぶ。|行書は、主に中国・東晋の王羲之「蘭亭序」により、その基礎知識と技法を学ぶ。|仮名は、主に平安時代の「粘葉本和漢朗詠集」により、その基礎知識と技法を学ぶ。
2020, 【本授業は、対面授業として実施する】|前期(→サマーセッション)は、主に平安時代の優品である「高野切第三種」によりながら、仮名の実技の向上をはかる。|後期は、主に唐代の名品である孫過庭「書譜」によりながら、草書の基礎知識と技法を学ぶ。
2020, 【本授業は、主に講義資料を利用した遠隔授業として実施する】|古筆とは「古人の筆跡」の意味であり、およそ室町時代にまでに書写されたものをいう。とりわけ平安時代中期から鎌倉時代初期の古筆は、今日の仮名書道において「古典」として尊重されている。|一方で、その書写内容の多くは歌集であり、見方を変えれば古典文学作品の古写本でもある。また、書かれた言葉そのものに着目すれば、日本語学研究の資料とも言える。|本授業では、まず古筆学の基をなす近世の古筆鑑定について概観する。その上で、主に造形面に着目しながら、上記時代の古筆を同筆・同系統ごとに通覧する。|近年、古筆には、日本文学研究の分野から高い関心が寄せられている。また、料紙(書かれた紙)の研究も盛んになっている。そうした最新動向に触れつつ、古筆・古筆学をめぐる諸論点について考察を加えたい。
2020, 【本授業は、主にK-SMAPYⅡを利用した講義資料・課題提示による遠隔授業として実施する】|書論とは何か。|それは、「広く書に関する言説」(杉村邦彦編『中国書法史を学ぶ人のために』世界思想社)と定義することができる。|つまり、必ずしも技法論に限定されるものではなく、芸術論・鑑賞論など多岐にわたる。|本授業では、日本および中国の歴代の書論を講読することにより、古人の書をめぐる思考の諸相(どのような書がなぜ良いのか、評価の方法・基準等)を概観する。あわせて、関連する書跡の鑑賞を通して、書の見方について理解を深める。|これまでの、そして、これからの書のあり方を考える一助としたい。|日本の書論については、『源氏物語』などの古典文学作品、歌論・歌学書等も積極的に取り上げる。
2019, 古典文学作品には、しばしば書に関する記述が見られる。|書論を「広く書に関する言説」(杉村邦彦編『中国書法史を学ぶ人のために』世界思想社)と定義するならば、それらも書論であると言える。|本授業では中世文学、なかでも『徒然草』『古今著聞集』に見られる書論を取り上げ、関連する『夜鶴庭訓抄』などの書論書、さらに伝来する作品とあわせて検討を加える。|それらを通して、書論・書道史研究の方法を実践的に学んでいきたい。|なお『徒然草』の作者・兼好については、近年再検討が進んでいる。この点についても及びたい。
2019, 書論とは何か。|それは、「広く書に関する言説」(杉村邦彦編『中国書法史を学ぶ人のために』世界思想社)と定義することができる。|つまり、必ずしも技法論に限定されるものではなく、芸術論・鑑賞論など多岐にわたる。|本授業では、日本および中国の歴代の書論を講読することにより、古人の書をめぐる思考の諸相(どのような書がなぜ良いのか、評価の方法・基準等)を概観する。あわせて、関連する書跡の鑑賞を通して、書の見方について理解を深める。|これまでの、そして、これからの書のあり方を考える一助としたい。|日本の書論については、『源氏物語』などの古典文学作品、歌論・歌学書等も積極的に取り上げる。
2019, 古筆とは「古人の筆跡」の意味であり、およそ室町時代にまでに書写されたものをいう。とりわけ平安時代中期から鎌倉時代初期の古筆は、今日の仮名書道において「古典」として尊重されている。|一方で、その書写内容の多くは歌集であり、見方を変えれば古典文学作品の古写本でもある。また、書かれた言葉そのものに着目すれば、日本語学研究の資料とも言える。|本授業では、まず古筆学の基をなす近世の古筆鑑定について概観する。その上で、主に造形面に着目しながら、上記時代の古筆を同筆・同系統ごとに通覧する。|近年、古筆には、日本文学研究の立場から高い関心が寄せられている。また、料紙の研究も盛んになっている。そうした最新動向に触れつつ、古筆・古筆学をめぐる諸論点について考察を加えたい。
2019, 前期は、主に平安時代の優品である「高野切第三種」によりながら、仮名の実技の向上をはかる。|後期は、主に唐代の名品である孫過庭「書譜」によりながら、草書の基礎知識と技法を学ぶ。|
2019
2019, 日本・中国の代表的な名品によりながら、全体を大きく三期に分けて学んでいく。|はじめに隋の「蘇孝慈墓誌銘」を中心に、楷書の基礎知識と技法を学ぶ。|つぎに東晋の王羲之「蘭亭序」を中心に、行書の基礎知識と技法を学ぶ。|そして平安時代の「粘葉本和漢朗詠集」を中心に、仮名の基礎知識と技法を学ぶ。|毛筆による大字・細字のほか、硬筆もあわせて学びたい。
2022, 散らし書きとは、行の長短・高低、また行間の広狭などを変えることによって、紙面に変化と統一を与えようとする仮名書道独特の表現方法である。|古筆(古人の筆跡)の臨書を通して、様々な散らし書きの表現を学び、それをもとに創作作品を制作する。前期は主に「寸松庵色紙」を、後期は主に「継色紙」を取り上げる。|「寸松庵色紙」「継色紙」は、「升色紙」とあわせて今日「三色紙」と総称されるが、いずれも元来、色紙ではない。装丁(本の仕立て方)や料紙(書かれた紙)など、書誌学的・古筆学的観点からも丁寧に見ていきたい。
2022, 書道史上の代表的な名品に基づき、毛筆による臨書を中心に学修する。|前期は、主に平安時代の「高野切第三種」を取り上げて、仮名の実技の向上をはかる。|後期は、主に中国・唐の孫過庭「書譜」を取り上げて、草書の基礎知識と技法を学ぶ。
2022, 書道史上の代表的な名品に基づき、毛筆・硬筆により楷書を学修する。|主に中国・隋の「蘇孝慈墓誌銘」を取り上げて、楷書の基礎知識と技法を学ぶ。
2022, 前期の内容については、(書道Ⅰ 渋谷 橋本 貴朗 水曜1限)を参照してください。後期の内容については、(書道Ⅱ 渋谷 橋本 貴朗 水曜1限)を参照してください。
2022, 書道史上の名品に基づき、毛筆を中心に行書と仮名を学修する。|行書は、主に中国・東晋の王羲之「蘭亭序」を取り上げて、その基礎知識と技法を学ぶ。|仮名は、主に平安時代の「粘葉本和漢朗詠集」を取り上げて、その基礎知識と技法を学ぶ。
2022, 書論とは何か。|それは、「広く書に関する言説」(杉村邦彦編『中国書法史を学ぶ人のために』世界思想社)と定義することができる。|つまり、必ずしも技法論に限定されるものではなく、芸術論・鑑賞論など多岐にわたる。|本授業では、日本および中国の歴代の書論を講読することにより、古人の書をめぐる思考の諸相(どのような書がなぜ良いのか、評価の方法・基準等)を概観する。あわせて、関連する書跡の鑑賞を通して、書の見方について理解を深める。|これまでの、そして、これからの書のあり方を考える一助としたい。|日本の書論については、『源氏物語』などの古典文学作品、歌論・歌学書等も取り上げる。
2022, 書道史上の代表的な名品に基づいて、毛筆を中心に学修する。|楷書は、主に中国・隋の「蘇孝慈墓誌銘」により、その基礎知識と技法を学ぶ。|行書は、主に中国・東晋の王羲之「蘭亭序」により、その基礎知識と技法を学ぶ。|仮名は、主に平安時代の「粘葉本和漢朗詠集」により、その基礎知識と技法を学ぶ。
2022, 書道史上の代表的な名品に基づき、毛筆・硬筆により楷書を学修する。|主に中国・隋の「蘇孝慈墓誌銘」を取り上げて、楷書の基礎知識と技法を学ぶ。
2022, 前期の内容については、(書道Ⅰ 渋谷 橋本 貴朗 土曜2限)を参照してください。後期の内容については、(書道Ⅱ 渋谷 橋本 貴朗 土曜2限)を参照してください。
2022, 書道史上の名品に基づき、毛筆を中心に行書と仮名を学修する。|行書は、主に中国・東晋の王羲之「蘭亭序」を取り上げて、その基礎知識と技法を学ぶ。|仮名は、主に平安時代の「粘葉本和漢朗詠集」を取り上げて、その基礎知識と技法を学ぶ。
2023
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2023, 書論とは何か。それは「広く書に関する言説」(杉村邦彦編『中国書法史を学ぶ人のために』世界思想社)と定義することができる。つまり、必ずしも技法論に限定されるものではなく、芸術論・鑑賞論など多岐にわたる。|本授業では、日本および中国の歴代の書論を講読することにより、古人の書をめぐる思考の諸相(どのような書がなぜ良いのか、評価の方法・基準等)を概観する。あわせて、関連する書跡の鑑賞を通して、書の見方について理解を深める。これまでの、そして、これからの書のあり方を考える一助としたい。|日本の書論については、『源氏物語』『徒然草』などの古典文学作品、歌論・歌学書等も取り上げる。
2023, 書道史上の代表的な名品に基づき、毛筆・硬筆により楷書を学修する。|主に中国・隋の「蘇孝慈墓誌銘」を取り上げて、楷書の基礎知識と技法を学ぶ。
2023, 前期の内容については(書道Ⅰ 渋谷 橋本 貴朗 火曜6限)を参照してください。後期の内容については(書道Ⅱ 渋谷 橋本 貴朗 火曜6限)を参照してください。
2023, 書道史上の名品に基づき、毛筆を中心に行書と仮名を学修する。|行書は、主に中国・東晋の王羲之「蘭亭序」を取り上げて、その基礎知識と技法を学ぶ。|仮名は、主に平安時代の「粘葉本和漢朗詠集」を取り上げて、その基礎知識と技法を学ぶ。
2023, 書道史上の代表的な名品に基づき、毛筆による臨書を中心に仮名を学修する。|平安時代の「高野切第三種」を取り上げて、臨書から倣書(特定の書風を模倣して書くこと)へと進み、散らし書き・大字仮名の作品制作に取り組む。|「高野切第三種」以外の仮名の名品にも触れたい。
2023, 前期の内容については(書道実習ⅢA 渋谷 橋本 貴朗 火曜5限)を参照してください。後期の内容については(書道実習ⅢB 渋谷 橋本 貴朗 火曜5限)を参照してください。
2023, 書道史上の名品に基づき、毛筆による臨書を中心に草書を学修する。|中国・唐の孫過庭「書譜」を取り上げて、臨書から倣書(特定の書風を模倣して書くこと)へと進む。|「書譜」以外の草書の名品にも触れたい。
2023, 書道史上の代表的な名品に基づいて、毛筆を中心に学修する。|楷書は、主に中国・隋の「蘇孝慈墓誌銘」により、その基礎知識と技法を学ぶ。|行書は、主に中国・東晋の王羲之「蘭亭序」により、その基礎知識と技法を学ぶ。|仮名は、主に平安時代の「粘葉本和漢朗詠集」により、その基礎知識と技法を学ぶ。
2023, 書道史上の代表的な名品に基づき、毛筆・硬筆により楷書を学修する。|主に中国・隋の「蘇孝慈墓誌銘」を取り上げて、楷書の基礎知識と技法を学ぶ。
2023, 前期の内容については(書道Ⅰ 渋谷 橋本 貴朗 土曜2限)を参照してください。後期の内容については(書道Ⅱ 渋谷 橋本 貴朗 土曜2限)を参照してください。
2023, 書道史上の名品に基づき、毛筆を中心に行書と仮名を学修する。|行書は、主に中国・東晋の王羲之「蘭亭序」を取り上げて、その基礎知識と技法を学ぶ。|仮名は、主に平安時代の「粘葉本和漢朗詠集」を取り上げて、その基礎知識と技法を学ぶ。
2023, 書道史上の代表的な名品に基づき、毛筆・硬筆により楷書を学修する。|主に中国・隋の「蘇孝慈墓誌銘」を取り上げて、楷書の基礎知識と技法を学ぶ。
2023, 前期の内容については(書道Ⅰ 渋谷 橋本 貴朗 土曜1限)を参照してください。後期の内容については(書道Ⅱ 渋谷 橋本 貴朗 土曜1限)を参照してください。
2023, 書道史上の名品に基づき、毛筆を中心に行書と仮名を学修する。|行書は、主に中国・東晋の王羲之「蘭亭序」を取り上げて、その基礎知識と技法を学ぶ。|仮名は、主に平安時代の「粘葉本和漢朗詠集」を取り上げて、その基礎知識と技法を学ぶ。