K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

Yasuto KIKUCHI
Department of Japanese Literature
Professor
Last Updated :2024/07/26

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    Yasuto KIKUCHI

所属・職名

  • Department of Japanese Literature, Professor

学歴

  • Apr. 1979, Mar. 1982
  • Apr. 1977, Mar. 1979
  • Apr. 1975, Mar. 1977, The University of Tokyo, Faculty of Letters

学位

  • 29 Mar. 1979, 文学修士, 東京大学, 文学関係, 日本語の文の構造の分析

職歴

  • Feb. 2002, 9999, The University of Tokyo
  • Apr. 1988, Jan. 2002, The University of Tokyo
  • Mar. 1986, Mar. 1988, The University of Tokyo
  • 1986, 1988, The University of Tokyo, Assistant Professor
  • Apr. 1982, Feb. 1986, The University of Tokyo
  • 1982, 1986, The University of Tokyo, Research Assistant

本学就任年月日

  • 01 Apr. 2020

研究分野

  • Linguistics, Japanese Linguistics, Japanese Language Education, 日本語文法,敬語,日本語教育設計, 日本語学では,主に現代語の文法・敬語・意味を研究している。 文法のテーマは,「は」と「が」,「XはYがZ」文,受身,授受,とりたて,モダリティなど多岐に及び,いま変わりつつある諸相(「ら抜き」等)についても注目してきた。 敬語については,分類,承接,「させていただく」の分析など広く扱ってきた。 また,意味分析についての論文もいくつか発表してきた。 日本語教育については,日本語学的な研究と,私自身の日本語教育の経験を踏まえて,日本語教育方法の設計について提案する種々の論文を発表してきた。

研究活動

論文

  • KIKUCHI Yasuto, MAEHARA Kaoru, Journal of Japanese Grammar, 23, 1, 4, 19, 31 Mar. 2023, 前原かおる
  • 167, 198, 23 Dec. 2022
  • 17, 58, 24 Mar. 2022
  • 122, 10, 横1, 横20, 15 Oct. 2021
  • 36, 6, 1010, 15, 01 Jun. 2017
  • 32, 13, 76, 84, 01 Nov. 2013
  • 10, 2, 22, 38, Sep. 2010
  • 117, 133, Jun. 2010
  • 28, 10, 64, 74, Sep. 2009
  • 15, 1, 20, Mar. 2009
  • 9, 6, 8, 23, Nov. 2008
  • 30, 18, 22, Jun. 2007
  • 1, 26, Oct. 2006
  • 24, 11(9月臨時増刊号), 14, 21, Sep. 2005
  • 734(左421)-712(左443)., May 2005
  • 69, 1, 99, 109, 2004
  • 85, 105, Nov. 2003
  • 1, 30, 2003
  • 31, 12, 25, 29, 2002
  • 108, 16, 17, Nov. 2001
  • 3, 1, 17, Mar. 2001
  • 46, 2, 6, 14, Feb. 2001
  • Yooda and Rashii with a Comparison to Sooda and Daroo, KIKUCHI Yasuto, Kokugogaku : Studies in the Japanese language, 51, 1, 46, 60, 155-156, 30 Jun. 2000, 日本語学会, This paper clarifies essential differences between similar expressions of uncertanty: yooda and rashii. Yooda is used when the speaker observes the object directly and judges something inseparable from observation. Rashii is used when the judgment is formed by inferences from an observation. When the interpretation of ‘inseparable judgment from observation’ and the interpretation of ‘judgment including inferences’ are both possible, yooda as well as rashii can be used.
  • Possessive Usage of Aru and Motte iru, KIKUCHI Yasuto, Japanese-language education around the globe ; Japanese language education around the globe, 10, 147, 163, Jun. 2000, 独立行政法人国際交流基金
  • 200, 48, 50, Mar. 2000
  • 107, 16, 25, 2000
  • 107, 14, 15, 2000
  • 143, 159, 2000
  • 10, 25, 51, 2000
  • 106, 14, 15, 2000
  • 9, 29, 53, 1999
  • 6, 7, 31, 1999
  • 105, 8, 9, 1999
  • 26, 6, 40, 47, Jun. 1997
  • 7, 89, 107, 1997
  • 101, 123, 1997
  • 425-441, 1996
  • 77-90, 1995
  • 5,49-98, 1995
  • 1156-1131, 1995
  • 14,407-462, 1995
  • 37-69, 1995
  • 139-152, 1995
  • 6,1-46, 1995
  • 4、17-40, 1994
  • 3,13-48, 1993
  • 22, 1, 45, 53, 1993
  • 177-192, 1992
  • 1,15-69, 1991
  • 105-132, 1990
  • 276-310, 1989
  • 203-227, 1988
  • 63,87-104, 1987
  • 51, 1, 103, 111, Jan. 1986
  • 91-148, 1984
  • 1,20-22, 1983
  • 1,57-59, 1983
  • 120-130, 1981
  • p39, 54, Sep. 1980
  • 8, 6, 32, 37, Jun. 1979
  • 72, 86, 1979
  • 203, 231, 1979
  • 55, 12, p42, 56, Dec. 1978

Misc

  • 162, 161, 163, 25 Sep. 2022
  • 23, 3, 2, 5, Mar. 2010
  • 35, 12, 6, 7, Dec. 2006
  • 23, 6, 40, 43, Aug. 2003
  • 2002.1.31朝刊, 15, Jan. 2002
  • 21, 10, 12, 15, Dec. 2001
  • 2000.1.24, 7, Jan. 2000
  • 2000.1.10朝刊, 31, 2000
  • 1387-1390, 2000
  • Education key to maintaing language standards, The Daily Yomiuri, 2000.1.24, 7, 2000
  • 1999.11.13夕刊, 9, 1999
  • 1372, 1376, 1998
  • 1998.1.11-1998.5.31, 1998
  • 1997-夏, 18, 27, 1997
  • 15, 8, 86, 93, 1996
  • 25, 5, 48, 51, 1996
  • 40, 14, 82, 122, 1995
  • 305-324, 1991
  • 235-236, 1988
  • 615-625, 1988
  • 198-224, 1987
  • 13,386-389, 1985
  • 13,370, 1985
  • 13,316, 1985
  • 9,1070-1071, 1985
  • 8,353-354, 1985
  • 7,995, 1985
  • 7,181-183, 1985
  • 12, 6, 132, 135, 1983

著書等出版物

  • 01 Sep. 2022
  • Oct. 2011
  • 2010
  • 2003
  • 2000
  • 2000
  • 1999
  • Mar. 1997
  • 1997
  • Aug. 1996
  • Jun. 1994
  • 1991

講演・発表

  • 22 Feb. 2023
  • 08 Oct. 2022
  • 02 Oct. 2022
  • 08 Dec. 2019
  • 27 May 2018
  • Aug. 2012
  • 認知プロセスを考慮した補助動詞の文型指導, ,同予稿集p.78., 18 Aug. 2012
  • Nov. 2009
  • Oct. 2009
  • Jul. 2008
  • Jun. 2007
  • Jun. 2007
  • Mar. 2003

競争的資金

  • Japanese Language Teaching
  • Japanese Honorifics
  • Japanese Syntax
  • 15K02632, Development of the Learning Materials for Kanji Background Learners; Focusing on Reading Words of Kanji Two Characters, This study focused on the reading words of the kanji two characters and developed the kanji learning materials for kanji background learners. The main point is to master the following principals through the learning tasks: 1) most of words of the kanji two characters are read by the combination of each ‘on’ reading (i.e. on-yomi), 2) the sound change occurs regularly in specific environment. Also, we found that it is important to get knowledge of ‘on' reading in Japanese kanji and of some similar but different phenomena of the sound change above. Based on these findings, we developed comprehensive materials.
  • 26370590, Reconstruction of elementary syllabus and development of materials for Japanese language learning, as an attempt to pursue natural Japanese supporting real interactive communication effectively, In this research, 1) we developed a new type of Japanese elementary materials, in which learning items useful for real Japanese interactive communications are newly selected and re-organized step by step, and 2) we analyzed some important learning items chosen into our textbook related to 1) above.As for 1) new textbook in trial version has completed after many editorial meetings by research members, and has been used so far by more than 500 students in the university language class. As for 2) specially, we analyzed “-ndes(kedo)” and its related grammatical items “-kara” and ”-kedo”, and Japanese passive sentences, through research of some corpuses and several existing learning materials. From the result obtained in these analyses, new syllabus and teaching methods of these items are reached as a solution to problems.
  • 18520400, A digital dictionary of Japanese grammar for learners, This research developed various tools of learning which facilitate Japanese language learners' understanding of Japanese grammar by using the dynamic image of e-learning. These studying tools include1)tools for learning Japanese verb conjugations ; 2)tools for learning principal case particles ; 3)tools for learning basic constructions ; and 4)tools for learning Japanese characters and pronunciation. These developments are being utilized in Japanese language learning at our university and the results are being prepared for publication.

教育活動

担当授業

  • 2020, [本講は,主にZoom利用の双方向方オンライン授業(ライブ配信)として実施する。ただし,可能であれば,何回かは対面で行いたい。対面の場合でも,遠隔での参加も可能な「ハイブリッド方式]で行う。]| 日本語教育の基礎的な実践力を身につけることにつながる学びをすること,日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養うことを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業をめざす。| 具体的には,日本語の初級(一部は中級)の文法項目をいくつか選び,その意味・用法を分析し,項目によってはその指導法までを考えることが中心となる。できれば,ことばの意味の分析や指導法も一部扱いたい。また,関連する日本語学上のトピックや,〈教授者が学習者に伝える〉ことや〈授業を運ぶ〉ことなどについても,可能なら触れたい。| 毎回,発表者を割り当てて,発表してもらい,それをもとに授業を進めるのが演習の本来の姿だと思うが,遠隔で,しかも1回が短時間とあっては,それはかなり難しいように思われる。ただ,可能な範囲でそれに近づきたいという気持ちは持っている。||[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法,ことばの意味|
  • 2020, [本講は,主にZoom利用の双方向方オンライン授業(ライブ配信)として実施する。ただし,可能であれば,何回かは対面で行いたい。対面の場合でも,遠隔での参加も可能な「ハイブリッド方式]で行う。]| 日本語教育の基礎的な実践力を身につけることにつながる学びをすること,日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養うことを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業をめざす。| 具体的には,日本語の初級(一部は中級)の文法項目をいくつか選び,その意味・用法を分析し,項目によってはその指導法までを考えることが中心となる。できれば,ことばの意味の分析や指導法も一部扱いたい。また,関連する日本語学上のトピックや,〈教授者が学習者に伝える〉ことや〈授業を運ぶ〉ことなどについても,可能なら触れたい。| 毎回,発表者を割り当てて,発表してもらい,それをもとに授業を進めるのが演習の本来の姿だと思うが,遠隔で,しかも1回が短時間とあっては,それはかなり難しいように思われる。ただ,可能な範囲でそれに近づきたいという気持ちは持っている。||[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法,ことばの意味|
  • 2020, [本授業は,対面授業が行えるまでの間は,Zoomによる双方向型授業として実施する]| 日本語教育の基礎知識を学ぶことと,日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養うことを,2つの大きな柱とする。| 日本語を母語としない人に日本語を教える〈日本語教育〉は,次第に社会的なニーズも高まり,教授者も増えてきているが,良質の教育が提供できる教授者になるためには,専門的な勉強や,教授技術を高めるための努力が必要である。本講は,日本語教育に関心をもつ受講者が,将来,日本語教授者になった場合に良質な教育が提供できるように,「日本語教育研究Ⅱ」(後期)と合わせて,必要な基礎知識をしっかり提供したい。日本語教育界で広く共有されている基礎知識のほか,一部,本講担当者の経験と研究を踏まえての独自の成果・見方を紹介する場合もある。|  日本語教授者には,日本語についての知識以外にも,学習者の目線や習得に目を向ける能力,学習者への提示の仕方や練習の仕方を工夫する能力,文化的・社会的な把握力,その他さまざまな能力が要請されるので,これらについても授業の中で触れていくが,最も欠かせないのは,やはり,日本語そのものについて,持つべき知識や分析する力を持ち,それを踏まえて〈学習者にわかりやすく,学習者が上手になる授業〉を展開する能力である。そこで,本講では,受講者の皆さんが,日本語そのものについての知識(特に文法的な知識)や,日本語を分析する能力(いわば「日本語を見る目」)を身につけることができるように,ということをもう1つの目標とする。それはまた,日本語の奥深さを感じる体験でもある。こちらは,日本語学の領域といえるが,日本語教育を通して日本語を見ることで,新たな新鮮な見方が得られるはずである。| 将来,日本語教育に従事する可能性が高くない人にとっても,「日本語再発見」として興味を持ってもらえる内容であろうと思う。本講を,日本語との新たな出会いの場にしてほしい。| ||[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法|
  • 2020, [本講は,主にZoom利用の双方向方オンライン授業(ライブ配信)として実施する。]| 前期に開講した「日本語教育研究Ⅰ」の続きとして,日本語教育の基礎知識を学ぶことと,日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養うことを,2つの大きな柱とする。「日本語教育研究Ⅰ」または他の日本語教育関係の科目をこれまでに受講していることが望ましい(本講「日本語教育研究Ⅱ」が日本語教育に関する初めての受講だという学生は,本講の受講にあたり,かなりの努力が必要になるであろう)。| 日本語を母語としない人に日本語を教える〈日本語教育〉は,次第に社会的なニーズも高まり,教授者も増えてきているが,良質の教育が提供できる教授者になるためには,専門的な勉強や,教授技術を高めるための努力が必要である。本講は,日本語教育に関心をもつ受講者が,将来,日本語教授者になった場合に良質な教育が提供できるように,「日本語教育研究Ⅰ」と合わせて,必要な基礎知識をしっかり提供したい。日本語教育界で広く共有されている基礎知識のほか,一部,本講担当者の経験と研究を踏まえての独自の成果・見方を紹介する場合もある。|  日本語教授者には,日本語についての知識以外にも,学習者の目線や習得に目を向ける能力,学習者への提示の仕方や練習の仕方を工夫する能力,文化的・社会的な把握力,その他さまざまな能力が要請されるので,これらについても授業の中で触れていくが,最も欠かせないのは,やはり,日本語そのものについて,持つべき知識や分析する力を持ち,それを踏まえて〈学習者にわかりやすく,学習者が上手になる授業〉を展開する能力である。そこで,本講では,受講者の皆さんが,日本語そのものについての知識(特に文法的な知識)や,日本語を分析する能力(いわば「日本語を見る目」)を身につけることができるように,ということをもう1つの目標とする。それはまた,日本語の奥深さを感じる体験でもある。こちらは,日本語学の領域といえるが,日本語教育を通して日本語を見ることで,新たな新鮮な見方が得られるはずである。| 将来,日本語教育に従事する可能性が高くない人にとっても,「日本語再発見」として興味を持ってもらえる内容であろうと思う。本講を,日本語との新たな出会いの場にしてほしい。||[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法|
  • 2021, 日本語教育の基礎的な実践力を身につけることにつながる学びをすることと,日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養い,日本語を改めて知ることを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業をめざす。| 具体的には,日本語の初級(一部は中級)の文法項目をいくつか選び,その意味・用法を分析し,項目によってはその指導法までを考えることが中心となる。できれば,ことばの意味の分析や指導法も一部扱いたい。また,関連する日本語学上のトピックや,〈教授者が学習者に伝える〉とはどういうことか,〈授業を運ぶ〉とはどういうことか,などにの一端についても,できるだけ触れたい。| 毎回,全員が事前課題に取り組み,それをK-SmapyⅡに提出した上で受講する方式をとる(下記「授業時間外の学習方法」参照)。これに加えて,発表者を割り当てて,発表してもらい,それをもとに授業を進めることもしたいが,それがどこまで可能かは,授業形態(対面がどの程度可能か)にもよる面があろう。||[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法,ことばの意味|
  • 2021, 日本語教育の基礎的な実践力を身につけることにつながる学びをすることと,日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養い,日本語を改めて知ることを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業をめざす。| 具体的には,日本語の初級(一部は中級)の文法項目をいくつか選び,その意味・用法を分析し,項目によってはその指導法までを考えることが中心となる。できれば,ことばの意味の分析や指導法も一部扱いたい。また,関連する日本語学上のトピックや,〈教授者が学習者に伝える〉とはどういうことか,〈授業を運ぶ〉とはどういうことか,などにの一端についても,できるだけ触れたい。| 毎回,全員が事前課題に取り組み,それをK-SmapyⅡに提出した上で受講する方式をとる(下記「授業時間外の学習方法」参照)。これに加えて,発表者を割り当てて,発表してもらい,それをもとに授業を進めることもしたいが,それがどこまで可能かは,授業形態(対面がどの程度可能か)にもよる面があろう。||[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法,ことばの意味|
  • 2021, 日本語教育の基礎知識を学ぶことと,日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養い,改めて日本語を知ることを,2つの大きな柱とする。| 日本語を母語としない人に日本語を教える〈日本語教育〉は,次第に社会的なニーズも高まり,教授者も増えてきているが,良質の教育が提供できる教授者になるためには,専門的な勉強や,教授技術を高めるための努力が必要である。本講は,日本語教育に関心をもつ受講者が,将来,日本語教授者になった場合に良質な教育が提供できるように,「日本語教育研究Ⅱ」(後期)と合わせて,必要な基礎知識をしっかり提供したい。日本語教育界で広く共有されている基礎知識のほか,一部,本講担当者の経験と研究を踏まえての独自の成果・見方を紹介する場合もある。|  日本語教授者には,日本語についての知識以外にも,学習者の目線や習得に目を向ける能力,学習者への提示の仕方や練習の仕方を工夫する能力,文化的・社会的な把握力,その他さまざまな能力が要請されるので,これらについても授業の中で触れていくが,最も欠かせないのは,やはり,日本語そのものについて,持つべき知識や分析する力を持ち,それを踏まえて〈学習者にわかりやすく,学習者が上手になる授業〉を展開する能力である。そこで,本講では,受講者の皆さんが,日本語そのものについての知識(特に文法的な知識)や,日本語を分析する能力(いわば「日本語を見る目」)を身につけることができるように,ということをもう1つの目標とする。それはまた,日本語の奥深さを感じる体験でもある。こちらは,日本語学の領域といえるが,日本語教育を通して日本語を見ることで,新たな新鮮な見方が得られるはずである。| 将来,日本語教育に従事する可能性が高くない人にとっても,「日本語再発見」として興味を持ってもらえる内容であろうと思う。本講を,日本語との新たな出会いの場にしてほしい。| |[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法|
  • 2021, 前期に開講した「日本語教育研究Ⅰ」の続きとして,日本語教育の基礎知識を学ぶことと,日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養い,改めて日本語を知ることを,2つの大きな柱とする。「日本語教育研究Ⅰ」または他の日本語教育関係の科目をこれまでに受講していることが望ましい(本講「日本語教育研究Ⅱ」が日本語教育に関する初めての受講だという学生は,本講の受講にあたり,かなりの努力が必要になるであろう)。| 日本語を母語としない人に日本語を教える〈日本語教育〉は,次第に社会的なニーズも高まり,教授者も増えてきているが,良質の教育が提供できる教授者になるためには,専門的な勉強や,教授技術を高めるための努力が必要である。本講は,日本語教育に関心をもつ受講者が,将来,日本語教授者になった場合に良質な教育が提供できるように,「日本語教育研究Ⅰ」と合わせて,必要な基礎知識をしっかり提供したい。日本語教育界で広く共有されている基礎知識のほか,一部,本講担当者の経験と研究を踏まえての独自の成果・見方を紹介する場合もある。|  日本語教授者には,日本語についての知識以外にも,学習者の目線や習得に目を向ける能力,学習者への提示の仕方や練習の仕方を工夫する能力,文化的・社会的な把握力,その他さまざまな能力が要請されるので,これらについても授業の中で触れていくが,最も欠かせないのは,やはり,日本語そのものについて,持つべき知識や分析する力を持ち,それを踏まえて〈学習者にわかりやすく,学習者が上手になる授業〉を展開する能力である。そこで,本講では,受講者の皆さんが,日本語そのものについての知識(特に文法的な知識)や,日本語を分析する能力(いわば「日本語を見る目」)を身につけることができるように,ということをもう1つの目標とする。それはまた,日本語の奥深さを感じる体験でもある。こちらは,日本語学の領域といえるが,日本語教育を通して日本語を見ることで,新たな新鮮な見方が得られるはずである。| 将来,日本語教育に従事する可能性が高くない人にとっても,「日本語再発見」として興味を持ってもらえる内容であろうと思う。本講を,日本語との新たな出会いの場にしてほしい。||[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法|
  • 2022, 〈日本語教育の入門的な知識を体系的に身につける〉ことと,〈日本語教育の学習を通して日本語そのものを見つめ直し,日本語について新たな発見をしながら,ことばを観察・分析する目を養い,ことばの魅力を改めて感じる〉ことを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業にしたい。| 具体的には,日本語の初級教科書を本講のメインテキストとし,各課の趣旨を捉え,いくつかの文法項目の意味・用法を分析し,項目によってはその指導法までを考えることが中心となる。他に,ことばの意味の分析や指導法,その他の日本語教育の諸相(読解の指導,中級の文法項目など),関連する日本語学上のトピックについても一部だが扱う。また,〈教授者が学習者に伝える〉とはどういうことか,〈授業を運ぶ〉とはどういうことか,などの一端についても,わかって(感じて)もらえるようにしたい。| 広い意味では日本語学的な授業の一種であるが,〈日本語学習者の目で日本語を見る〉とか〈日本語学習者のための文法〉という面がしばしば出てくるので,新たな切り口に接し,新鮮に感じてもらえるであろう。〈実際にどう教えるか〉にも,時間を一部割きたい(教案を書いたり,実際に教えることを模して実演したりしてもらい,改善を図る)[どの程度できるかは,人数にもよるが]。 | 「毎回1~2人だけが大きな課題を課せられて臨み,発表する」というタイプの普通の演習の方式ではなく(日本語教育の場合,学生諸君の予備知識がそれほど十分ではないので,少なくとも初めのうちはこのやり方は難しいと思う),「毎回,当方が事前課題を課し,その答を各自全員が準備した上で(授業前の指定された時刻までにK-SmapyⅡに答を提出した上で)授業に臨む」という演習の方式を採る予定(下記「授業時間外の学習方法」参照)。毎回の準備に必要な時間は40~80分程度を想定している。学生諸君が日本語教育に馴染んできたら,年度の途中からは,発表者を割り当てて,発表してもらう方式を一部採り入れる可能性もあるが,それがどの程度可能かは,人数などにもよるであろう。| |[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法,ことばの意味|
  • 2022, 〈日本語教育の入門的な知識を体系的に身につける〉ことと,〈日本語教育の学習を通して日本語そのものを見つめ直し,日本語について新たな発見をしながら,ことばを観察・分析する目を養い,ことばの魅力を改めて感じる〉ことを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業にしたい。| 具体的には,日本語の初級教科書を本講のメインテキストとし,各課の趣旨を捉え,いくつかの文法項目の意味・用法を分析し,項目によってはその指導法までを考えることが中心となる。他に,ことばの意味の分析や指導法,その他の日本語教育の諸相(読解の指導,中級の文法項目など),関連する日本語学上のトピックについても一部だが扱う。また,〈教授者が学習者に伝える〉とはどういうことか,〈授業を運ぶ〉とはどういうことか,などの一端についても,わかって(感じて)もらえるようにしたい。| 広い意味では日本語学的な授業の一種であるが,〈日本語学習者の目で日本語を見る〉とか〈日本語学習者のための文法〉という面がしばしば出てくるので,新たな切り口に接し,新鮮に感じてもらえるであろう。〈実際にどう教えるか〉にも,時間を一部割きたい(教案を書いたり,実際に教えることを模して実演したりしてもらい,改善を図る)[どの程度できるかは,人数にもよるが]。 | 「毎回1~2人だけが大きな課題を課せられて臨み,発表する」というタイプの普通の演習の方式ではなく(日本語教育の場合,学生諸君の予備知識がそれほど十分ではないので,少なくとも初めのうちはこのやり方は難しいと思う),「毎回,当方が事前課題を課し,その答を各自全員が準備した上で(授業前の指定された時刻までにK-SmapyⅡに答を提出した上で)授業に臨む」という演習の方式を採る予定(下記「授業時間外の学習方法」参照)。毎回の準備に必要な時間は40~80分程度を想定している。学生諸君が日本語教育に馴染んできたら,年度の途中からは,発表者を割り当てて,発表してもらう方式を一部採り入れる可能性もあるが,それがどの程度可能かは,人数などにもよるであろう。| |[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法,ことばの意味|
  • 2022, (1) 日本語教育の基礎知識を学ぶことと,(2) 日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養い,改めて日本語を知ることを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業にしたい。| 日本語を母語としない人に日本語を教える〈日本語教育〉は,次第に社会的なニーズも高まり,教授者も増えてきているが,良質の教育が提供できる教授者になるためには,専門的な勉強や,教授技術を高めるための努力が必要である。本講は,日本語教育に関心をもつ受講者が,将来,日本語教授者になった場合に良質な教育が提供できるように,「日本語教育研究Ⅱ」(後期)と合わせて,必要な基礎知識をしっかり提供したい。日本語教育界で広く共有されている基礎知識のほか,一部,本講担当者の経験と研究を踏まえての独自の成果・見方を紹介する場合もある。| 日本語教授者には,日本語についての知識以外にも,学習者の目線や習得に目を向ける能力,学習者への提示の仕方や練習の仕方を工夫する能力,文化的・社会的な把握力,その他さまざまな能力が要請されるので,これらについても授業の中で触れていくが,最も欠かせないのは,やはり,日本語そのものについて,持つべき知識や分析する力を持ち,それを踏まえて〈学習者にわかりやすく,学習者が上手になる授業〉を展開する能力である。そこで,本講では,受講者の皆さんが,日本語そのものについての知識(特に文法的な知識)や,日本語を分析する能力(いわば「日本語を見る目」)を身につけることができるように,ということをもう1つの目標とする。それはまた,日本語の奥深さを感じる体験でもある。こちらは,日本語学の領域といえるが,日本語教育を通して日本語を見ることで,新たな新鮮な見方が得られるはずである。| 将来,日本語教育に従事する可能性が高くない人にも,「日本語再発見」として興味を持ってもらえる内容であろうと思う。本講を,日本語との新たな出会いの場にしてほしい。| なお,実際に教えることを模した実演系の内容も,できれば少し採り入れたいが,それができるかどうかは人数にもよる。||[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法|
  • 2022, 前期に開講した「日本語教育研究Ⅰ」の続きとして,(1) 日本語教育の基礎知識を学ぶこと,(2) 日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養い,改めて日本語を知ることを,2つの大きな柱とする授業である。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業にしたい。| 日本語教授者には,日本語教育についての知識以外にも,学習者の目線や習得に目を向ける能力,学習者への提示の仕方や練習の仕方を工夫するスキル,文化的・社会的な把握力,その他さまざまな能力が要請されるが(これらについても授業の中で触れていくが),最も欠かせないのは,やはり,日本語そのものについて,持つべき知識や分析する力を持ち,それを踏まえて〈学習者にわかりやすく,学習者が上手になる授業〉を展開する能力である。| そこで,本講では,受講者の皆さんが,日本語教育の基礎知識を身につけるとともに,日本語そのものについての知識(特に文法的な知識)や,日本語を分析する能力(いわば「日本語を見る目」)を身につけることができるように,ということを重視する。これが上記の (1) と (2) であるが,特に (2) はまた〈日本語の奥深さ〉を感じる体験でもある。こちらは日本語学の領域といえるが,普通の日本語学の見方にとどまらず,〈日本語教育を通して日本語を見る〉ことで,新たな新鮮な見方が得られるはずである。| 将来,日本語教育に従事しない人にも,「日本語再発見」として興味を持ってもらえる内容であろうと思う。本講を,日本語との新たな出会いの場にしてほしい。| なお,実際に教えることを模した実演系の内容も,できれば少し採り入れたいが,それができるかどうかは人数にもよる。||[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法||
  • 2023
  • 2023
  • 2023
  • 2023
  • 2023
  • 2023
  • 2023
  • 2023
  • 2023, 〈日本語教育の入門的な知識を体系的に身につける〉ことと,〈日本語教育の学習を通して日本語そのものを見つめ直し,日本語について新たな発見をしながら,ことばを観察・分析する目を養い,ことばの魅力を改めて感じる〉ことを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業にしたい。| 具体的には,日本語の初級前半の教科書を本講のメインテキストとし,各課の趣旨を捉え,いくつかの文法項目の意味・用法を分析し,項目によってはその指導法までを考えることが中心となる。他に,ことばの意味の分析や指導法,その他の日本語教育の諸相(読解の指導,中級の文法項目など),関連する日本語学上のトピックについても一部だが扱う。また,〈教授者が学習者に伝える〉とはどういうことか,〈授業を運ぶ〉とはどういうことか,などの一端についても,わかって(感じて)もらえるようにしたい。| 広い意味では日本語学的な授業の一種であるが,〈日本語学習者の目で日本語を見る〉とか〈日本語学習者のための文法〉という面がしばしば出てくるので,新たな切り口に接し,新鮮に感じてもらえるであろう。〈実際にどう教えるか〉にも,時間を一部割きたい(教案を書いたり,実際に教えることを模して実演したりしてもらい,改善を図る)[どの程度できるかは,人数にもよるが]。 | 「毎回1~2人だけが大きな課題を課せられて臨み,発表する」というタイプの普通の演習の方式ではなく(日本語教育の場合,学生諸君の予備知識がそれほど十分ではないので,少なくとも初めのうちはこのやり方は難しいと思う),「毎回,当方が事前課題を課し,その答を各自全員が準備した上で(授業前の指定された時刻までにK-SmapyⅡに答を提出した上で)授業に臨む」という演習の方式を採る予定(下記「授業時間外の学習方法」参照)。毎回の準備に必要な時間は40~80分程度を想定している。学生諸君が日本語教育に馴染んできたら,年度の途中からは,発表者を割り当てて,発表してもらう方式を一部採り入れる可能性もあるが,それがどの程度可能かは,人数などにもよるであろう。| |[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法,ことばの意味|
  • 2023, 前期の内容については(日本語教育学演習ⅠA 渋谷 菊地 康人 月曜2限)を参照してください。後期の内容については(日本語教育学演習ⅠB 渋谷 菊地 康人 月曜2限)を参照してください。
  • 2023, 〈日本語教育の入門的な知識を体系的に身につける〉ことと,〈日本語教育の学習を通して日本語そのものを見つめ直し,日本語について新たな発見をしながら,ことばを観察・分析する目を養い,ことばの魅力を改めて感じる〉ことを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業にしたい。| 具体的には,日本語の初級後半の教科書を本講のメインテキストとし,各課の趣旨を捉え,いくつかの文法項目の意味・用法を分析し,項目によってはその指導法までを考えることが中心となる。他に,ことばの意味の分析や指導法,その他の日本語教育の諸相(読解の指導,中級の文法項目など),関連する日本語学上のトピックについても一部だが扱う。また,〈教授者が学習者に伝える〉とはどういうことか,〈授業を運ぶ〉とはどういうことか,などの一端についても,わかって(感じて)もらえるようにしたい。| 広い意味では日本語学的な授業の一種であるが,〈日本語学習者の目で日本語を見る〉とか〈日本語学習者のための文法〉という面がしばしば出てくるので,新たな切り口に接し,新鮮に感じてもらえるであろう。〈実際にどう教えるか〉にも,時間を一部割きたい(教案を書いたり,実際に教えることを模して実演したりしてもらい,改善を図る)[どの程度できるかは,人数にもよるが]。 | 「毎回1~2人だけが大きな課題を課せられて臨み,発表する」というタイプの普通の演習の方式ではなく(日本語教育の場合,学生諸君の予備知識がそれほど十分ではないので,少なくとも初めのうちはこのやり方は難しいと思う),「毎回,当方が事前課題を課し,その答を各自全員が準備した上で(授業前の指定された時刻までにK-SmapyⅡに答を提出した上で)授業に臨む」という演習の方式を採る予定(下記「授業時間外の学習方法」参照)。毎回の準備に必要な時間は40~80分程度を想定している。学生諸君が日本語教育に馴染んできたら,年度の途中からは,発表者を割り当てて,発表してもらう方式を一部採り入れる可能性もあるが,それがどの程度可能かは,人数などにもよるであろう。| |[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法,ことばの意味|
  • 2023, 〈日本語教育の入門的な知識を体系的に身につける〉ことと,〈日本語教育の学習を通して日本語そのものを見つめ直し,日本語について新たな発見をしながら,ことばを観察・分析する目を養い,ことばの魅力を改めて感じる〉ことを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業にしたい。| 具体的には,日本語の初級前半の教科書を本講のメインテキストとし,各課の趣旨を捉え,いくつかの文法項目の意味・用法を分析し,項目によってはその指導法までを考えることが中心となる。他に,ことばの意味の分析や指導法,その他の日本語教育の諸相(読解の指導,中級の文法項目など),関連する日本語学上のトピックについても一部だが扱う。また,〈教授者が学習者に伝える〉とはどういうことか,〈授業を運ぶ〉とはどういうことか,などの一端についても,わかって(感じて)もらえるようにしたい。| 広い意味では日本語学的な授業の一種であるが,〈日本語学習者の目で日本語を見る〉とか〈日本語学習者のための文法〉という面がしばしば出てくるので,新たな切り口に接し,新鮮に感じてもらえるであろう。〈実際にどう教えるか〉にも,時間を一部割きたい(教案を書いたり,実際に教えることを模して実演したりしてもらい,改善を図る)[どの程度できるかは,人数にもよるが]。 | 「毎回1~2人だけが大きな課題を課せられて臨み,発表する」というタイプの普通の演習の方式ではなく(日本語教育の場合,学生諸君の予備知識がそれほど十分ではないので,少なくとも初めのうちはこのやり方は難しいと思う),「毎回,当方が事前課題を課し,その答を各自全員が準備した上で(授業前の指定された時刻までにK-SmapyⅡに答を提出した上で)授業に臨む」という演習の方式を採る予定(下記「授業時間外の学習方法」参照)。毎回の準備に必要な時間は40~80分程度を想定している。学生諸君が日本語教育に馴染んできたら,年度の途中からは,発表者を割り当てて,発表してもらう方式を一部採り入れる可能性もあるが,それがどの程度可能かは,人数などにもよるであろう。| |[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法,ことばの意味|
  • 2023, 前期の内容については(日本語教育学演習ⅡA 渋谷 菊地 康人 金曜6限)を参照してください。後期の内容については(日本語教育学演習ⅡB 渋谷 菊地 康人 金曜6限)を参照してください。
  • 2023, 〈日本語教育の入門的な知識を体系的に身につける〉ことと,〈日本語教育の学習を通して日本語そのものを見つめ直し,日本語について新たな発見をしながら,ことばを観察・分析する目を養い,ことばの魅力を改めて感じる〉ことを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業にしたい。| 具体的には,日本語の初級後半の教科書を本講のメインテキストとし,各課の趣旨を捉え,いくつかの文法項目の意味・用法を分析し,項目によってはその指導法までを考えることが中心となる。他に,ことばの意味の分析や指導法,その他の日本語教育の諸相(読解の指導,中級の文法項目など),関連する日本語学上のトピックについても一部だが扱う。また,〈教授者が学習者に伝える〉とはどういうことか,〈授業を運ぶ〉とはどういうことか,などの一端についても,わかって(感じて)もらえるようにしたい。| 広い意味では日本語学的な授業の一種であるが,〈日本語学習者の目で日本語を見る〉とか〈日本語学習者のための文法〉という面がしばしば出てくるので,新たな切り口に接し,新鮮に感じてもらえるであろう。〈実際にどう教えるか〉にも,時間を一部割きたい(教案を書いたり,実際に教えることを模して実演したりしてもらい,改善を図る)[どの程度できるかは,人数にもよるが]。 | 「毎回1~2人だけが大きな課題を課せられて臨み,発表する」というタイプの普通の演習の方式ではなく(日本語教育の場合,学生諸君の予備知識がそれほど十分ではないので,少なくとも初めのうちはこのやり方は難しいと思う),「毎回,当方が事前課題を課し,その答を各自全員が準備した上で(授業前の指定された時刻までにK-SmapyⅡに答を提出した上で)授業に臨む」という演習の方式を採る予定(下記「授業時間外の学習方法」参照)。毎回の準備に必要な時間は40~80分程度を想定している。学生諸君が日本語教育に馴染んできたら,年度の途中からは,発表者を割り当てて,発表してもらう方式を一部採り入れる可能性もあるが,それがどの程度可能かは,人数などにもよるであろう。| |[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法,ことばの意味|
  • 2023, (1) 日本語教育の基礎知識を学ぶことと,(2) 日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養い,改めて日本語を知ることを,2つの大きな柱とする。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業にしたい。| 日本語を母語としない人に日本語を教える〈日本語教育〉は,次第に社会的なニーズも高まり,教授者も増えてきているが,良質の教育が提供できる教授者になるためには,専門的な勉強や,教授技術を高めるための努力が必要である。本講は,日本語教育に関心をもつ受講者が,将来,日本語教授者になった場合に良質な教育が提供できるように,「日本語教育研究Ⅱ」(後期)と合わせて,必要な基礎知識をしっかり提供したい。日本語教育界で広く共有されている基礎知識のほか,一部,本講担当者の経験と研究を踏まえての独自の成果・見方を紹介する場合もある。| 日本語教授者には,日本語についての知識以外にも,学習者の目線や習得に目を向ける能力,学習者への提示の仕方や練習の仕方を工夫する能力,文化的・社会的な把握力,その他さまざまな能力が要請されるので,これらについても授業の中で触れていくが,最も欠かせないのは,やはり,日本語そのものについて,持つべき知識や分析する力を持ち,それを踏まえて〈学習者にわかりやすく,学習者が上手になる授業〉を展開する能力である。そこで,本講では,受講者の皆さんが,日本語そのものについての知識(特に文法的な知識)や,日本語を分析する能力(いわば「日本語を見る目」)を身につけることができるように,ということをもう1つの目標とする。それはまた,日本語の奥深さを感じる体験でもある。こちらは,日本語学の領域といえるが,日本語教育を通して日本語を見ることで,新たな新鮮な見方が得られるはずである。| 以上を趣旨とする授業を,日本語の初級前半の教科書を用いて,これを分析することを通して行う。| 将来,日本語教育に従事する可能性が高くない人にも,「日本語再発見」として興味を持ってもらえる内容であろうと思う。本講を,日本語との新たな出会いの場にしてほしい。| なお,実際に教えることを模した実演系の内容も,できれば少し採り入れたいが,それができるかどうかは人数にもよる。||[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法|
  • 2023, 前期に開講した「日本語教育研究Ⅰ」の続篇として,(1) 日本語教育の基礎知識を学ぶこと,(2) 日本語そのものを見つめる(観察・分析する)目を養い,改めて日本語を知ることを,2つの大きな柱とする授業である。将来,日本語教育に従事する可能性が高い人を益する授業にしたいが,そうでない人にとっても,日本語を新たに見つめ直す有益な体験ができるような授業にしたい。| 日本語教授者には,日本語教育についての知識以外にも,学習者の目線や習得に目を向ける能力,学習者への提示の仕方や練習の仕方を工夫するスキル,文化的・社会的な把握力,その他さまざまな能力が要請されるが(これらについても授業の中で触れていくが),最も欠かせないのは,やはり,日本語そのものについて,持つべき知識や分析する力を持ち,それを踏まえて〈学習者にわかりやすく,学習者が上手になる授業〉を展開する能力である。| そこで,本講では,受講者の皆さんが,日本語教育の基礎知識を身につけるとともに,日本語そのものについての知識(特に文法的な知識)や,日本語を分析する能力(いわば「日本語を見る目」)を身につけることができるように,ということを重視する。これが上記の (1) と (2) であるが,特に (2) はまた〈日本語の奥深さ〉を感じる体験でもある。こちらは日本語学の領域といえるが,普通の日本語学の見方にとどまらず,〈日本語教育を通して日本語を見る〉ことで,新たな新鮮な見方が得られるはずである。| 以上を趣旨とする授業を,日本語の初級後半の教科書を用いて,これを分析することを通して行う。| 将来,日本語教育に従事しない人にも,「日本語再発見」として興味を持ってもらえる内容であろうと思う。本講を,日本語との新たな出会いの場にしてほしい。| なお,実際に教えることを模した実演系の内容も,できれば少し採り入れたいが,それができるかどうかは人数にもよる。||[キーワード]日本語,日本語教育,日本語学,日本語文法||

学外活動

学協会活動

  • 2000
  • THE SOCIETY FOR JAPANESE LINGUISTICS, 1975
  • 1982
  • 1984
  • 2000

学外委員等活動

  • Apr. 2000, 9999, 国語学会/日本語学会, 評議員
  • Apr. 1988, Mar. 2021, 日本言語学会, 委員/評議員
  • Apr. 2013, Mar. 2016, 日本語文法学会, 会長
  • Jun. 2011, May 2015, 日本語教育学会, 大会委員
  • Apr. 2000, Mar. 2014, 日本語文法学会, 評議員
  • Apr. 2006, Mar. 2012, 日本言語学会, 常任委員
  • 2005, 2007, 文化審議会国語分科会, 委員, 「敬語の指針」の作成
  • Apr. 2000, Mar. 2004, 日本語文法学会, 運営委員・大会委員長
  • Jun. 1999, May 2003, 日本語教育学会, 理事
  • Jun. 1997, May 1999, 日本語教育学会, 理事・大会委員長
  • Jun. 1993, May 1997, 日本語教育学会, 評議員・大会委員
  • Oct. 1986, Mar. 1988, 日本言語学会, 事務局長
  • Apr. 1985, Mar. 1988, 日本言語学会, 常任委員


Copyright © MEDIA FUSION Co.,Ltd. All rights reserved.