文法的な見方を活かす授受動詞の日本語教育設計, 菊地康人・前原かおる, 日本語文法, 23, 1, 4, 19, 2023年03月31日, 日本語文法学会, 前原かおる
日本語教育の受身の指導法改善と,被害の有無の識別法-〈さし向け〉による受身の捉え直しと,その日本語学への提案-, 菊地康人・増田真理子, 庵 功雄 編 『日本語受身文の新しい捉え方』 , 167, 198, 2022年12月23日, くろしお出版
『敬語の指針』についての覚書と,もう一つの敬語分類案, 菊地康人, 近藤泰弘・澤田淳 編『敬語の文法と語用論』開拓社, 17, 58, 2022年03月24日, 開拓社
日本語教育における「は」と「が」, 菊地康人, 国学院雑誌, 122, 10, 横1, 横20, 2021年10月15日, 国学院大学
敬語的なものを広く捉えようとすることについて, 菊地康人, 日本語学, 36, 6, 1010, 15, 2017年06月01日, 明治書院
日本語教育の「動詞基本形」をめぐる攻防, 菊地康人, 日本語学, 32, 13, 76, 84, 2013年11月01日, 明治書院
日本語を教えることで見えてくる日本語の文法-「XはYがZ」文と「YがZ」句-, 菊地 康人, 日本語文法, 10, 2, 22, 38, 2010年09月
日本後の文構成原理と,「が」の文構成上の機能, 菊地 康人, 上野善道監修『日本語研究の12章』(明治書院), 117, 133, 2010年06月
初級文法教育の現状と課題-「です・ます完全文」をテンプレートとする教育からの転換を-, 菊地 康人・ 増田 真理子, 日本語学, 28, 10, 64, 74, 2009年09月, 明治書院
「ておく」の分析, 菊地 康人, 東京大学留学生センター教育研究論集, 15, 1, 20, 2009年03月
敬語の現在-敬語史の流れの中で,社会の変化の中で-, 菊地 康人, 文学(隔月刊), 9, 6, 8, 23, 2008年11月
受身は「難しくて役に立たない」か-現場から考える「初級文法教育,こうしたら」-, 菊地 康人, AJALT(国際日本語普及協会), 30, 18, 22, 2007年06月
主題のハと,いわゆる主題性の無助詞, 菊地 康人, 益岡・野田・森山編『日本語文法の新地平2 文論編』くろしお出版, 1, 26, 2006年10月
「敬語とは何か」がどう変わってきているか, 菊地康人, 日本語学, 24, 11(9月臨時増刊号), 14, 21, 2005年09月
「どうせ」の用法の分析, 菊地康人, 石塚晴通教授退職記念会『日本学・敦煌学・漢文訓読の新展開』(汲古書院), 734(左421)-712(左443)., 2005年05月
三上章の敬語論-日本語の主語論への貢献も含めて-, 菊地康人, 国文学 解釈と鑑賞, 69, 1, 99, 109, 2004年
現代語の極限のとりたて, 菊地 康人, 沼田善子・野田尚史編『日本語のとりたて―現代語と歴史的変化・地理的変異』(くろしお出版), 85, 105, 2003年11月
敬語とその主な研究テーマの概観, 菊地康人, 菊地康人編『朝倉日本語講座8 敬語』朝倉書店, 1, 30, 2003年
ハとガの話, 菊地 康人, UP(東京大学出版会), 31, 12, 25, 29, 2002年
文語文法をわかりやすく, 国語展望(小学館), 108, 16, 17, 2001年11月
敬語の現在と将来, 『日本語学研究』(韓国日本語学会), 3, 1, 17, 2001年03月
〈形〉と〈意味〉を結ぶ〈文法〉を追う魅力-「は」や,とりたての構文を例に-, 国文学 解釈と教材の研究, 46, 2, 6, 14, 2001年02月
「ようだ」と「らしい」-「そうだ」「だろう」との比較も含めて-, 菊地 康人, 国語學, 51, 1, 46, 60, 155-156, 2000年06月30日, 日本語学会, ヨウダ・ラシイを中心に,標記各語の互いに類似する用法について,比較検討する。ヨウダは〈対象を直接観察し,観察に密着した一体のものとして様子を述べる〉場合に,ラシイは〈観察に推論を加えて,または伝聞に基づいて,判断内容を述べる〉場合に使う。〈観察対象と判断内容の距離〉が近いと捉えればヨウダ,遠いと捉えればラシイが使われるといってもよい。「観察に密着して様子が見てとれる」とも,「観察に推論を加えた結果そう判断される」とも捉えられる場合は,ヨウダもラシイも使える。なお,伝聞用法のラシイとソウダの違いは,前者が〈信じるに足る〉という判断を加えて採用するプロセスを含むのに対し,後者は〈そのまま伝える〉点にある。様態のソウダは〈現実とは区別して捉えられた`可能世界' を思い描いて述べる(また,現実がそのように思い描かせるような性質をそなえている)〉場合に,ダロウは〈見当をつけて述べる〉場合に使う。
所有の「ある」と「もっている」, 菊地 康人, 世界の日本語教育. 日本語教育論集, 10, 147, 163, 2000年06月, 独立行政法人国際交流基金
良質の記述的研究の重要性-日本語研究界と日本語教育界とにあって思うこと- (特集 日本語研究の将来と国語学会), 菊地 康人, 国語学, 200, 48, 50, 2000年03月, 国語学会
いわゆる様態の「そうだ」の基本的意味-あわせて,その否定各形の意味の差について-, 菊地 康人, 日本語教育, 107, 16, 25, 2000年
テン(読点)の打ち方の基本, 菊地 康人, 国語展望(小学館), 107, 14, 15, 2000年
タノシイとウレシイ, 菊地 康人, 山田・菊地・籾山編『日本語 意味と文法の風景』(ひつじ書房), 143, 159, 2000年
「のだ(んです)」の本質, 菊地 康人, 『東京大学留学生センター紀要』, 10, 25, 51, 2000年
「は」と「が」の大きな違い, 菊地 康人, 国語展望(小学館), 106, 14, 15, 2000年
動詞の活用をどう教えるか-日本語教授者のための知識・教授方針の整理, 東京大学留学生センター紀要, 9, 29, 53, 1999年
サエとデサエ, 菊地 康人, 『日本語科学』, 6, 7, 31, 1999年
「ら抜き」は日本語の乱れか, 菊地 康人, 国語展望(小学館), 105, 8, 9, 1999年
変わりゆく「させていただく」 (特集 ポライトネスの言語学--敬語行動の今を探る), 菊地 康人, 言語, 26, 6, 40, 47, 1997年06月, 大修館書店
「カキ料理は広島が本場だ」構文の成立条件, 菊地 康人, 広島大学日本語教育学科紀要, 7, 89, 107, 1997年
「が」の用法の概観, 菊地 康人, 『日本語文法 体系と方法』ひつじ書房, 101, 123, 1997年
名詞句「AがBのC」とその関連諸表現についての基礎研究-V性とN性の中和を一つの柱として-, 『言語学林 1995-1996』三省堂, 425-441, 1996年
国語教育と日本語教育, 菊地 康人, 文化庁 新「ことば」シリーズ3『日本語教育』, 77-90, 1995年
〈背景解析型〉の「は」構文とその周辺, 東京大学留学生センター紀要, 5,49-98, 1995年
〈内容説明型〉の「は」構文, 『築島裕博士古稀記念 国語学論集』汲古書院, 1156-1131, 1995年
〈細分並立型〉の「は」構文とその周辺, 東京大学言語学論集, 14,407-462, 1995年
「は」構文の概観, 『日本語の主題と取り立て』くろしお出版, 37-69, 1995年
変種型の「XはYがZ」文-並立によって成り立つものを中心に-, 『長谷川欣佑教授還暦記念論文集』研究社, 139-152, 1995年
「XがYがZ」文の整理-「XはYがZ」文との関連から-, 東京大学留学生センター紀要, 6,1-46, 1995年
日本語教科書の作成と言語学-あわせて,動詞の活用のとりあげ方について-, 東京大学留学生センター紀要, 4、17-40, 1994年
日本語教育のための基礎研究-言語学者の仕事と日本語教育家の仕事-, 菊地 康人, 東京大学留学生センター紀要, 3,13-48, 1993年
日本語教育における文法の役割, 菊地 康人, 言語, 22, 1, 45, 53, 1993年
敬語化・非敬語化のモデル, 菊地 康人, 『辻村敏樹教授古稀記念 日本語史の諸問題』明治書院, 177-192, 1992年
「XとYが(は)」と「Xが(は)Yと」-用法の整理と言語学的な解析-, 菊地 康人, 東京大学留学生センター紀要, 1,15-69, 1991年
「XのYがZ」に対応する「XはYがZ」文の成立条件, 菊地 康人, 『文法と意味の間』くろしお出版, 105-132, 1990年
待遇表現-敬語を中心に-, 菊地 康人, 『講座日本語と日本語教育1:日本語学要説』明治書院, 276-310, 1989年
従属節中の語句の主題化と分析できる「XはYがZ」文について, 菊地 康人, 東京大学言語学論集'88, 203-227, 1988年
作文の評価方法についての一私案, 菊地 康人, 日本語教育, 63,87-104, 1987年
動詞の尊敬語形・謙譲語形とその相互承接形, 菊地 康人, 国文学 解釈と鑑賞, 51, 1, 103, 111, 1986年01月
日本語の構文論研究の小史・動向・展望, 菊地 康人, 『東京大学言語学論集'84』, 91-148, 1984年
コエル・コス, 菊地 康人, 『意味分析』(東京大学文学部言語学研究室), 1,20-22, 1983年
バカリ・ダケ, 菊地 康人, 『意味分析』(東京大学文学部言語学研究室), 1,57-59, 1983年
格助詞「が」「を」「に」の配置(case marking)試案, 菊地 康人, 『言語学演習'81』(東京大学文学部言語学研究室), 120-130, 1981年
「上下待遇表現」の記述, 菊地 康人, 国語学, p39, 54, 1980年09月, 国語学会
「謙譲語」について, 菊地 康人, 言語, 8, 6, 32, 37, 1979年06月
日本語の「文核」の基底構造と意味解釈, 菊地 康人, 『言語学演習'78』(東京大学), 72, 86, 1979年
「ヲーガ交替」について, 佐川 誠義; 菊地 康人, 『日本語の基本構造に関する理論的・実証的研究』」(1978年度科学研究費研究報告書), 203, 231, 1979年
敬語の性格分析--先学の敬語論と私自身の把握, 菊地 康人, 国語と国文学, 55, 12, p42, 56, 1978年12月, 至文堂
国広哲弥先生 ありがとうございました[追悼 国広哲弥先生], 菊地康人, 言語研究, 162, 161, 163, 2022年09月25日, 日本言語学会
留学生に対する日本語教育の現状と課題-あわせて,東京大学留学生センターでの事例紹介-, 菊地 康人, 留学交流, 23, 3, 2, 5, 2010年03月
受難の「んです」を救えるか, 菊地 康人, 言語, 35, 12, 6, 7, 2006年12月
言葉の教育に望むこと, 菊地 康人, 月刊国語教育, 23, 6, 40, 43, 2003年08月
「書く力」低下に注意必要, 菊地 康人, 読売新聞(2002.1.31朝刊15面), 2002.1.31朝刊, 15, 2002年01月
敬語の力を高めるために, 菊地 康人, 月刊国語教育, 21, 10, 12, 15, 2001年12月
Education Key to Maintaining Language Standards, The Daily Yomiuri, 2000.1.24, 7, 2000年01月
言葉の品位 教育に課題, 菊地 康人, 読売新聞, 2000.1.10朝刊, 31, 2000年
古文の敬語を理解するために―現代語の敬語と比較しながら, 菊地 康人, 『三省堂詳説古語辞典』, 1387-1390, 2000年
2000.1.24, 7, 2000年
教師の「わざ」と「学」, 菊地 康人, 読売新聞, 1999.11.13夕刊, 9, 1999年
敬語の要点, 菊地 康人, 『三省堂現代新国語辞典』, 1372, 1376, 1998年
敬語の散歩道, 菊地 康人, 読売新聞日曜版, 1998.1.11-1998.5.31, 1998年
敬語の原理をどう教えるか, 菊地 康人, 『三省堂高校国語教育』, 1997-夏, 18, 27, 1997年
待遇表現<日本語学の対象と方法>, 『日本語学』, 15, 8, 86, 93, 1996年
上下の言語学, 菊地 康人, 言語, 25, 5, 48, 51, 1996年
現代敬語Q&A 40, 菊地 康人, 国文学 解釈と教材の研究, 40, 14, 82, 122, 1995年
作文-その性質と出題・採点-, 菊地 康人, 『日本語テストハンドブック』大修館書店, 305-324, 1991年
類推, 『日本大百科全書』小学館, 235-236, 1988年
敬語と言語体系-言語における敬語/敬語と意味/敬語と文法/敬語と文体, 菊地 康人, 『日本語大百科事典』大修館書店, 615-625, 1988年
生成文法, 『国文法講座1:文法の体系』明治書院, 198-224, 1987年
文法, 『大百科事典』平凡社, 13,386-389, 1985年
文節, 『大百科事典』平凡社, 13,370, 1985年
文, 『大百科事典』平凡社, 13,316, 1985年
チョムスキー, 『大百科事典』平凡社, 9,1070-1071, 1985年
生成文法, 『大百科事典』平凡社, 8,353-354, 1985年
シンタクス, 『大百科事典』平凡社, 7,995, 1985年
主語・述語, 『大百科事典』平凡社, 7,181-183, 1985年
日本語の構文論研究の動向(国内), 菊地 康人, 言語, 12, 6, 132, 135, 1983年