K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

Tessho NONAKA
Department of Japanese Literature
Professor
Last Updated :2023/12/21

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    Tessho NONAKA

所属・職名

  • Department of Japanese Literature, Professor

学位

  • Feb. 2013, 博士(文学), 早稲田大学, 博6364号

本学就任年月日

  • 01 Apr. 2015

研究分野

  • Medieval Japanese literature

研究活動

論文

  • How to End The Tale of GENJI: An Analysis from Cognitive Bias, Tessho NONAKA, Open out proper scholar of the Tale of GENJI, Mar. 2021, Musashinoshoin, The final volume of The Tale of GENJI, the YUMENOUKIHASHI scroll, has a half-hearted ending. Previous studies have often explained this through external factors such as the author's illness and old age. Some say it's because they have said enough things to say, but that too can be said to be a negative assessment. I take the view that "stories are conceived from the last." I believe that the author's first idea was to close the story at a crossroads where UKIFUNE fails to enter the water and puts her at a crossroads between walking the path of leaving the house or marrying to KAORU. This is because the first part of The Tale of GENJI is supported by a V-shaped plot in which Mr. Light Source, who was born as the son of Emperor KIRITSUBO, is sent down to his vassals and becomes sub-Emperor, and the second part is supported by an inverted V-shaped plot in which the WAKANANOJOU Scroll is the pinnacle and leads to the death of MURASAKINOUE and HIKARUGENJI. In other words, both the first and second parts are "closed endings" and stories that are cut off from the reader's daily life. Because author tried to take a different line from these, the author aimed for a "conclusion that never closes". In this way, it seems that author tried to create a story that continues to have life force in the reader's daily life.
  • 57, Mar. 2021
  • 80, 15, 31, Mar. 2021
  • 13, 1, 79, Mar. 2021
  • 69, Mar. 2020
  • 12, 1, 69, Mar. 2020
  • 79, 17, 23, Mar. 2020
  • 121, 3, 16, 16, Mar. 2020
  • Jan. 2020
  • 68, 74, 75, Mar. 2019
  • 68, 1, 26, Mar. 2019
  • 57, 57, 85, Jan. 2019
  • 67, 1, 36, Mar. 2018
  • 49, Mar. 2018
  • 77, Mar. 2018
  • 151, Nov. 2017
  • Nov. 2017
  • 117, 1, 22, Jul. 2016
  • 75, 49, 68, Mar. 2016
  • 75, 1, 25, Mar. 2016
  • 117, 2, 1, 20, Feb. 2016
  • 54, 125, 147, Jan. 2016
  • Aug. 2015
  • 6集, 01 Nov. 2014
  • 15巻3号, 01 Dec. 2014
  • 15巻4号, 01 Mar. 2015
  • 15巻1号, 68, 104, 01 Jun. 2014
  • 63号, 40, 86, 01 Mar. 2014
  • 14巻4号, 369, 422, 01 Mar. 2014
  • 5集, 39, 51, 01 Jan. 2014
  • 14巻3号, 239, 288, 01 Dec. 2013
  • 14巻2号, 155, 184, 01 Sep. 2013
  • 14巻1号, 61, 84, 01 Jun. 2013
  • 13巻4号, 411, 436, 01 Mar. 2013
  • 62号, 13, 25, 01 Jan. 2013
  • 13巻3号, 299, 320, 01 Dec. 2012
  • 13巻2号, 212, 234, 01 Sep. 2012
  • 47号, 1, 12, 01 Mar. 2011
  • 1集, 1, 14, 01 Oct. 2009
  • 204, 215, 01 Mar. 2008
  • 55号, 29, 44, 01 Dec. 2005
  • 142集, 2, 20, 01 Mar. 2004
  • 41, 64, 01 Oct. 2003
  • 51号, 30, 44, 01 Jul. 2001
  • 50号, 217, 236, 01 Aug. 2000
  • 292, 312, 01 May 2000
  • 64号, 1, 33, 01 Jun. 1999
  • 49号, 55, 69, 01 Dec. 1998
  • 63号, 11, 24, 01 Nov. 1998
  • 59, 67, 01 Nov. 1998
  • 277, 303, 01 Oct. 1998
  • 62号, 23, 31, 01 Jun. 1998
  • 48号, 44, 59, 01 Jun. 1998
  • 3, 18, 01 Mar. 1998
  • 61号, 1, 19, 01 Feb. 1998
  • 61号, 1, 11, 01 Nov. 1997
  • 269, 289, 01 Jul. 1997
  • 60号, 29, 41, 01 Jun. 1997
  • 122集, 33, 43, 01 Jun. 1997
  • 01 Feb. 1997
  • 59号, 1, 18, 01 Nov. 1996
  • 47号, 61, 81, 01 Nov. 1996
  • 58号, 1, 20, 01 Jun. 1996
  • 57号, 1, 14, 01 Mar. 1996
  • 56号, 23, 33, 01 Nov. 1995
  • 46号, 16, 32, 01 Sep. 1995
  • 55号, 1, 11, 01 Mar. 1995
  • 15集, 61, 72, 01 Feb. 1995
  • 54号, 27, 40, 01 Dec. 1994
  • 45号, 31, 48, 01 Oct. 1994
  • 113集, 73, 83, 01 Jun. 1994
  • 53号, 13, 23, 01 Mar. 1994
  • 52号, 49, 60, 01 Nov. 1993
  • 107, 128, 01 Oct. 1993
  • 51号, 65, 79, 01 Mar. 1993
  • 50号, 1, 9, 01 Oct. 1992
  • 107集, 44, 53, 01 Jun. 1992
  • 42号, 34, 44, 01 Mar. 1992
  • 1, 19, 01 Dec. 1991
  • 104集, 43, 53, 01 Jun. 1991
  • 41号, 48, 65, 01 Feb. 1991
  • 39号, 31, 40, 01 Dec. 1991
  • 101集, 23, 35, 01 Jun. 1991
  • 38号, 45, 56, 01 Dec. 1989
  • 25号, 21, 35, 01 Mar. 1989
  • 平成元年3月号, 30, 38, 01 Mar. 1989
  • 39号, 1, 25, 01 Mar. 1988
  • 24号, 1, 11, 01 Mar. 1988
  • 14集, 1, 13, 01 Jan. 1988

Misc

  • 01 Feb. 2007
  • 228, 233, 01 Feb. 2007
  • 23, 32, 01 Feb. 2007
  • 4, 5, 01 Apr. 2005
  • 154, 155, 01 Jan. 2005
  • 01 Oct. 2004
  • 01 Oct. 2004
  • 01 Oct. 2002
  • 01 Oct. 1998
  • 01 Apr. 1997
  • 6, 7, 01 Apr. 1996
  • 01 Sep. 1994
  • 巻第十二, 244, 256, 01 Mar. 1992
  • 巻第十二付録, 2, 3, 01 Mar. 1992
  • 巻第十一付録, 2, 3, 01 Jan. 1992
  • 巻第十付録, 2, 3, 01 Nov. 1991
  • 巻第九付録, 2, 3, 01 Sep. 1991
  • 巻第八付録, 2, 3, 01 Jul. 1991
  • 巻第七付録, 2, 3, 01 May 1991
  • 巻第六付録, 2, 3, 01 Mar. 1991
  • 巻第五付録, 2, 3, 01 Jan. 1991
  • 巻第四付録, 2, 3, 01 Nov. 1990
  • 巻第三付録, 2, 3, 01 Sep. 1990
  • 巻第二付録, 2, 3, 01 Jul. 1990
  • 巻第一付録, 2, 3, 01 May 1990
  • 3, 4, 01 Apr. 1989
  • 26, 27, 01 Feb. 1989

著書等出版物

  • The structure and formation of MUTSUWAKI., Tessho NONAKA, Kyuko-syoin, 01 Feb. 2017, MUTSUWAKI is the structure as multi-layer from near-GENJI to far-GENJI.
  • The structure and formation of HOGEN-MONOGATARI, Tessho NONAKA, Kyuko-shoin, 01 Feb. 2016, HOGEN-MONOGATARI is the structure as multi-layer from HEIAN-latterperiod to KAMAKURA-latterperiod.
  • 01 Feb. 2015
  • The structure and formation of GOSANNEN-KI., Tessho NONAKA, Kyuko-syoin, 01 Nov. 2014, Generally, GOSANNEN-KI has been recognized to be made in 1347 , but I had elucidated to be made around 1124.
  • 01 Dec. 2011
  • 01 Nov. 2010
  • 01 Jun. 2002
  • Feb. 1997

講演・発表

  • 01 Aug. 2012
  • 01 Jul. 2012
  • 01 Aug. 2010
  • 01 Apr. 2005
  • 01 Nov. 1997
  • 01 Jun. 1996
  • 01 Aug. 1992
  • 01 Oct. 1989
  • 01 Oct. 1988
  • 01 Jul. 1987
  • 01 Apr. 1986

その他

  • 45巻7号, 01 Jun. 2000, 112, 113
  • 164号, 01 Jun. 1999, 75, 78
  • 第92巻第1号, 01 Jan. 1991, 322, 337
  • 42号, 01 Mar. 2006, 62, 63
  • 49号, 01 Jun. 1999, 37, 44

競争的資金

  • 09710323

教育活動

担当授業

  • 2019, 『平家物語』後半部には、いわゆる源平三大合戦(一の谷合戦、屋島合戦、壇の浦合戦)が含まれています。その中でも、有名な「那須与一」(扇の的)を含む屋島合戦譚、平家滅亡を語る壇の浦合戦譚を読みます。『平家物語』の山場です。| 演習では、『平家物語』の延慶本・中院本・覚一本・下村本等の比較検討を行います。それらを比べ読みすることによって、源平合戦に対する歴史認識の変容を分析することになります。『平家物語』諸本の振れ幅は大きく、それを検討することは当時の歴史認識のうねりを知ることにつながります。
  • 2019, 『将門記』は平将門の物語です。時代は平安中期、場所は関東地方。現在の茨城県坂東市を中心にして、千葉県、栃木県、群馬県、東京都、神奈川県の地名が出てきます。これら〈坂東八か国〉を席捲して独立国家の建設を目指した将門の行いは、後世の源頼朝や徳川家康に影響を与えたと言われています。| 関東に住む我々になじみの深い地域が舞台になっていますので、地図に親しみながら物語世界の理解を深めてゆきたいと思います。| 野中の卒業論文履修希望者は、この演習の履修を推奨します。|(なお、現行方式は今年度までで、2020年度から4年生による卒論の中間発表などを行う予定です。)
  • 2019, 『将門記』は平将門の物語です。時代は平安中期、場所は関東地方。現在の茨城県坂東市を中心にして、千葉県、栃木県、群馬県、東京都、神奈川県の地名が出てきます。これら〈坂東八か国〉を席捲して独立国家の建設を目指した将門の行いは、後世の源頼朝や徳川家康に影響を与えたと言われています。| 関東に住む我々になじみの深い地域が舞台になっていますので、地図に親しみながら物語世界の理解を深めてゆきたいと思います。| 野中の卒業論文履修希望者は、この演習の履修を推奨します。|(なお、現行方式は今年度までで、2020年度から4年生による卒論の中間発表などを行う予定です。)
  • 2019, 『平家物語』諸本は大きく分けて語り本系と読み本系に分かれるが、この授業(前期)では語り本系諸本を比較検討する。一般に図書館や書店で見かける『平家物語』は語り本系の中でも覚一本(かくいちぼん、1371年成立)である。この授業では、覚一本を中心に据えつつ、語り本系の中院本(なかのいんぼん)、屋代本(やしろぼん)、下村本などと比較検討する。受講生に、釈文作りの作業を課す(授業時間内)。古典の授業ではあるがパソコン教室で行うため、主体的に取り組むことができるはずである。|取り扱う部分は、『平家物語』終盤の巻10、巻12の予定。|
  • 2019, 『平家物語』諸本は大きく分けて語り本系と読み本系に分かれるが、この授業(後期)でも前期と同じく語り本系諸本を比較検討する。一般に図書館や書店で見かける『平家物語』は語り本系の中でも覚一本(かくいちぼん、1371年成立)である。この授業では、覚一本を中心に据えつつ、語り本系の中院本(なかのいんぼん)、屋代本(やしろぼん)、下村本などと比較検討する。受講生に、釈文作りの作業を課す(授業時間内)。古典の授業ではあるがパソコン教室で行うため、主体的に取り組むことができるはずである。|取り扱う部分は、前期の進捗状況によって決定する。ただし、前期で扱わなかった異本(語り本系)にする可能性もある。
  • 2019
  • 2020, 本授業は、主にZOOMを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。||軍記ものの代表作として名高い『保元』『平治』『平家』。そのうち、平治合戦(平治の乱)を描いた『平治物語』の異本分析を行う。平氏が勝ち、源氏が負けたいくさであり、ここでの功績を起点として、平清盛ら平家一門の栄華が訪れます。しかし、ご存知のように、その平家も25年後には滅びてしまいます。ということは、当時の認識には、それを「良かった!」とするか「残念だった!」とするかの両方が混じることになります。『平治物語』の異本分析をすることは、当時の歴史認識のうねりや綱引きを知ることにつながるのです。そのような軍記の異本世界を知ることは、みなさんにとってエキサイティングな経験になることでしょう。
  • 2020, 本授業は、主にZOOMを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。||『平家物語』には、12巻系統と13巻系統があります。図書館や書店で見かけられる一般的な『平家物語』は13巻系統で、その第13巻を「灌頂巻」と言います。そこに書かれてある内容は、建礼門院(平徳子。清盛の娘)の物語です。平家一門が壇の浦(下関市)で滅亡したあとも彼女は生き残り、平家一門の供養をしながら余生を過ごします。12巻系統の伝本では、建礼門院の物語が第11巻・第12巻に分散されて編年的に収められているのに対して、13巻本系統の伝本では、彼女の物語が一括されて最終巻に送られています。これは『平家物語』全体の構想に関わる重要な相違ですし、いくさの世界での〝女の物語〟のありようを考える材料でもあります。それらをみんなで分析しましょう。
  • 2020, 本授業は、主にZOOMを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。||『日本霊異記』『今昔物語集』『宇治拾遺物語』『古事談』『続古事談』『発心集』『十訓抄』『古今著聞集』『沙石集』など、中古から中世にかけての説話文学作品を素材として、そこに出てくる日本人の習俗・慣習、日本の文化事象について考える。| 受講者それぞれが自分の研究テーマを持ち、それについて研究発表を行う。
  • 2020, 本授業は、主にZOOMを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。||『平家物語』には、12巻系統と13巻系統があります。図書館や書店で見かけられる一般的な『平家物語』は13巻系統で、その第13巻を「灌頂巻」と言います。そこに書かれてある内容は、建礼門院(平徳子。清盛の娘)の物語です。平家一門が壇の浦(下関市)で滅亡したあとも彼女は生き残り、平家一門の供養をしながら余生を過ごします。12巻系統の伝本では、建礼門院の物語が第11巻・第12巻に分散されて編年的に収められているのに対して、13巻本系統の伝本では、彼女の物語が一括されて最終巻に送られています。これは『平家物語』全体の構想に関わる重要な相違ですし、いくさの世界での〝女の物語〟のありようを考える材料でもあります。それらをみんなで分析しましょう。
  • 2020, 本授業は、主にZOOMを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。||『日本霊異記』『今昔物語集』『宇治拾遺物語』『古事談』『続古事談』『発心集』『十訓抄』『古今著聞集』『沙石集』など、中古から中世にかけての説話文学作品を素材として、そこに出てくる日本人の習俗・慣習、日本の文化事象について考える。| 受講者それぞれが自分の研究テーマを持ち、それについて研究発表を行う。
  • 2020, 小林秀雄は、『平家物語』を読んで読者が流す涙を「塩辛い」と表現しました。汗の匂い、耳を塞ぎたくなる怒号、生臭い空気感なども含めて、戦場のリアリティが表現されているということかと思います。ただしそれは、リアルであることとは少し違います。絵や彫刻を見て、「本物よりも本物らしい」と感じた経験は、誰にもあるでしょう。その場合、後者の「本物」とは何でしょう。それを物語に置き換えると、作り物である物語に込められた「本物らしい本物」とは何かということになります。それがいわゆる史実でないことだけは、たしかです。そこに気づくためには、まずは『平家物語』の世界を深く読み味わうことが必要です。読者として、研究者として、教育者としての向き合い方はもちろん異なりますが、まずは読者として『平家物語』を味わうことが物語分析や教材研究の出発点になります。
  • 2020, 本授業は、主にZoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施|する。|小林秀雄は、『平家物語』を読んで読者が流す涙を「塩辛い」と表現しました。汗の匂い、耳を塞ぎたくなる怒号、生臭い空気感なども含めて、戦場のリアリティが表現されているということかと思います。ただしそれは、リアルであることとは少し違います。絵や彫刻を見て、「本物よりも本物らしい」と感じた経験は、誰にもあるでしょう。その場合、後者の「本物」とは何でしょう。それを物語に置き換えると、作り物である物語に込められた「本物らしい本物」とは何かということになります。それがいわゆる史実でないことだけは、たしかです。そこに気づくためには、まずは『平家物語』の世界を深く読み味わうことが必要です。読者として、研究者として、教育者としての向き合い方はもちろん異なりますが、まずは読者として『平家物語』を味わうことが物語分析や教材研究の出発点になります。
  • 2020, 小林秀雄は、『平家物語』を読んで読者が流す涙を「塩辛い」と表現しました。汗の匂い、耳を塞ぎたくなる怒号、生臭い空気感なども含めて、戦場のリアリティが表現されているということかと思います。ただしそれは、リアルであることとは少し違います。絵や彫刻を見て、「本物よりも本物らしい」と感じた経験は、誰にもあるでしょう。その場合、後者の「本物」とは何でしょう。それを物語に置き換えると、作り物である物語に込められた「本物らしい本物」とは何かということになります。それがいわゆる史実でないことだけは、たしかです。そこに気づくためには、まずは『平家物語』の世界を深く読み味わうことが必要です。読者として、研究者として、教育者としての向き合い方はもちろん異なりますが、まずは読者として『平家物語』を味わうことが物語分析や教材研究の出発点になります。
  • 2020, 本授業は、主にZoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施|する。|小林秀雄は、『平家物語』を読んで読者が流す涙を「塩辛い」と表現しました。汗の匂い、耳を塞ぎたくなる怒号、生臭い空気感なども含めて、戦場のリアリティが表現されているということかと思います。ただしそれは、リアルであることとは少し違います。絵や彫刻を見て、「本物よりも本物らしい」と感じた経験は、誰にもあるでしょう。その場合、後者の「本物」とは何でしょう。それを物語に置き換えると、作り物である物語に込められた「本物らしい本物」とは何かということになります。それがいわゆる史実でないことだけは、たしかです。そこに気づくためには、まずは『平家物語』の世界を深く読み味わうことが必要です。読者として、研究者として、教育者としての向き合い方はもちろん異なりますが、まずは読者として『平家物語』を味わうことが物語分析や教材研究の出発点になります。
  • 2021, 『平家物語』には文学を学ぶための普遍的な問題がぎっしり詰まっています。ということは、中世文学であるとか、軍記ジャンルであるとか、そういうアプローチをするものではないということです。「私は『源氏物語』を専門にしたいから」「僕は近代文学で卒論を書くつもりだから」――そんな偏狭な縄張り意識に呪縛されるのは、もうやめましょう。この授業は、物語を生み出す人間の認知・認識を明らかにするものです。物語を生み出す「人間とは何ぞや」を考える授業です。
  • 2021, 軍記と言えば合戦ものであり、おもに男性が活躍する世界です。その中で、合戦の中心にいないはずの女性たちは、どのように描かれているのでしょう。『保元物語』の源為義の北の方、『平治物語』の常盤、『平家物語』の祇王、小宰相、建礼門院、『承久記』の北条政子など、女性たちの物語があります。それらを読んでいきます
  • 2021, 作家が、どんな物語を書こうかと考える時、ふつうはエンディングから発想されるものです。シンデレラストーリーなら、王子様との結婚が先に規定され、それを引き立たせるために冒頭や中盤が練られてゆきます。しかし、冒頭と末尾がきちんと対応しておらず、不整合をきたしている場合もあります。いわゆる構想のねじれです。この授業では『平家物語』の始まりと終わりを読むことによって、物語を支える複数の指向(バイアス)の存在を考えます。
  • 2021, 作家が、どんな物語を書こうかと考える時、ふつうはエンディングから発想されるものです。シンデレラストーリーなら、王子様との結婚が先に規定され、それを引き立たせるために冒頭や中盤が練られてゆきます。しかし、冒頭と末尾がきちんと対応しておらず、不整合をきたしている場合もあります。いわゆる構想のねじれです。この授業では『平家物語』の始まりと終わりを読むことによって、物語を支える複数の指向(バイアス)の存在を考えます。
  • 2021, 源平の三大合戦と言えば、一の谷合戦、屋島合戦、壇の浦合戦。この演習では、『平家物語』の三大合戦を分析します。| ただ読むのではありません。『平家物語』には数多くの異本があります。異本を比べ読みすると、一の谷合戦のイメージや人物像がずいぶん違うことに気づいたりします。この演習では、そのような異本の比べ読み、分析を発表していただきます。| 表現の微細な差異から多くの情報を得て、部分と全体、機能と演繹を反復し、緻密な想像力と豊かな感受性を鍛えてゆきます。面白くも、ためになる演習でありたいと思っています。
  • 2021, 中世散文を対象とし、自分でテーマを持ち、それについてとことん調べ、読みこんで深く掘り下げます。そこまではただの自由研究なのですが、それを論文というかたちで構造化してゆきます。| この作業を通して、部分と全体、微視と巨視を往復する柔軟な思考力を養い、機能と演繹を反復して緻密な論理構成力を身に着けてゆきます。| 原則として野中哲照を指導教員とする卒業論文履修者(4年生)を対象とし、野中で卒論を書く予定の3年生も、履修を強く推奨します。
  • 2021, 中世散文を対象とし、自分でテーマを持ち、それについてとことん調べ、読みこんで深く掘り下げます。そこまではただの自由研究なのですが、それを論文というかたちで構造化してゆきます。| この作業を通して、部分と全体、微視と巨視を往復する柔軟な思考力を養い、機能と演繹を反復して緻密な論理構成力を身に着けてゆきます。| 原則として野中哲照を指導教員とする卒業論文履修者(4年生)を対象とし、野中で卒論を書く予定の3年生も、履修を強く推奨します。
  • 2022, 作家が、どんな物語を書こうかと考える時、ふつうはエンディングから発想されるものです。シンデレラストーリーなら、王子様との結婚が先に規定され、それを引き立たせるために冒頭や中盤が練られてゆきます。しかし、冒頭と末尾がきちんと対応しておらず、不整合をきたしている場合もあります。いわゆる構想のねじれです。この授業では『平家物語』の始まりと終わりを読むことによって、物語を支える複数の指向(バイアス)の存在を考えます。
  • 2022, 作家が、どんな物語を書こうかと考える時、ふつうはエンディングから発想されるものです。シンデレラストーリーなら、王子様との結婚が先に規定され、それを引き立たせるために冒頭や中盤が練られてゆきます。しかし、冒頭と末尾がきちんと対応しておらず、不整合をきたしている場合もあります。いわゆる構想のねじれです。この授業では『平家物語』の始まりと終わりを読むことによって、物語を支える複数の指向(バイアス)の存在を考えます。
  • 2022, 『平家物語』には文学を学ぶための普遍的な問題がぎっしり詰まっています。中世文学であるとか、軍記ジャンルであるとか、そういうアプローチをするものではないということです。「私は『源氏物語』を専門にしたいから」「僕は近代文学で卒論を書くつもりだから」――そんな偏狭な縄張り意識に呪縛されるのは、もうやめましょう。この授業は、物語を生み出す人間の認知・認識を明らかにするものです。物語を生み出す「人間とは何ぞや」を考える授業です。
  • 2022, 軍記と言えば合戦ものであり、おもに男性が活躍する世界です。その中で、合戦の中心にいないはずの女性たちは、どのように描かれているのでしょう。『保元物語』の源為義の北の方、『平治物語』の常盤、『平家物語』の祇王、小宰相、建礼門院、『承久記』の北条政子など、女性たちの物語があります。それらを読んでいきます
  • 2022, 『平家物語』でもっとも人気のある武将は、なんといっても木曾義仲でしょう。高等学校の教科書にも載る「木曾最期」は、涙なしには読めません。その章段は『平家物語』の巻九にあるのですが、そもそも「最期」以前の木曾義仲は、どのように描かれているのでしょうか。この演習では、木曾義仲挙兵譚に相当する『平家物語』の巻七・巻八を読みます。|ところで、『平家物語』は数多くの異本があることで知られています。異本を比べ読みすると、木曾義仲の人物像や合戦場面のイメージがずいぶん異なることに気づきます。 表現の微細な差異から多くの情報を得て、部分と全体、機能と演繹を反復し、緻密な想像力と豊かな感受性を鍛えてゆきます。|面白くも、ためになる演習でありたいと思っています。
  • 2022, 前期の内容については、(日本文学演習ⅠA 渋谷 野中 哲照 火曜5限)を参照してください。後期の内容については、(日本文学演習ⅠB 渋谷 野中 哲照 火曜5限)を参照してください。
  • 2022, 『平家物語』でもっとも人気のある武将は、なんといっても木曾義仲でしょう。高等学校の教科書にも載る「木曾最期」は、涙なしには読めません。その章段は『平家物語』の巻九にあるのですが、そもそも「最期」以前の木曾義仲は、どのように描かれているのでしょうか。この演習では、木曾義仲挙兵譚に相当する『平家物語』の巻七・巻八を読みます。|ところで、『平家物語』は数多くの異本があることで知られています。異本を比べ読みすると、木曾義仲の人物像や合戦場面のイメージがずいぶん異なることに気づきます。 表現の微細な差異から多くの情報を得て、部分と全体、機能と演繹を反復し、緻密な想像力と豊かな感受性を鍛えてゆきます。|面白くも、ためになる演習でありたいと思っています。
  • 2022, 中世散文の領域で、学生各自がテーマを持ち、それについてとことん調べ、読みこんで深く掘り下げて、研究発表をします。説話の人、軍記の人、日記・紀行の人、随筆の人など。作品ではなく、古典世界の文化論、時代社会論でも構いません。中学校・高校の頃、「押し付けられる勉強ではなく、自分の好きなことを研究したい」と思っていませんでしたか? 今こそ、それを実現しましょう。ここでの発表に、決まった「型」もありません。|卒論履修の人はその中間報告をしても構いませんし、卒論の研究余滴(脱線編、スピンオフ)でもよいです。非履修の人は中世散文の中から自由にテーマを選び、いわゆる〝学術的な方法〟にこだわらず、説得力だけをめざして研究発表してみてください。この授業で目指すのは、学生の主体性と問題解決能力の獲得です。そのために、押し付けられたものではなく、自分の問題意識に沿って何かを深めてみましょう。| 野中研究室で卒論を書く4年生、その予定の3年生は、履修を推奨します。
  • 2022, 中世散文の領域で、学生各自がテーマを持ち、それについてとことん調べ、読みこんで深く掘り下げて、研究発表をします。説話の人、軍記の人、日記・紀行の人、随筆の人など。作品ではなく、古典世界の文化論、時代社会論でも構いません。中学校・高校の頃、「押し付けられる勉強ではなく、自分の好きなことを研究したい」と思っていませんでしたか? 今こそ、それを実現しましょう。ここでの発表に、決まった「型」もありません。|卒論履修の人はその中間報告をしても構いませんし、卒論の研究余滴(脱線編、スピンオフ)でもよいです。非履修の人は中世散文の中から自由にテーマを選び、いわゆる〝学術的な方法〟にこだわらず、説得力だけをめざして研究発表してみてください。この授業で目指すのは、学生の主体性と問題解決能力の獲得です。そのために、押し付けられたものではなく、自分の問題意識に沿って何かを深めてみましょう。| 野中研究室で卒論を書く4年生、その予定の3年生は、履修を推奨します。
  • 2023
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  • 2023, 國學院大學の歴史や建学の精神、日本文学研究の伝統について解説し、その学問的特質を踏まえた文学(日本文学)研究についての基礎的な事項を講述する。具体的な文学作品のいくつかを取り上げ、その表現における特質を考察した上で、読むこと、調べること、考えること、そして書くことの四項目について実践し、文学研究に関わるコミュニケーション全般を体験する。毎回の授業は、専任教員のオムニバス形式で進めていく。
  • 2023, 現在の日本文学研究にはさまざまな立場・方法がある。その多様性を、専任教員がそれぞれの専門領域について講じるオムニバス形式によって学ぶ。すなわち概説Ⅱでは、概説Ⅰにおいて学んだ基礎的知識を踏まえた上で、7名の担当者が時代やジャンルごとの一般論を語るというよりもそれぞれの専門性を活かして研究の面白さや意義深さを具体的に伝える。そのことによって、受講生自身の研究に対する姿勢を考える機会とする。
  • 2023, 『平家物語』には文学を学ぶための普遍的な問題がぎっしり詰まっています。中世文学であるとか、軍記ジャンルであるとか、そういうアプローチをするものではないということです。「私は『源氏物語』を専門にしたいから」「僕は近代文学で卒論を書くつもりだから」――そんな偏狭な縄張り意識に呪縛されるのは、もうやめましょう。この授業は、物語を生み出す人間の認知・認識を明らかにするものです。物語を生み出す「人間とは何ぞや」を考える授業です。
  • 2023, 軍記と言えば合戦ものであり、おもに男性が活躍する世界です。その中で、合戦の中心にいないはずの女性たちは、どのように描かれているのでしょう。『保元物語』の源為義の北の方、『平治物語』の常盤、『平家物語』の祇王、小宰相、建礼門院、『承久記』の北条政子など、女性たちの物語があります。それらを読んでいきます
  • 2023, NHK大河ドラマで源義経役を滝沢秀明さん、神木隆之介さん、菅田将暉さんとその時代のスターが務められたように、源平合戦の主役は義経です。その義経の伝説的な活躍が〝鵯越(ひよどりごえ)の坂落とし〟で、これを含む一の谷合戦譚を読みます。中学校の教科書に出る「敦盛最期」、高等学校の教科書や問題集に出る「忠度最期」も一の谷合戦譚に含まれています。教師を目指す人には、教材研究にもなります。|ところで、『平家物語』は数多くの異本があることで知られています。異本を見ると、意外な義経像が語られているかもしれません。異本の比べ読みによってそれぞれの伝本の物語づくりの思想の違いに気づくことができます。表現の微細な差異から多くの情報を得て、緻密な想像力と豊かな感受性を鍛えてゆきます。対読者意識のバイアスを受けて作られる物語分析の理論も学ぶことになりますので、将来、映画・ドラマ制作、小説・脚本の執筆、演出、役者を目指すような人にも役立ちます。
  • 2023, 前期の内容については(日本文学演習ⅠA 渋谷 野中 哲照 火曜3限)を参照してください。後期の内容については(日本文学演習ⅠB 渋谷 野中 哲照 火曜3限)を参照してください。
  • 2023, NHK大河ドラマで源義経役を滝沢秀明さん、神木隆之介さん、菅田将暉さんとその時代のスターが務められたように、源平合戦の主役は義経です。その義経の伝説的な活躍が〝鵯越(ひよどりごえ)の坂落とし〟で、これを含む一の谷合戦譚を読みます。中学校の教科書に出る「敦盛最期」、高等学校の教科書や問題集に出る「忠度最期」も一の谷合戦譚に含まれています。教師を目指す人には、教材研究にもなります。|ところで、『平家物語』は数多くの異本があることで知られています。異本を見ると、意外な義経像が語られているかもしれません。異本の比べ読みによってそれぞれの伝本の物語づくりの思想の違いに気づくことができます。表現の微細な差異から多くの情報を得て、緻密な想像力と豊かな感受性を鍛えてゆきます。対読者意識のバイアスを受けて作られる物語分析の理論も学ぶことになりますので、将来、映画・ドラマ制作、小説・脚本の執筆、演出、役者を目指すような人にも役立ちます。
  • 2023, 中世散文の領域で、学生各自がテーマを持ち、それについてとことん調べ、読みこんで深く掘り下げて、研究発表をします。説話の人、軍記の人、日記・紀行の人、随筆の人など。作品ではなく、古典世界の文化論、時代社会論でも構いません。中学校・高校の頃、「押し付けられる勉強ではなく、自分の好きなことを研究したい」と思っていませんでしたか? 今こそ、それを実現しましょう。ここでの発表に、決まった「型」もありません。|卒論履修の人はその中間報告をしても構いませんし、卒論の研究余滴(脱線編、スピンオフ)でもよいです。非履修の人(新4年生)は中世散文の中から自由にテーマを選び、いわゆる〝学術的な方法〟にこだわらず、説得力だけをめざして研究発表してみてください。この授業で目指すのは、学生の主体性と問題解決能力の獲得です。そのために、押し付けられたものではなく、自分の問題意識に沿って何かを深めてみましょう。
  • 2023, 前期の内容については(日本文学演習ⅡA 渋谷 野中 哲照 火曜6限)を参照してください。後期の内容については(日本文学演習ⅡB 渋谷 野中 哲照 火曜6限)を参照してください。
  • 2023, 中世散文の領域で、学生各自がテーマを持ち、それについてとことん調べ、読みこんで深く掘り下げて、研究発表をします。説話の人、軍記の人、日記・紀行の人、随筆の人など。作品ではなく、古典世界の文化論、時代社会論でも構いません。中学校・高校の頃、「押し付けられる勉強ではなく、自分の好きなことを研究したい」と思っていませんでしたか? 今こそ、それを実現しましょう。ここでの発表に、決まった「型」もありません。|卒論履修の人はその中間報告をしても構いませんし、卒論の研究余滴(脱線編、スピンオフ)でもよいです。非履修の人(新4年生)は中世散文の中から自由にテーマを選び、いわゆる〝学術的な方法〟にこだわらず、説得力だけをめざして研究発表してみてください。この授業で目指すのは、学生の主体性と問題解決能力の獲得です。そのために、押し付けられたものではなく、自分の問題意識に沿って何かを深めてみましょう。
  • 2023, 中世散文の領域で、学生各自がテーマを持ち、それについてとことん調べ、読みこんで深く掘り下げて、研究発表をします。説話の人、軍記の人、日記・紀行の人、随筆の人など。作品ではなく、古典世界の文化論、時代社会論でも構いません。中学校・高校の頃、「押し付けられる勉強ではなく、自分の好きなことを研究したい」と思っていませんでしたか? 今こそ、それを実現しましょう。ここでの発表に、決まった「型」もありません。|卒論履修の人はその中間報告をしても構いませんし、卒論の研究余滴(脱線編、スピンオフ)でもよいです。非履修の人(新4年生)は中世散文の中から自由にテーマを選び、いわゆる〝学術的な方法〟にこだわらず、説得力だけをめざして研究発表してみてください。この授業で目指すのは、学生の主体性と問題解決能力の獲得です。そのために、押し付けられたものではなく、自分の問題意識に沿って何かを深めてみましょう。
  • 2023, 前期の内容については(日本文学演習ⅢA 渋谷 野中 哲照 火曜6限)を参照してください。後期の内容については(日本文学演習ⅢB 渋谷 野中 哲照 火曜6限)を参照してください。
  • 2023, 中世散文の領域で、学生各自がテーマを持ち、それについてとことん調べ、読みこんで深く掘り下げて、研究発表をします。説話の人、軍記の人、日記・紀行の人、随筆の人など。作品ではなく、古典世界の文化論、時代社会論でも構いません。中学校・高校の頃、「押し付けられる勉強ではなく、自分の好きなことを研究したい」と思っていませんでしたか? 今こそ、それを実現しましょう。ここでの発表に、決まった「型」もありません。|卒論履修の人はその中間報告をしても構いませんし、卒論の研究余滴(脱線編、スピンオフ)でもよいです。非履修の人(新4年生)は中世散文の中から自由にテーマを選び、いわゆる〝学術的な方法〟にこだわらず、説得力だけをめざして研究発表してみてください。この授業で目指すのは、学生の主体性と問題解決能力の獲得です。そのために、押し付けられたものではなく、自分の問題意識に沿って何かを深めてみましょう。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • Apr. 1984
  • Apr. 1984
  • Apr. 1985
  • Apr. 1985
  • Apr. 1992
  • Apr. 1992
  • Apr. 1995
  • Apr. 2006, Mar. 2011
  • Apr. 2011, Mar. 2013


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