2020, 中国史の史料及びそれに関連する概説・論文を読み、史実の読み解き方を学習していきます。具体的には、『隋書』列女伝を読みながら、当時の女性の生き方に映し出される歴史社会について考えていきます。中国の歴史史料には、女性について書かれたものはほとんどありません。従って、正史に残る「列女伝」は、とりわけ希少な史料ですが、行いが社会的に善しとされて史料に残され、後世に読み継がれた表層的な叙述の奥に、その人物の生きた時代や真実を見出すことは、不可能ではありません。史料のもつ二重性を考えつつ、歴史とは何かについて、考えてみたいと思います。
2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施いたします。スマートフォンのみでの受講は困難ですので、受講環境の準備をお願いします。|講義では、中国史の史料及びそれに関連する概説・論文を読み、史実の読み解き方を学習していきます。具体的には、中国唐代の正史『旧唐書』の中にある自然災害を記録した「五行志」を読み、そこから当時の災害と政治史との関連を考えていきます。人々が理不尽な災害をどう理解・納得しようとしたか、為政者はそれにどう対応してきたか、そこから何が生み出されたのか、その後の歴史にどうつながっていったか、議論を深めていきたいと思います。
2020, 本演習は、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。|演習では、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2020, 東アジアを視点に、人類が各地の気候風土によって文明を養い発展させていった経緯と、やがてそれらが、或いは消滅し、或いは相互に影響を及ぼしつつ展開した様子を概観します。|ユーラシア東部に展開した中国は、早くから文字(漢字)を持ち、周囲に先駆けて文明を発展させ、国家制度や思想面において、文明圏としての東アジアの基盤を築きました。また南アジアに生まれた仏教は、その後インドはもとより、ひろくアジアに伝播して各地の思想や宗教文化に影響を与え、海東の日本にも伝わりました。さらに中東に生まれたイスラム教は、社会構造や思想宗教に深く根差して、各地に宗教的社会秩序を形成し、現代に伝わる社会文化を築いてきました。|このようなアジア世界の歴史を概観し、当時の人々の様子を紹介します。時代を生きた人々の暮らしや考え方を理解し、暗記ものではない歴史の流れを追究します。また近年新たに発見された資料や文物についてもとりあげ、その意義を考えてみます。
2020, 本授業は、主にK-SMAPYⅡを利用した講義資料・課題提示による遠隔授業として実施します。スマートフォンのみでの受講は困難ですので、受講環境の準備をお願いします。|中国は早くから文字(漢字)をもち、周囲に先駆けて文明を発展させ、国家制度や思想面において、東アジアの基盤を築きました。その中国文明圏が、他の文明圏と直接的な影響関係をもちながら展開した、魏晋南北朝〜明・清時代の歴史を概観します。時代を生きた人々の暮らしや考え方を理解し、国家の在り方を考え、暗記ものではない歴史の流れを追究します。また、近年新たに発見された資料や文物についてもとりあげ、その意義を考えてみます。
2020, 本講義では、中国史研究に必須な漢文史料の読解を通して、伝世及び出土史料を正確に読み取り扱うための、知識と技術の習得を目指します。テキストとして隋・唐時代の史料、とくに『新唐書』諸王・公主伝をとりあげ、その関連史料もあわせて講読を行います。表面的な内容だけでなく、史料的な特徴も理解しながら、背後にある高次の解釈を導き出せるよう、より丁寧な読解を目指します。|具体的には、①史料読解のための工具書類とその使い方、②歴史地理(古地名・山川名等)・歴史人物・事件・歴代官制官名の調べ方、③天文暦法や暦日に関する基礎知識、④思想・文化・生活習俗に関する基礎知識、⑤関連研究論文の探し方、⑥墓誌や文書などの出土史料の扱い方なども学んでいく予定です。
2020, -
2020, 本授業は、主にK-SMAPYⅡを利用した講義資料・課題提示による遠隔授業として実施します。一部Zoomを利用した双方向型オンライン授業を行う場合がありますので、受講環境の準備をお願いします。|講義では、中国史研究に必須な漢文史料の読解を通して、伝世及び出土史料を正確に読み取り扱うための、知識と技術の習得を目指します。テキストとして隋・唐時代の史料、とくに『新唐書』諸王・公主伝をとりあげ、その関連史料もあわせて講読を行います。表面的な内容だけでなく、史料的な特徴も理解しながら、背後にある高次の解釈を導き出せるよう、より丁寧な読解を目指します。|具体的には、①史料読解のための工具書類とその使い方、②歴史地理(古地名・山川名等)・歴史人物・事件・歴代官制官名の調べ方、③天文暦法や暦日に関する基礎知識、④思想・文化・生活習俗に関する基礎知識、⑤関連研究論文の探し方、⑥墓誌や文書などの出土史料の扱い方なども学んでいく予定です。
2020, -
2021, スマートフォンのみでの受講は困難ですので、受講環境の準備をお願いします。|中国は早くから文字(漢字)をもち、周囲に先駆けて文明を発展させ、国家制度や思想面において、東アジアの基盤を築きました。その中国文明圏が、他の文明圏と直接的な影響関係をもちながら展開した、魏晋南北朝〜明・清時代の歴史を概観します。時代を生きた人々の暮らしや考え方を理解し、国家の在り方を考え、暗記ものではない歴史の流れを追究します。また、近年新たに発見された資料や文物についてもとりあげ、その意義を考えてみます。
2021, 本演習は、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2021, 本演習では、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2021, 本演習では、中国古代~近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1~3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2021, 本授業は対面授業として実施する。|本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する。|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける。|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る。|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける。|| 本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースはどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
2021, 本講義では、中国史研究に必須な漢文史料の読解を通して、伝世及び出土史料を正確に読み取り扱うための、知識と技術の習得を目指します。テキストとして隋・唐時代の史料、とくに『新唐書』諸王・公主伝をとりあげ、その関連史料もあわせて講読を行います。表面的な内容だけでなく、史料的な特徴も理解しながら、背後にある高次の解釈を導き出せるよう、より丁寧な読解を目指します。|具体的には、①史料読解のための工具書類とその使い方、②歴史地理(古地名・山川名等)・歴史人物・事件・歴代官制官名の調べ方、③天文暦法や暦日に関する基礎知識、④思想・文化・生活習俗に関する基礎知識、⑤関連研究論文の探し方、⑥墓誌や文書などの出土史料の扱い方なども学んでいく予定です。
2021, 前期の内容については、(外書講読Ⅰ 渋谷 江川 式部 火曜3限)を参照してください。後期の内容については、(外書講読Ⅱ 渋谷 江川 式部 火曜3限)を参照してください。
2021, 講義では、中国史研究に必須な漢文史料の読解を通して、伝世及び出土史料を正確に読み取り扱うための、知識と技術の習得を目指します。テキストとして明・厳従簡『殊域周咨録』東夷・日本国条の講読を行います。明人が記した14~16世紀の中世日本に関する史料です。表面的な内容だけでなく、史料的な特徴も理解しながら、背後にある高次の解釈を導き出せるよう、より丁寧な読解を目指します。|具体的には、①史料読解のための工具書類とその使い方、②歴史地理(古地名・山川名等)・歴史人物・事件・歴代官制官名の調べ方、③天文暦法や暦日に関する基礎知識、④思想・文化・生活習俗に関する基礎知識、⑤関連研究論文の探し方、⑥出土史料の扱い方なども学んでいく予定です。
2021, 中国史の史料及びそれに関連する概説・論文を読み、史実の読み解き方を学習していきます。具体的には、『新唐書』后妃伝を読みながら、当時の女性の生き方に映し出される歴史社会について考えていきます。中国の歴史史料には、女性について書かれたものはほとんどありません。従って、正史に残る后妃伝や列女伝は、とりわけ希少な史料ですが、わずかながらでも史料に残され、後世に読み継がれた表層的な叙述の奥に、その人物の生きた時代や真実を見出すことは、不可能ではありません。史料のもつ二重性を考えつつ、歴史とは何かについて、考えてみたいと思います。
2021, 中国史の史料及びそれに関連する概説・論文を読み、史実の読み解き方を学習していきます。具体的には、唐・段成式『寺塔記』を読みながら、中国隋唐長安城内にあった寺院と、そこに関わった僧・尼、また官僚・皇族等について検討し、寺院をめぐるさまざまな史実について、多角的に考察を加えていきたいと思います。
2022, 本演習は、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2022, 本演習では、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2022, 本演習は、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2022, 本演習は、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2022, 本演習では、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2022, 本授業は対面授業として実施する。|本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する。|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける。|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る。|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける。|| 本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースはどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
2022, 本講義では、中国史研究に必須な漢文史料の読解を通して、伝世及び出土史料を正確に読み取り扱うための、知識と技術の習得を目指します。テキストとして隋・唐時代の史料、とくに『新唐書』諸子・公主伝をとりあげ、その関連史料もあわせて講読を行います。表面的な内容だけでなく、史料的な特徴も理解しながら、背後にある高次の解釈を導き出せるよう、より丁寧な読解を目指します。|具体的には、①史料読解のための工具書類とその使い方、②歴史地理(古地名・山川名等)・歴史人物・事件・歴代官制官名の調べ方、③天文暦法や暦日に関する基礎知識、④思想・文化・生活習俗に関する基礎知識、⑤関連研究論文の探し方、⑥墓誌や文書などの出土史料の扱い方なども学んでいく予定です。
2022, 前期の内容については、(外書講読Ⅰ 渋谷 江川 式部 火曜3限)を参照してください。後期の内容については、(外書講読Ⅱ 渋谷 江川 式部 火曜3限)を参照してください。
2022, 講義では、中国史研究に必須な漢文史料の読解を通して、伝世及び出土史料を正確に読み取り扱うための、知識と技術の習得を目指します。テキストとして明・厳従簡『殊域周咨録』東夷・日本国条の講読を行います。明人が記した14~16世紀の中世日本に関する史料です。表面的な内容だけでなく、史料的な特徴も理解しながら、背後にある高次の解釈を導き出せるよう、より丁寧な読解を目指します。|具体的には、①史料読解のための工具書類とその使い方、②歴史地理(古地名・山川名等)・歴史人物・事件・歴代官制官名の調べ方、③天文暦法や暦日に関する基礎知識、④思想・文化・生活習俗に関する基礎知識、⑤関連研究論文の探し方、⑥出土史料の扱い方なども学んでいく予定です。
2022, 中国史の史料及びそれに関連する概説・論文を読み、史実の読み解き方を学習していきます。具体的には、『新唐書』后妃伝を読みながら、当時の女性の生き方に映し出される歴史社会について考えていきます。中国の歴史史料には、女性について書かれたものはほとんどありません。従って、正史に残る后妃伝や列女伝は、とりわけ希少な史料ですが、わずかながらでも史料に残され、後世に読み継がれた表層的な叙述の奥に、その人物の生きた時代や真実を見出すことは、不可能ではありません。史料のもつ二重性を考えつつ、歴史とは何かについて、考えてみたいと思います。
2022, 中国史の史料及びそれに関連する概説・論文を読み、史実の読み解き方を学習していきます。具体的には、唐・段成式『寺塔記』を読みながら、中国隋唐長安城内にあった寺院と、そこに関わった僧・尼、また官僚・皇族等について検討し、寺院をめぐるさまざまな史実について、多角的に考察を加えていきたいと思います。
2023
2023
2023
2023
2023
2023
2023
2023
2023
2023
2023
2023, 本演習は、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2023, 本演習では、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2023, 本演習は、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2023, 本演習は、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2023, 本演習では、中国古代〜近世史に関する事象をテーマに、卒業論文の執筆を目指す者を対象とする。具体的には、以下の1〜3を総合的に行う。|1、史料読解:北宋・司馬光撰『資治通鑑』を選読し、そこに書き込まれた制度・社会・文化の諸相を読み解きながら、当該時代の中国とその周辺地域の歴史に対する知識と関心を拡げていく。|2、研究テーマの選択:①仮テーマの選定→②テーマに関する研究概要の整理→③研究動向の把握・先行研究の問題点の整理、を順に行うことにより、自分の問題意識をより具体的なものにしていく。|3、研究発表と討論:ゼミ内での研究発表を行い、質問に対する回答や討論を通して、自身が抱く問題点を整理し、論文の方向性を固めていく。
2023, 本授業は対面授業として実施する。|本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する。|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける。|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る。|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける。| 本授業の後半では各自が専攻しようとするコースはどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
2023, 本演習は、前近代の中国を中心とした東アジアの歴史研究を志す方を対象とし、中国史の史料及びそれに関連する概説・論文を読み、史実の読み解き方を学習していきます。まず各種の研究入門書を紹介・参照しながら、研究テーマの選定方法・先行研究のリストアップ・どのような史資料を用いるのか、どのように読み解くのかなど、歴史研究の基本的な方法について学びます。授業の前半では実際に『新唐書』などの漢文史料の読解を通じて、「何が書かれているのか」「なぜそう書かれるのか」「史実は何か」について考察を深めていきます。またこれとあわせて各人個別に設定したテーマで研究をすすめ、授業後半で研究発表をしていただきます。今回は「前近代東アジアの女性をめぐる諸制度」を大テーマといたします。
2023, 本演習は、前近代の中国を中心とした東アジアの歴史研究を志す方を対象とし、中国史の史料及びそれに関連する概説・論文を読み、史実の読み解き方を学習していきます。まず各種の研究入門書を紹介・参照しながら、研究テーマの選定方法・先行研究のリストアップ・どのような史資料を用いるのか、どのように読み解くのかなど、歴史研究の基本的な方法について学びます。授業の前半では実際に中国唐代長安の寺院記である『寺塔記』や、仏僧の伝記である『続高僧伝』などを読みながら、当時の仏寺と仏僧の諸相、また朝廷や諸外国との関係などを広く眺めてみたいと思います。信仰のよりどころとしてだけではない仏寺の様子を読み解きながら、当時の宗教をめぐる社会の様子について考えてみましょう。またこれとあわせて各人個別に設定したテーマで研究をすすめ、授業後半で研究発表をしていただきます。今回は「前近代東アジアの宗教施設」を大テーマといたします。
2023, 本講義では、中国史研究に必須な漢文史料の読解を通して、伝世及び出土史料を正確に読み取り扱うための、知識と技術の習得を目指します。テキストとして隋・唐時代の史料、とくに『新唐書』諸子・公主伝をとりあげ、その関連史料もあわせて講読を行います。表面的な内容だけでなく、史料的な特徴も理解しながら、背後にある高次の解釈を導き出せるよう、より丁寧な読解を目指します。|具体的には、①史料読解のための工具書類とその使い方、②歴史地理(古地名・山川名等)・歴史人物・事件・歴代官制官名の調べ方、③天文暦法や暦日に関する基礎知識、④思想・文化・生活習俗に関する基礎知識、⑤関連研究論文の探し方、⑥墓誌や文書などの出土史料の扱い方なども学んでいく予定です。
2023, 前期の内容については(外書講読Ⅰ 渋谷 江川 式部 火曜3限)を参照してください。後期の内容については(外書講読Ⅱ 渋谷 江川 式部 火曜3限)を参照してください。
2023, 講義では、中国史研究に必須な漢文史料の読解を通して、伝世及び出土史料を正確に読み取り扱うための、知識と技術の習得を目指します。テキストとして明・厳従簡『殊域周咨録』東夷・日本国条の講読を行います。明人が記した14~16世紀の中世日本に関する史料です。表面的な内容だけでなく、史料的な特徴も理解しながら、背後にある高次の解釈を導き出せるよう、より丁寧な読解を目指します。|具体的には、①史料読解のための工具書類とその使い方、②歴史地理(古地名・山川名等)・歴史人物・事件・歴代官制官名の調べ方、③天文暦法や暦日に関する基礎知識、④思想・文化・生活習俗に関する基礎知識、⑤関連研究論文の探し方、⑥出土史料の扱い方なども学んでいく予定です。