2019, 道教の儀礼や呪法に関する資料を取り上げ、読解し考察する。道教は、万物がそこから生み出されてくる根源的な「道」を信仰する宗教である。この「道」に働きかけ、「道」から生命力のあふれた「気」を引き出すことによって人々を救済することを目指している。この講義では、その具体的な方法を、儀礼や呪法について書かれた文献から探っていきたいと考えている。道教の儀礼や呪法は、中国の民俗文化とも密接な関係を有しているので、民俗文化とのかかわりについても取り上げていきたい。
2019, この演習は、中国原典研究Ⅲ(中国文学研究Ⅲ)の履修を前提とする。|道教の儀礼や呪法に関する資料を取り上げ、読解し考察する。道教は、万物がそこから生み出されてくる根源的な「道」を信仰する宗教である。この「道」に働きかけ、「道」から生命力のあふれた「気」を引き出すことによって人々を救済することを目指している。この講義では、その具体的な方法を、儀礼や呪法について書かれた文献から探っていきたいと考えている。道教の儀礼や呪法は、中国の民俗文化とも密接な関係を有しているので、民俗文化とのかかわりについても取り上げていきたい。|
2019, 後期開講の中国古典読法Ⅱと併せ、一年間をかけて以下の内容を指導する。| 1、漢文の基本構造・句法| 2、漢文に使用する古典文法| 3、漢文の解釈法|中国古典は人の生き方・世の在り方を述べるもの非常に多く、わが国が中国文化の影響を強く受けたという要因以上に、日本人にとって重要であり続けた。現代、日常を生きる上で古典の存在は希薄なように見えて、ひとたび生を探究するや、実に中国古典はなお大きな影響を及ぼしていることに気づく。本授業は、中国古典文(漢文)の読解の前提となる「漢文訓読法」の基礎を、反復練習と確認テストを重ねながら身につけ、的確かつスピーディな訓読・読解ができるようになることを目指す。予習・復習をおろそかにする者・漢和辞典を携行せざる者、教場に入るを得ず。
2019, 中国古典読法1に続き、以下の内容を指導する。|(1)中国古典の基本構造・句法|(2)漢文訓読に使用する古語文法|(3)中国古典の解釈法|漢文訓読は日本語で行いこそするが、習熟のためには古典中国語という「外国語」に対する姿勢を要する。訓読と訳出とを繰り返し、中国古典の読解力の向上を目指す。|漢和辞典を携行せざる者、予習無き者、教場に入るべからず。
2019, 台湾の事例に基づいて道教の死者儀礼と祈安儀礼について考察する。|台湾のムラやマチで行われる葬式や祭りは、儒教・道教・仏教・民間信仰の要素が複雑に絡み合う中で行われている。その中で特に道教に焦点を絞り、道教の祈安儀礼や死者儀礼を通して、漢族の民俗文化を学んでいきたい。|具体的には以下のような事項を取り上げる予定である。|1、民間信仰と道教儀礼|2、道士と道士団|3、道教斎儀礼のしくみと系譜|4、現代台湾の道教儀礼
2019, 中国における招魂儀礼・招魂歌についての資料を読み、魂魄観や招魂儀礼について考えていく。|1、魂と魄|2、楚辞の「招魂」|3、復(『儀礼』)|4、斉人少翁の方術(『史記』『漢書』)|5、劉根と嘯(『後漢書』『捜神記』)|6、「長恨歌伝」と李少君の術|7、黄斎における召魂儀礼(神虎法)|8、ヤオ族の『招魂書』
2019, 本演習は専門課程の中国語である。1年次前期に習得した中国語文法の基礎内容を再確認するとともに、簡単な文章を読むことで、第一段階の講読力の養成を目指す。使用する教科書は、現代中国の生活を題材に取った内容である。中国語を学ぶと同時に現代中国の文化に興味を持つことができる。実力をつけるためには予習復習をしたうえで全回出席することが望ましい。休まず出席すること。
2019, 本演習は専門課程の中国語である。1年次前期に習得した中国語文法の基礎内容を再確認するとともに、簡単な文章を読むことで、第一段階の講読力の養成を目指す。使用する教科書は、現代中国の生活を題材に取った内容である。中国語を学ぶと同時に現代中国の文化に興味を持つことができる。実力をつけるためには予習復習をしたうえで全回出席することが望ましい。休まず出席すること。
2019, 「中国民俗文化プログラム」の導入となる科目である。中国古典小説中の、神や仙人、幽霊、妖怪などの登場する不思議な話を取り上げ、現代中国の民俗事象とかかわらせながら読んでいく。これによって、|中国民俗文化への興味・関心を深めていく。 |本年度は、次のようなテーマを取り上げる予定である。|・どのようなときに「神」は出現するのか。|・霊的な存在は、人々にどのような方法でメッセージを伝えてくるのか。|・「供物」における「肉」の意味。|・祈願と願ほどき|・民間信仰的な神の性格|
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2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施します。|漢文学習の初心者を対象として、学習法・訓読法の基本と基礎知識の習得を目指します。|1 高校で学習した(学習するはずの)漢文の徹底的な復習|2 漢文訓読に不可欠な国文法|3 漢文訓読法の基礎・基本|毎回、復習・予習の課題を課すので、K-SMAPYⅡを通じて提出してください。
2020, 後期開講の中国古典読法Ⅱと併せ、以下の内容を指導する。|(1)中国古典の基本構造・句法|(2)漢文訓読に使用する古典文法|(3)中国古典の解釈法|中国古典文(漢文)の読解の前提となる「漢文訓読法」の基礎を反復練習と確認テストを重ねながら身につけ、的確な訓読や読解ができるようになることを目指す。|なお、本授業は主にZoomを利用した双方向型授業として実施する。
2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型授業として実施する。|| 漢文を正しく理解・訓読し、読解するする力を養成します。| 漢語のしくみ、返り点のつけかたを始めとして、中国古典文(漢文)の読解法を一から学びます。漢文を読む必要があるが、高校漢文の漢文学習が不十分であると考える人向けの授業です。| ただし、漢文を読むというのは、古典中国語である原文を理解し、それを古典日本語で表現するという、高度な作業です。高校漢文の教材は基本的に訓読されていますが、ここでは短い語→句→文→文章と、対象を少しずつ長くしながら、自力で訓読することを目指します。
2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。||「中国民俗文化プログラム」の導入となる科目である。中国古典小説中の、神や仙人、幽霊、妖怪などの登場する不思議な話を取り上げ、現代中国の民俗事象とかかわらせながら読んでいく。これによって、中国民俗文化への興味・関心を深めていく。 |本年度は、次のようなテーマを取り上げる予定である。|・どのようなときに「神」は出現するのか。|・霊的な存在は、人々にどのような方法でメッセージを伝えてくるのか。|・「供物」における「肉」の意味。|・祈願と願ほどき|・民間信仰的な神の性格|||
2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型授業として実施する。||道教の儀礼や呪法に関する資料を取り上げ、読解し考察する。道教は、万物がそこから生み出されてくる根源的な「道」を信仰する宗教である。この「道」に働きかけ、「道」から生命力のあふれた「気」を引き出すことによって人々を救済することを目指している。この講義では、その具体的な方法を、儀礼や呪法について書かれた文献から探っていきたいと考えている。道教の儀礼や呪法は、中国の民俗文化とも密接な関係を有しているので、民俗文化とのかかわりについても取り上げていきたい。 || |
2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。||この演習は、中国原典研究Ⅲ(中国文学研究Ⅲ)の履修を前提とする。|道教の儀礼や呪法に関する資料を取り上げ、読解し考察する。道教は、万物がそこから生み出されてくる根源的な「道」を信仰する宗教である。この「道」に働きかけ、「道」から生命力のあふれた「気」を引き出すことによって人々を救済することを目指している。この講義では、その具体的な方法を、儀礼や呪法について書かれた文献から探っていきたいと考えている。道教の儀礼や呪法は、中国の民俗文化とも密接な関係を有しているので、民俗文化とのかかわりについても取り上げていきたい。
2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施します。||台湾の漢族や湖南のヤオ族の事例によりながら、道教・法教の儀礼や民俗文化を考察します。具体的には、台湾漢族の祈安儀礼・抜度儀礼や湖南ヤオ族の還家願儀礼などを取り上げる予定です。||毎回課題を出します。|課題の提出によって出席の確認を行います。
2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型授業として実施する。||中国における招魂儀礼・招魂歌についての資料を読み、魂魄観や招魂儀礼について考えていく。|1、魂と魄|2、楚辞の「招魂」|3、復(『儀礼』)|4、斉人少翁の方術(『史記』『漢書』)|5、劉根と嘯(『後漢書』『捜神記』)|6、「長恨歌伝」と李少君の術|7、黄斎における召魂儀礼(神虎法)|8、ヤオ族の『招魂書』
2020, 後期開講の中国古典読法Ⅱと併せ、以下の内容を指導する。|(1)中国古典の基本構造・句法|(2)漢文訓読に使用する古典文法|(3)中国古典の解釈法|中国古典文(漢文)の読解の前提となる「漢文訓読法」の基礎を反復練習と確認テストを重ねながら身につけ、的確な訓読や読解ができるようになることを目指す。|なお、本授業は主にZoomを利用した双方向型授業として実施する。
2021, 後期開講の中国古典読法Ⅱと併せ、以下の内容を指導する。|(1)中国古典の基本構造・句法|(2)漢文訓読に使用する古典文法|(3)中国古典の解釈法|中国古典文(漢文)の読解の前提となる「漢文訓読法」の基礎を反復練習と確認テストを重ねながら身につけ、的確な訓読や読解ができるようになることを目指す。|
2021, 「中国民俗文化プログラム」の導入となる科目である。中国古典小説中の、神や仙人、幽霊、妖怪などの登場する不思議な話を取り上げ、現代中国の民俗事象とかかわらせながら読んでいく。これによって、中国民俗文化への興味・関心を深めていく。 |本年度は、次のようなテーマを取り上げる予定である。|・どのようなときに「神」は出現するのか。|・霊的な存在は、人々にどのような方法でメッセージを伝えてくるのか。|・「供物」における「肉」の意味。|・祈願と願ほどき|・民間信仰的な神の性格|||
2021, 道教は漢民族の生み出した宗教であり、中国の人々の生活・文化のさまざまな領域に深くかかわっている。この授業では、道教の経典編纂の歴史と儀礼の成立・展開を軸にしながら、道教と中国の文化について考えていきたい。
2021, 道教の儀礼や呪法に関する資料を取り上げ、読解し考察する。道教は、万物がそこから生み出されてくる根源的な「道」を信仰する宗教である。この「道」に働きかけ、「道」から生命力のあふれた「気」を引き出すことによって人々を救済することを目指している。この講義では、その具体的な方法を、儀礼や呪法について書かれた文献から探っていきたいと考えている。道教の儀礼や呪法は、中国の民俗文化とも密接な関係を有しているので、民俗文化とのかかわりについても取り上げていきたい。 |今年度は『老子想爾注』を中心に、初期天師道について学んでいく。|| |
2021, この演習は、中国原典研究Ⅲ(中国文学研究Ⅲ)の履修を前提とする。|道教の儀礼や呪法に関する資料を取り上げ、読解し考察する。道教は、万物がそこから生み出されてくる根源的な「道」を信仰する宗教である。この「道」に働きかけ、「道」から生命力のあふれた「気」を引き出すことによって人々を救済することを目指している。この講義では、その具体的な方法を、儀礼や呪法について書かれた文献から探っていきたいと考えている。道教の儀礼や呪法は、中国の民俗文化とも密接な関係を有しているので、民俗文化とのかかわりについても取り上げていきたい。
2021, 台湾の漢族や湖南のヤオ族の事例によりながら、道教・法教の儀礼や民俗文化を考察します。具体的には、台湾漢族の祈安儀礼・抜度儀礼や湖南ヤオ族の還家願儀礼などを取り上げる予定です。
2021, 中国における招魂儀礼・招魂歌についての資料を読み、魂魄観や招魂儀礼について考えていく。|1、魂と魄|2、楚辞の「招魂」|3、復(『儀礼』)|4、斉人少翁の方術(『史記』『漢書』)|5、劉根と嘯(『後漢書』『捜神記』)|6、「長恨歌伝」と李少君の術|7、黄斎における召魂儀礼(神虎法)|8、ヤオ族の『招魂書』
2021, 後期開講の中国古典読法Ⅱと併せ、以下の内容を指導する。|(1)中国古典の基本構造・句法|(2)漢文訓読に使用する古典文法|(3)中国古典の解釈法|中国古典文(漢文)の読解の前提となる「漢文訓読法」の基礎を反復練習と確認テストを重ねながら身につけ、的確な訓読や読解ができるようになることを目指す。|
2022, 「中国民俗文化プログラム」の導入となる科目である。中国古典小説中の、神や仙人、幽霊、妖怪などの登場する不思議な話を取り上げ、現代中国の民俗事象とかかわらせながら読んでいく。これによって、中国民俗文化への興味・関心を深めていく。 |本年度は、次のようなテーマを取り上げる予定である。|・どのようなときに「神」は出現するのか。|・霊的な存在は、人々にどのような方法でメッセージを伝えてくるのか。|・「供物」における「肉」の意味。|・祈願と願ほどき|・民間信仰的な神の性格|||
2022, 中国における招魂儀礼・招魂歌についての資料を読み、魂魄観や招魂儀礼について考えていく。|1、魂と魄|2、楚辞の「招魂」|3、復(『儀礼』)|4、斉人少翁の方術(『史記』『漢書』)|5、劉根と嘯(『後漢書』『捜神記』)|6、「長恨歌伝」と李少君の術|7、黄斎における召魂儀礼(神虎法)|8、ヤオ族の『招魂書』
2022, 道教は漢民族の生み出した宗教であり、中国の人々の生活・文化のさまざまな領域に深くかかわっている。この授業では、道教の経典編纂の歴史と儀礼の成立・展開を軸にしながら、道教と中国の文化について考えていきたい。
2022, 後期開講の中国古典読法Ⅱと併せ、以下の内容を指導する。|(1)中国古典の基本構造・句法|(2)漢文訓読に使用する古典文法|(3)中国古典の解釈法|中国古典文(漢文)の読解の前提となる「漢文訓読法」の基礎を反復練習と確認テストを重ねながら身につけ、的確な訓読や読解ができるようになることを目指す。|
2022, 台湾の漢族や湖南のヤオ族の事例によりながら、道教・法教の儀礼や民俗文化を考察します。具体的には、台湾漢族の祈安儀礼・抜度儀礼や湖南ヤオ族の還家願儀礼などを取り上げる予定です。
2022, 後期開講の中国古典読法Ⅱと併せ、以下の内容を指導する。|(1)中国古典の基本構造・句法|(2)漢文訓読に使用する古典文法|(3)中国古典の解釈法|中国古典文(漢文)の読解の前提となる「漢文訓読法」の基礎を反復練習と確認テストを重ねながら身につけ、的確な訓読や読解ができるようになることを目指す。|
2022, 道教の儀礼や呪法に関する資料を取り上げ、読解し考察する。道教は、万物がそこから生み出されてくる根源的な「道」を信仰する宗教である。この「道」に働きかけ、「道」から生命力のあふれた「気」を引き出すことによって人々を救済することを目指している。この講義では、その具体的な方法を、儀礼や呪法について書かれた文献から探っていきたいと考えている。道教の儀礼や呪法は、中国の民俗文化とも密接な関係を有しているので、民俗文化とのかかわりについても取り上げていきたい。 |今年度は『老子想爾注』を中心に、初期天師道について学んでいく。|| |
2022, この演習は、中国原典研究Ⅲ(中国文学研究Ⅲ)の履修を前提とする。|道教の儀礼や呪法に関する資料を取り上げ、読解し考察する。道教は、万物がそこから生み出されてくる根源的な「道」を信仰する宗教である。この「道」に働きかけ、「道」から生命力のあふれた「気」を引き出すことによって人々を救済することを目指している。この講義では、その具体的な方法を、儀礼や呪法について書かれた文献から探っていきたいと考えている。道教の儀礼や呪法は、中国の民俗文化とも密接な関係を有しているので、民俗文化とのかかわりについても取り上げていきたい。
2023
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2023, 「中国民俗文化プログラム」の導入となる科目である。中国古典小説中の、神や仙人、幽霊、妖怪などの登場する不思議な話を取り上げ、現代中国の民俗事象とかかわらせながら読んでいく。これによって、中国民俗文化への興味・関心を深めていく。 |本年度は、次のようなテーマを取り上げる予定である。|・どのようなときに「神」は出現するのか。|・霊的な存在は、人々にどのような方法でメッセージを伝えてくるのか。|・「供物」における「肉」の意味。|・祈願と願ほどき|・民間信仰的な神の性格|||
2023, 台湾の漢族や湖南のヤオ族の事例によりながら、道教・法教の儀礼や民俗文化を考察します。具体的には、台湾漢族の祈安儀礼・抜度儀礼や湖南ヤオ族の還家願儀礼などを取り上げる予定です。
2023, 中国における招魂儀礼・招魂歌についての資料を読み、魂魄観や招魂儀礼について考えていく。|1、魂と魄|2、楚辞の「招魂」|3、復(『儀礼』)|4、斉人少翁の方術(『史記』『漢書』)|5、劉根と嘯(『後漢書』『捜神記』)|6、「長恨歌伝」と李少君の術|7、黄斎における召魂儀礼(神虎法)|8、ヤオ族の『招魂書』
2023, 道教の儀礼や呪法に関する資料を取り上げ、読解し考察する。道教は、万物がそこから生み出されてくる根源的な「道」を信仰する宗教である。この「道」に働きかけ、「道」から生命力のあふれた「気」を引き出すことによって人々を救済することを目指している。この講義では、その具体的な方法を、儀礼や呪法について書かれた文献から探っていきたいと考えている。道教の儀礼や呪法は、中国の民俗文化とも密接な関係を有しているので、民俗文化とのかかわりについても取り上げていきたい。 |今年度は『老子想爾注』を中心に、初期天師道について学んでいく。|| |
2023, この演習は、中国原典研究Ⅲ(中国文学研究Ⅲ)の履修を前提とする。|道教の儀礼や呪法に関する資料を取り上げ、読解し考察する。道教は、万物がそこから生み出されてくる根源的な「道」を信仰する宗教である。この「道」に働きかけ、「道」から生命力のあふれた「気」を引き出すことによって人々を救済することを目指している。この講義では、その具体的な方法を、儀礼や呪法について書かれた文献から探っていきたいと考えている。道教の儀礼や呪法は、中国の民俗文化とも密接な関係を有しているので、民俗文化とのかかわりについても取り上げていきたい。