2019, この演習は、日本古代史研究をこころざす学生を対象として、基礎知識の習得をおこなうとともに、歴史を学ぶうえでの方法論を身につけることを目的とします。前半は主として日本古代史の史料を読み、後半は履修生自身の論文学習にもとづく発表をおこないます。大学における歴史学とは、高等学校までの「暗記」中心のそれとは異なり、史・資料にもとづいてオリジナルな見解を展開することにあります。そのための初歩として、ここでは日本古代史関係の史料読解と利用のしかたなどを学び、基本的かつ重要な争点の考察を通して、歴史に対する柔軟な思考を得るよう努めることにします。なお授業には、必ず漢和辞典(出版社は問わない、電子辞書でも可)を持参してください。
2019, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする3年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、4年生の「史学応用演習」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、貞観16年9月21日条(途中)から読みはじめます。前期の授業では主として4年生の発表が続きますので、3年生は事前に史料を読み込み、積極的に質問をするよう心がけてください。また授業のほか、月ごとに山川出版社「日本史リブレット」「日本史リブレット人」から1冊を選んで論評するレポートを提出してもらいます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2019, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする3年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、4年生の「史学応用演習」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、貞観16年9月21日条(途中)から読みはじめます。後期の授業は主として3年生の発表をおこないます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2019, -
2019, 本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける||本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースでどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。|
2019, この講義は、日本古代史をフィールドとして、王(天皇)を中核とした支配者層がいかにして権力を掌握し、日本列島を支配していったのかを考えようとするものです。日本古代における「国家」の成立は、7世紀末における律令制の本格導入を契機とすると考えられています。ではそれ以降、権力構造はどのように変化し、支配者層はいかに対応していったのでしょうか。この講義では、以上の点に留意して、さまざまな学説を紹介しながら、8世紀の天皇・皇太子・皇后を取り上げ、古代天皇制の権力構造とその展開過程を論理的かつ実証的に論じていきます。
2019, この講義は、日本古代史をフィールドとして、王(天皇)を中核とした支配者層がいかにして権力を掌握し、日本列島を支配していったのかを考えようとするものです。8世紀末には、古代国家は王統の移行や遷都など、大きな変動を経験しますが、それだけにとどまらず、9世紀には権力構造や政務方式も以前とは異なる様相を見せはじめます。この講義では、8世紀との対比を視野に入れつつ、8世紀の太上天皇と9世紀以降の天皇・皇太子・皇后・太上天皇を取り上げ、古代天皇制の権力構造と展開過程を論理的かつ実証的に論じていきます。
2019, この演習は、前近代の日本史研究を志すものにとって必須の知識・技術である古文書の読解力・解釈力を、活字だけでなくできるだけ実物の写真を用いたり、実際に文献史料を読むことによって身につけようとするものです。日本の古文書は、公式令の規定にもとづく「公式様文書」にはじまり、平安時代に律令制が変化したことによって出現した「公家様文書」、そして武家政権の登場にともなってあらわれた「武家様文書」と変遷していきます。この演習では、そのうち特に古代文書に焦点をあてて解説し、履修生とともに読み下していきます。前期では「公式様文書」の様式と実例について学び、後期では「公家様文書」の様式や実例についてふれたあと、律令格式や古記録など、活字化されたさまざまな日本古代の編纂史料を読んでいき、史料の読解力向上と日本古代史の知識増加をめざしていきます。「公式様文書」や「公家様文書」は、その後の文書の基礎となるものですので、日本古代史専攻以外の学生も、積極的に履修することを望みます。
2019
2020, 本授業は 、主に Zoomを利用した双方向型 オンライン 授業 (ライブ配信) として実施する。この演習は、日本古代史研究をこころざす学生を対象として、基礎知識の習得をおこなうとともに、歴史を学ぶうえでの方法論を身につけることを目的とします。前半は主として日本古代史の史料を読み、後半は履修生自身の論文学習にもとづく発表をおこないます。大学における歴史学とは、高等学校までの「暗記」中心のそれとは異なり、史・資料にもとづいてオリジナルな見解を展開することにあります。そのための初歩として、ここでは日本古代史関係の史料読解と利用のしかたなどを学び、基本的かつ重要な争点の考察を通して、歴史に対する柔軟な思考を得るよう努めることにします。なお授業には、必ず漢和辞典(出版社は問わない、電子辞書でも可)を持参してください。
2020, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする3年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、4年生の「史学応用演習」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、貞観18年6月16日条から読みはじめます。前期の授業では主として4年生の発表が続きますので、3年生は事前に史料を読み込み、積極的に質問をするよう心がけてください。また授業のほか、月ごとに山川出版社「日本史リブレット」「日本史リブレット人」から1冊を選んで論評するレポートを提出してもらいます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2020, 本授業は 、主に Zoomを利用した双方向型 オンライン 授業 (ライブ配信) として実施する。この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする3年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、4年生の「史学応用演習」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。後期の授業では主として3年生が発表をおこないます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2020, 本授業は 、主に Zoomを利用した双方向型 オンライン 授業 (ライブ配信) として実施する。|この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする4年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、3年生の「史学展開演習Ⅰ・Ⅱ」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、貞観18年6月16日条から読みはじめます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2020, 本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける|| 本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースでどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
2020, この講義は、日本古代史をフィールドとして、王(天皇)を中核とした支配者層がいかにして権力を掌握し、日本列島を支配していったのかを考えようとするものです。日本古代における「国家」の成立は、7世紀末における律令制の本格導入を契機とすると考えられています。ではそれ以降、権力構造はどのように変化し、支配者層はいかに対応していったのでしょうか。この講義では、以上の点に留意して、さまざまな学説を紹介しながら、8世紀の天皇・皇太子・皇后を取り上げ、古代天皇制の権力構造とその展開過程を論理的かつ実証的に論じていきます。
2020, 本授業は 、主に Zoomを利用した双方向型 オンライン 授業 (ライブ配信) として実施する。この講義は、日本古代史をフィールドとして、王(天皇)を中核とした支配者層がいかにして権力を掌握し、日本列島を支配していったのかを考えようとするものです。8世紀末には、古代国家は王統の移行や遷都など、大きな変動を経験しますが、それだけにとどまらず、9世紀には権力構造や政務方式も以前とは異なる様相を見せはじめます。この講義では、8世紀との対比を視野に入れつつ、8世紀の太上天皇と9世紀以降の天皇・皇太子・皇后・太上天皇を取り上げ、古代天皇制の権力構造と展開過程を論理的かつ実証的に論じていきます。
2020, この演習は、前近代の日本史研究を志すものにとって必須の知識・技術である古文書の読解力・解釈力を、活字だけでなくできるだけ実物の写真を用いたり、実際に文献史料を読むことによって身につけようとするものです。日本の古文書は、公式令の規定にもとづく「公式様文書」にはじまり、平安時代に律令制が変化したことによって出現した「公家様文書」、そして武家政権の登場にともなってあらわれた「武家様文書」と変遷していきます。この演習では、そのうち特に古代文書に焦点をあてて解説し、履修生とともに読み下していきます。前期ではとくに「公式様文書」の様式と実例について学びます。律令格式や古記録など、活字化されたさまざまな日本古代の編纂史料についてもできるだけ読み、史料の読解力向上と日本古代史の知識増加をめざしていきます。
2020, -
2020, 本授業は 、主に Zoomを利用した双方向型 オンライン 授業 (ライブ配信) として実施する。この演習は、前近代の日本史研究を志すものにとって必須の知識・技術である古文書の読解力・解釈力を、活字だけでなくできるだけ実物の写真を用いたり、実際に文献史料を読むことによって身につけようとするものです。日本の古文書は、公式令の規定にもとづく「公式様文書」にはじまり、平安時代に律令制が変化したことによって出現した「公家様文書」、そして武家政権の登場にともなってあらわれた「武家様文書」と変遷していきます。この演習では、そのうち特に古代文書に焦点をあてて解説し、履修生とともに読み下していきます。後期では「公家様文書」の様式や実例について学びます。その後、律令格式や古記録など、活字化されたさまざまな日本古代の編纂史料をできるだけ読み、史料の読解力向上と日本古代史の知識増加をめざしていきます。
2021, この演習は、前近代の日本史研究を志すものにとって必須の知識・技術である古文書の読解力・解釈力を、活字だけでなくできるだけ実物の写真を用いたり、実際に文献史料を読むことによって身につけようとするものです。日本の古文書は、公式令の規定にもとづく「公式様文書」にはじまり、平安時代に律令制が変化したことによって出現した「公家様文書」、そして武家政権の登場にともなってあらわれた「武家様文書」と変遷していきます。この演習では、そのうち特に古代文書に焦点をあてて解説し、履修生とともに読み下していきます。前期ではとくに「公式様文書」の様式と実例について学びます。律令格式や古記録など、活字化されたさまざまな日本古代の編纂史料についてもできるだけ読み、史料の読解力向上と日本古代史の知識増加をめざしていきます。
2021, 前期の内容については、(史料講読Ⅰ 渋谷 佐藤 長門 金曜1限)を参照してください。後期の内容については、(史料講読Ⅱ 渋谷 佐藤 長門 金曜1限)を参照してください。
2021, この演習は、前近代の日本史研究を志すものにとって必須の知識・技術である古文書の読解力・解釈力を、活字だけでなくできるだけ実物の写真を用いたり、実際に文献史料を読むことによって身につけようとするものです。日本の古文書は、公式令の規定にもとづく「公式様文書」にはじまり、平安時代に律令制が変化したことによって出現した「公家様文書」、そして武家政権の登場にともなってあらわれた「武家様文書」と変遷していきます。この演習では、そのうち特に古代文書に焦点をあてて解説し、履修生とともに読み下していきます。後期では「公家様文書」の様式や実例について学びます。その後、律令格式や古記録など、活字化されたさまざまな日本古代の編纂史料をできるだけ読み、史料の読解力向上と日本古代史の知識増加をめざしていきます。
2021, この演習は、日本古代史研究をこころざす学生を対象として、基礎知識の習得をおこなうとともに、歴史を学ぶうえでの方法論を身につけることを目的とします。前半は主として律令格式など日本古代史の史料を読み、後半は履修生自身の論文学習にもとづく発表をおこないます。大学における歴史学とは、高等学校までの「暗記」中心のそれとは異なり、史・資料にもとづいてオリジナルな見解を展開することにあります。そのための初歩として、ここでは日本古代史関係の史料読解と利用のしかたなどを学び、基本的かつ重要な争点の考察を通して、歴史に対する柔軟な思考を得るよう努めることにします。なお授業には、必ず漢和辞典(出版社は問わない、電子辞書でも可)を持参してください。
2021, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする3年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、4年生の「史学応用演習」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、貞観18年6月16日条から読みはじめます。前期の授業では主として4年生の発表が続きますので、3年生は事前に史料を読み込み、積極的に質問をするよう心がけてください。また授業のほか、月ごとに山川出版社「日本史リブレット」「日本史リブレット人」から1冊を選んで論評するレポートを提出してもらいます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2021, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする3年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、4年生の「史学応用演習」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。後期の授業では主として3年生が発表をおこないます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2021, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする4年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、3年生の「史学展開演習Ⅰ・Ⅱ」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、元慶元年4月13日条の途中から読みはじめます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2021, 本授業は対面授業として実施する。|本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する。|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける。|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る。|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける。|| 本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースはどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
2021, この講義は、日本古代史をフィールドとして、王(天皇)を中核とした支配者層がいかにして権力を掌握し、日本列島を支配していったのかを考えようとするものです。日本古代における「国家」の成立は、7世紀末における律令制の本格導入を契機とすると考えられています。ではそれ以降、権力構造はどのように変化し、支配者層はいかに対応していったのでしょうか。この講義では、以上の点に留意して、さまざまな学説を紹介しながら、8世紀の天皇・皇太子・皇后を取り上げ、古代天皇制の権力構造とその展開過程を論理的かつ実証的に論じていきます。
2021, この講義は、日本古代史をフィールドとして、王(天皇)を中核とした支配者層がいかにして権力を掌握し、日本列島を支配していったのかを考えようとするものです。8世紀末には、古代国家は王統の移行や遷都など、大きな変動を経験しますが、それだけにとどまらず、9世紀には権力構造や政務方式も以前とは異なる様相を見せはじめます。この講義では、8世紀との対比を視野に入れつつ、8世紀の太上天皇と9世紀以降の天皇・皇太子・皇后・太上天皇を取り上げ、古代天皇制の権力構造と展開過程を論理的かつ実証的に論じていきます。
2022, この演習は、日本古代史研究をこころざす学生を対象として、基礎知識の習得をおこなうとともに、歴史を学ぶうえでの方法論を身につけることを目的とします。前半は主として律令格式など日本古代史の史料を読み、後半は履修生自身の論文学習にもとづく発表をおこないます。大学における歴史学とは、高等学校までの「暗記」中心のそれとは異なり、史・資料にもとづいてオリジナルな見解を展開することにあります。そのための初歩として、ここでは日本古代史関係の史料読解と利用のしかたなどを学び、基本的かつ重要な争点の考察を通して、歴史に対する柔軟な思考を得るよう努めることにします。なお授業には、必ず漢和辞典(出版社は問わない、電子辞書でも可)を持参してください。
2022, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする3年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、4年生の「史学応用演習」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、元慶2年3月29日条の途中から読みはじめます。前期の授業では主として4年生の発表が続きますので、3年生は事前に史料を読み込み、積極的に質問をするよう心がけてください。また授業のほか、月ごとに山川出版社「日本史リブレット」「日本史リブレット人」から1冊を選んで論評するレポートを提出してもらいます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2022, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする3年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、4年生の「史学応用演習」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。後期の授業では主として3年生が発表をおこないます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2022, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする4年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、3年生の「史学展開演習Ⅰ・Ⅱ」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、元慶2年3月29日条の途中から読みはじめます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2022, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする4年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、3年生の「史学展開演習Ⅰ・Ⅱ」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、元慶2年3月29日条の途中から読みはじめます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2022, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする4年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、3年生の「史学展開演習Ⅰ・Ⅱ」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2022, 本授業は対面授業として実施する。|本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する。|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける。|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る。|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける。|| 本授業の後半では、各自が専攻しようとするコースはどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
2022, この講義は、日本古代史をフィールドとして、王(天皇)を中核とした支配者層がいかにして権力を掌握し、日本列島を支配していったのかを考えようとするものです。日本古代における「国家」の成立は、7世紀末における律令制の本格導入を契機とすると考えられています。ではそれ以降、権力構造はどのように変化し、支配者層はいかに対応していったのでしょうか。この講義では、以上の点に留意して、さまざまな学説を紹介しながら、8世紀の天皇・皇太子・皇后を取り上げ、古代天皇制の権力構造とその展開過程を論理的かつ実証的に論じていきます。
2022, この講義は、日本古代史をフィールドとして、王(天皇)を中核とした支配者層がいかにして権力を掌握し、日本列島を支配していったのかを考えようとするものです。8世紀末には、古代国家は王統の移行や遷都など、大きな変動を経験しますが、それだけにとどまらず、9世紀には権力構造や政務方式も以前とは異なる様相を見せはじめます。この講義では、8世紀との対比を視野に入れつつ、8世紀の太上天皇と9世紀以降の天皇・皇太子・皇后・太上天皇を取り上げ、古代天皇制の権力構造と展開過程を論理的かつ実証的に論じていきます。
2023
2023
2023
2023
2023
2023
2023
2023
2023
2023, この演習は、日本古代史研究をこころざす学生を対象として、基礎知識の習得をおこなうとともに、歴史を学ぶうえでの方法論を身につけることを目的とします。前半は主として律令格式など日本古代史の史料を読み、後半は各自、吉川弘文館の「歴史文化ライブラリー」(古代史)のなかから1冊を選び、その内容紹介と批判を発表してもらいます。大学における歴史学とは、高等学校までの「暗記」中心のそれとは異なり、史・資料にもとづいてオリジナルな見解を展開することにあります。そのための初歩として、ここでは日本古代史関係の史料読解と利用のしかたなどを学び、基本的かつ重要な争点の考察を通して、歴史に対する柔軟な思考を得るよう努めることにします。なお授業には、必ず漢和辞典(出版社は問わない、電子辞書でも可)を持参してください。
2023, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする3年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、4年生の「史学応用演習」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、元慶3年3月8日条から読みはじめます。前期の授業では主として4年生の発表が続きますので、3年生は事前に史料を読み込み、積極的に質問をするよう心がけてください。また授業のほか、月ごとに吉川弘文館「歴史文化ライブラリー」(古代史関係)から1冊を選んで論評するレポートを提出してもらいます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2023, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする3年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、4年生の「史学応用演習」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。後期の授業では主として3年生が発表をおこないます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2023, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする4年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、3年生の「史学展開演習Ⅰ・Ⅱ」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、元慶3年3月8日条から読みはじめます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2023, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする4年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、3年生の「史学展開演習Ⅰ・Ⅱ」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。本年度は、元慶3年3月8日条から読みはじめます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2023, この演習は、日本古代史で卒業論文を提出しようとする4年生を対象として、奈良時代〜平安時代の諸問題を解明するための基礎力・応用力養成を目的とするものです。なお授業は、3年生の「史学展開演習Ⅰ・Ⅱ」と合同でおこないます。テキストには六国史の最後にあたる『日本三代実録』を使用し、必要に応じて律令格式や儀式書などを併用しつつ、履修生各自に割り当てた箇所の読み下しと人物・事項の解説などをおこなってもらいます。研究テーマは人から与えられるものではなく、積極的・能動的にみずから探し出して見つけてくるものです。したがって学生諸君には教室内での学習のみでなく、学内外で催される研究会やシンポジウム、博物館での展示会などにも意欲的に参加することを望みます。
2023, 本授業は対面授業として実施する。|本授業の前半では、本学の史学科生として充実した学生生活を送るために必要な基礎知識や能力、姿勢を培う。具体的には以下の4つを学ぶ。|(1)「学びの場」である史学科の歴史やカリキュラム、特徴を理解する。|(2)大学での学び方、生活のマナーを身につける。|(3)学修に必要な知識・情報(書籍・論文)の入手の仕方、情報ツールの活用法、学習・研究上の倫理(ルール)を知る。|(4)学んだことをまとめ、考えたことを仲間に伝えるための発表の技術、文章作成術を身につける。| 本授業の後半では各自が専攻しようとするコースはどのような研究をする場なのか、実際の研究にふれて、その概要を知る機会とする。
2023, この講義は、日本古代史をフィールドとして、王(天皇)を中核とした支配者層がいかにして権力を掌握し、日本列島を支配していったのかを考えようとするものです。日本古代における「国家」の成立は、7世紀末における律令制の本格導入を契機とすると考えられています。ではそれ以降、権力構造はどのように変化し、支配者層はいかに対応していったのでしょうか。この講義では、以上の点に留意して、さまざまな学説を紹介しながら、8世紀の天皇・皇太子・皇后を取り上げ、古代天皇制の権力構造とその展開過程を論理的かつ実証的に論じていきます。
2023, この講義は、日本古代史をフィールドとして、王(天皇)を中核とした支配者層がいかにして権力を掌握し、日本列島を支配していったのかを考えようとするものです。8世紀末には、古代国家は王統の移行や遷都など、大きな変動を経験しますが、それだけにとどまらず、9世紀には権力構造や政務方式も以前とは異なる様相を見せはじめます。この講義では、8世紀との対比を視野に入れつつ、8世紀の太上天皇と9世紀以降の天皇・皇太子・皇后・太上天皇を取り上げ、古代天皇制の権力構造と展開過程を論理的かつ実証的に論じていきます。