2020, 古文書や古記録を駆使して実証的な研究を進めるにあたっては、なによりもまず史料の内容を正確に理解することが大事である。そのためには使用する史料の性格をきちんと把握し、登場する字句について適切な辞書・辞典を用いながら読んでいくことがポイントとなってくる。この授業では、中世の古文書や古記録の講読を通じて、史料について「調べる力」「読む力」「理解する力」を養うことを目的とする。|前期(2233 史料講読I)では、おもに中世という時代に登場した諸種の古文書の様式について、および中世に記された日記や別記、部類記などの古記録にかんする知識を身につけることを目的とした講義をおこなう。|後期(2235 史料講読II)は、中世史料についての知識を踏まえ、個々の受講生の興味関心に沿って中世史料を用いた発表をおこなってもらう。その際、報告者はもちろん、他の受講者も事前の予習を欠かさないこと。
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2020, 【本授業は 、主に Zoomを利用した双方向型 オンライン 授業 (ライブ配信 として実施する。】|史料講読Ⅱでは、史料について「調べる力」「読む力」「理解する力」を養うことを目的とし、滋賀県東近江市下麻生町所在の山部神社が所有する中世文書「山部神社中世文書」の活字史料の講読をおこなう。取り扱う文書については、全63通におよぶ文書のなかから、中世における山部神社の歴史的位置付けを知るうえでとくに重要と考えられるものという基準により、教員側で事前に選定をおこなう。受講生は、一点の史料を複数名で担当することとし、登場する字句や用語を適切な辞書・辞典を用いて調べ、その読みや意味、文書の内容について報告をしてもらう。協力して取り組んで欲しい。|なお、報告担当者以外の受講生も、各回に取り上げられる史料について字句や用語の意味を調べ、自分なりに内容を理解したうえで授業にのぞむこと。各自が担当する個々の史料を読めば終わりなのではなく、取り上げられた史料を総体として捉え、中世における山部神社がどんな存在であったかを理解することに繋げて欲しい。
2021, 【本授業は 、Zoomを利用した遠隔授業(オンデマンド型)として実施する。】|古文書や古記録を駆使して実証的な研究を進めるにあたっては、なによりもまず史料の内容を正確に理解することが大事である。そのためには使用する史料の性格をきちんと把握し、登場する字句について適切な辞書・辞典を用いながら読んでいくことがポイントとなってくる。この授業では、中世の古文書や古記録の講読を通じて、史料について「調べる力」「読む力」「理解する力」を養うことを目的とする。|前期(0524 史料講読I)では、中世の古文書や古記録を読む上で必要となる基礎的な知識を身につけることを目的とした授業をおこなう。|後期(0526 史料講読II)には、中世史料にかんする知識を生かし、受講生に発表(グループ報告を予定。グループ数・人数は受講生数次第)をおこなってもらう。その際、他の受講者も各講時で取り上げられる史料について予習を欠かさないこと。
2021, 前期の内容については、(史料講読Ⅰ 渋谷 比企 貴之 木曜2限)を参照してください。後期の内容については、(史料講読Ⅱ 渋谷 比企 貴之 木曜2限)を参照してください。
2021, 史料講読Ⅱでは、史料について「調べる力」「読む力」「理解する力」を養うことを目的とし、中世文書「蒲生文書」の活字史料の講読をおこなう。取り扱う文書については、中世における近江国南部の荘園や同地の国人層の歴史的位置付けを知るうえでとくに重要と考えられるものという基準により、教員側で事前に選定をおこなう。受講生は、一点の史料を複数名で担当することとし、登場する字句や用語を適切な辞書・辞典を用いて調べ、その読みや意味、文書の内容について報告をしてもらう。協力して取り組んで欲しい。|なお、報告担当者以外の受講生も、各回に取り上げられる史料について字句や用語の意味を調べ、自分なりに内容を理解したうえで授業にのぞむこと。各自が担当する個々の史料を読めば終わりなのではなく、取り上げられた史料を総体として捉え、中世の蒲生地域の歴史像の理解に繋げて欲しい。
2022, 対面授業として実施する。この演習では院政期から南北朝期に至る、いわゆる中世前期を主たる対象とする。取り上げる史料は、中世前期の寺院や神社の動向や当時の信仰の有りようを直接に示すような史料を用いたい。演習を通じては①史料を読む力、②辞書・辞典を活用した調べ方、③参考文献の探し方、④口頭発表と報告レジュメの作り方の修得が第一義だが、中世前期の寺院や神社の動向にかかわる史料の読解を通じて、そこからかえって当時の政治や社会について考える“宗教社会史”的な関心から中世という時代を考える機会として欲しい。|演習のスタイルを採るので、授業は報告とその報告に対する討論によって進行する。報告担当者以外の学生も、必ず史料の読み方・語句の意味などを調べたうえで授業にのぞむこと。
2022, 本授業は、対面授業として実施する。|前期の授業では、報告者は卒業論文の進捗状況、卒業論文執筆にあたって現時点で重要となる史料(および関連史料)の解釈について報告をおこなう。報告者以外の受講生は積極的に質疑をおこない、その理解を深めることを目指す。|後期の授業では、卒業論文の進捗にかんするより具体的な報告(研究史整理、史料の提示と解釈、報告者独自の考察)を予定しているが、詳細は授業の進展状況を考慮しつつ受講者とも相談のうえ検討する。なお、卒業論文の中間報告会は、この授業とは別に、夏休み中に設ける予定である。
2022, 本授業は、対面授業として実施する。|前期の授業では、報告者は卒業論文の進捗状況、卒業論文執筆にあたって現時点で重要となる史料(および関連史料)の解釈について報告をおこなう。報告者以外の受講生は積極的に質疑をおこない、その理解を深めることを目指す。|後期の授業では、卒業論文の進捗にかんするより具体的な報告(研究史整理、史料の提示と解釈、報告者独自の考察)を予定しているが、詳細は授業の進展状況を考慮しつつ受講者とも相談のうえ検討する。なお、卒業論文の中間報告会は、この授業とは別に、夏休み中に設ける予定である。
2022, 本授業は、対面授業として実施する。|前期の授業では、報告者は卒業論文の進捗状況、卒業論文執筆にあたって現時点で重要となる史料(および関連史料)の解釈について報告をおこなう。報告者以外の受講生は積極的に質疑をおこない、その理解を深めることを目指す。|後期の授業では、卒業論文の進捗にかんするより具体的な報告(研究史整理、史料の提示と解釈、報告者独自の考察)を予定しているが、詳細は授業の進展状況を考慮しつつ受講者とも相談のうえ検討する。なお、卒業論文の中間報告会は、この授業とは別に、夏休み中に設ける予定である。
2022, 対面型授業として実施する。この授業では院政期・鎌倉期を時期的な対象として、中世初頭の政治や社会の構造を捉え、また当時の信仰や宗教、文化をめぐる状況への理解を深めることを目的とする。その際、國學院大學図書館で所蔵する中世の公家を取り巻く政治・経済・文化、そして公家領荘園にかんする一大史料群『久我家文書』(国指定重要文化財)を主な素材に、主として久我家の動きを通じて院政期・鎌倉前期の社会をみる。講義を通じて、本学所蔵の学術資産への理解を深めて欲しい。武士の華々しいイメージが先行しがちなこの時期に、前代からの延長線上に公家社会ではなにが起こっていたのか、当該期の時代像を掴んで欲しい。|
2022, 本授業は、Zoomを利用したオンデマンド型授業(録画配信)として実施する。|院政期から戦国・織豊期に至る日本中世の歴史を概観する。授業では、それぞれの時期を特徴付ける史料を取り上げ、その史料を糸口に各時期・各テーマについて詳論していく。
2023
2023
2023, 対面授業として実施する。この演習では院政期から南北朝期に至る、いわゆる中世前期を主たる対象とする。取り上げる史料は、中世前期の寺院や神社の動向や当時の信仰の有りようを直接に示すような史料を用いたい。演習を通じては①史料を読む力、②辞書・辞典を活用した調べ方、③参考文献の探し方、④口頭発表と報告レジュメの作り方の修得が第一義だが、中世前期の寺院や神社の動向にかかわる史料の読解を通じて、そこからかえって当時の政治や社会について考える“宗教社会史”的な関心から中世という時代を考える機会として欲しい。|演習のスタイルを採るので、授業は報告とその報告に対する討論によって進行する。報告担当者以外の学生も、必ず史料の読み方・語句の意味などを調べたうえで授業にのぞむこと。
2023, 対面型授業として実施する。この授業では院政期・鎌倉期を時期的な対象として、中世初頭の政治や社会の構造を捉え、また当時の信仰や宗教、文化をめぐる状況への理解を深めることを目的とする。その際、國學院大學図書館で所蔵する中世の公家を取り巻く政治・経済・文化、そして公家領荘園にかんする一大史料群『久我家文書』(国指定重要文化財)を主な素材に、主として久我家の動きを通じて院政期・鎌倉前期の社会をみる。講義を通じて、本学所蔵の学術資産にたいする理解も深めて欲しいと思う。|武士の華々しいイメージが先行しがちなこの時期に、前代からの延長線上に公家社会ではなにが起こっていたのか、当該期の時代像を掴んで欲しい。