K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

比企 貴之
研究開発推進機構
助教(特別専任)
Last Updated :2023/12/21

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    比企 貴之, ヒキ タカユキ

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所属・職名

  • 研究開発推進機構, 助教(特別専任)

学歴

  • 2014年04月, 2017年03月, 満期退学, 國學院大學, 大学院文学研究科史学専攻博士課程後期
  • 2007年04月, 2009年03月, 修了, 國學院大學, 大学院文学研究科史学専攻博士課程前期
  • 2003年04月, 2007年03月, 國學院大學, 文学部史学科

学位

  • 2019年03月15日, 博士(歴史学), 國學院大學, 文学関係, 文甲第229号, 中世における伊勢神宮
  • 2019年03月, 博士(歴史学), 國學院大學

職歴

  • 2021年06月, 9999年, 國學院大學, 研究開発推進機構 校史・学術資産研究センター, 助教(特別専任)
  • 2020年04月, 9999年, 國學院大學, 文学部 史学科, 兼任講師
  • 2018年09月, 9999年, 東京大学, 史料編纂所, 学術支援専門職員
  • 2014年04月, 9999年, 京都芸術大学, 芸術学部・通信教育部 歴史遺産コース, 非常勤講師
  • 2020年04月, 2021年05月, 國學院大學, 研究開発推進機構 校史・学術資産研究センター, ポスドク研究員
  • 2009年04月, 2014年03月, 株式会社 山川出版社, 第一編集部

本学就任年月日

  • 2021年06月01日

研究分野

  • 日本中世史
  • 神社史
  • 神祇信仰
  • 神社史料
  • 伊勢神宮
  • 石清水八幡宮

研究活動

論文

  • 明治三十年 八代国治日記, 比企貴之, 國學院大學 校史・学術資産研究, 15, 85, 115, 2023年03月06日, 國學院大學研究開発推進機構 校史・学術資産研究センター
  • 石清水八幡宮の史料と修史, 比企貴之, 石清水八幡宮研究所報, 創刊号, 22, 31, 2022年12月14日, 石清水八幡宮研究所
  • 新刊紹介 岡野友彦著『中世伊勢神宮の信仰と社会』, 比企貴之, 神道史研究, 70, 1, 130, 134, 2022年05月01日, 神道史学会
  • 祭主藤波家関係史料の所在とその性格, 比企貴之, 藤波家旧蔵史料の調査・研究(東京大学史料編纂所研究成果報告2021-8), 21, 36, 2021年11月30日, 高橋秀樹(研究代表者)
  • 中世神社史研究史稿, 比企貴之, 國學院雑誌, 122, 11, 225, 250, 2021年11月15日, 國學院大學
  • 「池大納言家領相伝文書案(『久我家文書』)」の構成と関東御教書案の作為, 比企貴之, 國學院大學校史・学術資産研究, 13, 171, 209, 2021年03月, 國學院大學研究開発推進機構 校史・学術資産研究センター
  • 伊勢神宮祠官・職掌人の宿直勤番制度, 比企貴之, 国史学, 227, 1, 29, 2019年02月, 国史学会
  • 伊勢神宮古祭儀―春季神態神事―の復原考察 (特集 神道と民俗), 比企貴之, 神道宗教, 250・251, 125, 153, 2018年04月, 神道宗教学会
  • 自筆「氏経卿神事記」と諸写本の展開, 比企貴之, 神道宗教, 242, 53, 80, 2016年04月, 神道宗教学会
  • 山城国守護伊勢貞陸と戦国期の京郊荘園 : 福地光長の代官請負からみる, 比企貴之, 資料館紀要(京都府立総合資料館), 43, 127, 155, 2015年, 京都府立総合資料館
  • 中世後期の神宮における宮司家の動向, 比企貴之, 国史学, 212, 51, 81, 2014年02月, 国史学会

Misc

  • 創立一四〇周年, 比企貴之, 國學院大學研究開発推進機構ニュース, 16, 2, 6, 6, 2023年03月25日, 笹生衛
  • 昭和七年の創立周年記念と『皇典講究所創立五十年記念』, 比企貴之, 校史, 33, 16, 16, 2023年03月06日, 國學院大學研究開発推進機構 校史・学術資産研究センター
  • 『國學院大學百四十周年記念誌』の編纂, 比企貴之, 校史, 33, 4, 5, 2023年03月06日, 國學院大學研究開発推進機構 校史・学術資産研究センター
  • 國學院大學創立一四〇周年, 比企貴之, 校史, 33, 2, 3, 2023年03月06日, 國學院大學研究開発推進機構 校史・学術資産研究センター
  • 久我建通と源氏の紐帯-後編-, 比企貴之, 國學院大學学報, 720, 3, 3, 2023年02月20日, 國學院大學
  • 久我建通と源氏の紐帯-前編-, 比企貴之, 國學院大學学報, 719, 3, 3, 2023年01月20日, 國學院大學
  • 第四十六回日本文化を知る講座「蒙古襲来の影響を多角的に考える」「①史料からみる異国降伏祈祷の虚像と実像」, 比企貴之, 國學院大學研究開発推進機構ニュース, 15, 2, 3, 4, 2022年02月25日, 笹生衛
  • 公開学術講演会「水中考古学による蒙古襲来研究」池田榮史(國學院大學教授), 比企貴之, 國學院大學研究開発推進機構ニュース, 15, 2, 1, 2, 2022年02月25日, 笹生衛
  • 足利義満によって画定された吉田家の拠点:足利義満寄進状(吉田家文書), 比企貴之, 國學院大學学報, 695, 2020年11月, 國學院大學

著書等出版物

  • 國學院の古文書, 根岸茂夫; 髙見澤美紀; 比企貴之, 國學院大學研究開発推進機構 校史・学術資産研究センター, 2021年03月31日
  • 氏經卿神事記 第2(自寛正4年正月-文明18年12月)[完結], 野村, 朋弘; 比企, 貴之, 八木書店古書出版部,八木書店 (発売), 2020年08月
  • 氏經卿神事記 第1(自永享4年7月-寛正3年12月), 野村, 朋弘; 比企, 貴之, 八木書店古書出版部,八木書店 (発売), 2016年09月

講演・発表

  • 史料からみる異国降伏祈祷の虚像と実像 , 比企貴之, 第46回 日本文化を知る講座 蒙古襲来の影響を多角的に考える, 2021年11月20日, 國學院大學 研究開発推進機構
  • 近世の祭主藤波家と伊勢神宮, 比企貴之, 国史学会共催「藤波家旧蔵史料の調査・研究」公開報告会, 2021年03月, 国史学会(共催)
  • 伊勢神宮庁宣の形態と機能, 日本古文書学会(第48回 大会研究発表), 2015年09月
  • 神宮における宿直・輪番体制の復元, 国史学会(平成26年度 大会), 2014年06月

教育活動

担当授業

  • 史料講読I, 2020, 古文書や古記録を駆使して実証的な研究を進めるにあたっては、なによりもまず史料の内容を正確に理解することが大事である。そのためには使用する史料の性格をきちんと把握し、登場する字句について適切な辞書・辞典を用いながら読んでいくことがポイントとなってくる。この授業では、中世の古文書や古記録の講読を通じて、史料について「調べる力」「読む力」「理解する力」を養うことを目的とする。|前期(2233 史料講読I)では、おもに中世という時代に登場した諸種の古文書の様式について、および中世に記された日記や別記、部類記などの古記録にかんする知識を身につけることを目的とした講義をおこなう。|後期(2235 史料講読II)は、中世史料についての知識を踏まえ、個々の受講生の興味関心に沿って中世史料を用いた発表をおこなってもらう。その際、報告者はもちろん、他の受講者も事前の予習を欠かさないこと。
  • 史料講読, 2020, -
  • 史料講読II, 2020, 【本授業は 、主に Zoomを利用した双方向型 オンライン 授業 (ライブ配信 として実施する。】|史料講読Ⅱでは、史料について「調べる力」「読む力」「理解する力」を養うことを目的とし、滋賀県東近江市下麻生町所在の山部神社が所有する中世文書「山部神社中世文書」の活字史料の講読をおこなう。取り扱う文書については、全63通におよぶ文書のなかから、中世における山部神社の歴史的位置付けを知るうえでとくに重要と考えられるものという基準により、教員側で事前に選定をおこなう。受講生は、一点の史料を複数名で担当することとし、登場する字句や用語を適切な辞書・辞典を用いて調べ、その読みや意味、文書の内容について報告をしてもらう。協力して取り組んで欲しい。|なお、報告担当者以外の受講生も、各回に取り上げられる史料について字句や用語の意味を調べ、自分なりに内容を理解したうえで授業にのぞむこと。各自が担当する個々の史料を読めば終わりなのではなく、取り上げられた史料を総体として捉え、中世における山部神社がどんな存在であったかを理解することに繋げて欲しい。
  • 史料講読I, 2021, 【本授業は 、Zoomを利用した遠隔授業(オンデマンド型)として実施する。】|古文書や古記録を駆使して実証的な研究を進めるにあたっては、なによりもまず史料の内容を正確に理解することが大事である。そのためには使用する史料の性格をきちんと把握し、登場する字句について適切な辞書・辞典を用いながら読んでいくことがポイントとなってくる。この授業では、中世の古文書や古記録の講読を通じて、史料について「調べる力」「読む力」「理解する力」を養うことを目的とする。|前期(0524 史料講読I)では、中世の古文書や古記録を読む上で必要となる基礎的な知識を身につけることを目的とした授業をおこなう。|後期(0526 史料講読II)には、中世史料にかんする知識を生かし、受講生に発表(グループ報告を予定。グループ数・人数は受講生数次第)をおこなってもらう。その際、他の受講者も各講時で取り上げられる史料について予習を欠かさないこと。
  • 史料講読, 2021, 前期の内容については、(史料講読Ⅰ 渋谷 比企 貴之 木曜2限)を参照してください。後期の内容については、(史料講読Ⅱ 渋谷 比企 貴之 木曜2限)を参照してください。
  • 史料講読II, 2021, 史料講読Ⅱでは、史料について「調べる力」「読む力」「理解する力」を養うことを目的とし、中世文書「蒲生文書」の活字史料の講読をおこなう。取り扱う文書については、中世における近江国南部の荘園や同地の国人層の歴史的位置付けを知るうえでとくに重要と考えられるものという基準により、教員側で事前に選定をおこなう。受講生は、一点の史料を複数名で担当することとし、登場する字句や用語を適切な辞書・辞典を用いて調べ、その読みや意味、文書の内容について報告をしてもらう。協力して取り組んで欲しい。|なお、報告担当者以外の受講生も、各回に取り上げられる史料について字句や用語の意味を調べ、自分なりに内容を理解したうえで授業にのぞむこと。各自が担当する個々の史料を読めば終わりなのではなく、取り上げられた史料を総体として捉え、中世の蒲生地域の歴史像の理解に繋げて欲しい。
  • 史学導入演習Ⅱ, 2022, 対面授業として実施する。この演習では院政期から南北朝期に至る、いわゆる中世前期を主たる対象とする。取り上げる史料は、中世前期の寺院や神社の動向や当時の信仰の有りようを直接に示すような史料を用いたい。演習を通じては①史料を読む力、②辞書・辞典を活用した調べ方、③参考文献の探し方、④口頭発表と報告レジュメの作り方の修得が第一義だが、中世前期の寺院や神社の動向にかかわる史料の読解を通じて、そこからかえって当時の政治や社会について考える“宗教社会史”的な関心から中世という時代を考える機会として欲しい。|演習のスタイルを採るので、授業は報告とその報告に対する討論によって進行する。報告担当者以外の学生も、必ず史料の読み方・語句の意味などを調べたうえで授業にのぞむこと。
  • 史学応用演習I, 2022, 本授業は、対面授業として実施する。|前期の授業では、報告者は卒業論文の進捗状況、卒業論文執筆にあたって現時点で重要となる史料(および関連史料)の解釈について報告をおこなう。報告者以外の受講生は積極的に質疑をおこない、その理解を深めることを目指す。|後期の授業では、卒業論文の進捗にかんするより具体的な報告(研究史整理、史料の提示と解釈、報告者独自の考察)を予定しているが、詳細は授業の進展状況を考慮しつつ受講者とも相談のうえ検討する。なお、卒業論文の中間報告会は、この授業とは別に、夏休み中に設ける予定である。
  • 史学応用演習(日本史), 2022, 本授業は、対面授業として実施する。|前期の授業では、報告者は卒業論文の進捗状況、卒業論文執筆にあたって現時点で重要となる史料(および関連史料)の解釈について報告をおこなう。報告者以外の受講生は積極的に質疑をおこない、その理解を深めることを目指す。|後期の授業では、卒業論文の進捗にかんするより具体的な報告(研究史整理、史料の提示と解釈、報告者独自の考察)を予定しているが、詳細は授業の進展状況を考慮しつつ受講者とも相談のうえ検討する。なお、卒業論文の中間報告会は、この授業とは別に、夏休み中に設ける予定である。
  • 史学応用演習II, 2022, 本授業は、対面授業として実施する。|前期の授業では、報告者は卒業論文の進捗状況、卒業論文執筆にあたって現時点で重要となる史料(および関連史料)の解釈について報告をおこなう。報告者以外の受講生は積極的に質疑をおこない、その理解を深めることを目指す。|後期の授業では、卒業論文の進捗にかんするより具体的な報告(研究史整理、史料の提示と解釈、報告者独自の考察)を予定しているが、詳細は授業の進展状況を考慮しつつ受講者とも相談のうえ検討する。なお、卒業論文の中間報告会は、この授業とは別に、夏休み中に設ける予定である。
  • 日本時代史III, 2022, 対面型授業として実施する。この授業では院政期・鎌倉期を時期的な対象として、中世初頭の政治や社会の構造を捉え、また当時の信仰や宗教、文化をめぐる状況への理解を深めることを目的とする。その際、國學院大學図書館で所蔵する中世の公家を取り巻く政治・経済・文化、そして公家領荘園にかんする一大史料群『久我家文書』(国指定重要文化財)を主な素材に、主として久我家の動きを通じて院政期・鎌倉前期の社会をみる。講義を通じて、本学所蔵の学術資産への理解を深めて欲しい。武士の華々しいイメージが先行しがちなこの時期に、前代からの延長線上に公家社会ではなにが起こっていたのか、当該期の時代像を掴んで欲しい。|
  • 日本史概論II, 2022, 本授業は、Zoomを利用したオンデマンド型授業(録画配信)として実施する。|院政期から戦国・織豊期に至る日本中世の歴史を概観する。授業では、それぞれの時期を特徴付ける史料を取り上げ、その史料を糸口に各時期・各テーマについて詳論していく。
  • 史学導入演習Ⅱ, 2023
  • 日本時代史III, 2023
  • 史学導入演習Ⅱ, 2023, 対面授業として実施する。この演習では院政期から南北朝期に至る、いわゆる中世前期を主たる対象とする。取り上げる史料は、中世前期の寺院や神社の動向や当時の信仰の有りようを直接に示すような史料を用いたい。演習を通じては①史料を読む力、②辞書・辞典を活用した調べ方、③参考文献の探し方、④口頭発表と報告レジュメの作り方の修得が第一義だが、中世前期の寺院や神社の動向にかかわる史料の読解を通じて、そこからかえって当時の政治や社会について考える“宗教社会史”的な関心から中世という時代を考える機会として欲しい。|演習のスタイルを採るので、授業は報告とその報告に対する討論によって進行する。報告担当者以外の学生も、必ず史料の読み方・語句の意味などを調べたうえで授業にのぞむこと。
  • 日本時代史III, 2023, 対面型授業として実施する。この授業では院政期・鎌倉期を時期的な対象として、中世初頭の政治や社会の構造を捉え、また当時の信仰や宗教、文化をめぐる状況への理解を深めることを目的とする。その際、國學院大學図書館で所蔵する中世の公家を取り巻く政治・経済・文化、そして公家領荘園にかんする一大史料群『久我家文書』(国指定重要文化財)を主な素材に、主として久我家の動きを通じて院政期・鎌倉前期の社会をみる。講義を通じて、本学所蔵の学術資産にたいする理解も深めて欲しいと思う。|武士の華々しいイメージが先行しがちなこの時期に、前代からの延長線上に公家社会ではなにが起こっていたのか、当該期の時代像を掴んで欲しい。

学外活動

学協会活動

  • 神社史料研究会
  • 神道宗教学会
  • 国史学会
  • 日本古文書学会
  • 歴史学研究会
  • 史学会