K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

Takayoshi SUZUKI
Department of Chinese Literature
Associate Professor
Last Updated :2024/03/07

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    Takayoshi SUZUKI

ホームページ・researchmap等のリンク

所属・職名

  • Department of Chinese Literature, Associate Professor

学位

  • 修士(文学)

本学就任年月日

  • 01 Apr. 2009

研究分野

  • Classical Chinese literature

研究活動

論文

  • 69, 39, 60, 22 Dec. 2023
  • 81, 103, 03 Sep. 2023
  • 67, 49, 66, 25 Dec. 2021
  • 65, 65, 51, 71, 01 Dec. 2019
  • A Review of Learning Support System for Students with Disabilities at Kokugakuin University Study Support Center, 10, 13, 26, 01 Mar. 2019, 佐藤紀子, The adoption of the convention on the rights of persons with disabilities by the United Nations in 2006 led to an enthusiastic discussion and considerable changes in learning support system for students with disabilities in higher educational institutions in Japan. This paper refl ects on learning support system of Kokugakuin University Study Support Center with special reference to activities at the time of the establishment of the institution and those after the enforcement of law to eliminate discrimination against people with disabilities in 2016. For this purpose this paper particularly focuses on two paradigm shifts: 1) shift from teacher-centered learning to student-centered learning, 2) as to approaches to disability, shift from object in medical model to subject of human right in social model. The refl ection shows that learning support system for students with disabilities in this center has properly been updated,so that the institution has succeeded in achieving student-centered education in higher education.
  • 117-11, 272, 290, 15 Nov. 2016
  • 第7号, 52, 63, 01 Mar. 2016
  • 第5号, 89, 97, 10 Mar. 2014, 東海林孝一
  • 58, 51, 71, 23 Mar. 2013
  • 4, 73, 82, 10 Mar. 2013
  • 2, 49, 62, 10 Mar. 2011
  • 56, 31, 43, 25 Dec. 2010
  • 第53号, 49, 67, 01 Mar. 2009
  • 39, 281, 301, 10 Mar. 2008
  • 38, 197, 218, 10 Mar. 2007
  • 第51輯, 15, 30, 01 Dec. 2005

Misc

  • 第1540号 第129編, 第7冊, 20 Feb. 2024
  • 125, 1, 47, 74, 15 Jan. 2024
  • 1, 67, 77, 10 Mar. 2010
  • 13, 138, 146, 01 Mar. 2022
  • 276号, 30, 30, 01 Jun. 2021
  • 23, 10ページ, 10ページ, 01 Mar. 2021
  • The Growth Potential of the Student through the Study Tour : In Case of Tohoku Area Reproduction "Network of the Private University 36", 8, 117, 129, 01 Mar. 2017

著書等出版物

  • 01 Sep. 2007

講演・発表

  • 23 Jun. 2019
  • 26 Jul. 2017
  • 31 Oct. 2015
  • 24 Jul. 2015

その他

  • 第49輯, 01 Dec. 2003, 80, 123, 本稿は、洪興祖『楚辭補注』の九歌「湘君」を訳注したものである。この洪興祖の「補注」は、『楚辭』の主要な注釈とされながらも、これまで訳注がなかった。底本には中国古典文学基本草書『楚辭補注』(中華書局)を使用し、解釈は藤野岩友博士『楚辭』(集英社「漢詩大系」)を拠り所とした。また訳注にあたっては、適宜研究や注釈を参照し、洪興祖が挙げた引用資料の出典を明らかにし、可能な限り諸本との校合に務めた。
  • 第50輯, 01 Dec. 2004, 87, 107, 本稿は、洪興祖『楚辭補注』の九歌「湘夫人」の第一句から第二十句を訳注したものである。この洪興祖の「補注」は、『楚辭』の主要な注釈とされながらも、これまで訳注がなかった。底本には中国古典文学基本草書『楚辭補注』(中華書局)を使用し、解釈は藤野岩友博士『楚辭』(集英社「漢詩大系」)を拠り所とした。また訳注にあたっては、適宜研究や注釈を参照し、洪興祖が挙げた引用資料の出典を明らかにし、可能な限り諸本との校合に務めた。
  • 第51輯, 01 Dec. 2005, 91, 112, 本稿は、洪興祖『楚辭補注』の九歌「湘夫人」の第二十句から第四十句を訳注したものである。この洪興祖の「補注」は、『楚辭』の主要な注釈とされながらも、これまで訳注がなかった。底本には中国古典文学基本草書『楚辭補注』(中華書局)を使用し、解釈は藤野岩友博士『楚辭』(集英社「漢詩大系」)を拠り所とした。また訳注にあたっては、適宜研究や注釈を参照し、洪興祖が挙げた引用資料の出典を明らかにし、可能な限り諸本との校合に務めた。
  • 第52輯, 01 Dec. 2006, 75, 93, 本稿は、洪興祖『楚辭補注』の九歌「大司命」の第一句から第十六句を訳注したものである。この洪興祖の「補注」は、『楚辭』の主要な注釈とされながらも、これまで訳注がなかった。底本には中国古典文学基本草書『楚辭補注』(中華書局)を使用し、解釈は藤野岩友博士『楚辭』(集英社「漢詩大系」)を拠り所とした。また訳注にあたっては、適宜研究や注釈を参照し、洪興祖が挙げた引用資料の出典を明らかにし、可能な限り諸本との校合に務めた。
  • 第53輯, 01 Dec. 2007, 69, 81, 本稿は、洪興祖『楚辭補注』の九歌「大司命」の第十七句から第二十八句を訳注したものである。この洪興祖の「補注」は、『楚辭』の主要な注釈とされながらも、これまで訳注がなかった。底本には中国古典文学基本草書『楚辭補注』(中華書局)を使用し、解釈は藤野岩友博士『楚辭』(集英社「漢詩大系」)を拠り所とした。また訳注にあたっては、適宜研究や注釈を参照し、洪興祖が挙げた引用資料の出典を明らかにし、可能な限り諸本との校合に務めた。
  • 3, 12 Jan. 2011, 4, 7, 学修支援センター相談室の開室から1年の歩みを振り返り、相談から得た学生の状況を報告し、時間割の組み方、学年ごとの取得単位数の目安について示した。加えて、学生との個別の相談についても状況を概観し、今後の学修支援センター相談室のあるべき姿についての見解を述べた。

教育活動

担当授業

  • 2019, この授業は、中国古典における「古文」という形式の散文、なかんずく唐宋の作品を読解する。|中国の散文は、発生してより様々に展開し、六朝時代には修辞技巧が洗練された美文(四六駢儷文)が主な形式として定着した。これは、端的に言えば「何を書くか」よりも「いかに書くか」に重点を置いた、当時の主流な文章形式であった。|一方、唐代になると修辞技巧にとらわれず「何を書くか」に重点を置くべきだという動きも起こった。このような流れを受けて、科挙出身の官僚が勢力を持つようになった中唐になると、新しい文学を創るにふさわしい文体として古文を提唱した。古文は、その規範を漢代あるいはそれ以前の散文に求め、簡潔明瞭に、力強く、伝えるべき内容が伝わるように書くことを目指した。以降、古文は散文の主流のスタイルとなり、新たな規範としての位置を占めることになる。|本授業では、古文が発生した唐代の散文を読むこと、具体的には「韓柳」と併称される韓愈および柳宗元の作品読解を主として行う。その上で、宋代への展開も眺めることにする。作品の読解を通じて、中国古典の散文の構造を知り、読解の技法を学び、個々の作品の内容を味わうことを目的とする。
  • 2019, 大学入学以前に漢文に触れたことがない、または漢文に苦手意識をもつ学生を対象とした授業です。また、後期に開講している「漢文学概説」(日本文学科必修科目)を受講するにあたっての準備科目でもあります。よって、漢文の初歩、入門からスタートする授業だと考えてください。|この授業では、漢文の構造をその最小単位である熟語から考え、やがて短い文章、長い文章と少しずつ分量を増やしながら、漢文を読み進めていきます。|なお、読解する作品は中学、高校の教科書に収録されているものを中心にする予定です。
  • 2019, 中国古典詩の精華である「唐詩」について概説する。「唐詩」を、原文を訓読することにより読み味わい、個々の作品にもとづき中国古典の鑑賞方法について学ぶ。なお、この授業は「日本の古典としての漢詩・漢文」を学ぶこと、及び受講生が将来漢文教育に携わることを念頭に置いた講義である。|教科書にしたがって作品に触れつつ、漢文読解の方法である訓読についても学ぶ。これにより、唐詩の著名な作品を知ると同時に、漢文訓読の基礎を修得することを目指す。
  • 2020, 〈授業形態について〉この授業は、主に講義資料(プリント)と動画教材(スライドに説明をつけたもの)を利用した遠隔授業として実施する。|| この授業は、中国古典における「古文」という形式の散文、なかんずく唐宋の作品を中心に読解する。|中国の散文は、その発生より様々な展開を見せたが、六朝時代には修辞技巧が洗練された美文(いわゆる四六駢儷文)が主な形式(スタイル)として定着した。これは、端的に言えば「何を書くか」よりも「いかに書くか」に重点を置いた文章形式であった。|一方、唐代になると修辞技巧にとらわれず、「何を書くか」に重点を置くべきだという動きも起こった。このような流れを受けて、科挙出身の官僚が勢力を持つようになった中唐になると、新しい文学を創るにふさわしい文体として「古文」を提唱した。「古文」は、その規範を漢代あるいはそれ以前の散文に求め、簡潔明瞭に、力強く、伝えるべき内容が伝わるように書くことを目指した新形式なのである。以降、古文は散文の主流のスタイルとなり、新たな規範としての位置を占めることになる。|本授業では、まず古文が発生した唐代の散文、具体的には「韓柳」と併称される韓愈および柳宗元の作品読解を行う。その上で、宋代への展開も眺める計画である。作品の読解を通じて、中国古典の散文の構造を知り、読解の技法を学び、個々の作品の内容を味わうことを目的とする。
  • 2020, 〈授業形態について〉本授業は、主にZoomを利用したオンデマンド型オンライン授業(録画配信)として実施する。||本概説は中国文学のメニューを提示することが1つの目的となる。|中国文学は、もとより外国語の文学であるが必ずしも外国の文学ではない。それは、歴史的に見れば、中国文学は中国一国だけの文学ではなく、時間的にも空間的にも東アジア全体に拡がりを持ち得たからである。|しかし、こうした歴史的事実を生み出した要因は中国の歴史の古さのみに帰すべきではない。むしろ、中国文学に内在する普遍性に着目しなければならない。その普遍性は、各時代の作品を精確に読み解くことによって得られる特性を基とし、社会との関係の中でそれらの作品を位置づけることによって理解される。|したがって、各作品の持つ意味を作品内部や作者個人だけに閉じさせるのではなく、相互の等質性や異質性に留意しつつ、講じてゆくことが「概説」することになるはずである。|加えて、中国文学は社会性・政治性を持つことが1つの理想であった文学であるから、作品の理解に際して、先行する「文学史」上の作品に求めるべきではなく、それを生み出した社会を認識しておく必要がある。これが指定の教科書において各作品の前に概説文を置いた理由である。|なお、本授業は主にZoomを利用した双方向型授業として実施する。
  • 2020, -
  • 2020, 〈授業形態について〉この授業は、主に講義資料(プリント)と動画教材(スライドに説明をつけたもの)を利用した遠隔授業として実施する。||大学入学以前に漢文に触れたことがない、または漢文に苦手意識をもつ学生を対象とした授業です。また、後期に開講している「漢文学概説」(日本文学科必修科目)を受講するにあたっての準備科目でもあります。よって、漢文の初歩、入門からスタートする授業だと考えてください。|この授業では、漢文の構造を知ることからスタートし、やがて短い文章、長い文章と段階を追って、漢文を読み進めていきます。|なお、読解する作品は中学、高校の教科書に収録されているものを中心にする予定です。
  • 2020, 本授業は、主に Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施|する。(ただし、個別の授業内容に応じてオンデマンド配信をすることもある。)|国語科の中の「漢文」で学ぶ「唐詩」、「史伝」、「小説」を、中国古典文学として学び直す。|授業では、漢文訓読という方法について学び、この方法を用いながら中国古典の作品を読み味わうことにする。作品に触れると同時に、中国古典の鑑賞方法について考える内容としたい。|この他、訓読の仕組みについて学ぶと同時に、漢和辞典の使い方、漢和辞典の構成そのものについても知る機会としたい。|なお、この授業は「日本の古典としての漢詩・漢文」を学ぶこと、及び将来受講生が漢文教育に携わることを念頭に置いた講義であることを付記しておく。
  • 2021, 本概説は中国文学のメニューを提示することが目的となる。|中国文学は、もとより外国語の文学であるが必ずしも外国の文学ではない。それは歴史的に見れば、中国文学は中国一国だけの文学ではなく、時間的にも空間的にも東アジア全体に拡がりを持ち得たからである。|しかし、こうした歴史的事実を生み出した要因は中国の歴史の古さのみに帰すべきではない。むしろ、中国文学に内在する普遍性に着目しなければならない。その普遍性は、各時代の作品を精確に読み解くことによって得られる特性を基とし、社会との関係の中でそれらの作品を位置づけることによって理解される。|したがって、各作品の持つ意味を作品内部や作者個人だけに閉じさせるのではなく、相互の等質性や異質性に留意しつつ、講じてゆくことが「概説」することになるはずである。|加えて、中国文学は社会性・政治性を持つことが1つの理想であった文学であるから、作品の理解に際して、先行する「文学史」上の作品に求めるべきではなく、それを生み出した社会を認識しておく必要がある。これが指定の教科書において各作品の前に概説文を置いた理由である。
  • 2021, 中国の散文は、その発生以来様々な展開を見せたが、六朝時代の美文(修辞技巧を凝らしたスタイル)を経て、唐代になると「古文」というスタイルが提唱された。これは、「何を書くか」に重点を置いたスタイルで、散文の規範としての地位を占めるようになった。|中でも、韓愈、柳宗元、欧陽脩、蘇洵、蘇軾、蘇轍、曾鞏、王安石の8人は、後世「唐宋八大家」と称されるなど、高く評価されている。|本授業では、この唐宋八大家の一人、蘇軾の散文作品を読む。読解を通じて、作品個々の持つ豊かさに触れることを目的とする。
  • 2021, この授業は、教科書『生と死の言葉ことば―中国の名言を読む―』をガイドブックとして、中国古典の世界を大きく眺めることを目的とします。||「生と死」をテーマとしていますが、死生観を知るというよりは、教科書に紹介されている作品を中心に、中国古典に見られる発想や表現、文学の様々な主題について触れていこうと考えています。||中国古典の世界を知る方法としては、作品読解に如くものはありません。読解を通じて中国文学の特徴を知り、その豊かな古典の世界に入り込むための準備をすることが、この授業の目標です。
  • 2021, 国語科の「漢文」で学ぶ「唐詩」、「史伝」、「小説」を、中国古典文学として学び直す。|授業では、漢文訓読という方法について学び、この方法を用いながら中国古典の作品を読み味わうことにする。作品に触れると同時に、中国古典の鑑賞方法について考える内容としたい。|この他、訓読の仕組みについて学ぶと同時に、漢和辞典の使い方、漢和辞典の構成そのものについても知る機会としたい。|なお、この授業は「日本の古典としての漢詩・漢文」を学ぶこと、及び将来受講生が漢文教育に携わることを念頭に置いた講義であることを付記しておく。
  • 2022, 本概説は中国文学のメニューを提示することが目的となる。中国文学は、もとより外国語の文学であるが必ずしも外国の文学ではない。それは歴史的に見れば、中国文学は中国一国だけの文学ではなく、時間的にも空間的にも東アジア全体に拡がりを持ち得たからである。しかし、こうした歴史的事実を生み出した要因は中国の歴史の古さのみに帰すべきではない。むしろ、中国文学に内在する普遍性に着目しなければならない。その普遍性は、各時代の作品を精確に読み解くことによって得られる特性を基とし、社会との関係の中でそれらの作品を位置づけることによって理解される。したがって、各作品の持つ意味を作品内部や作者個人だけに閉じさせるのではなく、相互の等質性や異質性に留意しつつ、講じてゆくことが「概説」することになるはずである。加えて、中国文学は社会性・政治性を持つことが1つの理想であった文学であるから、作品の理解に際して、先行する「文学史」上の作品に求めるべきではなく、それを生み出した社会を認識しておく必要がある。これが指定の教科書において各作品の前に概説文を置いた理由である。
  • 2022, 中国の散文は、その発生以来様々な展開を見せたが、六朝時代の美文(修辞技巧を凝らしたスタイル)を経て、唐代になると「古文」というスタイルが提唱された。これは、「何を書くか」に重点を置いたスタイルで、散文の規範としての地位を占めるようになった。|中でも、韓愈、柳宗元、欧陽脩、蘇洵、蘇軾、蘇轍、曾鞏、王安石の8人は、後世「唐宋八大家」と称されるなど、高く評価されている。|本授業では、唐代以降の散文作品に幅広く触れてゆく。唐代からは韓愈、柳宗元を、宋代からは歐陽脩、蘇軾を読む。授業進度によっては、さらに後世散文作品、明代の帰有光にも触れてみたい。読解を通じて、作品個々の持つ豊かさに触れることを目的とする。
  • 2022, この授業は、教科書『生と死の言葉ことば―中国の名言を読む―』をガイドブックとして、中国古典の世界を大きく眺めることを目的とします。||具体的には、教科書に紹介されている作品を中心に、中国古典に見られる発想や表現、文学の様々な主題について触れていこうと考えています。教科書は「生と死」をテーマとしていますが、これはあくまでも古典をよむ手がかりの一つだと捉えてください。||中国古典の世界を知る方法としては、作品読解に如くものはありません。読解を通じて中国古典文学の特徴を知り、その豊かな世界に入るための準備をすることが、この授業の目標です。
  • 2022, 国語科の「漢文」で学ぶ「唐詩」、「史伝」、「小説」を、中国古典文学として学び直す。|授業では、漢文訓読という方法について学び、この方法を用いながら中国古典の作品を読み味わうことにする。作品に触れると同時に、中国古典の鑑賞方法について考える内容としたい。|この他、訓読の仕組みについて学ぶと同時に、漢和辞典の使い方、漢和辞典の構成そのものについても知る機会としたい。|なお、この授業は「日本の古典としての漢詩・漢文」を学ぶこと、及び将来受講生が漢文教育に携わることを念頭に置いた講義であることを付記しておく。
  • 2023
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  • 2023, 中国の散文は、その発生以来様々な展開を見せたが、六朝時代の美文(修辞技巧を凝らしたスタイル)を経て、唐代になると「古文」というスタイルが提唱された。これは、「何を書くか」に重点を置いたもので、後世、散文の規範としてとらえられるようになった。|本授業では、まず、後世「唐宋八大家」に数えられた韓愈・柳宗元の散文を中心に読解を進める。また、唐代文学の柱の一つである唐代伝奇小説にも触れてみたい。|読解を通じて、作品個々の持つ豊かさに触れることを目的とする。|なお、読解は漢文訓読法にしたがって行う。
  • 2023, 中国の散文は、その発生以来様々な展開を見せたが、唐代になると「古文」というスタイルが提唱された。|宋代になって、「古文」は欧陽脩等により散文の主流となり、担い手となった士大夫の教養に裏打ちされた内容を持つようになった。|本授業では、欧陽脩や蘇軾といった後世「唐宋八大家」に数えられた文人の作品を中心に読解を進める。また、宋代文学の特徴である随筆にも触れてみたい。|これらの読解を通じて、作品個々の持つ豊かさに触れることを目的とする。|なお、読解は漢文訓読法にしたがって行う。
  • 2023, この授業は、中国古典文学の主な担い手となった「文人」の姿を通して、中国古典文学の世界を眺めることを目的とします。||具体的には、教科書に紹介されている文人から数名をピックアップし、教科書の記述をたよりに文人達の人生を追跡し、作品を読解することで中国古典文学の鑑賞をしたいと考えています。教科書は、謂わばガイドブックとして毎回の授業で使用します。||中国古典文学を知る方法は、作品読解に如くものはありません。今回は文人をテーマにアプローチしますが、読解を通じて中国古典文学の特徴を知り、その豊かな世界に入るための準備をすることが、この授業の目標です。
  • 2023, 漢文を正しく理解・訓読し、読解する力を養成します。|漢語の仕組み、返り点のつけかたを始めとして、中国古典文(漢文)の読解法を1から学びます。|漢文を読むというのは、古典中国語である原文を理解し、それを古典日本語で表現するという、作業となります。高校漢文の教材は基本的に訓読されていますが、ここでは短い語→句→文→文章と、対象を少しずつ長くしながら、自力で訓読することを目指します。そのために、授業では理論学修と並行して実践を多くします。漢和辞典や漢文文法書を活用しながら、よく反復して知識を蓄積し、技術・読解力を向上させてください。
  • 2023, 本概説は中国文学のメニューを提示することが目的となる。中国文学は、もとより外国語の文学であるが必ずしも外国の文学ではない。それは歴史的に見れば、中国文学は中国一国だけの文学ではなく、時間的にも空間的にも東アジア全体に拡がりを持ち得たからである。しかし、こうした歴史的事実を生み出した要因は中国の歴史の古さのみに帰すべきではない。むしろ、中国文学に内在する普遍性に着目しなければならない。その普遍性は、各時代の作品を精確に読み解くことによって得られる特性を基とし、社会との関係の中でそれらの作品を位置づけることによって理解される。したがって、各作品の持つ意味を作品内部や作者個人だけに閉じさせるのではなく、相互の等質性や異質性に留意しつつ、講じてゆくことが「概説」することになるはずである。加えて、中国文学は社会性・政治性を持つことが1つの理想であった文学であるから、作品の理解に際して、先行する「文学史」上の作品に求めるべきではなく、それを生み出した社会を認識しておく必要がある。これが指定の教科書において各作品の前に概説文を置いた理由である。
  • 2023, 本概説は中国文学のメニューを提示することが目的となる。中国文学は、もとより外国語の文学であるが必ずしも外国の文学ではない。それは歴史的に見れば、中国文学は中国一国だけの文学ではなく、時間的にも空間的にも東アジア全体に拡がりを持ち得たからである。しかし、こうした歴史的事実を生み出した要因は中国の歴史の古さのみに帰すべきではない。むしろ、中国文学に内在する普遍性に着目しなければならない。その普遍性は、各時代の作品を精確に読み解くことによって得られる特性を基とし、社会との関係の中でそれらの作品を位置づけることによって理解される。したがって、各作品の持つ意味を作品内部や作者個人だけに閉じさせるのではなく、相互の等質性や異質性に留意しつつ、講じてゆくことが「概説」することになるはずである。加えて、中国文学は社会性・政治性を持つことが1つの理想であった文学であるから、作品の理解に際して、先行する「文学史」上の作品に求めるべきではなく、それを生み出した社会を認識しておく必要がある。これが指定の教科書において各作品の前に概説文を置いた理由である。|本授業は、上の目的を達成するために、いくつかのテーマに沿って作品を読解する。
  • 2023, 本授業は中国文学のメニューを提示することが目的となる。中国文学は、中国のみならず歴史を通じて東アジア全体に拡がりを持ち得た。これは、中国の歴史の古さによるというよりも、むしろ中国文学のもつ普遍性がはたした役割が大きいといえるだろう。|よって、いくつかのテーマにしたがって、社会的・歴史的背景を踏まえながら作品を読解し、それによって中国文学の特徴を知り、今後の学修の基礎とすることを目指す。|作品をに帰すべきではない。むしろ、中国文学に内在する普遍性に着目しなければならない。その普遍性は、各時代の作品を精確に読み解くことによって得られる特性を基とし、社会との関係の中でそれらの作品を位置づけることによって理解される。したがって、各作品の持つ意味を作品内部や作者個人だけに閉じさせるのではなく、相互の等質性や異質性に留意しつつ、講じてゆくことが「概説」することになるはずである。加えて、中国文学は社会性・政治性を持つことが1つの理想であった文学であるから、作品の理解に際して、先行する「文学史」上の作品に求めるべきではなく、それを生み出した社会を認識しておく必要がある。|上の目的を達成するために、いくつかのテーマに沿って作品を読解する。加えて、社会的・歴史的背景にも触れる予定である。
  • 2023, 中国の散文は、その発生以来様々な展開を見せ、内容も多種多様でそれぞれに魅力的な作品がのこされている。||本授業では、唐宋の時代を中心に歴代の散文小品に触れることとする。原文の読解を通じて、作品個々の持つ豊かさに触れ、読解力をつけることを目的とする。
  • 2023, 国語科の「漢文」で学ぶ「唐詩」、「史伝」、「小説」を、中国古典文学として学び直す。|授業では、漢文訓読という方法について学び、この方法を用いながら中国古典の作品を読み味わうことにする。作品に触れると同時に、中国古典の鑑賞方法について考える内容としたい。|この他、訓読の仕組みについて学ぶと同時に、漢和辞典の使い方、漢和辞典の構成そのものについても知る機会としたい。|なお、この授業は「日本の古典としての漢詩・漢文」を学ぶこと、及び将来受講生が漢文教育に携わることを念頭に置いた講義であることを付記しておく。よって、教科書に検定教科書を指定してはいるが、専門的な、原典となるテキストにも触れる予定である。
  • 2023, 『文心雕龍』は、中国の南朝梁の劉勰によって著された、文学理論について総合的かつ体系的に述べた著作である。|本授業は、『文心雕龍』の読解を通じて、文学理論という視点から中国古典文学の有り様を知ることを目的とする。|加えて、『文心雕龍』の文体(後世、四六駢儷文、駢文などと呼ばれる)の特徴も原典読解を通じて学びたいと考えている。
  • 2023, ※この授業は前期の中国原典研究IVを踏まえた内容とします。|『文心雕龍』には多くの注釈があるが、総じてたくさんの作品が引用されている。|本授業は、『文心雕龍』の注釈の読解を通じて、関連する作品に幅広く触れることが主な内容となる。それにより中国古典読解の基礎である、注釈に従って読む力を身につけることを目的とする。|「演習」であるため、受講生には担当をそれぞれ割り振り、発表資料にまとめて報告してもらう予定である。
  • 2023, 後期開講の中国古典読法Ⅱと併せ、以下の内容を指導する。|(1)中国古典の基本構造・句法|(2)漢文訓読に使用する古典文法|(3)中国古典の解釈法|中国古典文(漢文)の読解の前提となる「漢文訓読法」の基礎を反復練習と確認テストを重ねながら身につけ、的確な訓読や読解ができるようになることを目指す。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • 23 May 2022
  • 01 Apr. 1999
  • 01 Apr. 2003
  • Sep. 2006
  • Sep. 2006
  • 01 Oct. 2008
  • 01 Apr. 2009, 31 Mar. 2023
  • 01 Apr. 2011

学外委員等活動

  • 01 Apr. 2023, 31 Mar. 2025, 六朝学術学会, 評議員
  • 01 Apr. 2014, 31 Mar. 2025, 六朝学術学会, 総務委員
  • 01 Apr. 2019, 國學院大學中國學會, 幹事
  • 01 Apr. 2011, 31 Mar. 2014, 六朝学術学会, 幹事
  • 01 Apr. 2013, 31 Mar. 2021, 日本中国学会, 大会委員会幹事
  • 01 Sep. 2012, 三国志学会, 評議員

社会貢献活動



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