K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

黒﨑 浩行
神道文化学部 神道文化学科
教授
Last Updated :2021/05/28

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    黒﨑 浩行, クロサキ ヒロユキ

所属・職名

  • 神道文化学部 神道文化学科, 教授

学位

  • 2018年11月28日, 博士(宗教学), 國學院大學, 宗教学, 文乙第289号, 現代日本社会における神道文化の役割と課題に関する宗教社会学的研究―地域再生・メディア・災害復興―
  • 修士(文学)

本学就任年月日

  • 1997年04月01日

研究分野

  • 宗教学、近世近代日本宗教史、宗教と情報・コミュニケーション

研究活動

論文

  • 災害後の集落再編過程に見られる祭礼文化の包摂性, 黒﨑浩行, 『國學院大學紀要』, 59, 15, 28, 2021年02月14日, 國學院大學, 東日本大震災の被災地域における祭礼の意義、役割を「社会的包摂」の観点から検討するため、集団移転がなしとげられた宮城県気仙沼市本吉町小泉地区における神社祭礼の神輿渡御コースの広域化の動きに注目し、祭礼組織と地域住民の自治組織の協力関係、幅広い年齢層からなる担い手、高齢者福祉施設での交流が見出されることから、集落再編過程の中での「社会的包摂」に向けた配慮、努力を跡づけるものであることを示した。
  • 超高齢社会の到来と神社に関する意識への影響, 『第4回「神社に関する意識調査」報告書』, 2018年06月30日, 神社本庁総合研究所, 神社本庁総合研究所が行った第4回「神社に関する意識調査」の結果を、「超高齢社会の到来」という観点から分析する。回答者の「年齢」に注目して10年前に行われた第3回の結果と比較すると、高齢者ほど神社への具体的かつ肯定的な印象をもつ人の割合が高い傾向があることは変わらないが、第3回の30〜40代に見られる低い傾向が今回の40〜50代に移行していることがわかる。高齢者単独または夫婦のみ世帯に注目して年中行事と氏神の認知および参拝頻度ならびに伊勢神宮の認知を分析すると、年中行事に関しては他の世帯に比べて全体的に低い割合となっているが、初詣・お正月に関しては有意差が見られず、氏神や伊勢神宮の認知は高い割合となっている。地域の神社や家庭の神棚が、高齢社会にともなう苦しみ、悩みに向き合うための回路を開いていると考えられる。
  • 被災地の祭り・祈りを支援する学生ボランティアと宗教学者, 高倉浩樹・山口睦編『震災後の地域文化と被災者の民俗誌:フィールド災害人文学の構築』, 197, 211, 2018年01月31日, 新泉社, 地域社会の課題解決における神社・祭礼の意義やその新しい展開に関する研究教育を行ってきた筆者が、東日本大震災に際して、神社関係者と連携しつつ学生による祭り・祈りを支援するボランティア活動を模索してきた過程を振り返り、それが可能となった要因として大学・学部と神社界とのつながり、調査研究の中での関わりがあったことと、今後の継続性に課題を残していることを指摘する。
  • 福島県浜通り沿岸地域の復興と神社, 『神道宗教』, 249号, 2018年01月25日, 神道宗教学会, 平成二三年三月一一日に発生した東日本大震災と、その後の復興に向けた動きの中で、地震・津波の被害に加え、東京電力福島第一原子力発電所の事故により避難を余儀なくされた福島県浜通り沿岸地域に焦点を当て、そこにおける神社の役割を探る。当該地域は「不均等な復興」の状況にあることが指摘されるが、人びとの「避難」と「帰還」の挾間において、祭礼・芸能の継続や神社の再建が両者に向かう多様なベクトルを包含しうるものであることを示す。それを通じ、過去の同様の事例・問題との比較や、被災地域の復興に向けた神社および宗教文化の役割についてのこれからの展望に視野を拓くことを目指す。
  • 自然災害からの復興における宗教文化の位相 : 生業の持続・変化の観点から, 『宗教と社会貢献』, 7巻1号, 2017年04月14日, 「宗教と社会貢献」研究会, 自然災害からの復興に果たす宗教文化の役割を検討するにあたり、「脆弱性/レジリエンス」パラダイムを採用し、レジリエンスと宗教文化との関連性をめぐる議論を参照する。次に、「復興」とは何か、という批判的な問いを含むものとして復興過程への宗教文化の関与を考えるにあたり、自然と人間との関わり、生業(subsistence)にリンクするものとしての宗教文化に期待が寄せられていることを見る。最後に、生業の持続・変化に関わる宗教文化の諸相を記し、宗教研究者を含む復興過程への関与を展望する。
  • 渋谷の防災・減災と宗教文化, 國學院大學研究開発推進センター渋谷学研究会・上山和雄編著『渋谷 にぎわい空間を科学する』(渋谷学叢書5), 2017年02月28日, 雄山閣, 東日本大震災の記憶・教訓から、また首都直下型地震や南海トラフ地震が予想されることから、渋谷においても防災・減災はより身近で切実なものになっている。そのなかで、災害時の避難場所・避難所として宗教施設を開放するための協定締結、連携の取り組みや、地域の伝統行事への参加を通じた共助を「減災と言わない減災」として展開する取り組みをとりあげ、その可能性と課題を示す。
  • 東日本大震災におけるコミュニティ復興と神社: 宮城県気仙沼市の事例から, 國學院雑誌, 116巻11号, 2015年11月01日, 國學院大學, 東日本大震災におけるコミュニティの復興に地域の神社はどのように関わっているかという問いのもと、2013年10月から2015年9月にかけて宮城県気仙沼市で行った共同調査で得られた知見から、コミュニティ復興の担い手の再編、外部支援者と地域との連携、自然との共存に向けた役割期待という3点を抽出した。
  • 地域再生のため宗教に何ができるか: ソーシャル・キャピタルの視点から, 小熊英二・赤坂憲雄編『ゴーストタウンから死者は出ない: 東北復興の経路依存』, 2015年07月01日, 人文書院, 東日本大震災の被災地域の再生に果たす宗教の役割を、宗教者・宗教団体の支援活動、宗教者による被災者のケア、祭り・芸能の復活とその支援、地域の宗教施設の果たす役割、の4点から描き、公共空間における宗教のあり方をめぐる新しい展開や、それぞれの人の苦への寄り添いの重要性を指摘する。
  • 復興の困難さと神社神道, 『現代宗教2014』, 2014年03月04日, 国際宗教研究所, 被災地の復興への寄与ではなく、復興の困難さに地域・自然とともに直面しつつ、復興とは何かという問い直しのなかにあるものとして、神社復旧支援活動、祭りと民俗芸能の復活、祈りの支援の動きをとらえ、考察する。
  • 宗教を越えた災害支援のネットワーク, 國學院大學研究開発推進センター編、古沢広祐責任編集『共存学2 災害後の人と文化 ゆらぐ世界』, 2014年02月28日, 弘文堂, 東日本大震災において、異なる宗教伝統に属する宗教者同士が連携して支援にあたる動きがつくりだされ、宗教研究者もその実践に関与していったことを時系列を追って振り返り、なぜそのような連携が生まれたかを考察する。
  • 渋谷の住宅地と神社祭礼, 石井研士/國學院大學研究開発推進センター渋谷学研究会編著『渋谷学叢書3 渋谷の神々』, 2013年03月01日, 雄山閣, 現代社会において町内会・自治会の活動に新たな支え合い、社会包摂への期待がかけられている中で、渋谷の住宅地における祭礼の意義を検討する。
  • 宗教のインターネット活用が築くソーシャル・キャピタル, 大谷栄一・藤本頼生編『叢書 宗教とソーシャル・キャピタル2 地域社会をつくる宗教』, 2012年12月01日, 明石書店, 宗教によるインターネット活用がソーシャル・キャピタル形成へとつながる可能性について、伝統仏教寺院、神社などの例を参照し、地域社会の包摂性を高める可能性と、地域を越えた個人のつながりを深める可能性を検討する。
  • 都市生活における共存と神社の関わり: 東京「大塚まちの灯り」の試み, 國學院大學研究開発推進センター編、古沢広祐責任編集『共存学: 文化・社会の多様性』, 2012年03月01日, 弘文堂, 現代の都市において生活者の間に信頼を築く営みを「共存」ととらえ、その拠点としての役割を神社に求めるとき、従来の自治的な相互扶助組織である町会や、祭礼における選択縁にもとづく有志グループだけでなく、特定の社会課題を明確に掲げた新しい活動主体による「橋渡し的」な社会関係資本の形成に注目する必要があるとして、「大塚まちの灯り」の試みを事例に挙げて考察する。
  • 宗教文化資源としての地域神社: そのコンテクストの現在, 現代宗教 2011 特集 現代文化の中の宗教伝統, 2011年05月01日, 秋山書店, 現代社会において関心が寄せられる対象としての地域神社を宗教文化資源としてとらえ、その資源化の主体との関係、および資源の公共性に注目しながら、事例とそれをめぐるコンテクストを考察する。マス・メディアにより注目される神社、地域コミュニティと祭り、「新しい公共」の事例を見る。
  • Preserving the Dignity of Shinto Shrines in the Age of the Internet: A Social Context Analysis, Japanese Religions on the Internet, E. Baffelli, I. Reader and B. Staemmler (eds.), Routledge., 62, 79, 2010年12月01日
  • 「神社とインターネットの結びつきの深層」, 石井研士編『神道はどこへいくか』, 253, 269, 2010年11月13日, ぺりかん社, 神社は地域における共同生活の要となる時空間を提供してきたが、これが都市化や情報化により大きく変容しつつある。その変化のなかで神社のインターネット利用をとらえなおし、動的情報の生成、交流という観点からの分析を試みる。
  • 「ヴァーチャル参拝のゆくえ」, 国際宗教研究所編『現代宗教 2008 特集 メディアが生み出す神々』, 107, 119, 2008年08月20日, 秋山書店, 2006年(平成18年)にマスコミで話題となった「ヴァーチャル参拝」をめぐって、P・レヴィによる「ヴァーチャルなもの」、「ヴァーチャル化」に関する議論を手がかりに、日本の近世から近現代にいたる「参拝のヴァーチャル化」の様相とそのなかでのメディアの役割をたどり、それらが祈願内容の前景化・分節化を促す一方で、かえって実際の身体的行為をも促すという「今ここ」への反転を生じさせるものであったことを指摘する。
  • 「インターネット文化のハイブリッド性と神社神道」, 『日本文化と神道』第3号(國學院大學21世紀COEプログラム「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」成果論文集), 59, 79, 2006年12月01日, 國學院大學21世紀COEプログラム研究センター, 現代社会における神社神道の現状を研究する上でインターネットに焦点を当てることの有効性を検討した。まず、戦後の社会変動と神社神道との関わりをめぐる研究史においては、文化的領域における神社神道の再構築・再定義の動きの中に位置づけられうるとした。また、神社神道のインターネット利用の現状において、積極的利用と自主規制の間に生じている葛藤を見るさい、インターネット文化のハイブリッド的な性格を押さえる必要を指摘し、その上での利用・発信をメディア・リテラシーの問題の中に位置づけ、教育・研究に組み込む必要性を述べた。
  • 「IT革命と仏教」, 藤井正雄編『仏教再生への道すじ』, 156, 172, 2004年06月01日, 勉誠出版
  • 「メタデータ配信による画像資料活用の可能性」, 『國學院大學学術フロンティア事業研究報告 人文科学と画像資料研究』, 11, 17, 2004年03月01日
  • 「ネットを利用した『神道事典』英訳支援システムの構築と運用」, 『國學院大學21世紀COEプログラム「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」研究報告書』, 239, 251, 2003年12月01日, 國學院大學21世紀COEプログラム研究センター, 遠藤潤、平藤喜久子、吉永敦征, 國學院大學21世紀プログラム「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」の関連事業として進められている、國學院大學日本文化研究所編『神道事典』の英訳プロジェクトにおいて、翻訳作業支援のためのサーバーを構築し、インターネット上で運用している。その目的とシステムの概要、およびその運用経験から明らかになった意義を説明する。
  • 「高度情報化社会における「公共圏」と伝統宗教-神社神道のインターネット利用-」, 石井研士(研究代表者)『高度情報化社会と宗教に関する基礎的研究』平成11年度~14年度科学研究費補助金基盤研究(B)(2)研究成果報告書, 65, 74, 2003年03月01日, 「1990年代以降の高度情報化、とりわけインターネットの普及と、伝統宗教が近代社会における宗教の私事化に抵抗し、公共的空間への再参加を促す方向とは、どのように関連しているか?」という問いのもとに、神社神道におけるインターネット利用について、利用の規制をめぐる動き、討議空間としての可能性、地域文化の発信地としての神社の再発見という3点を確認し、今後の検討課題を展望する。
  • 「現代のメディア・コミュニケーションにおける宗教的共同性-キリスト教系メーリングリストの場合-」, 大谷栄一・川又俊則・菊池裕生編『構築される信念-宗教社会学のアクチュアリティを求めて-』, 86, 109, 2000年10月01日, ハーベスト社, 現代のメディア・コミュニケーションは、時間・空間を越えた社会関係の構築を可能にし、さらに時間・空間に限定された状況をも再定義させる。この事態が宗教的な共同性のありかたに及ぼす影響について、キリスト教系のメーリングリストを事例として考察する。そこでは、むしろ時間に制約された同時的なコミュニケーションがめざされ、私的な話題が議論を活発化し、現実生活と同等のコミットメントが求められることが観察される。こうした特徴のなかに現実のキリスト教教会に対する批判的なダイナミズムを見ることができる。
  • 「インターネット上の宗教情報の現状-ホームページを中心に-」, 国際宗教研究所編、井上順孝責任編集『インターネット時代の宗教』, 177, 194, 2000年06月01日, 新書館, 現代社会に生きる私たちは、メディアから信頼できる宗教情報を選び、批判的に分析する能力を身につけることが必要である。そのための準備作業として、日本の宗教団体の公式ホームページを中心に、インターネット上の宗教情報の現状を概観する。数量面では、現実社会の分布との大きな隔たり、個人や末端の組織による非公式な情報発信が先んじたこと、内容面では、全世界よりも国内・地域向け、ハイパーリンクのもつ政治的効果に対する配慮、双方向性への対応がまだ珍しいこと、が指摘できる。あわせて世界の宗教ホームページを概観する。
  • 「日本宗教におけるインターネット利用の社会的文脈」, 『國學院大學日本文化研究所紀要』, 第85輯, 579, 592, 2000年03月01日, 國學院大學日本文化研究所, 二つの神社ウェブサイトの運営者へのインタビューを通じ、地域社会の変動に対応して新たな地域住民と接点をもつための広報媒体としての利用と、地域にかかわりなく個人に帰結する教化のツールとしての利用という、インターネット利用の社会的文脈の両側面を見る。また、いずれも活動の宗教的源泉をコンピュータ・ネットワーク内に内在化することは避けられていることを確認する。
  • 「日本宗教のインターネット利用の比較分析に向けて-神社ウェブサイトの場合-」, 『國學院大學日本文化研究所紀要』, 第83輯, 421, 435, 1999年03月01日, 國學院大學日本文化研究所, 日本の宗教関連ウェブサイトの分類・収集を行い、そのなかでの神社ウェブサイトの特徴をみた。そのうえで、今後の課題として、CMCの主要なコミュニケーション形態である相互作用型の利用実態をつかむこと、CMCと他の諸コミュニケーション手段の間に教団・信者が設けている境界とその認識枠組を探るべきことを示した。
  • 「妙好人伝の地平と近代」, 小田淳一編『物語の発生学』第1号, 41, 50, 1997年03月01日, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 近年の宗教研究関連諸学における「物語」に注目する傾向を一瞥し、宗教的物語の受容には一回起的な事実の記録としての側面と、反復的な祖型、模範型の顕現としての側面との両義性があることを確認する。そして、「妙好人伝」とそれをめぐる研究史を、この両義的性格をもつ宗教的物語の形成や受容のなかにそれ自身が参画してきたものとして位置づけ、それがどのようなものであったかを、大正・昭和前期の妙好人言行録と鈴木大拙の妙好人伝受容の分析を通じて明らかにする。
  • 「堀一郎の日本仏教文化史研究」, 『仏教文化学会紀要』, 4・5合併号, 179, 196, 1996年11月01日, 日本仏教の固有性を把握しようとした堀一郎の戦前の「日本仏教の文化史的研究」を、同時代の学説史の文脈のなかでとらえなおし、宗教研究における固有なるものの把握をめぐる批判的な問いかけを提示する。
  • 「大正・昭和前期の妙好人伝と鈴木大拙」, 『大正大学大学院研究論集』, 19号, 179, 192, 1995年03月01日, 禅思想化であるすずき大拙の妙好人伝への接近について、「日本的霊性的自覚」の概念体系による体験主義と思想的アクチュアリティの追求という方向づけを分析し、妙好人を語り継ぐ場の共同性からの分離を問題提起する。
  • 「妙好人伝編纂史再考-大正期真宗信者言行録を手がかりにして-」, 『東京大学宗教学年報』, 11, 81, 93, 1994年03月01日, 真宗篤信者の伝記である「妙好人伝」の成立・受容過程について、「妙好人」類型の登場、「伝」編纂の歴史性という視角から考察するさい、従来大正・昭和前期について信者の内面的な宗教体験の主題化という把握がなされてきた。本稿ではこれに対し「問答」の文書化という別のモチーフを提示する。

Misc

  • (コラム)本調査への東日本大震災の影響を確認し、復興へのヒントをさぐる, 「神社・神職に関する実態調査」報告書, 141, 146, 2016年06月30日, 神社本庁総合研究所, 神社本庁総合研究所が平成27(2015)年に全国の本務神社の宮司・宮司代務者を対象に行った実態調査のデータをもとに、平成23(2011)年3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の神社・神職への影響を確認し、復興が進みつつあるなかでどのような課題や解決へのヒントがあるかをさぐった。
  • 宗教界の動き: 総論, 『311復興支援 無形文化遺産情報ネットワーク報告書 2013: 東日本大震災被災地域における無形文化遺産とその復興』, 2014年03月31日, 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所無形文化遺産部, 東日本大震災における宗教者・宗教団体の支援活動とその連携の動きを紹介し、公共領域で求められる宗教の支援とその困難さに触れるとともに、災害時のトラウマ、ストレスに関する宮地尚子の「環状島」の議論を参照して、復興の途上における「水際」で被災者の声を聴くこととしての祭りや儀礼への期待を述べる。
  • 被災地の神社と祭りの復興, 渡邉直樹責任編集『宗教と現代がわかる本2014』, 2014年03月05日, 平凡社, 東日本大震災における神社の被災と復旧・復興、祭りや民俗芸能の復興に関する動きを紹介。
  • 「黒いオルフェ」、「三十四丁目の奇蹟」、「ファンシイダンス」, 『映画で学ぶ現代宗教』, 2009年05月15日, 弘文堂, 映画を楽しみながら宗教文化への理解を深めるための案内として編集された本で、3本の作品について内容の紹介と、宗教文化を読み解くという観点からの解説を加えた。

著書等出版物

  • 神道文化の現代的役割―地域再生・メディア・災害復興, 黒﨑浩行, 弘文堂, 2019年12月30日, 祭りや伝統芸能など神道文化が果たしうる役割について、地域再生、メディア・コミュニケーション、災害復興の面から、実践のあり方やその担い手の認識に焦点を当てて問う。
  • いま宗教に向きあう 1 現代日本の宗教事情 国内編I, 堀江宗正責任編集, 岩波書店, 2018年09月26日, 1, 現代日本における人口減少と「地域再生」の動きの中での神社・祭りの動向を合理的に把握・分析するため、まず地域神社の研究史を振り返り、地域の社会構造に密着しつつ全体的な政治構造による規制を視野に収めた研究が重ねられてきたことを確認し、次に神社の氏子集団を把握するさいに前提となる村落二重構造論をめぐる議論を踏まえ、その上で、今日の神社・祭りの動向を地域住民の自治の再編とリンクした多様なパターンとしてとらえる必要性を提案した。
  • 基礎ゼミ 宗教学, 世界思想社, 2017年04月20日, 大谷栄一・板井正斉・大澤広嗣・相澤秀生・藤本頼生・碧海寿広・川又俊則・小林奈央子・塚田穂高・藤本龍児・猪瀬優理・白波瀬達也・黒崎浩行, 「宗教」をアクティブラーニングという手法で学ぶために作られた教科書。そのなかの第15章を担当し、東日本大震災の際に宗教者・宗教団体が行った支援活動の多様性を踏まえたうえで、災害時において宗教に何を期待するかを議論できるようになるための知識やワークを提供。
  • 東日本大震災 神社・祭り―被災の記録と復興―, 神社新報社, 2016年07月08日, 神社新報社による、東日本大震災における神社の被害と神社界の動向を後世に残すための記録誌。3分冊からなり、「本編」では被災神社・神職の証言、支援活動、祭り・芸能の被災と復興、諸宗教の活動、関連論文その他を掲載。「資料編」では各県神社庁管内神社の被災状況、関連年表、資料目録、神社新報紙面など、「写真編」では震災発生直後とその後の被災神社の状況を伝える写真などを掲載。
  • 災害支援ハンドブック:宗教者の実践とその協働, 春秋社, 2016年06月15日, 東日本大震災における宗教者・宗教団体の支援活動について情報共有とよりよい支援のあり方を模索してきた「宗教者災害支援連絡会」の活動をもとに、今後の災害時の活動や行政・市民団体・他宗教宗派等との連携・協働にも資するよう、宗教者による災害支援活動の実際と課題、提言をまとめたハンドブック。
  • 福島県相馬市・南相馬市の神社と津波伝承に係る調査報告, 2014年09月01日, 東日本大震災における福島県相馬市・南相馬市の津波被災地域に鎮座する神社の被災状況と、過去の津波災害に係る伝承の有無に関する調査報告。
  • (研究ノート)災害と神社関係絵葉書: 仙台平野から相馬地方まで, 國學院大學研究開発推進機構学術資料センター, 2014年02月28日, 東日本大震災により被災した地域のうち、宮城県仙台市以南から福島県南相馬市にかけて、本目録所載の神社関係絵葉書資料に写っている景観と現在との異同を挙げつつ、被災地の復興・再生に向けた諸実践のなかで本資料を活かすことを提案する。
  • 叢書 宗教とソーシャル・キャピタル4 震災復興と宗教, 明石書店, 2013年04月01日, 稲場圭信、藤森雄介、高橋和義、金子昭、川浪剛、岡田真美子、島薗進、星野壮、弓山達也、吉田叡禮、岡尾将秀、渡邊太、三木英、村島健司、鎌田東二、藤野陽平, 宗教がソーシャル・キャピタル(社会関係資本)になるのかどうかを問う叢書の4巻目として、東日本大震災の被災地・被災者支援と復興の過程における宗教の役割を検討する。
  • (研究ノート)宗教者災害救援マップの構築過程と今後の課題, 「宗教と社会貢献」研究会, 2013年04月01日, 3巻1号, 稲場圭信, 東日本大震災における宗教者と宗教研究者との連携による支援のひとつとして取り組んだ、「宗教者災害救援マップ」の構築過程を振り返り、反省点と今後の課題を検討する。
  • 情報化社会における宗教の社会貢献, 世界思想社, 2009年12月20日, 吉野航一・寺沢重法, 宗教の社会貢献に対する評価と、マス・メディアやインターネットなどの情報環境との関わりについて考察する。前半(吉野・寺沢)では、マス・メディアの宗教関係記事の分析を通じて、宗教の社会活動に関しては事実報道のみが伝えられ、宗教への期待や深い考察はみられない状況を描きだす。後半(黒崎)では、インターネットでは宗教団体自身が社会貢献活動について情報発信を行っているが、こうした静的情報と対比して、活動の当事者どうしの情報共有、情報交換によって活動の意味づけもまた生成、再定義される動的情報の可能性を指摘する。
  • 「インターネットにおける祈りの理解に向けて: 祈りをめぐる二つの志向性」, 大阪大学大学院人間科学研究科社会環境学講座経験社会学研究室, 2008年03月31日, 「宗教とインターネット」研究の新たな方向として、雑多な情報が混淆するコミュニケーション空間における宗教的な志向性の探究を掲げ、そのための手がかりとして、諸宗教に共通する基本的な宗教的行為である「祈り」について、宗教意識調査にもとづく分析を行い、「心の安らぎ志向」と「現世利益志向」という二つの主成分を見いだし、この視座をインターネット上の宗教的コミュニケーションの理解に役立てることを提案した。
  • 「写真資料デジタル化の手引き 保存と研究活用のために」, 國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所, 2008年03月31日, 國學院大學学術フロンティア事業「劣化画像の再生活用と資料化に関する基礎的研究」における写真資料デジタル化の基礎作業のなかで確立した知見を『手引き』として一冊にまとめ、写真資料の整理・アーカイビング、デジタル化、データベース化に関心をもつ諸機関や個人の参考に供した。
  • 画像資料研究フォーラムX「人文科学と画像資料研究」―デジタル情報を生かした教材作成に向けて―, 國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所, 2008年03月31日, 5, 平成18年2月25日に行われた画像資料研究フォーラムX「デジタル情報を生かした教材作成にむけて」の開催目的、各発表者の要旨、共同討議の内容をまとめた。デジタル化された画像資料の教育利用のために、専門家、教育者、学習者という階層のそれぞれにおいてメタデータ記述の水準を維持しつつ相互に連携できるシステムの必要性が確認された。
  • 「学術資産のデジタルデータ化―記録保存と活用の狭間で―」, 國學院大學研究開発推進機構, 2008年03月31日, 5, 國學院大學学術フロンティア事業「劣化画像の再生活用と資料化に関する基礎的研究」における画像資料デジタル化の作業プロセスをたどりなおし、資料に対する関心の方向という観点から、作業方針の確立過程を確認した。現状のウェブ公開の問題点を指摘し、今後はデジタル化・データベース化のメリットを活かした資料群間を横断的に検索・利用できる創発的なシステム構築が必要なことを述べた。
  • 『宗教学キーワード』, 有斐閣, 2006年09月01日, 葛西賢太(編)、黒崎浩行、島薗進(編)、島田勝巳、福嶋信吉(編)、藤原聖子(編)、宮本要太郎, 初学者が宗教に対して抱きそうな疑問を「問い」の形で提示し、これに関係するキーワードを中心に、基礎的な概念・学説と最新の議論を紹介した宗教学入門書。主に「第5章 政治と宗教の相克」と「第6章 現代社会における宗教」の一部を担当した。「メディア・情報化と宗教」ではメディア・情報技術を通じた宗教への関わりをめぐる論点を整理した。「家郷の喪失・回帰と宗教」では、家郷への回帰と連動する伝統宗教の取り組みを紹介した。
  • 「コンピュータ・ネットワークの普及と宗教的行為の変容に関する調査研究(継続)」, 電気通信普及財団, 2000年12月01日, 15, 葛西賢太、田村貴紀、深水顕真, コンピュータ・ネットワークの普及がもたらす宗教的行為の変容について、先行する研究と方法論の検討を通じて研究視角を提示し、さらに事例研究を行った。電子ネットワークの利用が当の宗教にとって本質的なものたりえているのかについての吟味が必要であること、それには、オンライン空間の観察ばかりでなく、担い手・参加者に焦点を当て、その意識・実践に対する面接・質問紙調査などの多角的なアプローチが不可欠であることを示した。
  • 「電子ネットワークと宗教をめぐる研究史」, 2000年03月01日, インターネットに代表されるコンピュータ通信網の拡大とそこで展開する電子ネットワークの普及が、現代日本の宗教にどのような変容をもたらすかを検討するにあたり、電子ネットワーク普及以前からの宗教社会学における問題領域を俯瞰し、本報告書の位置を確認する。
  • 「神社ウェブサイトをめぐる社会的文脈」, 2000年03月01日, 神社のインターネット利用をめぐる社会的文脈を、ウェブサイトの量的調査とサイト運営者のインタビューを通じて明らかにし、バーチャル参拝をめぐる議論で欠落している「双方向性」の問題を浮き彫りにする。
  • 「コンピュータ・ネットワークの普及と宗教的行為の変容に関する調査研究」, 電気通信普及財団, 2000年02月01日, 14-1, 葛西賢太、田村貴紀、深水顕真, コンピュータ・ネットワーク上の宗教的行為について実証的調査を行い、それをもとに、宗教学・宗教研究の立場からの研究視角の確立を試みた。(1)宗教的ウェブサイトのデータベース構築、(2)ネットワーク上の宗教的行為についての調査、(3)ネットワーク上で活動する宗教者への面接調査の3つの方法を用い、地域共同体に根ざした伝統宗教のグローバル化への対応、共通の関心をもつ人々の距離を超えたつながりによる新しい宗教性の創出、メディアのなかの宗教の権威・正当性のゆらぎと変容、などを明らかにしようとした。

講演・発表

  • Jinja Shinto and the Internet: Jinja Shinto in Social Change and Jinja Websites, 2005年03月01日, The 19th World Congress of the International Association for the History of Religions, 神社神道の情報通信技術利用について、ウェブサイトおよび携帯電話サイトの発信者に注目し、現実世界における神社の状況、情報通信技術の活用度、情報通信技術への批判的姿勢という3つの要因から分析する。

競争的資金

  • 18K18547, 被災後社会の総体的研究:被災後をより良く生きるための行動指針の開発
  • 18H00612, 日本宗教研究の新展開-ローカリティーへのグローバルなアプローチ
  • 26370068, 東日本大震災後の地域コミュニティの再編と宗教の公益性に関する調査研究, 本研究は主にいわき市における宗教とコミュニティをテーマに、宗教団体、民俗行事、市民イベントの調査を重ねてきた。その結果、以下の3つの成果が得られた。;(1)被災者支援が後退していくなかで、宗教団体や宗教者による支援は継続され、そのことが宗教の有する公益性や公共性を高めていることが判った。(2)いわき市震災モニュメントの悉皆調査を実施し、23カ所のモニュメントを確認し、16カ所については所在地、形状、意味、建設経緯などを整理した。(3)市民の街づくり会議等に出席するとともにボランティアを行いながら調査を行う「関与型調査」を模索し、学会と公開シンポジウムで、その成果を問うことができた。
  • 26244004, 宗教施設を地域資源とした地域防災のアクションリサーチ, この4年間に、全国の自治体と宗教施設の災害時協力や災害協定の書面調査、本格的な聞き取り調査の実施により、具体的にどのような宗教施設と自治体の災害時協力・災害協定か、現状と課題を抽出することができた。開発を進めたタブレット端末・スマホ対応の「災害救援マップ」システムを普及促進し、利用者の声もとに改良した。「災害救援マップ」の施設データの更新を行っている。具体的には以下のような研究実践を行った。①九州北部豪雨水害の被災地で、宗教者の支援活動の参与観察と、災救マップの確認をした。②大阪府和泉大津市及び大阪府久宝寺緑地にて、「災救マップ」を使ったまち歩き、避難演習を、行政、自衛隊、企業、市民、宗教者と連携して実施した。③東京都内の宗教施設を災害時一時避難所として活用するため、「東京都及び東京都宗教連盟の防災対策連絡会」の設立、運営に参画した。④「おはらい町防災WS」の報告を、「伊勢おはらい町における「防災まちあるき」 : 門前町と行政によるアクションリサーチ」として『宗教と社会貢献』へ掲載した。⑤宮城県気仙沼市で唐桑半島の津波浸水域と神社位置関係を現地確認し、GISマップの作製等を行った。⑥佐賀県唐津市等で神社の位置情報について、GISマップをもとに実態調査を行ったとともに、平成27年度国勢調査のデータ(人口等)との組み合わせによる分析について有効性と課題を把握した。⑦熊本県熊本市・阿蘇市等で、GISマップをもとに神社の位置情報等の現地確認を行った。;上記の結果から「災害救援マップ」アプリを改良するとともに、宗教施設を地域資源とした地域防災の課題を抽出した。宗教施設を地域資源とする防災・災害時支援の連携に関して、公共宗教、宗教の社会貢献の観点から社会の反応を検討した。上記に関連して、防災という公共空間における宗教の社会貢献について、論文にまとめた。;・全国の自治体と宗教施設の災害時協力や災害協定・協力に関しての本格的な聞き取り調査を実施し、具体的にどのような宗教施設と自治体の災害時協力・災害協定か、現状と課題を抽出した。;・「災害災害救援マップ」をツールとして、宗教施設と自治体、学校、NPO等によるつながり(ソーシャル・キャピタル)の創出に関するアクションリサーチとして防災まちあるき、ワークショップを大阪府泉大津市、東大阪市、三重県伊勢市で実施した。;産官社学連携が促進した。;アクションリサーチのフィードバックをもとに、災害救援マップの改良を続ける。モデル地域で実施したアクションリサーチの結果を総括し、課題を抽出する。さらに、全国レベルで宗教施設を取り込んだ地域防災を展開する上での方策を検討する。最終的には、全国の自治体と宗教施設の災害時協力や災害協定の実態調査、及び、「災害救援マップ」をもとにしたアクションリサーチの成果に基づき、宗教者・団体と自治体、地域のパートナーシップのもと、宗教施設を取り込んだ地域防災の仕組みを提案し、全国レベルでの社会安全システムを構築する。成果を広く国内外に発信する。
  • 25282119, 東日本大震災におけるコミュニティ復興のアクションリサーチ, 最終年度として、研究期間全体の研究経緯・成果を総括し、最終的な取りまとめを行った。具体的には、;(1)コミュニティ復興における恊働的実践のとりまとめ:野田チーム、南三陸チーム、気仙沼チームによる恊働的実践をもとに展開してきたアクションリサーチを取りまとめた。具体的には、各チームが行ってきた活動や報告等の文章といった成果を現場の人々の再度吟味してもらい、最終成果とした。;(2)地域資源プラットフォームの構築と展開:3つのチームで展開してきたアクションリサーチをもとに、野田村をモデル地区として選定し、コミュニティ復興に向けた地域資源プラットフォームの構築を行った。具体的には、コミュニティFM局を開局することを目的に立ち上げられた「のだむラジヲ開局準備会」をプラットフォームとして、野田村の各種団体を採り上げた番組を制作し、出演者にインタビューを実施するとともに、そこで得られた録音素材を地元の小学校の学習プログラムと連動させて、津波の体験に関する学習、復興に向けてコミュニティで様々な活動に取り組む住民の様子を学んで発表していく契機とした。さらに、プラットフォームに多様な人々が参画していく契機として、地元の高等学校、各種団体、行政と連携しながら、イベントの開催などを行った。;復興教育のプログラムの1事例を企画・実施したが、最終的に、一般的な復興教育プログラムへの昇華・実践という成果までは至らなかった。ここまでの成果は、国内外の学会で発表するとともに、その一部については、学術論文として公刊した。;29年度が最終年度であるため、記入しない。;29年度が最終年度であるため、記入しない。;29年度が最終年度であるため、記入しない。
  • 23330159, 体験談の国際比較研究-物語の構造化を用いた計量的アプローチ-, 本研究においては、5段階からなる体験談のモデルを設定し、それぞれ異なる要因を含む16の体験談を調査対象者に提示して、それぞれの体験談を受け入れられるかどうかを尋ねた。日本においては郵送法で、アメリカ合衆国においてはインターネット調査で、それぞれ調査会社のパネルを用いて、実施した。重要な結果は、倫理的教えの体験談は受け入れやすい一方で、超越的な信念を含む体験談は受け入れがたく、レトリックのある体験談は受け入れられ、レトリックのないものは受け入れられにくい。また、属性的な要因はどれも体験談の受容に影響がないことがわかった。
  • 20320015, 現代宗教性の類型化と受容可能性-体験談のデータベースとモニタリング調査-, 100項目の宗教概念について日米の回答者に賛成か反対かを尋ねると、日米共通で信仰者のほうが非信仰者よりも賛成する共通概念が90 も検出され、日米共通で生命主義的救済観が信じられているなど意外な点が多かった。教義と実際の信仰のかい離も検出された。さらに、1)人格神への信仰、2)教団宗教的規範、3)超越への働き掛け、4)大生命と魂、5)現世利益、6)感情の制御というお互いに相関する6つの共通概念群からなる日米共通の構造が検出された。それら共通概念群は、実践論的・顕教的か存在論的・密教的かという2つの独立したメタ因子からなるメタ共通構造に包摂され、有機的階層的な構造を成している。このうち、実践論的・顕教的なメタ因子のみが、信仰者の幸福度に対してプラスの効果を持つ。また、神に関する概念と幸福度の関係を調べると、人格的な神概念は幸福度にプラスの効果を、非人格(原理)的な神概念はマイナスの効果を持つ。
  • 19330101, 宗教の社会貢献活動に関わる比較文化・社会学的研究, 社会貢献活動を行う宗教団体・宗教文化の特徴を比較宗教・比較社会論的視点から明らかにする調査活動を実施し、共生・思いやり・社会的互恵性・公共性の諸理念を形成することに宗教の果たす役割があることを明らかにした。その成果の一部は稲場圭信・櫻井義秀編『社会貢献する宗教』世界思想社、2009年で明らかにされ、分担・協力研究者たちの研究により、宗教と社会貢献の関連を研究する研究分野を宗教社会学に確立した。
  • 17330115, 社会意識研究法としての言説データベースの構築とその利用 -宗教言説を事例として-, 本研究は、従来とは異なる社会意識データの収集・分析法として、人文社会ではあまり使われていないデータベースを用いる方法を、宗教意識を例として、研究するものである。主な研究成果は、以下の通りである。;1)宗教に関する言説を教団や個人のページ、宗教研究者のページ等から収集し、Weblogを用いてデータベース化した。このデータベースは、宗教情報アーカイブARIとして公開した。;2)これらのデータからwebサイトのコンテンツをダウンロードして、編集したデータをテキストマイニングによって分析した。そこから仏教教団のサイトの中には、単に寺院や宗派の紹介にすぎないサイトと日常生活に根ざしたコンテンツを含むサイトに分けられることがわかり、従来の宗教分類とは異なった分類を示した。;3)17年度に実施したネット調査データにおいては、提示された文章を回答者が読んで、選択式の質問に答えることと、自由記述式で答える方法の2つを併用してデータ収集を行った。自由回答はテキストマイングし、選択式の質問は従来からの計量分析をすることによって、一般の人々や信徒の宗教言説をめぐるコミュニケーションギャップを分析した。宗教におけるコミュニケーションギャップにおいては、言葉のレベルの問題と意識のレベルの問題があり、両者が交互作用効果をもたらすことを明らかにした。;4)19年度には、2つのテーマを設定し、10人のグループを12個つくり、そのグループ内で、ネット上で対話をする実験と質問紙調査を行い、データを収集した。;以上のように、Webからデータをダウンロードし、100メガバイトのデータを対象として分析する方法、選択式と自由回答の方法の併用し、言説の計量分析を行う方法、ネット上でグループを作り、対話させることからデータ収集を行う方法のいずれにおいても、新たな社会調査データの収集・分析法としての有効であることがわかった。
  • 23320018, 宗教文化教育の教材に関する総合研究, 本研究によって現代における宗教文化教育にとって教材のオンライン化がきわめて有効であることが示された。本科研のウェブサイトを利用して、研究の結果得られた成果を公開した。すなわち宗教文化教育のための基本文献の解説、宗教文化に関わる世界遺産のデータベース、映画と宗教文化に関わるデータベース、そして宗教文化教育に有用な日本の博物館に関するデータベースである。;国際フォーラムの開催、多くの大学の教員が参加した研究会を通して、宗教文化教育はグローバル化が進行する世界において大きな課題となっており、それに対する取り組みがそれぞれの国の宗教文化を基盤にして行われていることが明らかになった。
  • 20242002, 大学における宗教文化教育の実質化を図るシステム構築, 本研究は、(1)大学における宗教文化教育を実質化するため、情報収集および各種調査を行い、研究会を重ねて、具体的な体制を確立すること、(2)宗教文化士の養成を含む教育方法について、参加大学が利用できる具体的なシステム形成を行うこと、の2つを達成することを目指した。;研究グループに分かれ、大学における宗教文化教育の実態調査((1)-(1))、「宗教文化士」という資格に対する学生たちや一般社会のニーズ調査((1)-(2))、大学における宗教文化教育の実質化のための具体的体制の確立(「宗教文化士」資格の創設;(1)-(3))、情報時代の特質を活かしたオンライン上での教材の共同利用の具体的システム構築(2)の4つをおこなった。;また、これらの調査・研究結果を広く社会に公開するために、ニュースレターを1年に4回の割合で発行し、さらに国際シンポジウムや講演会などを年に数回開催した。
  • 19520064, 宗教教育における情報リテラシーの日韓比較, 宗教系の学校において、急速に進行する情報化の中で宗教教育を行っていく場合の教師の側の教材開発の困難さについて具体的に調べた。学校を経営する宗教団体側も、情報時代への対応が真剣に検討されていないのが一般的であることが分かった。日韓の学生に対するアンケート調査によって、情報リテラシーはかなり不十分で、メディアが発する宗教情報を無批判に受け入れる割合が無視できないほどであることが分かった
  • 11410009, 高度情報化社会と宗教に関する基礎的研究, 本研究は、現在急速に進行しつつある高度情報化が、精神文化としての宗教にどのような影響を及ぼし、宗教団体がどのような対応をとったか、あるいは対応を迫られたかを調査研究することを目的としている。また、高度情報化社会と宗教との関係を考察する上で、その前史ともなるラジオ、テレビといった映像メディアと宗教との関係にも留意することとした。具体的な調査内容として、以下の項目を念頭に置いて研究調査を行った。;1)音声メディア・映像メディアにおける資料収集と分析;2)宗教団体のニューメディア利用の調査研究;3)コンピュータ・ネットワーク上の宗教サイトおよび利用者情報の収集と主催者へのインタビュー;4)コンピュータ・ネットワーク上の宗教的行為についてのインテンシヴな調査;5)上記に関する面接調査;6)インターネット利用の国際比較;本研究が「基礎的研究」と謳っているように、この領域での研究成果の蓄積は、現象自体が新しいこともあってほとんどない。こうした中で、ラジオ放送における宗教番組の変化と現状を石井がとりまとめ、あわせて昭和28年から始まったテレビ放送における宗教番組の収集、川島による日本のウェブサイトの分析、とくにキリスト教関係のホームページの現状とその分析、および海外との比較、黒崎による宗教ウェブサイトの傾向の時系列的な分析、神社ウェブサイト主催者へのインタビュー等の調査結果は、今後の研究の基礎になるものと考えることができる。;他方で、ほとんど研究蓄積のない領域だけに、研究すべき事柄が多く残ったことも確かである。とくに、テレビにおける宗教状況の把握が十分でなかったことは、現在においてもテレビの与える影響力の大きさを考えたときに、残念かことであった。今後こうした領域の研究調査を地道に継続し、成果を公開することで、現代社会と宗教に関する多くの問題点が明らかになるものと考えられる。

教育活動

担当授業

  • 宗教社会学I, 2019, 現代社会のさまざまな動きをその底流から理解するうえで、宗教現象、あるいは宗教的なものに注目することは不可欠と言える。宗教社会学の学問的な蓄積はそのための道具立てを提供している。この授業ではそのもっとも基礎的な理論・学説と調査研究法を学び、具体的な事象を理解・分析するための足がかりを得る。
  • 宗教社会学II, 2019, 宗教社会学が研究対象としている領域は、関連諸学も含めると多岐に及ぶ。この授業では、日本の宗教社会学で着実な研究蓄積のある事象を中心に学び、あわせて現代社会の宗教をめぐる問題に対する理解を深める。
  • 神道教化システム論, 2019, 現在、神社やさまざまな関連団体・機関が教化活動にインターネットを活用している。そこから発信される情報には容易にアクセスすることができるが、その舞台裏でどのような困難があるのか、私たちはなかなかうかがい知ることができない。| この授業では、神社界での具体的な実践例を踏まえながら、コンピュータ・システムを教化活動に有効活用するために必要な知識と技能を学ぶ。そのさい、3つの事柄に焦点を当てる。すなわち、(1) コンピュータおよびネットワーク運用に関する用語・概念の正しい理解、(2) 知的財産権、個人情報保護、セキュリティといった諸問題とそれらへの対応策、(3) 教化システム構築のための人材確保・育成および連携策。| 授業はコンピュータ教室で行い、受講者は基本的なコンピュータ操作ができることを必須条件とする。
  • 神道文化基礎演習, 2019, 神道の基本的な知識を修得することをはじめ、読後リポートの作成やグループワーク・発表を行うなど、以下の作業を通じて、これからの大学生活において神道文化・宗教文化を学んでいく上で必要となる基礎力を身につける。| 1. 『國學院大學の歴史』のテキストを用いて、母校となる國學院大學の建学の精神や歴史について理解する。| 2. 『プレステップ神道学』・『神道事典』を用いた小テストを実施することにより、神道に関する基礎知識を修得する。| 3. 神道資料が展示されている國學院大學博物館を見学するとともにワークシートを作成し、モノを通じて神道文化を学修する。| 4. 神道・宗教に関する課題図書を読んでリポートを作成し、これから神道文化・宗教文化を専門的に学ぶ上での基礎学力を身につける。| 5. 神道文化・宗教文化に関する発表テーマを設定して調査・研究を進めるとともに、グループワークを通じてその内容を深化させ、最終的に成果をまとめた発表を行うことで、これからの大学での学修・研究の指針を得る。
  • 神社ネットワーク論I, 2019, 産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害救援などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論1では、神社が結ぶ社会のつながりとその背景となる事柄を特に扱う。|
  • 神社ネットワーク論II, 2019, 産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害支援、情報化などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論2では、神社ネットワーク論1をふまえて、神社のネットワークづくりの具体例をトピックごとにとりあげ、その意義と展望を考察するとともに、受講生各自で関心をもった事例・テーマに関して調べ、リポートをまとめる。
  • 宗教学演習I, 2019, 少子高齢化、過疎化、単身世帯化が進み、さまざまな格差が広がり、多文化の共生を模索し、また大規模災害に直面する現代日本社会において、宗教文化はどのような位置にあるものと理解できるだろうか。そのことを考えるのがこの演習のテーマである。|前半は、問題意識の共有のためディスカッションと文献講読、調査法の実習を行う。後半は各自のテーマを持ち寄って発表を行う。夏期休暇中にゼミ合宿を行う。|受講生は、宗教学、宗教社会学の基礎的な知識を身につけるとともに、現代日本社会の諸課題に関心を寄せ、関連文献を探索し、インタビューやフィールドワークなどの実地調査の能力を磨き、発表、討議、論文執筆といったコミュニケーション・発信能力を養う。
  • 宗教学演習II, 2019, 少子高齢化、過疎化、単身世帯化が進み、さまざまな格差が広がり、多文化の共生を模索し、また大規模災害に直面する現代日本社会において、宗教文化はどのような位置にあるものと理解できるだろうか。そのことを考えるのがこの演習のテーマである。|前半は、問題意識の共有のためディスカッションと文献講読、調査法の実習を行う。後半は各自のテーマを持ち寄って発表を行う。夏期休暇中にゼミ合宿を行う。|受講生は、宗教学、宗教社会学の基礎的な知識を身につけるとともに、現代日本社会の諸課題に関心を寄せ、関連文献を探索し、インタビューやフィールドワークなどの実地調査の能力を磨き、発表、討議、論文執筆といったコミュニケーション・発信能力を養う。
  • 神社ネットワーク論I, 2019, 産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害救援などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論1では、神社が結ぶ社会のつながりとその背景となる事柄を特に扱う。|
  • 神社ネットワーク論II, 2019, 産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害支援、情報化などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論2では、神社ネットワーク論1をふまえて、神社のネットワークづくりの具体例をトピックごとにとりあげ、その意義と展望を考察するとともに、受講生各自で関心をもった事例・テーマに関して調べ、リポートをまとめる。
  • 神社ネットワーク論, 2019, 産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害救援などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。
  • 宗教社会学, 2019, (前期)現代社会のさまざまな動きをその底流から理解するうえで、宗教現象、あるいは宗教的なものに注目することは不可欠と言える。宗教社会学の学問的な蓄積はそのための道具立てを提供している。この授業ではそのもっとも基礎的な理論・学説と調査研究法を学び、具体的な事象を理解・分析するための足がかりを得る。|(後期)宗教社会学が研究対象としている領域は、関連諸学も含めると多岐に及ぶ。この授業では、日本の宗教社会学で着実な研究蓄積のある事象を中心に学び、あわせて現代社会の宗教をめぐる問題に対する理解を深める。
  • 神社ネットワーク論I, 2020, 本授業は、主に講義資料とPowerPointを用いた遠隔授業として実施する。遠隔授業は12回行い、加えて授業3回分の課題を課す。|産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害救援などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論1では、神社が結ぶ社会のつながりとその背景となる事柄を特に扱う。
  • 神社ネットワーク論II, 2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。|産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害支援、情報化などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論2では、神社ネットワーク論1をふまえて、神社のネットワークづくりの具体例をトピックごとにとりあげ、その意義と展望を考察するとともに、受講生各自で関心をもった事例・テーマに関して調べ、リポートをまとめる。
  • 神道と情報化社会I, 2020, 本授業は、主にPowerPointを利用した遠隔授業として実施する。遠隔授業は12回行い、加えて授業3回分の課題を課す。|現代社会は、発達した情報環境の中で諸関係が結び合わされ、人間活動が営まれる情報化社会ととらえることができる。そのような社会において神道はどのように位置づけられ、またどのような可能性をもつことができるだろうか。この授業では、初歩的なプレゼンテーション作成の実習を通じて、課題に実践的に取り組んでいく力を身につけることを目指す。コンピューター操作の基礎をおさえたい学生の積極的な受講を望む。
  • 神道と情報化社会II, 2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。|現代社会は、発達した情報環境の中で諸関係が結び合わされ、人間活動が営まれる情報化社会ととらえることができる。そのような社会において神道はどのように位置づけられ、またどのような可能性をもつことができるだろうか。この授業では、ネット空間やポピュラー・カルチャーの中の神道・日本文化の表象をさまざまな方法で把握・分析することを学ぶ。
  • 神道教化システム論, 2020, 本授業は、主に講義資料・PowerPointを利用した遠隔授業として実施する。遠隔授業は12回行い、加えて授業3回分の課題を課す。|現在、神社やさまざまな関連団体・機関が教化活動にインターネットを活用している。そこから発信される情報には容易にアクセスすることができるが、その舞台裏でどのような困難があるのか、私たちはなかなかうかがい知ることができない。| この授業では、神社界での具体的な実践例を踏まえながら、コンピュータ・システムを教化活動に有効活用するために必要な知識と技能を学ぶ。そのさい、3つの事柄に焦点を当てる。すなわち、(1) コンピュータおよびネットワーク運用に関する用語・概念の正しい理解、(2) 知的財産権、個人情報保護、セキュリティといった諸問題とそれらへの対応策、(3) 教化システム構築のための人材確保・育成および連携策。
  • 神社ネットワーク論I, 2020, 本授業は、主に講義資料とPowerPointを用いた遠隔授業として実施する。遠隔授業は12回行い、加えて授業3回分の課題を課す。|産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害救援などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論1では、神社が結ぶ社会のつながりとその背景となる事柄を特に扱う。
  • 神社ネットワーク論II, 2020, 本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。|産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害支援、情報化などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論2では、神社ネットワーク論1をふまえて、神社のネットワークづくりの具体例をトピックごとにとりあげ、その意義と展望を考察するとともに、受講生各自で関心をもった事例・テーマに関して調べ、リポートをまとめる。
  • 神道文化基礎演習, 2020, ※本授業は、Zoomを利用した双方向型授業とPowerPointや講義資料を利用した遠隔授業を組合せて実施する。||神道の基本的な知識を修得することをはじめ、読後リポートや発表シート・レジュメを作成するなど、以下の作業を通じて、これからの大学生活において神道文化・宗教文化を学んでいく上で必要となる基礎力を身につける。|1. 『國學院大學の歴史』のテキストを用いて、母校となる國學院大學の建学の精神や歴史について理解する。|2. 『プレステップ神道学』・『神道事典』を用いた小テストを実施することにより、神道に関する基礎知識を修得する。|3. 國學院大學博物館に展示されている神道資料を通じて、神道文化を学修する。|4. 神道・宗教に関する課題図書(課題論文)を読んでリポートを作成し、これから神道文化・宗教文化を専門的に学ぶ上での基礎学力を身につける。|5. 神道文化・宗教文化に関する調査・研究テーマを設定して発表シート・レジュメを作成し、これからの学修・研究の指針を得る。
  • 宗教学演習I, 2020, 本授業の前期は主にZoomを利用した双方向型授業として実施する。遠隔授業は12回行い、加えて授業3回分の課題を課す。|後期も主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。|現代社会はさまざまな課題を抱えている。少子高齢化と人口減少、単身世帯化、格差の拡大、民族・国家・宗教間の衝突と地域におけるダイバーシティ(多様性)、地球環境の変動と持続可能な暮らし…。このような課題に対し、宗教文化はどのように関係しているのだろうか。そのことを考えるのがこの演習のテーマである。|前半は、問題意識の共有のためディスカッションと文献講読、調査法の実習を行う。後半は各自のテーマを持ち寄って発表を行う。夏期休暇中にゼミ合宿を行う。|受講生は、宗教学、宗教社会学の基礎的な知識を身につけるとともに、現代社会の諸課題に関心を寄せ、関連文献を探索し、インタビューやフィールドワークなどの実地調査の能力を磨き、発表、討議、論文執筆を通じて対話・発信能力を養う。
  • 宗教学演習II, 2020, 本授業の前期は主にZoomを利用した双方向型授業として実施する。遠隔授業は12回行い、加えて授業3回分の課題を課す。|後期も主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。|現代社会はさまざまな課題を抱えている。少子高齢化と人口減少、単身世帯化、格差の拡大、民族・国家・宗教間の衝突と地域におけるダイバーシティ(多様性)、地球環境の変動と持続可能な暮らし…。このような課題に対し、宗教文化はどのように関係しているのだろうか。そのことを考えるのがこの演習のテーマである。|前半は、問題意識の共有のためディスカッションと文献講読、調査法の実習を行う。後半は各自のテーマを持ち寄って発表を行う。夏期休暇中にゼミ合宿を行う。|受講生は、宗教学、宗教社会学の基礎的な知識を身につけるとともに、現代社会の諸課題に関心を寄せ、関連文献を探索し、インタビューやフィールドワークなどの実地調査の能力を磨き、発表、討議、論文執筆を通じて対話・発信能力を養う。
  • 神社ネットワーク論, 2020, 本授業の前期は、主に講義資料とPowerPointを用いた遠隔授業として実施する。遠隔授業は12回行い、加えて授業3回分の課題を課す。|産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害救援などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。前期では、神社が結ぶ社会のつながりとその背景となる事柄を特に扱う。後期では、神社のネットワークづくりの具体例をトピックごとにとりあげ、その意義と展望を考察するとともに、受講生各自で関心をもった事例・テーマに関して調べ、リポートをまとめる。
  • 神社ネットワーク論I, 2021, 産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害救援などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論1では、神社が結ぶ社会のつながりとその背景となる事柄を特に扱う。
  • 神社ネットワーク論II, 2021, 産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害支援、情報化などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論2では、神社ネットワーク論1をふまえて、神社のネットワークづくりの具体例をトピックごとにとりあげ、その意義と展望を考察するとともに、受講生各自で関心をもった事例・テーマに関して調べ、リポートをまとめる。
  • 神道と情報化社会I, 2021, 現代社会は、発達した情報環境の中で諸関係が結び合わされ、人間活動が営まれる情報化社会ととらえることができる。そのような社会において神道はどのように位置づけられ、またどのような可能性をもつことができるだろうか。この授業では、初歩的なプレゼンテーション作成の実習を通じて、課題に実践的に取り組んでいく力を身につけることを目指す。コンピューター操作の基礎をおさえたい学生の積極的な受講を望む。
  • 神道と情報化社会II, 2021, 現代社会は、発達した情報環境の中で諸関係が結び合わされ、人間活動が営まれる情報化社会ととらえることができる。そのような社会において神道はどのように位置づけられ、またどのような可能性をもつことができるだろうか。この授業では、ネット空間やポピュラー・カルチャーの中の神道・日本文化の表象をさまざまな方法で把握・分析することを学ぶ。
  • 神道教化システム論, 2021, 現在、神社やさまざまな関連団体・機関が教化活動にインターネットを活用している。そこから発信される情報には容易にアクセスすることができるが、その舞台裏でどのような困難があるのか、私たちはなかなかうかがい知ることができない。| この授業では、神社界での具体的な実践例を踏まえながら、コンピュータ・システムを教化活動に有効活用するために必要な知識と技能を学ぶ。そのさい、3つの事柄に焦点を当てる。すなわち、(1) コンピュータおよびネットワーク運用に関する用語・概念の正しい理解、(2) 知的財産権、個人情報保護、セキュリティといった諸問題とそれらへの対応策、(3) 教化システム構築のための人材確保・育成および連携策。
  • 神社ネットワーク論I, 2021, 産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害救援などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論1では、神社が結ぶ社会のつながりとその背景となる事柄を特に扱う。
  • 神社ネットワーク論II, 2021, 産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害支援、情報化などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。神社ネットワーク論2では、神社ネットワーク論1をふまえて、神社のネットワークづくりの具体例をトピックごとにとりあげ、その意義と展望を考察するとともに、受講生各自で関心をもった事例・テーマに関して調べ、リポートをまとめる。
  • 神道文化基礎演習, 2021, 神道の基本的な知識を修得することをはじめ、読後リポートの作成や発表を行うなど、以下の作業を通じて、これからの大学生活において神道文化・宗教文化を学んでいく上で必要となる基礎力を身につける。|1. 『國學院大學の歴史』のテキストを用いて、母校となる國學院大學の建学の精神や歴史について理解する。|2. 『プレステップ神道学』・『神道事典』を用いた小テストを実施することにより、神道に関する基礎知識を修得する。|3. 國學院大學博物館に展示されている神道資料を通じて、神道文化を学修する。|4. 神道・宗教に関する課題図書(課題論文)を読んでリポートを作成し、これから神道文化・宗教文化を専門的に学ぶ上での基礎学力を身につける。|5. 神道文化・宗教文化に関する発表テーマを設定して調査・研究を進め、最終的に成果をまとめた発表を行うことで、これからの大学での学修・研究の指針を得る。
  • 宗教学演習I, 2021, 少子高齢化、過疎化、単身世帯化が進み、さまざまな格差が広がり、多文化の共生を模索し、また大規模災害や疫病に直面する現代日本社会において、宗教文化はどのような位置にあるものと理解できるだろうか。そのことを考えるのがこの演習のテーマである。|前半は、問題意識の共有のためディスカッションと文献講読、調査法の実習を行う。後半は各自のテーマを持ち寄って発表を行う。|受講生は、宗教学、宗教社会学の基礎的な知識を身につけるとともに、現代日本社会の諸課題に関心を寄せ、関連文献を探索し、インタビューやフィールドワークなどの調査能力を磨き、発表、討議、論文執筆といったコミュニケーション・発信能力を養う。|
  • 宗教学演習II, 2021, 少子高齢化、過疎化、単身世帯化が進み、さまざまな格差が広がり、多文化の共生を模索し、また大規模災害や疫病に直面する現代日本社会において、宗教文化はどのような位置にあるものと理解できるだろうか。そのことを考えるのがこの演習のテーマである。|前半は、問題意識の共有のためディスカッションと文献講読、調査法の実習を行う。後半は各自のテーマを持ち寄って発表を行う。|受講生は、宗教学、宗教社会学の基礎的な知識を身につけるとともに、現代日本社会の諸課題に関心を寄せ、関連文献を探索し、インタビューやフィールドワークなどの調査能力を磨き、発表、討議、論文執筆といったコミュニケーション・発信能力を養う。|
  • 神社ネットワーク論, 2021, 産業化・都市化・グローバル化が進んだ現代の日本社会で、さまざまな困難な問題が生じている。その解決に向かうためには人々の関係の再認識と結び直しが必要となるが、地域神社の教化活動はそれと重なるところが大きい。人口変動、環境、福祉、まちづくり、災害救援などの具体的なトピックについて、問題の所在とこれまでの神社神道の試みをとりあげながら、どのような提案が可能かについて検討する。前期では、神社が結ぶ社会のつながりとその背景となる事柄を特に扱う。後期では、神社のネットワークづくりの具体例をトピックごとにとりあげ、その意義と展望を考察するとともに、受講生各自で関心をもった事例・テーマに関して調べ、リポートをまとめる。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • 日本宗教学会, 1993年
  • 「宗教と社会」学会, 1994年
  • 仏教文化学会, 1994年
  • 日本近代仏教史研究会, 1994年
  • 情報処理学会, 1998年, 2014年03月
  • 神道宗教学会, 2002年04月
  • 神道宗教学会
  • 日本宗教学会