K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

新藤 透
文学部 日本文学科
教授
Last Updated :2024/10/02

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    新藤 透, シンドウ トオル

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所属・職名

  • 文学部 日本文学科, 教授

学歴

  • 2003年04月, 2006年03月, 修了, 筑波大学, 日本, 大学院図書館情報メディア研究科図書館情報メディア専攻博士後期課程

学位

  • 2006年03月24日, 博士(学術), 筑波大学, 文学関係, 博甲第4137号, 『新羅之記録』の書誌的攻究

職歴

  • 2019年04月, 9999年, 國學院大學, 文学部日本文学科, 准教授
  • 2018年04月, 2019年03月, 東北福祉大学, 教育学部教育学科中等教育専攻, 准教授
  • 2016年02月, 9999年, 株式会社歴史と文化の研究所, 客員研究員
  • 2012年04月, 2018年03月, 山形県立米沢女子短期大学, 国語国文学科, 准教授
  • 2008年04月, 2018年03月, 山形県立米沢女子短期大学, 附属生活文化研究所, 所員
  • 2008年04月, 2012年03月, 山形県立米沢女子短期大学, 国語国文学科, 専任講師
  • 2006年04月, 2008年03月, 武蔵野学院大学, 国際コミュニケーション学部国際コミュニケーション学科, 助手
  • 2005年, 2005年, 国立国会図書館, 国会議事堂内分館, 非常勤職員

本学就任年月日

  • 2019年04月01日

資格

  • 2003年03月, 図書館司書

研究分野

  • 図書館情報学, 日本図書館史

研究活動

論文

  • 仙田正雄『図書利用法』と八幡製鉄所図書館, 新藤透, 近代読者資料集 別巻 五読書環境編, 59, 72, 2024年04月, 金沢文圃閣
  • 阪本一郎『読書指導の研究』にみられる読書認識, 新藤透, 近代読者資料集 別巻 五読書環境編, 47, 58, 2024年04月, 金沢文圃閣
  • 室町末期に於ける公家が果たした「図書館」的機能について―山科言国を中心に―, 新藤透, The Basis:武蔵野大学教養教育リサーチセンター紀要, 14, 125, 140, 2024年03月01日, 武蔵野大学教養教育リサーチセンター
  • 『長野県中央図書館報』にみられる日中戦争下の文庫活動について:時局文庫を中心に, 新藤透, 武蔵野大学司書課程・司書教諭課程たより, 19, 12, 15, 2024年01月31日, 武蔵野大学司書課程・司書教諭課程研究室
  • 『斯民』に掲載された図書館関係記事の検討, 新藤透, 日欧比較文化研究, 27, 41, 63, 2023年10月20日, 日欧比較文化研究会
  • 関東大震災による横浜市内の図書館の被災と復興:公共図書館を中心として, 新藤透, 現代の図書館, 61, 1, 15, 22, 2023年09月25日, 日本図書館協会
  • 蠣崎正広謀叛に関する一考察, 新藤透, 北海道の文化, 95, 27, 37, 2023年03月31日, 北海道文化財保護協会
  • 小松原英太郎文相の通俗図書館認識と通俗図書認定制度について, 新藤透, The Basis:武蔵野大学教養教育リサーチセンター紀要, 13, 139, 154, 2023年03月01日, 武蔵野大学教養教育リサーチセンター
  • 明治後期の図書館関係法令からみる政府の図書館観ー帝国図書館官制・図書館令・小松原訓令を中心にー, 新藤透, 日欧比較文化研究, 26, 53, 86, 2022年10月20日, 日欧比較文化研究会
  • 新潟市の積善組合巡回文庫の再考察, 新藤透, 図書館綜合研究, 22, 1, 45, 2022年08月31日, 図書館綜合研究会
  • 地方改良運動で「優良」とされた通俗図書館の実像―埼玉県比企郡八和田村私設千野図書館を中心に―, 新藤透, 國學院大學紀要, 60, 29, 54, 2022年02月14日, 國學院大學, 本稿では、内務省がまとめた地方改良運動の優等事例集から図書館のものを取り上げ、どのような図書館が「優等」とみなされたのか、優等事例集に採録された図書館から一館を抽出し、その設立目的と活動を分析し、内務官僚たちが掲げた目的が、図書館の現場で実現されていたのか検討を行った。  その結果、埼玉県比企郡八和田村の私設千野図書館を事例に取り上げて、設立経緯、蔵書、利用状況、図書館活動を中心に分析を行った。設立は小学校教員である千野幸三郎が私財をなげうって設立したもので、所蔵している文学書は和漢の古典的な作品が多く、当時流行していた小説がほぼ所蔵されておらず、娯楽よりも修養が目的であったことが窺えた。利用状況は当時としては髙い利用率を誇っていたが、おそらく青年団員を動員しての読書会などの行事による利用者数だと思われる。図書館活動は講演会、幻灯会などを行っていた。これらの目的が、読書によって知識を高め、品位を向上させるものであり、内務官僚が掲げた目標が実行に移されていることが確認された。
  • 『文部省示諭』の「書籍館等」を読む, 新藤透, 日欧比較文化研究, 25, 43, 67, 2021年10月20日, 日欧比較文化研究会
  • 図書館令渙発以前の法令等からみる明治政府の図書館観, 新藤透, 図書館綜合研究, 21, 1, 27, 2021年08月31日, 図書館綜合研究会
  • 明治期の地方改良運動を推進した内務省官吏の図書館認識ー井上友一、水野錬太郎、田子一民を中心にー, 新藤透, 國學院雜誌, 122, 5, 37, 57, 2021年05月15日, 國學院大學
  • 戦国期に於ける連歌師の情報コミュニケーションー宗碩と宗牧を事例にー, 新藤透, 日欧比較文化研究, 24, 62, 73, 2020年10月20日, 日欧比較文化研究会
  • 中央盲人福祉協会と『中央盲人福祉協会会誌』, 新藤透,野口武悟, 中央盲人福祉協会機関誌ー昭和戦前期 視覚障害者全国組織のあゆみ 別冊, 9, 31, 2020年08月, 金沢文圃閣
  • 戦国末期に於ける日本人の西洋図書館との接触ー天正遣欧使節と神学校を中心にー, 新藤透, 十六世紀史論叢, 13, 51, 69, 2020年03月31日, 十六世紀史研究学会
  • 乙部泉三郎の生涯と農村図書館論・選書論・読書論, 新藤透, 新藤透編・解題『乙部泉三郎・県立長野図書館長ー農村町村図書館経営論』, 別冊, 7, 92, 2019年12月, 金沢文圃閣, 乙部泉三郎の生涯を俯瞰し、図書館思想、読書論まで踏み込んで考察を加えた。
  • 宮城県南三陸町図書館の歴史と東日本大震災後の現状, 新藤透, 日欧比較文化研究, 23, 69, 86, 2019年10月20日, 日欧比較文化研究会, 東日本大震災の大津波で甚大な被害を受けた、宮城県南三陸町図書館が2019年4月25日に新しく開館した。本稿は南三陸町域の図書館史と、津波被害と復興、新図書館が実施している図書館サービスについてまとめた。
  • 彌吉光長の図書選択論, 新藤透, 新藤透編・解題『図書の選択と整理法ー満洲国における彌吉光長』別巻, 84, 59, 2019年04月, 金沢文圃閣, 彌吉光長『図書の選択と整理法』復刻版別巻において、弥吉の選書論と選書思想について、彌吉の著作・論文を史料として明らかにした。
  • 戦時下の読書指導に関する言説―佐藤忠恕を中心に―, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 22, 54, 75, 2018年10月, 戦時中に2冊の図書館関係書籍を上梓した佐藤忠恕が、戦時下に読書指導についてどのような見解を有していたのか検討を行った。佐藤は労働者のための教育として図書館や読書指導が重要であると指摘していたことが判明した。
  • 近世に於ける「図書館」利用規程についてー藩校付属文庫を事例としてー, 新藤 透, 研究論集 歴史と文化, 2, 33, 43, 2018年03月, 従来の図書館文化史の研究では、史料上の制約から近現代に傾斜していた観がある。近世は「図書館」という施設は存在しなかったが、類似施設として「文庫」が存在した。各藩が設置した藩校にも付属の文庫があったことが確認されているが、その「利用」という点に着目して、各藩校の利用規程を検討した。
  • 川本宇之介の社会教育論と図書館観, 新藤 透, 米沢国語国文, 46, 170, 150, 2017年12月, 大正・昭和初期に視聴覚障害者の地位向上に努めた川本宇之介は、もともと文部省社会教育局に勤務し、社会教育の担当官であった。その関係から川本は米国視察に公共図書館も含んでおり、初期は図書館に関する論考も発表している。川本はデモクラシーを希求していたとされるが、デモクラシーと共産主義はイコールの関係とは川本は認識していないと指摘した。
  • 教育学者吉田熊次「国民道徳論」ノート:教育勅語との関係を中心に, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 21, 65, 86, 2017年10月, 戦前に、日本の教育学界において重きをなした吉田熊次の国民道徳論と、それを体現したとされる教育勅語の認識をまとめた。吉田の教育勅語に対する認識は、直後の内容自体は問題ではなく、その解釈が軍部や右翼が曲解をしたためにおかしくなったのであり、戦後の民主主義社会においても、その精神は充分通用するという認識を示していたことを指摘した。
  • 康正二年・長禄元年(コシャマインの戦い)・大永五年のアイヌ蜂起について, 新藤 透, 十六世紀史論叢, 8, 59, 72, 2017年03月, 松前藩各編纂物にみられる、康正二年、長禄元年、大永五年のアイヌ蜂起について、その信憑性について検討を行った。 康正二年・大永五年のアイヌ蜂起は根拠薄弱、長禄元年のコシャマインの戦いはアイヌ青年刺殺事件とは関係があるとする史料的根拠は薄弱と結論した。
  • 明治期の通俗教育(社会教育)関係書にみられる図書館の記述について, 新藤 透, 米沢国語国文, 45, 241, 224, 2016年12月, 明治期に刊行された通俗教育関係図書の中から、図書館の意義について書いてある箇所を検討した。その結果、文部省関係者が著した図書ではむ、「健全有益」な図書の収集が強調されていたが、それ以外の立場の人間の本では、利用者に即したサービスの充実を図れなど、利用者に配慮した言説が目だった。
  • 教育学者吉田熊次の図書館観と「選書論」に関する二三の検討, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 20, 27, 51, 2016年10月, 山形県南陽市出身の教育学者吉田熊次の経歴を俯瞰した上で、吉田の社会教育観、図書館観、選書認識を著作から摘出して検討を加えた。
  • 乙部泉三郎の公共図書館観と選書認識についての試論的考察:県立長野図書館長在職期前半部を中心に, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 19, 39, 53, 2015年10月, 戦前から戦後にかけて、長期間にわたって県立長野図書館長職を務めた、乙部泉三郎の公共図書館観と選書認識について、その一端を解明した。
  • 女性の雑誌愛読傾向のネットワーク図化:女子短期大学生を対象に, 新藤透,津谷篤,伴浩美, 日本感性工学会論文誌, 14, 3, 409, 417, 2015年08月, 女子短期大学生を対象に、幼少期から現在までの愛読している雑誌の変遷をアンケート調査で明らかにした。その結果、『なかよし』を読んでいた読者層が、後年、サブカルチャーに関心を強く持つことが明らかになった。
  • 市島春城の図書館観と選書認識, 新藤 透, 越佐研究, 71, 22, 44, 2015年06月, 新潟県出身の実業家で、早稲田大学初代図書館長、日本図書館協会会長も務めた市島春城が、図書館に関してどのような認識を有していたのか、また図書選択についてはどのような考えを持っていたのか検討した。
  • 日本の公共図書館の大活字本の現状についての研究:山形県を事例に, 孫誌衒,新藤透, 韓国図書館情報学会誌, 45, 4, 119, 138, 2014年12月, 韓国図書館情報学会, 高齢化社会が進み、高齢者を対象とした新たな図書館サービスの構築が急がれているが、従来の議論ではバリアフリーなどのハード面が中心であった。そこで、本研究では先行研究では見過ごされてきたソフト面に着目し、特に大活字本の山形県における所蔵状況と利用実態について質問紙調査を行った。結果、大活字本は多くの図書館が所蔵はしているものの、サービスに積極的に活用されてはいなかった。しかし少数ではあるが先進事例が確認されており、それを紹介した。
  • 日本の公共図書館の大活字本の現状について : 山形県を中心に, 孫誌衒,新藤透, 第51回韓国図書館大会発表論文集, 27, 45, 2014年10月, 韓国図書館協会, 公共図書館の高齢者サービスが課題となっているが、韓国でもそれは同様である。本稿は日本の山形県の高齢者サービスを事例に紹介し、そのあり方について考察したものである。
  • 明治・大正期に於ける学生風紀問題と「選書」論, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 18, 57, 73, 2014年10月, 日欧比較文化研究会, 明治後期・大正期に社会問題化した学生風紀問題と、公共図書館設立の進展、そして図書館の「選書論」にどのような関係性があるのか考察した。
  • 臨時教育会議に於ける「図書館選書」の議論について, 新藤 透, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告, 41, 1, 15, 2014年03月, 大正期に招集された首相の諮問機関「臨時教育会議」で、図書館の在り方、特に選書について議論が為されている。先行研究では史料を提示しての詳細な研究が為されていなかったため、会議の議論を追った。
  • 明治期に於ける「学校図書館」の「選書論」について, 新藤透, 野口武悟, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告, 40, 1, 14, 2013年03月, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, キーワード:学校図書館, 選書論 明治期の「学校図書館」を対象とした「選書論」にはどのような言説が当時あったのか明らかにした。その結果、教育関係者の言説が多かったが、教師が「良書」を選択して利用者(児童)に提供するべきであるという言説が主流であることを明らかにした。
  • 明治期に於ける「選書論」の検討, 新藤 透, 日本図書館情報学会誌, 59, 1, 1, 16, 2013年03月, 明治期の「選書論」を図書館関係者のみではなく、政府(文部省)、教育関係者から幅広く言説を収集し、総合的に検討を行った。結果、図書館関係者については従来指摘されていたような、利用者の嗜好を全く無視したものではなく、比較的利用者を意識した選書をするべきであるという言説が主流であったことを明らかにした。
  • 地方改良運動が図書選択論に与えた影響について-特に井上友一に着目して-, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 16, 42, 67, 2012年10月, 内務省主導で進められた「地方改良運動」で、地方の図書館建設が推進された。それを主導した内務官僚井上友一の図書選択思想に着目して検討を加えた。その結果、井上は日本人に読書趣味を定着させ、国民全体の知識レベルの底上げを狙っていたことが分かった。
  • 昭和初期刊行の「通俗図書館用実務手引書」にみられる選書論について (清宮剛教授定年退任記念特集号), 新藤 透, 米沢国語国文, 40, 200, 165, 2011年12月, 山形県立米沢女子短期大学国語国文学会, 昭和初期に、私家版として多く発行されていた通俗図書館用の実務マニュアルにみられる選書論について詳細な検討を行った。
  • 開拓使編『北海道志』にみられる「北方史」観・アイヌ観-明治期北方史学史の文献的研究-, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 15, 48, 60, 2011年10月, 開拓使が編纂した『北海道志』にみられる北方史の認識、アイヌに関する認識を検討した。『開拓使事業報告』と比較するとアイヌに対する認識では格段に高評価に転じていることが指摘できた。
  • 明倫文庫蔵書論争と山形県新庄図書館の設立, 新藤 透, 図書館綜合研究, 11, 1, 17, 2011年09月, 明倫文庫から今日の新庄市立図書館の前身である新庄図書館に至る経緯を史料を元にして明らかにした。その結果、当時の新庄町民の明倫文庫所蔵図書に対する不満が新図書館設立の直接の理由になっていたことが判明した。新庄図書館は昭和初期の開館であり、従来の研究では戦前期は住民は図書館に対する関心が稀薄であったとされてきたが、新庄の事例では必ずしもそうとはいいきれないことが判明した。
  • 『開拓使事業報告』「総説」の書誌的検討--明治期北方史学史の文献的研究, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 14, 24, 35, 2010年10月, 日欧比較文化研究会, 明治初期に開拓使が編纂した、『開拓使事業報告』にどのような蝦夷地に対する歴史観がみられるのか検討をした。『事業報告』はその名の通り開拓使の行った事業の総括であるが、「総説」には蝦夷地の歴史の概説が記されている。①『日本書紀』、『続日本紀』などの六国史から説き起こすことにより、松前藩祖武田信広が北海道開拓の元祖ではないと言うこと、②松前藩や幕府統治期は開拓は全く行っていないこと、③前近代のアイヌの描写は、『日本書紀』に書かれている蝦夷の描写とほぼ同じであり、アイヌ文化に関して明治政府は正確な実態を記述しようという意図が薄かったこと。以上の三点を結論とした。
  • 明治期の図書館関係法令と図書選択思想, 新藤透, 図書館綜合研究, 10, 1, 12, 2010年08月, 明治期に出された図書館に関係する法令から、図書館の選書に関するものを抽出し、その思想をまとめた。
  • 肥塚貴正編纂・奥並継校閲『蝦夷風俗彙纂』前編巻二「沿革」の書誌的検討--明治期北方史学史の文献的研究, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 13, 27, 43, 2010年04月, 日欧比較文化研究会, 明治初期に、政府が開拓使にアイヌ文化に関する江戸時代までの資料を博捜して項目ごとに編纂した資料集『蝦夷風俗彙纂』の中でも、特に蝦夷地の歴史に関して概説的に書かれている巻二「沿革」について書誌的に検討を行った。結果、全42丁のうち22丁に渉ってアイヌと和人の対立の記述に費やされていた。それは編纂者の肥塚の恣意的なものではなく、江戸期までの史料が松前藩が編纂した史料に片寄っており、自然と対立的な記述が多くなってしまったと結論した。幕末は蝦夷地直轄化の関係から幕府の史料が多くなり、肥塚は幕府側の史料を使用している。明治政府は幕府の蝦夷地統治を否定する考えから起こったが、開拓使の職員は幕臣出身者が多く、そういった環境からも幕府史料を使用することに抵抗はなかったと考えられる。
  • 『日本目録規則1987年版改訂3版』刊行以前の公共図書館における和漢古書の目録作成の実態--埼玉県熊谷市立熊谷図書館を事例に, 新藤 透, 図書館綜合研究, 9, 1, 8, 2010年03月, 図書館綜合研究会, 2006年改訂の『日本目録規則1987年版改訂3版』』で、和漢古書の目録規則がはじめて導入されたが、すでに公共図書館では現場レベルで、一般図書用の目録規則を和漢古書に応用してカード目録を作成していた。本稿では埼玉県熊谷市立図書館(現・熊谷市立熊谷図書館)が1960年代に作成した目録から、『日本目録規則 1952年版』をどのように応用して目録が作成されていたのかを明らかにした。その結果、おおむね目録規則通りであるが、一部書誌学的に沿わない個所が目録規則にあるため、その部分は柔軟に目録規則を読み解いてカード目録を作成していたと指摘した。
  • 山形県内の高校図書館におけるマンガ・ケータイ小説の所蔵に関する基礎的研究, 新藤透・孫誌衒, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告, 37, 19, 34, 2010年03月, 生活文化研究所共同研究の成果の論文である。まず、新藤が明治から現代までの選書論を整理し、現在ではマンガやケータイ小説を学校図書館に導入することは理論的には問題はないと指摘した。孫は県内の全高校図書館にアンケート調査を行い、マンガやケータイ小説がどの程度の図書館で所蔵されているのか実態調査を行った。その結果、かなりの数の図書館で所蔵されていることが判明した。
  • 昭和初期刊行の図書館学専門書にみられる選書論について, 新藤透, 山形県立米沢女子短期大学紀要, 45, 27, 48, 2009年12月, 1950年までに刊行された図書館学書を検討した。本稿でも公共図書館と学校図書館とを分けて検討した。公共図書館ではかなり市民が欲する本を中心に選択すべきだと強く主張している本も散見されると指摘した。
  • 大正期刊行の図書館学専門書にみられる選書論について, 新藤透, 米沢国語国文, 38, 75, 99, 2009年11月, 大正期の図書館学書に表れた選書論を検討した。公共図書館と学校図書館とを分けて検討を行った。前者は明治期とさほど変わらぬ主張が多かったが、後者は教師や学校図書館司書が「良書」を選択するのが前提で書かれており、両者に相違が目立つことを指摘した。
  • 贄田江東著『北門勤王史 松前港事蹟』の書誌的検討--明治期北方史学史の文献的研究, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 12, 39, 51, 2009年10月, 日欧比較文化研究会, 贄田江東が著した『北門勤王史 松前藩事蹟』を書誌的に検討し、旧正議隊の天皇観、松前藩観と類似している点を指摘した。
  • 明治期刊行の図書館学専門書にみられる選書論について, 新藤透, 図書館綜合研究, 8, 1, 20, 2009年08月, 日本図書館学史の研究は1970年代の武居権内『日本図書館学史研究序説』以降、停滞していると言わざるを得ない。中でも、現在図書館界で注目を浴びている公共図書館の選書思想に関しては、戦後が議論の中心になっており、戦前はまったく手つかずの状態である。本稿は基礎研究として明治期の図書館学書から選書に関する内容を引用し、検討を行ったものである。従来、戦前の公共図書館は政府の「思想善導」政策に積極的に応じ、図書館が選んだ「良書」を市民に押しつけていたと思われていたが、今回理論面では図書館が読ませたい本と、市民が読みたい本、両方を勘案して選書すべきであると、当時の図書館学書には記述されていたことを指摘した。
  • 旧松前藩正議士・今井徽著『報効心血』の書誌的検討--明治期北方史学史の文献的研究, 新藤  透, 日欧比較文化研究, 11, 39, 50, 2009年04月, 日欧比較文化研究会, 松前藩正議隊に所属していた今井徽が維新後に執筆した「報効心血」の書誌を明らかにし、さらに同書から今井の天皇観をさぐった。
  • 幕末におけるアイヌ民族の「日本」帰属意識について, 新藤透, 洋学史研究, 26, 91, 104, 2009年04月, 第二次蝦夷地直轄期に幕府はアイヌに対して和人と同化させることを目的に「和風改俗」政策を実施した。従来の研究では改俗に反対したアイヌのみ研究の俎上に乗せられていたが、本稿では改俗に積極的に応じたアイヌの事例を研究した。改俗に応じた理由は個人的なものであるが、和風に改め和人になることで自己にメリットがある場合は積極的に応じた事例が多いと指摘した。
  • 旧松前藩正議士・池田晃淵の北方史講演--附:歴史学者池田晃淵書誌補遺--明治期北方史学史の文献的研究, 新藤 透, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告, 36, 21, 34, 2009年03月, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 松前藩正議隊に所属していた池田晃淵は、維新後上京し、東京帝国大学文科大学史料編纂掛に奉職していた。池田は北方史に関する講演を行なっており、その内容を本稿では紹介した。また、池田の書誌を改訂した。
  • 学校図書館資料としてのマンガ・ケータイ小説をめぐる諸説, 新藤透, 図書館綜合研究, 7, 20, 40, 2009年03月, 埼玉県北部地域のすべての中学校・高等学校図書館にアンケート調査を行い、マンガ、ケータイ小説が所蔵されているのか調査を行なった。その結果、多くの学校図書館でマンガやケータイ小説を所蔵していたことが分かった。
  • 旧松前藩正議士・今井徽著『建勲正蹟 北海史論』の書誌的検討--明治期北方史学史の文献的研究, 新藤 透, 米沢国語国文, 37, 51, 77, 2008年12月, 山形県立米沢女子短期大学国語国文学会, 正議隊の一員であった今井徽の古代蝦夷に関する歴史書『建勲聖蹟 北海史論』を、北方史学史上に位置づけることを目的とした。従来、本書は全く言及されることはなかったが、今井の勤皇思想、松前藩に対する認識が垣間見える内容となっている。
  • 旧松前藩正議士・新田千里著『松前家記』の書誌的検討-明治期北方史学史の文献的研究-, 新藤透, 山形県立米沢女子短期大学紀要, 44, 17, 28, 2008年12月, 正議隊に所属していた新田千里は、中近世北方史研究に頻繁に史料として引用される『松前家記』を著したが、この著作自体、新田の北方史研究の歴史書であるといえる。本稿では、従来史料として研究の俎上に乗せられることが多い『松前家記』であるが、歴史書として検討を加え、北方史学史上の位置づけを行なったものである。
  • 旧松前藩正議士・今井徽著『贈従四位志州大守松前徳広公紀伝』、『今井信名経歴一班』、『故田崎東略伝』の書誌的検討--明治期北方史学史の文献的研究, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 10, 40, 53, 2008年10月, 日欧比較文化研究会, 幕末維新期の松前藩で政権を掌握していた正議隊の一員である今井徽が、廃藩置県後、旺盛に歴史書を執筆し、在野の歴史家として活躍していた。しかし、従来の研究では今井の業績を「勤皇史観」としてのみ理解するに留まっていた。本稿は、今井の著作である三冊を取り上げ、その書誌を明らかにし、今井の「勤皇」思想を検討した。
  • 書誌学用語の異同について--写本関係を中心に, 新藤 透, 図書館綜合研究, 6, 29, 38, 2008年08月, 図書館綜合研究会, 書誌学の専門用語である「写本」に関して、書誌学、歴史学、図書館情報学の各辞典からの説明文を引用し、その説明に相違点があることを指摘した。
  • 松浦武四郎・大槻文彦の北方史研究--明治期北方史学史の文献的研究, 新藤 透, 日欧比較文化研究, 9, 44, 58, 2008年04月, 日欧比較文化研究会, 明治3年に成立した松浦武四郎『蝦夷年代記』、大槻文彦『北海道風土記』を明治期北方史学史上の位置づけを行なった。その結果、前者は今日まで通じる「北方史」の枠組みを既に形成しており、後者は「北門鎖鑰」という観点から研究が行なわれており、政治的に利用できるように著された書物であることが確認された。
  • 幕末期における箱館奉行・老中のアイヌ認識について--慶応元年、イギリス人アイヌ墳墓盗掘事件を中心に, 新藤 透, 社会文化史学, 50, 29, 42, 2008年03月, 社会文化史学会, イギリス人アイヌ墳墓盗掘事件をめぐる日英交渉を素材に、箱館奉行、老中、在府箱館奉行のアイヌ認識を検討し、それぞれ三者三様の認識であり、統一した認識をもって外交に臨んでいたわけではない点を指摘した。
  • 『新羅之記録』にみられるアイヌ民族関係記述について, 新藤透, 環太平洋・アイヌ文化研究, 6, 1, 14, 2008年03月, 『新羅之記録』にみられるアイヌに関係する記述の史料批判を行なった。その結果、記述に潤色がふくまれるものが多く確認された。特に中世部分に関しては、その傾向が顕著に確認された。
  • 司書講習科目「生涯学習概論」に対応して作成された図書館情報学テキストについて, 新藤 透, 図書館綜合研究, 5, 16, 26, 2007年12月, 図書館綜合研究会, 司書講習(司書課程)での必修科目となっている「生涯学習概論」に対応して作成されたテキストを採りあげ、内容が教育学の生涯学習の概説になっているテキストが多いと指摘した。司書が必要な生涯学習の内容が必ずしも盛り込まれているわけではないと指摘した。
  • 『新羅之記録』の書名・著者に関する一考察, 新藤透, 歴史情報, 12, 1, 7, 2007年12月, 『新羅之記録』の書誌的研究の一環。従来、見過ごされてきた『新羅之記録』の書名の読み方、著者について考察を行なった。
  • 幼稚園、保育所関係法令における図書、図書室の記述について, 新藤 透, 図書館綜合研究, 4, 22, 33, 2007年05月, 図書館綜合研究会, 幼稚園、保育所での「図書室」とは、法令ではどのように位置づけられているのか整理を行なった。その結果、幼稚園、保育所ともに図書、図書室に関してはかなり関心を持っていることが判明したが、図書室の義務化までは明記されていない点を指摘した。
  • 『新羅之記録』の形成過程に関する一試論, 新藤透, 澤登寛聡, 小口雅史編『アイヌ文化の成立と変容-交易と交流を中心として-』法政大学国際日本学研究所, 439, 473, 2007年03月, 『新羅之記録』の成立過程を中心に検討した。その結果、中世部分は史料的根拠が薄弱ではあるが、近世部分は一次史料との比較から、信頼性があるものと指摘した。
  • 近代における『新羅之記録』受容の一考察-明治から昭和初期を中心に-, 新藤透, 年報 総合歴史研究, 2, 10, 15, 2007年03月, 近代歴史学の研究において、『新羅之記録』がどのように評価されてきたのか。その変遷を時代を追ってまとめた。『新羅之記録』は大正期に河野常吉が史料的価値を見出したのに始まり、以後昭和初期にその価値が確定し、戦後は頻繁に研究に使われてきた、という経緯があることを指摘した。
  • 図書館司書課程使用テキストに見られる"図書館情報学", 新藤 透, 図書館綜合研究, 3, 1, 14, 2007年01月, 図書館綜合研究会, 図書館情報学はしばしば学問としての性格を有していないとの批判を他分野から指摘されている。司書課程で使用されている「図書館概論」のテキストには、図書館情報学は、どのような学問であるのかと説明されているのか、その検討を行なった。
  • 埼玉県熊谷市立熊谷図書館に於ける児童図書サービスの歴史と現在, 新藤透, 情報社会試論, 11, 36, 46, 2006年12月, 埼玉県熊谷市立熊谷図書館の大正期以来の児童図書サービスの歴史を明らかにし、それが現在の活動と、どのように繋がっているのか検討した。 同図書館は、高等尋常小学校内に私立図書館として開館され、早くから児童図書を充実させ、終戦直後にはリヤカーを引いて移動図書館を行なう等の活動を活発に行なってきた。今日でもその伝統は残り、他の図書館サービスと比較しても児童サービスは充実している。
  • 図書館司書課程と児童サービス, 新藤透, 図書館綜合研究, 2, 1, 12, 2006年12月, 「絵本の読み聞かせ」などの児童サービスの実技を図書館司書課程で教授することが求められているものの、それが司書課程科目「児童サービス論」のテキストにどのように記述されているのか検討した。その結果、テキストでは実技面も司書が行なうべきであるとして、詳細にその内容も記されていたが、実際の「現場」では、ボランティア団体などが、紙芝居等の実演を行なっており、テキストの記述とはかけ離れたものとなってしまっている点を指摘した。
  • 松前氏・中央政権接触記事に関する『新羅之記録』記述の史料的検討, 新藤透, 歴史情報, 11, 1, 23, 2006年12月, 『新羅之記録』の書誌研究の一環である。江戸初期、松前氏は幕府、東北・北陸の有力大名と関係を結ぶことに尽力しており、藩主の息子を養子として各家に送り込もうとしていた。従来の研究ではこれらの『新羅之記録』の記述を無批判に引用してきたが、幕府、相手側の大名の史料からもそれらの記述を見出し、『新羅之記録』と比較検討を行なった。その結果、『新羅之記録』の記述は概ね信用できると判断されるにいたった。
  • 図書館司書課程と点字図書館, 新藤透, 図書館綜合研究, 1, 1, 18, 2006年10月, 点字図書館の法的な設置根拠は「身体障害者福祉法」、それを受けての「身体障害者更正援護施設の設置及び運営に関する基準」にみられるが、その中には司書資格者の職員の配置が義務付けられている。しかし、司書課程で用いられているテキストには、点字図書、点字図書館の記述が30数年前のものと大差はなく、司書資格者の義務付け等もかかれておらず、その点が不備であると指摘した。
  • 『新羅之記録』の書誌的攷究, 新藤透, 筑波大学, 2006年03月24日, 新藤透, 博士(学術) 筑波大学博甲第4137号 平成18年3月24日授与
  • 『寛永諸家系図伝』収録「松前系図」の検討, 新藤透, 図書館情報メディア研究, 3, 2, 49, 68, 2006年03月, 『新羅之記録』の書誌研究の一環。『新羅之記録』の松前氏部分の元となった『寛永諸家系図伝』に収録されている「松前系図」の成立過程を検討した。「松前系図」は戦国期・江戸初期の松前家当主の事蹟が簡単に記されている史料であるが、戦国期の記述は、江戸初期の松前城火災により消失しており、『寛永諸家系図伝』作成時に、典拠もなく、家老により新たに執筆されたことが判明した。
  • 豊臣政権と松前氏-松前慶広・盛広叙位・任官月日の検討-, 新藤透, 歴史情報, 10, 49, 57, 2006年01月, 従来、諸説が入り乱れていた近世初期の大名、松前慶広・盛広父子の叙位・任官年月日を検討し、その正確な年月日を確定させた。
  • 図書館情報学テキストに取り挙げられる専門情報の情報源に関する一考察-経済・経営専門情報を中心に-, 新藤透, 情報社会試論, 10, 66, 79, 2005年12月, 大学の司書課程で使用されている代表的な図書館情報学テキストの、経済・経営に関する専門情報にはどのような情報源が多いのか。その傾向を検討し、問題点を指摘した。
  • 『新羅之記録』と新羅明神史料, 新藤透, 図書館情報メディア研究, 3, 1, 19, 28, 2005年09月, 『新羅之記録』の書誌的研究の一環。蝦夷地唯一の近世大名松前氏の先祖が源義光であるとされている。その義光が深く帰依したのが園城寺内にある新羅善神堂である。『新羅之記録』の新羅明神の縁起の記述は、検討の結果、園城寺関係の資料に深く影響を受けていることが判明した。
  • 『新羅之記録』の中世アイヌ蜂起関係記事の検討, 新藤透, 社会文化史学, 47, 51, 64, 2005年03月, 『新羅之記録』の書誌研究の一環。コシャマインの戦い後に勃発したアイヌ蜂起の記述を史料批判したもの。アイヌ蜂起のうち、3件は『新羅之記録』以外の後世の編纂物史料に拠っていることが判明し、一次史料が根拠ではないことが確認された。また、『新羅之記録』の記述も、当主の個人的活躍に描写が終始しており、信憑性の薄い記述が確認された。
  • 『新羅之記録』書誌解題稿, 新藤透, 情報メディア研究, 3, 1, 1, 10, 2005年03月, 『新羅之記録』は,中世・近世初期の蝦夷地(北海道)の様子を今日に伝えている唯一の史料である.明治後期から北方領域を研究する歴史家は,必ず使用してきた史料であり,その重要性は今日でも変わらない.『新羅之記録』は,貴重な史料ではあるが,編纂者が近世期の蝦夷地の大名である松前氏の一族,景広であることから,松前氏の蝦夷地統治が歴史的に正統性を持つように,故意に史実を解釈しているのではないかと指摘されている.それ故,『新羅之記録』自身の史料研究が不可欠であるが,今まで行われてこなかった.小稿では,『新羅之記録』の写本を収集し,書誌事項を明らかにし,簡単ではあるが分類整理を行った.その結果,近代に写本が多く作られ,流布したことが判明した.また,簡略ではあるが写本の系統がみえてきた.更に内容まで踏み込んでの検討が必要ではあるが,その前段階の研究を行ったものである.
  • 『福山秘府 年歴部』の基礎的検討-『新羅之記録』記述の影響を中心に-, 新藤透, 歴史情報, 9, 21, 37, 2005年01月, 『新羅之記録』の書誌的研究の一環である。後世に編纂された松前藩の百科全書『福山秘府』の「年歴部」に、『新羅之記録』の影響がどの程度みられるのか検討をした。その結果、『福山秘府』において『新羅之記録』はかなり重要視されており、中世・近世後期の記述は、『新羅之記録』の記述に拠っていることが判明した。しかし、『福山秘府』は盲目的に『新羅之記録』記述を信用してはおらず、史料批判を行なったうえで採用していることが判明した。
  • コシャマインの戦いに関する『新羅之記録』記事の史料的検討, 新藤透, 図書館情報メディア研究, 2, 1, 13, 22, 2004年11月, 『新羅之記録』の書誌的研究の一環である。中世に勃発したアイヌと和人との戦いである、コシャマインの戦いに関して、『新羅之記録』記事の史料批判を行なった。また、『新羅之記録』後に編纂された史料のほうが、記述がより詳細になっている点を指摘し、この戦いが後世において脚色された点が多いことを指摘した。
  • 安東氏祖伝に関する「新羅之記録」記事の検討, 新藤透, 歴史情報, 8, 13, 29, 2004年08月, 蝦夷地の中世・近世初期をうかがう唯一の史料である『新羅之記録』の書誌的研究である。本稿はその一環として同書に記されている中世の蝦夷が嶋の支配者安東氏の記述が、どの史料を典拠にしているのかを検討した。その結果、松前藩家老下国氏が所持していた系図を参考にして著述されていることが判明した。
  • 松前藩出身の歴史学者池田晃淵書誌-経歴と事跡-, 新藤透, 図書館情報メディア研究, 1, 2, 35, 47, 2004年03月, 日本古代史、日本近世史に業績を残した明治時代の歴史学者・池田晃淵は名前は知れ渡っていたが、辞典類にも立項されておらず、経歴不祥の人物であった。本稿は、池田が松前藩出身であることを一次史料により突きとめ、その生涯を概観した。
  • 『図書館と読書の原風景を求めて』, 新藤 透, 日本図書館情報学会誌, 66, 4, 135, 136, 2020年, 日本図書館情報学会

Misc

  • 【書評】新藤雄介『読書装置と知のメディア史:近代の書物をめぐる実践』人文書院,2024,400p., 新藤透, 日本図書館情報学会誌, 70, 3, 159, 160, 2024年09月30日, 日本図書館情報学会
  • 源流へ68 日本図書館の黎明2 「国家の図書館」・図書寮, 新藤透, としょかん, 170, 19, 19, 2024年08月01日, としょかん文庫・友の会
  • 科研費のこと, 新藤透, むらおさ, 40, 25, 29, 2024年07月30日, むらおさ同人会
  • 源流へ67 日本図書館の黎明1 「動的な図書館」・芸亭, 新藤透, としょかん, 169, 19, 19, 2024年05月01日, としょかん文庫・友の会
  • アンケート①今取り組んでいる課題テーマ・論文、これから出したい本, 新藤透, 文献継承, 43, 2, 2, 2024年02月, 金沢文圃閣
  • 【書評】高山正也著『図書館の日本文化史』, 新藤透, 図書館文化史研究, 40, 179, 188, 2023年09月25日, 日外アソシエーツ
  • 【書評】長尾宗典『帝国図書館:近代日本の「知」の物語』(中公新書,2749), 新藤透, 図書館界, 75, 3, 206, 207, 2023年09月01日, 日本図書館研究会
  • 民力涵養運動と図書館(報告要旨), 新藤透, 日本図書館情報学会誌, 69, 1, 48, 48, 2023年03月01日, 日本図書館情報学会
  • アンケート①今取り組んでいる課題テーマ・論文(2023年), 新藤透, 文献継承, 41, 2, 2, 2023年02月, 金沢文圃閣
  • 河上肇の刑務所図書館図書係, 新藤透, むらおさ, 37, 16, 20, 2023年01月30日, むらおさ同人会
  • 資料紹介 図説 本の歴史 新装版, 新藤透, 専門図書館, 311, 50, 51, 2022年12月25日, 専門図書館協議会
  • 民力涵養運動と図書館, 新藤透, 第70回日本図書館情報学会研究大会発表論文集, 65, 68, 2022年10月29日, 第70回日本図書館情報学会研究大会実行委員会事務局
  • 【談話室】神社と図書館, 新藤透, 國學院雑雜誌, 123, 10, 38, 39, 2022年10月15日, 國學院大學
  • 近世における文庫の蔵書公開:早坂報告へのコメント(報告要旨), 新藤透, 日本図書館文化史研究会ニューズレター, 160, 4, 4, 2022年05月18日, 日本図書館文化史研究会
  • 【図書館文化史研究 文献紹介】早坂信子著『司書になった本の虫』, 新藤透, 日本図書館文化史研究会ニューズレター, 159, 4, 5, 2022年02月08日, 日本図書館文化史研究会
  • 近世における文庫の蔵書公開:早坂報告へのコメント(予稿), 新藤透, 日本図書館文化史研究会ニューズレター, 159, 3, 3, 2022年02月08日, 日本図書館文化史研究会
  • アンケート①今取り組んでいる課題テーマ・論文②最近の掘り出しオモシロ資料(2022年), 新藤透, 文献継承, 39, 1, 2, 2022年02月, 金沢文圃閣
  • コロナ禍の二年目, 新藤透, むらおさ, 35, 14, 17, 2022年01月30日, むらおさ同人会
  • 資料紹介 日本の図書館建築 建築からプロジェクトへ  , 新藤透, 専門図書館, 306, 44, 44, 2021年09月25日, 専門図書館協議会
  • アンケート①今取り組んでいる課題テーマ・論文(2021年), 新藤透, 文献継承, 37, 2, 2, 2021年03月, 金沢文圃閣
  • 『戦国の図書館』執筆動機と、戦国期に於ける「情報伝達」の諸相(報告要旨), 新藤透, 日本図書文化史研究会ニューズレター, 155, 4, 4, 2021年02月10日, 日本図書館文化史研究会
  • 基調講演「図書館の真の姿を問いながら、これからのあり方を図書館の歴史を紐解き考える」, 新藤透, 令和2年度北日本図書館連盟研究協議会・第40回山形県図書館研究大会記録集, 8, 36, 2021年02月01日, 令和2年度北日本図書館連盟研究協議会
  • リモートの一年, 新藤透, むらおさ, 33, 27, 30, 2021年01月30日, むらおさ同人会
  • 私の一冊 情報から読み解くリアルな戦国時代 山田邦明『戦国のコミュニケーション新装版』吉川弘文館, 新藤透, 歴史街道, 394, 107, 107, 2021年01月06日, PHP研究所
  • 【書評】小川徹,奥泉和久,小黒浩司『図書館と読書の原風景を求めて』青弓社,2019,272p., 新藤透, 日本図書館情報学会誌, 66, 4, 135, 136, 2020年12月30日, 日本図書館情報学会
  • 『戦国の図書館』執筆動機と、戦国期に於ける「情報伝達」の諸相(予稿), 新藤 透, 日本図書館文化史研究会ニューズレター, 154, 2, 3, 2020年11月08日, 日本図書館文化史研究会, 2020年12月12日開催の日本図書館文化史研究会2020年度第1回研究例会の発表予稿。
  • 情報メディア学会第19回研究大会開催報告, 新藤透, 情報の科学と技術, 70, 9, 477, 478, 2020年09月01日, 一般社団法人 情報科学技術協会
  • オンライン授業に取り組む, 新藤透, むらおさ, 32, 18, 21, 2020年07月30日, むらおさ同人会
  • アンケート①今取り組んでいる課題テーマ・論文(2020年), 新藤透, 文献継承, 臨時第35, 1, 2, 2020年03月, 金沢文圃閣, 金沢文圃閣『文献継承』編集担当より依頼を受け、現在取り組んでいる研究テーマのアンケートについて回答した。
  • 新入会員メッセージ 新藤透(國學院大學文学部), 新藤透, 日本出版学会会報, 148, 28, 28, 2019年10月31日, 日本出版学会
  • 日本図書館文化史研究会2019年度研究集会に参加して, 新藤透, 日本図書館文化史研究会ニューズレター, 150, 6, 7, 2019年10月23日, 日本図書館文化史研究会
  • これからの図書館情報学教育の可能性ー2019年度第1回研究集会に参加して, 新藤透, 公益社団法人日本図書館協会図書館情報学教育部会会報, 126, 16, 16, 2019年07月31日, 公益社団法人日本図書館協会図書館情報学教育部会, 日本図書館協会図書館情報学教育部会2019年度第1回研究集会に参加した。その際幹事会から参加記の執筆を依頼して執筆した。青山学院大学、明治大学大学院、鶴見大学大学院の図書館情報学教育の実際についての感想を記した。
  • 仙台から渋谷へ, 新藤透, むらおさ, 30, 20, 24, 2019年07月30日, むらおさ同人会
  • 中村義隆『新潟の歴史を語る―歴史の中の新潟港―』新潟日報事業社、平成三十年, 新藤透, 越佐研究, 75, 35, 44, 2019年06月30日, 新潟県人文研究会, 新潟県人文研究会編集委員から依頼を受けて、中村義隆氏が著した『新潟の歴史を語る』の書評を執筆した。
  • 資料紹介 公共図書館の冒険 未来につながるヒストリー, 新藤透, 専門図書館, 295, 48, 49, 2019年05月25日, 専門図書館協議会
  • 米沢女子短期大学所蔵『幼幼精義』の翻刻(4), 北村正敏,加藤聰,新藤透,渡部東一郎,角屋由美子,小林文雄,山王堂遥, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告, 46, 59, 64, 2019年03月15日, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所
  • 自著を語る(219)『図書館の日本史』, 新藤 透, 日本の古本屋メールマガジン, 269, 2019年02月, 「日本の古本屋メールマガジン」編集部から依頼を受けて、自著を語るのコーナーに新刊『図書館の日本史』の紹介を執筆した。
  • 公共図書館と点字図書館の連携に関する実態調査―東京都と大阪府を事例として―, 坪井飛呂香、新藤透、野口武悟, 情報メディア学会第20回研究会発表資料, 23, 25, 2018年11月, 東京都と大阪府の公共図書館全館を対象に、点字図書館との連携の有無のアンケート調査を行った。
  • 【特集】歴史書懇話会創立50周年記念読書アンケート, 新藤 透, 歴史書通信, 240, 36, 36, 2018年11月, 歴史書懇話会創立50周年記念で、近年刊行された歴史書、古典的な歴史書を計5冊解答するようにと、編集部から依頼されて回答した。
  • 学生風紀問題と図書館, 新藤 透, 文献継承, 33, 2, 4, 2018年10月, 明治30・40年代に社会問題となった学生風紀問題が、内務省の地方改良運動、文部省の「良書」選定への道を開いたことを指摘した。
  • 『文庫史観』からの脱却―小川報告へのコメント―, 新藤 透, 日本図書館文化史研究会ニューズレター, 145, 14, 14, 2018年07月, 2018年6月30日に明治大学リバティタワーで行われた、日本図書館文化史研究会2018年度第1回研究例会で発表された小川徹氏への報告に対して、日本図書館文化史研究史に絡めて若干のコメントを行った。その要旨である。
  • 米沢から仙台へ, 新藤 透, むらおさ, 28, 21, 24, 2018年07月, 山形県米沢市から宮城県仙台市へ転居したことの感想などを綴った。
  • 中野三義『新潟奉行川村修就の治政の総合的研究―新潟湊の天保改革―』松美台書房、平成二十七年, 新藤透, 越佐研究, 74, 45, 65, 2018年06月, 編集委員会からの依頼により、中野三義氏『新潟奉行川村修就の治政の総合的研究―新潟湊の天保改革―』の書評をした。未解明であった新潟奉行の詳細について一次史料をもとにしてきわめて実証的に解明されていることを指摘した。
  • 【教育コラム】「図書館は成長する有機体である」, 新藤 透, 東北福祉大学教育学部教育学科ホームページ, 2018年06月, 勤務校東北福祉大学広報委員会から依頼を受けて、教育コラムの第3回として図書館学の五法則の第五法則をもとにしたエッセイを執筆した。
  • 図書館エトセトラ―図書館でのブラウジングの楽しみ―, 新藤 透, 東北福祉大学図書館報「としょかんぽう」, 27, 5, 5, 2018年06月, 勤務先の東北福祉大学図書館から依頼され、図書館にまつわるエッセイを投稿した。ブラウジングは情報探索行動としては最も基礎的なもののひとつであるが、一般の学生は知らない者が多い。ブラウジングを行うだけでいろいろな知識が自然と身につくと述べた。
  • 「文庫史観」からの脱却:小川報告へのコメント(予稿), 新藤 透, 日本図書館文化史研究会ニューズレター, 144, 3, 3, 2018年05月, 日本図書館文化史研究会, 2018年6月30同時に日に明治大学リバティタワーで開催される、日本図書館文化史研究会2018年度第1回研究例会の小川徹報告に対してコメントを行う予定である。その予稿である。
  • 上田修一,倉田敬子編著『図書館情報学』第二版,勁草書房,2017,298p., 新藤 透, 情報メディア研究, 16, 1, 74, 76, 2018年03月, 上田修一,倉田敬子編著『図書館情報学』第二版,勁草書房,2017.の書評 『情報メディア学会ニューズレター』36号の転載
  • 米沢女子短期大学所蔵『幼幼精義』の翻刻(3), 小林文雄,新藤透,加藤聰,渡部東一郎,北村正敏,角屋由美子,山王堂遙, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告, 45, 31, 36, 2018年03月
  • 同窓生の活動拝見 自著を語る:『図書館と江戸時代の人びと』, 新藤 透, 図書館情報学橘会会報, 23, 3, 3, 2018年03月, 筑波大学情報学群知識情報・図書館学類/大学院図書館情報メディア研究科の同窓会誌に、拙著の紹介を依頼されたので、執筆動機を主に述べた。
  • 専門図書館ならではの役割とその定義:公共図書館とは異なる存在意義やサービスなどについて説明した格好のテキスト, 新藤 透, 図書新聞, 3333, 10, 10, 2018年01月, 青柳英治・長谷川昭子編著『専門図書館の役割としごと』勁草書房,2017.の書評を『図書新聞』から依頼された。
  • 市立米沢図書館の図書館サポーター活動, 新藤 透, としょかん, 143, 14, 15, 2017年11月, としょかん文庫・友の会発行の機関誌『としょかん』編集委員会から依頼を受け、市立米沢図書館の図書館サポーター活動の紹介をした。
  • 女性が愛読していくファッション誌の語彙変遷2, 津谷篤,村田仁樹,新藤透,伴浩美, KANSEI jukebox 第19回日本感性工学会大会プログラム, 2017年09月, 2017年9月11-13日に筑波大学東京キャンパスで開催された第19回日本感性工学会大会の予稿。
  • 短大卒業後進路の多様性, 新藤 透, むらおさ, 26, 24, 28, 2017年07月
  • 米沢女子短期大学所蔵『幼幼精義』の翻刻(2), 小林 文雄, 新藤 透, 加藤 聰, 渡部 東一郎, 北村 正敏, 角屋 由美子, 山王堂 遥, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告, 44, 39, 42, 2017年03月, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所
  • 教育学者吉田熊次の図書館観と選書認識(報告要旨), 新藤 透, 日本図書館情報学会誌, 63, 1, 52, 2017年03月01日, 日本図書館情報学会, 2016年11月13日に天理大学で開催された、第64回日本図書館情報学会研究大会の報告要旨
  • 利根川樹美子著『大学図書館専門職員の歴史:戦後日本で設置・教育を妨げた要因とは』勁草書房, 2016, 351p., 新藤 透, 情報メディア研究, 15, 1, 38, 40, 2017年03月, 利根川樹美子著『大学図書館専門職員の歴史:戦後日本で設置・教育を妨げた要因とは』勁草書房, 2016, 351p. 『情報メディア学会ニューズレター』33号の転載
  • 教育学者吉田熊次の図書館観と選書認識, 新藤 透, 第64回日本図書館情報学会研究大会発表論文集, 64, 99, 102, 2016年11月, 日本図書館情報学会, 明治・大正・昭和初期に活躍した教育学者吉田熊次の公共図書館に関する言説を分析し、明治・大正期と昭和初期では思想的展開があったことを指摘した。
  • 中学校国語科教育におけるブックトークを活用した読書教育の可能性, 及川彩香, 新藤透, 図書館綜合研究, 16, 36, 50, 2016年08月, 『図書館綜合研究』編集委員会
  • 米沢女子短期大学所蔵『幼幼精義』の翻刻(1), 小林 文雄, 新藤 透, 加藤 聰, 渡部 東一郎, 北村 正敏, 角屋 由美子, 山王堂 遥, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所報告, 43, 59, 71, 2016年03月, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究「市立米沢図書館所蔵『幼幼精義』の基礎的研究」」(小林文雄研究代表)の成果の一部。
  • 「刀剣乱舞」に登場する刀剣とキャラのイメージの親和性, 新藤透,津谷篤, ひょうご神戸!感性!第11回日本感性工学会春季大会プログラム, 2016年03月, 2016年3月26・27日に神戸国際会議場で開催された第11回日本感性工学会春季大会のプレプリント。
  • 乙部泉三郎の図書館観と選書観の試論的考察:県立長野図書館長在職前半期を中心に(報告要旨), 新藤 透, 日本図書館情報学会誌, 62, 1, 69, 70, 2016年03月01日, 日本図書館情報学会, 2015年10月18日に学習院女子大学で開催された第63回日本図書館情報学会大会での発表の要旨である。
  • 教育学者吉田熊次の図書館観, 新藤 透, むらおさ, 23, 16, 23, 2016年01月, 戦前に活躍した教育学者吉田熊次の社会教育関係書から、吉田の図書館観、図書館はどのような図書を所蔵するべきと考えていたか、についてまとめた。
  • 乙部泉三郎の図書館観と選書観の試論的考察ー県立長野図書館長在職前半期を中心にー, 新藤 透, 第63回日本図書館情報学会研究大会発表論文集, 63, 61, 64, 2015年10月, 日本図書館情報学会, 県立長野図書館第2代図書館長・乙部泉三郎が、どのような図書館認識と選書認識を有していたのか、図書館員向けに行った講演や、著作などからそれを探り明らかにした。
  • 女性が愛読していくファッション誌の語彙変遷(予稿), 津谷篤,新藤透,伴浩美, 魅せる感性 第17回日本感性工学会大会プログラム, 2015年09月, 第17回日本感性工学会大会のポスター発表の予稿
  • 女性が愛読していくファッション誌の語彙変遷, 津谷篤,新藤透、伴浩美, 日本知能情報ファジィ学会ファジィシステムシンポジウム講演論文集, 31, 429, 434, 2015年09月, 2015年9月に電気通信大学で開催された、日本知能情報ファジィ学会・日本神経回路学会共催の国際シンポジウムの予稿集。20代の女性にアンケート調査した結果、どのようなファッション誌に遷移するのか、分かったが、特に語彙に着目して研究を行った。
  • 公共図書館に於ける所謂「BL小説」の所蔵について, 藤嶋紫姫,新藤透, 図書館綜合研究, 15, 57, 65, 2015年08月, 『図書館綜合研究』編集委員会, 所謂「BL小説」について、一般市民が、公共図書館がどのように認識を示していたのか調査をおこなった。
  • 『ピノキオ』事件の研究―「差別」をめぐる言説と時代背景を中心に―, 佐藤綾音,新藤透, 図書館綜合研究, 15, 44, 56, 2015年08月, 『図書館綜合研究』編集委員会, 1976年に愛知県名古屋市で起こった、『ピノキオ』を「差別図書」だと糾弾する事件について、その経緯を改めてまとめ、「差別」をめぐる言説について検討を行った。
  • 生涯学習施設としての図書館のちから, 新藤 透, 山形県生涯学習センターだより 生涯学習やまがた, 4, 2, 3, 2015年07月, 公益財団法人 山形県生涯学習文化財団から依頼され、同団体の広報紙に、生涯学習と「進化する」図書館について短文を寄稿した。
  • 和田敦彦著, 『書物の歴史を問う: 書物と読者の近代』, 笠間書院, 2014, 286p., 新藤 透, 日本図書館情報学会誌, 61, 1, 31, 32, 2015年03月, 日本図書館情報学会
  • 公共図書館における大活字本の普及と現状:東北地方を事例に(報告要旨), 新藤透, 孫誌衒, 日本図書館情報学会誌, 61, 1, 45, 2015年03月01日, 日本図書館情報学会, 2014年11月に梅花女子大学で開催された第62回日本図書館情報学会研究大会にて発表されたものの要旨である。
  • 女性が愛読していくファッション誌のイメージ変遷, 津谷篤,新藤透,伴浩美, 京都!感性!第10回日本感性工学会春季大会プログラム, 2015年03月, 2015年3月に京都女子大学で開催された第10回日本感性工学会春季大会で発表されたものの予稿である。
  • 女子短大生が読んできたマンガ雑誌のイメージ変遷, 新藤透,津谷篤,伴浩美, 京都!感性!第10回日本感性工学会春季大会プログラム, 2015年03月, 2015年3月に京都女子大学で開催された第10回日本感性工学会春季大会で発表されたものの予稿である。
  • 「シャクシャインの戦い」について, 新藤 透, むらおさ, 21, 13, 18, 2015年01月, 1669年に勃発したアイヌと松前藩との戦争である「シャクシャインの戦い」の通史を概述し、従来の「民族間戦争」という理解が正しいのか否か検討をする前提とした。
  • 公共図書館における大活字本の普及と現状:東北地方を事例に, 新藤透,孫誌衒, 第62回日本図書館情報学会研究大会発表論文集, 137, 140, 2014年11月, 本研究は、これからの高齢者サービスを考える際に快適な読書環境造成の一環として、高齢者がより楽しく読書をするために用いる代表的な資料である大活字本の提供について、公共図書館がどのように取り組んでいるのかについて現状を明らかにすることを目的とし、東北地方を事例として公共図書館における大活字本の現状について考察を行い、今後について課題を提案するものである。
  • 日本の公共図書館における生涯学習の役割の研究, 孫誌衒,新藤透, KLISS 2014冬季国際大会会議録, 57, 63, 2014年11月, 近年韓国においては生涯学習サービスの需要が活発に行われている。しかし中には公共図書館の役割が大きく逸脱しているものも「図書館サービス」に含まれてしまっている。 そこで日本の事例を紹介しながら、法規とその実情について調査を行った。その結果、日本では図書館、公民館、コミュニティセンター、博物館の生涯学習の役割が明確に分けられており、 それぞれの特性を生かしたサービスを展開していたことが明らかになった。
  • 女性のファッション誌,マンガ誌,アニメ誌の読書傾向の変遷, 新藤透, 津谷篤, 伴浩美, 進化する感性 日本感性工学会大会予稿集(CD-ROM), 16th, ROMBUNNO.P39, 2014年09月, 2014年9月に中央大学理工学部で開催された第16回日本感性工学会大会で発表されたものの予稿である。※電子版のためページ記載なし。
  • 戦前期刊行の2,3の教育学書にみられる図書館関係記述の紹介:特に選書に着目して, 新藤 透, 図書館綜合研究, 14, 43, 52, 2014年08月, 『図書館綜合研究』編集委員会, 戦前に出版された教育学書を2,3冊取り上げ、図書館に対してどのような役割が期待されていたのか、それを探った。特に図書館の蔵書や選書業務についての著者の見解が表明されている箇所は丁寧に解読した。
  • 女性のファッション誌,マンガ誌,アニメ誌の読書傾向の変遷, 新藤透,津谷篤, 創発デザインとあずましい感性 第9回日本感性工学会春季大会プログラム, 2014年03月, 2014年3月に北海道大学で開催された第9回日本感性工学会春季大会で発表されたものの予稿である。※電子版のためページ表記なし。
  • 明治期の学生風紀問題と「選書論」, 新藤 透, むらおさ, 19, 11, 14, 2014年01月, 随筆。明治末期に初めて日本語で書かれた「選書論」が発表されたが、それはどのような背景があって書かれたのか。当時社会問題化していた「学生風紀問題」と絡めて考察を行った。
  • 学生風紀問題と「選書論」, 新藤 透, 日本図書館文化史研究会ニューズレター, 126, 8, 2013年11月, 2013年9月15日に東北大学で行われた2013年度日本図書館文化史研究会研究集会で発表した内容の要旨である。
  • 学生風紀問題と「選書論」, 新藤 透, 日本図書館文化史研究会2013年度研究集会・総会予稿集, 29, 36, 2013年09月, 2013年9月に東北大学で行われた発表したものの予稿である。
  • ケータイ小説を学校図書館が所蔵する意義について : 岩手県北部地域の中学校・高等学校を事例に, 古山舞, 新藤透, 図書館綜合研究, 13, 44, 74, 2013年08月, 『図書館綜合研究』編集委員会, 岩手県北部地域の中学校、高等学校が学校図書館にケータイ小説をどの程度所蔵しているのか、またそれはどのような理由で所蔵されているのか、アンケートを送付し悉皆調査を行った。
  • 「学生風紀問題」と図書館選書(仮)(予稿), 新藤 透, 日本図書館文化史研究会ニューズレター, 125, 8, 2013年08月, 日本図書館文化史研究会, 2013年9月15日に東北大学で行われる2013年度日本図書館文化史研究会研究集会で発表する予定の要旨である。
  • 「書誌学的思考」のひろがり, 新藤 透, むらおさ, 18, 11, 14, 2013年07月, 随筆。書誌学研究は文学や歴史学の基礎研究としての側面だけではなく、社会学や音楽学の基礎研究にも役立っていることを紹介した。
  • 「武士道」の転移, 新藤 透, むらおさ, 17, 10, 12, 2013年01月, 随筆。戦国期の「主君の馬前で討死することが名誉」という「献身の道徳」は江戸中期になると武士からは姿を消し、変わって遊女や博徒などのアウトローな町人に写っていった、という哲学者和辻哲郎の説を、アウトローは町人であってもかなり特種な世界の人達であり、一般の町人は「現世利益」が第一であり、主人のために死を覚悟するということはないと、日本史学者中田易直氏は反論している、という和辻-中田論争をまとめた。
  • 行啓記念山形県立図書館の資料選択方針 : 1925年(大正14)7月現在, 新藤 透, 図書館綜合研究, 12, 40, 47, 2012年08月, 『図書館綜合研究』編集委員会
  • 谷沢永一の図書館批判, 新藤 透, むらおさ, 16, 10, 14, 2012年07月, 随筆。2011年3月に物故した日本近代文学者・書誌学者谷沢永一の大学図書館批判をまとめて紹介したもの。谷沢は図書館情報学を専攻する研究者ではないが、書誌学等の専門知識を近年の図書館員はほとんどもっておらず、レファレンスサービスに専門家としての活路を見いだそうという図書館界の風潮を厳しく批判したものであり、その全てを取り入れる必要はないが、一部は傾聴に値するものだとした。
  • 国史学通史概説書にみられる近世アイヌ蜂起記述について-明治期北方史学史の文献的研究-, 新藤 透, 総合歴史研究, 4, 67, 83, 2012年07月
  • せきれい(2012.1), 新藤 透, 山形県立米沢女子短期大学教育振興会会報, 132, 1, 2012年01月, 『山形県立米沢女子短期大学教育振興会会報』に掲載した随筆。
  • 「通俗小説」は公共図書館が所蔵するべきか, 新藤 透, 情報メディア学会第13回研究会発表資料, 1, 4, 2011年12月, 2011年12月に(独)科学技術振興機構で行われた情報メディア学会13回研究会で発表したものの予稿である。
  • 大学が行う「教育」と「社会貢献」の意義, 新藤 透, むらおさ, 14, 12, 14, 2011年07月, 随筆。大学が行う社会貢献は研究が根底にあるので、研究も地道に行わないと社会貢献はできないと主張した。
  • 明治・大正・昭和初期の図書選択論について:図書館学書を中心に, 新藤 透, 日本図書館情報学会誌, 57, 2, 63, 2011年06月, 2011年5月に東京学芸大学で行われた2011年度日本図書館情報学会春季研究集会で「明治・大正・昭和初期の図書選択論について:図書館学書を中心に」と題して発表した。その報告要旨である。
  • 明治・大正・昭和初期の図書選択論について:図書館学書を中心に, 新藤 透, 2011年度日本図書館情報学会春季研究集会発表要綱, 11, 14, 2011年05月, 2011年5月に東京学芸大学で行われた2011年度日本図書館情報学会春季研究集会の予稿集である。当日「明治・大正・昭和初期の図書選択論について:図書館学書を中心に」と題して発表した。その予稿を収録した。
  • 図書館情報学と書誌学と日本史学, 新藤 透, むらおさ, 13, 7, 12, 2011年01月, 随筆。図書館情報学と書誌学と日本史学の関連について整理を行った。
  • 義経伝説と武田信広, 新藤 透, 年報 総合歴史研究, 3, 43, 51, 2010年10月, 蝦夷地に伝わる義経伝説と松前藩祖武田信広との関係について、若干の検討を施した。
  • 蝦夷地調査旅行から見る和風改俗, 新藤 透, 交通史研究, 72, 104, 105, 2010年08月, 2010年5月に山形県立米沢女子短期大学で開催された第36回交通史研究会大会で「蝦夷地調査旅行から見る和風改俗」と題して発表した。その報告要旨である。
  • 雪国の夏, 新藤 透, むらおさ, 12, 8, 9, 2010年07月, 随筆。米沢の夏と関東の夏を比較して、米沢の夏はあまり暑くないと主張した。
  • 雪と生きる, 新藤 透, むらおさ, 11, 6, 10, 2010年01月, 随筆。米沢の雪の厳しさを主に雪国ではない地方の人に向けて執筆した。
  • せきれい(2009.7), 新藤 透, 山形県立米沢女子短期大学教育振興会会報, 122, 1, 2009年07月, 『山形県立米沢女子短期大学教育振興会会報』に掲載した随筆。
  • 私のノートから 「蝦夷地」を体験する北海道への旅, 新藤 透, 鴨東通信, 74, 5, 2009年06月, 『松前景広『新羅之記録』の史料的研究』のPRとして思文閣から執筆を依頼された。
  • 〈書評と紹介〉山本光正著『江戸見物と東京観光』, 新藤 透, 法政史学, 67, 46, 49, 2007年03月, 法政大学史学会, 国立歴史民俗博物館教授(当時)山本光正氏の著書『江戸見物と東京観光』を法政大学史学会から依頼され書評を行った。
  • 図書館資料論講義note(3), 新藤 透, 図書館綜合研究, 3, 15, 24, 2007年01月, 図書館綜合研究会
  • 史料紹介 安政三年四月十日の箱舘奉行所職員名簿, 新藤 透, 北海道・東北史研究, 3, 113, 107, 2006年12月, サッポロ堂書店, 安政3年4月10日現在の箱館奉行所役人武鑑を翻刻した。
  • 図書館資料論講義note(2), 新藤 透, 図書館綜合研究, 2, 13, 24, 2006年12月, 図書館綜合研究会
  • 図書館資料論講義note(1), 新藤 透, 図書館綜合研究, 1, 19, 25, 2006年10月, 図書館綜合研究会
  • 歴史学者白山友正著作目録稿-単行著作・共同著作編-, 新藤 透, 年報 総合歴史研究, 1, 27, 33, 2006年03月, 中世・近世北方史を専攻した日本史学者・白山友正氏の書誌を作成した。学術論文を除外し、単行書を中心に収録した。
  • 『新羅之記録』の基礎的研究-中世アイヌ蜂起記述を中心として-(報告要旨), 新藤 透, 社会文化史学, 46, 89, 2004年11月, 社会文化史学会, 2004年7月に筑波大学東京キャンパスで開催された第40回社会文化史学会大会で「『新羅之記録』の基礎的研究―中世アイヌ蜂起記述を中心として―」と題して発表した。その報告要旨である。

著書等出版物

  • 戦国史の新論点:平成・令和の新研究から何がわかったか?, 渡邊大門編, 星海社, 2024年07月22日
  • 近代読者資料集 別巻 五読書環境編, 小林昌樹監修・解題;新藤透解題, 金沢文圃閣, 2024年04月
  • 近代読者資料集 第6巻 三読書選定目録編 四読書随筆編, 小林昌樹監修・解題;新藤透解題, 金沢文圃閣, 2024年04月
  • 近代読者資料集 第5巻 二読書マニュアル編, 小林昌樹監修・解題;新藤透解題, 金沢文圃閣, 2024年04月
  • 近代読者資料集 第2巻 一読書調査編, 小林昌樹,新藤透監修・解題, 金沢文圃閣, 2023年10月
  • 近代読者資料集 第1巻 一読書調査編, 小林昌樹,新藤透監修・解題, 金沢文圃閣, 2023年10月, 戦前期の読書に関する書籍の復刻版
  • 日本の図書館事始:日本における西洋図書館の受容, 新藤透, 三和書籍, 2023年09月30日
  • 図書館情報学事典, 日本図書館情報学会編, 丸善出版, 2023年07月30日
  • 戦国武将列伝 1 東北編, 遠藤ゆり子,竹井英文編, 戎光祥出版, 2023年04月20日
  • 米沢女子短期大学所蔵『幼幼精義』初輯 巻之三 翻刻と訓注:山形県立米沢女子短期大学「米沢藩地域医療史の基礎的研究―藩医の活動と天然痘対策を中心として」研究班研究報告, 小林文雄,渡部東一郎,加藤聰,新藤透,角屋由美子,山王堂遥,北村正敏, 山形県立米沢女子短期大学, 2023年03月30日
  • Webで学ぶ情報検索の演習と解説:情報サービス演習, 野口武悟,千錫烈編著;齋藤泰則,松山巌,長谷川幸代,新藤透,水沼友宏, 日外アソシエーツ, 2023年03月25日, 齋藤泰則,松山巌,長谷川幸代,新藤透,水沼友宏著
  • 古代日本に於ける「図書館」の起源, 新藤透, 樹村房, 2022年06月02日
  • 情報メディア学会20年史改訂版, 情報メディア学会情報メディア学会20年史編纂委員会編, 情報メディア学会情報メディア学会20年史編纂委員会, 2022年04月30日
  • 米沢女子短期大学所蔵『幼幼精義』初輯巻之二翻刻と訓注:山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所「米沢藩地域医療史の基礎的研究―藩医の活動と天然痘対策を中心として」研究班研究報告, 小林文雄,渡部東一郎,加藤聰,新藤透,角屋由美子,山王堂遥,北村正敏, 山形県立米沢女子短期大学, 2022年03月30日
  • アイヌプリ―北方に息づく先住民族の文化 國學院大學博物館企画展 金田一京助・久保寺逸彦没後50年, 國學院大學博物館編, 國學院大學博物館, 2021年11月18日
  • 中央盲人福祉協会機関誌ー昭和戦前期視覚障害者全国組織のあゆみ  第5巻・第6巻・第7巻, 新藤透,野口武悟編, 金沢文圃閣, 2021年07月, 第5巻・第6巻・第7巻
  • 中央盲人福祉協会機関誌ー昭和戦前期 視覚障害者全国組織のあゆみ 第3巻・第4巻, 新藤透,野口武悟編, 金沢文圃閣, 2021年01月
  • 歴史が拓く未来, 渡邊大門編, 歴史と文化の研究所, 2021年01月01日
  • 戦国の図書館, 新藤透, 東京堂出版, 2020年09月10日, 戦国時代の「図書館」について一般向けに表した書籍。
  • 中央盲人福祉協会機関誌ー昭和戦前期 視覚障害者全国組織のあゆみ 別冊, 新藤透,野口武悟編・解題, 金沢文圃閣, 2020年08月
  • 中央盲人福祉協会機関誌ー昭和戦前期 視覚障害者全国組織のあゆみ 第1巻・第2巻, 新藤透,野口武悟編, 金沢文圃閣, 2020年08月
  • 講座 近代日本と漢学 第8巻 漢学と東アジア, 江藤茂博編, 戎光祥出版, 2020年04月20日, 編者の江藤茂博二松學舎大学学長から漢学と藩政改革についての執筆依頼を受け、備前岡山藩の藩政改革と、それに携わった陽明学者熊沢蕃山の思想との関連について論じた。
  • 図書館と私Vol.4, 轟良子編, Kitakyushu Library Friend's, 2020年04月01日, 編者の轟良子氏から依頼され、「レファレンスサービスと図書館」と題して随筆を寄稿した。
  • 書物と知の組織化:2019年度極東証券寄附講座 文献学の世界, 安形麻理編, 慶應義塾大学文学部, 2020年03月31日, 慶應義塾大学文学部で開講した「2019年度極東証券寄附講座 文献学の世界」の講義内容を文章化した。
  • 米沢女子短期大学所蔵『幼幼精義』初輯 巻之一 翻刻と訓注:山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所「市立米沢図書館所蔵『幼幼精義』の基礎的研究(2)―米沢藩における西洋医学の受容と展開―」研究班研究報告, 小林文雄,渡部東一郎,加藤聰,新藤透,角屋由美子,山王堂遥,北村正敏, 山形県立米沢女子短期大学, 2020年03月30日
  • 乙部泉三郎・県立長野図書館長ー農村町村図書館経営論 別冊, 新藤透編・解題, 金沢文圃閣, 2019年12月, 乙部泉三郎の生涯を明らかにして、その図書館思想面まで掘り下げて検討を行った。
  • 乙部泉三郎・県立長野図書館長ー農村町村図書館経営論 全2巻, 乙部泉三郎著;新藤透編, 金沢文圃閣, 2019年12月, 第2代県立長野図書館長・乙部泉三郎(1897-1977)が館長時代に執筆した農村図書館論・町村図書館論を復刻し、解題を付した。
  • 講座・図書館情報学第12巻 図書・図書館史:図書館発展の来し方から見えてくるもの, 三浦太郎編著, ミネルヴァ書房, 2019年08月20日, 古代・中世・近世の日本の図書館について概述した。従来の図書・図書館史の教科書からは扱われなかった近世期の「蔵書の家」や民間の文庫事業についても取り上げた。
  • 図書の選択と整理法―満洲国における彌吉光長 別巻, 新藤透編・解題, 金沢文圃閣, 2019年04月, 彌吉光長の図書選択論についてまとめ、山口県立山口図書館が1937年に翻訳して出版した『通俗図書館図書選択法』も収録した。
  • 図書の選択と整理法ー満洲国における彌吉光長 全1巻, 彌吉光長著;新藤透編, 金沢文圃閣, 2019年04月, 1940年に満洲帝国で出版された、彌吉光長『図書の選択と整理法』を復刻した。
  • 図書館の日本史 (ライブラリーぶっくす), 新藤 透, 勉誠出版, 2019年01月, 一般向けに書き下ろした古代から現代までの日本図書館通史。従来の文庫・図書館だけではなく、公家同士の本の貸借や近世の「蔵書の家」なども取り上げた。
  • 図書館人物事典, 日本図書館文化史研究会編, 日外アソシエーツ, 2017年09月, 項目執筆にあたり、生没年や経歴が不詳の者においては、先行する辞典等を参考にせず、直接一次史料を参照して執筆した。
  • 図書館と江戸時代の人びと, 新藤 透, 柏書房, 2017年07月, 江戸時代を中心とした図書館史を概述した。図書館を「情報の集積基地」と捉え、従来の研究では「図書館」として捉えられていなかった、都市部の蔵書家・貸本屋の活動、農村部の蔵書の家の活動も「図書館」活動の一形態と捉えた点に新視点がある。その他に将軍専用の図書館として紅葉山文庫、各藩の藩校付属文庫についても「図書館」の視点から取り上げた。
  • 中田易直博士追悼集 人生は誠実と努力 歴史学は実証と批判, 小林勇介,新藤透, 誠道書店, 2017年01月
  • 講座・図書館情報学第11巻 情報資源組織演習:情報メディアへのアクセスの仕組みをつくる, 竹之内禎, 長谷川昭子, 西田洋平, 田嶋知宏編著, ミネルヴァ書房, 2016年09月, 目録編第9章「和漢古書の記述」(p.113-126)を担当。平成24年度改訂の司書課程カリキュラムに対応した教科書に執筆。和本を目録化する際に必要とされる書誌学的知識を平易に解説した。また和本をめぐる公共図書館の問題にも言及した。和本がOPACに未登録な館が多いこと、利用率が低いことから全く整理が行われていない館も存在することを指摘した。
  • 北海道戦国史と松前氏(歴史新書), 新藤 透, 洋泉社, 2016年02月, 『松前景広『新羅之記録』の史料的研究』を、一般向けにやさしく書き直したもの。新書という性格上、専門用語を排して、図表を多くしてわかりやすく北海道の戦国時代の概要を知ってもらうことを努めた。
  • 情報資源組織分類法演習 改訂第2版(誠道学術叢書wide版), 新藤 透, 誠道書店, 2015年09月
  • よしもとばなな書誌稿 (誠道学術叢書), 平野千鶴, 新藤透, 誠道書店, 2015年05月, 作家・よしもとばななの単行書・文庫の書誌。2013年1月までに刊行された単行書・文庫が収録されている。
  • 情報資源組織目録法演習 (誠道学術叢書wide版), 新藤 透, 誠道書店, 2015年04月, 『情報資源組織演習 目録編』の改訂版。コンピュータ目録について2章を追加した。
  • 情報資源組織分類法演習 (誠道学術叢書WIDE版), 新藤 透, 誠道書店, 2014年09月, 『情報資源組織演習 分類編』の改訂版。判型を大きくし、司書課程のテキストとしてより使いやすくした。内容も一部改めている。
  • 情報資源組織演習 分類編 (誠道学術叢書), 新藤 透, 誠道書店, 2013年07月, 司書課程科目「情報資源組織演習」の分類編の教科書として作成した。新カリキュラムに対応している。『日本十進分類法』新訂9版と『基本件名標目表』第4版の概要と、分類記号については練習問題も作成して掲載した。
  • 図書館情報学教科書と司書課程に関する研究 (誠道学術叢書), 新藤 透, 誠道書店, 2012年05月, 図書館司書課程用に作成・刊行された教科書にどのような特徴があるのか、複数の出版社から刊行された教科書を比較して検討を行った。司書課程の教科書には「図書館情報学」という学問をどのように解説しているのか、点字図書館の説明の仕方、経済・経営情報はどのようなものを取り上げているのか、司書課程用の「生涯学習概論」にはどのような経歴の著者が多いのか等について個別論文で検討を加えた。
  • 情報資源組織演習 目録編 (誠道学術叢書), 新藤 透, 誠道書店, 2012年04月, 司書課程科目「情報資源組織演習」の目録編の教科書である。新カリキュラムに対応している。聖学院大学、山形県立米沢女子短期大学の司書課程の授業で使用している。『日本目録規則』1987年版改訂3版の概要と、演習問題20問を付した。
  • 松前景広『新羅之記録』の史料的研究, 新藤 透, 思文閣出版, 2009年06月, 中世・近世初期北方史研究において重要史料となっている『新羅之記録』を書誌学的に研究したものである。従来史料の書誌学的研究は体系的に北方史研究では行われてこなかった経緯があり、本書では敢えて基礎研究に徹し、歴史学研究の前提となるようにした。筑波大学に提出した博士(学術)号を授与された博士論文を単行本化したものである。
  • 北東アジアのなかのアイヌ世界 アイヌ文化の成立と変容―交易と交流を中心として 下, 榎森進, 小口雅史, 澤登寛聡編, 岩田書院, 2008年12月, 「『新羅之記録』の形成過程に関する一考察」(p.435-469)を担当。法政大学国際日本学研究所研究プロジェクト「日本学の総合的研究」テーマプロジェクト⑤「日本の中の異文化(アイヌ文化の成立と変容)」の報告書を改訂して刊行した。担当した論文では、『新羅之記録』の成立過程を中心に検討した。その結果、中世部分は史料的根拠が薄弱ではあるが、近世部分は一次史料との比較から、信頼性があるものと指摘した。
  • 資料目録法基礎演習, 新藤 透, 誠道書店, 2007年11月, 聖学院大学文部科学大臣委嘱司書講習科目「資料組織演習(目録)」のテキストとして作成した。目録作成の概要と演習問題を付した。
  • 図書館司書課程と図書館情報学テキスト, 新藤 透, 『図書館綜合研究』編集委員会, 2007年04月
  • 近世社会文化情報, 太田勝也,新藤透,陶智子,大友信子,綿抜豊昭,川瀬康子・安達千尋, 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科今泉研究室, 2005年03月
  • 熊谷次郎直実・法力房蓮生法師の研究, 熊谷市立図書館美術・郷土係編, 熊谷市立図書館, 2003年05月

講演・発表

  • 民力涵養運動と図書館, 新藤透, 第70回日本図書館情報学会研究大会, 2022年10月30日, 日本図書館情報学会, 宮城県仙台市
  • 近世における文庫の蔵書公開 ー早坂報告へのコメント, 新藤透, 日本図書館文化史研究会2021年度第3回研究例会, 2022年03月28日, 日本図書館文化史研究会, 日本国
  • 『戦国の図書館』執筆動機と、 戦国期に於ける 「情報伝達」の諸相, 新藤透, 日本図書館文化史研究会2020年度第1回研究例会, 2020年12月12日, 日本図書館文化史研究会, 日本 zoom
  • 中世・近世初期北方史研究の現状と展望, 十六世紀史研究学会第28回研究会, 十六世紀史研究学会, 市川市男女共同参画センター(千葉県市川市), 中世と近世初頭の北方史研究の現状についてまとめた。
  • 公共図書館と点字図書館の連携に関する実態調査―東京都と大阪府を事例として―, 情報メディア学会第20回研究会, 情報メディア学会, 専修大学神田キャンパス
  • 「文庫史観」からの脱却:小川報告へのコメント, 日本図書館文化史研究会2018年度第1回研究例会, 日本図書館文化史研究会, 明治大学駿河台キャンパス, 同日に行った小川徹報告に対するコメントという形で発表を行った。小川の図書館史研究を、「図書館的機能」に着目した図書館史研究として総括した。
  • 新しい図書館史を求めて―拙著『図書館と江戸時代の人びと』に寄せて―, 第14回みちのく図書館情報学研究会・大会, みちのく図書館情報学研究会, 東北大学川内南キャンパス, 従来の図書館史を文庫を中心とする「文庫史観」であると捉え、その脱却の試みとして、隣接分野の読書史・出版史等の成果も援用すべきと述べた。
  • 女性が愛読していくファッション誌の語彙変遷2, 第19回日本感性工学会大会
  • 教育学者吉田熊次の図書館観と選書認識, 第64回日本図書館情報学会研究大会, 日本図書館情報学会, 天理大学杣之内キャンパス
  • 子どもの読書活動推進における学校図書館と公共図書館の連携について:戦後の国の政策と現在、県内の実例紹介, 平成27年度山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究状況(成果)報告会, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学, 平成27年度山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究の成果を報告した。
  • 教育学者・吉田熊次の図書館認識, 第10回みちのく図書館情報学研究会, みちのく図書館情報学研究会, 東北大学川内南キャンパス, 戦前に活躍した教育学者・吉田熊次について、その著作から図書館認識を窺った。
  • 「刀剣乱舞」に登場する刀剣とキャラのイメージの親和性, 第11回日本感性工学会春季大会, 日本感性工学会, 神戸国際会議場, ゲーム「刀剣乱舞」に登場するキャラクターと刀剣のイメージの相関関係について研究した。
  • 乙部泉三郎の図書館観と選書観の試論的考察ー県立長野図書館長在職前半期を中心にー, 第63回日本図書館情報学会研究大会, 日本図書館情報学会, 学習院女子大学
  • 女性が愛読していくファッション誌の語彙変遷, 第31回ファジィシステムシンポジウム FSS2015 in 調布プログラム, 日本知能情報ファジィ学会・日本神経回路学会, 電気通信大学
  • 女性が愛読していくファッション誌の語彙変遷, 第17回日本感性工学会大会, 日本感性工学会, 文化学園大学, 20代の女性にアンケート調査した結果、どのようなファッション誌に遷移するのか、分かったが、特に語彙に着目して研究を行った。
  • オタク女子はどのようなファッション誌を好むのか, 第8回みちのく図書館情報学研究会, みちのく図書館情報学研究会, 東北大学川内南キャンパス, 18~20歳の、オタク趣味を持つ女子短期大学生は、どのようなファッション誌を愛読する傾向があるのか、またそのファッション誌にはどのようなファッションの特徴が見出せるのか、検討を行った。
  • 乙部泉三郎の図書館観と選書認識:県立長野図書館長在職期間を中心に, 第7回みちのく図書館情報学研究会, みちのく図書館情報学研究会, 東北大学附属図書館本館, 戦前に活躍した県立長野図書館長・乙部泉三郎の図書館観と選書認識について、乙部が発表した論考を読みこみ明らかにした。
  • 女性が愛読していくファッション誌のイメージ変遷, 第10回日本感性工学会春季大会, 日本感性工学会, 京都女子大学
  • 女子短大生が読んできたマンガ雑誌のイメージ変遷, 第10回日本感性工学会春季大会, 日本感性工学会, 京都女子大学
  • 公共図書館における大活字本の普及と現状:東北地方を事例に, 第62回日本図書館情報学会研究大会, 日本図書館情報学会, 梅花女子大学, 本研究は、これからの高齢者サービスを考える際に快適な読書環境造成の一環として、高齢者がより楽しく読書をするために用いる代表的な資料である大活字本の提供について、公共図書館がどのように取り組んでいるのかについて現状を明らかにすることを目的とし、東北地方を事例として公共図書館における大活字本の現状について考察を行い、今後について課題を提案するものである。
  • 日本の公共図書館における生涯学習の役割の研究, 第40回韓国図書館情報学会冬季国際大会, 韓国図書館情報学会, 慶北大学(大韓民国)
  • 日本の公共図書館の大活字本の現状について : 山形県を中心に, 第51回韓国図書館大会, 韓国図書館協会, 金大中コンベンションセンター(大韓民国)
  • 地方改良運動と「選書論」:特に内務官僚・井上友一の思想を中心に, 第5回みちのく図書館情報学研究会, みちのく図書館情報学研究会, 東北大学川内南キャンパス, 日露戦争直後に若手の内務官僚が中心になって起こした地方改良運動と通俗図書館振興について、特に内務官僚の「選書論」に着目して報告した。
  • 女性のファッション誌,マンガ誌,アニメ誌の読書傾向の変遷, 第16回日本感性工学会大会, 日本感性工学会, 中央大学後楽園キャンパス
  • 女性のファッション誌,マンガ誌,アニメ誌の読書傾向の変遷, 第4回みちのく図書館情報学研究会, みちのく図書館情報学研究会, 東北大学川内南キャンパス
  • 市島春城の図書館観と選書認識, 第3回みちのく図書館情報学研究会, みちのく図書館情報学研究会, 東北大学川内南キャンパス, 初代早稲田大学図書館にして3代日本図書館協会会長職を務めた市島春城がどのような図書館観、選書認識をしていたのか検討を行った。
  • 女性のファッション誌,マンガ誌,アニメ誌の読書傾向の変遷, 第9回日本感性工学会春季大会, 日本感性工学会, 北海道大学工学部, 女子短期大学生の幼少期からの雑誌読書歴が現在の趣味・服装感覚にどのような影響を与えたのか、それを明らかにするために山形県立米沢女子短期大学在学生180人にアンケート調査を行い分析を行った。その結果、サブカルチャーに興味を抱くようになる学生の雑誌読書傾向は他の学生と独自な読書歴を中学生あたりから示すようになることが分かった。
  • 学生風紀問題と図書館選書, 第2回みちのく図書館情報学研究会, みちのく図書館情報学研究会, 東北大学川内北キャンパス, 学生風紀問題と通俗小説批判について、本報告は特に明治末期~大正初期の教育学者や教師の言説を中心に、特に教育専門雑誌である『教育時報』の記事で検討を行った。
  • 学生風紀問題と「選書論」, 日本図書館文化史研究会2013年度研究集会, 日本図書館文化史研究会, 東北大学川内北キャンパス, 明治末期から大正にかけて公共図書館や学校図書館に通俗小説を所蔵しないほうが良いとの議論が起こった。これは当時の学生の風紀が大変乱れて社会問題化しており、教育学者や知識人が、その原因の一つが通俗小説であると指摘したことにはじまる。従来の研究では図書館人も通俗小説排除に積極的であったと言われているが、詳細に一次史料を検討した結果、図書館人はむしろ小説を積極的に所蔵して、それを呼び水として図書館に足を運んでもらうことを考えていたことが判明した。
  • 近代日本の図書選択論の基礎的研究, 平成24年度山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究成果(状況)報告会, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学, 筆者が研究代表者となり、山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所から研究資金を供出してもらった共同研究を発表したもの。最終的に「明治期に於ける「学校図書館」の「選書論」について」として論文化した。
  • 「通俗小説」は公共図書館が所蔵するべきか:明治・大正・昭和初期,「通俗小説」をめぐる論争, 情報メディア学会 第13回研究会, 情報メディア学会, 科学技術振興機構, 明治・大正・昭和初期の教育学者や教師、または一般の知識人の言説と図書館人との言説を対比しながら、通俗小説を図書館が所蔵するべきなのか否かについて検討を行った。
  • 明治・大正・昭和初期の図書選択論について:図書館学書を中心に, 2011年度日本図書館情報学会春季研究集会, 日本図書館情報学会, 東京学芸大学小金井キャンパス, 従来はまったく研究されてこなかった明治・大正・昭和初期の「選書論」について、その概要を報告した。
  • 〈場所共同体〉の諸相-「和風改俗」と関連させて-, 第72回民衆思想研究会, 民衆思想研究会, 法政大学市谷キャンパス, 幕末期蝦夷地でのアイヌ人と和人(日本人)との関係を一次史料をもとに検討をした。その結果、従来指摘されてきた「対立関係」だけではなく、「相互扶助」的関係も多く事例として発掘され、「良き関係」も構築されてきたと指摘した。
  • 山形県内の高校図書館におけるマンガ・ケータイ小説の所蔵に関する基礎的研究, 平成21年度山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究成果(状況)報告会, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学, 筆者が研究代表者となり、山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所から研究資金を供出してもらった共同研究を発表したもの。最終的に「山形県内の高校図書館におけるマンガ・ケータイ小説の所蔵に関する基礎的研究」として論文化した。
  • 蝦夷地調査旅行から見る和風改俗, 第36回交通史研究会大会, 交通史研究会, 山形県立米沢女子短期大学, 松浦武四郎が記録した各種蝦夷日誌から、当時幕府が行っていたアイヌ人の和風改俗政策の実態について検討を行った。
  • 箱館奉行の外交交渉-慶応元年、イギリス人アイヌ墳墓盗掘事件を事例に-, 洋学史研究会6月例会, 洋学史研究会, 青山学院大学渋谷キャンパス, 幕末期に、イギリス人が箱館近郊のアイヌ人墓地を訪れ、頭骨等を盗掘した事件が発生した。アイヌ人は箱館奉行所に提訴して、奉行が果敢にイギリス側と折衝して最終的には頭骨等を取り返すのであるが、その交渉記録を詳細に検討して、アイヌ、奉行双方の国家意識を探った。
  • 『新羅之記録』の形成過程に関する一試論, 法政大学国際日本学研究所研究プロジェクト「日本学の総合的研究」テーマプロジェクト⑤「日本の中の異文化(アイヌ文化の成立と変容)」網走特別研究会, 法政大学国際日本学研究所, 北海道立北方民族博物館, 『新羅之記録』の書誌学的検討の一環として、同書が先行するどのような史料を元にして形成されていったのか検討を行い、その一端を口頭報告した。
  • 『新羅之記録』の基礎的研究-中世アイヌ蜂起記述を中心として-, 第40回社会文化史学会大会, 社会文化史学会, 筑波大学東京キャンパス, 現在の北海道の戦国~江戸初期の動向を窺える唯一の史料が『新羅之記録』である。しかしながらその信ぴょう性については従来から疑問視されてきたが本格的な研究はなされていない。本報告は戦国期に相次いで勃発したアイヌ民族と戦国大名蠣崎氏との戦闘の描写を中心に『新羅之記録』記述の信ぴょう性を検討した。
  • 日露和親条約と日露間の領土紛争, 関東近世史研究会6月例会, 関東近世史研究会, 法政大学市谷キャンパス, 幕末期に日本とロシア帝国の間で締結された日露和親条約によって日露間の領土がどのように決まったのか、決まらなかったのか、両国の領土認識と絡めて検討した。
  • 日本型華夷秩序の検討, 法政大学大学院日本史学会月例報告会, 法政大学大学院日本史学会, 法政大学市谷キャンパス, 江戸初期、中華である明が北狄である清に滅ぼされたが、このことは中華が東アジア世界に消滅したことを意味する。中華の消滅が日本に「小中華意識」を芽生えさせたことは先行研究のとおりであるが、では具体的にどういった点でそれが窺えるのか、それを試論的に検討した。

創作・作品

  • 平成27年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「江戸・明治の国文学・国史学研究書の世界」展企画・運営(於山形県立米沢女子短期大学50周年記念資料室), 新藤 透
  • 平成26年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「江戸時代の雑文家・高井蘭山」展企画・運営(於山形県立米沢女子短期大学50周年記念資料室), 新藤 透
  • 平成23年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「『源氏物語』とその世界~伝えられる物語~」展企画・運営(於山形県立米沢女子短期大学50周年記念資料室), 新藤透,岩原真代
  • 平成22度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「源氏物語屏風と近世の本」展企画・運営(於山形県立米沢女子短期大学50周年記念資料室), 新藤透,岩原真代
  • 平成21年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「近世のほん・もんじょの世界」展企画・運営(於山形県立米沢女子短期大学50周年記念資料室), 新藤 透

競争的資金

  • 24K15661, 2024, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), アジア・太平洋戦時下に於ける図書館の役割ー「銃後」の図書館ー
  • 20K12561, 2020, 日本学術振興会, 科学研究費補助金 基盤研究(C), 近代日本の国民国家形成期における図書館の役割, グローバリゼーションが進展し、互に差異を認める多様性、様々な民族の人びとが共に生 きる共生社会の実現が近年叫ばれており、国民国家を相対化する検証がなされている。人文 社会科学の分野では、国民国家を批判的に検証する研究が近年多く発表されている。と同時 に今まで自明のものとしてきた国民国家がどのように成立したのか、それを解明する研究が 各分野で相次いで発表されている。 ところが、図書館情報学の領域で「
  • 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究, 市立米沢図書館所蔵『幼幼精義』の基礎的研究(2)ー米沢藩における西洋医学の受容と展開ー, 『幼幼精義』の翻刻
  • 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究, 「公共図書館と点字図書館の連携」に関する実態調査, 公共図書館における障害者サービスの職員の意識、サービスの実態を東京と大阪を対象に実施。
  • 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究, 市立米沢図書館所蔵『幼幼精義』の基礎的研究
  • 山形県公立大学法人, 平成27年度山形県公立大学法人理事長裁量費, 女子短期大学生のマンガ誌・アニメ誌・ファッション誌に関する読書変遷の研究
  • 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究, 公共図書館・学校図書館・地域社会の連係事業:山形県を中心に
  • 山形県立米沢女子短期大学, 平成26年度 山形県立米沢女子短期大学戦略的研究推進費, 公共図書館における大活字本の普及と現状-山形県を事例に
  • 山形県立米沢女子短期大学, 平成24年度山形県立米沢女子短期大学戦略的研究推進費, 近代日本の図書選択論の基礎的研究
  • 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究, 近代日本の図書選択論の基礎的研究
  • 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子は短期大学附属生活文化研究所共同研究, 置賜地域における書籍の出版・流通・販売、および需要に関する研究
  • 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究, 置賜地域における豪農佐藤家文書の史料学的研究Ⅱ-目録分析および生活文化関係史料の翻刻を中心として-
  • 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究, 置賜地域における豪農佐藤家文書の史料学的研究-目録作成を中心として-
  • 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 山形県立米沢女子短期大学附属生活文化研究所共同研究, 中学校・高等学校図書館におけるマンガ・ケータイ小説の所蔵に関する研究, 中学校・高等学校の学校図書館において、マンガやケータイ小説が、どの程度所蔵されているのか、詳細に調査を行う。そして選書論と絡めて学校図書館にマンガやケータイ小説を所蔵する意義を模索する。
  • 文部科学省, 法政大学国際日本学研究所「日本学の総合的研究」研究プロジェクト(「私立大学学術研究高度化推進事業(学術フロンティア部門)採択」), 日本の中の異文化(アイヌ文化の成立と変容)
  • 20K12561, 近代日本の国民国家形成期における図書館の役割, 本研究の目的は、近代日本の国民国家形成期に図書館がどのような機能を果たしたのか、;文献史料を用いて実証的に解明することである。;本研究の対象期間は、特に政府が図書館を使って民衆を「教化」した時期が2つ存在しているので、それらを重点的に行う。1つは、日露戦争後に起こった官製運動の地方改良運動である。2つめは1940年代のアジア太平洋戦争下での文部省主導による国民読書運動である。;本研究の独自性と創造性は、この2つの期間に行われた図書館を利用しての国民教化プログラムと、実際に実行された事例を分析する事によって図書館を通じて政府はどのような「国民」を形成しようとしたのかその思想とプロセスまで明らかになる。;本研究の目的は、国民国家形成に関して図書館がどのような役割を果たしたのか解明することにある。図書館がどのような役割を政府により担わされ、そして実際に機能したのか考察する。具体的には、①明治期の内務省主導の地方改良運動による図書館推進策とその実態、②アジア太平洋戦争下における文部省の国民読書運動の推進と実態、の2点に着目して解明する。;
    ;令和4年度は新型コロナウイルス感染症も若干下火になってきたことから遅れている計画を遂行すべく、積極的に地方に史料収集に向かった。具体的に史料収集を行った図書館としては、石川県立図書館、山形県立図書館であり、県立長野図書館においては過去に収集した戦前に発刊されていた館報『読書信州』(『県立長野図書館報』、『長野県中央図書館報』、『信州の図書館』改題)の整理を行った。石川県立図書館では、戦前に発刊していた図書館報をすべてコピーし、山形県立図書館でも戦前に刊行されていた図書館報をすべてコピーし、さらに大正・昭和戦前期に毎日記録されていた内部記録『図書館日誌』を複写することができた。特に『図書館日誌』は筆者によって新しく発掘された史料であり、これを分析することによって、戦前の「行啓記念山形県立図書館」が行っていた活動が具に分かるものと期待される。令和4年度は調査が叶わなかった図書館もあるため、最終年度である令和5年度に調査を行いたい。;さらに民力涵養運動について調査を行い、学会報告を1本行った。;研究成果も順次論文化を行い、令和4年度は3本を発表した。;令和4年度は新型コロナウイルス感染症の影響もようやく低下し始め、地方に積極的に史料収集に赴け、当初予定していた場所にはすべて調査に行くことができ、今まで遅れていた予定を挽回することができた。;明治期の地方改良運動についてはおおよその調査は終え、論文化も順次行っている。;研究を進める上で新しく注目した大正期の民力涵養運動について研究に着手することができ、令和4年度では学会報告を行うことができた。;明治・大正と研究が進んできたので、令和4年度では昭和戦前期の国民読書運動についても史料収集に着手することができた。また従来の日本図書館史では見過ごされてきた、戦時下に工場などで行われていた読書会や読書指導を見出すことができた。公刊された書籍を中心にどのような理論で、動員されてきた労働者や青少年に読書指導がなされたのか着手的な研究を行うことができた。;明治期の地方改良運動については、引き続き研究成果を発表していきたい。;大正期の民力涵養運動についても、令和5年度でさらに研究を進め論文化を目指したい。;昭和戦前期、戦中期の図書館の活動、工場などで実施されていた読書指導・読書会については引き続き史料収集や地方での史料採訪を行う。;令和5年度は最終年度であるので、研究のまとめを行いたい。
  • 24K15661, アジア・太平洋戦時下に於ける図書館の役割ー「銃後」の図書館ー, 本研究の目的は、アジア・太平洋戦争下において図書館がどのような役割を果たしたのか、「銃後」の日本社会においていかなる「国民教化」を遂行していったのか明らかにすることである。具体的には①国民精神総動員運動並びに紀元二千六百年祝賀行事において図書館がどのような活動をしたのか、②戦時下の図書館で行われていた「特別巡回文庫活動」(時局文庫、国民精神総動員文庫など)や、国民読書運動として行われた戦時下の読書会の実態解明、③学生が勤労動員された工場で実施された読書会と「読書指導」の3点を軸に解明を進める。

教育活動

担当授業

  • 図書館概論, 2019, 本講義は、図書館司書としての基礎知識を中心に、図書館界全般について概説する。したがって、実践・実務的な内容ではなく、図書館史や理念などの内容が中心となる。|まず日本と西洋の図書館史を簡単に振り返り、図書館がどのような経過を辿って誕生し今日まで存在しているのかを講義する。その上で現代の図書館が行っているサービスや課題を、全般的に概説する。
  • 図書館サービス概論, 2019, 公共図書館の役割が、生涯学習機関として積極的に求められている昨今、かつて図書館の範疇とは考えられなかった新しいサービスも図書館で行われるようになってきている。かつてのように、司書はカウンターで本を読んでいれば事足りる時代は過ぎ去り、図書館が積極的に多種多様な利用者のニーズに応えるために、様々な図書館サービスを行う新しい波が到来している。この授業は、司書として知っておかなければならない基礎知識を身につけるとともに、図書館界の最近の動向についても適宜織り交ぜて講義する。
  • 図書館情報資源特論II, 2019, 図書館の主要な資料は紙媒体の書籍であるが、これからのデジタル社会に向けて、それ以外の資料についての基礎知識も必要とされる。本講義では、印刷資料と非印刷資料に大別し、各資料の概要を解説する。特に昨今注目されている障害者向けの資料、ヤングアダルト資料については時間を割きたい。
  • 図書・図書館史, 2019, 図書館司書としての基礎的な知識として、図書史、図書館史は重要である。欧米では、古代・中世社会の図書館は一握りの階層の人たちだけの施設であったが、市民革命以後、徐々に市民に図書館利用が広まっていったという歴史的経緯を理解させる。また、日本においては古代から図書館は比較的門戸を開いており、近世には識字率が向上し「蔵書の家」と呼ばれる蔵書家が村々に現れ、村人に図書を貸し出していた事実がある。それらが明治以降の図書館の発展の基礎になっていたと思われる。
  • 書誌学I, 2019, 書誌学とは、国文学ならびに日本史学研究の基礎研究の部分にあたり、その内容は大きく三つに大別される。すなわち、①書物の外形的特徴を明らかにして書物を研究する「形態書誌学」、②書物の成立事情やその社会的背景を明らかにし、歴史的な側面からその書物の意義を明らかにする、③写本間を校合して原本(にちかい写本)を見出す、などです。本講義では特に①を中心に行いつつ②・③についても適宜言及する。
  • 書誌学II, 2019, 公共図書館では、江戸後期から明治初頭にかけて刊行された和本が数多く収蔵されている。また旧藩校文庫蔵書も今日の公共図書館に引き継がれているケースも多い。それらの和本はくずし字で表記されているので、司書もくずし字の読解能力が若干あった方が望ましい。この授業では、司書を目指す受講生にくずし字の初歩を身につけてもらうことを目的とする。
  • 図書館制度・経営論, 2019, 法治国家である以上、図書館も日本国憲法、社会教育法、図書館法などといった関連法規に基づいて設立されている。そういった制度面と実際に図書館を経営していくための組織・スタッフ・図書館評価などの知識も司書は知る必要がある。制度・経営両方についての基礎知識を講義する。
  • 図書館情報資源特論II, 2019, 図書館の主要な資料は紙媒体の書籍であるが、これからのデジタル社会に向けて、それ以外の資料についての基礎知識も必要とされる。本講義では、印刷資料と非印刷資料に大別し、各資料の概要を解説する。特に昨今注目されている障害者向けの資料、ヤングアダルト資料については時間を割きたい。
  • 図書館概論, 2019, 本講義は、図書館司書としての基礎知識を中心に、図書館界全般について概説する。したがって、実践・実務的な内容ではなく、図書館史や理念などの内容が中心となる。|まず日本と西洋の図書館史を簡単に振り返り、図書館がどのような経過を辿って誕生し今日まで存在しているのかを講義する。その上で現代の図書館が行っているサービスや課題を、全般的に概説する。
  • 図書館サービス概論, 2019, 公共図書館の役割が、生涯学習機関として積極的に求められている昨今、かつて図書館の範疇とは考えられなかった新しいサービスも図書館で行われるようになってきている。かつてのように、司書はカウンターで本を読んでいれば事足りる時代は過ぎ去り、図書館が積極的に多種多様な利用者のニーズに応えるために、様々な図書館サービスを行う新しい波が到来している。この授業は、司書として知っておかなければならない基礎知識を身につけるとともに、図書館界の最近の動向についても適宜織り交ぜて講義する。
  • 図書館制度・経営論, 2019, 法治国家である以上、図書館も日本国憲法、社会教育法、図書館法などといった関連法規に基づいて設立されている。そういった制度面と実際に図書館を経営していくための組織・スタッフ・図書館評価などの知識も司書は知る必要がある。制度・経営両方についての基礎知識を講義する。
  • 児童サービス論, 2019, 今日の公共図書館が最も力を入れているサービスの一つが「児童サービス」である。その年齢は0歳~18歳までと広く、またサービス内容も児童の発達段階に合わせて多岐にわたっている。本講義ではブックスタートなどの乳幼児サービス、中高生対象のヤング・アダルトサービスまで言及し、広く浅く講義する。
  • 卒業論文, 2019
  • 書誌学I, 2020, 書誌学とは、国文学ならびに日本史学研究の基礎研究の部分にあたり、その内容は大きく三つに大別される。すなわち、①書物の外形的特徴を明らかにして書物を研究する「形態書誌学」、②書物の成立事情やその社会的背景を明らかにし、歴史的な側面からその書物の意義を明らかにする、③写本間を校合して原本(にちかい写本)を見出す、などです。本講義では特に①を中心に行いつつ②・③についても適宜言及する。本授業は講義資料(プリント)をk-smapyⅡで配布を主とし、場合によってはZOOMを利用したオンデマンド授業で補う。|
  • 書誌学II, 2020, 公共図書館では、江戸後期から明治初頭にかけて刊行された和本が数多く収蔵されている。また旧藩校文庫蔵書も今日の公共図書館に引き継がれているケースも多い。それらの和本はくずし字で表記されているので、司書もくずし字の読解能力が若干あった方が望ましい。この授業では、司書を目指す受講生にくずし字の初歩を身につけてもらうことを目的とする。 |なお、本授業はZOOMを使用した双方向で行う。
  • 図書館概論, 2020, 本講義は、図書館司書としての基礎知識を中心に、図書館界全般について概説する。したがって、実践・実務的な内容ではなく、図書館史や理念などの内容が中心となる。|まず日本と西洋の図書館史を簡単に振り返り、図書館がどのような経過を辿って誕生し今日まで存在しているのかを講義する。その上で現代の図書館が行っているサービスや課題を、全般的に概説する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで配布して行う遠隔授業とする。
  • 図書館サービス概論, 2020, 公共図書館の役割が、生涯学習機関として積極的に求められている昨今、かつて図書館の範疇とは考えられなかった新しいサービスも図書館で行われるようになってきている。かつてのように、司書はカウンターで本を読んでいれば事足りる時代は過ぎ去り、図書館が積極的に多種多様な利用者のニーズに応えるために、様々な図書館サービスを行う新しい波が到来している。この授業は、司書として知っておかなければならない基礎知識を身につけるとともに、図書館界の最近の動向についても適宜織り交ぜて講義する。|なお、本授業は、主に講義資料(音声付きppt)をk-smapyⅡで配布して行う遠隔授業とする。
  • 図書館情報資源特論II, 2020, 図書館の主要な資料は紙媒体の書籍であるが、これからのデジタル社会に向けて、それ以外の資料についての基礎知識も必要とされる。本講義では、①図書館の自由に関する宣言や図書館学の5法則、②障害者向けの資料、③ヤングアダルト資料について、それにまつわる諸問題を時間を割いて説明する。||なお、本授業は、主に講義資料(音声付きppt)をk-smapyⅡで配布して行う遠隔授業とする。
  • 図書・図書館史, 2020, 図書館司書としての基礎的な知識として、図書史、図書館史は重要である。欧米では、古代・中世社会の図書館は一握りの階層の人たちだけの施設であったが、市民革命以後、徐々に市民に図書館利用が広まっていったという歴史的経緯を理解させる。また、日本においては古代から図書館は比較的門戸を開いており、近世には識字率が向上し「蔵書の家」と呼ばれる蔵書家が村々に現れ、村人に図書を貸し出していた事実がある。それらが明治以降の図書館の発展の基礎になっていたと思われる。本授業は、主に講義資料(パワーポイント)をk-smapyⅡで配布して行う遠隔授業とする。パワポは音声をつけるかどうか現在検討中。
  • 図書館制度・経営論, 2020, 法治国家である以上、図書館も日本国憲法、社会教育法、図書館法などといった関連法規に基づいて設立されている。そういった制度面と実際に図書館を経営していくための組織・スタッフ・図書館評価などの知識も司書は知る必要がある。制度・経営両方についての基礎知識を講義する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで配布して行う遠隔授業とする。
  • 図書館情報資源特論III, 2020, 図書・図書館史では全15回の中で、世界図書館史と日本図書館史を扱わなければならないので、いきおい前者の比重が大きくなり、わが国の図書館史の時間がとりなくくなっている。本講義では、日本図書館史を通史的に取り扱うだけではなく、特に近代史は一次史料を積極的に取り上げ、史料を読む事で、図書館の歴史的理解を深めることを目的とする。|なお、本授業は、主に講義資料(音声付きppt)をk-smapyⅡで配布して行う遠隔授業とする。
  • 図書館概論, 2020, 本講義は、図書館司書としての基礎知識を中心に、図書館界全般について概説する。したがって、実践・実務的な内容ではなく、図書館史や理念などの内容が中心となる。|まず日本と西洋の図書館史を簡単に振り返り、図書館がどのような経過を辿って誕生し今日まで存在しているのかを講義する。その上で現代の図書館が行っているサービスや課題を、全般的に概説する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで配布して行う遠隔授業とする。
  • 図書館制度・経営論, 2020, 法治国家である以上、図書館も日本国憲法、社会教育法、図書館法などといった関連法規に基づいて設立されている。そういった制度面と実際に図書館を経営していくための組織・スタッフ・図書館評価などの知識も司書は知る必要がある。制度・経営両方についての基礎知識を講義する。|なお、本授業は、主に講義資料(音声付きppt)をk-smapyⅡで配布して行う遠隔授業とする。
  • 図書館サービス概論, 2020, 公共図書館の役割が、生涯学習機関として積極的に求められている昨今、かつて図書館の範疇とは考えられなかった新しいサービスも図書館で行われるようになってきている。かつてのように、司書はカウンターで本を読んでいれば事足りる時代は過ぎ去り、図書館が積極的に多種多様な利用者のニーズに応えるために、様々な図書館サービスを行う新しい波が到来している。この授業は、司書として知っておかなければならない基礎知識を身につけるとともに、図書館界の最近の動向についても適宜織り交ぜて講義する。|なお、本授業は、主に講義資料(音声付きppt)をk-smapyⅡで配布して行う遠隔授業とする。
  • 児童サービス論, 2020, 今日の公共図書館が最も力を入れているサービスの一つが「児童サービス」である。その年齢は0歳〜18歳までと広く、またサービス内容も児童の発達段階に合わせて多岐にわたっている。本講義ではブックスタートなどの乳幼児サービス、中高生対象のヤング・アダルトサービスまで言及し、広く浅く講義する。本授業は、k-smapyⅡで配布する講義資料(プリント)を使った遠隔授業を行う。
  • 書誌学I, 2021, 書誌学とは、国文学ならびに日本史学研究の基礎研究の部分にあたり、その内容は大きく三つに大別される。すなわち、①書物の外形的特徴を明らかにして書物を研究する「形態書誌学」、②書物の成立事情やその社会的背景を明らかにし、歴史的な側面からその書物の意義を明らかにする、③写本間を校合して原本(にちかい写本)を見出す、などです。本講義では特に①を中心に行いつつ②・③についても適宜言及する。本授業は講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布を主とする。|
  • 書誌学II, 2021, 公共図書館では、江戸後期から明治初頭にかけて刊行された和本が数多く収蔵されている。また旧藩校文庫蔵書も今日の公共図書館に引き継がれているケースも多い。それらの和本はくずし字で表記されているので、司書もくずし字の読解能力が若干あった方が望ましい。この授業では、司書を目指す受講生にくずし字の初歩を身につけてもらうことを目的とする。 |毎回担当者を決めてくずし字を翻刻してもらい、授業中で読んでもらいます。演習形式で行いのす。|
  • 図書館概論, 2021, 本講義は、図書館司書としての基礎知識を中心に、図書館界全般について概説する。したがって、実践・実務的な内容ではなく、図書館史や理念などの内容が中心となる。|まず日本と西洋の図書館史を簡単に振り返り、図書館がどのような経過を辿って誕生し今日まで存在しているのかを講義する。その上で現代の図書館が行っているサービスや課題を、全般的に概説する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館サービス概論, 2021, 公共図書館の役割が、生涯学習機関として積極的に求められている昨今、かつて図書館の範疇とは考えられなかった新しいサービスも図書館で行われるようになってきている。かつてのように、司書はカウンターで本を読んでいれば事足りる時代は過ぎ去り、図書館が積極的に多種多様な利用者のニーズに応えるために、様々な図書館サービスを行う新しい波が到来している。この授業は、司書として知っておかなければならない基礎知識を身につけるとともに、図書館界の最近の動向についても適宜織り交ぜて講義する。|なお、本授業は、主に講義資料(ppt)をk-smapyⅡで事前に配布して行う。
  • 図書館情報資源特論II, 2021, 図書館の主要な資料は紙媒体の書籍であるが、これからのデジタル社会に向けて、それ以外の資料についての基礎知識も必要とされる。本講義では、①図書館の自由に関する宣言や図書館学の5法則、②障害者向けの資料、③ヤングアダルト資料について、それにまつわる諸問題を時間を割いて説明する。||なお、本授業は、主に講義資料(音声付きppt)をk-smapyⅡで配布して行う遠隔授業とする。
  • 図書・図書館史, 2021, 図書館司書としての基礎的な知識として、図書史、図書館史は重要である。欧米では、古代・中世社会の図書館は一握りの階層の人たちだけの施設であったが、市民革命以後、徐々に市民に図書館利用が広まっていったという歴史的経緯を理解させる。また、日本においては古代から図書館は比較的門戸を開いており、近世には識字率が向上し「蔵書の家」と呼ばれる蔵書家が村々に現れ、村人に図書を貸し出していた事実がある。それらが明治以降の図書館の発展の基礎になっていたと思われる。本授業は、主に講義資料(パワーポイント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館制度・経営論, 2021, 法治国家である以上、図書館も日本国憲法、社会教育法、図書館法などといった関連法規に基づいて設立されている。そういった制度面と実際に図書館を経営していくための組織・スタッフ・図書館評価などの知識も司書は知る必要がある。制度・経営両方についての基礎知識を講義する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館情報資源特論III, 2021, 図書・図書館史では全15回の中で、世界図書館史と日本図書館史を扱わなければならないので、いきおい前者の比重が大きくなり、わが国の図書館史の時間がとりなくくなっている。本講義では、日本図書館史を通史的に取り扱うだけではなく、特に近代史は一次史料を積極的に取り上げ、史料を読む事で、図書館の歴史的理解を深めることを目的とする。|なお、本授業は、主に講義資料(ppt)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館概論, 2021, 本講義は、図書館司書としての基礎知識を中心に、図書館界全般について概説する。したがって、実践・実務的な内容ではなく、図書館史や理念などの内容が中心となる。|まず日本と西洋の図書館史を簡単に振り返り、図書館がどのような経過を辿って誕生し今日まで存在しているのかを講義する。その上で現代の図書館が行っているサービスや課題を、全般的に概説する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館制度・経営論, 2021, 法治国家である以上、図書館も日本国憲法、社会教育法、図書館法などといった関連法規に基づいて設立されている。そういった制度面と実際に図書館を経営していくための組織・スタッフ・図書館評価などの知識も司書は知る必要がある。制度・経営両方についての基礎知識を講義する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館サービス概論, 2021, 公共図書館の役割が、生涯学習機関として積極的に求められている昨今、かつて図書館の範疇とは考えられなかった新しいサービスも図書館で行われるようになってきている。かつてのように、司書はカウンターで本を読んでいれば事足りる時代は過ぎ去り、図書館が積極的に多種多様な利用者のニーズに応えるために、様々な図書館サービスを行う新しい波が到来している。この授業は、司書として知っておかなければならない基礎知識を身につけるとともに、図書館界の最近の動向についても適宜織り交ぜて講義する。|なお、本授業は、主に講義資料(ppt)をk-smapyⅡで事前に配布して行う。
  • 児童サービス論, 2021, 今日の公共図書館が最も力を入れているサービスの一つが「児童サービス」である。その年齢は0歳〜18歳までと広く、またサービス内容も児童の発達段階に合わせて多岐にわたっている。本講義ではブックスタートなどの乳幼児サービス、中高生対象のヤング・アダルトサービスまで言及し、広く浅く講義する。本授業は、k-smapyⅡで事前に配布する講義資料(プリント)を用いる。
  • 書誌学I, 2022, 書誌学とは、国文学ならびに日本史学研究の基礎研究の部分にあたり、その内容は大きく三つに大別される。すなわち、①書物の外形的特徴を明らかにして書物を研究する「形態書誌学」、②書物の成立事情やその社会的背景を明らかにし、歴史的な側面からその書物の意義を明らかにする、③写本間を校合して原本(にちかい写本)を見出す、などです。本講義では特に①を中心に行いつつ②・③についても適宜言及する。本授業は講義資料(プリント)をk-smapyⅡで配布を主とし、場合によってはZOOMを利用したオンデマンド授業で補う。|
  • 書誌学II, 2022, 公共図書館では、江戸後期から明治初頭にかけて刊行された和本が数多く収蔵されている。また旧藩校文庫蔵書も今日の公共図書館に引き継がれているケースも多い。それらの和本はくずし字で表記されているので、司書もくずし字の読解能力が若干あった方が望ましい。この授業では、司書を目指す受講生にくずし字の初歩を身につけてもらうことを目的とする。 |毎回担当者を決めてくずし字を翻刻してもらい、授業中で読んでもらいます。演習形式で行いのす。|
  • 図書館概論, 2022, 本講義は、図書館司書としての基礎知識を中心に、図書館界全般について概説する。したがって、実践・実務的な内容ではなく、図書館史や理念などの内容が中心となる。|まず日本と西洋の図書館史を簡単に振り返り、図書館がどのような経過を辿って誕生し今日まで存在しているのかを講義する。その上で現代の図書館が行っているサービスや課題を、全般的に概説する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館サービス概論, 2022, 公共図書館の役割が、生涯学習機関として積極的に求められている昨今、かつて図書館の範疇とは考えられなかった新しいサービスも図書館で行われるようになってきている。かつてのように、司書はカウンターで本を読んでいれば事足りる時代は過ぎ去り、図書館が積極的に多種多様な利用者のニーズに応えるために、様々な図書館サービスを行う新しい波が到来している。この授業は、司書として知っておかなければならない基礎知識を身につけるとともに、図書館界の最近の動向についても適宜織り交ぜて講義する。|なお、本授業は、主に講義資料(ppt)をk-smapyⅡで事前に配布して行う。
  • 図書館情報資源特論II, 2022, 図書館の主要な資料は紙媒体の書籍であるが、これからのデジタル社会に向けて、それ以外の資料についての基礎知識も必要とされる。本講義では、①図書館の自由に関する宣言や図書館学の5法則、②障害者向けの資料、③ヤングアダルト資料について、それにまつわる諸問題を時間を割いて説明する。||本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書・図書館史, 2022, 図書館司書としての基礎的な知識として、図書史、図書館史は重要である。欧米では、古代・中世社会の図書館は一握りの階層の人たちだけの施設であったが、市民革命以後、徐々に市民に図書館利用が広まっていったという歴史的経緯を理解させる。また、日本においては古代から図書館は比較的門戸を開いており、近世には識字率が向上し「蔵書の家」と呼ばれる蔵書家が村々に現れ、村人に図書を貸し出していた事実がある。それらが明治以降の図書館の発展の基礎になっていたと思われる。本授業は、主に講義資料(パワーポイント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館制度・経営論, 2022, 法治国家である以上、図書館も日本国憲法、社会教育法、図書館法などといった関連法規に基づいて設立されている。そういった制度面と実際に図書館を経営していくための組織・スタッフ・図書館評価などの知識も司書は知る必要がある。制度・経営両方についての基礎知識を講義する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館情報資源特論III, 2022, 図書・図書館史では全15回の中で、世界図書館史と日本図書館史を扱わなければならないので、いきおい前者の比重が大きくなり、わが国の図書館史の時間がとりなくくなっている。本講義では、日本図書館史を通史的に取り扱うだけではなく、特に近代史は一次史料を積極的に取り上げ、史料を読む事で、図書館の歴史的理解を深めることを目的とする。|なお、本授業は、主に講義資料(ppt)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館概論, 2022, 本講義は、図書館司書としての基礎知識を中心に、図書館界全般について概説する。したがって、実践・実務的な内容ではなく、図書館史や理念などの内容が中心となる。|まず日本と西洋の図書館史を簡単に振り返り、図書館がどのような経過を辿って誕生し今日まで存在しているのかを講義する。その上で現代の図書館が行っているサービスや課題を、全般的に概説する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館制度・経営論, 2022, 法治国家である以上、図書館も日本国憲法、社会教育法、図書館法などといった関連法規に基づいて設立されている。そういった制度面と実際に図書館を経営していくための組織・スタッフ・図書館評価などの知識も司書は知る必要がある。制度・経営両方についての基礎知識を講義する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館サービス概論, 2022, 公共図書館の役割が、生涯学習機関として積極的に求められている昨今、かつて図書館の範疇とは考えられなかった新しいサービスも図書館で行われるようになってきている。かつてのように、司書はカウンターで本を読んでいれば事足りる時代は過ぎ去り、図書館が積極的に多種多様な利用者のニーズに応えるために、様々な図書館サービスを行う新しい波が到来している。この授業は、司書として知っておかなければならない基礎知識を身につけるとともに、図書館界の最近の動向についても適宜織り交ぜて講義する。|なお、本授業は、主に講義資料(ppt)をk-smapyⅡで事前に配布して行う。
  • 児童サービス論, 2022, 今日の公共図書館が最も力を入れているサービスの一つが「児童サービス」である。その年齢は0歳〜18歳までと広く、またサービス内容も児童の発達段階に合わせて多岐にわたっている。本講義ではブックスタートなどの乳幼児サービス、中高生対象のヤング・アダルトサービスまで言及し、広く浅く講義する。本授業は、k-smapyⅡで事前に配布する講義資料(プリント)を用いる。
  • 図書館情報資源概論, 2022, この授業は、主に公共図書館が所蔵している「図書館情報資源」について取り扱う。図書館が「地域の情報基地」としての役割を果たすためには、紙媒体の書籍にとどまらない様々な「情報資源」を広範囲に渡って収集・保存し、利用者に提供しなければならない。図書館司書は「情報資源」について広範な専門知識を有していることが必要条件となっている。この授業はその基礎知識として、「図書館情報資源」全般にわたって、定義、歴史、特徴、提供上の諸注意を講義する。
  • 図書館情報資源概論, 2022, この授業は、主に公共図書館が所蔵している「図書館情報資源」について取り扱う。図書館が「地域の情報基地」としての役割を果たすためには、紙媒体の書籍にとどまらない様々な「情報資源」を広範囲に渡って収集・保存し、利用者に提供しなければならない。図書館司書は「情報資源」について広範な専門知識を有していることが必要条件となっている。この授業はその基礎知識として、「図書館情報資源」全般にわたって、定義、歴史、特徴、提供上の諸注意を講義する。
  • 書誌学I, 2023
  • 書誌学II, 2023
  • 図書館概論, 2023
  • 図書館サービス概論, 2023
  • 図書館情報資源特論II, 2023
  • 図書・図書館史, 2023
  • 図書館制度・経営論, 2023
  • 図書館概論, 2023
  • 図書館制度・経営論, 2023
  • 図書館サービス概論, 2023
  • 児童サービス論, 2023
  • 図書館情報資源概論, 2023
  • 図書館情報資源概論, 2023
  • 書誌学I, 2023, 書誌学とは、国文学ならびに日本史学研究の基礎研究の部分にあたり、その内容は大きく3つに大別される。すなわち、①書物の外形的特徴を明らかにして書物を研究する「形態書誌学」、②書物の成立事情やその社会的背景を明らかにし、歴史的な側面からその書物の意義を明らかにする、③写本間を校合して原本(にちかい写本)を見出す、などである。本講義では特に①を中心に行いつつ②・③についても適宜言及する。本授業は講義資料(プリント)をk-smapyⅡで配布を主とする。|
  • 書誌学II, 2023, 毎回担当者を決めてくずし字を翻刻してもらい、授業中で読んでもらいます。演習形式で行います。江戸時代に寺子屋で使用していた教科書をテキストにして読みますので、くずし字のレベルは初歩的なものです。|
  • 図書館概論, 2023, 本講義は、図書館司書としての基礎知識を中心に、図書館界全般について概説する。したがって、実践・実務的な内容ではなく、図書館史や理念などの内容が中心となる。|まず日本と西洋の図書館史を簡単に振り返り、図書館がどのような経過を辿って誕生し今日まで存在しているのかを講義する。その上で現代の図書館が行っているサービスや課題を、全般的に概説する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館サービス概論, 2023, 公共図書館の役割が、生涯学習機関として積極的に求められている昨今、かつて図書館の範疇とは考えられなかった新しいサービスも図書館で行われるようになってきている。かつてのように、司書はカウンターで本を読んでいれば事足りる時代は過ぎ去り、図書館が積極的に多種多様な利用者のニーズに応えるために、様々な図書館サービスを行う新しい波が到来している。この授業は、司書として知っておかなければならない基礎知識を身につけるとともに、図書館界の最近の動向についても適宜織り交ぜて講義する。|なお、本授業は、主に講義資料(ppt)をk-smapyⅡで事前に配布して行う。
  • 図書館情報資源特論II, 2023, 図書館の主要な資料は紙媒体の書籍であるが、これからのデジタル社会に向けて、それ以外の資料についての基礎知識も必要とされる。本講義では、①図書館の自由に関する宣言や図書館学の5法則、②障害者向けの資料、③ヤングアダルト資料について、それにまつわる諸問題を時間を割いて説明する。|本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書・図書館史, 2023, 図書館司書としての基礎的な知識として、図書史、図書館史は重要である。欧米では、古代・中世社会の図書館は一握りの階層の人たちだけの施設であったが、市民革命以後、徐々に国民に図書館利用が広まっていったという歴史的経緯を理解する。また、日本においては古代から図書館は比較的門戸を開いており、近世には識字率が向上し「蔵書の家」と呼ばれる蔵書家が村々に現れ、村人に図書を貸し出していた事実がある。それらが明治以降の図書館発展の基礎になっていたと思われる。本授業は、主に講義資料(パワーポイント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館制度・経営論, 2023, 法治国家である以上、図書館も日本国憲法、社会教育法、図書館法などといった関連法規に基づいて設立されている。そういった制度面と実際に図書館を経営していくための組織・スタッフ・図書館評価などの知識も司書は知る必要がある。本講義では特に公共図書館を中心に講義する。制度・経営両方についての基礎知識を講義する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館概論, 2023, 本講義は、図書館司書としての基礎知識を中心に、図書館界全般について概説する。したがって、実践・実務的な内容ではなく、図書館史や理念などの内容が中心となる。|まず日本と西洋の図書館史を簡単に振り返り、図書館がどのような経過を辿って誕生し今日まで存在しているのかを講義する。その上で現代の図書館が行っているサービスや課題を、全般的に概説する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館制度・経営論, 2023, 法治国家である以上、図書館も日本国憲法、社会教育法、図書館法などといった関連法規に基づいて設立されている。そういった制度面と実際に図書館を経営していくための組織・スタッフ・図書館評価などの知識も司書は知る必要がある。本講義では特に公共図書館を中心に講義する。制度・経営両方についての基礎知識を講義する。本授業は、主に講義資料(プリント)をk-smapyⅡで事前に配布する。
  • 図書館サービス概論, 2023, 公共図書館の役割が、生涯学習機関として積極的に求められている昨今、かつて図書館の範疇とは考えられなかった新しいサービスも図書館で行われるようになってきている。かつてのように、司書はカウンターで本を読んでいれば事足りる時代は過ぎ去り、図書館が積極的に多種多様な利用者のニーズに応えるために、様々な図書館サービスを行う新しい波が到来している。この授業は、司書として知っておかなければならない基礎知識を身につけるとともに、図書館界の最近の動向についても適宜織り交ぜて講義する。|なお、本授業は、主に講義資料(ppt)をk-smapyⅡで事前に配布して行う。
  • 児童サービス論, 2023, 今日の公共図書館が最も力を入れているサービスの一つが「児童サービス」である。その年齢は0歳〜18歳までと広く、またサービス内容も児童の発達段階に合わせて多岐にわたっている。本講義ではブックスタートなどの乳幼児サービス、中高生対象のヤング・アダルトサービスまで言及し、広く浅く講義する。本授業は、k-smapyⅡで事前に配布する講義資料(プリント)を用いる。また絵本読み聞かせの発表も全員にやってもらう。
  • 図書館情報資源概論, 2023, この授業は、主に公共図書館が所蔵している「図書館情報資源」について取り扱う。図書館が「地域の情報基地」としての役割を果たすためには、紙媒体の書籍にとどまらない様々な「情報資源」を広範囲に渡って収集・保存し、利用者に提供しなければならない。図書館司書は「情報資源」について広範な専門知識を有していることが必要条件となっている。この授業はその基礎知識として、「図書館情報資源」全般にわたって、定義、歴史、特徴、提供上の諸注意を講義する。また選書論についても取り上げる。
  • 図書館情報資源概論, 2023, この授業は、主に公共図書館が所蔵している「図書館情報資源」について取り扱う。図書館が「地域の情報基地」としての役割を果たすためには、紙媒体の書籍にとどまらない様々な「情報資源」を広範囲に渡って収集・保存し、利用者に提供しなければならない。図書館司書は「情報資源」について広範な専門知識を有していることが必要条件となっている。この授業はその基礎知識として、「図書館情報資源」全般にわたって、定義、歴史、特徴、提供上の諸注意を講義する。また選書論についても取り上げる。

教育活動に関する実践・工夫・取組等

  • 2021, 「児童サービス論」における「読み聞かせ」の発表, 「児童サービス論」では図書館現場での実践も意識し、全受講生に読み聞かせの実演を科している。
  • 2021, 「図書・図書館史」での実物の提示, 「図書・図書館史」では、紙媒体以外の図書のレプリカを持参して受講生に閲覧させている。パピルス、木簡、世界最古の印刷物「百万等陀羅尼」などである。
  • 2021, 「書誌学Ⅰ」での和本回覧, 「書誌学Ⅰ」では、受講生に教員架蔵の江戸期の版本・写本を回覧させ、古典籍の実物にふれさせている。

学外活動

学協会活動

  • 國學院大學國文學會, 2021年11月19日
  • 北海道文化財保護協会, 2019年11月29日
  • 日本出版学会, 2019年05月11日
  • 十六世紀史研究学会
  • 日本図書館研究会
  • 新潟県人文研究会
  • 日本歴史学会
  • 情報メディア学会
  • 図書館綜合研究会
  • 日本図書館協会
  • 日欧比較文化研究会
  • 日本図書館情報学会
  • 日本図書館文化史研究会
  • みちのく図書館情報学研究会

学外委員等活動

  • 2024年07月10日, 情報メディア学会, 副編集委員長
  • 2024年06月22日, 情報メディア学会, 理事
  • 2024年02月10日, 國學院大學國文學會, 常任委員
  • 2023年11月18日, 國學院大學國文學會, 委員
  • 2020年09月19日, 日本図書館文化史研究会, 編集委員
  • 2020年05月24日, 2020年12月07日, 日本出版学会, プログラム委員会副委員長
  • 2020年05月24日, 2022年05月14日, 日本出版学会, 理事
  • 2020年04月08日, 2020年07月04日, 情報メディア学会, 第8回情報メディァ学会論文賞選考委員会選考委員
  • 2020年04月01日, 新潟県人文研究会, 編集委員長
  • 2019年11月02日, 2024年06月22日, 情報メディア学会, 研究大会企画委員
  • 2019年10月01日, 2022年05月14日, 日本出版学会, 日本出版学会賞審査委員
  • 2018年08月, 2021年07月11日, 情報メディア学会, 編集委員
  • 2018年05月, 図書館総合展運営委員会, 運営協力委員
  • 2018年04月, 9999年, 日本図書館文化史研究会, 運営委員
  • 2018年04月, 2018年06月, 情報メディア学会第7回情報メディア学会論文賞選考委員会, 選考委員
  • 2016年08月, 2018年08月, 公益財団法人米沢上杉文化振興財団ナセBA(市立米沢図書館・よねざわ市民ギャラリー)運営協議会, 副会長・委員
  • 2016年05月, 2017年03月, 山形県立図書館, 活性化アドバイザー
  • 2016年04月, 9999年, 総合歴史研究会, 常任理事
  • 2016年05月, 2016年06月, 情報メディア学会第6回情報メディア学会論文賞選考委員会, 選考委員
  • 2016年03月, 2016年05月, 山形県立図書館情報システム再構築業務に係る事業者選定審査委員会, 審査委員
  • 2016年04月, 2016年04月, 山形県立米沢女子短期大学国語国文学会, 会計監査
  • 2015年04月, 2016年03月, 山形県立図書館活性化検討委員会, 委員
  • 2005年, 2016年03月, 総合歴史研究会, 会長
  • 2014年04月, 2014年06月, 情報メディア学会第5回情報メディア学会論文賞選考委員会, 選考委員
  • 2014年04月, 9999年, 新潟県人文研究会, 委員
  • 2013年05月25日, 2019年05月24日, 山形県図書館協議会, 委員
  • 2012年07月, 2018年06月, 情報メディア学会, 理事
  • 2012年07月, 2018年06月, 情報メディア学会, 編集委員長
  • 2008年04月, 2018年03月, 山形県立米沢女子短期大学国語国文学会, 常任委員
  • 2006年10月, 9999年, 図書館綜合研究会, 会長
  • 2011年05月, 2011年05月, 山形県立米沢女子短期大学国語国文学会, 会計監査
  • 2008年04月, 2009年03月, 山形県立米沢女子短期大学国語国文学会, 『米沢国語国文』編集担当
  • 2001年, 2006年, 関東近世史研究会, 常任委員

社会貢献活動

  • 多彩な和装本, 國學院大學, 國學院大學オープンキャンパス2024模擬授業, 2024年08月24日
  • 図書館 30年で1.5倍 地方創生の「実験場」 人が集まる場所へ模索続く, 産経新聞大阪本社, 産経新聞, 2024年06月23日
  • 日本の図書館史を考える, 東海大学ティーチングクオリフィケーションセンター, 東海大学ティーチングクオリフィケーションセンター公開講演会, 2024年01月10日
  • 第25回図書館総合展フォーラム(WEB)「開架できる和装本 和装本をもっと身近に~芸艸堂の木版本」, 日外アソシエーツ株式会社, 第25回図書館総合展, 2023年10月26日, 2023年11月15日
  • 図書館史から考えるコミュニティーとしての図書館, 仙台市民図書館, 令和5年度仙台市図書館職員研修会, 2023年08月24日
  • 図書館 街おこしの目玉 全国3400施設、20年で3割増 育児やビジネスも支援, 日本経済新聞社, 日本経済新聞朝刊, 2023年06月08日, 日本経済新聞社の齋陸記者から取材を受け、地域課題に取り組む公共図書館について語った。
  • 図書館に行こう!, 読売新聞東京本社, 読売KODOMO新聞, 2023年06月01日, 「読売KODOMO新聞」の取材に応じて、日本最古の「図書館」である聖徳太子の「書屋」と、移動図書館の前身である巡回文庫について解説した。当該記事の監修も行った。
  • 貴族の蔵書広めた教養 図書館 今は読書も憩いも, 日本経済新聞社, 日本経済新聞夕刊, 2022年08月22日, 日本経済新聞社の亀田知明記者から取材を受け、日本の図書館の歴史について話した。
  • 【ラジオ出演】私の日本語辞典 NHKラジオ第2, NHK, 私の日本語辞典, 2021年07月03日, 2021年07月31日, NHKラジオ第2で放送されている「私の日本語辞典」に「戦国時代の図書館に求められたもの」と題し、全5回にわたって出演し、戦国期の「図書館」活動について解説をした。
  • 図書館の真の姿を問いながら、これからのあり方を図書館の歴史を紐解き考える, 北日本図書館連盟 山形県教育委員会 山形県図書館協会, 令和2年度 北日本図書館連盟研究協議会(第40回山形県図書館研究大会), 2020年10月22日
  • 2020いちにち図書館みんなのオススメ本リスト, 旭区まちづくりポット, 2020年03月23日, ※ゆうきまさみ『新九郎、奔る!』1~3、楠田匡介『いつ殺される』、呉座勇一『応仁の乱』を選定。
  • 【國學院大學メディア】図書館はイベント会場か? 新藤透・文学部准教授(後編), 学校法人國學院大學, 國學院大學ホームページ, 2020年02月13日
  • 【國學院大學メディア】歴史好きなら、図書館史はとても面白い! 新藤透・文学部准教授(前編), 学校法人國學院大學, 國學院大學ホームページ, 2020年02月13日
  • 近世に於ける「図書館」の発見, 慶應義塾大学文学部, 令和元年度極東証券寄附講座「文献学の世界 書物と知の組織化」, 2019年11月14日, 慶應義塾大学文学部が秋学期に開講している「文献学の世界」(極東証券寄附講座)に特別講師として「近世に於ける「図書館」の発見」と題して講義を行った。
  • 『Library Resource Guide』第28号特集「民間公共の系譜:近代の人々はいかにして図書館を興してきたのか」への助言, アカデミック・リソース・ガイド, 『Library Resource Guide』第28号特集「民間公共の系譜:近代の人々はいかにして図書館を興してきたのか」, 2019年09月30日, 『Library Resource Guide』第28号特集「民間公共の系譜:近代の人々はいかにして図書館を興してきたのか」に対して、アカデミック・リソース・ガイドの岡本真社長から助言を求められたので行った。
  • interview 今なお変化する図書館。日本図書館文化史の通史を知ることで見えてくる図書館のこれからの姿とは 新藤透さん, 公益財団法人図書館振興財団, 『図書館の学校』2019年夏号, 2019年06月20日, 勉誠出版から出版された『図書館の日本史』の内容と、日本図書館文化史研究の意義について語った。さらに令和時代の図書館像についても言及した。
  • 近世に於ける「図書館的活動の萌芽」ー羽田八幡宮文庫ー, 豊橋市図書館, とよはしアーカイブ公開記念シンポジウム「近代図書館の先駆け羽田八幡宮文庫」, 2019年06月16日, 豊橋市図書館から依頼を受け、幕末維新期に存在した羽田八幡宮文庫の「図書館的機能」について、日本図書館文化史の視点から近代図書館の先駆的活動と意義づけた。
  • 豊橋市中央図書館所蔵羽田八幡宮文庫蔵書・関係史料の日本図書館文化史的価値の助言, 豊橋市中央図書館, 2019年03月26日, 豊橋市中央図書館から依頼を受け、同館が所蔵している嘉永2年(1849)に設立された羽田八幡宮文庫所蔵書ならびに関係史料の日本図書館史上の意義を同図書館に助言・指導を行った。
  • 第20回図書館総合展ポスターセッション「公共図書館と点字図書館の連携ー東京都と大阪府の調査ー」, 図書館総合展運営員会, 第20回図書館総合展, 2018年10月30日, 2018年11月01日, 坪井飛呂香、野口武悟両氏と共に、第20回図書館総合展のポスターセッションで、公共図書館と点字図書館の連携の調査についてポスター発表を行った。
  • 江戸時代の庶民の読書ネットワーク, 旭区まちづくりポット, トークイベント本×まちづくり~過去・現在・未来~, 2018年10月20日, 神奈川県横浜市旭区でマイクロライブラリーによるまちづくり運動を市民の目線で行っている旭区まちづくりポットから招聘を受けて、トークイベントに参加した。江戸後期の「蔵書の家」と村人の地域コミュニティについてトークを行った。
  • 平成29年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「日本図書館文化史研究会2017年度米沢研究集会」の開催, 日本図書館文化史研究会, 2017年度米沢研究集会, 2017年09月16日, 2017年09月17日, 日本図書館文化史研究会の2017年度研究集会を山形県立米沢女子短期大学で開催した。開催にあたり学園都市推進協議会から補助金を授与された。
  • 図書館分類法の基礎概念, 山形県立図書館, 平成29年度山形県図書館職員専門研修(分類基礎編), 2017年06月19日, 山形県内の公共図書館、大学図書館、高校図書館の職員を対象に、日本十進分類法の基礎を講義した。
  • 平成28年度米東i-seeプロジェクト「情報検索スキル講座 情報検索の基礎」, 山形県立米沢東高等学校, 平成28年度米東i-seeプロジェクト, 2016年06月13日, 山形県立米沢東高等学校1年生に図書情報の検索の仕方、インターネット情報と紙媒体での情報の特性について講義した。
  • 【渡部裕明の奇人礼賛】武田信広(下)「アイヌの蜂起」がもたらした覇権, 産経新聞大阪本社, 産経新聞, 2016年04月26日, 拙著『北海道戦国史と松前氏』に記載がある武田信広=蠣崎蔵人説について、産経新聞社の取材を受けた。
  • 【渡部裕明の奇人礼賛】武田信広(上)戦国時代に北海道を制覇した「謎の武将」, 産経新聞大阪本社, 産経新聞, 2016年04月13日, 拙著『北海道戦国史と松前氏』に記載がある武田信広=蠣崎蔵人説について、産経新聞社の取材を受けた。
  • 平成27年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「江戸・明治の国文学・国史学研究書の世界」展, 山形県立米沢女子短期大学国語国文学科図書館情報学研究室, 平成27年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「江戸・明治の国文学・国史学研究書の世界」展, 2016年02月03日, 2016年02月06日
  • 平成27年度米東i-seeプロジェクト「出前講義 情報検索の基礎」, 山形県立米沢東高等学校, 平成27年度米東i-seeプロジェクト, 2015年10月07日, 2015年10月08日, 山形県立米沢東高等学校1年生に図書情報の検索の仕方、インターネット情報と紙媒体での情報の特性について講義した。
  • 山形県立図書館デジタルアーカイブ事業に対する郷土資料電子化に関する助言, 山形県立図書館, 山形県立図書館デジタルアーカイブ事業, 2015年07月23日, 山形県立図書館が進めているデジタルアーカイブ事業に対して、電子化を予定している郷土資料(江戸~昭和初期)の選定への助言を行った。
  • 提言の広場 第2255回「若者へ、読書のすすめ」, 山形テレビ, 提言の広場 第2255回, 2015年05月16日, 山形県鶴岡市立図書館が行ったアンケート調査によると、高校生があまり読書をしていないことが判明した。コメンテーターとしてスタジオ出演し、読書の重要性、そのために公共図書館、学校図書館はどうすべきかをコメントした。
  • 山形県立小国高等学校学校設定科目「地域文化学(総合的な学習の時間)」講師, 山形県立小国高等学校, 山形県立小国高等学校学校設定科目「地域文化学(総合的な学習の時間)」, 2015年05月01日, 2015年11月27日, 平成18年度より行われている、山形県立小国高等学校1年生を対象とした「地域文化学(総合的な学習の時間)」の講師を委嘱された。小国高等学校の高大連携事業であり、山形県内の大学・短期大学の教員が月に一回小国高校に出張して講義や指導を行い、地元の諸問題についてグループ発表を班別に行うというもの。公共図書館や学校図書館に所蔵されるべき図書とはどのようなものがふさわしいのか、その固定観念は正しいのか、について講義と発表の指導を行った。
  • 江戸時代の実用書がずらり 高井蘭山展, 米沢新聞社, 米沢新聞, 2015年01月28日, 『米沢新聞』の高井蘭山展の取材に応じた。
  • 平成26年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「江戸時代の雑文家・高井蘭山」展, 山形県立米沢女子短期大学国語国文学科図書館情報学研究室, 平成26年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「江戸時代の雑文家・高井蘭山」展, 2015年01月27日, 2015年01月30日, 江戸時代の雑文家・高井蘭山(1762?~1838)の著作を集め、広く一般に展示した。
  • 高校図書館と選書, 山形県高等学校教育研究会図書館部会置賜支部, 平成26年度山形県高等学校教育研究会図書館部会置賜支部 置賜地区図書館担当職員研修会, 2014年11月05日, 山形県置賜地方の高校の司書教諭の研修会に講師として講演を行った。高校生の読書の現状とサブカルチャー図書の高校図書館の導入に関して肯定的に解説した。
  • 歴史学と書誌学, 熊本県立大学文学部日本語日本文学科, 「歴史学講義」, 2014年10月31日, 熊本県立大学文学部日本語日本文学科大島明秀准教授の招聘により、文学部開設科目「歴史学講義」の特別講義として歴史学と書誌学との関係、書誌学的研究の歴史学導入の重要性を解説した。
  • 江戸時代の本をさわってみよう!, 山形県立米沢女子短期大学, 山形県立米沢女子短期大学オープンキャンパス2014, 2014年08月02日, 高校生を対象に国語国文学科の模擬授業を行った。
  • 世界図書館史の構造:図書館の存在意義と「選書論」を中心に, 山形県立米沢女子短期大学, 平成26年度山形県立米沢女子短期大学公開講座, 2014年06月13日, 2014年06月27日, 山形県立米沢女子短期大学主催の公開講座で、全3回に渡って講演を行った。世界と日本の図書館史を外観した上で、図書館の存在意義と利用目的について解説し、今日の図書館がどのような役割を果たすべきなのか最後に提言を行った。
  • 和本のいろいろ, 山形県立米沢女子短期大学, 山形県立米沢女子短期大学オープンキャンパス2013, 2013年07月27日, 高校生を対象に国語国文学科の模擬授業を行った。
  • 日本文化トリビア講義「間違いやすい江戸時代の常識」, 唱歌・昭和歌謡で綴る初秋の音楽会, 唱歌・昭和歌謡で綴る初秋の音楽会, 2012年09月01日, 新潟県新潟市のBlue Cafeで行われた音楽会の幕間に、時代劇で描かれている江戸時代が如何に誤りが多いものであったのか講演を行った。
  • 和本のいろいろ, 山形県立米沢女子短期大学, 山形県立米沢女子短期大学オープンキャンパス2012, 2012年07月15日, 高校生を対象に国語国文学科の模擬授業を行った。
  • 平成23年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「『源氏物語』とその世界~伝えられる物語~」展, 山形県立米沢女子短期大学国語国文学科図書館情報学研究室, 平成23年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「『源氏物語』とその世界~伝えられる物語~」展, 2012年01月16日, 2012年01月20日, 学園都市推進協議会の後援を得て、山形県立米沢女子短期大学50周年記念資料室で企画展示を行った。
  • パスファインダー入門, 山形県立図書館, 平成23年度第3回山形県立図書館職員研修会, 2011年08月22日, 山形県立図書館から依頼を受け、職員向けの研修会でパスファインターの基礎知識について解説を行った。
  • 和装本のいろいろ, 山形県立米沢女子短期大学, 山形県立米沢女子短期大学オープンキャンパス2011, 2011年07月09日, 高校生を対象に国語国文学科の模擬授業を行った。
  • 平成22年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「源氏物語屛風と近世の本」展, 山形県立米沢女子短期大学国語国文学科図書館情報学研究室, 平成22年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「源氏物語屛風と近世の本」展, 2011年01月13日, 2011年01月18日, 学園都市推進協議会の後援を得て、山形県立米沢女子短期大学50周年記念資料室で企画展示を行った。
  • 公共図書館とベストセラー-公共図書館にベストセラーは置くべきか-, 米沢市役所, 平成22年度米沢まちなかカレッジ, 2010年11月29日, 山形県米沢市主催の社会人向け公開講座「米沢まちなかカレッジ」からの依頼を受け、講演を行った。公共図書館が最近ベストセラー小説やタレント本、マンガなどを大量に購入して、複本も大量に購入している問題が全国的に問題になっており、その解説を行い、新図書館建設が計画されている米沢市の新図書館はどうあるべきか指摘した。
  • 和本のいろいろ, 山形県立米沢女子短期大学, 山形県立米沢女子短期大学オープンキャンパス2010, 2010年07月04日, 高校生を対象に国語国文学科の模擬授業を行った。
  • 平成21年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「近世のほん・もんじょの世界」展, 山形県立米沢女子短期大学国語国文学科図書館情報学研究室, 平成21年度学園都市推進協議会(山形県置賜地方)支援協力金授与事業「近世のほん・もんじょの世界」展, 2009年12月08日, 2009年12月18日, 学園都市推進協議会の後援を得て、山形県立米沢女子短期大学50周年記念資料室で企画展示を行った。
  • 古典籍のいろいろ, 山形県立米沢女子短期大学, 山形県立米沢女子短期大学オープンキャンパス2009, 2009年06月28日, 高校生対象に国語国文学科の模擬授業を行った。
  • 学校図書館資料としてのマンガ・ケータイ小説をめぐる諸説, 山形県高等学校教育研究会図書館部会置賜支部, 平成20年度山形県高等学校教育研究会図書館部会置賜支部 置賜地区図書館担当職員研修会, 2008年11月18日, 山形県置賜地区の高等学校図書館の司書、司書教諭を対象にして講演を行った。学校図書館にマンガを所蔵するか否か、埼玉県北部で行ったアンケート調査を元にして解説を行った。
  • 図書館サービスと著作権, 山形県教育委員会, 平成20年度社会教育専門研修 図書館講座, 2008年07月04日, 山形県内の現職の図書館司書・学校司書・司書教諭を対象にした研修会で講演を行った。著作権法についての概説と、図書館で気をつけることを中心にわかりやすく解説した。
  • 図書館資料とマンガ, 山形県立米沢女子短期大学, 山形県立米沢女子短期大学オープンキャンパス2008, 2008年06月29日, 高校生を対象に国語国文学科の模擬授業を行った。
  • 司書職員による大学附属図書館ご案内, 狭山ケーブルテレビ, 武蔵野学院大学・武蔵野短期大学カレッジステーション, 2007年11月, 武蔵野学院大学・武蔵野短期大学が狭山ケーブルテレビで大学広報番組を放送しており、その番組に出演し、武蔵野学院大学・武蔵野短期大学附属図書館を司書とともに案内した。
  • 狭山史の“舞台”を行く 第7回「ムサシノの守り神~稲荷神社、武蔵野神社」, 狭山ケーブルテレビ, 武蔵野学院大学・武蔵野短期大学カレッジステーション, 2007年08月, 狭山ケーブルテレビに出演。埼玉県狭山市の史跡を巡る番組にレギュラー出演した。
  • 狭山史の“舞台”を行く 第6回「川越鉄道(現・西武新宿線)線路切断事件」, 狭山ケーブルテレビ, 武蔵野学院大学・武蔵野短期大学カレッジステーション, 2007年07月, 狭山ケーブルテレビに出演。埼玉県狭山市の史跡を巡る番組にレギュラー出演した。
  • 狭山史の“舞台”を行く 第5回「城山砦」, 狭山ケーブルテレビ, 武蔵野学院大学・武蔵野短期大学カレッジステーション, 2007年06月, 狭山ケーブルテレビに出演。埼玉県狭山市の史跡を巡る番組にレギュラー出演した。
  • 狭山史の“舞台”を行く 特別編「武蔵野の歴史~高橋一男記念文庫~」, 狭山ケーブルテレビ, 武蔵野学院大学・武蔵野短期大学カレッジステーション, 2007年03月, 狭山ケーブルテレビに出演。今回は特別編として、武蔵野学院大学・武蔵野短期大学附属図書館内にある、学校法人武蔵野学院理事長を務め、中学文学の研究者でもあった高橋一男氏の蔵書が所蔵されている記念文庫を紹介した。
  • 狭山史の“舞台”を行く 第4回「八幡神社と境内の諸神社」, 狭山ケーブルテレビ, 武蔵野学院大学・武蔵野短期大学カレッジステーション, 2007年02月, 狭山ケーブルテレビに出演。埼玉県狭山市の史跡を巡る番組にレギュラー出演した。
  • 狭山史の“舞台”を行く 第3回「成円寺の大銀杏」, 狭山ケーブルテレビ, 武蔵野学院大学・武蔵野短期大学カレッジステーション, 2007年02月, 狭山ケーブルテレビに出演。埼玉県狭山市の史跡を巡る番組にレギュラー出演した。
  • 狭山史の“舞台”を行く 第2回「大正天皇陸軍特別大演習記念碑」, 狭山ケーブルテレビ, 武蔵野学院大学・武蔵野短期大学カレッジステーション, 2006年12月, 狭山ケーブルテレビに出演。埼玉県狭山市の史跡を巡る番組にレギュラー出演した。
  • 狭山史の“舞台”を行く 第1回「庚申塔と富士講の石碑」, 狭山ケーブルテレビ, 武蔵野学院大学・武蔵野短期大学カレッジステーション, 2006年11月, 武蔵野学院大学・武蔵野短期大学が狭山ケーブレテレビで大学広報番組を放送しており、その中で埼玉県狭山市の知られざる文化遺産を紹介するコーナーがあり、毎回出演して文化遺産の解説を行った。