「情報文化論の展望XⅢ」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第13巻, 46, 50, 2018年12月, 情報文化研究会
「情報文化論の展望XⅡ」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第12巻, 77, 90, 2016年12月, 情報文化研究会
「情報文化論の展望XⅠ」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第11巻, 67, 72, 2014年12月, 情報文化研究会
「フォン・ノイマンの哲学」, 高橋昌一郎, 『國學院雑誌』, 第114巻第11号, 44, 54, 2014年11月, 國學院大學
「ジョン・フォン・ノイマン 数学者:全訳・解題」, 高橋昌一郎, 『現代思想:総特集フォン・ノイマン』, 第41巻, 第10号, 10, 24, 2013年08月, 青土社
「情報文化論の展望Ⅹ」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第10巻, 44, 49, 2012年12月, 情報文化研究会
「アラン・チューリング 計算機械と知性:全訳・解題」, 高橋昌一郎, 『現代思想:総特集チューリング』, 第40巻, 第14号, 8, 36, 2012年11月, 青土社
「決定論と非決定論の絶妙なバランス」, 高橋昌一郎, 『別冊ニュートン:未来はすべて決まっているのか』 , 134, 137, 2011年09月, ニュートンプレス
「情報文化論の展望ⅠX」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第9巻, 53, 57, 2010年12月, 情報文化研究会
「なぜ科学を選ぶべきなのか」, 高橋昌一郎, 『añjali』, 第18号, 14, 17, 2009年12月, 親鸞仏教センター
「情報文化論の展望VⅢ」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第8巻, 59, 63, 2008年12月, 情報文化研究会
「詐欺の論理」, 高橋昌一郎, 『TASC MONTHLY』, 第388号, 11, 16, 2008年04月, たばこ総合研究センター
「クルト・ゲーデル 数学基礎論における幾つかの基本的定理とその帰結:全訳・解題」, 高橋昌一郎, 『現代思想:総特集ゲーデル』, 第35巻, 第3号, 8, 24, 2007年02月, 青土社
「情報文化論の展望VⅡ」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第7巻, 56, 60, 2006年12月, 情報文化研究会
「情報文化論の展望VⅠ」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第6巻, 51, 55, 2004年12月, 情報文化研究会
「情報文化論の展望Ⅴ」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第5巻, 88, 94, 2002年12月, 情報文化研究会
「科学哲学の必要性」, 高橋昌一郎, 『物理教育』, 第50巻第2号, 103, 107, 2002年05月, 日本物理教育学会
「情報文化論の展望ⅠV」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第4巻, 31, 35, 2000年12月, 情報文化研究会, 展望Ⅲでは、社会科学における「不可能性」に焦点を当てたが、展望Ⅳでは、自然科学の限界について議論する。ゲーデルからチャイティンにいたる不完全性定理は、どのような意味で物理学や生物学の限界に関与するのか考察する。
「情報文化論の展望Ⅲ」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第3巻, 31, 35, 1999年12月, 情報文化研究会, 展望Ⅰと展望Ⅱで述べたように,曖昧性のつきまとう情報文化論を展望するためには,むしろ不完全性や決定不可能性のように明確な「限界」にかかわる議論の追究が必要不可欠である。その主旨に基づき,展望Ⅲでは,社会科学における「不可能性」に焦点を当てた。コンドルセおよびボルダによる「投票のパラドックス」を分析し,パウロスの「投票の決定不可能モデル」によって投票方式が当選者を規定する可能性を示し,さらに「アローの不可能性定理」を概説した。
「情報文化論の展望Ⅱ」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第2巻, 46, 53, 1998年12月, 情報文化研究会, 展望Ⅰで提起した問題を掘り下げると,人間と情報処理がどのような関係にあるのか,機械は思考しているのか,さらに人間は機械なのかといった議論に発展する。展望Ⅱでは,「ハードウエアとソフトウエア」の二元論的見解の分析から「アルゴリズムとテューリング・マシン」にいたる議論を分析し,その限界を示す「不完全性と決定不可能性」と人間機械論論争を概観した。
「情報文化論の展望Ⅰ」, 高橋昌一郎, 『情報文化論』, 第1巻, 3, 8, 1997年12月, 情報文化研究会, 「情報」とは何か,「文化」とは何か,そして「情報文化論」とは何かについて,シャノンとタイラーの定義を中心に概観し,コンピュータの情報処理から人間の意思決定にいたる論理の飛躍に関する問題を提起した。この問題は,ビット化された記号処理概念と意思決定概念を同等とみなしてよいのかという問題に置き換えることができる。展望Ⅰでは,この議論に関連する基礎概念を分析した。
「ゲーデルとウィトゲンシュタイン」, 高橋昌一郎, 『創文』, 第359号, 18, 21, 1994年10月, 創文社, ヴィトゲンシュタインとゲーデルは,今世紀初頭のイギリスとアメリカの思想的混乱の中で,共に「理性の限界」を生涯にわたって追究し続けた二人の天才である。彼らは三十代までに哲学と論理学の基礎に関する独創的な業績を残し,すでに生前から伝説的存在であったことでも知られているが,後半生において,神経症的な苦痛を伴う孤独な研究に没頭し,重要な成果を得ていたにもかかわらず,その大部分を破棄または未発表で終わらせた点も共通している。しかし,彼らの最大の相違は,本質的に相反する哲学に到達したことであろう。ゲーデルは,人間の数学的直観は体系を超越して真理に到達することができ,しかもその真理が実在することを強く信じていた。したがって,自らが「論理哲学論考」で確立した論理主義を徹底的に批判し言語自体への懐疑に陥った後期ヴィトゲンシュタインの哲学全体が,ゲーデルにとっては理性の放棄と思われたのだと考えられる。
「ゲーデルの哲学」, 高橋昌一郎, 『本』, 第19巻第8号, 46, 48, 1994年08月, 講談社, ゲーデルは1978年に71歳で生涯を閉じた。その死後,五編の未発表論文・十冊の講義録・百冊(5000ページ以上)の未発表ノートが発見された。その内容は,S.Fefermanを中心とする研究グループが解読および資料化を進めており,とくに1941年以降の哲学に関する言及に独創的な見解が認められている。ゲーデルが導いた一般相対性理論の回転宇宙論解とカントの時間概念の関係,E.Husserl と現象学に関する記述, G.Cantorの集合論および選択公理と連続体仮説についての哲学的考察について,「ゲーデルの哲学」研究の必要性を指摘した。
「不完全性定理から現代論理学へ」, 高橋昌一郎, 『科学朝日』, 第54巻第3号, 20, 25, 1994年03月, 朝日新聞社, ゲーデルの不完全性定理は,一言でいえば,システムの限界を表現している。ここでシステムとは,①一定の公理と推論規則に基づいて構成され,②無矛盾であり,③自然数論を含む程度に複雑な体系であれば,どのような対象でもかまわない。したがって,自然数論や集合論の公理体系ばかりでなく,実際には有意味な情報を産出する公理体系のほとんどすべてに適用することができる。不完全性定理によれば,このような条件を満たす任意のシステムにおいては,証明することも反証することもできない文がシステム内に存在し(第1不完全性),システムに矛盾が生じないことをシステム内で証明することはできない(第2不完全性)。つまり,自己完結した完全無欠なシステムが存在しないことが証明されるわけである。この証明がどのような意味を持ち,現代論理学にどのような影響を与えているのかを考察する。
「アメリカ科学哲学会第13回大会報告」, 高橋昌一郎・丹治信春, 『科学哲学』, 第26巻, 139, 141, 1993年11月, 日本科学哲学会(早稲田大学出版部), 丹治信春(東京都立大学助教授), アメリカ科学哲学会は,1934年の創立以来,ジャーナル:“Philosophy of Science”を年4回発行し,1968年以降は2年おきに国際大会を開催している。正会員資格は,哲学または科学分野の研究者と定められており,狭義の哲学関係者に偏ることなく,科学者が幅広く参加する学会として知られている。設立60周年を迎える今年度の正会員数は 900名を越え,世界42カ国に分布している。第13回シカゴ大会には 400名以上が参加し,28セッションにおいて 100以上の研究発表が行われた。日本から参加した筆者2名で,数学基礎論・意思決定理論・量子論等のセッションにおける議論の模様を報告する。
「小林秀雄の論理」, 高橋昌一郎, 坂部恵・菅野覚明編『日本思想史』, 第42号, 26, 39, 1993年10月, ぺりかん社, 数学の論理を辿ることは本来の思索を要する作業であ る。ゲーデルの不完全性定理を理解するためには,厳密に体系化された記号と規則を使用して一歩一歩自ら証明を積み重ねる必要がある。読者は注意深く意識的に論理を再構成しなければならない。読者はゲーデルの設計図に従って土台から独自のビルを構築しなければならない。その過程で,論証構造の改良や基礎を見直す発見も起こり得るのである。この意味で数学の論理は読者においての「思索の論理」といえる。一方,小林の論理は小林の思索と体験の交錯が,そのまま読者の感情に直結するように構成されている。それは読者の意識的な思索を拒み,読者を説得および陶酔させるための「信仰の論理」といえる。逆にいえば,読者が小林の作品を理解する最良の方法は,意識も分析も忘却し無心で小林の論理に飛び込むことである。読者にできることは,すでに小林の手で完成されたビルを訪れ,内部から呆然と見物することである。この小林の論理を生涯にわたって本質的に支えたのはベルグソンの思想だった。この仮説が正しければ,小林はベルグソンと同じ危険性を発揮し,結果的には同じ誤謬に陥ることになると考えられるのである。
「ゲーデルの不完全性定理と自意識」, 高橋昌一郎, 『IMAGO』, 第4巻第10号, 236, 237, 1993年09月, 青土社, 「自意識」や「信念」等の認知用語が登場する論理学は,1959年にS.Kripkeが可能世界モデルによる様相命題論理体系の完全性定理を証明して以来,急速に発展している。その後, 1979年にG.Boolosが発表した無矛盾性の証明不可能性に関する諸定理は,Kripkeのモデルにおける必然性概念を証明可能性概念に置換することによって,ゲーデルの不完全性定理に新しい解釈を与えた。R.Smullyanが1992年に発表した「ゲーデルの不完全性定理」は,Boolosの成果を踏まえて不完全性定理を様相論理学上で解釈し,自意識の問題に適用することのできる「自己言及システム理論」に高めている。
「科学と批判的思考」, 高橋昌一郎, 『NEWSLETTER』, 第4号, 1992年04月, JAPAN SKEPTICS, K.Popperの進化論的認識論によれば,環境に適応できない生物が自然淘汰されるのと類似した意味で,古い科学理論も観測や実験データによって排除されなければならない。科学者の仕事は,問題を解決するための仮説を立て,その仮説を批判的にテストすることによって誤りを排除し,その過程で生じる新しい問題に再び取り組むことであり,ポパーは,この「批判的思考」の実践によって,科学が真理に接近していくと考えているのである。現代科学の背景には,無数の失敗と自己修正の努力の連続を見ることができる。科学は,完結した作品ではなくて,むしろ進歩の経過であり,また進歩のための「方法」なのである。思想・信仰の自由は,最も重要な基本的人権の一つであり,最終的に何を信じ,何に希望を託して生きていくのかは,各個人が決定しなければならない。その意思決定を論理的に行うためにも,批判的思考方法が重要な役割を果たすのである。
「科学と疑似科学の論理」, 高橋昌一郎, 『科学朝日』, 第51号第5号, 24, 27, 1991年05月, 朝日新聞社, 科学と疑似科学との境界設定問題については,K.Popper の反証可能性をはじめとする多くの判定基準が提示されてきたが,単一の基準では不十分である。そのため M.Bunge は人間の認知体系を共同体・社会・研究対象領域・世界観・論理的背景・経験的背景・問題群・知識・目的・方法論の10要因に分析することによって境界基準を示している。しかし,科学と疑似科学を本質的に判別する基準は,むしろ論理的および合理的思考法にあり,一貫性と分析性に基づく情報処理方法が必要とされることを指摘した。
「様相命題論理学のモデル構造」, 高橋昌一郎, 『TIMIS JOURNAL』, 第9号, 1, 22, 1990年11月, 多摩大学, 近世の伝統論理学から,記号論理学と数理論理学を経て発展してきた標準論理学においては,プログラム理論や人工知能理論の概念を定式化することが困難である。S.Haack は,現代の非標準論理学を,量子・直観主義・多値・ファジイによる偏向論理学と,標準論理学の拡張としての拡張論理学に分類しているが,現時点で最も厳密に確立された非標準論理学は,様相命題論理学であると考えられる。そこで,様相命題論理学を基礎的な集合論上にモデル理論化し,すべての正規様相公理体系群と, 反射的・対称的・推移的・関係的・ユークリッド的モデル群の組み合わせとの関係が完全であることを立証した。(なお,本論文は平成1年度の風樹会研究奨励による研究成果を集積したものである。)
スコット・リリエンフェルド他「ノーベル病――知性が不合理に陥る病」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第29巻, 4, 10, 2020年12月, JAPAN SKEPTICS
ジェイミー・ヘイル「科学の領域――それは科学なのか?」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第28巻, 2, 2019年12月, JAPAN SKEPTICS
「21世紀大論争!【第15回】危機とは何か? 科学共同体×人間性」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第52巻, 第3号, 336, 341, 2019年03月, 光文社
「21世紀大論争!【第14回】シンギュラリティとは何か? カーツワイル×ピンカー」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第2号, 332, 2019年02月, 光文社
「21世紀大論争!【第13回】未来とは何か? 未来楽観主義×未来悲観主義」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第52巻, 第1号, 194, 199, 2019年01月, 光文社
スコット・リリエンフェルド「批判的志向――いつから教えるべきか」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第27巻, 2, 4, 2018年12月, JAPAN SKEPTICS
「21世紀大論争!【第12回】正義とは何か? ロールズ×サンデル」,, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第12号, 260, 265, 2018年12月, 光文社
「21世紀大論争!【第11回】公平とは何か? 単記投票方式×複数投票方式」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第11号, 364, 369, 2018年11月, 光文社
「ジェームズ・ランディのデバンキング:プロジェクト・アルファとカルロス事件」, 高橋昌一郎, 『理科の探検』, 第34号, 72, 75, 2018年10月, 文理
「21世紀大論争!【第10回】習得とは何か? ワトソン×チョムスキー」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第10号, 126, 131, 2018年10月, 光文社
「21世紀大論争!【第9回】意志とは何か? 自由意志論×自己実現理論」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第9号, 208, 213, 2018年09月, 光文社
「21世紀大論争!【第8回】進化とは何か? ドーキンス×グールド」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第8号, 138, 143, 2018年08月, 光文社
「21世紀大論争!【第7回】増殖とは何か? 個体中心主義×遺伝子中心主義」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第7号, 214, 219, 2018年07月, 光文社
「21世紀大論争!【第6回】生命とは何か? ホイル×オパーリン」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第6号, 150, 155, 2018年06月, 光文社
「21世紀大論争!【第5回】宇宙とは何か? 強い人間原理×弱い人間原理」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第5号, 386, 391, 2018年05月, 光文社
「21世紀大論争!【第4回】ETとは何か? セーガン×ティプラー」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第4号, 218, 223, 2018年04月, 光文社
「21世紀大論争!【第3回】権威とは何か? 科学権威主義×科学民主主義」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第3号, 234, 239, 2018年03月, 光文社
「21世紀大論争!【第2回】方法とは何か? クーン×ファイヤアーベント」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第2号, 236, 241, 2018年02月, 光文社
「21世紀大論争!【第1回】科学とは何か? 科学主義×パラダイム論」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第51巻, 第1号, 260, 265, 2018年01月, 光文社
「研究不正に対する京都大学iPS細胞研究所と理化学研究所の対象的な危機管理:山中伸弥氏と野依良治氏の本質的相違」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第26巻, 2, 6, 2017年12月, JAPAN SKEPTICS
「20世紀大論争!【第15回】反抗とは何か? カミュ×サルトル」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第12号, 258, 263, 2017年12月, 光文社
「20世紀大論争!【第14回】本質とは何か? 本質主義×実存主義」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第11号, 352, 357, 2017年11月, 光文社
「20世紀大論争!【第13回】機械とは何か? チューリング×ウィーナー」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第10号, 156, 161, 2017年10月, 光文社
「科学とオカルトの見分け方:科学の更新性・累積性・進化性」
, 高橋昌一郎, 『理科の探検』, 第28号, 88, 90, 2017年10月, 文理
「20世紀大論争!【第12回】知性とは何か? 人間×機械」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第9号, 122, 127, 2017年09月, 光文社
「20世紀大論争!【第11回】認識とは何か? アインシュタイン×ボーア」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第8号, 172, 177, 2017年08月, 光文社
「20世紀大論争!【第10回】実在とは何か? 実在論×観念論」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第7号, 368, 373, 2017年07月, 光文社
「20世紀大論争!【第9回】対象とは何か? フォン・ノイマン×ゲーデル」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第6号, 224, 229, 2017年06月, 光文社
「20世紀大論争!【第8回】理性とは何か? 完全性×不完全性」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第5号, 254, 259, 2017年05月, 光文社
「20世紀大論争!【第7回】数学とは何か? ヒルベルト×ブラウアー」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第4号, 362, 367, 2017年04月, 光文社
「『反オカルト論』の反響:現代社会における非論理・反科学・無責任」, 高橋昌一郎, 『理科の探検』, 第25号, 34, 37, 2017年04月, 文理
「20世紀大論争!【第6回】論理とは何か? 論理主義×形式主義」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第3号, 162, 167, 2017年03月, 光文社
「『美しいセオリー』シンポジウム開幕!」, 高橋昌一郎, 『現代思想:総特集 知のトップランナー』, 第45巻, 第5号, 200, 204, 2017年03月, 青土社
「20世紀大論争!【第5回】実証とは何か? ウィトゲンシュタイン×ポパー」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第2号, 372, 377, 2017年02月, 光文社
「20世紀大論争!【第4回】言語とは何か? 言語相対主義×論理実証主義」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第50巻, 第1号, 178, 183, 2017年01月, 光文社
「20世紀大論争!【第3回】直観とは何か? ベルクソン×ラッセル」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第49巻, 第12号, 434, 439, 2016年12月, 光文社
「20世紀大論争!【第2回】時間とは何か? 機械論×生気論」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第49巻, 第11号, 172, 177, 2016年11月, 光文社
「20世紀大論争!【第1回】二〇世紀とは何か? 大論争の意義」, 高橋昌一郎, 『小説宝石』, 第49巻, 第10号, 52, 57, 2016年10月, 光文社
「シンポジウム『限界を超えて』開幕」, 高橋昌一郎, 『現代新書50周年記念』, 140, 144, 2014年04月, 講談社
「CSICOP創始者 ポール・カーツ追悼」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第22巻, 2, 3, 2013年12月, JAPAN SKEPTICS
「チューリングの悲劇」, 高橋昌一郎, 『すばる』, 第35巻, 第1号, 64, 65, 2013年01月, 集英社
「限界シリーズ完結!」, 高橋昌一郎, 『本』, 第37巻, 第5号, 54, 56, 2012年05月, 講談社
「理性主義を超えて――思考停止からの出発」, 高橋昌一郎, 『談』, 第91号, 69, 92, 2011年07月, たばこ総合研究センター
「パラドックスに挑戦」, 高橋昌一郎, 『別冊ニュートン:数学パズル 論理パラドックス』, 110, 141, 2011年04月, ニュートンプレス
「思考の迷宮:パラドックス」, 高橋昌一郎, 『ニュートン』, 第31巻, 第5号, 68, 79, 2011年01月, ニュートンプレス
デイビッド・レヴィ「裸の王様のポストモダニズム的衣装」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第18巻, 第1号, 19, 21, 2009年02月, JAPAN SKEPTICS
「解説:人間原理とビッグバン」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第17巻, 第3号, 16, 17, 2008年10月, JAPAN SKEPTICS
「シンポジウム『理性の限界』の懇親会」, 高橋昌一郎, 『本』, 第33巻, 第7号, 41, 43, 2008年07月, 講談社
スティーヴン・ワインバーグ他「科学と教育宗教分離主義を擁護するための宣言」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第16巻, 3, 5, 2007年09月, JAPAN SKEPTICS
「ゲーデルとアメリカン・フットボール」, 高橋昌一郎, 『現代思想』, 第35巻, 第5号, 246, 246, 2007年04月, 青土社
「科学研究における倫理をめぐって」(パネル・ディスカッション記録), 高橋昌一郎、安斎育郎(立命館大学教授)、池内了(名古屋大学教授)、佐々木憲一(明治大学助教授), 『Journal of the Japan Skeptics』, 第12巻, 12, 21, 2005年12月, JAPAN SKEPTICS, 安斎育郎(立命館大学教授)、池内了(名古屋大学教授)、佐々木憲一(明治大学助教授)とのパネル・ディスカッション記録。
「『2001年宇宙の旅』再論」(パネル・ディスカッション記録), 高橋昌一郎、池内了(名古屋大学教授)、寿岳潤(東海大学教授)、的川泰宣(宇宙科学研究所教授), 『Journal of the Japan Skeptics』, 第11巻, 19, 39, 2005年06月, JAPAN SKEPTICS, 池内了(名古屋大学教授)、寿岳潤(東海大学教授)、的川泰宣(宇宙科学研究所教授)とのパネル・ディスカッション記録。
「科学はなぜ嫌われるのか――科学哲学の復興」, 高橋昌一郎, 『談』, 第69号, 99, 121, 2003年09月, たばこ総合研究センター
「エピメニデスのパラドックス/ゼノンのパラドックス/カントールの集合論/ラッセルのパラドックス」, 高橋昌一郎, 『数学教育』, 第43巻, 第11号, 71, 86, 2002年11月, 明治図書
「論理/パラドックス/論理実証主義/不完全性定理/可能世界意味論/ファジイ論理」, 高橋昌一郎, 『3日でわかる哲学』, 98, 110, 2002年03月, ダイヤモンド社
「科学哲学のすすめ【第12回】科学と反科学」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第16巻, 第8号, 68, 72, 2001年08月, 丸善
「科学哲学のすすめ【第11回】科学と文学」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第16巻, 第7号, 70, 74, 2001年07月, 丸善
「科学哲学のすすめ【第10回】科学と言語」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第16巻, 第6号, 76, 80, 2001年06月, 丸善
「科学哲学のすすめ【第9回】科学と文化」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第16巻, 第4号, 61, 65, 2001年04月, 丸善
「科学哲学のすすめ【第8回】科学と権威」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第16巻, 第3号, 64, 68, 2001年03月, 丸善
「科学哲学のすすめ【第7回】科学と欺瞞」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第16巻, 第2号, 65, 68, 2001年02月, 丸善
「科学哲学のすすめ【第6回】科学と社会」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第16巻, 第1号, 70, 73, 2001年, 丸善
「科学哲学のすすめ【第5回】科学と信念」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第15巻, 第12号, 54, 57, 2000年12月, 丸善, 観察と理論について、従来の常識を覆して観察の理論負荷性を主張したハンソンとポパーの発想を分析し、主観と客観の基本的な区別がいかにして生じるのかを考察する。さらに、科学に社会集団の信念を導入したクーンのパラダイム論について議論する。
「科学哲学のすすめ【第4回】科学と方法」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第15巻, 第11号, 73, 77, 2000年11月, 丸善, 一般法則の背景にいかなる論理があるのか、ヒューム以来の帰納法の問題を議論する。ウィトゲンシュタインからカルナップへいたる論理実証主義の確証論理に対して、ヘンペルの確証のパラドックスとポパーの反証主義をあげて、その本質的な問題点を指摘する。
「科学哲学のすすめ【第3回】科学と論理」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第15巻, 第10号, 68, 72, 2000年10月, 丸善, 科学と論理の本質的な関連について、そもそも論理とは何かという問題から出発する。理性主義と神秘主義、論理主義と論理実証主義から,ウィトゲンシュタインとウィーン学団が掲げた科学的世界把握に至る20世紀初頭の科学論を分析し、最終的にその崩壊を導いたゲーデルの不完全性定理の意義を述べた。
「科学哲学のすすめ【第2回】科学と擬似科学」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第15巻, 第9号, 73, 77, 2000年09月, 丸善, 科学と擬似科学の判定基準として、最初にこの問題を提起したポパーの反証可能性だけでは不十分であることを示し、ジーマンの10要因に基づく詳細な比較基準を新たに定めた。ケース・スタディとして、1980年代に話題になったプロジェクト・アルファを挙げ、とくに超心理学は科学かという問題を検討した。
「科学哲学のすすめ【第1回】科学そのものを問う」, 高橋昌一郎, 『パリティ』, 第15巻, 第8号, 67, 71, 2000年08月, 丸善, 科学とは何か、その最大の特徴としての「更新性」を取り上げ、進化論的科学論を中心に一つの解答を試みた。科学の多様性については、科学を「人間・知識・社会」の側面から捉えて「理論・学会・実験・権威・出版・論争・誠意」の要因を分析した哲学者ジーマンのケース・スタディを解説した。科学哲学を、科学そのものを問うメタ・サイエンスとして位置付け、その意義を定めた。
「腹芸」, 高橋昌一郎, 『月刊現代』, 第34巻, 第2号, 370, 371, 2000年02月, 講談社
リチャード・ドーキンス「科学と未知への扉」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第8巻, 25, 33, 1999年12月, JAPAN SKEPTICS
「ゲーデル・ウイルス・ゴン」, 高橋昌一郎, 『本』, 第24巻, 第9号, 17, 19, 1999年09月, 講談社
フランシス・クリック「脳と心」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第6巻, 20, 23, 1998年11月, JAPAN SKEPTICS
「ラッセル・ホワイトヘッド:プリンキピア・マテマティカ/ウィトゲンシュタイン:論理哲学論考/ゲーデル:不完全性定理」, 高橋昌一郎, 鷲田清一・野家啓一編『20世紀を震撼させた100冊』, 1998年09月, 出窓社, 本書は,鷲田清一・野家啓一編により,20世紀を震撼させた100人による100冊の書籍・論文に関する解説を集積したものである。担当したのは,ラッセル・ホワイトヘッドの『プリンキピア・マテマティカ』とウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』とゲーデルの『プリンキピア・マテマティカおよび関連体系における形式的に決定不可能な命題について』に関する解説である。とくに20世紀における論理学と論理実証主義の関係に焦点を当てて分析した。
リチャード・ドーキンス「だまされないようにしよう」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第5巻, 23, 28, 1997年11月, JAPAN SKEPTICS
「ゲーデルと『白雪姫』」, 高橋昌一郎, 『國學院雑誌』, 第97巻, 第8号, 28, 29, 1996年08月, 國學院大學
ポール・カーツ「反科学思想の状況」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第4巻, 3, 9, 1995年12月, JAPAN SKEPTICS
ポール・カーツ「新懐疑主義」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第3巻, 35, 40, 1994年11月, JAPAN SKEPTICS
「宇宙はなぜ宇宙であるか」(座談会記録), 高橋昌一郎, 『月刊現代』, 第27巻, 第12号, 270, 281, 1993年12月, 講談社, 佐藤勝彦(東京大学教授)と寿岳潤(東海大学教授)との座談会記録。
カール・セーガン「科学教育の必要性」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第2巻, 3, 7, 1993年11月, JAPAN SKEPTICS
ジェイムズ・ランディ「プロジェクト・アルファ」, 高橋昌一郎, 『Journal of the Japan Skeptics』, 第1巻, 47, 57, 1992年11月, JAPAN SKEPTICS
「科学する精神」(対談記録), 高橋昌一郎, 『スカイウォッチャー』, 第10巻, 第5号, 54, 55, 1992年05月, 立風書房, 寿岳潤(東海大学教授)との対談記録。, 科学は,一方では,古代から現代にいたるすべての思考をきわめて厳格かつ精密に検証するという批判性と,他方では,一見直観に反するようにも思える新しい発想に対する寛容性と,二つの態度のデリケートな配合に基づいて成長している。この配合を大切にすることによって,科学的に物事を考える習慣が身に付くのである。この習慣は,科学だけではなく,人生のすべての分野で強く望まれている。
「帰国子女おおいに語る」(座談会記録), 高橋昌一郎, 『留学時代』, 第36巻, 第10号, 22, 25, 1989年09月, 旺文社, 帰国子女6名と実施した座談会(司会)記録。, 幼少期を海外で過ごした経験を活かし,日本に帰国後も充実した学生生活をおくる6名の帰国子女の座談会。参加者は,加賀谷毅(東大:アメリカに6年半),高山裕之(京大:ブラジルに7年半),谷口浩久(筑波大附属高:イタリアに5年),長沢千香子(東京外大附属高:アメリカに5年半),増田美季子(早大:エジプトに4年),宗像朗子(学習院大:アルゼンチンに2年)である。帰国子女が日本をどのように感じているかを率直に議論し,ポジティブ・ネガティブの両面を引き出し,彼らのアイデンティティが浮かび上がるようにした。
『思考の迷宮 パラドックス』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2024年08月
『天才の光と影』, 高橋昌一郎, PHP研究所, 2024年05月
『ゼロからわかる 論理的思考』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2024年04月
『新書100冊』, 高橋昌一郎, 光文社(光文社新書), 2023年09月
『最強に面白い パラドックス』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス(ニュートン新書), 2023年07月
『楽しみながら身につく 論理的思考 事例編』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2023年01月, 山﨑紗紀子、小谷善行
『情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編』, 高橋昌一郎, 情報文化研究所(フォレスト出版), 2022年12月, 情報文化研究所(米田紘康・竹村祐亮・石井慶子)
『論理的思考力を高める パラドックス大事典』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2022年11月
『実践・哲学ディベート』, 高橋昌一郎, NHK出版(NHK出版新書), 2022年05月
『楽しみながら身につく 論理的思考』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2021年12月, 山﨑紗紀子
マーガレット・カオンゾ『新書版 パラドックスとは何か』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス(ニュートン新書), 2021年11月
『パラドックス大図鑑』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2021年10月
エレノア・ゴードン=スミス『合理性を捨てれば人生が楽になる』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2021年06月
『情報を正しく選択するための認知バイアス事典 論理学・認知科学・社会心理学 編』, 高橋昌一郎, 情報文化研究所(フォレスト出版), 2021年04月, 情報文化研究所(山﨑紗紀子・宮代こずゑ・菊池由希子)
『20世紀論争史』, 高橋昌一郎, 光文社(光文社新書), 2021年03月
『フォン・ノイマンの哲学』, 高橋昌一郎, 講談社(講談社現代新書), 2021年02月
『超図解 最強に面白い!! パラドックス』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2020年12月
『絵でわかるパラドックス大百科 増補第2版』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2020年12月
トム・ジャクソン『図鑑 哲学』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2020年11月, 屋代菜海(訳)
トム・ジャクソン『ザ・ヒストリー 科学大百科』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2020年04月, 大光明宜孝(訳)
『自己分析論』, 高橋昌一郎, 光文社(光文社新書), 2020年03月
レイモンド・スマリヤン『改訂版 不完全性定理』, 高橋昌一郎, 丸善, 2019年12月, 川辺治之(訳)・村上祐子(訳)
マーガレット・カオンゾ『パラドックス』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2019年10月, 増田千苗(訳)
『絵でわかるパラドックス大百科』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2019年02月
『愛の論理学』, 高橋昌一郎, KADOKAWA(角川新書), 2018年06月
『反オカルト論』, 高橋昌一郎, 光文社(光文社新書), 2016年09月
レイモンド・スマリヤン『数理論理学』, 高橋昌一郎, 丸善, 2014年11月, 村上祐子(訳)
『ノイマン・ゲーデル・チューリング』, 高橋昌一郎, 筑摩書房(筑摩選書), 2014年10月
『絵解きパラドックス』, 高橋昌一郎, ニュートンプレス, 2014年04月
『改訂版 小林秀雄の哲学』, 高橋昌一郎, 朝日新聞出版(朝日新書), 2014年01月
『小林秀雄の哲学』, 高橋昌一郎, 朝日新聞出版(朝日新書), 2013年09月
レイモンド・スマリヤン『文庫版 哲学ファンタジー』, 高橋昌一郎, 筑摩書房(ちくま学芸文庫), 2013年07月
レイモンド・スマリヤン『記号論理学』, 高橋昌一郎, 丸善, 2013年01月, 川辺治之(訳)
『感性の限界』, 高橋昌一郎, 講談社(講談社現代新書), 2012年04月
『東大生の論理』, 高橋昌一郎, 筑摩書房(ちくま新書), 2010年12月
『知性の限界』, 高橋昌一郎, 講談社(講談社現代新書), 2010年04月
ロバート・キャロル『懐疑論者の事典』, 高橋昌一郎, 楽工社, 2008年10月, 上巻・下巻
『理性の限界』, 高橋昌一郎, 講談社(講談社現代新書), 2008年06月
『哲学ディベート』, 高橋昌一郎, 日本放送出版協会(NHKブックス) , 2007年11月
レイモンド・スマリヤン『天才スマリヤンのパラドックス人生』, 高橋昌一郎, 講談社, 2004年11月
『コミュニケーション論』, 高橋昌一郎, 情報文化研究会(太平社), 2003年04月
『情報学事典』, 高橋昌一郎, 弘文堂, 2002年06月
『科学哲学のすすめ』, 高橋昌一郎, 丸善, 2002年01月
『20世紀の定義:環境と人間』, 高橋昌一郎, 岩波書店, 2000年11月, 樺山紘一、吉見俊哉、藤森照信、森田昌敏、河野和男、中村良夫、亀山郁夫、尾関周二、石弘之、陣内秀信、市川定夫, 本書は、樺山紘一・坂部恵・古井由吉・山田慶兒・養老孟司・米沢富美子編により、『20世紀の定義』(全9巻別巻1)の第9巻として発行されたもので、歴史学・社会学・哲学・環境学・遺伝学などの専門研究者12名が、環境問題の歴史と現在に焦点を当てて「ヒトの危機」について根底から見直すことを主題としている。ここでは、「普遍記号学と人間機械論」について論理実証主義から最先端の情報理論における解釈を概観し、その歴史的意義について検討した。共著者は、樺山紘一(東京大)、吉見俊哉(東京大)、藤森照信(東京大)、森田昌敏(国立環境研究所)、河野和男(神戸大)、中村良夫(京都大)、亀山郁夫(東京外国語大)、尾関周二(東京農工大)、石弘之(東京大)、陣内秀信(法政大)、市川定夫(埼玉大)である。
『パラドックス』, 高橋昌一郎, 日本評論社, 2000年07月, 今井春雄、内井惣七、大澤真幸、佐藤勝彦、砂田利一、野矢茂樹、林晋、松田卓也、保江邦夫、八杉満利子, 本書は、林晋編により、論理学・哲学・数学・物理学・経済学などの専門研究者11名が、各分野における主要パラドックスを分析したものである。パラドックスは、「思考の枠組み」に対する「現実の反乱」であり、学問の進展に「パラダイム革命」をもたらす重要な意味をもつ。ここでは、「ぬきうちテストのパラドックス」を多彩な角度から分析し、ゲーデルの不完全性定理とスマリヤンの認知論理システムに基づく新たな解釈を検討した。共著者は、今井春雄(京都大)、内井惣七(京都大)、大澤真幸(京都大)、佐藤勝彦(東京大)、砂田利一(東北大)、野矢茂樹(東京大)、林晋(神戸大)、松田卓也(神戸大)、保江邦夫(ノートルダム清心女子大)、八杉満利子(京都産業大)である。
『数学英和小事典』, 高橋昌一郎, 講談社, 1999年09月, 一楽重雄、大槻真、川久保勝夫、鈴木俊夫、瀬山士郎、平良和昭、竹内茂、西岡國雄、松井敬、三島健稔、山内和也, 本書は,飯高茂・松本幸夫監修/岡部恒治編により,12名の編集委員によって執筆された数学英和事典である。編集委員は,全員が現職の大学教官であり,最新かつ実用的な辞書であることを目的に,『文部省学術用語集数学編』から5万語を選出して解説を行い,精査のうえ改訂を重ねた。各委員の担当は,一楽重雄(位相幾何),大槻真(代数),川久保勝夫(幾何),鈴木俊夫(応用数学),瀬山士郎(グラフ理論),平良和昭(関数解析),高橋昌一郎(基礎論),竹内茂(解析),西岡國雄(確率),松井敬(統計),三島健稔(情報科学),山内和也(微分幾何)である。
『ゲーデルの哲学』, 高橋昌一郎, 講談社(講談社現代新書), 1999年08月, 本書の主題は,「ゲーデルの哲学」である.不完全性定理とは何か。この定理と人間理性の限界は,どのような関係にあるのか。ゲーデル自身は,不完全性定理から,いかなる哲学的帰結を導いたのか。彼の哲学と人間性は,どのように関連しているのか。彼の「神の存在論的証明」は,何を意味するのか。これらの問題に焦点を当てると同時に,ゲーデルの生涯と業績を交差させながら,話を進めた.以下の5章によって構成されている。第1章「不完全性定理のイメージ」、第2章「完全性定理と不完全性定理」、第3章「不完全性定理の哲学的帰結」、第4章「ゲーデルの神の存在論」、第5章「不完全性定理と理性の限界」
レイモンド・スマリヤン『ゲーデルの不完全性定理』, 高橋昌一郎, 丸善, 1996年07月, 本書は,Raymond Smullyan,“Gödel's Incompleteness Theorems,”(Oxford: Oxford University Press, 1992)の全訳である。ペアノの数論における不完全性定理に対して,ゲーデル・タルスキー・ロッサーに基づく3種類の厳密な証明を提示している。以下の11章によって構成されている。第1章「ゲーデルの証明の基礎概念」、第2章「数論におけるタルスキーの定理」、第3章「累乗法に基づくペアノの数論における不完全性」、第4章「累乗法に基づかない数論」、第5章「Ω無矛盾性に基づくゲーデルの証明」、第6章「ロッサー体系」、第7章「シェファードソンの表現定理」、第8章「定義可能性と対角化」、第9章「無矛盾性の証明不可能性」、第10章「証明可能性と真理性に関する一般概念」、第11章「自己言及体系」
レイモンド・スマリヤン『哲学ファンタジー』, 高橋昌一郎, 丸善, 1995年04月, 本書は,Raymond Smullyan,“5000B.C. and Other Philosophical Fantasies”(New York: St.Martin's Press, 1983)の全訳である。本書の最大の特徴は,明晰な論理学者スマリヤンが,彼の奇抜な演出能力を駆使して,論理学では割り切れない哲学に取り組んだことであろう。本書では,善悪や生死に関する倫理学, 知覚や自意識に関する認識論, 存在論や唯我論に関する形而上学といった,哲学が発生して以来の基礎的諸問題が,縦横無尽に議論されている。スマリヤンは,哲学が可能であることを基本的に信じ,哲学的な問題を議論することに十分意義があると考えている。彼は,偏狭な主義主張に対してはジョークで攻撃を加え,問題解決に導く可能性のある主義主張に対しては,真摯に検討を加えている。
『MODERN LOGIC』, 高橋昌一郎, EISHINSHA, 1992年04月, [Preface]Ⅰ.Propositional Calculus,Ⅱ.Predicate Calculus,Ⅲ.Propositional Logic,Ⅳ.Predicate Logic,Ⅴ.Modal Logic Appendix. Set Theory and Mathematical Induction,[Bibliographical Notes],[References]の5章によって構成される。一般に「現代論理学」は標準論理と非標準論理に識別されるが,本書は標準論理全般をカバーするテキストとして書かれている。大学の一般教養課程・専門基礎課程の学生を対象に,第Ⅰ章と第Ⅱ章では自然言語における命題論理計算と述語論理計算を導入し,論理パズルやパラドックスを含めて知的探究心を刺激するようにした。これらの論理計算は第Ⅲ章と第Ⅳ章で形式言語上に厳密に公理体系化され,命題論理学と述語論理学が無理なく理解できるようになっている。古典論理に加えて第Ⅴ章では様相命題論理学を公理体系化し,この結果,命題論理・述語論理・様相論理の公理系とモデルとの完全性定理に到達する。
『APPROACHES TO MODAL LOGICS』, 高橋昌一郎, Temple University Japan, 1989年09月, [Preface]Ⅰ. Modal Propositional Logic,Ⅱ.Modal Predicate Logic,[References]の2章によって構成される。第Ⅰ章では,様相命題論理学の構文論・意味論・公理論を構築し,完全性定理と決定性定理を証明する。公理体系Kに5種類の公理を加えて形成される全14種類の外延体系群:KT, KB, K4, KD, K5, KTB, KT4, KT5, KB4, KBD, K4D, KD5, K45, K4D5 について,モデルとの完全性を論じた。第Ⅱ章では,様相述語論理学の構文論・意味論・公理論を構築し,完全性定理を証明する。ここでは,R.BarcanによるS5B公理体系を取り上げ,様相パラドックスと厳密合意についても論じた。様相命題論理学および様相述語論理学において,一貫してS.Kripkeの可能世界意味論とK.Fineの数学的モデル理論に基づいた完全性証明を定式化した。(なお,本書は昭和61年10月より昭和63年9月にいたる 東京大学研究生期間中の研究成果を集積したものである。)
「ロジカルコミュニケーションと認知バイアス」, 高橋昌一郎, 講演 ジェロントロジー研究所(青山学院大学), 2024年12月14日
「ロジカルコミュニケーションの必要性」, 高橋昌一郎, 講演 健生会(立川相互病院), 2024年10月12日
「カウンセリングとコンサルティングにおける認知バイアス」, 高橋昌一郎, 公開講座, 2023年08月26日, ヒューマンアカデミー
「ロジカル・コミュニケーション入門――はじめての論理的思考」(連続講演), 高橋昌一郎, 公開講座, 2023年04月, NHK文化センター
「哲学ディベート を楽しもう!――自分自身を知るために」(連続講演), 高橋昌一郎, 公開講座, 2022年10月, NHK文化センター
「自己分析論」, 高橋昌一郎, 公開講座, 2019年11月27日, 朝日カルチャーセンター新宿校
「フォン・ノイマンの哲学」, 高橋昌一郎, 公開講座, 2018年10月12日, 朝日カルチャーセンター新宿校
「先端科学技術と疑似科学問題」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、石川幹人(明治大学教授)、田中嘉津夫(岐阜大学名誉教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授), 第25回総会, 2017年03月12日, JAPAN SKEPTICS, 石川幹人(明治大学教授)、田中嘉津夫(岐阜大学名誉教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授)
「愛の論理学」, 高橋昌一郎, 公開講座, 2016年09月15日, 朝日カルチャーセンター新宿校
「日本からシンギュラリティが起きるか?」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、松田卓也(神戸大学名誉教授), 第24回総会, 2016年03月13日, JAPAN SKEPTICS, 松田卓也(神戸大学名誉教授)
「ノイマン・ゲーデル・チューリングの世界」, 高橋昌一郎, 公開講座, 2015年09月26日, 朝日カルチャーセンター新宿校
「STAP細胞事件と研究不正問題」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、伊東乾(東京大学教授)、片瀬久美子(サイエンスライター)、田中嘉津夫(岐阜大学名誉教授), 第23回総会, 2015年03月15日, JAPAN SKEPTICS, 伊東乾(東京大学教授)、片瀬久美子(サイエンスライター)、田中嘉津夫(岐阜大学名誉教授)
「パラドックスの世界」, 高橋昌一郎, 公開講座, 2014年09月26日, 朝日カルチャーセンター新宿校
「理性の限界とインスピレーション」, 高橋昌一郎, 講演 素修会(日本工業倶楽部), 2014年03月11日, 日本工業倶楽部
「地球温暖化の虚実」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、渡辺正(東京理科大学教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授), 第22回総会, 2014年03月09日, JAPAN SKEPTICS, 渡辺正(東京理科大学教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授)
「哲学入門――『感性の限界』から『理性の限界』を考えてみよう!」(連続講演), 高橋昌一郎, 公開講座, 2013年10月, 中日文化センター
「出版記念――小林秀雄の哲学」, 高橋昌一郎, 公開講座, 2013年09月27日, 朝日カルチャーセンター新宿校
「科学と哲学の意義」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、佐藤文隆(京都大学名誉教授)、須藤靖(東京大学教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授), 第21回総会, 2013年03月10日, JAPAN SKEPTICS, 佐藤文隆(京都大学名誉教授)、須藤靖(東京大学教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授)
「科学的認識の限界と可能性」, 高橋昌一郎, 講演 素修会(日本工業倶楽部), 2012年11月12日, 日本工業倶楽部
「感性の限界を探る」(連続講演), 高橋昌一郎, 公開講座, 2012年09月, 朝日カルチャーセンター新宿校
「どのように原子力と対峙すべきか?」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、安斎育郎(立命館大学名誉教授)、宇野賀津子(ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部室長)、佐藤文隆(京都大学名誉教授)、坂東昌子(愛知大学名誉教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授), 第20回総会, 2012年03月11日, JAPAN SKEPTICS, 安斎育郎(立命館大学名誉教授)、宇野賀津子(ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部室長)、佐藤文隆(京都大学名誉教授)、坂東昌子(愛知大学名誉教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授)
「知性の限界を探る」(連続講演), 高橋昌一郎, 公開講座, 2011年08月, 朝日カルチャーセンター新宿校
「JAPAN SKEPTICSと懐疑主義の未来」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、安斎育郎(立命館大学名誉教授)、大槻義彦(早稲田大学名誉教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授), 第19回総会, 2011年04月29日, JAPAN SKEPTICS, 安斎育郎(立命館大学名誉教授)、大槻義彦(早稲田大学名誉教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授)
「太陽活動と地球温暖化」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、柴田一成(京都大学教授)、坂東昌子(愛知大学名誉教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授), 第18回総会, 2010年05月02日, JAPAN SKEPTICS, 柴田一成(京都大学教授)、坂東昌子(愛知大学名誉教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授)
「哲学ディベート入門」(連続講演), 高橋昌一郎, 公開講座, 2009年08月, 朝日カルチャーセンター新宿校
「地球温暖化の人為説と自然説」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、渡辺正(東京理科大学教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授), 第17回総会, 2009年04月29日, JAPAN SKEPTICS, 渡辺正(東京理科大学教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授)
「理性の限界を探る」(連続講演), 高橋昌一郎, 公開講座, 2009年03月, 朝日カルチャーセンター新宿校
「メディアの作り出す健康神話」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、池内了(総合研究大学院教授)、小内亨(おない内科クリニック院長)、松田卓也(神戸大学名誉教授), 第16回総会, 2008年04月29日, JAPAN SKEPTICS, 池内了(総合研究大学院教授)、小内亨(おない内科クリニック院長)、松田卓也(神戸大学名誉教授)
「環境問題におけるウソとマコト」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、安井至(国連大学副学長)、池内了(総合研究大学院大学教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授), 第15回総会, 2007年04月08日, JAPAN SKEPTICS, 安井至(国連大学副学長)、池内了(総合研究大学院大学教授)、松田卓也(神戸大学名誉教授)
「創造的な科学技術研究開発体制の強化――科学哲学のすすめ」, 高橋昌一郎, 講演 人事院公務員研修(課長補佐級/科学技術・研究振興コース), 2002年12月01日, 人事院
「遺跡捏造事件――科学研究における倫理をめぐって」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、安斎育郎(立命館大学教授)、池内了(名古屋大学教授)、佐々木憲一(明治大学助教授), 第10回総会, 2002年04月13日, JAPAN SKEPTICS, 安斎育郎(立命館大学教授)、池内了(名古屋大学教授)、佐々木憲一(明治大学助教授)
「現代社会における科学哲学の意義」, 高橋昌一郎, 講演 科学基礎論セミナー, 2001年11月01日, 山梨医科大学
「『2001年宇宙の旅』再論」(パネル・ディスカッション), 高橋昌一郎、池内了(名古屋大学教授)、近藤啓介(駒澤大学専任講師)、寿岳潤(東海大学教授)、的川泰宣(宇宙科学研究所教授), 第9回総会, 2001年04月14日, JAPAN SKEPTICS, 池内了(名古屋大学教授)、近藤啓介(駒澤大学専任講師)、寿岳潤(東海大学教授)、的川泰宣(宇宙科学研究所教授)
「ゲーデルの哲学」(連続講演), 高橋昌一郎, 公開講座, 2000年01月, 朝日カルチャーセンター新宿校