K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

髙屋 景一
文学部 外国語文化学科
教授
Last Updated :2024/03/22

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    髙屋 景一, タカヤ ケイイチ

所属・職名

  • 文学部 外国語文化学科, 教授

学歴

  • 2000年09月01日, 2004年09月30日, 修了, サイモン・フレーザー大学, 大学院 博士後期課程, 教育学研究科

学位

  • 2004年09月, Ph.D., Simon Fraser University

本学就任年月日

  • 2009年04月01日

研究分野

  • 教育哲学、教育思想史、カリキュラム論, 教育における想像力の意義、北米におけるペスタロッチ主義の普及と日本への伝播、レトリックと作文

研究活動

論文

  • 大学生の作文指導:「教育の原理」の実践から, 髙屋景一, 教育学研究室紀要, 58, 61, 73, 2024年02月20日, 國學院大學教育学研究室, 筆者の担当する「教育の原理」では、レポート作成の指導を取り入れている。レポート執筆は知識を深く効果的に学ぶ方法であると同時に、在学中および卒業後も必要な一般的技能である作文技術の修得にもつながる。わけても教職は文章によるコミュニケーション技能を必要とする職業であり、教職課程の導入にあたる「教育の原理」で、その技能を身につける機会を提供したいと考えている。本稿では、「教育の原理」における作文指導の概要と、そこから考察される、大学の作文教育の課題と方向性について述べた。
  • コロラド・カレッジのブロック方式について:大学のカリキュラムにおける時間割の重要性, 髙屋景一, Walpurgis 2019, 2019, 27, 53, 2019年02月28日, 國學院大學文学部外国語文化学科, コロラド・カレッジ(Colorado College)が1970年に開始したユニークな時間割ブロック方式(Block Plan/Scheduling)を紹介し、大学のカリキュラムを時間割ないし時間の使い方という視点から考察する。
  • メアリー・ウォーノックの教育哲学:「良い人生」を可能にする想像力, 髙屋景一, 國學院大學教育学研究室紀要, 第53号, 59, 72, 2019年02月20日, 國學院大學教育学研究室, イギリスの哲学者メアリー・ウォーノックの教育哲学を、想像力概念を鍵に読み解く。ウォーノックは特殊教育における「特別な教育的ニーズ」を提出したことで特に知られるが、その一方で、より広い、教育哲学に関する論考は(特に我が国においては)一般に知られていない。そのウォーノックの教育哲学を想像力を鍵中心に読むのが本論文の目的である。ウォーノックの1976年の著書 Imagination は、想像力の哲学的・思想史的研究においては古典的著作であり、その意味でも、想像力と教育とのつながりをここで整理しておくことには一定の意義があると思われる。
  • Caroline Pratt's Idea of Curriculum and Imagination, 髙屋景一, Interchange , Vol.49, No.2, 205, 216, 2018年05月01日, Springer, Caroline Pratt, the founder of the City and Country School, is one of the few educators who tried to work out a program that would engage and develop students’ imaginations. Along with other progressive educators, however, she has been criticized for her child-centeredness, that is, valuing children’s spontaneity at the expense of planning and structure. In this paper, I will argue that this criticism does not apply to Pratt and describe her ideas of curriculum.
  • アクティブ・ラーニング論に言う「深さ」の問題:英語教育の改善に向けて, 髙屋景一, 國學院雑誌, 第119巻第4号, 1, 18, 2018年04月15日, 國學院大學, 平成二十九年三月公示の新学習指導要領には結局、「アクティブ・ラーニング」の文言そのものは入らなかったが、同概念の意味内容とされる「主体的・対話的で深い学び」は残された。本稿では、グローバル化に対応するため、コミュニケーション能力の育成ないしは四技能の総合的な育成を期待されている英語教育が、アクティブ・ラーニング論をどう受け止めるべきかという問題を考察する。アクティブ・ラーニングは高等教育について言われだした概念であり、これを小学校から大学にいたるすべての段階のあらゆる授業に敷衍することにはもとより無理がある。そこで、まず、アクティブ・ラーニング論の概念的・理論的・論理的な問題点を明らかにし、そのうえで、近年我が国で言われるアクティブ・ラーニング論とは違う意味での学びの「深さ」を追求することが、英語教育の改善のために必要であると論じる。
  • From Blocks to Ideas: Caroline Pratt’s Play-based Curriculum as a Graded Exercise for Developing Reflective Capacities, 髙屋景一, Asia Pacific Journal of Educational Research , Vol.1 No.1, 1, 15, 2018年01月31日, Secondary Education Institute, Kyungpook National University, Korea
  • 「英語文献演習1」を振り返る:リーディングとコミュニケーションの接点を探る, Walpurgis 2017, 1, 21, 2017年02月28日, 國學院大學外国語研究室・外国語文化学科, 國學院大學文学部外国語文化学科1年次必修科目「英語文献演習1」を題材に、今日の大学生に必要な英語科目の目的と方法を考察した。文章を読むことも、意味のやり取りがある以上、コミュニケーション活動と見なすことができる。このことを踏まえた上で、英語の4技能の総合的な育成という、近年なされる主張に実質を持たせる必要がある。伝統的な「読解」のイメージから、リーディング科目はコミュニケーション活動と対極のように思われがちだが、適切な教材や方法さえ選べば、コミュニケーション力を育成することにつながる。むしろ、会話のような明白なコミュニケーション活動だけでは、本当の意味での運用能力は伸ばし得ない。
  • 知識から理解様式へ:精神の柔軟性を育む教育と大学の役割, 髙屋景一, 『國學院雑誌』第115巻第11号, 129, 141, 2014年11月15日, 國學院大學
  • 教育学的想像力論についての思想史的序説, 『國學院雑誌』, 第114巻第6号, 1, 17, 2013年06月01日, 國學院大學
  • 社会性・道徳性を涵養するジグソー・クラスルームの論理:「ケアの倫理」との比較から, Warpurgis , 2011, 73, 86, 2011年03月16日, 國學院大學外国語研究室・外国語文化学科, エリオット・アロンソンの「ジグソー・クラスルーム」論は、コロンバイン高校の事件に見られるような問題に対する対策を、(独特な仕方ではあるが)生徒の社会性・道徳性の涵養に求める。彼の議論の根底にある考え方と、具体的提案の有効性とを、同様の問題意識を持つネル・ノッディングズの「ケアの倫理」との比較によって分析した。
  • イガートン・ライアソンの教育上の業績:カナダ公教育制度成立および北米におけるペスタロッチ主義の普及について, 髙屋景一, 『國學院雑誌』, 第111巻第10号, 1, 15, 2010年09月15日, 國學院大學, 本稿の目的は、スイスの教育者ヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチ(1746-1827)の教育理念および教授法がイギリス経由でカナダおよびアメリカに導入される過程に関係したカナダ人教育者、イガートン・ライアソン (1803-1882) の業績を紹介することである。彼はカナダの公教育制度を構想するに際してペスタロッチ主義から学び、このことは、一般にオスウィーゴー運動として知られる、アメリカ合衆国でのペスタロッチ主義普及に影響を与えた。この過程の素描を、北米におけるペスタロッチ主義運動に対する歴史的評価の問題と併せて検討する。
  • The Role of Imagination and Creativity in the Japanese Culture of Education (日本の教育文化における想像力・創造性と型の意義), 髙屋景一, 『國學院雑誌』, 第111巻第5号, 1, 8, 2010年05月15日, 國學院大學, 日本の教育は基礎基本の記憶を重視し、北米を中心とする西洋の教育は生徒の自主性や創造性を重視するとよく言われる。しかし、日本の教育において、基礎基本を一方で重視しつつ、自主性や創造性も重視する教育が存在する。それは学校(教科)教育ではなく、伝統芸能や武道の世界に存在する。このような、基礎基本と創造性とを双方とも尊重する教育が、いかなる論理や価値観に支えられているのか、また、このことから今日の学校教育に対していかなる批判的考察が可能か、検討した。
  • Sources of the Educational Concept of Imagination: Responses to Locke by Leibniz, Hume, and Condillac, Walpurgis , 2010, 83, 95, 2010年03月16日, 國學院大學外国語研究室・外国語文化学科, 教育学的想像力論の思想史的源を探究するにあたって、現代的な意味での想像力概念が成立するロマン主義に先行する啓蒙主義の議論、特にジョン・ロックの『人間知性論』に対するライプニッツ、ヒューム、コンディヤックの思想を考察する。「想像力」ということばに関して言えば経験論の流れをくむヒュームやコンディヤックの方が頻繁に言及しているが、ロマン主義を経て現代の教育学論に見られる想像力概念の考え方に注目するならば、ライプニッツの方により多くその芽を見ることができる。教育学的想像力論の源を啓蒙主義にさかのぼる作業は、想像力と言えばアート、すなわち狭義のロマン主義的活動と結びつけてしまいがちな風潮を批判的にとらえるうえでも必要な作業と、筆者は考える。
  • デューイの哲学における想像力概念の役割:芸術的、宗教的、教育的経験の核としての想像力, 髙屋景一, 『日本デューイ学会紀要』, 第50号, 21, 31, 2009年10月01日, 日本デューイ学会
  • How to develop students' imaginations, 髙屋景一, Journal of Educational Thought , Vol. 43, No.1, 79, 86, 2009年05月01日, University of Calgary
  • From Teaching to Coaching: Toward an Alternative Conception of Teaching, 髙屋景一, 『都留文科大学研究紀要』, 第68集, 119, 129, 2008年10月01日, 都留文科大学, 学習者の想像力や興味を触発し得ている優れた教授は,いわゆる教科教育ではなく,かえってその周辺に存在する,スポーツや芸術の領域におけるコーチングに見られる.
  • キエラン・イーガンの教授理論:想像力を触発する授業, 『ICU教育セミナー30周年記念誌』, 111, 114, 2008年03月01日, カナダの教育学者,キエラン・イーガンの教授理論を紹介し,この視点から,日本の英語教育に対してどのようなことが言えるか概観する.
  • Jerome Bruner's Theory of Education: from Early Bruner to Later Bruner, 髙屋景一, Interchange , Vol. 39, No.1, 1, 19, 2008年01月01日, Springer, 1960/70年代からそれ以降へのブルーナーの教育学説の変化とカリキュラム理論への影響を,彼が好んで用いる諸概念の変化に注目して検証した.
  • Why do schools fail?: Dewey on Imagination, 髙屋景一, Contemporary Pragmatism , Vol.3, No.1, 147, 165, 2006年08月01日, Editions Rodopi, なぜ児童生徒は教科教育に意義や重要性を見いだせないのかということを,デューイの想像力論にもとづいて分析した.
  • Dewey vs. Niebuhr on Social and Moral Imagination, 髙屋景一, Journal of Educational Thought , Vol. 40, No.3, 205, 227, 2006年01月01日, University of Calgary, ジョン・デューイとラインホルト・ニーバーの社会観,人間観および教育論を,道徳的・社会的想像力論に注目して比較した.
  • On the Connections between Imagination and Education: Philosophical and Pedagogical Perspectives, Ph.D. 学位論文, 2004年09月01日, Faculty of Education, Simon Fraser University,B.C., Canada, 教育学的想像力論の思想史的背景,概念分析,および教授・カリキュラム論に対する意義の考察を行った. 想像力は教育にとって大切であるという見解は多くの者が抱くが,その内容は多様で,多くの場合きちんとした分析を経ていない感情的な論であることへの不満からこの研究を行った.
  • The Method of Anschauung: from Johann H. Pestalozzi to Herbert Spencer, 髙屋景一, Journal of Educational Thought , Vol. 37, No.1, 77, 99, 2003年01月01日, University of Calgary, 直観教育思想の変遷を,ペスタロッチとスペンサーを例にとり比較することで概観した.
  • Education and Imaginative Development, 髙屋景一, 『教育学研究年報』, 第20号, 31, 48, 2001年12月01日, 東京学芸大学教育学科, 一般に教育と呼ばれる営みやプロセスは,生徒の想像力の発達を重視しそれに結びつくのでなければ教育と呼ばれるに値しない.
  • ケアの論理:「ケアの倫理」は道徳教育の理論となり得るか, 『日本デューイ学会紀要』, 第41号, 107, 112, 2000年06月01日, 日本デューイ学会, 情緒的側面が強調または注目されがちな「ケアの倫理」だが,知的側面も重要な役割を果たしていると指摘. また,情緒的側面を過度に強調するのは道徳理論の構築にとってマイナスである.
  • プラグマティズムにおける「反省的思考」の論理, 髙屋景一, 『教育学研究年報』, 第18号, 51, 60, 1999年12月01日, 東京学芸大学教育学科, 事実と照らし合わせる検証の過程や科学的方法論が注目されがちなプラグマティズムの思考論において、実は想像力が重要な役割を果たしている。
  • 「想像力の教育」とデューイ教育学説, 『日本デューイ学会紀要』, 第40号, 83, 88, 1999年06月01日, 日本デューイ学会, キエラン・イーガンやマキシン・グリーンなど,現代の教育学者による想像力論とデューイの教育学説との理論的つながりについて.

Misc

  • キエラン・イーガンの思い出, 髙屋景一, 教育学研究室紀要, 第57号, 43, 51, 2023年02月20日, 國學院大學教育学研究室
  • メアリー・ウォーノックが探究する倫理の根源:『考えるあなたのための倫理入門』の著者が説く、倫理的思考の鍛え方・後編, 髙屋景一, じんぶん堂, 2022年10月20日, 朝日新聞社, イギリスの哲学者メアリー・ウォーノックの紹介。 https://book.asahi.com/jinbun/article/14735691
  • イギリスの哲学者メアリー・ウォーノックとは何者か? 『考えるあなたのための倫理入門』の著者が説く、倫理的思考の鍛え方・前編, 髙屋景一, じんぶん堂, 2022年10月13日, 朝日新聞社, イギリスの哲学者メアリー・ウォーノックの紹介。 https://book.asahi.com/jinbun/article/14734685
  • 作文とクリエイティブ・ライティング【研究ノート】, 髙屋景一, 教育学研究室紀要, 第56号, 49, 57, 2022年02月20日, 國學院大學教育学研究室
  • 日本の教養教育におけるレトリックの不在とその問題点について【研究ノート】, 髙屋景一, 教育学研究室紀要, 第55号, 85, 98, 2021年02月20日, 國學院大學教育学研究室
  • 図書紹介:嶋口裕基『ブルーナーの「文化心理学」と教育論 − 「デューイとブルーナー」再考 − 』(勁草書房, 2018), 髙屋景一, 日本デューイ学会紀要, 第61号, 124, 124, 2020年10月01日, 日本デューイ学会
  • 書評:Sarah Anne Carter, Object Lessons: How Nineteenth-Century Americans Learned to Make Sense of the Material World, Oxford University Press, 2018., 高屋景一, 國學院雑誌, 121, 1, (1), (8), 2020年01月15日, 國學院大學
  • Book Review: Kieran Egan, Maureen Stout, and Keiichi Takaya (Eds.) Teaching and Learning Outside the Box: Inspiring Imagination Across the Curriculum (Teachers College Press, 2007), 髙屋景一, Asia Pacific Journal of Educational Research , Vol.1 No.2, 77, 80, 2018年08月01日, Secondary Education Institute, Kyungpook National University, Korea
  • Jerome Bruner, 髙屋景一, Oxford Bibliographies in Childhood Studies, 2016年10月27日, Oxford University Press, 様々な学問的トピックに関する基礎資料の解説を集成した総合的なレファレンス Oxford Bibliographies の Childhood Studies セクションに収録された、アメリカの心理学者・認知科学者・教育者ジェローム・ブルーナーに関する資料。2024年3月24日アップデート版公開。
  • Book Review:Thomas C. Dalton, Becoming John Dewey: Dilemmas of a Philosopher and Naturalist (Indiana University Press, 2002), 髙屋景一, Historical Studies in Education , Vol. 17, No. 1, 204, 207, 2005年01月01日, Canadian History of Education Association, デューイは自然科学的手法を社会科学や哲学の領域に適用することを唱えたが,自然科学について実際には大した知識を持っていなかったという批判がある.これに対してダルトンは,デューイは実際に自然科学における最新の情報を持ち,科学的実験などにも関与したと論じている.

著書等出版物

  • (翻訳)考えるあなたのための倫理入門, メアリー・ウォーノック(著)髙屋景一(訳), 春秋社, 2022年08月18日, 安楽死や中絶など身近なテーマから、「善い」とは何かを考える。イギリスが誇る女性哲学者による、定評ある倫理学の入門書。
  • 大人のための英語再入門:学習の効果を上げる、ちょっとした手間と工夫, 髙屋景一, 日本橋出版, 2021年11月01日, 小・中学校から大学まで英語を勉強してきて、できれば上達したいけれど、基礎知識や勉強の仕方にいまひとつ不安があるという人のための英語再入門。授業に頼ったり、できあいの教材をただこなすのではなく、自分にあった自分のための勉強法を、ほんの少し手間をかけて考え作り上げるための手がかりをエッセーで紹介。旅行や留学に役立つ表現から英語の考え方や感じ方、アメリカやカナダの文化に対する理解を深めるちょっとしたエピソード、そして巷に溢れる英語学習論にまどわされないための視点など、考えながら学ぶためのヒントがつまった一冊。
  • (翻訳)共感力を育む:デジタル時代の子育て, ミシェル・ボーバ(著) 佐柳光代・髙屋景一(訳), ひとなる書房, 2021年10月10日, Selfie(自撮り)に象徴される自己中心社会をいかに生き抜くか。子どもの共感力を育むことは、学力や成績にも増して重要な教育的課題であり、それはさらに、子ども自身が幸せで実り多き人生を生きることを可能にする。
  • (翻訳)想像力:「最高に高揚した気分にある理性」の思想史, メアリー・ウォーノック(著)髙屋景一(訳), 法政大学出版局, 2020年10月12日, 現代イギリスを代表する哲学者、パブリック・インテレクチュアルであるメアリー・ウォーノックみよる想像力概念の古典的研究。ヒュームおよびカントを起点に、ロマン主義を通ってウィトゲンシュタイン、サルトル、ライルへと、想像力論の系譜をたどる。同時に、人間の自由を可能にし、良い人生に欠かすことのできない想像力の育成こそが教育の最重要課題と位置づける。
  • Youth Civic Engagement in a Globalized World: Citizenship Education in Comparative Perspective, Catherine Broom (Ed.), Palgrave Macmillan, 2016年11月09日, カナダ、イギリス、香港、インド、イタリア、日本、メキシコの研究者による、若者の政治・社会問題に対する無関心についての比較研究。各国の歴史的・制度的背景などを含む。第7章の日本編を担当。
  • (翻訳)深い学びをつくる:子どもと学校が変わるちょっとした工夫, キエラン・イーガン(著)髙屋景一・佐柳光代(訳), 北大路書房, 2016年09月26日, 生徒がポートフォリオの作成を通し、特定の学習テーマを「継続的」に追求する。「知識の源には人間の想像力や感情がある」という理念のもと、「広さ」に偏重してきた従来の学校教育を批判、知識の「深さ」を志向する学習プログラムによる補完を提案する。
  • Bruner's Theory of Cognitive Development (International Encyclopedia of Social and Behavioral Sciences, Second Edition), Keiichi Takaya, Elsevier, 2015年04月01日, In: James D. Wright (editor-in-chief), International Encyclopedia of the Social & Behavioral Sciences, 2nd edition, Vol 2. Oxford: Elsevier.
  • Bruner, Jerome Seymour (1915–) (International Encyclopedia of Social and Behavioral Sciences, Second Edition), Keiichi Takaya, Elsevier , 2015年04月01日, In: James D. Wright (editor-in-chief), International Encyclopedia of the Social & Behavioral Sciences, 2nd edition, Vol 2. Oxford: Elsevier.
  • (翻訳)想像力と教育:認知的道具が培う柔軟な精神, キエラン・イーガン(著)髙屋景一・佐柳光代(訳), 北大路書房, 2013年11月01日, キエラン・イーガンの教育理論に関する主著。教育を認知的道具の習得過程としてとらえ直すことにより、生徒の想像力を触発し、より効果的で意義のある学習を引き起こすことのできるカリキュラムや教授法が構築できる。
  • Wonder-Full Education: The Centrality of Wonder in Teaching and Learning across the Curriculum, Kieran Egan, Annabella Cant & Gillian Judson (Eds), Routledge, 2013年07月01日, Ch.6 Renewing the Sense of Wonder in the Minds of High School and College Students:驚き(wonder)の感覚の重要性は、低年齢層の児童生徒の教育について指摘されるが、この感覚を触発したり保持することは、物事に対する生き生きとした好奇心や、学びへの意欲を失いがちな高校生や大学生の教育においてこそ重要である。
  • Jerome Bruner: Developing a Sense of the Possible (SpringerBriefs on Key Thinkers in Education), Keiichi Takaya, Springer, 2013年06月01日, 認知科学の生みの親の一人であり、日本を含め世界中で影響力の大きい教育者であるジェローム・ブルーナー(Jerome S. Bruner, 1915- )の心理学、認知科学、そして特に教育理論についての入門書。SpringerBriefs on Key Thinkers in Education シリーズの1冊。
  • (翻訳)想像力を触発する教育:認知的道具を活かした授業づくり, キエラン・イーガン(著)髙屋景一・佐柳光代(訳), 北大路書房, 2010年01月10日, 全ての知識の源には人間の想像力や感情がある ― 本書は、学校教育が見落としてきたこの原理に着目して、授業場面で働く学習者の認知と感情を知識に結びつける社会・文化的なアプローチによる教育理論と教授法を提案する。あらゆる教科科目の単元で学習者の想像力を触発する授業実践例も豊富に紹介する。
  • Teaching and Learning Outside the Box: Inspiring Imagination Across the Curriculum, Teachers College Press, 2007年05月01日, Kieran Egan, Maureen Stout, 教育における想像力の重要性を教育哲学やカリキュラム理論の文脈で論じた論文集. 2008年には、East China Normal University Press から中国語訳が出版された。

講演・発表

  • Learning as Story Weaving: The Legacy of Jerome Bruner's Educational Theory, 髙屋景一, The 2021 Annual Conference of the Korean Society for Narrative Education, 2021年12月23日, The Korean Society for Narrative Education, Daegu (on-line)
  • Imaginative education in practice: An examination of schools and curricula that highlight imaginative engagement and development of children , The 16th Hawaii International Conference on Education, 2018年01月04日, 今日では想像力が重要だと唱える教育者や学校は少なくない。しかし、想像力の重視について、理論的な基礎やカリキュラムを備えた教育を展開している例はごくわずかである。また、想像力の重視はカリキュラムというより、そのような体系性を克服したり、個々の教師のタクトの問題とされがちである。本発表では、ニューヨークにシティ・アンド・カントリー・スクールを創立したキャロライン・プラットの理論と実践を検討することで、想像力の重視にはカリキュラムが重要であることを論じる。
  • 深い学びをつくる, 第40回 ICU教育セミナー, 2017年08月08日, 国際基督教大学, キエラン・イーガンの「深い学びをつくる」(Learning in Depth)に見られる学びの「深さ」と、2017年3月発表の学習指導要領に見られるような「アクティブ・ラーニング」概念の意味の一部として言及される学びの「深さ」の違いについて。
  • Rudolf Steiner's concepts of the unconscious and imagination: possibilities of integrating his educational ideas into public education, The 11th Hawaii International Conference on Education, 2012年01月07日
  • The legacy of the Romantic concept of imagination in education: An examination of the “darker” side of the imagination, The 8th Annual Hawaii International Conference on Education, 2010年01月09日,  近代哲学が重視した「理性」に対して非理性的な心的機能と見なされた想像力 (imagination) は、ロマン主義の時代にいたって理性と並ぶ(または理性以上の)ものとして評価されるようになる。この動きに多少遅れるが、教育(学)の文脈でも、想像力を重視する論は19世紀末か20世紀初頭頃から見られるようになった。自律的理性的な個人の育成を至上価値とする教育理念によってたつ今日の学校教育において想像力は必ずしも優先順位を与えられているとは言えないが、それでも先に述べた全体的な流れの中で、教育論者として名の通った教育者が想像力の重要性について論を展開してきた。  しかし、そのような想像力論を見渡してみると、そこに見られる想像力概念は、概してロマン主義的想像力概念のある一面に限って焦点をあてているものがほとんどである。それはワーズワースの言葉(Imagination is “Reason in her most exalted mood”, The Prelude) に典型的に見られるような、想像力の「明るい」側面、デカルトやロックによって狭く定義されてしまった「理性」を拡張するような意味での想像力観である。本発表は、このことの善悪を論じようというのではなく、ロマン主義にあっても存在していた、想像力の「暗い」側面はどこへ消えてしまったのかということを思想史的にたどってみようという試みである。
  • キエラン・イーガンと Imaginative Education Research Group の活動について, ISCAR-Asia 2010年(第2回)大会, 2010年01月04日, 「教師の学びと子どもの学び」セッションの一部として。宮崎清孝、有元典文、髙屋景一の3名がそれぞれ発表。
  • デューイの哲学における想像力概念の役割:芸術的、宗教的、教育的経験の核としての想像力, 日本デューイ学会第52回大会, 2008年10月01日, デューイは想像力についてまとまった著書や論文を著さなかったが,彼の理論—特に後期の重要課題である芸術,宗教と生涯の課題である教育—において,想像力は鍵概念となっている.
  • Restructuring the Classroom Experience: Care, Jigsaw, and Imaginative Education, Summer Institute on Imaginative Education, IERG/SFU, Vancouver, B.C., Canada , 2008年07月01日, いじめや疎外など学校で起きている社会的問題の本質を理解し解決していくためにIERGの想像力に注目した教育法はどのように貢献し得るか.
  • David Hume's Philosophy of Education: The Transformation of Imagination, The Fifth International Conference on Imagination and Education IERG/SFU, Vancouver, B.C., Canada, 2007年07月01日, 想像力概念に注目して,ヒュームの哲学を教育哲学として読むことを試みた. * Virtual Session
  • 教育学的想像力論の思想史的背景, 教育哲学会第49回大会, 2006年10月01日, 教育学的想像力論を形成する意味や雰囲気がどこから来たのかということを検証する.特にロマン主義的想像力概念との関係について.
  • Preface to the Educational Theory of Imagination, The Fourth International Conference on Imagination and Education, IERG/SFU, Vancouver, B.C., Canada , 2006年07月01日, 教育理論の文脈における想像力概念の意味と意義とが成立する課程を、啓蒙主義思想までさかのぼって検証した.特に,ロックの精神観に対するライプニッツ,コンディヤック,ヒュームの批判的受容に注目した.* Virtual Session:学会ホームページへの原稿の掲載のみ.時間などの都合により会場における発表に参加できない場合の「発表」.採用に関する審査は一般の発表と同じ.
  • The American Culture of Teacher Education: American Pestalozzianism and the Methodologizing of Education, The Fourth Annual Hawaii International Conference on Education, 2006年01月01日, 一般にオスウィーゴー運動と呼ばれる局面におけるペスタロッチ主義の受容と変容の過程の分析を通じて,アメリカにおける教師の資質に関する価値観や考え方の特質を分析した.
  • The use of image in imaginative education, The Third International Conference on Imagination and Education, IERG/SFU, Vancouver, B.C., Canada, 2005年07月01日, 教授場面において生徒の中に喚起されるべきイメージは,概念的知識を具体化するという意味でのイメージには限られないということを論じた.
  • A Comparison of Japanese and Western Approaches to Art Education, Arts, Culture and Education Summer Institute, Faculty of Education, SFU, B.C., Canada, 2004年07月01日, 「型」を重んじる日本の伝統芸能における教育文化の視点から現代の学校教育を考える.東洋と西洋の創造性理解の違いについて.
  • Dewey on Imagination, The Second International Conference on Imagination and Education, IERG/SFU, Vancouver, B.C., Canada, 2004年07月01日, デューイは想像力概念についてまとまった著作を発表しなかったが,彼の教育学説や哲学において想像力概念は中心的概念のひとつである.
  • Imagination and Education in Historical Context, The First International Conference on Imagination and Education, IERG/SFU, Vancouver, B.C., Canada, 2003年07月01日, 近代西洋哲学および教育思想における想像力概念の変遷.
  • The vital role of the imagination in teacher education: education vs. entertainment, WestCAST, Vancouver, B.C., 2002年02月01日, Kieran Eganと共同発表.生徒の関心をひきつけるということを考えるにおいて,教育と娯楽との概念的区別を整理する必要を述べた.近年言われるeducatainmentの批判(ジョージ・ルーカスによる教育プログラムやプロダクトが典型的な例)
  • なぜ想像力の教育は必要か, 日本デューイ学会第45回大会, 2001年10月01日, 後に論文,Education and Imaginative Development"として発表
  • ケアの論理:「ケアの倫理」は道徳教育の理論となり得るか, 日本デューイ学会第43回大会, 1999年10月01日, 後に論文として『日本デューイ学会紀要』第41号に発表。
  • 「想像力の教育」とデューイ教育学説, 日本デューイ学会第42回大会, 1998年09月01日, 後に論文として『日本デューイ学会紀要』第40号に発表。

その他

  • フィンランド教育「神話」を検証する:日本は何を学ぶべきか?, 第32回ICU教育セミナー, 国際基督教大学, 2009年08月01日, 佐柳信夫・髙屋景一, (セミナー発表)
  • ケアとジグソー:学校における社会的問題をとらえ直す, 第31回ICU教育セミナー, 国際基督教大学, 2008年08月01日, いじめや疎外など学校で起きている社会的問題の本質はどこにあるのか.ネル・ノッディングスの「ケアの倫理」とエリオット・アロンゾンの「ジグソー・クラスルーム」の視点の違いを比較検討する.(セミナー発表)
  • キエラン・イーガンの教授理論:想像力を触発する授業, 第30回 ICU 教育セミナー, 国際基督教大学, 2007年08月01日, カナダの教育学者キエラン・イーガンの教授理論を簡潔に紹介.生徒の想像力を触発することが効率的かつ意義ある授業の鍵であるとする論が日本の学校教育に適用可能か,現職教員を中心とする参加者と議論する.
  • Having Imaginative Experiences and Becoming an Imaginative Person, Colloquia in Imaginative Education, IERG,Faculty of Education, SFU, 2006年04月01日, 教育における想像力の重要性について概念的にあやふやな論(極端な児童中心主義的論理など)を批判し,思想史的概念分析的に厳密な教育学的想像力論を構築する基礎となることを博士論文では目指した.例えば想像力と理性とは相反しないという点を明らかにしたのだが,そのような想像力概念理解について当時から感じていた問題点を提示し,教育学的想像力論研究がこれからどのように進み得るかということを検討した.(セミナー発表:サイモン•フレーザー大学教育学科関係者を主たる対象とする)
  • How to develop students' imaginative capacities, Education Graduate Colloquium Series,Faculty of Education, SFU, 2005年09月01日, 3名のゲストスピーカーによる発表と質疑応答の形式で行われた.本セミナーではIERGの活動がテーマとされた.他の発表は以下の通り.Kieran Egan ("Evolution
  • Penetrating the Fog of Myth: Towards a Clearer Understanding of Imagination, Education Graduate Colloquium Series, Faculty of Education, SFU, 2004年10月01日, 想像力概念および,教育における想像力の重視という考え方について,概念的論理的整理をした.(セミナー発表:サイモン•フレーザー大学教育学科関係者を主たる対象とする)
  • 文献紹介:ウィリアム・ドール著『カリキュラムのポストモダン的展望』(Teachers College Press, 1993), 『教育学研究年報』 , 第15号, 東京学芸大学, 1996年07月01日, 77, 87, 上原秀一,田中俊文,花岡希和と共著, ポストモダン的視点はカリキュラム論にどのような変化をもたらすか.

教育活動

担当授業

  • 教育の原理, 2019, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何かなどについて考察する。我々が特に反省的にとらえることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室などの条件によって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論や共同作業を講義の中に織り込みたい。受講生には、主体的な参加を求める。
  • 教育の原理, 2019, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何かなどについて考察する。我々が特に反省的にとらえることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室などの条件によって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論や共同作業を講義の中に織り込みたい。受講生には、主体的な参加を求める。
  • 教育の原理, 2019, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何かなどについて考察する。我々が特に反省的にとらえることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室などの条件によって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論や共同作業を講義の中に織り込みたい。受講生には、主体的な参加を求める。
  • 教職実践演習, 2019, ・教育実習や教育ボランティア活動の経験を検討し直す。|・他の学生の経験と自らの経験とを比べる。|・小グループによるディスカッションや、プレゼンテーションを中心に行う。
  • 比較文化論I, 2019, (1) 文化と自己形成をめぐる諸問題を概観する。|(2) 文化を学ぶための基本的な理論や概念を学ぶ。|(3) 日本の社会と文化を「外から」の視線で捉え直す。
  • 英語コミュニケーション演習A, 2019, ・日本に関する知識や情報を、英語を使って収集し発信する練習を通じて、英語コミュニケーションの向上を図る。|・リスニングと語彙に重点を置くが、スピーキングやリーディングの練習も行う。
  • 外国語文化導入演習, 2019, この授業は、外国語文化学科で学び始める学生たちに大学での学修方法を理解してもらいつつ、学修に主体的に取り組むことを促すためのものである。大学での学修と高校までのそれとの間には大きな違いがあることを、ここでしっかりと認識してもらいたい。| 具体的には、この授業では、ノートのとり方や整理の仕方、大学生に求められる高度な日本語運用能力の鍛え方、図書館やインターネットを使った文献調査の方法、研究のルールとテーマ設定の仕方、そしてレポート(term paper)の書き方などを、徐々に、そして確実に、学んでいってもらう。一つ一つの課題に対処していく中で、大学生らしい学修スキル、ならびに卒業論文を執筆するための基礎的スキルを身につけていってもらいたい。|
  • 比較文化論II, 2019, (1) 文化を理解するための基本的な理論や概念を学ぶ。|(2) 北米の社会と文化を深く掘り下げて学ぶ。|(3) 日本の社会と文化を「外から」の視線で捉え直す。
  • 外国語文化導入演習, 2019, この授業は、外国語文化学科で学び始める学生たちに大学での学修方法を理解してもらいつつ、学修に主体的に取り組むことを促すためのものである。大学での学修と高校までのそれとの間には大きな違いがあることを、ここでしっかりと認識してもらいたい。| 具体的には、この授業では、ノートのとり方や整理の仕方、大学生に求められる高度な日本語運用能力の鍛え方、図書館やインターネットを使った文献調査の方法、研究のルールとテーマ設定の仕方、そしてレポート(term paper)の書き方などを、徐々に、そして確実に、学んでいってもらう。一つ一つの課題に対処していく中で、大学生らしい学修スキル、ならびに卒業論文を執筆するための基礎的スキルを身につけていってもらいたい。|
  • 地域と文化, 2019, この授業は、外国語文化学科の専任教員がリレー形式で担当し、外国語文化学科の学生が学ぶ外国語が使われている国や地域の基本的な知識を学びます。現在では、インターネットが日常的な道具となり、私たちの周りは情報にあふれています。海外についての情報も、クリック一つで手に入るように思いがちです。しかし現実には、あまりの情報の氾濫により、重要な知識や情報が見えにくくなっていたり、さらに、その中には嘘や誤った情報が隠れているのも事実です。そこでこの授業では、海外経験豊かな外国語文化学科の教員が、それぞれの専門とする国や地域の基本的な知識とその文化的な背景を講義します。
  • 卒業論文, 2019
  • 教育の原理, 2020, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論や共同作業を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。||なお、2020年度前期については、Zoom を利用した遠隔授業と課題を組み合わせた形式で行う。
  • 教育の原理, 2020, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論や共同作業を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。||なお、2020年度前期については、Zoom を利用した遠隔授業と課題を組み合わせた形式で行う。
  • 教育の原理, 2020, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論や共同作業を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。||なお、2020年度前期については、主に Zoom を利用した遠隔授業と課題を組み合わせた形式で行う。
  • 英語演習IA, 2020, ・与えられたテーマについて、リスニングや作文の練習を中心に行う。|・本授業は、主に Zoom を使用した双方向型授業として実施する。ただし、Zoom の利用は原則として授業開始時15分から20分程度にとどめる。その後提示された課題に各自取り組み、K-SMAPYの課題管理機能を使って指定時間内に提出する。
  • 英語演習I, 2020, -
  • 英語演習IB, 2020, 1.与えられたテーマについて、ディスカッション、プレゼンテーション、作文をする。|2.上記テーマに関連したリスニングの練習。|3.本授業は、主に Zoom を使用した双方向型授業として実施する。ただし、Zoom の利用は原則として40分程度にとどめる。その後提示された課題に各自取り組み、K-SMAPYの課題管理機能を使って指定時間内に提出する。
  • 外国語文化導入演習, 2020, 本授業は、主に Zoom を利用した双方向型授業として実施する。|→Zoom使用に対応した進め方になるため、予定の細部は変更される可能性があることを理解されたい||この授業は、外国語文化学科で学び始める学生たちに、大学での学修方法を理解してもらいつつ、学修に主体的に取り組むことを促すためのものである。大学での学修と高校までのそれとの間には大きな違いがあることを、ここでしっかりと認識してもらいたい。| 具体的には、この授業では、ノートのとり方や整理の仕方、大学生に求められる高度な日本語運用能力の鍛え方、図書館やインターネットを使った文献調査の方法、研究のルールとテーマ設定の方法、そしてレポート(term paper)の書き方などを、徐々に、そして確実に、学んでいってもらう。一つ一つの課題に対処していく中で、大学生らしい学修スキル、ならびに卒業論文を執筆するための基礎的スキルを身につけていってもらいたい。
  • 英語文献演習IIA, 2020, 1.まとまった分量の英語文献を読んで、おおまかな話の流れを追う、また、必要に応じて精密に読む。|2.英語らしい表現に慣れ親しむ。イメージを思い浮かべながら読む。|3.辞書などの参考資料を有効に活用する。|4.他の受講生と協力しながら読む。|*2020年度前期は Zoom を利用した遠隔授業方式とする。ただし、Zoom の利用は原則として授業時間のうち15分から30分程度とする。授業の進め方については、初回の指示に従うこと。
  • 英語文献演習II, 2020, -
  • 英語文献演習IIB, 2020, 1.まとまった分量の英語文献を読んで、おおまかな話の流れを追う、また、必要に応じて精密に読む。|2.英語らしい表現に慣れ親しむ。イメージを思い浮かべながら読む。|3.辞書などの参考資料を有効に活用する。|4.他の受講生と協力しながら読む。|5. 2020年度は主に Zoom を使用した遠隔授業とする。
  • 教職実践演習, 2020, ・教育実習や教育ボランティア活動の経験をふり返る。|・他の学生の経験と自らの経験とを比べる。|・教育実習についてのプレゼンテーションを中心に中心に行う。|・2020年度は主に Zoom を利用した遠隔授業とする。
  • 英語展開演習B, 2021, ・テキストにもとづく発表を中心とする。|・発表は、(1) テキストの内容、および (2) テキストの英語、をカバーするものであること。
  • 教育の原理, 2021, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。
  • 教育の原理, 2021, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。
  • 教育の原理, 2021, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。
  • 教職実践演習, 2021, ・教育実習と教職課程の振り返りに関するプレゼンテーションを中心に行う。|・他の学生の経験と自らの経験とを比べる。|・教師の専門性とは何かを考える。
  • 外国語文化導入演習, 2021, この授業では、外国語文化学科で学び始めるみなさんが、大学での学修方法を理解しつつ、学修に主体的に取り組む方法を学びます。大学での学修は、高校までとは大きな違いがあるためです。|具体的には、ノートのとり方や整理の仕方、大学生に求められる高度な日本語運用能力の鍛え方、図書館やインターネットを使った文献調査の方法、研究のルールとテーマ設定の仕方、そしてレポート(term paper)の書き方などを、徐々に、そして確実に、学んでいきます。一つ一つの課題に対処していくことで、大学生らしい学修スキル、ならびに卒業論文を執筆するための基礎的スキルを身につけます。
  • 英語文献演習IIA, 2021, 1.まとまった分量の英語文献を読んで、おおまかな話の流れを追う、また、必要に応じて精密に読む。|2.英語らしい表現に慣れ親しむ。イメージを思い浮かべながら読む。|3.辞書などの参考資料を有効に活用する。|4.他の受講生と協力しながら読む。
  • 英語文献演習II, 2021, 前期の内容については、(英語文献演習ⅡA 渋谷 髙屋 景一 金曜3限)を参照してください。後期の内容については、(英語文献演習ⅡB 渋谷 髙屋 景一 金曜3限)を参照してください。
  • 英語文献演習IIB, 2021, 1.まとまった分量の英語文献を読んで、おおまかな話の流れを追う、また、必要に応じて精密に読む。|2.英語らしい表現に慣れ親しむ。イメージを思い浮かべながら読む。|3.辞書などの参考資料を有効に活用する。|4.他の受講生と協力しながら読む。
  • 英語文献演習IA, 2022, 1.まとまった分量の英語文献を読んで、おおまかな話の流れを追う。必要に応じて精密に読む。|2.
自然な英語に慣れる。|3.イメージを思い浮かべながら読む。|4.辞書などの参考資料を有効に活用する。|
  • 英語文献演習IB, 2022, 1.まとまった分量の英語文献を読んで、おおまかな話の流れを追う。必要に応じて精密に読む。|2.
自然な英語に慣れる。|3.イメージを思い浮かべながら読む。|4.辞書などの参考資料を有効に活用する。
  • 教育の原理, 2022, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。
  • 教育の原理, 2022, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。
  • 教育の原理, 2022, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。
  • 教職実践演習, 2022, ・教育実習と教職課程の振り返りに関するプレゼンテーションを中心に行う。|・他の学生の経験と自らの経験とを比べる。|・教師の専門性とは何かを考える。
  • 外国語文化導入演習, 2022, この授業では、外国語文化学科で学び始めるみなさんが、大学での学修方法を理解しつつ、学修に主体的に取り組む方法を学びます。大学での学修は、高校までとは大きな違いがあるためです。|具体的には、ノートのとり方や整理の仕方、大学生に求められる高度な日本語運用能力の鍛え方、図書館やインターネットを使った文献調査の方法、研究のルールとテーマ設定の仕方、そしてレポート(term paper)の書き方などを、徐々に、そして確実に、学んでいきます。一つ一つの課題に対処していくことで、大学生らしい学修スキル、ならびに卒業論文を執筆するための基礎的スキルを身につけます。
  • 英語文献演習IIA, 2022, 1.まとまった分量の英語文献を読んで、おおまかな話の流れを追う。必要に応じて精密に読む。|2.英語らしい表現に慣れ親しむ。イメージを思い浮かべながら読む。|3.辞書などの参考資料を有効に活用する。|4.他の受講生と協力しながら読む。
  • 英語文献演習IIB, 2022, 1.まとまった分量の英語文献を読んで、おおまかな話の流れを追う。必要に応じて精密に読む。|2.英語らしい表現に慣れ親しむ。イメージを思い浮かべながら読む。|3.辞書などの参考資料を有効に活用する。|4.他の受講生と協力しながら読む。
  • 英語展開演習B, 2022, ・テキストにもとづく発表を中心とする。|・発表は、(1) テキストの内容および (2) テキストの英語をカバーするものであること。
  • 外国語文化導入演習, 2023
  • 教育の原理, 2023
  • 教育の原理, 2023
  • 教育の原理, 2023
  • 教職実践演習, 2023
  • 英語演習IIA, 2023
  • 英語演習IIB, 2023
  • 英語展開演習B, 2023
  • 外国語文化導入演習, 2023, この授業では、外国語文化学科で学び始めるみなさんが、大学での学修方法を理解しつつ、学修に主体的に取り組む方法を学びます。大学での学修は、高校までとは大きな違いがあるためです。|具体的には、ノートのとり方や整理の仕方、大学生に求められる高度な日本語運用能力の鍛え方、図書館やインターネットを使った文献調査の方法、研究のルールとテーマ設定の仕方、そしてレポート(term paper)の書き方などを、徐々に、そして確実に、学んでいきます。一つ一つの課題に対処していくことで、大学生らしい学修スキル、ならびに卒業論文を執筆するための基礎的スキルを身につけます。
  • 教育の原理, 2023, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。
  • 教育の原理, 2023, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。
  • 教育の原理, 2023, 何のために教育を受けるのか、学ぶとはどういうことか、学校の抱える問題や課題は何か、などについて考察する。我々が特に反省的にとらることなく経験してきた教育、特に学校教育を構成する制度、文化、歴史、思想、理論等について知ることで、より体系的な理解や多面的な考察を試みる。受講者数や教室の条件などによって学習形態は変更することがあるが、テーマに即して受講者間の討論を講義のなかに織り込みたい。受講生には主体的な参加を求める。
  • 教職実践演習, 2023, ・教育実習と教職課程の振り返りに関するプレゼンテーション。|・教師の専門性とは何かを考える。|・教職について幅広い文脈において考察し、また、掘り下げて考察するための探究活動を行う。
  • 英語演習IIA, 2023, ・与えられたテーマについて、リスニングや作文の練習を中心に行う。|・初歩的なレベルを想定しているが、教材(課題に出すビデオなど)は初級者用に作成したものではないので、慣れていないと難しいかもしれない。また、作文の練習を少し多めに取り入れる。
  • 英語演習IIB, 2023, 1.テキストを中心に進める。|2.初級〜中級レベルを想定しているが、国際的な話題を取り上げている教材を使うので、話題に慣れていないと語彙レベルなどやや難しく感じる可能性がある。
  • 英語展開演習B, 2023, ・テキストにもとづく発表を中心とする。|・発表は、(1) テキストの内容および (2) テキストの英語をカバーするものであること。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • John Dewey Society, 2020年04月01日
  • 日本デューイ学会
  • 教育哲学会
  • 教育思想史学会
  • Philosophy of Education Society (U.S.A.)
  • Centre for Imagination in Research, Culture, and Education (Imaginative Education Research Group, ~2018), Canada, 2001年09月
  • 日本英語教育史学会, 2007年06月

学外委員等活動

  • 2022年01月18日, Social Studies Research and Practice, Editorial Advisory Board
  • 2018年09月01日, The Centre for Imagination in Research, Culture and Education, Advisory Board, サイモン・フレーザー大学(Simon Fraser University, BC, Canada)の教育学部に設置された「想像力と教育」に関する研究・教育センター The Centre for Imagination in Research, Culture and Education(CIRCE, http://www.circesfu.ca)のアドバイザー。CIRCE は 同大学内に設置された Imaginative Education Research Group (IERG) の後継研究センター。
  • 2018年01月01日, Asia Pacific Journal of Educational Research, Editorial Board, Secondary Education Institute, Kyungpook National University, Korea(慶北大学校)発行の教育学誌 Asia Pacific Journal of Educational Research 編集委員。