K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

寺本 貴啓
人間開発学部 初等教育学科
准教授
Last Updated :2019/04/02

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    寺本 貴啓, テラモト タカヒロ

ホームページ・researchmap等のリンク

連絡先

  • 連絡先

    teramoto[at]kokugakuin.ac.jp

所属・職名

  • 人間開発学部 初等教育学科, 准教授

学位

  • 2010年03月, 博士(教育学), 広島大学, 第5134号

本学就任年月日

  • 2010年04月01日

研究分野

  • 理科教育学、学習科学、教育方法学

研究活動

論文

  • 理科教育におけるダイナミック・アセスメントに関する研究 -小学校第6学年「水溶液の性質」単元におけるヒントカードの効果について-, 日本教科教育学会誌, 第31巻,第2号, 65, 74, 2008年09月30日, 日本教科教育学会, 寺本貴啓・松浦拓也・角屋重樹・森敏昭, 本研究は,これまで発達支援で活用されてきたダイナミック・アセスメントの手法を,小学校第6学年理科「水溶液の性質」の学習課題において「テスト直し」場面で改善を示唆するヒントカードを適用し,短期的(単元終了約1週間後)と,長期的(約3ヶ月後)の両側面から知識や技能等の習得状態を確認した。
  • 「授業実践場面におけるダイナミック・アセスメントの効果に関する研究 : 小学校第6学年「水溶液の性質」における知識再生力, 知識表現力の育成について」, 『広島大学大学院教育学研究科紀要』, 第一部, 学習開発関連領域), 第58号, 57, 64, 2009年12月01日, 広島大学大学院教育学研究科, 本研究は,ダイナミック・アセスメントを授業場面に適用し,「知識再生力」と,「知識表現力」を測定し,それぞれの能力の習得状態が,実験群・対照群,成績高群・成績低群による群間で,どのような違いがあるかについて確認することで,ダイナミック・アセスメントの有効性を検討した。
  • 「酪農教育ファームを通して子どもに育成される力に関する基礎的研究 ―大学生を対象とした調査をもとに―」, 『広島大学大学院教育学研究科紀要』, 第二部, 文化教育開発関連領域), 2009年12月01日, 広島大学大学院教育学研究科, 木下博義・秀島哲・川崎弘作・寺本貴啓・松浦拓也・角屋重樹, 酪農教育ファームを通して子どもに育成される力を明らかにするため,国立大学教育学部に在籍する大学生201名を対象にして質問紙法による調査を行った。その結果,大学生は酪農教育ファームを通して子どもに育成される力は,「関心・意欲・態度」「知識・技能」といった資質・能力と捉えていることを明らかにした。
  • 「科学的思考力の評価問題の開発に関する研究-PISA2006科学的リテラシーの「科学的能力」に着目して-」, 『日本教科教育学会誌』, 32巻4号, 21, 30, 2010年03月30日, 日本教科教育学会, 川崎弘作・寺本貴啓・松浦拓也・角屋重樹
  • 教員免許取得希望の大学生における教師観に関する一考察-テキストマイニングによる質的分析-, 國學院大學人間開発学研究, 2, 49, 60, 2011年02月01日, 國學院大學人間開発学会, 大学2年生に対して、どのような教師になりたいかという「教師観」、どのような子どもを育てたいかという「児童観」、どのような指導がよい指導かという「指導観」について記述させた。そして、講義の前後における実態と変容を分析した。
  • 調査レポートの考察を論述する力を育成するための指導法に関する研究-高等学校生物における授業実践を通して-, 臨床教科教育学会誌, 11-1, 31, 41, 2011年05月01日, 臨床教科教育学会, 福本伊都子・木下博義・寺本貴啓, 高等学校生物において、調査レポートの考察を論述する力を育成するための指導法を考案し、その効果を検証することを目的とした。考察の論述方法を明確にする定型文や説明資料を示して説明させる方法を考案し、その効果を分析した結果、指導の効果を確かめることができた。
  • 「教員免許取得希望者の大学生における「教師としての意識」の経年変化に関する一考察―テキストマイニングによる質的分析―」, 國學院大學人間開発学研究, 3, 37, 51, 2012年02月01日, 國學院大學人間開発学会, 本研究は,教員免許の取得を希望する大学2年生の7月と1月時期、3年生の7月時期における教師観,指導観,児童・生徒観を調べたアンケートを、テキストマイニングによる分析を行うことにより、該当時期における各観点の変化の傾向を明らかにし、「教師としての意識」がどのように変化をするのかを検討した。
  • 「生徒の学習に対する必要性の認識を高める指導法に関する研究―高等学校化学における教育実践を通して―」, 臨床教科教育学会誌  , 第12巻 第1号, 2012年04月01日, 臨床教科教育学会, 本研究は、高等学校化学において生徒の学習に対する必要性の認識を高めるための指導法を考案し、その効果を検証することを目的とした。この目的を達成するため、学習内容と日常生活との関連性を思考させる場面を意図的に授業に取り入れる指導法を考案した。そして、考案した指導法の効果を検証するため、国立大学附属高等学校1年生42名を対象に、化学Ⅰ「電気分解」の単元において授業を行った。その結果、質問紙および一枚ポートフォリオへの記述の分析から、生徒の学習に対する必要性の認識を高めるまでに至らなかったが、生徒に化学と日常生活との関わりをより認識させることができた。 (全105p) p75 – p83 森田晋也・木下博義・寺本貴啓
  • 「理科における観察・実験結果の考察に関する子どもの学習実態と要因構造の分析―小学生と中学生との比較の視点から―」, 理科教育学研究 , Vol.53 No.1, 29, 38, 2012年07月01日, 本研究では,まず観察・実験の結果を考察する活動における小学生の学習実態を把握し,次に小学生および中学生の同場面における学習に影響を及ぼす要因構造を明らかにすることを目的とし分析した。 (全199p) p29 – p38 木下博義・松浦拓也・清水欽也・寺本貴啓・角屋重樹
  • 教育実習と関連科目の有機的運用Ⅰ 教職関連科目で育つ資質能力についてのアンケート調査分析から, 國學院大學人間開発学研究, 5, 161, 179, 2014年02月28日, 國學院大學人間開発学会・國學院大學人間開発学部, 成田信子・柴田保之・田沼茂紀・寺本貴啓, 本論文は、國學院大學人間開発学部の学生、教員を対象に調査をしたものである。教員としての資質能力の開発に焦点をあて、①教職関連科目を受講する学生の意識調査と分析、②教職関連科目を担当する教員の意識調査と分析、まとめるものである。
  • 小学校理科における大学生の「活用する力」の実態に関する一考察-全国学力・学習状況調査の結果から考える教員養成のありかた-, 國學院大學 人間開発学研究, 4, 31, 37, 2013年02月28日, 國學院大學人間開発学会, 本研究は、教員養成系学部の大学生を対象に平成24年度に実施された全国学力・学習状況調査小学校理科と理科に対する意識調査のアンケートを活用の観点別に到達度を測定し、成績の高い群、低い群においてアンケート項目の点数はどのようになっているのか検証したものである。
  • 2I-04 大学生に対する小学校理科の指導案作成指導に関する基礎的研究 : 指導のポイントを意識したダイナミック・アセスメントの在り方(一般研究発表(口頭発表)), 寺本 貴啓;木下 博義;角屋 重樹, 日本理科教育学会全国大会要項, 60, 2010年, 日本理科教育学会

Misc

  • 「身近な材料で新単元教材を作ってみよう-6学年電熱線比較教材の製作法と留意点-」, 『初等理科教育』, 2010年4月号, 62, 65, 2010年03月01日, 農文協, 本稿のみどころは,①新指導要領に即した教材として,身近にある材料で安く製作できる方法を提案・解説していること,②授業に適した電源や電熱線の組み合わせを,実験から検証し,提案しているところである。本教材は,発泡スチロールが切れ,下に落ちていく速さによって,電熱線の熱量の違いを視覚的に比較することができる教材である。簡便に実験が行えるように,教材研究を繰り返し行うことの重要性についても同時に考えながら読み進めていただきたい。
  • 「理科で必要な「言語力」とは」, 『初等理科教育』, 2010年2月, 26, 29, 2010年01月01日, 農文協, 今日の言語力の充実に至った経緯かた,理科に求められる「言語力」を明らかにし,その指導法について述べた。
  • 言語活動を重視した子どものノート記録と指導とは, 初教教育研究所会報, 36, 2, 3, 2011年09月01日, 初教教育研究所, 言語活動の充実が叫ばれている今日において、子どものノート記録から、理科はどのように言語活動を充実するかについて具体的な指導方法について述べている。

著書等出版物

  • 『思考力・判断力・表現力」を育成するための「すべ」』:新学習指導要領における 資質・能力と思考力・判断力・表現力」2章 理科 第1節, 寺本貴啓, 文溪堂, 1017年06月01日
  • 『授業が変わる!新学習指導要領ハンドブック 小学校編』:2章 第4節 理科, 寺本貴啓, 時事通信出版局, 2017年07月01日
  • “ダメ事例”から授業が変わる!小学校のアクティブ・ラーニング入門―資質・能力が育つ“主体的・対話的な深い学び”, 寺本貴啓, 文溪堂, 2016年05月01日
  • 六つの要素で読み解く! 小学校アクティブ・ラーニングの授業のすべて, 寺本貴啓, 東洋館出版社, 2016年12月17日
  • 学習科学ハンドブック 第二版 第1巻: 基礎/方法論:第5章 概念変化研究の歴史:その議論の筋道と断層線, Andrea A. diSessa, 北大路書房, 2018年07月11日
  • 「理科の教育」2017年3月号:理科における「主体的・対話的で深い学び」の考え方, 寺本貴啓, 東洋館出版社, 2017年03月01日
  • 初等教育資料2018年5月号: 問題解決の力の育成の意義と「探究の質」の向上, 寺本貴啓, 東洋館出版社, 2018年05月01日
  • 『小学校授業クリニック 理科5年』, 学事出版, 2002年02月01日, 森田和良(編著者)・寺本貴啓・石黒茂・太田秀人・梶川友恵・田井徳彦・塚田昭一・中越進・藤澤伊佐雄・村山稔・山田真也・前田善仁, 花粉観察は、小学校教員にとって失敗しやすい実験の一つである。観察しやすい花粉や、身近なものを使って簡単に観察できる方法を提示し、その長所・短所を示した上で、プレパラートの制作について解説を行なった。
  • 『基礎・基本が身につく理科単元プラン小学校3年』, 東洋館出版, 2003年03月01日, 日置光久(編著者)・寺本貴啓・村山哲哉・山口弘・鳴川哲也・梅田真寿美・松本哲志・森本昭博, 小学校3年生の理科でおこわなれる「乾電池と豆電球」の全単元の授業計画の詳細を1授業時間(内容によっては複数時間)ごとに指導案形式で解説している。各授業の指導における着目点や、単元全体の評価、教材研究についても留意点を含め解説し、最後には、本単元の各授業で活用できるワークシートを掲載することで、いつでも再現でき、すぐに活用できるように工夫されている。
  • 『小学校学習指導要領の解説と展開 理科編―Q&Aと授業改善のポイント・展開例』, 教育出版, 2008年08月01日, 安彦忠彦(監修)角屋重樹(編著)・石井雅幸(編著)・飯田秀男・板木孝悦・遠藤雅孝・笠原秀浩・栢野浩未・木下博義・佐伯貴昭・阪本秀典・佐々木恵子・澤勉・鈴木明子・鈴木康史・髙木正之・田邊洋一・玉木昌知・手代木英明・寺本貴啓・中田晋介・長野宏明・中山貴司・庭野正和・葉倉朋子・林四郎・原景子・福田章人・堀井俊宏・松浦拓也・三木信哉・山上孝, 「習得・活用・探究」の関係性を述べるために,「 1.「習得・活用・探究」それぞれの基本的な考え方を知ろう」「2.「習得」と「活用」の意味づけは,学習の状況や場面によって変化する」「3. 「活用」と「探究」の違いは,「総合性」である」「 4. これまでの理科学習の「探究」とは意味が異なる」という,4点から述べている。
  • 『新小学校理科・重点指導事項の実践開発』, 明治図書, 2009年01月01日, 角屋重樹(編著者)・石井雅幸・飯田秀男・原景子・藤井千恵子・岩尾史江・濱晶子・白石久美子・福田章人・吉田俊一・阪本秀典・笠原秀浩・引間和彦・鈴木康史・菅原一朗・高木正之・松浦拓也・寺本貴啓・中田晋介・堀井俊宏・佐伯貴昭・木下博義, 新学習指導要領で,注目されている「習得・活用・探究」に関する内容である,「資料の活用力」「探究」について解説している。そこでは,資料の活用のあり方や,探究の力を育成するための実践などについて具体的に述べている。
  • 『言語力を育てる授業づくり 小学校』, 図書文化社, 2009年09月01日, 梶田叡一(編著者)・甲斐睦朗(編著者)・加藤明・尾崎靖二・邑上裕子・青山由紀・松木正子・吉川芳則・棚橋尚子・輿水かおり・岩田一彦・清水静海・角屋重樹・寺本貴啓・木下博義・松田智子・髙倉弘光・郡司明子・流田直・栗原知子・塚本慶子・高橋美由紀・森田和良・新富康央, 「理科で育てる言語力」として,理科の学習指導過程に沿って,言語力を育成する考察の方法について解説している。ここでは,「水溶液の性質」を例に,具体的に指導過程に沿って言語力を育成するための教師の言葉掛けについて述べている。
  • 『学習科学ハンドブック』, 培風館, 2009年07月01日, 森敏昭(監訳者)・秋田喜代美(監訳者)・一柳智紀・大河内祐子・沖林洋平・河野麻沙美・北田佳子・木村優・坂本篤史・柴英里・鈴木明夫・高橋智子・田崎慎治・寺本貴啓・深谷優子・藤江康彦・藤田慶子・丸子保子・三島知剛・箕輪潤子・吉岡敦子・吉田裕典・若山育代, In R. K. Sawyer (Ed.), The Cambridge Handbook of Learning Sciences, Cambridge University Press, NY (2006)の翻訳本。担当は,"A History of Conceptual Change Research Threads and Fault Lines" (pp. 265-281), "Model-Based Reasoning in Science Education" (pp. 371-387),であった。
  • 『新理科の考え方と授業展開』, 文溪堂, 2009年10月01日, 角屋重樹(編著者)・飯田秀男・諌山浩之・石井雅幸・磯部祥生・上塚穣二・内田桃代・太田由紀夫・大脇一洋・沖田清隆・笠原秀浩・木下博義・小仲剛・小石紀博・小牧啓介・阪本秀典・澤勉・島章人・菅原一朗・鈴木康史・高木正之・高橋吉隆・坪谷正樹・寺本貴啓・傳幸朝香・徳永裕・長友晃一・中西英・中村優香・庭野正和・葉倉朋子・林四郎・原景子・引間和彦・福田章人・古屋澄人・松浦拓也・三木信哉・宮元俊行・村中政文・盛健・山根雅章・芳川寿生・若林慎也・渡邊弘樹, 小学校理科における個に応じた指導のあり方として,一斉指導の中での個に応じた指導の方法について述べている。ここでは,一斉指導と個に応じた指導の違いを明らかにし,学習場面における具体的な指導について解説している。
  • 『改訂 実践教育評価事典』, 文溪堂, 2010年08月01日, 梶田叡一・加藤明・長谷浩也・吉村希至・土田圭子・中島繁雄・石井雅幸・上之園公子・尾崎友美・松田智子・鎌田首二朗・勝見健史・金沢緑・有本昌弘・木下博義・古川治・猿田祐嗣・小倉康・立田慶裕・二瓶弘行・田中博史・松浦拓也・寺本貴啓・善野八千子・角屋重樹・米田豊・北川達夫・小楠徹・内田和寿・林義樹・菅千索・森敏昭・田中博之・川崎弘作
  • 『「ことば」で伸ばす子どもの学力』, ぎょうせい, 2010年08月01日
  • 「観点別評価と評定」, ミネルヴァ書房, 2011年04月30日
  • 小学校理科室経営ハンドブック, 東洋館出版社, 2011年04月01日, 村山哲哉・日置光久(編著者)・塚田昭一・八嶋真理子・森田和良・伊勢明子・辻健・本多響・森川恵子・杉山陽亮・淡口祐子・東條友美・樋口悦子・平間照二・岡山由衣・佐藤弘典・羽仁秀聡・岡本理恵・佐々木昭弘・原啓一朗・高橋隆子・鷲見辰美・川真田早苗・山中謙司・小松司・前川良平・小畑康彦・田嶋俊彦・鳴川哲也・深田剛生・多田納育子・若狭陽一・三井寿哉・白岩等・野村光・佐藤朋治・鷲山龍太郎・鈴木康史・岩永聡・松山明道・深川慎也・中川美穂子・宮﨑幸樹・刈川陽介・平川貴之・磯脇秋子・小城孝洋・久保博之・古澤拓也・岡村聡・原田浩毅・有村和章・内山聖司・坂井敦・松本昌也・澁谷宣和・森剣治・工藤秀敏・布施司・長瀬紋子・増子淳一・傳幸朝香・飯野敦子・野澤啓幸・岩崎泰久・杉山直樹・大久保朗子・川端慶子・坂野真貴子・清田秀孝・近藤信一・木村毅・高橋泰道・齋藤由美子・小林祐一・下妻淳志・尾上伸一・緒方克行・前島潤・市谷壮・榊原博子・中井章博・小川義和・木村かおる・奥山英登・堤千絵・高田浩二・高橋真理子・小倉康・古川理土・仲尾健・小野塚雄彦・野末淳・片平完和・寺本貴啓・中村健太郎・山口勝代・浮貝紗弥佳・藤井創一・伊藤雅代・八ッ橋淳子・井桁寛, 小学校理科で活用できる事典。指導法から教材まで説系が加えられている本。本人担当部分は、「棚(教材整理、標本・展示、単元別配置)」、「黒板」で、教師が具体的に使用する方法や留意点について述べている。
  • わかる!小学校理科授業入門講座, 文溪堂, 2012年01月01日, 村山哲哉・相高秀彦・阿部喜久代・有本淳・五十嵐徹・小田島諭・貝谷雅敏・片山雅夫・久慈寛之・久保慶喜・小酒井晃子・小林昭弘・小向公一・佐藤忍・佐藤浩輝・品田智巳・澁谷宣和・新北史人・須賀昌俊・杉野さち子・寺本貴啓・成田恵・西岡賢一・播磨義幸・布施司・牧野理恵・松山勉・三田村剛・三井寿哉・湊尚人・宮本純・藪田哲也・山名正記・山中謙司・山本浩貴, 小学校理科で活用できる初心者用指導書。指導法から教材まで説系が加えられている本。本人担当部分は、「メディアの活用」、「花壇・野草園の環境整備」で、教師が具体的に使用する方法や留意点について述べている。
  • フロントライン教育研究「『ダイナミック・アセスメント』導入の教育的意義~言語活動を重視する個に応じた指導と評価~」, 東洋館出版社, 2011年08月01日, ダイナミック・アセスメントに関する教育的意義について、理科教育の言語活動に適用し、どのように指導を行って行くことが効果的かについて述べた。ダイナミック・アセスメントを個に応じた指導として適用することを通して、学習観の変革の必要性についても述べている。
  • にほんごっ子の育み方 日本語を引き出す教育メソッド開発 その2 日本語で考える力を伸ばす4年生理科, 博報財団, 2011年10月01日, 2, ダイナミック・アセスメントの紹介と、行う上での7つのポイントについて述べている。現職教員との関わりについて述べた。
  • 理科における「活用する力」の育成, 公益財団法人日本教材文化研究財団, 2012年09月01日
  • 『言語力の育成を重視したみんながわかる理科教育法』, 学校図書, 2012年04月01日, 小学校理科で活用できる学生用理科教育法教科書。本人担当部分は、「小学校の理科で「言語力を」身につけるには」、「授業の前に-評価について考える」、「各学年の具体的な指導」で、教師が言語活動を充実させる上での具体的な考え方や指導法について述べている。
  • 0歳~12歳児の発達と学び 保幼小の連携と接続に向けて, 北大路書房, 2013年05月10日, 清水益治・林創・倉盛美穂子・矢藤優子・菅井洋子・田口雅徳・森野美央・山名裕子・滝口圭子・若山育代・森敏昭・梶井芳明・川﨑美保・藤江康彦・寺本貴啓・岸野麻衣・三宅幹子, 理科における児童期の発達と学びについて、述べたもの。小学校期における理科は何を目指しているのか、近年の課題、子どもの発達の即した指導として理科における「ダイナミック・アセスメント」に関する解説を行っている。 
  • 写真を見せるだけでは終わらせない!実感できる地学教材の準備と実験の工夫, 農文協, 2013年10月01日, 47-10, 寺本貴啓・藤澤真奈美, 本稿は、第5学年「流水の働き」の浸食・運搬を確認する実験と、第6学年「土地のつくりと働き」の堆積を確認する地学関連教材を見直し、より確実に結果が出る方法を紹介する。地学実験は、準備が大変であるため、写真や動画などを使って解説して終わる場合も多い。そこで、子どもたちに確実に実験ができるように、実験方法の基礎についてまとめる。何をどのように準備し、何に気をつければよいのかについて、本稿を読むことによって多少理解できるのではないかと思われる。

講演・発表

  • 「ダイナミック・アセスメントを導入した理科授業の試み」, 日本理科教育学会第58回全国大会福井大会 発表要旨, 2008年09月01日, 本研究では,「読解力」問題,「科学的思考力」問題を作成し,テスト場面における誤答の原因を特定しようとした。また,誤答に至る問題点をアセスメントし,個に応じた支援を与えていく評価法である「ダイナミック・アセスメント」を活用し,個別の誤答に対応した支援を行った。そして,誤答が,ダイナミック・アセスメントによって改善されるか否かを検討した。
  • Research On Dynamic Assessment In Japanese Science Education -With focus on instruction methods in experiment/observation sites, 11th European Congress of Psychology(Oslo), 2009年07月01日, 本研究は,日本の理科の授業において,多様な観察の視点や,観察記録の表現力を身につけるためにダイナミック・アセスメント適用し,その効果と日本における指導法のあり方を紹介した。
  • 「小学校理科の学習指導過程における観察・実験結果の考察」 , 日本理科教育学会第59回全国大会大会, 課題研究発表01, 2009年08月01日, 於 宮城教育大学, 「小学校理科における観察・実験結果の考察」と題して,問題解決活動を促進するための「言語力の育成」をめざす。そこで,本発表では,小学校理科での実験・観察結果の考察場面における学習指導過程の教師の手だてについて,具体的な実践例を述べた。そしてさらに,このような実践における「繰り返し指導」の重要性について述べた。
  • 「「アセスメント解答用紙」による読解力・思考力の育成に関する研究 - 小学校理科におけるダイナミック・アセスメントの効果について -」, 日本教育心理学会第51回総会, 2009年09月01日, 於 静岡大学, 本研究では,個人の課題に応じて支援を行うことができるとされる,ダイナミック・アセスメントに着目し,近年の課題のなかでも,特に,「読解力」や「思考力」の育成を目指すための「アセスメント解答用紙」を用いた,ダイナミック・アセスメントの効果を検討した。
  • 「理科教育におけるダイナミック・アセスメントに関する実践研究Ⅱ ―実験・観察場面における観察の記録方略を身につける指導法のありかたについて―」, 日本理科教育学会第58回中国支部大会, 2009年10月01日, 於 広島大学, 本発表ではまず,ダイナミック・アセスメントとは何かについて述べ,学校教育への適用の必要性と重要性を述べた。そして,これまであまり述べられていないダイナミック・アセスメントの学習場面への適用において,教師がダイナミック・アセスメントをより効率的に実施するための,準備やアセスメントの方法,実施に伴うポイントや課題について述べた。
  • 「理科教育におけるダイナミック・アセスメントに関する実践研究Ⅱ ―第5学年「動物の誕生」の観察記録場面における記録方略の育成に着目して―」, 日本理科教育学会第58回中国支部大会, 2009年10月01日, 於 広島大学, 本発表では,小学校第5学年「メダカの卵の成長」での観察記録場面において,より的確な観察記録を残すための,教師のダイナミック・アセスメント(Dynamic Assessment)の効果について述べた。本研究では,観察記録場面において,子どもたちの理解状況に応じ,記録の方略を段階的かつ具体的に指導していくこいとによって,子どもたちの記述がどのように変容したかを検証する。そのために教師の指導に対する子どもの変容を追い,その効果を検証した。
  • Research On Dynamic Assessment In Japanese Science Education -With focus on instruction methods in science experiment sites, 2010年07月11日, 27th International Congress of Applied Psychology(11-16 JULY 2010 MELBOURNE AUSTRALIA), The present research investigated the effects of Dynamic Assessment in Japanese science classes as a way to improve both diversified views on observation and descriptive abilities for writing observation records. The study also suggested appropriate instructional methods in the Japanese context. The study analyzed how students’ notebook records changed when “Dynamic Assessment” was introduced and when students were instructed to relate “hypothesis” with “observation views,” in 6th grade experiment/observation classes. The results indicated that students were able to relate “hypothesis” and “observation views” and to gain “recording strategy,” through mutual interactions as well as with teachers’ appropriate instructions in repeated and similar learning situations. This research supported that dynamic Assessment is effective for science education in Japan.
  • 「大学生に対する小学校理科の指導案作成指導に関する基礎的研究- 指導のポイントを意識したダイナミック・アセスメントの在り方-」, 2010年08月08日, 於 山梨大学
  • 「小学校道徳授業における教科連携に関する基礎研究-教科連携を意識した題材の作成と道徳的判断の変容-」, 2010年08月29日, 於 早稲田大学, 「道徳的な価値判断を深める」ためには,道徳の領域だけで深めるよりも,教科の知識との連携を図ることでより考えを深めることができるのではないか。また,教科においても学習内容の理解がより深まるのではないか。という考えをもとに,小学校道徳授業で活用する教科連携を意識した題材を作成し,作成した題材がどの程度児童の道徳的価値判断に影響を与えるのか、コールバーグの道徳性発達段階を用いて探索的に分析することを目的とした。
  • Elementary School Science Instruction in Japanese Teacher Training Universities and the Understanding Process of University Students, 2011年07月02日, The 12th European Congress of Psychology ISTANBUL 2011 (ISTANBUL Republic of Turkey) , A number of trial classes in elementary school science were conducted in order to confer practical teaching abilities. By having university professors provide guidance each time, the way in which the university students, who are studying to become elementary school teachers, came to understand teaching methods was analyzed.
  • 理科教育法における「言語活動の充実」に関する指導の実践研究―段階的なノート指導による問題解決の過程の理解とノート表現に着目して―, 日本理科教育学会第62回全国大会, 2012年08月01日, 於 鹿児島大学, 本研究では,「ダイナミック・アセスメント」の手法を用い,段階的かつ具体的に指導し,児童が閉じ込めた空気や水を圧したときの性質を「体積変化」と「手応え」との関係から捉えることができたかを検証する。指導方略としては,「ダイナミック・アセスメント」という段階的かつ具体的に指導する方法を用い,教師の支援(発言)によって,子どもたちの空気と水の「体積変化」「手応え」を関係付ける意識がどのように変容したか検証した。その結果、ダイナミック・アセスメントの指導方略により,空気や水を閉じ込めた時の性質を「体積変化」と「手応え」との関係において捉えさせることができた。 福島千恵子・寺本貴啓
  • 小学校理科におけるゴムの働きの概念変容に関する一考察, 日本理科教育学会第62回全国大会, 2012年08月01日, 於 鹿児島大学, 本研究では,小学校第3学年の子どもがもつ,ゴムの働きの概念について明らかにし,その概念をより精緻に変容させるための新教材を開発し,指導法について明らかにすることを目的とする。3種類の教材(ゴム,たこ糸,ストロー袋)を段階的に提示し,比較させたことにより、ゴムの働きの概念をより精緻にさせていくことができた。 福地孝倫・寺本貴啓
  • 小学校理科におけるダイナミック・アセスメントに関する実践研究―第4学年 空気や水の「体積変化」と「手応え」との関係をとらえさせる指導法に着目して―, 日本理科教育学会第62回全国大会, 2012年08月01日, 於 鹿児島大学, 本研究は,大学2年生の必修授業である「初等科教育法(理科)」において「問題解決の過程」について理解を深め「言語活動の充実」について指導するため、ノート指導を通して授業展開について考えさせる場面をつくる。このとき、「予想・仮説」「考察」の場面において段階的に指導を行ったときの学生の理解の変容について考察することを目的とする。その結果、本実践のような段階的な指導を用いることによって、問題解決の過程や、各過程における記述方法の理解が促進されることが明らかになった。
  • シンポジウム:学級規模研究における教育心理学的アプローチ , 日本教育心理学会第55回総会, 2013年08月01日, 於 法政大学市ヶ谷キャンパス, このシンポジウムの目的は,学級規模に関する研究に対して教育心理学的に迫るために,着目すべき視点,用いられるべき指標について広汎に議論することである。そのために,国内で実施された,学級規模が公立小中学校の児童生徒に及ぼす影響に関する研究を概観する話題提供を行う。その上で,学級規模の増減にともなって生じうる教師や児童生徒に及ぼす影響として考えられるさまざまな側面について,それぞれの専門家による指定討論を実施するとともに,フロアを交えた議論を行いたい。
  • 小学校理科における大学生の「活用する力」の実態に関する一考察-全国学力・学習状況調査の結果から考える教員養成のありかた- , 日本理科教育学会 第63回全国大会, 2013年08月01日, 於 北海道大学, 教員養成系の大学2年生が、全国学力・学習状況調査の問題の知識問題と活用の4つの枠組み(適用・分析・構想・改善)別でどの程度の到達度があるのかについて検証し【調査1】、活用の各枠組みの成績高群が成績低群と比べ、理科の意識や指導観のアンケートの回答傾向に違いがあるかを検討し【調査2】、今後の教員養成のありかたを考察することを目的とする。

その他

  • 「検流計を効果的に使った問題解決活動-4年「電池のはたらき」を通して-」, 『初等理科教育』, 農山漁村文化協会, 2000年09月01日, 32, 35, 「電池のはたらき」の授業を通して、子どもの誤概念を、検流計を活用することで修正していった様子を記録した実践報告である。この時期の良くある誤概念として、「豆電球が光ると、その後の導線には電気の流れが少ない」とうものがあるが、検流計を用いることによって電流の方向と、ある程度の電流の大きさがわかり、その概念を変更しやすくなったことを記録している。
  • 「若手教員奮闘記「そったく」をめざして」, 『教育研究』, 初等教育研究会, 2000年12月01日, 74, 75, 筑波大学附属小学校から出されている月刊誌である。小学校教員になったばかりの新任教員としての様子を書いたもの。教育実習中の第3学年「音」の授業で、音を追求する教材づくりが、図工の授業になってしまったという失敗経験をもとに、初任校において、その時の反省がどのように生かされたのかについて記している。
  • 「ふりこの重さと1往復時間・ふれはばと1往復時間」, 『小学校教材別テンプレート集 理科 教材へのヒント&ワークシート』(テンプレート教材CD), 内田洋行, 2001年10月01日, 「ふりこの重さと1往復の時間」「ふれはばと1往復の時間」の教材ワークシートを作成。データ化されているため、印刷してすぐに使えるものとなっている。一般的な授業に対応できるように、スタンダードな実験方法に対応させたものである。
  • 「基礎基本が身につく学習活動 理科「発芽と生長」 」, 『小5教育技術』, 小学館, 2002年02月01日, 100, 101, 新任教員向けの雑誌であり、ここでは、小学校第5学年理科の「発芽と生長」における授業方法のコツを分かりやすく示したものである。この単元で設定した「育てたい力」を育成するために、授業の導入場面と、観察で授業を盛り上げる部分において細かな手順を示している。また、単元全体の配慮事項だけでなく、理科の用語「比較」についても解説し、新任教員に対してもわかりやすいように工夫している。
  • 「研究の視点4「実験・観察と豊かな心 興味・関心から心を豊かにする実験・観察とは」-5年 もののとけ方 を通して-」, 『初等理科教育』, 農山漁村文化協会, 2002年04月01日, 24, 25, 「もののとけかた」の授業を通して,子どもの「とける」ことに対する発見や疑問を発見カード記入形式により表出させていった実践報告である。また,その表出させた意見を,いくつかの視点に再分類し,これから進めていく単元の方向性の精緻化を図る場面を通して,「豊かな心」をはぐくむために,教師の場面づくりに必要なものをまとめている。
  • 「感性が働く状況づくり「自ら創る自然環境から子どもの自然観を追う」-学校ビオトープを中心とした身近な自然環境づくり-」, 日本初等理科教育研究会第41回中央夏期講座発表要旨, 2002年07月01日, 34, 43, 学校ビオトープを造る過程で,子どもが直接自然との関わりをもつことで,子どもたちの自然観の変容がどのように行われるのか調査した実践発表である。1年間の児童のプロトコルを通して,自然に対する理解や観点の深さ,生き物にとってよりよい自然環境作りへの取り組みに対する変容を追った。実践途中の子どもの課題から,問題解決過程を通して,自らの自信につながっていく様子を示している。
  • 「小学校理科教育における磁力線観察装置の有効性-「磁力」を科学する学習教材の提案-」, 日本理科教育学会第52回全国大会横浜大会発表要旨, 2002年08月01日, 寺本貴啓、小田切真, 小学校第3学年「磁石」教材の有効性の検討についての実践発表である。身近な材料を使った場合,これまで平面で磁力線を観察することが多かったが,今回,磁力線観察装置を活用することで,どのように子どもたちの見方が変容し,この教材をどの程度単元に位置づけることができるかの検討を行った。
  • 「研究企画委員会報告「自然認識を深めるイメージ活動支援の教材開発」-3D磁力線観察装置を取り入れた実践-」, 『初等理科教育』, 農山漁村文化協会, 2003年02月01日, 66, 67, 磁石単元に活用できる「3D磁力線観察装置」についての報告である。教師用理科教育雑誌ということから,使い方,活用における効果,今後の課題に関して示している。身近な材料で簡単に製作できることや,磁力線を立体的に観察できるというメリットについて解説しているが,第3学年においては教材単独で活用することの大きな効果がみられなかったため,適時性や活用方法についての課題を示した。
  • 「基礎学力の確かな定着を図る教科指導 理科「魚や人のたんじょう」 」, 『小5教育技術』, 小学館, 2003年06月01日, 96, 97, 新任教員向けの雑誌であり,ここでは,小学校第5学年理科の「魚や人のたんじょう」の補充的な学習における授業方法のコツをわかりやすく示したものである。本単元では,コース選択を行う単元であるため,コースごとに分けて解説している。また,この補充学習によって学習できることを明らかにし,新任教員に対してもわかりやすいように工夫している。
  • 「自然に働きかけ感動を得る喜び-教師の働きかけと説明よる相互作用-」, 日本初等理科教育研究会第43回全国大会草加大会発表要旨, 2003年11月01日, 「自然に積極的に働きかけること」と,「自然に対し感動すること」との相互関係から,小学校第5学年の「もののとけかた」での「わかる」という過程を追った実践発表である。「わかる」ことを重視した授業展開として重要なことは,子どもの考えを積極的に表出させることが重要であり,そのことにより,協同学習,深い理解が促進されることを紹介している。
  • 座談会:「先行学習と発見学習」, 『初等理科教育』, 農山漁村文化協会, 2004年04月01日, 18, 24, 本座談会は,寺本貴啓,湯澤正通,杉本美穂子,鏑木良夫,森田和良,小林寛子の6名が「先行学習と発見学習」について誌上座談会を行ったものである。この中で寺本は,発見学習重視派の立場として,小学校の時期だからこそ発見学習ができるのではないかと述べた。また,先に授業内容を過程で学習させてしまうことに対して,授業時の学力格差が広がることを危惧し,その問題点についても述べている。
  • 「授業を創る「もののとけかた」~ものの溶け方からたくさんの発見が生まれるように~」, 『初等理科教育』増刊号 新人とベテランのための「小学校理科授業のレベルアップ読本」, 農山漁村文化協会, 2004年04月01日, 本内容は,子どもの実態,単元目標の設定,指導計画の立て方,教材研究のしかた,指導案の書き方,本時案の書き方,板書計画についての考え方,授業の反省,についてそれぞれ1~2ページでまとめている。全体として,授業後ごとのつながりや,学年間のつながりについて意識させることを重点に置いて示している。
  • 「基礎学力の確かな定着を図る教科指導 理科「魚や人のたんじょう」 」, 『教育技術』, 2004年5月増刊 基礎・基本と発展学習「教科指導のアイディア5年」, 小学館, 2004年05月01日, 92, 93, 前年度で出版された「小5教育技術」の教科指導の部分だけを抽出し,若干のフォーマット修正を加え,教科指導用の雑誌として再出版したものである。複数の執筆者が8教科の内容をそれぞれでまとめている。
  • 「自然に対するイメージから新たな自然観を創り出す授業を目指して~A子のイメージ変容から自然観の創造について考える~」, 『熱海市幼・小・中学校教育実践録』, 第19集, 熱海市教育委員会, 2004年10月01日, 32, 36, 勝澤要・伊豆山幼稚園全職員・網代幼稚園全職員・陣内康成・坂上洋・小柳津友助・加藤悦子・寺本貴啓・原田友哉・藤平真由・福井治枝・鈴木美幸・大島尋隆・鈴木昌宏・瀬戸武生・大城剛・本間靖人・角田緑・青木智浩・茶田敏明・瀬戸郁子・三田光行・片山敬良, 第5学年「もののとけかた」の授業を通して,子どもの「とける」ことに対するイメージの変容を追った実践報告である。アクリルパイプを活用した導入より,子どもたちの多様な発見をカード記入形式により表出させた。また,その表出させた意見を,いくつかの視点に再分類することで,これから進めていく単元の方向性の精緻化を図ったことをまとめている。
  • 「小中連携 記憶に残る指導法と教材活用についての一考察」, 『教科研究 中学校理科』, №177, 学校図書, 2005年01月01日, 8, 11, 教科書会社の機関誌にて教材活用を紹介したもの。中学校版であるため,「小学校理科教育における磁力線観察装置の有効性-「磁力」を科学する学習教材の提案-」の内容を,より実践的に解説し,内容も小学校の実践と中学校の実践を並べて紹介した。いずれの段階においても,教材の視点が違うことで,その意味も変化するが,子どもたちの動機を高める教材の1つであることを紹介している。
  • 連載 遊悠学⑫[最終回「小学校・中学校の違いからのジレンマ」, 『初等理科教育』, 農山漁村文化協会, 2005年03月01日, 小学校から中学校に異動した経験から,理科授業における授業方法と考え方についての違いを示したものである。小学校では,比較的時間的余裕があり,時間をかけて問題解決を行うことができるが,中学校の場合,授業内容が多かったり,抽象化した内容が多かったりするために,その授業方法に違いが出やすいことに関しての教師としてのジレンマについてまとめている。
  • 「新教材の現状と活用の視点-電気単元における認知度調査と教材活用の紹介-」, 『初等理科教育』, 2006年4月増刊号(学力低下を克服する「小学校理科の進展会」), 農山漁村文化協会, 2006年04月01日, 130, 132, 発光ダイオード,ニクロム線を新教材として扱う上で,まず小学校3年生から中学校3年生までの認知状況について調査した。発光ダイオードは学年が上がるにつれて,認知度は高まったが,ニクロム線においての認知度は一貫して非常に低かった。また,実際に発光ダイオードを授業でどのように活用するかについて提案した。
  • 「Dynamic Assessmentによる導入の手続きについて-小学校6年「水溶液の性質」の科学的思考力をとおして-」, 日本理科教育学会 第56回全国大会奈良大会発表要旨, 2006年08月01日, Dynamic Assessmentでは,子どもの誤答に対する支援が活用において重要視されており,その作成において示唆を与えるために,子どもの解答を科学的リテラシーと読解力の二次元的分類(科学的理解・読解力共に適切かつ十分,科学的理解は不十分で問題意図の理解は十分,科学的理解は十分で問題意図の理解は不十分,科学的理解・読解力共に不適切かつ不十分)の4つの項目によって具体的に誤答を分類・分析した。
  • 「形成的評価としてのDynamic Assessmentの効果について-小学校6年「水溶液の性質」をとおして-」, 日本教育心理学会 第48回総会発表要旨, 2006年09月01日, 本研究の目的は,理科教育における形成的評価としてのDynamic Assessmentの有効性を検証することである。具体的には小テストを用いて,誤答から子どもの間違いやすい点を明らかにし,個に応じて適切な改善点を示唆することで,改善を促そうとするものである。その支援の結果,各群のテスト平均点の比較において,実験群の総括テストの得点が有意に高いことが明らかになった。
  • 「初等理科における科学的思考力・読解力測定テストの開発について-Dynamic Assessmentによる「考え直す指導」から形成的評価を再考する-」, 日本教科教育学会 第32回全国大会発表要旨, 2006年12月01日, 本研究の目的は,Dynamic Assessmentを活用し、科学的思考力・読解力を測定するテストの開発とする。その結果,1つの大問を科学的思考力,読解力それぞれの視点で分けて問題を作った場合,記述問題における観点の識別力と、採点時間,担任との連携に課題がみられた。よって、問題の作成時においてさらなる検討の必要性が明らかになった。
  • 「ダイナミック・アセスメントを活用した科学的メタ認知能力の評価」, 「平成17年度理科・環境教育助成成果報告書」, 日産科学振興財団, 2006年11月01日, 平成17年度に受けた研究助成金(400千円)の報告書である。本報告書は,平成17年11月~平成18年10月の間に行った研究に対しての支援であるため,「形成的評価としてのDynamic Assessmentの効果について-小学校6年「水溶液の性質」をとおして-」の内容を報告書として提出している。
  • 講師報告「電気・静電気のふしぎ」, 「科学わくわくプロジェクト 平成18年度事業実施報告書」, 広島大学科学わくわくプロジェクト研究センター, 2007年03月01日, 76, 80, 本プロジェクトは大きく4つある事業のうちの1つである「小学校の先生のための理科広場」において,教師,保護者と連携して,希望する子どもたちに対して各地で科学実験教室を行った時の報告書である。年間13回実施し,そのうち3回にわたって講師をした。報告書では,そのうちの1つである「電気・静電気」について理解を深める実践について報告した。
  • 「教師の評価観転換の必要性」, 『初教教育研究所会報』, №18, 初教教育研究所, 2007年03月01日, 子どもの学習観の転換と,教師の評価観の転換の2点から,その必要性について自らの意見を述べたものである。この2つの視点の転換とは,子どもは学習結果だけではなく,学習過程の重視をし,評価側も,学習過程を重視する形成的評価を重視する必要性がある。この考え方から,テストや授業において,子どもたちの誤答を指導に活かしていく重要性を述べている。
  • 「科学的思考力を育成するダイナミック・アセスメントの研究-小学校第6学年「水溶液の性質」における読解力・科学的思考力に対する効果の検討-」, 第9回認知発達フォーラム発表要旨, 2007年07月01日, 1, 2, 本発表は,読解力・科学的思考力問題におけるダイナミック・アセスメントの効果について発表したものである。「初等理科における科学的思考力・読解力測定テストの開発について-Dynamic Assessmentによる「考え直す指導」から形成的評価を再考する-」の内容に加えて,各能力の成績高群と低群別にそれぞれの能力がどのような影響(相関)があるかを示した。その結果,読解力・思考力ともに高群より低群の方が,ダイナミック・アセスメント効果が高いことが示された。
  • 「ダイナミック・アセスメントによる読解力・科学的思考力育成の可能性について-小学校6年「水溶液の性質」における定着度分析-」, 日本理科教育学会 第57回全国大会愛知大会発表要旨, 2007年08月01日, 寺本貴啓・松浦拓也・角屋重樹・森敏昭, 「ダイナミック・アセスメント」を活用し,個別の誤答に対応した支援を行うことで,読解力と科学的思考力問題の理解が改善されるか検討したものである。その結果,読解力問題においては,ダイナミック・アセスメントを行った実験群が統制群より有意に向上し,科学的思考力問題においては,実験群が統制群より有意に向上したことが確認できなかった。
  • 「形成的評価としてのダイナミック・アセスメントの効果について-小学校6年理科「水溶液の性質」における3ヵ月後の定着度-」, 日本教育心理学会 第49回総会発表要旨, 2007年09月01日, 科学的思考力の育成におけるダイナミック・アセスメントを活用した研究において,3ヶ月後における効果の持続性を検討したものである。その結果,各群の合計点の得点率による検討では,実験群と統制群の有意差はみられなかった。一方,問題の種類別による検討では,記述式問題において実験群の得点が有意に高いことが示された。しかしながら,記述式以外の問題では,有意差はみられなかった。
  • 「科学的思考力を測定するテスト開発に関する一考察-小学校第6学年を対象とした評価観点の作成とテスト問題の開発について-」, 日本教科教育学会 第32回全国大会発表要旨, 2007年10月01日, 寺本貴啓・松浦拓也・角屋重樹・森敏昭, 本発表では,小学校理科の科学的思考力テスト問題の開発を行うことを目的としたものである。そのために,科学的思考力の能力を定義し,その能力を測定するための評価観点を規定した。その結果,「知識力の獲得」「発見する力」「論理的に考え表現する力」「応用する力」という観点を規定し,それらの観点に応じたテスト問題を開発することができた。
  • 「ダイナミック・アセスメントを活用した科学的思考力の評価」, 「平成18年度理科・環境教育助成延長成果報告書」, 日産科学振興財団, 2007年11月01日, 平成18年度に平成17年度の延長研究として受けた研究助成金(400千円)の報告書である。本報告書は,平成18年11月~平成19年10月の間に行った研究に対しての支援であるため,「ダイナミック・アセスメントによる読解力・科学的思考力育成の可能性について-小学校6年「水溶液の性質」における定着度分析-」の内容を報告書として提出している。
  • 「理科教育におけるダイナミック・アセスメントに関する実践研究 ―実験場面を想定させる指導法に着目して―」, 日本理科教育学会第57回中国支部大会, C11, 於 島根大学, 2008年11月01日, 50, ○福島千恵子・寺本貴啓・松浦拓也・角屋重樹・森敏昭, 本研究は,小学校第6学年理科「水溶液の性質」の実験観察場面において,ダイナミック・アセスメントによって,①グループ実験における役割(参加)意識,②実験器具準備の確認意識,③仮説から観察の視点を想定する意識,の3つの事項を意識させることで,あらかじめ具体的な「実験場面」を想定させることの効果や指導方略のあり方を,子どもたちの授業記録をとおして検証した。
  • 「理科教育におけるダイナミック・アセスメントに関する実践研究 ―実験観察場面における観察の記録  方略を身につける指導法に着目して―」, 日本理科教育学会第57回中国支部大会, C12, 於 島根大学, 2008年11月01日, 51, ○寺本貴啓・福島千恵子・松浦拓也・角屋重樹・森敏昭, 本研究は,小学校第6学年理科「水溶液の性質」の実験観察の記録場面において,ダイナミック・アセスメントによる,①主語・述語,②メタファ,③具体的なスケール,の3つの重要性を意識させる。そして,「記録方略の繰り返し指導」の効果や指導方略のあり方を,子どもたちの実験観察のノート記録をとおして検証した。
  • 「理科教育におけるダイナミック・アセスメントに関する実践的研究 -実験観察場面における仮説と観察の視点を関係づける指導法に着目して-」, 日本教科教育学会第33回全国大会, 1D3-1, 於 宮崎観光ホテル, 2007年10月01日, 101, 102, ○寺本貴啓・福島千恵子・松浦拓也・角屋重樹・森敏昭, 本研究は,小学校第6学年理科「水溶液の性質」の実験観察場面において,「ダイナミック・アセスメント」を授業内に導入し,「仮説」と「観察の視点」を関係づけさせたり,「記録方略」を指導したりすることで,どのように多様な観察の視点をもち,観察記録の表現力が身についていくかをノート記録から検証し,ダイナミック・アセスメントの効果や指導法のあり方を検討した。
  • 「BEAN NEW REPORT 次代を担う研究者の眼「ダイナミック・アセスメント」で個に応じた指導の充実を」, 『悠プラス』, 2010年12月号, ぎょうせい, 2010年11月18日, 48, 49, 「ダイナミック・アセスメント」を使った個に応じた指導の在り方について,インタビューを受け,理科教育に関する考え方を示した。
  • 「21世紀の理科教育に求められるもの」, 『初等理科教育』, 2010年11月号, 農文協, 2010年10月01日, 4, 9, 森敏昭・寺本貴啓(聞き手), 「21世紀の理科教育に求められるもの」をテーマに,教育心理学や学習科学の立場から,理科教育の在り方についてインタビュー形式で対談した。
  • 「確かな学力を育む理科の系統性(エネルギー・粒子)」, 『初等理科教育』, 2010年10月号, 農文協, 2010年09月01日, 初等理科教育2010年10月号の編集担当をし,趣意書や編集後記をはじめ,座談会に参加し,その様子を文字に起こした(P4-P9「これからの理科教育と三団体の連携について」)。
  • 料理は化学『タニタの社員食堂』の健康への取り組み最前線, 初等理科教育2012年2月号, 農山漁村文化協会, 2012年02月01日, 4, 9, 荻野菜々子・寺本貴啓(聞き手・文責) , 理科が栄養士の仕事とどのように関わっているかについて、栄養士からのインタビューを通して検討した。将来の仕事においても、理科の考え方が活きていることについて述べた。
  • 論説「子どもの学力を保障するための評価のあり方」, 初等理科教育2012年2月号, 農山漁村文化協会, 2012年02月01日, 14, 17, 評価を充実させる前に、子どもの指導を充実させる必要があると言うことを述べ、具体的な指導場面でどのような課題があるかについて具体的に述べた。
  • 確実な定着には「実感」が必要~小学校理科における言語活動の充実のための指導~, 東書Eネット, 2012年10月01日
  • 授業づくりの要は「指導の意図」の明確化, 教室の窓, 42, 東京書籍, 2014年04月01日, 20, 21, 理科の指導における問題点として、(1)知識を教えることを重視する授業、(2)言語活動を重視する授業、(3)体験活動を重視する授業、の3つの問題点に触れ、指導方法を見直す視点として、(1)子ども主体の授業か、(2)「主発問」の意図を考えているか、(3)子どもに「考えさせる場面」があるか、という指導のバランスや質について述べている。
  • 「子どもの立場」から「教員の立場」への転換-「初等科教育法」の授業づくりの取り組み-, 理科の教育 2013年10月号, 62-10, 東洋館出版社, 2013年10月15日, 9, 12, 教員養成系学部における理科授業の取り組みを私立大学の立場で述べる。本稿では、理科教育法のノート記述の指導に於いて述べ、どのようにして大学生に理科のノート指導をしていくかについて具体的な方法を述べている。
  • 論説:評価を指導に活かす意味とポイント–実感させるための「即時フィードバック」のすすめ− , 初等理科教育 2013年12月号, 47-12, 農文協, 2013年12月01日, 10, 13, 学習観の転換(「知識の量的暗記」から「知識の活用」へ)に伴い、評価の方法も転換する必要がある。そのためには、子どもには知識の背景や意味を理解させたり、自分が間違っている理由を理解させたりすることで、知識の内容や必要性、自らの理解の不十分さを実感させることが重要であることを述べている。

受賞

  • 2003年, ・, 平成15年度 静岡県教育研究奨励賞(小学校の部)「優良賞」受賞, 平成15年度 静岡県教育研究奨励賞(小学校の部)「優良賞」受賞
  • 2004年, 熱海市教育文化振興会, 平成16年度 熱海市教育文化振興会賞受賞, 平成16年度 熱海市教育文化振興会賞受賞
  • 2011年, 博報財団, 第5回「児童教育実践についての研究助成事業」優秀賞受賞, 第5回「児童教育実践についての研究助成事業」優秀賞受賞

競争的資金

  • 18K03077, 認知的/社会的文脈を統合した学習環境:SDGsを推進するカリキュラム開発
  • 18K00717, VAシャドーイング法の知見に基づいた発達段階に対応できる日本語指導モデルの開発
  • 16H03802, 協働によるDeep Learningを促進する指導デザインの開発と検証, 本年度は、4年計画中の2年目である。1年目は、教師の働きかけについてどのような働きかけがあるのかについて、小学校教員に対して調査し、現在12のパターンを抽出した。このうち、協働に関わる教師の働きかけを用いて、研究からの働きかけの方法を検討する基礎ができた。;2年目は、実践事例として昨年度に引き続き道徳を事例に実践した。Deep Learningになっているかどうかについて、360度カメラを用いて各グループの撮影を行い、グループ対話が実際にどのように行われたのか検証した。検証した結果、深い学びという視点で考えた際は、普通に課題を与えると、一見話し合っているようには見えるが、実際の内容としては早いうちからグループとしての結論が出てしまっていることが多く、本当の意味での深い学びにはつながっていないことが明らかになった。例えば、4名グループの場合、上位群(飛び抜けていわゆる「頭がいい」と子供たちの中で認識されている子ども)が1名いた場合、異論なくその一人の意見がグループの意見になってしまうことが多いといった、パワーバランスが影響する。その他の場合でも、上位群が2名いる場合においては、上位群の2名のみが話し合って、他の2名は聞き手に徹する場合もあった。さらに、4人とも発言できないメンバーだった場合は、話し合い自体が深まらず、全く理解ができているかどうかもわからない状況であった。このように4人グループであった場合、4人全員が話し合い、深め合うような形は非常にまれであり、どちらかと言えば、わからない子どもは聞き手に徹し、理解する方に力を入れているパターンが多い。そのため、今後は、実際に深い学びになるには、どのような介入が必要なのかについて検討することになる。;本研究の目的を達成するための方法は以下の3つである。;① Deep Learning が成立する協働の要素を顕在化する,② 協働の場面での教師の働きかけ(特定集団交流型指導・多集団交流型指導)によって,学習;者の協働の姿(双方向型・ピッチャー型・キャッチャー型)の違いを定量的に検証する,③ ICT 機器を活用し,顕在化したDeep Learning が成立する協働の要素の育成とDeep Learningを促進する指導モデルの開発とその効果検証をする。;現在の進捗としては、①が完了し、②を昨年度から進めている。協働の姿(双方向型・ピッチャー型・キャッチャー型)については、30年度にビジネス顕微鏡を活用する目処が立ったため、30年度に実施するが、その前の実態調査として、360度カメラでグループによる協働の授業状況を撮影し分析した。③については、②を実施する際にも指導モデルを作成し、実際に可能かどうかの検証と同時に行っている。しかしながら、Deep Learningになっているかどうかについて、360度カメラを用いて各グループの撮影を行い、グループ対話が実際にどのように行われたのか検証した結果、深い学びという視点で考えた際は、普通に課題を与えると、一見話し合っているようには見えるが、実際の内容としては早いうちからグループとしての結論が出てしまっていることが多く、本当の意味での深い学びにはつながっていないことが明らかになった。このパワーバランスが影響することに対して、今後は、実際に深い学びになるには、どのような介入が必要なのかについて検討することになる。;30年度に当初予定のビジネス顕微鏡は本研究では活用が可能となるため、「②おおむね順調に進展している」とした。;3年目は、2年目に引き続き、指導事例の分析と指導案作成、理想とする協働の在り方を整理し、本当に深い学びになっているのかという調査結果を踏まえた学習効果測定のためのプレ・ポストテストの改善,合意形成能力や批判的思考力などの要素を測定する質問紙の改善を行い,量的,質的に調査・分析を行う。;特に、昨年度はグループによる対話が実際のところ人間関係やそのパワーバランスによって深まっていないことが明らかになったため、「本当の深い学びのための対話になるにはどうすれば良いのか」について検討を行う。今年度は他教科についても検討する。;また、ビジネス顕微鏡が改善され今年度、当初の計画通り活用可能となったため、集団の動き方について、「会話の双方向性(誰が誰に話しているのか,誰が聞き手になっているのか)」「組織内グループの交流度(多様な対面が行われているのか)」の測定が可能となる。そこで、この調査方法を活用して,教師の働きかけによる,学習者の協働の姿(双方向型・ピッチャー型・キャッチャー型)に違いが出るのかについて検証する。
  • 15K04085, 認知的/社会的文脈を統合した学習環境の開発と評価:イノベーティブな科学教育の推進, 本研究は、教授法(高垣)、動機づけ(中西)、理科教育(清水・寺本)、協調学習(白水)、評価(田中)、心理統計(田爪)という、多角的な研究組織を構成し、研究協力者との協議の基に研究を推進した。逐次、研究者と実践者が、プロジェクト会議を開いて改善点をレビューしながら進めることができた。;平成27年度は、イノベーティブ・インテリジェンスを育成する要因を組み込んだ、「認知的/社会的文脈を統合した学習環境」を開発した。さらに、その理論的枠組みに基づき、研究者と実践者が協同して小・中学校理科カリキュラムを構築した。平成28年度は、小・中学校の研究協力校において授業を実施し、教授効果を検証することができた。平成29年度は、研究成果を統括し、今日的課題の授業改善に直接的に役立つ、新たな学習環境及びカリキュラムを、学会発表ならびに論文や著書にて公表を行った。;本研究では、教育心理学研究の最前線の課題である、「認知論的アプローチと社会文化論的アプローチの統合」という理論的想定を、イノベーティブ・インテリジェンスを育成する要因を組み込んだ、実証的な授業を通してその教授効果を動機づけ研究・協調学習・評価等の観点から多面的に検討を行った。;最終年度の平成29年度は、理科教育研究の観点からは、新学習指導要領ハンドブックを編纂し、新学習指導要領における資質・能力と思考力・判断力・表現力を考察した。動機づけ研究の観点からは、協同学習における学習行動に及ぼす動機づけ・社会的スキルの影響を考察した。評価の観点からは、学習評価の視点から「学び方、教え方」を捉え直し21世紀スキルにおける知識活用のとらえ方を考察した。
  • 25285189, 学級規模と指導・評価方法等が児童生徒の学力の経年変化に与える影響に関する研究, 本研究では,学級規模の大小と形成的評価の実施状況,及びこれらの組合せによって,児童生徒の学力の変化に違いが見られるかを3レベルの階層線形モデルによって検討した。その結果,小学校では一部の学年・教科で,学級が小規模であるほど形成的評価の実施頻度が高い傾向が示され,形成的評価の実施頻度が高い場合,学級規模が小規模であるほど,一部の学力層においてのみの場合もあるが児童の学力を相対的に高くすることが示された。中学校では,理科において,第1学年で同程度の学力偏差値の生徒についてみると,学級が小規模であるほど第2学年における学力偏差値が高いことが示された。
  • 23330266, 初等理科教育におけるデジタルペンを導入した言語力育成システムの開発, 本研究の目的は,小学校理科教育において,アノト式デジタルペンによる電子記録システムを活用した言語力育成システムを開発することである。;本研究の成果として、①言語力育成システムとして、ダイナミックアセスメントを活用したデジタルペンシステムの活用の学習効果が明らかになったこと、②ダイナミックアセスメントによりメタ認知を活性化することで学習効果の向上が期待できる、③電子記録システムのあり方として、「提示機能」による情報共有、「再生機能」による時間にとらわれない再確認・思考過程の確認、「協同記録機能」による創造、においては本システムの効果が期待できる。

教育活動

担当授業

  • ICT授業構成論, 2019, 本授業は、各教科においてCT機器の活用をどのようにするのかを検討する実践的授業である。本授業では、①機器の使用方法、②教科の学習内容の確認、③各教科においてどのようにICT機器を活用することがよいのか、の3の内容から構成する。①は、ICT機器の機能を確認するために、実際に機器を使用してみる。②は、小学校学習指導要領の各教科にける学習内容について解説する。③は、②で学習した教科単元において、①で学習した機能を使って、どのように指導をするのかについて検討する。以上の3点を理解することで、実践的な心構えや技能を習得する。||その際、できるだけ具体的な資料を提供し、資料を踏まえて思考し、考察するように努める。
  • 初等科教育法(理科), 2019, 本授業は、①目標論、②内容論、③方法論、④評価論の4つの内容から構成する。①は、小学校学習指導要領をもとに、人間形成からみた、小学校理科の授業が目指す方向性を解説する。②は、小学校学習指導要領の理科における構成概念や、その説得に必要な教材について解説する。③は、上述の目標や内容をもとに、最適な学習方法を構想し、展開する学習指導法について解説する。④は、学習指導を行った結果、目標の達成状況や子どもの実態を評価する方法について解説する。以上の4点を理解することで、実践的な心構えや技能を習得させる。||その際、できるだけ具体的な資料を提供し、資料を踏まえて思考し、考察するように努める。
  • 初等科教育法(理科), 2019, 本授業は、①目標論、②内容論、③方法論、④評価論の4つの内容から構成する。①は、小学校学習指導要領をもとに、人間形成からみた、小学校理科の授業が目指す方向性を解説する。②は、小学校学習指導要領の理科における構成概念や、その説得に必要な教材について解説する。③は、上述の目標や内容をもとに、最適な学習方法を構想し、展開する学習指導法について解説する。④は、学習指導を行った結果、目標の達成状況や子どもの実態を評価する方法について解説する。以上の4点を理解することで、実践的な心構えや技能を習得させる。||その際、できるだけ具体的な資料を提供し、資料を踏まえて思考し、考察するように努める。
  • 理科授業構成論, 2019, 本授業は、各教科において理科の授業をどのように創るのかを検討する実践的授業である。具体的には作成した指導案を検討し直し、よりよい授業展開について具体的に検討する。|本授業ではこれまでの学習を活かし、現実的な授業づくりを行う。そこで、①指導案の作成、②模擬授業、③課題の検討、を繰り返し、理科における実践的な心構えや技能を習得する。||その際、できるだけ具体的な資料を提供し、資料を踏まえて思考し、考察するように努める。
  • 初等科教育法(理科), 2019, 本授業は、①目標論、②内容論、③方法論、④評価論の4つの内容から構成する。①は、小学校学習指導要領をもとに、人間形成からみた、小学校理科の授業が目指す方向性を解説する。②は、小学校学習指導要領の理科における構成概念や、その説得に必要な教材について解説する。③は、上述の目標や内容をもとに、最適な学習方法を構想し、展開する学習指導法について解説する。④は、学習指導を行った結果、目標の達成状況や子どもの実態を評価する方法について解説する。以上の4点を理解することで、実践的な心構えや技能を習得させる。||その際、できるだけ具体的な資料を提供し、資料を踏まえて思考し、考察するように努める。
  • 理科概説, 2019, 本授業は,理科教育での授業方法論を,既に開発されている各種の理論と関係づけ,実践的に具体化することを目的とする。このため,まず,ベテランの授業ビデオの観察を通して,授業を構成する視点を抽出し,抽出した視点に基づいて授業を構想し,展開するという模擬授業を行う。そして,実施した模擬授業をもとに,授業が具備すべき条件について検討し,それらの視点や技能を習得できるようにする。なお,上述の過程において,教材の製作も行う。|その際,できるだけ具体的な資料を提供し,資料を踏まえて思考し,考察するように努める。||※今回の15回の予定は、理科実験室を想定するものであり、理科実験室受け入れ定員以上の場合は、使用教室を変更し、模擬授業の回数や方法も変更になる。
  • 初等科教育法(理科), 2019, 本授業は、①目標論、②内容論、③方法論、④評価論の4つの内容から構成する。①は、小学校学習指導要領をもとに、人間形成からみた、小学校理科の授業が目指す方向性を解説する。②は、小学校学習指導要領の理科における構成概念や、その説得に必要な教材について解説する。③は、上述の目標や内容をもとに、最適な学習方法を構想し、展開する学習指導法について解説する。④は、学習指導を行った結果、目標の達成状況や子どもの実態を評価する方法について解説する。以上の4点を理解することで、実践的な心構えや技能を習得させる。||その際、できるだけ具体的な資料を提供し、資料を踏まえて思考し、考察するように努める。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2019, 本授業では,主に①小学校理科における指導法の研究,②教育評価に関する研究,③教員養成に関する研究を中心に,教育心理学や教育方法学の視点から,授業方法論を,既に開発されている各種の理論と関係づけ分析することで,実践的場面で活用できるように具体化することを目的とする。また、卒業論文の形にするための技術的な指導を行う。目的を達成するために,まず,演習で受講者個人個人の興味に基づいた研究の方向性と課題に対する調査法や改善方法を具体化し,調査・分析するという手順をとる。そして、分析したものを卒業論文として形にする。なお,上述の過程や到達点においては,個人の研究内容によって異なる。|その際,できるだけ具体的な資料を提供し,資料を踏まえて思考し,考察するように努める。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018, 木曜昼休み

学外活動

学協会活動

  • 日本理科教育学会, 1998年04月
  • 日本教科教育学会, 2005年04月
  • 日本教育心理学会, 2004年04月
  • 日本教育工学会, 2009年12月
  • 日本科学教育学会, 2007年03月
  • 臨床教科教育学会
  • 日本教授学習心理学会