K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

近藤 良彦
人間開発学部 初等教育学科
教授
Last Updated :2019/04/19

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    近藤 良彦, コンドウ ヨシヒコ

所属・職名

  • 人間開発学部 初等教育学科, 教授

学位

  • 1991年03月, 理学博士, 名古屋大学, 理博第618号

本学就任年月日

  • 1996年04月01日

研究分野

  • 物理学、理科教育

研究活動

論文

  • Surface Collective Motion in the Soliton Bag Model, Physics Letter,B199, 437, 439, 1987年12月01日, M.Iwasaki, Y.Kondo, ソリトンバッグ模型を用いて、相対論的にバリオンの表面モノポール振動を調べた。表面運動における相対論的ラグランジアンを導出し、共鳴状態のエネルギー固有値は実験値をかなりよく再現することを示した。
  • A Vibrational Bag Model for Baryons, Progress of Theoretical Physics,80, 535, 545, 1988年09月01日, Y.Kondo, M.Iwasaki, バッグ模型では,核子の共鳴状態は表面振動の効果を取り入れることで説明される。しかし,多くの研究では表面振動を非相対論的に扱っていた。そこで,ソリトンバッグ模型に注目し,その表面振動の効果を相対論的に扱うことによって共鳴状態の質量スペクトルがよく再現されることを示した。また,簡単な数値シミュレーションを行って観測値を求め,この模型は核子の静的性質を従来のバッグ模型と同程度に再現することを示した。
  • Bound Kaon Approach to Strangeness in the Skyrme Model and Nonleptonic Hyperon Decays, Physics Letters,B236, 1, 6, 1990年02月01日, Y.Kondo, S.Saito, T.Otofuji, スカーム模型をハイペロンの含む系に拡張する方法には,SU(3) 集団座標による方法(集団座標法)とπ中間子場のソリトンにK中間子を結合させる方法(結合K中間子法)がある。この論文では,後者をハイペロンの非レプトン的弱崩壊現象に適用し,前者を含めた他の模型と比較した。その結果,この崩壊現象において成り立っているΔⅠ=1/2 規則がクォーク模型と同様に厳密に成り立ち,崩壊振幅は定性的に実験値をよく再現することが明らかにされた。
  • Semileptonic Hyperon Decays in the Skyrme Model with Bound Kaon Approach to Strangeness, Physics Letters,B256, 316, 320, 1991年03月01日, Y.Kondo, S.Saito, T.Otofuji, スカーム模型の結合K中間子法を半レプトン的弱崩壊現象に適用した。REDUCEによる比較的大規模な数式計算を行ってベクトルと軸性ベクトル流演算子を導出し,それぞれの結合定数を求めた。ストレンジネス非保存の場合の結合定数の比は保存する場合と同程度であり,この方法を指示する根拠の一つを与えた。しかし,ベクトル結合定数はSU(3) 対称性を持つ模型の予言とかけ離れており,カラー自由度依存性が他の模型と異なっていることが明らかにされた。
  • Strong-Symmetry-Breaking Limit of SU(3) Skyrme Model and Bound-Kaon Approach to Strangeness , Few-Body Systems,12, 113, 121, 1992年01月01日, Y.Kondo, S.Saito, スカーム模型のSU(3) 集団座標法を用いて,ハイペロンの半レプトン的崩壊現象を調べた。比較的大規模な数式計算を行ってSU(3) 群の生成演算子の微分型を導出し,ベクトル結合定数を求めた。この方法のSU(3) 対称性の破れた極限では,ベクトル結合定数のカラー自由度依存性が結合K中間子法のそれと一致することが示された。これにより,結合K中間子法がチャームの含む系においてより有効であることが指摘された。
  • Weak Transitions of Low-Lying Baryons in the Skyrme Model, Progress of Theoretical Physics,109, 99, 113, 1992年01月01日, K. Fujii, Y. Kondo, S. Saito, クォーク模型およびスカーム模型をハイペロンを含む系に拡張する二つの方法(集団座標法と結合K中間子法)における弱い相互作用によるハイペロンの崩壊を調べ、相違点と相似点を明らかにした。スカーム模型はクォーク模型と定性的によく似た振る舞いをし、集団座標法のSU(3)対称性が強く破れた極限での振る舞いは結合K中間子法と同じであることが明らかにされた。
  • Attractive, Spin-Isospin-Independent NN Potential in the Skyrme Model , Physical Review,D45, 2528, 2533, 1992年04月01日, T.Otofuji, Y.Kondo, S.Saito, R.Seki, スカーム模型で核力の研究を行った。2ソリトンの積で2核子系を表す仮定では,中間領域の引力が再現できない。そこで,摂動論を用いてπ中間子の量子的効果を考慮することを考え,REDUCEを用いた大規模な数式計算と数値シミュレーションを行った。結果, 中間領域の引力が再現された。しかし,引力の強さは実験に比べ4倍も大きくなる。これは,ソリトン間のゼロエネルギー状態の存在が原因であることが調べられた。
  • Nucleon-Nucleon Scattering Lengths in QCD Sum Rules, Physical Review Letters,71, 2855, 2858, 1993年11月01日, Y.Kondo, O.Morimatsu, QCD和則を用いて核子間の相互作用を調べた。核子-核子散乱半径に対するQCD和則を導出し,コンピュータによる簡単な数式計算等を用いて演算子積展開を行い,核子-核子散乱半径とクォーク-グルオンの複合演算子の1核子状態における期待値を関係づけた。これから求められた散乱半径は少なくとも定性的に実験値を再現している。この研究によって,QCD和則がハドロン間の相互作用の解明のために適用できることが明らかになった。
  • 「QCD和則によるハドロン間相互作用」, 『日本物理学会誌』, 50巻, 718, 721, 1995年01月01日, 近藤良彦、森松 治, QCD和則による散乱長の計算についての解説:QCD和則を用いて核子-核子間およびハイペロン-核子間の相互作用を調べた。それぞれの散乱半径をクォークとグルオンの複合演算子の1核子状態に関する期待値と関係づけ、それらの相違点と相似点を調べた。相互作用はフレイバー空間での対称性がよいほど大きいことが明らかにされた。
  • Meson-Hyperon Coupling in the Bound-State Approach to the Skyrme Model, Nuclear Physics,A609, 501, 518, 1996年01月01日, Y. Kondo, S. Saito, Y. Tanushi, M. Uehara, スカーム模型をハイペロンを含む系に拡張する結合K中間子法を用いて、K中間子およびπ中間子とハイペロンとの結合定数を調べた。結合定数の計算結果は実験値をよく再現していることが明らかにされた。
  • Pion-Nucleon and Kaon-Nucleon Scattering Lengths in QCD Sum Rules, Physical Review,C53, 1927, 1935, 1996年04月01日, Y.Kondo, O.Morimatsu, Y.Nishino, QCD和則を用いてπ中間子-核子間およびK中間子-核子間の相互作用を調べた。Π中間子-核子散乱半径は低エネルギー定理の結果と矛盾がなく実験値をよく再現し、K中間子-核子散乱半径はΛ(1405)粒子が寄与するためにカレント代数等を用いた結果と異なっていることが明らかにされた。
  • QCD Sum Rules and Electromagnetic Polarizabilities of a Nucleon, Nuclear Physics,A615, 417, 440, 1997年01月01日, T. Nishikawa, S. Saito, Y. Kondo, QCD和則を用いて核子の電磁的偏極率を調べた。最初に、核子の偏極率を一定の弱い電磁場が存在するもとでのクォークとグルオンの複合演算子の真空期待値と関係づけた。次に、QCD和則を用いて複合演算子の真空期待値の値を求め、中性子の電気的偏極率を計算した。計算値は実験値とよく一致しており、この領域におけるQCD和則の有効性が明らかにされた。
  • Electric Polarizabilities of Neutral Baryons in the QCD Sum Rule, Physics Letter,B422, 26, 32, 1998年03月01日, T. Nishikawa, S. Saito, Y. Kondo, QCD和則を用いて中性子とΛ、Σо、Ξо粒子の電気的偏極率を計算しそれらの間の関係について調べた。電気的偏極率は中性子、Ξо粒子、Λ粒子の順で小さくなることが予言された。さらに、Σо粒子の電気的偏極率はきわめて小さく負になる可能性もあることが指摘された。
  • QCD Sum Rules for Nucleon-Nucleon Interactions, Progress of Theoretical Physics,100, 1, 19, 1998年07月01日, Y.Kondo, O.Morimatsu, 核子間相互作用とそのスピン依存性に対するQCD和則を構築し、その物理的意味について調べた。しきい値付近の分散積分を詳しく調べ、これが相互作用の強さの測度とみなせることを見出した。演算子積展開においてはスピンについて平均を取らないことによって現れる新しい演算子を考慮した。これにより、和則が相互作用のスピン依存部分をスピンに依存する核子の行列要素と関係づけることを明らかにした。さらに、計算結果は実験結果と無矛盾であることが確かめられた。
  • New Approach to Axial Coupling Constants in the QCD Sum Rule, Physical Review Letters,84, 2326, 2329, 2000年03月01日, T.Nishikawa, S.Saito, Y.Kondo, 一核子中における軸性ベクトルカレントの相関関数を基にして、軸性ベクトル結合定数に対するQCD和則を導出した。この和則では結合定数がシグマ項や核子の構造関数のモーメント等で表されることを見出した。計算の結果、アイソベクトル結合定数と8重項の第8成分は実験値とよく一致することが確かめられた。
  • QCD Sum Rules for Nucleon-Nucleon and Hyperon-Nucleon Interactions, Nuclear Physics, A670, 2000年05月01日, 森松 治, 1998年12月14~17日に東京で行われた「ハドロンと原子核の物理」の国際会議で発表した論文である。核子・核子とハイペロン・核子のスピンに依存する相互作用に対するQCD和則を構築してその物理的解釈を行い、閾値付近の分散積分が相互作用の強さの測度となりえることを明らかにした。相関関数の演算子積展開を行ってスピン依存の演算子は軸性電荷とテンソル電荷と関係付けられることが見出された。相互作用の強さのスピンに依存する部分はスピンに依存しない部分より小さく、スピンに依存しない核子・核子の強さはハイペロン・核子の強さより大きいことが調べられた。核子・核子の系において、結果は実験と矛盾しないことが示された。
  • Model-independent study of the QCD sum rule for the πNN coupling constant, Rhysical Review, C66, 2002年08月01日, 森松 治, 真空とπ中間子の状態で期待値を取った核子の相関関数を基にしたπNN結合定数に関するQCD和則の研究を行った。ここで、有効理論に頼ることなく、一般的に成り立つ原理から相関関数の物理的成分を調べた。相関関数を4つの異なったディラック構造に分けた不変相関関数において、2重極項の係数は結合定数に比例して1重極項の係数は結合定数では決定できないことを示した。さらに、カイラル極限では1重極項および連続状態の項は分散積分において定義不能であることを明らかにした。これにより、不変相関関数を基に得られた従来の単純なQCD和則が正しくないことが判明した。
  • A projected correlation function approach toπNN coupling constant in QCD sum rules, Nuclear Physics, A717, 55, 72, 2003年04月01日, 森松治, 真空とπ中間子の状態で期待値を取った核子の相関関数を基にして、核子のスピノールに関する行列要素を取ることにより、πNN結合定数に対する新しいQCD和則を提唱した。この新しいアプローチはカイラル極限でさえも分散積分がよく定義されるパラメータだけで表現できることが利点である。別の利点は望ましくない極項からの寄与を射影して消去できることである。演算子積展開のウィルソン係数を計算し、π中間子の質量に関して1次の寄与まで含む新しいQCD和則を構築した。計算結果は、実験値とよく一致しており、π中間子の質量に関する1次の寄与は約5%であることが見出された。
  • QCD Sum Rules for Hyperon-Nucleon Interactions, Physical Review, C69, 2004年05月01日, 森松治, QCD和則におけるハイペロンと核子との間の相互作用を調べた。ここで、ハイペロン・核子の閾値付近の分散積分はハイペロン・核子相互作用の強さの測度とみなせることを見出した。ハイペロン・核子相互作用の強さは核子間相互作用の強さより小さいことをクォーク・グルオン演算子の核子行列要素と関係付けることによって見出した。同様に、ハイペロン・核子系ではΛ粒子・核子の相互作用が最も強いことや、Σ粒子・核子とΞ粒子・核子の系における相互作用のアイソスピン依存性についても明らかにした。
  • Meson-Baryon Couplings from QCD Sum Rules, Physics Report, 398, 253, 279, 2004年09月01日, 土井琢身、岡真, 擬スカラーメソンと八重項バリオンの結合定数をQCD和則の方法を用いて調べた。バリオンの相関関数を1粒子メソンと真空との状態間で見積もって、意図している結合定数を導出した。最初に、バリオン対角な結合定数に適用してこの方法の有効性を調べた。そして、結合定数のF/D比をフレイバーのSU(3)極限で決定した。さらに、射影相関関数法を用いて、バリオン非対角な結合定数をΛΣNの系を例に計算した。ΛΣN結合定数のSU(3)の破れの効果は小さいことを示した。
  • Θ⁺⁺ from the QCD sum rule, Physical Review, D71, 2005年01月01日, 西川哲夫、金田・延與佳子、森松治, QCD和則におけるスピンが3/2でアイソスピンが1のペンタクォーク(Θ⁺⁺)の性質を調べた。ペンタクォークの正と負のパリティに対するQCD和則を導出し、質量が1.5~1.6GeVで負パリティを持つペンタクォークの存在を予言した。そして、負パリティのΘ⁺⁺は、核子・K中間子状態への崩壊がD波の中心障壁によって強く制限されるため、その崩壊幅が極めて小さくなることを示した。さらに、正パリティのΘ⁺⁺が存在する可能性も排除できないが、負パリティの状態よりも崩壊幅が広くなることを示した。
  • Two-hadron-irreducible QCD sum rule for pentaquark baryon, Physics Letter, B611, 93, 101, 2005年03月01日, 森松治、西川哲夫, ペンタクォークの相関関数にペンタクォークとは無関係な2粒子可約な成分がどの程度含まれているか調べた。その結果、演算子積展開にける2粒子可約な成分が少なくとも2粒子既約な成分と同程度含まれることが明らかになった。これにより、単純にペンタクォークの相関関数から得られたQCD和則の結果は危険であることを指摘し、これにかわる方法として2粒子既約相関関数よる和則を提唱した。
  • Spin-3/2 pentaquark in the QCD sum rule approach, Physical Review, D71, 2005年04月01日, 西川哲夫、金田・延與佳子、森松治, QCD和則におけるスピンが3/2でアイソスピンが0と1のペンタクォークの性質を調べた。正と負のパリティに対するQCD和則をそれぞれ独立に導出し、負パリティを持つペンタクォークの存在を予言した。これらの状態は崩壊幅が極めて小さくなりうることを示した。そして、アイソスピン0の状態がΘ⁺(1540)粒子と考えうることと、アイソスピン1の状態はΘ⁺⁺粒子の候補となることを指摘した。
  • Coupled QCD sum rules for positive and negative-parity nucleons, Nuclear Physics, A764, 303, 312, 2006年01月01日, 森松治、西川哲夫, 正パリティと負パリティのバリオンにおいて互いの状態間の結合を考慮した新しいQCD和則の方法を提唱した。この方法を核子の系に適用し、パリティ間の相違について調べた。この方法ではとても安定した信頼性の高い和則が得られることを明らかにした。ここで予言された正パリティと負パリティの核子の質量は実験をとてもよく再現し、特に質量差は実験値とほぼ一致していることが示された。
  • Positive and negative-parity flavor-octet baryons in coupled QCD sum rules, Physical Review, D75, 2007年02月01日, 森松治、西川哲夫、金田・延與佳子, 正パリティと負パリティのバリオンの互いの状態間の結合を考慮したQCD和則をフレイバー8重項のハイペロンに適用した。さらに、以前の論文で研究された核子においても重み関数を注意深く選んで再検討した。核子とハイペロンの両方において得られた和則はとても安定しており、演算子積展開の収束性と連続状態の近似が共によい範囲を持っていることが確認された。得られた正パリティのハイペロンの質量は実験をよく再現することが示され、それらに対応する負パリティのハイペロンの候補が予言された。
  • Positive and Negative-Parity Baryons in Coupled QCD Sum Rules, Progress of Theoretical Physics Supplement, No. 168, 50, 53, 2007年11月09日, 理論物理学刊行会, 森松 治、西川 哲夫、金田・延與 佳子, 正パリティと負パリティのバリオンの互いの状態間の結合を考慮したQCD和則を核子とハイペロンに適用した。核子において得られた和則はとても安定していて演算子積展開の収束性と連続状態の近似が共によい範囲を持っており、正と負のパリティ状態の質量は実験をよく再現することが示された。次に、この方法をハイペロンに適用し、正パリティのハイペロンの質量は実験をよく再現することが示された。そして、それらに対応する負パリティのハイペロンの候補が予言された。これは、2006年11月20~12月8日に京都で開催された「湯川国際セミナーYKIS2006」で行なった講演をまとめたものでもある。
  • Pentaquarks in QCD Sum Rules, Progress of Theoretical Physics Supplement, No.168 , 54, 57, 2007年11月09日, 理論物理学刊行会, 西川 哲夫、森松 治、金田・延與 佳子, ペンタクォークのQCD和則を調べ、単純なペンタクォークの相関関数にはペンタクォークとは無関係な2粒子可約な成分があることを指摘した。そして、この成分と取り除いた2粒子既約相関関数よる和則を提唱した。この和則と従来の和則をスピン1/2と3/2のペンタクォークに適用して2粒子可約な成分を見積もり、それが大きいことを示した。これは、2006年11月20~12月8日に京都で開催された「湯川国際セミナーYKIS2006」で西川哲夫氏が登壇者として行なった講演をまとめたものでもある。
  • Strange dibaryon in the bound kaon approach to the Skyrme model, Physica E, Volume 40, Isuue 2, 406, 409, 2007年12月01日, 西川哲夫, スカーム模型への束縛K中間子法を深く束縛したpp K-(K-中間子・陽子・陽子)状態の存在可能性を調べるために適用した。積仮定を基に2核子系に対応させたバリオン数2のスカーミオン(π中間子のソリトン)場でのK中間子の運動方程式を導出した。スピン1重項の陽子・陽子状態を考えて運動方程式を数値的に解いた。その結果、s波のK中間子が陽子間の距離が比較的離れているR=2.0fmで大きな束縛エネルギー220MeVを得ることが見いだされた。K中間子は陽子間に局在しており、深く束縛したpp K-の存在を示唆している。
  • K^-pp bound states from Skyrmions, Physical Review C, Volume 77, Number 5, 2008年03月01日, 西川 哲夫, スカーム模型における束縛K中間子法を深く束縛したK-pp(K-中間子・陽子・陽子)状態の存在可能性を調べるために適用した。ここで、2つのスカーミオン(π中間子のソリトン)で陽子2個の系を作りそれにK-中間子を揺らぎの場として導入してK-pp状態を再現した。そして、K中間子の運動方程式を導き出して数値解析を行なった。その結果、K-中間子のエネルギーはかなり小さくなりえてK-pp状態は分子的な特徴を示し、深い束縛状態にはベス・ズミノ・ウィッテン項が重要な役割を果たすことがわかった。そして、K-pp状態の束縛エネルギーは126MeVで陽子・陽子系の平均半径は1.6fmになることを予言した。
  • 実験用てこを利用した力のベクトルの授業に関する一考察, 國學院大學 人間開発学研究, 第二号, 24, 38, 2011年02月28日, 國學院大學人間開発学会, てこ実験器を用いて力のベクトルの合成と分解をテーマにした授業を構成した。この授業では、てこの腕が水平になる理由を力のベクトルを用いて理解できるように進めたのちに重心について学習して、てこの支点が重心の場合には腕がどのように振舞うのか力のベクトルを基に明らかにする。実際の授業に関するアンケートの分析から、3分の2程度が理解できたこと感じていることがわかった。また、驚きのような情緒的反応が学習をより促進させる可能性があることが見出せた。
  • 電圧を通して電池の直列つなぎと並列つなぎを理解しよう, 國學院大學人間開発学研究, 3号, 7, 24, 2012年02月29日, 國學院大學人間開発学会 , 電圧の概念をイメージできるような実験的手法を考案し、その電圧のイメージを基にして電池の直列つなぎと並列つなぎにおける電流の強さの違いを理解できるような授業を構成した。この授業では仮説実験授業の方法を応用して、基礎的・基本的な知識を再確認して、物理学的なイメージ形成を通して思考力・判断力・表現力の育成を試みている。アンケートの分析から電圧のイメージの形成が電気回路を理解するうえでとても役に立つことが明らかになった。また、理科教育におけるこの分野のあり方に関して考察を行った。
  • 情報処理教育における対話方式導入の効果, 國學院大學 教育開発推進機構紀要, 3号, 23, 36, 2012年03月10日, 國學院大學教育開発推進機構, 情報処理科目であるコンピュータ技術演習において質問書方式と学内ネットワークを利用した対話方式を導入することによる効果を調べた。授業アンケートの結果では半数を超える受講生がこの方式を役に立ったと回答している。また、アンケートの分析からレベルの高い科目ほどよりよい効果が得られることが明らかになった。これらの成果を基に双方向型授業の可能性について考察した。
  • 電気の流れと力をイメージしよう ―電流と電圧をイメージする効果―, 國學院大學人間開発学研究, 4号, 19, 30, 2013年02月28日, 國學院大學人間開発学会 , 電流と電圧の概念をイメージできるような実験と説明の仕方を考案した。この教授法では、電池の直列つなぎと並列つなぎの実験を通して得られる事実を、視覚的なモデルを基にして理解できるように構成した。用いた比喩的な説明は思考力・判断力・表現力を向上させ、抽象化を促進させることがアンケートの分析から得られた。同時に、比喩的な表現法の有用性に加えその限界や問題点も明らかにした。
  • 授業改善のための情報処理科目におけるアンケート調査法, 國學院大學人間開発学研究, 第5号, 119, 133, 2014年02月28日, 國學院大學人間開発学会・國學院大學人間開発学部, 牧琢弥, 授業効果を調べるために授業の事前と事後で同じ内容のアンケートを実施した。コンピュータ技術演習(シミュレーション)の授業を例にコンピュータを活用して分析し、事前と事後の変化とその意味を調べた。授業時に一度行う従来の調査では十分知ることのできない授業の効果について知見が得られた。また、情報を得るためのより有効な調査方法について考察し、この方法が授業改善に役立てうることを明らかにした。
  • QCD和則における1重項バリオンの一考察, 國學院大學人間開発学研究, 第5号, 5, 16, 2014年02月28日, 國學院大學人間開発学会・國學院大學人間開発学部, QCD和則の手法を用いて1重項バリオンの性質を研究した。パリティが正と負の状態を調べて質量を導出し、正パリティの粒子は未発見であると考えられ、負パリティの粒子はΛ(1800)が候補となることを見出した。ゆえに、Λ(1405)は1重項バリオンであるとは見なせず、エキゾティックな粒子である可能性を指摘した。
  • 時間はいつでもどこでも同じように進むのか―相対性理論における同時刻の相対性―, 國學院大學人間開発研究, 第7号, 165, 183, 2016年02月01日, 西川哲夫, 特殊相対性理論における同時刻の相対性について初心者にその本質がわかるように解説する。図と数式を程よく織り交ぜて、高等教育で物理学を学んだことのない人にも理解できるような解説を試みる。最初に、空間を表す座標系である物差しと時間を表す時計を用いて、物の長さは同時刻で計られるべきことを示す。それを用いて相対性理論が登場する以前の理論の前提となっているガリレイの相対性原理と絶対時間について紹介する。それらが、相対性原理と光速不変の原理によってどのように修正されるかをわかりやすく説明する。ここで、電車とホタルを登場させて思考実験することにより、同時刻の相対性の意味を明らかにする。相対性理論の理解を妨げているものに「常識」があること、特に絶対時間に関する「常識」があることも指摘する。さらに、教育の観点からも常識について考察する。
  • 誰にとっても時間と空間は常に同じなのか―相対性理論における時間と空間の伸び縮み―, 國學院大學人間開発研究, 第8号, 87, 103, 2017年02月28日, 西川哲夫, 光の速さを超えられないということは、速さに速さを足し加えることができないことを意味している。光の速さは変わらない。すなわち、光速が不変であることから、光に近い速さで走るものの中の時間は外と比べて遅くなることがわかる。さらに、ものの長さも縮むことがわかる。ゆえに、光に近い速さで走るもののなかで光に近い速度で物体を発射しても、外から見れば時間が遅くなる割合だけ物体はゆっくり進んで見え、さらに長さが縮んだ割合だけゆっくり進むこととなる。これらを考慮して得られる速度の合成則から、光の速さで走るものの中でどのような速度で発射しようが、外から見ると光と同じ速さで移動することがわかる。当然、光の速さは超えられない。それではなぜ、日常の生活では速度を足したり引いたりできるのだろうか。その理由も明らかにする
  • なぜ光の速さを超えられないのか―相対性理論における速度の合成則―, 國學院大學人間開発研究, 第9号, 121, 142, 2018年02月28日, 西川哲夫, 光の速さを超えられないということは、速さに速さを足し加えることができないことを意味している。光の速さは変わらない。すなわち、光速が不変であることから、光に近い速さで走るものの中の時間は外と比べて遅くなることがわかる。さらに、ものの長さも縮むことがわかる。ゆえに、光に近い速さで走るもののなかで光に近い速度で物体を発射しても、外から見れば時間が遅くなる割合だけ物体はゆっくり進んで見え、さらに長さが縮んだ割合だけゆっくり進むこととなる。これらを考慮して得られる速度の合成則から、光の速さで走るものの中でどのような速度で発射しようが、外から見ると光と同じ速さで移動することがわかる。当然、光の速さは超えられない。それではなぜ、日常の生活では速度を足したり引いたりできるのだろうか。その理由も明らかにする。
  • 27pSJ-9 ペンタクォークと QCD 和則 II(ハドロン構造・反応, 理論核物理), 近藤 良彦;森松 治;西川 哲夫, 日本物理学会講演概要集, 59, 0, 2004年, 一般社団法人 日本物理学会
  • 24aSH-1 QCD和則によるバリオン : 核子相互作用のスピン依存性, 近藤 良彦;森松 治, 日本物理学会講演概要集, 54, 0, 1999年, 一般社団法人 日本物理学会
  • 31a-E-4 QCD和則における核子間相互作用のスピン依存性, 近藤 良彦;森松 治, 日本物理学会講演概要集, 53, 0, 1998年, 一般社団法人 日本物理学会
  • 27aSB-6 正と負パリティのバリオンに対するQCD和則II(27aSB ハドロン構造・原子核-メソン系,理論核物理領域), 近藤 良彦;森松 治;西川 哲夫;延与 佳子, 日本物理学会講演概要集, 62, 0, 2007年, 一般社団法人 日本物理学会
  • 29pWG-1 正と負パリティのバリオンに対するQCD和則(29pWG ハドロン構造・相互作用,理論核物理領域), 近藤 良彦;森松 治;西川 哲夫;延与 佳子, 日本物理学会講演概要集, 61, 0, 2006年, 一般社団法人 日本物理学会

著書等出版物

  • 医用放射線科学講座11『情報科学』, 医歯薬出版株式会社, 1998年05月01日, 岡部哲夫、岡田美保子、近藤良彦、他14名, 放射線医学を医療の中で実践するには高度な知識と技術が必要となる。このような観点から、病院内で発生する多量の情報の性質・構造・理論などを研究する情報科学と情報の生成・伝達・処理・認知・利用に関するシステムおよび理論と実システムの基盤であるコンピュータについてさまざまな角度から論じた。
  • 『コンピュータ活用入門』, ムイスリ出版, 2001年04月01日, 坂本正徳, 本書はコンピュータを初めて活用する人またはほとんど活用した経験のない人を対象とした入門書である。最初に、ウィンドウズの基本操作について解説した後、ワープロソフトを用いて日本語入力等のコンピュータの活用に不可欠な基礎知識と作図や作表などの応用技術について説明した。そして、最近のコンピュータ活用において重要であるコンピュータネットワークの利用に関しては、電子メールの送受信とホームページの閲覧と検索を取り上げて解説した。さらに、表計算ソフトとファイル管理の基本操作ついても説明をした。
  • 『カオスのグラフィックシミュレーション-Visual Basic基礎演習-』, ムイスリ出版, 2003年09月01日, 坂本正徳, 本書はカオスとフラクタルのシミュレーションの入門書である。最初に、カオスとフラクタルの簡単な解説をして、次にシミュレーションに用いるプログラミング言語Visual Basicについて説明をした。そして、反復関数系によるフラクタル図形の生成、1次元カオスにおけるアトラクタの調査、2次元カオスにおけるストレンジアトラクタ(カオス図形)の生成のシミュレーションについて解説した。最後に、オリジナルのカオス図形を作成するために必要な事柄についてまとめた。
  • 『Office2003によるコンピュータ活用入門』, ムイスリ出版, 2004年02月01日, 坂本正徳, 本書はコンピュータを初めて活用する人またはほとんど活用した経験のない人を対象としたMicrosoft Office2003による入門書である。最初に、Windowsの基本操作について解説した後、Wordを用いて日本語入力等のコンピュータの活用に不可欠な基礎知識と作図や作表などの応用技術について解説した。そして、最近のコンピュータ活用において重要であるコンピュータネットワークの利用に関しては、OutlookとInternet Explorerを取り上げて解説した。さらに、ExcelとPowerPointの基本操作およびファイル管理ついても解説した。
  • Visual Basic グラフィックスとカオスシミュレーション -VB2005, VB2008対応-, ムイスリ出版, 2008年03月29日, 坂本正徳, 本書はプログラミング言語Visual Basicにおけるグラフィックスとカオスとフラクタルのシミュレーションの入門書である。前半で、Visual Basicの基本操作とグラフィックスの基礎知識およびプログラミングの方法について説明をした。それを基に、後半で、反復関数系によるフラクタル図形の生成、1次元カオスにおけるアトラクタの調査、2次元カオスにおけるストレンジアトラクタ(カオス図形)の生成のシミュレーションについて解説した。最後に、いろいろなカオス図形を作成するための例題をまとめて載せた。
  • Office2007によるコンピュータ活用入門, ムイスリ出版, 2009年04月04日, 坂本正徳, 本書はコンピュータを初めて活用する人またはほとんど活用した経験のない人を対象としたMicrosoft Office2007を使う上での入門書である。最初に、Windowsの基本操作と日本語入力等について解説した後、インターネットの利用とWordの使用に不可欠な基礎知識と作図や作表などの応用技術について解説した。そして、最近のコンピュータ活用においてよく利用されるExcelとPowerPointの基本操作を解説した。最後に、ファイル管理ついて必要事項をまとめた。
  • K-SMAPYにおけるフォーラムの投稿状況の変化と要因 ―自然の見方03と04を例として―, 國學院大學人間開発学会, 2010年03月01日, 第1号, 坂本正徳、堀江紀子, 國學院大學で開講されている自然の見方03と04の講義では、2003年度からフォーラムというコンピュータネットワークを利用した掲示板システムを利用している。このフォーラムへの投稿において2006~2007年度に投稿数と内容にそれまでにない特徴的な変化が現れた。我々はこの変化に注目に値する原因があると考えて研究を始めた。この変化が、授業の進め方や大学環境の変化に起因するものでなく、何か他の外的な要因があることを示した。
  • Office2010によるコンピューター活用入門, ムイスリ出版, 2012年03月24日, 坂本正徳, 前著『コンピュータ活用入門』のMicrosoft Office2010版である。より使いやすくするために、図や表を改善して、学校教育などで使われている例を取り入れるなどの工夫をした。特に、最近のコンピューター活用においてよく利用されるExcelとPowerPointの基本操作については、前著の評価も踏まえてよりわかりやすいように解説した。
  • わかりやすいVisual Basicグラフィックとカオスシミュレーション, ムイスリ出版, 2013年02月20日, 坂本正徳, 本書は前著『Visual Basicグラフィックとカオスシミュレーション』をVisual Basic2010(Stadio2012)に対応させた。さらに、新たにコンピュータグラフィックスに役立つ章を加えた。ここで、授業における学習状況から間違えやすい個所やつまずきやすい個所を分析してよりわかりやすいように改善した。また、視覚的に理解しやすいように工夫を施し、自学自習もしやすいようにした。
  • Excelがわかる表計算とデータ処理―Office2013対応―, ムイスリ出版, 2014年12月17日, 坂本正徳, 本書はエクセルを初めようとする人またはほとんど使った経験のない人を対象としたMicrosoft Office2013を使う上での入門書である。前半では、エクセルの基本操作、簡単な関数の使い方、セルの参照の仕方、条件の利用についてなどの基本を解説し、乱数の活用、検索の利用、文字列操作、マクロやグラフ機能の活用という応用に進み、後半ではクロス集計表や度数分布表の作成などの統計的な内容を網羅した。また、付録ではWordに関する必要な知識もまとめて説明している。
  • 生命・地球・エネルギー教育推進事業, 國學院大學 人間開発学部 初等教育学科, 2015年03月01日, 寺本貴啓、加藤季夫、柴崎和夫、坂本正徳、堀江紀子, 平成25年と平成26年度に実施された神奈川県と國學院大學との連携授業「生命・地球・エネルギー教育推進事業」の事業成果報告書である。
  • 小学校理科と中高等学校理科のつながりのわかる実験教材の研究, 國學院大學 人間開発学部 初等教育学科, 2015年03月01日, 猿田祐嗣、柴崎和夫, 本研究では、理科に関する実験を取り入れた教材と手法を開発し、國學院大學で開講されている授業やオープンキャンパス等での体験授業で実施した。具体的には、初等教育学科の1年生を対象に後期の開講される理科実験・観察基礎論、たまプラーザキャンパスで前期に開講された全学対象の環境と技術(物質の起源)、7月のオープンキャンパスで行われた体験実習「理科の実験に挑戦してみよう!」、8月のオープンキャンパスで行われた体験授業「太陽黒点の正体」において実施された。これらの授業やイベントを行うにあたって、数々の調査や予備的な実験を行い、本報告書には作成した教材と実験の様子も掲載した。

教育活動

担当授業

  • 宇宙物理学入門, 2019, 最近の科学、特に宇宙論と物理学の発展によって、極大の世界と極微の世界には深い関わりがあることが明らかになってきた。ここでいう極大の世界とは太陽などの恒星や宇宙であり、極微の世界とは原子、原子核と素粒子の世界のことである。太陽はなぜ輝くのかそれはいつまで輝き続けるのか、我々のまわりの物質はいつどこで生成されたのか、宇宙の始まりはそして終わりはあるのか。これらの疑問には、極大の世界と極微の世界を調べ両者の関係を明らかにすることによって初めて答えることができる。講義では、主に宇宙論と物理学を通してこれら両極の世界を概観して両者の結びつきを理解し、どのような結果が得られるか見てみる。
  • コンピュータと情報(エクセル入門), 2019, 現在の情報化社会においてワープロ(Word)と表計算(Excel)は必須のアプリケーションと言えるでしょう。この演習ではコンピュータ教室でパソコンを操作しながら学んでいきます。最初は比較的操作しやすいワードから入り、その中でWordの知識と技術だけでなくExceに関しても学んで行きます。次に、Excelを基本的なところから学んで行きましょう。基本的な知識と技術が身についたところで、いろいろな活用の仕方と応用へと進みます。
  • コンピュータと情報(エクセル入門), 2019, 現在の情報化社会においてワープロ(Word)と表計算(Excel)は必須のアプリケーションと言えるでしょう。この演習ではコンピュータ教室でパソコンを操作しながら学んでいきます。最初は比較的操作しやすいワードから入り、その中でWordの知識と技術だけでなくExceに関しても学んで行きます。次に、Excelを基本的なところから学んで行きましょう。基本的な知識と技術が身についたところで、いろいろな活用の仕方と応用へと進みます。
  • 理科実験・観察法(生命), 2019, 小さな種子から芽を出し茎と葉が成長して花を咲かせる。植物の一生を観察して、さらにその仕組みを調べてみよう。
  • 理科実験・観察法(エネルギー), 2019, エネルギーとは科学の基本的な概念であり、エネルギー的な見方は小学校の理科においてとても重要である。3・4年で習う豆電球に明かりをつけたり電池の仕組みを調べたりすることや3年や6年で習う磁石や電磁石は、電気のエネルギーと深く関わりあっている。5・6年で習うてこ実験やふりことおもりの運動は、エネルギーの見方によってその規則性をよりよく理解できる。さらに、3年のレンズや鏡を使って太陽の光の働きを調べたり4年の望遠鏡を使って星の光を観察したりすることは重要なエネルギーである光の性質と深く関わっている。また、これらは天文学の分野とも関係している。| 充実した理科教育を行なうためにはエネルギー的な見方に関する知識が必要であり、小学校の理科では少なくとも中学校レベルの内容に精通しておく必要がある。この講義では、小学校理科に関係するエネルギー的な見方とその関連分野を学習する。ここで、実験を通して器具の取り扱や注意事項について学ぶ。さらに、教員採用試験の物理分野の問題が解ける程度の学力を身につけよう。
  • 演習(人間開発学部), 2019, 好きなことに対しては「好きこそ物の上手なれ」と言うように、熱心に取り組めるのでよくできるようになりますよね。このゼミでは出来るだけみなさんの興味・関心に合わせて進めて行きます。それでも、やりたいことがはっきりしていなかったり多すぎて決められなかったりすることはよくありますから、選択肢を示していきたいと思います。| ゼミの前半ではグループで活動をしています。共育フェスティバルなどのイベントで行うゼミの出し物を決めましょう。通常子どもたちが興味・関心を持つ科学実験の教室を行っています。最近は液体窒素をテーマに、小中学生が興味を持つような実験にアレンジして行いました。このようなイベントに対してみんなで取り組んで行きます。| 後半は、理科工作、プレゼンテーションスライドの作成、論作文の練習などをテーマにゼミを進めます。理科工作では、モーターやインスタントカメラの作成を行ってきました。他に作ってみたいものがあれば提案してみましょう。次に、これまでのゼミの内容を基にしてプレゼンテーションスライドを作成します。作成したスライドで発表の練習もしてみましょう。ゼミのみんなで講評してみるのもよいでしょう。
  • 導入基礎演習, 2019, 導入基礎演習では、新しい人間関係を形成しながら、大学での修学方法の基礎を学びます。大学で学問を進めるため重要な手順の一つとして、課題を決めて調査研究を行い、その成果を報告および発表し、議論または討論をするという一連の過程があります。本演習では、ルームごとの授業でこれらの各過程に関係した技術を体験的に学び、知識・技能の活用力、論理的科学的思考能力、課題解決探求能力および自己表現力といったコア・コンピテンシーを獲得するための基礎力を培います。| 具体的には、最初に國學院大學の「建学の精神」と人間開発学部の理念と特色について理解を深めます。次に、ルーム制を利用した少人数教育で、文章作成や口頭発表などに必要な基礎的技術を養います。最後に、野外活動実習に向けたガイダンスを行い、この演習で得られた成果を確認します。
  • 宇宙物理学入門, 2019, 最近の科学、特に宇宙論と物理学の発展によって、極大の世界と極微の世界には深い関わりがあることが明らかになってきた。ここでいう極大の世界とは太陽などの恒星や宇宙であり、極微の世界とは原子、原子核と素粒子の世界のことである。太陽はなぜ輝くのかそれはいつまで輝き続けるのか、我々のまわりの物質はいつどこで生成されたのか、宇宙の始まりはそして終わりはあるのか。これらの疑問には、極大の世界と極微の世界を調べ両者の関係を明らかにすることによって初めて答えることができる。講義では、主に宇宙論と物理学を通してこれら両極の世界を概観して両者の結びつきを理解し、どのような結果が得られるか見てみる。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2019, 好きなことに対しては「好きこそ物の上手なれ」と言うように、熱心に取り組めるのでよくできるようになりますよね。このゼミでは出来るだけみなさんの興味・関心に合わせて進めて行きます。それでも、やりたいことがはっきりしていなかったり多すぎて決められなかったりすることはよくありますから、選択肢を示していきたいと思います。|例「理科教育全体から見ると初等教育時の占める割合は決して少なくありません。理科の楽しさは大きく分けて2種類あります。その一つは現象を見たり器具を触ったりする楽しさであり、もう一つはその理由を考えたり実験や観察の仕方を工夫したりする楽しさです。初等教育において、前者の楽しさは比較的よく伝えられています。一方、後者の楽しさが身に付いていないと中等教育においてつまずきの原因となります。この演習では、理科の楽しさとは何であるかを考え、その楽しさを伝えられる教材の研究と開発および理科教育とそれに関係する環境の調査と研究をします。」|

教育活動に関する実践・工夫・取組等

  • 2018, 宇宙物理学入門における授業改善, 毎回の授業ごとにK-Smapyを利用して、授業に関するアンケートを実施した。その結果を基にサブノートとスライドの改善の行い授業の改善を試みた。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • 日本物理学会, 1987年10月