K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

星野 広和
経済学部 経営学科
教授
Last Updated :2024/01/26

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    星野 広和, ホシノ ヒロカズ

所属・職名

  • 経済学部 経営学科, 教授

学位

  • 2003年03月, 博士(経営学), 東北大学 , 経博(経営)第7号

本学就任年月日

  • 2008年04月01日

研究分野

  • 経営管理論、経営組織論、経営戦略論

研究活動

論文

  • 「なぜ経営学では小倉昌男とヤマト運輸を学ぶのか」, 星野 広和, 『国学院経済学』, 第72巻, 第1号, 15, 40, 2023年09月30日, 國學院大學経済学会
  • 「イノベーションの停滞と製品不具合に関する一考察:自動車用エアバッグの技術進化のケース」, 星野 広和, 『國學院経済学』, 第69巻, 第2号, 22, 44, 2021年03月31日, 国学院大学経済学会, 本稿では,製品リコール対象台数が急増する要因のひとつとして,部品や装置の共通化に着目し,タカタ製自動車用エアバッグの不具合およびリコール対応に関するケースを踏まえて,イノベーションの停滞が継続的な製品不具合に与える影響について考究する。 2004年に発生したタカタ製エアバッグ問題について,今日複数の主体による独立調査が終了し,不具合の原因やリコール対応問題の真相が明らかになっている。本稿では,不具合原因として指摘されている,エアバッグのインフレータ(ガス発生装置)内のプロペラント(ガス発生剤)の異常破裂に着目し,その技術進化において一旦は競争優位性を持った製品イノベーションが実現したものの,その後のイノベーションの停滞によって不具合が継続したことを明らかにする。 結論として,Abernathy(1978)の製品・工程ライフサイクル説を踏まえて,タカタ社では製品イノベーションが停滞し,しかも非自発的学習が継続することによって製品工程や製造管理が改善されなかった結果,製品不具合の是正が進展せず,リコール対象台数が拡大したのではないかという仮説を提示する。
  • 「製品リコールを通じた組織学習—組織外-自発的学習の有効性に関する一考察—」, 星野 広和, 『國學院経済学』, 第68巻, 第2号, 1, 23, 2020年03月31日, 国学院大学経済学会, 製品安全管理やリコールマネジメントに関する既存研究では,組織内(社内横断的)かつ事前的(予防的)対応が重視されてきたものの,それによってリコール率の低減につながるとは限らない.本稿では,リコールの発生やリコール率を低減させるための諸要因ないしメカニズムを解明することを目的に,製品リコールを契機とした組織学習に着目する.その際,リコールという企業にとって比較的ネガティブなイベントをその後の製品安全管理や品質マネジメントへ主体的に生かしてリコール率低減を目指す事後的な組織的対応に焦点を当て考察する. 製品リコールを通じた組織学習に関する分析フレームワークとして,組織内・外区分および自発性・非自発性区分の2軸からなるマトリックスを提示し,なかでも製品リコール率の低減に有効的であると考えられる「組織外−自発的学習」について,ソニーの事例を踏まえて検証する.結論として,サンプル数の限界はあるものの,製品リコールを通じた組織学習のリコール率低減に対する一定程度の有効性を提示する.
  • 「品質マネジメントにおける製品リコール情報の有効性に関する一考察」, 星野 広和, 『國學院経済学』, 第67巻, 第2号, 343, 362, 2019年03月25日, 国学院大学経済学会
  • 「ものづくり環境の変化と製品品質マネジメントの整合性」, 星野 広和, 『國學院経済学』, 第66巻, 第2号, 149, 174, 2018年03月31日, 国学院大学経済学会
  • 「デミング理論の基本的特質と限界に関する一考察—ドラッカーの経営思想との比較を通じて—」, 『甲南経営研究』, 第57巻第1号, 39, 69, 2016年11月01日, 甲南大学経営学会
  • 「製品品質問題を捉える経営学的フレームワークーソニー製リチウムイオン電池事故のケースをめぐってー」, 星野 広和, 『國學院経済学』, 第64巻第2号, 1, 33, 2015年12月15日, 国学院大学経済学会
  • Contributions and Limitations of the Management Theory of DemingーComparing with Drucker's Management Thought, 星野 広和, 『国学院経済学』, 第63巻第3・4合併号, 2015年03月31日, 國學院大學経済学会
  • 「管理サイクルの本質的理解に向けてーDemingの「深遠なる知識」とPDSAサイクルに関する一考察ー」, 『国学院経済学』, 第61巻第3・4合併号, 2014年03月25日, 国学院大学経済学会,  本稿の目的は,W.E.Demingの管理思想,すなわち管理に対する基本的なものの見方を明確化することによって,管理サイクルの本質的特性の理解および実践における留意点を探ることである。 Demingの管理思想に関する基本的特質は,「システムに関する認識」,「バラツキに対する理解」,「知識の理論」,「心理学(内発的動機づけ)」の4つの基礎的知識(構成要素)からなる「深遠なる知識」に集約されている。それらは,統計学の基本的な思考法を基礎としつつ,それに彼の管理哲学である,システム(協働)志向,学習志向,人間の尊厳や自尊心の強調を織り込んだ概念として捉えることができる。以上を踏まえると,管理サイクル(PDSAサイクル)の実践においては,組織の内的・外的協働および学習志向の組織システムを基礎とした「プロセスマネジメント」の方法論的・行動的実践が不可欠である。すなわち,「システムに関する認識」および「知識の理論」を踏まえた組織システムを構築したうえで,「バラツキに対する理解」および「心理学(内発的動機づけ)」を踏まえた管理サイクルの実践が強く求められる。 なお,「深遠なる知識」はマネジメントの変革に向けた外部の視点でもある。そこで,管理サイクルの実践において,組織学習による「閉じたサイクル」としてだけでなく,組織の内部と外部双方の視点をもとに「開かれたスパイラル」として実施することが肝要である。
  • 「P.F.Druckerの最高経営層論に関する一考察-トップ・マネジメントと取締役会の相互作用-」, 『国学院経済学』, 第60巻第3・4合併号, 185, 229, 2012年03月25日, 國學院大學経済学会,  本稿の目的は,有効的な最高経営層(経営戦略を含む経営上の意思決定および管理執行責任を担う経営層であり,トップ・マネジメントと取締役会によって構成される)のあり方を模索するにあたって,P.F.Druckerの最高経営層論について考察し,その基本的特質を明確にすることである。 Druckerが主張する有効的な最高経営層論の基本的特質として,次の3点を指摘した。第1に,企業が置かれている状況を踏まえて機能(課題)を明確にしたうえで,構造を策定する方法論的特質があること,第2に,トップ・マネジメントと取締役会の相互作用が機能面だけでなく構造面において必要であること,第3に,トップ・マネジメントと取締役会は,経営者の正当性を確立し維持するために,協働統治を行う必要性があること,である。
  • 「PDCAサイクルはデミング・サイクルか?-W.E.Demingの管理サイクル論の基本的特質に関する一考察-」, 日本経営学会編『リーマン・ショック後の企業経営と経営学』, 経営学論集82集, 2012年09月01日, 千倉書房,  PDCAサイクルは,米国の統計学者W.E.Demingの管理サイクル,いわゆる「デミング・サイクル」であるとの学説が一般的である。しかしながら,PDCAサイクルの提唱者を巡って諸説あることから,その通説に疑義が生じる。しかも,PDCAサイクルは実用性が高く広く普及していることから,その概念がかなり単純化されている可能性がある。 本報告では,Demingの管理サイクル論の基本的特質を明確にし,PDCAサイクルとの共通点ないし相違点を明らかにする。結論として,「PDCAサイクルはデミング・サイクルの矮小化であり,明確に峻別すべきものであること」を主張する。そのうえで,Demingの管理サイクル論の要点を踏まえたPDCAサイクルの実践における留意点を指摘する。
  • 「有効的な取締役会の構造と機能に関する一考察-Nadler et al.[2006]の所論を踏まえて」, 『国学院経済学』, 第59巻第3・4合併号, 115, 165, 2011年03月25日, 國學院大學経済学会, 本稿の目的は,最近取締役会の構造や機能に関する変容が指摘されていることを踏まえ,Nadler et al.(2006)の所論をもとに,有効的な取締役会の構造と機能について明確にすることである。本稿の結びとして,有効的な取締役会の構造と機能の基本的特質を3点指摘した。第1に,有効的な取締役会構造における「コンティンジェンシー・アプローチ」と「独立取締役のリーダーシップ」,第2に,有効的な取締役会機能としての「付加価値ある関与」とその要件としての「取締役会とトップ・マネジメントの相互作用」,第3に,有効的な取締役会構造および機能の要件としての「取締役会とトップ・マネジメントとの協働」である。
  • 「PDCAサイクルはデミング・サイクルか?-Deming,Shewhart,Juranの管理サイクル論に関する一考察-」, 星野 広和, 『國學院経済学』, 第59巻第1号, 39, 83, 2010年10月25日, 国学院大学経済学会, 本稿では,PDCAサイクル=デミング・サイクルとの通説に疑問を呈し,PDCAサイクルの提唱者を巡る諸説を提示したうえで,これら諸説における提唱者の管理サイクル論を明確にするとともに,PDCAサイクルとの共通点および相違点について考察した。結論として,(1)PDCAサイクルはDemingの管理サイクルとは明確に峻別すべきものであること,(2)PDCAサイクルはShewhartとJuranの管理サイクルと共通点があること,の2点を指摘する。
  • 「フランチャイズ・ビジネスにおける経営戦略と組織デザイン」, 『国学院経済学』, 第58巻第1号, 75, 112, 2009年12月25日, 國學院大學経済学会,  本稿の目的は,フランチャイズ組織における戦略実現のための組織形態のあり方について考究することである。フランチャイズ・ビジネスが成熟化しつつあるなかで,フランチャイズ組織はシステムの統一性を図りつつも,環境変化への適合をより一層促進しなければならない。そこで,まず,(1)既存のフランチャイズ理論における戦略と組織のダイナミクスについてレビューし,それらのパースペクティブの問題点について提起する。次に,(2)フランチャイズ・ビジネスにおける経営戦略の特質を明確にし,(3)戦略的特質を遂行できる可能性をもつ組織形態として「複合形態」を取り挙げ,その特質について考察する。最後に,(4)複合形態の要諦である複合プロセスの主要要因として,a)多店舗フランチャイジーとb)横断的なキャリア・パスを取り挙げ,それらの意義と問題点について考究する。
  • 「フランチャイズ組織におけるサービス品質のマネジメントに関する一考察」, 『国学院経済学』, 第57巻第1号, 45, 66, 2008年12月25日, 國學院大學経済学会
  • 「品質管理に関する経営戦略的考察―競争戦略ならびにCSR戦略との関連において―」, 日本経営学会編『企業経営の革新と21世紀社会』経営学論集78集, 152, 153, 2008年09月01日, 千倉書房
  • 「品質管理と組織文化―J.M.ジュランの管理思想に関する一考察―」, 研究年報『経済学』, 第62巻第2号, 67, 86, 2000年09月30日, 東北大学経済学会, 品質管理を組織文化の変革として捉えたジュランの所論に関する研究。
  • 「W.E.デミングの品質管理論に関する一考察」, 研究年報『経済学』, 第64巻第1号, 147, 161, 2002年07月22日, 東北大学経済学会, 消費者リサーチに加え,トップマネジメントの品質管理責任を強調したデミングの所論に関する研究。
  • 「A.V.Feigenbaumの総合的品質管理論に関する一考察」, 研究年報『経済学』, 第64巻第2号, 81, 95, 2002年10月31日, 東北大学経済学会, 顧客満足をみたす製品を供給するため,組織職能間の水平的協調を唱えたFeigenbaumの所論に関する研究。
  • 「品質管理の理論的展開に関する研究」, 博士(経営学)学位請求論文, 2002年11月28日, 東北大学, 品質管理諸学説の比較論的考察とそこから得られる品質管理の今日的課題に関する研究。
  • 「品質管理諸学説に関する比較論的考察」, 日本経営学会編『グローバリゼーションと現代企業経営』, 経営学論集第74集, 104, 105, 2004年09月01日, 千倉書房, 従来の品質管理諸学説,現代の品質管理論を比較しながら,品質管理の理念と手段ならびに現実的な品質課題へのインプリケーションを得る研究。
  • 「品質管理に関する経営戦略的考察―CSR戦略の中核として―」, 研究年報『経済学』, 第68巻第4号, 143, 158, 2007年03月31日, 東北大学経済学会, これまでの品質管理論に対して,現代の経営理論との比較を踏まえ,経営戦略論(競争優位性,RBV戦略,環境の不確実性への適合)や企業の社会的責任(CSR)の視点から考察を加えた研究。
  • 「ISO9001認証の基本的特質に関する一考察」, 宮崎産業経営大学『経営学論集』, 第18巻第1号, 9, 32, 2007年03月31日, 宮崎産業経営大学経営学会
  • PDCAサイクルはデミング・サイクルか?:──W. E. Demingの管理サイクル論の基本的特質に関する一考察──, 星野 広和, 經營學論集, 82, 0, 136, 137, 2012年, 日本経営学会

Misc

  • 『ハーバードのフランチャイズ組織論』, 2006年01月11日, 文眞堂, 河野昭三,高浦康有,阿部俊哉,星野広和,村山貴俊,岡崎幸司,丁圏鎭,寺畑正英,板橋慶明,小嶌正稔,藤本雅彦,柚原知明,三島斉紀, 現代組織のゴーイング・コンサーン化に必須な自己補正力と自己再生力の創出について,米国チェーン産業のマネジメントの実態を調査・解明し,複合形態論を主張する経営書。
  • 『組織の罠ー人間行動の現実ー』, 2016年03月30日, 文眞堂, 河野昭三,藤本雅彦,星野広和,高浦康有,佐藤勝典,横田靖之,板橋慶明

著書等出版物

  • 『生産性のマネジメントー付加価値向上への進化ー』(経営学史叢書第Ⅱ期②生産性), 経営学史学会監修・信夫千佳子編著, 文眞堂, 2022年05月31日
  • 『現代経営の諸相―宮崎産業経営大学開学20周年記念経営学部論文集―』, 創成社, 2008年01月20日, 春日克則,久保田博道,白石敬晶,谷川廣美,徳地慎二,日高光宣,水上雅雄,宮永雅行
  • 『経営学の基本視座―河野昭三先生還暦記念論文集―』, まほろば書房, 2008年06月11日, 河野昭三,藤本雅彦,村山貴俊,上田泰,丁圏鎭,阿部敏哉,櫻井雅充,三島斉紀,鈴木好和,柚原知明,信夫千佳子,岡崎幸司,小嶌正稔,藤井建人
  • 『有斐閣経済辞典』(第5版), 有斐閣, 2013年12月01日
  • 「製品品質問題の経営学的フレームワーク構築に向けた基礎的研究」, 2016年07月01日, 國特推助第74号

講演・発表

  • 「製品リコールを通じた組織学習−組織外-自発的学習の有効性に関する一考察−」, 星野 広和, 日本経営学会第95回大会(同志社大学), 2021年09月04日
  • 「品質管理に関する経営戦略的考察―CSR戦略の中核として―」, 星野 広和, 日本経営学会第81回大会(追手門学院大学), 2007年09月07日, 日本経営学会
  • 「品質管理諸学説に関する比較論的考察」, 星野 広和, 日本経営学会第77回大会(愛知学院大学), 2003年09月04日, 日本経営学会
  • 「PDCAサイクルはデミング・サイクルか?-W.E.Demingの管理サイクル論の基本的特質に関する一考察-」, 星野 広和, 日本経営学会第85回大会(甲南大学), 2011年09月08日, 日本経営学会

その他

  • 「取り組みリポート 学生ファシリテイター配置によるグループワーク形式授業の学習支援効果」, 『國學院大學教育開発推進機構紀要』, 第9巻, 2020年03月31日, 96, 105
  • 「取り組みリポート 基礎演習A・BにおけるFA制度を用いた授業改善」, 『國學院大學教育開発推進機構紀要』, 第10巻, 2019年03月31日, 58, 65
  • 「取り組みリポート 基礎演習A・Bにおけるルーブリックの作成と授業導入に向けた取り組み」, 『國學院大學教育開発推進機構紀要』, 第11巻, 2018年03月31日, 38, 43
  • 「進路研究演習における企業研究に関する一考察―雲海酒造の事例とともに―」, 宮崎産業経営大学『経営学論集』, 第17巻第1号, 宮崎産業経営大学経営学会, 2004年11月30日, 17, 28, 雲海酒造の事例を参考にしながら,学生の進路研究を支援するための企業研究の分析視角に関する経営学的・組織論的研究。
  • 『講義で終わらない大学 キャリア教育のパイオニア・産経大』, 創成社, 2006年07月31日, 大坪俊彦,春日克則,久保田博道,越谷直也,櫻田裕美子,澤田昭夫,柴田博子,白石敬晶,武次玄三,谷川廣美,徳地慎二,日高光宣,星野広和,眞嶋一郎,水上雅雄,村田治彦,山本文枝, 自己実現や社会観・職業観の醸成といったキャリア形成に向けた学生に対する進路支援体制についての取組みや実践について紹介する著書。

競争的資金

  • 17K03892, 製品事故・リコール情報の収集・処理・伝達・学習プロセスに関する経営学的研究, 本研究では,製品事故・リコールを持続的に低減させる要因やメカニズムについて検証し以下の成果を得た。;(1)重大な製品事故を除きリコール実施には企業の自主的な判断が求められるため,製品リコール情報が品質の持続的改善に向けた組織学習のインプットとしての役割を有すること,(2)製品リコールの直接的経験,組織内外の知識の利活用を通じた自発的な組織学習,および組織的な製品安全体制の確立と組織文化の醸成を通じてリコール率の低減が図れること,(3)製品リコール対象台数の増加に影響を与える要因として部品や装置の共通化に着目し,イノベーションの停滞が継続的な製品不具合に影響を与える可能性を指摘したこと,である。;本研究は,既存の品質管理やリコールマネジメントに関する知見だけでなく,組織学習論やイノベーション理論の知見を用いながら,製品事故・リコール情報の収集・処理・伝達・学習プロセスに関する研究を行い,リコール発生や発生率の低減に向けた要因やメカニズムを明らかにしたところに大きな学術的意義がある。;また,本研究では社会的にネガティブな評価がなされる製品事故やリコール情報について,製品事故やリコールを持続的に低減させる企業の主体的な取り組みの有効性を提示することによって,企業と社会における製品リコールに関する認識のギャップを低減させたことに大きな社会的意義を有する。
  • 18530301, 中小企業の経営革新と創業に対するフランチャイジングの有効性の検証, フランチャイジングのシステム的発展を経営革新機能の側面から研究すると共に、システムとしての発展と創業機能変化についてまとめた。フランチャイジングの創業機能の変化については、独立型の起業家とフランチャイジング起業家の比較等から, フランチャイジングの創業機能と創業者が持つ特徴を明らかにすると共に, フランチャイジング起業を活発にするためには, 積極的な情報開示を通してフランチャイジングの透明化を促進することが必要であることを明らかにした。

教育活動

担当授業

  • 経営理論入門, 2019, 本講義では、19世紀末から20世紀初頭にかけて萌芽し、現在まで多種多様な展開をみせているアメリカ経営学を中心に「経営学の生成と展開」について解説する。それらを踏まえて、学生諸君は経営理論を単なる学説史的な知識として習得するだけでなく、それらが企業の実践的要請にどのように応えてきたのか、現実の企業経営にどのような影響を与えてきたのか、そして現在の経営課題とどのように関連づけることができるかについて、理解し思考することが本講義の目標である。|   具体的な学習内容としては、経営学の基礎的概念、基本原則、その時代の代表的理論や学説、人間モデルの変遷、理論的背景、理論(学説)の比較などである。それらを、(1)管理と生産の合理化、(2)人間の理論、(3)組織の理論、(4)戦略の理論、(5)現代の経営理論、に大別しながら解説する。優れた経営学者(経営者)が生み出した理論(学説)のエッセンスに学ぶことで、マネジメントについて論理的かつ体系的に考えるフレームワークを構築し、真に有効な解決策を導くことがこの講義の目指すところである。|   この講義は毎回、①イントロダクション、②テーマに関する諸概念や分析枠組み、③現代に生きる○○理論、の順に解説する。講義ではテーマに即した具体的なケースを取り上げ、テーマの理解を補助するともに、現代にその当該理論ないし学説がどのように生きているかを解説する。大人数での講義形式を有効的に実施するため、毎回講義資料を配布するとともに、パワーポイントとDVDを利用しながら講義を行なう。なお、講義資料はできる限り早い時点でK-SMAPY上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。
  • 経営理論入門, 2019, 本講義では、19世紀末から20世紀初頭にかけて萌芽し、現在まで多種多様な展開をみせているアメリカ経営学を中心に「経営学の生成と展開」について解説する。それらを踏まえて、学生諸君は経営理論を単なる学説史的な知識として習得するだけでなく、それらが企業の実践的要請にどのように応えてきたのか、現実の企業経営にどのような影響を与えてきたのか、そして現在の経営課題とどのように関連づけることができるかについて、理解し思考することが本講義の目標である。|   具体的な学習内容としては、経営学の基礎的概念、基本原則、その時代の代表的理論や学説、人間モデルの変遷、理論的背景、理論(学説)の比較などである。それらを、(1)管理と生産の合理化、(2)人間の理論、(3)組織の理論、(4)戦略の理論、(5)現代の経営理論、に大別しながら解説する。優れた経営学者(経営者)が生み出した理論(学説)のエッセンスに学ぶことで、マネジメントについて論理的かつ体系的に考えるフレームワークを構築し、真に有効な解決策を導くことがこの講義の目指すところである。|   この講義は毎回、①イントロダクション、②テーマに関する諸概念や分析枠組み、③現代に生きる○○理論、の順に解説する。講義ではテーマに即した具体的なケースを取り上げ、テーマの理解を補助するともに、現代にその当該理論ないし学説がどのように生きているかを解説する。大人数での講義形式を有効的に実施するため、毎回講義資料を配布するとともに、パワーポイントとDVDを利用しながら講義を行なう。なお、講義資料はできる限り早い時点でK-SMAPY上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。
  • 会社入門, 2019, 本講義では、私たちの暮らしと密接な関わりをもっている社会的存在としての「会社」について、その仕組み、機能、役割を解説する。その際、(1)会社とは何か、会社とはどういう仕組みになっているかといった基本的な事柄、(2)会社の経営(マネジメント)に関する戦略や組織、(3)基本的な経営資源であるヒト・モノ・カネの仕組みや管理などについて総合的に捉えるとともに、(4)会社を取り巻く環境(世界経済や社会の流れ)を踏まえた現代の経営課題(会社の役割)についても考えていきたい。|   授業では、「会社」に関わる基礎的な用語やフレームワークを解説するが、それらについてできる限り具体的な事例を踏まえて(DVDを用いて)理解を深めていく。授業で用いる資料(ただし、キーワードが空欄になっているレジュメ)を事前にk-smapyにアップするので、学生諸君はそれを用いて予習を行い、授業時に解説したキーワードを埋めて完成したレジュメをもとに復習や期末試験の勉強に利用して欲しい。
  • 経営管理, 2019, 本講義では、現代企業の経営管理(マネジメント)に関する基礎的概念および理論や分析枠組みについて解説する。それをもとに、学生諸君は現代企業の効果的かつ効率的な経営管理の在り方だけでなく、現代企業の経営管理に関する課題について理解し思考することが本講義の目的である。|   経営管理に関する諸理論は、実際の企業経営上の目的とその文脈に即して生成し展開してきた。しかしながら、そこでの基本的な視点は、組織内部のヒト・モノ・カネといった経営資源の効果的・効率的な管理が中心であった。本講義では、そうした伝統的な組織内部のミクロ的な経営管理論にとどまらず、組織論や戦略論などの成果を踏まえつつ、マクロ的な経営管理論についても解説する。つまり、経営管理を狭義の経営学と捉え、環境適応、組織変革、グローバル化、日本企業の経営(マネジメント)と統治(ガバナンス)など現代企業の経営管理について、ミクロとマクロの複眼的視点から包括的に考究する。|   本講義のサブテーマは以下のとおりである。(1)管理の生成と展開、(2)環境適応の管理、(3)組織変革の管理、(4)現代の経営管理と展望。|   この講義は毎回、①イントロダクション、②テーマに関する諸概念や分析枠組み、③関連するケースを用いた補足説明、の順に解説する。大人数での講義形式を有効的に実施するため、毎回講義資料を配布するとともに、パワーポイントとDVDを利用しながら講義を行なう。なお、講義資料はできる限り早い時点でK-SMAPY上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。
  • 基礎演習A, 2019, 「基礎演習A」では、大学生に求められる基礎的学修スキルについて、グループワークを主体として修得します。ここでいう基礎的学修スキルとは、ノートの取り方、専門書の読み方、レジュメ(報告資料)やレポートの作成の仕方、情報検索・収集の仕方、発表の仕方といった大学での学びに必須の「基礎学力」だけでなく、そうした基礎学力や専門知識を生かす力=「社会人基礎力」を指します。|  社会人基礎力とは経済産業省が定義したもので、「前に踏み出す力」(一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力)、「考え抜く力」(疑問を持ち、考え抜く力)、「チームで働く力」(多様な人々とともに、目標に向けて協力する力)からなり、大学生活だけでなく社会に出ても必要となります。|  この授業では、全体を通じて4人程度の少人数のグループワークをもとに基礎学力の修得を図り、後半では課題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)を中心として社会人基礎力を涵養します。|  この「基礎演習A」と後期に開講される「基礎演習B」を通じて、経済学部での学びと社会との関連性を知り、國學院大學経済学部が目指す「経済と経済学に関する基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備えた、社会に貢献する専門的教養人」の陶冶を目指します。
  • 基礎演習B, 2019, 「基礎演習B」では、「基礎演習A」で修得した大学生に求められる基礎的学修スキル(基礎学力に加えて、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」)を前提として、実際に企業・行政・NPOなどの外部組織から与えられた課題に対して、解決策を導き立案するための課題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)を行います。社会では「答え」のない課題に取り組む機会が増えますので、この授業ではこうした課題に対する取り組み方、つまり主体的かつ根気強く取り組み、他者に働きかけ、設定した目標に対して計画的かつ協働して実行していく方法、を定着させます。 |  また、この授業では課題解決策のプランについて、全てのクラスで代表チームを選出し全体発表するプレゼン大会を実施します。プレゼン大会では課題提供先の前で発表し、頂戴したコメントはもちろん他チームの発表を通じて、自分の基礎的学修スキルや学修態度を相対化させます。これによって、自分に不足している部分を理解するとともに、それらを今後の大学生活で補い、さらに主体的に学び成長するための契機とします。|  さらに、現実に外部組織が抱えている課題を理解し、それに対する解決策を立案する過程で幅広い問題意識の醸成を図り、プロジェクト終了後はそうした問題意識を専門教育へ誘導する取り組み(教員任意設定課題)を各クラスで行います。| 1年間を通じた「基礎演習A」と「基礎演習B」を通じて、経済学部での学びと社会との関連性を知り、國學院大学経済学部が目指す「経済と経済学に関する基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備えた、社会に貢献する専門的教養人」の陶冶を目指します。|
  • 演習IV, 2019, 卒業論文の作成手順は、(1)論文テーマ(問題意識、仮説)設定、(2)論理構成(章立て)、(3)執筆(執筆計画)、に大きく分けられる。この演習では,まず卒業論文の作成に関するオーソドックスな手順と手法についてレクチャーし,その後個別に卒論指導を行う予定である。その際、先行研究をしっかりレビューし、そのうえで自分なりの仮説を提示し、その主張に対する根拠(論理的、数量的、実証的、歴史的など) を導出すること。|  また、毎時間A4用紙で1枚程度の小論文を作成するが、論文作成にあたって、半期のみで仕上げるようなことは想定しておらず、1年間かけて作成することを肝に銘じてほしい。
  • 演習II(4), 2019, 【内容】|   本演習では、現代企業の経営課題として、(1)企業間競争における諸課題、(2)組織が直面する危機とそれに対する組織的対応の諸課題、を取り上げ、それらに関する基本的な諸概念、ロジックを理解したのち、現実の企業における競争戦略、組織変革における分析枠組みと課題について、できるだけ具体的なケースを踏まえつつ学習する。現段階で念頭に置いているのは、(1)については、他社を含めた自社のバリューチェーン(バリューネット)、パワー関係、業界の分析枠組み、(2)については、予見可能な危機に対する組織的な逆機能(事前抑止が遅々として進まなかった理由)、である。|   また、この演習では、「神奈川産学チャレンジプログラム」(神奈川県経済同友会加盟の約30社から出された課題について、チームごとに半年かけて調査研究し報告書を提出)への参加を通じた実践的な課題発見・解決型学習(Problem Based Learning)に取り組む。前期の学習(競争戦略)は、このプログラムでの取り組みにおいて参考となる基本ロジックとフレームワークを含んでいるので、レポート作成と同時並行的に進めていくことで相互理解を深めていきたい。後期の学習(組織陥穽と組織変革)では、選定したテーマに関する基礎的概念、ロジック、フレームワークを理解したうえで、グループに分かれ具体的な事例にもとづく論文作成を行う。これによって、理論と現実の相即的理解を目指すとともに、次年度の卒業論文執筆へ向けた予行演習とする。||【方法】|① まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|② 次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③ 最後に、プレゼンテーションや神奈川産学チャレンジプログラムでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習I(2), 2019, 【内容】|   本演習では、企業経営をめぐる諸問題とその処方に関して、理論と具体的な事例の双方向から理解を深めていく。取り上げる理論とケースは、経営者や実務家が実際に取り組んだ事例であり、特定の時代や場所に依拠しない一般的・普遍的なものを意識して選択する。現段階で予定しているのは、「P.F.ドラッカーのマネジメント」と「ヤマト運輸の宅配便事業への進出とその後の展開における経営者のリーダーシップ」である。|   学生諸君は、取り上げるケースについて、歴史的な事象や企業活動を表面的に理解するのではなく、それらから今後のゼミナール活動においてより発展的な学習を進める上で役立つと思われる、企業経営(経営学)に関する基礎的概念、基本ロジック、問題のフレームワークなどを深層的に理解、体得してほしい。 ||【方法】|① まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|② 次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③ 最後に、プレゼンテーションでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習III(4), 2019, 【内容】|   本演習では、現代企業の経営課題として、組織が直面する危機とそれに対する組織的対応の諸課題、を取り上げ、それらに関する基本的な諸概念、ロジックを理解したのち、現実の企業における組織変革における分析枠組みと課題について、できるだけ具体的なケースを踏まえつつ学習する。現段階で念頭に置いているのは、予見可能な危機に対する組織的な逆機能(事前抑止が遅々として進まなかった理由)、である。|   |【方法】|① まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|② 次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③ 最後に、プレゼンテーションを通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 経営入門, 2020, 【授業の実施形態】|  本授業は、主に K-SMAPYIIを利用した講義資料・課題提示による遠隔授業として実施する。(冒頭部分でZoomを用いて前回の振り返りや諸連絡を行い、その後補完的にZoomでもライブ配信(講義資料の放映)を行う。)なお、講義資料(キーワード・音声入り)は授業開始前日までにK-SMAPYⅡ上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。|(※重要)本授業は、オンデマンド型(録画配信)授業では「ない」。履修登録したものは授業時間内(火曜4限)or講義資料の公開から授業開始以前の視聴が可能であること、および授業終了後3時間以内の出席確認アンケート(毎回実施。小テストを兼ねる)への回答が可能であると判断する。||【授業内容】|  本講義では、私たちの暮らしと密接な関わりをもっている社会的存在としての「会社」について、その仕組み、機能、役割を解説する。その際、(1)会社とは何か、会社(株式会社)とはどういう仕組みになっているかといった基本的な事柄、(2)会社の経営(マネジメント)に関する戦略や組織、(3)基本的な経営資源であるヒト・モノ・カネの仕組みや管理などについて総合的に捉えるとともに、(4)会社を取り巻く環境(世界経済や社会の流れ)を踏まえた現代の経営課題(会社の役割)について、具体的な企業の事例(歴史)を踏まえつつ考えていきたい。|   授業では、「会社」に関わる基礎的な用語やフレームワークを解説するが、それらについてできる限り具体的な事例を踏まえて(視聴覚資料を用いて)理解を深めていく。
  • 経営学史, 2020, 本講義では、19世紀末から20世紀初頭にかけて萌芽し、現在まで多種多様な展開をみせているアメリカ経営学を中心に「経営学の生成と展開」について解説する。それらを踏まえて、学生諸君は経営理論を単なる学説史的な知識として習得するだけでなく、それらが企業の実践的要請にどのように応えてきたのか、現実の企業経営にどのような影響を与えてきたのか、そして現在の経営課題とどのように関連づけることができるかについて、理解し思考することが本講義の目標である。|   具体的には、経営学の基礎的概念、基本原則、その時代の代表的理論や学説、人間モデルの変遷、理論的背景、理論(学説)の比較などオーソドックスな内容について学習する。それらを、(1)生産と管理の合理化、(2)人間の理論、(3)組織の理論、(4)戦略の理論、(5)経営の理論、に大別しながら解説する。優れた経営学者(経営者)が生み出した理論(学説)のエッセンスに学ぶことで、マネジメントについて論理的かつ体系的に考えるフレームワークを構築し、真に有効な解決策を導くことがこの講義の目指すところである。|   この講義は毎回、①イントロダクション、②テーマに関する諸概念や分析枠組み、③現代に生きる○○理論、の順に解説する。講義ではテーマに即した具体的なケースを取り上げ、テーマの理解を補助するともに、現代にその当該理論ないし学説がどのように生きているかを解説する。||【重要】|COVID-19の影響により,本講義はZoomを用いた双方向授業(ライブ配信,授業開始および授業終了時各10分程度を予定)とK-SMAPYⅡ(キーワードと補足説明入りの講義資料を授業開始30分前までにアップし授業終了30分後に削除)を用いた遠隔授業を組み合わせて行う。なお,講義資料(キーワード空欄のもの)は授業開始1週間前までにK-SMAPYⅡ上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。
  • 経営学史, 2020, 【授業の実施形態】|  本授業は、主に K-SMAPYIIを利用した講義資料・課題提示による遠隔授業として実施する。(冒頭部分でZoomを用いて前回の振り返りや諸連絡を行い、その後補完的にZoomでもライブ配信(講義資料の放映)を行う。)講義資料(キーワード・音声入り)は授業開始前日までにK-SMAPYⅡ上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。|(※重要)本授業は、オンデマンド型授業では「ない」。履修登録したものは授業時間内(火曜4限)or講義資料の公開から授業開始以前の視聴が可能であること、および授業終了後3時間以内の出席確認アンケート(毎回実施。小テストを兼ねる)への回答が可能であると判断する。||【授業内容】|本講義では、19世紀末から20世紀初頭にかけて萌芽し、現在まで多種多様な展開をみせているアメリカ経営学を中心に「経営学の生成と展開」について解説する。それらを踏まえて、学生諸君は経営理論を単なる学説史的な知識として習得するだけでなく、それらが企業の実践的要請にどのように応えてきたのか、現実の企業経営にどのような影響を与えてきたのか、そして現在の経営課題とどのように関連づけることができるかについて、理解し思考することが本講義の目標である。|   具体的な学習内容としては、経営学の基礎的概念、基本原則、その時代の代表的理論や学説、人間モデルの変遷、理論的背景、理論(学説)の比較などである。それらを、(1)生産と管理の合理化、(2)人間の理論、(3)組織の理論、(4)戦略の理論、(5)経営の理論、に大別しながら解説する。優れた経営学者(経営者)が生み出した理論(学説)のエッセンスに学ぶことで、マネジメントについて論理的かつ体系的に考えるフレームワークを構築し、真に有効な解決策を導くことがこの講義の目指すところである。|   この講義は毎回、①イントロダクション、②テーマに関する諸概念や分析枠組み、③現代に生きる○○理論、の順に解説する。講義ではテーマに即した具体的なケースを取り上げ、テーマの理解を補助するともに、現代にその当該理論ないし学説がどのように生きているかを解説する。
  • 経営管理, 2020, 【内容】|   本講義では、現代企業の経営管理(マネジメント)に関する基礎的概念および理論や分析枠組みについて解説する。それをもとに、学生諸君は現代企業の効果的かつ効率的な経営管理の在り方だけでなく、現代企業の経営管理に関する課題について理解し思考することが本講義の目的である。|   経営管理に関する諸理論は、実際の企業経営上の目的とその文脈に即して生成し展開してきた。しかしながら、そこでの基本的な視点は、組織内部のヒト・モノ・カネといった経営資源の効果的・効率的な管理が中心であった。本講義では、そうした伝統的な組織内部のミクロ的な経営管理論にとどまらず、組織論や戦略論などの成果を踏まえつつ、マクロ的な経営管理論についても解説する。つまり、経営管理を狭義の経営学と捉え、環境適応、組織変革、グローバル化、日本企業の経営(マネジメント)と統治(ガバナンス)など現代企業の経営管理について、ミクロとマクロの複眼的視点から包括的に考究する。|   本講義のサブテーマは、(1)経営資源の管理、(2)環境適応の管理、(3)組織変革の管理、(4)現代の経営管理と展望、である。||【重要】|COVID-19の影響により,本講義はZoomを用いた双方向授業(ライブ配信,授業開始および授業終了時各10分程度を予定)とK-SMAPYⅡ(キーワードと補足説明入りの講義資料を授業開始30分前までにアップし授業終了30分後に削除)を用いた遠隔授業を組み合わせて行う。なお,講義資料(キーワード空欄のもの)は授業開始3日前までにK-SMAPYⅡ上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。
  • 基礎演習A, 2020, 【重要】|【授業の実施形態】本授業はオンラインコミュニケーションツール「Zoom」を活用して授業を実施します。詳細は「K-SMAPYⅡ」内の掲示にて講義連絡をするので、必ず確認して授業に臨むようにしてください。|【授業回数の変更について】授業回数は12回に短縮し、当面、遠隔授業で行う予定ですが新型コロナウイルスの感染状況や社会情勢を見極めて大学当局から対面授業への移行が要請された際は通常の対面授業に戻す予定です。本来の回数から不足する3回分については,資料の補足を行ったり,課題を課したりすることにします。||【授業内容】|   「基礎演習A」では、大学生に求められる基礎的学修スキル(スタディスキル)について、グループワークを主体として修得します。ここでいう基礎的学修スキルとは、ノートの取り方、情報検索・収集の仕方、専門書の読み方、情報整理の仕方、構成の立て方、レポート・レジュメ(報告資料)・スライド作成の仕方、発表の仕方といった大学での学びに必須の「基礎学力」だけでなく、そうした基礎学力や専門知識を生かす力=「社会人基礎力」を指します。|  社会人基礎力とは経済産業省が定義したもので、「前に踏み出す力」(一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力)、「考え抜く力」(疑問を持ち、考え抜く力)、「チームで働く力」(多様な人々とともに、目標に向けて協力する力)からなり、大学生活だけでなく社会に出ても必要となります。|  この授業では、全体を通じて4人程度の少人数のグループワークをもとに基礎学力の修得を図り、後半では課題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)を中心として社会人基礎力を涵養します。| この「基礎演習A」と後期に開講される「基礎演習B」を通じて、経済学部での学びと社会との関連性を知り、國學院大學経済学部が目指す「経済と経済学に関する基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備えた、社会に貢献する専門的教養人」の陶冶を目指します。
  • 基礎演習B, 2020, *重要|【授業の実施形態】|本授業はオンラインコミュニケーションツール「Zoom」を活用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施します。詳細は「K-SMAPYⅡ」内の掲示にて講義連絡をしますので、必ず確認して授業に臨むようにしてください。||【授業内容】|「基礎演習B」では、「基礎演習A」で修得した大学生に求められる基礎的学修スキル(基礎学力に加えて、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」)を前提として、実際に企業・行政・NPOなどの外部組織から与えられた課題に対して、解決策を導き立案するための課題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)を行います。社会では答えのない課題に取り組む機会が増えます。この授業ではこうした社会に存在する課題に対する取り組み方を学びます。具体的には主体的かつ根気強く取り組み、他者に働きかけ、設定した目標に対して計画的かつ協働して実行していくスキルを定着させていきます。 |  また、この授業では課題解決策のプランについて、全てのクラスで代表チームを選出し、全体で発表するプレゼン大会を実施します。プレゼン大会では課題提供先の組織の方々の前で発表し、もらったコメントを受けて自分の基礎的学修スキルや学修態度を相対化させます。これによって、自分に不足しているスキルや態度を把握するとともに、それらを今後の大学生活で補い、成長するための契機とします。|  さらに、現実に外部組織が抱えている課題を理解し、それに対する解決策を立案する過程で幅広い問題意識の醸成を図り、プロジェクト終了後はそうした問題意識をレポートに落とし込み、専門教育へ誘導する取り組み(教員任意設定課題)を各クラスで行います。|  1年間を通して取り組む「基礎演習A」と「基礎演習B」によって、経済学部での学びと社会との関連性を知り、國學院大学経済学部が掲げる「経済と経済学に関する基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備えた、社会に貢献する専門的教養人」の陶冶を目指します。
  • 演習Ⅰ, 2020, 【授業の実施形態】|本授業は、主に Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。||【授業内容】|   本演習では、企業経営をめぐる諸問題とその処方箋に関して、理論と具体的な事例の双方向から理解を深めていく。取り上げる理論とケースは、経営者や実務家が実際に取り組んだ事例であり、特定の時代や場所に依拠しない一般的・普遍的なものを意識して選択する。現段階で予定しているのは、「P.F.ドラッカーのマネジメント」と「ヤマト運輸の宅配便事業への進出とその後の展開における経営者のリーダーシップ」である。|   学生諸君は、取り上げるケースについて、歴史的な事象や企業活動を表面的に理解するのではなく、それらから今後のゼミナール活動においてより発展的な学習を進める上で役立つと思われる、企業経営(経営学)に関する基礎的概念、基本ロジック、問題のフレームワークなどを深層的に理解、体得してほしい。 ||【方法】|① まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|② 次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③ 最後に、プレゼンテーションでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習II(4), 2020, 【内容】|   本演習では、現代企業の経営課題として、「成長の戦略」と「戦略の転換」を取り上げ、それらに関する基本的な諸概念、ロジックを理解したのち、(1)個別企業の成長戦略、(2)企業自身の戦略転換、(3)業界構造の変革をもたらす戦略転換、における分析枠組みと課題について、できるだけ具体的なケースを踏まえつつ学習する。|   また、この演習では、「神奈川産学チャレンジプログラム」(神奈川県経済同友会加盟の約30社から出された課題について、チームごとに半年かけて調査研究し報告書を提出)への参加を通じた実践的な課題発見・解決型学習(Problem Based Learning)に取り組む。前期の学習は、このプログラムでの取り組みにおいて参考となる基本ロジックとフレームワークを含んでいるので、レポート作成と同時並行的に進めていくことで相互理解を深めていきたい。後期の学習では、選定したテーマに関する基礎的概念、ロジック、フレームワークを理解したうえで、グループに分かれ具体的な事例にもとづく論文作成を行う。これによって、理論と現実の相即的理解を目指すとともに、次年度の卒業論文執筆へ向けた予行演習とする。||【方法】|① まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|② 次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③ 最後に、プレゼンテーションや神奈川産学チャレンジプログラムでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。||【重要】|COVID-19の影響により,本講義はZoomを用いた双方向授業(ライブ配信)とする。
  • 演習III(4), 2020, 【内容】|   本演習では、経営分析の仕方についてケースを通じて理解することを目的とする。その際、(1)企業分析(財務諸表分析やビジネスモデル分析など)と(2)業界分析(ファイブフォース分析など)に分けながら、実際の決算書や市場に関するデータをもとに具体的な数値にもとづいて、基礎的な分析ツールを身につける。|   |【方法】|① まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|② 次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③ 最後に、プレゼンテーションを通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。||【重要】|COVID-19の影響により,本講義はZoomを用いた双方向授業(ライブ配信)で行う。
  • 演習IV, 2020, |【授業の実施形態】|本授業は、主に Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。||【授業内容】|卒業論文の作成手順は、(1)論文テーマ(問題意識、仮説)設定、(2)論理構成(章立て)、(3)執筆(執筆計画)、に大きく分けられる。この演習では,まず卒業論文の作成に関するオーソドックスな手順と手法についてレクチャーし,その後個別に卒論指導を行う予定である。その際、先行研究をしっかりレビューし、そのうえで自分なりの仮説を提示し、その主張に対する根拠(理論的、定量的、実証的、歴史的など) を導出すること。|  また、毎時間A4用紙で1枚程度の小論文を作成するが、論文作成にあたって、半期のみで仕上げるようなことは想定しておらず、1年間かけて作成することを肝に銘じてほしい。
  • 経営学史, 2021, 【授業の実施形態】|  本授業は、ZoomとK-SMAPYⅡを利用した遠隔授業(オンデマンド型)として実施する。講義資料(キーワードなし)は授業日前日までにK-SMAPYⅡ上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。授業内容はZoomの録画配信を用いる。講義日前日にK-SMAPYⅡの機能を用いて,URLを配信する。学生諸君は講義終了1週間以内に必ず試聴し,出席確認アンケート(小テストを兼ねる)に回答すること。なお,出席確認アンケートの未回答が6回以上のものは「R」(履修放棄)とするのでくれぐれも注意すること。||【授業内容】|  本講義では、19世紀末から20世紀初頭にかけて萌芽し、現在まで多種多様な展開をみせているアメリカ経営学を中心に「経営学の生成と展開」について解説する。それらを踏まえて、学生諸君は経営理論を単なる学説史的な知識として習得するだけでなく、それらが企業の実践的要請にどのように応えてきたのか、現実の企業経営にどのような影響を与えてきたのか、そして現在の経営課題とどのように関連づけることができるかについて、理解し思考することが本講義の目標である。|   具体的な学習内容としては、経営学の基礎的概念、基本原則、その時代の代表的理論や学説、人間モデルの変遷、理論的背景、理論(学説)の比較などである。それらを、(1)生産と管理の合理化、(2)人間の理論、(3)組織の理論、(4)戦略の理論、(5)企業と社会の理論、に大別しながら解説する。優れた経営学者(経営者)が生み出した理論(学説)のエッセンスに学ぶことで、マネジメントについて論理的かつ体系的に考えるフレームワークを構築し、真に有効な解決策を導くことがこの講義の目指すところである。|   この講義は毎回、①イントロダクション、②テーマに関する諸概念や分析枠組み、③現代に生きる○○理論、の順に解説する。講義ではテーマに即した具体的なケースを取り上げ、テーマの理解を補助するともに、現代にその当該理論ないし学説がどのように生きているかを解説する。
  • 基礎演習A, 2021, 「基礎演習 A」では、大学生に求められる基礎的学修スキル(スタディスキル)について、グループワークを主体として修得します。ここでいう基礎的学修スキルとは、ノートの取り方、情報検索・収集の仕方、専門書の読み方、情報整理の仕方、論理構成の立て方、レポート・レジュメ(報告資料)・スライド作成の仕方、発表の仕方といった大学での学びに必須の「基礎学力」だけでなく、そうした基礎学力や専門知識を生かす力=「社会人基礎力」を指します。| 社会人基礎力とは経済産業省が定義したもので、「前に踏み出す力」(一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力)、「考え抜く力」(疑問を持ち、考え抜く力)、「チームで働く力」(多様な人々とともに、目標に向けて協力する力)からなり、大学生活だけでなく社会に出ても必要となります。| この授業では、全体を通じて 4 人程度の少人数のグループワークをもとに基礎学力の修得を図り、後半では課題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)を中心として社会人基礎力を涵養します。|この「基礎演習 A」と後期に開講される「基礎演習 B」を通じて、経済学部での学びと社会との関連性を知り、國學院大學経済学部が目指す「経済と経済学に関する基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備えた、社会に貢献する専門的教養人」の陶冶を目指します。|
  • 基礎演習B, 2021, 「基礎演習B」では、「基礎演習A」で修得した大学生に求められる基礎的学修スキル(基礎学力に加えて、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」)を前提として、実際に企業・行政・NPOなどの外部組織から与えられた課題に対して、解決策を導き立案するための課題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)を行います。社会では答えのない課題に取り組む機会が増えます。この授業ではこうした社会に存在する課題に対する取り組み方を学びます。具体的には主体的かつ根気強く取り組み、他者に働きかけ、設定した目標に対して計画的かつ協働して実行していくスキルを定着させていきます。 |  また、この授業では課題解決策のプランについて、全てのクラスで代表チームを選出し、全体で発表するプレゼン大会を実施します。プレゼン大会では課題提供先の組織の方々の前で発表し、もらったコメントを受けて自分の基礎的学修スキルや学修態度を相対化させます。これによって、自分に不足しているスキルや態度を把握するとともに、それらを今後の大学生活で補い、成長するための契機とします。|  さらに、現実に外部組織が抱えている課題を理解し、それに対する解決策を立案する過程で幅広い問題意識の醸成を図り、プロジェクト終了後はそうした問題意識をレポートに落とし込み、専門教育へ誘導する取り組み(教員任意設定課題)を各クラスで行います。|  1年間を通して取り組む「基礎演習A」と「基礎演習B」によって、経済学部での学びと社会との関連性を知り、國學院大学経済学部が掲げる「経済と経済学に関する基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備えた、社会に貢献する専門的教養人」の陶冶を目指します。|
  • 演習Ⅰ, 2021, 【授業内容】|   本演習では、企業経営をめぐる諸問題とその処方箋に関して、理論と具体的な事例の双方向から理解を深めていく。取り上げる理論とケースは、経営者や実務家が実際に取り組んだ事例であり、特定の時代や場所に依拠しない一般的・普遍的なものを意識して選択する。現段階で予定しているのは、「P.F.ドラッカーのマネジメント」と「ヤマト運輸の宅配便事業への進出とその後の展開における経営者のリーダーシップ」である。|   学生諸君は、取り上げるケースについて、歴史的な事象や企業活動を表面的に理解するのではなく、それらから今後のゼミナール活動においてより発展的な学習を進める上で役立つと思われる、企業経営(経営学)に関する基礎的概念、基本ロジック、問題のフレームワークなどを深層的に理解、体得してほしい。 ||【方法】|① まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|② 次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③ 最後に、プレゼンテーションでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習II(4), 2021, 【内容】|   今日,情報通信技術の進展はIoT,AI,プラットフォームなど新しい概念を生み出した。また,グローバル化の進展は,雇用,立地,研究開発,マーケティングなど企業活動の諸側面に大きな影響を与えている。加えて, SDGsに見られるように企業の社会的責任に対する要請や,新事業・ベンチャーを生み出すアントレプレナーに対する期待も高まっている。本演習では、現代の企業経営に関する現象や課題について,具体的なケースをもとに基本的な諸概念,ロジック,フレームワークについて学習する。それをもとに学生諸君は,「自分の目の前の問題を自分なりに経営の問題としてとらえることができるようになり、自分の頭で答えを出そうとする姿勢と作法を身につける」ようにしてほしい。|  また、この演習では、「神奈川産学チャレンジプログラム」(神奈川県経済同友会加盟の約30社から出された課題について、チームごとに半年かけて調査研究し報告書を提出)への参加を通じた実践的な課題発見・解決型学習(Problem Based Learning)に取り組む。前期の学習は、このプログラムでの取り組みにおいて参考となる基本ロジックとフレームワークを含んでいるので、レポート作成と同時並行的に進めていくことで相互理解を深めていきたい。後期の学習では、選定したテーマに関する基礎的概念、ロジック、フレームワークを理解したうえで、グループに分かれ具体的な事例にもとづく論文作成を行う。これによって、理論と現実の相即的理解を目指すとともに、次年度の卒業論文執筆へ向けた予行演習とする。||【方法】|① まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|② 次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③ 最後に、プレゼンテーションや神奈川産学チャレンジプログラムでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習III(4), 2021, 【内容】|   本演習では、経営分析の仕方についてケースを通じて理解することを目的とする。その際、(1)企業分析(財務諸表分析やビジネスモデル分析など)と(2)業界分析(ファイブフォース分析など)に分けながら、実際の決算書や市場に関するデータをもとに具体的な数値にもとづいて、基礎的な分析ツールを身につける。|   |【方法】|① まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|② 次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③ 最後に、プレゼンテーションを通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習IV, 2021, 【授業内容】|  卒業論文の作成手順は、(1)論文テーマ(問題意識、仮説)設定、(2)論理構成(章立て)、(3)執筆(執筆計画)、(4)推敲(リライト)に大きく分けられる。この演習では,まず卒業論文の作成に関するオーソドックスな手順と手法についてレクチャーし,その後個別に卒論指導を行う予定である。その際、先行研究をしっかりレビューし、そのうえで自分なりの仮説を提示し、その主張に対する根拠(理論的、定量的、実証的、歴史的など) を導出すること。|  また、毎時間A4用紙で1枚程度の小論文を作成するが、論文作成にあたって、半期のみで仕上げるようなことは想定しておらず、1年間かけて作成することを肝に銘じてほしい。
  • 経営管理, 2021, 【授業の実施形態】|  本授業は、ZoomとK-SMAPYⅡを利用した遠隔授業(オンデマンド型)として実施する。講義資料(キーワードなし)は授業日前日までにK-SMAPYⅡ上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。授業内容はZoomの録画配信を用いる。講義日前日にK-SMAPYⅡの機能を用いて,URLを配信する。学生諸君は講義終了1週間以内に必ず試聴し,出席確認アンケート(小テストを兼ねる)に回答すること。なお,出席確認アンケートの未回答が6回以上のものは「R」(履修放棄)とするのでくれぐれも注意すること。||【内容】|   本講義では、現代企業の経営管理(マネジメント)に関する基礎的概念および理論や分析枠組みについて解説する。それをもとに、学生諸君は現代企業の効果的かつ効率的な経営管理の在り方だけでなく、現代企業の経営管理に関する課題について理解し思考することが本講義の目的である。|   経営管理に関する諸理論は、実際の企業経営上の目的とその文脈に即して生成し展開してきた。しかしながら、そこでの基本的な視点は、組織内部のヒト・モノ・カネといった経営資源の効果的・効率的な管理が中心であった。本講義では、そうした伝統的な組織内部のミクロ的な経営管理論にとどまらず、組織論や戦略論などの成果を踏まえつつ、マクロ的な経営管理論についても解説する。つまり、経営管理を狭義の経営学と捉え、環境適応、組織変革、グローバル化、社会的責任(ステークホルダー経営)など現代企業の経営管理について、ミクロとマクロの複眼的視点から包括的に考究する。|   本講義のサブテーマは、(1)経営資源の管理、(2)環境適応の管理、(3)組織変革の管理、(4)現代の経営管理と展望、である。
  • 経営管理, 2022, 【授業の実施形態】| 本授業は、ZoomとK-SMAPYⅡを利用した遠隔授業(オンデマンド型)として実施する。講義資料(キーワードなし)は授業日前日までにK-SMAPYⅡ上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。授業内容はZoomの録画配信を用いる。講義日前日にK-SMAPYⅡの機能を用いて,URLを配信する。学生諸君は講義終了1週間以内に必ず試聴し,出席確認アンケート(小テストを兼ねる)に回答すること。なお,出席確認アンケートの未回答が6回以上のものは「R」(履修放棄)とするのでくれぐれも注意すること。||【内容】| 本講義では、現代企業の経営管理(マネジメント)に関する基礎的概念および理論や分析枠組みについて解説する。それをもとに、学生諸君は現代企業の効果的かつ効率的な経営管理の在り方だけでなく、現代企業の経営管理に関する課題について理解し思考することが本講義の目的である。| 経営管理に関する諸理論は、実際の企業経営上の目的とその文脈に即して生成し展開してきた。しかしながら、そこでの基本的な視点は、組織内部のヒト・モノ・カネといった経営資源の効果的・効率的な管理が中心であった。本講義では、そうした伝統的な組織内部のミクロ的な経営管理論にとどまらず、組織論や戦略論などの成果を踏まえつつ、マクロ的な経営管理論についても解説する。つまり、経営管理を狭義の経営学と捉え、環境適応、組織変革、グローバル化、社会的責任(ステークホルダー経営)など現代企業の経営管理について、ミクロとマクロの複眼的視点から包括的に考究する。| 本講義のサブテーマは、(1)経営資源の管理、(2)環境適応の管理、(3)組織変革の管理、(4)現代の経営管理と展望、である。
  • 演習Ⅰ, 2022, 【授業内容】|   本演習では、企業経営をめぐる諸問題とその処方箋に関して、理論と具体的な事例の双方向から理解を深めていく。取り上げる理論とケースは、経営者や実務家が実際に取り組んだ事例であり、特定の時代や場所に依拠しない一般的・普遍的なものを意識して選択する。現段階で予定しているのは、「P.F.ドラッカーのマネジメント」と「ヤマト運輸の宅配便事業への進出とその後の展開における経営者のリーダーシップ」である。|   学生諸君は、取り上げるケースについて、歴史的な事象や企業活動を表面的に理解するのではなく、それらから今後のゼミナール活動においてより発展的な学習を進める上で役立つと思われる、企業経営(経営学)に関する基礎的概念、基本ロジック、問題のフレームワークなどを深層的に理解、体得してほしい。 ||【方法】|① まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|② 次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③ 最後に、プレゼンテーションでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習ⅡA, 2022, 【内容】| 今日,情報通信技術の進展はIoT,AI,プラットフォームなど新しい概念を生み出した。また,グローバル化の進展は,雇用,立地,研究開発,マーケティングなど企業活動の諸側面に大きな影響を与えている。加えて, SDGsに見られるように企業の社会的責任に対する要請や,新事業・ベンチャーを生み出すアントレプレナーに対する期待も高まっている。本演習では、現代の企業経営に関する現象や課題について,具体的なケースをもとに基本的な諸概念,ロジック,フレームワークについて学習する。それをもとに学生諸君は,「自分の目の前の問題を自分なりに経営の問題としてとらえることができるようになり、自分の頭で答えを出そうとする姿勢と作法を身につける」ようにしてほしい。| また、この演習では、「神奈川産学チャレンジプログラム」(神奈川県経済同友会加盟の約30社から出された課題について、チームごとに半年かけて調査研究し報告書を提出)への参加を通じた実践的な課題発見・解決型学習(Problem Based Learning)に取り組む。前期の学習は、このプログラムでの取り組みにおいて参考となる基本ロジックとフレームワークを含んでいるので、レポート作成と同時並行的に進めていくことで相互理解を深めていきたい。||【方法】|①まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|②次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③最後に、プレゼンテーションや神奈川産学チャレンジプログラムでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習II(4), 2022, 【内容】| 今日,情報通信技術の進展はIoT,AI,プラットフォームなど新しい概念を生み出した。また,グローバル化の進展は,雇用,立地,研究開発,マーケティングなど企業活動の諸側面に大きな影響を与えている。加えて, SDGsに見られるように企業の社会的責任に対する要請や,新事業・ベンチャーを生み出すアントレプレナーに対する期待も高まっている。本演習では、現代の企業経営に関する現象や課題について,具体的なケースをもとに基本的な諸概念,ロジック,フレームワークについて学習する。それをもとに学生諸君は,「自分の目の前の問題を自分なりに経営の問題としてとらえることができるようになり、自分の頭で答えを出そうとする姿勢と作法を身につける」ようにしてほしい。| また、この演習では、「神奈川産学チャレンジプログラム」(神奈川県経済同友会加盟の約30社から出された課題について、チームごとに半年かけて調査研究し報告書を提出)への参加を通じた実践的な課題発見・解決型学習(Problem Based Learning)に取り組む。前期の学習は、このプログラムでの取り組みにおいて参考となる基本ロジックとフレームワークを含んでいるので、レポート作成と同時並行的に進めていくことで相互理解を深めていきたい。||【方法】|①まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|②次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③最後に、プレゼンテーションや神奈川産学チャレンジプログラムでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習ⅡB, 2022, 【内容】| 今日,情報通信技術の進展はIoT,AI,プラットフォームなど新しい概念を生み出した。また,グローバル化の進展は,雇用,立地,研究開発,マーケティングなど企業活動の諸側面に大きな影響を与えている。加えて, SDGsに見られるように企業の社会的責任に対する要請や,新事業・ベンチャーを生み出すアントレプレナーに対する期待も高まっている。本演習では、現代の企業経営に関する現象や課題について,具体的なケースをもとに基本的な諸概念,ロジック,フレームワークについて学習する。それをもとに学生諸君は,「自分の目の前の問題を自分なりに経営の問題としてとらえることができるようになり、自分の頭で答えを出そうとする姿勢と作法を身につける」ようにしてほしい。| また、この演習では、「神奈川産学チャレンジプログラム」(神奈川県経済同友会加盟の約30社から出された課題について、チームごとに半年かけて調査研究し報告書を提出)への参加を通じた実践的な課題発見・解決型学習(Problem Based Learning)に取り組む。後期の学習は、このプログラムでのレポート作成とプレゼンテーションを行う。また後期では、ゼミ成果発表会に向けた選定したテーマに関する基礎的概念、ロジック、フレームワークを理解したうえで、グループに分かれ具体的な事例にもとづくスライド作成を行う。これによって、理論と現実の相即的理解を目指すとともに、次年度の卒業論文執筆へ向けた予行演習とする。||【方法】|①まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|②次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③最後に、プレゼンテーションや神奈川産学チャレンジプログラムでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習III(4), 2022, 【内容】| 本演習では、経営分析の仕方についてケースを通じて理解することを目的とする。その際、(1)企業分析(財務諸表分析やビジネスモデル分析など)と(2)業界分析(ファイブフォース分析など)に分けながら、実際の決算書や市場に関するデータをもとに具体的な数値にもとづいて、基礎的な分析ツールを身につける。|   |【方法】|①まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|②次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③最後に、プレゼンテーションを通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習Ⅲ(卒業論文)B, 2022, 【授業内容】| 卒業論文の作成手順は、(1)論文テーマ(問題意識、仮説)設定、(2)論理構成(章立て)、(3)執筆(執筆計画)、(4)推敲(リライト)に大きく分けられる。この演習では,まず卒業論文の作成に関するオーソドックスな手順と手法についてレクチャーし,その後個別に卒論指導を行う予定である。その際、先行研究をしっかりレビューし、そのうえで自分なりの仮説を提示し、その主張に対する根拠(理論的、定量的、実証的、歴史的など) を導出すること。| また、毎時間A4用紙で1枚程度の小論文を作成するが、論文作成にあたって、半期のみで仕上げるようなことは想定しておらず、1年間かけて作成することを肝に銘じてほしい。
  • 基礎演習A, 2022, 【授業内容】| 「基礎演習A」では、大学生に求められる基礎的学修スキル(スタディスキル)について、グループワークを主体として修得します。ここでいう基礎的学修スキルとは、ノートの取り方、情報検索・収集の仕方、専門書の読み方、情報整理の仕方、論理構成の立て方、レポート・レジュメ(報告資料)・スライド作成の仕方、発表の仕方といった大学での学びに必須の「基礎学力」だけでなく、そうした基礎学力や専門知識を生かす力(後者を「社会人基礎力※」と呼ぶこともあります)を指します。| この授業では、全体を通じて4人程度の少人数のグループワークをもとに基礎学力の修得を図り、後半では課題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)に取り組み、他者との協働スキルを養います。| この「基礎演習A」と後期に開講される「基礎演習B」を通じて、経済学部での学びと社会との関連性を知り、國學院大學経済学部が目指す「経済学の基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備え、未来への実践的で創造的な対応力を身につけた、社会に貢献できる専門的教養人」の陶冶を目指します。||※経済産業省は、社会人基礎力を「前に踏み出す力」(一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力)、「考え抜く力」(疑問を持ち、考え抜く力)、「チームで働く力」(多様な人々とともに、目標に向けて協力する力)と定義しています。||【授業1回分実施方法について】|本授業の回数は15回ですが、そのうちの授業1回分は課題を課します。
  • 基礎演習B, 2022, 【授業内容】|「基礎演習B」では、「基礎演習A」で修得した大学生に求められる基礎的学修スキル(基礎学力に加えて、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」)を前提として、実際に企業・行政・NPOなどの外部組織から与えられた課題に対して、解決策を導き立案するための課題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)を行います。社会では答えのない課題に取り組む機会が増えます。この授業ではこうした社会に存在する課題に対する取り組み方を学びます。具体的には主体的かつ根気強く取り組み、他者に働きかけ、設定した目標に対して計画的かつ協働して実行していくスキルを定着させていきます。 |  また、この授業では課題解決策のプランについて、全てのクラスで代表チームを選出し、全体で発表するプレゼン大会を実施します。プレゼン大会では課題提供先の組織の方々の前で発表し、もらったコメントを受けて自分の基礎的学修スキルや学修態度を相対化させます。これによって、自分に不足しているスキルや態度を把握するとともに、それらを今後の大学生活で補い、成長するための契機とします。|  さらに、現実に外部組織が抱えている課題を理解し、それに対する解決策を立案する過程で幅広い問題意識の醸成を図り、プロジェクト終了後はそうした問題意識をレポートに落とし込み、専門教育へ誘導する取り組み(教員任意設定課題)を各クラスで行います。|  1年間を通して取り組む「基礎演習A」と「基礎演習B」によって、経済学部での学びと社会との関連性を知り、國學院大学経済学部が掲げる「経済学の基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備え、未来への実践的で創造的な対応力を身につけた、社会に貢献できる専門的教養人」の陶冶を目指します。||【授業1回分実施方法について】|本授業の回数は15回ですが、そのうちの授業1回分は課題を課します。
  • 経営入門, 2022, 【授業の実施形態】| 本授業は、ハイフレックス型授業(対面型授業を行いつつ,自宅等で受講する学生へライブ配信を行う授業)として実施する。すべての受講生が最低8回以上の授業を対面型で受講できるよう,学籍番号下二桁に従って各回の受講方法があらかじめ指定されている。| 講義資料(キーワードなし)は授業日前日までにK-SMAPYⅡ上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。対面以外の受講生に向けた授業内容は,Zoomのライブ配信を用い(レコーディングも行う),講義日前日までにK-SMAPYⅡの機能を用いてURLを配信する。対面以外の学生諸君は講義終了1週間以内に必ず試聴すること。| 出席確認は、受講生全員に毎回出席確認アンケート(小テストを兼ねる)に回答してもらう(1週間以内に回答すること)。出席確認アンケートへの未回答が6回以上のものは「R」(履修放棄)とするのでくれぐれも注意すること。||【授業内容】| 現代社会では企業の役割がとても大きくなり、企業の仕組みや活動を理解することが重要となっている。本講義では、特に経営戦略論、マーケティング論、経営組織論、経営財務論といった経営学を構成する諸分野について学び、各分野の問題設定や理論、基本的な概念、フレームワーク等について学習する。また、それらの学習内容と実際の企業の経営実践がどのように関連しているかについて学ぶ。
  • 経営学史, 2022, 【授業の実施形態】| 本授業は、ハイフレックス型授業(対面型授業を行いつつ,自宅等で受講する学生へライブ配信を行う授業)として実施する。すべての受講生が最低8回以上の授業を対面型で受講できるよう,学籍番号下二桁に従って各回の受講方法があらかじめ指定されている。| 講義資料(キーワードなし)は授業日前日までにK-SMAPYⅡ上にアップロードし、事前にダウンロードし予習できるように準備する。対面以外の受講生に向けた授業内容は,Zoomのライブ配信を用い(レコーディングも行う),講義日前日までにK-SMAPYⅡの機能を用いてURLを配信する。対面以外の学生諸君は講義終了1週間以内に必ず試聴すること。また,受講生全員に毎回出席確認アンケート(小テストを兼ねる)に回答してもらう。出席確認アンケートへの未回答が6回以上のものは「R」(履修放棄)とするのでくれぐれも注意すること。||【授業内容】| 本講義では、19世紀末から20世紀初頭にかけて萌芽し、現在まで多種多様な展開をみせているアメリカ経営学を中心に「経営学の生成と展開」について解説する。それらを踏まえて、学生諸君は経営理論を単なる学説史的な知識として習得するだけでなく、それらが企業の実践的要請にどのように応えてきたのか、現実の企業経営にどのような影響を与えてきたのか、そして現在の経営課題とどのように関連づけることができるかについて、理解し思考することが本講義の目標である。| 具体的な学習内容としては、経営学の基礎的概念、基本原則、その時代の代表的理論や学説、人間モデルの変遷、理論的背景、理論(学説)の比較などである。それらを、(1)生産と管理の合理化、(2)人間の理論、(3)組織の理論、(4)戦略の理論、(5)企業と社会の理論、に大別しながら解説する。優れた経営学者(経営者)が生み出した理論(学説)のエッセンスに学ぶことで、マネジメントについて論理的かつ体系的に考えるフレームワークを構築し、真に有効な解決策を導くことがこの講義の目指すところである。| この講義は毎回、①イントロダクション、②テーマに関する諸概念や分析枠組み、③現代に生きる○○理論、の順に解説する。講義ではテーマに即した具体的なケースを取り上げ、テーマの理解を補助するともに、現代にその当該理論ないし学説がどのように生きているかを解説する。
  • 経営管理, 2023
  • 演習Ⅰ, 2023
  • 演習ⅡA, 2023
  • 演習II(4), 2023
  • 演習ⅡB, 2023
  • 演習Ⅲ(卒業論文)A, 2023
  • 演習III(4), 2023
  • 演習Ⅲ(卒業論文)B, 2023
  • 基礎演習A, 2023
  • 基礎演習B, 2023
  • 経営学史, 2023
  • 卒業リポート演習, 2023
  • 経営管理, 2023, 【授業の実施形態】| 本授業は、対面型授業として実施する。講義資料(キーワードなし)は授業日前日までにK-SMAPYⅡ上にアップロードし,事前にダウンロードし予習できるように準備する。また,受講生全員にK-SMAPYⅡを通じて毎回出席確認アンケート(小テストを兼ねる)に回答してもらう。出席確認アンケートへの未回答が6回以上のものは「R」(履修放棄)とするのでくれぐれも注意すること。||【内容】| 本講義では、現代企業の経営管理(マネジメント)に関する基礎的概念および理論や分析枠組みについて解説する。それをもとに、学生諸君は現代企業の効果的かつ効率的な経営管理の在り方だけでなく、現代企業の経営管理に関する課題について理解し思考することが本講義の目的である。| 経営管理に関する諸理論は、実際の企業経営上の目的とその文脈に即して生成し展開してきた。しかしながら、そこでの基本的な視点は、組織内部のヒト・モノ・カネといった経営資源の効果的・効率的な管理が中心であった。本講義では、そうした伝統的な組織内部のミクロ的な経営管理論にとどまらず、組織論や戦略論などの成果を踏まえつつ、マクロ的な経営管理論についても解説する。つまり、経営管理を狭義の経営学と捉え、環境適応、組織変革、グローバル化、社会的責任(ステークホルダー経営)など現代企業の経営管理について、ミクロとマクロの複眼的視点から包括的に考究する。| 本講義のサブテーマは、(1)経営資源の管理、(2)環境適応の管理、(3)組織変革の管理、(4)現代の経営管理と展望、である。
  • 演習Ⅰ, 2023, 【授業内容】| 本演習では、企業経営をめぐる諸問題とその処方箋に関して、理論と具体的な事例の双方向から理解を深めていく。取り上げる理論とケースは、経営者や実務家が実際に取り組んだ事例であり、特定の時代や場所に依拠しない一般的・普遍的なものを意識して選択する。現段階で予定しているのは、「P.F.ドラッカーのマネジメント」と「ヤマト運輸の宅配便事業への進出とその後の展開における経営者のリーダーシップ」である。| 学生諸君は、取り上げるケースについて、歴史的な事象や企業活動を表面的に理解するのではなく、それらから今後のゼミナール活動においてより発展的な学習を進める上で役立つと思われる、企業経営(経営学)に関する基礎的概念、基本ロジック、問題のフレームワークなどを深層的に理解、体得してほしい。 ||【方法】|① まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|② 次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③ 最後に、プレゼンテーションでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習ⅡA, 2023, 【内容】| 今日,情報通信技術の進展は,IoT,AI,プラットフォームなど新しい概念を生み出した。また,グローバル化の進展は,雇用,立地,研究開発,マーケティングなど企業活動の諸側面に大きな影響を与えている。加えて, SDGsに見られるように企業の社会的責任に対する要請や,新事業・ベンチャーを生み出すアントレプレナーに対する期待も高まっている。本演習では、現代の企業経営に関する現象や課題について,具体的なケースをもとに基本的な諸概念,ロジック,フレームワークについて学習する。それをもとに学生諸君は,「自分の目の前の問題を自分なりに経営の問題としてとらえることができるようになり,自分の頭で答えを出そうとする姿勢と作法を身につける」ようにしてほしい。| また,この演習では,「神奈川産学チャレンジプログラム」(神奈川県経済同友会加盟の約30社から出された課題について,チームごとに半年かけて調査研究し報告書を提出)への参加を通じた実践的な課題発見・解決型学習(Problem Based Learning)に取り組む。前期の学習は,このプログラムでの取り組みにおいて参考となる基本ロジックとフレームワークを含んでいるので,レポート作成と同時並行的に進めていくことで相互理解を深めていきたい。||【方法】|①まず,オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて,「深い知性」(情報を正確に読み取る力,ものごとの筋道を追う力,自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは,1回あたり10ページを目安に進め,基礎的な概念,内容に関して徹底的に理解するとともに,具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|②次に,具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い,「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③最後に,プレゼンテーションや神奈川産学チャレンジプログラムでの発表を通じて,「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力,他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力,異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習II(4), 2023, 【内容】| 今日,情報通信技術の進展はIoT,AI,プラットフォームなど新しい概念を生み出した。また,グローバル化の進展は,雇用,立地,研究開発,マーケティングなど企業活動の諸側面に大きな影響を与えている。加えて, SDGsに見られるように企業の社会的責任に対する要請や,新事業・ベンチャーを生み出すアントレプレナーに対する期待も高まっている。本演習では、現代の企業経営に関する現象や課題について,具体的なケースをもとに基本的な諸概念,ロジック,フレームワークについて学習する。それをもとに学生諸君は,「自分の目の前の問題を自分なりに経営の問題としてとらえることができるようになり、自分の頭で答えを出そうとする姿勢と作法を身につける」ようにしてほしい。| また、この演習では、「神奈川産学チャレンジプログラム」(神奈川県経済同友会加盟の約30社から出された課題について、チームごとに半年かけて調査研究し報告書を提出)への参加を通じた実践的な課題発見・解決型学習(Problem Based Learning)に取り組む。前期の学習は、このプログラムでの取り組みにおいて参考となる基本ロジックとフレームワークを含んでいるので、レポート作成と同時並行的に進めていくことで相互理解を深めていきたい。||【方法】|①まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|②次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③最後に、プレゼンテーションや神奈川産学チャレンジプログラムでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習ⅡB, 2023, 【内容】| 今日,情報通信技術の進展は,IoT,AI,プラットフォームなど新しい概念を生み出した。また,グローバル化の進展は,雇用,立地,研究開発,マーケティングなど企業活動の諸側面に大きな影響を与えている。加えて, SDGsに見られるように企業の社会的責任に対する要請や,新事業・ベンチャーを生み出すアントレプレナーに対する期待も高まっている。本演習では、現代の企業経営に関する現象や課題について,具体的なケースをもとに基本的な諸概念,ロジック,フレームワークについて学習する。それをもとに学生諸君は,「自分の目の前の問題を自分なりに経営の問題としてとらえることができるようになり、自分の頭で答えを出そうとする姿勢と作法を身につける」ようにしてほしい。| また、この演習では、「神奈川産学チャレンジプログラム」(神奈川県経済同友会加盟の約30社から出された課題について、チームごとに半年かけて調査研究し報告書を提出)への参加を通じた実践的な課題発見・解決型学習(Problem Based Learning)に取り組む。後期の学習は、このプログラムでのレポート作成とプレゼンテーションを行う。また後期では、ゼミ成果発表会に向けた選定したテーマに関する基礎的概念、ロジック、フレームワークを理解したうえで、グループに分かれ具体的な事例にもとづくスライド作成を行う。これによって、理論と現実の相即的理解を目指すとともに、次年度の卒業論文執筆へ向けた予行演習とする。||【方法】|①まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|②次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③最後に、プレゼンテーションや神奈川産学チャレンジプログラムでの発表を通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習Ⅲ(卒業論文)A, 2023, 【授業内容】| 卒業論文の作成手順は、(1)論文テーマ(問題意識、仮説)設定、(2)論理構成(章立て)、(3)執筆(執筆計画)、(4)推敲(リライト)に大きく分けられる。この演習では,まず卒業論文の作成に関するオーソドックスな手順と手法についてレクチャーし,その後個別に卒論指導を行う予定である。その際、先行研究をしっかりレビューし、そのうえで自分なりの仮説を提示し、その主張に対する根拠(理論的、定量的、実証的、歴史的など) を導出すること。| また、毎時間A4用紙で1枚程度の小論文を作成するが、論文作成にあたって、半期のみで仕上げるようなことは想定しておらず、1年間かけて作成することを肝に銘じてほしい。
  • 演習III(4), 2023, 【内容】| 本演習では、経営分析の仕方についてケースを通じて理解することを目的とする。その際、(1)企業分析(財務諸表分析やビジネスモデル分析など)と(2)業界分析(ファイブフォース分析など)に分けながら、実際の決算書や市場に関するデータをもとに具体的な数値にもとづいて、基礎的な分析ツールを身につける。|   |【方法】|①まず、オーソドックスに本の精読(輪読)を通じて、「深い知性」(情報を正確に読み取る力、ものごとの筋道を追う力、自分の論理をきちんと組み立てられる力)を涵養する。初めは、1回あたり10ページを目安に進め、基礎的な概念、内容に関して徹底的に理解するとともに、具体的な事例を取り上げながら読み進める。その後慣れてきたら1回あたりの分量を増やしていく。|②次に、具体的なケースを踏まえてグループ・ディスカッションを行い、「複眼的な思考法」(自分自身の観点からものごとを多角的に捉えて考え抜く方法)を身につける。|③最後に、プレゼンテーションを通じて、「コミュニケーション能力」(自分の意見をわかりやすく伝える力、他の人の意見に自分の意見を関連付けて議論を発展させる力、異なる意見を持つ相手を説得する能力)を習得する。
  • 演習Ⅲ(卒業論文)B, 2023, 【授業内容】| 卒業論文の作成手順は、(1)論文テーマ(問題意識、仮説)設定、(2)論理構成(章立て)、(3)執筆(執筆計画)、(4)推敲(リライト)に大きく分けられる。この演習では,卒業論文の作成に関するオーソドックスな手順と手法について復習した後,個別に卒論指導を行う予定である。その際、先行研究をしっかりレビューし、そのうえで自分なりの仮説を提示し、その主張に対する根拠(理論的、定量的、実証的、歴史的など)を導出すること。| また、毎時間A4用紙で1枚程度の小論文を作成するが、論文作成にあたって、半期のみで仕上げるようなことは想定しておらず、1年間かけて作成することを肝に銘じてほしい。
  • 基礎演習A, 2023, 【授業内容】| 「基礎演習A」では、大学生に求められる基礎的学修スキル(スタディスキル)について、グループワークを主体として修得します。ここでいう基礎的学修スキルとは、ノートの取り方、情報検索・収集の仕方、専門書の読み方、情報整理の仕方、論理構成の立て方、レポート・レジュメ(報告資料)・スライド作成の仕方、発表の仕方といった大学での学びに必須の「基礎学力」だけでなく、そうした基礎学力や専門知識を生かす力=「社会人基礎力」を指します。| 社会人基礎力とは経済産業省が定義したもので、「前に踏み出す力」(一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力)、「考え抜く力」(疑問を持ち、考え抜く力)、「チームで働く力」(多様な人々とともに、目標に向けて協力する力)からなり、大学生活だけでなく社会に出ても必要となります。| この授業では、全体を通じて4人程度の少人数のグループワークをもとに基礎学力の修得を図り、後半では課題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)を中心としてに社会人基礎力を涵養します。| この「基礎演習A」と後期に開講される「基礎演習B」を通じて、経済学部での学びと社会との関連性を知り、國學院大學経済学部が目指す「経済と経済学に関する基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備えた、社会に貢献する専門的教養人」の陶冶を目指します。||【授業1回分実施方法について】|本授業の回数は15回ですが、そのうちの1回は授業1回分の課題を課します。
  • 基礎演習B, 2023, 【授業内容】| 「基礎演習B」では、「基礎演習A」で修得した大学生に求められる基礎的学修スキル(基礎学力に加えて、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」)を前提として、実際に企業・行政・NPOなどの外部組織から与えられた課題に対して、解決策を導き立案するための課題解決型学習(PBL:Problem-Based Learning)を行います。社会では答えのない課題に取り組む機会が増えます。この授業ではこうした社会に存在する課題に対する取り組み方を学びます。具体的には主体的かつ根気強く取り組み、他者に働きかけ、設定した目標に対して計画的かつ協働して実行していくスキルを定着させていきます。 | また、この授業では課題解決策のプランについて、全てのクラスで代表チームを選出し、全体で発表するプレゼン大会を実施します。プレゼン大会では課題提供先の組織の方々の前で発表し、もらったコメントを受けて自分の基礎的学修スキルや学修態度を相対化させます。これによって、自分に不足しているスキルや態度を把握するとともに、それらを今後の大学生活で補い、成長するための契機とします。| さらに、現実に外部組織が抱えている課題を理解し、それに対する解決策を立案する過程で幅広い問題意識の醸成を図り、プロジェクト終了後はそうした問題意識をレポートに落とし込み、専門教育へ誘導する取り組み(教員任意設定課題)を各クラスで行います。| 1年間を通して取り組む「基礎演習A」と「基礎演習B」によって、経済学部での学びと社会との関連性を知り、國學院大学経済学部が掲げる「経済と経済学に関する基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備えた、社会に貢献する専門的教養人」の陶冶を目指します。||【授業1回分実施方法について】|本授業の回数は15回ですが、そのうちの1回は授業1回分の課題を課します。
  • 経営学史, 2023, 【授業の実施形態】| 本授業は、対面型授業として実施する。講義資料(キーワードなし)は授業日前日までにK-SMAPYⅡ上にアップロードし,事前にダウンロードし予習できるように準備する。また,受講生全員にK-SMAPYⅡを通じて毎回出席確認アンケート(小テストを兼ねる)に回答してもらう。出席確認アンケートへの未回答が6回以上のものは「R」(履修放棄)とするのでくれぐれも注意すること。||【授業内容】| 本講義では、19世紀末から20世紀初頭にかけて萌芽し、現在まで多種多様な展開をみせているアメリカ経営学を中心に「経営学の生成と展開」について解説する。それらを踏まえて、学生諸君は経営理論を単なる学説史的な知識として習得するだけでなく、それらが企業の実践的要請にどのように応えてきたのか、現実の企業経営にどのような影響を与えてきたのか、そして現在の経営課題とどのように関連づけることができるかについて、理解し思考することが本講義の目標である。| 具体的な学習内容としては、経営学の基礎的概念、基本原則、その時代の代表的理論や学説、人間モデルの変遷、理論的背景、理論(学説)の比較などである。それらを、(1)生産と管理の合理化、(2)人間の理論、(3)組織の理論、(4)戦略の理論、(5)企業と社会の理論、に大別しながら解説する。優れた経営学者(経営者)が生み出した理論(学説)のエッセンスに学ぶことで、マネジメントについて論理的かつ体系的に考えるフレームワークを構築し、真に有効な解決策を導くことがこの講義の目指すところである。| この講義は毎回、①イントロダクション、②テーマに関する諸概念や分析枠組み、③現代に生きる○○理論、の順に解説する。講義ではテーマに即した具体的なケースを取り上げ、テーマの理解を補助するともに、現代にその当該理論ないし学説がどのように生きているかを解説する。
  • 卒業リポート演習, 2023, 「卒業リポート演習」では、経済学科・経営学科の専門演習に加入していない学生が、卒業リポートを作成する。このリポートは、大学における主体的な学修と各自の問題意識に沿った研究成果の集大成となるものである。| 受講生は、卒業リポートを作成することによって、経済学や経営学など社会科学における自己の学問的立場を明確にし、社会に貢献しうる専門的基礎力をもった教養人としての基盤を得るのであるから、その意義を十分認識し、研究方法と倫理を踏まえて作成しなければならない。| 卒業リポート作成の期間は、終始積極的に担当教員の指導を受け、研究計画書の提出、中間発表の実施を経て、リポートを期限内に完成させるものとする。さらに、担当教員の審査を受けて合格しなければならない。||【授業1回分実施方法について】|本授業の回数は15回であるが、そのうちの授業1回分は課題を課す。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • 日本経営学会, 1998年09月
  • 経営学史学会, 2007年05月
  • Academy of Management, 2014年08月