K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

太田 直之
國學院大學
副学長
Last Updated :2024/03/06

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    太田 直之, オオタ ナオユキ

所属・職名

  • 國學院大學, 副学長
  • 人間開発学部 健康体育学科, 教授

学位

  • 2006年03月, 博士(歴史学), 國學院大學, 文甲第83号

本学就任年月日

  • 2006年04月01日

研究分野

  • 日本中世史

研究活動

論文

  • 日本古代における穀断ち行の受容と変容, 太田直之, 國學院雑誌, 122, 11, 185, 205, 2021年11月01日, 國學院大學
  • 祓の季節ー夏の年中行事の起源と歴史ー, 太田直之, 台東区文化財報告書第59集 台東区の祭礼と行事, 63, 72, 2018年03月20日, 東京都台東区教育委員会
  • お札利用の具体像 近世の説話・随筆を素材として, 太田直之, 神道宗教, 237, 25, 61, 2015年01月25日, 神道宗教学会
  • 中世の神社と勧進, 太田直之, 神道宗教, 228, 25, 36, 2012年10月25日, 神道宗教学会
  • 東寺の大黒天札と勧進聖, 千々和到編『日本の護符文化』, 2010年07月01日, 弘文堂
  • 近世初頭における神仏関係の変容―賀茂別雷神社の社家・供僧相論を事例に―, 『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』, 4, 2010年02月28日, 國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター
  • 中世後期の勧進聖と地域社会―高野山寂静院増進上人の活動を事例として―, 『民衆史研究』, 77, 2009年05月23日, 民衆史研究会
  • 室町期の年中行事と在地社会-『看聞日記』に見る伝統文化形成期の一齣-, 『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』, 第2号, 45, 66, 2008年03月10日, 國學院大學研究開発推進センター
  • 「中世高野山の勧進活動」, 『日本史研究』, 537, 1, 24, 2007年05月01日, 日本史研究会, 従来、高野聖によるものとされてきた高野山の勧進事業を再検討し、大権門寺院としての高野山の勧進の歴史をこれまでの勧進研究の中に位置づけることを目指した。その結果、鎌倉中期以降高野山の勧進活動においては、従来の研究で述べられてきた高野聖以外の存在が重要な役割を果たしており、その勧進事業を通じて見られる共通する性格としては、勧進・造営活動を可能な限り自分達に近い存在に託すことで、それを自らの意思の下にコントロールしようとする衆徒の意識を看取できることを明らかにした。
  • 「中世後期東寺大勧進の再検討」, 『日本歴史』, 706, 17, 33, 2007年03月01日, 日本歴史学会, これまで研究されることの少なかった中世後期の東寺の造営・勧進事業について、15世紀前半を中心に考察した。この結果、この時期の勧進事業は従来と同じ大勧進職を有する勧進僧に担われていたこと、ただし、この時期の大勧進は従来と異なる性格のものとなっており、特に幕府を中心とする公権力と寺家を結びつける装置としての性格がかなり強いことなどを明らかにした。
  • 「室町幕府の神祇政策-将軍家御師職を中心に-」, 『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』, 1, 52, 70, 2007年03月01日, 國學院大學研究開発推進センター, 中世後期における国家と宗教との関係を解明する上での重要課題である、室町幕府の神祇政策を考えるための指標として、この時代の多くの神社に存在し、将軍家の祈祷を行った将軍家御師職について考察した。その結果、将軍家御師職設置は対神社政策の一環であり、幕府は御師職保有者に対して造営料所の管理と造営活動の運営を任せることによって、神社の安定的な経営と政権側への取り込みをはかったこと、こうした政策は、結果として神社内における権力と権益の再編をもたらし、各神社が独自の経営体として活動することを可能にしたことを解明した。
  • 「中世高野山における神仏関係-天野社・御社の造営を通じて-」, 『日本文化と神道』第3号(國學院大學21世紀COEプログラム「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」成果論文集), 107, 127, 2006年12月01日, 國學院大學21世紀COEプログラム研究センター, 中世における神仏関係の具体像を解明するための一視覚として、高野山の鎮守神である丹生・高野両明神を祀る天野社および壇上伽藍の御社の造営の分析を通して、高野山寺僧の鎮守に関する観念と、高野山にとっての天野社・御社の存在の意味を考察した。これにより、両社の造営が高野山の強力な援助の元に行われていたこと、その背景には寺僧らの神に対する篤い信仰があったこと、造営にあたっては寺僧と神主がそれぞれの役割を果たしていたこと、などが明らかとなった。
  • 「熊野三山本願所の成立」, 『国史学』, 第186号, 45, 82, 2005年04月01日, 国史学会, 熊野三山本願所の成立に関して、三山造営の歴史の中でその時期的な考察を行った。その結果、十五世紀前半までの熊野三山造営は、造営領国や段銭・棟別銭といった公的財源により行なわれており、これらが機能しなくなる十五世紀中頃以降に勧進聖の活動が活発化し、その結果本願所が成立するのであり、史料上の初見もこれを遡らないこと。したがって従来本願所に伝えられた伝説的な史料によって、その成立を十三世紀末や室町初期にまで遡らせる説は誤りであること。本願所成立の契機は三山で一様ではないが、西国三十三所霊場の成立や十穀聖の活動がきっかけとなっていたことを明らかにした。
  • 「本願所と社法-熊野本願と社家の関係を通じて」, 『國學院大學紀要』, 第43巻, 185, 217, 2005年03月01日, 國學院大學, 近世初頭の熊野本願所について、彼らが本来の職務である造営事業を足がかりとして、社家の職分である年中行事や祈祷といった宗教的部分でも独自の役割を果たすようになり「社家一同」の存在となることを目指したこと、しかし、本願のこのような動きは社家の反発を招き、幕藩権力の庇護を受けた社家の経済的・思想的な自立によって多くが否定され、造営事業からも撤退を余儀なくされること。それでも本願はこのような宗教的な役割を担うことで、造営事業からの撤退後も存続することができたことを述べた。
  • 「中・近世の牛玉宝印と起請文」, 『國學院大學21世紀COEプログラム「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」研究報告書』, 2003年12月01日, 國學院大學21世紀COEプログラム研究センター, 千々和到, 國學院大學21世紀COEプログラムで実施した、牛玉宝印・起請文調査の概要を報告した。
  • 「中世後期の勧進芸能-興行の場をめぐって」, 『國學院大學大学院紀要-文学研究科-』, 第31輯, 327, 343, 2000年03月01日, 國學院大學大学院文学研究科, 中世後期の勧進興行の歴史的な発展とその性格を、興行の場を軸として考察した。従来勧進興行の場に関しては、室町時代初期には賀茂川の河原が選ばれ、後室町後期になると河原から町の中心部に移動していくとされてきた。そして移動した場は境界的な「鎮魂」の場であると説明されてきた。しかし、それぞれの具体的事例を検討した結果、室町後期に興行地に選ばれ地は、実は応仁の乱の戦火によって荒廃した場所であり、都市の周辺部であるという意味で同様の性格を持っていたことを明らかにした。
  • 「北野社の勧進と造営」, 『史学研究集録』, 第25号, 3, 15, 2000年03月01日, 國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻大学院会, 中世寺社の勧進の歴史を明らかとする一視点として、従来勧進芸能の興行地として多くとりあげられてきた北野社を事例に考察した。北野社では室町初期より多く田楽興行が行われているが、これらの田楽は足利将軍の北野参籠に伴う行事であって勧進興行ではなく、また、『北野社家日記』などの史料によれば、北野社家は原則として社家内での勧進興行を許可していなかった。しかし、時代が下るに連れ社領の不知行が進むと、勧進事業に頼らざるを得なくなったのであり、これまで無前提に勧進興行の場として捉えられていた北野社の勧進興行は、歴史的変遷を通して生まれてきたものであることを明らかにした。
  • 「人間開発」理念に基づく教育課程の再構築, 藤田 大誠;夏秋 英房;杉田 洋;太田 直之;神長 美津子, 國學院大學人間開発学研究, 12, 1, 30, 2021年02月, 國學院大學人間開発学会
  • 書評と紹介 大谷由香著『中世後期 泉涌寺の研究』, 太田 直之, 日本歴史, 839, 94, 97, 2018年04月, 吉川弘文館
  • 書評 伊藤聡著『神道の形成と中世神話』, 太田 直之, 歴史評論 = Historical journal, 820, 95, 98, 2018年08月, 歴史科学協議会
  • 学部コア科目「日本の伝統文化」の展望 (令和二年度國學院大學人間開発学会第十二回大会シンポジウム 「人間開発」理念に基づく教育課程の再構築), 太田 直之, 國學院大學人間開発学研究, 12, 16, 20, 2021年02月, 國學院大學人間開発学会
  • シンポジウム討議記録 (令和二年度國學院大學人間開発学会第十二回大会シンポジウム 「人間開発」理念に基づく教育課程の再構築), 夏秋 英房;杉田 洋;太田 直之;神長 美津子;藤田 大誠, 國學院大學人間開発学研究, 12, 21, 30, 2021年02月, 國學院大學人間開発学会
  • 書評と紹介 豊島修・木場明志編『寺社造営勧進 本願職の研究』, 太田 直之, 日本歴史, 757, 117, 119, 2011年06月, 吉川弘文館
  • 発題 中世の神社と勧進 (第六五回学術大会 神仏関係史再考 : カミを祀る担い手をめぐって) -- (シンポジウム), 太田 直之, 神道宗教, 228, 25, 36, 2012年10月, 神道宗教学会
  • お札利用の具体像 近世の説話・随筆を素材として, 太田 直之, 神道宗教, 237, 25, 61, 2015年01月, 神道宗教学会
  • 賀茂別雷神社における神仏関係の構造 : 神主・供僧相論を中心に(神仏習合・神仏分離における神職・僧侶の諸相-神仏関係史再考-,パネル,<特集>第六十八回学術大会紀要), 太田 直之, 宗教研究, 83, 4, 1255, 1257, 2010年, 日本宗教学会
  • 討議の記録 (平成二十一年度國學院大學人間開発学会第一回大会國學院大學人間開発学会設立記念公開講演会・シンポジウム人間開発学研究の胎動--大学の行方を見据えて) -- (公開シンポジウム人間開発学の樹立に向けて--展望と課題), 田沼 茂紀;柴崎 和夫;安野 功;一 正孝;原 英喜;奈須 正裕;太田 直之, 國學院大學人間開発学研究, 1, 41, 42, 2010年02月, 國學院大學人間開発学会
  • 日本の伝統文化研究と伝統文化教育の間(平成二十二年度國學院大學人間開発学会第二回大会公開講演会・シンポジウム日本の伝統文化教育の可能性--人間開発学の基盤構築に向けて) -- (公開シンポジウム日本の伝統文化教育と人間開発学の構築--カリキュラム開発を視野に入れて), 太田 直之, 國學院大學人間開発学研究, 2, 28, 34, 2011年02月, 國學院大學人間開発学会
  • コメント・討議の記録(要旨) 討議の記録(平成二十二年度 國學院大學人間開発学会第二回大会公開講演会・シンポジウム日本の伝統文化教育の可能性--人間開発学の基盤構築に向けて) -- (公開シンポジウム日本の伝統文化教育と人間開発学の構築--カリキュラム開発を視野に入れて), 太田 直之;成田 信子;藤田 大誠;畔上 直樹;櫻井 治男;安野 功, 國學院大學人間開発学研究, 2, 63, 78, 2011年02月, 國學院大學人間開発学会
  • 中世後期の勧進聖と地域社会--高野山寂静院増進上人の活動を事例として (特集 中世地域社会における宗教活動と民衆), 太田 直之, 民衆史研究, 77, 3, 15, 2009年05月, 民衆史研究会
  • 史料紹介 上賀茂神社における神仏関係の具体像--『今原和千代家文書』「京都両奉行所上申候訴状之留メ日記」の翻刻と解題, 太田 直之, 國學院大學研究開発推進センター研究紀要, 3, 201, 230, 2009年03月, 國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター
  • 近世初頭における神仏関係の変容--賀茂別雷神社の社家・供僧相論を事例に, 太田 直之, 國學院大學研究開発推進センター研究紀要, 4, 103, 132, 2010年03月, 國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター
  • 公開シンポジウム 日本の伝統文化教育と人間開発学の構築--カリキュラム開発を視野に入れて (平成二十二年度 國學院大學人間開発学会第二回大会 公開講演会・シンポジウム 日本の伝統文化教育の可能性--人間開発学の基盤構築に向けて), 太田 直之;成田 信子;藤田 大誠, 國學院大學人間開発学研究, 2, 26, 83, 2010年, 國學院大學人間開発学会
  • 日本の伝統文化研究と伝統文化教育の間 (平成二十二年度 國學院大學人間開発学会第二回大会 公開講演会・シンポジウム 日本の伝統文化教育の可能性--人間開発学の基盤構築に向けて) -- (公開シンポジウム 日本の伝統文化教育と人間開発学の構築--カリキュラム開発を視野に入れて), 太田 直之, 國學院大學人間開発学研究, 2, 28, 34, 2010年, 國學院大學人間開発学会
  • コメント・討議の記録(要旨) 討議の記録 (平成二十二年度 國學院大學人間開発学会第二回大会 公開講演会・シンポジウム 日本の伝統文化教育の可能性--人間開発学の基盤構築に向けて) -- (公開シンポジウム 日本の伝統文化教育と人間開発学の構築--カリキュラム開発を視野に入れて), 太田 直之;成田 信子;藤田 大誠, 國學院大學人間開発学研究, 2, 63, 78, 2010年, 國學院大學人間開発学会
  • 伝統・文化に係わる教育法の構築に関する基礎研究, 安野 功;成田 信子;太田 直之;藤田 大誠, 國學院大學人間開発学研究, 1, 43, 58, 2009年, 國學院大學人間開発学会
  • 中世後期東寺大勧進の再検討--一五世紀前半を中心に, 太田 直之, 日本歴史, 706, 17, 33, 2007年03月, 吉川弘文館
  • 中世高野山の勧進活動, 太田 直之, 日本史研究, 537, 1, 24, 2007年05月, 日本史研究会
  • インタビュー COE「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」を終えて, 阪本 是丸;太田 直之;小川 有閑, 国際宗教研究所ニュースレター, 55, 14, 18, 2007年07月25日, 国際宗教研究所
  • 室町幕府の神祇政策--将軍家御師職を中心に, 太田 直之, 國學院大學研究開発推進センター研究紀要, 1, 69, 98, 2007年03月, 國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター
  • 室町期の年中行事と在地社会--『看聞日記』に見る伝統文化形成期の一齣, 太田 直之, 國學院大學研究開発推進センター研究紀要, 2, 45, 66, 2008年03月, 國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター
  • 討議の記録 (特集 護符・牛玉宝印研究の現状と課題), 太田 直之, 国史学, 187, 78, 80, 2006年01月, 国史学会

Misc

  • 中世の三嶋信仰と武家, 太田直之, 三嶋の神のモノガタリ : 焼き出された伊豆の島々 : 伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク認定5周年 : 特別展, 2023年09月01日, 國學院大學博物館
  • 書評 大谷由香著『中世後期 泉涌寺の研究』, 太田直之, 日本歴史, 839, 94, 97, 2018年04月01日, 日本歴史学会
  • 書評 伊藤聡著『神道の形成と中世神話』, 太田直之, 歴史評論, 820, 95, 98, 2018年08月01日, 歴史科学評議会
  • 史料紹介:「石清水八幡宮引付関係史料の紹介」, 『白山史学』, 第40号, 95, 133, 2004年04月01日, 白山史学会, 「松雲公採集遺編類纂」65記録部「石清水八幡宮旧記抄上」引付史料を翻刻・紹介した。
  • 上賀茂神社における神仏関係の具体像―『今原和千代家文書』「京都両奉行所上申候訴訟之留メ日記」の翻刻と解題―, 『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』, 3, 2009年03月10日, 國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター

著書等出版物

  • 中世における神仏関係の一形態―賀茂別雷神社の御読経所供僧について―, 弘文堂, 2009年03月31日
  • 『中世の社寺と信仰―勧進と勧進聖の時代』, 弘文堂, 2008年05月20日

その他

  • 穀断の系譜―平安期仏教説話を中心に, ぶい&ぶい, 6, 日本史史料研究会, 2009年02月01日

競争的資金

  • 23320134, 拓本調査を基盤とする日本金石文の情報資源化と歴史叙述への応用的研究, 本研究は、拓本の所在情報調査及びサンプル収集を通して歴史資料論・歴史叙述法を探るものである。東日本は宮城県・青森県、西日本では奈良県・徳島県をフィールドとして研究活動を展開し、「勝倉元吉郎拓本史料」、「阪田二三夫拓本史料」について調査・研究を進め、目録を公開した。拓本サンプルの採集では、徳島県吉野川流域および青森県津軽平野に分布する板碑群に注目し、調査を実施し、東京大学史料編纂所に架蔵して研究・公開を進めた。プリンストン大学東アジア学プログラムと協力して同大学においてワークショップを開催し、研究成果を発信した。東京大学史料編纂所金石文拓本データベースに歴史地理情報を付加し、公開を進めた。

教育活動

担当授業

  • 神道と文化, 2020, ※この授業はオンライン(双方向型)、或はオンデマンド(録画配信型)で実施される。||神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で看過できない。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典、歴史および祭祀・有職故実についての基礎知識を学ぶ。神道を知ることは、自己認識を深めることにとどまらず、国際交流・理解の基準作りにもなる。
  • 日本文化を知る(絵巻物から見た庶民生活), 2020, ◎本授業は、主にZoomを利用したオンデマンド型オンライン授業(録画配信)として実施する。|日本の歴史の中で普通の日本人がどのように生きてきたのかを知ることは、様々な制約からそう容易なことではない。その最も大きな理由は、一般庶民の生活実態が当時の歴史資料に記されることが非常に少ないからであり、歴史学者は過去の人々の生活の息吹を、さまざまな資料の背後からうかがうことに勤めてきた。本講義ではこうした蓄積に導かれながら、前近代における庶民生活の実態を知るための一視点として、古代・中世に数多く作成された絵巻物を見ながら、そこに描かれた人々の生活を見ていきたい。
  • 専門基礎演習, 2020, 本授業は、対面授業として実施する。||スポーツ・健康科学の学問を人文・社会科学系と自然科学系の研究分野に分け、2〜3年次の専門的な授業科目の土台となるような「科学の方法(作法)」について学ぶ。また、本演習では、4年間の集大成である卒業論文に向けた基本的な内容を取り扱うこととする。| 人文・社会科学系の研究分野では、テーマの選定、リサーチ・クエスチョンの設定、方法論の検討、アウトラインの作成(章立て)、資料・データの収集、考察などについて学ぶ。| 自然科学系の研究分野では、さまざまな実験を通してデータを収集し、データ処理の方法を学ぶ。そして、統計学を用いることで測定評価の基本を学び、研究の面白さを体験できるような演習を目指す。
  • 神道と文化, 2020, ※この授業はオンライン(双方向型)、或はオンデマンド(録画配信型)で実施される。||神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で看過できない。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典、歴史および祭祀・有職故実についての基礎知識を学ぶ。神道を知ることは、自己認識を深めることにとどまらず、国際交流・理解の基準作りにもなる。
  • 神道と文化, 2020, ※この授業はオンライン(双方向型)、或はオンデマンド(録画配信型)で実施される。||神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で看過できない。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典、歴史および祭祀・有職故実についての基礎知識を学ぶ。神道を知ることは、自己認識を深めることにとどまらず、国際交流・理解の基準作りにもなる。
  • 伝統文化と生活論I, 2020, 【本授業は、Zoom を利用したオンデマンド型授業と PowerPoint を利用した遠隔授業を|組合せて実施する。 】 |本講義は「日本の伝統文化」の内容を受け、生活に結びついたより具体的なテーマ取り上げることで、伝統文化を継承してきた原動力とそれを将来に発展させていく上での課題を考察する。具体的には、年中行事・祭礼・人生儀礼・食文化・国土観・日本観といったキーワードを通して、生活の中に溶け込んでいる日本の伝統文化の本質と歴史的変容を追っていく。こうした考察を進めるにあたっては、常に現代を窓口にしながら過去や異文化との比較の視点を重視したい。これにより現代生活における伝統文化の意味と、これを未来に継承する上での諸問題を明らかにする。|なおオンライン授業期間中は、Zoom及びK-smapyⅡにアップされた教材を視聴した上で、課題を完成させて、指定フォルダに提出する形式で進める予定です。
  • 演習(人間開発学部), 2020, ◎本授業は、主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。|この演習は卒業論文を作成するために必要となる基礎的なスキルの修得を目標とする。卒業論文を書くためには、自分の興味・関心のあるテーマについて、自ら資料や文献を調べる、それぞれを深く読み込んで内容を整理する、自分なりの視点から批判・検証を加える、といった準備作業が必要となり、こうした作業を通じてオリジナリティのあるテーマを見つけ出すことが可能となる。本演習では、こうした作業を進めていくための調べ方・読み方・考え方を学んでいくため、出席者には二回の報告を行ってもらう。| 具体的には、「地域の伝統文化」をキーワードとして、自分や親などが生まれ、生活する地域の歴史や文化に関するテーマを各自が設定し、複数の研究文献を読み、その内容と自分なりの疑問点・問題点をまとめた一回目の報告を行う。次に、一回目の報告での疑問や問題を解決するための文献・資料を調査し、それらを読みこんだ上で、調査結果をもとにした二回目の報告を実施する。| なお、必要に応じて論文の輪読や資料講読、博物館や文化財などの見学なども行いたい。
  • 導入基礎演習, 2020, 導入基礎演習では、新しい人間関係を形成しながら、大学での修学方法の基礎を学びます。大学で学問を進めるため重要な手順の一つとして、課題を決めて調査研究を行い、その成果を報告および発表し、議論または討論をするという一連の過程があります。本演習では、ルームごとの授業でこれらの各過程に関係した技術を体験的に学び、知識・技能の活用力、論理的科学的思考能力、課題解決探求能力および自己表現力といったコア・コンピテンシーを獲得するための基礎力を培います。| 具体的には、最初に國學院大學の「建学の精神」と人間開発学部の理念と特色について理解を深めます。次に、ルーム制を利用した少人数教育で、文章作成や口頭発表などに必要な基礎的技術を養います。最後に、野外活動実習に向けたガイダンスを行い、この演習で得られた成果を確認します。
  • 神道と文化, 2021, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で看過できない。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典、歴史および祭祀・有職故実についての基礎知識を学ぶ。神道を知ることは、自己認識を深めることにとどまらず、国際交流・理解の基準作りにもなる。|
  • 伝統文化と生活論I, 2021, 本講義は「日本の伝統文化」の内容を受け、生活に結びついたより具体的なテーマ取り上げることで、伝統文化を継承してきた原動力とそれを将来に発展させていく上での課題を考察する。具体的には、信仰・年中行事・祭礼・人生儀礼・食文化・国土観・日本観といったキーワードを通して、生活の中に溶け込んでいる日本の伝統文化の本質と歴史的変容を追っていく。こうした考察を進めるにあたっては、常に現代を窓口にしながら過去や異文化との比較の視点を重視したい。これにより現代生活における伝統文化の意味と、これを未来に継承する上での諸問題を明らかにする。
  • 演習(人間開発学部), 2021, この演習は卒業論文を作成するために必要となる基礎的なスキルの修得を目標とする。卒業論文を書くためには、自分の興味・関心のあるテーマについて、自ら資料や文献を調べる、それぞれを深く読み込んで内容を整理する、自分なりの視点から批判・検証を加える、といった準備作業が必要となり、こうした作業を通じてオリジナリティのあるテーマを見つけ出すことが可能となる。本演習では、こうした作業を進めていくための調べ方・読み方・考え方を学んでいくため、出席者には二回の報告を行ってもらう。| 具体的には、「地域の伝統文化」をキーワードとして、自分や親などが生まれ、生活する地域の歴史や文化に関するテーマを各自が設定し、複数の研究文献を読み、その内容と自分なりの疑問点・問題点をまとめた一回目の報告を行う。次に、一回目の報告での疑問や問題を解決するための文献・資料を調査し、それらを読みこんだ上で、調査結果をもとにした二回目の報告を実施する。| なお、必要に応じて論文の輪読や資料講読、博物館や文化財などの見学なども行いたい。
  • 専門基礎演習, 2021, スポーツ・健康科学の学問は人文・社会科学系と自然科学系で大別される。人文・社会科学系、自然科学系でそれぞれ2つのテーマに分け、合計4つのテーマで授業を展開していく。| 人文・社会科学系の研究分野では、テーマの選定、リサーチ・クエスチョンの設定、方法論の検討、アウトラインの作成(章立て)、資料・データの収集、考察などについて学ぶ。| 自然科学系の研究分野では、さまざまな実験を通してデータを収集し、データ処理の方法を学ぶ。そして、統計学を用いることで測定評価の基本を学び、研究の面白さを体験できるような演習を目指す。| これらテーマでの演習を通して、2〜3年次の専門的な授業科目の土台となるような「科学の方法(作法)」について学ぶ。また、本演習では、4年間の集大成である卒業論文に向けた基本的な内容を取り扱うこととする。
  • 導入基礎演習, 2021, 健康体育学科の教育課程を理解した上で、大学の学修に必要な基礎的なスキルを身につける。
  • 神道と文化, 2021, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で看過できない。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典、歴史および祭祀・有職故実についての基礎知識を学ぶ。神道を知ることは、自己認識を深めることにとどまらず、国際交流・理解の基準作りにもなる。|
  • 神道と文化, 2021, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で看過できない。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典、歴史および祭祀・有職故実についての基礎知識を学ぶ。神道を知ることは、自己認識を深めることにとどまらず、国際交流・理解の基準作りにもなる。|
  • 日本文化を知る(絵巻物から見た庶民生活), 2021, 日本の歴史の中で普通の日本人がどのように生きてきたのかを知ることは、様々な制約からそう容易なことではない。その最も大きな理由は、一般庶民の生活実態が当時の歴史資料に記されることが非常に少ないからであり、歴史学者は過去の人々の生活の息吹を、さまざまな資料の背後からうかがうことに勤めてきた。本講義ではこうした蓄積に導かれながら、前近代における庶民生活の実態を知るための一視点として、古代・中世に数多く作成された絵巻物を見ながら、そこに描かれた人々の生活を見ていきたい。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2021, 3年次での演習の内容をうけて、卒業論文執筆に向けた個人発表と必要な指導を行う。
  • 神道と文化, 2022, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で必須なものである。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典・歴史・祭りについての基礎知識を学ぶ。
  • 伝統文化と生活論I, 2022, 本講義は「日本の伝統文化」の内容を受け、生活に結びついたより具体的なテーマ取り上げることで、伝統文化を継承してきた原動力とそれを将来に発展させていく上での課題を考察する。具体的には、信仰・年中行事・祭礼・人生儀礼・食文化・国土観・日本観といったキーワードを通して、生活の中に溶け込んでいる日本の伝統文化の本質と歴史的変容を追っていく。こうした考察を進めるにあたっては、常に現代を窓口にしながら過去や異文化との比較の視点を重視したい。これにより現代生活における伝統文化の意味と、これを未来に継承する上での諸問題を明らかにする。
  • 演習(人間開発学部), 2022, この演習は卒業論文を作成するために必要となる基礎的なスキルの修得を目標とする。卒業論文を書くためには、自分の興味・関心のあるテーマについて、自ら資料や文献を調べる、それぞれを深く読み込んで内容を整理する、自分なりの視点から批判・検証を加える、といった準備作業が必要となり、こうした作業を通じてオリジナリティのあるテーマを見つけ出すことが可能となる。本演習では、こうした作業を進めていくための調べ方・読み方・考え方を学んでいくため、出席者には二回の報告を行ってもらう。|
  • 専門基礎演習, 2022, スポーツ・健康科学の学問は人文・社会科学系と自然科学系で大別される。人文・社会科学系、自然科学系でそれぞれ2つのテーマに分け、合計4つのテーマで授業を展開していく。| 人文・社会科学系の研究分野では、テーマの選定、リサーチ・クエスチョンの設定、方法論の検討、アウトラインの作成(章立て)、資料・データの収集、考察などについて学ぶ。| 自然科学系の研究分野では、さまざまな実験を通してデータを収集し、データ処理の方法を学ぶ。そして、統計学を用いることで測定評価の基本を学び、研究の面白さを体験できるような演習を目指す。| これらテーマでの演習を通して、2〜3年次の専門的な授業科目の土台となるような「科学の方法(作法)」について学ぶ。また、本演習では、4年間の集大成である卒業論文に向けた基本的な内容を取り扱うこととする。
  • 導入基礎演習, 2022, 健康体育学科の教育課程を理解した上で、大学の学修に必要な基礎的なスキルを身につける。
  • 神道と文化, 2022, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で必須なものである。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典・歴史・祭りについての基礎知識を学ぶ。
  • 神道と文化, 2022, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で必須なものである。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典・歴史・祭りについての基礎知識を学ぶ。
  • 日本文化を知る(絵巻物から見た庶民生活), 2022, 日本の歴史の中で普通の日本人がどのように生きてきたのかを知ることは、様々な制約からそう容易なことではない。その最も大きな理由は、一般庶民の生活実態が当時の歴史資料に記されることが非常に少ないからであり、歴史学者は過去の人々の生活の息吹を、さまざまな資料の背後からうかがうことに勤めてきた。本講義ではこうした蓄積に導かれながら、前近代における庶民生活の実態を知るための一視点として、古代・中世に数多く作成された絵巻物を見ながら、そこに描かれた人々の生活を見ていきたい。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2022, 3年次での演習の内容をうけて、卒業論文執筆に向けた個人発表と必要な指導を行う。
  • 神道と文化, 2023
  • 伝統文化と生活論I, 2023
  • 演習(人間開発学部), 2023
  • 神道と文化, 2023
  • 神道と文化, 2023
  • 日本文化を知る(絵巻物から見た庶民生活), 2023
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2023
  • 神道と文化, 2023, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で必須なものである。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典・歴史・祭りについての基礎知識を学ぶ。
  • 伝統文化と生活論I, 2023, 本講義は「日本の伝統文化」の内容を受け、生活に結びついたより具体的なテーマ取り上げることで、伝統文化を継承してきた原動力とそれを将来に発展させていく上での課題を考察する。具体的には、信仰・年中行事・祭礼・人生儀礼・食文化・国土観・日本観といったキーワードを通して、生活の中に溶け込んでいる日本の伝統文化の本質と歴史的変容を追っていく。こうした考察を進めるにあたっては、常に現代を窓口にしながら過去や異文化との比較の視点を重視したい。これにより現代生活における伝統文化の意味と、これを未来に継承する上での諸問題を明らかにする。
  • 演習(人間開発学部), 2023, この演習は卒業論文を作成するために必要となる基礎的なスキルの修得を目標とする。卒業論文を書くためには、自分の興味・関心のあるテーマについて、自ら資料や文献を調べる、それぞれを深く読み込んで内容を整理する、自分なりの視点から批判・検証を加える、といった準備作業が必要となり、こうした作業を通じてオリジナリティのあるテーマを見つけ出すことが可能となる。本演習では、こうした作業を進めていくための調べ方・読み方・考え方を学んでいくため、出席者には二回の報告を行ってもらう。|
  • 神道と文化, 2023, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で必須なものである。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典・歴史・祭りについての基礎知識を学ぶ。
  • 神道と文化, 2023, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で必須なものである。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典・歴史・祭りについての基礎知識を学ぶ。
  • 日本文化を知る(絵巻物から見た庶民生活), 2023, 日本の歴史の中で普通の日本人がどのように生きてきたのかを知ることは、様々な制約からそう容易なことではない。その最も大きな理由は、一般庶民の生活実態が当時の歴史資料に記されることが非常に少ないからであり、歴史学者は過去の人々の生活の息吹を、さまざまな資料の背後からうかがうことに勤めてきた。本講義ではこうした蓄積に導かれながら、前近代における庶民生活の実態を知るための一視点として、古代・中世に数多く作成された絵巻物を見ながら、そこに描かれた人々の生活を見ていきたい。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2023, 3年次での演習の内容をうけて、卒業論文執筆に向けた個人発表と必要な指導を行う。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • 国史学会
  • 日本歴史学会
  • 日本史研究会
  • 神道宗教学会
  • 日本古文書学会
  • 日本山岳修験学会