「「郷土食」から「共感食」へ 山形県内の笹巻と民俗から」, 服部比呂美, 伝承文化研究, 20, 18, 53, 2023年07月10日, 國學院大學伝承文化学会
「福井の戸祝いとキツネガリに見る子供集団」, 服部比呂美, 『福井の戸祝いとキツネガリ 調査報告書』, 305, 319, 2023年03月, 福井県教育委員会
「山形県の笹巻と民俗」・「端午節供の「葉包み食 『日本民俗地図』から」, 服部比呂美, 『つるおか伝統菓子伝承事業 笹巻調査報告書』 , 163, 234, 2023年03月, 山形県鶴岡市
Umbrella Floats Connecting the Dead and Living:The First Bon Events of the Nakiri Hamlet in Mie, 服部比呂美, Kokugakuin Japan Studies, No.4, 33, 54, 2023年, 國學院大學
「鶴岡の雛菓子と雛祭り」, 服部 比呂美, 『つるおか伝統菓子伝承事業 鶴岡雛菓子調査報告書』, 11, 47, 2022年03月, 山形県鶴岡市
「粽と柏餅」, 服部比呂美, 『日本の食文化6 菓子と果物』, 171, 198, 2019年11月01日, 吉川弘文館, 端午節供に顕著に見られる食として粽と柏餅がある。本稿では、文献による確認から「粽」は「柏餅」よりも歴史のある葉包み食であることを確認した。また、にフィールドワークによって「チマキ」や「カシワモチ」と呼称される葉包みの菓子の実態を確認し、それぞれに用いられる葉には地域性があることを明らかにした。たとえば「チマキ」には笹や真菰、萱などの葉が、「カシワモチ」には、柏のほかにも朴やサルトリイバラなどの葉で包まれたものがある。さらに、端午節供から盆までの期間、食べられていたカシワモチの存在もあることから、「カシワモチ」の呼称は、「柏」の葉ではなく、炊事に用いられた食器を意味する「カシワ」に由来するものであることを論じた。
「作家・平岩弓枝と代々木八幡宮 作家の風景」, 服部 比呂美, 渋谷学, 第1巻, 154, 163, 2019年02月28日, 國學院大學研究開発推進センター
「天神祭祀と天神講」, 服部比呂美, 國學院雑誌, 第119巻, 第2号, 2018年02月15日, 國學院大學, これまで民俗学では断片的な事例報告にとどまっていた天神講について、静岡県東部地域や新潟県柏崎市周辺で行った現地調査を考察した結果から、天神講には地域的な特色を反映した複数のタイプがあることを明らかにした。
「死者と生者を結ぶ傘鉾-三重県志摩市大王町波切の新盆行事から-」, 『國學院雑誌』, 第118巻第4号, 153, 170, 2017年04月15日, 國學院大學, 三重県志摩市大王町波切で行われる大念仏に見られる傘鉾は、新仏の依代と説明されてきたが、新盆行事の事態から、総碑や切子灯籠など複数の依代が存在し、新仏を祀る場も重層的にあることを明らかにした。
「「コト念仏」「コトの神送り」行事とその継承-長野県飯田市上久堅越久保を中心に-」, 『國學院雑誌』, 第117巻第10号, 37, 55, 2016年10月15日, 國學院大學, 長野県飯田市上久堅越久保で行われているコト念仏とコトの神送りについて、行事の実態を明らかにするとともに、行事を担う子ども集団が強い自律性を保持しているからこそ、行事内容が変化してゆくことを論じた。
「造り物としての花火- 愛知県豊川市小坂井町の建物花火-」, 『伝承文化研究』, 第13号, 1, 23, 2015年03月01日, 國學院大學伝承文化学会, 愛知県豊川市小坂井町の建物花火の実態を報告しながら、特殊な技術を要する花火が特化した地域で継承されている要因などを明らかにした。すでに行っていた愛知県新城市の「立物花火」との比較も行った。
「水引業の変遷」, 『飯田・上飯田の民俗』 , 144, 162, 2013年03月01日, 飯田市美術博物館, 飯田の代表的な地場産業である水引業について歴史的に概観し、これまで詳細に記録されてこなかった高度成長期の水引業の実態を明らかにした。
「文学から描く」, 『渋谷を描く』渋谷学ブックレット第3号, 21, 40, 2013年03月01日, 國學院大學研究開発推進センター, 明治期の渋谷は雑木林が広がる牧歌的な景色が広がる場所であった。地方から上京してきた文学を志す若者たちがこうした風景に見出した「ふるさと」を読み解いた
「民俗技術に関する調査と研究報告」, 『無形民俗文化財の保存・活用に関する調査研究報告書』, 13, 38, 2011年03月01日, 国立文化財機構東京文化財研究所 , 日本の精神文化を支える民俗技術の典型として、年中行事の際に各地で作られる飾り物を取り上げ、実態報告するとともに継承に関する問題を明らかにした。
「端午節供の葉包み食」, 『和菓子』, 第18号, 90, 106, 2011年03月01日, 虎屋文庫, 端午節供に作られるチマキやカシワモチなどの葉包み食について、近世の文献やフィールドワークによる考察をもとに、地域的な偏差があることを述べた。
「図書館での効果的な展示その理論と実際」, 服部比呂美, 『ぷらたなす』, 第59号, 1, 35, 2010年03月01日, 東京都立多摩図書館 , 都立多摩図書館での講義内容をまとめたもの。開架図書も展示の一形式であると位置づけた上で、図書館で本を展示する意義について論じた。
「八朔の馬節供 - 西讃地方の団子馬製作を中心に -」, 『無形文化遺産研究報告』, 第4号, 89, 129, 2010年03月01日, 国立文化財機構東京文化財研究所, 香川県西讃地方の産育習俗である八朔の団子馬について、現状を報告し、その歴史性や東讃地方との差異についても考察した。
「立物花火の技術伝承 - 愛知県新城市東新町「立物保存会」の事例から -」, 『無形文化遺産研究報告』, 第3号 , 103, 126, 2009年03月01日, 国立文化財機構東京文化財研究所, 愛知県新城市東新町の立物花火の実態を報告しながら、特殊な技術を要する立物花火が特化した地域で継承されている要因などを明らかにした。
「庄内地方における雛祭りの飾り物 - 雛菓子と押絵雛菓子 -」, 『無形文化遺産研究報告』, 第2号 , 230, 264, 2008年03月01日, 国立文化財機構東京文化財研究所, 庄内地方の雛節供を飾る雛菓子と押絵の「飾り物」の詳細を明らかにしながら、都市における民俗技術の定着とその担い手についての考察を行った。
「山形県鶴岡市羽黒町手向のサイノカミ祭り」, 『道祖神研究』, 第1号 , 105, 118, 2007年10月01日, 道祖神研究会, 山形県鶴岡市羽黒町手向のサイノカミ祭りにおける子ども集団の実態から、これまで論じてきた子ども集団の4類型の妥当性を裏付けた。
「絵雑誌と民俗倫理観 - 『子供之友』「甲子上太郎」から -」, 『伝承文化研究』 , 第6号 , 15, 74, 2007年04月01日, 國學院大學伝承文化学会, 大正期に創刊された絵雑誌『子供之友』において、創刊以来29年間継続した「甲子上太郎」の内容を確認し、ここから近代の子ども観を明らかにした。
「七夕馬の技術伝承」, 『無形文化遺産研究報告』 , 『無形文化遺産研究報告』 , 180, 196, 2007年03月01日, 国立文化財機構東京文化財研究所, 千葉県茂原市大芝の七夕馬製作技術の詳細を調査しながら、技術伝承が成立した地域社会のあり方や技術継承上の諸問題を検討した。
「サイノカミ」, 『折口学における術語形成と理論』 , 第2号 , 92, 109, 2007年01月01日, 折口信夫術語研究会, 折口信夫の全著述から、特定語彙(サイノカミ)を抽出し、その術語形成の過程を考察した。
「あんがま」, 服部比呂美, 『折口学における術語形成と理論』 , 第1号 , 14, 24, 2007年01月01日, 折口信夫術語研究会, 折口信夫の全著述から特定語彙(あんがま)を抽出し、その術語形成過程を考察した。
「産神問答譚と道祖神」, 『日本の石仏』 , 第119号, 4, 16, 2006年09月01日, 日本石仏協会, 子どもとサイノカミとの親和性の要因を明らかにするため、『日本昔話通観』などから、「産神問答譚」に登場するサイノカミを抽出し、考察を行った。
「福井県あわら市旧金津町 『本陣飾り物』と『造物趣向種』」, 『伝承文化研究』 , 第5号 , 39, 71, 2006年03月01日, 國學院大學伝承文化学会, 福井県あわら市の金津神社の祭礼に際し、氏子の範囲で町内ごとに組まれた本陣で披露される「一式飾り」について報告し、その歴史性を確認した。
「地蔵盆と子ども集団 - 福井県小浜市西津地区を中心に -」, 『伝承文化研究』 , 第4号 , 19, 42, 2005年04月01日, 國學院大學伝承文化学会, 福井県小浜市西津地区における地蔵盆の現地調査を踏まえ、本行事を取り仕切る子ども集団の紐帯要因などを明らかにした。
「民俗行事と子ども集団」, 『國學院雑誌』, 第106巻第4号, 32, 45, 2005年04月01日, 國學院大學, 静岡県東部地域で子ども集団が担う行事の実態から、子ども集団の4類型を提示し、従来の「子ども組」では説明が不十分であることを論じた。
「サイノカミ祭祀と子ども集団」, 『民俗学論叢』, 第20号 , 35, 52, 2005年04月01日, 相模民俗学会, 静岡県東部地域のサイノカミ祭祀に見られるサイノカミと子どもとの親和性について、司祭者の役割を果たす子どもの神聖性から検討した。
「桃太郎話の構成と比較 - 近世草双紙類を中心に -」, 『伝承文化研究』, 第3号 , 1, 19, 2004年03月01日, 國學院大學伝承文化学会, 農村社会で語られてきた桃太郎と、近世に出版された草双紙類に登場する桃太郎とを比較し、それぞれの社会が理想とする桃太郎像を考察した。
基調講演「図書館における展示の可能性」, 服部比呂美, 国立民族学博物館
第3回博物館とつながる:図書館との連携プロジェクトの可能性, 2023年05月17日
「源氏物語と雛祭り」, 服部比呂美, 國學院大學オープンカレッジオンライン公開講座「万葉集・源氏物語の生活と文化」, 2021年09月
「日本の祭りを知る」, 服部比呂美, 渋谷区幡ヶ谷社教館, 2022年06月21日
「子どもたちと年中行事」, 服部比呂美, 福井県三方青年の家, 2022年03月06日
「民俗学入門 自分の足元から歴史を見てみよう」, 服部 比呂美, 武蔵野ふるさと歴史館, 2019年04月14日
「伊豆の踊子 往きて還りし物語」., 服部比呂美, 河津町湯ケ野区公民館, 2018年11月25日
「村の年中行事と子どもたち」, 服部比呂美, 昭和女子大学グリーンホール, 2017年12月20日
子どもの成長と祈願の諸相 東伊豆町の民俗を中心に, 服部 比呂美, 東伊豆町魅力発信プロジェクト, 2020年08月05日, 昭和女子大学 リエゾンセンター
「新盆行事から何を考えるか -三重県志摩市大王町波切の新盆から-」, 國學院大學伝承文化学会, 2016年07月16日, 國學院大學
「長野県飯田市上久堅越久保の「事念仏」・「事の神送り」, 日本民俗学会年会 分科会「小さき者へ 民俗学からの提言にむけて」, 2012年10月07日, 東京学芸大学
「文学から渋谷を描く」, 國學院大學渋谷学研究会シンポジウム, 2011年02月19日, 國學院大學
「年中行事における飾り物継承の諸問題 - 七夕馬とツクリモノ -」, 無形民俗文化財研究協議会「無形民俗文化財に関わるモノの保護」, 2008年11月20日, 東京文化財研究所
「サイノカミ祭祀と子ども集団」, 相模民俗学会, 2005年01月16日, 神奈川県立博物館
「子ども組と子ども会 - 子ども集団と民俗行事 -」, 日本民俗学会談話会, 2004年05月09日, 武蔵大学
「子ども集団の民俗学的研究」, 國學院大學伝承文化学会, 2004年01月31日, 國學院大學
「天神講と子ども会」, 日本民俗学会年会, 2003年10月05日, 山口大学
「桃太郎話の構成と比較 - 近世草双紙類を中心に -」, 國學院大學伝承文化学会, 2003年06月14日, 國學院大學
特別展「内田康夫と渋谷」, 白根記念渋谷区郷土博物館文学館, 2016年10月29日, 2017年01月22日, テレビや映画で放映されている浅見光彦や信濃のコロンボシリーズで知られるミステリー作家・内田康夫は、渋谷区幡ヶ谷で作家デビューした。展示では、渋谷がえがかれた作品を中心に、内田康夫の世界を紹介した。
特別展「杉浦非水・翠子展-同情(たましい)から生れた絵画と歌 -」, 白根記念渋谷区郷土博物館文学館, 2015年10月24日, 2016年01月11日, 日本の商業デザインのパイオニア・杉浦非水は、大正歌壇に反発した歌人の妻・翠子を支え続けた。展示では二人の生涯を紹介、翠子の歌に非水が絵を描いた多数の合作掛け軸や非水の漢詩などは本展が初公開となった。
区制施行80年記念企画展「独歩・花袋・国男 - 丘の上の青春 -」, 白根記念渋谷区郷土博物館文学館, 2012年12月08日, 2013年03月24日, 明治29年、国木田独歩が移り住んだ渋谷の「丘の上の家」には、若き日の田山花袋や柳田国男も訪れ、熱く文学を語り合った。それぞれの作品やエピソードから三人の友情を紹介した。
企画展「島尾敏雄と奥野健男- 作家と文芸評論家の交流 -」, 白根記念渋谷区郷土博物館文学館, 2001年01月22日, 2011年03月21日, 1960~70年代は、文学的方法で社会を変革すべく、作家と文芸評論家が手を携えた時代だった。生涯渋谷に居住した評論家・奥野健男と作家・島尾敏雄との交流を紹介した。
特別展「本にえがかれた子どもたち - 村の子ども・町の子ども -」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2009年01月20日, 2009年03月22日, 大正期の絵雑誌には、都市生活を享受する子どもとともに理想化された「ふるさと」(農村)の子どもの姿が描かれる。民俗学の視点から近代以降の児童書を読み解いた。
特別展「北欧からのおくりもの- 子どもの本のあゆみ -」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2006年07月15日, 2007年01月28日, 来館者のアンケートに北欧の児童書展を希望する声が多かったことから企画した。日本では研究が十分とはいえなかった北欧の児童書の歴史を、それぞれの国ごとに解説した。
特別展「ロシア児童文学の世界- 昔話から現代の作品まで -」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2005年04月23日, 2005年09月18日, 貴族趣味から「赤」一色の世界へ、時代の潮流が即座に反映されるロシアの児童書。いずれの本にもうかがえるロシア独特の美意識を紹介した。
特別展「本にえがかれた動物展Ⅱ - 十二支をてがかりに -」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2004年09月18日, 2005年04月10日, 子どもたちに人気のある動物の本の中から、十二支の動物に絞って児童書を選び、展示した。
企画展「蓮の花の知恵- インドの児童文学 -」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2004年04月19日, 2004年09月05日, 「ジャータカ」「パンチャタントラ」など、インドの豊かな口承文芸の中から、インドと日本に共通する昔話を中心に紹介した。
特別展「未知の世界へ 児童文学にえがかれた冒険」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2003年07月19日, 2003年11月09日, いつの世も子どもたちを魅了する「冒険」をテーマにした児童書を展示し、かつて少年たちを熱狂させた『少年倶楽部』の特集コーナーも設けた。
全面開館記念展「不思議の国の仲間たち- 昔話から物語へ -」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2002年05月05日, 2002年09月14日, 昔話と児童文学とは、そのストーリー展開に相似型があることを示し、児童文学の源流にはそれぞれの国で育まれた口承文芸があることを展示で示した。
企画展「本にえがかれた動物」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2001年09月08日, 2001年12月22日, イソップ物語から現代の絵本まで、動物が主人公の児童書はバラエティに富む。これらの出版の歴史を紹介した。
企画展「Hola, amigos!やぁ!ともだち - 中南米の子どもの本 -」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2009年02月10日, 2001年04月08日, 日本ではほとんどなじみのない中南米の国々で出版されている子どもの本を紹介した。各大使館に協力要請し、玩具などを借用して展示した。
企画展「絵本が映し出すオーロラ - 北欧の作家と絵本 -」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2000年12月02日, 2001年02月04日, 北欧の厳しい自然の中で育まれた神話や昔話をはじめ、アンデルセン、ヤンソン、リンドグレーン、ベスコフ、オルセンという北欧出身の作家と作品を紹介した。
企画展「アジアを知ろう - アジアの絵本と絵日記 -」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2000年07月21日, 2000年09月24日, アジアの22ケ国から出版された本を展示し、子どもたちが異なる言語の絵本に触れる機会とした。ユネスコアジア文化センターなどに協力を依頼した。
企画展「なつかしのえほん - 昭和20年代から30年代の 子どもたちへ -」, 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2000年06月10日, 2000年07月16日, 昭和20年代から30年代にかけての日本の絵本をとりあげ、戦後の復興期、大きく変化してゆく児童書の歴史を紹介した。
平常陳列「拓本展- 中国・朝鮮・日本美術資料から -」, 昭和女子大学光葉博物館 , 1997年04月21日, 1997年05月24日, 北魏時代、中国の洛陽にある龍門石窟に刻まれた「龍門二十品」や日本の薬師寺金堂台座の鬼神、東塔の水煙の飛天などの拓本を公開した。
特別展「天平の甍 - 鑑真大和上と唐招提寺 -」, 昭和女子大学光葉博物館 , 1996年11月09日, 1996年11月22日, 伝戒・伝法の志を貫いた唐招提寺の開祖・鑑真大和上の偉業を国宝・重文資料とともに紹介、井上靖の『天平の甍』の世界も再現した。
企画展「中国の心- 詩箋の世界 -」, 昭和女子大学光葉博物館 , 1996年07月03日, 1996年07月27日, 清時代・乾隆年間の詩箋(便箋)を中心に、中国の文人墨客が愛した文房四宝の優美な世界を展示した。
平常陳列「中国美術関連資料から」, 昭和女子大学光葉博物館 , 1995年11月20日, 1996年01月27日, 学内の各研究分野で収集されてきた中国古代美術関係資料を一度に公開することによって、大学の教育・研究の一助とする展示を試みた。
創立75周年記念展「大正ロマンと人見東明」, 昭和女子大学光葉博物館 , 1995年04月17日, 1995年06月17日, 昭和女子大学の創立者・人見円吉は、かつて「東明」と号し「口語自由詩運動」を推進した詩人であった。学園創立者の生涯をたどりながら、建学の精神を見直す機会とした。
企画展「与謝野晶子情熱の源流- 源氏物語絵巻 -」, 昭和女子大学光葉博物館 , 1994年10月03日, 1994年12月20日, 昭和女子大学図書館「近代文庫」所蔵の晶子関係の資料から、「与謝野源氏」の華麗な世界と、晩年の晶子が『冬柏』で見せた枯淡の境地を紹介した。
企画展「会津八一- その南都風物詩 -」, 昭和女子大学光葉博物館 , 1994年06月27日, 1994年07月31日, 秋草道人・会津八一の自詠自筆の書から、南京・奈良の古寺や古仏に対する八一の見識、書へのこだわりを紹介、その人物像にも迫った。