K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

藤岡 麻理子
観光まちづくり学部 観光まちづくり学科
准教授
Last Updated :2025/06/23

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    藤岡 麻理子, フジオカ マリコ

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所属・職名

  • 観光まちづくり学部 観光まちづくり学科, 准教授

学位

  • 2010年03月25日, 博士(学術), 筑波大学, 甲第5459号, 武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」の諸課題と解決に向けた取組み

職歴

  • 2022年04月, 9999年, 國學院大學, 観光まちづくり学部, 准教授
  • 2021年04月, 2022年03月, 國學院大學, 研究開発推進機構, 准教授
  • 2021年04月, 2022年03月, 高崎経済大学, 地域政策学部, 非常勤講師
  • 2017年04月, 9999年, 駒澤大学, 文学部, 非常勤講師
  • 2016年04月, 9999年, 関東学院大学, 国際文化学部, 非常勤講師
  • 2015年04月, 2021年03月, 横浜市立大学, グローバル都市協力研究センター, 特任助教
  • 2013年06月, 2015年03月, 政策研究大学院大学, 文化政策プログラム, 研究助手

本学就任年月日

  • 2021年04月01日

研究分野

  • 文化遺産学, .
  • 歴史的環境保全, .

研究活動

論文

  • 歴史・文化を活かした住宅地とコミュニティ再生の持続性向上 ―日本・韓国・台湾における住宅地の都市再生事例の実態と比較から, 中西正彦・藤岡麻理子・楊恵亘, 住総研研究論文集・実践研究報告集, 51, 141, 152, 2025年05月, 住総研
  • 社会における歴史文化の位置づけ―五大都市の総合計画における記述の変遷から―, 藤岡麻理子, 文化政策研究, 16, 48, 60, 2023年, 日本文化政策学会
  • Efforts to Build Space Structures by Tange and Tsuboi, Saikaku Toyokawa, Mariko Fujioka, Proceedings of the 16th International Docomomo Conference Tokyo Japan 2020+1, 2, 508, 512, 2021年08月, Echelle-1
  • How Tange was Influenced by Le Corbusier and Developed His Theory, Mariko Fujioka, Proceedings of the 16th International Docomomo Conference Tokyo Japan 2020+1, 1202, 1206, 2021年08月, Echelle-1
  • 武力紛争時における文化遺産に対する意図的な攻撃の処罰に関する研究 : トンブクトゥの歴史的な宗教上の建物に対する攻撃についての国際刑事裁判を事例として, 藤岡 麻理子, 日本建築学会計画系論文集, 86, 779, 335, 344, 2021年01月, 日本建築学会
  • 市町村における歴史まちづくりの取組み状況と展開要件に関する研究, 藤岡 麻理子; 中西 正彦, 都市計画論文集, 55, 3, 1409, 1416, 2020年, 日本都市計画学会
  • 日本・韓国・台湾の都市計画マスタープラン制度に関する比較研究, 中西 正彦; 藤岡 麻理子, 都市計画論文集, 54, 3, 1438, 1445, 2019年, 日本都市計画学会
  • 都市における歴史的環境保全制度の自治体運用に関する日本・韓国・台湾の国際比較研究, 藤岡 麻理子; 中西 正彦; 鈴木 伸治, 都市計画論文集, 54, 3, 998, 1005, 2019年, 日本都市計画学会
  • 都市における土地利用コントロール制度と歴史的環境保全制度の関係に関する国際比較研究:日本・韓国・台湾における関連制度の比較分析から, 藤岡 麻理子; 中西 正彦; 鈴木 伸治, 都市計画論文集, 53, 3, 1109, 1116, 2018年, 日本都市計画学会
  • ベトナム・ハノイ旧市街の町並み保全の仕組み・取組の変遷に関する研究:動的な無形要素のとらえ方の発展に着目して, 柏原 沙織; 藤岡 麻理子; 鈴木 伸治; 窪田 亜矢; 西村 幸夫, 都市計画論文集, 52, 3, 1218, 1225, 2017年, 日本都市計画学会
  • 自治体レベルで行われる都市づくりの国際的な技術移転に関する研究:横浜市による都市間協力事業にみられる実践上の課題, 藤岡 麻理子; 中西 正彦; 鈴木 伸治, 都市計画論文集, 52, 3, 552, 559, 2017年, 日本都市計画学会
  • 文化遺産保護の国際協力体制に関する研究 : 国際記念物遺跡会議の設立に至る議論の展開, 藤岡 麻理子, 文化政策研究, 10, 87, 99, 2016年, 日本文化政策学会
  • 「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約第二議定書」の運用状況と課題, 藤岡 麻理子, 文化政策研究, 7, 233, 248, 2013年, 日本文化政策学会
  • 1954年ハーグ条約に基づく軍隊に対する文化財保護の教育と普及:-「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」の履行状況とその課題 その3-, 藤岡 麻理子; 平賀 あまな; 斎藤 英俊, 日本建築学会計画系論文集, 74, 642, 1935, 1943, 2009年, 日本建築学会
  • 1954年ハーグ条約の定める軍隊の組織, 規則, 命令等に関する規定の履行状況 : 「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」の履行状況とその課題 その2, 藤岡 麻理子; 平賀 あまな; 斎藤 英俊, 日本建築学会計画系論文集, 629, 1657, 1664, 2008年07月30日, 日本建築学会
  • 1954年ハーグ条約に基づく履行状況報告書とその内容 : 「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」の履行状況とその課題 その1, 藤岡 麻理子; 平賀 あまな; 斎藤 英俊, 日本建築学会計画系論文集, 626, 897, 903, 2008年04月30日, 日本建築学会

Misc

  • 都市の古民家の保全・活用を推進するNPO 古都保存再生文教基金会の取組み -台湾台南市における歴史・文化を活かしたまちづくりに関する研究 その1-, 藤岡麻理子;楊惠亘;中西正彦, 日本建築学会大会学術講演梗概集 (関東), 2024年08月, 日本建築学会
  • 行政による提案型まちづくり補助事業「台南築角計画」の取り組み -台湾台南市における歴史・文化を活かしたまちづくりに関する研究 その2-, 楊惠亘;藤岡麻理子;中西正彦, 日本建築学会大会学術講演梗概集 (関東), 2024年08月, 日本建築学会
  • 韓国の都市を特徴づける風景─まちあるきからの雑感, 藤岡麻理子, 家とまちなみ, 89, 62, 63, 2024年05月, 住宅生産振興財団
  • 総合計画における歴史文化の位置づけの変遷 -五大都市の総合計画に関する研究 その2-, 藤岡麻理子;中西正彦, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2022年09月, 日本建築学会
  • 総合計画の展開および都市計画マスタープランとの関係 -五大都市の総合計画に関する研究 その1-, 中西正彦;藤岡麻理子, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2022年09月, 日本建築学会
  • 歴史まちづくりに関する制度と体制の整備状況 -市町村における歴史まちづくりの取組みに関する研究 その1-, 藤岡麻理子;中西正彦, 日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM), 2020年07月, 日本建築学会
  • 歴史まちづくり展開の経緯とその要因 -市町村における歴史まちづくりの取組みに関する研究 その2-, 中西正彦;藤岡麻理子, 日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM), 2020年07月, 日本建築学会
  • 日本・韓国・台湾の都市計画マスタープラン制度―市街地における土地利用コントロールと歴史的環境保全の関係に関する比較研究 その3―, 中西正彦;藤岡麻理子;鈴木伸治, 日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM), 2019年09月, 日本建築学会
  • 日本・韓国・台湾の自治体における歴史的環境保全制度の運用状況―市街地における土地利用コントロールと歴史的環境保全の関係に関する比較研究 その4―, 藤岡麻理子;中西正彦;鈴木伸治, 日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM), 2019年09月, 日本建築学会
  • 日本・韓国・台湾の歴史的環境保全に関する制度―市街地における土地利用コントロールと歴史的環境保全の関係に関する比較研究 その2―, 藤岡麻理子;中西正彦;鈴木伸治, 日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM), 2018年09月, 日本建築学会
  • 日本・韓国・台湾の土地利用コントロール制度―市街地における土地利用コントロールと歴史的環境保全の関係に関する比較研究 その1―, 中西正彦;藤岡麻理子;鈴木伸治, 日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM), 2018年09月, 日本建築学会
  • マレーシア・セベランプライ市と横浜市の技術交流の経緯と課題―自治体レベルで行われるまちづくりの国際的な技術移転に関する研究 その2―, 中西正彦;藤岡麻理子;鈴木伸治, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2017年09月, 日本建築学会
  • ペナン市ジョージタウンのキャンベルストリートの整備計画とその実施・再整備の経緯―自治体レベルで行われるまちづくりの国際的な技術移転に関する研究 その1―, 藤岡麻理子;中西正彦;鈴木伸治, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2017年09月, 日本建築学会
  • ハノイ36通り地区ハンブオム通りの商業活動の変遷と現状―社会経済組織に着目したアジア大都市の歴史地区保全に関する研究 その2―, 柏原沙織;窪田亜矢;藤岡麻理子;西村幸夫;鈴木伸治, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2016年09月, 日本建築学会
  • ハノイ36通り地区ハンダオ通りにおける商業活動の変化と現状―社会経済組織に着目したアジア大都市の歴史地区保全に関する研究 その1―, 藤岡麻理子;窪田亜矢;柏原沙織;西村幸夫;鈴木伸治, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2016年09月, 日本建築学会
  • 世界文化遺産のハーグ条約第二議定書強化保護リストへの登録に関する一考察, 藤岡 麻理子, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2015年09月, 日本建築学会

著書等出版物

  • 『観光まちづくりの展望 : 地域を見つめ、地域を動かす』, 西村, 幸夫, 國學院大學地域マネジメント研究センター編, 学芸出版社, 2024年02月29日
  • 『世界遺産の50年: 文化の多様性と日本の役割』, 松浦晃一郎, 岩槻邦男, 五十嵐敬喜, 西村幸夫, 藤岡麻理子, ブックエンド, 2022年10月
  • 『都市の遺産とまちづくり―アジア大都市の歴史保全』, 鈴木伸治編, 春風社, 2017年09月

講演・発表

  • ‘Implementation of the 1954 Hague Convention and its two protocols in Japan’, Mariko Fujioka, UNESCO-ICRC the 8th Regional Conference on International Humanitarian Law in Asia and Pacific “Protecting Cultural Property in Asia Pacific”, Bali, Indonesia, 2019年09月25日
  • 「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」の近年の状況とブルーシールドの役割」, 藤岡麻理子, 『文化遺産防災国際シンポジウム -文化遺産を大災害からどう守るか:ブルーシールドの可能性II-』, 2017年03月

競争的資金

  • 22H01667, 2022, 日本学術振興会, 科学研究費, 歴史文化遺産の保存と活用に資するイコモス「遺産影響評価」の拡張と実装に関する研究
  • 16K18211, 2016, 日本学術振興会, 科学研究費, 社会発展の中での歴史的都市空間の保全-許容される変化の質と程度に着目して-
  • 26420613, 2014, 日本学術振興会, 科学研究費, アジア大都市の歴史文化による都市再生―社会経済組織と文化遺産の保全に着目して―
  • 24860052, 2012, 日本学術振興会, 科学研究費, アジア大都市の歴史的街並み保全のまちづくりにおける多主体連携プロセスに関する研究
  • JP23K22937, 2022, 日本学術振興財団, 科研費, 歴史文化遺産の保存と活用に資するイコモス「遺産影響評価」の拡張と実装に関する研究

教育活動

担当授業

  • 専門ゼミナール, 2024, 3年次通年の必修の演習となる本科目は、各自の専門分野の興味・関心に基づき専門的指導を受ける端緒となるもので、4年次に通年で取組む「卒業研究」の導入的かつ動機付け的な科目である。観光まちづくりに関連した学生の興味・関心について、指導教員や学生同士で問題意識を共有し合いながら、各自が研究のテーマを設定し、発表を行う。
  • 導入ゼミナール, 2024, 1年次前期の必修となる本科目では、観光まちづくり学部での学習を始めるにあたり、大学における主体的な学修の方法を理解し、基礎的な学修能力を身につけることを目的とする。|具体的には、初歩的なアカデミックスキルとして、文献検索・引用の作法や、論理的な記述方法に基づいたレポートの作成方法を修得する。また、他者と協働して課題に取り組むためのディスカッションやプレゼンテーシ ョンの作法について、観光やまちづくりにかかわる課題を通して実践的に身につける。
  • 世界遺産論, 2024, 危機に瀕する世界の文化遺産や自然環境を人類共有の遺産として国際協力により保護・継承していくことを目的として、世界遺産という取組みは開始された。以来、この国際的な仕組みは各国の遺産保護に大きな影響を及ぼし続けている。一方、その保護継承には、武力紛争、自然災害、都市開発、観光開発といった社会事象と関係するさまざまな課題が常に存在している。また、今日では地域振興や観光振興、ブランディングのツールとして世界遺産が期待される向きも多分にみられる。|本講義では、世界遺産条約の制度・理念・価値観、保護に関する諸課題、世界の遺産の多様性等について解説し、よりよい地域社会・国際社会づくりのため、世界遺産という取組みがどのような意義をもち、どのような貢献ができるのか、そのためにはどのような方策をとりうるのかを考えていく。

学外活動

社会貢献活動

  • 武力紛争の際の文化財保護に関するユネスコの諸会議への出席(1954年条約締約国会議、政府間会議、専門家会議等), 2010年, 9999年