K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

堀木 美告
観光まちづくり学部 観光まちづくり学科
教授
Last Updated :2025/06/23

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    堀木 美告, ホリキ ミツグ

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所属・職名

  • 観光まちづくり学部 観光まちづくり学科, 教授

学位

  • 1996年03月29日, 修士(農学生命科学), 東京大学, 農学関係, 修農第3341号, 観光地の駐車場を中心とするアクセス空間の実態と計画・設計論に関する考察
  • 1994年03月28日, 学士(農学), 東京大学, 農学関係, 学農第14438号, クロマツ高木の「見え」による住宅地景観に関する研究

本学就任年月日

  • 2021年04月01日

研究活動

競争的資金

  • 22K12621, 新しい観光形態としてのオンラインツアーの課題と可能性に関する研究
  • JP22K12621, 新しい観光形態としてのオンラインツアーの課題と可能性に関する研究, 本研究では、コロナ禍で展開したオンラインツアーについて、観光客の意識・行動と、観光地と観光産業それぞれに及ぼす社会的・経済的・文化的影響等の側面から着目して調査を行い、その実態を把握する。これまでのリアルツアーとの比較によりオンラインツアーの本質に迫るとともに、多岐にわたる代表的事例の比較によりコロナ禍において進展したオンラインツアーの多様化の実態も把握する。さらにオンラインツアーを新しい観光形態として捉え、今後の観光客、観光地、観光産業に及ぼす影響を鑑み、その課題と可能性について考察する。;【オンラインツアーに関する市場側意識の分析】オンラインツアー参加がリアルツアーに及ぼす影響を明らかにする消費者への新規アンケート調査の内容について、オンラインツアーとの親和性が高いマーケットセグメントの特性等を織り込みつつ検討・計画した。また過年度のアンケート結果に基づく論文を執筆した(今後投稿予定)。;【観光地のオンラインツアーに関する取り組み状況の分析】令和4年度の現地ヒアリングに引き続き、観光地側でのオンラインツアーの取り組み状況と成果(課題と可能性)についてのヒアリング調査をオンラインにて実施した。;【旅行会社等観光事業者のオンラインツアーに関する取り組み状況の分析】令和4年度に実施した旅行会社を対象とするアンケート調査の結果について分析・考察を行った。またその結果に基づき論文を執筆し、日本国際観光学会論文集に投稿した。;【観光系大学の教育面におけるオンラインツアー活用状況の分析】長野大学環境ツーリズム学部および亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科を事例に取り上げ、コロナ禍におけるオンライン教育(特に地域や産業界と連携した実践的教育)の実施状況と成果(課題と可能性)についてヒアリング調査(亜細亜大学についてはオンラインヒアリング)を実施した。;観光系大学を対象とする調査、観光地での取り組みを対象とする調査は、研究代表を含む分担者所属先機関が完成年度を迎える途上でもあり、進展がはかばかしくなかった。その他分担者についても所属先が異動になったものが複数あり、研究の進展に影響した。;令和5年度の進展がはかばかしくなかった観光地の取り組み、観光系大学の取り組みについての取りまとめ方向性を見直すとともに、研究全体の着実な推進を図ることが重要である。

教育活動

担当授業

  • 導入ゼミナール, 2022, 1年次前期の必修となる本科目では、観光まちづくり学部での学習を始めるにあたり、大学における主体的な学修の方法を理解し、基礎的な学修能力を身につけることを目的とする。|具体的には、初歩的なアカデミックスキルとして、文献検索・引用の作法や、論理的な記述方法に基づいたレポートの作成方法を修得する。また、 他者と協働して課題に取り組むためのディスカッションやプレゼンテーシ ョンの作法について、観光やまちづくりにかかわる課題を通して実践的に身につける。
  • 観光学概論, 2022, 「観光」と聞くと、多くの学生は観光客として旅行を楽しむ立場をイメー ジしてその活動を捉えるかもしれないが、それは観光という多面的な事象 を捉える際の視点の一つに過ぎない。本講義では、まず観光の歴史的発展を概観して時代とともに観光をめぐる環境や状況が変遷することを理解す る。その上で今日の観光という事象を取り巻く様々な主体について、観光客の視点に加え、観光事業者や観光推進組織、行政など観光客を受け入れる地域側の視点、さらには観光政策や観光関連法規、観光計画といった政策実現の視点、そして国際的な観光を俯瞰する視点から広く見渡すことに よって、今後4年間の観光まちづくりに関する学びの基礎を身につける。
  • 基礎ゼミナールA, 2022
  • 導入ゼミナール, 2023
  • 保全生態学概論, 2023
  • 観光学概論, 2023
  • 観光政策・計画論, 2023
  • 基礎ゼミナールA, 2023
  • 導入ゼミナール, 2023, 1年次前期の必修となる本科目では、観光まちづくり学部での学習を始めるにあたり、大学における主体的な学修の方法を理解し、基礎的な学修能力を身につけることを目的とする。|具体的には、初歩的なアカデミックスキルとして、文献検索・引用の作法や、論理的な記述方法に基づいたレポートの作成方法を修得する。また、他者と協働して課題に取り組むためのディスカッションやプレゼンテーシ ョンの作法について、観光やまちづくりにかかわる課題を通して実践的に身につける。
  • 保全生態学概論, 2023, 地域の生態系は、個体-個体群-生物群集-景観...と重層する生物学的階層構造をとり、各階層が地域固有の観光資源すなわち来訪者(観光客) を惹きつける興味対象となり得る。これに加えて、観光地における生態系は興味対象の「背景」となって観光資源の魅力を高め、さらには観光地全体のアメニティ向上や雰囲気醸成の役割も担う。|他方、多くの観光客を受け入れることは地域の生態系に負の影響を及ぼ し、結果として生物多様性を損なう可能性がある。観光振興を図りながらも地域の生態系を適切かつ持続的に保全・活用すべく十分な注意を払う必要があり、そのためには保全生態学の基礎的知識が欠かせない。|本講義で保全生態学の基礎的な考え方に加え、生物多様性を維持しつつ地域の観光振興を図ることを前提として、観光と関連性の強い保全生態学的なトピックを紹介し、その問題点と解決の方向性について検討する。
  • 観光学概論, 2023, 「観光」と聞くと、多くの学生は観光客として旅行を楽しむ立場をイメー ジしてその活動を捉えるかもしれないが、それは観光という多面的な事象 を捉える際の視点の一つに過ぎない。本講義では、まず観光の歴史的発展を概観して時代とともに観光をめぐる環境や状況が変遷することを理解す る。その上で今日の観光という事象を取り巻く様々な主体について、観光客の視点に加え、観光事業者や観光推進組織、行政など観光客を受け入れる地域側の視点、さらには観光政策や観光関連法規、観光計画といった政策実現の視点、そして国際的な観光を俯瞰する視点から広く見渡すことに よって、今後4年間の観光まちづくりに関する学びの基礎を身につける。
  • 観光政策・計画論, 2023, (概要)|「政策」とは現実を理想に近づけるための手段(ツール)であり、その手段を分かりやすく体系化したものが「計画」である。明治以降のわが国政府がとってきた観光政策(国際観光政策)の歴史の中で、それを実現させるために様々な観光計画が様々な主体によって策定されてきた。主に戦後の観光政策変遷の背景を振り返りつつ、地方創生の戦略の一つとして位置づけられた観光政策について学ぶ。また、人口減少・少子高齢社会を迎え、地域活性化の方策の一つとなる観光振興を計画的に進めるために観光計画策定のプロセスを理解する。| 「観光政策」とは何かを理解し、明治以降の観光政策の歴史的変遷について学ぶ。そして、観光立国推進に向けた基本的な考え方を理解した上で、観光庁をはじめとする政府の観光政策、地方自治体による観光 政策、地域における観光推進体制のあり方などについて学ぶ。| 観光地はそれぞれの地域特性に応じて様々な課題を抱えている。これらの課題を解決し、住民と来訪者(観光客)の双方にとってよりよい地域の実現を目指す際には、「観光計画」を策定することが有用である。本講義の後半は観光計画の歴史的な変遷を概観した上で、観光計画策定の一般的な流れを理解する。さらに観光計画の具体的な事例に触れ、前述した計画策定の具体的な流れと内容について学ぶ。
  • 基礎ゼミナールA, 2023, 本科目は1年次後期に開講する少人数制の選択科目のゼミナールである。担当教員が専門分野に従って提示する課題の中から2つに取り組むことで、観光まちづくりに関連する各専門分野のより個別的な内容にふれるとともに、観光まちづくりへの多様なアプローチを実践的に学んでいく。また、導入ゼミナールで身につけたアカデミックスキルを実際の研究やプロジェクトに近い形で活用する。|本科目の履修を通して、自らの興味・関心を観光まちづくりの関連分野でどのように位置づけ、掘り下げていくことができるのかを考える。
  • 専門ゼミナール, 2024, 3年次通年の必修の演習となる本科目は、各自の専門分野の興味・関心に基づき専門的指導を受ける端緒となるもので、4年次に通年で取組む「卒業研究」の導入的かつ動機付け的な科目である。観光まちづくりに関連した学生の興味・関心について、指導教員や学生同士で問題意識を共有し合いながら、各自が研究のテーマを設定し、発表を行う。
  • 観光学概論, 2024, 「観光」と聞くと、多くの学生は観光客として旅行を楽しむ立場をイメー ジしてその活動を捉えるかもしれないが、それは観光という多面的な事象 を捉える際の視点の一つに過ぎない。本講義では、まず観光の歴史的発展を概観して時代とともに観光をめぐる環境や状況が変遷することを理解す る。その上で今日の観光という事象を取り巻く様々な主体について、観光客の視点に加え、観光事業者や観光推進組織、行政など観光客を受け入れる地域側の視点、さらには観光政策や観光関連法規、観光計画といった政策実現の視点、そして国際的な観光を俯瞰する視点から広く見渡すことに よって、今後4年間の観光まちづくりに関する学びの基礎を身につける。
  • 導入ゼミナール, 2024, 1年次前期の必修となる本科目では、観光まちづくり学部での学習を始めるにあたり、大学における主体的な学修の方法を理解し、基礎的な学修能力を身につけることを目的とする。|具体的には、初歩的なアカデミックスキルとして、文献検索・引用の作法や、論理的な記述方法に基づいたレポートの作成方法を修得する。また、他者と協働して課題に取り組むためのディスカッションやプレゼンテーシ ョンの作法について、観光やまちづくりにかかわる課題を通して実践的に身につける。

学外活動

学協会活動

  • 日本観光研究学会, 1996年10月
  • 日本造園学会, 1994年09月