K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

圓山 王国
観光まちづくり学部 観光まちづくり学科
助手
Last Updated :2024/08/03

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    圓山 王国, マルヤマ オウコク

所属・職名

  • 観光まちづくり学部 観光まちづくり学科, 助手

学位

  • 2018年03月22日, 修士(工学), 東京大学, 工学関係, 修工第32494号, 東京都区部の商業・業務系市街地における業種構成と土地利用の変容

本学就任年月日

  • 2023年04月01日

研究分野

  • 多文化共生のまちづくり, 団地, コミュニティ, 都市計画, 多文化共生

研究活動

論文

  • UR川口芝園団地の現状-接点づくりから広がるまちづくり-, 圓山 王国, 住宅, 73, 5, 26, 32, 2024年05月20日, 日本住宅協会
  • 多文化の住民が「ともに安心して暮らす」ための支援 : UR川口芝園団地における実践と考察, 圓山 王国, 住宅, 69, 5, 71, 78, 2020年05月20日, 日本住宅協会
  • 転換期にある繊維問屋街の空間変容と再生の取り組みに関する研究, 圓山 王国;真鍋 陸太郎;村山 顕人;大方 潤一郎, 都市計画論文集, 52, 2, 161, 168, 2017年10月25日, 公益社団法人 日本都市計画学会, 本研究は転換期にある繊維問屋街について、空間変容と再生の取り組み、それらの関係を明らかにすることを目的とする。東京東神田・馬喰町地区では空き物件を利用したアートイベント「CET」の取り組み、名古屋錦二丁目地区では産官学民連携のまちづくりやリノベーション事業の展開など、近年、大規模再開発に依らない地区再生の取り組みが注目されてきた。いずれの地区においても、1990年代後半から2000年代前半にかけて、非住宅系用途の建物を中心とする建替えの停滞や空き地の増加など地区の空洞化が見られ、その時期から地区再生の取り組みが開始された。東神田・馬喰町地区のCET の取り組みは、集合住宅の活発な供給やリノベーションの展開などを経て2010 年に終了した。錦二丁目地区の取り組みは、空き地の更なる増加が見られる中で公共空間や空地を活用した活動へ展開されるようになってきた。

Misc

  • 対話型グループワーク運営のオンライン化の試み, 似内遼一, 圓山王国, 社会教育, 78, 5, 23, 28, 2023年05月, 日本青年館

著書等出版物

  • 市民がまちを育む : 現場に学ぶ「住まいまちづくり」, 大月敏雄, ハウジングアンドコミュニティ財団 編著 板垣勝彦, 椎原晶子, 渡邉義孝, 松本昭 著, 建築資料研究社, 2022年09月30日
  • 都心周縁コミュニティの再生術 : 既成市街地への臨床学的アプローチ, 日本建築学会編, 学芸出版社, 2021年12月10日, 山村崇、村山顕人、益尾孝祐、市古太郎、坂井遼、中島弘貴、福岡孝則、藤井正男、藤賀雅人、圓山王国、森重幸子,  本書では、大都市の都心周縁部にあって停滞・空洞化する地域を「インナーコミュニティ」と呼び、その再生事例を取り上げている。建物のリノベーション、小さな単位での建物の共同化、オープンスペースの創造と活用など、インナーコミュニティの弱みを強みに変える新しいアプローチを通した地域再生の事例について、事例分析と理論的考察を行い、そのアプローチの一般化とそれを支援する手法や制度の検討を試みている。
  • はじめませんか!もうひとつの住まい方‐時代を先取りした100の事例集‐, 浅黄美彦, 五十嵐敦子, 井上文, 井上亮子, 梅本舞子, 浦田慶信, 江国智洋, 狩野三枝, 小林秀樹, 坂元良江, 佐々木貴子, 佐々木美貴, 椎原晶子, 関真弓, 園原カズヨ, 辻利夫, 露木尚文, 中林由行, 二木憲一, 西木實, 橋本真一, 長谷公人, 古居みつ子, 本間充一, 圓山王国, 宮前眞理子, 向平羑, 村島正彦, 村林正次, 森永良丙, プラチナ出版, 2021年10月09日

講演・発表

  • 芝園かけはしプロジェクトの組織について, 圓山王国, 地域課題を地域で解決するための勉強会, 2023年11月30日, 埼玉県吉川市
  • 芝園団地における多文化共生のまちづくり-地域と学生の連携による取り組み-, 圓山王国, 川口市協働推進委員会, 2022年07月06日, 埼玉県川口市
  • 芝園団地と霧が丘団地を比べてみて:似ているところ、違うところ, 圓山王国, かながわNPOセッション「となり近所の多文化共生」, 2022年03月19日, かながわ国際交流財団
  • 生活者・住宅地レベルでできること、できないこと, 圓山王国, シンポジウム:生活者の視点から考える「多文化共生」, 2022年03月10日, 日本建築学会関東支部住宅問題専門研究委員会
  • 自立支援と共生の住まい 事例報告:芝園団地の現状, 圓山王国, もうひとつの住まい方 100の事例集発行記念フォーラム, 2021年10月09日, AHLA もうひとつの住まい方推進協議会
  • 芝園団地における多文化共生のまちづくり-地域と学生の連携による取り組み-, 圓山王国, 埼玉県立大学 2021年度 地域包括ケア推進セミナー 「地域の社会資源を知ろう(第9回)」, 2021年08月27日, 埼玉県立大学
  • 包摂・統合・共生の概念整理と川口芝園団地における共生に向けた取組みについて, 圓山王国, グローバル化する地域社会におけるまちづくりに関する研究会, 2021年08月25日, 日本都市センター
  • 芝園団地における学生ボランティア団体「芝園かけはしプロジェクト」の活動事例, 圓山王国, 「教員のためのSDGs研修」国内視察研修, 2021年08月16日, JICA
  • 「集住」型多文化共生事例-芝園団地の事例から-, 圓山王国, 外国人「非集住地域」における多文化共生研究成果報告会, 2021年03月19日, 埼玉県横瀬町
  • コロナ禍における芝園かけはしプロジェクトの取り組み, 圓山王国, 国際交流基金地球市民賞プレイベント「コロナ時代の地域の国際文化交流‐国際交流基金地球市民賞のこれまでの受賞団体とともに考える‐」, 2020年08月06日, 国際交流基金
  • UR川口芝園団地における多文化共生のまちづくり, 圓山王国, 比較住宅都市研究会, 2020年01月24日, 比較住宅都市研究会
  • 東京大都市圏の外国人集住団地における多文化共生の地域づくり‐UR川口芝園団地における取り組みを中心に‐, 圓山王国, 第14回もうひとつの住まい方推進フォーラム2019 「住まい方から考える多文化・多世代共生を一歩まえに」, 2019年11月19日, AHLA もうひとつの住まい方推進協議会

創作・作品

  • 芝園団地のみんなの生活のヒント, 芝園かけはしプロジェクト, 2020年04月01日, 芝園団地のすべての住民に向けた生活案内パンフレット

競争的資金

  • 23K22937, 歴史文化遺産の保存と活用に資するイコモス「遺産影響評価」の拡張と実装に関する研究, わが国における歴史文化遺産の保存活用の対象・方法の拡張、社会環境変化及び気候変動を踏まえると、歴史文化遺産及び周辺環境への多様な影響を事前に特定・評価し、負の影響の緩和へ結びつけていく仕組みが不可欠である。;本研究は、イコモス「遺産影響評価」よりも広い歴史文化遺産及び周辺環境を対象とした「拡張型遺産影響評価」の方法と実装の理論的構築を目指して、①歴史文化遺産及び周辺環境への「影響」の多面的・包括的把握、②国内外の「遺産影響評価」導入・運用の実態と課題の整理、③現行制度を踏まえた「拡張型遺産影響評価」の方法と実装へ向けた検討、④「拡張型遺産影響評価」の計画制度への実装のための実践的検討を行う。
  • JP23K22937, 歴史文化遺産の保存と活用に資するイコモス「遺産影響評価」の拡張と実装に関する研究, わが国における歴史文化遺産の保存活用の対象・方法の拡張、社会環境変化及び気候変動を踏まえると、歴史文化遺産及び周辺環境への多様な影響を事前に特定・評価し、負の影響の緩和へ結びつけていく仕組みが不可欠である。;本研究は、イコモス「遺産影響評価」よりも広い歴史文化遺産及び周辺環境を対象とした「拡張型遺産影響評価」の方法と実装の理論的構築を目指して、①歴史文化遺産及び周辺環境への「影響」の多面的・包括的把握、②国内外の「遺産影響評価」導入・運用の実態と課題の整理、③現行制度を踏まえた「拡張型遺産影響評価」の方法と実装へ向けた検討、④「拡張型遺産影響評価」の計画制度への実装のための実践的検討を行う。;本研究は、歴史文化遺産をめぐる保全概念の発展と「遺産影響評価Heritage Impact Assessment」に関する課題、および我が国における歴史文化遺産に包含される対象と保存・活用の方法の広がりを背景とし、歴史文化遺産とその周辺環境への多様な影響を事前に特定・評価し、負の影響の緩和へ結びつけていく仕組みとして、拡張型の「遺産影響評価」の方法と実装の理論構築を目指すものである。そのため、①わが国の歴史文化遺産とその周辺環境の保存・活用の現場で生じうる「影響」を多面的・包括的に把握すること、②国内外での「遺産影響評価」の導入・運用の実態と課題を明らかにすること、③わが国の現行制度を踏まえた「拡張型遺産影響評価」の方法と実装へ向けた検討を行うこと、④「拡張型遺産影響評価」の計画制度への実装のための実践的な検討を行うこと、を目的としている。;2023年度は研究メンバー各々が関わる地域や専門領域において研究活動を進め、①②③について並行して進捗を得た。①については、歴史文化遺産とその周辺環境の保存・活用に関し、地域コミュニティの取組みや地域コミュニティへの影響について研究成果の発表等を行っている。②についてはネパールとブータンで開催された世界遺産に関する国際専門家会議やワークショップへの参加および国内での世界遺産に関する研究会への参加を通し、国内外におけるHIAへの取組み状況について把握した。③については、日本の自治体における歴史文化遺産の保存・活用に関わるさまざま法制度の運用状況等を把握するための研究調査を進めた。;メンバー各々が自身の専門領域から研究を進めているが、2024年3月に刊行された『観光まちづくりの展望』には複数の研究メンバーが関連する論稿をおさめることができた。;2024年度も引き続き、国内外の文化遺産サイトや地域における歴史文化遺産とその周辺環境の保存・活用について多様な観点から実態把握のための調査を進める。加えて、最終年度に向け、個別事例を総合的に検討し、理論構築に向けた議論へと発展させる。

学外活動

学協会活動

  • 日本建築学会, 2019年04月01日
  • 日本都市計画学会, 2016年04月01日

学外委員等活動

  • 2019年04月01日, 日本建築学会, 住宅問題専門研究委員会

社会貢献活動

  • UR川口芝園団地におけるまちづくり支援(芝園かけはしプロジェクト), 2015年02月14日
  • 埼玉県吉川市 地域課題を地域で解決するための勉強会 多文化共生班, 2020年04月01日