K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

劉 銘
観光まちづくり学部 観光まちづくり学科
助手
Last Updated :2022/05/14

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    劉 銘, リュウ メイ

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所属・職名

  • 観光まちづくり学部 観光まちづくり学科, 助手

学位

  • 2014年07月01日, 学士(工学), 北京林業大学, 工学関係, 100221201405002320, 国際園芸博覧会園地の可持続的利用研究
  • 2016年06月30日, 修士(専業), 北京林業大学, 工学関係, 100221201602000833, 四川地区山地地域性景観設計初探
  • 2020年03月23日, 博士(農学), 東京大学, 農学関係, 博農第4641号, 日本庭園の特質認識と現代ランドスケープへの影響に関する研究

本学就任年月日

  • 2022年04月01日

研究分野

  • 観光まちづくり
  • 公園緑地
  • 風景計画
  • 造園計画
  • ランドスケープ

研究活動

Misc

  • 口コミの言語解析からみた日本人と外国人の浜離宮恩賜庭園に対する観光体験の相違, 安原 有紗; 劉 銘, 環境情報科学論文集, ceis35, 227, 232, 2021年11月30日, 一般社団法人 環境情報科学センター, 本研究では,旅行口コミサイト「tripadviser」に投稿された浜離宮恩賜庭園に対する日本語および英語の口コミに対するテキストマイニングを通して,日本人と外国人の訪問体験の共通点, 相違点,評価傾向を明らかにした。その結果,日本人は庭園内の植物や周辺都市に関する固有の名称の記述が多い一方で,外国人は庭園の感じ方に関する形容詞表現が豊かであった。共起関係の分析から,日本人と外国人ともに庭園ボランティアガイドを高く評価しているといった共通点,日本人は外国人観光客の多さが記憶に残り,外国人は日本人以上に当該庭園固有の歴史性に関心を有した可能性があるといった相違点が明らかとなった。
  • 現代ランドスケープにおける"日本庭園らしさ"に関する考察—Consideration on the characteristics of Japanese garden in the modern landscape of Japan—特集 世界のまなざしを風景・地域づくりに活かす, 84, 4, 354, 357, 2021年01月
  • 海外の日本庭園に対する違和感にみる日本庭園らしさの認識構造, 劉 銘; 下村 彰男; 中村 和彦; 山本 清龍, 環境情報科学論文集, ceis33, 19, 24, 2019年11月25日, 一般社団法人 環境情報科学センター, 本研究では,海外に整備された日本庭園に対して日本人が抱く違和感の分析を通して,その違和感の要因と「日本庭園らしさ」の認識構造について考察した。その結果,単体要素の素材感や形状が日本庭園らしさの認識に重要であることが明らかになった。コレスポンデンス分析の結果からは,日本庭園らしさの認識の着目点として,《自然物・人工物》《景観特徴・要素特徴》《境界部の明瞭―不明瞭》の3点が見出された。日本庭園の認識に際しては,主要な要素が目につき易く,その形態の伝統性や奥行き,隣接要素との納まりが重要である一方で、色彩やテクスチャーなどの景観要素の周辺とのコントラストにも留意が必要であることが考察された。

受賞

  • 2020年06月, 一般社団法人環境情報科学センター, 学術論文奨励賞, 「海外の日本庭園に対する違和感にみる日本庭園らしさの認識構造」

競争的資金

  • 22H01667, 歴史文化遺産の保存と活用に資するイコモス「遺産影響評価」の拡張と実装に関する研究, わが国における歴史文化遺産の保存と活用の対象・方法の拡張、社会環境変化及び気候変動を踏まえると、歴史文化遺産及び周辺環境への多様な影響を事前に特定・評価し、負の影響の緩和へ結びつけていく仕組みが不可欠である。;本研究は、イコモス「遺産影響評価」よりも広い歴史文化遺産及び周辺環境を対象とした「拡張型遺産影響評価」の方法と実装の理論的構築を目指して、①歴史文化遺産及び周辺環境への「影響」の多面的・包括的把握、②国内外の「遺産影響評価」導入・運用の実態と課題の整理、③現行制度を踏まえた「拡張型遺産影響評価」の方法と実装へ向けた検討、④「拡張型遺産影響評価」の計画制度への実装のための実践的検討を行う。