K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

平藤 喜久子
神道文化学部 神道文化学科
教授
Last Updated :2024/04/19

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    平藤 喜久子, ヒラフジ キクコ

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所属・職名

  • 神道文化学部 神道文化学科, 教授

学位

  • 2003年03月, 博士(日本語日本文学), 学習院大学, 甲第117号

本学就任年月日

  • 2005年04月01日

研究分野

  • 神話学 宗教学 宗教史

研究活動

論文

  • 「戦間期の神々―多神教の諸相」, 平藤喜久子, 『宗教研究』, 97, 407, 251, 273, 2023年09月08日, 日本宗教学会, 「多神教」という語は、明治期に登場する。多くの神を信じる宗教という字義通りの意味で使用されることもあるが、宗教進化論を背景に一神教と対比され、より進化の程度が低く、遅れた宗教というイメージも持つことになる。するととくに神道家を中心に神道を多神教と分類することに異議も唱えられるようになった。 本稿では、戦間期である一九二七年に発表された泉鏡花の戯曲「多神教」が、こうした多神教コンプレックスを前提とした作品であることを指摘し、その上で戦間期が、多神教のイメージの転換期であることを論じた。その転換とは、多神教を進化論の枠組みから解放し、多神教である神道の発展性を強調するものであった。この言説は、ファシズム期の植民地支配において、多神教国日本が一神教よりも支配において優位であると論じる主張と共鳴することになった。
  • 比較神話学から読む『遠野物語』, 平藤喜久子, 『現代思想』, 50巻, 8号, 146, 154, 2022年06月24日, 青土社
  • 「初期ジャパノロジストと日本書紀の翻訳」, 平藤喜久子, 山下久夫、斎藤英喜編『日本書紀1300年史を問う』, 339, 362, 2020年06月, 思文閣, 日本書紀の外国語への翻訳は、明治期に集中して行われた。フランス語に訳したレオン・ド・ロニ、英語に訳したW・G・アストン、ドイツ語に訳したカール・フローレンツ。彼ら初期ジャパノロジストたちが、日本書紀をどうとらえ、どのような手法で翻訳したのかを論じた。
  • 神話学と大嘗祭―神話儀礼論の系譜―, 平藤喜久子, 『神道宗教』, 254・255号, p.319, p.348, 2019年07月25日, 神道宗教学会
  • ”史”から”話”へ―日本神話学の夜明け, アジア遊学, 217, 2018年03月01日, 勉誠社
  • しあわせの神話学, 櫻井義秀編『しあわせの宗教学』, 2018年01月01日, 法蔵館
  • アニミズム, 月本昭男編『宗教の誕生』, 2017年08月01日, 山川出版社
  • ”Translation Issues in Kojiki: God, Deity, or Spirit?”, Marcin Lisiecki, Louise S. Milne, and Nataliya Yanchevskaya, ed.,Power and Speech: Mythology of the Social and the Sacred, , 2017年01月01日, EIKON
  • 「宗像三女神と住吉三神―比較神話学的視点から―」, 『悠久』, 第144号, 2016年03月01日, おうふう
  • 「海外における日本神話研究―ファシズム期の視点から―」, 國學院大學研究開発推進センター編、阪本是丸責任編集『昭和前期の神道と社会』, 2016年02月01日, 弘文堂
  • Translation Issues in Kojiki: God, Deity, or Spirit?, Power and Speech: Mythology of the Social and the Sacred , 2016年01月01日, EIKON
  • 井上順孝編『21世紀の宗教研究:脳科学・進化生物学と宗教学の接点』, 平藤 喜久子, 宗教と社会, 22, 0, 154, 154, 2016年, 「宗教と社会」学会
  • 「神と出会う・神を描く―ポップカルチャーにみる伝統と現代―」, 『國學院大學雑誌』, 第116巻11号, 142, 154, 2015年11月01日, 國學院大學
  • 「近代植民地主義と『古事記』研究の闇」, 『古代史研究の最前線 古事記』, 2015年05月01日, 洋泉社
  • ポップカルチャーにみる日本人と神―稲荷信仰を手がかりに―, 『朱』, 58号, 2015年03月01日, 伏見稲荷大社社務所
  • 多言語化される古事記, 古事記學, 第1号, 2015年02月28日, 國學院大學研究開発推進機構
  • “Deities in Japanese popular culture”, Sources of Mythology, 71, 80, 2014年06月01日, LIT Verlag
  • Kazuo MATSUMURA, Mythical Thinkings: What Can We Learn from Comparative Mythology?, Countershock Press, 2014, 294 pp., $15.08, 平藤 喜久子, 宗教研究, 88, 3, 823, 827, 2014年, 日本宗教学会
  • 「外国人が見た古事記―130年目の古事記―」, 『國學院大學研究開発推進機構紀要』, 第5号, 92, 78, 2013年03月31日, 國學院大學研究開発推進機構
  • 「岡正雄を読み直す―現代の神話学から―」, 『日本民族学の戦前と戦後』, 211, 224, 2013年03月31日, 東京堂出版
  • Colonial Empire and Mythology Studies: Research on Japanese Myth in the Early Shōwa Period , Kami Ways in Nationalist Territory Shinto Studies in Prewar Japan and the West, 75, 107, 2013年03月01日, Verlag der Österreichischen Akademie der Wissenschaften
  • 幡鎌一弘編, 『語られた教祖-近世・近現代の信仰史-』, 法藏館, 2012年3月刊, A5判, 288頁, 5,250円, 平藤 喜久子, 宗教と社会, 19, 0, 2013年, 「宗教と社会」学会
  • 「植民地帝国日本の神話学 昭和前期の日本神話研究を中心に」, 竹沢尚一郎編『宗教とファシズム』, 2010年06月30日, 水声社
  • “A New Perspective on Japanese Myth Education”, 『國學院大學研究開発推進機構紀要』, 第2号, 2010年03月01日, 國學院大學研究開発推進機構
  • 発題2.宗教文化教育の資源としての神話(教育資源としての<宗教文化>-宗教文化教育はどんな学問領域に関わるか?-,テーマセッション3,2009年度学術大会・テーマセッション記録), 平藤 喜久子, 宗教と社会, 16, 0, 268, 273, 2010年, 「宗教と社会」学会
  • 「初期ジャパノロジストたちと神話学」, 『東アジアの古代文化』, 137号, 2009年01月01日, 大和書房
  • 「植民地・朝鮮と日本の比較神話学─三品彰英の朝鮮研究─」, 『東アジアの古代文化』, 135号, 2008年05月01日, 大和書房
  • 「グローバル化社会とハイパー神話―コンピュータRPGによる神話の解体と再生」, 松村一男、山中弘編『神話と現代』, 2007年12月01日, リトン
  • 「ロールプレイングゲームの中の神話学」, 『宗教と現代がわかる本』, 168, 171, 2007年03月01日, 平凡社, ファイナルファンタジーをはじめとする人気のロールプレイングゲームには、神々が登場したり、神話の用語が使われたりする例が少なくない。本稿ではその現状を紹介し、ゲームが学生の神話に対する知識にどう影響を及ぼしているのかを分析し、今の神話学が抱える課題について論じた。
  • 일본신화학과 엘리아데 , 일본신화학과 엘리아데 , 2007年03月01日, The Korea Institute for Religion and Culture
  • 「国外における神道研究の現状と神道文献の国際的研究」, 『神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成 研究報告3』, 69, 112, 2007年01月15日, 文部科学省21世紀COEプログラム國學院大學「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」, ノルマン・ヘイヴンズ, COEプログラムの事業として開催された神道・日本文化研究国際シンポジウムの成果を中心としながら、海外における神道研究の歴史と現状や神道文献、神道用語の翻訳の歴史と問題点等について論じた。
  • Study of Japanese Mythology and Nationalism, 『日本文化と神道』第3号(國學院大學21世紀COEプログラム「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」成果論文集), 525, 532, 2006年12月01日, 國學院大學21世紀COEプログラム研究センター, 日本の神話学と民族主義、ナショナリズムとの関係について、明治期に活躍した高山樗牛の論文とその影響に注目しながら論じた。
  • 「現代日本における神話-現代宗教論との関わりから-」, 『日本文化と神道』第3号(國學院大學21世紀COEプログラム「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」成果論文集), 185, 196, 2006年12月01日, 國學院大學21世紀COEプログラム研究センター, 現代の日本において神話は、文化資源としてコンピュータ・ゲームなどさまざまなメディアに利用されている。本稿ではその現状を踏まえ、学生に対するアンケート調査などの結果を紹介しつつ、神話を利用したコンピュータ・ゲームを経験した学生がどの程度いるのか、またそうしたゲームにおいて神話がどのように利用されているのかについて考察し、現代社会における神話利用の現状について分析を試みた。
  • 「レオン・ド・ロニと日本神話」, 『学習院大学国語国文学会誌』, 第49号, 34, 46, 2006年03月01日, 学習院大学国語国文学会, フランス人の日本学者レオン・ド・ロニ(1837~1914)の古事記、日本書紀のフランス語訳を紹介し、彼の日本神話研究について、同時代に活躍したチェンバレンらと比較した場合の特徴や国学との関係などの点について論じた。
  • レオン・ド・ロニと日本神話, 平藤 喜久子, 学習院大学国語国文学会誌, 49, 34, 46, 2006年03月, 学習院大学
  • 「古事記・日本書紀の神話学的研究の現在―最近の傾向と課題」, 『國文學』, 118, 124, 2006年01月01日, 學燈社, 古事記、日本書紀の神話学的研究について、1995年から2005年までの10年間の動向を確認し、今後の神話学に課された課題について論じた。
  • 「神話学発生への道程―明治三二年はどのようにして迎えられたか」, 吉田敦彦監修『比較神話学の鳥瞰図』, 429, 451, 2005年12月01日, 日本の神話学は、明治32年の「スサノヲ論争」を機に発生したと言われている。本論文では、この明治32年にいたるまでの間に、日本にどのような形でヨーロッパの神話学が紹介されていたのか、またスサノヲ論争を引き起こした高山樗牛が、どのような意図で神話研究を行ったのかについて論じた。
  • 「日本における神話学の発生と高山樗牛-日本主義との関わりを中心に」, 『國學院大學紀要』, 第43巻, 141, 156, 2005年02月01日, 國學院大學, 1899年、高山樗牛は日本神話とヴェーダ神話が同一系統の神話である可能性を指摘し、またスサノヲを「嵐の神」と解釈する説を提示した。この説の是非をめぐってその後姉崎正治と高木敏雄の間で論争が起こり、スサノヲの神格理解や日本神話の研究方法のあり方を巡って広く議論がなされ、神話学は大きく展開した。この経緯から樗牛は日本の神話学の開拓者と位置づけられた。本稿では日本の神話学史における樗牛へのこうした評価を踏まえ、ではなぜ樗牛がこの時期に神話研究を行ったのかという問題を彼の日本主義思想との関連から論じた。
  • 「フランスにおける日本神話研究事始め」, 『日本文化と神道』第1号(國學院大學21世紀COEプログラム「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」成果論文集), 179, 196, 2005年02月01日, 國學院大學21世紀COEプログラム研究センター, フランスの日本神話研究の歴史を草創期から現代まで概観し、その上でフランスにおける最初の日本書紀のフランス語訳であるレオン・ド・ロニの“Kamiyo-no-maki”を紹介した。
  • 「ネットを利用した『神道事典』英訳支援システムの構築と運用」, 『國學院大學21世紀COEプログラム「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」研究報告書』, 239, 251, 2003年12月01日, 國學院大學21世紀COEプログラム研究センター, 黒崎浩行、遠藤潤、吉永敦征, 黒崎浩行、遠藤潤、吉永敦征と共著。本論文では、21世紀COEプログラムのプロジェクトとして行っている『神道事典』英訳に関して、フリガナリストについて執筆を担当した。フリガナリストとは、翻訳者が翻訳をスムーズに行えるように地名や人名、特殊な学術用語などにあらかじめフリガナをふり、ネット上で公開しているものである。この支援システムをどのように構築し、運用しているか、問題点はどこにあるかといった点を論じた。
  • 「アマハゲ-山形県遊佐町の正月行事」, 平成9~12年度科学研究費基盤研究A1研究成果報告書『現代日本の宗教事情と東アジア社会』, 228, 237, 2003年10月01日, 秋田県と隣接する山形県遊佐町の女鹿、滝ノ浦、鳥崎という三つの地域で行われている「アマハゲ」と呼ばれる正月行事を2000年、2001年に調査し、その内容をまとめた。この三地区は、日本海側に面して隣接しているが、アマハゲの内容は地区ごとにかなり異なっている。本稿では、アマハゲの形状や人数、音の出し方といった外形的なものだけではなく、アマハゲと家長との関係や、家内の不幸とアマハゲへの参加の可否との関わりなどについても地域差を明らかにし、現代のアマハゲの実態を報告した。
  • 博士学位論文「日本神話とインド・ヨーロッパ神話の比較研究」, 2003年03月01日, 学習院大学, 本論文は、印欧比較神話学者であるジョルジュ・デュメジルの構造論的な分析視点を採り入れた日本神話の比較研究の有効性を検証し、その適用のあり方と適用範囲の拡大の可能性について論じることを主たる目的としている。論文の構成は以下のとおりである。 第一章 日本神話についての比較神話学的研究の歴史 第二章 日本神話の構造論的研究ーデュメジル神話学と日本神話研究 第三章 日本神話における神々の分類と三機能体系 第四章 人代における三機能体系 以上の分析により、本論文では、デュメジルの三機能説の日本神話への適用のあり方について、そのまま日本神話に適用するのではなく、部分的な修正をほどこしながら、援用するというもう一つの方向性を示し、さらにいわゆる「日本神話」には含まれないような歴史的伝承や歴史的人物にも、その分析視点が有効である可能性を示すことができたと考えている。
  • 「海辺の協力者たち」, 篠田知和基編『神話・象徴・文学2』, 55, 69, 2002年09月01日, 楽浪書院, 本稿では、国譲り神話で天からの使いを御大の前で迎えたコトシロヌシ、ホヲリがワタツミの宮へ行くのを助けるシホツチ、神武東征のとき、速吸之門で神武天皇を出迎えた珍彦(=サヲネツヒコ)、そして仲哀天皇を周芳の沙麼の浦で迎えた熊鰐といった海辺に登場する天孫(天皇)の協力者たちを取り上げ、その性格を分析した。その際、西洋古典学者であるMarcel Detienneによるギリシア神話の「海の老人」と称される神々の研究成果を参考にし、日本神話とギリシア神話の海辺に出現する神々を王権との関わりに注目しながらを比較対照させた。その結果、日本神話における海の老人たちと支配者たちとの協力関係は、支配圏を確立させるために必須であり、また海の老人たちもそのことに積極的であるという点で、注目すべき特徴を示すという点を析出することができた。
  • 「明治期の比較神話学-スサノヲ論争をめぐって」, 『宗教研究』, 330号, 75, 98, 2001年12月01日, 日本宗教学会, 明治三二年から三三年にかけて高山樗牛、姉崎正治、高木敏雄の間でかわされたスサノヲ論争は、日本神話の比較神話学的研究の嚆矢となった論争である。本稿では、この論争の経緯を詳細に追い、当時のヨーロッパにおける比較神話学の状況と日本の神話学の関係を考察した。その結果、この論争は、マックス・ミュラーに代表される自然神話学派の影響を受けた高山、高木に対し、アンドリュー・ラングら、人類学派の影響を受けた姉崎が反論をするという形で展開されており、19世紀末のヨーロッパにおける比較神話学が、日本の神話学の萌芽期にきわめて強い影響を及ぼしていたことがわかった。さらに論争のその後の展開を追っていくと、ヨーロッパの自然神話学派が凋落の一途を辿った一方で、日本では、論争を通して日本神話に即した自然神話学的研究のあり方が論じられたことにより、ヨーロッパとは別の自然神話学的解釈というものが生れ、現在の神話研究の中にもその成果が継承されていることが明らかになった。
  • 「支配圏の拡大と小主権神-神功皇后と建内宿禰」, 『フランス語フランス文学研究』, 第5号, 72, 78, 2001年01月01日, 名古屋仏文学会, 古事記や日本書紀をみてみると、仲哀天皇の后であった神功皇后は、天皇の死後、常に重臣である建内宿禰と協力し、治世を行っていた。本稿では、この両者の協力関係を、日本神話の最高神アマテラスとその傍らでともに統治をするタカミムスヒの関係と比較し、分析した。その際、インド神話の主権神で、すでにアマテラスとの類似性が指摘されているミトラと、同じくタカミムスヒと共通点を有するとされているアリアマンとの関係を参考にした。その結果、両者の間には、ミトラ的な最高権力者が、アリアマンのような、すなわち婚姻や、交通の安全、共同体祭祀、贈与などを管掌する神(人)と協力して支配圏を拡大させ、安定させるという共通点があることがわかった。このように神話と伝説の間に、共通の支配構造が見いだせるということは、神話と伝説の関係を考える上で、今後一つの手がかりになるだろうと考えている。
  • 「天神・国神の分類と国譲り神話」(下), 『神道宗教』, 第179号, 2000年07月01日, 神道宗教学会, 日本神話の神々は、主に天神と国神に二分されている。本稿では、この神々の分類が、どのような論理によって為されているのかを、比較神話学の方法を援用し、ゲルマン神話をはじめとする印欧語族の神話との構造比較を行いながら分析した。その結果、日本神話の神々は、その管掌する機能に従い、次のような分類論理に従っていることがわかった。 天神=主権、祭祀、戦いを司る神々 国神=豊穣、医療、多産など広く豊饒性を司る神々 また、こうした神界は、印欧語族の神界と共通の構造を持つものであるが、しかし日本神話の場合は、神々の分類や、個々の神の機能が段階的に明確化していくという点で異なっている。こうした神々の分類、機能の「段階的な明確化」という点を、印欧語族の神話と比較した際の日本神話の特徴として指摘した。
  • 「天神・国神の分類と国譲り神話」(上), 『神道宗教』, 第177号, 2000年03月01日, 神道宗教学会, 日本神話の神々は、主に天神と国神に二分されている。本稿では、この神々の分類が、どのような論理によって為されているのかを、比較神話学の方法を援用し、ゲルマン神話をはじめとする印欧語族の神話との構造比較を行いながら分析した。その結果、日本神話の神々は、その管掌する機能に従い、次のような分類論理に従っていることがわかった。 天神=主権、祭祀、戦いを司る神々 国神=豊穣、医療、多産など広く豊饒性を司る神々 また、こうした神界は、印欧語族の神界と共通の構造を持つものであるが、しかし日本神話の場合は、神々の分類や、個々の神の機能が段階的に明確化していくという点で異なっている。こうした神々の分類、機能の「段階的な明確化」という点を、印欧語族の神話と比較した際の日本神話の特徴として指摘した。
  • 「アマテラスの高天原支配とオホクニヌシの国作り」, 『東アジアの古代文化』, 第101号, 146, 163, 1999年10月01日, 大和書房, 日本神話における支配の構造を考察していく手がかりとして、高天原のアマテラスと葦原中国のオホクニヌシの支配のあり方を分析した。その際に注目したのは、両者の協力者との関係である。アマテラスはタカミムスヒ、カムムスヒという協力者と連携して統治を行い、オホクニヌシは、スクナビコナとオホモノヌシという協力者と国作りを行う。この協力関係を分析すると、高天原と葦原中国は、統治者が生産と政治的な支配という二つの分野に協力者を持つという点で、対応した支配構造を有することがわかる。また同じ分野で協力するカムムスヒとスクナビコナ(生産の分野)、タカミムスヒとオホモノヌシ(政治的な支配の分野)の関係をみてみると、カムムスヒはスクナビコナの、タカミムスヒはオホモノヌシノの親(義理)であるとされていた。このこととオホクニヌシの国作りがカムムスヒの命であったことを考え併せると、葦原中国の支配構造は、高天原のそれが投影されて成立したものであると考えられる。
  • 「日本神話の戦士機能神たち-スサノヲ・タケミカヅチ・タケミナカタ」, 『学習院大学人文科学論集』, 第7号, 95, 113, 1998年09月01日, 学習院大学大学院人文科学研究科, 印欧比較神話学者のジョルジュ・デュメジルは、印欧神話の戦士神に、文明的で完璧な武器を駆使する戦士(インドラ型)と、野蛮で怪物的な腕力を持ち原始的な武器で戦う戦士(ビーマ型)との二つのタイプがあり、それらが相互補完的な関係にあることを明らかにした。この戦士の二類型を、日本神話の前半で活躍するスサノヲと後半部に登場するタケミカヅチ、タケミナカタという戦士神に適用した。その結果、剣の神で雷神でもあるタケミカヅチはインドラ型、タケミナカタは風神で、武器として巨大な石を使うためヴァーユ型。そしてスサノヲは、確かに野蛮であるが、時には剣を使う文化的戦士として振る舞うため、インドラ型とヴァーユ型の両面を併せ持つ神であるとわかった。つまり日本神話では前半部でスサノヲに統合されていた戦士機能の二面が、後半部ではタケミカヅチとタケミナカタの二神によって表されていると考えられるのである。
  • 「アマテラス・宗像三女神・神功皇后」, 『学習院大学国語国文学会誌』, 第41号, 1, 13, 1998年03月01日, 学習院大学国語国文学会, 日本神話の最高神であるアマテラス、そしてそのアマテラスとスサノヲによる誓約から誕生した宗像三女神、皇后でありながら支配者として振る舞い、伝説上のアマテラスとも言いうるような活躍をする神功皇后を取り上げ、デュメジルが分析した印欧語族の神話に登場する多機能的な女神と比較をしながら、彼の三機能(聖性、軍事、豊饒)説を援用して分析を試みた。その結果、すでにその多機能性が指摘されているアマテラスに加え、宗像三女神、神功皇后もまた、三つの機能すべてと結びついており、さらに水界との結びつきが強いという点でも共通していることがわかった。このことにより、神々の性質が歴史的人物の中に反映される可能性を示すことができた。
  • 修士論文「日本神話にみる三機能体系」, 1997年03月01日, 学習院大学, 日本神話の分析視点の一つとして、ジョルジュ・デュメジルが提示した三機能説を援用した比較神話学的研究がある。本論文は先学によるこうした研究を古事記、日本書紀を詳細に検討しながら検証することを目的としている。構成は次の通りである。 第1章 デュメジルの理論と日本の神話研究 第1節 三機能体系 第2節 日本神話と三機能体系 第2章 天津国津の分類論理 第1節 天津神と国津神 第2節 天津罪と国津罪 第3章 三主神に見る三機能体系 第1節 アマテラス 第2節 スサノヲ 第3節 オホクニヌシ 本論文の分析により、天つ神国つ神の分類が先験的なものではないこと、天つ罪と国つ罪の分類論理に三機能体系が反映していること、日本神話の三主神がそれぞれのしかたでもって三機能を体現する神々と関わっていることなどを明らかにすることができた。
  • 「国譲り神話にみる三機能体系」, 『学習院大学国語国文学会誌』, 第39号, 51, 60, 1996年03月01日, 学習院大学国語国文学会, 国譲り神話において、高天原から葦原中国に派遣される三神(アメノホヒ、アメワカヒコ、タケミカヅチ)とそれを葦原中国で迎える三神(コトシロヌシ、タケミナカタ、オホクニヌシ)の機能をデュメジルの三機能説を援用して分析した。その結果、高天原からの使者ではアメノホヒが聖性と関わる第一機能、アメワカヒコが豊穣と関わる第三機能、タケミカヅチが戦いに関わる第二機能を司る神であることがわかった。また葦原中国では、コトシロヌシが第一機能、タケミナカタが第二機能、オホクニヌシが第三機能を司る神である。このように、国譲り神話では高天原の神々と葦原中国の神々の機能が対称性を示していることがわかった。

Misc

  • 「日本神話」, voice style plus 神々の国、日本, 34, 49, 2009年10月14日, ヴォイス
  • 「Kazuo Matsumura, Mythical Thinkings: What Can We Learn from Comparative Mythology? 」, 『宗教研究』, 88巻3輯, 2014年12月01日
  • 「『神々の系譜 日本神話の謎』を読む」, 松前健『神々の系譜 日本神話の謎』, 2016年02月01日, 吉川弘文館

著書等出版物

  • 『〈聖なるもの〉を撮る 宗教学者と写真家による共創と対話』, 港千尋・平藤喜久子 編著, 山川出版社, 2023年08月15日
  • 『「神話」の歩き方』, 平藤喜久子, 集英社, 2022年07月26日
  • 『現代社会を宗教文化で読み解く 比較と歴史からの接近』, 平藤喜久子・櫻井義秀, ミネルヴァ書房, 2022年03月31日
  • 『神話でたどる日本の神々』, 平藤喜久子, 筑摩書房, 2021年11月08日
  • 『ファシズムと聖なるもの/古代的なるもの』, 平藤喜久子, 北海道大学出版会, 2020年04月28日
  • 『世界の神様解剖図鑑』, 平藤喜久子, エクスナレッジ, 2020年03月18日
  • 『いきもので読む、日本の神話 : 身近な動物から異形のものまで集う世界』, 平藤 喜久子, 東洋館出版社, 2019年07月27日
  • 『縁切り神社でスッキリ!しあわせ結び : 全国開運神社めぐり』, 上大岡トメ, ふくもの隊 著;平藤喜久子 監修;上大岡, トメ, 1965-;平藤, 喜久子, 1972-;ふくもの隊, WAVE出版, 2019年
  • 『日本の神様解剖図鑑』, エクスナレッジ, 2017年12月01日
  • 『日本の神様と楽しく生きる』, 平藤喜久子, 東邦出版, 2016年11月01日
  • 『神のかたち図鑑』, 平藤喜久子、松村一男, 白水社, 2016年11月01日
  • よくわかる宗教学, ミネルヴァ書房, 2015年03月01日
  • 神社ってどんなところ?, ちくま書店, 2015年02月01日
  • 『神の文化史事典』, 白水社, 2013年02月09日, 世の中にはさまざまな神さまがいる。その神さまの活躍が描かれているのが神話である。これらの物語には主人公だけでなく、かれらを支える脇役、主人公に敵対する悪役もいる。本書は世界中に伝わる神話や伝説、昔話に登場するこのような神々の属性や能力を一冊にまとめた日本でははじめての事典。わたしたちをとり巻く神々の力はじつに多彩で、人間の想像力の広がりが感じられる。 人間と同じような外見をした男神や女神、サイズが異なる巨人や小人。ジャッカル、カラス、鮭、ワニ、サソリなど、人間以外の姿をしている神。複数の動物の特徴を合わせた竜やドラゴン、人間と動物の特徴を合成した妖精や天使も登場する。さらに、虫、天体、雲、風、海、山、木、花、石なども特別な存在として語られる。 各項目では、神の名前の由来、属性と能力にかかわる概要をまとめ、神の特徴やタイプをまとめたキーワードを付した。恋や裏切り、美男や美女、俊足や靴屋、犬や鮭、母性や女装、復讐、不老不死、最初の人間、双子、泉、星座などの多様なキーワードから複数の神を調べることができる。巻末には、キーワード索引、地域別出典一覧、参考文献一覧が付く。
  • 『映画で学ぶ現代宗教』, 弘文堂, 2009年05月15日
  • 『すぐわかる日本の神社―『古事記』『日本書紀』で読み解く』, 東京書籍, 2008年12月01日, 島田 潔, 稲田 智宏
  • 『近代日本の宗教家101』, 新書館, 2007年04月05日, 近代日本の宗教家として、「今岡信一良」、「酒井勝軍」、「松村介石」の項目を担当した。
  • 『現代倫理学事典』, 弘文堂, 2006年12月01日, 編集協力、および以下の項目を担当した。「懺悔」、「献身」、「啓示」、「摂理」、「終末論」、「救い」、「誓い」、「カニバリズム」、「恩寵」、「礼拝」、「祈祷」、「トーテム」、「みそぎ」、「祈り」。
  • 『現代宗教事典』, 弘文堂, 2005年01月01日, 以下の項目を担当した。「悪魔」「天使」「コンピュータゲームと宗教」「神話」「トーテミズム」「トリックスター」「遠藤周作」「儀礼の過程」「古野清人」「姉崎正治」、コラム:「ハリー・ポッター」、コラム:「『指輪物語』」、コラム:「陰陽師ブーム」
  • 『神話学と日本の神々』, 弘文堂, 2004年03月01日, 本書は、G.デュメジルの神話研究の日本神話への適用をめぐる問題について論じている。この問題を論じるにあたって、日本の神話研究が欧米の神話学、宗教学の動向とどう関わってきたのか、という問題に取り組む必要があると考え、第一章においては、日本における神話研究の歴史について論じた。その上で第二章ではデュメジルの三機能説を中心とする神話理論と日本の神話研究についてまとめた。この二章を踏まえた上で、第三章ではデュメジルの神話理論を日本神話の天つ神、国つ神の分類論理に援用し、分析を試みた。第四章では、日本の歴史的伝承についてもデュメジルの理論が有効であるかを検証するため、神功皇后伝説について考察した。これらの考察を通し、デュメジルの神話学が、伝播論に基づく比較神話学のみならず、異なった地域の神話を対照させ、その特徴を浮かび上がらせるような研究にも有効であると結論づけた。
  • 吉田敦彦 編『世界の神話101』, 新書館, 2000年06月01日, 日本神話の章を担当し、記紀神話について以下の九つのテーマをもうけて概説を試みた。「国土創成と死の起源」、「天の石屋戸神話」、「オホゲツヒメ神話/ヲロチ退治」、「因幡の白兎」、「根の国訪問/国作り」、「アメワカヒコ神話」、「国譲り神話」、「天孫降臨」、「海幸彦と山幸彦-トヨタマビメの出産」。本章では、世界の神話の一つとして日本神話を位置づけるという立場に立ち、これまでの比較神話学的研究の成果を多く取り入れた解説を試みている。
  • 井上順孝監修『神社と神々』, 実業之日本社, 1999年04月01日, 本書では、「第4章 神々の役割」を担当し、古事記の神話を中心にし日本神話を紹介している。解説に際しては、とくに日本神話と民間信仰との関わりや、神社の起源との関係に重点を置いている。また、風土記や日本書紀の中で、日本神話を知る上で肝要と思われる神話や伝説については、コラムという形で取り上げ、解説を行っている。

講演・発表

  • 「植民地主義と日本神話」, 平藤喜久子, 国際シンポジウム「マヤ文明」と「日本神話」―近代知が紡ぐ地の「記憶」, 2019年11月, 科学研究費補助金(基盤研究C)「近代以降の「神話」概念の包括的再検討とその社会的意義の解明」(課題番号:18K00506)主催/神戸大学国際文化学研究推進センター共催, 日本:西宮市、白鹿記念酒造博物館 記念館会議室, 西洋知を近代知として受容した日本とメキシコという二つの国における、「『国』の記憶」を呼び起こす物語の意味を、メキシコ社会人類学高等研究院のホセ・ルイス・エスカロナ・ビクトリア教授とともに論じた。とくに日本における自国の神話の研究がどう植民地主義と関わってきたかに焦点を当てた。
  • ポップカルチャーにみる現代日本の宗教意識, 平藤喜久子, ワークショップ, 2019年02月12日, ボン大学, ボン、ドイツ
  • The Relationship in Japan between the Media and Young People's Perceptions of Religion, Kikuko Hirafuji, XIX ISA World Congress of Sociology, International Sociological Association, 2019年07月15日, International Sociological Association, Toronto, Canada
  • 神話と儀礼をめぐって, 平藤喜久子, International Workshop, 2018年09月20日, Edwin O. Reischauer Institute of Japanese Studies at Harvard University
  • 「図像にみる神意識―ポップカルチャーを手がかりに―」, 平藤喜久子, 奈良県立万葉文化館第6回主宰共同研究・神話の視覚化に関する比較文化的研究, 2019年03月16日, 奈良県立万葉文化館
  • ”Institute for Japanese Culture and Classics in Kokugakuin University”, Kikuko Hirafuji, MONUMENTA NIPPONICA, 80th Anniversary Symposium, 2019年10月06日, Sophia University
  • The beginning of comparative study between Japanese myth and Korean myth: in the case of Mishina Shoei, International Workshop, Perceptions of the Cultural Other Japanese Images of Korea and Korean Images of Japan, 2018年02月01日, The University of Tübingen
  • 歴史と神話の間で―安田靫彦の神話絵画―, 日本宗教学会第76回学術大会, 2017年09月01日, 東京大学
  • Shinto Culture in the Age of Globalization: Challenges to Conveying Concepts, European Association for Japanese Studies, 2017年08月01日, Universidade NOVA
  • Myth and History: Artists’ Encounter with Mythology in Wartime Japan, International Association for Comparative Mythology, 2017年06月01日, Edinburgh university
  • 神話とウェルビーイング, 日本宗教学会第75回学術大会, 2016年09月01日
  • Girls Meet Deities: Deities in Japanese Pop Culture, International Sociological Association,, 2016年07月01日, University of Vienna
  • 「ファシズム期と日本神話」パネルディスカッション「ファシズム期における古代理解」, 日本宗教学会第72回学術大会, 2013年09月08日, 國學院大學
  • Deities in Japanese popular culture, SEVENTH ANNUAL INTERNATIONAL CONFERENCE ON COMPARATIVE MYTHOLOGY, 2013年05月16日, INTERNATIONAL ASSOCIATION FOR COMPARATIVE MYTHOLOGY & EBERHARD KARLS UNIVERSITY, TÜBINGEN
  • 「記紀が描く罪と災害」パネルディスカッション「災害の語りの宗教学」, 日本宗教学会第71回学術大会, 2012年09月12日, 皇學館大学
  • 「岡正雄を読み直す―現代の神話学から―」, 「宗教と社会」学会第20回学術大会, 2012年06月16日, 長崎国際大学
  • 「神話学の研究史における岡正雄の位置の再検討」, 国際シンポジウム「岡正雄―日本民族学の草分け」, 2012年03月11日, 法政大学日本学研究所
  • 「宗教文化の授業とデジタル映像―その可能性と課題―」, 国際研究フォーラム, 2011年10月16日, 國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所,  日本社会が多文化化していくなかで、異文化を学ぶ必要性は認識され、国際理解教育という観点から教育法についてもさまざまな取り組みが行われている。他方、海外ではアニメや映画などの日本のコンテンツ力が注目され、主要な輸出産業となった。さらに観光立国という方向性が示されるなか、日本文化を学び、発信する力の醸成も注目されている。地域文化教育や世界遺産教育という文脈で日本の宗教文化が取り上げられることも増えてきたと感じている。しかし、大学の授業で日本人、外国人学生に日本の宗教や神話を教える授業を担当していて、とくに宗教文化に関する分野については、異文化(他文化)、日本文化(自文化)という区分はもはやないのではないかと感じることも多い。日本文化は他文化化しているということである。  そのため授業では、日本人向けであっても外国人向けであっても、視覚的に理解を助けるためのデジタル映像は、教材として欠かせない。本発表では、担当している授業から、以下の授業の事例を取り上げ、それぞれの授業でどのようにデジタル映像を使用しているか紹介し、その利便性と問題点について考えた。
  • What is Scientific Mythology?, Exploratory Seminar on Comparative Mythology, 2010年10月07日, Harvard Radcliffe Institute
  • 「日本神話学再考―ファシズム期を手がかりに―」パネルディスカッション「ファシズム期の宗教と宗教研究」, 日本宗教学会第69回学術大会, 2010年09月04日, 日本宗教学会
  • Mythology and Japan, presiding, XXth IAHR World Congress, held at Toronto University, 2010年08月20日, IAHR
  • 「神話学の「発生」をめぐって―学説史という神話―」, 早稲田大学高等研究所シンポジウム「近代学問の起源と編成」, 2010年03月01日, 早稲田大学高等研究所
  • 「19世紀神話学とチェンバレン」, 日本宗教学会第68回学術大会, 2009年09月13日, 日本宗教学会
  • Mythology and Japan, presiding, XXth IAHR World Congress, held at Toronto University, 2009年08月20日, IAHR
  • 「宗教文化教育の資源としての神話」テーマセッション「教育資源としての<宗教文化>――宗教文化教育はどんな学問領域に関わるか?」, 「宗教と社会」学会第17 回学術大会, 2009年06月07日, 「宗教と社会」学会
  • Myth education from new perspective in Japan, The 3rd International Conference on Comparative Mythology, 2009年05月24日, International Association for Comparative Mythology
  • 「インターネット上の宗教文化教育教材の現状と利用上の問題点」, 日本宗教学会第67回学術大会, 2008年09月01日, 日本宗教学会
  • (財)国際宗教研究所公開シンポジウム「宗教教育を宗教界はどうサポートできるのか」コメント, 2007年12月08日, (財)国際宗教研究所
  • The Study of Japanese Mythology in the Early Showa Period―Colonial Empire and Mythology―, Symposium , 2007年09月01日, Austrian Academy of Sciences Institute for the Cultural and Intellectual History of Asia
  • Study of Japanese Mythology and Nationalism, 2006年12月01日, France-Japan International Joint Seminar :Religion, Religious Studies and Nationalism in Contemporary Japan, フランスのEcole Pratique des Hautes Etudes en Sciences Socialesにおいて行われたFrance-Japan International Joint Seminar :Religion, Religious Studies and Nationalism in Contemporary Japanで、明治期における日本の神話学とナショナリズムとの関係について発表を行った。
  • 「現代日本と神話-現代宗教論との関わりから-」, 2006年09月01日, 日本宗教学会第65回学術大会, 神話や宗教に関わりの深いコンピュータゲームと若者の宗教意識との関係について発表した。
  • 「日本の神話学とエリアーデ」, 2006年06月01日, Korea-Japan Joint Seminar on Religious Studies 2006 “Reconsidering Eliade from the East Asian Perspectives”, 韓国宗教文化研究所主催によるKorea-Japan Joint Seminar on Religious Studies 2006、“Reconsidering Eliade from the East Asian Perspectives”において、日本の神話学がエリアーデの宗教学、神話学をどう受容してきたかを発表した。
  • Contemporary Mythology in Japan, 2006年05月01日, HARVARD ROUND TABLES ON THE ETHNO GENESIS OF SOUTH AND CENTRAL ASIA (ESCA): 8th Round Table, International Conference on Comparative Mythology, 北京大学とハーバード大学の共催によるInternational Conference on Comparative Mythologyにおいて、日本における神話の利用の現状、およびその利用の仕方の特徴について発表を行った。
  • 「レオン・ド・ロニの日本神話研究」, 2005年09月01日, 日本宗教学会第64回学術大会
  • 「神話学の発生」, 2005年05月01日, 日本文化人類学会第39回研究大会
  • 「日本の神話学におけるフランス社会学派の影響―松本信広を中心に―」, 2003年09月01日, 日本宗教学会第62回学術大会発表
  • 「比較神話学前史としての久米邦武筆禍事件」, 2003年06月01日, 「宗教と社会」学会第11回学術大会
  • 「海辺の協力者たち」, 2002年01月01日, ユーラシア比較神話学研究組織(GRMC)第6回シンポジュウム
  • 「明治期の比較神話学-高山・姉崎・高木論争をめぐって-」, 2001年09月01日, 日本宗教学会第60回学術大会
  • 「スクナビコナ・オホモノヌシとカムムスヒとタカミムスヒの対応」, 1998年06月01日, 古事記学会大会

その他

  • 特集「神様がいっぱい」, 『ふらんす』, 2021年7月号, 白水社, 2021年07月01日, 4, 19, 渡邉浩司、伊達聖伸、港千尋
  • 『日本の神様ご利益事典』, 神宮館, 2018年03月01日
  • 『福を呼ぶ! ニッポン神社めぐり』, NHK出版, 2017年12月01日
  • 『見るだけですっきりわかる神さま』, 三交社, 2017年11月01日
  • 祭りさんぽ, 幻冬舎, 2017年05月01日
  • 神社の解剖図鑑2, エクスナレッジ, 2016年12月01日
  • 縁結び神社ときらきら温泉, パルコ出版, 2015年02月01日, 縁結び&温泉女子会
  • [講演]「神話学からみた遷宮」, 第72回 学習院大学史料館講座, 学習院大学, 2013年11月22日
  • [講演]「世界の神話と日向神話」, 神話のふるさと県民大学, 宮崎県, 2013年10月06日
  • 監修『開運! 神社さんぽ2』, 泰文堂, 2013年08月26日
  • 「ゲーム世代と神話」, 『宗教と現代がわかる本2013』, 平凡社, 2013年03月08日, 142, 145
  • [講演]「はじまりとよみがえりの神話学」, 伊勢国際宗教フォーラム第6回年次大会「宗教と環境」, 皇學館大学, 2012年11月18日
  • [講演]「外国人が見た古事記―130年目の古事記―」, 平成24年度第38回日本文化を知る講座 「1300年目の古事記 」, 國學院大學研究開発推進機構, 2012年06月02日
  • 監修『開運!神社さんぽ』, 泰文堂 , 2011年12月01日
  • [講演]「日本神話にみる霊魂観」, 第36回日本文化を知る講座 「神話世界と古代の霊魂観―考古学・歴史学・神道学・神話学」, 國學院大學研究開発推進機構, 2010年07月03日
  • 「ホルトム文庫文献目録」, 『國學院大學研究開発推進機構紀要』, 第2号, 國學院大學研究開発推進機構, 2010年03月01日
  • [講演]「伊勢神宮にみる神信仰―式年遷宮と日本人―」, NHK文化センター八王子教室, 2010年03月01日
  • 公開講座「日本の神話と伝説」, 公開講座『世界の神話、伝説、宗教』, 朝日カルチャーセンター, 2009年12月01日
  • 「神話教育の展望―宗教文化としての神話―」, 『神社新報』第2991号, 2009年09月07日
  • 小論文:「開かれた日本神話」, 諏訪春雄責任編集『グローバル化時代の日本人』, 勉誠出版, 2006年07月01日, 101, 102, 日本神話研究の現状と、今後の課題について執筆した。
  • 小論文「日本神話の今―神話の現代的利用をめぐって」, 『悠久』, おうふう, 2005年07月01日
  • 『神話学名著選集』第二期, ゆまに書房, 2005年03月01日
  • 『神話学名著選集』第一期, ゆまに書房, 2003年12月01日, 松村一男氏(和光大学教授)と共同で監修。明治期から昭和初期までの神話学に関する著作の中から、研究史上重要と思われるものを14編選び、以下のような構成で刊行した。第1巻 マクスミューレル『比較宗教学』(南條文雄訳)、第2巻 高木敏雄『比較神話学』、第3巻 西村真次『日本の神話と宗教思想』『神話学概論』、第4巻 鳥居龍蔵『日本周囲民族の原始宗教-神話宗教の人種学的研究』、第5巻 中島悦次『神話』、第6巻 松村武雄『神話学論考』、第7巻 松村武雄『民族性と神話』、第8巻 高坂正顕『神話-解釈学的考察』、第9巻 中島悦次『大東亜神話』、第10巻 磯部忠正『神話哲学-随順の倫理』、第11巻 佐々木理『神話』、第12、13巻 松村武雄『宗教及び神話と環境』。これらの著作は日本における神話学のいわば黎明期の研究であるが、一部を除いてはこれまであまり参照されることがなかった。本選集は、民族学や民俗学、文学研究と神話学との関係など、戦前の人文科学の状況のより包括的な把握に資することができると思われる。
  • 書評「丸山静・前田耕作編『デュメジル・コレクション』(全四巻)」, 『宗教研究』, 334号, 日本宗教学会, 2002年12月01日, 『デュメジル・コレクション』は、比較神話学者ジョルジュ・デュメジル(Georges Dumézil 一八九八~一九八六)の一九四〇年代から五〇年代の著作を中心に編まれた著作集で、以下の8篇が収められている。『ミトラ・ヴァルナ』(一九四〇)、『ユピテル・マルス・クイリヌス』(一九四一)、『ゲルマン人の神話と神々』(一九三九)、『セルウィウスとフォルトゥナ』(一九四三)、『ローマの誕生』(一九四四)、『大天使の誕生』(一九四五)、『神話から物語へ』(一九五三)、『戦士の幸と不幸』(一九六九)。本稿では、これらすべての著作について内容を概観し、デュメジルの長期間にわたる神話研究において、これらの著作群がどのような位置に当たるのかを述べた。さらに、これらの著作がはじめて日本語に訳出されたことにより、日本神話の研究にどのような展開がもたらされるかという点についても論じている。

競争的資金

  • 18H00615, 日本宗教教育の国際的プラットフォーム構築のための総合的研究, 日本の宗教としての神道、仏教、キリスト教の教え方、教材について、日本と海外の研究者で調査、研究を行った。コロナ禍のなかで、予定していた研究交流、調査が出来ない部分もあったが、その代わりに海外の大学とオンラインで協力をし、動画を作成するなど、マルチメディアを使用した宗教文化教育の開発を行うことができた。また、その過程で教材作成、研究のための撮影技術についても写真家の方々との情報交換などを通じて考察することができ、想定していなかった研究成果を得ることができた。;本研究では、日本の宗教文化を海外で教えている研究者と協力をして、国内外の大学で使用される教材の研究を行った。その作成の過程で、日本と海外の研究者、大学院生、学生の交流も生れ、作成プロセスそのものが学びとなる機会も得られた。その成果は、広く日本文化の発信になるきわめて社会的意義の大きいものであった。;また、教材研究の過程で、宗教的テーマを「撮る」ことに自覚的になる必要性を感じ、写真家と研究者の交流を研究会という形でスタートさせた。研究者の学術上のスキルアップにもつながる成果を得た。
  • 15H03161, ファシズム期の古代理解に関する総合的研究, 本研究では、「ファシズム」をその時代の特徴を表わす現象の一つととらえ、その時期に特有の古代理解、神話理解を比較的に考察する研究を行った。主に日本、ドイツ、イタリア、ルーマニアといった直接ファシズムを経験した地域を中心に、その時期の宗教者や研究者、思想家を対象とし、関連する史蹟やモニュメントなども調査し、ファシズムが想定以上にグローバルな現象であったことを確認した。本研究の成果は調査研究に参加した研究者ごとの視点からまとめられ、論文集として刊行される予定である。
  • 15H03160, 人口減少社会日本における宗教とウェルビーイングの地域研究, 本研究では、人口減少社会の日本において宗教がウェルビーイングに果たす多様な役割を考察する調査研究、国際研究集会の実施、出版活動を行った。特に、過疎地域の寺院・神社・教会では衰退する施設がある一方で、信徒と地域を結ぶ社会事業の工夫によってソーシャル・キャピタルを醸成する役割を果たすところもあることが確認された。そして、櫻井義秀編『しあわせの宗教学』の刊行によって、当該領域の研究を関係者に周知できた。
  • 23520087, 海外における日本神話研究の歴史とその現代的意義の再検討, 日本神話は戦前の軍国主義教育に利用された後遺症として、戦後は初等教育はもちろん大学においても学術的研究は行われてこなかった。しかし他の国々では人類文化史の重要な要素として神話を研究することが分子生物学をはじめとする諸科学との協同の中で目覚ましい成果を挙げている。その中に日本神話も位置づける目的で本研究は行われ、他地域の神話との比較によって日本神話が世界文化史上極めて重要な、日本が世界に誇ることが出来る文化文化遺産であることを示すことが出来たと考えている。日本神話は世界の始まりから王権の成立までの一連の流れを体系として保存しているが、それは文字使用の遥か以前からの古形に由来すると考えられる。
  • 23320018, 宗教文化教育の教材に関する総合研究, 本研究によって現代における宗教文化教育にとって教材のオンライン化がきわめて有効であることが示された。本科研のウェブサイトを利用して、研究の結果得られた成果を公開した。すなわち宗教文化教育のための基本文献の解説、宗教文化に関わる世界遺産のデータベース、映画と宗教文化に関わるデータベース、そして宗教文化教育に有用な日本の博物館に関するデータベースである。;国際フォーラムの開催、多くの大学の教員が参加した研究会を通して、宗教文化教育はグローバル化が進行する世界において大きな課題となっており、それに対する取り組みがそれぞれの国の宗教文化を基盤にして行われていることが明らかになった。
  • 23320015, ファシズムと宗教文化に関する地域・時代比較的総合研究, 本研究は、政治現象としての広義のファシズムと宗教文化との関連を、過去と現在、および広範な地域におよぶ事例にもとづきつつ解明することを目的としてなされた。本研究では、1)ファシズム現象の宗教的特質、2)ファシズム期における宗教および宗教研究、3)ファシズム現象と宗教運動との関連、などの諸点に着目し、ファシズムという特異な政治現象と宗教的なるものに関わる文化諸現象とがどのような相互作用のもとにあるのかを解明することが試みられた。
  • 20242002, 大学における宗教文化教育の実質化を図るシステム構築, 本研究は、(1)大学における宗教文化教育を実質化するため、情報収集および各種調査を行い、研究会を重ねて、具体的な体制を確立すること、(2)宗教文化士の養成を含む教育方法について、参加大学が利用できる具体的なシステム形成を行うこと、の2つを達成することを目指した。;研究グループに分かれ、大学における宗教文化教育の実態調査((1)-(1))、「宗教文化士」という資格に対する学生たちや一般社会のニーズ調査((1)-(2))、大学における宗教文化教育の実質化のための具体的体制の確立(「宗教文化士」資格の創設;(1)-(3))、情報時代の特質を活かしたオンライン上での教材の共同利用の具体的システム構築(2)の4つをおこなった。;また、これらの調査・研究結果を広く社会に公開するために、ニュースレターを1年に4回の割合で発行し、さらに国際シンポジウムや講演会などを年に数回開催した。
  • 19520064, 宗教教育における情報リテラシーの日韓比較, 宗教系の学校において、急速に進行する情報化の中で宗教教育を行っていく場合の教師の側の教材開発の困難さについて具体的に調べた。学校を経営する宗教団体側も、情報時代への対応が真剣に検討されていないのが一般的であることが分かった。日韓の学生に対するアンケート調査によって、情報リテラシーはかなり不十分で、メディアが発する宗教情報を無批判に受け入れる割合が無視できないほどであることが分かった
  • 18720018, 外国人による日本神話研究の歴史とその影響に関する研究, 外国人による日本神話研究の歴史とその影響について、明治期に古事記、日本書紀の翻訳、研究を行ったイギリスのチェンバレン、アストンやフランスのロニ、ドイツのフローレンツらを取り上げて分析した。とくに19世紀のヨーロッパにおける神話学、宗教学、人類学との関わりに注目し、マックス・ミュラーやタイラーといった当時の碩学たちと初期の日本学者の交流について資料調査、分析を行い、彼らの日本神話研究の歴史的文脈について新たな知見を得ることができた。
  • 18320022, ファシズム期の宗教と宗教研究にかんする国際的比較研究, ファシズム期(1920年代、30年代)の宗教と宗教研究について、国際的な比較研究を実施した。ファシズム国家であるイタリア、ドイツ、日本、ルーマニアに、非ファシスト国家であるイギリス、フランスを取り上げ、政治的運動としてのファシズムと宗教の相関、文化運動と政治の関係等について理解を深めた。本研究に加わった研究者10名の手で、竹沢尚一郎編著『宗教とファシズム』を水声社より2010年6月に刊行した。
  • 20H01193, 人類宗教史における「地母神」概念の総合的、実証的、批判的検証, 研究目的でも述べているように、本研究課題は人類学、宗教学、考古学などの分野における説明概念として、従来、無批判かつ不用意に使用されてきた「地母神」概念の再検討におかれる。その際、研究分担者は人類学、神話学、考古学、心理学といった研究分野ごとに先行研究を再検討し、資料を収集・整理・分析するとともに、それらの情報を互いに共有し、相互批判を重ね、綜合的に研究を進める。とくに、考古学班は研究課題に関わる考古資料の分析を、神話学班は「地母神」に関わる神話の再検証をとおして、研究課題を実証的に進めてゆく。最終的には、これらの研究成果に基づき、「地母神」概念の有効性の可否を明確にする。;長らく「地母神」信仰は人類最古の宗教形態とみなされてきた。乳房や女性性器を強調した先史時代の裸体女性彫刻・土偶がその証拠されてきた。だが、それらすべては高さ10cmm前後であり、片手に入るさいずであり、祀る対象とは考えにくい。加えて、人類最古の文明である古代メソポタミアにおいて、神が人間の姿で表彰されはじめるのは、前2800年ころであり、それ以前に神が人間の姿で表彰されることはない。;以上の事実は、「地母神」信仰の根拠がじつに薄弱であったことを示している。;上に述べたように、19世紀中葉以来、人類最古の宗教形態とみなされてきた「地母神」信仰は、その証拠なるものが正しい解釈に基づいていないことが明らかになった。したがって、「地母神」概念の意義は再考されねばならず、それをもって人類宗教史ひいては精神史を語ることは適切ではない。その点を公けにしてゆくことに学術的意義があると認められる。
  • 19H01554, 高齢多死社会日本におけるウェルビーイングとウェルダイングの臨床社会学的研究, 本研究は、中高年世代の老病死における介護・看護・看取りと、死生観および喪と追悼のあり方を臨床社会学的に研究する。具体的には、①過疎地域における宗教施設とソーシャル・サポート、②人生の最終段階における緩和ケアとグリーフケア、および終活や遺族会のセルフヘルプグループ、③日本人の死生観や現代日本の終末期医療を東アジア、欧米と比較検討し、ウェルビーイングとウェルダイングの包括的ケアのモデルを提示する。;本研究は、中高年世代のウェルビーイングに大きく関わる老病死における介護・看護・看取りのあり方と、死生観および喪と追悼のあり方を臨床社会学的に研究するものである。;具体的には、①過疎地域でソーシャル・サポートを提供するビハーラや在宅ホスピスなどの事例調査と、②緩和ケアにあたる地域医療・福祉の担当者とグリーフケアにあたる臨床的調査を行い、③日本人の死生観や現代日本の終末期医療を東アジアや北米圏とも比較検討し、最終的に④よき生(Well-being)とよき死(well-dying)を包括するウェルビーイング論を櫻井義秀編『ウェルビーイングの社会学』北海道大学出版会として刊行した。;近年、医療者のみならず宗教者や臨床社会学の研究者によって、死の臨床をめぐる議論や緩和ケア医療、傾聴などの実践が興隆しているが、よき死(ウェルダイング)を迎えるためには出生から死去後のグリーフケアまでを含めた包括的なウエルビーイングの視点が必要である。本研究では、医療や宗教の臨床に関わる現場の実践者と研究者、比較社会学的な視点を持つ研究者のグループによって、現場の研究者や実践者、学生が参照できる『ウェルビーイングの社会学』というテキストを編纂することができた。

教育活動

担当授業

  • 神道と情報化社会I, 2019, 情報化時代といわれる現代社会において、神々はどう描かれ、神話はどのように活用されているのか。その具体的な事例を学び、ディスカッションを行う。|ゲームやマンガ、アニメ、映画など現代的なメディアから各自テーマを選び、そのテーマについてパワーポイントなどを活用して発表を行う。その上でテーマについてプレゼンテーションの方法も含めたディスカッションを行う。|
  • 神道と情報化社会II, 2019, 「神道ブーム」、「神話ブーム」といわれ、神道や日本神話に関連する本やネット上のサイトは数多くみられるようになった。アニメやマンガでも神道や神話は素材として多用されている。|この授業では、そうした現代特有の神道や神話の伝え方を把握し、その上で各自が自分なりの伝え方を工夫し、発信できるようになることを目指す。|パワーポイントだけでなく、動画やアニメーション、ゲームなど、受講者の得意技能を活かした伝え方を工夫して欲しい。|「わかりやすく伝える」という課題に積極的に取り組む意欲がある学生の受講を望む。\\|
  • 神道文化演習, 2019, 神道文化や宗教学の基本的な文献や論文を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの読み方、それに基づく自らの考えの発表方法を身につける。|また、担当教員が自らの研究と論文の紹介を行い、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表・論文の作成方法)についても学ぶ。
  • 神道文化演習, 2020, 主に、Zoomを利用した遠隔授業の形式でおこなう。||神道文化や宗教学の基本的な文献や論文を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの読み方、それに基づく自らの考えの発表方法を身につける。|また、担当教員が自らの研究と論文の紹介を行い、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表・論文の作成方法)についても学ぶ。
  • 國學院の学び(現代日本社会の「神道」), 2020, 本授業は、主に Zoom を利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施|する。||日本人と神道文化との関わりについて、神話や神社という空間を手がかりに考えていく。
  • 比較文化学I, 2021, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。||授業はオンデマンドで行われる(YouTubeを使用予定)。定められた期間内にk-smapyで振り返りを行う。質問も毎回k-smapyで受け付け、次回か次々回の配信時に回答する。
  • 比較文化学II, 2021, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。||授業はオンデマンドで行われる(YouTubeを使用予定)。定められた期間内にk-smapyで振り返りを行う。質問も毎回k-smapyで受け付け、次回か次々回の配信時に回答する。
  • 神道と文化, 2021, 神道は本学の建学の精神であり、多様性や寛容性を有する日本文化を理解する上で看過できない。この講義では、神道と深い関係を持つ本学の校史を学ぶことからはじめ、神道の古典、歴史および祭祀・有職故実についての基礎知識を学ぶ。神道を知ることは、自己認識を深めることにとどまらず、国際交流・理解の基準作りにもなる。|
  • 比較文化学I, 2021, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。||授業はオンデマンドで行われる(YouTubeを使用予定)。定められた期間内にk-smapyで振り返りを行う。質問も毎回k-smapyで受け付け、次回か次々回の配信時に回答する。
  • 比較文化学II, 2021, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。||授業はオンデマンドで行われる(YouTubeを使用予定)。定められた期間内にk-smapyで振り返りを行う。質問も毎回k-smapyで受け付け、次回か次々回の配信時に回答する。
  • 宗教学演習I, 2021, 神話を研究する視点は、他地域間の神話の比較や昔話、儀礼との関係の考察、心理学的な立場からの分析、絵画や音楽、ポップカルチャーといった文化への影響、などなど多様なものがある。本演習では、受講者がそれぞれ関心を持って追究したいと思う神話や神について、分析視点についても発表を通して検討し、相互にディスカッションをしながら研究を進めていく。年度末には各自の研究成果を6000字以上のレポートにまとめる。
  • 宗教学演習I, 2021, 神話を研究する視点は、他地域間の神話の比較や昔話、儀礼との関係の考察、心理学的な立場からの分析、絵画や音楽、ポップカルチャーといった文化への影響、などなど多様なものがある。本演習では、受講者がそれぞれ関心を持って追究したいと思う神話や神について、分析視点についても発表を通して検討し、相互にディスカッションをしながら研究を進めていく。年度末には各自の研究成果を6000字以上のレポートにまとめる。
  • 神道文化基礎演習, 2021, 神道の基本的な知識を修得することをはじめ、読後リポートの作成や発表を行うなど、以下の作業を通じて、これからの大学生活において神道文化・宗教文化を学んでいく上で必要となる基礎力を身につける。|1. 『國學院大學の歴史』のテキストを用いて、母校となる國學院大學の建学の精神や歴史について理解する。|2. 『プレステップ神道学』・『神道事典』を用いた小テストを実施することにより、神道に関する基礎知識を修得する。|3. 國學院大學博物館に展示されている神道資料を通じて、神道文化を学修する。|4. 神道・宗教に関する課題図書(課題論文)を読んでリポートを作成し、これから神道文化・宗教文化を専門的に学ぶ上での基礎学力を身につける。|5. 神道文化・宗教文化に関する発表テーマを設定して調査・研究を進め、最終的に成果をまとめた発表を行うことで、これからの大学での学修・研究の指針を得る。
  • 神道文化演習, 2021, 神道文化や宗教学の基本的な文献や論文を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの読み方、それに基づく自らの考えの発表方法を身につける。| また、担当教員が自らの研究と論文の紹介を行い、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表・論文の作成方法)についても学ぶ。
  • 國學院の学び(現代日本社会の「神道」), 2021, 日本人と神道文化との関わりについて、神話や神社という空間を手がかりに考えていく。|授業はオンデマンドで行われる(YouTubeを使用予定)。定められた期間内にk-smapyで振り返りを行う。質問も毎回k-smapyで受け付け、次回か次々回の配信時に回答する。
  • 比較文化学, 2021, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。||授業はオンデマンドで行われる(YouTubeを使用予定)。定められた期間内にk-smapyで振り返りを行う。質問も毎回k-smapyで受け付け、次回か次々回の配信時に回答する。
  • 國學院の学び(現代日本社会の「神道」), 2022, 日本人と神道文化との関わりについて、神話や神社を手がかりに考えていく。|授業はオンデマンドで行われる(YouTubeを使用予定)。
  • 比較文化学I, 2022, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。|
  • 比較文化学II, 2022, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。|
  • 宗教学演習I, 2022, 神話を研究する視点は、他地域間の神話の比較や昔話、儀礼との関係の考察、心理学的な立場からの分析、絵画や音楽、ポップカルチャーといった文化への影響、などなど多様なものがある。本演習では、受講者がそれぞれ関心を持って追究したいと思う神話や神について、分析視点についても発表を通して検討し、相互にディスカッションをしながら研究を進めていく。年度末には各自の研究成果を6000字以上のレポートにまとめる。
  • 宗教学演習II, 2022, 神話を研究する視点は、他地域間の神話の比較や昔話、儀礼との関係の考察、心理学的な立場からの分析、絵画や音楽、ポップカルチャーといった文化への影響、などなど多様なものがある。本演習では、受講者がそれぞれ関心を持って追究したいと思う神話や神について、分析視点についても発表を通して検討し、相互にディスカッションをしながら研究を進めていく。年度末には各自の研究成果を卒業論文にまとめる
  • 神道と国際交流I(2), 2022, 19世紀に古事記に惹かれ日本を訪れ、暮らしたラフカディオ・ハーンが出雲で何を見たのか。彼が惹かれた怪談の世界とはどういうものなのか。『日本の面影』と『日本の怪談』のなかから担当テーマを決め、彼が見た世界を調べ、ディスカッションを行う。
  • 神道文化基礎演習, 2022, 以下の作業を通じて、神道文化・宗教文化の基本的な知識を修得するとともに、これからの大学生活において必要となる学修方法と学修習慣を身につける。|1.『國學院大學の歴史』のテキストを用いて、母校となる國學院大學の建学の精神や歴史について学ぶ。|2. 『プレステップ神道学』・『神道事典』を用いて、神道に関する基礎知識を得る。|3. 國學院大學図書館および國學院大學博物館の利用を通じて、神道文化・宗教文化の自主的な学修方法を身につける。|4. 神道・宗教に関する課題図書・課題論文を読んでリポートを作成し、これから神道文化・宗教文化を専門的に学修する上での基礎学力を身につける。|5. 神道文化・宗教文化に関する発表テーマを設定して調査・研究を進め、自らの考えを整理して、成果発表を行う。
  • 神道文化演習, 2022, 神道文化や宗教学に関する文献や論文を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの読み方、それに基づく自らの考えの発表方法を身につける。| また、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表・論文の作成方法)についても学ぶ。
  • 比較文化学I, 2022, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。|
  • 比較文化学II, 2022, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。|
  • 宗教学演習I, 2022, 神話を研究する視点は、他地域間の神話の比較や昔話、儀礼との関係の考察、心理学的な立場からの分析、絵画や音楽、ポップカルチャーといった文化への影響、などなど多様なものがある。本演習では、受講者がそれぞれ関心を持って追究したいと思う神話や神について、分析視点についても発表を通して検討し、相互にディスカッションをしながら研究を進めていく。年度末には各自の研究成果を6000字以上のレポートにまとめる。
  • 宗教学演習II, 2022, 神話を研究する視点は、他地域間の神話の比較や昔話、儀礼との関係の考察、心理学的な立場からの分析、絵画や音楽、ポップカルチャーといった文化への影響、などなど多様なものがある。本演習では、受講者がそれぞれ関心を持って追究したいと思う神話や神について、分析視点についても発表を通して検討し、相互にディスカッションをしながら研究を進めていく。年度末には各自の研究成果を卒業論文にまとめる
  • 比較文化学, 2022, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。|
  • 比較文化学I, 2023
  • 比較文化学II, 2023
  • 宗教芸術研究I, 2023
  • 宗教芸術研究II, 2023
  • 神道文化基礎演習, 2023
  • 神道文化演習, 2023
  • 比較文化学I, 2023
  • 比較文化学II, 2023
  • 宗教学演習I, 2023
  • 宗教学演習II, 2023
  • 宗教学演習I, 2023
  • 宗教学演習II, 2023
  • 比較文化学, 2023
  • 神道芸術研究, 2023
  • 比較文化学I, 2023, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。|
  • 比較文化学II, 2023, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。|
  • 宗教芸術研究I, 2023, 神道を中心とする日本の宗教と芸術との関わりについて、広く芸術の起源から現代アートまでを視野に入れて学ぶ。|受講者が講義内容を参考に、宗教芸術の展示案を作成し、受講者同士でディスカッションを行う。受講者の人数によってはグループ発表とする。|授業では、宗教と芸術に関する専門家や作品制作に関わるアーティスト、宗教文化に関わる展示を行った方々に、経験に基づいた講義をリレー方式で行っていただく。||
  • 宗教芸術研究II, 2023, 神社や祭の写真を宗教芸術としてとらえ、宗教芸術としての写真について、写真家の方たちから学びながら、実際に自分で撮影を行う。そしてその写真について受講者同士意見交換をしながら、宗教文化について学んで行く。|写真家、専門家、キュレーターの方々を招いて、経験に基づいた貴重な話を聞くリレー式の講義が主となる。その上で、自分で写真撮影を行い発表する。
  • 神道文化基礎演習, 2023, 以下の作業を通じて、神道文化・宗教文化の基本的な知識を修得するとともに、これからの大学生活において必要となる学修方法と学修習慣を身につける。|1.『國學院大學の歴史』のテキストを用いて、國學院大學の建学の精神、歴史、学問の特色を学ぶ。|2. 『プレステップ神道学』・『神道事典』を用いて、神道に関する基礎知識を得る。|3. 國學院大學図書館および國學院大學博物館の利用を通じて、神道文化・宗教文化の自主的な学修方法を身につける。|4. 神道・宗教に関する課題図書・課題論文を読んでリポートを作成し、これから神道文化・宗教文化を専門的に学修する上での基礎学力を身につける。|5. 神道文化・宗教文化に関する発表を通して、クラス内で意見交換を行う。
  • 神道文化演習, 2023, 神道文化や宗教学に関する文献を講読し、その内容について資料を作成し発表することで、資料・史料やデータの扱い方、それを使った論述方法(発表や論文の作成方法)を身につける。
  • 比較文化学I, 2023, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。|
  • 比較文化学II, 2023, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。|
  • 宗教学演習I, 2023, 神話を研究する視点は、他地域間の神話の比較や昔話、儀礼との関係の考察、心理学的な立場からの分析、絵画や音楽、ポップカルチャーといった文化への影響、などなど多様なものがある。本演習では、受講者がそれぞれ関心を持って追究したいと思う神話や神について、分析視点についても発表を通して検討し、相互にディスカッションをしながら研究を進めていく。年度末には各自の研究成果を6000字以上のレポートにまとめる。
  • 宗教学演習II, 2023, 神話を研究する視点は、他地域間の神話の比較や昔話、儀礼との関係の考察、心理学的な立場からの分析、絵画や音楽、ポップカルチャーといった文化への影響、などなど多様なものがある。本演習では、受講者がそれぞれ関心を持って追究したいと思う神話や神について、分析視点についても発表を通して検討し、相互にディスカッションをしながら研究を進めていく。年度末には各自の研究成果を12000字以上の卒業論文にまとめる。
  • 宗教学演習I, 2023, 神話を研究する視点は、他地域間の神話の比較や昔話、儀礼との関係の考察、心理学的な立場からの分析、絵画や音楽、ポップカルチャーといった文化への影響、などなど多様なものがある。本演習では、受講者がそれぞれ関心を持って追究したいと思う神話や神について、分析視点についても発表を通して検討し、相互にディスカッションをしながら研究を進めていく。年度末には各自の研究成果を6000字以上のレポートにまとめる。
  • 宗教学演習II, 2023, 神話を研究する視点は、他地域間の神話の比較や昔話、儀礼との関係の考察、心理学的な立場からの分析、絵画や音楽、ポップカルチャーといった文化への影響、などなど多様なものがある。本演習では、受講者がそれぞれ関心を持って追究したいと思う神話や神について、分析視点についても発表を通して検討し、相互にディスカッションをしながら研究を進めていく。年度末には各自の研究成果を12000字以上の卒業論文にまとめる。
  • 比較文化学, 2023, 比較文化学I、比較文化学(前期)は、世界の神話について、文献や残され方、世界観など基本的な知識を得、その上で創成神話と英雄神話について比較神話学的な見方を学ぶ。比較文化学II、比較文化学(後期)では、前期で得た知識をもとに、神話学の学説の展開を踏まえ、何を問題にしてきたか、どのような課題があるかを考える。|
  • 神道芸術研究, 2023, 前期は、神道を中心とする日本の宗教と芸術との関わりについて、広く芸術の起源から現代アートまでを視野に入れて学ぶ。|受講者が講義内容を参考に、宗教芸術の展示案を作成し、受講者同士でディスカッションを行う。受講者の人数によってはグループ発表とする。|後期は、神社や祭の写真を宗教芸術としてとらえ、宗教芸術としての写真について、写真家の方たちから学びながら、実際に自分で撮影を行う。そしてその写真について受講者同士意見交換をしながら、宗教文化について学んで行く。|前期、後期ともに、専門家、アーティスト、展示経験者の方々を招いて、経験に基づいた貴重な話を聞くリレー式の講義が主となる。その上で、自分なりの展示作成、写真撮影を行う。

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • 古事記学会, 1997年07月
  • 神道宗教学会, 1999年10月
  • 日本宗教学会, 2002年07月
  • 日本民族学会(現:日本文化人類学会), 2002年10月
  • 「宗教と社会」学会, 2003年02月
  • 「宗教と社会」学会, 2010年06月
  • 日本宗教学会, 2012年09月
  • 日本宗教学会, 2013年09月
  • 「宗教と社会」学会
  • 日本宗教学会