Nezu Shrine Small Thought (Nezu Jinja Small Thought), Fujimoto Yorio, Nezu Shrine Important Cultural Property, Dedicatory Swords and Treasures Collection , 56, 69, 30 Dec. 2024, Nezu Shrine, In this article, we trace the history of Nezu Shrine, one of oldest shrines in Tokyo,from its establishment to the present day, and consider the fact in the modern era,it was one of 12 shrines that were designated as an official shrine for protection of Tokyo after transfer of the capital in the first year of Meiji era.
Interpretation and Transition of "KOKKA NO SOUSHI", Fujimoto Yorio, Bulletin of Shinto Education Institute, 28, 1, 28, 30 Jun. 2023, Assotiation of Shinto Shrines(Jinja Honcho)
About『THE SHINTO BULLETIN Culture of Japan』Vol.1 (Uzuhiko Ashizu「The Shinto and Nationalism in Japan」and Yoneo Okada「The Faith in the Ise Shrine」), 35, 96, 127, 30 Jun. 2023
122, 6, 1, 20, 15 Jun. 2021
15号, 1, 22, 10 Mar. 2021
207, 239, 20 Nov. 2020
69巻, 2号, 130, 152, 10 Oct. 2020
第14号, 1, 27, 10 Mar. 2020
第6号, 183, 212, 10 Mar. 2020
163, 182, 30 Sep. 2019
5号, 197, 218, 10 Mar. 2019
12号, 129, 158, 10 Mar. 2018
165, 182, 10 Mar. 2018
157, 198, 15 Mar. 2017
3号, 217, 240, 10 Mar. 2017
245号, 1, 19, 25 Jan. 2017
114, 138, 20 Sep. 2016, 石塚壮太郎
555, 579, 08 Jul. 2016
580, 594, 08 Jul. 2016
第28号, 61, 73, 30 Jun. 2016
49, 82, 29 Feb. 2016
393, 411, 20 Feb. 2015
58号, 107, 126, 11 Feb. 2015
復刊51号, 468, 481, 03 Nov. 2014
103, 120, 28 Feb. 2014
231号, 1, 32, 25 Jul. 2013
190, 201, 30 Jun. 2013, 小林正弥(千葉大学教授)、田中洋子(筑波大学教授)、諸富徹(京都大学教授)、友野典男(明治大学教授)、浅野房世(東京農業大学教授)ら18名(編者除く)
168, 215, 02 Mar. 2013
153, 174, 28 Feb. 2013
216, 227, 28 Feb. 2013
113, 11, 67, 86, 15 Nov. 2012
第49号, 165, 185, 03 Nov. 2012
24, 56, 75, 15 Jun. 2012
206, 222, 25 Feb. 2012
第16号, 23, 85, 11 Jun. 2011
第3号(第2分冊), 1, 17, 31 Mar. 2011
Religious Education and the Education of Shinto Priests : Reflections on the Post-War 65-Year History(
Religious Education and Transmission), FUJIMOTO Yorio, Journal of religious studies, 85, 2, 505, 528, 30 Sep. 2011, Japanese Association for Religious Studies, This paper describes the relationship of religious education and the education of a Shinto priest. The training and education of Shinto priests can be clarified from the history of the Association of Shinto Shrines in the span of 65 years after World War II. The Association of Shinto Shrines was established by the unprecedented change after the World War II. Shinto priests were presented with new qualifications. The qualification examination for a Shinto priest was modeled on the examinations prior to World War II. An increase in Shinto-related subjects was made to improve the quality of the Shinto priests. Today, social circumstances have changed, and the issue of lifelong learning is an important topic for future successors of Shinto priests. The Association of Shinto Shrines has established a training center to introduce such improvements.569, 580, 01 Aug. 2010
第15号, 129, 165, 01 Apr. 2010
第2号, 47, 61, 01 Mar. 2010
83, 105, 01 Dec. 2009
第57巻第1号, 53, 88, 01 Apr. 2009
第1号, 113, 128, 01 Mar. 2009
第14号, 67, 122, 01 Mar. 2009
第13号, 89, 144, 01 Mar. 2008
第77号, 1, 37, 01 Jan. 2008, 櫻井治男(皇學館大学教授)
第113号, 1, 14, 01 Dec. 2007
第12号, 47, 110, 01 Mar. 2007
267, 316, 01 Oct. 2006
60, 88, 01 Aug. 2006
152, 162, 01 Aug. 2006
163, 172, 01 Aug. 2006
191, 231, 01 Jul. 2006
125, 140, 01 May 2006
第11号, 27, 81, 01 Mar. 2006
第3集, 91, 106, 01 Mar. 2006
第199・200号, 449, 480, 01 Oct. 2005
第10号, 123, 187, 01 Mar. 2005
第70号, 3, 23, 01 Aug. 2004
第20輯, 39, 82, 01 Mar. 2004
第100号, 99, 120, 01 Jun. 2003
第19輯, 25, 42, 01 Mar. 2003
第183号, 97, 114, 01 Jul. 2001
第58号, 10, 12, 01 Feb. 2000
第90号, 10, 21, 01 Dec. 1999
第31巻2号, 1, 23, 01 Apr. 1998
第31巻1号, 33, 54, 01 Feb. 1998
Religion and Society, 25, 0, 245, 245, 2019, The Japanese Association for the Study of Religion and Society
56号, 01 Jan. 2025, 4, 5, 大洗磯前神社の社報『大洗さま』へ寄稿した小論。令和7年が戦後80年にあたることから、靖國神社および茨城県内のムラのレベルの護国神社と戦没者祭祀の問題について論じたもの。
令和7年新年号, 01 Dec. 2024, 2, 3, 東京都神社庁が管内神社が社報として発行・利用するために発行している共同社報において、上記タイトルにて神宮式年遷宮の序盤の祭儀について寄稿。共同社報自体は、令和6年12月10日現在で、阿豆佐和気神社ほか、管内神社81社が使用。
3699号, 30 Sep. 2024, 6
75巻7号, 01 Jul. 2024, 28, 29, 立正佼成会の機関誌『佼成』の企画連載「無常の風が吹くなかで」の1回分を担当。神道の他界観について、近世の国学者である本居宣長の言説をもとに概説した文。
29号, 30 Jun. 2024, 271, 363, 藤田大誠、松本久史、武田幸也、藤本頼生、杉山林繼、茂木貞純
36号, 30 Jun. 2024, 30 Jun. 2024, 12, 53, 小平美香、小林威朗、大谷栄一、岡市仁志、藤本頼生, 一般財団法人神道文化会が発行する機関誌『神道文化』掲載の座談会
明治初期における公的な国民教化を担った宣教使、教導職を中心に、明治初期の神社、神道および仏教を中心とした宗教政策と社会教育の問題について議論を行った座談会の記録。司会として全体の企画、運営および発題などを担った
55号, 01 Jun. 2024, 2, 3, 大洗磯前神社の社報『大洗さま』への寄稿。明年6月から始まる伊勢神宮の式年遷宮の諸祭について、とくに御杣山と同山から切り出される木々と祭りについて、式年遷宮序盤の諸祭儀の内容とともに概説したもの。
Shigeru Yoshida and HisTimes -From the postwar days of the innovative bureaucrat knowns as "Yoshida of Mejiro", Vol.16, World Conference of Religion for Peace of Japan, 30 Mar. 2024, 30 Mar. 2024, 120, 136
World Conference of Religions for Peace Japan, No.533 (2024年3月号), World Conference of Religions for Peace Japan, 20 Mar. 2024, 公益財団法人世界宗教者平和会議日本委員会の機関誌『WCRP』の№533に掲載された、「こころの扉」と題した巻頭言。2024年1月1日に発生した能登半島地震の被災と復興および神社の祭礼の問題について述べたもの。
18号, 10 Mar. 2024, 229, 259, 令和四年度國學院大學前期開講科目「共存・共生の思想」の講義記録。当該講義は、國學院大學研究開発推進センターが全学共通科目として供出している「共存・共生の思想」の科目の一部。
54号, 01 Jan. 2024, 01 Jan. 2024, 4, 5, 社報『大洗さま』への寄稿
51号, 18 Oct. 2023, 18 Oct. 2023, 6, 8
35, 30 Jun. 2023, 30 Jun. 2023, 6, 47, 武田秀章、土居浩、松本丘、星野光樹、半田竜介、岡市仁志、藤本頼生(司会), 『神道文化』35号の座談会「近現代の神葬・墓制と神道文化」の記録。近代から現代に至るまでの神葬式と神葬墓、他宗教との兼ね合いも踏まえながら、現代における墓制について検討した座談会。
887号, 01 May 2023, 01 May 2023, 2(238), 3(239), 神社本庁の機関誌『月刊若木』の実務と教養欄への寄稿。
34号, 30 Jun. 2022, 30 Jun. 2022, 17, 73, 櫻井治男(皇學館大学名誉教授)、八幡崇経(呼子八幡宮宮司)、窪寺恭秀(神宮主事)、小林威朗(久伊豆神社禰宜)、藤本頼生(國學院大學教授), 一般財団法人神道文化会主催の座談会の記録。神宮大麻の全国頒布から150年、神宮御師廃絶から150年という節目を迎えて、伊勢への参宮、神宮への奉賛など近世の御師だけではなく、伊勢信仰全般について多様な観点から考え、伊勢信仰の魅力について探り、神道文化との接点について探り出そうと試みた座談会。
51号, 01 Jun. 2022, 2, 3
About Modern Social Education,Shrines and Shinto Priest, 88号, 25 Mar. 2022, 57, 66, 公益財団法人モラロジー道徳教育財団道徳科学研究所主催の学術シンポジウム「モラルサイエンスコロキアム 近代社会教育の実践と実態」における研究発表の記録。
58号, 10 Mar. 2022, 1, 8, 令和3年8月24日開催の政教関係を正す会研究会においての研究発表の内容を校閲の後、掲載。
50号, 01 Jan. 2022, 2, 3
57号, 20 Sep. 2021, 1, 12, 令和2年10月7日開催の政教関係を正す会研究会において発表した内容を校閲の上掲載。
2970号, 08 Aug. 2021, 15 Aug. 2021, 5面, 佼成新聞の寄稿連載の第6回
2967号, 18 Jul. 2021, 4面, 佼成新聞の寄稿連載の第5回
2963号, 20 Jun. 2021, 4面, 佼成新聞の寄稿連載の第4回
49, 01 Jun. 2021, 2, 3, 大洗磯前神社に社宝として奉献されている刀剣の解説とともに神話と刀剣とのかかわり、刀剣の種類や種々の名称などについて解説したもの
2959, 16 May 2021, 4面, 佼成新聞の寄稿連載の第3回
第236号, 30 Apr. 2021, 2, 4
2956, 18 Apr. 2021, 4面, 佼成新聞の寄稿連載の第2回
31 Mar. 2021, 4, 12, 神道青年全国協議会が編輯、発行した、『英霊顕彰に関わる靖國神社と護國神社の現況調査・各単位会に於ける英霊顕彰活動調査報告書』における解題的な内容として、依頼に基づき寄稿。戦後の英霊顕彰活動の概要とともに、今後に向けて現状の課題を分析し提言を行った。
2952号, 21 Mar. 2021, 4面, 佼成新聞の寄稿連載の第1回
28649号, 29 Jan. 2021, 12, 中外日報に掲載された大正期の神社および神職の社会事業に関する連載の第5回目(最終回)
10 Jan. 2021, 9, 22, 『お守り・おみくじ・おふだの本』のなかの9-22頁までを市川定敬(佛教大学准教授)氏との共同監修で神社に祀られる神々と寺院に祀られる仏についての解説とお参りの仕方、おふだやお守りの受け方、おみくじの保管の仕方などについて解説した本。ぴあMOOK関西の編集による。
3523号, 01 Jan. 2021, 9面, 昭和46年11月16日に発足した政教関係を正す会の設立50周年を記念して、これまでの歴史を振り返りつつ、会が果たしてきた役割や今後の課題等について提言したもの。
48号, 01 Jan. 2021, 4, 5, 2020年は『日本書紀』撰上から1300年の節目であった。古事記との差異や海外事情との関連、神話に見える記紀の差異、日本書紀と食文化など、神代から培われてきた文化を知る上で大事な日本書紀の面白さについて触れた小稿。
786号, 01 Jan. 2021, 10, 11, 靖國神社の周縁を彩る歴史の一つとして、地方の神職団体がどのように靖國神社や英霊祭祀を捉え、戦争と向き合っていたのかについて明らかにした小稿。
110号, 01 Dec. 2020, 6, 7, 令和2年は教育勅語の渙発より130年を迎える。そこで教育勅語の制定の経緯とその後の取り扱われ方について、神職各位に理解しやすいよう論じたもの
28623号, 23 Oct. 2020
28615号, 25 Sep. 2020
28608号, 28 Aug. 2020
47号, 30 Jun. 2020, 2, 3, 疫病と神社の関係性について、祭礼と神、頒布物の三点から、歴史的な沿革もひもときながら簡単に述べたもの。
28593号, 26 Jun. 2020, 全五回連載の第1回目。大正期の社会活動と神社界の動きについて、特に大正の御大典後の奉祝事業の動きとともに、関東大震災において篤志神職として活躍した宮澤軍三郎の事績をたどり、神社界の大正期における社会事業の様相について論じている。第一回目はその概要について論じている。
3477号, 13 Jan. 2020, 6面
46号, 01 Jan. 2020, 4, 5
54号, 25 Dec. 2019, 1, 24, 平成31年1月24日開催の政教関係を正す会研究会において発表した内容を校閲の上掲載。
215号, 31 Oct. 2019, 3
45号, 30 Jun. 2019, 4, 5
1344(120巻第4号), 15 Mar. 2019, 18, 新刊紹介
11 Mar. 2019, 6
3434, 11 Feb. 2019, 6
3433, 04 Feb. 2019, 6
3431, 21 Jan. 2019, 6
44, 01 Jan. 2019, 8, 9
3425, 26 Nov. 2018, 6
3421, 29 Oct. 2018, 6
3417, 神社新報社, 24 Sep. 2018, 6
3413, 27 Aug. 2018, 4
113号, 15 Aug. 2018, 20, 21
52号, 10 Aug. 2018, 9, 20
3408, 16 Jul. 2018, 4
30号, 30 Jun. 2018, 18, 50, 阪本是丸(國學院大學教授), 一般財団法人神道文化会の設立70周年を記念して行った対談。対談相手は阪本是丸氏(國學院大學教授・神道文化会理事)
3405号, 25 Jun. 2018, 神社新報にて隔週にて連載の「明治維新百五十年 顧みる明治の御代―あの日あの時―」の第9弾
3403号, 11 Jun. 2018, 神社新報社にて連載の「明治維新百五十年 顧みる明治の御代 ―あの日あの時―」の第8弾
211, 01 Jun. 2018, 7, 明年5月の今上陛下から皇太子殿下へと皇位継承がなされるいわゆる御代替わりの儀式に向けた諸問題について、宮城県神社庁の依頼を受け、神職の啓発用に寄稿したもの。
第43号, 01 Jun. 2018, 2, 3
3401号, 28 May 2018, 神社新報社にて連載の「明治維新百五十年 顧みる明治の御代 ―あの日あの時―」の第7弾
3399, 14 May 2018, 神社新報社にて連載の「明治維新百五十年 顧みる明治の御代―あの日あの時―」の第6弾。
3397号, 30 Apr. 2018, 神社新報にて連載の「明治維新百五十年 顧みる明治の御代―あの日あの時―」の第5弾。
3394, 02 Apr. 2018, 6
3393号, 26 Mar. 2018, 神社新報にて連載の「明治維新百五十年 顧みる明治の御代―あの日あの時―」の第4弾。
3389号, 26 Feb. 2018, 神社新報にて隔週連載の「明治維新百五十年 顧みる明治の御代―あの日あの時―」の第3弾
28358号, 14 Feb. 2018, 7面, 中外日報社のシリーズ連載「論」に執筆した評論。近年、国家神道研究をめぐる論議の中で、近代の神社神道における社会事業の事例を取り上げて、社会弱者救済に尽力した神職の姿などをとりあげることで、神道と福祉にかかる視点から、高次の公共概念にて神社神道を見直す必要性を説くとともに「神道」における「救い」を再検討する時期にあることを取り上げた。
3385号, 29 Jan. 2018, 神社新報にて隔週連載の「明治維新百五十年 顧みる明治の御代―あの日あの時―」の第2弾。
3382号, 01 Jan. 2018, 神社新報にて隔週連載の「明治維新百五十年 顧みる明治の御代―あの日あの時―」の第1弾。
3369号, 18 Sep. 2017, 吉原祥子著『人口減少時代の土地問題』(中公新書:中央公論新社)、宮本雅史著『爆買いされる日本の領土』(角川新書:KADOKAWA)の新刊紹介。外国資本による土地の登記をめぐっての問題点をはじめ、吉原氏の著書に記されている不動産の登記、所有権、財産権をめぐって問題の起こった神社の事例についても紹介した。
3364号, 14 Aug. 2017, 茶谷誠一著『象徴天皇制の成立 昭和天皇と宮中の「葛藤」』の新刊紹介。
29号, 30 Jun. 2017, 20, 65, 一般財団法人神道文化会の機関誌、『神道文化』29号掲載の座談会。座談会では、司会を務め、発言も行った。他の出席者は、由谷裕哉小松短期大学教授(民俗学)、小野寺英輝岩手大学准教授(流体工学・鉄道史)、加瀬直弥國學院大學准教授(古代・中世神道史)、阪本是丸國學院大學教授(近代神道史)の4名。
10 Jun. 2017, 1, 20, 平成29年4月11日(火)に開催された神道政治連盟国会議員懇談会勉強会における講義の講録。
41号, 01 Jun. 2017, 4, 5, 戦前期の神社行政の問題として神社の定義付けの問題があるが、本稿では、明治初期に政府が実施した神社調査の内容をとりあげながら、神社の概念と定義の問題について論及したものである。
28285号, 24 May 2017, 宗教専門新聞である『中外日報』の特集記事「論―近代日本の宗教」の第9回目に掲載された論考。ハンセン病施設内に建設された神社の創立と再建の経緯にはじまり、そしてその未来が今後の日本社会に照らし出す事柄について、過疎化、少子高齢化問題ともリンクさせて論じたものである。
3347号, 03 Apr. 2017
3346号, 27 Mar. 2017
3345号, 20 Mar. 2017
3344号, 13 Mar. 2017
3343号, 06 Mar. 2017
3342号, 27 Feb. 2017
3341号, 20 Feb. 2017
3340号, 13 Feb. 2017
3339号, 06 Feb. 2017
3338号, 30 Jan. 2017
3337号, 23 Jan. 2017
3336号, 16 Jan. 2017
3335号, 01 Jan. 2017
3334号, 19 Dec. 2016
3333号, 12 Dec. 2016
3332号, 05 Dec. 2016
3331号, 28 Nov. 2016
3330号, 21 Nov. 2016
3329号, 14 Nov. 2016
3328号, 07 Nov. 2016
3327号, 24 Oct. 2016
13 Sep. 2016, 215, 233, 阪本健一著『明治神道史の横顔-思想・制度・人物でたどる近代の神道-』の中に掲載した、著者の履歴等の紹介にあたる文を詳細に記したものであり、同書の理解のためには必須となる戦後神社界のなかで近代神道史の分野を切り開いた先駆者ともいうべき著者の人となりを明らかにした論考。なお、同書の編者も担当した。
3320号, 05 Sep. 2016, 神宮司庁広報課長で神宮権禰宜の石垣仁久氏による著書の新刊紹介。現代版伊勢神道の啓蒙書ともいうべき性格をもつ側面とともに神宮を知る金言を解説とともにまとめた教化的な面についても紹介した。
293, 20 Jul. 2016, 36, 37, 戦前期に朝鮮神宮禰宜、戦後に京都の松尾大社宮司を務めた手塚道男氏の戦前期の論考を、皇學館大学櫻井治男教授の手により編集された書について紹介したもの。
293, 20 Jul. 2016, 37, 38, 別格官幣社菊池神社宮司や戦後、神宮禰宜、多賀大社宮司、神社本庁総長、芦屋大学教授などを歴任した、櫻井勝之進氏の著『カミ・くに・人』『続カミ・くに・人』をもとに牟禮仁元皇學館大学神道研究所教授の尽力によって再構成され、発刊された書の新刊紹介。
28, 30 Jun. 2016, 22, 45, 一般財団法人神道文化会の座談会。座談会メンバーは櫻井治男(皇學館大学教授)、菅浩二(國學院大學准教授)、武田幸也(國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター助教)、藤本頼生(國學院大學准教授)の四名。
Vol.22, 11 Jun. 2016, 「宗教と社会」学会刊行の学術雑誌、『宗教と社会』に掲載されたもので、平藤喜久子著『神社ってどんなところ』(筑摩書房)の新刊紹介。
39号, 01 Jun. 2016, 4, 5, 平成28年に御鎮座から1160年を迎えた大洗磯前神社の近世以降の御鎮座にかかる式年の記念奉祝事業の経緯と、近代における隨神門の修復について述べたもの。
15 Apr. 2016, 145, 148, 江島尚俊、土居浩、引野亮輔、星野靖二、谷川穣ほか全29名, 歴史学、宗教学・文学・社会学を専門とする研究者によって執筆された近代仏教史に関しての入門書。第7章4項の「戦没者を祭祀する」において、近代以降の靖國神社、護國神社の戦没者祭祀を中心にして、日露戦歿者の招魂祭などについても解説した。
3274号, 14 Sep. 2015, 広井良典千葉大学教授著の『ポスト資本主義』の新刊紹介。広井氏が提唱する「持続型福祉社会」「定常化社会」のなかでとくにケア論に注目して、著者が述べる神社が持つ創建からの長い歴史・時間に着目し、地域コミュニティの中心ともいふべき社寺の「祭り」と福祉政策との総合化が今後の少子高齢化社会が進む中での日本社会の持続と発展へのヒントとなることを指摘している点をとくに紹介すべき点として述べたもの。
3271号, 17 Aug. 2015, 神社新報における読書欄の新刊紹介。元近畿日本ツーリスト社長で東海大学観光学部教授を務めた太田孝氏(故人)の遺著となった著書についての内容紹介であり、昭和戦前期における修学旅行と社寺参詣、とくに伊勢神宮への参詣と修学旅行との関係性について着目した本の内容について述べたもので、若干の書評も加えている。
37号, 01 Jun. 2015, 2, 3, 旧国幣中社でもある大洗磯前神社の遷座祭の斎行に因んで旧官國幣社を中心とした「遷座」にかかわる問題を戦前期の神祇院時代の調査などをもとに、近年の神道学を中心とした研究業績もふまえつつ、式年造替の慣例の事例や根拠等について述べたもので、遷座祭の意義についても触れている。
第3250号, 16 Mar. 2015, 観世流シテ方の能楽師で国の重要無形文化財総合指定保持者の一人でもある小島英明氏の著書『恋する能楽』の新刊紹介。入門書ながら、神社や日本の神々との関わりにも触れられたものであり、初心者から上級者まで満足させる項目等内容についてわかりやすく紹介したもの
10 Mar. 2015, 118, 119, 井上順孝、大谷栄一ほか61名, ミネルヴァ書房刊行のやわらかアカデミズム〈わかる〉シリーズの一書。第Ⅱ章世界の諸宗教の第36項、「神道(3)近現代」について担当執筆。
45号, 20 Jan. 2015, 6, 16, 平成26年8月1日(金)開催の平成26年度、第一回政教関係を正す会研究会における研究発表の記録。司法試験・公務員試験の参考書を中心として両試験の問題解説記述を分析し、これらにみられる政教関係事象および法解釈、判決の解釈の仕方について、今後の影響を指摘した。
360, 20 Jan. 2015, 86, 87, 一般社団法人日本私立大学連盟の機関誌である『大学時報』360号に「シリーズ 私の教育実践―教育現場の最前線から」という連載に同連盟より依頼を受け、自身の大学における授業実践についての内容や苦労などを寄稿したもの。
230号, 20 Jan. 2015, 60, 69, 神宮司庁(伊勢神宮)発行の機関誌『瑞垣』の平成27年新春号に依頼を受け、寄稿したもの。明治初期に一時であるが、神宮が感化院(旧教護院、現在でいうところの児童自立支援施設)の財政的支援を行っており、そのことが社会事業史上における児童自立支援事業の嚆矢としても非常に評価されるべきものであることを論じた。
3230号, 06 Oct. 2014, 神社本庁顧問、神道政治連盟前会長を務めた宮崎義敬氏が若い神職世代のためにとこれまで自身が神社関係の雑誌等に著した60編の原稿をまとめた『一神職の本音~60編の執筆原稿~』(神社新報社刊)の内容紹介。
3218~3220号, 07 Jul. 2014, 21 Jul. 2014, 神社新報社のシリーズ連載として掲載されている「近現代神道史の一齣」の第3弾。昭和戦前期に企図され、施策の実施途中で昭和20年の終戦を迎えるに至ったいわゆる無格社の整備・整理問題について、無格社の定義にはじまり、官制の神社制度調査会での議論、実際に出された要綱の類などについて、順をおって述べ、神職向けに無格社の整理問題について理解を促した論考。平成26年7月7日号、7月14日号、7月21日号の三回に分けて連載。
35号, 01 Jun. 2014, 2, 3, 神社にある社号標がいつ頃から建設され、どのような人物が揮毫しているか、あるいは社号標に類するものとして関西以西の神社に多くみられる標柱(しめばしら)について、その由緒や書かれている文字などについて述べたもので、大洗磯前神社の社号標を揮毫している国学者の池邊義象についても池邊と皇典講究所との関わりを含めて論じた。
3202号, 03 Mar. 2014, 神道宗教学会平成25年度パネル発表の内容について、神社新報の依頼に基づき報告記事としたもので、東日本大震災の被災地を中心として全国各地に遺されている神社由緒のなかから特に自然災害伝承にかかわる由緒の分析を行った結果についての報告および、自然災害と神道にかかわる研究動向の整理について述べたもの。
34号, 01 Jan. 2014, 2, 3, 船の進水式における支綱切断式につかう銀の斧の刃に彫られた三筋と四筋は天照大神はじめ、三貴子の神とされているが、その神の謂れについて進水式の次第とともに起源を述べ、加えていわゆる営内神社の一種とされている艦内神社(軍艦内の神棚や祠)について、とくに大洗磯前神社とかかわりの深い、戦前の軍艦那珂にあった艦内神社のことについて解説し、海や船とかかわりの深い日本の神々について述べたもの
33号, 01 Jun. 2013, 2, 3, 近代における神社の遥拝所について、その設立の経緯や形態の差異、「遥拝」という行為の意義などについて全国各地にある伊勢神宮の遥拝所を例に解説したもの
3163号, 06 May 2013, 今泉宜子著『明治神宮「伝統」を創った大プロジェクト』(新潮社)の内容紹介。
32号, 01 Jan. 2013, 2, 3, 現在、海外の資本によって我が国の山間部をはじめとする水源地の森林や、防衛拠点でもある島嶼部や北海道などの自衛隊駐屯地周辺で中国人や韓国人による土地買収がおこなわれており、国益を著しく侵害することが懸念されていることがメディアでも報じられるようになっている。この点について我が国自体が非常に土地の私有に関する権限が強いことも一因であることを歴史的に指摘するとともに、地籍の問題や土地収用法の問題なども含め、我が国の国土政策、安全保障問題について警鐘を鳴らしたもの。
22 Nov. 2012, 28, 31, 一般社団法人日本私立大学連盟が主催した平成24年度FD推進ワークショップ(新任専任教員向け)の第1日目において開催されたパネル・ディスカッションで発題者として発題した概要。自身のFD実践例やFDに対する具体的な問題意識などについての紹介を試みた。
15 Nov. 2012, 194, 197, 天田顕徳ほか41名, 国内外52の各宗教の聖地と呼ばれる宗教施設および巡礼・ツーリズムの動態等を示したうち、靖國神社についての箇所を担当。国家と聖地という観点から、靖國神社の歴史および、同社の近年の動向や、これまでの慰霊・追悼・顕彰についての先行研究にも触れつつ、首相の公式参拝の問題などについても述べ、靖國神社の現代的な意義と日本人の慰霊・追悼のあり方について述べた論考。
15 Sep. 2012, 8, 24, 平成22年10月14日に東京・赤坂乃木會館で開催された澁川謙一氏(諏訪大社名誉宮司・神社新報社社友)の卒壽を祝う会での同氏の挨拶をもとに論考として発刊されたもので、戦後設立以来65年を経た神社本庁と同庁の設立に深く関与した葦津珍彦氏の神社本庁バラック論などについての論及がなされており、そのため、一般の神職でも理解しやすくして欲しいとの神社新報社の依頼にもとづき、注を執筆担当。あわせて澁川氏のこれまでの年譜および論文等の業績一覧も作成した。なお、論考自体は澁川氏のものであるが、注・論文等の業績一覧については藤本の単独執筆。
17 Jul. 2012, 71, 76, 葦津泰國、澁川謙一、阪本是丸、小堀桂一郎、所功、藤田大誠、黒岩昭彦、後藤俊彦、石田圭介ほか, 葦津珍彦の生誕百年、歿後二十年を記念して神社新報社が編んだ、葦津珍彦に関係する神職、研究者、文化人らからのエッセイ集(神社新報に掲載されたもの)。
40, 30 Jun. 2012, 14, 23, 平成23年7月30日(土)開催の政教関係を正す会研究会での発表内容の速記録を校閲のもと掲載されたもの
31, 01 Jun. 2012, 2, 3, 近年行われているネーミングライツ始め、各地方自治体の合併により地名の改変がなされていることに対して、歴史的な変遷と神社とのかかわりについて述べることで、安易な地名改変に警鐘を鳴らすもの
第114号, 31 Mar. 2012, 10, 11, 司法試験参考書における政教分離関係の設問・記述に着目し、その内容について論じたもの
30, 01 Jan. 2012, 2, 3
179号, 15 Dec. 2011, 9, 12, 神道政治連盟の機関誌『意』において、シリーズ「政教問題を考える」の一環として、修学旅行と宗教教育の問題について取り上げ、公立学校児童・生徒の靖國神社参拝について、戦後出されている通達の失効等を取り上げ、社寺への参詣と教育基本法改正前後の問題について短く論じたもの
3086号, 12 Sep. 2011, 6, 6, 千葉大学教授広井良典氏の新刊『創造的福祉社会』(ちくま新書)について、『神社新報』に新刊紹介として掲載。同書の第3章のなかにある「コミュニティ感覚の分断」という問題に関して、とくにコミュニティの社会的資源でもある神社や商店街の問題について取り上げ、都市・地域コミュニティの抱える問題について地域再生という課題なども交えながら書籍の内容について紹介した。
第71号(11-2), 25 Jul. 2011, 3, 7, 平成23年3月11日に起こった東日本大震災の被災地域への支援について神社本庁をはじめとする神社界の各団体、神職個人の支援の状況について述べるとともに、震災後の被災地域の神社と氏子の問題、あるいは、復興支援策について述べたものである。
17, 30 Jun. 2011, 100, 101
第29号, 01 Jun. 2011, 2, 3, 東日本大震災を受けて、今後の震災復興を考える上で、特に近代最大の被害を及ぼした関東大震災の震災復興と都市計画をみていくことで、その都市計画に寄与した神社人の活動など、神道社会事業史の上でも特徴的な人物でもある吉田茂(のちの内務省神社局長)などに着目しつつ、近代日本がどのような都市をつくろうとしたのか論じたものである。
第16号, 01 Jun. 2011, 全国神職会発行の機関誌『皇国時報』について書誌の情報等についての解説を担当、執筆するとともに、嶋津宣史、武田幸也両氏とともに同誌の373号から549号の総目次の作成を担当した。
第3024号, 31 Jan. 2011, 『神社新報』に掲載された新刊紹介で、太田正弘氏が神道にかかわる名言、名句、格言等をつぶさに収集し、解説を加えた書の内容について紹介したものである。
第28号, 01 Dec. 2010
51-2, 31 Aug. 2010, 145, 146
第27号, 01 Jun. 2010, 2, 3, 大洗磯前神社社務所発行の社報『大洗さん』に掲載された小論文で、大洗磯前神社境内にある鳥居の形式や建立の経緯について、社誌などを元に述べ、さらに一番古いとされる鳥居の形式に着目し、その形式が「中山鳥居」と呼ばれる形式であることと、その鳥居の建立年代を種々の資料から分析したもので、境内を歩く参拝者や氏子の便宜に供したものである。
24 May 2010, 『神社新報』に掲載された新刊紹介で、近年、外資による日本の森林の買占めや環境問題、特に水資源に着目して地政学、国土政策全体への危機を提唱している書の内容について紹介、書評したものである。
第26輯, 01 Mar. 2010, 69, 72, 平成20年11月29日に開催された皇學館大学神道研究所公開学術シンポジウム(平成20年度)の記録。シンポジウムのコメンテーターとして参加したもので、伊勢・宇治山田における明治初年の神仏分離に関する発表に対してコメントを行った。
第26号, 01 Jan. 2010, 2, 3, 大洗磯前神社社務所発行の社報『大洗さん』に掲載された小論文で、大洗磯前神社の先々代宮司を務め、内務官僚でもあった篠塚庸之助宮司の事績に注目し、篠塚氏の直属の上司で、その風貌や仕事ぶりから「豪腕」官僚と呼ばれ、神社局長や岡山県知事、北海道庁長官などを務めた佐上信一の事績から、葦津珍彦が「官僚神道」と称した内務官僚の神社観や人柄について述べたものである。
第869号, 01 Jan. 2010, 6, 7, 東京都神社庁発行の『東神』第869号(平成22年1月)に掲載されたもので、『東神』では毎年、干支に因んだ話として、文化的な側面、社会的、歴史的な側面から、論じたコラムが掲載されているなかで、特に本文では神社名、祭神名との関わりを中心に「虎」と「寅」について紹介し、神職の教養や社頭講話の利便に供したものである。
第2991号, 07 Sep. 2009, 神社新報に掲載された新刊紹介で、第9回大佛次郎論壇賞を受賞した広井良典著『コミュニティを問い直す』の書について、日本におけるコミュニティの空間的範囲の問題をコミュニティの中心とは何か、またその原型とは何かといふ視点から展開した持論のなかで、特にコミュニティと神社との関係性について論じた点を中心に紹介、書評したものである。
第15号, 01 Jun. 2009, 166, 170, 本論文は「宗教と社会」学会 2008年度 第16回学術大会テーマセッション(於南山大学:平成20年6月15日)における筆者発表をもとに論文化したもので、宗教における社会貢献が注目されつつあるなかで、何が神社神道における社会貢献なのか、神社神道の立場でどのように考えられるのかについて考察したものである。神社界の社会貢献的な活動は、対社会的なアピールという点ではいわゆる社会貢献分野で取り上げられるような面が少なかったのではないかと考えられる一方で、逆にいえば対外的ないわゆる社会救済、個人救済のための貢献活動という面よりも、神社神道ならではのものに焦点を絞って、社会貢献を考える必要性を指摘したものである。
第25号, 01 Jun. 2009, 2, 3, 大洗磯前神社社務所発行の社報『大洗さん』に掲載された小論文で、文部大臣や神社局長等を歴任した水野錬太郎や文豪夏目漱石、歌人の正岡子規などと同級生で、のちに第二高等学校校長や水戸中学校長などを務め、「今東湖」とも呼ばれた近代水戸学の権威として知られる菊池謙二郎の事績について、親友であった正岡子規の『水戸紀行』をもとに大洗との関わりを述べたものである。
第14号, 01 Mar. 2009, 241, 283, 全国神職会の会報であった『全国神職会会報』の後継誌の『皇国』については、大正期から昭和初期における神職や神社の動きを知る上で必読の雑誌であるが、完本にて所蔵する図書館等の所蔵機関も限られており、また復刻等もなされていないことから、研究者等の調査研究が比較的これまで進んでいなかった。そこで、のちに神社本庁総合研究所において、冊子化することを目的として『神社本庁教学研究所紀要』に『皇国』誌の総目次を掲載する作業を筆者が担当者となって行い、研究者等の調査研究の一助としたものである。
01 Mar. 2009, 大阪府神社庁教化委員会主催の福祉研修会(平成20年11月20日)での基調講演・パネルディスカッションの記録。パネラーとして「地域における子育て支援活動と神社の資源―プレイセンター・ピカソの事例―」と題して発表したものの記録。
第2963号, 02 Feb. 2009, 神社新報に掲載された新刊紹介で、平成17年3月24日~30に東京・高輪プリンスホテルを会場として行はれた国際宗教学宗教史会議第19回世界大会(IAHR2005)の成果、記録集の一部として作成された書について紹介、書評したものである。
第24号, 01 Jan. 2009, 2, 3, 大洗磯前神社社務所発行の社報『大洗さん』に掲載された小論文で、氏子崇敬者を対象に、毎年、六月と十二月に全国の神社で斎行される大祓についてその儀式について、一般に半年間の罪やケガレを祓うための儀式であるということの意味と、その際に唱える「大祓詞」の意味等も含めて、大祓式がいつからかどんな形で行われてきたかということについて、その由来と歴史を平易な形で述べたものである。
第2957号, 08 Dec. 2008, 神社新報に掲載された新刊紹介で、宗教研究者の中でも特に利他主義の研究の第一人者ともいうべき稲場圭信大阪大学准教授の『思いやり格差が日本をダメにする―支え合う社会をつくる8つのアプローチ』の書について、我が国の「思いやり」社会の現状、つまり利他主義の現状を分析、最新の研究成果を紹介しており、後半では「思いやり」の心を育て、支え合う社会へのアプローチとなる実例等の内容を紹介し、書評を行ったものである。
第2955号, 24 Nov. 2008, 神社新報社の執筆依頼に基づき、日本宗教学会2008年度学術大会(於筑波大学)でのパネル発表「現代日本における地域活動と宗教文化の活用-神道と福祉の接点-」の筆者の発表「地域の子育て支援と神社の資源-プレイセンター・ピカソの事例―」の一部を神社新報の読者紹介用に再構成したもので、宗教文化と福祉文化との接点を探るという試みの一つとして、子育て支援活動と神社との関わり、なかでも神社境内にある施設や鎮守の森の所在環境そのものを利用した子育て支援活動の事例について述べたものである。
第2947号, 01 Sep. 2008, 神社新報に掲載された新刊紹介で、建築学や民俗学、絵画史など専門分野の異なった研究者によって結成された「祭礼文化研究会」の研究成果の一部である岩間香・西岡陽子編『祭りのしつらい 町家とまち並み』について、祭礼図や神輿の飾り、山車の通る街路を彩るしつらいや、見世物、人形や曳き物などの造り物に焦点をあてて、祭礼を形づくる町家など地域景観と祭礼との関係を明らかにした書を紹介したものである。
01 Jul. 2008, 242, 255, 原題は、「池上良正「靖國信仰の個人性」『死者の救済史』を読んで」というもので、平成18年10月7日に國學院大學研究開発推進センター主催「第2回「慰霊・追悼」研究会」において、池上良正駒澤大学教授を招き、池上氏の著した「靖國信仰の個人性」『死者の救済史』の論文並びに著書についての研究会を開いた際の筆者発表のレジュメを元に文章化している。宗教社会学、近代神道史の観点から、靖國神社を巡る問題について言及しており、戦前の慰霊・追悼・顕彰と、戦後の慰霊・追悼・顕彰とはいかに違うのか、または同じものなのかという点、あるいは近代において、慰霊や追悼を行う国家的な儀礼の場というもののなかに何故、神社という形態があるのかについても神社の所轄、制度上の問題、あるいは東京都、大阪府等の忠魂碑、顕彰碑の分類などのデータ化を試み、さらには近代における靖國神社・護國神社に関わる法令資料を用いながら論じている。
第23号, 01 Jun. 2008, 2, 3, 大洗磯前神社社務所発行の社報『大洗さん』に掲載された小論文で、戦前期に社務所やその他の機関から発行された各種の大洗磯前神社や付近の名所の絵葉書、鉄道省の発行した書籍をもとに戦前期の大洗の景観について述べつつ、近年、地方都市のどこに行っても某大型ショッピングセンターやファストフード店、レストラン、大型電気チェーン店等の看板などが国道、県道沿いに連なる「マクドナルド化」、「ファスト風土化」と呼ばれる状況に対して警鐘を鳴らしたものである。
第2922号, 17 Mar. 2008, 神社新報に掲載された新刊紹介で、ミネルヴァ書房より出版されている「やわらかアカデミズム」の中の一冊『よくわかる宗教社会学』について、宗教学、宗教社会学をとっつき難いものと見ている学生や奉職後の神職に対して、も、種々の宗教事情や現代社会の中でおさえておくべき事象を平易に解釈し、有益な情報と知識を提供してくれる書として紹介をこころみたものである。
第13号, 01 Mar. 2008, 273, 310, 全国神職会の会報であった『全国神職会会報』の後継誌の『皇国』については、大正期から昭和初期における神職や神社の動きを知る上で必読の雑誌であるが、完本にて所蔵する図書館等の所蔵機関も限られており、また復刻等もなされていないことから、研究者等の調査研究が比較的これまで進んでいなかった。そこで、のちに神社本庁総合研究所において、冊子化することを目的として『神社本庁教学研究所紀要』に『皇国』誌の総目次を掲載する作業を筆者が担当者となって行い、研究者等の調査研究の一助としたものである。
第22号, 01 Jan. 2008, 2, 3, 大洗磯前神社社務所発行の社報『大洗さん』に掲載された小論文で、大洗磯前神社の分祀社や、「大洗」、「磯前」を冠する神社について、神社本庁が平成7年に発行した、「全国神社祭祀祭礼総合調査(平成「祭」データ)」の報告書の調査報告結果に基づき、その分布を述べ、信仰の様相を明らかにしたものである。大洗信仰については、まだその信仰の概要は神社の分布も含め、明確化されておらず、その一助となるべく執筆したものである。
第2909号, 03 Dec. 2007, 神社新報に掲載された書籍紹介で、助産師の平田喜代美氏が監修した『おっぱいはえらい!!-母乳育児を取り戻そう-』について、全国敬神婦人連合会・全国女子神職協議会が発行している『腹帯イロハ』の執筆者からの観点から、単に母乳育児や育児の手ほどきが述べられているだけではなく、食の重要性、食育の重要性をも指摘している書について、我が国の伝統や文化を大切にしていくためにも紹介したものである。
第19号, 01 Dec. 2007, 18, 74, 財団法人神道文化会の機関誌である『神道文化』第19号に掲載された座談会「文明開化と神道文化」(加藤隆久、矢野憲一、阪本是丸、佐野和史、森悟朗、嶋津宣史、藤本頼生)の対談の内容について、近代神道史の研究者の立場から、座談会の出席者として参加し、編集作業を行ったが、座談会の内容を読者にさらに深めてもらうため、注記を担当した。
17 Jul. 2007
第82号, 01 Jun. 2007, 8, 9, 子育て支援活動と神社との関わりについて、なかでも神社境内にある施設や鎮守の森の所在環境そのものを利用した子育て支援活動として注目される事例である「プレイセンター・ピカソ」(東京都国分寺市)の活動について述べたもので、教員と神職を兼職する者の連合組織である全国教育関係神職協議会の広報誌に掲載されたものである。
第2881号, 07 May 2007, 神社新報に掲載された新刊書籍の紹介で、日本宗教史の上で活躍した人物が数多くいる中にあって、特に近代にクローズアップし、明治期から平成に至るまでの宗教家として実践と思想の相俟った101名の人物の個人史を取り上げた書について紹介と書評を試みたものである。
第12号, 01 Mar. 2007, 369, 435, 戦前期の神社や神職の活動、思想や言説、神祇制度など、当時の神社神道の実状を窺うことのできる代表的な雑誌としては、『全国神職会会報』、『神社協会雑誌』の二誌が挙げられるが、神職主体の組織であった全国神職会が機関誌として発行した『全国神職会会報』については、現場の神職の声を中心として広範な意見や論説を掲載しており、両誌を併読することで戦前の神社神道の実状をより正確に理解することができるものである。両誌はともに復刻版が刊行されているが、『全国神職会会報』については、諸般の事情により、復刻版の発行元である㈱ゆまに書房より、総目次・総索引が刊行されておらず、復刻版を作成した㈱ゆまに書房にも了解を得た上で、『全国神職会会報』の総目録を作成し、研究者、学生等の利便に供した。目録の作成にあたっては、松本丘皇學館大学准教授(当時神社本庁録事)とともに作業を行った。
第2866号, 15 Jan. 2007, 神社本庁総長や多賀大社宮司、学校法人皇學館大学理事長などを歴任し、平成17年に96歳で逝去した故櫻井勝之進氏の遺稿や故人を偲ぶ人々の思い出の記を編んだ『惜陰-櫻井勝之進大人命偲び草-』についての紹介記事が神社新報に掲載されたものである。
第18号, 01 Dec. 2006, 20, 76, 財団法人神道文化会の機関誌である『神道文化』第18号に掲載された座談会「葦津珍彦とその時代」(澁川謙一、葦津泰國、阪本是丸、齊藤智朗、藤田大誠、藤本頼生)の対談の内容について、近代神道史の研究者の立場から、座談会の出席者として参加したが、戦後神道史の要ともなる時期に活躍した人物の事績等、座談会の内容を読者にさらに深めてもらうため、注記を担当した。
第2861号, 27 Nov. 2006, 神社新報に掲載された新刊書籍の紹介で、三部構成、序章終章併せて十八章からなる。第Ⅰ部では現代の生の現場から問う、第Ⅱ部では宗教の立場に即して考える、第Ⅲ部は、宗教に距離をとって問うといふ構成をとったもので、宗教概念や神学、祭祀や儀礼といった宗教学の基本に関はる問題はもとより、臓器移植や脳死問題、共同体と宗教、学校教育と宗教、スピリチュアリティや心霊、戦死者の慰霊、追悼、多文化主義と原理主義など、昨今ニュースなどでも話題となっているテーマを多く掲げたQ&A形式の書について紹介を試みたものである。
第2853号, 25 Sep. 2006, 神社新報社の依頼に基づき、筆者が世話人として所属する「「宗教と社会」学会」の学会プロジェクトとして承認された「宗教と社会貢献研究プロジェクト」について、発足の経緯、研究会の内容、今後の活動の展開等について述べたものである。
01 Jul. 2006, 222, 271, 神社新報社刊行の『国家神道とは何だったのか』(葦津珍彦著・阪本是丸注)の新版刊行に際して、新たに論文2本と国家神道関係主要参考文献目録が改訂されたことに伴い、筆者は国家神道関係主要参考文献目録の目録作成を担当した。尚、新版にて論文を寄稿している齊藤智朗、藤田大誠両氏とともに目録の作成を担当した。
第19号, 01 Jun. 2006, 2, 3, 大洗磯前神社社務所発行の社報『大洗さん』に掲載された小論文で、大洗磯前神社の鎮座する大洗町は、明治維新の思想面での原動力の一つともなった水戸学とも由縁深い地であり、同じく思想面での原動力の一つともなった学問に国学があることから、明治の国学者の事績に注目し、現代社会の上でも国語学や言語学のみならず、服飾や音楽・工芸など、大きな恩恵を蒙っている明治の国学者の事績とその内容について、先行研究などをもとに論じたものである。
第11号, 01 Mar. 2006, 325, 386, 戦前期の神社や神職の活動、思想や言説、神祇制度など、当時の神社神道の実状を窺うことのできる代表的な雑誌としては、『全国神職会会報』、『神社協会雑誌』の二誌が挙げられるが、神職主体の組織であった全国神職会が機関誌として発行した『全国神職会会報』については、現場の神職の声を中心として広範な意見や論説を掲載しており、両誌を併読することで戦前の神社神道の実状をより正確に理解することができるものである。両誌はともに復刻版が刊行されているが、『全国神職会会報』については、諸般の事情により、復刻版の発行元である㈱ゆまに書房より、総目次・総索引が刊行されておらず、復刻版を作成した㈱ゆまに書房にも了解を得た上で、『全国神職会会報』の総目録を作成し、研究者、学生等の利便に供した。目録の作成にあたっては、松本丘皇學館大学准教授(当時神社本庁録事)とともに作業を行った。
第11号, 01 Mar. 2006, 387, 431, 本年表は『神社本庁教学研究所紀要』に掲載されたもので、近年、特に靖國神社問題に関連して、とりわけ首相の靖國神社参拝がテレビ、新聞紙上をはじめとしてマスコミなどで報道、問題視され、特に近隣諸国との外交問題に関連付けて政治問題化しようとする向きがある。本年表では明治維新以降、靖國神社、神宮の歴史年表と宗教史年表に併せ、特に近現代の中国、韓国の歴史も含め掲載することで、両国の政治、社会情勢、我が国の政治、社会情勢と神宮・靖國神社の歴史がいかなる関連があるのか、ないのかということについて、事実関係を少しでも明らかにすることにあり、また各マスメディア等で取り立てて問題視する程の歴史的関連性があるのかないのかということを明確化する意味でも年表化を試みたものである。また伊勢神宮の首相参拝に関しても年表を作成したので併せて参照戴ければ幸甚である。両社の歴史的な事項の比較から、また首相の参拝についても政治的、社会的な動きそのものと決して密接に関連しているわけではないことや、戦前と戦後の首相の参拝については、法制度のみならず、その意義についても大きく異なっていることが明らかになった。
第73号, 01 Jan. 2006, 26, 29, 財団法人式内社顕彰会の機関誌である『式内社のしおり』に掲載されたコラムで、現在、神社神道の神拝作法として知られる二拝二拍手一拝の「二拝」に着目し、何故神を拝する作法が「再拝」となったのか、その由来について、これまでの先行研究などを元に平易に論じたものである。
第821号, 01 Jan. 2006, 6, 7, 東京都神社庁発行の『東神』第821号(平成18年1月)に掲載されたもので、『東神』では毎年、干支に因んだ話として、文化的な側面、社会的、歴史的な側面から、論じたコラムが掲載されているが、特に本文では江戸期の伊勢神宮への「おかげ参り」に注目し、おかげ参りに犬の代参があったことについて詳しく述べ、犬と人々、神との関わりについて平易に解説し、神職の教養や社頭講話の利便に供したものである。
第2815号, 05 Dec. 2005, 神社新報に掲載された新刊の書評で、「日本的空間づくりの技術」、「日本的景観づくりの思想」という進士氏の説く庭園論について、本書は単に日本庭園の歴史を紹介する書としての目的意識のもとに書かれたものではなく、人々の住みやすい都市空間、身体的空間の一つとしての庭園とは何かという問題を取り上げようとしていることを紹介し、各章ごとに書評を行ったものである。
第2794号, 27 Jun. 2005, 神社新報に掲載された新刊書籍の紹介で、本書は江戸中期から続く、檜皮葺職人(檜皮葺師)の十代目として、関西を中心に文化財修復の最前線に携わる著者が、社寺をはじめとして、古代の宮殿や城郭、古民家、桂離宮など、それぞれの屋根や建物の魅力を建築技術の文化、歴史といった観点から述べた点に着目しながら、書籍の内容を紹介、書評したものである。
第2786号, 25 Apr. 2005, 神社新報社の依頼に基づき、平成17年3月24日~30に東京・高輪プリンスホテルを会場として行はれた国際宗教学宗教史会議第19回世界大会(IAHR2005)の各パネル発表や大会メインの学術シンポジウムなどについて、紹介しつつ、筆者も発表者として参加したパネル発表での手ごたえなども織り交ぜつつ、宗教関係の国際学会が日本にて開催される意義と、神社関連の発表の諸相について述べたものである。
第10号, 01 Mar. 2005, 『全国神職会会報』については、諸般の事情により、復刻版の発行元である㈱ゆまに書房より、総目次・総索引が刊行されておらず、復刻版を作成した㈱ゆまに書房にも了解を得た上で、『全国神職会会報』の総目録を作成し、研究者、学生等の利便に供した。目録の作成にあたっては、松本丘皇學館大学准教授(当時神社本庁録事)とともに作業を行った。
平成16年12月20・27日合併号, 20 Dec. 2004, 神社新報に掲載された新刊書籍の紹介である。千葉県神社庁が実施した県内鎮守の森の調査内容が書籍化されたものについて、その内容を紹介した。
第16号, 01 Nov. 2004, 財団法人神道文化会発行の機関誌『神道文化』第16号に掲載されたものである。
第16号, 01 Nov. 2004, 財団法人神道文化会発行の機関誌『神道文化』第16号に掲載された座談会「神道文化と福祉文化」について、その内容を補足するため、注記を掲載し、その執筆を行ったものである。
平成16年10月11日号, 11 Oct. 2004, 神社新報に掲載された新刊書籍の紹介である。
平成16年7月5日号, 05 Jul. 2004, 神社新報に掲載された新刊書籍の紹介である。
第16号, 17 Apr. 2004
第9号, 01 Mar. 2004, 『全国神職会会報』については、諸般の事情により、復刻版の発行元である㈱ゆまに書房より、総目次・総索引が刊行されておらず、復刻版を作成した㈱ゆまに書房にも了解を得た上で、『全国神職会会報』の総目録を作成し、研究者、学生等の利便に供した。目録の作成にあたっては、松本丘皇學館大学准教授(当時神社本庁録事)とともに作業を行った。
01 Jan. 2004, 神社本庁教学研究所にて研究プロジェクトの一環として実施されていた「神宮大麻に関する研究会」の報告書の一部分をなす論文である。信仰的意義に関しては土岐淳氏(現神奈川県神社庁主事。当時研修課録事)と共同にて執筆を行った。
01 Jan. 2004, 神社本庁教学研究所にて研究プロジェクトの一環として実施されていた「神宮大麻に関する研究会」の報告書の一部分をなす論文である。
01 Jan. 2004, 神社本庁教学研究所にて研究プロジェクトの一環として実施されていた「神宮大麻に関する研究会」の報告書の一部分をなす論文である。
平成15年12月8日号, 01 Dec. 2003, 神社新報に掲載された新刊書籍の紹介である。
平成15年8月18日号, 01 Aug. 2003, 神社新報に掲載された新刊書籍の紹介である。
平成15年7月14日号, 01 Jul. 2003, 神社新報に掲載された新刊書籍の紹介である。
第790号, 01 Jun. 2003, 東京都神社庁発行の機関紙『東神』に掲載されたもので、神道と福祉についてのかかわりを特に伝統文化、民俗文化とのかかわりのなかで歴史的に解説を加え、述べたものである。