制度先行型と実態先行型の住民自治
―日韓比較に基づく「接合モデル」の提示―, 金今善, 季刊 行政管理研究, 191, 48, 60, 2025年09月, 一般財団法人 行政管理研究センター
NIMBY問題と市民委員会型政策形成 : 東京都狛江市の事例からみた機能と陥穽, 金 今善, 法学会雑誌, 57, 1, 235, 264,266-272, 2016年07月, 首都大学東京都市教養学部法学系
迷惑施設問題への自治体の対応をめぐる実態とそのあり方 : 一般廃棄物処理施設をめぐる紛争を中心に (特集 「迷惑施設」とどう向き合うか), 金 今善, 都市問題, 106, 7, 23, 28, 2015年07月, 後藤・安田記念東京都市研究所
韓国における分権改革の構造と動態, 金 今善, 法学会雑誌, 55, 2, 331, 382, 2015年01月, 首都大学東京都市教養学部法学系
自治体行政における紛争管理と参加をめぐる諸問題, 金今善, 『都市社会研究』第6号, 2014年03月, せたがや自治政策研究所
自治体の紛争管理に関する政治・行政学的考察:杉並区と武蔵野市の一般廃棄物処理施設事例研究, 金 今善, 社会技術研究論文集, 11, 0, 55, 69, 2014年, 社会技術研究会, 本稿は,一般廃棄物処理施設の立地をめぐって事業主体・自治体と立地地域との間で展開される,対立・競合する諸利益の調整過程を,自治体行政における '紛争管理' という新たな枠組みを構築して捉え,政治・行政学的に考察したものである.具体的には,杉並区清掃工場建設事例と武蔵野市クリーンセンター建設事例を取り上げ,その決定に至るまでの過程を比較分析した.分析の結果,自治体行政における紛争管理のあり方に影響を与える要素として,紛争当事者の性格(問題意識や信頼の程度等),住民参加の経験,意思形成の場の特性,政治構造などの知見が得られた.
韓国の特別市・広域市―自治区制度の改編論議が問いかけるもの~大都市地域にふさわしい自治の仕組みを探る~, 金今善, 『都市社会研究』第5号, 2013年03月, せたがや自治政策研究所
韓国における「地域行政」と自治の行方?--邑・面・洞機能転換, 金 今善, 都市政策研究, 2, 185, 230, 2008年, 首都大学東京都市教養学部都市政策コース
廃棄物処理施設の建設をめぐる紛争と行政対応のあり方(2・完), 金 今善, 法学会雑誌, 48, 1, 207, 255, 2007年07月, 首都大学東京都市教養学部法学系 東京都立大学法学部
廃棄物処理施設の建設をめぐる紛争と行政対応のあり方(1), 金 今善, 法学会雑誌, 47, 2, 195, 228, 2007年01月, 首都大学東京都市教養学部法学系 東京都立大学法学部
大都市における自治区の現状と課題--ソウル特別市二五自治区を中心に, 金 今善, 都市政策研究, 1, 155, 190, 2007年, 首都大学東京都市教養学部都市政策コース
迷惑施設の立地をめぐる政策執行過程における「合意形成」--東京都日の出町最終処分場立地紛争を中心に, 金 今善, 東京都立大学法学会雑誌, 45, 1, 313, 370, 2004年07月, 東京都立大学法学部
基礎自治体としての新宿区の今後のあり方について, 金今善・北野和雄, 『2008(平成20)年度 新宿自治創造研究所 活動報告書』, 2010年03月, 新宿区新宿自治創造研究所
集合住宅WG~統計データから見る新宿区のマンション~, 金今善・鍋島協太郎, 『研究所レポート2010 集合住宅WG報告(1)』, 2011年03月, 新宿区新宿自治創造研究所
集合住宅WG~マンションから見る新宿区の地域特性~, 金今善・大熊賢司, 『研究所レポート2011 集合住宅WG報告(2)』, 2011年11月, 新宿区新宿自治創造研究所
集合住宅WG~新宿区におけるマンションと地域社会のつながりの実態~, 金今善・大熊賢司 , 『研究所レポート2011 集合住宅WG報告(3)』, 2012年03月, 新宿区新宿自治創造研究所
地域公共施設の住民管理に関する研究~地域コミュニティ施設を例に~, 金今善, 『2012年活動報告書』Vol.5, 2013年05月, せたがや自治政策研究所
世田谷区におけるコミュニティ行政の展開とその特徴に関する研究, 金今善, 『2013年 活動報告書』Vol.6, 2014年06月, せたがや自治政策研究所
書評「寄本勝美著『リサイクル政策の形成と市民参加』(有斐閣,2009年)」, 金今善, 日本行政学会編『年報行政研究』第46号,150-152頁, 2011年05月10日, ぎょうせい
24H00137, 2024, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 代表的官僚制論から見る日本官僚制:国際比較に基づく定性・定量混合アプローチ, 政府における社会の諸集団の代表性の確保は現代民主制の根本的問題である。しかしながら、日本においては政治とともに政府の重要な構成要素である行政の代表性に対する関心は低く、低水準に留まってきた。また国際的に重要なトピックでありながら、行政の代表性に関する国際比較研究は殆ど実施されてこなかった。本研究は代表的官僚制論を応用し国際比較と制度的文脈の明確化を行いながら、定性定量の両面に意を払った探索的混合研究を通じ日本官僚制の代表性に関する特質を包括的に浮き彫りにする。研究の第1段階では行政の代表性に関わる制度的側面と認識的側面について日本と海外を事例に質的分析を実施することで、各政府における制度の異質性を明らかにし、行政の代表性に関わる人々の態度・行動に影響を及ぼす要因を探索的に解明する。第2段階では明らかにされた諸要因を組み込みながらアンケート調査を行い各種要因の影響を統計的に検証する。日本だけではなく海外でもほとんど取り組まれていない行政の代表性に関する国際比較と混合研究を通じ、行政の代表性というテーマを日本で確立し、同テーマに関する国際的な貢献を行つ。
22K01931, 2022, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 韓国ソウル市における住民主体のまちづくりの展開とローカル・ガバナンスに関する研究
16HP5141, 2016, 日本学術振興会, 科学研究費補助費(研究成果公開促進費), 自治体行政における紛争管理~迷惑施設立地問題とどう向き合うか~
24H00137, 代表的官僚制論から見る日本官僚制:国際比較に基づく定性・定量混合アプローチ, 政府における社会の諸集団の代表性の確保は現代民主制の根本的問題である。しかしながら、日本においては政治とともに政府の重要な構成要素である行政の代表性に対する関心は低く、低水準に留まってきた。また国際的に重要なトピックでありながら、行政の代表性に関する国際比較研究は殆ど実施されてこなかった。;本研究は、代表的官僚制論を応用し、国際比較と制度的文脈の明確化を行いながら、定性定量の両面に意を払った探索的混合研究を通じ日本官僚制の代表性に関する特質を包括的に浮き彫りにする。
JP22K01931, 韓国ソウル市における住民主体のまちづくりの展開とローカル・ガバナンスに関する研究, 本研究では、韓国ソウル市のマウル共同体づくり事業を対象として、ローカル・ガバナンスの観点からコミュニティ・レベルでの住民自治のあり方を考察する。具体的には、(1)「ソウル型住民自治会モデル事業」の推進背景、制度設計上の特徴及び方向性、運営体系等に関する現状と課題の分析を行う。(2)ソウル市25自治区において、行政と住民のインターフェースとしての役割を担いながら、多様な主体の協働によるマウル共同体づくり活動を支援する、マウル共同体総合支援センターを対象に、地域協働コーディネーター(調整役)に求められる組織マネジメントとネットワーク形成に関する中間支援組織のあり方を探求する。;本年度は、韓国ソウル市のマウル共同体政策および住民自治制度の展開に焦点を当て、とりわけ中間支援組織と住民組織との関係性、およびその運営実態に関する検討を中心に研究を進めた。政策資料や年次報告書、支援センターの評価報告をもとに、各区における支援体制の差異と制度運用の特徴を分析し、以下の点が明らかとなった。;・ソウル市におけるマウル共同体政策は、第1・第2期(2012~2022)を通じて対象領域が拡大し、地域生活課題の解決を担う制度的枠組みとして制度化されてきた。;・マウル支援センターや住民組織に見られる「住民参加の制度化」は、政策調整機能・資源仲介機能・関係性形成支援など多機能的な中間支援の展開によって実現されている。;一方で、制度疲労・行政側の再編・予算縮小などにより、人的支援や事務局機能が不安定化しており、持続的ガバナンスに向けた再構築の必要性が確認された。;また、現地調査の実施が一部困難であったため、現地訪問型インタビューは予定より遅れたが、既存の報告書・政策資料・会議録などの文献分析を通じて基礎データの収集と全体像の整理には支障がなく、理論的枠組みの構築は計画通り進行している。;韓国における政治・行政状況の不安定化(政策優先度の変化、自治制度の見直し等)や、調査協力機関との調整困難などにより、当初予定していたインタビュー調査の一部が延期された。そのため、現地での実践的フィールド調査は限定的となった。;一方で、これを補完すべく、各種政策文書、年次報告書、行政資料、および研究文献の体系的収集と内容分析を進め、対象政策の展開過程と支援構造に関する全体像の把握は順調に進んでいる。遅延分は2025年度前半に再調整を行い、補完的な聞き取り調査・比較分析を実施する予定である。;本年度の分析を基に、マウル共同体制度の地域間差やガバナンス構造の差異を整理し、日本国内の住民自治制度との比較検討を進める。;特に、「中間支援の持続可能性」「自治能力育成支援」などを柱に、統合的な分析枠組みを提示する。;調査延期分については、2025年度前半に再訪・再調整を行い、実務者インタビューと現場観察を補完し、政策提言に向けた応用研究に接続する。;得られた成果は、国内外の学会報告・学術誌投稿・研究会開催などを通じて発信する。
JP24H00137, 代表的官僚制論から見る日本官僚制:国際比較に基づく定性・定量混合アプローチ, 政府における社会の諸集団の代表性の確保は現代民主制の根本的問題である。しかしながら、日本においては政治とともに政府の重要な構成要素である行政の代表性に対する関心は低く、低水準に留まってきた。また国際的に重要なトピックでありながら、行政の代表性に関する国際比較研究は殆ど実施されてこなかった。;本研究は、代表的官僚制論を応用し、国際比較と制度的文脈の明確化を行いながら、定性定量の両面に意を払った探索的混合研究を通じ日本官僚制の代表性に関する特質を包括的に浮き彫りにする。