K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

神事 努
人間開発学部 健康体育学科
准教授
Last Updated :2019/04/02

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    神事 努, ジンジ ツトム

所属・職名

  • 人間開発学部 健康体育学科, 准教授

学位

  • 2011年09月, 博士(体育学), 中京大学, 乙第44号

本学就任年月日

  • 2015年04月01日

研究分野

  • バイオメカニクス

研究活動

論文

  • Multi-body power analysis of the baseball pitching based on a double pendulum, Procedia Engineering, 34, 784, 789, 2012年05月01日, Jinji, T., Ohta, K., Ozaki, H., 投球動作における投球腕へのエネルギー伝達の様相をマルチボディパワー解析を用いて明にした.
  • Multi-body power analysis of kicking motion based on a double pendulum, Procedia Engineering, 34, 218, 223, 2012年05月01日, Ozaki, H., Ohta, K., Jinji, T., サッカーのキック動作における蹴り足へのエネルギー伝達の様相をマルチボディパワー解析を用いて明にした.
  • Comparison of the Snatch Technique for Female Weightlifters at the 2008 Asian Championships, Journal of Strength & Conditioning Research, 26 (5), 1281, 1295, 2012年05月01日, Ikeda, Y., Jinji, T., Matsubayashi, T., Matsuo, A., Inagaki, E., Takemata, T., and Kikuta, M., ウエイトリフティングの挙上動作において,日本人選手と中国人選手を比較することで,より重い重量を持ち上げるために重要な動作を明らかにした.
  • 「投球されたボールの軌跡 -「動くボール」の正体」, 『バイオメカニクス研究』, 16, 41, 46, 2012年01月01日, 神事努, 森下義隆, 平山大作, 平野裕一, 「動くボール」は何なのかを,海外野球投手の例を出して解説した.
  • 「広角に長打を放つためのバットの動き」, 『バイオメカニクス研究』, 16, 52, 59, 2012年01月01日, 森下 義隆 , 那須 大毅, 神事努, 平野裕一, 野球のバッティングにおいて,打球を打ち分ける方法について明らかにした.
  • 「第5回世界大学野球選手権大会の動作分析活動の概要~以後の同様な活動のために~」, 『バイオメカニクス研究』, 16, 14, 21, 2012年01月01日, 平山大作, 島田一志, 川村卓, 松尾知之, 神事努, 平野裕一, 世界大会でバイオメカニクス的なデータを採取する上で重要な点についてまとめた.
  • 「二重振子モデルに基づいたピッチングにおけるスナップ動作の数理解析」, 『日本機械学会シンポジウム:スポーツ・アンド・ヒューマンダイナミクス講演論文集』, 459, 464, 2011年10月01日, 神事努, 太田憲, 尾崎宏樹, マルチボディダイナミクス解析を用いて,投球動作中のスナップ動作を解明した.
  • 「二重振子モデルに基づいたキック動作の数理解析」, 『日本機械学会シンポジウム:スポーツ・アンド・ヒューマンダイナミクス講演論文集』, 453, 458, 2011年10月01日, 尾崎宏樹, 太田憲, 神事努, マルチボディダイナミクス解析を用いて,キック動作を解明した.
  • 「野球投手が投球した直球の回転と飛行軌跡に関する研究」, 中京大学大学院 博士論文, 2011年09月01日, 投球されたボールに作用する力を算出すると同時に,ボールの回転軸の方向,回転速度を算出した.さらに,ボールの回転を決定している要因について明らかにした.
  • Factors Determining the Spin Axis of a Pitched Fastball in Baseball, Journal of Sports Sciences, 29 (7), 761, 767, 2011年04月01日, Jinji, T., Sakurai,.S and Hirano, Y., ボール回転軸角度がどのような動作によって決定されているのかを明らかにした.
  • Factors Determing the spin axis of pitched baseball, Proceedings of XXVIII Symposium on Biomechanics in Sports, 2010年08月01日, Jinji, T., Sakurai,.S and Hirano, Y., ボール回転軸角度は,ボールリリース0.006秒前の手の方向(姿勢角)との間に強い相互関係が認められた.
  • 「投球されたボールの球質はどのような動作によって決定されるのか?」, 『バイオメカニクス研究』, 12, 262, 267, 2009年02月01日, 神事努, 桜井伸二, 現在まで主観的に評価されてきた球質を,定量的な指標を用いて説明した.
  • 「オーバーハンド投げにおけるボールリリース前後の前腕と手関節の運動に関する研究」, 『東海保健体育科学』, 30, 19, 32, 2008年12月01日, 神事努, 桜井伸二, 手関節の高速な掌屈運動は,掌屈トルクによるものではなく関節力に由来するものであると考えられた.
  • 「Throwing Arm Motion to Determine Spin Axis of Pitched Baseball」, Proceedings of XXIV Symposium on Biomechanics in Sports, 323, 326, 2008年06月01日, Jinji, T., Sakurai, S., ボールの回転速度と回転軸の方向を決定している動作について明らかにした.
  • 「モーションキャプチャーシステムによる上肢挙上時の肩甲骨3次元運動の推定」, 『バイオメカニクス研究』, 11, 276, 288, 2008年02月01日, 近田彰治, 神事努, 矢内利政, 桜井伸二, 清水卓也, モーションキャプチャーシステムを用いて,肩甲骨の3次元運動の推定方法を確立することを目的とした.
  • 「発育期の野球投手におけるボールスピンの特徴」, 『中京大学体育学論叢』, 49(1), 21, 27, 2008年01月01日, 神事努, 桜井伸二, 清水卓也, 鈴木康博, 小学生および中学生投手は,各投球の回転軸角度のばらつきが大学生投手よりも大きく,動作の再現性が低いという特徴がみられた.
  • 「ボールの回転と飛行軌跡」, 『東海保健科学』, 29, 1, 16, 2007年12月01日, 桜井伸二, 神事努, 笹川慶, 塚田卓巳, 山崎剛盛, 野球,サッカー,テニス,バレーボールのボールの飛行軌跡を定量的に調べることと同時に,ボールの回転数と回転軸の方向を求めた最新の研究を概観し,これら変量の重要性を述べた.
  • Direction of Spin Axis and Spin Rate of the Pitched baseball, Sports Biomechanics, vol.5 (2), 197, 214, 2006年07月01日, Jinji, T., Sakurai,.S., 投球されたボールの軌跡からボールに作用する空気力を推定し,回転軸の方向や回転速度が飛行中のボールの空気力,特に揚力に与える影響について明らかにした.
  • Throwing Arm Motion to Determine Spin Axis of Pitched Baseball, Proceedings of XXIV Symposium on Biomechanics in Sports, 323, 326, 2006年06月01日, Jinji, T., Sakurai, S., ボール回転軸の方向には,ボールが指先から離れる直前の手掌の方向が深く関係していることが明らかになった.
  • 「子どもの動作の指標」, 『子どもと発育発達』, 3 (2), 80, 84, 2005年07月01日, 神事努, 桜井伸二, 全身持久力のように,投球動作の巧拙を評価する指標,しかもそれが定量的に扱うことができる指標が確立されれば,運動発達を把握する上でもきわめて有用であると思われる.
  • 「投動作の発達パターン」, 『子どもと発育発達』, 1(5), 320, 325, 2003年12月01日, 神事努, 桜井伸二, 投球動作の全体像をとらえて,いくつかのパターンに分類することにより、動作そのものを直接評価しようとする研究が行われてきた.
  • 「野球のピッチング動作における踏み出し脚の運動がボール初速度に与える影響」, 『中京大学体育学論叢』, 43 (1), 23, 29, 2001年03月01日, 神事努, 望月知徳, 湯浅景元, 投球されたボール速度と踏み出しの運動の関係を明らかにした.
  • 「サッカーのインステップキックにおけるボール速度と支持脚との関係とその基本的役割」, 『中京大学体育学論叢』, 43 (1), 31, 38, 2001年03月01日, 望月知徳, 神事努, 湯浅景元, インステップキックにおけるボール速度と踏み出しの運動の関係を明らかにした.
  • 野球における一塁へのヘッドスライディングの動作における頸部の運動に関する研究, 国際武道大学研究紀要, 30, 2015年03月01日, 大西基也, 神事努,真鍋芳明, 百武憲一, 森 実由樹, 櫻井健一, 野球のヘッドスライディング中の頭部に作用する力を算出し,障害やその予防法について述べた.
  • Radio-ulnar joint supinates around ball release during baseball fastball pitching, Sports Biomechanics, vol.15 (2), 2016年04月01日, Matsuo, T., Jinji, T., Hirayama, D., Nasu, D., Ozaki, H., 投球動作におけるボールリリース前後の橈尺関節の運動について明らかにした.リリース直前に回外の運動が行われていることを報告した.
  • Middle finger and ball movements around ball release during baseball fastball pitching, Sports Biomechanics, vol.17 (2), 2017年04月01日, Matsuo, T., Jinji, T., Hirayama, D., Nasu, D., Ozaki, H., & Kumagawa, D.

著書等出版物

  • プロ野球を統計学と客観分析で考えるセイバーメトリクス・リポート4, 水曜社, 2015年03月01日, 岡田友輔, 道作, 三宅博人, morithy, 蛭川 皓平, 高多薪吾, Student, 水島仁, 神事努, 市川博久, 大南淳, 統計学などに基づく客観的な判断で野球の戦略・戦術をとらえ直す分析手法「セイバーメトリクス」の研究者によるリポート集.投球動作で起こる主観と客観のズレについて,動作分析の実例を交えながら解説した.(pp: 48-53)
  • プロ野球を統計学と客観分析で考えるセイバーメトリクス・リポート5, 水曜社, 2016年05月01日, 岡田友輔, 道作, 三宅博人, 蛭川皓平, 高多薪吾, Student, 水島仁, 神事努, 森下義隆, 神原謙悟, 竹下弘道, 市川博久, 大南淳, 統計学などに基づく客観的な判断で野球の戦略・戦術をとらえ直す分析手法「セイバーメトリクス」の研究者によるリポート集.打たれない投手の特徴について執筆した.(pp: 112-118)
  • プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1, 水曜社, 2017年09月01日, 岡田友輔, 市川博久, 大南淳, 水島仁, 蛭川皓平, Student, 神事努, 神原謙悟, 竹下弘道, 高多薪吾, 統計学などに基づく客観的な判断で野球の戦略・戦術をとらえ直す分析手法「セイバーメトリクス」の研究者によるリポート集.「ボールの回転スピードだけでは球質を正しく評価できない」というタイトルで,バイオメカニクス的に球質を評価するときの問題点について執筆した.(pp: 118-125)

講演・発表

  • 「映像解析でのサンプリング周波数と平滑化の問題からみた正確度と精度」, 第23回日本バイオメカニクス学会大会(東京), 2014年09月01日, シンポジウム「精度とどう向き合うか」でシンポジストとして,投球動作における精度について論じた.
  • 「野球のピッチングにおけるボールの角運動量と力のモーメント」, 第23回日本バイオメカニクス学会大会(東京), 2014年09月01日, ボールの角運動量を決定している動作について明らかにした.ボールの進行方向と直行する方向に力を作用させることが,ボールの角運動量を大きくさせるためには重要であることが明らかになった.
  • 「野球のピッチングにおける直球のボールの回転と指の動き」, 日本体育学会第65回大会(岩手大学), 2014年08月01日, 神事努, 平山大作, 松尾知之, 投球動作中のボールの回転速度増大に,指がどの程度寄与しているかを明らかにした.ボールに作用させるトルクが最大値を向かえてから,指が屈曲しており,指の屈曲が直接回転速度の増大には貢献していないことが明らかになった.
  • 「ボールのキレ・ノビを科学する-野球投手の球質評価-」, 第3回スポーツデータ解析コンペティション受賞者講演会(東京), 2014年03月01日, 指導で用いられている「ボールのキレ・ノビ」を決定している要因について明らかにし,スタッツ情報に隠れている球質について解説した.
  • 「ボールのキレとノビの分析」, 第8回つくば野球研究会(筑波), 2013年11月01日, 指導で用いられている「ボールのキレ・ノビ」を決定している要因について明らかにし,トレーニング方法を紹介した.
  • 「投球動作解析による投球フォーム及びボールの評価」, 第39回日本整形外科スポーツ医学会学術集会(愛知), 2013年09月01日, 「運動連鎖」を力学量を用いて解説した.また,投球動作における「良い動作」について整理し,医学界でのバイオメカニクスの重要性を訴えた.
  • 「プロ野球投手のボールスピンの特徴」, 日本野球科学研究会第1回大会(びわこ成蹊大学), 2013年08月01日, プロ野球投手のボールスピンは,他のレベルの投手と比較して,ボール回転軸の方向が投球方向と90度に近いことが明らかになった.
  • Spin, Trajectory, and Motion - in the case of baseball and softball pitchers, The 31st Conference of the International Society of Biomechanics in Sport(Taipei), 2013年07月01日, 野球,サッカー,テニス,バレーボールのボールの飛行軌跡を定量的に調べることと同時に,ボールの回転数と回転軸の方向を求めた最新の研究を概観し,これら変量の重要性を述べた.
  • 「投球障害の発生メカニズムを再考する」, スポーツフォーラム21(横浜), 2013年01月01日, 内側側副靭帯を損傷するメカニズムとして,肩関節最大外旋時の内反トルクだけでなく,ボールリリース時における内反トルクが貢献している可能性が示唆された.
  • 「投球動作解析におけるサンプリング周波数とデータ平滑化手法の検討」, 日本バイオメカニクス学会第22回大会(北翔大学), 2012年09月01日, 投球動作の解析において,これまで行われてきた手法を用いることによって結果が大きく歪められてしまっていることが明らかになった.より高いサンプリング周波数で,かつ平滑化も高周波の波形を残すような手法を用いることが必要である.
  • Multi-body power analysis of the baseball pitching based on a double pendulum, 9th Conference of the International Sports Engineering Association (ISEA), 2012年07月01日, University of Massachusetts, 投球動作における投球腕へのエネルギー伝達の様相をマルチボディパワー解析を用いて明にした.
  • Multi-body power analysis of kicking motion based on a double pendulum, 9th Conference of the International Sports Engineering Association (ISEA), 2012年07月01日, University of Massachusetts, サッカーのキック動作における蹴り足へのエネルギー伝達の様相をマルチボディパワー解析を用いて明にした.
  • 「金メダルの裏側~勝つためのスポーツサイエンス~」, 長野県大町市体育協会スポーツ講演会(長野), 2012年06月01日, 北京オリンピックでのサポートした具体的な競技を挙げ,オリンピック選手がどのような強化を行っていたかを論じた.
  • 「二重振子モデルに基づいたピッチングにおけるスナップ動作の数理解析」, スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス2011(京都), 2011年11月01日, マルチボディダイナミクス解析を用いて,投球動作中のスナップ動作を解明した.
  • 「二重振子モデルに基づいたキック動作の数理解析」, スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス2011(京都), 2011年11月01日, マルチボディダイナミクス解析を用いて,キック動作を解明した.
  • 「バットスイング軌道からみた打撃技術の検討 : 世界大学野球選手権大会出場選手を対象として」, 日本体育学会第62回大会(鹿屋体育大学), 2011年09月01日, 外国人選手と日本人選手のバッティング動作を比較することで,良い動作について検討するとともに,各国の指導方法について考察した.
  • 「上肢末端部の高速移動を伴う動作のパフォーマンス診断システムの構築に関する研究」, 第7回JISSスポーツ科学会議(東京), 2010年12月01日, 上肢を高速に動かすような動作において,サンプリング周波数と平滑化の手法によって,結果が大きく歪められる可能性が示唆された.
  • Factors Determing the spin axis of pitched baseball, XXVIIIth International Society of Biomechanics in Sports 2010 Congress, 2010年08月01日, Northern Michigan University, ボールリリース直前の静止座標系に対する手の姿勢角が,ボール回転軸と有意な相関関係を示した.
  • 「投球動作中の肩甲胸郭関節. 肩甲上腕関節の運動-水平面の運動に着目して-」, 第20回日本臨床スポーツ医学会学術大会(神戸), 2009年11月01日, 電磁ゴニオメータを用いて,投球動作中の肩甲骨の方向を明らかにした.ボール加速期において,肩関節全部の筋や靱帯,軟部組織が引き延ばされている可能性が示唆された.
  • 「実際にゼロポジションで投球しているのか?-前額面からみた肩甲上腕関節の運動-」, 第20回日本臨床スポーツ医学会学術大会(神戸)., 2009年11月01日, 電磁ゴニオメータを用いて,投球動作中の肩甲骨の方向を明らかにした.ボール加速期において,ゼロポジションから逸脱するような肩甲骨と上腕骨の動きが認められた.
  • 「直球投球時におけるスナップ動作のキネティクス的研究」, 東海体育学会第55回大会(東海学園大学), 2007年10月01日, 手関節の運動は,ボールを加速させるだけでなく,ボールの投射方向の制御にも寄与している可能性が示唆された.
  • 「カーブ投球時のスナップ動作」, 日本体育学会第58回大会(神戸大学), 2007年09月01日, バックスピンを与えようとする直球のスナップ動作に対し,カーブでは回外位の姿勢から尺屈トルクを発生させながらボールにサイドスピンを与えていた.
  • 「投球されたボールの回転を決定している投球腕の動き」, 第19回日本バイオメカニクス学会大会(仙台大学), 2006年08月01日, ボール回転速度との間に有意な関係を示した変数は,ボール速度との間にも有意な相関関係を示した.
  • Throwing Arm Motion to Determine Spin Axis of Pitched Baseball, XXIV International Symposium on Biomechanics in Sports, 2006年07月01日, University of Salzburg, ボール回転軸角度,回転速度がどのような動作によって決定されているのかを明らかにした.
  • 「少年野球選手のボール回転軸角度および回転速度からみた投球動作の特徴」, 日本体育学会第56回大会(筑波大学), 2005年11月01日, 少年野球選手が投球したボールの回転軸角度および回転速度は,個人差が大きく,選手個人内においてもばらつきが多かった.
  • Aerodynamic Characteristics of Baseballs Delivered from a Pitching Machines, XXth Congress of the International Society of Biomechanics, Cleveland, 2005年07月01日, ピッチングマシンから発射されたボールの回転軸角度は,投球方向とほぼ直交しており,実際の投手とは大きく異なっていた.
  • 「硬式野球ボールの投球軌跡-ジャイロボールに着目して-」, 日本体育学会第55回大会(信州大学), 2004年09月01日, ボール回転軸ベクトルとボール速度ベクトルが一致したボール(ジャイロボール)に働く揚力は,一般的な直球よりも小さくなった.
  • 「硬式野球ボールの投球軌跡-直球での縫い目の向きの影響について-」, 第18回日本バイオメカニクス学会大会(鹿屋体育大学), 2004年09月01日, 4シームと2シームの間で初速や回転速度,回転軸角度に差が見られた.ボールの縫い目への指の置き方だけでもボールの軌跡は異なるものになることが明らかになった.
  • スポーツデータの分析を活用したチームマネージメントの最前線, 第28回日本トレーニング科学会大会, 2015年11月01日, シンポジウム「スポーツデータの分析を活用したチームマネージメントの最前線」で,シンポジストとして登壇した.誰のためのデータなのかを,プロ野球の例を用いて発表した.
  • 野球科学研究会第3回大会, 2015年12月01日, シンポジウム「データが明らかにする野球の本質」で,コーディネータおよびシンポジストとして登壇した.野球の物理的な指標について発表を行った.

その他

  • 若手研究(B)「トレーニング効果を向上させるピッチングマシン開発のための基礎的研究」, 2005年01月01日, 2007年, 実際の投手が投球したボールの回転軸がどのように決定されているかを明らかにした.実際の投手の投球方法を明らかにすることで,新型ピッチングマシンにおける発射機構開発のための資料を得ることを目的とした.
  • 若手研究(B)「3次元映像解析法を用いた子どもの投動作の評価と運動発達指標の作成」, 2008年01月01日, 2010年, 子どもの投動作は,肘の伸展によるボール速度への貢献が大きいことが特徴として挙げられる.これは、肩関節の内旋筋群の伸張性筋収縮が十分に活用できないため,肘関節の伸展の貢献が大きくなったと考えられる.
  • 若手研究(B)「投球におけるスナップ動作のメカニズム解明とその役割の同定」, 2012年01月01日, 2014年, マルチボディダイナミクス解析によって,スナップ動作が高速かつ複雑に動いているメカニズムを明らかにし,スナップ動作がどのような役割を担っているのかを同定したる.

競争的資金

  • 15K01566, セイバーメトリクスによる野球投手の評価指標のバイオメカニクス的検証, セイバーメトリクス(野球選手評価数理理論)と呼ばれる統計量によって、野球の投手の能力を評価することが一般的になりつつある。;野球規則の1.05にもあるように、野球の試合の目的は相手より多くの得点を上げて勝つことである。このことから、攻撃はどうやって得点を奪い、守備は失点を防ぐのかという観点がセイバーメトリクスの原点になっている。投手に関して言えば、3アウトを生み出すまでにできるだけ得点を与えないほうが良い。よって、ほぼ100%アウトになる奪三振が多い投手は評価が高くなる。また、フライよりもゴロを打たせたほうがアウトになりやすく、長打になりにくいことがわかってきている。;これら統計量は、投手の能力を総合的に評価できる一方で、投球されたボールやフォームに関する力学量とどのように関連しているのか明らかになっていない。そこで、セイバーメトリクスで扱う統計量が、投球されたボールの速度や回転、フォームなどのバイオメカニクス的変量とどのような関係があるのかを検証することを本研究の目的とした。;本研究では、試合中のボールの初速度、回転速度、リリース位置、投球軌跡等を自動で計測できるシステム(TrackMan Baseball、以下Trackman)によって取得されたデータと、セイバーメトリクスとの関連性を検証している。しかしながら、このシステムで取得できるデータには、いくつかの項目において系統誤差が含まれていることが明らかになった。また、球種のタグ付けに関しては、人が判定しており、球種判定の妥当性が低いことが明らかになった。系統誤差の補正や、球種判定の自動化のようなデータのクレンジング作業をこれまで行ってきた。また、これら作業に影響を受けない部分のデータを用いて、打球の傾向(打球飛距離、打球速度、打球角度)と投球されたボールの到達地点の関連性を調べ、日本野球科学研究会にて発表を行った。;本研究では、試合中のボールの初速度、回転速度、リリース位置、投球軌跡等を自動で計測できるTrackmanによってデータを取得している。しかしながら、このシステムで取得できるデータには、いくつかの項目において系統誤差が含まれていることが明らかになった。また、球種のタグ付けに関しては、人が判定しており、球種判定の妥当性が低いことが明らかになった。このような系統誤差の補正や、球種判定の自動化のようなデータのクレンジング作業に時間を要した。;昨年度の研究から、打球の傾向(打球飛距離、打球速度、打球角度)と投球されたボールの到達地点には強い関連性を見出すことができた。ボールの速度や回転のような変量だけでなく、どこに到達するのかも、セイバーメトリクスとの関連を考える上で考慮しなくてはならない。今後は、空振りや、ゴロ、フライとなったイベントについて焦点をあて、どのような球速、回転速度、回転軸の角度、リリース位置、到達位置で打者を打ち取っているのかを明らかにしていく。
  • 24700692, 投球におけるスナップ動作のメカニズム解明とその役割の同定, ボールリリース直前において背屈方向の筋トルクが発現していた。つまり、手関節回りの筋トルクは,手セグメントのエネルギーの生成にほとんど寄与しておらず、むしろ手セグメントのエネルギーを吸収していた。このことから、手関節回りの筋トルクは、ボール速度増大へ貢献していないことが明らかになった。一方で、手セグメントのエネルギー増大には、内力の伝達による貢献が大きく、投球腕の近位の運動が重要であることが明らかになった。また、この背屈方向の筋トルクが最大になる時刻と、ボールに作用する合モーメントが最大になる時刻がほぼ一致しており、手関節回りの筋トルクがボールに回転を与える役割を担っている可能性が示唆された。
  • 24650385, 冗長な自由度の制御とパフォーマンスの正確性:制球力を決定する身体運動の制御方略, 本研究は、投球動作において、関節運動のバラツキを相互に補完するように、運動が制御されているのかどうかを明らかにすることを目的として行われた。社会人野球の投手18名を対象に、光学式モーションキャプチャーシステムを用いて、投球動作中の身体各部位の3次元座標値を得た。その値を基に、ランダマイズ法を用いてシミュレーション動作を生成し、実際の投球動作と比較した。その結果、最終効果器である手の位置、向き、移動方向の標準偏差は、シミュレーション動作の方が実際の投球動作よりも5倍から15倍も大きく、実際の投球動作では、相互補完協調動作が行われていたことが明らかとなった。
  • 20700520, 3次元映像解析法を用いた子どもの投動作の評価と運動発達指標の作成, 子どもの投動作は、肘の伸展によるボール速度への貢献が大きいことが特徴として挙げられる。これは、肩関節の内旋筋群の伸張性筋収縮が十分に活用できないため、肘関節の伸展の貢献が大きくなったと考えられる。肩関節の受動的な外旋を誘発させるために、投球腕加速前に肩関節の外転位90°、水平内外転0°、肘関節屈曲90°に保持することの重要性が示唆された。これら力学的、生理学的な観点から導き出された結果は、動作の巧拙および動作の発達を評価するうえで重要な指標となる。
  • 17700508, トレーニング効果を向上させるピッチングマシン開発のための基礎的研究, 本年度では、実際の投手が投球したボールの回転軸がどのように決定されているかを明らかにした。実際の投手の投球方法を明らかにすることで、新型ピッチングマシンにおける発射機構開発のための資料を得ることを目的とした。;大学生野球投手12名に全力で直球を投球させた。Vicon動作解析システムを用いてその動作を記録し(カメラ10台、1000Hz)、投球腕の解剖学的な角度とその角速度、および静止座標系における手部の姿勢角を求めた。また、高速度ビデオカメラを用いてリリースされた直後のボールを撮影し(250Hz)、ボール上に描かれたマークの位置変化からボール回転軸の方向と回転数を算出した。;回転軸の方向に有意に関係していたのは静止座標系における手の方向であり、その他の解剖学的変量との間に有意な相関関係は見られなかった。;ボール回転速度とボール速度の間には有意な相関関係を示し、回転速度との間に有意な相関関係が見られた変量は、ボール速度の間にも有意な相関関係を示すものも多かった。Fleisig et al,(2005)はボール速度増加には、肘関節屈曲トルク、肘関節、肩関節の関節圧縮力が関係していることを述べているが、これら変量は本研究においてもボール速度の間に有意な相関関係を示し、またボール回転速度との間にも有意な相関関係、もしくは高い相関係数を示した。ボール速度に大きな貢献をする肩関節内旋運動である最大内旋トルクにおいても、ボール速度、ボール回転速度の間に有意な相関関係が認められた。これらのことから、ボールの運動量を大きくする動きとボールの角運動量を大きくする動きは類似したものであることが推測される。

教育活動

担当授業

  • 運動方法基礎実習球技系V(ベースボール型), 2019, ベースボール型ゲームを含むボール運動は、たとえば、器械運動や陸上運動、水泳などの運動とは異なって、ゲームの中で常に「意志決定」が要求される特質を有している。したがって、その状況判断に積極的に参加できるようになることが、ゲームの面白さ、楽しさの源泉になるということである。| ベースボール型ゲームは、ランナーが早いか、それともフィールディングが早いかを特定の塁上で競い合うことに向けての判断が大切になり、ここに面白さがある。ベースボール型ゲームというと、野球やソフトボールを思い浮かべる。しかし、これらスポーツは、ルールが非常に複雑で、運動技能的にも戦術的にもプレイの課題性が高く、ゲームの本質的な面白さを保障しにくい。指導者は、「意図的・選択的な判断に基づく協同的プレイの探究」というボールゲームの本質的な面白さを学習者に体験させるために、ゲームを積極的に修正する必要がある。| そこで本授業では、ボールなどの用具やコートを工夫することによって、投げる、打つ、捕るといったボール操作に関わる運動技能を緩和する。これら能力のレベルがたとえ低くても、戦略的気づきに基づいて参加学生が意志決定に参加できる授業を展開する。さらに、複雑なルールを削除することによって、ゲームの負担を軽減する。また、ミニゲームや多様なルール変更によって、ゲームの中での個々のプレイに直接関与する時間を増やし、さらに身体活動量も確保する。これら経験を通して、ベースボール型ゲームの特性や構造を理解し、学生自身が指導者になったときに、正しく安全に指導できる基礎的な力を身につける。
  • 運動方法基礎実習球技系V(ベースボール型), 2019, ベースボール型ゲームを含むボール運動は、たとえば、器械運動や陸上運動、水泳などの運動とは異なって、ゲームの中で常に「意志決定」が要求される特質を有している。したがって、その状況判断に積極的に参加できるようになることが、ゲームの面白さ、楽しさの源泉になるということである。| ベースボール型ゲームは、ランナーが早いか、それともフィールディングが早いかを特定の塁上で競い合うことに向けての判断が大切になり、ここに面白さがある。ベースボール型ゲームというと、野球やソフトボールを思い浮かべる。しかし、これらスポーツは、ルールが非常に複雑で、運動技能的にも戦術的にもプレイの課題性が高く、ゲームの本質的な面白さを保障しにくい。指導者は、「意図的・選択的な判断に基づく協同的プレイの探究」というボールゲームの本質的な面白さを学習者に体験させるために、ゲームを積極的に修正する必要がある。| そこで本授業では、ボールなどの用具やコートを工夫することによって、投げる、打つ、捕るといったボール操作に関わる運動技能を緩和する。これら能力のレベルがたとえ低くても、戦略的気づきに基づいて参加学生が意志決定に参加できる授業を展開する。さらに、複雑なルールを削除することによって、ゲームの負担を軽減する。また、ミニゲームや多様なルール変更によって、ゲームの中での個々のプレイに直接関与する時間を増やし、さらに身体活動量も確保する。これら経験を通して、ベースボール型ゲームの特性や構造を理解し、学生自身が指導者になったときに、正しく安全に指導できる基礎的な力を身につける。
  • 運動方法基礎実習球技系V(ベースボール型), 2019, ベースボール型ゲームを含むボール運動は、たとえば、器械運動や陸上運動、水泳などの運動とは異なって、ゲームの中で常に「意志決定」が要求される特質を有している。したがって、その状況判断に積極的に参加できるようになることが、ゲームの面白さ、楽しさの源泉になるということである。| ベースボール型ゲームは、ランナーが早いか、それともフィールディングが早いかを特定の塁上で競い合うことに向けての判断が大切になり、ここに面白さがある。ベースボール型ゲームというと、野球やソフトボールを思い浮かべる。しかし、これらスポーツは、ルールが非常に複雑で、運動技能的にも戦術的にもプレイの課題性が高く、ゲームの本質的な面白さを保障しにくい。指導者は、「意図的・選択的な判断に基づく協同的プレイの探究」というボールゲームの本質的な面白さを学習者に体験させるために、ゲームを積極的に修正する必要がある。| そこで本授業では、ボールなどの用具やコートを工夫することによって、投げる、打つ、捕るといったボール操作に関わる運動技能を緩和する。これら能力のレベルがたとえ低くても、戦略的気づきに基づいて参加学生が意志決定に参加できる授業を展開する。さらに、複雑なルールを削除することによって、ゲームの負担を軽減する。また、ミニゲームや多様なルール変更によって、ゲームの中での個々のプレイに直接関与する時間を増やし、さらに身体活動量も確保する。これら経験を通して、ベースボール型ゲームの特性や構造を理解し、学生自身が指導者になったときに、正しく安全に指導できる基礎的な力を身につける。
  • スポーツバイオメカニクス演習, 2019, バイオメカニクスは、生理・解剖学的な生体(バイオ)の運動現象を力学(メカニクス)に照らして解明する学問である。1年生の「運動学」の講義では、このもっとも基本的な部分を学んだ。| このスポーツバイオメカニクス演習では、バイオメカニクス分野における代表的な研究方法である画像解析法について、実際にビデオカメラを用いて学ぶ。具体的には、垂直跳びを対象の動作とし、映像データから重心の座標を導出する。さらにこの座標を微分することにより、速度、加速度を求め、キック力を算出する。また、三角関数を用い、身体特徴点の座標から関節角度を求める方法を学ぶ。| また、フォースプレートも用い、垂直跳び中の地面反力の測定を行う。ここでは主に積分計算を行い、速度、変位(ジャンプ高)を算出し、画像解析法との分析の違いについて学ぶ。
  • スポーツバイオメカニクス演習, 2019, バイオメカニクスは、生理・解剖学的な生体(バイオ)の運動現象を力学(メカニクス)に照らして解明する学問である。1年生の「運動学」の講義では、このもっとも基本的な部分を学んだ。| このスポーツバイオメカニクス演習では、バイオメカニクス分野における代表的な研究方法である画像解析法について、実際にビデオカメラを用いて学ぶ。具体的には、垂直跳びを対象の動作とし、映像データから重心の座標を導出する。さらにこの座標を微分することにより、速度、加速度を求め、キック力を算出する。また、三角関数を用い、身体特徴点の座標から関節角度を求める方法を学ぶ。| また、フォースプレートも用い、垂直跳び中の地面反力の測定を行う。ここでは主に積分計算を行い、速度、変位(ジャンプ高)を算出し、画像解析法との分析の違いについて学ぶ。
  • スポーツ科学論, 2019, スポーツは世界共通の人類の文化 である。スポーツは、心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、自立心その他の精神の涵養等のために個人又は集団で行われる運動競技その他の身体活動であり、今日、国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠のものとなっている(スポーツ基本法前文より)。|スポーツに関わる身体運動現象を探究しようとするのがスポーツ科学である。スポーツ科学は種々の研究領域から構成され、個々の研究領域は既存の人文社会科学系あるいは自然科学系の諸科学の研究方法論をもとに独自に発達してきた。|現在、テレビ、雑誌、インターネットを含め、スポーツに関して数え切れないほどの情報がまわりにあふれている。その中には有益なものもあるだろうが、まったくのウソ、偽り、単なる他人の受け売りなども多い。そこで本講義は、スポーツ科学の学問領域において蓄積されてきた研究成果を紹介し、受講者がスポーツや運動を手段とした体力の向上や健康の維持増進を実現できるようにするための最低限知っておかなければならない基礎理論を解説する。
  • 運動学, 2019, スポーツや身体運動における「動き」や「力」に関する学問分野を「バイオメカニクス」と呼ぶ。体育・スポーツの分野においては、技術の向上や障害の予防にその知識が役立つことが期待される。本講義では、解剖学、生理学等の知識を基に、ヒトの身体活動ならびにスポーツ活動を力学的に理解する力をつける。さらに、運動学的ならびに運動力学的な解析機器に触れることで、身体運動を定量的に評価する方法について理解する。
  • 演習(人間開発学部), 2019, 「研究」と「勉強」は異なる。| 「勉強」は、あくまで明らかとなっていることを知り、知識を吸収することである。一方「研究」とは、まだわかっていない部分を明らかにすることである。| 本ゼミは、運動学、動作分析演習で身につけた知識を利用して、答えが存在するか否かも不明である問題に対して、研究活動を行う。| 研究論文を作成するにあたり、研究のストーリーの作り方を学ぶ。研究は必ず「問題」と「答え」から構成されており、インパクトの強い研究を行うためには、何を問題とするか、課題の設定が重要となる。| さらに、問題から答えを導くためには、いろいろな方法を試みる必要がある。例えば信頼できる多くの文献を調べる、多くの人を対象とした調査を実施する、実験を行う、などである。それぞれ、その実施には、これまで以上に専門的な知識の習得が必要となる。研究を完成させるためには苦難が伴い、卒業論文を仕上げることで、これを体験する。| いくらオリジナリティのあるインパクトの強い研究結果が出たとしても、それ上手にアピールしなくては、相手には伝わらない。よって、本ゼミでは、文章やプレゼンテーションにも重点を置くこととする。さらに、他の学生(研究者)と議論する技術を身につけ、相手を説得する技術を学ぶ。||これらをまとめると、|(1)研究のストーリーの作り方を学ぶ|(2)研究を完成させるための苦難を体験する|(3)相手を説得させる方法を身につける|となり、この3つが私のゼミで行いたいことである。|| この3つは、単に大學の単位修得のために必要だから学ぶということにとどまらない。社会で扱う問題には答えがないものがほとんどであり、それを解決するには、センスの良い課題設定が必要である。そしてそれらを解決するには、ロジカルに、クリティカルに、さらにラテラルに解決方法を探らなくてはならならない。これらを解決するにはあらゆる苦難が伴う。そしてそれを相手に説得することで、行動を促進させる必要もある。これらは、まさしく研究活動そのものである。|| バイオメカニクスの学問領域の論文を執筆するためには、(残念ながら)多少の数学の知識やプログラミングの能力が必要となる。しかし、心配することはない。これら能力はあくまで運動を明らかにするためのツールにすぎず、その範囲は広くない。“数学的”思考”が身につくチャンスと考えて欲しい。| 3年次の演習の前半では、野球のピッチングやゴルフのスウィング、サッカーのキック、陸上の各種目などの動きを実際に計測し、分析しながら数学的な処理の方法を学んでいく。後半では、自分の興味・関心のあるテーマについて調べ、卒業論文のテーマを見つけていく。そして、本演習の成果物として、卒業論文の目的、分析の対象、方法についてまとめたミニ卒業論文を作成する。
  • 専門基礎演習, 2019, スポーツ・健康科学の学問を人文・社会科学系と自然科学系の研究分野に分け、2~3年次の専門的な授業科目の土台となるような「科学の方法(作法)」について学ぶ。また、本演習では、4年間の集大成である卒業論文に向けた基本的な内容を取り扱うこととする。| 人文・社会科学系の研究分野では、テーマの選定、リサーチ・クエスチョンの設定、方法論の検討、アウトラインの作成(章立て)、資料・データの収集、考察などについて学ぶ。| 自然科学系の研究分野では、さまざまな実験を通してデータを収集し、データ処理の方法を学ぶ。そして、統計学を用いることで測定評価の基本を学び、研究の面白さを体験できるような演習を目指す。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2019, 「研究」と「勉強」は異なる。| 「勉強」は、あくまで明らかとなっていることを知り、知識を吸収することである。一方「研究」とは、まだわかっていない部分を明らかにすることである。| 本ゼミは、運動学、動作分析演習、演習で身につけた知識を利用して、答えが存在するか否かも不明である問題に対して、研究活動を行う。| 研究論文を作成するにあたり、研究のストーリーの作り方を学ぶ。研究は必ず「問題」と「答え」から構成されており、インパクトの強い研究を行うためには、何を問題とするか、課題の設定が重要となる。| さらに、問題から答えを導くためには、いろいろな方法を試みる必要がある。例えば信頼できる多くの文献を調べる、多くの人を対象とした調査を実施する、実験を行う、などである。それぞれ、その実施には、これまで以上に専門的な知識の習得が必要となる。研究を完成させるためには苦難が伴い、卒業論文を仕上げることで、これを体験する。| いくらオリジナリティのあるインパクトの強い研究結果が出たとしても、それ上手にアピールしなくては、相手には伝わらない。よって、本ゼミでは、文章やプレゼンテーションにも重点を置くこととする。さらに、他の学生(研究者)と議論する技術を身につけ、相手を説得する技術を学ぶ。||これらをまとめると、|(1)研究のストーリーの作り方を学ぶ|(2)研究を完成させるための苦難を体験する|(3)相手を説得させる方法を身につける|となり、この3つが私のゼミで行いたいことである。|| この3つは、単に大學の単位修得のために必要だから学ぶということにとどまらない。社会で扱う問題には答えがないものがほとんどであり、それを解決するには、センスの良い課題設定が必要である。そしてそれらを解決するには、ロジカルに、クリティカルに、さらにラテラルに解決方法を探らなくてはならならない。これらを解決するにはあらゆる苦難が伴う。そしてそれを相手に説得することで、行動を促進させる必要もある。これらは、まさしく研究活動そのものである。|

オフィスアワーの実施時期・曜時

  • 2018

学外活動

学協会活動

  • 日本バイオメカニクス学会, 2003年04月, 2004年03月
  • 日本体育学会, 2003年04月
  • 日本バイオメカニクス学会, 2003年04月
  • International society of biomechanics in sports(ISBS), 2008年04月
  • 日本野球科学研究会