K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

三井 はるみ
文学部 日本文学科
教授
Last Updated :2022/07/08

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    三井 はるみ, ミツイ ハルミ

ホームページ・researchmap等のリンク

連絡先

  • 連絡先

    mitharu[at]kokugakuin.ac.jp

所属・職名

  • 文学部 日本文学科, 教授

学位

  • 1986年03月25日, 文学修士, 東北大学, 文学関係(日本語学), 東京語アクセントの変遷

本学就任年月日

  • 2019年04月01日

研究分野

  • 日本語学, 現代日本語の地理的社会的変異の研究

研究活動

論文

  • 条件表現の全国分布に見られる経年変化 -認識的条件文の場合-, 三井はるみ, 國學院雑誌, 121, 2, 1, 18, 2020年02月15日, 國學院大學
  • The structure of diversified language usage in metropolitan Tokyo : Analyses using large-scale database for word accent, Harumi Mitsui, Kanetaka Yarimizu, and Motoei Sawaki, Proceedings of Methods ⅩⅥ, 127, 139, 2020年05月, Peter Lang
  • 条件表現の全国分布に見られる経年変化 ―予測的条件文の場合―, 三井 はるみ, 国語研究, 82, 40, 59, 2019年02月
  • 九州・四国方言の認識的条件文, 三井 はるみ, 有田節子(編)『日本語条件文の諸相』くろしお出版, 185, 211, 2017年11月
  • 首都圏若年層の言語に地域差をもたらすもの (特集 ことばのひろがり), 三井 はるみ, 鑓水 兼貴, 方言の研究 = Studies in dialects, 3, 103, 128, 2017年09月, ひつじ書房
  • 東京都方言, 三井 はるみ, 方言文法研究会(編)『全国方言文法辞典資料集(3)活用体系(2)』科学研究費報告書, 57, 66, 2017年01月
  • 九州西南部方言における順接仮定条件表現体系の多様性 ―熊本市方言と鹿児島県伊集院町方言―, 三井はるみ, 中山綠郎(編)『日本語史の研究と資料』明治書院, 123, 139, 2016年03月
  • 第20章 首都圏在住者の方言話者への評価意識, 鑓水兼貴・三井はるみ, 宇佐美洋(編)『「評価」を持って街に出よう』くろしお出版, 337, 353, 2016年01月
  • 地域語の観点から見た首都圏の言語の実態と動向の一側面, 三井はるみ, 国語研プロジェクトレビュー, 4, 2, 118, 126, 2013年10月
  • 「全国方言文法の対比的研究」調査の概要とそのデータ分析 ―原因・理由表現―, 竹田晃子・三井はるみ, 国立国語研究所論集, 4, 77, 108, 2012年11月
  • 九州西北部方言の順接仮定条件形式「ギー」の用法と地理的分布, 三井はるみ, 國學院雑誌, 112, 12, 26, 39, 2011年12月
  • 方言と共通語のはざまで ―生き残り、生まれ、広がる方言, 三井はるみ, 三色旗, 752, 15, 21, 2010年11月
  • 「日本語の達人」像から見る「国語力観」の多様性, 三井はるみ, 「国語力観」に関する全国調査 ―研究発表と分析―, 58, 75, 2009年08月
  • 条件表現の地理的変異 ―方言文法の体系と多様性をめぐって―, 三井はるみ, 日本語科学, 25, 143, 164, 2009年04月, 国立国語研究所
  • 佐賀方言の順接仮定条件表現 ―談話資料の用例の整理―, 三井はるみ, 井上文子(編)『方言談話データベースを活用した表現法の変化に関する研究』, 24, 36, 2009年03月
  • 第2章 方言データベースの作成と利用, 三井はるみ・井上文子, シリーズ方言学4『方言学の技法』岩波書店, 39, 89, 2007年12月
  • 要求表現形式「~てほしい」の共通語としての定着─『方言文法全国地図』から見る─, 三井はるみ, 日本語学, 26, 11, 102, 110, 2007年09月, 明治書院
  • おはようございます、こんばんは (地図に見る方言文法--日本語の文法現象の多様性), 三井はるみ, 月刊言語, 35, 12, 80, 83, 2006年12月, 大修館書店
  • 起きろ(やさしく・きびしく) (地図に見る方言文法--日本語の文法現象の多様性), 三井はるみ, 月刊言語, 35, 12, 60, 63, 2006年12月, 大修館書店
  • 現代社会方言の地域分布--「山の手ことば」「下町ことば」をめぐって (特集 隣のことば--言語意識のもう一つの捉え方), 三井はるみ, 月刊言語, 33, 9, 32, 38, 2004年09月, 大修館書店
  • 極限のとりたての地理的変異, 三井はるみ, 沼田善子・野田尚史(編)『日本語のとりたて-現代語と歴史的変化・地理的変異-』くろしお出版, 123, 142, 2003年11月
  • 働きかけの表現の地域差へのアプローチ--禁止表現を例として (特集 いま言語地図を考える), 三井はるみ, 日本語学, 21, 11, 36, 47, 2002年09月, 明治書院
  • 気づかない方言の方言学-対照言語学的研究の出発点として-, 三井はるみ, 日本方言研究会(編)『21世紀の方言学』国書刊行会, 257, 267, 2002年06月
  • 新しい方言と古い方言の全国分布--語彙 (地域方言と社会方言) -- (新しい方言・古い方言), 三井はるみ, 日本語学, 18, 13, 88, 96, 1999年11月, 明治書院
  • 青森市方言の順接仮定条件表現の形式と用法の整理 ―録音文字化資料を用いた方言文法記述の試み―, 三井はるみ, 佐藤武義(編)『語彙・語法の新研究』明治書院, 114, 128, 1999年09月
  • 類義語の地理的背景-「気づかれにくい方言」の一類型-, 三井はるみ, 加藤正信(編)『日本語の歴史地理構造』明治書院, 476, 146, 1997年07月
  • 標準語アクセントの基盤としての東京アクセントの実態-東京における多人数調査を資料として-, 佐藤亮一・三井はるみ, 杉藤美代子監修 日本語音声1『諸方言のアクセントとイントネーション』三省堂, 127, 138, 1997年07月
  • 大都市と周辺地域の方言, 三井はるみ, 小林隆・篠崎晃一・大西拓一郎(編)『方言の現在』明治書院, 184, 203, 1996年03月
  • 場面によるアクセントの切り換え-岩手県水沢市における世代別調査から-, 三井はるみ, 学苑, 602, 167, 158, 1990年01月, 昭和女子大学
  • 東京語における3拍和語のアクセント変化 ―複合名詞を中心として―, 三井はるみ, 文芸研究, 55, 70, 1989年05月, 文芸研究会
  • 東京語における3拍漢語のアクセント変化, 三井はるみ, 国語学研究, 26, 77, 64, 1986年12月, 国語学研究会

Misc

  • 第9章 首都圏のことば, 三井 はるみ, 井上史雄・木部暢子(編)『はじめて学ぶ方言学』ミネルヴァ書房, 88, 99, 2016年03月
  • 日本言語地図,方言文法全国地図,方言の諸相,方言の文法, 三井 はるみ, 佐藤武義・前田富祺(編集代表)『日本語大事典』朝倉書店, 2014年11月
  • あいさつは決まり文句?, 三井はるみ, 教育出版小学国語教育 ことばだより, 2014, 秋, 2, 2, 2014年09月
  • 〔座談会〕江戸語・東京語から首都圏方言へ, 岩橋清美・久野マリ子・シュテファン=カイザー・御園生保子・三井はるみ・諸星美智直, 國學院雑誌, 115, 2, 43, 68, 2014年02月
  • おくにことばの底力!第6回首都圏の方言より:ズルコミ?ヨコハイリ? ―首都圏のことばの地域差, 三井はるみ, 大修館国語情報室:WEB国語教室, 2013年10月
  • 〔書評〕田中ゆかり著『首都圏における言語動態の研究』, 三井はるみ, 日本語の研究, 9, 1, 28, 34, 2013年01月
  • A linguistic survey of the Tokyo metropolitan area using mobile phones, Yarimizu Kanetaka,MITSUI Harumi, NWAV ASIA-PACIFIC, 2, 81, 81, 2012年08月
  • 2010年・2011年における日本語学界の展望:地域言語・方言, 三井はるみ, 日本語の研究, 8, 3, 102, 109, 2012年07月
  • 方言の辞書, 三井はるみ, 国立国語研究所(編)『辞書を知る』(新「ことば」シリーズ22)財務省印刷局, 64, 65, 2009年03月
  • 日本語の条件表現 : 体系と多様性をめぐって(<テーマC>,日本語学会2008年度春季大会シンポジウム報告), 坂原茂, 有田節子, 小林賢次, 三井はるみ, 大島資生, 矢島正浩, 前田直子, 日本語の研究, 4, 4, 132, 134, 2008年10月01日
  • デジタルマップになった『日本言語地図』, 三井はるみ, 国語研の窓, 36, 5, 5, 2008年07月
  • 暮らしに生きることば:日本語の達人てどんな人?, 三井はるみ, 国語研の窓, 35, 1, 1, 2008年04月
  • 問18 全国的に見て方言にはどのような敬語があるのでしょうか。, 三井はるみ, 国立国語研究所(編)『私たちと敬語』(新「ことば」シリーズ21)財務省印刷局, 74, 75, 2008年03月
  • 第4章 さまざまな準備, 三井はるみ, 小林隆・篠崎晃一(編)『ガイドブック方言調査』ひつじ書房, 71, 99, 2007年11月
  • 方言談話の中の地域差・世代差・場面差, 井上文子・三井はるみ, 真田信治監修『日本のフィールド言語学』桂書房 , 158, 173, 2006年05月
  • 「全国方言談話データベース」にみる方言のオノマトペ, 三井はるみ・井上文子, 『方言における文法形式の成立と変化に関する研究』科学研究費補助金基盤研究(B)報告書 (大西拓一郎編), 21, 42, 2006年03月
  • ことばの地域差-方言は今-, 国立国語研究所編, 新「ことば」シリーズ16『ことばの地域差-方言は今-』財務省印刷局, 28, 35, 2003年03月
  • 〈小事典〉ふるさとのことば:東京都, 三井はるみ, 月刊言語, 32, 1, 54, 55, 2003年01月
  • 命令表現の分布と場面差, 三井はるみ, 『平成14年度国立国語研究所公開研究発表会』, 25, 34, 2002年12月
  • ケース5 アクセント, 三井はるみ, 『ケーススタディ日本語の歴史』 おうふう, 30, 35, 2002年11月
  • 条件表現, 三井はるみ, 大西拓一郎(編)『方言文法調査ガイドブック』科学研究費補助金基盤研究(B)報告書, 85, 101, 2002年03月
  • 極限のとりたての地理的変異, 三井はるみ, 筑波大学「東西言語文化の類型論」特別プロジェクト研究成果報告書『日本語のとりたて』, 別冊, 19, 38, 2001年03月
  • 日本語の中の多様性, 三井はるみ, 国立国語研究所(編)新「ことば」シリーズ11『豊かな言語生活のために』大蔵省印刷局, 64, 75, 2000年07月
  • 条件表現, 三井はるみ, 加藤正信・遠藤仁(編)『宮城県中新田町方言の研究』科学研究費研究成果報告書, 83, 95, 1998年03月
  • 方言の条件表現-『方言談話資料』と『方言文法全国地図』からの研究の可能性-, 三井はるみ, 国立国語研究所創立50周年記念研究発表資料集, 15, 22, 1998年12月
  • 感性動詞語句「へたばる・くたばる・ばてる・へたりこむ」, 三井はるみ, 日本語学, 15, 3, 98, 102, 1996年03月
  • 東京都台東区の否定表現, 三井はるみ, 方言研究ゼミナール(編)『方言研究叢刊』, 5, 50, 57, 1995年12月
  • 千葉県安房郡白浜町方言の比喩語について, 三井はるみ, 方言研究ゼミナール(編)『方言研究叢刊』, 3, 44, 49, 1993年05月
  • 東京アクセントの地域差と世代差―下町および五日市町, 佐藤亮一・三井はるみ・渡辺喜代子, 『東京語音声の諸相 3』科学研究費研究成果報告書, 125, 172, 1993年03月
  • 聞き取りやすい方言/聞き取りにくい方言, 三井はるみ, 月刊言語, 22, 8, 28, 35, 1993年08月
  • 茨城県日立市方言の文アクセント, 三井はるみ・川嶋秀之, 飯豊毅一・山田泉(編)『各地無型アクセント方言の韻律的特徴と教育』科学研究費研究成果報告書, 128, 132, 1993年03月
  • 茨城県日立市方言の談話テキスト, 三井はるみ・川嶋秀之, 飯豊毅一・山田いずみ(編)『各地無型アクセント方言の韻律的特徴と教育』科学研究費研究成果報告書, 69, 127, 1993年03月
  • 東京下町のアクセント-本調査の結果一覧-, 佐藤亮一・加藤和夫・三井はるみ・渡辺喜代子・他5名, 『東京語音声の諸相 2』科学研究費研究成果報告書, 88, 118, 1992年03月
  • 東京都五日市町のアクセント-本調査の結果一覧-, 佐藤亮一・加藤和夫・三井はるみ・渡辺喜代子・他3名, 『東京語音声の諸相1』科学研究費研究成果報告書, 98, 129, 1991年03月
  • 言語における日本人の公私観念 ―文献による語彙調査と水沢市における場面別調査から―, 加藤正信・村上雅孝・三井はるみ・田中牧郎・鎌田真俊, 日本文化研究所研究報告別巻, 26, 13, 42, 1989年03月
  • 青森県津軽地方の言語調査報告, 加藤正信・三井はるみ・大西拓一郎・志村文隆, 日本文化研究所研究報告別巻, 25, 15, 52, 1988年03月
  • 宮城県多賀城市方言音, 加藤正信・三井はるみ, 『日本語方言音声のスペクトル分析資料集』科学研究費研究成果報告書, 19, 35, 1984年11月
  • 気づかれにくい方言,ゆれ, 三井 はるみ, 日本語学会編『日本語学大辞典』東京堂出版, 2018年10月

著書等出版物

  • 首都圏大学生言語調査資料図集2011-2015, 三井はるみ・鑓水兼貴(編), 国語研究所共同研究報告書, 2017年03月
  • 新日本言語地図 ―分布図で見渡す方言の世界―, 大西拓一郎(編)三井はるみ他12名(著), 朝倉書店, 2016年12月
  • 方言談話の地域差と世代差に関する研究, 井上文子(編), 国立国語研究所共同研究報告13-04, 2014年03月
  • 首都圏の言語の実態と動向に関する研究成果報告書 首都圏言語研究の視野, 三井はるみ, 国立国語研究所共同研究報告13-02, 2014年02月
  • 方言学入門, 木部暢子・竹田晃子・田中ゆかり・日高水穂・三井はるみ, 三省堂, 2013年08月
  • 県別罵詈雑言辞典, 真田信治・友定賢治, 東京堂出版, 2011年09月
  • 方言の形成過程解明のための全国方言調査 方言メール調査報告書, 大西拓一郎・鑓水兼貴・三井はるみ・吉田雅子, 国立国語研究所共同研究報告10-02, 2011年03月
  • 文化庁委託事業 危機的な状況にある言語・方言の実態に関する調査研究事業 報告書, 木部暢子・三井はるみ・下地賀代子・盛思超・北原二郎太・山田真寛, 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 2011年02月
  • 『全国方言文法辞典』のための条件表現・逆接表現調査ガイドブック, 方言文法研究会, 2010年09月
  • 「国語力観」に関する全国調査 ―研究発表と分析―, 独立行政法人国立国語研究所, 独立行政法人国立国語研究所(平21-2), 2009年08月
  • 方言学の技法 (シリーズ方言学4), 小西 いずみ, 三井 はるみ, 井上 文子, 岸江 信介, 大西 拓一郎, 半沢 康, 岩波書店, 2007年12月20日
  • ガイドブック方言調査, 小林隆・篠崎晃一, 2007年11月
  • 日本語オノマトペ辞典, 小野正弘(編), 小学館, 2007年10月
  • 地方別方言語源辞典, 真田信治・友定賢治, 東京堂出版, 2007年08月
  • 「国語力観」に関する全国調査, 国立国語研究所, 国立国語研究所 平18-9, 2006年12月
  • 方言文法全国地図6, 国立国語研究所, 国立印刷局, 2006年03月
  • 話し言葉における敬語形式の出現実態, 国立国語研究所, 国立国語研究所 平17-8, 2005年11月
  • 共通語訳付き方言談話文字化テキストの電子化とその利用, 三井はるみ, 科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書, 2004年03月
  • ことばの地域差─方言は今─(新「ことば」シリーズ16), 国立国語研究所, 財務省印刷局, 2003年03月
  • 方言文法全国地図5, 国立国語研究所, 財務省印刷局, 2002年06月
  • 方言文法全国地図4, 国立国語研究所, 大蔵省印刷局, 1999年04月
  • まんが 方言なんでも事典 (まんが国語なんでも事典シリーズ), 三井 はるみ, 金の星社, 1998年03月
  • 方言文法全国地図3, 国立国語研究所, 大蔵省印刷局, 1994年02月

講演・発表

  • The structure of diversified language usage in metropolitan Tokyo, MITSUI Harumi, YARIMIZU Kanetaka, SAWAKI Motoei, Methods in Dialectology XVI, 2017年08月10日
  • 言語調査システムによる首都圏若年層の高密度調査, 鑓水兼貴・三井はるみ, 人文科学とコンピュータシンポジウム「じんもんこん2015」, 2015年12月20日, 同志社大学京田辺キャンパス
  • 首都圏在住者の方言話者への評価意識, 鑓水兼貴・三井はるみ, 「評価」を持って街に出よう ―ひととひととをつなぐための評価研究―, 2014年02月23日, 東京(政策研究大学院大学)
  • A Study of the geographical distribution of lexical variation among younger generation speakers in the Tokyo metropolitan area, MITSUI Harumi,YARIMIZU Kanetaka,KAMEDA Hiromi,KUNO Mariko,TANAKA Yukari, 第11回国際都市言語セミナー, 2013年08月17日, 広島(広島市文化交流会館)
  • 「首都圏の言語に関する研究文献目録」紹介, 三樹陽介・三井はるみ, 日本語学会2013年度春季大会, 2013年06月02日, 大阪(大阪大学)
  • 首都圏若年層における非標準形使用意識の地理的分布, 鑓水兼貴・三井はるみ, 社会言語科学会第31回研究大会, 2013年03月17日, 東京(統計数理研究所)
  • A linguistic survey of the Tokyo metropolitan area using mobile phones, YARIMIZU Kanetaka,MITSUI Harumi, NWAV ASIA-PACIFIC 2, 2012年08月02日, 日本:東京(統計数理研究所)
  • 首都圏における在来方言の地域資源としての再生の一事例 ―多摩地域の「のめっこい」を例として―, 三井はるみ, 社会言語科学会第29回研究大会, 2012年03月11日, 東京(桜美林大学)
  • シンポジウム「日本語の条件表現」:条件表現の地理的変異─『方言文法全国地図』の概観を中心に─, 三井はるみ, 日本語学会2008年度春季大会, 2008年05月17日, 東京(日本大学)
  • 「国語力観」を探る-日常の言語活動との関連で-, 三井はるみ・相澤正夫・小椋秀樹・朝日祥之, 社会言語科学会第19回研究大会, 2007年03月04日, 東京(日本大学)
  • 社会的地域名を冠した言語変種-「山の手ことば」「下町ことば」を中心に-, 三井はるみ, 第118回変異理論研究会, 2006年05月13日, 東京(国立国語研究所)
  • シンポジウム「見て理解する音声学」:方言音声学の立場から(指定討論), 三井はるみ, 日本音声学会第19回全国大会, 2005年09月24日, 広島市(広島県立大学)

創作・作品

  • 首都圏の言語の実態と動向に関する研究 WEBサイト, 三井はるみ, 2013年06月30日

競争的資金

  • 25580103, 2013, 日本学術振興会, 科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究, 新規言語事象の集中的多角的調査による首都圏の言語状況の把握
  • 000000, 2010, 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 萌芽・発掘型共同研究プロジェクト, 首都圏の言語の実態と動向に関する研究
  • 21520494, 2009, 日本学術振興会, 科学研究費補助金 基盤研究(C), 日本語諸方言における意味的隣接表現の文法体系への取り込みに関する研究
  • 13610496, 2001, 文部科学省, 科学研究費補助金 基盤研究(C), 大都市における消滅の危機に瀕した伝統的方言の記録とデータベース作成
  • 11710230, 1999, 文部科学省, 科学研究費補助金 奨励研究(A), 条件表現に関する対照方言学的研究
  • 05710257, 1993, 文部科学省, 科学研究費補助金 奨励研究(A), 房総アクセントの記述的研究
  • 07710297, 1995, 文部科学省, 科学研究費補助金 奨励研究(A), 移住による言語接触と言語変容課程に関する社会言語学的研究
  • 20K00623, 言語レパートリーの構造と形成に関する研究, 本研究は、日本に住む人々(日本人と外国人)の「言語レパートリー」(日常生活において使用・接触によって形成される言語的資源の総体)の構造と形成過程の解明が目的である。;言語レパートリーの研究では、{外国人・日本人}×{外国語・日本語}×{標準変種・方言変種}×{使用・接触}という網羅的視点と、それぞれの要素が二項対立ではない連続的視点が重要である。;本研究では、個人(外国人・日本人)の言語レパートリーの調査と、社会の言語レパートリーの調査(言語景観調査)を実施し、分析を行う。;近年のグローバル化により、日本国内の多言語状況が意識されている。外国にルーツのある人たち(以下、外国人)の急増とともに、彼らの言語(以下、外国語)を耳にしたり目にする機会が増えているからである。しかし、従来の外国人を対象とした言語調査では、日本語と外国語(母語)の二項対立の枠組みで行われ、方言等の変種の使用は見過ごされてきた。また、多言語使用とは、外国人だけではなく、日本語標準語と方言を使い分ける日本人にも適応可能であると考える。そこで、本研究は、日本に住む人々(日本人と外国人)の「言語レパートリー」(日常生活において使用・接触によって形成される言語的資源の総体)の構造と形成過程を明らかにすることが目的とする。言語レパートリーの形成には、能動的な言語使用だけでなく、使用には至らない、耳にする、目にする、といった受動的な言語接触も重要な役割を果たしている。そのため、本研究では、個人の言語レパートリーを調査する「言語レパートリー調査(外国人調査・日本人調査)」と、社会の言語レパートリーを調査する「言語景観調査」の実施を計画している。研究計画の初年度である2020年度は、主として調査設計にかかわる活動を行った。具体的には、次の2点を重点的に行った。①領域別言語使用、方言使用、多言語使用に関する先行研究を広く収集し検討を行い、目録を作成した。② ①の検討結果をもとに、言語レパートリー調査の予備調査として、大学生対象としたweb調査を実施し、分析を行った。また、これらの活動の遂行にあたっては、外国人の言語使用を専門とする研究者と日本語方言を専門とする研究者がそれぞれの専門領域の知見を持ち寄り活発な意見交換を行うという、専門領域を超えた協働的研究体制が確立されたことも2020年度の研究成果である。;当初の年度計画では、初年度の2020年度は先行研究収集・目録の作成と予備調査の実施を計画した。その研究計画に従い、初年度の2020年度では、まず領域別言語使用、方言使用、多言語使用に関する先行研究を広く収集し検討を行い、目録を作成した。この先行研究の検討をもとに、大学生対象としたweb調査として実施し分析を行った(回答数308名)。この大学生対象のweb調査は、言語レパートリー調査の予備調査に位置づけられる。この調査により、想定以上に大学生が外国語に接し、使用する機会(場面)があるという知見が得られた。このように今年度は当初の年度計画に沿った研究活動を目標に活動したが、COVID-19の国内感染が急拡大したことにより、緊急事態宣言等が発令され、対面による研究活動やフィールドに赴いて行う研究活動が著しく制限されることとなった。この制限は2020年度の一年にわたり継続されたため、打ち合わせや調査等の研究活動は、非対面でインターネットを活用して実施したが、2020年度計画の一部は達成が困難となった。;今後は、本研究の目標である、①個人の言語レパートリーを調査する「言語レパートリー調査(外国人調査・日本人調査)」と、②社会の言語レパートリーを調査する「言語景観調査」を実施する方向で研究を推進していく方針である。研究を推進するうえでの最も困難な課題は、日本国内で深刻化するCOVID-19の感染である。感染状況が大きく改善することは見込めないと思われるため、感染の危険性がある対面の調査とフィールドに赴いてデータを収集する調査については、従来通りの調査方法では実現が難しいことが予想される。そのため、実現可能な調査のために必要な情報収集を行い、調査会社やweb調査をより積極的に活用する等、より良いデータを安全に収集することが可能となるような調査方法や調査対象の検討を早急に進める予定である。
  • 20H00015, 『全国方言文法辞典』データベースの拡充による日本語時空間変異対照研究の多角的展開, 日本語は、豊富な歴史的文献資料をもち、多様な地理的変異が観察されることから、「時空間変異」(=歴史的言語変種と地域的言語変種に現れる言語変異)の対照研究に適した条件を備えている。本研究では、日本語諸方言の文法を、現在の地理的変異(方言差)の様相と歴史的変化(時代差)のプロセスの両面から総合的に記述する『全国方言文法辞典』の記述の拡充をはかるとともに、当辞典の作成のために収集してきた現地調査資料および文献資料データベースを整備し、これらの記述とデータベースを用いて、日本語の歴史的言語変種と地域的言語変種に現れる文法的言語変異の対照研究を多角的に展開する。
  • 19K00656, 首都圏における言語資料の高密度収集と言語動態分析, 本研究は、首都圏における方言分布の形成過程の解明を目的とする。これまでの研究で、アンケート調査システムや、方言データベースのシステムを作成してきたが、そうした研究ツールを統合して、新しい調査・分析システムを構築する。;首都圏における非標準形の分布を把握するためには、多くの言語項目、多くの回答人数による調査から分析する必要がある。過去の首都圏の方言資料と、新規の調査結果を組み合わせた分析を行うために、新しいツールの開発を行う。;本研究において開発する調査・分析システムを利用して、これまでの研究で提案してきた首都圏の言語動態モデルについて検証を行う。;本研究は、(1)調査地点の「高密度化」、(2)方言資料の「高密度化」、(3)言語動態モデルの検証という3点からなる。;(1)アンケート調査・分析システムRMSの改良:研究実施計画で示したRMS(Real-time Mobile Survey)システムの4点の改良点については、新システムへの組み込みが遅れているが、2021年度の完成に支障はない。;以下に4点の進捗を示す。「スマートフォンへの対応」については、WEB調査会社やGoogleフォームにおけるスマートフォン表示の検討を行った。「マルチメディアへの対応」については、音声を再生して質問に回答するWEBアプリの実験を行った。「横断検索システムとの統合」については、個々のデータが改訂された際にデータの連結をどう維持するかについて検討を行った。「個人情報保護の強化」については、回答者の承諾レベルによって質問範囲を変えるためのWEBアプリの実験や、調査会社のWEBアンケートシステムにおける承諾方法の検討を行った。これら4点を新システムに組み込み、2021年度に実験を行う予定である。;(2)方言資料の統合的利用のためのデータベースの拡充 :首都圏における調査方法の異なる方言調査資料の集積作業を継続した。「方言データベース」の統合については、既存の言語地図資料でデータベース化されていない地図記号について、記号の統合を新たに追加し、検討を行っている。関東以外の調査資料については、東北地方の大規模調査データの入力が進んでおり、2019年度から引き続き、RMSシステムによる地図作成実験を行っている。;(3)首都圏の言語動態分析:東京都で1800人の新規調査を実施し、言語地図を作成して検討を行っている。言語地図作成において、属性別集計や項目間比較など、データの表示方法についても検討し、新システムの改良を行っている。;現在までの進捗状況について、研究実績の概要の分類に従って述べる。おおむね順調に進展していると考える。;(1)アンケート調査・分析システムRMSの改良:新型コロナウイルス感染拡大により大学の授業が1年間ほぼ遠隔授業となったことから、授業でのツールの実験は2021年度に延期した。アンケート調査データについては、RMSと類似した方法によって、WEB調査会社を用いて東京都で1800人の言語地理学的調査を実施した。研究実施計画で示した改良点に関する個別の実験は継続し、新しい言語調査ツールへの統合作業も進めている。「スマートフォンへの対応」「マルチメディアへの対応」「横断検索システム」「個人情報保護の強化」の実験も、2019年度からさらに問題意識を深めて進展している。新規RMSシステムの完成は2021年度になるが、2020年度の実験で技術的な問題はクリアしており、最終的な計画遂行に支障はないと考えている。;(2)方言資料の統合的利用のためのデータベースの拡充 :関東地方の未電子化資料については、画像、テキストともにデータベース化を継続中である。(1)で示したように、昨年度につづいて東京都におけるWEB調査を実施したため、言語地理学的調査のデータベースの拡充も進んでいる。関東地方以外の電子化資料については、東北方言の言語地理学的資料の作成がさらに進んでおり、2021年度には他の資料との統合的分析を行う予定である。以上から、順調に進展していると考える。;(3)首都圏の言語動態分析:(1)で示したように、WEB調査会社を用いて東京都で1800人の新規調査を実施した。昨年度とは異なり東京出身者に限定していないため東京居住者の実態を示した調査である。そのため首都圏の言語動態について、東京移住者を含めた言語動態の実態について、分析作業を行っている。以上から、順調に進展していると考える。;今後の研究の推進方策について、研究実績の概要の分類に従って述べる。;(1)アンケート調査・分析システムRMSの改良:改良すべき4点について統合をした新しいRMSシステムとしての実験をする。2020年度は遠隔授業の関係で実験を控えていた大学の授業における調査実験を進める。また、RMSシステム公開のためのマニュアル作成を行う。;(2)方言資料の統合的利用のためのデータベースの拡充 :関東地方の言語地理学的資料の整備を継続するとともに、東北地方のデータベースとの統合や、RMSシステムを利用した言語地図作成の実験を進める。;(3)首都圏の言語動態分析:これまでに実施した2019、2020年度の調査データと、2021年に実施予定のRMSによる調査データ、そして(2)で整備した関東地方の言語地理学的資料を総合した分析を行う予定である。
  • 18H00673, 共通語の基盤としての東京語の動態に関する多人数経年調査, 1年次は、東京都在住者約1,000人を対象とする「コア調査」を中心に研究を進めた。「コア調査」では、非音声項目は1,049人から、音声項目は1,039人から回答を得た。;2年次は、1年次に実施した「コア調査」の音声項目について聞き取りを進めるとともに、非音声項目を中心とする一部の項目については分析を行ない学術論文として発表した。;これに加え、調査会社への委託により、全国WEB調査と首都圏WEB調査を実施した(業者はいずれも相見積により選定)。このうち全国WEB調査は研究分担者の田中ゆかりと林直樹が担当したが、全国21政令指定都市在住の生え抜きを対象に2020年1月に実施した。音声項目・言語意識項目を中心とする設問数は76問で、1,367人(3年齢層×男女)から回答を得た。一方、首都圏WEB調査は研究分担者の三井はるみと鑓水兼高が担当したが、首都圏(1都6県)の100エリア在住の生え抜きを対象に2019年秋に実施した。首都圏内での地域差が見込まれる語彙項目を中心とする設問数は104問で、796人(2年齢層)から回答を得た。;アーカイブ調査については、「放送ライブラリー」(横浜市)において、過去に放送されたテレビ番組(ドキュメンタリー)を視聴し、女性文末詞表現の出現割合を明らかにする調査を実施した。13回の調査(調査日数は25日間)により311件のデータを蓄積した。1年次とあわせて548件のデータを蓄積した。;予定していた全国WEB調査と首都圏WEB調査を今年度実施できた。1年次に実施したコア調査の項目の一部を分析して学術論文として発表した。また、データ数が多いため2年次に完了までは至らなかったが、1年次のコア調査のうち音声項目の録音聞き取りを進めた。アーカイブ調査についても月1回程度のペースで実施し、一定数のデータを蓄積することができた。こうしたことから、本研究はおおむね順調に進展していると評価することができる。;1年次の「コア調査」の非音声項目についてはさらに分析を進めて学術論文として発表する。音声項目については主として研究代表者が聞き取りを進め、聞き取り完了とPCへのデータ入力、集計・分析をめざす。;2年次に実施したWEB調査については研究分担者を中心に分析を進め、一部の項目については学会・研究会等での口頭発表および学術論文としてまとめることをめざす。なお、全国WEB調査については、調査項目ないしは調査対象をさらに充実させる形で3年次も実施する。;アーカイブ調査については引き続き月1回程度のペースで調査を継続する。;本研究で得られた成果については、パネルディスカッション形式の研究集会においてその一部を報告するとともに、研究組織以外のパネラー等から意見や助言を受けることで、学術界・実社会への貢献のあり方を探る。
  • 17K02801, 地域的多様性の教材としての参加型方言データベースの構築, 首都圏・関東・関西・大分・東北の8大学で、大学生を対象としたペア入れ替え式ロールプレイ会話の収録を実施した。「遅刻の連絡をする」「遅刻に文句を言う」場面を設定し、同性の親しい友人同士2名がペアとなり、電話で会話をおこなった。同一地域出身のペアの音声データ・文字化データは、個人情報の処理をしたうえで、webサイト「方言ロールプレイ会話データベース」において、研究・教育に利用できる言語データとして公開している。;「方言ロールプレイ会話データベース」は、共通のフォーマットに基づいて、複数の研究者が方言調査を実施し、その調査結果を言語データとして継続的に蓄積しつつ、研究・教育に活用することのできる「参加型方言データベース」である。誰でもアクセスできるようにweb上で公開しているので、地域の伝統・文化の教材として、また、談話展開・会話分析などの言語データとして、方言研究、国語教育、日本語教育、学校教育現場、一般の生涯教育などにおいても広く活用することが可能である。方言研究の立場から、方言データの活用方法と教材化のモデルを示すことは、新しい意義が認められるものである。
  • 16H01933, 日本語諸方言コーパスの構築とコーパスを使った方言研究の開拓, 本研究は、(1)諸方言を横断的に検索する日本語諸方言コーパスを構築・公開すること、(2)コーパスを使って言語分析を行い、新しい方言研究の方法を提示すること、(3)方言データを整備することにより各地の消滅危機言語・方言の記録・保存・公開を行うことを目標としている。令和元年度(本研究4年目)は以下のことを実施した。;・昨年度公開した『日本語諸方言コーパス(COJADS; Corpus of Japanese Dialects)』モニター版(中納言検索)のデータの不備を修正しアップデートするとともに、新たに全国12府県14地点のデータ約11時間分を追加・公開した。また、ホームページを開設し、各地点の全テキストデータがホームページから一括ダウンロードできるようにした。;・「データ作成方針」(データの構成、方言テキストの作成方針、標準語テキストの作成方針、文節認定規則、タグ一覧)をホームページで公開し、利用環境を充実させた。;・COJADSを使った研究の成果を日本方言研究会、日本語学会、LPSS2019(台湾)等、国内外の学会で発表した。また、COJADSを使って格表現、推量表現の地域差に関する研究を行い、今年度は推量表現の地域差に関する論文を発表した。;・公開シンポジウム「方言コーパスを活用した方言研究の開拓」を開催し、COJADSの利用講習と研究発表を行なった。また、他のコーパス開発プロジェクトと合同で公開シンポジウム「コーパスに見る日本語のバリエーション ―くだけた表現―」を開催し、日本語コーパス開発のネットワークを構築した。;・データ整備の効率化のために、音声とテキストの自動アラインメント実験を実施したが、現状では実用が難しいことが分かった。特に、複数話者による自然談話データでは、話者の識別を自動的に行うことが困難で、結局、人間の耳で確認することとなった。;・昨年度、47都道府県、24時間分のデータよりなるCOJADSモニター版を公開した。今年度は、新たに全国12府県14地点のデータ約11時間分の自然談話データを追加・公開した。また、来年度のデータの追加・公開に向けて、新たに25時間分のデータの整備を行なった。;・COJADSモニター版の公開後、データの不備がいくつか見つかった。今年度、これらの不備を修正し、データのアップデートを行なった。また、昨年度までは検索箇所のデータのダウンロードしかできなかったが、今年度はこれを改善し、各地点の全データがホームページから一括ダウンロードできるようにした。また、ホームページで「データ作成方針」を公開した。;・コーパスを使った新たな方言研究の開拓を進めた。今年度は、本研究のスタッフが11件の研究発表を国内外の学会で行なったほか、公開シンポジウム「方言コーパスを活用した方言研究の開拓」、合同シンポジウム「コーパスに見る日本語のバリエーション―くだけた表現―」を開催し、COJADSを活用した研究の普及に努めた。また、COJADSモニター版を使って、格体系、推量表現の地域差に関する研究を推進し、今年度は推量表現の論文を発表した。;・COJADSモニター版は、公開後1年で登録ユーザー数が3,000人を超え、方言研究及び一般社会で広く利用されている。;・今後、COJADSのデータの拡張を進める。来年度は35時間分のデータを追加・公開し、合計で70時間のデータの公開をめざす。また、タグ情報で検索する機能を追加する。;・今年度、各地点の全テキストデータの一括ダウンロードができるようにした。今後は音声データの頒布を予定している。なお、音声データは容量が大きいため、オンラインでのダウンロードではなく、保存メディアによる頒布を予定している。;・コーパスを使った方言研究を普及するため、今後、COJADSモニター版の利用講習会や発表会を開催する。また、卒論や修論でのCOJADSモニター版の活用を促進し、COJADSによる若手研究者の支援を積極的に行う。そのために今後、できるだけ早く「COJADS中納言検索ガイド」を公開し、COJADSの利用環境を整備する。;・COJADSの構築における方言音声と方言テキストの自動アラインメントは、まだ、実用が難しいことが分かった。そのため、構築工程のうち、音声の分節までは自動で行い、そのあとの、方言音声と方言テキストのアラインメントは、これまでどおり手作業で行うこととした。自動的なアラインメント実験や方言辞書の自動作成の実験については、引き続き、別のプロジェクトで実施する。
  • 26244024, 日本語の時空間変異対照研究のための『全国方言文法辞典』の作成と方法論の構築, 日本語諸方言の文法を、現在の地理的変異(方言差)の様相と歴史的変化(時代差)のプロセスの両面から総合的に記述する『全国方言文法辞典』の作成を目的として、要地方言の活用体系の記述を行った。本研究期間内に活用体系記述の報告書を3巻刊行し、既刊の報告書に掲載したものとあわせて、本土方言38地点、琉球方言4地点の活用体系記述を完成させた。;また、日本語文法の歴史的変化と地理的変異を総合的に記述する枠組みを確立し、現代語、古典語、諸方言の文法を比較・対照する「時空間変異対照研究」の方法論を構築することを企図して、諸方言の文法記述と文献方言対照研究をテーマとした研究発表会を3回にわたり開催した。;日本語諸方言の文法の対照研究のためには、統一的な記述方針のもとに行われた要地方言の精緻な文法記述が必要である。本科研では、用言(動詞・形容詞・名詞述語)の活用体系の記述を最優先に行ってきたが、これは活用体系の記述が述語の文法カテゴリーに関わる文法形式を網羅的に記述することにつながるためである。;諸方言の活用体系の記述には多くの研究の蓄積があるが、それらは個別方言を個別の記述方針のもとに記述するものが大多数である。本研究の取り組みは、統一的な文法記述の枠組みを構築し、その記述データを広く一般に公開することにより、方言対照研究の進展と日本語諸方言の多様性への理解を深めることを企図するものである。
  • 25580103, 新規言語事象の集中的多角的調査による首都圏の言語状況の把握, (1)東京都立川市において、高年層を対象に面接調査を行った。その結果の一部について市歴史民俗資料館講演会で報告した。;(2)携帯電話を利用した言語調査システム(RMS)を改良し、首都圏若年層高密度分布調査を実施した。このうち言語意識に関する項目について分析を行い論文として発表した。;(3)首都圏の言語に関する網羅的な研究文献目録を作成し、吉田雅子・三樹陽介『首都圏の言語に関する研究文献目録(稿)』として刊行した。
  • 25370539, 方言ロールプレイ会話における談話展開の地域差に関する研究, 各地の方言において、世代(高年層・若年層)と性(男性・女性)と上下関係(先輩・同輩・後輩)を組み合わせた複数の話者グループによる、場面(文句・依頼・慰め・勧誘・出欠確認・申し出)別のロールプレイ会話データを収録した。発話の内容・相手への働きかけの姿勢・コミュニケーションにおける機能に注目し、方言会話における談話構造・談話展開について、地域差・世代差・性差・場面差・メディア差の観点から分析した。データは「方言ロールプレイ会話データベース」で公開している。
  • 25370538, 多様な方言資料の横断的分析による新たな方言分布研究, 本研究では、関東地方を中心に、「音声」「語」「文」「談話」の各言語単位を含めた、研究・非研究を問わず、様々な手法によって収集された方言資料について、データベースを作成し、複数の異なる資料を横断的に検索するための考え方と技法を検討した。そして横断的検索を行って、言語地図を作成するツールを作成した。;資料横断的な研究をすることで、これまで言及されてこなかった言語事象の地理的分布の発見や、方言形成の理論的考察に貢献することができた。
  • 25284087, 方言話し言葉コーパスの構築とコーパスを使った方言分析に関する研究, 本研究の目的は、日本語諸方言を同じ条件で横断的に検索する「方言コーパス」を構築すること、及びそれを使った新しい方言研究の方法を提示することである。そのために、まず6地点の方言データを使用してデータ整備の方法を検討した。その結果、方言テキストと共通語訳テキストをパラレルに整備し、共通語から方言形と方言音声を検索する方法でコーパスを構築する方法が有効であることがわかった。次に、27方言のデータによる「方言コーパス試作版」を作成し、格助詞の使用に関する分析を行った。その結果、文脈に即した分析が可能な点で、コーパスを使った研究は方言研究に新しい展開をもたらす可能性が高いことを示した。
  • 22520484, 日本語方言オノマトペの記述モデル構築に関する研究, 日本語の方言には現代語とは異なる独特の形態・意味用法を備えたオノマトペが数多く存在するが,データベースが存在せず,研究の基盤がないに等しい状態であった。本研究は,これまで研究が進められてこなかった方言オノマトペを対象に,基盤資料としての「日本語方言オノマトペ・データベース」の構築,方言オノマトペの特徴および分布実態の把握,現地調査に基づく記述モデル構築をめざした。
  • 21520494, 日本語諸方言における意味的隣接表現の文法体系への取り込みに関する研究, 「意味的隣接表現の文法体系への取り込み」(元来別の表現分野に属する形式が,隣接の表現分野の基本的形式に代わるものとして用いられる現象)の例として,九州西北部方言の順接仮定条件表現形式「ギー」,引用・伝聞表現トイウ類の文法化形式,対称詞由来の間投助詞を取り上げ,用法・体系と変化プロセスを把握するための調査・分析・考察を行った。これにより,方言の文法体系のバリエーションの生じる過程と背景の一端を具体的に明らかにした。
  • 21520490, 日本語方言における間投表現の使用の様相に関する研究, 間投表現(間投詞・間投助詞)は、方言によって多様な形態的な変異が見られる。間投表現に関して特徴的な重点地域を選定し、高年層・若年層の方言談話の収録調査を実施した。収録した談話は、文字化・共通語訳・注記付与をおこない、言語データとして利用できるように整備した。新規に収録した談話データと既存の談話資料を活用して、間投表現の形式を整理し、その地理的分布を概観し、実際の談話に現れた間投表現の使用状況・頻度・機能などについて分析を試みた。また、世代間・方言間の比較をおこなった。
  • 21320086, 日本語諸方言の文法を総合的に記述する『全国方言文法辞典』の作成とウェブ版の構築, 本研究では、日本語諸方言の文法を総合的に記述する『全国方言文法辞典』の編纂を目的として現地調査、方言文献資料調査、歴史的変異調査を行い、さらに調査データを集積するウェブシステムを構築してきた。本研究期間の研究成果として、(1)活用体系の地理的変異と歴史的変異の総合的考察をテーマとした学会発表、(2)要地方言の活用体系を記述した『全国方言文法辞典資料集(2)活用体系』の刊行、(3)条件表現・逆接表現の調査方針を示した『『全国方言文法辞典』のための条件表現・逆接表現調査ガイドブック』の刊行、(4)条件表現の地理的変異に関する学会発表を行った。
  • 19520403, 『全国方言文法辞典』のための諸方言の文法に関する対照研究, 諸方言の文法形式を統一的な観点のもとに記述し、全国方言の文法現象を一望できる辞典を編むことを目的に、原因・理由表現の対照研究を行った。原因・理由表現に特徴のある要地方言を選定し、共通調査項目による現地調査を実施し、その調査結果に基づいて辞典項目記述を行った。研究成果は、『全国方言文法辞典資料集(1)原因・理由表現』に収めるとともに、ウェブサイト「全国方言文法データベース原因・理由」を作成し、広く一般に公開した。
  • 18520370, 方言談話データベースを活用した表現法の変化に関する研究, 同一地域における複数の世代の方言談話を比較・対照し、方言談話に見られる表現法の変容の実態と、地域間の変化の過程の相違について考察することを目的とする。国立国語研究所「全国方言談話データベース」を基礎データとし、これらと比較するために、同一地域で、新規に、高年層と若年層の談話を収録した。蓄積・収録した方言談話は、言語データベースとして整備し、公開する。従来扱われることが少なかった応答表現、呼びかけ表現、感動表現、間投表現などを中心に、話しことばである方言談話に特徴的な表現に焦点をあて、各地域・各世代の談話に現れる表現法について、記述・分析を行った。
  • 18520346, 三者面接調査における回答者間相互作用のバリエーションに関する研究, 面接調査は、調査者が質問して回答者がそれに答えるという一定の役割関係と参加/行動の枠組みを持つ、いわゆる制度的会話である。本研究では、調査者1名、回答者2名による三者面接調査において、行動枠組みから逸脱するかに見える回答者間の相互作用に着目し、その種類と談話進行上の働きを分析した。また、参加者たちが当該の行動枠組み自体を活用することによって各種の変則的行動を適切に位置づけ、協働的に談話を構築していることを明らかにした。
  • 16520285, 日本語諸方言の条件表現に関する対照研究, 本研究の目的は、方言の文法的側面に関する対照的研究の一分野として、条件表現について要地方言を統一的に調査し、標準語も含めて比較・対照することにより、現代日本語の条件表現について総合的な分析を行うことである。;最終年度である今年度は、この目的に沿って、条件表現のうち原因・理由表現についての調査をまとめ、『全国方言文法辞典《原因・理由表現編》』を作成した。以下は、その目次である。;1 原因・理由表現概説;原因・理由表現とは/原因・理由表現形式の通時的分布概観/原因・理由表現形式の地理的分布概観/方言における原因・理由の接続詞概観/東北方言における原因・理由表現形式の分布;2 各地方言の原因・理由表現;原因・理由表現調査項目一覧/青森県八戸市方言(若年層)の原因・理由表現/山形市方言の原因・理由表現/山梨県奈良田方言の原因・理由表現/岐阜市方言の原因・理由表現/美濃方言の原因・理由表現/富山方言の原因・理由表現/京都市方言の原因・理由表現/広島県三次市三和町方言の原因・理由表現/沖縄県那覇市首里方言の原因・理由表現;2の各地方言の原因・理由表現の報告を対照させると、以下のことが指摘できる。;(1)原因・理由表現の基本的な意味である、「事態の原因」「行為の理由」「判断の根拠」「発言・態度の根拠」については、どの方言にも、すべてを表し得る汎用の形式がある。;(2)以下の用法については、各地方言の諸形式のなかには、使用に制限のあるものがある。;・主節が要求文などの働きかけの強い文である用法:富山方言のガデ・モンデ等;・主節が叙述文などの働きかけの弱い文である用法:岐阜市方言のニ;・理由を表さない用法:富山方言のガデ、モンデ等;・「XハYカラダ」のような述語用法:八戸市方言のスケ、富山方言のサカイ類、京都市方言のンデ;・推量表現に後接する用法:八戸市方言のスケ、富山方言のサカイ類、京都市方言のサカイニ・サカイ・ンデ;・文末用法:岐阜市方言のデ、富山方言のガデ・モンデ等、首里方言のシニチーテー;なお、上記の研究成果は、用例に音声を付した形で、以下のウェブサイトにおいても公開している。;URL : http://hougen.sakura.ne.jp/
  • 14510456, 「談話資料」による方言コードの変容に関する研究, 方言コードは,かつては,ある地域で行われるひとつの言語体系(システム)であると考えられてきたが,現在では,場面に応じて使い分けられる文体(スタイル)へと変化しつつあるととらえられている。;一個人の中には,方言コード,共通語コードを含め,さまざまなコードが存在する。;本研究では,話し相手・状況・話題などの違いによって,方言コードがどのように出現するのか,方言コードと標準語コードの切り替えがどのように行われるのか,などについて,総合的な視点でとらえることを目標とした。;関西圏の百貨店・スーパー・個人商店を対象に,接客場面における自然談話の収録調査を実施した。その録音音声を文字化し,整理して,研究成果報告書『接客談話資料集』として刊行した。なお,接客談話データは,検索が効率的におこなえるよう,電子化ファイルの形でも保存している。;談話資料により,接客場面に現れる方言コードについて,出現の実態を明らかにし,記述と比較をおこなった。若年層話者においては,老年層話者に見られるような伝統的方言が急速に失われていることについて多くの報告があるが,標準語コードのみになるのではなく,従来の伝統的方言とは異なる新しいローカルスピーチスタイル(ネオ方言)が観察される。このネオ方言コードにかかわっていると考えられる,標準語や東京方言・関西方言の干渉に焦点をあてて,方言コードの変容についての分析をおこなった。

教育活動

担当授業

  • 日本語学演習I, 2019, 身近なことばのさまざまな違いを社会言語学的な観点から考察できるようになることを目的とする。私たちは、ことばをさまざまな要因で使い分けている。日本語か英語かといった言語の選択はもちろんのこと、一言語の中でも、性別、地域、年齢などといった個人の属性によってことばが違うこともあれば、相手が誰かによって使うことばが変わることもある。また、友達との会話に限っても、おしゃべりか授業での発表かなど、場面によって使い分けられることも多い。この授業では、言語を、人の属性や使われる状況、社会などと関連させて捉える社会言語学について、テキストの購読と演習を通して学んでいく。前期は、基礎的な知識を身につけるために、テキストの内容を受講者各自がまとめて報告し、質疑・討論を行う。後期は、課題に基づいて各自が調査を行い発表する。
  • 日本語学演習III, 2019, 日本語の地域的バリエーションである「方言」について、その内容と研究法を学ぶ。日本全国の方言は,戦後の社会変動の中で多くの伝統的な特徴を失い,共通語と関わりながら変容してきたが,なお多彩である。関西方言のような共通語との違いの目立つ方言だけでなく,首都圏出身者の日常の話しことばも首都圏「方言」である。前期は,基礎的な知識を身につけるために,テキストの内容を受講者各自がまとめて報告し,質疑・応答を行う。後期は,各自がテーマを定めて小調査を行い発表する(所定の課題を分担した発表を含む)。
  • 言語学演習, 2019, 若者語,方言,外来語,ことばのジェンダー差,ことばの「誤用」など,身の回りのことばをめぐるトピックは,興味深い話題として人々の関心を引きつける。一方で,そのような目に付く現象を,言語的,社会的背景の中で理解し,読み解くためには,一定の手順によるデータの収集とその分析が必要となってくる。この授業では,主として社会言語学的なテーマを扱った研究論文の講読を行い,それをとおして,研究対象の設定,資料,データ収集法,分析法など,言語研究に必要な方法論を学ぶ。前期は指定した研究論文を受講者各自が担当し,報告を行う。後期は各自がテーマを定めて小調査を実施し,その結果を分析・発表する。
  • 日本語学概説I, 2019, 現代日本語のしくみ,および、日本語学の基本的な用語・概念について概説する。
  • 日本語学概説II, 2019, 現代日本語のしくみ,および、日本語学の基本的な用語・概念について概説する。
  • 日本語音声学I, 2019, 日本語研究や国語・日本語教育の現場で必要な日本語音声全般の知識について講義する。|国際音声字母の内容を説明し,発音の聞き取りや記録の練習を行う。|自分の発音を内省し,身の回りの音声を観察する。|日本語諸方言の音声の特徴についても解説する。
  • 日本語音声学II, 2019, 日本語研究や国語・日本語教育の現場で必要な日本語音声全般の知識について講義する。|発音・アクセントの聞き取りや記録の練習を行う。|自分の発音を内省し,身の回りの音声を観察する。|日本語諸方言のアクセントの特徴についても解説する。
  • 卒業論文, 2019
  • 日本語学演習I, 2020, 日本語の地域的バリエーションである「方言」について、その内容と研究法を学ぶ。日本全国の方言は,戦後の社会変動の中で多くの伝統的な特徴を失い,共通語と関わりながら変容してきたが,なお多彩である。関西方言のような共通語との違いの目立つ方言だけでなく,首都圏出身者の日常の話しことばも首都圏「方言」である。前期は,基礎的な知識を身につけるために,テキストの内容を受講者各自がまとめて報告し,質疑・応答を行う。後期は,課題に基づいて各自が調査を行い発表する。|■本授業は主にZoomを利用した双方向型授業として実施する予定である。
  • 日本語学演習III, 2020, 若者語,方言,外来語,ことばのジェンダー差,ことばの「誤用」など,身の回りのことばをめぐるトピックは,興味深い話題として人々の関心を引きつける。一方で,そのような目に付く現象を,言語的,社会的背景の中で理解し,読み解くためには,一定の手順によるデータの収集とその分析が必要となってくる。この授業では,主として社会言語学的なテーマを扱った研究論文の講読を行い,それをとおして,研究対象の設定,資料,データ収集法,分析法など,言語研究に必要な方法論を学ぶ。前期は指定した研究論文を受講者各自が担当し,報告を行う。後期は各自がテーマを定めて小調査を実施し,その結果を分析・発表する。|■本授業は主にZoomを利用した双方向型授業として実施する予定である。
  • 日本語学概説I, 2020, 現代日本語のしくみ,および、日本語学の基本的な用語・概念について概説する。|■この授業は主に、講義資料を用いた遠隔授業とZoomを利用したオンデマンド型授業を組み合わせて実施する予定である。受講者の状況を見ながら進めて行きたい。
  • 日本語学概説II, 2020, 【この授業は主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。受講者に説明の上、他の方法を併用する場合がある。】|現代日本語のしくみ,および、日本語学の基本的な用語・概念について概説する。
  • 日本語音声学I, 2020, 日本語研究や国語・日本語教育の現場で必要な日本語音声全般の知識について講義する。|国際音声字母の内容を説明し,発音の聞き取りや記録の練習を行う。|自分の発音を内省し,身の回りの音声を観察する。|■この授業は主に、講義資料を用いた遠隔授業とZoomを利用したオンデマンド型授業を組み合わせて実施し、小テストまたは課題を毎回課す予定である。
  • 日本語音声学, 2020, -
  • 日本語音声学II, 2020, 【この授業は主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。受講者に説明の上、他の方法を併用する場合がある。】|・日本語研究や国語・日本語教育の現場で必要な日本語音声の知識について講義する。|・共通語アクセントの基盤である東京アクセントの分析・記述を中心に解説する。|・アクセントの聞き取りと記録の練習を行う。|・自分の発音を内省し、身の回りの音声を観察する。|・日本語諸方言のアクセントの特徴についても解説する。
  • 言語学概論I, 2020, 言語学の様々な分野のうち,社会との関連においてことばの バリエーションをとらえる社会言語学の基礎を学ぶ。|■この授業は主に、講義資料を用いた遠隔授業とZoomを利用したオンデマンド型授業を組み合わせて実施し、毎回小テストまたは課題を課す予定である。
  • 言語学概論, 2020, -
  • 言語学概論II, 2020, 【この授業は主にZoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施する。受講者に説明の上、他の方法を併用する場合がある。】|日本語のバリエーションの一つとして、地域的なことばの変異である「方言」を取り上げる。伝統的な方言の分布としくみ、およびその形成過程について概説するとともに、現代における方言の変化や社会的な位置づけのあり方について事例に基づいて考える。
  • 日本語学概説I, 2021, 現代日本語のしくみ,および、日本語学の基本的な用語・概念について概説する。|
  • 日本語学概説II, 2021, 現代日本語のしくみ,および、日本語学の基本的な用語・概念について概説する。
  • 日本語学演習III, 2021, 若者語,方言,外来語,ことばのジェンダー差,ことばの「誤用」など,身の回りのことばをめぐるトピックは,興味深い話題として人々の関心を引きつける。一方で,そのような目に付く現象を,言語的,社会的背景の中で理解し,読み解くためには,一定の手順によるデータの収集とその分析が必要となってくる。この授業では,主として社会言語学的なテーマを扱った研究論文の講読を行い,それをとおして,研究対象の設定,資料,データ収集法,分析法など,言語研究に必要な方法論を学ぶ。前期は指定した研究論文を受講者各自が担当し,報告を行う。後期は各自がテーマを定めて小調査を実施し,その結果を分析・発表する。|■本授業は対面授業として実施する予定である。
  • 日本語音声学I, 2021, 日本語研究や国語・日本語教育の現場で必要な日本語音声全般の知識について講義する。|国際音声記号の内容を説明し、発音の聞き取りや記録の練習を行う。|自分の発音を内省し、身の回りの音声を観察する。|
  • 日本語音声学II, 2021, ・日本語研究や国語・日本語教育の現場で必要な日本語音声の知識について講義する。|・共通語アクセントの基盤である東京アクセントの分析・記述を中心に解説する。|・アクセントの聞き取りと記録の練習を行う。|・自分の発音を内省し、身の回りの音声を観察する。|・日本語諸方言のアクセントの特徴についても解説する。
  • 日本語学演習I, 2021, 日本語の地域的バリエーションである「方言」について、その内容と研究法を学ぶ。日本全国の方言は,戦後の社会変動の中で多くの伝統的な特徴を失い,共通語と関わりながら変容してきたが,なお多彩である。関西方言のような共通語との違いの目立つ方言だけでなく,首都圏出身者の日常の話しことばも首都圏「方言」である。前期は,基礎的な知識を身につけるために,テキストの内容を受講者各自がまとめて報告し,質疑・応答を行う。後期は,課題に基づいて各自が調査を行い発表する。

学外活動

学協会活動

  • 日本語学会
  • 日本方言研究会
  • 日本音声学会
  • 社会言語科学会
  • 日本語文法学会

学外委員等活動

  • 2022年04月01日, 2025年03月31日, 日本音声学会, 評議員
  • 2022年04月01日, 2025年03月31日, 日本音声学会, 庶務委員
  • 2016年04月01日, 教育出版株式会社, 中学国語教科書編集委員

社会貢献活動

  • 多摩と三鷹の方言を学ぶ, 三鷹市スポーツと文化部生涯学習課, 三鷹市大沢の里古民家講座, 2020年09月12日
  • あきる野と西多摩の方言 ―特徴と調査のすすめ―, あきる野市中央公民館, あきる野市市民カレッジ公開講座, 2019年02月23日
  • 多摩の方言, 立川市歴史民俗資料館・国立国語研究所, 歴民講演会, 2019年02月11日
  • チーチー,しがつ,ねつい,そうすんと,飲まして,ののさん,きせつ,たまむし,…ちゃーいけねー,おしまいちゃんちゃん, 朝日新聞 東京版「東京のほぉ~言!!」, 2018年04月07日, 2018年08月25日
  • まみえ,ぜーいん,ゆわく,まいまいつぶろ,てんぐるま,えんこ,おせわさま,かてる,くれる,じゃん,蔵開き,~ようだ,きしゃご,おしと,ごむだん,がっくいき, 朝日新聞 東京版「東京のほぉ~言!!」, 2017年04月15日, 2018年03月24日
  • みずほ弁ちっとんべぇ~よかんべぇ, 平成29年度 瑞穂町地域資料 図書館・郷土資料館連携事業公開記念講演会, 2018年03月18日
  • ふんごまっしぇー,したときある,イチゴ,厚い,早くない?,おっこちる,ざあます,もす,しくだい,バナナむし,はがき,~てほしい,おこじゅ,おっぺす,せんぞやまんぞ,しょっぱい,あめんぼ,いも,あるって,しゃて, 朝日新聞 東京版「東京のほぉ~言!!」, 2016年04月09日, 2017年03月25日
  • 学んでみよう!多摩のことば青梅のことば, NINJALジュニアプログラム, 2016年12月01日
  • 言葉のゆれを考える, 教育出版, 伝え合う言葉 中学国語1(平成28年度中学校用検定教科書), 2016年04月
  • のめっこい,よこはいり,こけら,めがね,かったるい,うっちゃる, 朝日新聞 東京版, 「東京のほぉ~言!!」, 2015年12月08日, 2016年03月15日
  • 立川の方言の現在 ―立川に方言があった―, 立川市歴史民俗資料館・国立国語研究所, 歴民講演会, 2014年11月16日
  • 多摩の方言, 放送大学多摩学習センター, 連続公開講演会「多摩を学ぶⅡ ―自然・文化・暮らし―」, 2013年10月12日
  • 東京のことば・多摩のことば, 西砂学習館(立川市), 西砂寿教室, 2013年07月25日
  • 東京・首都圏の方言, 国立国語研究所, 文部科学省研修生実地研修, 2013年05月28日
  • 方言教室, 金田一春彦ことばの学校実行委員会, 第13回金田一春彦ことばの学校, 2012年09月01日
  • 東京のことば・多摩のことば, 東京都言語能力向上推進事業プログラム, 武蔵村山市立第三中学校, 2012年06月20日
  • 東京の方言・立川の方言, 立川市立中学校教育研究会, 2011年07月28日