三河国刈谷における城付四カ村の形成と城付役, 川名 禎, 國學院雑誌, 125, 1, 1, 20, 2024年01月, 國學院大學
“川合”地域における政治領域の形成とその地域性―上野国邑楽郡を中心に―, 川名 禎, 地方史研究, 73, 4, 47, 2023年08月, 地方史研究協議会
「結城氏新法度」にみる戦国期の結城について, 川名 禎, 千葉経済論叢, 68, 265, 280, 2023年06月30日, 千葉経済大学, 戦国期における城下の実態は、従来その都市的な側面に注目が集まっていた。しかし、戦国期の城下は近世のそれとは異なり、その領域が制度化されておらず、何を以て城下と捉えるのかという点に課題が残されている。本稿では戦国期結城氏の家法とされる「結城氏新法度」の分析から、結城氏本領を示す「膝の下」という領域に注目する一方、商工業の進展ではなく、領民の役負担によって城と強く結びつく領域の在り方を明らかにした。さらにそうした領域を「城鄕」と捉え、城の労働力編成によって結びつく領域と位置づけた。戦国期における結城の城鄕は、やがて近世に至り「結城本郷」という広大な藩政村に継承され、形を変えつつも近代にまで至ったのである。
絵図からみた城下町佐倉, 川名 禎, 佐倉市史研究, 32, 1, 25, 2019年05月, 佐倉市
『半七捕物帳』に描かれた江戸の場所イメージとその構造―岡本綺堂が描く江戸の地域―, 川名 禎, 千葉経済大学短期大学部研究紀要, 15, 951, 955, 2019年03月, 千葉経済大学短期大学部
「城下町」用語とその概念の変遷, 川名 禎, 國學院雑誌, 119, 3, 21, 36, 2018年03月, 國學院大學
久世氏入部期における関宿城総構内の屋敷配置と空間構成―「世喜宿城之図」の検討を通じて―, 川名 禎, 野田市史研究, 26, 105, 124, 2016年03月, 野田市
「江戸における砂利の需要と供給及びその流通について」, 川名 禎, 『新宿区南榎町遺跡発掘調査報告書』, 223, 251, 2015年03月
高等学校地理における生徒の自発性を導く地域調査の実践 ―武蔵野台地の窪地地形を題材に―, 川名 禎, 千葉経済短期大学部研究紀要, 10, 39, 46, 2014年03月, 千葉経済大学短期大学部
砂鉄採取地域における液状化・流動化被害の歴史地理学的考察 - 千葉県旭市蛇園地区を事例に -, 川名 禎, 千葉経済大学短期大学部研究紀要, 9, 35, 43, 2013年03月
税務大学校税務情報センター所蔵の明治前期作成地籍図, 川名 禎; 三河雅弘, 国立歴史民俗博物館研究報告, 163, 2011年03月
南関東における泥面子の分布とその要因, 川名 禎, 関西近世考古学研究, 16, 63, 70, 2008年
分散城下町の成立とその統合原理—下総国関宿城下町の復原を通じて—, 川名 禎, 歴史地理学, 50, 5, 23, 42, 2008年12月, 歴史地理学会
笠間稲荷神社所蔵の関宿城絵図について, 川名 禎, 利根川文化研究, 30, 45, 50, 2007年
二王座村絵図にみる臼杵城下の景観と地域構成, 川名 禎, 地図, 44, 3, 1, 18, 2006年, Japan Cartographers Association
近世・関東に於ける「時の鐘」について, 川名 禎, 利根川文化研究, 24, 29, 60, 2003年12月
『半七捕物帳』にみる岡本綺堂の江戸情報-半七は実在したか-, 川名 禎, 利根川文化研究, 20, 1, 28, 2001年
『町方以後留』にみる城下町津山の生活空間, 川名 禎, 国史学, 171, 117, 148, 2000年, 国史学会
泥面子分布に見る江戸近郊の肥料流通, 川名 禎, 利根川文化研究, 10, 15, 33, 1996年
二王座村絵図にみる臼杵城下の景観と地域構成, 川名 禎, 地図, 44, 3, 1, 18, 2006年, 日本地図学会
<書評>平井松午編『近泄城下絵図の景観分析・GIS分析』, 川名 禎, 史林, 103, 3, 418, 424, 2020年05月31日, 史学研究会 (京都大学大学院文学研究科内)
近世における結城本郷の成立と在地構造, 川名 禎, 地方史研究, 416, 99, 100, 2022年04月
中世の所領関係を伝える「内」地名, 川名 禎, 利根川文化研究, 45, 61, 62, 2022年03月
古賀邦雄著『ダム建設と地域住民補償』, 川名 禎, 利根川文化研究, 45, 65, 69, 2022年03月
大矢敏夫著『小金原御鹿狩のことがわかる徳川将軍の小金原御鹿狩』, 川名 禎, 利根川文化研究, 44, 63, 66, 2021年03月
平井松午編『近世城下絵図の景観分析・GIS分析』, 川名 禎, 史林, 103, 3, 58, 64, 2020年05月
村田一男先生喜寿記念論集編集委員会編『村田一男先生喜寿記念論集 地域史の再検討』, 川名 禎, 利根川文化研究, 43, 74, 76, 2020年02月
北原糸子著『日本震災史―復旧から復興への歩み』, 川名 禎, 利根川文化研究, 42, 72, 75, 2019年01月
葛飾区郷土と天文の博物館企画展『かつしか絵図風土記―描かれた東京低地―』, 川名 禎, 地方史研究, 394, 93, 96, 2018年08月
簗瀬大輔著『関東平野の中世―政治と環境―, 川名 禎, 利根川文化研究, 41, 77, 80, 2018年01月
五十嵐行男著『龍のきた道―下総國龍角寺・龍腹寺・龍尾寺縁起集成』, 川名 禎, 利根川文化研究, 39, 83, 84, 2015年12月
松井簡治資料集刊行会編『松井簡治資料集』, 川名 禎, 利根川文化研究, 39, 81, 82, 2015年12月
上野英雄編『ダムを造らない社会へ―八ッ場ダムの問いかけ』, 川名 禎, 利根川文化研究, 38, 101, 2014年12月
設立二〇周年を迎えた利根川文化研究会, 川名 禎, 千葉史学, 60, 207, 208, 2012年05月
野中和夫編『江戸の自然災害』, 川名 禎, 利根川文化研究, 34, 73, 74, 2011年01月
『新青森市史 資料編4 近世(2)』, 川名 禎, 弘前大学国史研究, 120, 120, 60, 63, 2006年03月, 弘前大学
広瀬武著『公害の原点を後世に-入門・足尾鉱毒事件-』, 川名 禎, 利根川文化研究, 22, 68, 70, 2002年06月
江戸時代の絵図からみた佐倉城下町, 川名 禎, しづ市民大学しず学入門, 2021年11月13日
近世初期における結城本郷の成立と在地構造について, 川名 禎, 地方史研究協議会 研究例会報告(リモート開催), 2021年08月29日
「問い」を基盤とした教養教育とコロナ禍のオンライン授業の可能性, 吉田俊弘; 寺田喜朗; 小林惇道; 川名 禎; 村岸; 純; 日下田岳史; 問芝志保; 大場あや; 大山直樹; 以上; 大正大学I類科目; 問いの探究; 担当教員; 報告者代表; 吉田俊弘, 大学教育学会, 2021年06月06日
小田原城見学Ⅱ八幡山古郭東曲輪~小峰の大堀切, 川名 禎, 認定NPO法人川崎市民アカデミー講座, 2019年10月09日
城下町の地名と景観―城下町小田原を歩く―, 川名 禎, 認定NPO法人川崎市民アカデミー講座, 2019年05月15日
絵図からみた城下町佐倉, 川名 禎, 平成30年度 佐倉の歴史講演会, 2018年10月27日
時代小説による江戸の世界―『半七捕物帳』を中心に―, 川名 禎, オープンカレッジかまがや, 2018年09月29日
利根川の水運と東日本, 川名 禎, 高山彦九郎記念館講演会, 2018年06月23日
近世都市の成立と展開に関する一試論, 川名 禎, 国史学会 例会報告, 2017年12月16日
城下町と地名, 川名 禎, 川崎市教育委員会地名資料室「地名塾~地名入門講座パートⅡ~」, 2017年01月31日
江戸における砂利の生産と流通, 川名 禎, 利根川文化研究会例会報告, 2016年10月22日
世界遺産と日本の景観, 川名 禎, オープンカレッジかまがや, 2015年09月12日
交通拠点としての木下・布川地域の性格, 川名 禎, 木下河岸の歴史を学ぶ「続・寺子屋吉岡」夏期特別公開講座, 2015年08月09日
関宿城下町の成立と空間構成, 川名 禎, 野田市史集中講座講演, 2015年03月01日
江戸初期における瀬戸内城下町高松の空間構造―「高松城下図屏風」の検討を通じて―, 川名 禎, 福武財団第2回助成活動成果発表大会, 2014年11月29日
砂鉄採取地域における液状化・流動化被害について, 川名 禎, 政治経済研究所液状化問題研究会, 2013年11月06日
東日本の物流拠点・関宿 境河岸, 川名 禎, 千葉県立関宿城博物館・企画展「川が結ぶ-東北地方と江戸を結んだ利根川水運-」, 2013年10月14日
鮮魚街道と房総の交通, 川名 禎, オープンカレッジかまがや, 2013年09月28日
大都市江戸の商品流通―米・卵・ゴミをめぐって―, 川名 禎, オープンカレッジかまがや, 2012年09月08日
地図の歴史と日本の絵地図, 川名 禎, MOONLIGHT BOOKSTORE トークワンダーランド, 2012年07月29日
小田原城下の地名と景観, 川名 禎, 全国地名研究者大会, 2011年10月29日
絵図からみた小田原城下町の変遷, 川名 禎, 一六一七会, 2011年02月05日
近世都市関宿の成立と地域編成, 千葉歴史学会中世支部会, 2009年09月19日
城下町関宿の形成について, 利根川文化研究会, 2009年02月08日
南関東における泥面子の分布とその要因, 関西近世考古学研究会, 2008年
下総境河岸問屋小松原家の大福帳について, 相武研究会, 2007年07月08日
明治初期地籍図における近世絵図の利用―臼杵藩作成の絵図を中心に, 日本地理学会 地籍図研究部会, 2006年03月29日
近世城下町における時の鐘の立地, 歴史地理学会, 2003年06月21日
城下町の時の鐘とその立地, 利根川文化研究会, 2003年02月23日
作家岡本綺堂の江戸認識, 国史学会, 2000年12月16日
『町方以後留』にみる城下町津山の空間構造, 国史学会, 1999年12月18日
半七捕物帳にみられる江戸の都市構造, 川名 禎, 歴史地理学会, 1998年06月07日
城下町津山の生活空間, 人文地理学会, 1997年11月16日
陸奥国骨寺村の現地調査報告, 國學院大學地理学教室; 報告者; 川名 禎; 橋村 修, 歴史地理学会, 1997年04月26日
泥面子分布と江戸近郊の肥料流通, 利根川文化研究会, 1995年06月25日
泥面子分布と江戸近郊の肥料流通, 江戸遺跡研究会, 1995年05月17日
泥面子分布と江戸近郊の肥料流通, 日本地理教育学会, 1995年03月16日