K-ReaD( Kokugakuin University Researcher’s Achievement)

柳生 崇志
人間開発学部 子ども支援学科
准教授
Last Updated :2023/12/21

研究者基本情報

氏名

  • 氏名

    柳生 崇志, ヤギュウ タカシ

ホームページ・researchmap等のリンク

所属・職名

  • 人間開発学部 子ども支援学科, 准教授

学歴

  • 2005年, 東京大学大学院, 人文社会系研究科, 基礎文化研究専攻心理学専門分野博士課程

学位

  • 2001年03月29日, 修士(心理学), 東京大学

本学就任年月日

  • 2022年04月01日

研究分野

  • 幼児教育学
  • 子育て環境
  • 保育と心理

研究活動

論文

  • Foreign language side effect when inner language is suspected to accompany thinking: Lowered thinking ability in daily verbal communication, Yohtaro Takano, Takashi Yagyu, Cognitive Studies: Bulletin of the Japanese Cognitive Science Society, 2021年06月01日, Japanese Cognitive Science Society

競争的資金

  • 20K02722, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 幼児教育・保育の無償化は沖縄の子育て環境・教育の貧困化対策として機能するか?, 本研究の目的は,2019年10月から開始された幼児教育・保育の無償化が,深刻な貧困問題を抱える沖縄の“子育て環境および教育の質的低下”を防ぐための有効な施策として機能するために,関連する子育て・教育支援策の提案と検証を行い,統合的な支援モデルを創生することである。 3年間の研究期間の初年度にあたる2020年度は,主に基礎的なデータを収集する段階である。具体的には,1)沖縄地域を対象にした子育て環境および教育の貧困化の現状把握,2)幼児教育・保育の無償化に関連する実態調査,3)沖縄県外の状況との比較検討を目的とした幼児教育・保育および幼小連携の質向上のためのアクションリサーチを行なった。 いずれも新型コロナウイルス感染拡大の影響により,現地に入っての調査がほとんどできなかったため当初計画より少ないデータしか得られず,実態を正確に把握するには至らなかった。また調査では,新型コロナウイルス感染拡大の影響による幼児教育・保育現場や家庭の混乱が大きく,従来の子育て環境・保育環境を維持することさえ難しい状況にあっては,幼児教育・保育の無償化がもたらすポジティブな効果はほとんど観察されなかった。しかし幼小連携も視野に入れた,小学生およびその保護者を対象としたアクションリサーチからは,子育て・教育に関連する経済的負担の大きさにより,希望する子育て環境や教育を十分に整備できていないとする家庭が多かった一方で,地域の子育て力を活用した取り組みによって状況改善の契機が得られることなどが示唆された。
  • 16K01903, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 沖縄における子育て環境の貧困化対策としての産官学連携子育て支援策のパッケージング, 沖縄における産官学連携の子育て支援策をパッケージングするという目的のもと,関連するいくつかの具体的な支援策について調査研究を行った。現在,国や自治体,NPO法人や個人などそれぞれのレベルで多様な子育て支援策が実行されている。支援策を享受する視点に立てば,自らが置かれた状況によって優先される支援策は変化する。したがって,支援策のパッケージングは,複数の支援策が強く連携しあいながらも,オンデマンドに選択利用できることが望ましい。またそのパッケージングに関する情報は大学やNPO法人などを通じて利用者に直接届く方法(アウトリーチ)で提供される必要がある。
  • 外国語副作用
  • 20K02722, 幼児教育・保育の無償化は沖縄の子育て環境・教育の貧困化対策として機能するか?, 本研究の特徴は,貧困率が高い沖縄地域の現状にみられる子育て環境および教育に関する諸問題について多角的アプローチを行い,それらのエビデンスに基づいた統合的支援策を構築することである。多角的アプローチに含まれる個別の下位テーマは,それぞれが個別に研究が進められている。本研究では,幼児教育・保育の無償化の効果測定を含む国内外の貧困対策の調査結果や,保育者の質向上に寄与する具体的方策の研究成果などを取り入れながら,沖縄の子育て環境および教育の問題に沿った全体的・統合的支援策を構築し,それらの実践的検証を行いながら支援モデルのブラッシュアップを行う。;本研究の目的は,2019年10月から開始された幼児教育・保育の無償化が,深刻な貧困問題を抱える沖縄の“子育て環境および教育の質的低下”を防ぐための有効な施策として機能しているかどうかを検証すると同時に,関連する子育て・教育支援策の提案と検証を行い,統合的な支援モデルを創生することである。;研究期間3年目にあたる2022年度は,1・2年目に続いて基礎データの収集および支援モデルの検討を行った。具体的には,1) 子育て環境および教育の貧困化の実態把握を目的として,沖縄および首都圏の幼児教育・保育・子育て支援活動従事者を対象としたインタビュー調査を行い,2)調査結果から示唆された課題の解消に向けた方策を検討するためのアクションリサーチを行った。;これらの調査結果から,幼児教育・保育の無償化施策の導入によって子育て家庭における経済的メリットが家庭と支援者の双方に実感される一方で,軽減された費用の多寡にかかわらず無償化を契機とした教育の質的向上が直接的に意識されているわけではないこともわかった。;幼児教育・保育の無償化は,希望するすべての家庭に対して経済的状況によらず幼児教育・保育を提供できるしくみを生み出す施策の一つであるが,それと同時に幼児教育・保育が子どもたち一人ひとりの未来の姿に大きな影響力をもつという認識を社会全体に浸透させる役割も担っている。幼児教育・保育を中心とした子育ての支援が,今後どのような方向を目指すべきか,またそのための具体的な施策を組み立てるのに必要とされるいくつかの要素,すなわち,基礎的・普遍的な社会性発達を支える体験や自然体験活動に代表されるような変化に富む体験的学習等の重要性が示唆された。これらの知見を組み合わせた総合的支援モデルの創生が本研究の成果であるが,そのモデルの検証は今後の研究で行なっていきたい。;研究期間の大半が新型コロナウイルスの感染拡大防止のための種々の制限により,調査のための移動やフィールドワークの実施が難しく,当初の計画を適宜変更しながら研究を進めているため。;研究期間を延長して,当初の計画では3年目に予定した支援モデルの評価や,その資料となる基礎データの追加収集に集中的に取り組む予定である。;折り良く,国内外ともに新型コロナパンデミック以前の状況に戻りつつあるので,現地調査やアクションリサーチなども追加しながら,研究成果のまとめや発表に注力していきたい。
  • 16K01903, 沖縄における子育て環境の貧困化対策としての産官学連携子育て支援策のパッケージング, 沖縄における産官学連携の子育て支援策をパッケージングするという目的のもと,関連するいくつかの具体的な支援策について調査研究を行った。現在,国や自治体,NPO法人や個人などそれぞれのレベルで多様な子育て支援策が実行されている。支援策を享受する視点に立てば,自らが置かれた状況によって優先される支援策は変化する。したがって,支援策のパッケージングは,複数の支援策が強く連携しあいながらも,オンデマンドに選択利用できることが望ましい。またそのパッケージングに関する情報は大学やNPO法人などを通じて利用者に直接届く方法(アウトリーチ)で提供される必要がある。;本研究は,子育て環境の貧困化や教育の貧困化が懸念される沖縄地域において有効な子育て支援策の統合的モデルを創生するために,現在実施されている多様な子育て支援策を調査し,より効果の大きい支援策となるような組み合わせや具体的方法などを提示した。今回は沖縄地域が主な研究対象であったが,国内外の様々な地域で同様の問題を抱えているという現状もあることから,本研究成果を基にして,さらに新たな別の地域の特性を把握した上でモデルの調整を行うことで,より多くの地域で有用な子育て支援策を展開できる可能性があるという点において社会的意義が見出せる。

教育活動

担当授業

  • 保育内容総論, 2022, 乳幼児期の教育は、園生活全体を通して総合的に指導するという考え方を理解し、乳幼児期の発達に応 じた環境を構成し実践するために必要な知識を身に付ける。特に、具体的な子どもの姿と関連づけながら遊びの中でどのような経験をしているかについて学び、5領域のねらい及び内容とのつながりを確認し、遊びを通して育つことを理解する。
  • 幼児と人間関係, 2022, 人の人間関係についての意義と認識を深め、乳幼児期の人間関係はどのように育まれていくのかを理解 する。また、現代社会における幼児期の人間関係に影響を与えている社会環境的要因についても理解を 深める。そして、幼児教育で保証すべき教育内容に関する知識を身につけ、特に、領域「人間関係」の 指導の基礎となる理論について学び、他者との関係や集団との関係の中で幼児期の人と関わる力が育つ ことを理解する。
  • あそびと玩具, 2022, 幼稚園や保育所だけでなく,地域・家庭も含めた子どもをとりまく世界におけるあそびと玩具の意義・歴史・役割等について,心理・社会・文化的側面から深く考える。|講義は理論編と実践編で構成され,前者は主にテキストの読解,後者は実際のあそびや玩具についての調査やロールプレイングを含む体験的学習である。
  • 保育方法論, 2022, 幼児教育で育みたい資質・能力についての理解を深めるとともに、そのための保育の在り方について、保育を構成する多様な視点を学び、保育方法について理解する。特に質の高い教育を保証するための保育記録の取り方や教材研究、現代の教育・保育を実践していく過程での「主体的・対話的で深い学び」について理解を深める。授業は対面およびオンデマンドによる遠隔授業で行う。リアクションペーパーを提出する。
  • 導入基礎演習, 2022, 導入基礎演習では、新しい人間関係を形成しながら、大学での修学方法の基礎を学びます。大学で学問を進めるため重要な手順の一つとして、課題を決めて調査研究を行い、その成果を報告および発表し、議論または討論をするという一連の過程があります。本演習では、これらの各過程に関係した技術を体験的に学び、知識・技能の活用力、論理的科学的思考能力、課題解決探求能力および自己表現力といったコア・コンピテンシーを獲得するための基礎力を培います。
  • 専門基礎演習, 2022, 本授業では、導入基礎演習において修得した基礎的なアカデミックスキルを活用し、2年次以降の専門科目を受講していくために必要とされる、調査・発表・討議に関する応用力を培う。具体的には、現代の子どもや家庭、保育を巡る社会的問題をトピックとして取り上げ、小グループ編成にて、文献調査からその実態を明らかにし、発表・討議を行い、各自の進路に見合った専門性と将来像を構築できる力を養う。もう一つの授業の柱は、保育者として求められる、絵本に対する基礎的な知識を身に付け、2年次以降の教育インターンシップや保育実習、幼稚園実習等で活用できる力を養うことである。本授業を通して、絵本についての関心や知識を広げたり、深めたりできるようにする。
  • 保育内容総論, 2022, 乳幼児期の教育は、園生活全体を通して総合的に指導するという考え方を理解し、乳幼児期の発達に応 じた環境を構成し実践するために必要な知識を身に付ける。特に、具体的な子どもの姿と関連づけながら遊びの中でどのような経験をしているかについて学び、5領域のねらい及び内容とのつながりを確認し、遊びを通して育つことを理解する。
  • 保育内容総論, 2022, 乳幼児期の教育は、園生活全体を通して総合的に指導するという考え方を理解し、乳幼児期の発達に応 じた環境を構成し実践するために必要な知識を身に付ける。特に、具体的な子どもの姿と関連づけながら遊びの中でどのような経験をしているかについて学び、5領域のねらい及び内容とのつながりを確認し、遊びを通して育つことを理解する。
  • 演習(人間開発学部), 2022, 地域における幼児教育・保育の役割についてさまざまな角度から実践的に研究するための土台を形成する。研究の意義や過程を学びながら,研究遂行に必要な幼児教育学や心理学の予備的知識や研究方法等の基礎を獲得する。
  • 教育実習IA(事前指導)(幼), 2022, 本科目は「教育実習Ⅱ」の事前指導である。教育実習の意義と目的の理解、実習内容の確認と自らの課題の明確化を目的とする。実習を具体的にイメージできるよう、幼稚園に関する予備的学習を始め、幼稚園教育要領の再確認、子ども理解の方法や記録のとり方に関する学習、保育教材の研究等を行う。また、人権擁護、守秘義務について学び、実習生としての心構えを持つ。
  • 教育実習IB(事後指導)(幼), 2022, 大学で学んだ教育理論と幼稚園での教育臨床場面とを結びつける場となった教育実習Ⅱ(参観実習)およびⅢ(教壇実習)を省察し、今後研鑽すべき自己課題を確認していくことは、教職に就く上で不可欠なことである。また、実習中の自分の言動が社会人としてどうあったのかを内省したり、教師としての子ども理解、教材研究、環境設定等がどうあったのかを省察したりして今後の自己課題を明確にできるようにする。そして、教職を目指す者として今後も実践的教育力形成に向けて臨もうとする意欲喚起の機会となるよう体系的な事後指導を行う。
  • 教育実習II(参観実習)(幼), 2022, 大学での学びを基礎に教育実習受け入れ園で幼稚園教育の実際を学ぶ。そのことにより教職の自覚を深める。大学教員のサポートを受けながら、実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の指導を通して臨床的に幼稚園を理解することが本科目の目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。
  • 教育実習III(教壇実習)(幼), 2022, 大学での学びを離れ、実習受け入れ園における参観実習に引き続いての実践的な教育力を形成する教壇実習の場であり、教職としての技量を高める場でもある。実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の具体的な指導を通して実践的な活動を行うことが本科目の主たる目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。
  • 幼児と人間関係, 2023
  • あそびと玩具, 2023
  • 保育方法論, 2023
  • 導入基礎演習, 2023
  • 専門基礎演習, 2023
  • 保育内容総論, 2023
  • 保育内容総論, 2023
  • 保育内容総論, 2023
  • 演習(人間開発学部), 2023
  • 教育実習IA(事前指導)(幼), 2023
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2023
  • 教育実習IB(事後指導)(幼), 2023
  • 教育実習II(参観実習)(幼), 2023
  • 教育実習III(教壇実習)(幼), 2023
  • 幼児と人間関係, 2023, 乳幼児期における人間関係形成の特徴についてさまざまな視点から事例を通して考える。|乳幼児の人間関係発達の基本を学ぶとともに,乳幼児期の人間関係に影響を与えている現代社会の環境的要因についても理解を深める。|幼児教育・保育で保証すべき教育内容に関する知識を身につけ,とくに,領域「人間関係」の指導の基礎となる理論を学び,他者との関係や集団との関係の中で人と関わる力が育つことを理解する。|グループワークやディベートゲームを通して,受講生が自分自身の考えを主張したり,他者の考えを受け止め理解したりという基本的態度の形成を目指しながら,多様性の理解と自身の変容に気づく過程を体験する。
  • あそびと玩具, 2023, 幼稚園や保育所だけでなく,地域・家庭も含めた子どもをとりまく世界におけるあそびと玩具の意義・歴史・役割等について,心理・社会・文化的側面から深く考える。|講義は理論編と実践編で構成され,前者は主にテキストの読解,後者は実際のあそびや玩具についての調査やロールプレイングを含む体験的学習である。
  • 保育方法論, 2023, 幼児教育で育みたい資質・能力についての理解を深めるとともに,そのための保育の在り方について保育を構成する多様な視点から考え,それを実現するための保育方法を理解する。とくに質の高い教育を保証するための保育記録の取り方や教材研究,現代の教育・保育を実践していく過程での「主体的・対話的で深い学び」について理解を深め,ICTを活用した保育方法についても学ぶ。授業は対面およびオンデマンドによる「ブレンド型」で行う。
  • 導入基礎演習, 2023, 導入基礎演習では、新しい人間関係を形成しながら、大学での修学方法の基礎を学びます。大学で学問を進めるため重要な手順の一つとして、課題を決めて調査研究を行い、その成果を報告および発表し、議論または討論をするという一連の過程があります。本演習では、これらの各過程に関係した技術を体験的に学び、知識・技能の活用力、論理的科学的思考能力、課題解決探求能力および自己表現力といったコア・コンピテンシーを獲得するための基礎力を培います。
  • 専門基礎演習, 2023, 本授業では、導入基礎演習において修得した基礎的なアカデミックスキルを活用し、2年次以降の専門科目を受講していくために必要とされる、調査・発表・討議に関する応用力を培う。具体的には、現代の子どもや家庭、保育を巡る社会的問題をトピックとして取り上げ、小グループ編成にて、文献調査からその実態を明らかにし、発表・討議を行い、各自の進路に見合った専門性と将来像を構築できる力を養う。もう一つの授業の柱は、保育者として求められる、絵本に対する基礎的な知識を身に付け、2年次以降の教育インターンシップや保育実習、幼稚園実習等で活用できる力を養うことである。本授業を通して、絵本についての関心や知識を広げたり、深めたりできるようにする。
  • 保育内容総論, 2023, 乳幼児期の教育・保育は園生活全体を通して総合的に指導するという考え方を理解し,乳幼児期の発達に応じた環境を構成し実践するために必要な知識を身に付ける。とくに,具体的な子どもの姿と関連づけながら遊びの中でどのような経験をしているかについて学び,5領域のねらい及び内容とのつながりを確認し,遊びを通して育つことを理解する。
  • 保育内容総論, 2023, 乳幼児期の教育・保育は園生活全体を通して総合的に指導するという考え方を理解し,乳幼児期の発達に応じた環境を構成し実践するために必要な知識を身に付ける。とくに,具体的な子どもの姿と関連づけながら遊びの中でどのような経験をしているかについて学び,5領域のねらい及び内容とのつながりを確認し,遊びを通して育つことを理解する。
  • 保育内容総論, 2023, 乳幼児期の教育・保育は園生活全体を通して総合的に指導するという考え方を理解し,乳幼児期の発達に応じた環境を構成し実践するために必要な知識を身に付ける。とくに,具体的な子どもの姿と関連づけながら遊びの中でどのような経験をしているかについて学び,5領域のねらい及び内容とのつながりを確認し,遊びを通して育つことを理解する。
  • 演習(人間開発学部), 2023, 地域における幼児教育・保育の役割についてさまざまな角度から実践的に研究するための土台を形成する。研究の意義や過程を学びながら,研究遂行に必要な幼児教育学や心理学の予備的知識や研究方法等の基礎を獲得する。
  • 教育実習IA(事前指導)(幼), 2023, 本科目は「教育実習Ⅱ」の事前指導である。教育実習の意義と目的の理解、実習内容の確認と自らの課題の明確化を目的とする。実習を具体的にイメージできるよう、幼稚園に関する予備的学習を始め、幼稚園教育要領の再確認、子ども理解の方法や記録のとり方に関する学習、保育教材の研究等を行う。また、人権擁護、守秘義務について学び、実習生としての心構えを持つ。
  • 演習・卒業論文(人間開発学部), 2023, 幼児教育・保育における“心理と環境の影響”という共通テーマのもとに,各ゼミ生が設定する個別の研究課題について実践的に研究し,卒業論文を執筆する。テーマの選定,問題設定,実験や調査, 結果分析,成果の公表など一連の研究の過程を学びながら実践する。研究遂行に必要な予備的知識の獲得や研究方法などについては適宜講義による学習も含むが,基本的にはディスカッションやフィールドワークなどの能動的・体験的な学びが主である。
  • 教育実習IB(事後指導)(幼), 2023, 大学で学んだ教育理論と幼稚園での教育臨床場面とを結びつける場となった教育実習Ⅱ(参観実習)およびⅢ(教壇実習)を省察し、今後研鑽すべき自己課題を確認していくことは、教職に就く上で不可欠なことである。また、実習中の自分の言動が社会人としてどうあったのかを内省したり、教師としての子ども理解、教材研究、環境設定等がどうあったのかを省察したりして今後の自己課題を明確にできるようにする。そして、教職を目指す者として今後も実践的教育力形成に向けて臨もうとする意欲喚起の機会となるよう体系的な事後指導を行う。
  • 教育実習II(参観実習)(幼), 2023, 大学での学びを基礎に教育実習受け入れ園で幼稚園教育の実際を学ぶ。そのことにより教職の自覚を深める。大学教員のサポートを受けながら、実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の指導を通して臨床的に幼稚園を理解することが本科目の目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。
  • 教育実習III(教壇実習)(幼), 2023, 大学での学びを離れ、実習受け入れ園における参観実習に引き続いての実践的な教育力を形成する教壇実習の場であり、教職としての技量を高める場でもある。実習受け入れ園の教育実習担当指導教員の具体的な指導を通して実践的な活動を行うことが本科目の主たる目的である。|なお、実習園で実習が実施できない場合は、学習支援活動と学内の模擬授業、演習等で代替する。

学外活動

学協会活動

  • 世界乳幼児精神保健学会
  • 国際幼児教育学会