中国語展開演習A, 2019, すでに中級レベルの中国語を習得している学生を対象に、実用的な中国語運用能力を身につけるトレーニングをします。「実用的」というと「会話」を思い浮かべる方もいるでしょうが、中国語の日常会話は、基本的な語彙力・読解力・聞き取り能力・発音と発話のコツが備わっていれば、あとは経験の量次第です。「中国語展開演習」では、前後期を通じて「日常会話レベル」のずっと上を目指します。| 具体的には「読むこと」と「聞くこと」、つまり「インプット」に重点を置きます。前期の「中国語展開演習A」では、特に「読むこと」の能力を完成に近づけます。| 現代中国語の文章を、できるだけたくさん読んで解釈します。中級レベルの語学力で対応できるものから、難易度の高いものまで読みこなしながら、書かれた内容について理解できたかどうか確認していきます。中には、中国に関する知識がないと太刀打ちできないものもあります。この機会に、中国語の文章(インターネット・新聞・書籍)を通じて情報を得るためのコツもつかんでください。| 読解力というのは「言葉の表面的な意味がとれる」ことだけを指すわけではなく、「聴くこと」「書くこと」「話すこと」の基本となる大切な能力ですし、テクストの内容についての確かな理解を必要とします。少し大変かもしれませんが、中国語を学んだ以上、「多読」は卒業前に一度は経験しておいてほしいトレーニングです。| 文章を読みながら、「これってどういうこと?」というのを逐一確認し、1篇読み終わるごとに、翻訳を提出してもらいます。翻訳は、原文のニュアンスを生かして、「私はこう理解した」というのがわかるようにします。
中国語展開演習B, 2019, すでに中級レベルの中国語を習得している学生を対象に、実用的な中国語運用能力を身につけるトレーニングをします。「実用的」というと「会話」を思い浮かべる方もいるでしょうが、中国語の日常会話は、基本的な語彙力・読解力・聞き取り能力・発音と発話のコツが備わっていれば、あとは経験の量次第です。この授業では、「日常会話レベル」のずっと上を目指します。| 具体的には「読むこと」と「聴くこと」、つまり「インプット」に重点を置きます。後期(「中国語展開演習B」)では、特に「聴き取ること」の能力を完成に近づけます。| 前期(「中国語展開演習A」)で行った読解力トレーニングの成果をふまえて、耳だけを使って中国語を理解する練習をします。文字テキストは使用せずに、何が話されたのかを把握するには、ある程度の単語を知っていて、中国語の文法構造がしっかり身についている必要がありますが、もう一つ大切なことは「慣れ」です。| 日常生活で話されるフレーズから始めて、平易な長文を聴き取るトレーニングを繰り返します。最終的にはニュースの聞き取りにチャレンジしてもらいます。
外国文学VII(中), 2019, 20世紀前半の中国で書かれた短編小説を読んでいきます。| 当時の中国では、文学は政治や革命運動とも密接にからまり、文学活動が革命運動の一部分であるとの考えさえありました。当時の社会派の作品が、今の私たちの目から見て「おもしろい」かどうか、作品が書かれた当時の社会背景などをふまえた上で、改めて考えてみたいと思います。| インターネットはもちろん、テレビもラジオも一般的でなかった当時において、文学は人々の精神に直接うったえかけることのできるほとんど唯一の媒体でした。しかし、当時90パーセント近い中国人は文字を読むことができませんでしたし、近代化の必要にせまられる中、輝かしい伝統文化を捨て去ることに拒否反応を示した人もいました。| この授業では、文学作品を読むことを通して、中国の社会や歴史に対する理解を深めるのを目的にします。読書好きの人はもちろん、ブンガクって難しそうだと思っている人、そして中国に対してあまり良い印象を持っていない人もどうぞおいでください。実際に作品に触れることで、何かしら発見があるはずです。| なお、作品1篇について1~2人ずつ、履修者を代表して口頭発表をしてもらう予定です。発表をたたき台にして教員が問題点を析出し、出席者全員に意見を聞きます。全体での議論を通して、作品理解が深まればいいと思います。
外国文学VIII(中), 2019, 20世紀前半の中国で書かれた短編小説を読んでいきます。| 当時の中国では、文学は政治や革命運動とも密接にからまり、文学活動が革命運動の一部分であるとの考えさえありました。当時の社会派の作品が、今の私たちの目から見て「おもしろい」かどうか、作品が書かれた当時の社会背景などをふまえた上で、改めて考えてみたいと思います。| インターネットはもちろん、テレビもラジオも一般的でなかった当時において、文学は人々の精神に直接うったえかけることのできるほとんど唯一の媒体でした。しかし、当時90パーセント近い中国人は文字を読むことができませんでしたし、近代化の必要にせまられる中、輝かしい伝統文化を捨て去ることに拒否反応を示した人もいました。| この授業では、文学作品を読むことを通して、中国の社会や歴史に対する理解を深めるのを目的にします。読書好きの人はもちろん、ブンガクって難しそうだと思っている人、そして中国に対してあまり良い印象を持っていない人もどうぞおいでください。実際に作品に触れることで、何かしら発見があるはずです。| なお、作品1篇について1~2人ずつ、履修者を代表して口頭発表をしてもらう予定です。発表をたたき台にして教員が問題点を析出し、出席者全員に意見を聞きます。全体での議論を通して、作品理解が深まればいいと思います。
中国語演習IA, 2019, はじめて中国語を学ぶ学生を対象に、1年間をかけて発音から文法まで、基礎レベルの事柄を全て扱います。前期の「中国語演習ⅠA」では、主に発音と、ごく基本的な文の構造を学びます。| 中国語は日本語とも英語とも全く異質の言語です。単語は、ピンインという発音のローマ字表記と、一部簡略化された漢字(簡体字)、意味の3つをセットでおぼえる必要がありますし、人称変化や活用がなく、言葉の並び順で文の意味が全て決まってくるなど、はじめて中国語に触れる人にとっては珍しいことばかりかもしれません。やさしく順を追って、説明と練習を繰り返しますので、どうか少しずつ慣れていってください。
中国語演習I, 2019, -
中国語演習IB, 2019, はじめて中国語を学ぶ方に、発音から文法まで、基礎レベルの事柄を全て身につけてもらいます。前期に引き続き、語彙・文法について解説しながら、2年次で長文読解にとりくむ準備をします。| 中国語は日本語とも英語とも全く異質の言語です。単語は、ピンインという発音のローマ字表記と、一部簡略化された漢字(簡体字)、意味の3つをセットでおぼえる必要がありますし、人称変化や活用がなく、言葉の並び順で文の意味が全て決まってくるなど、はじめて中国語に触れる人にとっては珍しいことばかりかもしれません。やさしく順を追って、説明と練習を繰り返しますので、どうか少しずつ慣れていってください。
中国語科教育法II, 2019, この科目は、中学校・高等学校の教員免許を取得する際の必修科目です。高等学校における外国語教育の目標は、「外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミュニケーション能力を養う」こととされており、中国語においてもコミュニケーション能力の育成に留意する必要があります。この授業では、中等教育における中国語教育の意義について考えながら、入門レベルからコミュニケーション能力の育成までどのように行うのがふさわしいかを議論します。| 言うまでもなく、教える側には中国語に対する十分な理解が求められます。初級から中級段階までの文法事項を確認し、わかりやすく説明できる能力を養った上で、発音から初級段階修了までの指導法を模擬授業を通して検討していきます。
卒業論文, 2019
文化総合演習A, 2019, みなさんが日常的に感じている疑問や、これまでに学校で習った事柄、ニュース等でとりあげられる出来事について、少しつっこんで考えてみたいと思います。1人1つずつテーマを決め、それについて必要事項を調査し、自分の考えを発表してもらいます。| 発表の際には、プレゼンテーションの作法に従ってもらいます。レジュメの作り方や論点の整理の仕方、参考文献の明示、資料の引用方法など、この機会に研究発表の基本を身につけましょう。| 物事には多様な見方があり、みなさんが「正しい」と思うことも、別の人から違和感を持たれることがあります。自分で選んだテーマについて、できるかぎり多方面から考えてほしいと思います。独りよがりの「正しさ」に陥らないように、自分の考えを逐一疑う癖をつけてください。そのために、出席者全員で議論をしながら、複眼的な思考を養うためのトレーニングをします。| 扱うテーマは、固い(学術的に見える)ものでなくともかまいませんが、持って行き方によって社会学や政治学、広い意味での文化研究の題材になりそうなものがお勧めです。自分では思いつかないという場合には、相談に乗ります。| なお、担当教員は20世紀の中国(文学)が専門です。中国関連で気になるテーマがあり、卒論で扱ってみようかと思っている人は、是非来て下さい。もちろん、それ以外のテーマも歓迎します。| 最終的には発表内容をふまえて、レポートを提出してもらいます。
文化総合演習B, 2019, みなさんがこれまでに履修した外国の文化に関する講義や演習をふまえて、ご自分なりの考えをまとめるためのお手伝いをします。3年生は卒論の第一次題目に即して、4年生は執筆中の卒論について(卒論を選択していない4年生は新たにテーマを設定して)、研究発表をしてもらいます。| 前期に引き続いて、テーマ設定の妥当性、文献の調査方法、口頭発表の方法、論文(レポート)の構成、研究対象との向き合い方など、履修者それぞれの興味関心を尊重しながらアドバイスします。また、受講者全体で意見を出し合い、討論することになります。| 担当教員は中国の文学・文化・社会について専攻していますので、広い意味での中国(中国語圏・華人文化圏)に関するテーマを、自分なりに調査し、考察してみたい方は、是非おいでください(それ以外のテーマも歓迎します)。| 最後にレポートを提出してもらい、可能であれば小冊子にまとめる予定です。レポートは、卒論の一部になるものを目指しましょう。
中国語展開演習A, 2020, この授業は、K-SMAPYⅡを用いた課題の提示および提出と、ZOOMを利用した双方向授業を組み合わせて実施します。本来全15回の対面式授業で扱う予定だった内容を、ZOOMの双方向授業6回と課題提出6回、課題の再提出3回に組み替えて行います。||中級レベルの中国語を習得済みの学生を対象に、実用的な中国語運用能力を身につけるトレーニングをします。2年程度の中国語学習歴がある人のみ履修できます。||「実用的」というと「会話」を思い浮かべる人もいますが、中国語の日常会話は、基本的な語彙力・読解力・聞き取り能力・発音と発話のコツが備わっていれば、あとは個々人の経験の量次第で上達します。この「中国語展開演習」では、前期のAと後期のBを通して「日常会話レベル」のずっと上を目指します。||具体的には「読むこと」と「聞くこと」、つまり「インプット」に重点を置きます。前期の「中国語展開演習A」では、特に「読むこと」の能力を完成に近づけます。現代中国語の文章を、できるだけたくさん読んで解釈します。中級レベルの語学力で対応できるものから、難易度の高いものまで読みこなしながら、書かれた内容がきちんと理解できたかどうか確認していきます。中には、中国に関する知識がないと太刀打ちできないものもあります。この機会に、中国語の文章(インターネット・新聞・書籍)を通じて情報を得るためのコツもつかんでください。||読解力は「聴くこと」「書くこと」「話すこと」のベースにもなる大切な能力です。そして、「書いてある言葉の表面的な意味がとれる」ことだけを指すわけではなく、テクストの内容についての確かな理解を必要とします。読解力を身につけるため、中国語を学んだ以上、「多読」は卒業前に一度は経験しておいてほしいトレーニングです。||文章を読みながら、「これってどういうこと?」というのを逐一確認し、1篇読み終わるごとに、翻訳を提出してもらいます。翻訳は、原文のニュアンスを生かして、「私はこう理解した」というのがわかるようにします。
中国語展開演習B, 2020, この授業は、Zoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)と、K-SMAPYⅡを利用した課題提出を組み合わせて実施します。||中級レベルの中国語を習得済みの学生を対象に、実用的な中国語運用能力を身につけるトレーニングをします。2年程度の中国語学習歴がある人のみ履修できます。||「実用的」というと「会話」を思い浮かべる人もいますが、中国語の日常会話は、基本的な語彙力・読解力・聞き取り能力・発音と発話のコツが備わっていれば、あとは個々人の経験の量次第で上達します。この「中国語展開演習」では、前期のAと後期のBを通して「日常会話レベル」のずっと上を目指します。||具体的には「読むこと」と「聴くこと」、つまり「インプット」に重点を置きます。後期の「中国語展開演習B」では、特に「聴き取ること」の能力を完成に近づけます。前期に行った読解力トレーニングの成果をふまえて、耳だけを使って中国語を理解する練習をします。文字テキストは使用せずに、何が話されたのかを把握するには、ある程度の単語を知っていて、中国語の文法構造がしっかり身についている必要がありますが、もう一つ大切なことは「慣れ」です。||日常生活で話されるフレーズから始めて、平易な長文を聴き取るトレーニングを繰り返します。最終的にはニュースの聞き取りにチャレンジしてもらいます。
文化総合演習A, 2020, この授業は、ZOOMを利用した双方向授業と、K-SMAPYⅡを用いた資料の提示およびコメントペーパーの提出を組み合わせて実施します。||みなさんが日常的に感じている疑問や、これまでに学校で習った事柄、ニュース等でとりあげられる出来事について、少しつっこんで考えてみたいと思います。各自が研究テーマを決め、それについて必要事項を調査し、自分の考えを発表してもらいます。||発表の際には、プレゼンテーションの作法に従ってください。レジュメの作り方や論点の整理の仕方、参考文献の明示、資料の引用方法など、この機会に研究発表の基本を身につけましょう。||物事には多様な見方があり、みなさんが「正しい」と思うことも、別の人から違和感を持たれることがあります。自分で選んだテーマについて、できるかぎり多方面から考えてほしいと思います。独りよがりの「正しさ」に陥らないように、自分の考えを逐一疑う癖をつけてください。そのために、出席者全員で議論をしながら、複眼的な思考を養うためのトレーニングをします。||扱うテーマは、固い(学術的に見える)ものでなくともかまいませんが、持って行き方によって社会学や政治学、広い意味での文化研究の題材になりそうなものがお勧めです。自分では思いつかないという場合には、相談に乗ります。||なお、担当教員は20世紀の中国文学が専門です。中国の文学・文化・社会について卒論で扱ってみようかと考えている人は、是非来て下さい。もちろん、それ以外のテーマも歓迎します。||最終的には発表内容をふまえて、レポートを提出してもらいます。
文化総合演習B, 2020, この授業は、ZOOMを利用した双方向授業と、K-SMAPYⅡを用いた資料の提示およびコメントペーパーの提出を組み合わせて実施します。||みなさんがこれまでに履修した外国の文化に関する講義や演習をふまえて、ご自分なりの考えをまとめるためのお手伝いをします。3年生は卒論の第一次題目に即して、4年生は執筆中の卒論に基づいて、研究発表をしてもらいます。||前期に引き続いて、テーマ設定の妥当性、文献の調査方法、口頭発表の方法、論文(レポート)の構成、研究対象との向き合い方など、履修者それぞれの興味関心を尊重しながらアドバイスします。また、受講者全体で意見を出し合い、討論することになります。||担当教員は中国の文学・文化・社会について専攻していますので、広い意味での中国(中国語圏・華人文化圏)に関するテーマを、自分なりに調査し、考察してみたい方は、是非おいでください(それ以外のテーマも歓迎します)。||最後にレポートを提出してもらい、可能であれば小冊子にまとめる予定です。レポートは、卒論の一部になるものを目指しましょう。
外国文学VII(中), 2020, この授業は、ZOOMを利用した双方向授業と、K-SMAPYⅡを用いた資料の提示およびコメントペーパーの提出を組み合わせて実施します。||20世紀前半の中国で書かれた短編小説を読んでいきます。前期の「外国文学Ⅶ」では、主に1920年代の作品を扱います。||かつての中国では、文学は政治や革命運動とも密接にからまり、文学活動が革命運動の一部分であるとの考えさえありました。当時の社会派の作品が、今の私たちの目から見て「おもしろい」かどうか、作品が書かれた当時の社会背景などをふまえた上で、改めて考えてみたいと思います。||インターネットはもちろん、テレビもラジオも一般的でなかった当時において、文学は人々の精神に直接うったえかけることのできるほとんど唯一の媒体でした。しかし、当時90パーセント近い中国人は文字を読むことができませんでしたし、近代化の必要にせまられる中、輝かしい伝統文化を捨て去ることに拒否反応を示した人もいました。||この授業では、文学作品を読むことを通して、中国の社会や歴史に対する理解を深めるのを目的にします。読書好きの人はもちろん、文学って難しそうだと思っている人、そして中国に対してあまり良い印象を持っていない人もどうぞおいでください。実際に作品に触れることで、何かしら発見があるはずです。||なお、作品1篇について1人ずつ、履修者を代表して口頭発表をしてもらう予定です。発表をたたき台にして教員が問題点を析出し、出席者全員に意見を聞きます。全体での議論を通して、作品理解が深まればいいと思います。
外国文学VIII(中), 2020, この授業は、ZOOMを利用した双方向授業と、K-SMAPYⅡを用いた資料の提示およびコメントペーパーの提出を組み合わせて実施します。||20世紀前半の中国で書かれた短編小説を読んでいきます。後期の「外国文学Ⅷ」では、1930〜40年代の作品を扱います。||かつての中国では、文学は政治や革命運動とも密接にからまり、文学活動が革命運動の一部分であるとの考えさえありました。当時の社会派の作品が、今の私たちの目から見て「おもしろい」かどうか、作品が書かれた当時の社会背景などをふまえた上で、改めて考えてみたいと思います。||インターネットはもちろん、テレビもラジオも一般的でなかった当時において、文学は人々の精神に直接うったえかけることのできるほとんど唯一の媒体でした。しかし、当時90パーセント近い中国人は文字を読むことができませんでしたし、近代化の必要にせまられる中、輝かしい伝統文化を捨て去ることに拒否反応を示した人もいました。||この授業では、文学作品を読むことを通して、中国の社会や歴史に対する理解を深めるのを目的にします。読書好きの人はもちろん、文学って難しそうだと思っている人、そして中国に対してあまり良い印象を持っていない人もどうぞおいでください。実際に作品に触れることで、何かしら発見があるはずです。||なお、作品1篇について1〜2人ずつ、履修者を代表して口頭発表をしてもらう予定です。発表をたたき台にして教員が問題点を析出し、出席者全員に意見を聞きます。全体での議論を通して、作品理解が深まればいいと思います。
中国語演習IA, 2020, この授業は、ZOOMを利用した双方向授業と、K-SMAPYⅡを用いた課題の提示および提出を組み合わせて実施します。対面式授業15回分の内容を、ZOOM利用の双方向授業12回とと課題提出3回分で代替させる予定です。||はじめて中国語を学ぶ学生を対象に、1年間をかけて発音から文法まで、基礎レベルの事柄を全て扱います。前期の「中国語演習ⅠA」では、主に発音と、ごく基本的な文の構造を学びます。||中国語は日本語とも英語とも全く異質の言語です。単語は、ピンインという発音のローマ字表記と、一部簡略化された漢字(簡体字)、意味の3つをセットでおぼえる必要がありますし、人称変化や活用がなく、言葉の並び順で文の意味が全て決まってくるなど、はじめて中国語に触れる人にとっては珍しいことばかりかもしれません。やさしく順を追って、説明と練習を繰り返しますので、どうか少しずつ慣れていってください。
中国語演習I, 2020, -
中国語演習IB, 2020, この授業は、主に Zoomを利用した双方向型オンライン授業(ライブ配信)として実施します。||前期の「中国語演習ⅠA」に引き続き、発音から文法まで、基礎レベルの事柄を全て身につけてもらいます。「ⅠB」では語彙・文法について解説しながら、2年次で長文読解にとりくむ準備をします。||中国語は日本語とも英語とも全く異質の言語です。単語は、ピンインという発音のローマ字表記と、一部簡略化された漢字(簡体字)、意味の3つをセットでおぼえる必要がありますし、人称変化や活用がなく、言葉の並び順で文の意味が全て決まってくるなど、はじめて中国語に触れる人にとっては珍しいことばかりかもしれません。やさしく順を追って、説明と練習を繰り返しますので、どうか少しずつ慣れていってください。
中国語科教育法II, 2020, この授業は、K-SMAPYⅡを用いた課題の提示および提出と、ZOOMを利用した双方向授業を組み合わせて実施します。前期は、対面式授業15回分の内容を他の方式(ZOOMと課題)で代替させますが、後期は対面式授業に戻る予定です。||この科目は、中学校・高等学校の教員免許を取得する際の必修科目です。高等学校における外国語教育の目標は、「外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミュニケーション能力を養う」こととされており、中国語においてもコミュニケーション能力の育成に留意する必要があります。この授業では、中等教育における中国語教育の意義について考えながら、入門レベルからコミュニケーション能力の育成までどのように行うのがふさわしいかを議論します。||言うまでもなく、教える側には中国語に対する十分な理解が求められます。初級から中級段階までの文法事項を確認し、わかりやすく説明できる能力を養った上で、発音から初級段階修了までの指導法を模擬授業を通して検討していきます。
中国語展開演習A, 2021, 中級レベルの中国語を習得済みの学生を対象に、実用的な中国語運用能力を身につけるトレーニングをします。2年程度の中国語学習歴がある人のみ履修できます。||「実用的」というと会話を思い浮かべる人もいますが、中国語の日常会話は、基本的な語彙力・読解力・聞き取り能力・発音と発話のコツが備わっていれば、あとは個々人の経験の量次第で上達します。この「中国語展開演習」では、A(前期)とB(後期)を通して「日常会話レベル」のずっと上を目指します。||具体的には「読むこと」と「聞くこと」、つまり「インプット」に重点を置きます。前期の「中国語展開演習A」では、特に「読むこと」の能力を完成に近づけます。現代中国語の文章を、できるだけたくさん読んで解釈します。中級レベルの語学力で対応できるものから、難易度の高いものまで読みこなしながら、書かれた内容がきちんと理解できたかどうか確認していきます。中には、中国に関する知識がないと太刀打ちできないものもあります。この機会に、中国語の文章(インターネット・新聞・書籍)を通じて情報を得るためのコツもつかんでください。||読解力は「聴くこと」「書くこと」「話すこと」のベースにもなる大切な能力です。そして、「書いてある言葉の表面的な意味がとれる」ことだけを指すわけではなく、テクストの内容についての確かな理解を必要とします。読解力を身につけるため、中国語を学んだ以上、「多読」は卒業前に一度は経験しておいてほしいトレーニングです。||文章を読みながら、「これってどういうこと?」というのを逐一確認し、翻訳を提出してもらいます。翻訳は、原文のニュアンスを生かして、「私はこう理解した」というのがわかるようにします。
中国語展開演習B, 2021, 中級レベルの中国語を習得済みの学生を対象に、実用的な中国語運用能力を身につけるトレーニングをします。2年程度の中国語学習歴がある人のみ履修できます。||「実用的」というと「会話」を思い浮かべる人もいますが、中国語の日常会話は、基本的な語彙力・読解力・聞き取り能力・発音と発話のコツが備わっていれば、あとは個々人の経験の量次第で上達します。この「中国語展開演習」では、前期のAと後期のBを通して「日常会話レベル」のずっと上を目指します。||具体的には「読むこと」と「聴くこと」、つまり「インプット」に重点を置きます。後期の「中国語展開演習B」では、特に「聴き取ること」の能力を完成に近づけます。前期に行った読解力トレーニングの成果をふまえて、耳だけを使って中国語を理解する練習をします。文字テキストは使用せずに、何が話されたのかを把握するには、ある程度の単語を知っていて、中国語の文法構造がしっかり身についている必要がありますが、もう一つ大切なことは「慣れ」です。||日常生活で話されるフレーズから始めて、平易な長文を聴き取るトレーニングを繰り返します。最終的にはニュースの聞き取りにチャレンジしてもらいます。
文化総合演習A, 2021, みなさんが日常的に感じている疑問や、これまでに学校で習った事柄、ニュース等でとりあげられる出来事について、少しつっこんで考えてみたいと思います。各自が研究テーマを決め、それについて必要事項を調査し、自分の考えを発表してもらいます。||発表の際には、プレゼンテーションの作法に従ってください。レジュメの作り方や論点の整理の仕方、参考文献の明示、資料の引用方法など、この機会に研究発表の基本を身につけましょう。||物事には多様な見方があり、みなさんが「正しい」と思うことも、別の人から違和感を持たれることがあります。自分で選んだテーマについて、できるかぎり多方面から考えてほしいと思います。独りよがりの「正しさ」に陥らないように、自分の考えを逐一疑う癖をつけてください。そのために、出席者全員で議論をしながら、複眼的な思考を養うためのトレーニングをします。||扱うテーマは、固い(学術的に見える)ものでなくともかまいませんが、持って行き方によって社会学や政治学、広い意味での文化研究の題材になりそうなものがお勧めです。自分では思いつかないという場合には、相談に乗ります。||なお、担当教員は20世紀の中国文学が専門です。中国の文学・文化・社会について卒論で扱ってみようかと考えている人は、是非来て下さい。もちろん、それ以外のテーマも歓迎します。||最終的には発表内容をふまえて、レポートを提出してもらいます。
文化総合演習B, 2021, みなさんがこれまでに履修した外国の文化に関する講義や演習をふまえて、ご自分なりの考えをまとめるためのお手伝いをします。3年生は卒論の第一次題目に即して、4年生は執筆中の卒論に基づいて、研究発表をしてもらいます。||前期に引き続いて、テーマ設定の妥当性、文献の調査方法、口頭発表の方法、論文(レポート)の構成、研究対象との向き合い方など、履修者それぞれの興味関心を尊重しながらアドバイスします。また、受講者全体で意見を出し合い、討論することになります。||担当教員は中国の文学・文化・社会について専攻していますので、広い意味での中国(中国語圏・華人文化圏)に関するテーマを、自分なりに調査し、考察してみたい方は、是非おいでください(それ以外のテーマも歓迎します)。||最後にレポートを提出してもらい、可能であれば小冊子にまとめる予定です。レポートは、卒論の一部になるものを目指しましょう。
外国文学VII(中), 2021, 20世紀前半の中国で書かれた短編小説を読んでいきます。前期の「外国文学Ⅶ」では、主に1920年代の作品を扱います。||かつての中国では、文学は政治や革命運動とも密接にからまり、文学活動が革命運動の一部分であるとの考えさえありました。当時の社会派の作品が、今の私たちの目から見て「おもしろい」かどうか、作品が書かれた当時の社会背景などをふまえた上で、改めて考えてみたいと思います。||インターネットはもちろん、テレビもラジオも一般的でなかった当時において、文学は人々の精神に直接うったえかけることのできるほとんど唯一の媒体でした。しかし、当時90パーセント近い中国人は文字を読むことができませんでしたし、近代化の必要にせまられる中、輝かしい伝統文化を捨て去ることに拒否反応を示した人もいました。||この授業では、文学作品を読むことを通して、中国の社会や歴史に対する理解を深めるのを目的にします。読書好きの人はもちろん、文学って難しそうだと思っている人、そして中国に対してあまり良い印象を持っていない人もどうぞおいでください。実際に作品に触れることで、何かしら発見があるはずです。||なお、作品1篇について1人ずつ、履修者を代表して口頭発表をしてもらう予定です。発表をたたき台にして教員が問題点を析出し、出席者全員に意見を聞きます。全体での議論を通して、作品理解が深まればいいと思います。
外国文学VIII(中), 2021, 20世紀前半の中国で書かれた短編小説を読んでいきます。後期の「外国文学Ⅷ」では、1930〜40年代の作品を扱います。||かつての中国では、文学は政治や革命運動とも密接にからまり、文学活動が革命運動の一部分であるとの考えさえありました。当時の社会派の作品が、今の私たちの目から見て「おもしろい」かどうか、作品が書かれた当時の社会背景などをふまえた上で、改めて考えてみたいと思います。||インターネットはもちろん、テレビもラジオも一般的でなかった当時において、文学は人々の精神に直接うったえかけることのできるほとんど唯一の媒体でした。しかし、当時90パーセント近い中国人は文字を読むことができませんでしたし、近代化の必要にせまられる中、輝かしい伝統文化を捨て去ることに拒否反応を示した人もいました。||この授業では、文学作品を読むことを通して、中国の社会や歴史に対する理解を深めるのを目的にします。読書好きの人はもちろん、文学って難しそうだと思っている人、そして中国に対してあまり良い印象を持っていない人もどうぞおいでください。実際に作品に触れることで、何かしら発見があるはずです。||なお、作品1篇について1〜2人ずつ、履修者を代表して口頭発表をしてもらう予定です。発表をたたき台にして教員が問題点を析出し、出席者全員に意見を聞きます。全体での議論を通して、作品理解が深まればいいと思います。
中国語演習IA, 2021, はじめて中国語を学ぶ学生を対象に、1年間をかけて発音から文法まで、基礎レベルの事柄を全て扱います。前期の「中国語演習ⅠA」では、主に発音と、ごく基本的な文の構造を学びます。||中国語は日本語とも英語とも異質の言語です。単語は、ピンインという発音のローマ字表記と、一部簡略化された漢字(簡体字)、意味の3つをセットでおぼえる必要がありますし、人称変化や活用がなく、言葉の並び順で文の意味が全て決まってくることなど、はじめて中国語に触れる人にとって珍しいことが多いと思います。やさしく順を追って、説明と練習を繰り返しますので、どうか少しずつ慣れていってください。
中国語演習I, 2021, 前期の内容については、(中国語演習ⅠA 渋谷 白井 重範 土曜1限)を参照してください。後期の内容については、(中国語演習ⅠB 渋谷 白井 重範 土曜1限)を参照してください。
中国語演習IB, 2021, 前期の「中国語演習ⅠA」に引き続き、発音から文法まで、基礎レベルの事柄を全て身につけてもらいます。「ⅠB」では語彙・文法について解説しながら、2年次で長文読解にとりくむ準備をします。||中国語は日本語とも英語とも全く異質の言語です。単語は、ピンインと簡体字、意味の3つをセットでおぼえる必要がありますし、人称変化や活用がなく、言葉の並び順で文の意味が全て決まってくるなど、はじめて中国語に触れる人には珍しいことが多いでしょう。やさしく順を追って、説明と練習を繰り返しますので、どうか少しずつ慣れていってください。
中国語科教育法II, 2021, この科目は、中学校・高等学校の教員免許を取得する際の必修科目です。高等学校における外国語教育の目標は、「外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミュニケーション能力を養う」こととされており、中国語においてもコミュニケーション能力の育成に留意する必要があります。この授業では、中等教育における中国語教育の意義について考えながら、入門レベルからコミュニケーション能力の育成までどのように行うのがふさわしいかを議論します。||言うまでもなく、教える側には中国語に対する十分な理解が求められます。初級から中級段階までの文法事項を確認し、わかりやすく説明できる能力を養った上で、発音から初級段階修了までの指導法を模擬授業を通して検討していきます。
中国語I, 2022, はじめて中国語を学ぶ学生を対象に、中国語をやさしく、詳しく指導します。後期の「中国語Ⅱ」と合わせ、1年間で初級レベルの内容を網羅します。前期の「中国語Ⅰ」では、主に発音と、ごく基礎的な文の構造を学びます。||中国語は日本語とも英語とも異質の言語です。単語は、ピンインという発音のローマ字表記と、一部簡略化された漢字(簡体字)、意味の3つをセットでおぼえる必要がありますし、人称変化や活用がなく、言葉の並び順で文の意味が全て決まってくることなど、はじめて中国語に触れる人にとって珍しいことが多いと思います。やさしく順を追って、説明と練習を繰り返しますので、少しずつ慣れていってください。
中国語II, 2022, はじめて中国語を学ぶ学生を対象に、中国語をやさしく、詳しく指導します。前期の「中国語Ⅰ」と合わせ、1年間で初級レベルの内容を網羅します。後期の「中国語Ⅱ」では、文の構造について学びを深め、少し難しい表現も使いこなせるようにします。||中国語は日本語とも英語とも異質の言語です。単語は、ピンインという発音のローマ字表記と、一部簡略化された漢字(簡体字)、意味の3つをセットでおぼえる必要がありますし、人称変化や活用がなく、言葉の並び順で文の意味が全て決まってくることなど、はじめて中国語に触れる人にとって珍しいことが多いと思います。やさしく順を追って、説明と練習を繰り返しますので、少しずつ慣れていってください。
中国語III, 2022, 初級段階で習った文法事項や語彙をふまえて、少し高度な読解にチャレンジします。テキストは中国語の短い小説(ショートショート)にピンインと語釈をつけたもので、教科書的ではない活きた中国語表現が散りばめられています。一字一句漏らさずに内容を理解するとともに、朗読にも取り組んでもらいます。
中国語IV, 2022, 初級段階で習った文法事項や語彙をふまえて、少し高度な読解にチャレンジします。テキストは中国語の短い小説(ショートショート)にピンインと語釈をつけたもので、教科書的ではない活きた中国語表現が散りばめられています。一字一句漏らさずに内容を理解するとともに、朗読にも取り組んでもらいます。
外国語文化導入演習, 2022, この授業では、外国語文化学科で学び始めるみなさんが、大学での学修方法を理解しつつ、学修に主体的に取り組む方法を学びます。大学での学修は、高校までとは大きな違いがあるためです。|具体的には、ノートのとり方や整理の仕方、大学生に求められる高度な日本語運用能力の鍛え方、図書館やインターネットを使った文献調査の方法、研究のルールとテーマ設定の仕方、そしてレポート(term paper)の書き方などを、徐々に、そして確実に、学んでいきます。一つ一つの課題に対処していくことで、大学生らしい学修スキル、ならびに卒業論文を執筆するための基礎的スキルを身につけます。
中国語展開演習A, 2022, 中国語の文章をたくさん読み、内容を理解した上で、原文のニュアンスを生かした日本語訳を仕上げます。読みごたえのあるエッセイや新聞記事、法律の条文、学術論文まで、さまざまな形式の中国語を読みこなす中で、文体の違いを体感し、中国語を通して情報を得るためのインプット能力を完成に近づけます。||2年程度の中国語学習歴がある人のみ履修できます。
中国語展開演習B, 2022, 中国語の音声をたくさん聴いて、内容を理解するトレーニングをします。前期に行った読解力トレーニングの成果をふまえ、文字テキストは使用せずに、耳だけを使って中国語を理解する練習をします。||日常生活で話されるフレーズから始めて、平易な長文を聴き取るトレーニングを繰り返します。最終的にはニュースの聞き取りにチャレンジしてもらいます。||2年程度の中国語学習歴がある人のみ履修できます。
外国文学VII(中), 2022, 20世紀の中国で書かれた短編小説を、当時の歴史や社会と関連づけながら読んでいきます。前期の「外国文学Ⅶ」では、主に1920年代の作品を扱います。||テクストは日本語訳を使用しますので、中国語に自信のない方、中国語に触れたことのない方も履修できます。||読書好きの人はもちろん、文学って難しそうだと思っている人、そして中国に対してあまり良い印象を持っていない人も来てください。少し前の中国について、実際に作品に触れることで、いろいろな発見があるはずです。||作品1篇について1人ずつ、履修者を代表して簡単な口頭発表をしてもらう予定です。発表をたたき台にして教員が問題点を析出し、出席者全員に意見を聞きます。全体での議論を通して、作品理解が深まればいいと思います。
外国文学VIII(中), 2022, 20世紀の中国で書かれた短編小説を、当時の歴史や社会と関連づけながら読んでいきます。後期の「外国文学Ⅷ」では、まず1930〜40年代の小説を扱い、その後で映画作品と絡めて、1980年代までの社会の流れをフォローします。||テクストは日本語訳を使用しますので、中国語に自信のない方、中国語に触れたことのない方も履修できます。||読書好きの人はもちろん、文学って難しそうだと思っている人、そして中国に対してあまり良い印象を持っていない人も来てください。少し前の中国について、実際に作品に触れることで、いろいろな発見があるはずです。||作品1篇について1人ずつ、履修者を代表して簡単な口頭発表をしてもらう予定です。発表をたたき台にして教員が問題点を析出し、出席者全員に意見を聞きます。全体での議論を通して、作品理解が深まればいいと思います。
文化総合演習A, 2022, みなさんが日常的に感じている疑問や、これまでに学校で習った事柄、ニュース等でとりあげられる出来事について、少しつっこんで考えてみたいと思います。各自が研究テーマを決め、それについて必要事項を調査し、自分の考えを発表してもらいます。||発表の際には、プレゼンテーションの作法に従ってください。レジュメの作り方や論点の整理の仕方、参考文献の明示、資料の引用方法など、この機会に研究発表の基本を身につけましょう。||物事には多様な見方があり、みなさんが「正しい」と思うことも、別の人から違和感を持たれることがあります。自分で選んだテーマについて、できるかぎり多方面から考えてほしいと思います。独りよがりの「正しさ」に陥らないように、自分の考えを逐一疑う癖をつけてください。そのために、出席者全員で議論をしながら、複眼的な思考を養うためのトレーニングをします。||扱うテーマは、固い(学術的に見える)ものでなくともかまいませんが、持って行き方によって社会学や政治学、広い意味での文化研究の題材になりそうなものがお勧めです。自分では思いつかないという場合には、相談に乗ります。||なお、担当教員は20世紀の中国文学が専門です。中国の文学・文化・社会について卒論で扱ってみようかと考えている人は、是非来て下さい。もちろん、それ以外のテーマも歓迎します。||最終的には発表内容をふまえて、レポートを提出してもらいます。
文化総合演習B, 2022, みなさんがこれまでに履修した外国の文化に関する講義や演習をふまえて、ご自分なりの考えをまとめるためのお手伝いをします。3年生は卒論の第一次題目に即して、4年生は執筆中の卒論に基づいて、研究発表をしてもらいます。||前期に引き続いて、テーマ設定の妥当性、文献の調査方法、口頭発表の方法、論文(レポート)の構成、研究対象との向き合い方など、履修者それぞれの興味関心を尊重しながらアドバイスします。また、受講者全体で意見を出し合い、討論することになります。||担当教員は中国の文学・文化・社会について専攻していますので、広い意味での中国(中国語圏・華人文化圏)に関するテーマを、自分なりに調査し、考察してみたい方は、是非おいでください(それ以外のテーマも歓迎します)。||最後にレポートを提出してもらい、可能であれば小冊子にまとめる予定です。レポートは、卒論の一部になるものを目指しましょう。
中国語I, 2023
中国語II, 2023
中国語III, 2023
中国語IV, 2023
中国語展開演習A, 2023
中国語展開演習B, 2023
外国文学VII(中), 2023
外国文学VIII(中), 2023
文化総合演習A, 2023
文化総合演習B, 2023
中国語I, 2023, はじめて中国語を学ぶ学生を対象に、中国語をやさしく、詳しく指導します。後期の「中国語Ⅱ」と合わせ、1年間で初級レベルの内容を網羅します。前期の「中国語Ⅰ」では、主に発音と、ごく基礎的な文の構造を学びます。||中国語は日本語とも英語とも異質の言語です。単語は、ピンインという発音のローマ字表記と、一部簡略化された漢字(簡体字)、意味の3つをセットでおぼえる必要がありますし、人称変化や活用がなく、言葉の並び順で文の意味が全て決まってくることなど、はじめて中国語に触れる人にとって珍しいことが多いと思います。やさしく順を追って、説明と練習を繰り返しますので、少しずつ慣れていってください。
中国語II, 2023, はじめて中国語を学ぶ学生を対象に、中国語をやさしく、詳しく指導します。前期の「中国語Ⅰ」と合わせ、1年間で初級レベルの内容を網羅します。後期の「中国語Ⅱ」では、文の構造について学びを深め、少し難しい表現も使いこなせるようにします。||中国語は日本語とも英語とも異質の言語です。単語は、ピンインという発音のローマ字表記と、一部簡略化された漢字(簡体字)、意味の3つをセットでおぼえる必要がありますし、人称変化や活用がなく、言葉の並び順で文の意味が全て決まってくることなど、はじめて中国語に触れる人にとって珍しいことが多いと思います。やさしく順を追って、説明と練習を繰り返しますので、少しずつ慣れていってください。
中国語III, 2023, 初級段階で習った文法事項や語彙をふまえて、少し高度な読解にチャレンジします。テキストは中国語の短い小説(ショートショート)にピンインと語釈をつけたもので、教科書的ではない活きた中国語表現が散りばめられています。一字一句漏らさずに内容を理解するとともに、朗読にも取り組んでもらいます。
中国語IV, 2023, 初級段階で習った文法事項や語彙をふまえて、少し高度な読解にチャレンジします。テキストは中国語の短い小説(ショートショート)にピンインと語釈をつけたもので、教科書的ではない活きた中国語表現が散りばめられています。一字一句漏らさずに内容を理解するとともに、朗読にも取り組んでもらいます。
中国語展開演習A, 2023, 中国語の文章をたくさん読み、内容を理解した上で、原文のニュアンスを生かした日本語訳を仕上げます。読みごたえのあるエッセイや新聞記事、法律の条文、学術論文まで、さまざまな形式の中国語を読みこなす中で、文体の違いを体感し、中国語を通して情報を得るためのインプット能力を完成に近づけます。||2年程度の中国語学習歴がある人のみ履修できます。
中国語展開演習B, 2023, 中国語の音声をたくさん聴いて、内容を理解するトレーニングをします。前期に行った読解力トレーニングの成果をふまえ、文字テキストは使用せずに、耳だけを使って中国語を理解する練習をします。||日常生活で話されるフレーズから始めて、平易な長文を聴き取るトレーニングを繰り返します。最終的にはニュースの聞き取りにチャレンジしてもらいます。||2年程度の中国語学習歴がある人のみ履修できます。
外国文学VII(中), 2023, 20世紀の中国で書かれた短編小説を、当時の歴史や社会と関連づけながら読んでいきます。前期の「外国文学Ⅶ」では、主に1920年代の作品を扱います。||テクストは日本語訳を使用しますので、中国語に自信のない方、中国語に触れたことのない方も履修できます。||作品1篇について1人ずつ、履修者を代表して簡単な口頭発表(作品の要約・分析など)をしてもらう予定です。発表をたたき台にして教員が問題点を析出し、出席者全員に意見を聞きます。全体での議論を通して、作品理解が深まればいいと思います。
外国文学VIII(中), 2023, 20世紀の中国で書かれた短編小説を、当時の歴史や社会と関連づけながら読んでいきます。後期の「外国文学Ⅷ」では、まず1930〜40年代の小説を扱い、その後で映画作品と絡めて、1980年代までの社会の流れをフォローします。||テクストは日本語訳を使用しますので、中国語に自信のない方、中国語に触れたことのない方も履修できます。||作品1篇について1人ずつ、履修者を代表して簡単な口頭発表(作品要約・分析など)をしてもらう予定です。発表をたたき台にして教員が問題点を析出し、出席者全員に意見を聞きます。全体での議論を通して、作品理解が深まればいいと思います。
文化総合演習A, 2023, みなさんが日常的に感じている疑問や、これまでに学校で習った事柄、ニュース等でとりあげられる出来事について、少しつっこんで考えてみたいと思います。各自が研究テーマを決め、それについて必要事項を調査し、自分の考えを発表してもらいます。||発表の際には、プレゼンテーションの作法に従ってください。レジュメの作り方や論点の整理の仕方、参考文献の明示、資料の引用方法など、この機会に研究発表の基本を身につけましょう。||物事には多様な見方があり、みなさんが「正しい」と思うことも、別の人から違和感を持たれることがあります。自分で選んだテーマについて、できるかぎり多方面から考えてほしいと思います。独りよがりの「正しさ」に陥らないように、自分の考えを逐一疑う癖をつけてください。そのために、出席者全員で議論をしながら、複眼的な思考を養うためのトレーニングをします。||扱うテーマは、固い(学術的に見える)ものでなくともかまいませんが、持って行き方によって社会学や政治学、広い意味での文化研究の題材になりそうなものがお勧めです。自分では思いつかないという場合には、相談に乗ります。||なお、担当教員は20世紀の中国文学が専門です。中国の文学・文化・社会について卒論で扱ってみようかと考えている人は、是非来て下さい。もちろん、それ以外のテーマも歓迎します。||最終的には発表内容をふまえて、レポートを提出してもらいます。
文化総合演習B, 2023, みなさんがこれまでに履修した外国の文化に関する講義や演習をふまえて、ご自分なりの考えをまとめるためのお手伝いをします。3年生は卒論の第一次題目に即して、4年生は執筆中の卒論に基づいて、研究発表をしてもらいます。||前期に引き続いて、テーマ設定の妥当性、文献の調査方法、口頭発表の方法、論文(レポート)の構成、研究対象との向き合い方など、履修者それぞれの興味関心を尊重しながらアドバイスします。また、受講者全体で意見を出し合い、討論することになります。||担当教員は中国の文学・文化・社会について専攻していますので、広い意味での中国(中国語圏・華人文化圏)に関するテーマを、自分なりに調査し、考察してみたい方は、是非おいでください(それ以外のテーマも歓迎します)。||最後にレポートを提出してもらい、可能であれば小冊子にまとめる予定です。レポートは、卒論の一部になるものを目指しましょう。